JP2001001225A - 加工装置 - Google Patents

加工装置

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JP2001001225A
JP2001001225A JP17509699A JP17509699A JP2001001225A JP 2001001225 A JP2001001225 A JP 2001001225A JP 17509699 A JP17509699 A JP 17509699A JP 17509699 A JP17509699 A JP 17509699A JP 2001001225 A JP2001001225 A JP 2001001225A
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JP
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axis slider
axis
moving
processing apparatus
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JP17509699A
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Atsushi Yamauchi
厚 山内
Susumu Oyama
進 尾山
Nobuaki Iguchi
信明 井口
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Kuroda Precision Industries Ltd
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Kuroda Precision Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、被加工物の研削,切削加工等に用
いられる加工装置に関し、工具を高い位置決め精度で確
実に保持して高精度の微小切り込みを可能にすることを
目的とする。 【解決手段】 案内部材に沿って移動自在に配置される
移動部材と、前記移動部材を前記案内部材に沿って粗動
させる粗動機構と、前記移動部材に固定され工具が装着
される工具台と、前記工具台を弾性変形させ前記工具の
位置を微動させる微動機構とを有することを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被加工物の研削,
切削加工等に用いられる加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】被加工物の平面度,平行度および直角度
などの形状精度と寸法精度を高いレベルで仕上げるため
に工作機械に求められる仕様として、機械装置の構造お
よび主軸と加工テーブルからなる閉ループ系の剛性の確
保が重要である。その剛性を保持するために工具台の切
り込み装置の最小送り量と位置決め精度、また、切り込
み装置自身の剛性を確保することが必要である。
【0003】従来の工作機械の場合、門型のフレーム構
造にすることなどで構造上の剛性を確保する場合が多
い。しかし、この点のみの対応で工作機械の剛性を確保
して、被加工物の精度を高めるには限界がある。さら
に、先に述べた事項に加えて、駆動方法,案内方法,構
造また動作精度のそれらが複合的に絡み合うことで、被
加工物の精度向上の効果を発揮する。
【0004】以上のことから、被加工物の高精度化を目
指すためには各機構の相互関係を考慮した工夫が必要で
ある。そして、高い寸法精度、形状精度を持った被加工
物を得るために必要な事項として、工具の位置を規制す
る切り込み機構の位置決めの高精度化、また、それ自身
の高剛性化、および装置全体の構造の高剛性化が挙げら
れる。
【0005】一方、従来の切り込み装置では、ボール螺
子により送り手段を構成したものが一般的であり、大き
な送りと微小送りとがボール螺子を用いて行われてい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たようにボール螺子を用いた構成においては、大きな送
り(距離)を移動させるには適しているが、切り込みの
ような微小移動では、螺子部のバックラッシュによって
高精度の位置決めが困難であり、かつ該バックラッシュ
により往復動で位置誤差が生ずるという問題があった。
【0007】本発明は、かかる従来の問題点を解決する
ためになされたもので、工具を高い位置決め精度で確実
に保持して高精度の微小切り込みを可能にした加工装置
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の加工装置は、
案内部材に沿って移動自在に配置される移動部材と、前
記移動部材を前記案内部材に沿って粗動させる粗動機構
と、前記移動部材に固定され工具が装着される工具台
と、前記工具台を弾性変形させ前記工具の位置を微動さ
せる微動機構とを有することを特徴とする。
【0009】請求項2の加工装置は、請求項1記載の加
工装置において、前記移動部材を、前記案内部材に固定
するクランプ機構を有することを特徴とする。請求項3
の加工装置は、請求項2記載の加工装置において、前記
微動機構は、前記移動部材に配置される押圧部材と、前
記押圧部材と前記工具台との間に配置される楔部材と、
前記楔部材を移動する移動機構とを有することを特徴と
する。
【0010】請求項4の加工装置は、請求項3記載の加
工装置において、前記押圧部材を前記楔部材側に予め押
圧する予圧機構を有することを特徴とする。請求項5の
加工装置は、請求項1ないし請求項4のいずれか1項記
載の加工装置において、前記工具台には、工具台の弾性
変形を確実に得るための平行ばねが形成されていること
を特徴とする。
【0011】(作用)請求項1の加工装置では、荒加工
時には、粗動機構により、移動部材が案内部材に沿って
移動され工具台の位置決めが行われる。そして、仕上げ
加工時には、微動機構により、工具台が弾性変形され工
具の位置決めが行われる。
【0012】請求項2の加工装置では、クランプ機構に
より、移動部材が案内部材に強固に固定される。請求項
3の加工装置では、移動機構により楔部材を移動する
と、工具台が弾性変形により工具の切り込み方向に微小
変位して位置決めされる。
【0013】請求項4の加工装置では、予圧機構によ
り、押圧部材が楔部材側に予め押圧される。請求項5の
加工装置では、工具台に形成される平行ばねにより、工
具台の弾性変形が確実に確保される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明の加工装置の一実施形態を
示しており、この実施形態では、本発明が、高精度平面
研削装置に適用される。この実施形態の加工装置では、
筺体構造が、ベッド11、コラム13およびY軸べ一ス
15からなる門型の構造とされている。ベッド11上に
は、X軸スライダ17が水平方向に移動自在に配置され
ている。
【0016】このX軸スライダ17の上面には、図示し
ない被加工物が固定される加工テーブル19が配置され
ている。Y軸べ一ス15には、Y軸スライダ21が水平
方向に移動自在に配置されている。このY軸スライダ2
1には、Z軸スライダ23が上下方向に移動自在に配置
されている。
【0017】Z軸スライダ23の下部には、工具台25
が配置されている。図2は、図1のII方向矢視図であ
り、Y軸べ一ス15には、静圧スライド面からなる案内
部15aが形成されている。この案内部15aには、Y
軸スライダ21が嵌合されており、図示しないモータに
よりY軸ボール螺子27を回動することにより、Y軸ス
ライダ21がY軸べ一ス15に沿って水平方向に移動さ
れる。
【0018】Y軸スライダ21の前面には、Z軸スライ
ダ23が配置されている。このZ軸スライダ23は、粗
動機構29により、上下方向に移動可能とされている。
この粗動機構29は、支持部材33、Z軸ボール螺子ナ
ット37およびZ軸モータ35から構成されている。
【0019】すなわち、Z軸スライダ23には、上下方
向にZ軸ボール螺子31が配置されている。このZ軸ボ
ール螺子31の両端は、支持部材33により支持されて
おり、Z軸モータ35により回転可能とされている。そ
して、このZ軸ボール螺子31に、Y軸スライダ21に
固定されるZ軸ボール螺子ナット37が螺合されてい
る。
【0020】図3は、図1のIII方向矢視図であり、Z
軸スライダ23の下部には、工具台25が固定されてい
る。この工具台25には、砥石スピンドル39が水平に
支持されている。砥石スピンドル39の先端には、研削
砥石41が装着可能とされている。砥石スピンドル39
の後端には、プーリ43が配置されている。
【0021】一方、Z軸スライダ23の上部には、モー
タ45が固定されている。このモータ45には、プーリ
47が配置されており、このプーリ47と砥石スピンド
ル39のプーリ43には、ベルト49が巻回されてい
る。モータ45と工具台25との間には、工具台25を
弾性変形させ研削砥石41の位置を微動させる微動機構
51が配置されている。
【0022】また、微動機構51の側方には、Z軸スラ
イダ23をY軸スライダ21に固定するクランプ機構5
3が配置されている。図4は、クランプ機構53の詳細
を示すもので、Y軸スライダ21の前面には、Z軸クラ
ンプガイド55が固定されている。
【0023】このZ軸クランプガイド55は、長尺状を
しており、Y軸スライダ21の上下方向に配置されてい
る。Z軸クランプガイド55は、断面C型形状をしてお
り、長手方向に沿って案内溝55aが形成されている。
一方、Z軸スライダ23には、前後方向に水平に貫通穴
23aが形成されており、この貫通穴23aにZ軸クラ
ンプボルト57が挿通されている。
【0024】Z軸クランプボルト57の後端には、矩形
状の突出部57aが形成されており、この突出部57a
がZ軸クランプガイド55の案内溝55aに収容されて
いる。Z軸スライダ23の前面には、Z軸クランプ59
が配置されている。このZ軸クランプ59は、Z軸スラ
イダ23に固定される固定部材61内に、シリンダ63
を配置して構成されている。
【0025】シリンダ63内には、Z軸クランプボルト
57が挿通され、その先端にナット65が螺合されてい
る。シリンダ63内には、コイルスプリング67が収容
され、シリンダ63が外側に向けて付勢されている。そ
して、Z軸スライダ23のY軸スライダ21への固定
は、開閉弁69を開にして、圧力源71からの流体をシ
リンダ63内に供給することにより行われる。
【0026】すなわち、この供給により、Z軸クランプ
ボルト57がZ軸クランプ59側に引き寄せられ、その
反力により、Z軸スライダ23の案内面23bが、Y軸
スライダ21の案内面21aに強固に固定される。図5
は、微動機構51の詳細を示すもので、この微動機構5
1は、押圧部材73と、押圧部材73と工具台25との
間に配置される楔部材75と、楔部材75を移動する移
動機構77とを備えている。
【0027】そして、この実施形態では、押圧部材73
の上方には、押圧部材73を楔部材75側に予め押圧す
る予圧機構79が配置されている。この予圧機構79
は、図2に示したように、Z軸スライダ23から前方に
向けて突出形成される突出部23cに、予圧螺子81を
挿通して形成されている。すなわち、突出部23cに
は、水平方向に間隔を置いて、一対の螺子穴23dが上
下方向に形成されており、この螺子穴23dに予圧螺子
81が螺合されている。
【0028】予圧螺子81の上端には、ナット83が螺
合され、下端には、押圧片85,87が配置されてい
る。押圧片87は、押圧部材73の上面に形成される凹
部73a内に配置されている。押圧部材73の下面に
は、傾斜面73bが形成されている。
【0029】この実施形態では、工具台25の上面に
は、支持部材89が固定され、この支持部材89と押圧
部材73の傾斜面73bとの間に楔部材75が配置され
ている。楔部材75の上面には、押圧部材73の傾斜面
73bと同一の傾斜を有する傾斜面75aが形成されて
いる。そして、楔部材75の傾斜面75aと押圧部材7
3の傾斜面73bとの間、および楔部材75の下面と支
持部材89の上面との間に、多数のローラ91が配置さ
れている。
【0030】楔部材75には、水平方向に螺子穴75b
が形成されており、この螺子穴75bには、楔駆動螺子
93が螺合されている。この楔駆動螺子93は、図3に
示したように、連結部95を介して楔駆動モータ97に
連結されている。そして、この実施形態では、工具台2
5には、図2に示したように、工具台25の弾性変形を
確実に得るための平行ばね99が形成されている。
【0031】すなわち、工具台25は、図3に示したよ
うに、断面矩形状をした中実状のスピンドルハウジン1
01を有しており、このスピンドルハウジング101の
Z軸スライダ23側の面が、図示しない複数のボルトに
よりZ軸スライダ23の前面に強固に固定されている。
スピンドルハウジング101内には、砥石スピンドル3
9が収容保持され、この砥石スピンドル39端に研削砥
石41が取り付けられている。
【0032】そして、図2に示したように、スピンドル
ハウジング101には、平行ばね99が形成されてい
る。この平行ばね99は、スピンドルハウジング101
の軸長方向に向かって両側に貫通して形成される水平溝
101aを有している。そして、これ等の水平溝101
aが、このスピンドルハウジング101の上下方向に貫
通して形成される垂直溝101bにより連通されてい
る。
【0033】上述した加工装置では、荒加工時には、粗
動機構29により、Z軸スライダ23がY軸スライダ2
1に沿って移動され工具台25の位置決めが行われる。
すなわち、Z軸モータ35を回転することにより、Z軸
ボール螺子31が回転され、これにより、Z軸スライダ
23がY軸スライダ21に沿って上下方向に移動され
る。
【0034】そして、仕上げ加工時には、先ず、クラン
プ機構53により、Z軸スライダ23がY軸スライダ2
1に強固に固定される。すなわち、図4に示したよう
に、開閉弁69を開にして、圧力源71からの流体をシ
リンダ63内に供給することにより、Z軸クランプボル
ト57がZ軸クランプ59側に引き寄せられ、その反力
により、Z軸スライダ23の案内面23bが、Y軸スラ
イダ21の案内面21aに強固に固定される。
【0035】そして、Z軸スライダ23をY軸スライダ
21に強固に固定した状態で、微動機構51により、工
具台25が弾性変形され研削砥石41の位置決めが行わ
れる。すなわち、図3および図5に示したように、楔駆
動モータ97を駆動して、楔駆動螺子93を回動するこ
とにより、押圧部材73と支持部材89との間に配置さ
れる楔部材75が、水平方向に移動され、これにより、
支持部材89を介して工具台25の上面に所定の押圧力
が作用される。
【0036】そして、この押圧力により、工具台25の
スピンドルハウジング101が、平行ばね99の働きに
より、図6に示すように弾性変形し、スピンドルハウジ
ング101に支持される砥石スピンドル39が微小量だ
け下方に移動し、研削砥石41の位置決めが行われる。
なお、この実施形態では、楔駆動モータ97には、ステ
ップモータが使用され、楔駆動モータ97のパルス数
と、工具台25の支持板103の弾性変形との関係が、
予め算出あるいは測定されている。
【0037】そして、例えば、楔駆動モータ97をオー
プンループ制御することにより、微動機構51が制御さ
れている。上述した加工装置では、微動機構51によ
り、工具台25を弾性変形させ研削砥石41の位置を微
動させるようにしたので、研削砥石41を高い位置決め
精度、例えば、0.1μm程度の精度で確実に保持する
ことができる。
【0038】また、粗動機構29により、Z軸スライダ
23をY軸スライダ21に沿って粗動させるようにした
ので、工具台25のストロークを、例えば、数100m
mと大きくすることが容易に可能になる。さらに、上述
した加工装置では、クランプ機構53により、Z軸スラ
イダ23をY軸スライダ21に強固に固定するようにし
たので、Z軸スライダ23の剛性が増大し、工具台25
を含んだ系の剛性を増大することができる。
【0039】また、上述した加工装置では、移動機構7
7により楔部材75を移動すると、工具台25に対する
押圧力が変化し、工具台25が弾性変形により工具の切
り込み方向に微小変位するため、研削砥石41を高い精
度で位置決めすることができる。
【0040】また、楔部材75を使用しているため、工
具台25に高い押圧力を容易,確実に作用させることが
できる。さらに、楔部材75を使用しているため、楔部
材75の単位移動による押圧力の変化が小さくなり、押
圧力を高い精度で変化させることができる。また、上述
した加工装置では、予圧機構79により、押圧部材73
を楔部材75側に予め押圧するようにしたので、工具台
25の剛性を確保することができる。
【0041】さらに、上述した加工装置では、工具台2
5に平行ばね99を形成したので、工具台25の弾性変
形による微小変位を確実に得ることができる。また、平
行ばね99には、遊びがないため、工具台25を高い精
度で変形することができる。なお、上述した実施形態で
は、本発明を高精度平面研削装置に適用した例について
説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるもの
ではなく、高い位置決め精度が必要とされる加工装置に
広く適用することができる。
【0042】また、上述した実施形態では、粗動機構2
9をZ軸ボール螺子31により構成した例について説明
したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものでは
なく、例えば、リニアモータ,流体シリンダ等により構
成するようにしても良い。さらに、上述した実施形態で
は、予圧機構79を介して押圧部材73を支持するよう
に構成した例について説明したが、本発明はかかる実施
形態に限定されるものではなく、押圧部材73をZ軸ス
ライダ23に直接固定するようにしても良い。
【0043】また、上述した実施形態では、押圧部材7
3側に傾斜面73bを形成した例について説明したが、
本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、例
えば、工具台25側に傾斜面を形成するようにしても良
い。さらに、上述した実施形態では、微動機構51に楔
部材75を使用した例について説明したが、本発明はか
かる実施形態に限定されるものではなく、例えば、圧電
素子を使用することができる。
【0044】なお、この場合には、ヒステリシスと時効
効果が大きくなるため、その作動をマイクロコンピュー
タに記憶させ、行きと戻りの誤差を補正するのが望まし
い。
【0045】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1の加工装置
では、微動機構により、工具台を弾性変形させ工具の位
置を微動させるようにしたので、工具を高い位置決め精
度で確実に保持することができる。
【0046】また、粗動機構により、移動部材を案内部
材に沿って粗動させるようにしたので、工具台のストロ
ークを大きくすることが容易に可能になる。請求項2の
加工装置では、クランプ機構により、移動部材を案内部
材に強固に固定するようにしたので、移動部材の剛性が
増大し、工具台を含んだ系の剛性を増大することができ
る。
【0047】請求項3の加工装置では、移動機構により
楔部材を移動すると、工具台に対する押圧力が変化し、
工具台の弾性変形による微小変位が変化するため、工具
を高い精度で位置決めすることができる。また、楔部材
を使用しているため、工具台に高い押圧力を容易,確実
に作用させることができる。
【0048】さらに、楔部材を使用しているため、楔部
材の単位移動による押圧力の変化が小さくなり、押圧力
を高い精度で変化させることができる。請求項4の加工
装置では、予圧機構により、押圧部材を楔部材側に予め
押圧するようにしたので、工具台の剛性を確保すること
ができる。請求項5の加工装置では、工具台に平行ばね
を形成したので、工具台の弾性変形を確実に得ることが
できる。また、平行ばねには、遊びがないため、工具台
を高い精度で変形することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加工装置の一実施形態を示す斜視図で
ある。
【図2】図1をII方向から見た説明図である。
【図3】図1をIII方向から見た説明図である。
【図4】図1のクランプ機構の詳細を示す断面図であ
る。
【図5】図1の予圧機構および微動機構の詳細を示す説
明図である。
【図6】微動機構の動作による工具台の変形を示す説明
図である。
【符号の説明】
21 Y軸スライダ(案内部材) 23 Z軸スライダ(移動部材) 25 工具台 29 粗動機構 41 研削砥石(工具) 51 微動機構 53 クランプ機構 73 押圧部材 75 楔部材 77 移動機構 79 予圧機構 99 平行ばね

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 案内部材に沿って移動自在に配置される
    移動部材と、 前記移動部材を前記案内部材に沿って粗動させる粗動機
    構と、 前記移動部材に固定され工具が装着される工具台と、 前記工具台を弾性変形させ前記工具の位置を微動させる
    微動機構と、 を有することを特徴とする加工装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の加工装置において、 前記移動部材を、前記案内部材に固定するクランプ機構
    を有することを特徴とする加工装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の加工装置において、 前記微動機構は、 前記移動部材に配置される押圧部材と、 前記押圧部材と前記工具台との間に配置される楔部材
    と、 前記楔部材を移動する移動機構と、 を有することを特徴とする加工装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の加工装置において、 前記押圧部材を前記楔部材側に予め押圧する予圧機構を
    有することを特徴とする加工装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれか1項
    記載の加工装置において、 前記工具台には、工具台の弾性変形を確実に得るための
    平行ばねが形成されていることを特徴とする加工装置。
JP17509699A 1999-06-22 1999-06-22 加工装置 Pending JP2001001225A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008532812A (ja) * 2005-03-15 2008-08-21 レオナルド・ルイス・ディ・ベネデット 数値制御彫刻機

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