JP2001007007A - 半導体露光用エキシマレーザ光のための波長モニタ装置 - Google Patents

半導体露光用エキシマレーザ光のための波長モニタ装置

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JP2001007007A
JP2001007007A JP11176903A JP17690399A JP2001007007A JP 2001007007 A JP2001007007 A JP 2001007007A JP 11176903 A JP11176903 A JP 11176903A JP 17690399 A JP17690399 A JP 17690399A JP 2001007007 A JP2001007007 A JP 2001007007A
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light
excimer laser
wavelength
semiconductor exposure
etalon
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Tadahira Seki
匡平 関
Kazuaki Hotta
和明 堀田
Takao Kobayashi
喬郎 小林
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Ushio Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
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NEC Corp
Ushio Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J9/00Measuring optical phase difference; Determining degree of coherence; Measuring optical wavelength
    • G01J9/02Measuring optical phase difference; Determining degree of coherence; Measuring optical wavelength by interferometric methods
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 標準光と半導体露光用エキシマレーザ光を時
間差なく同時に高精度測定できる波長モニタ装置。 【解決手段】 半導体露光用エキシマレーザ20からの
光とHe−Neレーザ10からの基準光を相互に中心軸
をずらして単一のエタロン1の別々の領域に発散光、集
束光あるいは拡散光として入射させる入射側光学系
1 、22 と、エタロン1を透過した2つの光の中心軸
に略同軸に設けられた2つの集光光学系31 、32 と、
集光光学系31 、32 の後側焦点面Pに配置され2つの
光によって発生した干渉縞を受光する1次元アレイ光セ
ンサ4とからなり、1次元アレイ光センサ4上の干渉縞
の位置を検出して半導体露光用エキシマレーザ光の波長
を算出する波長モニタ装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体露光用エキ
シマレーザ光のための波長モニタ装置に関し、特に、波
長が既知の基準光に対する半導体露光用エキシマレーザ
光の波長を同時に測定する半導体露光用エキシマレーザ
光のための波長モニタ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の微細化につれて半導体
露光光の短波長化が進み、次世代の半導体リソグラフィ
ー用光源として、波長193.4nmのArFエキシマ
レーザが有力である。通常、ArFエキシマレーザは、
スペクトル幅が400pm程度と広い。しかしながら、
真空紫外域において使用可能な露光装置用光学材料とし
ては、合成石英と螢石しか存在せず、露光装置の投影光
学系において色消しが極めて困難である。露光装置の投
影光学系におけるこの色収差の問題を回避するために
は、スペクトル幅を1pm以下に狭帯域化することが必
要となり、また、中心波長も変動が±0.1pm以内の
波長安定化が必須の要件となる。
【0003】スペクトル線幅の狭帯域化には、例えばビ
ーム径拡大プリズムと回折格子からなる狭帯域化光学系
により実現され、また、回折格子への光の入射角を制御
することにより波長選択がなされる。
【0004】上記のような波長安定化を実現するために
は、露光中に狭帯域化されたArFエキシマレーザ光の
波長及びスペクトル線幅を計測し、そのデータを基にA
rFエキシマレーザのフィードバック制御を行うための
波長モニタ装置が必要となる。
【0005】このような波長モニタ装置の従来例とし
て、バーレー社の波長モニタ装置の構成を図4に示す。
この装置においては、標準光源としての波長632.8
nmのHe−Neレーザからの基準光が反射鏡とシャッ
タAを経てビームスプリッタに入射し、そこで反射さ
れ、反射鏡、凹面鏡を経てエタロンに達し、エタロンで
多重干渉された光は集光レンズを経てその後側焦点面に
同心円状あるいは平行線からなる干渉縞(フリンジ)を
形成する。この後側焦点面にリニアアレイセンサ(CC
D)が配置されており、各フリンジのCCD上での位置
データから、エタロンの空気の屈折率の変動やミラー間
隔の変動を補正する。次いで、シャッタAを閉じ、Ar
Fエキシマレーザからの波長193.4nm近傍の被波
長測定光が図の右側から入射開口とシャッタBを経てビ
ームスプリッタを透過し、反射鏡、凹面鏡で反射されて
エタロンに達し、エタロンで多重干渉された光は集光レ
ンズを経てその後側焦点面のCCD上に同心円状あるい
は平行線からなる干渉縞(フリンジ)を形成する。その
被波長測定光のフリンジのCCD上での位置データから
被波長測定光の波長を算出する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の波長
モニタ装置においては、標準光源(He−Neレーザ)
によるフリンジとエキシマレーザによるフリンジとがC
CD上の同じ領域に結像し、仮に両フリンジを同時に観
測しようとすると(シャッタAとシャッタBを共に開い
て入射させる。)、両フリンジ同士がリニアアレイセン
サ上で互いにオーバーラップしてしまい、各フリンジの
位置を正確に測定することが困難となる。そのため、従
来は、各フリンジを個別に測定せざるを得ず、標準光源
のフリンジを用いたエタロンの校正(フリンジ位置の測
定)と、エキシマレーザのフリンジを用いた波長測定
(フリンジ位置の測定)との間に時間間隔が空くので、
その分測定に誤差が生じる可能性がある。
【0007】図4の波長モニタ装置において、標準光源
としては、例えば周波数高安定のHe−Neレーザが用
いられるが、このようなレーザは立ち上がりから安定化
するのに時間がかかるので、立ち上げ後測定終了まで連
続発振させる必要がある。そのため、エキシマレーザに
よる波長測定中は、このHe−Neレーザによるフリン
ジがCCD上に結像しないようにするために、He−N
eレーザとエタロンとの間の遮光のためのシャッタ機構
(シャッタA)を設ける必要がある。エキシマレーザの
繰り返し周波数が大きくなると、そのショット毎に波長
測定しようとするとこのシャッタAの開閉がそれに追従
できなくなってしまう。
【0008】また、エタロンのコーティングに関して、
一つのエタロンをHe−Neレーザ光とエキシマレーザ
光が透過する。そのため、エタロンを構成する反射鏡に
はHe−Neレーザ光の波長632.8nmとArFエ
キシマレーザ光の波長約193nmの2波長に対する誘
電体多層膜コーティングが必要となるが、両者に対して
共に十分な反射率と低損失特性を得ることができるよう
なコーティングを構成することは難しく、かつ、高価と
なる。
【0009】本発明は従来技術のこのような問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的は、標準光と半導体
露光用エキシマレーザ光を時間差なく同時に高精度測定
でき、また、両光を切り換えるシャッタ機構を必要とせ
ず、さらに、標準光と半導体露光用エキシマレーザ光に
対して別々に十分な反射率と低損失特性を有するコーテ
ィングをエタロンに設ければよい波長モニタ装置を提供
することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の半導体露光用エキシマレーザ光のための波長モニタ
装置は、半導体露光用エキシマレーザ光と基準光を相互
に中心軸をずらして単一のエタロンの別々の領域に発散
光、集束光あるいは拡散光として入射させる入射側光学
系と、前記エタロンを透過した前記の2つの光の中心軸
に略同軸に設けられた2つの集光光学系と、前記の集光
光学系の後側焦点面に配置され前記の2つの光によって
発生した干渉縞を受光する1次元アレイ光センサとから
なり、前記1次元アレイ光センサ上の干渉縞の位置を検
出して前記半導体露光用エキシマレーザ光の波長を算出
することを特徴とするものである。
【0011】この場合に、1次元アレイ光センサは単一
の1次元アレイ光センサからなり、半導体露光用エキシ
マレーザ光による干渉縞と、基準光による干渉縞とが相
互に重畳することなく、その1次元アレイ光センサの別
々の分割領域に入射するようにすることが望ましい。
【0012】また、エタロンの半導体露光用エキシマレ
ーザ光が入射する領域と、基準光が入射する領域とに別
々の反射コーティングが施されているものとすることが
望ましい。
【0013】これらの半導体露光用エキシマレーザ光の
ための波長モニタ装置は、半導体露光用エキシマレーザ
光をArFエキシマレーザ光、基準光をHe−Neレー
ザ光とする場合に有効なものである。
【0014】本発明においては、半導体露光用エキシマ
レーザ光と基準光を相互に中心軸をずらして単一のエタ
ロンの別々の領域に入射させ、エタロンを透過した光の
干渉縞を2つの集光光学系によって1次元アレイ光セン
サ上に生じさせるので、基準光の波長を基準として被波
長測定光の波長を高精度同時測定を行うことが可能とな
り、各測定間の時間的ずれによって生じる測定誤差の影
響を除去することができる。また、単一のエタロンのコ
ーティング領域を2分割し、一方の領域に基準光用のコ
ーティングを、他方の領域に被波長測定光用コーティン
グを施せばよく、エタロンの反射コーティングが施しや
すくなる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の半導体露光用エキ
シマレーザ光のための波長モニタ装置の実施例について
説明する。
【0016】図1は1実施例の波長モニタ装置の光路図
であり、1個のエタロン1を備えている。このエタロン
1の入射側には、2つの凹レンズ21 、22 が並べて配
置されており、凹レンズ21 には、基準光源であるHe
−Neレーザ10からの基準光が反射鏡6、6を介して
入射される。また、もう一方の凹レンズ22 には、半導
体露光用の例えばArFエキシマレーザ20からの被波
長測定光が反射鏡6、6、入射開口5を介して入射され
る。凹レンズ21 で発散光に変換された基準光は、エタ
ロン1を透過して、その射出側に光軸がエタロン1に対
して垂直に配置された集光レンズ31 によりある程度発
散角が絞られ、その集光レンズ31 の後側焦点面に基準
光のフリンジを形成する。同様に、凹レンズ22 で発散
光に変換された被波長測定光は、同じエタロン1の別々
の領域を透過して、その射出側に光軸がエタロン1に対
して垂直に配置された集光レンズ32 によりある程度発
散角が絞られ、集光レンズ32 の後側焦点面に被波長測
定光のフリンジを形成する。ここで、集光レンズ31
後側焦点面と集光レンズ32 の後側焦点面とが平面Pに
一致し、かつ、両集光集光レンズ31 、32 によって絞
られた光束の一部が平面P上で相互に重畳するように、
両集光集光レンズ31 、32 が配置されている。そし
て、この重畳領域の少なくとも一部を含むように単一の
1次元アレイ光センサとしてのCCD4が平面P上にそ
の1次元方向を図の上下方向に向けて配置される。
【0017】CCD4からのフリンジの位置信号は信号
処理表示回路7に入力され、その信号処理表示回路7で
処理されて得られた波長制御信号8はArFエキシマレ
ーザ20に入力され、その中の狭帯域化光学系の例えば
回折格子の角度制御に用いられる。
【0018】また、凹レンズ21 を経て基準光が入射す
る領域のエタロン1の反射鏡には、その基準光(He−
Neレーザ光)を低損失で反射するように設計された誘
電体多層膜コーティングが施され、また、エタロン1の
凹レンズ22 を経て被波長測定光(ArFエキシマレー
ザ光)が入射する領域の反射鏡には、その被波長測定光
を低損失で反射するように設計された別の誘電体多層膜
コーティングが施されている。
【0019】ところで、CCD4上に入射する基準光の
フリンジを形成する光束の一部と被波長測定光のフリン
ジを形成する光束の一部は、この実施例ではCCD4上
で重畳するように同時に入射するが、その様子の一例を
図2に示す。図2に示すように、両光束はCCD4上で
一部重なるが、それぞれの光束の中心O1 、O2 (集光
レンズ31 、32 の光軸に一致する)は平面P上でCC
D4の1次元アレイ配置方向にずれて入射し、それら中
心O1 、O2 を中心として形成される基準光のフリンジ
1 と被波長測定光のフリンジF2 とはCCD4の別々
の分割領域AとBに入射するように調整されている。そ
のため、一つのCCD4で両フリンジF 1 、F2 のフリ
ンジ間隔を測って基準光の波長を基準として被波長測定
光の波長を同時に高精度で測定することができる。以
下、その測定手順の一例を説明する。なお、フリンジF
1 、F2 のそれらの中心O1 、O2 から数えた次数を1
次、2次、3次・・・とする。
【0020】(1)エタロン1の反射鏡間の距離(カタ
ログ値:出発値)をd、基準光の波長をλ1 、基準光に
対する空気の屈折率をn1 、基準光のフリンジF1 を形
成する集光レンズ31 の焦点距離をf1 とする。
【0021】(2)基準光のフリンジF1 の1次の縞に
関する光路差を決める整数を決定するために、エタロン
1の干渉条件を表す式: ms λ1 =2n1 dcosθs ・・・(a) において、θs =0として、ms を求める。求めたms
に近接しそれ以下の整数を求め、その整数をMs とす
る。
【0022】(3)基準光のフリンジF1 の1次、2次
の縞の関する入射角θs1、θs2は、式(a)より、 θs1=cos-1(Ms λ1 /2n1 d) θs2=cos-1{(Ms −1)λ1 /2n1 d} となる。
【0023】(4)CCD4上でのフリンジF1 の1次
の縞の位置をXs1、2次の縞の位置をXs2とすると、 Xs2−Xs1=ΔXs =f1 (tanθs2−tanθs1) =f1 [tan〔cos-1{(Ms −1)λ1 /2n1
d}〕−tan{cos-1(Ms λ1 /2n1 d)}] となるはずである。
【0024】(5)CCD4上での実際の基準光のフリ
ンジF1 の1次の縞の位置と2次の縞の位置の差Δ
s ’を測定する(図2)。
【0025】(6)測定値ΔXs ’と計算値ΔXs の差
(ΔXs ’−ΔXs )を計算する。
【0026】(7)この(ΔXs ’−ΔXs )が最小値
になるまで、エタロン1の反射鏡間の間隔dの値を、例
えばλ1 /20刻みで変化させて、上記(3)〜(6)
を繰り返す。
【0027】(8)(7)で最終的に得られたdをd’
とする。
【0028】(9)|d−d’|を計算する。
【0029】(10)例えば|d−d’|≦λ1 /10の
ときに、エタロン1の反射鏡間の間隔をd’に確定す
る。
【0030】(11)例えば|d−d’|>λ1 /10の
とき、Ms を1減らして(Ms −1)新たなMs とし
て、上記(3)〜(9)を繰り返す。
【0031】(12)被波長測定光の波長をλ2 、被波長
測定光に対する空気の屈折率をn2、被波長測定光のフ
リンジF2 を形成する集光レンズ32 の焦点距離をf2
とする。
【0032】(13)被波長測定光のフリンジF2 の1次
の縞に関する光路差を決める整数を決定するために、エ
タロン1の干渉条件を表す式: mλ2 =2n2 d’cosθ ・・・(b) において、θ=0として、mを求める。求めたmに近接
しそれ以下の整数を求め、その整数をMとする。
【0033】(14)被波長測定光のフリンジF2 の1
次、2次の縞の関する入射角θ1 、θ 2 は、式(b)よ
り、 θ1 =cos-1(Mλ2 /2n2 d’) θ2 =cos-1{(M−1)λ2 /2n2 d’} となる。
【0034】(15)CCD4上でのフリンジF2 の1次
の縞の位置をX1 、2次の縞の位置をX2 とすると、 X2 −X1 =ΔX=f2 (tanθ2 −tanθ1 ) =f2 [tan〔cos-1{(M−1)λ2 /2n
2 d’}〕−tan{cos-1(Mλ2 /2n
2 d’)}]となるはずである。
【0035】(16)CCD4上での実際の被波長測定光
のフリンジF2 の1次の縞の位置と2次の縞の位置の差
ΔX’を測定する(図2)。
【0036】(17)測定値ΔX’と計算値ΔXの差(Δ
X’−ΔX)を計算する。
【0037】(18)この(ΔX’−ΔX)が最小値にな
るまで、λ2 を、例えば0.05pm刻みで変化させ
て、上記(14)〜(17)を繰り返して、その結果得
られたλ2 を測定波長とする。
【0038】ところで、図1の配置において、図3に示
すように、基準光のフリンジF1 を形成する光束と被波
長測定光のフリンジF2 を形成する光束がCCD4の別
々の領域A、Bに入射するようにしてももちろんよい。
この場合には、各領域A、Bの最も端に位置する縞の位
置間の距離(a−b,c−d)を求め、線分a−b,線
分c−dの中点の位置をフリンジF1 、F2 の中心
1 、O2 として求め、その中心O1 、O2 に最も近接
している一方の縞の位置を1次の縞と認識し、その1次
の縞の外側の縞の位置を2次の縞と認識して、両縞間の
間隔を測定して上記ΔXs ’、ΔX’とすればよい。
【0039】このように、本発明においては、共通の単
一のエタロン1の別々の領域に基準光と被波長測定光を
同時に入射させて、基準光の波長を基準として被波長測
定光の波長を測定するので、高精度同時測定を行うこと
が可能となる。したがって、従来のHe−Neレーザ光
によるエタロンの校正後にエキシマレーザ光の波長測定
を行う場合の、各測定間の時間的ずれによって生じる測
定誤差の影響を除去することができる。
【0040】また、単一の1次元アレイ光センサ(CC
D)4を用いる場合、図2、図3のような配置で基準光
のフリンジと被波長測定光のフリンジを相互に重畳する
ことなく位置測定できるので、高精度測定を行うことで
きるにも係わらず、従来例のように、He−Neレーザ
光とエキシマレーザ光を切り換えるシャッタ機構を設け
る必要がない。
【0041】さらに、単一のエタロン1のコーティング
領域を2分割し、一方の領域に基準光(He−Neレー
ザ光)用のコーティングを、他方の領域に被波長測定光
(ArFエキシマレーザ光)用のコーティングを施せば
よく、従来例のように2波長に対応したコーティングで
ある必要はなく、それぞれ単一の波長に対応した反射コ
ーティングを施せばよいので、各波長の光に対して十分
な反射率と低損失特性を得ることができる。
【0042】なお、以上の実施例においては、基準光の
光束と被波長測定光の光束が少なくとも一部が重なって
単一のCCD4に入射するものとしたが、もちろん基準
光が入射する1次元アレイ光センサと被波長測定光が入
射する1次元アレイ光センサとを別のものとし、それぞ
れの光束に専用のものとしてもよい。また、エタロン1
に基準光と被波長測定光を入射させる光学系としては、
発散光にする凹レンズに限定されず、集束光にする凸レ
ンズ等の光学系、拡散光にするスリガラス等の光学系で
あってもよい。
【0043】以上、本発明の半導体露光用エキシマレー
ザ光のための波長モニタ装置を実施例に基づいて説明し
てきたが、本発明はこれら実施例に限定されず種々の変
形が可能である。
【0044】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の半導体露光用エキシマレーザ光のための波長モニタ装
置によると、半導体露光用エキシマレーザ光と基準光を
相互に中心軸をずらして単一のエタロンの別々の領域に
入射させ、エタロンを透過した光の干渉縞を2つの集光
光学系によって1次元アレイ光センサ上に生じさせるの
で、基準光の波長を基準として被波長測定光の波長を高
精度同時測定を行うことが可能となり、各測定間の時間
的ずれによって生じる測定誤差の影響を除去することが
できる。また、単一のエタロンのコーティング領域を2
分割し、一方の領域に基準光用のコーティングを、他方
の領域に被波長測定光用コーティングを施せばよく、エ
タロンの反射コーティングが施しやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の半導体露光用エキシマレー
ザ光のための波長モニタ装置の構成を示す図である。
【図2】1次元アレイ光センサ上に入射する基準光のフ
リンジを形成する光束の一部と被波長測定光のフリンジ
を形成する光束の一部が重畳する場合のフリンジの様子
の一例を示す図である。
【図3】1次元アレイ光センサ上に入射する基準光のフ
リンジを形成する光束と被波長測定光のフリンジを形成
する光束が別々の領域に入射する場合のフリンジの様子
の一例を示す図である。
【図4】従来の波長モニタ装置の一例の構成を示す図で
ある。
【符号の説明】
1…エタロン 21 、22 …凹レンズ 31 、32 …集光レンズ 4…CCD(1次元アレイ光センサ) 5…入射開口 6…反射鏡 7…信号処理表示回路 8…波長制御信号 10…He−Neレーザ 20…ArFエキシマレーザ P…平面 O1 、O2 …光束(フリンジ)の中心(集光レンズの光
軸) F1 …基準光のフリンジ F2 …被波長測定光のフリンジ A、B…CCDの別々の分割領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01S 3/225 H01L 21/30 515B H01S 3/223 E (72)発明者 堀田 和明 静岡県御殿場市駒門1−90 株式会社ウシ オ総合技術研究所 (72)発明者 小林 喬郎 福井県福井市文京3丁目9番1号 福井大 学 Fターム(参考) 2H097 AA03 BB02 CA13 LA10 5F046 BA03 CA04 CA08 DA01 DB01 DC01 5F071 AA06 HH05 JJ10 5F072 AA01 AA06 HH05 JJ05 KK05 KK08 KK26 KK30 MM18

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体露光用エキシマレーザ光と基準光
    を相互に中心軸をずらして単一のエタロンの別々の領域
    に発散光、集束光あるいは拡散光として入射させる入射
    側光学系と、前記エタロンを透過した前記の2つの光の
    中心軸に略同軸に設けられた2つの集光光学系と、前記
    の集光光学系の後側焦点面に配置され前記の2つの光に
    よって発生した干渉縞を受光する1次元アレイ光センサ
    とからなり、前記1次元アレイ光センサ上の干渉縞の位
    置を検出して前記半導体露光用エキシマレーザ光の波長
    を算出することを特徴とする半導体露光用エキシマレー
    ザ光のための波長モニタ装置。
  2. 【請求項2】 前記1次元アレイ光センサは単一の1次
    元アレイ光センサからなり、前記半導体露光用エキシマ
    レーザ光による干渉縞と、前記基準光による干渉縞とが
    相互に重畳することなく、前記の1次元アレイ光センサ
    の別々の分割領域に入射することを特徴とする請求項1
    記載の半導体露光用エキシマレーザ光のための波長モニ
    タ装置。
  3. 【請求項3】 前記エタロンの半導体露光用エキシマレ
    ーザ光が入射する領域と、前記基準光が入射する領域と
    に別々の反射コーティングが施されていることを特徴と
    する請求項1又は2記載の半導体露光用エキシマレーザ
    光のための波長モニタ装置。
  4. 【請求項4】 前記半導体露光用エキシマレーザ光がA
    rFエキシマレーザ光であり、前記基準光がHe−Ne
    レーザ光であることを特徴とする請求項1から3の何れ
    か1項記載の半導体露光用エキシマレーザ光のための波
    長モニタ装置。
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