JP2001005531A - 末端圧制御装置 - Google Patents

末端圧制御装置

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JP2001005531A
JP2001005531A JP11175848A JP17584899A JP2001005531A JP 2001005531 A JP2001005531 A JP 2001005531A JP 11175848 A JP11175848 A JP 11175848A JP 17584899 A JP17584899 A JP 17584899A JP 2001005531 A JP2001005531 A JP 2001005531A
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pressure
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Eisaku Nanba
波 栄 作 難
Futoshi Kurokawa
川 太 黒
Yoshihiro Motokura
蔵 義 弘 本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多点注入型の配水管路網の多点の末端圧力を
制御可能な末端圧制御装置を提供すること。 【解決手段】 本発明の末端圧制御装置10は、各末端
圧力測定地点m1〜m5の末端圧力の実績値を収集する
末端圧力収集手段11と、目標値を設定する末端圧力目
標値設定手段12とを備える。操作対象機場特定手段1
4は、各末端圧力測定地点m1〜m5について、実績値
と目標値とを比較し、制御対象とすべき末端圧力測定地
点を特定し、特定された末端圧力測定地点に影響を及ぼ
す機場を担当機場設定手段13の設定に基づいて特定す
る。吐出圧力目標値演算手段16は、特定された末端圧
力測定地点及び機場と、当該末端圧力測定地点の末端圧
力の実績値と目標値との偏差と、吐出圧影響データベー
ス15に記憶された当該機場の吐出圧力変化量と当該末
端圧力測定地点における圧力変化量との関係と、に基づ
いて、当該機場の吐出圧力目標値を演算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配水ポンプ等によ
り供給される配水管路網の末端圧力を許容範囲内に制御
する末端圧制御装置に係り、とりわけ、複数の末端圧力
を同時に制御可能な末端圧力制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、各家庭に供給される水道水は、
各家庭付近に埋設されている配水管から配水されるよう
になっている。所定地域内の配水管全体は、配水管路網
と呼ばれており、河川から送られてくる水は、浄水場を
経由して配水池に溜められ、この溜められた水が配水ポ
ンプによって配水管路網に送り出されている。
【0003】ところで、各家庭で水道水を快適に使用す
るためには、水道水の圧力はできるだけ一定であること
が望ましい。このため、配水管路網の末端圧力を一定に
するための制御技術が利用されている。
【0004】このような制御技術として、従来は、推定
末端圧制御やPI制御が行われていた。しかしながら、
これらの制御方法では、複数の末端圧力点に対して、全
ての末端圧力点を一定に制御することが未だに困難な状
況にある。
【0005】近年、ファジイ推論を応用した末端圧力制
御装置(特開平9−62369号公報参照)が提案され
ている。この制御装置について、図6を用いて説明す
る。
【0006】図6に示すように、配水管路網には2つの
浄水場61a、61bが接続されており、2つの浄水場
61a、61bから配水管路網に浄水が供給されるよう
になっている。
【0007】末端圧力収集手段62は、配水管路網内に
設定された2点の圧力計63a、63bの信号を収集し
て、各末端圧力を、各浄水場61a、62bに対応して
設けられた吐出圧力目標値設定手段65a、65bに送
っている。
【0008】各吐出圧力目標値設定手段65a、65b
では、送られてきた各末端圧力から、ファジイ推論によ
って適切な吐出圧力目標値を演算する。
【0009】演算により得られた吐出圧力目標値は、配
水ポンプ回転数制御手段67a、67bに送られる。配
水ポンプ回転数制御手段67a、67bは、吐出圧力実
績値が吐出圧力目標値に追従するように、浄水場61
a、61b内の配水ポンプの回転数を制御する。
【0010】しかしながら、浄水場が3機以上設置さ
れ、3点以上の末端圧力を一定にする必要があるシステ
ムに、図6に示す制御装置を適用することは困難であ
る。このようなシステムにおいては、オペレータが、経
験に基づいて時々刻々変化する需要量等を考慮して、各
浄水場の吐出流量を制御している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、これま
でに提案された制御装置は、利用可能なシステムの条件
が厳しく、例えば、1点注入型もしくは2点注入型の配
水管路網に対してしか十分な実効が得られていない。例
えば前述の特開平9−62369号公報に記載の制御装
置の場合、制御対象となる末端圧が3点以上設定された
配水管路網では、ファジィ推論で使用されるルールテー
ブル等のファジィ特有のパラメータを設定するのが困難
になるとともに、必要でない機場の配水ポンプ操作を行
って、システムの運用が非効率的になる可能性がある。
【0012】従って、多点注入型の配水管路網に関して
は、オペレータの経験に基づいて複数点の末端圧力を制
御しているのが実状である。このため、経験の浅いオペ
レータでは、複数点の末端圧力を制御するのは困難であ
る。
【0013】本発明は、このような点を考慮してなされ
たものであり、多点注入型の配水管路網の多点の末端圧
力を制御可能であり、経験の浅いオペレータでも使用可
能な末端圧制御装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、配水管路網の
各末端圧力測定地点における末端圧力の実績値を収集す
る末端圧力収集手段と、各末端圧力測定地点における末
端圧力の目標値を設定する末端圧力目標値設定手段と、
配水管路網の各末端圧力測定地点に影響を及ぼす機場を
設定する担当機場設定手段と、各末端圧力測定地点につ
いて、末端圧力収集手段にて収集された実績値と末端圧
力目標値設定手段にて設定された目標値とを比較し、当
該比較結果に基づいて制御対象とすべき末端圧力測定地
点を特定すると共に、特定された末端圧力測定地点に影
響を及ぼす機場を担当機場設定手段における設定に基づ
いて特定する操作対象機場特定手段と、担当機場設定手
段において設定された各機場の吐出圧力変化量と、当該
機場によって影響を及ぼされる各末端圧力測定地点にお
ける圧力変化量との関係を記憶する吐出圧影響データベ
ースと、操作対象機場特定手段で特定された末端圧力測
定地点及び機場と、当該末端圧力測定地点における末端
圧力の実績値と目標値との偏差と、吐出圧影響データベ
ースに記憶された当該機場の吐出圧力変化量と当該末端
圧力測定地点における圧力変化量との関係と、に基づい
て、当該機場の吐出圧力目標値を演算する吐出圧力目標
値演算手段と、吐出圧力目標値演算手段にて演算された
吐出圧力目標値に応じて配水管路網の機場を制御する機
場制御手段と、を備えたことを特徴とする末端圧制御装
置である。
【0015】本発明によれば、吐出圧力目標値演算手段
が、末端圧力測定地点における末端圧力の実績値と目標
値との偏差と、吐出圧影響データベースに記憶された機
場の吐出圧力変化量と当該末端圧力測定地点における圧
力変化量との関係と、に基づいて、当該機場の吐出圧力
目標値を演算するため、多点注入型の配水管路網の多点
の末端圧力を制御可能である。
【0016】また、本発明は、配水管路網の各末端圧力
測定地点における末端圧力の実績値を収集する末端圧力
収集手段と、各末端圧力測定地点における末端圧力の目
標値を設定する末端圧力目標値設定手段と、配水管路網
の各末端圧力測定地点に影響を及ぼす機場を設定する担
当機場設定手段と、各末端圧力測定地点について、末端
圧力収集手段にて収集された実績値と末端圧力目標値設
定手段にて設定された目標値とを比較し、当該比較結果
に基づいて制御対象とすべき末端圧力測定地点を特定す
ると共に、特定された末端圧力測定地点に影響を及ぼす
機場を担当機場設定手段における設定に基づいて特定す
る操作対象機場特定手段と、各末端圧力測定地点におけ
る末端圧力の実績値と目標値との過去の偏差実績値と、
当該偏差実績値に対する各機場の過去の吐出圧力目標値
実績値との関係を記憶するニューラルネットワーク用デ
ータベースと、操作対象機場特定手段で特定された末端
圧力測定地点及び機場と、当該末端圧力測定地点におけ
る末端圧力の実績値と目標値との偏差と、ニューラルネ
ットワーク用データベースに記憶された偏差実績値と吐
出圧力目標値実績値との関係と、に基づいて、当該機場
の吐出圧力目標値をニューラルネットワーク法によって
演算する吐出圧力目標値演算手段と、吐出圧力目標値演
算手段にて演算された吐出圧力目標値に応じて配水管路
網の機場を制御する機場制御手段と、を備えたことを特
徴とする末端圧制御装置である。
【0017】本発明によれば、吐出圧力目標値演算手段
が、末端圧力測定地点における末端圧力の実績値と目標
値との偏差と、ニューラルネットワーク用データベース
に記憶された偏差実績値と吐出圧力目標値実績値との関
係と、に基づいて、当該機場の吐出圧力目標値をニュー
ラルネットワーク法によって演算するため、多点注入型
の配水管路網の多点の末端圧力を制御可能である。
【0018】また、本発明は、配水管路網の各末端圧力
測定地点における末端圧力の実績値を収集する末端圧力
収集手段と、各末端圧力測定地点における末端圧力の目
標値を設定する末端圧力目標値設定手段と、配水管路網
の末端圧力測定地点に影響を及ぼす各機場毎に設けら
れ、当該機場によって影響を及ぼされる全末端圧力測定
地点の末端圧力の実績値と目標値との過去の偏差実績値
と、当該偏差実績値に対する当該機場の過去の吐出圧力
目標値実績値との関係を記憶するニューラルネットワー
ク用データベースと、各機場毎に設けられ、当該機場に
よって影響を及ぼされる全末端圧力測定地点の末端圧力
の実績値と目標値との偏差と、対応するニューラルネッ
トワーク用データベースに記憶された偏差実績値と吐出
圧力目標値実績値との関係と、に基づいて、当該機場の
吐出圧力目標値をニューラルネットワーク法によって演
算する吐出圧力目標値演算手段と、吐出圧力目標値演算
手段にて演算された吐出圧力目標値に応じて配水管路網
の各機場を制御する機場制御手段と、を備えたことを特
徴とする末端圧制御装置である。
【0019】本発明によれば、吐出圧力目標値演算手段
が各機場に対応して設けられ、末端圧力測定地点におけ
る末端圧力の実績値と目標値との偏差と、ニューラルネ
ットワーク用データベースに記憶された偏差実績値と吐
出圧力目標値実績値との関係と、に基づいて、当該機場
の吐出圧力目標値をニューラルネットワーク法によって
演算するため、多点注入型の配水管路網の多点の末端圧
力を制御可能である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0021】図1は、本発明の第1の実施の形態による
末端圧制御装置10を示すブロック図である。図1に示
すように、本発明の第1の実施の形態の末端圧制御装置
10は、配水管路網の各末端圧力測定地点m1〜m5に
おける末端圧力の実績値を収集する末端圧力収集手段1
1を備えている。末端圧力収集手段11には、各末端圧
力測定地点m1〜m5における末端圧力を測定する複数
の圧力センサ11sが接続されている。
【0022】一方、末端圧制御装置10は、各末端圧力
測定地点m1〜m5における末端圧力の目標値を設定す
る末端圧力目標値設定手段12と、配水管路網の各末端
圧力測定地点m1〜m5に影響を及ぼす機場s1〜s3
を設定する担当機場設定手段13とを有している。
【0023】末端圧力収集手段11、末端圧力目標値設
定手段12及び担当機場設定手段13には、操作対象機
場特定手段14が接続されている。操作対象機場特定手
段14は、各末端圧力測定地点m1〜m5について、末
端圧力収集手段11にて収集された実績値と末端圧力目
標値設定手段12にて設定された目標値とを比較し、当
該比較結果に基づいて制御対象とすべき末端圧力測定地
点を特定すると共に、特定された末端圧力測定地点に影
響を及ぼす機場を担当機場設定手段13における設定に
基づいて特定するようになっている。
【0024】さらに末端圧制御装置10は、担当機場設
定手段13において設定された各機場s1〜s3の吐出
圧力変化量と、当該機場s1〜s3によって影響を及ぼ
される各末端圧力測定地点における圧力変化量との関係
を記憶する吐出圧影響データベース15を有している。
【0025】操作対象機場特定手段14と吐出圧影響デ
ータベース15とは、吐出圧力目標値演算手段16に接
続されている。吐出圧力目標値演算手段16は、操作対
象機場特定手段14で特定された末端圧力測定地点及び
機場と、当該末端圧力測定地点における末端圧力の実績
値と目標値との偏差と、吐出圧影響データベース15に
記憶された当該機場の吐出圧力変化量と当該末端圧力測
定地点における圧力変化量との関係と、に基づいて、当
該機場の吐出圧力目標値を演算するようになっている。
【0026】吐出圧力目標値演算手段16には、吐出圧
力目標値演算手段16て演算された吐出圧力目標値に応
じて配水管路網の機場s1〜s3を制御する機場制御手
段c1〜c3が接続されている。機場制御手段c1〜c
3は、具体的には、例えば機場の配水ポンプの出力制御
手段として構成され得る。
【0027】本実施の形態では、図1に示すように、末
端圧力目標値設定手段12、担当機場設定手段13、操
作対象機場特定手段14、吐出圧影響データベース15
及び吐出圧力目標値演算手段16が、まとまって、吐出
圧力目標値設定手段18を構成している。
【0028】次に、このような構成よりなる本実施の形
態の作用について説明する。
【0029】オペレータは予め、各末端圧力測定地点m
1〜m5における末端圧力の目標値を末端圧力目標値設
定手段12に設定する。また、オペレータは予め、配水
管路網の各末端圧力測定地点m1〜m5に影響を及ぼす
機場s1〜s3を、担当機場設定手段13に設定する。
【0030】配水管路網の各末端圧力測定地点m1〜m
5における末端圧力の実績値は、圧力センサ11sによ
って測定され、末端圧力収集手段11によって収集され
る。
【0031】続いて操作対象機場特定手段14は、各末
端圧力測定地点m1〜m5について、末端圧力収集手段
11にて収集された実績値と末端圧力目標値設定手段1
2にて設定された目標値とを比較し、それらの偏差が所
定値を超えている末端圧力測定地点を、制御対象として
特定する。ここでは以下の説明の便宜のため、例えば、
末端圧力測定地点m3〜m5が、制御対象として特定さ
れると仮定する。
【0032】さらに操作対象機場特定手段14は、特定
された末端圧力測定地点に影響を及ぼす機場を、担当機
場設定手段13における設定に基づいて特定する。この
場合、例えば、機場s2、s3が特定される。
【0033】次に、吐出圧力目標値演算手段16は、操
作対象機場特定手段14で特定された末端圧力測定地点
m3〜m5及び機場s2、s3と、当該末端圧力測定地
点m3〜m5における末端圧力の実績値と目標値との偏
差と、吐出圧影響データベース15に記憶された当該機
場s2、s3の吐出圧力変化量と当該末端圧力測定地点
m3〜m5における圧力変化量との関係と、に基づい
て、当該機場s2、s3の吐出圧力目標値を演算する。
【0034】そして、機場制御手段c1〜c3が、吐出
圧力目標値演算手段16で演算された吐出圧力目標値に
応じて、配水管路網の機場s1〜s3を制御する。この
場合、機場s2、s3の吐出圧力が、吐出圧力目標値演
算手段16で演算された吐出圧力目標値となるように制
御され、機場s1については、従前の設定の吐出圧力目
標値が維持される。
【0035】以上のように本実施の形態によれば、吐出
圧力目標値演算手段16が、末端圧力測定地点m3〜m
5における末端圧力の実績値と目標値との偏差と、吐出
圧影響データベース15に記憶された機場s2、s3の
吐出圧力変化量と当該末端圧力測定地点m3〜m5にお
ける圧力変化量との関係と、に基づいて、当該機場s
2、s3の吐出圧力目標値を演算するため、経験の浅い
オペレータであっても多点注入型の配水管路網の多点の
末端圧力を同時に制御することができる。
【0036】また、本実施の形態によれば、操作対象機
場特定手段14によって、制御対象とする末端圧力測定
地点m3〜m5及び機場s2、s3を特定しているた
め、末端圧制御が効率的になされ、結果的にシステムの
運用が効率的になされ得る。
【0037】次に、本発明の第2の実施の形態の末端圧
制御装置について図2を用いて説明する。図2は、本発
明の第2の実施の形態の末端圧制御装置のブロック図で
ある。
【0038】図2に示すように、本実施の形態の末端圧
制御装置10は、吐出圧影響データベース15と吐出圧
力目標値演算手段16との代わりに、ニューラルネット
ワーク用データベース25とニューラルネットワーク用
吐出圧力目標値演算手段26とを有している他は、図1
に示す第1の実施の形態と同様の構成である。第2の実
施の形態において、図1に示す第1の実施の形態と同一
の部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0039】ニューラルネットワーク用データベース2
5は、各末端圧力測定地点m1〜m5における末端圧力
の実績値と目標値との過去の偏差実績値と、当該偏差実
績値が発生した時の気象条件データと、当該偏差実績値
及び当該気象条件データに対する各機場s1〜s3の過
去の吐出圧力目標値実績値と、の関係を記憶している。
【0040】ニューラルネットワーク用吐出圧力目標値
演算手段26は、操作対象機場特定手段14で特定され
た末端圧力測定地点m3〜m5及び機場s2、s3と、
当該末端圧力測定地点m3〜m5における末端圧力の実
績値と目標値との偏差と、現在の気象条件データと、ニ
ューラルネットワーク用データベース25に記憶された
偏差実績値と気象条件データと吐出圧力目標値実績値と
の関係と、に基づいて、当該機場s2、s3の吐出圧力
目標値をニューラルネットワーク法によって演算するよ
うになっている。
【0041】気象条件データには、天候の他、気温デー
タ等が含まれる。
【0042】また、ニューラルネットワーク用データベ
ース25に記憶された偏差実績値と気象条件データと吐
出圧力目標値実績値との関係は、ニューラルネットワー
ク用吐出圧力目標値演算手段26の演算結果によって更
新されるようになっている。
【0043】本実施の形態によれば、ニューラルネット
ワーク用吐出圧力目標値演算手段26が、操作対象機場
特定手段14で特定された末端圧力測定地点m3〜m5
における末端圧力の実績値と目標値との偏差と、現在の
気象条件データと、ニューラルネットワーク用データベ
ース25に記憶された偏差実績値と気象条件データと吐
出圧力目標値実績値との関係と、に基づいて、当該機場
s2、s3の吐出圧力目標値をニューラルネットワーク
法によって演算するため、経験の浅いオペレータであっ
ても多点注入型の配水管路網の多点の末端圧力を同時に
制御することができる。
【0044】また、本実施の形態によっても、操作対象
機場特定手段14によって、制御対象とする末端圧力測
定地点m3〜m5及び機場s2、s3を特定しているた
め、末端圧制御が効率的になされ、結果的にシステムの
運用が効率的になされ得る。
【0045】また、本実施の形態によれば、気象条件を
考慮に入れているため、より精度の高い制御が可能であ
る。
【0046】さらに本実施の形態によれば、ニューラル
ネットワーク用データベース25に記憶された偏差実績
値と気象条件データと吐出圧力目標値実績値との関係が
更新されることによって、ニューラルネットワーク用吐
出圧力目標値演算手段26の演算にいわゆる学習効果を
期待することができ、より精度の高い制御が可能とな
る。
【0047】次に、本発明の第3の実施の形態の末端圧
制御装置について図3を用いて説明する。図3は、本発
明の第3の実施の形態の末端圧制御装置のブロック図で
ある。
【0048】図3に示すように、本実施の形態の末端圧
制御装置10は、担当機場設定手段13、操作対象機場
特定手段14、吐出圧影響データベース15及び吐出圧
力目標値演算手段16の代わりに、各機場s1〜s3毎
に設けられたニューラルネットワーク用機場毎データベ
ース31〜33及びニューラルネットワーク用機場毎吐
出圧力目標値演算手段34〜36を有している他は、図
1に示す第1の実施の形態と同様の構成である。第3の
実施の形態において、図1に示す第1の実施の形態と同
一の部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略す
る。
【0049】各ニューラルネットワーク用機場毎データ
ベース31〜33は、末端圧力測定地点m1〜m5にお
ける末端圧力の実績値と目標値との過去の偏差実績値
と、当該偏差実績値が発生した時の気象条件データと、
当該偏差実績値及び当該気象条件データに対する対応す
る機場s1〜s3の過去の吐出圧力目標値実績値と、の
関係を記憶している。
【0050】各ニューラルネットワーク用機場毎吐出圧
力目標値演算手段34〜36は、対応する機場s1〜s
3によって影響を及ぼされる全末端圧力測定地点の末端
圧力の実績値と目標値との偏差と、現在の気象条件デー
タと、対応するニューラルネットワーク用機場毎データ
ベース31〜33に記憶された偏差実績値と気象条件デ
ータと吐出圧力目標値実績値との関係と、に基づいて、
当該機場の吐出圧力目標値をニューラルネットワーク法
によって演算するようになっている。
【0051】気象条件データには、天候の他、気温デー
タ等が含まれる。
【0052】また、各ニューラルネットワーク用機場毎
データベース31〜33に記憶された偏差実績値と気象
条件データと吐出圧力目標値実績値との関係は、対応す
るニューラルネットワーク用機場毎吐出圧力目標値演算
手段34〜36の演算結果によって更新されるようにな
っている。
【0053】本実施の形態によれば、ニューラルネット
ワーク用機場毎吐出圧力目標値演算手段34〜36が、
末端圧力測定地点m1〜m5における末端圧力の実績値
と目標値との偏差と、現在の気象条件データと、対応す
るニューラルネットワーク用機場毎データベース31〜
33に記憶された偏差実績値と気象条件データと吐出圧
力目標値実績値との関係と、に基づいて、対応する機場
s1〜s3の吐出圧力目標値をニューラルネットワーク
法によって演算するため、経験の浅いオペレータであっ
ても多点注入型の配水管路網の多点の末端圧力を同時に
制御することができる。
【0054】また、本実施の形態では、制御対象とする
末端圧力測定地点m3〜m5及び機場s2、s3を特定
しないため、制御の物理的効率という面では前述の実施
の形態の方が優れているが、各機場s1〜s3毎にニュ
ーラルネットワーク用機場毎データベース31〜33及
びニューラルネットワーク用機場毎吐出圧力目標値演算
手段34〜36を設けているため、制御のための演算負
荷が分散され、制御効率としては結果的に優れる場合が
ある。
【0055】また、本実施の形態によれば、気象条件を
考慮に入れているため、より精度の高い制御が可能であ
る。
【0056】さらに本実施の形態によれば、ニューラル
ネットワーク用機場毎データベース31〜33に記憶さ
れた偏差実績値と気象条件データと吐出圧力目標値実績
値との関係が更新されることによって、ニューラルネッ
トワーク用機場毎吐出圧力目標値演算手段34〜36の
演算にいわゆる学習効果を期待することができ、より精
度の高い制御が可能となる。
【0057】次に、本発明の第4の実施の形態の末端圧
制御装置について図4を用いて説明する。図4は、本発
明の第4の実施の形態の末端圧制御装置のブロック図で
ある。
【0058】図4に示すように、本実施の形態の末端圧
制御装置40は、吐出圧力目標値演算手段16が、演算
結果を表示する演算結果表示装置41と、演算結果を修
正する演算結果修正装置42に接続されている他は、図
1に示す第1の実施の形態と同様の構成である。第4の
実施の形態において、図1に示す第1の実施の形態と同
一の部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略す
る。
【0059】本実施の形態では、演算結果表示装置41
によって、吐出圧力目標値演算手段16の演算結果を表
示することができると共に、演算結果修正装置42によ
って、吐出圧力目標値演算手段16の演算結果を修正す
ることができる。
【0060】本実施の形態によれば、吐出圧力目標値演
算手段16の演算結果を表示することによって、経験の
浅いオペレータに、その時の状況に応じた対応の仕方を
教育することができる。
【0061】また、経験の豊富なオペレータは、吐出圧
力目標値演算手段16の演算結果を修正することが可能
であるため、経年変化等により演算結果に誤差が生じた
時に直ちにオペレータによる対応が可能である。
【0062】次に、本発明の第5の実施の形態の末端圧
制御装置について図5を用いて説明する。図5は、本発
明の第5の実施の形態の末端圧制御装置の概略ブロック
図である。
【0063】図5に示すように、本実施の形態の末端圧
制御装置50は、さらに、1日分の需要量を予測する需
要予測手段51と、流量制御対象とする機場を設定する
流量制御機場設定手段52と、全機場s1〜s3の能力
に応じて、需要予測手段51で予測した需要量を各機場
s1〜s3に分配する流量分配手段53と、流量制御機
場設定手段52で設定された機場には、流量分配手段5
3にて分配した需要量を目標値として設定する機場毎目
標値設定手段54と、が設けられている。
【0064】その他の構成は、図1に示す第1の実施の
形態と同様の構成である。第5の実施の形態において、
図1に示す第1の実施の形態と同一の部分には同一の符
号を付して詳細な説明は省略する。
【0065】需要予測手段51は、前日の配水量、気象
条件等から1日分の需要量を予測するようになってい
る。
【0066】制御機場設定手段52は、流量制御を行う
機場が、オペレータによって設定されるようになってい
る。
【0067】流量分配手段53は、全機場s1〜s3の
配水ポンプ能力に応じて、需要予測手段51で予測した
需要量を分配するようになっている。
【0068】機場毎目標値設定手段54では、流量制御
機場設定手段52で設定した機場に対応する機場制御手
段に対して、流量分配手段53にて分配した需要量を吐
出流量目標値として、吐出圧力目標値演算手段16によ
って得られた吐出圧力目標値に優先して入力するように
なっている。一方、流量制御機場設定手段52で設定さ
れなかった機場に対応する機場制御手段に対しては、吐
出圧力目標値設定手段16にて演算した吐出圧力目標値
を入力するようになっている。
【0069】機場制御手段c1〜c3は、吐出流量目標
値が入力された場合は吐出流量制御を行い、吐出圧力目
標値か入力された場合は吐出圧力制御を行うようになっ
ている。
【0070】本実施の形態によれば、流量制御を組込む
ことによって、配水管路網全体のべースとなる流量を確
保することができる。
【0071】また、圧力制御を行う機場を相対的に減少
させることにより、圧力制御の結果圧力が押し合って機
場同士が干渉することを抑制するという効果も得られ
る。
【0072】なお、本実施の形態の需要予測手段51、
流量制御機場設定手段52、流量分配手段53及び機場
毎目標値設定手段54は、本発明の第2乃至第4の実施
の形態に対しても適用可能であることは勿論である。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
吐出圧力目標値演算手段が、末端圧力測定地点における
末端圧力の実績値と目標値との偏差と、吐出圧影響デー
タベースに記憶された機場の吐出圧力変化量と当該末端
圧力測定地点における圧力変化量との関係と、に基づい
て、当該機場の吐出圧力目標値を演算するため、多点注
入型の配水管路網の多点の末端圧力を制御可能である。
【0074】あるいは、本発明によれば、吐出圧力目標
値演算手段が、末端圧力測定地点における末端圧力の実
績値と目標値との偏差と、ニューラルネットワーク用デ
ータベースに記憶された偏差実績値と吐出圧力目標値実
績値との関係と、に基づいて、当該機場の吐出圧力目標
値をニューラルネットワーク法によって演算するため、
多点注入型の配水管路網の多点の末端圧力を制御可能で
ある。
【0075】あるいは本発明によれば、吐出圧力目標値
演算手段が各機場に対応して設けられ、末端圧力測定地
点における末端圧力の実績値と目標値との偏差と、ニュ
ーラルネットワーク用データベースに記憶された偏差実
績値と吐出圧力目標値実績値との関係と、に基づいて、
当該機場の吐出圧力目標値をニューラルネットワーク法
によって演算するため、多点注入型の配水管路網の多点
の末端圧力を制御可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による末端圧制御装置の第1の実施の形
態を示すブロック図。
【図2】本発明による末端圧制御装置の第2の実施の形
態を示すブロック図。
【図3】本発明による末端圧制御装置の第3の実施の形
態を示すブロック図。
【図4】本発明による末端圧制御装置の第4の実施の形
態を示すブロック図。
【図5】本発明による末端圧制御装置の第5の実施の形
態を示すブロック図。
【図6】従来の末端圧制御装置を示すブロック図。
【符号の説明】
10、40、50 末端圧制御装置 11 末端圧力収集手段 11s 圧力センサ 12 末端圧力目標値設定手段 13 担当機場設定手段 14 操作対象機場特定手段 15 吐出圧影響データベース 16 吐出圧力目標値設定手段 m1〜m5 末端圧力測定地点 s1〜s3 機場 c1〜c3 機場制御手段 25 ニューラルネットワーク用データベース 26 ニューラルネットワーク用吐出圧力目標値演算手
段 31〜33 ニューラルネットワーク用機場毎データベ
ース 34〜36 ニューラルネットワーク用機場毎吐出圧力
目標値演算手段 41 演算結果表示装置 42 演算結果修正装置 51 需要予測手段 52 流量制御設定機場 53 流量分配手段 54 機場毎目標値設定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本 蔵 義 弘 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 Fターム(参考) 5H316 AA07 BB08 CC02 CC05 DD07 DD15 EE22 ES01 FF05 FF22 FF31 GG04 GG09 HH04 HH10 HH12

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配水管路網の各末端圧力測定地点における
    末端圧力の実績値を収集する末端圧力収集手段と、 各末端圧力測定地点における末端圧力の目標値を設定す
    る末端圧力目標値設定手段と、 配水管路網の各末端圧力測定地点に影響を及ぼす機場を
    設定する担当機場設定手段と、 各末端圧力測定地点について、末端圧力収集手段にて収
    集された実績値と末端圧力目標値設定手段にて設定され
    た目標値とを比較し、当該比較結果に基づいて制御対象
    とすべき末端圧力測定地点を特定すると共に、特定され
    た末端圧力測定地点に影響を及ぼす機場を担当機場設定
    手段における設定に基づいて特定する操作対象機場特定
    手段と、 担当機場設定手段において設定された各機場の吐出圧力
    変化量と、当該機場によって影響を及ぼされる各末端圧
    力測定地点における圧力変化量との関係を記憶する吐出
    圧影響データベースと、 操作対象機場特定手段で特定された末端圧力測定地点及
    び機場と、当該末端圧力測定地点における末端圧力の実
    績値と目標値との偏差と、吐出圧影響データベースに記
    憶された当該機場の吐出圧力変化量と当該末端圧力測定
    地点における圧力変化量との関係と、に基づいて、当該
    機場の吐出圧力目標値を演算する吐出圧力目標値演算手
    段と、 吐出圧力目標値演算手段にて演算された吐出圧力目標値
    に応じて配水管路網の機場を制御する機場制御手段と、
    を備えたことを特徴とする末端圧制御装置。
  2. 【請求項2】配水管路網の各末端圧力測定地点における
    末端圧力の実績値を収集する末端圧力収集手段と、 各末端圧力測定地点における末端圧力の目標値を設定す
    る末端圧力目標値設定手段と、 配水管路網の各末端圧力測定地点に影響を及ぼす機場を
    設定する担当機場設定手段と、 各末端圧力測定地点について、末端圧力収集手段にて収
    集された実績値と末端圧力目標値設定手段にて設定され
    た目標値とを比較し、当該比較結果に基づいて制御対象
    とすべき末端圧力測定地点を特定すると共に、特定され
    た末端圧力測定地点に影響を及ぼす機場を担当機場設定
    手段における設定に基づいて特定する操作対象機場特定
    手段と、 各末端圧力測定地点における末端圧力の実績値と目標値
    との過去の偏差実績値と、当該偏差実績値に対する各機
    場の過去の吐出圧力目標値実績値との関係を記憶するニ
    ューラルネットワーク用データベースと、 操作対象機場特定手段で特定された末端圧力測定地点及
    び機場と、当該末端圧力測定地点における末端圧力の実
    績値と目標値との偏差と、ニューラルネットワーク用デ
    ータベースに記憶された偏差実績値と吐出圧力目標値実
    績値との関係と、に基づいて、当該機場の吐出圧力目標
    値をニューラルネットワーク法によって演算する吐出圧
    力目標値演算手段と、 吐出圧力目標値演算手段にて演算された吐出圧力目標値
    に応じて配水管路網の機場を制御する機場制御手段と、
    を備えたことを特徴とする末端圧制御装置。
  3. 【請求項3】ニューラルネットワーク用データベースに
    記憶された偏差実績値と吐出圧力目標値実績値との関係
    は、吐出圧力目標値演算手段の演算結果によって更新さ
    れるようになっていることを特徴とする請求項2の末端
    圧制御装置。
  4. 【請求項4】ニューラルネットワーク用データベース
    は、末端圧力測定地点における末端圧力の実績値と目標
    値との過去の偏差実績値と、当該偏差実績値が発生した
    時の気象条件データと、当該偏差実績値及び当該気象条
    件データに対する各機場の過去の吐出圧力目標値実績値
    と、の関係を記憶しており、 吐出圧力目標値演算手段は、操作対象機場特定手段で特
    定された末端圧力測定地点及び機場と、当該末端圧力測
    定地点における末端圧力の実績値と目標値との偏差と、
    現在の気象条件データと、ニューラルネットワーク用デ
    ータベースに記憶された偏差実績値と気象条件データと
    吐出圧力目標値実績値との関係と、に基づいて、当該機
    場の吐出圧力目標値をニューラルネットワーク法によっ
    て演算するようになっていることを特徴とする請求項2
    または3に記載の末端圧制御装置。
  5. 【請求項5】配水管路網の各末端圧力測定地点における
    末端圧力の実績値を収集する末端圧力収集手段と、 各末端圧力測定地点における末端圧力の目標値を設定す
    る末端圧力目標値設定手段と、 配水管路網の末端圧力測定地点に影響を及ぼす各機場毎
    に設けられ、当該機場によって影響を及ぼされる全末端
    圧力測定地点の末端圧力の実績値と目標値との過去の偏
    差実績値と、当該偏差実績値に対する当該機場の過去の
    吐出圧力目標値実績値との関係を記憶するニューラルネ
    ットワーク用データベースと、 各機場毎に設けられ、当該機場によって影響を及ぼされ
    る全末端圧力測定地点の末端圧力の実績値と目標値との
    偏差と、対応するニューラルネットワーク用データベー
    スに記憶された偏差実績値と吐出圧力目標値実績値との
    関係と、に基づいて、当該機場の吐出圧力目標値をニュ
    ーラルネットワーク法によって演算する吐出圧力目標値
    演算手段と、 吐出圧力目標値演算手段にて演算された吐出圧力目標値
    に応じて配水管路網の各機場を制御する機場制御手段
    と、を備えたことを特徴とする末端圧制御装置。
  6. 【請求項6】各ニューラルネットワーク用データベース
    に記憶された偏差実績値と吐出圧力目標値実績値との関
    係は、対応する吐出圧力目標値演算手段の演算結果によ
    って更新されるようになっていることを特徴とする請求
    項5の末端圧制御装置。
  7. 【請求項7】各ニューラルネットワーク用データベース
    は、末端圧力測定地点における末端圧力の実績値と目標
    値との過去の偏差実績値と、当該偏差実績値が発生した
    時の気象条件データと、当該偏差実績値及び当該気象条
    件データに対する対応する機場の過去の吐出圧力目標値
    実績値と、の関係を記憶しており、 各吐出圧力目標値演算手段は、対応する機場によって影
    響を及ぼされる全末端圧力測定地点の末端圧力の実績値
    と目標値との偏差と、現在の気象条件データと、対応す
    るニューラルネットワーク用データベースに記憶された
    偏差実績値と気象条件データと吐出圧力目標値実績値と
    の関係と、に基づいて、当該機場の吐出圧力目標値をニ
    ューラルネットワーク法によって演算するようになって
    いることを特徴とする請求項5または6に記載の末端圧
    制御装置。
  8. 【請求項8】吐出圧力目標値演算手段は、演算結果を表
    示する演算結果表示装置に接続されていることを特徴と
    する請求項1乃至7のいずれかに記載の末端圧制御装
    置。
  9. 【請求項9】吐出圧力目標値演算手段は、演算結果を修
    正する演算結果修正装置に接続されていることを特徴と
    する8に記載の末端圧制御装置。
  10. 【請求項10】1日分の需要量を予測する需要予測手段
    と、 流量制御対象とする機場を設定する流量制御機場設定手
    段と、 全機場の能力に応じて、需要予測手段で予測した需要量
    を各機場に分配する流量分配手段と、 流量制御機場設定手段で設定された機場には、流量分配
    手段にて分配した需要量を目標値として設定する機場毎
    目標値設定手段と、を設けたことを特徴とする請求項1
    乃至9のいずれかに記載の末端圧制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015083551A1 (ja) * 2013-12-02 2015-06-11 株式会社東芝 漏水抑制装置、漏水抑制システム、および漏水抑制プログラム

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