JP2000515771A - 真空圧自蔵吸引針装置、方法およびこれと共に使用するアダプタ - Google Patents

真空圧自蔵吸引針装置、方法およびこれと共に使用するアダプタ

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JP2000515771A JP08531263A JP53126396A JP2000515771A JP 2000515771 A JP2000515771 A JP 2000515771A JP 08531263 A JP08531263 A JP 08531263A JP 53126396 A JP53126396 A JP 53126396A JP 2000515771 A JP2000515771 A JP 2000515771A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、周囲以下圧力に排気され、貫入可能茄ダイヤフラム(256)でシールされた密封排気スペースを有する真空容器(246)を備え、組織から細胞サンプルを収集するための吸引針装置(221)である。凹部(263)を有するアダプタ(242)が設けられ、この凹部に真空容器を受入れる。針組立体(251)がアダプタ(242)で支えられ、吸引針として作用して細胞サンプルを収集する遠位端部を有する。針組立体の近位端部(252)は凹部内に配置され、真空容器のダイヤフラムに貫入し、排気スペースを針組立体の流路に連結し、周囲以下圧力を針組立体の線タブに供給することができる。オン−オフ機構(261)がアダプタ(242)で支えられ、このオン−オフ機構は、真空容器に係合によって係合され、凹部(263)内に装着されこの凹部内を軸線方向に移動できる部材(262)を備える。

Description

【発明の詳細な説明】 真空圧自蔵吸引針装置、方法およびこれと共に使用するアダプタ 細針吸引術においては、針に真空圧を作用させて吸引することが必要である。 典型的には、これはシリンジを使用し、場合によっては、吸引処置を行う術者の 制御の下に真空ポンプで針に真空圧を作用させて行われる。細針吸引を行うため の簡略化した装置が必要とされている。 概略的には、本発明の目的は、真空圧自蔵式の吸引針装置、方法およびこれと 共に使用するアダプタを提供することにある。 本発明の他の目的は、吸引針を真空容器に嵌合させるために用いることのでき る取外し可能なアダプタを提供することにある。 本発明の他の目的は、容易に真空状態を針装置内に形成し、この後、真空破壊 することを可能とする上述の特徴を備えた装置、方法およびこれと共に使用する ためのアダプタを提供することにある。 本発明の他の目的は、真空状態の形成を容易とするためにオン−オフ機構がア ダプタに設けられた上述の特徴を備えた装置、方法及びアダプタを提供すること にある。 本発明の他の目的は、繰返し使用可能な上述の特徴を備えたアダプタを提供す ることにある。 本発明の他の目的は、最初に真空圧に連通し、この後、真空破壊するために第 1および第2針が設けられた上述の特徴の吸引針装置を提供することにある。 本発明の他の目的は、単一の針だけが必要な上述の特徴の吸引針装置を提供す ることにある。 本発明の他の目的は、試料細胞サンプルを保存液(medium)と共に第2真空容 器を通じて針から外部に吸引可能な上述の特徴を備えた吸引針装置および方法を 提供することにある。 本発明の他の目的は、細胞サンプルを保存液と共に第2真空容器で分析用検査 室に移送可能な上述の特徴を備えた吸引針装置および方法を提供することにある 。 本発明の他の目的および特徴は、以下の説明から明らかとなり、ここに、好ま しい実施例を添付図面と共に詳細に説明する。 第1図は、吸引針とアダプタと真空容器とを備え、真空圧自蔵吸引針装置を断 面で示す側部立面図、第2図は、第1図の2−2線に沿う拡大断面図、 第3図は、第2図の3−3線に沿う断面図、 第4図は、真空容器内の真空圧を針に作用させた状態を示す第1図と同様な図 、 第5図は、針への真空圧が破壊された状態を示す第4図と同様な図、 第6図は、検査室に移送するために密封容器内に細胞サンプルを収集した状態 の吸引針を断面で示す側部立面図、 第7図は、本発明の他の実施例の側部立面図、 第8図は、第5図の8−8線に沿う断面図、 第9図は、本発明の吸引針装置の他の実施例を断面で示す側部立面図、 第10図は、第9図の10−10線に沿う断面図、 第11図は、第9図に示す装置に使用する小型真空容器の側部立面図、 第12図は、第9図に示す装置に使用する大型真空容器の側部立面図、 第13図は、第9図に示す装置に使用するための保存液を収容するボトルの側 部立面図、 第14図は、第9図から第11図に示す吸引針装置が例えば組織内の腫瘍であ る組織内細胞サンプルを収集するために使用可能である態様を示す説明図、 第15図は、第14図に示す針装置内に収集された細胞サンプルが保存液と共 に針により第12図に示す大型真空容器内に吸引され、この保存液が第13図に 示す容器から取出される態様を示す説明図、第16図は、本発明の他の実施例を 組込んだ装置の一部を断面とした側部立面図、 第17図は、第16図の17−17線に沿う断面図、 第18図は、第17図の18−18線に沿う拡大断面図、 第19図は、第16図に示すアダプタの円筒状凹部内に摺動可能に装着された 部材の斜視図、 第20A図、第20B図、第20C図および第20D図は、第16図に示すア ダプタを組込んだもどり止め機構の作動態様を示す説明図。 一般に、組織から細胞サンプルを収集するための吸引針装置は、周囲以下の圧 力(subambient pressure)に排気され、貫通可能なダイアフラムでシールされ た密閉排気スペースを有している。真空容器を受入れ可能な凹部を有するアダプ タが設けられる。針手段は、このアダプタに支えられ、吸引針として作用し、細 胞サンプルを集める遠位端部を有する。針手段の近位端部は、凹部内に配置され 、真空容器のダイアフラムを貫通して排気スペースを針手段の流路に連結し、周 囲以下の圧力を針手段の遠位端部に供給する。オン−オフ機構がアダプタに設け られ、このオン−オフ機構は真空容器に係合しかつ凹部内に装着されてこの凹部 内を軸方向に移動する部材を含む。弾性手段が凹部内に配置されてこの凹部内の 部材に係合し、この部材と真空容器とを凹部の外方に向けて弾力的に付勢する。 もどり止め手段がこの部材に固定され、第1先端位置と第2先端位置とにこの部 材を順に保持する。この第1位置では、針手段は真空容器のダイアフラムを貫通 し、周囲以下圧力をこの針手段に供給し、第2位置では針手段がダイアフラムか ら離れ、したがって周囲以下圧力は針手段に供給されない。 更に、特に図面中第1図から第3図に示すように、真空圧内蔵の吸引針手段1 1は、吸引針12と、真空容器13と、この真空容器13を吸引針12に嵌合さ せるアダプタ14とを備える。 吸引針12は、1994年4月15日付けの同時継続中の特許出願第08/228551号に記 載の形式のものであり、2から8センチメートルの長さと例えば23ゲージの好 適な径とを有するステンレス鋼等の好適な材料で形成された剛性の細長い管状部 材16を備える。剛性の細長い管状部材16は近位端部17および遠位端部18 を有し、この遠位端部は鋭く形成されてニードルポイントを形成する。剛性の細 長い管状部材16は、遠位端部18から近位端部17に延びる流路21を有する 。近位端部17は外方に広がり、流路21に導かれる漏斗状凹部22を形成する 。 ボディ26が剛性の管状部材16の近位端部17に装着され、このボディは、 例えばポリカーボネートあるいはアクリル等の好適な透明樹脂で形成される。ボ ディ26は近位端部27と遠位端部28とを有する。ボディ26は近位端部27 から遠位端部28まで延在する円錐状チャンバ29を設けられる。ボディ26は 、球状拡大部26aを有し、この拡大部は漏斗状凹部22の直近領域で円錐状チ ャンバ29を囲み、容器のこの部分を拡大して後述するように吸引液を目視検査 す る凸レンズとして作用する。ボディ26は、円錐状チャンバ29に隣接したテー パ付き円錐状凹部32を有する近位端部27に、ハブ31を設けられる。ボディ 26は、拡大部26aの近部に環状凹部33を設けられ、この環状凹部に手の指 を係合させ、後述する目的のために針の動きを制御することができる。 真空容器13は、ガラス等の好適な材料で形成された真空ボトル(vacuum bot tle)36の形状に形成されている。このガラス製のボトルは通常の構造に形成 され、ほぼ円筒状形状であり、縮径されたネック部37を備え、このネック部に 、ねじが設けられてねじ付きキャップ38を受入れる。キャップ38は、好適な セルフシール弾性材料で形成されたセルフシールダイヤフラムあるいは膜39を 有し、通常の外科用縫合針で容易に貫通させることができる。真空容器13は、 例えば15から30ミリリットルで20ミリリットルであるのが好ましい好適な サイズの排気スペース41を内包する。このスペース41は水銀柱15から20 インチ(約381から508mm)の範囲の周囲あるいは大気圧より低い真空圧すなわち 周囲以下圧力に排気することができる。 アダプタ14は、全体的に円筒状ボディ46を備え、この円筒状ボディは、例 えばポリカーボネートあるいはアクリルである透明樹脂等の好適な材料で形成す ることができる。このボディ46は、近位端部47と遠位端部48とを有する。 遠位端部48は、第1図に示すように縮径され、ボディ26のハブ31に取外し 可能に装着することができ、流体密のシールをその間に形成する。協働する嵌合 手段がボディ46の近位端部48上で真空容器13上に設けられる。したがって 、第1図に示すように、近位端部47に円筒状凹部51が設けられ、真空容器1 3を受入れることができる。この円筒状凹部51から遠位端部48を介して流路 52が延び、吸引針12の円錐状凹部29と連通する。 針手段はアダプタボディ46に支持され、流路52との間を接続し、最初に真 空容器13の内部から流路に真空圧を供給し、この後、流路52に供給された真 空を破壊する。このような針手段が第1図に示してあり、ステンレス鋼等の好適 な材料で形成された第1,第2針53,54を備える。図示のように、第1,第 2針53,54はボディ46に支持され、通路52内に配置される。第1針53 は、ボディ46の流路52内に摩擦で保持された弾性プラグあるいはブロック 56内に装着され、このプラグは樹脂等の好適な材料で形成され、第1針53が 貫通して延びる。第1針には流路57が設けられており、この流路は、近位の尖 ったチップ58から、プラグ56を貫通してボディ46内の流路52内に開口す る遠位端部59まで延びる。 第2針54は、近位端部61と遠位端部62とを有する。特に第1図および第 2図に示すように、第2針54は、第1針53の外側に同軸状に装着され、近位 端部61から遠位端部62まで延びる環状流路63を形成する。この環状流路6 3は、環状の肩部67,68で形成されたチャンバ66に開口し、このチャンバ は孔71を介して大気に開口する。図示のように、第2針54の近位端部61は 、図示のように尖っており、第1針53の近位端部58よりも、後述する目的の ために例えば1/2インチ(約1.3cm)の好適な距離だけ遠位側に位置する。 第2針54は、特に第2図に示すように環状通路63内の接着剤あるいははんだ 72を用いる等の好適な態様で、第1針53上に支えられている。 ばね76の形態の弾性手段がチャンバ66内に配置され、大径の遠位端部ある いはボス端部77が肩部68に係合し、例えば接着剤78などの好適な手段で係 合状態に保持される。ばね76の小径の近位端部79は、ダイヤフラムあるいは 膜39に弾力的に係合し、この膜あるいはダイヤフラム39が第1針53の尖端 と係合しないように保持されている。 次に、吸引針装置11の作用および使用について簡単に説明する。医師あるい は術者が触知可能な乳房の腫瘍を発見した後、本発明の装置を用いて吸引術を施 し、乳腫瘍から吸引することにより、その細胞サンプルを取る必要がある場合を 仮定する。アダプタ14を針の円錐状凹部32内に挿入して、装置11を組立て る。第1図に示すように、針53の近位端部58を膜39の遠位側にあるように して、真空容器13をアダプタ14内に配置する。術者は一方の手で触知可能な 乳房の腫瘍を探り、他方の手の例えば親指と食指とで吸引針12の環状凹部33 を把持することにより吸引針装置11を持ち、針を乳房の組織を通して乳腫瘍内 に刺入し、吸引針12の遠位端部を腫瘍内に留める。術者は、針12が腫瘍内の 適切な位置にあることを確認する。 術者あるいは医者は、吸引針装置11を保持する手の食指を用いて真空容器 13を係合させ、ばね76の力に抗して遠位方向に押圧し、アダプタ14と真空 容器13とを相対移動させ、第1針53の尖った近位端部58が容器36で支え られたダイヤフラムあるいは膜39を穿刺する第1位置に配置し、排気されたス ペース41を内側の第1針53の内部流路57に連通する(第4図参照)。これ により、ボディ46内の流路と吸引針12内の円錐状チャンバ29と細長い管状 部材16内の流路21とが連通し、腫瘍内に周囲以下状態を形成し、腫瘍から吸 引液として取出す必要のある細胞を流路21内に吸引し、この吸引液をチャンバ 29に導き、このチャンバ内への吸引液の導入を、第1図に示すように球状部2 6aで形成された拡大レンズを通じて視覚により検査することができる。 十分な量の吸引液がチャンバ29内に取込んだことが確認された後、剛性の細 長い管状部材に形成された周囲以下圧力は、医師が真空ボトル36の形態の真空 容器13を押圧し、弾性ばね76の力に抗して第2位置まで更に基端側で移動し 、第5図に示すように、第2針54の近位端部61でダイヤフラムを穿刺する。 近位端部61がスペース41内に貫入すると、大気空気がボディ46の孔71と 第2針54内の管状流路63とを介してこのスペース41内に導入される。した がって、第2針54がダイヤフラムを穿刺すると直ちに吸引針12に作用する周 囲以下圧力が急激に終止し、したがって腫瘍からそれ以上吸引することはない。 細胞サンプルがチャンバ29内の吸引液内に集められると、この吸引液はチャ ンバ29内に留まる。所要の細胞サンプルが集められると、アダプタ14と真空 容器を配置した状態で吸引針12を腫瘍から抜出すことができる。これに代え、 必要な場合には、吸引針12を抜出す前に、真空容器13を収容したアダプタ1 4を取外すことができる。 この後、吸引針12は、1994年4月15日付けの同時継続中の特許出願第08/228 551号との関係で説明した上述の態様で取扱うことができる。これに記載のよう に、吸引液はスライドガラス上に排出し、分析のために検査室に送るか、あるい は、吸引液内の細胞サンプルと共に針の全体を分析のために検査室に送ることも 可能である。したがって、第6図に示すように、吸引針12は、樹脂等の好適な材 料で形成されかつ取外し可能なキャップ87でシールされた試験管状の容器86 内に、集めた細胞サンプルを収容した状態で配置し、分析のために検査室に 移送することができる。 本発明の吸引針装置の他の実施例が第7図および第8図に示してある。図示の ように、針吸引装置101は、上述と同じ吸引針12と、真空容器102と、ア ダプタ103とを備える。図示のように、真空容器102は金属キャニスタある いは容器の形態に形成され、細長い円筒状形状を持ち、同軸状に配置された内側 円筒状部102aを有する。この円筒状部102aは、軸線方向に延びる円筒状 チャンバあるいは凹部107を有し、この金属容器102の一端部に設けられた 開口108を介して大気に開口する。円筒状凹部107の他端部は、開口109 を介して真空容器102内の排気された内側環状スペース111に開口しており 、この円筒状凹部107のこの端部は、接着剤(図示しない)等の好適な手段で 装着されたセルフシールダイヤフラムあるいは膜112で閉じられている。円筒 状凹部107は、上述の形式の透明樹脂等の好適な材料で形成されかつ近位端部 116と遠位端部117とを有する円筒状ボディ114の形態の円筒状雄アダプ タ103を受入れる雌アダプタとして作用可能なサイズである。近位端部116 から遠位端部117に延びる流路118が設けられる。更に、この流路118と ほぼ平行に他の流路119も設けられ、この流路119は近位端部から、近位端 部116と遠位端部117との中間の位置まで延び、側方に延びるポート121 と連通し、このポートは、後述する目的のために常に大気に開口している。 ステンレス鋼等の好適な材料で形成された第1針126は、尖ったテーパ状の 近位端部127と遠位端部128とを有し、流路118内に配置され、接着剤( 図示しない)等の好適な態様で保持される。第1針126は、この針の近位端部 127から遠位端部128まで延びかつ流路118内に開口する流路129を有 する。同様に、第2針131は尖った近位端部132と遠位端部134とを有し 、接着剤(図示しない)等の好適な手段によりボディ114内に装着される。尖 った近位端部132から遠位端部134まで流路133が延び、この流路133 は後述する目的のためにポート121を介して大気に開口する流路119に連通 している。第7図に示すように、第1,第2針126,131の近位端部116 ,127は、前後にずれて配置されており、第1針126の近位端部127は例 えば約1/4から1/2インチ(約6.4から12.7mm)近位方向に延 び、これにより、第1,第2針126,131は後述する目的のために順にダイ アフラム112に貫入することができる。ボディの遠位端部116は、図示のよ うにテーパ状に形成され、吸引針12のハブ31と密に摩擦嵌合し、その間に流 体密のシールを形成する。 円錐状のコイルばね136が円筒状凹部107内に配置され、接着剤(図示し ない)等の好適な手段で固定され、ダイヤフラム112から遠位方向に延び、円 筒状凹部107内に挿入されたときにアダプタ103と係合することができる。 コイルばね136はダイヤフラム112が第1,第2針126,131により意 図に反して穿刺されるのを防止する作用をなす。 第7図および第8図に示す吸引針装置101の作動および使用態様は、第1図 に示す真空容器13が雄部材であり、真空容器13を受入れるチャンバ66を形 成する雌部材として形成されたアダプタ14と嵌合する点を除いて、第1図に示 すものとほぼ同様である。逆に、第7図および第8図に示す実施例では、真空容 器102は雌部材として形成され、内部に円筒状凹部107を有し、この円筒状 部材107と嵌合可能な雄部材の形態に形成されたアダプタ103を受入れるこ とができる。したがって、第1図に示す装置で示すように、第1,第2針53, 54は互いに同軸状に配置され、一方、第7図に示す実施例では、第1,第2針 126,131は並んで配置されている。 第7図および第8図に示す装置の作動では、吸引針12の遠位端部18が腫瘍 内に配置されたときに、真空容器102を前方あるいは遠位方向に向け、円錐状 コイルばね136の力に抗して第1位置に押圧し、第1針の近位端部127をダ イヤフラム112に貫入し、吸引針12に真空容器102内の周囲以下圧力を作 用させ、上述の態様で吸引針12のチャンバ内に吸引して取出すことができる。 十分なサンプルが集められると、真空容器102は更に押圧されて第2針131 の近位端部132でダイヤフラムを穿刺し、真空容器12内の排気スペース11 1を、ポート121を介して周囲環境に連通させ、吸引針12に作用する周囲以 下圧力状態を破壊し、これにより吸引液収集を終止する。この後、針吸引装置1 01を取外し、吸引針内に集められたサンプルを上述の方法で処理することがで きる。 上述から明らかに、吸引液および例えば腫瘍等の細胞サンプルの収集を容易と する吸引針装置が提供される。この収集は、医師あるいは術者がシリンジあるい は他の真空圧源を用いて吸引針内に必要な周囲以下圧力を形成する必要がないた め、向上される。予めパッケージ化された真空容器を用いて所要の周囲以下圧力 (sub-ambient condition)を適宜の時間にわたって吸引針に供給することによ り、適宜の細胞サンプルを収集することが大きく向上される。したがって、周囲 以下圧力を供給するためにシリンジあるいは真空ポンプ等の他の周辺装置を必要 とすることなく、容易に細胞サンプルを収集することができる。更に、所定容積 の排気されたスペースを有する真空容器を準備することにより、吸引針12に作 用する周囲以下圧力をプログラムし、更に、周囲以下圧力が吸引針に作用する最 大時間を予め定めることができる。更に、本発明の吸引針装置は比較的簡単であ る。簡単に製造することができる。必要な場合には、キットの形態で供給するこ とができる。 本発明の更に他の実施例が第9図および第10図に示してある。吸引針装置1 51は、樹脂等の好適な材料で形成可能なアダプタ152を備える。このアダプ タ152は、円筒状孔154を有するボディ153を備え、この円筒状孔は第1 1図に示す小型真空容器156あるいは第12図に示す大型真空容器157を受 入れ可能な大きさに形成されている。真空容器156,157は図示のように円 筒状であり、基本的には同じ径で、大型真空容器157は小型真空容器156よ りも長く形成してある。小型真空容器156内の排気スペースは、例えば20− 30ミリリットルの好適なサイズでよく、一方、大型真空容器157の排気スペ ース159は例えば30−60ミリリットルのサイズとすることができる。これ らの排気スペースには、それぞれの真空容器をシールするダイヤフラム161, 162に針を貫入することにより近接することができる。第9図に示すように、 ボディ153内の孔154は、円筒状スリーブ166の形状であり、この中に真 空容器156,157を挿入することができる。 針手段171はアダプタ152のボディ153で支えられ、孔154内に延び かつ貫入針として作用する近位端部172と、ボディ153の遠位方向に延びか つ吸引針として作用する遠位端部173とを有する。細胞収集チャンバ176は 、 針手段の一部として、針手段の近位端部172と遠位端部173との間に配置さ れている。針手段171は、ステンレス鋼等の好適な材料で単一の針として形成 することができる。しかし、本発明では、針手段の遠位端部173を上述の形式 の独立した吸引針に形成し、近位端部172を上述の形式の独立した貫入針とし て形成することが好ましい。それぞれ独立した針として形成する場合、これらの 針は、テーパ付きの円錐状延長部として形成可能なボディ153内に埋設し、細 胞収集チャンバ176に連通する流路181と連通する流路を内部に有する。上 述のように、円錐状延長部182は、凸状部183を設け、この凸状部が細胞収 集チャンバ176を囲んで、この細胞収集チャンバ176内に集められた細胞サ ンプルを目で検査するための拡大手段を形成する。したがって、遠位端部173 内の流路と細胞収集チャンバ176と流路181とが、近位端部172内の流路 と連通し、スリーブ166の内部と連通する。フォームラバーディスク186の 形態の弾性手段が孔154内に設けられ、針手段171の近位端部172が内部 を貫通する孔187を有する。針手段171の近位端部172の最も近位側の端 部が、弾性手段186の近位面から僅かに突出する。 第9図に示す装置は第13図に示すような中型のボトルあるいは容器191を 使用することができ、この場合、ボトルに螺合されたキャップ193を通して近 接可能な保存液がボトル内に収容されており、このキャップに貫通可能なダイヤ フラム194が取付けられ、保存液192に近接することができる。 第9図から第13図に示す吸引針装置の作用および使用を簡単に説明する。医 師はアダプタ152を取上げ、小型真空容器156をスリーブ166の孔154 内に配置し、このとき弾性手段186は針手段171の近位端部172がダイヤ フラム161に貫入するのを防止する。医師は、一方の手でアダプタ152を保 持し、他方の手で分析すべき瘤を探ってこの手で保持し、針手段171の遠位端 部173を組織内の瘤内に貫入する。必要な場合には、超音波を補助的に用いて 、分析すべき瘤を探すこともできる。第15図に示すように、遠位端部173は 、組織202内の瘤201内に配置される。 針手段171の遠位端部173が瘤201内に正確に配置されると直ちに、ア ダプタ152を保持する手の食指206を用いて小型真空容器156を弾性手段 136の力に抗して付勢し、ダイヤフラム161に近位端部172を貫通させ、 排気スペース158を針手段の流路と連通し、瘤あるいは腫瘍201内に配置さ れた遠位端部173に真空圧を供給する。針手段171は、医師の食指と親指と で確保され、このとき、小型真空容器156を食指で連続的に押圧することによ り、真空状態と針手段171とが保持される。このようにアダプタ152を保持 することにより、医師は、腫瘍を通して遠位端部173を穏やかに前後に移動し 、好適な細胞サンプルを収集することができ、これは拡大球状部183を通して 収集チャンバ166内の細胞サンプルを目で見て検査することにより、確認する ことができる。 適当な細胞サンプルが収集されると、針手段171に作用していた真空は、食 指を小型容器156から放し、弾性手段186により小型真空容器156を針手 段171の近位端部172から軸線方向に離隔させることにより、終止される。 次いで、針手段171の遠位端部173を患者の組織202から移動する。小型 真空容器156を孔154から除去し、大型真空容器157を第15図に示すよ うにスリーブ166の孔154内に配置する。針手段171の遠位端部173を 保存液容器191のダイヤフラム194内に貫入する。遠位端部173が保存液 192内に入ると、大型真空容器157が手の食指で押圧され、近位端部172 がダイヤフラム172を貫通し、排気スペースを針手段171内の流路に連通し 、保存液192を針手段内の流路内に吸上げ、これと共に収集チャンバ176内 に集められた細胞サンプルを搬送させ、この収集された細胞を保存液と共に真空 容器157内に導く。細胞サンプルが細胞収集チャンバから集められると、大型 真空容器157は、食指を解除して弾性手段186により大型真空容器を針手段 の近位端部172から軸方向に押圧させて取外し、針手段172への真空の供給 を停止する。 保存液と共に細胞検体を内包する大型真空ボトル157は、スリーブ166か ら取外され、収集された細胞を評価可能な検査室に送られる。 上述から明らかに、極めて簡単な構造で細胞サンプルを採取するために簡単に 使用できる吸引針装置が提供されることは明らかである。針手段の収集チャンバ 内に集められた細胞サンプルは、第2真空容器を使用し、この大型真空容器内に 吸引される保存液を使用して採取細胞を掃引することにより、細胞を収集チャン バから採取細胞を吸引し、針手段の収集チャンバ内に集められた細胞サンプルを この針手段から容易に移動し、後で、分析のために検査室に送ることができる。 これは、内部に収集した細胞と共に針を検査室に送ることを省略する。更に、上 述の二重内孔形式の針が必要なくなる。 十分大きな真空容器が利用可能な場合は、1の真空容器を用いて上述の小型お よび大型真空容器による吸引と収集との双方の機能をなすことが可能なことは明 らかである。しかし、細胞が患者の組織から収集されると、真空容器内に空気が 導入され得るため、単一の真空容器を用いることは望ましくない。流路構造は、 細胞が針手段内に閉じこめられないように形成されることが認められる。更に、 本発明の針吸引装置は極めて簡単でかつ安価であり、細胞サンプルを汚染される ことなく極めて容易に収集することができる。 第9図から第15図に示す本発明の装置の実施例に関連して、吸引術を施す際 に、真空容器の後端部を保持する医師の1本の指を使用してこれを押し下げ、針 に係合させることは、医師にとって困難な場合があり、これは、吸引中特に針を 腫瘍内に配置し、前後に移動して細胞サンプルを集めるときに、スリーブ状アダ プタを保持しかつ安定させるために指を使用することができないためである。し たがって、第16図から第20図に示す本発明の実施例が提供され、この実施例 は、オン−オフ機構をアダプタ内に有し、真空容器に対する一度の指の動きだけ で真空を形成し、真空の終止が望ましくなるまでこの真空を維持し、この後、真 空容器を再度押圧して真空を終止させることを可能とする。 第16図から第20図に示す吸引針装置221は、上述の形式の23ゲージの ステンレス鋼で形成された針222を備え、遠位端部は尖端223の形態に形成 され、近位端部224はボディ226内に封入され、このボディは上述の形式の 透明樹脂等の好適な材料で形成されている。ボディは円錐状チャンバ227を有 し、このチャンバには約1.7°の傾斜が設けられ、長さは0.375インチ(約 9.53mm)である。このチャンバ227は、5.2°で延びかつ長さが0.20 0インチ(約5.1mm)の側壁を有する他の円錐状チャンバ228内に延びる。 このチャンバ228は針222の近位端部で終わる。ボディ226は、ほぼ球状 あるい は凸状部231を有し、この凸状部はチャンバ228を囲み、細胞サンプルがチ ャンバ228内に入るときに、これらの細胞サンプルの収集の確認を容易とする ために、上述の態様で拡大手段として作用する。ボディ226は円筒状突起23 2を有し、この円筒状突起は、球状部231から遠位方向に延び、小径の遠位方 向側に延びる円筒状突起233に結合し、この円筒状突起233は透明樹脂等の 好適な材料で形成されたほぼスリーブ236を摩擦係合させて受入れることがで きる。このスリーブ236は、針222よりも長く、尖端チップ223との偶発 的な係合を防止する。スリーブ236は、円筒状突起232に装着され、円筒状 突起233により摩擦で保持されている。ルアー形式(Luer-type)の取り付け具 238がボディ226の近位端部に設けられ、例えば雌ルアー取付具として、ア ダプタ242の対応する雄ルアー取付具241と嵌合させることができる。アダ プタ242は円筒状の端部開口スリーブ243を支え、このスリーブは上述の形 式の真空容器246を受入れることができる。上述の形式の第2の尖った針25 1は、図示のように遠位端部をルアー取付具241内に装着し、このルアー取付 具内に開口し、ルアー取付具241,238が嵌合したときに、針251内の流 路をチャンバ227と針222内の流路とが連通される。針251の近位端部は 尖った尖端チップ252を有する。上述の形式の真空容器246は周囲以下圧力 まで排気されかつ針251が貫入可能なダイヤフラム256でシールされた細長 い排気スペースを有する。 本発明によると、クリックオン、クリックオフ機構261とも呼ぶオン−オフ 機構がアダプタ242に設けられ、最も前方の第1位置あるいはオン位置と、最 も後方の第2位置あるいはオフ位置とからの順次移動を制御する。このオン−オ フ機構261は、円形ディスク262を備え、このディスクはスリーブ243の 円筒状凹部263内を軸線方向に摺動可能に装着される。この円形ディスク26 2は、円筒状凹部263内を移動するときに、一体に形成されかつ円形ディスク 262の平面に直角に延びる垂下脚部264で案内され、この脚部は中心からオ フセットし、円筒状凹部263内に形成されたスリーブ243の壁部の細長い凹 部266内を移動することができる。円筒状ディスク262は、針251が貫通 可能な孔268を有する。更に、円筒状ディスク262は軸線方向に延びか つ孔268内に摩擦で保持されるボス269を有し、この中を孔270が延在す る。針251はこの孔270内を自由に移動することができる。 円筒状凹部263は底壁271で終わり、この底壁は、円筒状凹部263を形 成する壁部に直角に延び、これと共に一体的に形成されて軸線方向に延びる突起 272を有し、この突起は中央に配置され、針251が挿通される孔273を有 する。突起あるいはボス272はボス269と軸方向に整合し、ヘリカルコイル ばね276の形態の弾性ばね手段の両端部を保持する作用をなし、このばね手段 はディスク262を底壁271から離隔する方向に弾力的に付勢する。コイルば ね276は十分な強さを有し、真空容器246がこれを手で押圧することにより 解除されたときに、このコイルばね276がディスク262を十分押圧し、これ により針251がダイヤフラム256に貫入しなくなるまで、移動される。 オン−オフラッチあるいはもどり止め手段281は、オン−オフ機構261の 一部を形成する。オン−オフラッチあるいはもどり止め手段281は、ディスク 262で支えられる垂下脚部264の内方に向く面283を貫通する溝パターン 282で形成されている。この溝パターン282には、ワイヤ状のL字状ばね部 材284が係合し、このばね部材は一方の脚部286を底壁271内に埋設され 、他方の脚部287をこれにほぼ直角に延設している。脚部287は脚部286 よりも短く、溝パターン282に弾力的に係合する。焼きもどし処理されたスチ ール等の好適な材料で形成された板ばねの291の形態の他の弾性手段が設けら れる。この板ばね291は、ボス272に装着された一部291aと、他端部2 91bとを有し、この他端部は円筒状凹部263を形成する壁部に向けて外方に 傾斜し、脚部286に係合して追加の弾性ばね力を作用させ、脚部287を溝パ ターン282と係合させる。 溝パターン282には、第18図に示すようにばね部材284の脚部287が 係合し、ディスク262がその最外側位置にあるときに、真空容器246が針2 51から分離する。溝パターン282の形状は、ばね部材284の脚部287に 対する円形ディスクの移動との関係で説明するのが最もよく説明できる。脚部2 87が第18図に示す位置にあるときに、脚部287は傾斜溝296の最下側位 置に配置され、ディスク262が所定距離を越えて円筒状凹部から外方に付勢 されるのを防止するストッパ手段として作用する。ディスク262が真空容器2 46の力の下で内方に押圧されると、脚部264で支えられた溝パターン282 が脚部287を追従させて、傾斜して延びる溝296内を側方に移動し、隣接す る溝297内を垂直に移動し、この後、隣接する傾斜して延びる溝298内に移 動する。しかし、溝297,298間の遷移部では、溝298の深さが溝297 よりも深く形成されることにより、段部299が配置される。容器246が手で 解放されると、ばね276がディスク262およびこのディスクに支えられた脚 部264を外方に付勢し、溝298に対して例えば約90°の角度で延びる他の 溝301に係合するまで、脚部287を溝パターン282の中央に向けて側方に 移動する。溝301は、溝298よりも深く形成してあるため、溝298から溝 301への遷移部に段部302が形成されており、この段部を越えて脚部287 が移動する。 容器246の付勢の下でのディスク282のこの移動の際、針251が真空容 器246の膜あるいはダイヤフラム256を貫通し、上述のように針251に真 空圧を供給する。この真空状態を終えようとする場合を仮定すると、容器246 を手で押圧すると、垂下脚部264と共にディスク262を円筒状凹部263の 内方に移動させ、脚部287が溝301まで移動する。この脚部は段部302を 降下して移動してきたため、溝298には戻らない。脚部287側方に移動して 溝303内に至る。脚部287が溝301から溝303に移動する際、溝303 が溝301よりも深く形成されているために、他の段部304が形成されており 、溝301に戻るのが防止される。容器246が解放されると、コイルばね27 6がディスク262を円筒状凹部263の外方に向けて軸方向に付勢し、脚部2 87が再度溝296に係合するまで、この脚部287を溝303に沿って下方に 移動し、隣接する傾斜して延びる溝306内に移動する。溝306から溝296 に移動する際、更に段部307がこれらの溝の接続部に設けられ、これは、溝2 96の深さが溝306よりも深いためであり、したがって脚部287は、容器2 46とディスク262とが再度押圧されたときに、溝306に戻るのを防止され る。 上述から、溝パターンは、脚部287が溝パターン282で形成される迷路を 通って一方向にのみ移動を可能とするもので、したがって真空容器246が押込 められた最前方位置あるいはオン位置に押圧されると、針251が真空容器24 6のダイヤフラム256を貫通し、真空容器246内の周囲以下あるいは真空圧 を受け、脚部287が溝298と溝301との接続部で形成される溝パターンの 上側頂点に配置されるときに、その中に保持されることが明らかである。次に、 真空容器246およびディスク262が押圧されると、脚部287が上側頂点か ら移動し、解放され、スリーブ236内に配置されたディスク262と容器24 6とをコイルばね276で弾力的に付勢可能とし、解放された最後方位置あるい はオフ位置に移動させ、したがって、針251がダイヤフラム256に貫入しな くなり、このダイヤフラム256から離れ、これにより、針251に作用する周 囲以下状態あるいは真空状態を終了させる。この後、脚部287は溝306と溝 296との接続部で形成される溝パターンの下側頂点内に移動する。上述のオン −オフ機構は、このオン−オフ機構の2つの頂点間を移動するときに可聴音を発 するため、クリックオン−クリックオフ機構としての特徴を持つ。 第15図から第20図に示す装置の作動および使用を、以下に簡単に説明する 。一般に、この装置の作動および使用は、オン−オフ機構261が、吸引処置を 行っているときに真空容器246を保持し続けることを不必要とすることを除き 、上述の実施例の説明とほぼ同様である。針222は、保護スリーブ236を取 外した後、皮膚を通して腫瘍内に挿通される。針222が好適な位置で腫瘍内に 入ったことを確認されると直ちに、手の1の指で真空容器246を押圧し、これ をばね276の付勢力に抗して内方に向け、押込められた最前方あるいはオン位 置に付勢し、針チップ252を容器246のダイヤフラム256に貫入させ、容 器246内の周囲以下状態を針251に供給し、これで隣接する円錐状チャンバ 227,228したがって針222に供給することにより、周囲以下圧力を針2 22に供給し、腫瘍からの細胞の吸引が開始する。円形ディスク262が円筒状 凹部263内の最内側位置に達すると直ちに、真空容器246を手で解除でき、 ラッチあるいはもどり止め機構281が真空容器246を第1あるいはオン位置 に保持する。細胞吸引を効率的にするため、吸引した細胞が球状レンズ231を 通してテーパ状チャンバ228内に見えるようになるまで、針222を腫瘍内で 連続的に前後に移動することができる。1995年4月23日付けの同時継続中の特許 出願第08/421064号で説明したように、このような細胞サンプルの収集は、針2 22に電気機械的に振動を与えることで向上させることができる。もどり止めあ るいはラッチ機構281を設けることにより、医師は指を容器246から外し、 アダプタ242およびこれで支えられた針222を動かすために手と共にこの指 を用い、これにより細胞収集を向上させることができる。 医師が、レンズとして作用する球状部231を通して観察することにより、十 分な細胞が集められたことを確認すると直ちに、手の指を用いて真空容器246 をコイルばね276の付勢力に抗して押込むことにより、吸引を終了させること ができる。これは、脚部287を凹部301からストッパ304を越えて溝30 2内に移動し、部材あるいはディスク262をコイルばね276により、解放さ れた最後方位置あるいはオフ位置に移動可能とし、脚部287を溝296内に着 座させ、ディスク262を解放位置に保持する。これにより、針251は真空容 器246およびダイヤフラム256から引抜かれ、針251したがって針222 への周囲以下圧力の供給が中断する。 吸引針222は患者から引抜かれ、集められた細胞サンプルは上述の態様で処 理することができる。例えば、吸引針を他のボトルの保存液の表面より下に配置 することにより、上述のように、同じあるいは異なる真空容器246内に集める ことができる。真空容器246を手の指で押込み、周囲以下圧力あるいは真空状 態を再度形成し、チャンバ227,228内に集められた細胞検体と共にボトル 内の保存液を吸い上げる。十分な保存液が針222を通して導かれ、集められた 細胞を真空容器内に洗い落とすと直ちに、真空容器246をばね276の力に抗 して再度押込み、ばね284の脚部287を溝パターン282の内側頂点から解 放し、ばねを溝パターン282の内側頂点に戻し、針251をダイヤフラム25 6から移動することにより、周囲以下圧力を終わらせることができる。細胞サン プルおよび保存液を内包する真空容器は、分析のために検査室に送ることができ る。 上述から、もどり止めあるいはラッチ機構281を設けることにより、この装 置を使用する医師は各操作の後に真空容器246を解放するが可能となり、細胞 収集処置を行う医師によるアダプタ242およびこれで支えられた針222の取 扱いが大きな支援を受けることが明らかである。 上述から、真空あるいは周囲以下状態を自蔵する本質的に自動吸引装置が提供 されることが明らかである。本発明の装置により、チャンバ内に集められた状態 で検体を視覚化し、これにより十分な細胞サンプルが得られたことを極めて簡単 に確認することができる。オン−オフ機構は、真空圧の形成、維持および破壊を 容易とする。 なお、本発明の装置は、腫瘍細胞の他の細胞を収集するためにも用いることが できる。例えば、細胞を集めて癌状態となる前の基準線を形成することができる 。より長い針を使用すると、例えば肺、肝臓、膵臓等の身体器官等の身体内の種 々の形式の組織を分析することができる。より長い針が必要となるだけである。 アダプタ内のオン−オフ機構を使用することは、1本の指を周期的に使用して 手動オン−オフ機構を作動し、周囲以下圧力を針に供給し、あるいは、これに代 えて針に対する周囲以下圧力の供給を中断することにより、アダプタおよびこれ で支えられた針の使用をより容易とする。このオン−オフ機構により、この装置 はよりユーザにとって使いやすいものとなり、細胞サンプル内により多数の細胞 を得ることが可能であり、細胞サンプル中の細胞の質を改善することができる。 これは、針のハブ内に細胞検体を捕捉するものがないために可能なものである。 吸引処置中に検体を容易に視覚化することができる。針の内部は滑らかで、鋭い 縁部を有さず、これにより、集められた細胞の損傷はは最小となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 08/631,537 (32)優先日 平成8年4月12日(1996.4.12) (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),AU,CA,CN,J P,SG (72)発明者 イムラン ミーア エイ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 ロス アルトス ヒルズ ローレル レーン 26641 (72)発明者 シード バーバー アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94303 パロ アルト ケニス ドライヴ 3445 (72)発明者 ガンディ ディーパック アール アメリカ合衆国 カリフォルニア州 95123 サン ホセ ボーエン アベニュ ー 911

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.組織から細胞サンプルを収集するための吸引針装置であって、周囲以下圧力 に排気されかつ貫入可能なダイヤフラムでシールされた密閉排気スペースを有 する真空容器と、この真空容器を受入可能な凹部を有するアダプタと、このア ダプタで支えられた針手段とを備え、この針手段は、細胞サンプルを集める吸 引針として作用する遠位端部と、前記凹部内に配置されかつ真空容器のダイヤ フラムを貫通して排気スペースを針手段の流路に連結し、周囲以下圧力をこの 針手段の遠位端部に供給する近位端部とを有し、更に、アダプタで支えられ、 凹部内に装着されてこの凹部内を軸線方向に移動しかつ真空容器に係合する部 材を含むオン−オフ機構と、凹部内に配置され、前記部材に係合してこの部材 と真空容器とを凹部の外方に弾力的に付勢する弾性手段と、前記部材に取付け られ、この部材を順に第1最前方位置と第2最後方位置とに保持するもどり止 め手段とを備え、これにより、第1最前方位置で針手段がダイヤフラムを貫通 して周囲以下圧力を針手段に供給し、第2最後方位置で針手段をダイヤフラム から離隔し、針手段への周囲以下圧力の供給を停止する、装置。 2.前記針手段は、近位端部と遠位端部との間に配置された収集チャンバを含む 請求項1に記載の装置。 3.針手段に支えられ、収集チャンバの内部を拡大する拡大手段を備える請求項 2に記載の装置。 4.凹部内に配置され、真空容器に係合可能で、真空容器を針手段の近位端部と 係合しないように弾力的に保持する弾性手段を備える請求項1に記載の装置。 5.前記もどり止め手段は、内方に向く脚部を有するばね部材と、ディスクに設 けられた溝パターンとを有し、このばね部材は、溝パターン内に着座可能な部 分と、凹部内を移動したときに、ばね部材の脚部と溝パターンとの間の相対移 動を生じさせる手段とを有する請求項1に記載の装置。 6.前記溝パターンは、ばね部材の脚部を一方向にのみ移動可能とする一方向路 (maze)に形成されている請求項1に記載の装置。 7.吸引針と真空容器と共に用い、この真空容器が周囲以下圧力に排気された内 部排気スペースと、この排気スペースへの入口を形成する穿刺可能なダイヤフ ラムとを有し、周囲以下圧力をこの真空容器から吸引針に供給するためのアダ プタであって、端部が開口した円筒状の凹部を有しかつ真空容器を受入れ可能 なボディと、このボディに装着され、凹部内を軸線方向に延びる針と、凹部内 に摺動可能に装着されかつ真空容器に係合可能な部材と、凹部内に配置されか つこの部材を凹部の外方に弾力的に付勢する手段と、前記部材とボディとの間 に結合されて第1および第2位置間の移動を終止させかつこの部材を順に第1 および第2位置に保持するもどり止めとを有し、この第1位置では、真空容器 を部材に係合可能とし、部材が第1位置から第2位置に移動するときに針上で 真空容器のダイヤフラムが移動するのを可能とし、この後、真空容器が押込ま れたときに、部材とこれに係合する真空容器とを第2位置に移動可能とし、針 からダイヤフラムを分離するアダプタ。 8.尖った遠位端部と近位端部で支えられた相手方カップリングとを有する第2 針を更に備え、この第2針のカップリングと嵌合可能で、第2針をアダプタ内 の針と連通させ、アダプタ内の針に周囲以下状態が作用したときに、この周囲 以下状態が第2針にも供給される請求項7に記載のアダプタ。 9.吸引針と真空容器とを用い、この真空容器が周囲以下圧力に排気されて穿刺 可能なダイヤフラムを通して近接可能な排気スペースを有し、吸引針が針と収 集チャンバと管状部材とを有し、この管状部材が尖った遠位端部とこの線タブ から収集チャンバに延びる流路とを有し、更に、真空容器を収容可能な円筒状 凹部をを有するアダプタと、このアダプタの凹部内に配置されかつ真空容器に 係合する部材と、アダプタで支えられ、この部材をアダプタの凹部の外方に弾 力的に付勢する弾性手段と、部材とアダプタのボディとの間に結合されて第1 位置と第2位置との唖の部材の動きを制限し、この部材を第1位置と第2位置 との一方に保持するもどり止め手段と、アダプタのボディで支えられ、凹部内 を内方に延び、前記部材を貫通し、尖った近位端部と遠位端部とを有する針と を用い、前記アダプタは針の遠位端部が貫通して吸引針のカップリングと嵌合 するためのカップリングを有し、これにより周囲以下状態がアダプタ内の針に 供給されたときに、吸引針に周囲以下状態が供給され、体内の組織から吸引液 を抜出す方法であって、吸引針のカップリングをアダプタのカップリングに取 付け、細胞サンプルを収集すべき腫瘍内に吸引針を配置し、真空容器を押圧し て、ばね力に抗して部材を付勢し、アダプタの凹部内の針を真空容器のダイヤ フラムに貫入させ、これにより周囲以下圧録をアダプタで支えられた梁および 吸引針に作用させて腫瘍から細胞を吸引し、真空容器を解放し、手を用いてア ダプタを移動させて腫瘍内に吸引針を移動し、腫瘍からの細胞の収集を向上さ せ、収集される細胞を観察し、手の指で真空容器をばね手段の力に抗して凹部 内に押込み、もどり止め手段により部材をその第1位置に戻ることを可能とさ せ、ダイヤフラムを移動して針から脱出させ、吸引針への周囲以下圧力の供給 を終えることにより、細胞の収集を終止する、方法。 10.保存液容器を用いるため、更に、吸引針を保存液内に導入し、この後、真空 容器を押込んで部材を凹部内に付勢し、凹部内の針でダイヤフラムをダイヤフ ラムに貫入し、周囲以下圧力を吸引針に供給し、これにより保存液容器から保 存液を主集し、これと共に収集された細胞を真空容器内に搬送し、収集された 細胞が真空容器内に導かれた後、真空容器を押込んで、弾性手段で真空容器を 付勢させ、ダイヤフラムから針を脱出させ、この後、真空容器を分析用検査質 に送出す、請求項9に記載の方法。
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