JP2001000501A - 在宅入浴サービス装置 - Google Patents

在宅入浴サービス装置

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Publication number
JP2001000501A
JP2001000501A JP11174174A JP17417499A JP2001000501A JP 2001000501 A JP2001000501 A JP 2001000501A JP 11174174 A JP11174174 A JP 11174174A JP 17417499 A JP17417499 A JP 17417499A JP 2001000501 A JP2001000501 A JP 2001000501A
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JP
Japan
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water
bathtub
person
boiler
hot water
Prior art date
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Pending
Application number
JP11174174A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Fujimoto
勇二 藤本
Shigeru Miyata
茂 宮田
Nobuo Kito
伸夫 鬼頭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MEISHIN KOSAN KK
SUNROOM KK
Aichi Machine Industry Co Ltd
Original Assignee
MEISHIN KOSAN KK
SUNROOM KK
Aichi Machine Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by MEISHIN KOSAN KK, SUNROOM KK, Aichi Machine Industry Co Ltd filed Critical MEISHIN KOSAN KK
Priority to JP11174174A priority Critical patent/JP2001000501A/ja
Publication of JP2001000501A publication Critical patent/JP2001000501A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型の軽トラック等で一人の作業者により在
宅入浴サービスを提供することのできる在宅入浴サービ
ス装置の提供を目的とする。 【構成】 一人で持ち運び可能で、被介護者宅で湯を沸
かすことのできる小型のパルス燃焼式湯沸器1と、軽量
の浴槽を主体として在宅入浴サービス装置を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、在宅入浴サービスを
実施する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、在宅入浴サービス
は、図5に示すような特別な移動入浴車51を用いて行
っており、この移動入浴車51には、ボイラー式の湯沸
器52及び湯水タンク53が固定で設けられており、ま
た、湯沸器52で沸かした湯を外部へ送るためのリール
54に巻かれたホース55が搭載されており、また、被
介護者の入浴用の浴槽56が搭載されて、通常はナース
とヘルパーとオペレーターの三人が、この移動入浴車5
1に乗って被介護者宅へ訪問して、二人がかりで浴槽5
6を被介護者の寝ているベッドの近くまで運んでゆき、
移動入浴車51の湯沸器52で湯を沸かして、被介護者
宅に運ばれた浴槽56までホース55を延ばして浴槽5
6内に湯を入れ、家族の手伝いを加えて四人がかりで被
介護者をベッドから浴槽56内に移して被介護者の体を
洗い、洗った後には再び四人がかりで浴槽56からベッ
ドへ被介護者を移しており、被介護者を移動させるのに
四人での作業が加わり、負担が大きく、介護者が腰痛を
起こす場合が多いという問題点があり、また、従来の移
動入浴車51では、湯沸器52及び湯水タンク53が固
定式で搭載されているため、積雪地帯とか離島とか高層
ビルとか、急勾配とか狭い所など、移動入浴車51の入
れない所では在宅入浴サービスを提供することができな
いものであった。また、従来の浴槽56は重量が重く、
二人がかりで車両からベッドサイドへ移動させる作業が
困難を伴っていた。また、ホース55により湯を送るた
め、浴槽56と移動入浴車51の距離が被介護者宅周辺
の要件により制限されて、ホース55で湯を送る間に湯
の温度が降下しやすく、効率が悪いものであった。この
ように従来では、高価な移動入浴車51を使用せねばな
らず、環境による制限が多く、利用者に多様なサービス
を提供することができないという問題点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、一人の作業者が軽トラ
ック等で、狭い場所とか高層ビル内でも入浴サービスを
行うことができる在宅入浴サービス装置を提供せんこと
を目的とし、その第1の要旨は、一人で持ち運び可能で
被介護者宅で湯を沸かすことのできる小型のパルス燃焼
式湯沸器と、軽量の浴槽を主体として構成されているこ
とである。また、第2の要旨は、前記軽量の浴槽が折り
畳み式であることである。また、第3の要旨は、被介護
者を浴槽へ搬送するための軽量で持ち運び可能な搬送装
置が付加されていることである。
【0004】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、在宅入浴サービス装置を構成する携帯可
能な湯沸器の使用状態を示すものであり、この小型湯沸
器1は、作業者が一人で被介護者宅の玄関先とかベラン
ダ等へ持ち運びすることができる重量に設定されてお
り、この湯沸器1の内部には、パルス燃焼装置と、少量
の湯を溜めるタンク等が内装されており、図1に示すよ
うに、リール2から、給水ホース3aを湯沸器1に接続
し、また、湯沸器1から給湯ホース3bを延ばして、こ
の給湯ホース3bは後述する浴槽内へ湯を供給できるも
のであり、給水ホース3aの先端は被介護者宅の水栓5
に接続して、この水栓5を開けて湯沸器1内に水を供給
して、湯沸器1内のパルス燃焼装置で短時間に湯を沸か
し、沸かした湯を給湯ホース3bを介して浴槽に入れる
ことができるものである。なお、湯沸器1には移動可能
に底面にキャスター1aを設けておくことができる。な
お、この湯沸器1はパルス燃焼装置を内装しているた
め、燃焼効率が95%程度のものとなっており、例えば
150リットルの15℃の水を40℃まで昇温させるの
に約16分間で達成することができるような設定仕様と
なっている。
【0005】次に、図2は、在宅入浴サービス装置を構
成する浴槽6の斜視図であり、この浴槽6は軽量素材で
形成されて、折り畳み枠6aを備えており、この折り畳
み枠6aを畳んだ状態で一人の作業者が容易に持ち運び
できる重量に設定されており、被介護者宅のベッドの近
傍で組立てて設置できるように構成されている。なお、
浴槽6にはシャワー7を付設させておくことができる。
【0006】次に、図3は、一人の作業者が容易に持ち
運びできるように軽量に設定された被介護者搬送装置で
あり、この被介護者搬送装置8は、基台部9に、シリン
ダ10,10が設けられて、シリンダ10,10を作動
させて門状の起立枠11を起立状に回動させることがで
きるように設定されており、起立枠11にはハンモック
状の吊り下げ体12が設けられており、ベッドに寝てい
る被介護者をこの吊り下げ体12内に移して、側方に設
置された前記図2の浴槽6内へ良好に被介護者を移動さ
せることができるものであり、浴槽6内で被介護者の体
を洗った後には再び吊り下げ体12で被介護者をベッド
へ移動させることができ、一人の作業者により被介護者
の移動・搬送が可能なものとなる。
【0007】このように本例では、一人の作業者が持ち
運び可能な重量に設定された小型湯沸器1と、浴槽6
と、搬送装置8を主体として在宅入浴サービス装置を構
成したために、これらを軽トラック等に積み込んで、あ
らゆる場所へ移動することができ、急勾配とか狭い所で
も車両が入りやすく、在宅入浴サービスを提供できる地
域が広がるものである。なお、軽トラック等は、従来の
ような特別な車両でなくても通常の安価な軽トラックを
使用することが可能であり、コストも低減させることが
でき、しかも、従来の移動入浴車51のように湯沸器5
2が固定式ではなく、図1の小型湯沸器1は被介護者宅
の玄関先とかベランダまで持ち運んで湯を沸かすことが
できるため、給湯ホース3bは短いものであっても良
く、高層ビル内等の被介護者宅においても容易に在宅入
浴サービスを提供することができるものとなり、給湯ホ
ース3bで湯が冷える確率は少ないために効率良く湯を
浴槽6内に入れることができるものとなる。
【0008】なお、図4に示すような搬送装置付き浴槽
6を用いれば、前記図3に示した搬送装置8は省略する
ことが可能であり、図4の浴槽6では、被介護者の寝て
いるベッドサイドに組立てて設置して、浴槽6に付設さ
れている支柱14に設けられたアーム15に支持された
搬送リフター13を移動させて、ベッドから被介護者を
浴槽6内に移動させて入浴させることができ、この搬送
装置付き浴槽6も折り畳んで一人の作業者が自由に持ち
運びできるような重量に設定されたものである。
【0009】
【発明の効果】本発明の在宅入浴サービス装置は、一人
で持ち運び可能で被介護者宅で湯を沸かすことのできる
小型のパルス燃焼式湯沸器と、軽量の浴槽を主体として
構成されていることにより、一人の作業者が湯沸器と浴
槽を被介護者宅まで持ち運んで、短時間で湯沸器で湯を
沸かし、浴槽内に湯を入れて介護者を入浴させることが
でき、従来のように多人数が必要ではなく、一人の作業
者により、しかも軽トラック等の小型自動車により起動
性を向上させて入浴サービスを提供することができ、急
斜面とか狭い場所または高層ビル内の被介護者宅でも在
宅入浴サービスを提供できる効果を有する。
【0010】また、前記軽量の浴槽が折り畳み式である
ことにより、一人の作業者が被介護者のベッドサイドま
で浴槽を運んで、ベッドサイドで浴槽を容易に組立てる
ことができるものとなる。
【0011】また、被介護者を浴槽へ搬送するための軽
量で持ち運び可能な搬送装置が付加されていることによ
り、搬送装置を被介護者宅に持ち運んで、ベッドに寝て
いる被介護者を搬送装置を用いて浴槽へ容易に移動させ
ることができ、従来のように多人数で被介護者を抱き上
げて浴槽まで移動させていた作業を軽減させることがで
きるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】在宅入浴サービス装置を構成する小型湯沸器の
使用状態の斜視構成図である。
【図2】在宅入浴サービス装置を構成する折り畳み式の
軽量浴槽の斜視図である。
【図3】在宅入浴サービス装置を構成する被介護者搬送
装置の斜視構成図である。
【図4】搬送装置付き浴槽の斜視構成図である。
【図5】従来の固定式の湯沸器を搭載した移動入浴車の
斜視図である。
【符号の説明】
1 小型湯沸器 1a キャスター 3a 給水ホース 3b 給湯ホース 6 浴槽 6a 折り畳み枠 7 シャワー 8 介護者搬送装置 9 基台部 10 シリンダ 11 起立枠 13 搬送リフター 15 アーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤本 勇二 名古屋市港区野跡5丁目4番16号 愛知機 械工業株式会社内 (72)発明者 宮田 茂 愛知県豊田市曙町5丁目31番地 株式会社 サン・ルーム内 (72)発明者 鬼頭 伸夫 愛知県豊田市衣ケ原三丁目20番地 明伸興 産株式会社内 Fターム(参考) 2D005 FA00 2D032 CA00 DA00 4C094 AA01 BB09 BB15 CC03 DD14 EE20 GG02 GG14

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一人で持ち運び可能で被介護者宅で湯を
    沸かすことのできる小型のパルス燃焼式湯沸器と、軽量
    の浴槽を主体として構成されていることを特徴とする在
    宅入浴サービス装置。
  2. 【請求項2】 前記軽量の浴槽が折り畳み式であること
    を特徴とする請求項1に記載の在宅入浴サービス装置。
  3. 【請求項3】 被介護者を浴槽へ搬送するための軽量で
    持ち運び可能な搬送装置が付加されていることを特徴と
    する請求項1に記載の在宅入浴サービス装置。
JP11174174A 1999-06-21 1999-06-21 在宅入浴サービス装置 Pending JP2001000501A (ja)

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ID=15974011

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7848682B2 (en) * 2006-05-10 2010-12-07 Fuji Xerox Co., Ltd. Powder supplier and image forming device
CN105725889A (zh) * 2016-04-05 2016-07-06 王本 一种便携式泡澡水袋

Cited By (2)

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US7848682B2 (en) * 2006-05-10 2010-12-07 Fuji Xerox Co., Ltd. Powder supplier and image forming device
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