JP2001007471A - 立体回路成形基板 - Google Patents

立体回路成形基板

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JP2001007471A
JP2001007471A JP11180251A JP18025199A JP2001007471A JP 2001007471 A JP2001007471 A JP 2001007471A JP 11180251 A JP11180251 A JP 11180251A JP 18025199 A JP18025199 A JP 18025199A JP 2001007471 A JP2001007471 A JP 2001007471A
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circuit board
molded
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Naoyuki Kondo
直幸 近藤
Naoto Ikegawa
直人 池川
Hiroyuki Yoshida
浩之 吉田
Masaaki Nakada
公明 中田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の回路基板と比べて、電子部品の高密度
実装を可能とし、回路設計の自由度を向上させることが
できる立体回路成形基板を提供する。 【解決手段】 複数の回路基板1が折り曲げ可能な接続
部2を介して連結されてなる一枚の立体回路成形基板で
あり、前記接続部2を折り曲げることによって複数の回
路基板1を多層に積層可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、立体回路成形品
(MID;Molded Interconnecti
on Device)に関し、殊に立体回路成形基板
(MID基板)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の回路基板は、平板状の基板の表面
に回路形成されたものが一般的であり、基板の表面に形
成された回路上にチップ等の電子部品が実装される。し
かしながら、このような回路基板では、実装する電子部
品の部品点数が多くなると、必然的に回路基板の表面の
面積を大きくしなければならない。このように従来の回
路基板では、回路基板の表面にしか回路を形成できない
ため、回路設計の自由度が少ないという問題があった。
【0003】また、上記以外のものとして、特開昭62
−248298号公報に立体形回路を有する筐体の製造
方法が記載されている。これは、回路を形成する面を展
開した形の展開筐体をモールド成形する工程、回路パタ
ーンを転写する工程、電子部品を実装する工程、展開筐
体の展開面を折り曲げて筐体を形成する工程を経て立体
形回路を有する筐体を形成する方法を開示したものであ
る。しかし、ここに記載された筐体内に形成される立体
形回路では、1)構成する回路の電気的接続が実質的に
は二次元であり、回路設計の自由度をさほど向上させる
ことができない、2)筐体内部にしか電子部品を実装で
きないため、実装密度が小さい、といった問題がある。
また、この他の例として、特開平2−109389号公
報に三次元のプリント配線板が開示されている。しか
し、これは、異なる平面上に配置された少なくとも2つ
の剛性の基板部分と、隣接する基板部分間の可撓性の結
合部分とを備えた三次元プリント配線板であって、基本
的に前記例と同じ問題を有するものである。このように
従来の立体回路基板では、平板状に構成される基板の表
面に回路を設け、該回路上に電子部品を実装するように
なっているため、1)実装する電子部品点数が多くなる
と、基板の表面にしか実装できないため、基板の表面の
面積を大きくしなければならない、2)回路を交差でき
ないので、回路長が長くなり、その結果、基板の表面の
面積を大きくせざるを得ない、3)基板の内部に電子部
品を実装することができない、4)基板の表面にしか回
路を設けることができないため、回路設計の自由度が少
ない、といった問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みて為されたものであり、従来の回路基板と比べて、電
子部品の高密度実装を可能とし、回路設計の自由度を向
上させることができる立体回路成形基板を提供すること
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
立体回路成形基板は、複数の回路基板1が折り曲げ可能
な接続部2を介して連結されてなる一枚の立体回路成形
基板であり、前記接続部2を折り曲げることによって複
数の回路基板1を多層に積層可能としたことを特徴とす
るものである。
【0006】また、本発明の請求項2に係る立体回路成
形基板は、請求項1の構成に加えて、接続部2を折り曲
げることによって複数の回路基板1を多層に積層する
際、回路基板1に実装した電子部品3が嵌り込む凹部1
9を他の回路基板1の面11に設けたことを特徴とする
ものである。
【0007】また、本発明の請求項3に係る立体回路成
形基板は、請求項1又は2の構成に加えて、回路基板1
に凹部4を設け、該凹部4に回路形成及び電子部品3の
実装を行ったことを特徴とするものである。
【0008】また、本発明の請求項4に係る立体回路成
形基板は、請求項1乃至3のいずれかの構成に加えて、
接続部2を折り曲げることによって複数の回路基板1を
多層に積層した際、当接し合う回路基板1の回路5が電
気的に接続されることを特徴とするものである。
【0009】また、本発明の請求項5に係る立体回路成
形基板は、請求項1乃至4のいずれかの構成に加えて、
回路基板1の両面11,11に形成された回路5,5間
の導通を図るために貫通穴6を設けると共に、該貫通穴
6に少なくとも一部が導電性を有するピン7を嵌入する
ことを特徴とするものである。
【0010】また、本発明の請求項6に係る立体回路成
形基板は、請求項1乃至4のいずれかの構成に加えて、
回路基板の両面に形成された回路間の導通を図るために
回路基板にスルーホールを設けたことを特徴とするもの
である。
【0011】また、本発明の請求項7に係る立体回路成
形基板は、請求項1乃至6のいずれかの構成に加えて、
接続部2を折り曲げることによって複数の回路基板1を
多層に積層する際、当接し合う回路基板1にスルーホー
ル8又は穴17を設けると共に、該スルーホール8又は
該穴17に少なくとも一部が導電性を有するピン7を嵌
入することを特徴とするものである。
【0012】また、本発明の請求項8に係る立体回路成
形基板は、請求項1乃至7のいずれかの構成に加えて、
接続部2を折り曲げることによって複数の回路基板1を
多層に積層する際、対向する一方の回路基板1の回路5
に電子部品3を実装すると共に、他方の回路基板1の回
路5に前記電子部品3との接点9を設け、回路基板1を
多層に積層すると同時に前記電子部品3と前記接点9を
導通させることを特徴とするものである。
【0013】また、本発明の請求項9に係る立体回路成
形基板は、請求項1乃至8のいずれかの構成に加えて、
接続部2を折り曲げることによって複数の回路基板1を
多層に積層する際、当接し合う回路基板1,1に位置決
め機構10,10を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0014】また、本発明の請求項10に係る立体回路
成形基板は、請求項9の構成に加えて、接続部2を折り
曲げることによって複数の回路基板1を多層に積層する
際、当接し合う回路基板1,1の面11,11に互いに
嵌合し合う凹部12と凸部13を設けたことを特徴とす
るものである。
【0015】また、本発明の請求項11に係る立体回路
成形基板は、請求項9の構成に加えて、接続部2を折り
曲げることによって複数の回路基板1を多層に積層する
際、当接し合う回路基板1,1に穴17,17を設ける
と共に、該穴17,17に位置決めピン14を嵌入する
ことを特徴とするものである。
【0016】また、本発明の請求項12に係る立体回路
成形基板は、請求項10の構成に加えて、当接し合う回
路基板1,1の回路5,5間の導通を図るために凹部1
2と凸部13に回路5,5を形成したことを特徴とする
ものである。
【0017】また、本発明の請求項13に係る立体回路
成形基板は、請求項1乃至12のいずれかの構成に加え
て、接続部2を折り曲げることによって複数の回路基板
1を多層に積層した際に外周となる面15全体に電磁シ
ールド層16を形成したことを特徴とするものである。
【0018】また、本発明の請求項14に係る立体回路
成形基板は、請求項1乃至13のいずれかの構成に加え
て、接続部2にも回路5を設け、該接続部5を介して連
結される回路基板1,1の回路5,5を電気的に接続し
たことを特徴とするものである。
【0019】また、本発明の請求項15に係る立体回路
成形基板は、請求項14の構成に加えて、接続部2の外
周部32に電子部品3の実装を行ったことを特徴とする
ものである。
【0020】また、本発明の請求項16に係る立体回路
成形基板は、請求項1乃至15のいずれかの構成に加え
て、接続部2が回路基板1を構成する材料よりも低弾性
材料で構成されていることを特徴とするものである。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1乃至図
34に基づいて説明する。
【0022】本発明の実施の形態の一例を図1に示す。
この立体回路成形基板は、3つの回路基板1(回路基板
1a,1b,1c)と、2つの接続部2(接続部2a,
2b)から構成されるもので、回路基板1aの右端と回
路基板1bの左端が接続部2aにて連結されると共に、
回路基板1bの右端と回路基板1cの左端が接続部2b
にて連結され、全体で一枚の立体回路成形基板を形成す
るものである。回路基板1の基板材料としては、熱可塑
性樹脂(液晶ポリマー、ポリフタルアミド、ポリアミ
ド、ポリフェニレンスルファイド等)や熱硬化性樹脂
(フェノール樹脂、エポキシ樹脂等)やセラミックス
(アルミナ、ジルコニア等)を使用する。尚、基板材料
中にはフィラー等の充填剤やその他添加剤が含まれてい
てもよい。接続部2の材料としては、基板材料と同一材
料を使用するか、或いはゴム弾性を有する材料(熱可塑
性エアラストマー、ゴム等)、又は金属を使用する。
【0023】この立体回路成形基板は以下に挙げる基板
18の成形並びに接続部2の形成及び回路形成を経て製
造される。まず、基板18の成形並びに接続部2の形成
方法としては、1)接続部2の肉厚を基板18の厚みよ
りも薄くして接続部2がヒンジ部となるような金型を作
製し、この金型内に射出成形により樹脂を充填し、固化
させることにより、基板18の成形並びに接続部2の形
成を行う方法、2)金型内に基板材料を射出成形により
充填し、固化させて基板18のみを成形した後、熱可塑
性エラストマー等のゴム弾性を有する材料を二色成形し
て接続部2を形成する方法、3)接続部2となるゴム弾
性を有するシートを金型間に挟み、金型内に基板材料を
射出成形により充填し、固化させることにより、基板1
8の成形並びに接続部2の形成を行う方法、4)接続部
2となる金属部品を金型内にインサートし、金型内に基
板材料を射出成形により充填し、固化させることによ
り、基板18の成形並びに接続部2の形成を行う方法等
が挙げられる。また、続く回路形成方法としては、脱
脂、エッチングを行ってから、無電解メッキ或いは真空
蒸着法或いはスパッタ法等により基板18の回路形成面
に導電層を形成後、レーザーにより回路パターンを形成
してから、銅メッキ層の形成及びエッチングを行い、さ
らにニッケルメッキ、金メッキ等による導電層を形成し
て回路形成を行う方法がある。
【0024】ところで、上記製造方法にて得られる立体
回路成形基板を構成する各回路基板1a,1b,1cに
は図1(a)に示すように必要に応じて適宜、その上面
20又は下面21或いはその両面20,21に回路5が
形成される。また、各回路基板1a,1b,1cを連結
する薄肉の接続部2a,2bは折り曲げ可能となってお
り、回路基板1aの上面20と回路基板1bの上面20
が合わさるように接続部2aを回路基板1a側に折り曲
げて回路基板1bを回路基板1aの上に積層し、続いて
回路基板1bの下面21と回路基板1cの下面21とが
合わさるように接続部2bを回路基板1b側に折り曲げ
て回路基板1cを回路基板1bの上に積層することによ
って、図1(b)に示すように回路基板1a,1b,1
cを三層に積層してなる積層体22を形成することがで
きる。尚、回路基板1a,1b,1cには積層体22を
形成する際に、各回路基板1の回路5に実装した電子部
品3が対向する回路基板1と干渉しないように、各回路
基板1の面11には各電子部品3が完全に嵌り込める凹
部19が適宜設けてある。このように複数の回路基板1
を折り曲げ可能な接続部2を介して連結して一枚の立体
回路成形基板を形成し、接続部2を折り曲げることによ
って複数の回路基板1を多層に積層可能とすることで、
従来の回路基板と比べて、電子部品3の高密度実装が可
能となり、回路設計の自由度を向上させることができ
る。また、水平方向の省スペース化を図ることもでき
る。また、電子部品3の実装を一枚の立体回路成形基板
に対して行うことができるため、生産性を高めることが
できる。また、接続部2を折り曲げることによって複数
の回路基板1を多層に積層する際、回路基板1に実装し
た電子部品3が他の回路基板1の面11に設けた凹部1
9に嵌り込むことで、積層時の立体回路成形基板をより
コンパクトにすることができる。また、本例では図1
(a)(b)に示すように接続部2a,2bにも回路5
を設け、接続部2a,2bを介して連結される回路基板
1aと回路基板1bの各回路5間及び回路基板1bと回
路基板1cの各回路5間を電気的に接続し、回路基板1
a,1b,1cの各回路5間の導通を図ることで、回路
設計の自由度をより向上させている。また、本発明によ
れば、図2に示すように必要に応じて幾層にも積層化す
ることが可能となる。尚、各回路基板1の回路5への電
子部品3の実装は、機械的接合や半田による接合以外
に、図3に示すようなワイヤーボンディングによる接合
も可能である。
【0025】次に本発明の実施の形態の他の例を図4に
示す。この立体回路成形基板は、2つの回路基板1a,
1bが接続部2aを介して連結されてなるものであり、
回路基板1aの下面21と回路基板1bの下面21とが
合わさるように接続部2aを回路基板1a側に折り曲げ
て回路基板1aを回路基板1bの上に積層することで、
図4(b)に示す回路基板1a,1bを二層に積層して
なる積層体22を形成することができるものである。
尚、本例では、回路基板1aを回路基板1bに積層する
際、当接し合う回路基板1a,1bの下面21,21に
形成した回路5,5が重なり合って電気的に接続される
ようになっている。このように当接し合う回路基板1
a,1bの各回路5間を導通させることで、回路設計の
自由度をより向上させることができる。さらにまた、本
例では、回路基板1a,1bの下面21,21に凹部
4,4を設け、この凹部4に回路形成及び電子部品3の
実装を行っており、実装した電子部品3は下面21から
外側へ突出することなく凹部4内に完全に嵌り込むよう
にしてある。このように回路基板1に凹部4を設け、こ
の凹部4に回路形成及び電子部品3の実装を行うこと
で、積層体22、即ち、積層時の立体回路成形基板をよ
りコンパクトにすることができると共に、回路設計の自
由度を向上させることができる。尚、電子部品3の凹部
4に形成された回路5への実装は、予め電子部品3にク
リーム半田を付着させておき、回路5に電子部品3を載
置した後、リフロー等により熱で半田を溶融させて、電
子部品3を回路5に接合する方法等によって行う。
【0026】次に本発明の実施の形態の他の例を図5に
示す。この立体回路成形基板は、2つの回路基板1a,
1bが接続部2aを介して連結されてなるものであり、
回路基板1aの下面21と回路基板1bの下面21とが
合わさるように接続部2aを回路基板1a側に折り曲げ
て回路基板1aを回路基板1bの上に積層することで、
図5(b)に示す回路基板1a,1bを二層に積層して
なる積層体22を形成することができるものである。
尚、本例では、回路基板1aを回路基板1bに積層する
際、当接し合う回路基板1a,1bの面11,11に位
置決め機構10として夫々互いに嵌合し合う凹部12と
凸部13を設けている。このようにすることで、回路基
板1aを回路基板1bに積層する際、位置決めが容易に
なり、回路基板1aを回路基板1bに積層するのが容易
になると共に、積層した回路基板1aが回路基板1bか
らズレるのを防止することができる。
【0027】次に本発明の実施の形態の他の例を図6に
示す。この立体回路成形基板は、回路基板1aを回路基
板1bに積層した際、回路基板1a及び回路基板1bを
夫々貫通し、尚且つ水平面上同位置に位置する同径の穴
17を両回路基板1a,1bに設けたもので、他の構成
は図5の例と略同じである。そして、本例では、回路基
板1aを回路基板1bに積層した際、位置決め機構10
として回路基板1a,1bの下面21に設けた凹部12
と凸部13とを互いに嵌合させて位置決めを行った後、
積層体22を形成する両回路基板1a,1bの各穴17
で形成される貫通穴23に穴17と同径か若干大きい径
の位置決めピン14を嵌入して回路基板1a,1b間が
開かないように固定する。このようにすることで、回路
基板1a,1b間の固定をより強固にすることができ
る。
【0028】次に本発明の実施の形態の他の例を図7に
示す。この立体回路成形基板は、当接し合う回路基板1
a,1bの各回路5間の導通を図るために回路基板1a
に設けた2つの凹部12の内、凹部12aに回路5を形
成すると共に、回路基板1bに設けた2つの凸部13の
内、凸部13aに回路5を形成したもので、他の構成
は、図5の例と略同じである。このように位置決め機構
10である凹部12a及び凸部13aに回路5を形成す
ることで、積層体22を形成する際、図5の例で述べた
位置決め効果に加えて、当接し合う回路基板1a,1b
の凹部13a及び凸部13bに配した回路5,5間を導
通させることができ、回路設計の自由度をより向上させ
ることができる。尚、回路5を配した凹部12と凸部1
3の他の例としては図8乃至図9に示すものが実施可能
である。図8に示す例は、凹部12を四角穴で構成し、
他方の凸部13を、弾性体からなる2つの突出片24を
凹部12の溝幅よりも若干広く平行に配して構成したも
のであり、各々嵌合時に接触する面には回路5が形成さ
れている。この例では、回路基板1を積層する際、凸部
13が凹部12に嵌合するにつれて凸部13を構成する
両突出片24が内側に変形し、この変形による反力によ
って凸部13と凹部12に設けた各回路5間の接触圧が
確保される。また、図9に示す例は、直方体形状の凸部
13及び四角穴の凹部12に、各々嵌合時に接触する位
置に2つの回路5を配設したものである。このような構
成とすることで、嵌合時の回路5の接続が2箇所同時に
行えるため、コネクターとして使用することも可能であ
る。また、図10に示す例は、回路基板1aには下部に
凸部13である突起部28を有した押し釦27をバネ2
6を介して設け、対向する回路基板1bには凹部12で
ある嵌め込み部29を設け、突起部28及び嵌め込み部
29の嵌合時に接触する各々の面に回路5を配設したも
のである。このような構成とすることで、回路基板1
a,1bをスイッチ機構によって導通させることができ
る。
【0029】次に本発明の実施の形態の他の例を図11
に示す。この立体回路成形基板は、回路基板1a,1b
にスルーホール8を設けたものであり、他の構成は図5
の例と略同じである。このようにスルーホール8を設け
ることで、回路基板1の両面11,11に形成された回
路5,5間を導通させることができ、回路設計の自由度
をより向上させることができる。
【0030】次に本発明の実施の形態の他の例を図12
に示す。この立体回路成形基板は、回路基板1a,1b
に貫通穴6を設けたもので、他の構成は図5の例と略同
じである(尚、本例では以下の説明をわかりやすくする
ために回路基板1a,1bの各回路5の内、一部の回路
5を図示のように回路5a,5b,5c,5dと呼ぶこ
とにする)。前記貫通穴6の内、回路基板1aに設けた
貫通穴6aと、回路基板1bに設けた貫通穴6cは、同
径で、尚且つ回路基板1aを回路基板1bに積層した
際、水平面上同位置に位置するように設けてあり、残る
貫通穴6bは、その上端が回路基板1bの上面20に配
設した回路5cの端部と隣接すると共に、その下端が回
路基板1aの下面21に配設した回路5dの接点に位置
するように設けてある。そして、回路基板1aを回路基
板1bに積層する際、貫通穴6a,6cで形成される貫
通穴23に少なくとも一部が導電性を有するピン7とし
て貫通穴6a,6cと同径か若干大きい径のピン7aを
嵌入すると共に、貫通穴6bにピン7bを嵌入する。こ
れにより、ピン7aを介して回路基板1bの回路5eと
回路5d及び回路基板1aの回路5a間を導通させるこ
とができると共に、ピン7bを介して回路基板1bの回
路5eと回路基板1aの回路5b間を導通させることが
できる。このように上記構成によれば、回路基板1の両
面に形成された各回路5間並びに複数の回路基板1の各
回路5間を導通させ、回路設計の自由度をより向上させ
ることができ、尚且つ複数の回路基板1に亘って少なく
とも一部が導電性を有するピン7を嵌入させることで、
回路基板1間を位置決め固定することもできる。
【0031】次に本発明の実施の形態の他の例を図13
に示す。この立体回路成形基板は、3つの回路基板から
なり、各回路基板1にスルーホール8及び貫通穴6を設
けたものである(尚、本例では以下の説明をわかりやす
くするために回路基板1a,1b,1cの各回路5の
内、各回路5を図示のように回路5a,5b,5c,5
dと呼ぶことにする)。前記スルーホール8の内、回路
基板1aに設けたスルーホール8aと、回路基板1bに
設けたスルーホール8cと、回路基板1cに設けたスル
ーホール8eは、同径で、尚且つ積層体22を形成した
際、水平面上同位置に位置するように設けてあり、ま
た、回路基板1aに設けたスルーホール8bと、回路基
板1bに設けた穴17は、同径で、回路基板1aに回路
基板1bを積層した際、水平面上同位置に位置するよう
に設けてあり、また、回路基板1aに設けた貫通穴6a
と、回路基板1bに設けたスルーホール8dと、回路基
板1cに設けたスルーホール8fは、同径で、積層体2
2を形成した際、水平面上同位置に位置するように設け
てある。そして、積層体22を形成した際、スルーホー
ル8a,8c,8eで形成される貫通穴23aに少なく
とも一部が導電性を有するピン7として、スルーホール
8a,8c,8eと同径か若干大きい径のピン7aを嵌
入すると共に、スルーホール8bと穴17で形成される
穴25にスルーホール8b及び穴17と同径か若干大き
い径のピン7bを嵌入し、さらに貫通穴6a,スルーホ
ール8d,スルーホール8fで形成される貫通穴23b
に貫通穴6a,スルーホール8d,スルーホール8fと
同径か若干大きい径のピン7cを嵌入する。これによ
り、ピン7aを介して回路基板1aの回路5aと回路基
板1cの回路5c間を導通させることができると共に、
ピン7bを介して回路基板1aの回路5aと回路基板1
bの回路5b間を導通させることができ、さらにはピン
7cを介して回路基板1aの回路5aと回路基板1bの
回路5bと回路基板1cの回路5d間を導通させること
ができる。このように上記のような立体回路成形基板を
構成する回路基板1の数が増えた場合でも、図12の例
と同じく、回路基板1の両面に形成された各回路5間並
びに複数の回路基板1の各回路5間を導通させ、回路設
計の自由度をより向上させることができ、尚且つ複数の
回路基板1に亘って少なくとも一部が導電性を有するピ
ン7を嵌入させることで、回路基板1間を位置決め固定
することができる。
【0032】次に本発明の実施の形態の他の例を図14
に示す。この立体回路成形基板は、3つの回路基板から
なり、回路基板1を積層時、回路基板1aの回路基板1
bに対向する側の面11にリブ状の凸部31を設けると
共に、面11に回路5を配設し、積層体22の第二層を
構成する回路基板1bに前記凸部31が挿通できる貫通
穴6を設けると共に貫通穴6の内周面に回路5を配設
し、さらに回路基板1cの面11に回路5を配設したも
のである。このような構成によっても、積層体22を形
成した際、複数の回路基板1の各回路5間を導通させ、
回路設計の自由度をより向上させることができる。
【0033】次に本発明の実施の形態の他の例を図15
に示す。この立体回路成形基板は、2つの回路基板1か
らなり、積層体22を形成する時、回路基板1a,1b
の互いに対向する側に凹部4を形成し、この凹部4に回
路形成及び電子部品3の実装を行うと共に、積層体22
を形成した際、外周となる面15全体に電磁シールド層
16を形成したものである。このような構成とすること
で、積層時の立体回路成形基板に電磁シールド機能を付
与することができるため、立体回路成形基板内に実装し
た電子部品3に対する外部からの電磁波の影響をなくす
ことができる。
【0034】次に本発明の実施の形態の他の例を図16
に示す。この立体回路成形基板は、2つの回路基板1か
らなり、積層体22を形成した際、回路基板1a,1b
及び接続部2の外周部32に回路5を配設したもので、
積層前に接続部2の外周部32に電子部品3を実装した
ものである。このように回路基板1を積層する前に接続
部2の外周部32に電子部品3を実装することにより、
積層時の立体回路成形基板の立ち面に電子部品3を容易
に配することが可能となる。
【0035】次に本発明の実施の形態の他の例を図17
に示す。この立体回路成形基板は、2つの回路基板1か
らなり、回路基板1aを回路基板1bに積層する際に対
向する回路基板1bの回路5bに電子部品3aを実装す
ると共に、他方の回路基板1aの回路5aに前記電子部
品3aとの接点9を設け、回路基板1aを回路基板1b
に積層すると同時に電子部品3aと接点9が導通するよ
うにしたものである。このようにすることで、電子部品
3aの接点を電子部品3を実装した回路基板1bに必ず
しも設ける必要がなくなり、回路設計の自由度をより向
上させることができる。
【0036】次に本発明の実施の形態の他の例を図18
に示す。この立体回路成形基板は、2つの回路基板1か
らなり、回路基板1aを回路基板1bに積層する際に対
向する回路基板1bの回路5bに電子部品3aを実装す
ると共に、他方の回路基板1aの回路5aに前記電子部
品3aとの接点9を設け、回路基板1aを回路基板1b
に積層すると同時に電子部品3aと接点9の導通を図る
と共に、回路基板1aを回路基板1bに積層した際、電
子部品3aが実装した回路5bに対して傾かないように
電子部品3aを支持する、回路5aの厚さと同じ高さの
凸部34を回路基板1aに設けたものである。このよう
にすることで、回路基板1aを回路基板1bに積層した
際、電子部品3aが傾いて剥離するのを防止することが
できる。
【0037】尚、上述の例で立体回路成形基板の接続部
2は、回路基板1を構成する材料よりも低弾性材料で構
成する。このようにすることによって、接続部2を容易
に折り曲げることができ、回路基板1を積層する作業が
簡易迅速化できる。また、接続部2の構造は図19乃至
図25に示す構造等が実施可能である。
【0038】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の発明にあって
は、従来の回路基板と比べて、電子部品の高密度実装が
可能となり、回路設計の自由度を向上させることができ
る。また、水平方向の省スペース化を図ることもでき
る。また、電子部品の実装を一枚の立体回路成形基板に
対して行うことができるため、生産性を高めることがで
きる。
【0039】また、本発明の請求項2に記載の発明にあ
っては、請求項1に記載の発明の効果に加えて、回路基
板に実装した電子部品が他の回路基板の凹部に嵌り込む
ことにより、積層時の立体回路成形基板をよりコンパク
トにすることができる。
【0040】また、本発明の請求項3に記載の発明にあ
っては、請求項1又は2に記載の発明の効果に加えて、
回路基板の凹部に回路形成及び電子部品の実装を行うこ
とにより、積層時の立体回路成形基板をよりコンパクト
にすることができると共に、回路設計の自由度をより向
上させることができる。
【0041】また、本発明の請求項4に記載の発明にあ
っては、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明の効果
に加えて、回路基板を積層する際、当接し合う回路基板
の回路間を導通させることで、回路設計の自由度をより
向上させることができる。
【0042】また、本発明の請求項5に記載の発明にあ
っては、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明の効果
に加えて、回路基板の両面に形成された回路間を導通さ
せることができ、回路設計の自由度をより向上させるこ
とができる。
【0043】また、本発明の請求項6に記載の発明にあ
っては、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明の効果
に加えて、回路基板の両面に形成された回路間を導通さ
せることができ、回路設計の自由度をより向上させるこ
とができる。
【0044】また、本発明の請求項7に記載の発明にあ
っては、請求項1乃至6のいずれかに記載の発明の効果
に加えて、複数の回路基板の回路間を導通させることが
できると共に、少なくとも一部が導電性を有するピンに
より回路基板間を位置決め固定できる。
【0045】また、本発明の請求項8に記載の発明にあ
っては、請求項1乃至7のいずれかに記載の発明の効果
に加えて、電子部品の接点を電子部品を実装した回路基
板に必ずしも設ける必要がなくなり、回路設計の自由度
をより向上させることができる。
【0046】また、本発明の請求項9に記載の発明にあ
っては、請求項1乃至8のいずれかに記載の発明の効果
に加えて、回路基板の積層する際、位置決めが容易にな
り、回路基板の積層が容易になると共に、積層した回路
基板がズレるのを防止することができる。
【0047】また、本発明の請求項10に記載の発明に
あっては、請求項9に記載の発明の効果に加えて、請求
項9の構成を簡易な構成で実現できる。
【0048】また、本発明の請求項11に記載の発明に
あっては、請求項9に記載の発明の効果に加えて、請求
項9の構成を簡易な構成で実現できると共に、回路基板
間の固定をより強固にすることができる。
【0049】また、本発明の請求項12に記載の発明に
あっては、請求項10に記載の発明の効果に加えて、回
路形成した凹部と凸部を介して当接し合う回路基板間を
導通させることができる。
【0050】また、本発明の請求項13に記載の発明に
あっては、請求項1乃至12のいずれかに記載の発明の
効果に加えて、積層時の立体回路成形基板に電磁シール
ド機能を付与することができるため、立体回路成形基板
内に実装された電子部品に対する外部からの電磁波の影
響をなくすことができる。
【0051】また、本発明の請求項14に記載の発明に
あっては、請求項1乃至13のいずれかに記載の発明の
効果に加えて、接続部を介して連結する回路基板の回路
間を導通させることで、回路設計の自由度をより向上さ
せることができる。
【0052】また、本発明の請求項15に記載の発明に
あっては、請求項14に記載の発明の効果に加えて、回
路基板を積層する前に接続部の外周部に電子部品を実装
することにより、積層時の立体回路成形基板の立ち面に
電子部品を容易に配することが可能となる。
【0053】また、本発明の請求項16に記載の発明に
あっては、請求項1乃至15のいずれかに記載の発明の
効果に加えて、接続部を容易に折り曲げることができ、
回路基板を積層する作業が簡易迅速化する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示し、(a)は積
層前の立体回路成形基板の側面図、(b)は積層後の立
体回路成形基板の側面図である。
【図2】本発明の実施の形態の他の例を示し、積層後の
立体回路成形基板の側面図である。
【図3】本発明の実施の形態の他の例を示し、積層後の
立体回路成形基板の側面図である。
【図4】本発明の実施の形態の他の例を示し、(a)は
積層前の立体回路成形基板の側面図、(b)は積層後の
立体回路成形基板の側面図である。
【図5】本発明の実施の形態の他の例を示し、(a)は
積層前の立体回路成形基板の側面図、(b)は積層後の
立体回路成形基板の側面図である。
【図6】本発明の実施の形態の他の例を示し、(a)は
積層前の立体回路成形基板の側面図、(b)は積層後の
立体回路成形基板の側面図、(c)は位置決めピンを差
し込み固定した後の立体回路成形基板の側面図である。
【図7】本発明の実施の形態の他の例を示し、(a)は
積層前の立体回路成形基板の側面図、(b)は積層後の
立体回路成形基板の側面図である。
【図8】嵌合時に導通する凹部と凸部の一例を示し、
(a)は嵌合前の正面図、(b)は嵌合後の正面図であ
る。
【図9】嵌合時に導通する凹部と凸部の他の例の嵌合前
の斜視図である。
【図10】嵌合時に導通する凹部と凸部の他の例の嵌合
前の正面図である。
【図11】本発明の実施の形態の他の例を示し、(a)
は積層前の立体回路成形基板の側面図、(b)は積層後
の立体回路成形基板の側面図である。
【図12】本発明の実施の形態の他の例を示し、(a)
は積層前の立体回路成形基板の側面図、(b)は積層後
の立体回路成形基板の側面図である。
【図13】本発明の実施の形態の他の例を示し、積層後
の立体回路成形基板の側面図である。
【図14】本発明の実施の形態の他の例を示し、積層後
の立体回路成形基板の側面図である。
【図15】本発明の実施の形態の他の例を示し、(a)
は積層前の立体回路成形基板の側面図、(b)は積層後
の立体回路成形基板の側面図である。
【図16】本発明の実施の形態の他の例を示し、(a)
は積層前の立体回路成形基板の側面図、(b)は積層後
の立体回路成形基板の側面図である。
【図17】本発明の実施の形態の他の例を示し、(a)
は積層前の立体回路成形基板の側面図、(b)は積層後
の立体回路成形基板の側面図である。
【図18】本発明の実施の形態の他の例を示し、(a)
は積層前の立体回路成形基板の側面図、(b)は積層後
の立体回路成形基板の側面図である。
【図19】接続部の構造の一例を示し、(a)は立体回
路成形基板の積層前の側面図、(b)は立体回路成形基
板の積層後の側面図である。
【図20】接続部の構造の他の例を示し、(a)は立体
回路成形基板の積層前の側面図、(b)は立体回路成形
基板の積層後の側面図である。
【図21】接続部の構造の他の例を示し、(a)は立体
回路成形基板の積層前の側面図、(b)は立体回路成形
基板の積層後の側面図である。
【図22】接続部の構造の他の例を示し、(a)は立体
回路成形基板の積層前の側面図、(b)は立体回路成形
基板の積層後の側面図である。
【図23】接続部の構造の他の例を示し、(a)は立体
回路成形基板の積層前の側面図、(b)は要部拡大図、
(c)は立体回路成形基板の積層後の側面図である。
【図24】接続部の構造の他の例を示し、立体回路成形
基板の積層前の側面図である。
【図25】接続部の構造の他の例を示し、立体回路成形
基板の積層前の側面図である。
【符号の説明】
1 回路基板 2 接続部 3 電子部品 4 凹部 5 回路 6 貫通穴 7 少なくとも一部が導電性を有するピン 8 スルーホール 9 接点 10 位置決め機構 11 面 12 凹部 13 凸部 14 位置決めピン 15 面 16 電磁シールド層 17 穴 19 凹部 32 外周部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 浩之 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 中田 公明 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5E344 AA04 AA11 BB03 BB10 CC05 CC09 CD12 DD07 EE13 EE23

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の回路基板が折り曲げ可能な接続部
    を介して連結されてなる一枚の立体回路成形基板であ
    り、前記接続部を折り曲げることによって複数の回路基
    板を多層に積層可能としたことを特徴とする立体回路成
    形基板。
  2. 【請求項2】 接続部を折り曲げることによって複数の
    回路基板を多層に積層する際、回路基板に実装した電子
    部品が嵌り込む凹部を他の回路基板の面に設けたことを
    特徴とする請求項1記載の立体回路成形基板。
  3. 【請求項3】 回路基板に凹部を設け、該凹部に回路形
    成及び電子部品の実装を行ったことを特徴とする請求項
    1又は2に記載の立体回路成形基板。
  4. 【請求項4】 接続部を折り曲げることによって複数の
    回路基板を多層に積層した際、当接し合う回路基板の回
    路が電気的に接続されることを特徴とする請求項1乃至
    3のいずれかに記載の立体回路成形基板。
  5. 【請求項5】 回路基板の両面に形成された回路間の導
    通を図るために回路基板に貫通穴を設けると共に、該貫
    通穴に少なくとも一部が導電性を有するピンを嵌入する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の立
    体回路成形基板。
  6. 【請求項6】 回路基板の両面に形成された回路間の導
    通を図るために回路基板にスルーホールを設けたことを
    特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の立体回路
    成形基板。
  7. 【請求項7】 接続部を折り曲げることによって複数の
    回路基板を多層に積層する際、当接し合う回路基板にス
    ルーホール又は穴を設けると共に、該スルーホール又は
    該穴に少なくとも一部が導電性を有するピンを嵌入する
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の立
    体回路成形基板。
  8. 【請求項8】 接続部を折り曲げることによって複数の
    回路基板を多層に積層する際、対向する一方の回路基板
    の回路に電子部品を実装すると共に、他方の回路基板の
    回路に前記電子部品との接点を設け、回路基板を多層に
    積層すると同時に前記電子部品と前記接点を導通させる
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の立
    体回路成形基板。
  9. 【請求項9】 接続部を折り曲げることによって複数の
    回路基板を多層に積層する際、当接し合う回路基板に位
    置決め機構を設けたことを特徴とする請求項1乃至8の
    いずれかに記載の立体回路成形基板。
  10. 【請求項10】 接続部を折り曲げることによって複数
    の回路基板を多層に積層する際、当接し合う回路基板の
    面に互いに嵌合し合う凹部と凸部を設けたことを特徴と
    する請求項9記載の立体回路成形基板。
  11. 【請求項11】 接続部を折り曲げることによって複数
    の回路基板を多層に積層する際、当接し合う回路基板に
    穴を設けると共に、該穴に位置決めピンを嵌入すること
    を特徴とする請求項9記載の立体回路成形基板。
  12. 【請求項12】 当接し合う回路基板の回路間の導通を
    図るために凹部と凸部に回路を形成したことを特徴とす
    る請求項10記載の立体回路成形基板。
  13. 【請求項13】 接続部を折り曲げることによって複数
    の回路基板を多層に積層した際に外周となる面全体に電
    磁シールド層を形成したことを特徴とする請求項1乃至
    12のいずれかに記載の立体回路成形基板。
  14. 【請求項14】 接続部にも回路を設け、該接続部を介
    して連結される回路基板の回路を電気的に接続したこと
    を特徴とする請求項1乃至13のいずれかに記載の立体
    回路成形基板。
  15. 【請求項15】 接続部の外周部に電子部品の実装を行
    ったことを特徴とする請求項14記載の立体回路成形基
    板。
  16. 【請求項16】 接続部が回路基板を構成する材料より
    も低弾性材料で構成されていることを特徴とする請求項
    1乃至15のいずれかに記載の立体回路成形基板。
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