JP2001000861A - 家庭用活性炭再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、家庭での消臭、防汚、有害物質除
去するための活性炭を再生するための装置に関するもの
である。 【解決手段】いま、その構造を説明すると、 （イ）鍋型の容器８．に円形に仕切り７．を設けその下
部に蒸気吹き出し口５．をあける。 （ロ）仕切り７．を付けた外側の部屋を水分補給物質設
置部６．とし、その部屋を完全に閉じるように、中蓋
２．を設ける （ハ）仕切り７．を付けた内側の部屋を活性炭設置部
３．とし、その蒸気吹き出し口５．の上に、活性炭が下
に落ちないように網４．を固定する。 （ニ）鍋型容器を完全に覆うことができる外蓋１．を設
ける。 以上のように装置する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、家庭での消臭、
防汚、有害物質除去するための活性炭を再生するための
装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、活性炭は冷蔵庫の消臭剤、２４時
間風呂、水槽などの水の浄化、その他様々な場所で用い
られ、消臭、防汚、有害物質除去に用いられている。し
かし、現在用いられている活性炭は、使用し効果が無く
なると廃棄物として廃棄されている。この発明は、家庭
内で簡単に再生することにより、用途を増やし、廃棄物
量を減らす効果を提供しようとするものである。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】現在、環境汚染問題が
多く取りざたされ、家庭での汚染物質の除去物質の需要
が拡大すると思われる。しかし、家庭で有害物質除去物
質の代表である活性炭を再生する手段はなく、廃棄する
以外には方法はない。この発明はこの廃棄する活性炭を
減らし、再生し、再度使うことによって現在のリサイク
ル志向を満足し、ひいては環境汚染を防ぐことにつなが
るこれらの問題を解決しようとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】いま、その構造を説明す
ると、 （イ）鍋型の容器８．に円形に仕切り７．を設けその下
部に蒸気吹き出し口５．をあける。 （ロ）仕切り７．を付けた外側の部屋を水分補給物質設
置部６．とし、その部屋を完全に閉じるように、中蓋
２．を設ける （ハ）仕切り７．を付けた内側の部屋を活性炭設置部
３．とし、その蒸気吹き出し口５．の上に、活性炭が下
に落ちないように網４．を固定する。 （ニ）鍋型容器を完全に覆うことができる外蓋１．を設
ける。 以上のように装置する。

【０００５】

【発明の実施の形態】水分補給物質設置部に水分補給物
質を置き、活性炭設置部に使用済みの活性炭を入れた
後、家庭用コンロに入れ２００℃から４００℃まで加熱
する。

【０００６】

【発明の効果】使用済み活性炭を１時間程度加熱するこ
とにより活性炭が再生される。また、家庭用コンロでは
５００℃程度までしか温度が上がらず、一般に用いられ
ている１ｍｍ程度の肉厚の鍋を破損することがない。

【０００７】なお、本考案の実施に当たって次の如きが
できる。水分補給物質設置部６．と活性炭設置部３．が
仕切られていることにより活性炭内に吸着された有害物
質が水分補給物質設置部６．に流入しないために芋など
の食物を置くことも可能である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の全体図

【図２】本発明の上面図

【図３】本発明の側面図

【図４】本発明の中蓋

【符号の説明】

１は外蓋 ２は中蓋 ３は活性炭設置部 ４は網 ５は蒸気吹き出し口 ６は水分補給物質設置部 ７は仕切り ８は鍋型容器 ９は取っ手

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】金属容器内に家庭で使用した活性炭及び水
   蒸気を入れることにより家庭用コンロで活性炭を再生で
   きる装置。
2. 【請求項２】金属容器内に仕切りを設け、そこに蓋を付
   けることにより、水分補給物質に活性炭からの物質が流
   れないようにした請求項１の装置。
3. 【請求項３】請求項１，２に用いることができるカセッ
   ト状の耐熱容器に納めた活性炭。