JP2001002010A - 包装装置 - Google Patents

包装装置

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Publication number
JP2001002010A
JP2001002010A JP11172737A JP17273799A JP2001002010A JP 2001002010 A JP2001002010 A JP 2001002010A JP 11172737 A JP11172737 A JP 11172737A JP 17273799 A JP17273799 A JP 17273799A JP 2001002010 A JP2001002010 A JP 2001002010A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sealer
magnetic fluid
magnetic field
air cylinder
packaging device
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP11172737A
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English (en)
Inventor
Masao Fukuda
雅夫 福田
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Ishida Co Ltd
Original Assignee
Ishida Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP11172737A priority Critical patent/JP2001002010A/ja
Publication of JP2001002010A publication Critical patent/JP2001002010A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シーラを振動させることなく、往復動させて
所定圧でシール部に圧接すること。 【解決手段】 磁界の作用を受ける磁性流体9に圧力を
掛けながら移動するピストン12を備えたダンパ10
と、シーラ4がシール部から後退する時点で、磁性流体
9に磁界を作用させるコイル14とからなり、ピストン
12にシーラ4が接続されていて、シーラ4の後退時に
コイル14より磁性流体9に磁界を作用させて強いダン
ピングを生じさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート材を製袋し
ながら小型物品を包装する包装装置、より詳細にはシー
ラの駆動機構に関する。
【0002】
【従来の技術】包装装置は、例えば特開平8-40405号公
報に見られるように被包装物品のガイドと、成形手段を
兼ねたフォーマの周囲に、一部が重なるように熱溶着可
能なシートを巻きつけ、重なり部をシーラにより熱溶着
してシートを筒状体に成形するように構成されている。
このようなシーラは、ヒータを内蔵したシーラと、シー
ラをフォーマに押圧するエアシリンダとにより構成され
ている。このようなシーラによるシール部の接合強度、
平坦度は、シーラの温度や押圧力により大きく左右され
るため、温度や圧力を基準値に制御する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】温度は比較的高い精度
で一定値に維持できるものの、押圧力はエアシリンダの
空気圧に頼る関係上、種々の問題がある。すなわち、シ
ーラの接離動作を高速化しようとして出力の大きなエア
シリンダを使用すると、微妙な圧力調整が困難となり、
また圧力を高い精度で制御するために出力の小さなエア
シリンダを使用すると、高速駆動が困難になるばかりで
なく、シーラの質量とエアシリンダのバネ効果により振
動が生じて接合不良を起こすという問題がある。本発明
はこのような問題に鑑みてなされたものであって、その
目的とするところは、無用な残留振動を来すことなくシ
ーラを一定圧で押圧することができる包装装置を提供す
ることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような問題を解消す
るために本発明の包装装置は、筒状に成形された熱溶着
性シートを溶着するに適した温度に制御されたシーラ
を、エアシリンダにより熱溶着性シートのシール部に進
退させる包装装置において、磁界の作用を受ける磁性流
体に圧力を掛けながら移動する移動部材を備えたダンピ
ング手段と、前記シーラが前記シール部から後退する時
点で、前記磁性流体に磁界を作用させる手段とを備え、
前記移動部材に前記シーラが接続されている。
【0005】
【作用】シーラによる接合作業が終了した段階では、移
動部材が磁界の作用を受けて粘性の上昇した磁性流体の
中を移動するから、強いダンピング作用が生じ、シーラ
が振動を起こすことなく所定の待機位置に停止する。
【0006】
【発明の実施の形態】そこで以下に本発明の詳細を図示
した実施例に基づいて説明する。図1は、本発明の一実
施例を示すものであって、ロールから引出された熱溶着
性包装シート1は、フォーマ2に導かれて一部が重なる
ように筒状体3に巻き付けられてから熱溶着領域に移動
する。熱溶着領域には、シート1の重なり部に一致する
長さを備えたシーラ4が駆動機構5に設けられて配置さ
れている。
【0007】図2は、上述の駆動機構の一実施例を示す
ものであって、シーラ4を支持する基台6は、図示しな
い弾性部材により常時の筒状体3から後退する方向に付
勢され、また駆動ユニット7により駆動されるエアシリ
ンダ8により筒状体側に移動するように構成され、基台
6の他端には磁性流体9を作動流体とするダンパ10が
設けられている。
【0008】ダンパ10は、作動杆11に接続するピス
トン12と、これを液密状態で移動可能に収容するシリ
ンダ13とからなり、作動杆11の他端に前述の基台6
が接続されている。シリンダ13には、ピストン12の
死点近傍にコイル14が巻回された循環パイプ15が接
続されている。
【0009】制御装置20は、外部からの製袋シーケン
ス信号を受けてシーラ4を筒状体側に移動させ、シーラ
4を筒状体に一定圧力で当接させ、シールが終了した時
点で後退するように駆動ユニット7を制御するエアシリ
ンダ制御手段21と、外部からの製袋シーケンス信号を
受け、エアシリンダ8の収縮時にダンパ10のコイル1
4に所定の励磁電流を供給するダンパ制御手段22とに
より構成されている。
【0010】この実施例において、袋の長さに一致する
シート1が筒状に成形された段階で、エアシリンダ制御
手段21は、駆動ユニット7によりエアシリンダ8にエ
アを供給させてシーラ4をダンパ10に抗してシール部
に移動させ、シーラ4を熱溶着に適した圧力で押圧さ
せ、シート1の所定領域を縦シールする。この時点では
コイル14が励磁されていないので、基台6は、エアシ
リンダ8により高速移動する。そして筒状体3に当接し
た段階では、筒状体3に支持されるから振動を生じるこ
とはない。
【0011】シールが終了した段階で、エアシリンダ制
御手段21は、エアシリンダ8を収縮させてシーラ4を
シール部から退避させる。同時に図3に示したようにダ
ンパ制御手段22はダンパ10のコイル14に励磁電流
を供給して磁性流体9の粘度が上昇させる。これによ
り、強いダンパ10にはダンピング作用が生じるからシ
ーラ4は振動を起こすことなく退避位置に停止する。
【0012】すなわち、移動部材であるピストン12
は、磁界の作用を受けて粘性が上昇した磁性流体9に圧
力を掛けながら移動するため、強いダンピング作用が生
じ、シーラ4を支持する部材の弾性成分や質量による振
動が速やかに減衰される。そして、シーラ4が停止した
段階でコイル4を消勢して粘性を低下させて、次のシー
ル作業時にエアシリンダ8が運動できるようにする。
【0013】なお、上述の実施例においてはシーラの退
避工程をバネの付勢力により行わせているが、エアによ
り行うものに適用しても同様の作用を奏することは明ら
かである。また、上述の実施例においてダンパのシリン
ダに循環パイプを接続して、この領域に磁界を作用させ
るようにしているが、ピストンに磁性流体通過用の貫通
孔を形成したり、またピストンとシリンダの間に磁性流
体通過用の間隙を確保して、シリンダやピストンに磁界
を作用させても同様の作用を奏する。
【0014】
【発明の効果】以上、説明したように本発明において
は、磁界の作用を受ける磁性流体に圧力を掛けながら移
動する移動部材を備えたダンピング手段と、シーラがシ
ール部から後退する時点で、磁性流体に磁界を作用させ
る手段とを備え、移動部材にシーラが接続されているの
で、シーラの後退時に磁界の作用を受けて粘性の上昇し
た磁性流体による強いダンピングを受けて、所定の位置
に速やかに停止させることができ、シートの移動に合わ
せてシーラをシートに弾圧させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の包装装置の一実施例を示す構成図であ
る。
【図2】駆動機構の一実施例を示す構成図である。
【図3】同上装置の動作を示す波形図である。
【符号の説明】
1 熱溶着性包装シート 2 フォーマ 3 筒状体 4 シーラ 5 駆動機構 8 エアシリンダ 9 磁性流体 10 ダンパ 12 ピストン 13 シリンダ 14 コイル 15 循環パイプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状に成形された熱溶着性シートを溶着
    するに適した温度に制御されたシーラを、エアシリンダ
    により熱溶着性シートのシール部に進退させる包装装置
    において、 磁界の作用を受ける磁性流体に圧力を掛けながら移動す
    る移動部材を備えたダンピング手段と、前記シーラが前
    記シール部から後退する時点で、前記磁性流体に磁界を
    作用させる手段とを備え、前記移動部材に前記シーラが
    接続されている包装装置。
JP11172737A 1999-06-18 1999-06-18 包装装置 Withdrawn JP2001002010A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010094391A (ja) * 2008-10-20 2010-04-30 Tosho Inc 薬剤包装装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010094391A (ja) * 2008-10-20 2010-04-30 Tosho Inc 薬剤包装装置

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Legal Events

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060905