JP2001004866A - 光ファイバテープの接続方法 - Google Patents
光ファイバテープの接続方法Info
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- JP2001004866A JP2001004866A JP2000176196A JP2000176196A JP2001004866A JP 2001004866 A JP2001004866 A JP 2001004866A JP 2000176196 A JP2000176196 A JP 2000176196A JP 2000176196 A JP2000176196 A JP 2000176196A JP 2001004866 A JP2001004866 A JP 2001004866A
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- Japan
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- optical fiber
- core
- tracer
- light
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 多心光ファイバ融着機を用いて多心光ファイ
バテープを接続するに際し、接続すべき双方のトレーサ
光ファイバ心線同士が相対抗した位置に装着されている
かどうかを容易に確認できて、人為的な誤装着を防止す
る。 【解決手段】 多心光ファイバ融着機を用いて多心光フ
ァイバテープを接続するに際し、光ファイバテープに光
を投射して、その反射光をトレーサ光ファイバ心線の色
と同じ色の光が良く透過するカラーフィルタを介して白
黒ＴＶカメラで観測することにより、双方の光ファイバ
テープのトレーサ光ファイバ心線を判別確認して位置合
わせをする光ファイバテープの接続方法。
バテープを接続するに際し、接続すべき双方のトレーサ
光ファイバ心線同士が相対抗した位置に装着されている
かどうかを容易に確認できて、人為的な誤装着を防止す
る。 【解決手段】 多心光ファイバ融着機を用いて多心光フ
ァイバテープを接続するに際し、光ファイバテープに光
を投射して、その反射光をトレーサ光ファイバ心線の色
と同じ色の光が良く透過するカラーフィルタを介して白
黒ＴＶカメラで観測することにより、双方の光ファイバ
テープのトレーサ光ファイバ心線を判別確認して位置合
わせをする光ファイバテープの接続方法。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、多心光ファイバ融着接
続機を用いる光ファイバテープの接続方法に関するもの
である。
続機を用いる光ファイバテープの接続方法に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】複数の光ファイバ心線を並列に配置して
なる光ファイバテープが知られているが、その一例を図
２に端末を段剥きした平面図、図３にその断面図で示
す。これらの図において、コアとクラッドとからなる光
ファイバ１のまわりに紫外線硬化性樹脂からなる被覆層
２を設けて光ファイバ心線３が形成されている。この光
ファイバ心線３を複数本並列に配置して、紫外線硬化性
樹脂からなる共通の保護層４を設けてテープ状に一体化
されて光ファイバテープ５が構成されている。なお、通
常は一方の最外側の光ファイバ心線３の被覆層２はトレ
ーサとして青色などに着色されている。
なる光ファイバテープが知られているが、その一例を図
２に端末を段剥きした平面図、図３にその断面図で示
す。これらの図において、コアとクラッドとからなる光
ファイバ１のまわりに紫外線硬化性樹脂からなる被覆層
２を設けて光ファイバ心線３が形成されている。この光
ファイバ心線３を複数本並列に配置して、紫外線硬化性
樹脂からなる共通の保護層４を設けてテープ状に一体化
されて光ファイバテープ５が構成されている。なお、通
常は一方の最外側の光ファイバ心線３の被覆層２はトレ
ーサとして青色などに着色されている。
【０００３】光ファイバ心線の接続には種々の方法があ
るが、光ファイバの被覆層の除去、光ファイバの端部の
切断、融着接続、接続部の補強をすべて自動的に行い、
光ファイバの軸合わせに際してはＴＶカメラで光ファイ
バの画像を観測しながら画像処理技術により軸合わせし
て接続する多心光ファイバ融着接続機が開発され実用さ
れている。
るが、光ファイバの被覆層の除去、光ファイバの端部の
切断、融着接続、接続部の補強をすべて自動的に行い、
光ファイバの軸合わせに際してはＴＶカメラで光ファイ
バの画像を観測しながら画像処理技術により軸合わせし
て接続する多心光ファイバ融着接続機が開発され実用さ
れている。
【０００４】図４は、多心光ファイバ融着接続機の要部
を示す概要図である。光ファイバ心線３の光ファイバ１
の側面から光源１１により光を照射して、この光が光フ
ァイバを通過するとき、コアとクラッドとの屈折率差の
レンズ効果によりできる明暗像をＴＶカメラ１２で観測
し、画像処理によってコアの位置を検出して軸合わせ、
即ち調心する構造になっている。
を示す概要図である。光ファイバ心線３の光ファイバ１
の側面から光源１１により光を照射して、この光が光フ
ァイバを通過するとき、コアとクラッドとの屈折率差の
レンズ効果によりできる明暗像をＴＶカメラ１２で観測
し、画像処理によってコアの位置を検出して軸合わせ、
即ち調心する構造になっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】前記したような光ファ
イバテープを接続するに際して、接続する左右双方の光
ファイバテープのトレーサ光ファイバ心線同士を接続す
るようにすれば、双方の同一番号の光ファイバ心線同士
が接続される。従って、接続された長尺の光ファイバテ
ープの始端から終端まで全長を通じて同一番号の光ファ
イバ心線が接続されることになる。そのためには双方の
光ファイバテープはトレーサ光ファイバ心線が相対向す
るよう配置し接続機に装着されなければならない。
イバテープを接続するに際して、接続する左右双方の光
ファイバテープのトレーサ光ファイバ心線同士を接続す
るようにすれば、双方の同一番号の光ファイバ心線同士
が接続される。従って、接続された長尺の光ファイバテ
ープの始端から終端まで全長を通じて同一番号の光ファ
イバ心線が接続されることになる。そのためには双方の
光ファイバテープはトレーサ光ファイバ心線が相対向す
るよう配置し接続機に装着されなければならない。
【０００６】ところで、光ファイバテープを接続機に装
着するに際して、一方の光ファイバテープを誤って裏返
しにして装着すると、双方のトレーサ光ファイバ心線の
位置が一致せず、そのまま接続すると異なった番号の光
ファイバ心線が接続されることになり、接続された長尺
の光ファイバテープの始端と終端とでは光ファイバ心線
番号が一致しないことになり、色々の支障の原因とな
る。
着するに際して、一方の光ファイバテープを誤って裏返
しにして装着すると、双方のトレーサ光ファイバ心線の
位置が一致せず、そのまま接続すると異なった番号の光
ファイバ心線が接続されることになり、接続された長尺
の光ファイバテープの始端と終端とでは光ファイバ心線
番号が一致しないことになり、色々の支障の原因とな
る。
【０００７】従って、上記の如き誤装着をなくすため
に、カラーＴＶカメラを用いてトレーサ光ファイバ心線
の色を検出する方法が考えられたが、高価である。その
ため実際の接続機には白黒ＴＶカメラが装着されてお
り、トレーサ光ファイバ心線の色を検出する機能がな
い。
に、カラーＴＶカメラを用いてトレーサ光ファイバ心線
の色を検出する方法が考えられたが、高価である。その
ため実際の接続機には白黒ＴＶカメラが装着されてお
り、トレーサ光ファイバ心線の色を検出する機能がな
い。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き課
題を解決するためになされたものであり、多心光ファイ
バ融着接続機を用いて多心光ファイバテープを接続する
に際し、白黒ＴＶカメラの前にカラーフィルムを装着し
ておき、光ファイバ心線に光を投射して、その反射光を
トレーサ光ファイバ心線の色と同じ色の光が良く透過す
るカラーフィルタを介して白黒ＴＶカメラでとらえ、画
像処理によりトレーサ光ファイバ心線の位置を確認し、
左右双方のトレーサ光ファイバ心線の位置が異なってい
ると警報を発するようにする。トレーサ光ファイバ心線
の正しい位置が確認されたら、従来どおり光ファイバ心
線の被覆層を除去し、端末を切断して、光ファイバを透
過する光によってできる明暗像を観測し、従って双方の
光ファイバテープのトレーサ光ファイバ心線を判別確認
し、画像処理技術により軸合わせして接続する方法とす
るものである。
題を解決するためになされたものであり、多心光ファイ
バ融着接続機を用いて多心光ファイバテープを接続する
に際し、白黒ＴＶカメラの前にカラーフィルムを装着し
ておき、光ファイバ心線に光を投射して、その反射光を
トレーサ光ファイバ心線の色と同じ色の光が良く透過す
るカラーフィルタを介して白黒ＴＶカメラでとらえ、画
像処理によりトレーサ光ファイバ心線の位置を確認し、
左右双方のトレーサ光ファイバ心線の位置が異なってい
ると警報を発するようにする。トレーサ光ファイバ心線
の正しい位置が確認されたら、従来どおり光ファイバ心
線の被覆層を除去し、端末を切断して、光ファイバを透
過する光によってできる明暗像を観測し、従って双方の
光ファイバテープのトレーサ光ファイバ心線を判別確認
し、画像処理技術により軸合わせして接続する方法とす
るものである。
【０００９】なお、トレーサ光ファイバ心線の検出には
光源からの光の反射光を利用し、軸合わせの際は透過光
を利用するので、光源を別々に設けるか、あるいは位置
を移動できるようにすればよい。また、透過光の光の色
をカラーフィルタの透過しやすい色にすればカラーフィ
ルタは終始装着したままでよい。
光源からの光の反射光を利用し、軸合わせの際は透過光
を利用するので、光源を別々に設けるか、あるいは位置
を移動できるようにすればよい。また、透過光の光の色
をカラーフィルタの透過しやすい色にすればカラーフィ
ルタは終始装着したままでよい。
【００１０】
【作用】上記の如く光ファイバ心線に白色光を投射し
て、その反射光をカラーフィルタを介して白黒ＴＶカメ
ラで観測するので、トレーサ光ファイバ心線の色を検出
することができる。もし、警報が鳴った場合は一方の光
ファイバテープを裏返して装着し直せばよい。従って、
安価な白黒ＴＶカメラを利用してうっかりミスにより誤
接続することが避けられる。
て、その反射光をカラーフィルタを介して白黒ＴＶカメ
ラで観測するので、トレーサ光ファイバ心線の色を検出
することができる。もし、警報が鳴った場合は一方の光
ファイバテープを裏返して装着し直せばよい。従って、
安価な白黒ＴＶカメラを利用してうっかりミスにより誤
接続することが避けられる。
【００１１】
【実施例】図１は、本発明による光ファイバテープの接
続方法を示す接続機の要部の概要図である。同図におい
て、図２及び図３と同一部分は同一符号を用いており、
３は光ファイバ心線であり、光ファイバテープの端部の
紫外線硬化性樹脂からなる保護層４を剥ぎ取り、裸出さ
れている。接続すべき左右双方の光ファイバ心線を対向
させて接続機に装着し、光源１３から双方の光ファイバ
心線に白色光を投射し、その反射光をトレーサ光ファイ
バ心線の色と同じ色の光を良く透過させるカラーフィル
タ１４を介して白黒ＴＶカメラ１２で観測する。
続方法を示す接続機の要部の概要図である。同図におい
て、図２及び図３と同一部分は同一符号を用いており、
３は光ファイバ心線であり、光ファイバテープの端部の
紫外線硬化性樹脂からなる保護層４を剥ぎ取り、裸出さ
れている。接続すべき左右双方の光ファイバ心線を対向
させて接続機に装着し、光源１３から双方の光ファイバ
心線に白色光を投射し、その反射光をトレーサ光ファイ
バ心線の色と同じ色の光を良く透過させるカラーフィル
タ１４を介して白黒ＴＶカメラ１２で観測する。
【００１２】これをＴＶモニタで観測するとカラーフィ
ルタ１４を良く透過する色の部分は明るくなり、透過し
ない部分の色は暗くなるので、トレーサの部分が明るく
輝いて観測される。そこで双方の光ファイバテープで、
輝いている光ファイバ心線が向かい合っているかどうか
を観測することにより、双方のトレーサ光ファイバ心線
が向かい合っているかどうかを判断することができる。
また、双方のトレーサ光ファイバ心線の位置がずれて一
致しない場合には警報が鳴るようにする。
ルタ１４を良く透過する色の部分は明るくなり、透過し
ない部分の色は暗くなるので、トレーサの部分が明るく
輝いて観測される。そこで双方の光ファイバテープで、
輝いている光ファイバ心線が向かい合っているかどうか
を観測することにより、双方のトレーサ光ファイバ心線
が向かい合っているかどうかを判断することができる。
また、双方のトレーサ光ファイバ心線の位置がずれて一
致しない場合には警報が鳴るようにする。
【００１３】以上の如く双方のトレーサ光ファイバ心線
が正しい位置にあることが確認されたら、光ファイバの
被覆層を除去して光ファイバを裸出させ、端部を切断し
て融着接続される。これらの作業はすべて自動的に行わ
れる。
が正しい位置にあることが確認されたら、光ファイバの
被覆層を除去して光ファイバを裸出させ、端部を切断し
て融着接続される。これらの作業はすべて自動的に行わ
れる。
【００１４】なお、光ファイバの軸合わせに際して光フ
ァイバの明暗像を観測する場合、図１と図４とを対比す
れば明らかなように、光源の光ファイバに対する位置が
反対側になっているので、これらの光源を別々に設けて
もよいし、あるいは移動させてもよい。
ァイバの明暗像を観測する場合、図１と図４とを対比す
れば明らかなように、光源の光ファイバに対する位置が
反対側になっているので、これらの光源を別々に設けて
もよいし、あるいは移動させてもよい。
【００１５】また、図４における光源１１の光の色をカ
ラーフィルタ１４の透過しやすい色にすれば、カラーフ
ィルタは軸合わせに際して装着したままでよい。
ラーフィルタ１４の透過しやすい色にすれば、カラーフ
ィルタは軸合わせに際して装着したままでよい。
【００１６】
【発明の効果】光ファイバテープの接続に多心光ファイ
バ融着接続機を用いるに当たり本発明によるカラーフィ
ルタを介して白黒ＴＶカメラでトレーサ光ファイバ心線
の位置を判別できるので、人為的な装着ミスを防止する
ことができる。しかも、従来どおり安価な白黒ＴＶカメ
ラを利用できるので実用的である。
バ融着接続機を用いるに当たり本発明によるカラーフィ
ルタを介して白黒ＴＶカメラでトレーサ光ファイバ心線
の位置を判別できるので、人為的な装着ミスを防止する
ことができる。しかも、従来どおり安価な白黒ＴＶカメ
ラを利用できるので実用的である。
【図１】本発明の光ファイバ心線接続方法を説明するた
めの多心光ファイバ融着接続機の要部の概要図である。
めの多心光ファイバ融着接続機の要部の概要図である。
【図２】光ファイバテープの一例を示す段剥き平面図で
ある。
ある。
【図３】図２の光ファイバテープの断面図である。
【図４】従来の多心光ファイバ融着接続機の要部の概要
図である。
図である。
１ 光ファイバ ２ 被覆層 ３ 光ファイバ心線 ４ 共通の保護層 ５ 光ファイバテープ １２ 白黒ＴＶカメラ １３ 光源 １４ カラーフィルタ
Claims (1)
- 【請求項１】 多心光ファイバ融着接続機を用いて多心
光ファイバテープを接続するに際し、光ファイバテープ
に光を投射して、その反射光をトレーサ光ファイバ心線
の色と同じ色の光が良く透過するカラーフィルタを介し
て白黒ＴＶカメラで観測することにより、双方の光ファ
イバテープのトレーサ光ファイバ心線を判別確認し位置
合わせをすることを特徴とする光ファイバテープの接続
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000176196A JP2001004866A (ja) | 2000-01-01 | 2000-06-13 | 光ファイバテープの接続方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000176196A JP2001004866A (ja) | 2000-01-01 | 2000-06-13 | 光ファイバテープの接続方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7819391A Division JP3091510B2 (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 光ファイバテープの接続方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001004866A true JP2001004866A (ja) | 2001-01-12 |
Family
ID=18677944
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000176196A Pending JP2001004866A (ja) | 2000-01-01 | 2000-06-13 | 光ファイバテープの接続方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001004866A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002073262A1 (de) * | 2001-03-13 | 2002-09-19 | Ccs Technology, Inc. | Spleisseinrichtung und verfahren zum steuern eines thermischen spleissvorgangs |
| KR100903692B1 (ko) * | 2008-12-11 | 2009-06-18 | 주식회사 거성엔프라 | 자동차 연료필터용 수위 감지장치 |
-
2000
- 2000-06-13 JP JP2000176196A patent/JP2001004866A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002073262A1 (de) * | 2001-03-13 | 2002-09-19 | Ccs Technology, Inc. | Spleisseinrichtung und verfahren zum steuern eines thermischen spleissvorgangs |
| KR100903692B1 (ko) * | 2008-12-11 | 2009-06-18 | 주식회사 거성엔프라 | 자동차 연료필터용 수위 감지장치 |
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