JP2001005827A - 分散検索装置および分散検索プログラム記憶媒体 - Google Patents

分散検索装置および分散検索プログラム記憶媒体

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JP2001005827A
JP2001005827A JP11175828A JP17582899A JP2001005827A JP 2001005827 A JP2001005827 A JP 2001005827A JP 11175828 A JP11175828 A JP 11175828A JP 17582899 A JP17582899 A JP 17582899A JP 2001005827 A JP2001005827 A JP 2001005827A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 近隣関係を容易に形成することができる分散
検索装置、およびコンピュータシステムをそのような分
散検索装置として動作させる分散検索プログラムが記憶
されてなる分散検索プログラム記憶媒体を提供する。 【解決手段】 近隣関係にある分散検索装置(エージェ
ント)を特定するエージェント情報の集合を記憶するエ
ージェント情報データベース136と、エージェント情
報データベース136に記憶されているエージェント情
報の集合を更新するエージェント情報管理部137とを
備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分散配置された複
数の分散検索装置で検索範囲を分担して情報検索を行う
分散検索システムを構成する分散検索装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日のように、ネットワークが発達し、
ネットワークに接続されているコンピュータの数が膨大
になり、その膨大な数のコンピュータによってさまざま
な情報やサービスが提供されるようになるにつれ、どの
ような情報やサービスが提供されるのかを知ることや、
ネットワーク上のどこで提供が受けられるのかを知るこ
とが非常に困難になってきた。そこで、膨大な情報やサ
ービスのなかから、ネットワークの利用者が必要とする
情報やサービスを検索する枠組みが必要となってきた。
以下では、コンピュータによって提供される情報やサー
ビスのことを、情報産業の元になる無形の物資という意
味で「情報資源」と総称する。
【0003】情報資源を検索する枠組みとして、Yah
oo(http://www.yahoo.com/)
やAltaVista(http://altavis
ta.digital.com)等に代表されるサーチ
エンジンが提供されている。このサーチエンジンは、情
報資源が提供される場所などを表す資源情報を、資源情
報の提供者からの登録や、あるいはWebロボットと呼
ばれる探索プログラムによる探索で収集し、資源情報の
データベースを構築し、その資源情報に基づいて情報資
源の検索を行うものである。しかし、多くの場合、資源
情報を集中管理するために検索の応答が悪くなりがちで
あるという問題や、Webロボットによる情報通信量が
多大であるという問題や、収集された資源情報が、情報
資源のサービス停止や情報資源の場所の移動や情報資源
の内容変更等によって、情報資源の現状を反映しなくな
るいわゆる資源情報の陳腐化を招き易いという問題など
が生じている。
【0004】これらの問題を解決するために、資源情報
を相互にやりとりする多数のエージェント(分散検索装
置)からなる分散検索ネットワークを構築し、各エージ
ェントが資源情報の管理や検索サービスを行う方式が考
えられる。
【0005】図1は、分散検索ネットワークを表す概念
図であり、分散検索ネットワーク1は、資源情報をやり
とりする相手が決められた多数のエージェント2によっ
て構成されている。各エージェントが資源情報をやりと
りする相手は、図の線分3で表されており、あるエージ
ェントに対して他のエージェントが相手として決められ
ていることを、「近隣関係にある」と称する。
【0006】資源情報提供者4は分散検索ネットワーク
1に資源情報を提供し、分散検索ネットワーク1は後述
するように資源情報を保持し、資源情報検索者5は、分
散検索ネットワーク1に資源情報の検索を要求すること
によって分散検索ネットワーク1に実質的に情報資源の
検索を行わせる。
【0007】図2は、資源情報が提供される様子を示す
図である。
【0008】提供者4は自分が知っている情報資源に関
する資源情報6を広告という形式で最寄りのエージェン
ト2aに伝え、その広告を受けたエージェント2aは、
その広告に記載されている資源情報を保持し、さらにそ
の広告を近隣関係にあるエージェント2b,2cに伝え
ていく。このようにして資源情報がエージェントに次々
と伝えられ、資源情報を獲得するエージェントが増えて
行くが、資源情報の伝達範囲は、資源情報を伝達するた
めのコストや獲得した資源情報を保持するためのコスト
などを総合的に勘案したコストに基づいて制限される。
この総合的に勘案したコストのことを以下では単に「コ
スト」と称する。
【0009】図3は、資源情報の検索要求を受けた様子
を示す図である。
【0010】検索者5は資源情報の検索要求7を最寄り
のエージェント2dに出し、検索要求を受け取ったエー
ジェント2dは、自分が保持している資源情報を検索す
るとともに、その検索要求を、広告の場合と同様に、近
隣のエージェント2e,2fへと伝達していく。ここ
で、検索要求が伝達される範囲もコストに基づいて制限
される。そして、検索要求に見合う資源情報を持つエー
ジェント2gまで検索要求が到達すると、そのエージェ
ント2gが検索結果を返送する。
【0011】図4は、検索結果が返送される様子を示す
図である。
【0012】検索結果8は、検索要求が伝達されてきた
経路を逆に辿りながら検索者5へと返送される。その経
路上のエージェント2d,2e,2hは、中継する検索
結果の内容を基に、自分が保持している資源情報を更新
し、常に新しい資源情報を持つように努める。
【0013】このような分散検索ネットワークでは、エ
ージェントがどのように配置され、どのような近隣関係
を結んでいるかが、検索結果の善し悪しやコストパフォ
ーマンスを左右する。このため、エージェントの管理者
は、分散検索ネットワーク全体の検索効率等をあげるた
めに、分散検索ネットワークをどのように構築するか、
すなわちエージェントの近隣関係をどのように形成する
かをよく検討する必要がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来の分散検索方式に
おいては、エージェントの近隣関係は、エージェントの
立ち上げ時に、エージェントの管理者があらかじめ決定
しておく必要があった。しかし、一旦近隣関係を結んで
も、通信ネットワーク自体の更新などによって近隣関係
が不適切になる可能性があり、管理者は、そのように不
適切になった近隣関係を結び直すことが困難であるとい
う問題がある。
【0015】また、システム内のエージェントの数が増
えると、すべてのエージェントやその近隣関係を把捉す
ることはほぼ不可能であり、管理者は、新たにエージェ
ントを追加する場合に、新たなエージェントとどのエー
ジェントとの間に近隣関係を結べばよいのかを知ること
が非常に困難であるという問題もある。この近隣関係が
不適切であると、資源情報の広告や検索要求の配信に要
するコストが大きくなって、広告や検索要求が伝わる範
囲が狭くなったり、あるいは広告や検索要求の配信に費
やされるコストばかりが増えて、エージェント内におけ
る肝腎の資源情報の検索に利用できるコストが減るため
に、十分な検索を行うことが困難になる。
【0016】本発明は、上記事情に鑑み、近隣関係を容
易に形成することができる分散検索装置、およびコンピ
ュータシステムをそのような分散検索装置として動作さ
せる分散検索プログラムが記憶されてなる分散検索プロ
グラム記憶媒体を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の分散検索装置は、分散配置されるとともにネットワ
ークを形成した、情報の検索範囲を分担する複数の分散
検索装置のうちの1つの分散検索装置であって、情報の
検索を求める検索依頼を受け付ける第1の受付手段と、
第1の受付手段によって受け付けられた検索依頼によっ
て検索が求められている情報を、自分が担当する検索範
囲内で検索する情報検索手段と、第1の受付手段によっ
て受け付けられた検索依頼が求めている検索を、上記ネ
ットワーク上の他の分散検索装置に依頼する第1の検索
依頼手段と、第1の検索依頼手段が検索を依頼する他の
分散検索装置を特定する装置情報を記憶する装置情報記
憶手段と、装置情報記憶手段に記憶されている装置情報
を更新する更新手段とを備え、上記第1の検索依頼手段
が、他の分散検索装置に検索を依頼するに当たり、装置
情報記憶手段に記憶されている装置情報によって特定さ
れる他の分散検索装置に検索を依頼するものであること
を特徴とする。
【0018】本発明の分散検索装置によれば、更新手段
によって装置情報が更新されることにより、分散検索装
置の近隣関係が容易に形成されあるいは容易に結び直さ
れる。
【0019】本発明の分散検索装置は、上記装置情報の
更新を求める更新依頼を受け付ける第2の受付手段を備
え、上記更新手段が、上記第2の受付手段によって受け
付けられた更新依頼に基づいて、上記装置情報記憶手段
に記憶されている装置情報を更新するものであってもよ
く、このような分散検索装置によれば、分散検索装置の
管理者は、分散検索装置の近隣関係を更新依頼によって
容易に形成しあるいは容易に結び直すことができる。
【0020】また、本発明の分散検索装置は、分散検索
装置の検索を求める検索依頼を受け付ける第3の受付手
段と、第3の受付手段によって受け付けられた検索依頼
が検索を求めている分散検索装置を、上記装置情報記憶
手段に記憶されている装置情報によって特定される1つ
以上の分散検索装置を検索範囲として検索する装置検索
手段とを備えることが望ましく、さらには、上記第3の
受付手段によって受け付けられた検索依頼が求めている
検索を他の分散検索装置に依頼する第2の検索依頼手段
を備えることが望ましい。
【0021】このような装置検索手段を備えた分散検索
装置によれば、分散検索装置が検索されるので、検索効
率やコストパフォーマンスがよい近隣関係を結ぶための
情報を得ることができる。
【0022】さらに、本発明の分散検索装置は、上記ネ
ットワークが、そのネットワーク上に存在する分散検索
装置自体の検索を行う装置検索システムとしての機能を
有するものであって、上記ネットワークに、分散検索装
置自体の検索を依頼する第3の検索依頼手段と、ネット
ワークによる検索結果を取得する取得手段とを備え、上
記更新手段が、上記取得手段によって取得された検索結
果に基づいて上記装置情報を更新するものであることが
好適である。
【0023】このような取得手段を備えた分散検索装置
によれば、取得された検索結果に基づいて、検索効率や
コストパフォーマンスがよい近隣関係を容易に結ぶこと
ができる。
【0024】さらにまた、本発明の分散検索装置は、上
記ネットワークが、検索範囲を分担するとともに、アク
セス先が指定されたアクセス依頼を受けてそのアクセス
先にアクセスを行う分散検索装置を含むものであり、か
つ、上記ネットワークが、検索範囲を分担するととも
に、アクセス依頼を受けて、依頼されたアクセスを他の
分散検索装置に依頼する分散検索装置も含むものであっ
て、自分へのアクセスをネットワーク上のいずれかの分
散検索装置に依頼するアクセス依頼手段を備え、上記更
新手段が、アクセス依頼手段によるアクセス依頼に起因
するアクセスをネットワーク上のいずれかの分散検索装
置から受けた場合に、アクセスしてきた分散検索装置を
特定する情報を上記装置情報に追加するものであること
が好適である。
【0025】このようなアクセス依頼手段と更新手段と
を備えた分散検索装置によれば、自分の存在をネットワ
ーク上に広告し返事をもらうことにより、近隣関係を自
動的に形成しあるいは自動的に結び直すことができる。
【0026】上記目体を達成する本発明の分散検索プロ
グラム記憶媒体は、分散配置されるとともにネットワー
クを形成した、情報の検索範囲を分担する複数の分散検
索装置のうちの1つの分散検索装置としてコンピュータ
システムを動作させる分散検索プログラムが記憶されて
なる分散検索プログラム記憶媒体であって、情報の検索
を求める検索依頼を受け付ける第1の受付手段と、第1
の受付手段によって受け付けられた検索依頼によって検
索が求められている情報を、自分が担当する検索範囲内
で検索する情報検索手段と、第1の受付手段によって受
け付けられた検索依頼が求めている検索を、上記ネット
ワーク上の他の分散検索装置に依頼する第1の検索依頼
手段と、第1の検索依頼手段が検索を依頼する他の分散
検索装置を特定する装置情報を記憶する装置情報記憶手
段と、装置情報記憶手段に記憶されている装置情報を更
新する更新手段とを備え、上記第1の検索依頼手段が、
他の分散検索装置に検索を依頼するに当たり、装置情報
記憶手段に記憶されている装置情報によって特定される
他の分散検索装置に検索を依頼するものである分散検索
プログラムが記憶されてなることを特徴とする。
【0027】なお、本発明にいう分散検索プログラムに
ついては、ここではその基本形態のみを示すのにとどめ
るが、これは単に重複を避けるためであり、本発明にい
う分散検索プログラムには、上記の基本形態の分散検索
プログラムのみではなく、前述した分散検索装置の各形
態に対応する各種の形態の分散検索プログラムが含まれ
る。
【0028】また、上記本発明の分散検索装置と、上記
分散検索プログラムとでは、それらを構成する構成要素
名として、第1の受付手段や更新手段といった互いに同
一の名称を付しているが、分散検索装置の場合は、その
ような作用をなすソフトウェアとハードウェアとの結合
を指し、分散検索プログラムの場合は、そのような作用
をなすソフトウェアの部分のみを指している。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0030】図5は、本発明の分散検索装置の一実施形
態によって構成される分散検索ネットワークの一部分を
示す図である。
【0031】ここには、それぞれがコンピュータシステ
ムで構成された2台の分散検索装置100,200およ
び3台のクライアントマシン300,400,500が
例示的に示されており、分散検索装置100,200お
よびクライアントマシン300,400,500は通信
ネットワーク600を介して互いに接続されている。2
台の分散検索装置100,200を構成するコンピュー
タシステムは、一般にワークステーションと称されるよ
うな高速かつ大容量のコンピュータシステムである。ま
た、2台の分散検索装置100,200は、図1に示す
ネットワーク構造と同一の構造の分散検索ネットワーク
の一部分を構成するエージェントとして機能しており、
資源情報検索者および資源情報提供者は、クライアント
マシン300,400,500を介して分散検索ネット
ワークにアクセスすることができる。
【0032】各分散検索装置100,200および各ク
ライアントマシン300,400,500は、CPU、
主記憶装置、ハードディスク、通信用ボード等が内蔵さ
れた本体部101,201,301,401,501、
本体部101,201,301,401,501からの
指示により表示画面102a,202a,302a,4
02a,502a上に画像や文字列を表示する表示部1
02,202,302,402,502、分散検索装置
100,200およびクライアントマシン300,40
0,500に資源情報検索者や管理者の指示を入力する
ためのキーボード103,203,303,403,5
03、表示画面102a,202a,302a,402
a,502a上の任意の位置を指定することにより、そ
の指定時にその位置に表示されていたアイコン等に応じ
た指示を入力するマウス104,204,304,40
4,504を備えている。
【0033】本体部101,201は、さらに外観上、
フロッピィディスク(図示せず)、MO700が装填さ
れるFD装填口101a,201a;MO装填口101
b,201bを有しており、それらの内部には、それら
の装填口101a,201a;101b,201bから
装填されたフロッピィディスクやMO700をドライブ
してアクセスする、フロッピィディスクドライバ、MO
ドライバも内蔵されている。
【0034】同様に、本体部301,401,501
は、外観上、フロッピィディスク(図示せず)、CDR
OM800が装填されるFD装填口301a,401
a,501a;CDROM装填口301b,401b,
501bを有しており、それらの内部には、それらの装
填口301a,401a,501a;301b,401
b,501bから装填されたフロッピィディスクやCD
ROM800をドライブしてアクセスする、フロッピィ
ディスクドライバ、CDROMドライバも内蔵されてい
る。
【0035】以下の説明では、2台の分散検索装置10
0,200のうち分散検索装置100を代表させて説明
する。
【0036】図6は、図5に示す外観を有する分散検索
装置(コンピュータシステム)のハードウェア構成図で
ある。
【0037】このハードウェア構成図には、中央演算処
理装置(CPU)111、RAM112、ハードディス
クコントローラ113、フロッピィディスクドライバ1
14、MOドライバ115、マウスコントローラ11
6、キーボードコントローラ117、ディスプレイコン
トローラ118、および通信用ボード119が示されて
おり、それらはバス110で相互に接続されている。
【0038】フロッピィディスクドライバ114、MO
ドライバ115は、図1を参照して説明したように、そ
れぞれフロッピィディスク710、MO700が装填さ
れ、装填されたフロッピィディスク710、MO700
をアクセスするものである。
【0039】通信用ボード119は通信ネットワーク6
00に接続される。
【0040】また、図2には、ハードディスクコントロ
ーラ113によりアクセスされるハードディスク12
0、マウスコントローラ116により制御されるマウス
104、キーボードコントローラ117により制御され
るキーボード103、およびディスプレイコントローラ
118により制御されるCRTディスプレイ102も示
されている。
【0041】ここで、MO700には本発明にいう分散
検索プログラムの一例であるエージェントプログラムが
記憶されており、MOドライバ115によりそのMO7
00からエージェントプログラムが読み込まれ、バス1
10を経由し、ハードディスクコントローラ113によ
りハードディスク120内に格納される。実際の実行に
あたっては、そのハードディスク120内のエージェン
トプログラムはRAM112上にロードされ、CPU1
11により実行される。この結果、図5に示す外観を有
するコンピュータシステム100,200は、本発明の
分散検索装置の一実施形態であるエージェントとして動
作する。
【0042】エージェントプログラムが記憶されたMO
700は本発明の分散検索プログラム記憶媒体の一実施
形態である。また、エージェントプログラムが格納され
たハードディスク120も発明の分散検索プログラム記
憶媒体の一実施形態である。さらに、エージェントプロ
グラムがフロッピィディスク710等にダウンロードさ
れた場合には、そのエージェントプログラムがダウンロ
ードされたフロッピィディスク710等も発明の分散検
索プログラム記憶媒体の一実施形態である。
【0043】本発明の分散検索装置の後述する各実施形
態は、いずれも、図5および図6に示す外観およびハー
ド構成を有している。
【0044】本発明の分散検索装置では、近隣関係にあ
る分散検索装置(エージェント)を特定する情報を各分
散検索装置(エージェント)が記憶することによって分
散検索ネットワークの構造が決まっている。
【0045】図7は、近隣関係にあるエージェントを特
定するための情報の一例を示す図である。
【0046】ここでは、分散検索ネットワーク内のエー
ジェントを一意的に表現するエージェントID601、
近隣関係の有無602、過去にアクセスした際に計測し
た到達コストの平均603と計測回数604の組からな
るエージェント情報605の集合によって、近隣関係に
あるエージェントが特定される。つまり、エージェント
情報の集合が本発明にいう装置情報の一例に相当し、エ
ージェント情報中の近隣関係の有無に応じて、分散検索
ネットワークの構造が定義される。
【0047】図7(A)に示す一覧表は、図7(B)に
示されている4つのエージェント100b,100c,
100h,100xのうちの中央のエージェント100
xに記憶されているエージェント情報の集合を表してお
り、図7(B)には、そのエージェント情報の集合によ
って定義される近隣関係が示されている。即ち、図7
(A)の一覧表では、平均到達コストが相対的に小さい
3つのエージェント情報605b,605c,605h
について近隣関係が「true」に設定されており、そ
の結果、「B@fulng.jo6u.ac.jp」、
「C@qua.a4ch.ac.jp」、「H@an
a.iqu.ac.jp」というエージェントIDで表
現される3つのエージェント100b,100c,10
0hに対して近隣関係が結ばれる。
【0048】各エージェントは、このようなエージェン
ト情報の集合によって定義される近隣関係に従って、資
源情報や検索要求を近隣関係のあるエージェントヘと配
信する。そして、このエージェント情報605の集合を
適宜更新することで、ネットワーク構造の調整を行い、
情報の配送経路を変更することができる。つまり、図7
(A)に示す「近隣関係」602が「true」である
エージェント情報を一覧表に登録することで、近隣関係
が成立し、「近隣関係」602が「true」であるエ
ージェント情報を一覧表から削除するか、「近隣関係」
602を「false」に設定することで、近隣関係を
解消することができる。なお、この例では平均到達コス
トを記録しているが、このほかにも、レスポンス時間
や、ホップカウントなどを記録し、それらを利用して、
近隣関係にふさわしいエージェントを選択してもよい。
【0049】本発明の分散検索装置の以下説明する各実
施形態では、各エージェント(分散検索装置)は、資源
情報の検索を行うとともにエージェント情報の検索も行
い、分散検索ネットワーク上では資源情報と同様にエー
ジェント情報も伝達される。上述したように、資源情報
が検索され伝達されることによって実質的に情報資源の
検索が行われる。同様に、エージェント情報が検索され
伝達されることによって実質的にエージェントの検索が
行われる。
【0050】図8は、本発明の分散検索装置の第1実施
形態であるエージェントの機能ブロック図である。
【0051】このエージェント130は、本発明にいう
第2の受付手段の一例である広告処理部131と、本発
明にいう第1の受付手段および第3の受付手段を兼ねた
問い合わせ処理部132と、本発明にいう第1の検索依
頼手段、第2の検索依頼手段、第3の検索依頼手段およ
び取得手段を兼ねたエージェントインターフェース13
3と、資源情報データベース134と、本発明にいう情
報検索手段の一例である資源情報制御部135と、本発
明にいう装置情報記憶手段の一例であるエージェント情
報データベース136と、本発明にいう更新手段および
装置検索手段を兼ねたエージェント情報管理部137
と、クロック138を備えている。
【0052】広告処理部131は、図5に示すクライア
ントマシン300などによって実現されるプロデューサ
インターフェース310を介して、資源情報提供者(プ
ロデューサ)320からの資源情報を広告依頼という形
式で受け付け、また、エージェント管理者330からの
エージェント情報も広告依頼という形式で受け付ける。
また、必要に応じて資源情報提供者320およびエージ
ェント管理者330に通知を行う。
【0053】問い合わせ処理部132は、図5に示すク
ライアントマシン300などによって実現されるサーチ
ャインターフェース340を介して、資源情報検索者3
50からの資源情報の検索依頼やエージェント管理者か
らのエージェント情報の検索依頼を受け付け、検索結果
を資源情報検索者350等に返送する。
【0054】エージェントインターフェース133は、
分散検索ネットワーク上の他のエージェント230と、
広告や検索を依頼し合い検索結果をやり取りする。
【0055】資源情報データベース134は、広告処理
部131やエージェントインターフェース133を介し
て受け取った資源情報を保持し、エージェント情報デー
タベース136は、広告処理部131やエージェントイ
ンターフェース133を介して受け取った、図7に示す
ようなエージェント情報を保持する。
【0056】エージェント情報管理部137は、エージ
ェント情報データベースの情報を管理し、エージェント
情報の検索依頼や、本発明にいう更新依頼の一例である
エージェント情報の広告依頼に応じる。
【0057】資源情報制御部135は、広告処理部13
1やエージェントインターフェース133から受け取っ
た資源情報を資源情報データベース134に保管すると
ともに、利用可能なコストがある場合にはその資源情報
をエージェントインターフェース133を通じて他のエ
ージェントに広告依頼という形式で伝達する。また、資
源情報制御部135は、資源情報の検索依頼に応じて資
源情報データベース134内での資源情報検索も行う。
さらに、資源情報制御部135は、広告処理部131や
エージェントインターフェース133からエージェント
情報を受け取った場合には、そのエージェント情報をエ
ージェント情報管理部137に渡してエージェント情報
データベース136内のエージェント情報集合を更新さ
せるとともに、コストが許す限りにおいてそのエージェ
ント情報を他のエージェント230に伝達する。また、
資源情報制御部135は、エージェント情報の検索依頼
に応じてエージェント情報管理部137にエージェント
情報データベース136内でのエージェント情報検索も
行わせる。さらにまた、資源情報制御部135は、エー
ジェント130内での検索の結果や近隣のエージェント
から集まった検索結果をまとめて、検索依頼元に、問い
合わせ処理部132やエージェントインターフェース1
33を介して送り返す。
【0058】クロック138は、他のエージェント23
0との通信のレスポンスなどを測定する。
【0059】このエージェント130の基本動作は、検
索依頼に対する動作と、検索結果に対する動作と、広告
依頼に対する動作に分かれる。以下、各動作についてフ
ローチャートを参照しながら説明する。なお、広告や検
索は所定のフォーマットに則った依頼文によって依頼さ
れるが、以下の説明では、依頼文と依頼することとを区
別せずにいずれも「広告依頼」などと称する場合があ
る。
【0060】図9は、検索依頼に対する動作のフローチ
ャートである。
【0061】検索依頼が、図8に示す問い合せ処理部1
32やエージェントインターフェース133によって受
け取られると(ステップS101)、不正なデータが含
まれていないか、検索要求のフォーマットが正しいかど
うかのチェックが行われ、問題なければ資源情報制御部
135に検索依頼が渡される。資源情報制御部135
は、検索依頼がエージェント情報に関するものであるか
否かを判定し(ステップS102)、資源情報に関する
ものであると判定されると資源情報の検索処理を行って
(ステップS103)動作を終了する。
【0062】ステップS102で、検索依頼がエージェ
ント情報に関するものであると判定された場合には、検
索依頼の内容が解析される(ステップS104)。検索
条件としては、あるエージェントの近隣にあるエージェ
ントのID、ネットワーク的に近い関係にあるもの、あ
る分野についての資源情報を沢山持っているものなどが
考えられる。そして、解析された検索依頼が図8に示す
エージェント情報管理部137へと渡され、その検索依
頼にみあうエージェント情報がエージェント情報管理部
137によってエージェント情報データベース136内
で検索される(ステップS105)。
【0063】また、検索依頼を他のエージェントに転送
するべきか否かが、コストとの兼ね合いで判定され(ス
テップS106)、転送するべきであると判定される
と、図8に示すエージェント情報データベース136に
記憶されているエージェント情報の集合によって定義さ
れる近隣のエージェントヘエージェントインターフェー
ス133を通じて検索を依頼し(ステップS107)、
検索依頼を送付したエージェントすべてから結果が返送
されるか、クロック138を参照して、タイムアウトに
なるまで待ち続け(ステップS108〜ステップS11
0)、その後、返送用バッファの中身を検索依頼元に返
送する(ステップS111)。ここでは、検索依頼を転
送したエージェントからの検索結果がすべて揃うまで、
ある一定時間待ち続ける例を示したが、いくつか結果が
出揃った時点で返送を行ってもよい。また、返送されて
きた検索結果を返送用バッファに入れる動作については
後述する。
【0064】上述したステップS106において、検索
依頼を他のエージェントに転送するべきでないと判定さ
れた場合には、ステップS111に進み、ステップS1
05における検索の結果のみを検索依頼元に返送する。
【0065】図10は、検索結果に対する動作のフロー
チャートである。
【0066】検索結果が、図8に示すエージェントイン
ターフェース133から受け取られると(ステップS2
01)、資源情報制御部135へと送られ、その検索結
果がエージェント情報の検索依頼に対する応答であるか
否かが判定される(ステップS202)。検索結果が資
源情報の検索依頼に対する応答であると判定されると資
源情報の検索結果に対する処理が行われて(ステップS
203)、動作が終了する。
【0067】ステップS202において、検索結果がエ
ージェント情報の検索依頼に対する応答であると判定さ
れた場合は、その検索結果がエージェント情報管理部1
37へ送られて内容が解析され(ステップS204)、
その検索結果に対応する検索依頼について検索結果の返
送をまだ行っていない場合には(ステップS205)、
依頼元に返送するために検索結果を蓄えている返送用バ
ッファに検索結果が追加される(ステップS206)。
その後、検索結果が返送済みであるか否かに関わらず検
索結果がエージェント情報データベース136に登録さ
れて(ステップS207)動作が終了する。ここで、エ
ージェント情報データベース136に検索結果が登録さ
れる場合に、図7に示す「近隣関係」602は、検索結
果が示すエージェントが、近隣関係を結ぶのに適したエ
ージェントであれば「true」に設定され、適してい
なければ「false」に設定される。
【0068】図11は、広告依頼に対する動作のフロー
チャートである。
【0069】図8に示す広告処理部131やエージェン
トインターフェース133から広告依頼が受け取られる
と(ステップS301)、不正なデータや不足している
データがないかがチェックされて資源情報制御部135
に渡される。資源情報制御部135によって、広告依頼
がエージェント情報に関するものであるか否かが判定さ
れ(ステップS302)、資源情報に関するものである
と判定されると、資源情報の広告処理が行われて(ステ
ップS303)動作が終了する。
【0070】ステップS302において、広告依頼がエ
ージェント情報に関するものであると判定された場合に
は、広告依頼の内容が解析される(ステップS30
4)。広告が依頼されるエージェント情報には、図7に
示す情報のみでなく、エージェントの管理者、エージェ
ントの稼働時間帯、エージェントがおもに扱う資源情報
の種類など、エージェントに関する様々な情報が含まれ
ていても構わない。
【0071】広告が依頼されたエージェント情報は、エ
ージェント情報管理部137によって、エージェント情
報データベース136に蓄えられる(ステップS30
5)。但し、必ずしも全てのエージェント情報が蓄えら
れる必要はなく、ここでは、エージェント情報管理部1
37によって不要な情報であると判定されたエージェン
ト情報は蓄えられない。
【0072】その後、広告依頼を他のエージェントに転
送するべきか否かが、コストに基づいて判定され(ステ
ップS306)、転送するべきと判定された場合には、
近隣のエージェントに広告依頼が転送される(ステップ
S307)。その後、広告依頼が受理されたことが広告
依頼元に通知されて(ステップS308)動作が終了す
る。
【0073】上述したような基本動作を行うエージェン
トによって構成されている既存の分散検索ネットワーク
に新たなエージェントが追加される場合には、エージェ
ントの管理者は、先ず、分散検索ネットワークを構成し
ているいずれかのエージェントにエージェント情報の検
索を依頼し、検索結果を受け取る。この検索結果は、エ
ージェントの管理者が検索を依頼したエージェントを起
点として分散検索ネットワーク上に検索依頼が伝達され
たことに応じて集まってきた検索結果である。エージェ
ントの管理者は、この検索結果に含まれる通信コストな
どという情報に基づいて、新たに追加されるエージェン
トが近隣関係を結ぶべきエージェントを決定し、近隣関
係を結ぶべきエージェントおよび新たに追加されるエー
ジェント双方に対して、新たな近隣関係を定義するエー
ジェント情報を広告依頼という形式で与える。このと
き、伝達に許されるコストを非常に小さく指定した上で
広告を依頼することにより、目的とするエージェント以
外のエージェントにエージェント情報が伝達されること
が回避される。
【0074】このように、本実施形態の分散検索装置
(エージェント)では、近隣エージェントを定義するエ
ージェント情報がエージェント情報データベースによっ
て管理されることにより、近隣関係の変更および検索が
可能である。また、資源情報と同様に、他の近隣エージ
ェントにも広告依頼や検索依頼が伝達される。従って、
新たにエージェントを付加する場合、エージェントの管
理者は、現在分散検索ネットワーク上に存在しているあ
らゆるエージェントの情報を知っている必要はなく、ど
れかひとつでもエージェントの位置情報を知っていれ
ば、そのエージェントにエージェント情報の検索を依頼
することにより、どのエージェントに近隣関係を設ける
べきかを検討するための情報を取得することができる。
そして、その情報に基づいて適切な近隣関係を結ぶこと
ができる。
【0075】以上で本発明の第1実施形態についての説
明を終了し、以下、本発明の第2実施形態について説明
する。上述したように、この第2実施形態の外観および
ハード構成は、図5および図6に示す外観およびハード
構成と同一である。
【0076】図12は、本発明の分散検索装置の第2実
施形態であるエージェントの機能ブロック図である。
【0077】この機能ブロック図に示す機能ブロック等
のうち、図8に示す機能ブロック等と同様な機能ブロッ
ク等については同一の符号を付して説明を省略する。
【0078】この図12に示すエージェント140に
は、コマンド処理部141が備えられており、このコマ
ンド処理部141には、図5に示すコンピュータ100
によって実現されるマネージャインターフェース150
を介してエージェント管理者330から、近隣関係を自
動的に形成しあるいは自動的に結び直すことを指示する
接続命令が入力される。
【0079】この図12に示すエージェント140の基
本動作としては、第1実施形態の基本動作に加えて、接
続命令に対する動作が用意されており、この動作によっ
て、アクセスの容易なエージェントが自動的に検索され
近隣関係が自動的に構築される。
【0080】図13は、接続命令に対する動作のフロー
チャートである。
【0081】エージェント管理者から接続命令を受け取
ると(ステップS401)、既に稼働しているエージェ
ントに、現在稼働中のエージェントに関するエージェン
ト情報の検索を依頼する(ステップS402)。この
時、接続命令を受けたエージェントは、依頼先のエージ
ェントの位置情報をあらかじめ知っているものとする。
例えば、エージェントプログラム内に位置情報をデータ
として保持していてもよく、あるいは、おもなエージェ
ントのリストを定期的に作成しておき、エージェントを
立ち上げようとするエージェント管理者がそれを見て予
め適当なエージェントを選択しておいてもよい。
【0082】図14は、接続命令を受けたエージェント
から検索が依頼された様子を示す図である。
【0083】接続命令を受けたエージェント140a
は、例えば、1つのエージェント140bに検索を依頼
し、検索依頼を受けたエージェント140bは、上述し
たように、コストによって限定される範囲に検索依頼を
伝達し、その範囲内のエージェント140c,140
d,140e,140f,140gは、自分が知ってい
るエージェント情報を検索結果として返送する。この
際、検索依頼を受けた各エージェント140c,140
d,140e,140f,140gは、知っているすべ
てのエージェントの情報を返送しなくてもよく、依頼元
のエージェント140aのドメイン名などから、比較的
ネットワーク的に近いと思われるエージェントをいくつ
か選んで、それらの情報だけを返送しても構わない。
【0084】検索依頼元のエージェントは、検索を依頼
した全てのエージェントから検索結果が返答されるま
で、あるいはタイムアウトするまで検索結果の返答を待
機し(図13のステップS403〜ステップS40
5)、その後、検索結果に示されるエージェントのそれ
ぞれに対して、応答時間を計測し(図13のステップS
406)、応答の早いエージェントに対して、近隣関係
を結ぶことを求める接続要求を出す(図13のステップ
S407)。
【0085】図15は、接続要求が発せられた様子を示
す図である。
【0086】この接続要求を受けたエージェント140
b,140c,140f,140g,140hは、自分
の現状での近隣関係や管理ポリシーなどを考慮し、近隣
関係を結ぶかどうかを決定し、要求元140aに返答す
る。そして、近隣関係を結ぶことを許可する場合には、
自分のエージェント情報データベースの内容を更新す
る。
【0087】接続要求元のエージェント140aは、接
続要求を受けたエージェントから接続許可が得られると
(図13のステップS408)、図12に示すエージェ
ント情報データベース136内のエージェント情報の集
合を更新して(図13のステップS409)新たな近隣
関係を構築する。そして、十分に近隣関係が構築できる
か(図13のステップS410)、あるいは検索結果が
示す前エージェントに対して接続の可否が調べ尽くされ
る(図13のステップS411)まで図13のステップ
S407〜ステップS411が繰り返される。
【0088】図16は、新たな近隣関係が構築された様
子を示す図であり、3つの近隣関係610,620,6
30が構築されている。
【0089】このように、第2実施形態では、接続命令
によって自動的に近隣関係が構築される。また、この接
続命令は、分散検索ネットワークを構成している既存の
エージェントに対しても時々与えられ、上述した手順で
近隣関係が現状に合わせて結び直されることが望まし
い。ネットワーク環境は、時間とともに変化していくの
で、以前に最適だった近隣関係が、将来に亘って最適で
あり続ける保証はなく、時々必要に応じて近隣関係を見
直すことが望ましいからである。
【0090】次に、本発明の第3実施形態について説明
する。この第3実施形態は、接続命令に対する動作が第
2実施形態とは異なる点を除き、第2実施形態とほぼ同
様である。
【0091】また、この第3実施形態は、既存の分散検
索ネットワークを構成しているエージェントとして、本
発明にいうアクセス依頼の一例であるエージェント情報
の広告依頼を受けて、そのエージェント情報が示すエー
ジェントに対して接続要求を出すエージェントを前提と
している。そして、この第3実施形態では、上述したエ
ージェントインターフェースが、本発明にいうアクセス
依頼手段も兼ねている。
【0092】以下、第3実施形態の動作と、既存の分散
検索ネットワークを構成しているエージェントの動作
を、図17および図18に示すフローチャートを参照し
ながら説明する。
【0093】第3実施形態であるエージェントは、エー
ジェント管理者から接続命令を受け取り(図17のステ
ップS501)、自分に関するエージェント情報を稼働
中のエージェントに伝え(図17のステップS50
2)、分散検索ネットワーク内の稼働中のエージェント
からの接続要求を待つ。ここで、最初に広告を依頼する
エージェントは、上記第2実施形態の場合と同様に、あ
らかじめエージェントに組み込んでおいたり、定期的に
作成するエージェントリストから適当に選択してもよ
い。
【0094】図19は、第3実施形態であるエージェン
トから広告が依頼された様子を示す図である。
【0095】接続命令を受けたエージェント160a
は、稼働中のエージェント160bに広告を依頼し、広
告依頼は、上記第1実施形態の説明同様に他のエージェ
ント160c,160d,160e,160f,160
g,160hに伝達される。
【0096】稼働中のエージェント160c,160
d,160e,160f,160g,160hは、近隣
のエージェントから広告依頼を受け取ると(図18のス
テップS601)、広告依頼に示されるエージェントと
近隣関係を結ぶべきか否かを、自分の現状での近隣関係
や管理ポリシーなどを考慮して判定し(図18のステッ
プS602)、近隣関係を結ぶべきであると判定される
と広告依頼元のエージェント160aに接続要求を送付
する(図18のステップS603)。
【0097】図20は、稼働中のエージェントから接続
要求が出された様子を示す図である。
【0098】広告依頼元のエージェント160aは、稼
働中の既存エージェント160b,160c,160
f,160g,160hからの接続要求を受けると(図
17のステップS503)、それらのエージェント16
0b,160c,160f,160g,160hヘの応
答時間を計測し(図17のステップS504)、その時
間に応じて、実際に近隣関係を結ぶべきかどうかを判定
し(図17のステップS505)、近隣関係を結ぶべき
であると判定された場合にはエージェント情報データベ
ースの内容を更新する(図17のステップS506)。
また、相手先のエージェント160b,160c,16
0f,160g,160hには接続の可否を通知する。
そして、十分な近隣関係が確立するまで(図17のステ
ップS507)、あるいはタイムアウトするまで(図1
7のステップS508)図17のステップS503〜ス
テップS508を繰り返す。
【0099】広告依頼元のエージェント160aから接
続の可否を通知されたエージェント160b,160
c,160f,160g,160hは、接続が許可され
ていれば(図18のステップS604)、広告依頼元の
エージェント160aに関するエージェント情報をエー
ジェント情報データベースに登録する(図18のステッ
プS605)。その後、広告依頼をコストに応じてさら
に伝達する(図18のステップS606、ステップS6
07)。
【0100】図21は、新たに形成された近隣関係を示
す図であり、図16と全く同様に、3つの近隣関係64
0,650,660が形成されている。
【0101】なお、エージェント情報の登録は、接続要
求に対する結果が出揃ってから行っても構わないし、接
続要求があり次第順次行っても構わない。ただし、前者
の場合は、広告範囲を制限するために広告依頼時に指定
したコストに対して、どれぐらいのエージェントからの
応答があるか見積もれないことが想定されるので、一定
時間ごとにバッチ式に登録を行うか、あるいは、ある程
度の時間で打ち切ってしまうことも考えられる。後者の
場合、応答のあったエージェントから順にデータベース
に登録を行い、ある程度の相手先が見つかったならば、
登録を打ち切るか、それ以降のエージェントに対して
は、既に登録したエージェントより、応答時間のよいエ
ージェントが見つかる度に、データベース中の応答の遅
いエージェントの情報を書き換えてもよい。
【0102】次に本発明の第4実施形態について説明す
る。
【0103】図22は、本発明の第4実施形態であるエ
ージェントの機能ブロック図である。
【0104】このエージェント170は、図12に示す
コマンド処理部141に替えてエージェントモニタ17
1が備えられている点を除き、上記第2実施形態および
第3実施形態と全く同様のエージェントである。エージ
ェントモニタ171は、エージェント管理者に替わって
エージェント170の状態を観察し、負荷が高いとか、
近隣のエージェントに対するレスポンスが遅いという状
況に陥ったならば、近隣関係を結ぶのに最適なエージェ
ントの検索や自分自身の広告を上記第2実施形態および
第3実施形態と全く同様に行い、近隣関係を設定しなお
す。近隣関係の再設定は、クロック138の指示により
一定期間おきにも行われる。
【0105】以上説明したように、本発明の分散検索装
置は、エージェント情報も資源情報と同様に広告および
検索の対象とすることで、ネットワーク環境の変化に柔
軟に対処することができる。すなわち、刻一刻と変化す
るネットワーク環境においては、固定されたエージェン
トネットワークは、管理者が構築した時点では最適であ
っても、しばらくすると最適ではなくなってしまうが、
本発明の分散検索装置によれば、エージェント情報を利
用し、その時その時での最適なエージェントネットワー
クを構築・調整することが可能となり、省トラフィック
および効率的な情報配信や情報検索に寄与するところが
大きい。
【0106】最後に、分散検索ネットワークにアクセス
するクライアントプログラムについて説明する。
【0107】図23は、クライアントプログラムの機能
ブロック図である。
【0108】このクライアントプログラム360は、図
5に示すクライアントマシン300等で起動される。こ
のクライアントプログラム360は、上述したプロデュ
ーサインターフェース310と、サーチャインターフェ
ース340を備え、さらに、エージェントアクセス制御
部361と、ユーザインターフェース362と、エージ
ェント情報管理部363と、エージェント情報記憶部3
64を備えている。
【0109】まず、エージェント情報記憶部364に
は、一番最初にエージェント情報の検索を依頼するエー
ジェントの情報が記憶されている。そして、利用者32
0,350がクライアントプログラム360を起動させ
ると、エージェント情報管理部363は、エージェント
情報記憶部364に記憶されているエージェント情報が
示すエージェントに、サーチャインターフエース340
を通して、稼働中のエージェントのエージェント情報の
検索を依頼し、その検索結果をエージェント情報記憶部
364に蓄える。そして、蓄えられたエージェント情報
が示すエージェントの中から、アクセスしやすいエージ
ェントを選択し、選択されたエージェントの情報をエー
ジェントアクセス制御部361に伝える。その後、資源
情報提供者あるいは資源情報検索者から、ユーザインタ
ーフェース362を通じて、広告依頼や検索依頼などが
入力されると、それらの依頼は、エージェントアクセス
制御部361に送られ、前もってエージェント情報管理
部363から教えられた適当なエージェントへ、プロデ
ューサインターフェース310およびサーチヤインター
フエース340を通してアクセスする。
【0110】このようなクライアントプログラムによれ
ば、利用者が実際に分散検索ネットワークを利用する時
点での最寄りのエージェントを知ることが困難であるた
めに最良の検索結果を得られないという問題を解決する
ことができる。
【0111】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の分散検索
装置、および本発明の分散検索プログラム記憶媒体に記
憶された分散検索プログラムによれば、近隣関係を容易
に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】分散検索ネットワークを表す概念図である。
【図2】資源情報が提供される様子を示す図である。
【図3】資源情報の検索要求を受けた様子を示す図であ
る。
【図4】検索結果が返送される様子を示す図である。
【図5】本発明の分散検索装置の一実施形態によって構
成される分散検索ネットワークの一部分を示す図であ
る。
【図6】分散検索装置(コンピュータシステム)のハー
ドウェア構成図である。
【図7】近隣関係にあるエージェントを特定するための
情報の一例を示す図である。
【図8】本発明の分散検索装置の第1実施形態であるエ
ージェントの機能ブロック図である。
【図9】検索依頼に対する動作のフローチャートであ
る。
【図10】検索結果に対する動作のフローチャートであ
る。
【図11】広告依頼に対する動作のフローチャートであ
る。
【図12】本発明の分散検索装置の第2実施形態である
エージェントの機能ブロック図である。
【図13】接続命令に対する動作のフローチャートであ
る。
【図14】接続命令を受けたエージェントから検索が依
頼された様子を示す図である。
【図15】接続要求が発せられた様子を示す図である。
【図16】新たな近隣関係が構築された様子を示す図で
ある。
【図17】第3実施形態の動作を表すフローチャートで
ある。
【図18】既存の分散検索ネットワークを構成している
エージェントの動作を表すフローチャートである。
【図19】第3実施形態であるエージェントから広告が
依頼された様子を示す図である。
【図20】稼働中のエージェントから接続要求が出され
た様子を示す図である。
【図21】新たに形成された近隣関係を示す図である。
【図22】本発明の第4実施形態であるエージェントの
機能ブロック図である。
【図23】クライアントプログラムの機能ブロック図で
ある。
【符号の説明】
100,200 分散検索装置(エージェント) 120 ハードディスク(プログラム記憶媒体) 130,140,140a,160a,170,230
エージェント 131 広告処理部 132 問い合わせ処理部 133 エージェントインターフェース 134 資源情報データベース 135 資源情報制御部 136 エージェント情報データベース 137 エージェント情報管理部 138 クロック 141 コマンド処理部 171 エージェントモニタ 310 プロデューサインターフェース 320 資源情報提供者(プロデューサ) 330 エージェント管理者 340 サーチャインターフェース 350 資源情報検索者(サーチャ) 600 通信ネットワーク 700 MO(プログラム記憶媒体) 710 フロッピィディスク(プログラム記憶媒体)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分散配置されるとともにネットワークを
    形成した、情報の検索範囲を分担する複数の分散検索装
    置のうちの1つの分散検索装置であって、 情報の検索を求める検索依頼を受け付ける第1の受付手
    段と、 前記第1の受付手段によって受け付けられた検索依頼に
    よって検索が求められている情報を、自分が担当する検
    索範囲内で検索する情報検索手段と、 前記第1の受付手段によって受け付けられた検索依頼が
    求めている検索を、前記ネットワーク上の他の分散検索
    装置に依頼する第1の検索依頼手段と、 前記第1の検索依頼手段が検索を依頼する他の分散検索
    装置を特定する装置情報を記憶する装置情報記憶手段
    と、 前記装置情報記憶手段に記憶されている装置情報を更新
    する更新手段とを備え、 前記第1の検索依頼手段が、他の分散検索装置に検索を
    依頼するに当たり、前記装置情報記憶手段に記憶されて
    いる装置情報によって特定される他の分散検索装置に検
    索を依頼するものであることを特徴とする分散検索装
    置。
  2. 【請求項2】 前記装置情報の更新を求める更新依頼を
    受け付ける第2の受付手段を備え、 前記更新手段が、前記第2の受付手段によって受け付け
    られた更新依頼に基づいて、前記装置情報記憶手段に記
    憶されている装置情報を更新するものであることを特徴
    とする請求項1記載の分散検索装置。
  3. 【請求項3】 分散検索装置の検索を求める検索依頼を
    受け付ける第3の受付手段と、 前記第3の受付手段によって受け付けられた検索依頼が
    検索を求めている分散検索装置を、前記装置情報記憶手
    段に記憶されている装置情報によって特定される1つ以
    上の分散検索装置を検索範囲として検索する装置検索手
    段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の分散検索
    装置。
  4. 【請求項4】 前記第3の受付手段によって受け付けら
    れた検索依頼が求めている検索を他の分散検索装置に依
    頼する第2の検索依頼手段を備えたことを特徴とする請
    求項3記載の分散検索装置。
  5. 【請求項5】 前記ネットワークが、該ネットワーク上
    に存在する分散検索装置自体の検索を行う装置検索シス
    テムとしての機能を有するものであって、 前記ネットワークに、分散検索装置自体の検索を依頼す
    る第3の検索依頼手段と、 前記ネットワークによる検索結果を取得する取得手段と
    を備え、 前記更新手段が、前記取得手段によって取得された検索
    結果に基づいて前記装置情報を更新するものであること
    を特徴とする請求項1記載の分散検索装置。
  6. 【請求項6】 前記ネットワークが、検索範囲を分担す
    るとともに、アクセス先が指定されたアクセス依頼を受
    けてそのアクセス先にアクセスを行う分散検索装置を含
    むものであり、かつ、前記ネットワークが、検索範囲を
    分担するとともに、前記アクセス依頼を受けて、依頼さ
    れたアクセスを他の分散検索装置に依頼する分散検索装
    置も含むものであって、 自分へのアクセスを前記ネットワーク上のいずれかの分
    散検索装置に依頼するアクセス依頼手段を備え、 前記更新手段が、前記アクセス依頼手段によるアクセス
    依頼に起因するアクセスを前記ネットワーク上のいずれ
    かの分散検索装置から受けた場合に、アクセスしてきた
    分散検索装置を特定する情報を前記装置情報に追加する
    ものであることを特徴とする請求項1記載の分散検索装
    置。
  7. 【請求項7】 分散配置されるとともにネットワークを
    形成した、情報の検索範囲を分担する複数の分散検索装
    置のうちの1つの分散検索装置としてコンピュータシス
    テムを動作させる分散検索プログラムが記憶されてなる
    分散検索プログラム記憶媒体であって、 情報の検索を求める検索依頼を受け付ける第1の受付手
    段と、 前記第1の受付手段によって受け付けられた検索依頼に
    よって検索が求められている情報を、自分が担当する検
    索範囲内で検索する情報検索手段と、 前記第1の受付手段によって受け付けられた検索依頼が
    求めている検索を、前記ネットワーク上の他の分散検索
    装置に依頼する第1の検索依頼手段と、 前記第1の検索依頼手段が検索を依頼する他の分散検索
    装置を特定する装置情報を記憶する装置情報記憶手段
    と、 前記装置情報記憶手段に記憶されている装置情報を更新
    する更新手段とを備え、 前記第1の検索依頼手段が、他の分散検索装置に検索を
    依頼するに当たり、前記装置情報記憶手段に記憶されて
    いる装置情報によって特定される他の分散検索装置に検
    索を依頼するものである分散検索プログラムが記憶され
    てなることを特徴とする分散検索プログラム記憶媒体。
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KR100954666B1 (ko) 2003-04-14 2010-04-27 주식회사 케이티 소프트웨어 에이전트를 이용한 데이터베이스 전역조회구현 방법
JPWO2013145197A1 (ja) * 2012-03-28 2015-08-03 富士通株式会社 分散処理におけるサービス検索方法、プログラム、およびサーバ装置
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