JP2001005638A - レジスタ回路 - Google Patents

レジスタ回路

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JP2001005638A
JP2001005638A JP11172785A JP17278599A JP2001005638A JP 2001005638 A JP2001005638 A JP 2001005638A JP 11172785 A JP11172785 A JP 11172785A JP 17278599 A JP17278599 A JP 17278599A JP 2001005638 A JP2001005638 A JP 2001005638A
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circuit
data
register
register bank
bits
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克昭 ▲浜▼本
Katsuaki Hamamoto
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    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費電力の小さなレジスタ回路を提供する。 【解決手段】 14ビットからなるカウント値を保持す
るDFFを、上位4ビットのレジスタバンク19と下位
10ビットのレジスタバンク20とにグループ化する。
下位レジスタバンク20には、入力音声データの下位1
0ビットを取り込む場合のみ、クロックが入力される。
比較回路25は、現在の上位レジスタバンク19の保持
データと新たに入力された入力音声データの上位4ビッ
トを比較し、不一致の場合に“H”レベルをラッチ素子
24に送出する。ラッチ素子24は、比較回路25から
の信号をシステムクロックCLKの反転信号でラッチす
る。すなわち、上位レジスタバンク19の保持データと
入力音声データの上位4ビットが一致しない場合のみ、
上位レジスタバンク19にクロックが入力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レジスタ回路ある
いはこのレジスタ回路を用いた音声処理回路及びデータ
処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタルシグナルプロセッサ
(以下、DSPと称する)は、移動体通信分野へのディ
ジタルシステム導入の動きに合わせて、携帯電話等への
機器組み込み用のプロセッサとして盛んに利用されてい
る。
【0003】このようなディジタル移動体通信用音声処
理装置を実現するためのDSPにおいては、受信した音
声データを処理する前に、一旦その音声データを取り込
むためのバッファ回路(ラッチ回路)としてのレジスタ
バンクを有している。
【0004】例えば、特開平7−93213号公報に
は、DSPを使用したシステムにおけるレジスタバンク
の設定回路が示されており、これを図5に基づいて説明
する。同図において、DSP51は、WRITE*で示
すメモリへの書き込み信号(ローアクティブ信号)とメ
モリアドレスを出力する。アドレスデコード回路52
は、DSP51から出力されるメモリへの書き込み信号
とメモリアドレスの一部のビットの信号から、レジスタ
バンクの設定をするか否かの判定をして、バンクアドレ
スの設定に必要となる信号を出力する。
【0005】レジスタバンク53は、アドレスデコード
回路52からの出力信号とDSP51からのメモリアド
レス信号とによりバンクアドレスを出力する。
【0006】このような回路構成において、設定するレ
ジスタバンクのビット数を4ビット、メモリアドレスの
ビット数を8ビットとした場合、DSP51は、レジス
タバンク53を設定する際、まずメモリアドレスの上位
4ビットを“H”にする。この4ビットが図5のA1ビ
ットに相当し、アドレスデコード回路52に接続され
る。メモリアドレスの残りの下位4ビットは、図5のA
2ビットに相当し、レジスタバンク53に接続される。
そして、この下位4ビットに設定する値はレジスタバン
クの設定値となる。
【0007】図6にレジスタバンク53の回路の一例を
示す。同図において、Dフリップフロップ(以下、DF
F)54〜57は、メモリアドレスの下位4ビット(a
0,a1,a2,a3)のデータをラッチする回路であ
り、DFF54〜DFF57の出力であるBA0,BA
1,BA2,Ba3は設定されたバンクアドレスを示
す。そして、ラッチ信号(クロック)がアドレスデコー
ド回路52から出力されると、メモリアドレスの下位4
ビットの値がDFF54〜DFF57にラッチされる。
つまり、a0,a1,a2,a3の値がBA0,BA
1,BA2,BA3として設定される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来例にあっては、レ
ジスタバンク53内の各DFF54〜DFF57に一括
してクロック(ラッチ信号)が入力されるため、レジス
タバンク53内で書き換える必要のないDFFまで動作
させてしまう。つまり、レジスタバンク53に入力され
る4ビットのデータの内、データa2,a3のみが変化
する場合であってもDFF54,55はもとよりDFF
56,57も動作させてしまい、その結果、無駄な電力
を消費する問題が生じる。
【0009】本発明の第1の目的は、消費電力の節約を
図ることができるレジスタ回路を提供することにある。
【0010】本発明の第2の目的は、消費電力の節約を
図ることができる音声処理回路を提供することにある。
【0011】本発明の第3の目的は、消費電力の節約を
図ることができるデータ処理回路を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1のレジスタ回路
は、複数のビットからなる変数データを逐次保持する複
数のレジスタ群を、前記データの一部を構成する上位ビ
ット列を保持する第1のレジスタバンクと前記上位ビッ
ト列よりも下位のビット列を保持する第2のレジスタバ
ンクとにグループ化し、入力される上位ビット列に変化
があった場合にのみ前記第1のレジスタバンクに保持さ
れているデータの内容を更新することをその要旨とす
る。
【0013】このように、通常は第2のレジスタバンク
を動作させ、入力される上位ビット列に変化があった場
合にのみ第1のレジスタバンクのデータ保持内容を更新
するようにすることで、第1のレジスタバンクの不必要
な更新動作を排除し、その更新動作に伴う電力の消費を
抑制する。
【0014】また、請求項2のレジスタ回路は、請求項
1の発明において、前記第1のレジスタバンクに保持さ
れているデータと新たに入力された変数データの上位ビ
ット列とを比較することにより、前記上位ビット列の変
化を検出する回路を設けたことをその要旨とする。この
ような検出回路を設けることで、移動体通信端末に入力
される音声データのように、所定のサンプリング間隔で
取り込まれるデータの上位ビット列の変化を簡単に検出
することができる。
【0015】また、請求項3のレジスタ回路は、請求項
1又は2の発明において、前記上位ビット列の変化を検
出した信号とクロック信号とにより前記第1のレジスタ
バンクへのクロック信号を生成する論理回路とを備えた
ことをその要旨とする。このように、第1のレジスタバ
ンクに入力されるクロック信号として、論理回路により
生成されたゲーテッドクロック信号を用いることで、上
位ビット列の変化を検出した場合にのみ第1のレジスタ
バンクにゲーテッドクロック信号を入力することがで
き、その結果、クロック信号線の容量が小さくなると共
に第1のレジスタバンクにおけるクロックの遷移回数
(遷移確率)が小さくなって、そのぶん電力消費を低く
抑えることができる。
【0016】また、請求項4の音声処理回路は、請求項
1乃至3のいずれか1項に記載のレジスタ回路を、前記
変数データとしての音声データを保持するラッチ回路と
して用いたことをその要旨とする。
【0017】音声データは、正負の変動が緩やかで、ま
た、常時、用意されたビット幅の最大振幅で表現される
ことはなく、上位ビットは符号拡張される確率が高いの
で、必要な場合にのみ第1のレジスタバンクの内容を更
新する上記レジスタ回路は、音声処理回路に好適であ
る。
【0018】また、請求項5のデータ処理回路は、請求
項1又は3に記載のレジスタ回路を、前記変数データと
してのアドレスデータを保持するインクリメント方式の
プログラムカウンタとして用い、前記下位ビット列から
上位ビット列への桁上げを検出する回路と、この検出回
路からの信号に応じて前記上位レジスタバンクに保持す
べきデータを更新する回路とを設けたことをその要旨と
する。このように、下位ビット列から上位ビット列への
桁上げが発生した場合に第1のレジスタバンクの内容を
更新するようにすることで、プログラムカウンタ部にお
ける電力消費を抑制することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明を具体化した実施形態を図
面に基づいて説明する。
【0020】図1は、携帯電話、PHSなどの移動体通
信端末において、本発明のレジスタ回路を含む音声処理
回路のブロック図である。
【0021】同図において、送信時は、マイク1から入
力された音声が、A/D変換回路2によりPCMデータ
に変換される。PCMデータはシステム制御回路3から
出力される入力イネーブル信号ENinに基づき、一旦、
入力データラッチ回路4に取り込まれた後、入出力制御
回路5、データバス6を介して、音声コーデック回路7
にてエンコード処理される。
【0022】エンコード処理された圧縮データは、デー
タバス6、シリアル入出力回路8を介して、図示しない
フレーム処理回路などに出力される。
【0023】一方、受信時は、フレーム処理回路などか
ら出力される受信データを、シリアル入出力回路8、デ
ータバス6を介して音声コーデック回路7に取り込む。
【0024】音声コーデック回路7では、取り込んだ受
信データをデコード処理し、PCMデータに伸張した
後、データバス6、入出力制御回路5を介して、一旦、
出力データラッチ回路9に保存する。出力データラッチ
回路9の動作は、システム制御回路3から出力される出
力イネーブル信号ENoutにより制御される。
【0025】出力データラッチ回路9によりラッチされ
たPCMデータは、D/A変換回路10によりアナログ
データに変換され、スピーカ11に出力される。
【0026】図2は図1に示した音声コーデック回路7
のプログラム制御部の概略を示すブロック図である。
尚、このプログラム制御部が、本発明における「データ
処理回路」に相当する。
【0027】プログラムカウンタ12は、プログラムア
ドレスをプログラムアドレスバス13に出力する。この
プログラムアドレスがプログラムメモリ14に入力さ
れ、プログラムアドレスに対応したプログラムデータが
プログラムデータバス15に出力される。
【0028】プログラムデータは、命令デコーダ16に
入力され、コーデック処理を行っていくための命令やデ
ータが発行され、データバス17、制御回路18に入力
される。
【0029】プログラムカウンタ12は、通常インクリ
メント動作を行い、制御回路18からのカウントアップ
制御信号Cupが入力されている期間、カウンタ値をイン
クリメントさせる。
【0030】また、命令のデコード結果又は演算の結果
により、任意のプログラムアドレスを出力する必要が生
じた場合には、制御回路18は、プログラムカウンタ1
2にジャンプアドレス出力制御信号JUMPcを送出
し、ジャンプアドレスADDjum pを保持させる。 (第1実施形態)本発明の第1実施形態として、本発明
のレジスタ回路を、8kHzでサンプリングされた14
ビットからなる音声データを上記音声コーデック回路7
へ取り込む時に使用される上記入力データラッチ回路4
に適用した例を図3に基づいて説明する。
【0031】本第1実施形態において、入力データラッ
チ回路4は以下のように構成される。
【0032】すなわち、14ビットからなる音声データ
を保持する14個のDFFを、上位4ビットのレジスタ
バンク19と下位10ビットのレジスタバンク20とに
グループ化する。尚、各レジスタバンク19,20はそ
れぞれ独立して作動する。
【0033】下位レジスタバンク20のデータ入力端子
には、A/D変換回路2から送出される音声データの信
号線の内、下位10ビットが接続されている。下位レジ
スタバンク20のクロック入力端子には、ANDゲート
21により、Dラッチからなるラッチ素子22の出力で
あるシステムクロックマスク信号でシステムクロックC
LKをマスクしたゲーテッドクロックが入力される。
尚、下位レジスタバンク20が、本発明における「第2
のレジスタバンク」に相当し、ANDゲート21が、本
発明における「論理回路」に相当する。
【0034】ラッチ素子22は、システムクロックマス
ク信号を生成するため、システム制御回路3からの音声
データ入力イネーブル信号ENinを、システムクロック
CLKの反転信号に従ってラッチする。すなわち、入力
音声データの下位10ビットを取り込む場合のみ、下位
レジスタバンク20にクロックが入力される。
【0035】上位レジスタバンク19のデータ入力端子
には、A/D変換回路2から送出された音声データの信
号線の内、上位4ビットが接続されている。上位レジス
タバンク19のクロック入力端子には、ANDゲート2
3により、Dラッチからなるラッチ素子24の出力であ
るシステムクロックマスク信号でシステムクロックCL
Kをマスクしたゲーテッドクロックが入力される。尚、
上位レジスタバンク19が、本発明における「第1のレ
ジスタバンク」に相当し、ANDゲート23が、本発明
における「論理回路」に相当する。
【0036】比較回路25は、イクスクルーシブNOR
(EX−NOR)ゲートとNANDゲートで構成され、
現在の上位レジスタバンク19の保持データと新たに入
力された入力音声データの上位4ビットを比較し、一致
した場合は“L”レベル、不一致の場合は“H”レベル
をラッチ素子24に送出する。尚、比較回路25が、本
発明における「上位ビット列の変化を検出する回路」に
相当する。
【0037】ラッチ素子24は、システムクロックマス
ク信号を生成するため、比較回路25からの信号をシス
テムクロックCLKの反転信号でラッチする。すなわ
ち、上位レジスタバンク19の保持データと入力音声デ
ータの上位4ビットが一致しない場合のみ、上位レジス
タバンク19にクロックが入力される。
【0038】斯かる構成において、音声データは、正負
の変動が緩やかで、また、常時、用意されたビット幅の
最大振幅で表現されることはなく、上位ビットは符号拡
張される確率が高い。このため、時間的にも空間的にも
相関が小さい下位ビットと比較して、上位ビットの遷移
回数(遷移確率)は小さくなる。従って、通常は、下位
レジスタバンク20のみを動作させ、上位ビットに変化
があった場合に上位レジスタバンク19にクロックを入
力してこれを作動させることにより、常時、上位レジス
タバンク19にもクロックが入力される場合と比較し
て、クロックネットの消費電力を低減することができ
る。
【0039】尚、本第1実施形態は一例を示したもので
あり、上位レジスタバンク19と下位レジスタバンク2
0とに何ビットずつを振り分けるかについては、取り込
む音声データの統計的性質から決定すれば良い。
【0040】また、上記出力データラッチ回路9にも、
入力データラッチ回路4と同様の構成を適用することが
できる。この場合、14ビットからなる音声データは、
入出力制御回路5から出力データラッチ回路9に送出さ
れ、音声データ入力イネーブル信号ENinに代えて、音
声データ出力イネーブル信号ENoutがその役目を果た
すことになる。 (第2実施形態)本発明の第2実施形態として、本発明
のレジスタ回路を、外部データロードが可能な16ビッ
トインクリメント方式の上記プログラムカウンタ12に
適用した例を図4に基づいて説明する。
【0041】本第2実施形態において、プログラムカウ
ンタ12は、以下のように構成される。
【0042】すなわち、16ビットからなるカウント値
(以下、外部データという)を保持するDFFを、上位
8ビットのレジスタバンク26と下位8ビットのレジス
タバンク27とにグループ化する。尚、各レジスタバン
ク26,27はそれぞれ独立して作動する。
【0043】下位レジスタバンク27のデータ入力端子
には、下位8ビットハーフアダー28の出力が入力され
る。下位8ビットハーフアダー28は、マルチプレクサ
29の信号と制御回路18から送出されるカウントアッ
プ制御信号Cupとを加算し、上位ビットへの桁上げが発
生した場合に、後述する上位ビットハーフアダーに桁上
げ信号Pを送出する。制御回路18はカウントアップを
実行する場合に、カウントアップ制御信号Cupとして
“H”レベルを下位8ビットハーフアダー28に入力す
る。尚、下位レジスタバンク27が、本発明における
「第2のレジスタバンク」に相当し、下位8ビットハー
フアダー28が、本発明における「下位ビット列から上
位ビット列への桁上げを検出する回路」に相当する。
【0044】マルチプレクサ29は、制御回路18から
送出されるジャンプアドレス出力制御信号JUMPC
“H”レベルの場合、外部データの下位8ビットを選択
し、“L”レベルの場合、下位レジスタバンク27で保
持されているデータを選択して出力する。
【0045】下位レジスタバンク27のクロック入力端
子には、ANDゲート30により、Dラッチからなるラ
ッチ素子31の出力であるシステムクロックマスク信号
でシステムクロックCLKをマスクしたゲーテッドクロ
ックが入力される。尚、ANDゲート30が、本発明に
おける「論理回路」に相当する。
【0046】ラッチ素子31は、システムクロックマス
ク信号を生成するため、ORゲート32により、カウン
トアップ制御信号と外部データロード信号の論理和をと
った信号を、システムクロックCLKの反転信号に従っ
てラッチする。すなわち、特異的な外部データをロード
する(アドレスをジャンプする)場合と、カウントアッ
プを行う場合のみ、下位レジスタバンク27にクロック
が入力される。
【0047】上位レジスタバンク26のデータ入力端子
には、上位8ビットハーフアダー33の出力が接続され
ている。上位8ビットハーフアダー33は、マルチプレ
クサ34の出力と下位8ビットハーフアダー28からの
桁上げ信号Pとを加算する。尚、上位レジスタバンク2
6が、本発明における「第1のレジスタバンク」に相当
し、上位8ビットハーフアダー28が、本発明における
「第1のレジスタバンクに保持すべきデータを更新する
回路」に相当する。
【0048】マルチプレクサ34は、外部データロード
信号が“H”レベルの場合、外部データの上位8ビット
を選択し、“L”レベルの場合、上位レジスタバンク2
6で保持されているデータを選択して出力する。
【0049】上位レジスタバンク26のクロック入力端
子には、ANDゲート35により、Dラッチからなるラ
ッチ素子36の出力であるシステムクロックマスク信号
でシステムクロックCLKをマスクしたゲーテッドクロ
ックが入力される。尚、ANDゲート35が、本発明に
おける「論理回路」に相当する。
【0050】ラッチ素子36は、システムクロックマス
ク信号を生成するため、ORゲート37により、下位8
ビットハーフアダー28からの桁上げ信号Pとジャンプ
アドレス出力制御信号JUMPcとの論理和をとった信
号を、システムクロックCLKの反転信号に従ってラッ
チする。すなわち、特異的な外部データをロードする
(アドレスをジャンプする)場合と、下位8ビットハー
フアダー28からの桁上げが発生した場合のみ、上位レ
ジスタバンク26にクロックが入力される。
【0051】斯かる構成において、メモリアドレスを1
ずつカウントアップ(インクリメント)させる通常のプ
ログラム実行動作においては、本第2実施形態の16ビ
ットインクリメント方式のプログラムカウンタ12は、
下位8ビットハーフアダー28からの桁上げが発生する
までは、上位レジスタバンク26にクロックが入力され
ないので、この間、前回と同じデータを新たに保持する
ような無駄な動作はしない。
【0052】例えば、本第2実施形態のように下位レジ
スタバンク27として8ビットを割り当てた場合、下位
8ビットハーフアダー27からの桁上げが発生するまで
は、上位レジスタバンク26に対するクロックの入力が
行われないから、その分、上位レジスタバンク26に入
力されるクロックの遷移回数を、下位レジスタバンク2
7に入力されるクロックの遷移回数の256分の1にす
ることができ、その結果、クロックネットで消費される
電力を低減することができる。
【0053】以上の実施形態にあっては、以下の通りに
変更することも可能で、その場合であっても同様の作用
効果を奏する。
【0054】(1)システムクロックマスク信号を出力
するDラッチに代えて、DFFを用いる。
【0055】(2)カウンタや音声データのラッチ以外
に、画像データのラッチ、ALUのアキュムレータ、デ
ータメモリのアドレスラッチ、パイプライン技術を用い
たプロセッサのパイプラインレジスタに適用する。
【0056】(3)3以上のレジスタバンクにグループ
化する。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、レジスタの不必要な更
新動作を抑制することにより、消費電力の小さなレジス
タ回路を提供することができる。
【0058】また、本発明によれば、レジスタの不必要
な更新動作を抑制するレジスタ回路を搭載して、消費電
力の小さな音声処理装置を提供することができる。
【0059】また、本発明によれば、レジスタの不必要
な更新動作を抑制するレジスタ回路を搭載して、消費電
力の小さなデータ処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した実施形態に係る音声処理回
路のブロック図である。
【図2】図1の音声処理回路におけるプログラム制御部
のブロック回路図である。
【図3】本発明を具体化した第1実施形態に係る入力デ
ータラッチ回路のブロック図である。
【図4】本発明を具体化した第2実施形態に係るプログ
ラムカウンタのブロック図である。
【図5】従来例におけるレジスタバンクの設定回路のブ
ロック図である。
【図6】従来例におけるレジスタバンクのブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 マイク 2 A/D変換回路 3 システム制御回路 4 入力データラッチ回路 5 入出力制御回路 6 データバス 7 音声コーデック回路 8 MOS型トランジスタ 9 出力データラッチ回路 10 D/A変換回路 11 スピーカ 12 プログラムカウンタ 19,26 上位レジスタバンク 20,27 下位レジスタバンク 21,23,30,35 ANDゲート 22,24,31,36 ラッチ回路 25 比較回路 28 下位8ビットハーフアダー 29,34 マルチプレクサ 32,37 ORゲート 33 上位8ビットハーフアダー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のビットからなる変数データを逐次
    保持する複数のレジスタ群を、前記データの一部を構成
    する上位ビット列を保持する第1のレジスタバンクと前
    記上位ビット列よりも下位のビット列を保持する第2の
    レジスタバンクとにグループ化し、入力される上位ビッ
    ト列に変化があった場合にのみ前記第1のレジスタバン
    クに保持されているデータの内容を更新することを特徴
    としたレジスタ回路。
  2. 【請求項2】 前記第1のレジスタバンクに保持されて
    いるデータと新たに入力された変数データの上位ビット
    列とを比較することにより、前記上位ビット列の変化を
    検出する回路を設けたことを特徴とする請求項1に記載
    のレジスタ回路。
  3. 【請求項3】 前記上位ビット列の変化を検出した信号
    とクロック信号とにより前記第1のレジスタバンクへの
    クロック信号を生成する論理回路とを備えたことを特徴
    とする請求項1又は2に記載のレジスタ回路。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    レジスタ回路を、前記変数データとしての音声データを
    保持するラッチ回路として用いたことを特徴とする音声
    処理回路。
  5. 【請求項5】 請求項1又は3に記載のレジスタ回路
    を、前記変数データとしてのアドレスデータを保持する
    インクリメント方式のプログラムカウンタとして用い、
    前記下位ビット列から上位ビット列への桁上げを検出す
    る回路と、この検出回路からの信号に応じて前記第1の
    レジスタバンクに保持すべきデータを更新する回路とを
    設けたことを特徴とするデータ処理回路。
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