JP2001007813A - コネクション確立方法 - Google Patents

コネクション確立方法

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JP2001007813A
JP2001007813A JP17328499A JP17328499A JP2001007813A JP 2001007813 A JP2001007813 A JP 2001007813A JP 17328499 A JP17328499 A JP 17328499A JP 17328499 A JP17328499 A JP 17328499A JP 2001007813 A JP2001007813 A JP 2001007813A
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Yoshiharu Ito
嘉治 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信速度を遅延させることなく、複数のアド
レス解決要求を迅速に処理して、複数の宛先クライアン
トとの間で通信をスムーズに行うようにする。 【解決手段】 NHC-A 12とNHC-B 18とのシグナリン
グ中に()、NHC-A 12とNHC-C 22との間で通信路
を確立する必要が生じると、シグナリングの並行処理が
可能か否かを判断し、並行処理できない場合は、シグナ
リング処理の代行をNHS-A 14に依頼する()。NHS-
A 14は、IPアドレスC2が自己の管理下に無い場
合、NHRP解決要求パケットをNHS-C 20に転送し
()、NHS-C20が第2宛先クライアントの属するサ
ブネットワークのサーバである場合、IPアドレスC2
に対応するNHC-C 22のATMアドレスNcをNHS-A 1
4に送信し()、NHC-C 22との間でシグナリングを
行い()、VP/VCを決定して通信路を確立する。
NHS-A 14は、そのVP/VCをNHC-A 12へ送信し
()、NHC-A 12がVP/VCを使ってNHC-C 22と
の間で通信する()。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクション確立
方法に係り、さらに詳しくは、NBMAネットワークを
介してインターネットプロトコルを転送する際に通信路
の確立を行うコネクション確立方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばATM(Asynchronous Tra
nsfer Mode)ネットワーク、X.25あるいはフレーム
・リレーに代表されるNBMA(Non-Broadcast,Multi-
Access)ネットワークでは、インターネット・プロトコ
ル(Internet Protocol:以下IP)を使用した通信を
行う際に、ネットワーク層アドレスからデータリンク層
アドレスへ変換するアドレス解決プロトコルとしてIE
TF(Internet Engineering Task Force )から発行さ
れるインターネット関係の公式標準文書RFC(Reques
t For Comments)2332においてNHRP(Next Hop
Resolution Protocol)が規格化されている。図5は、
従来例に係るATMネットワーク30の構成図であり、
ATMネットワーク30上には、論理的に独立したIP
のサブネットワークとしてLIS-A 44、LIS-B 46、LI
S-C 48がそれぞれ定義されており、そのうちのLIS-A
44にはNHRPクライアントであるNHC-A 32とNH
RPサーバであるNHS-A 34が直接接続され、同様にLI
S-B 46にはNHC-B 38とNHS-B 36が、LIS-C 48に
はNHC-C 42とNHS-C 40が直接接続されている。ま
た、NHRPクライアントのNHC-A 32、NHC-B 38、
NHC-C 42とNHRPサーバのNHS-A 34、NHS-B 3
6、NHS-C 40とは、ATMネットワーク30に対して
通信を開始するたびに相手を選択することができる相手
選択接続型のSVC(Switched Virtual Connection )
方式でセットアップされている。ここでは、ネットワー
ク層アドレスとしてIPアドレス、データリンク層アド
レスとしてATMアドレスを用いた例で説明する。例え
ば、通信を行おうとしている送信側クライアントNHC-A
32と宛先クライアントNHC-B 38との間でシグナリン
グ処理を行って、通信路を確立したい場合は、まず宛先
クライアントNHC-B 38のネットワーク層アドレス(以
下、IPアドレス)B2を含むNHRP解決要求パケッ
トをNHRPサーバNHS-A 34に送信する。NHRP解
決要求パケットを受信したNHS-A 34では、IPアドレ
スB2がNHS-A 34のNHRPサーバテーブルに記述し
てあるIPアドレスの集合に属しているか否かを判断
し、もし属している場合は、NHS-A 34はIPアドレス
に対応するデータリンク層アドレス(以下、ATMアド
レス)をNHC-A 32に送出する。すると、NHC-A 32
は、このATMアドレスを用いて相手方とシグナリング
を行うことで、通信路が確立される。
【0003】また、図5に示すように、NHS-A 34のN
HRPサーバテーブルにIPアドレスB2がなく、属し
ていないと判断された場合、NHS-A 34は、宛先IPア
ドレスB2を管理していると思われる他のNHRPサー
バであるNHS-B 36にNHRP解決要求パケットを転送
する。NHRP解決要求パケットを受信したNHS-B 36
は、NHRPサーバテーブルに宛先IPアドレスB2が
記述してあることを確認すると、IPアドレスB2に対
応するATMアドレスNbをNHS-A 34に戻し、NHS-A
34はそのATMアドレスNbをNHC-A 32に戻す。そ
して、NHRPクライアントのNHC-A 32は、このAT
MアドレスNbを使って宛先クライアントNHC-B 38と
の間でシグナリングを行うことにより()、通信に使
用するリソースとしてのVP/VC(Virtual Pass:仮
想パス識別子/ Virtual Channel:仮想チャネル識別
子)が決定され、通信路を確立することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のコネクション確立方法にあっては、NHRP
がATMネットワーク30を相手選択接続型のSVC方
式でセットアップされている場合のアドレス解決手順を
規定しているが、NHRPクライアントのNHC-A32
は、ここでは宛先IPアドレスが異なるたびにシグナリ
ングを発呼し、通信路(コネクション)を確立する必要
があった。このため、図5に示すように、送信側クライ
アントNHC-A 32と宛先クライアントNHC-B 38との間
で通信路を確立するためのシグナリング処理中に
()、更に送信側クライアントNHC-A 32と第2の宛
先クライアントNHC-C 42との間で通信路を確立するた
めの新たなアドレス解決要求が発生した場合()、送
信側クライアントNHC-A 32にアクセスが集中してシグ
ナリングによる負荷が重たくなると、通信速度が遅くな
ったり、複数のアドレス解決要求が処理しきれなくなっ
て、通信不能になるという問題があった。そこで、従来
のコネクション確立方法にあっては、クライアントに複
数のアドレス解決要求が集中した場合、上記のような並
行処理をするのではなく、一つの宛先クライアントに対
するシグナリングを行って通信路を確立してから、次の
宛先クライアントに対するシグナリングを行うというよ
うに逐次処理が行われていた。しかし、このような逐次
処理によって通信路を確立しようとすると、その間、通
信相手はビジー状態で待機しなくてはならず、スムーズ
な通信ができなくなるという問題があった。本発明は、
上記課題を解決するためになされたものであって、本発
明の目的は、NHRPクライアントに複数のアドレス解
決要求が発生して処理しきれなくなった場合でも、通信
速度を遅延させることなく、複数のアドレス解決要求を
迅速に処理して、複数の宛先クライアントとの間で通信
をスムーズに行うことができるコネクション確立方法を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、NBMAネットワークを介しインターネットプロト
コルを使用して通信を行いNHRPアドレス解決機能を
有するクライアントとNHRPサーバとを接続したサブ
ネットワークを複数個接続したネットワークに於いて、
前記クライアント間で通信を行う際にアドレス解決要求
パケットを用いて通信路を確立するコネクション確立方
法であって、送信側クライアントと第1宛先クライアン
トとの間で通信路を確立するためのシグナリング処理中
に、第2宛先クライアントとの間で通信路を確立するた
めのシグナリングを行う必要がある場合、送信側クライ
アントが両方のシグナリングを並行処理することができ
るか否かを確認する段階と、前段階でシグナリングを並
行処理できないと確認された場合に、送信側クライアン
トより自身が属するサブネットワークの送信側NHRP
サーバに対して、第2宛先クライアントとの間のシグナ
リング処理の代行を依頼するメッセージを含むアドレス
解決要求パケットを送信する段階と、前記送信側NHR
Pサーバが受信したアドレス解決要求パケットの宛先の
ネットワーク層アドレスが当該サーバのNHRPサーバ
テーブルのネットワーク層アドレスの集合に属している
か否かを確認する段階と、前段階で集合に属していない
と確認された場合に、他のサブネットワークのNHRP
サーバに前記アドレス解決要求パケットを転送する段階
と、第2宛先クライアントの属するサブネットワークに
接続された第2宛先側NHRPサーバが前記アドレス解
決要求パケットを受信したとき、NHRPサーバテーブ
ルに記憶されている第2宛先クライアントのデータリン
ク層アドレスをアドレス解決応答パケットにより前記送
信側NHRPサーバに送信して応答する段階と、前記送
信側NHRPサーバが第2宛先クライアントとの間でシ
グナリングを行う段階と、を含み、前記シグナリングに
より通信路を確立することによって前記送信側クライア
ントと第2宛先クライアントとの間の通信を可能にし、
前記送信側クライアントと第1宛先クライアントとの間
と共に通信を可能にするものである。
【0006】これによれば、送信側クライアントと第1
宛先クライアントとの間でシグナリング処理中に、新た
に発生したアドレス解決要求により送信側クライアント
と第2宛先クライアントとの間のシグナリングも並行処
理することができるか否かを確認し、シグナリングを並
行処理することができないと確認された場合は、送信側
クライアントから自身の属するサブネットワークの送信
側NHRPサーバに第2宛先クライアントとの間のシグ
ナリング処理の代行を依頼するメッセージを含むアドレ
ス解決要求パケットを送信して、送信側NHRPサーバ
が受信したアドレス解決要求パケットの宛先のネットワ
ーク層アドレスが当該サーバのNHRPサーバテーブル
のネットワーク層アドレスの集合に属しているか否かを
確認し、集合に属していないと確認された場合は他のサ
ブネットワークのNHRPサーバにアドレス解決要求パ
ケットを転送し、第2宛先クライアントの属するサブネ
ットワークに接続された第2宛先側NHRPサーバがア
ドレス解決要求パケットを受信すると、NHRPサーバ
テーブルに記憶されている第2宛先クライアントのデー
タリンク層アドレスをアドレス解決応答パケットにより
送信側NHRPサーバに送信して応答し、送信側NHR
Pサーバが第2宛先クライアントとの間でシグナリング
を行って通信路を確立する。このため、送信側クライア
ントは、第1宛先クライアントとの間のシグナリング中
であっても、送信側NHRPサーバが第2宛先クライア
ントとの間のシグナリングを代行して並行処理するた
め、シグナリングの負荷が重くならず、複数のアドレス
解決要求が迅速に処理され、第1宛先クライアントおよ
び第2宛先クライアントとの両方に対してスムーズかつ
高速に通信を行うことができる。請求項2に記載の発明
は、請求項1記載のコネクション確立方法において、前
記サブネットワークはいずれもSVC方式にて構築さ
れ、これらサブネットワークが互いに接続されて前記ネ
ットワークが構成されているものである。これによれ
ば、通信を行うクライアント間に介在するネットワーク
が通信のたびに相手を選択することができる相手選択接
続型のSVC方式にて構築され、特定のクライアントに
アドレス解決要求が集中する場合が生じても、通信路を
迅速に確立してスムーズに通信を行うことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は、本実施の形態に係
るATMネットワーク10の構成図である。図1におい
て、ATMネットワーク10上には、論理的に独立した
IPのサブネットワークLIS-A 24、LIS-B 26、およ
びLIS-C 28が定義されており、そのATMネットワー
クに直接接続されたNHRPクライアントのNHC-A 1
2、NHC-B 18、およびNHC-C 22は、NHRPサーバ
であるNHS-A 14、NHS-B 16、およびNHS-C 20にそ
れぞれ管理されていて、相手選択接続型のSVC(Swit
ched Virtual Connection )方式でセットアップされて
いる。例えば、NHS-A 12は、IPアドレスC2(又
は、B2)に対するアドレス解決要求パケットとしての
NHRP解決要求パケットを受信した場合、アドレス解
決応答パケットとしてのNHRP解決応答パケットにて
応答する義務がある。そして、上記NHRPクライアン
トNHC-A 12は、通信を行おうとする送信側クライアン
トであり、上記NHRPクライアントNHC-B 18は、NH
C-A 12との間で通信路を確立するためのシグナリング
処理を行う第1宛先クライアントであり、上記NHRP
クライアントNHC-C 22は、新たなアドレス解決要求に
よりNHC-A 12との間で通信路を確立するためのシグナ
リング処理を行う第2宛先クライアントである。ここで
は、ネットワーク層アドレスとしてIPアドレス、デー
タリンク層アドレスとしてATMアドレスを用いた例で
説明する。本実施の形態においては、第1宛先クライア
ントのNHC-B 18の宛先IPアドレスにB2、ATMア
ドレスにNbが割り当てられ、第2宛先クライアントの
NHC-C 22の宛先IPアドレスにC2、ATMアドレス
にNcが割り当てられている。
【0008】図2は、図1におけるNHRPクライアン
トのNHC-A 12、NHC-B 18又はNHC-C 22内の機能ブ
ロックを示した図である。図2において、NHRPクラ
イアント12(18,22)は、NHRPパケットを処
理するNHRPクライアント処理部124(184,2
24)、シグナリング機能を有するシグナリング処理部
122(182,222)、およびそのシグナリング処
理にかかる負荷を測定して監視を行う負荷測定部120
(180,220)などにより構成されている。また、
図3は、図1におけるNHRPサーバのNHS-A 14、NH
S-B 16又はNHS-C 20内の機能ブロックを示した図で
ある。図3において、NHRPサーバ14(16,2
0)は、NHRPパケットの処理を行うNHRPサーバ
処理部142(162,202)、およびシグナリング
機能を有するシグナリング処理部140(160,20
0)などにより構成されている。そして、上記のNHR
PクライアントやNHRPサーバがシグナリングを行っ
た結果、図1のサブネットワークLIS-A 24、LIS-B 2
6、およびLIS-C 28に含まれている不図示のATMス
イッチを切り換えることによって通信路(コネクショ
ン)を確立することができる。また、上記図2、図3の
NHRPクライアント処理部124(184,224)
とシグナリング処理部122(182,222)、およ
びNHRPサーバ処理部142(162,202)とシ
グナリング処理部140(160,200)は、それぞ
れネットワークインタフェースを持っており、これらは
各々上記したATMスイッチに接続されている。
【0009】次に、動作について説明する。図4は、本
実施の形態の動作を説明するフローチャートである。図
4では、図1のNHRPクライアントであるNHC-A 12
からNHC-B 18へ通信を行うためのアドレス解決要求に
より、NHC-A 12とNHC-B 18との間でシグナリングが
行われている最中に、さらに、NHC-A 12からNHC-C 2
2への通信が発生し、アドレス解決要求が必要になった
場合のアドレス解決手順を示している。まず、NHRP
クライアントのNHC-A 12(送信側クライアント)とNH
C-B 18(第1宛先クライアント)との間では、従来例
で述べたのと同様の手順によりシグナリング処理が行わ
れており(図1中の)、さらにNHC-A 12(送信側ク
ライアント)とNHC-C 22(第2宛先クライアント)と
の間でも通信路を確立する必要が生じた場合は、NHC-A
12内の負荷測定部120(図2参照)により負荷を測
定してシグナリングの並行処理が可能か否かを判断する
(ステップS1)。ここで、NHC-A 12に与える負荷が
小さく、並行処理が可能であれば、シグナリングを並行
処理することにより(ステップS9)、通信路を確立す
ることができる(ステップS8)。また、NHC-A 12に
与える負荷が大きく、並行処理できないと判断すると、
シグナリングの代行を依頼するメッセージを含むNHR
P解決要求パケットを送信側NHRPサーバのNHS-A 1
4に送る(図1中の:ステップS2)。NHS-A 14に
おけるNHRPサーバ処理部142は(図3参照)、不
図示のNHRPサーバテーブルを参照して、宛先IPア
ドレスC2が自己の管理下に有るか否かを判断する(ス
テップS3)。
【0010】ここで、宛先IPアドレスC2が自己の管
理下に有る場合は、宛先IPアドレスに対応するATM
アドレスも直ちに判明するため、そのATMアドレスを
用いて、第2宛先クライアントとの間でシグナリング処
理することにより(ステップS10)、通信路を確立す
ることができる(ステップS8)。また、宛先IPアド
レスC2が自己の管理下に無い場合は、NHRP解決要
求パケットを他のサブネットワークのNHRPサーバに
転送する(図1中の:ステップS4)。ここで、NHS-
A 14からの転送先の検索に関して、図3には図示して
いないが、ネクストホップ検索部によりルーティングテ
ーブルを検索することにより、ネクストホップ先として
NHRPサーバのNHS-C 20が最適であると判断させる
ようにしても良い。NHRP解決要求パケットを受信し
たNHS-C 20が第2宛先クライアントの属するサブネッ
トワークのNHRPサーバであれば良いが、そうでなけ
ればさらに他のサブネットワークのNHRPサーバへの
転送が繰り返される(ステップS5)。NHRP解決要
求パケットを受信したNHS-C 20が第2宛先クライアン
トの属するサブネットワークのNHRPサーバである場
合は、NHRPサーバテーブルを参照して宛先IPアド
レスC2に対応するNHC-C 22のATMアドレスNcを
NHRP解決応答パケットでNHS-A 14に送信すること
により、応答する(図1中の:ステップS6)。NH
RP解決応答パケットを受信したNHS-A 14のNHRP
サーバ処理部142(図3参照)は、シグナリング処理
部140に対してNHC-C 22のATMアドレスNcを渡
す。そして、シグナリング処理部140は、NHC-C 22
のシグナリング処理部222(図2参照)との間でシグ
ナリング処理を行うことにより(図1中の)、通信に
使用するリソースとしてのVP/VC(Virtual Pass:
仮想パス識別子/ Virtual Channel:仮想チャネル識別
子)が決定され(ステップS7)、通信路を確立するこ
とができる(ステップS8)。NHS-A 14のNHRPサ
ーバ処理部142(図3参照)は、決定されたVP/V
CをNHRP解決応答パケットによりNHC-A 12へ送信
する(図1中の)。NHC-A 12のNHRPクライアン
ト処理部124(図2参照)は、受信したNHRP応答
パケットからVP/VCを抽出し、このVP/VCを使
ってNHC-C 22との間で通信が行われる(図1中の
)。
【0011】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、NHRPクライアントのNHC-A12とNHC-B 18と
の間でシグナリングが行われている最中に()、NHC-
A 12からNHC-C 22への通信が発生し、アドレス解決
要求が必要になった場合でも、NHC-A 12がNHC-C 22
との間のシグナリング処理の代行をNHS-A 14に依頼す
ることで、NHC-A 12にかかる負荷を重くせずにNHC-B
18とNHC-C 22に対するシグナリング処理を並行して
行うことができるため、複数のアドレス解決要求を迅速
に処理することが可能となり、通信速度が遅延すること
もなくなり、複数の宛先クライアントとの間でスムーズ
に通信することができる。なお、本実施の形態では、ネ
ットワーク層としてIPアドレスを、データリンク層と
してATMアドレスを例にあげて説明したが、他のネッ
トワーク層プロトコルを用いたり、ATM以外のNBM
Aネットワークを用いて実施することも可能であり、同
様に好適な効果を得ることができる。
【0012】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、送信側
クライアントと第1宛先クライアントとの間でシグナリ
ング中であっても、送信側NHRPサーバに対して第2
宛先クライアントとの間のシグナリング処理を代行する
ように依頼するので、送信側クライアントにおけるシグ
ナリングの負荷を重くすることなく、複数のアドレス解
決要求を迅速に処理することが可能となり、第1宛先ク
ライアントおよび第2宛先クライアントとの両方に対し
てスムーズかつ高速に通信を行うことができる。請求項
2に記載の発明によれば、通信を行うクライアント間に
介在するネットワークが相手選択接続型のSVC方式に
て構築されていて、特定のクライアントにアドレス解決
要求が集中する場合が生じたとしても、通信路の確立が
迅速に行われてスムーズに通信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るATMネットワークの構成
図である。
【図2】図1におけるNHRPクライアントのNHC-A 、
NHC-B 又はNHC-C 内の機能ブロックを示した図である。
【図3】図1におけるNHRPサーバのNHS-A 、NHS-B
又はNHS-C 内の機能ブロックを示した図である。
【図4】本実施の形態の動作を説明するフローチャート
である。
【図5】従来例に係るATMネットワークの構成図であ
る。
【符号の説明】
10 ATMネットワーク、 12 NHC-A 、 14 NHS-A 、 16 NHS-B 、 18 NHC-B 、 20 NHS-C 、 22 NHC-C 、 24 LIS-A 、 26 LIS-B 、 28 LIS-C 、 120,180,220 負荷測定部、 122,182,222 シグナリング処理部、 124,184,224 NHRPクライアント処理
部、 140,160,200 シグナリング処理部、 142,162,202 NHRPサーバ処理部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 NBMAネットワークを介しインターネ
    ットプロトコルを使用して通信を行いNHRPアドレス
    解決機能を有するクライアントとNHRPサーバとを接
    続したサブネットワークを複数個接続したネットワーク
    に於いて、前記クライアント間で通信を行う際にアドレ
    ス解決要求パケットを用いて通信路を確立するコネクシ
    ョン確立方法であって、 送信側クライアントと第1宛先クライアントとの間で通
    信路を確立するためのシグナリング処理中に、第2宛先
    クライアントとの間で通信路を確立するためのシグナリ
    ングを行う必要がある場合、送信側クライアントが両方
    のシグナリングを並行処理することができるか否かを確
    認する段階と、 前段階でシグナリングを並行処理できないと確認された
    場合に、送信側クライアントより自身が属するサブネッ
    トワークの送信側NHRPサーバに対して、第2宛先ク
    ライアントとの間のシグナリング処理の代行を依頼する
    メッセージを含むアドレス解決要求パケットを送信する
    段階と、 前記送信側NHRPサーバが受信したアドレス解決要求
    パケットの宛先のネットワーク層アドレスが当該サーバ
    のNHRPサーバテーブルのネットワーク層アドレスの
    集合に属しているか否かを確認する段階と、 前段階で集合に属していないと確認された場合に、他の
    サブネットワークのNHRPサーバに前記アドレス解決
    要求パケットを転送する段階と、 第2宛先クライアントの属するサブネットワークに接続
    された第2宛先側NHRPサーバが前記アドレス解決要
    求パケットを受信したとき、NHRPサーバテーブルに
    記憶されている第2宛先クライアントのデータリンク層
    アドレスをアドレス解決応答パケットにより前記送信側
    NHRPサーバに送信して応答する段階と、 前記送信側NHRPサーバが第2宛先クライアントとの
    間でシグナリングを行う段階と、 を含み、前記シグナリングにより通信路を確立すること
    によって前記送信側クライアントと第2宛先クライアン
    トとの間の通信を可能にし、前記送信側クライアントと
    第1宛先クライアントとの間と共に通信を可能にしたこ
    とを特徴とするコネクション確立方法。
  2. 【請求項2】 前記サブネットワークはいずれもSVC
    方式にて構築され、これらサブネットワークが互いに接
    続されて前記ネットワークが構成されていることを特徴
    とする請求項1記載のコネクション確立方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110018908A (zh) * 2018-01-08 2019-07-16 武汉斗鱼网络科技有限公司 一种进程间通信方法、电子设备及可读存储介质

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CN110018908B (zh) * 2018-01-08 2021-05-28 武汉斗鱼网络科技有限公司 一种进程间通信方法、电子设备及可读存储介质

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