JP2000515589A - ストランド - Google Patents

ストランド

Info

Publication number
JP2000515589A
JP2000515589A JP10506096A JP50609698A JP2000515589A JP 2000515589 A JP2000515589 A JP 2000515589A JP 10506096 A JP10506096 A JP 10506096A JP 50609698 A JP50609698 A JP 50609698A JP 2000515589 A JP2000515589 A JP 2000515589A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
package
strand
range
flat
yarn
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10506096A
Other languages
English (en)
Inventor
ロイ イー スミス
ラリー ジェイ ヒューイ
マイケル ビー ファッジオ
トーマス エイ コークリー
ケニス ピー チェイス
Original Assignee
オウェンス コーニング
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US08/683,015 external-priority patent/US5839678A/en
Priority claimed from US08/683,016 external-priority patent/US5806775A/en
Priority claimed from US08/683,005 external-priority patent/US5731084A/en
Priority claimed from US08/683,017 external-priority patent/US6019140A/en
Priority claimed from US08/683,073 external-priority patent/US5690150A/en
Application filed by オウェンス コーニング filed Critical オウェンス コーニング
Publication of JP2000515589A publication Critical patent/JP2000515589A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H54/00Winding, coiling, or depositing filamentary material
    • DTEXTILES; PAPER
    • D02YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
    • D02GCRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
    • D02G3/00Yarns or threads, e.g. fancy yarns; Processes or apparatus for the production thereof, not otherwise provided for
    • D02G3/02Yarns or threads characterised by the material or by the materials from which they are made
    • D02G3/16Yarns or threads made from mineral substances
    • D02G3/18Yarns or threads made from mineral substances from glass or the like
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H54/00Winding, coiling, or depositing filamentary material
    • B65H54/02Winding and traversing material on to reels, bobbins, tubes, or like package cores or formers
    • B65H54/28Traversing devices; Package-shaping arrangements
    • B65H54/2806Traversing devices driven by cam
    • B65H54/2809Traversing devices driven by cam rotating grooved cam
    • B65H54/2812Traversing devices driven by cam rotating grooved cam with a traversing guide running in the groove
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H54/00Winding, coiling, or depositing filamentary material
    • B65H54/02Winding and traversing material on to reels, bobbins, tubes, or like package cores or formers
    • B65H54/28Traversing devices; Package-shaping arrangements
    • B65H54/2881Traversing devices with a plurality of guides for winding on a plurality of bobbins
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H54/00Winding, coiling, or depositing filamentary material
    • B65H54/02Winding and traversing material on to reels, bobbins, tubes, or like package cores or formers
    • B65H54/40Arrangements for rotating packages
    • B65H54/52Drive contact pressure control, e.g. pressing arrangements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H55/00Wound packages of filamentary material
    • B65H55/04Wound packages of filamentary material characterised by method of winding
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments
    • B65H2701/312Fibreglass strands
    • B65H2701/3122Fibreglass strands extruded from spinnerets

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、ストランド(68)と、織物(78)と、ヤーンパッケージ(19)と、ストランドを収束する方法と、横ヤーンをエアジェットルームに挿入する方法とに関する。

Description

【発明の詳細な説明】 ストランド 技術分野 本発明はガラス繊維の製造技術に関し、より詳しくは、補強材料または装飾材 料として使用するヤーンのパッケージング、ディスペンシング(分配)および製 織(weaving)に関する。 発明の背景 鉱物繊維は種々の製品に使用されている。繊維は、プラスチックマトリックス 、強化紙およびテープ、および織物製品等の補強体として使用されている。繊維 の形成および集束工程中に、多数の繊維がストランドとして一体に集束される。 幾つかのストランドが一体に集められて、成形プラスチック製品等の構造支持体 を形成するプラスチックマトリックスの補強に使用されるロービングを形成する 。ストランドは織物を形成すべく織ることもでき、或いは織物としてランダムパ ターンに集束することもできる。個々のストランドは、ガラス繊維の集束から形 成するか、他の鉱物材料または有機ポリマー材料等の他の材料の繊維で形成する ことができる。繊維には、これらが集束されて単一ストランドを形成するとき、 破断することなく互いに高速で移動できるようにするため、保護コーティングす なわちのり(size)が塗布される。のりの保護によって、ストランドを製織等の 種々の織物工程で操作できるようになる。繊維が産業上の用途に使用されるとき 、のりは、ストランドとプラスチックマトリックスとの間の接合を向上させる。 のりには、繊維が一体にくっ付いて一体ストランドを形成できるようにする接着 剤を含有させることもできる。 一般に、ガラス繊維のような連続繊維は、溶融ガラスのフィーダから機械的に 引き出される。フィーダは、200から10,000個程度のオリフィスを備えた底板 すなわちブシュを有している。成形工程で、ストランドは回転ドラムすなわちコ レットの回りに巻回され、パッケージを形成すなわち製造する。完成したパッケ ージは長い単一ストランドからなる。パッケージは、ストランドを容易に巻き解 くことができる態様で巻回するのが好ましい。コレット上に巻回された一連の螺 旋コースからなる巻回パターンが、容易に巻き解くことができるパッケージを形 成することが判明している。このような螺旋パターンは、ストランドの隣接ルー プすなわちラップが一体に結合(このような一体結合は、のり材料の塗布により ストランドが未だ濡れているときに生じる)することを防止する。螺旋コースは 、パッケージが形成され始めるときにコレットの回りに巻回される。パッケージ の外面上には連続コースが形成され、巻回が完了しかつパッケージがコレットか ら取り外されるまで、パッケージの直径は連続的に増大する。 ストランドレシプロケータは、ストランドを、パッケージの外面を往復するよ うに長手方向に案内し、各連続コースに巻回する。既知のストランドレシプロケ ータは、スパイラルワイヤ形ストランドオッシレータである。該ストランドオッ シレータは、スパイラル形状を近似する2本の外側ワイヤを収容する回転軸から なる。スパイラルワイヤは前進するストランドを打ち、該ストランドをパッケー ジの外面に沿って前後に導く。軸は長手方向にも移動され、これにより、回転す るスパイラルワイヤがパッケージ表面を横切って綾振りされ、パッケージ表面上 にストランドを巻回する。パッケージの製造中、スパイラルワイヤストランドオ ッシレータは、パッケージ表面に接触しない。スパイラルワイヤストランドオッ シレータは、容易に巻き解かれるパッケージを形成するが、パッケージは直角縁 部をもたない。直角縁部をもつパッケージは、丸縁部をもつパッケージより大き い直径にすることができる。また、直角縁部パッケージは、輸送時に積み重ねる ことができる。直角縁部および大きい直径をもつ円筒状パッケージを形成するこ とが望まれている。 直角縁形円筒状パッケージを形成する既知のストランドレシプロケータは、螺 旋溝を備えたカムと、螺旋溝内に配置されるカムフォロワと、該カムフォロワに 取り付けられたストランドガイドとを有している。カムが回転されると、カムフ ォロワおよびストランドガイドが、ストランドを、回転パッケージの外面を往復 するように長手方向に移動させ、各連続コース(course)として巻回する。回転可 能な円筒状部材すなわちローラベイルは、パッケージが形成されるときにパッケ ージの外面と接触し、ストランドガイドが方向を変えるときに、最後のコースに 巻回されたストランドを、パッケージ縁部の所定位置に保持する。ローラベイル と回転パッケージ表面との接触により、ローラベイルが回転され、かつローラベ イルの速度はパッケージ表面の速度にほぼ等しくなる。別のバージョンはストラ ンドガイド自体を使用してパッケージと接触し、ストランドを瞬間的にパッケー ジの縁部に保持する。 生産性を高めるため、単一コレット上に幾つかのパッケージが同時に製造され る。各パッケージには別々のストランドが形成され、別々のストランドレシプロ ケータが各ストランドを振動させてパッケージを同時に製造する。ストランドレ シプロケータは1つのアームに取り付けられており、該アームは、ローラベイル をパッケージ表面と接触させた状態に維持しながら、パッケージ半径の増大につ れてコレットから離れる方向にストランドレシプロケータを移動させる。繊維成 形工程(ブシュ温度を含む)は、全集束工程を通して繊維直径を一定に維持する ようにかつ各パッケージのパッケージ半径が同速度で増大するように制御される 。 しかしながら、集束工程中にコレットに沿うパッケージサイズの僅かな変動を もたらすプロセス変化が生じない。コレット上のパッケージの相対半径のこれら の差異により、ローラベイルが時々パッケージ表面から離される。ローラベイル がパッケージ表面と接触しなくなると、ローラベイルの回転速度が低下される。 ローラベイルの表面がパッケージ表面と接触するようになると、ローラベイルの 回転速度は、ローラベイルの表面がパッケージの表面と同じ速度で移動するまで 増大する。ローラベイルの支持摩擦および慣性により、ローラベイルが一定回転 速度を回復するのに時間を要する。ローラベイルが一定回転速度を回復する間、 パッケージ表面とローラベイル表面との間の速度差によって、ローラベイルはパ ッケージ表面に対してスキッド(スリップ)する。スキッドするローラベイルは 摩擦力を発生し、この摩擦力は、慣性が非常に大きいときにストランドの繊維を 破断する。また、コレットの回転速度が大きいので、スキッドは始動時に生じる 。破断したストランド繊維は、これがパッケージ上に巻回されるときにストラン ドから分離し、回転するローラベイルの回りに巻き付く傾向を有し、このため、 パッケージをだめにするスナールを形成する。 パッケージング、ディスペンシングおよび製織に対する優れた特性をもつスト ランドを製造することが望まれている。 発明の要約 本発明によれば、個々のフィラメントからなるストランドにおいて、最初の断 面形状および周期的平スポットを有し、平スポットが、最初の断面形状より細長 い平らな断面形状を有することを特徴とするストランドが提供される。周期的平 スポットを備えたストランドは、顧客まで輸送するためのストランドのパッケー ジングに有効なユニークな特性を提供する。また、本発明のストランドは、製織 工程のような以後の製造工程に利益をもたらす。 横ヤーンの最初の断面形状は、好ましくは約1:1〜約6:1の範囲内の縦横 比を有し、平らな断面形状は約6:1より大きい縦横比を有する。より好ましく は、平らな断面形状の縦横比は約20:1より大きい。より好ましくは、平らな 断面形状の縦横比は約6:1〜約50:1の範囲内にある。本発明の好ましい実 施形態では、平スポットの幅は最初の断面形状の幅の約5〜約20倍の範囲内に ある。 本発明の特定実施形態では、周期的平スポットの中心間距離(period)は約0. 2〜約6mの範囲内にあり、より好ましくは、約0.5〜約3mの範囲内にある。 本発明の他の好ましい実施形態では、周期的平スポットの長さは約0.5〜約1 0cmの範囲内にあり、より好ましくは約1〜約5cmの範囲内にある。 本発明によれば、周期的平スポットを有するストランドを製造し、かつ所望の 品質のストランドを得るため前記製造工程を制御する方法が開発された。本発明 の方法は、コレットを回転させてストランドをパッケージに巻回し、ストランド がパッケージ上に螺旋パターンで巻回されるように、ストランドをパッケージの 端から端へと綾振り運動させ、パッケージの各端の縁部でパッケージとローラベ イルとを接触させ、ローラベイルによりパッケージを押圧して、ストランドが縁 部に巻回されるときにストランドを偏平化させることにより周期的な平スポット を備えたストランドを形成し、パッケージに作用するローラベイルの圧力を制御 することによりストランドの偏平度を制御することからなる。 本発明の特定実施形態では、パッケージの直径増大に適合せるため、ストラン ドの巻回中にローラベイルをコレットから離れる方向に移動させる。ローラに よりパッケージに加えられる圧力は約2〜約10ポンド(約0.91〜約4.5kg)の 範囲内にあるのが好ましく、より好ましくは約3〜約6ポンド(約1.4〜約2.7kg )の範囲内にある。 本発明の他の実施形態では、ストランドの偏平化は、ストランドの綾振り運動 速度を制御することにより制御される。ストランドの綾振り運動速度の制御は、 ストランドが縁部にある間にパッケージ上に巻回されるストランドの長さを決定 し、これにより平スポットの長さを制御するのに使用される。ストランドの綾振 り運動速度は巻回中に変化させて、平スポットの中心間距離を制御することがで きる。本発明の特定実施形態では、ストランドの綾振り運動速度は、平スポット 間にほぼ一定の中心間距離を付与すべく制御される。 本発明の他の実施形態では、ストランドは、回転カムの螺旋溝に沿って移動で きるように取り付けられたストランドレシプロケータの往復運動により綾振り運 動され、前記螺旋溝はカムの各端に湾曲端を備え、ストランドの綾振り運動速度 は、螺旋溝の湾曲端の形状を確立することにより制御される。 本発明によれば、エアジェットルーム製織工程で横ヤーンを挿入する優れた方 法が開発された。横ヤーンは、1つ以上のエアジェットを用いて横ヤーンをルー ム(織機)の挿入側から出口側に推進される。横ヤーンは個々のフィラメントの ストランドからなり、該ストランドは、最初の断面形状と、該最初の断面形状よ り細長い平らな断面形状をもつ周期的平スポットとを備えている。平スポットは 、エアジェットによる推進のための大きな牽引力を与える。 本発明の特定実施形態では、平スポットの中心間距離はエアジェットルームに 必要な横ヤーンの長さと同期化される。平スポットは、該平スポットが、ルーム を通る横ヤーンの推進開始時にエアジェットを通るように同期化され、これによ り、横ヤーンをエアジェットルームを横切って推進させることが一層容易になる 。これにより、ルームを、より低い全エアジェット圧力で作動させることができ る。 本発明によれば、織物全体に亘って種々の位置に分別形ヤーン(differentia- ted yarn)を配置することによりユニークな外観が得られる織物が開発された。 織物は縦ヤーンおよび横ヤーンからなり、横ヤーンは個々のフィラメントのスト ランドからなり、該ストランドは、最初の断面形状と、該最初の断面形状より細 長い平らな断面形状をもつ周期的平スポットとを備えている。平スポットの効果 は織物の分別形横ヤーンにより与えられる。本発明の特定実施形態では、分別形 横ヤーンは横ヤーンの残部より色が明るい。本発明の他の実施形態では、分別形 横ヤーンは横ヤーンの残部より強く反射する。 分別形横ヤーンは、横ヤーンの残部より幅が広く、かつ横ヤーンの残部の平均 幅の約125〜約300%の範囲内の平均幅を有するのが好ましい。より好まし くは、分別形横ヤーンは横ヤーンの残部の平均幅の約125〜約175%の範囲 内の平均幅を有する。 本発明の好ましい実施形態では、分別形横ヤーンの平均長さは約0.5〜約10c mの範囲内にあり、より好ましくは約1〜約5cmの範囲内にある。 本発明の特定実施形態では、分別形横ヤーンは織物の全体に亘ってほぼランダ ムに間隔を隔てられている。 本発明の他の実施形態では、分別形横ヤーンは特定縦ヤーンとほぼ整合してい て、織物の長さに沿う長手方向パターンを形成する。 本発明の更に別の実施形態では、分別形横ヤーンは織物に反復パターンを形成 する。 本発明によれば、優れた安定性を有しかつヤーンを引き出すことにより、パッ ケージが壊れることなくヤーンを繰り出すことができる優れたヤーンパッケージ が開発された。パッケージは自立形でありかつ螺旋状に巻回されている。パッケ ージのヤーンは、個々のフィラメントのストランドからなり、該ストランドは、 最初の断面形状と、該最初の断面形状より細長い平らな断面形状をもつ周期的平 スポツトとを備えている。パッケージはこの両端部に軸線方向に配置された縁部 を有し、平スポットはパッケージの縁部に配置される。パッケージは螺旋コース に巻回され、ヤーンにはのりが塗布される。のりは各コースを隣接コースに接合 し、平スポットは、最初の断面形状をもつヤーンの部分に比べ大きな接合力を発 揮する。パッケージからヤーンを繰り出すのに必要な平均的な力は約5〜約10 0gの範囲内にあることが好ましい。パッケージは約8〜約40cmの範囲内の軸 線方向長さおよび約20〜約50mの範囲内の直径を有する。図面の簡単な説明 第1図は、本発明の原理に従って繊維ストランドを形成し、集束しかつ巻回す る装置を示す概略平面図である。 第2図は、第1図のストランドレシプロケータの拡大概略側面図である。 第3図は、第2図の装置の3−3線に沿う概略断面図である。 第4図は、第1図のローラベイル組立体の一部を示す端面図である。 第5図は、幾つかのパッケージが同時に巻回される本発明の一実施形態を示す 概略図である。 第6図は、本発明のヤーンを示す概略平面図である。 第7図は、本発明のヤーンを示す概略側面図である。 第8図は、第7図の8−8線に沿うヤーンの概略断面図である。 第9図は、第7図の9−9線に沿うヤーンの概略断面図である。 第10図は、本発明によるヤーンのパッケージを示す概略側面図である。 第11図は、本発明の方法に使用するエアジェットルームを示す概略側面図で ある。 第12図は、第11図のエアジェットルームをより詳細に示す図面である。 第13図は、分別形横ヤーンが織物に反復パターンを形成している本発明の織 物を示す概略図である。 第14図は、分別形横ヤーンが織物に反復パターンを形成している本発明の他 の織物を示す概略図である。 第15図は、分別形横ヤーンが特定縦ヤーンとほぼ整合していて、織物に長手 方向パターンを形成している本発明の織物を示す概略図である。 第16図は、分別形横ヤーンが織物の全体に亘ってランダムに間隔を隔てて配 置されている本発明の織物を示す概略図である。好ましい実施形態およびその詳細な説明 第1図および第2図は、ストランドを形成し、集束しかつ巻回する装置を示し 、該装置では、繊維10がブシュ12の複数のオリフィス11から延伸されかつ 集合部材16によりストランド14に集合される。繊維10には、のり塗布器1 8のような任意の適当な手段により、のりを塗布できる。ストランド14は回転 コ レット22の回りに巻回され、円筒状パッケージ19を形成する。長い単一スト ランドから形成されたパッケージ19は、半径方向外面20を有し、該外面20 は、両直角縁部20aと、これらの間の中央部20bとを備えている。直角縁部 20aは、パッケージ端部20cに対してほぼ直角をなす。円筒状パッケージ1 9の外面の長さは約10〜約40cmであるのが好ましいが、用途に応じてこれよ り長くまたは短くすることができる。コレット22は、モータ24のような任意 の適当な手段により回転軸線23の回りで回転される。コレット22上には、ス トランドパッケージを受けるための厚紙チューブ26のような任意の適当なパッ ケージコア材料が配置される。 第2図にはストランドレシプロケータ30が示されており、該ストランドレシ プロケータ30は、ストランド14を、パッケージ表面20を往復するように横 方向に案内し、ストランド14をパッケージ表面20上にコース44として巻回 する。ストランドレシプロケータ30は、螺旋溝34を備えた円筒カム32を有 している。カム32は回転できるように取り付けられ、ステンレス鋼のような硬 質材料で作るのが好ましいが、任意の適当な材料を使用できる。ストランドレシ プロケータ30は更に、溝34内に配置されるカムフォロワ36を有している。 カムフォロワ36はカム32から外方に延びており、カムフォロワ36の端部に はストランドガイド38が取り付けられている。カムフォロワ36は、プラスチ ックまたはナイロン等の材料で作るのが好ましいが、任意の適当な材料を使用で きる。ストランドガイド38には、ストランド14を保持するためのノッチ40 が形成されている。カム32の回転により、カムフォロワ36が螺旋溝34に従 って移動し、これにより、ストランドガイド38がパッケージ表面20に沿って 横方向に移動される。 ここで第2図および第3図に示すように、ストランドレシプロケータ30は、 ストランドガイド38が方向転換するときに、ストランドコース44をパッケー ジ表面20の縁部20aの所定位置に保持するためのローラベイル組立体42を 更に有している。ローラベイル組立体42は、互いに間隔を隔てた1対のスプリ ットローラ46を有している。ローラ46は、ほぼ円筒状の縁端部46aおよび テーパ状内端部46bを有する。円筒状縁端部46aは、縁部20aでパッケー ジ表面20と接触する。テーパ状内端部46bは、縁端部46aから、パッケー ジ表面20の中央部に向かって延びている。ローラ46は、パッケージの中央部 20bではパッケージ表面20と接触しない。各ローラ46は、マウント48に より、独立して回転できるように取り付けられている。ローラベイルとマウント との間には1つ以上のベアリング(図示せず)が配置されており、ローラベイル が小さい摩擦で自由に回転できるようにしている。ローラベイルは、縁端部46a および内端部46bの両端部で取り付けられたものが示されているが、一端のみ で取り付けられる片持ち支持構造にすることもできる。各ローラはステンレス鋼 のような硬質材料で作られるが、任意の適当な材料を使用できる。各ローラ46 の重量は約50gが好ましいが、ローラのサイズおよび用途に応じてこれより重 く(または軽く)することもできる。ローラ46は、重量および慣性を小さくす るため中空構造が好ましいが、中実構造にすることもできる。各ローラの長さは 約2cmが好ましいが、用途に応じてこれより長く(または短く)することもでき る。 スプリットローラベイルは、パッケージの回転軸線23にほぼ平行な線52の 一部に沿ってパッケージ表面20と同軸接触するのが好ましいが、任意の適当な ローラ角度を使用することもできる。長さ2cmのローラベイル46を使用する場 合には、ローラベイルと一般的なパッケージ表面20との接触長さは、パッケー ジの外面の長さの約10%〜約50%になる。ローラベイルとパッケージ表面と の接触長さは、用途に応じて、これより長く(または短く)することができる。 パッケージ19は、巻回中に、第4図に矢印53で示す方向に回転する。パッ ケージが形成されていくにつれて、半径54が増大する。増大するパッケージ半 径に適合させるため、ストランドレシプロケータ30はアーム56に取り付けら れている。増大するパッケージ半径に適合させるため、アーム56は、線63に 沿ってコレット22から離れる方向に移動し、ローラ46の表面とパッケージ表 面20との適正接触を維持しかつストランドコース44aがパッケージ表面20 の縁部20aから引き離されることを防止する。 第5図に示すように、コレット22上で幾つかのパッケージを同時に製造でき る。各パッケージは、別々のブシュセクションから別々のストランド14を延伸 することにより製造される。ストランド14は単一コレット22の回りで巻回さ れ、パッケージ19を形成する。カム32、カムフォロワ36、ストランドガイ ド38およびローラベイル組立体42からなる別々のストランドレシプロケータ 30を使用して、各パッケージが製造される。パッケージ19はコレット22に 沿って間隔を隔てて配置され、ストランドレシプロケータ30も、パッケージ1 9と整合するように、アーム56に沿って同様な態様で間隔を隔てて配置される 。 巻回装置は次のように作動する。ストランドレシプロケータ30は、ストラン ド14がパッケージ19の外面上に置かれると、ストランド14を案内する。ス トランド14はストランドガイド38のノッチ40により保持され、回転するコ レット22の回りに巻回されるか、コレット22の回りに配置されたパッケージ コア26の回りに巻回される。カム32は、パッケージの近くに配置されかつパ ッケージの回転軸線23にほぼ平行な軸線33の回りで回転する。カムフォロワ 36がカム溝34内に配置されるが、カム32とともに回転することは防止され る。カム32が回転すると、カムフォロワ36が、螺旋溝34により、パッケー ジの回転軸線23にほぼ平行に、横方向に移動される。螺旋溝34は連続してお り、カムフォロワ36をパッケージの端部に向かって移動させかつ次に移動方向 を反転させる湾曲端34aを有している。ストランドガイド38はカムフォロワ 36に取り付けられており、パッケージ19の外面に沿ってパッケージの一端か ら他端まで往復綾振り運動する。 パッケージが回転する間に、ストランドがパッケージに沿って往復運動するこ とにより、各ストランドコース44の螺旋巻回パターンが形成される。ストラン ドガイド38がパッケージの縁部20aに近づくと、ストランド14は、ローラ 46のテーパ状内縁部46bの下のパッケージ表面20上に配置される。ストラ ンドガイド38は、パッケージの端部20cおよび参照番号44aの破線で示す ようなストランドコースに向かって移動を続け、かつパッケージ表面20と、該 パッケージ表面20と接触しているローラ46の円筒状縁端部46aとの間で移 動する。カムフォロワ36が溝34の湾曲端34aを通って移動すると、ストラ ンドガイド38は方向転換し、パッケージ縁部から離れてパッケージ中央部 20bに向かって移動する。ローラベイル46とパッケージ表面20とが接触し ているため、ストランドガイド38が方向転換するときに、ストランドコース4 4aを、パッケージ表面20の縁部20aの所定位置に保持する。ストランドガ イド38がパッケージの中央部20bに向かって戻るとき、ストランドコース4 4aがパッケージの縁部20aから引き離されることを防止することにより、直 角縁部をもつ円筒状パッケージが製造される。 ローラ46と、回転するパッケージ表面20との転がり接触により、ローラ4 6が回転される。ローラ46の表面速度は、パッケージ表面20の速度およびス トランド14の速度にほぼ等しい。これらの速度が等しいと、ストランド14と ローラベイル46との間に殆ど摩擦力は存在しない。 多パッケージ作動では、繊維形成工程は、全てのパッケージが製造されること 、およびパッケージの半径が同速度で増大することを維持すべく制御される。し かしながら、ストランドの直径はパッケージ毎に必ずしも等しくないため、巻回 中にパッケージ半径の差異が生じる。ブシュ温度の変動および材料特性の不一致 が、ストランド毎に繊維の直径従ってストランドの直径を異ならせる。従って、 工程の補正がなされるまで、或るパッケージの半径は、他のパッケージの半径と は一時的に異なったものとなる。ブシユの温度を調整してストランドの直径を制 御するのに、電流注入(current injection)が時々使用される。パッケージの半 径に差異が生じると、ローラベイルが時々パッケージの表面から離される。ロー ラがパッケージ表面と接触しなくなると、ローラの回転速度が低下する。後で、 ローラの表面がパッケージ表面と接触するようになると、ローラ表面がパッケー ジ表面と同速度で移動するようになるまでローラの回転速度が増大する。スプリ ットローラベイルは慣性が小さいため、ローラベイルは、パッケージ表面の端か ら端までパッケージ表面と接触する従来技術の重い単一ローラベイルよりも迅速 に速度を回復できる。スプリットローラベイルは慣性が小さいため、殆どスキッ ドせずかつストランドに対して摩擦力を発生せず、従ってストランドの個々の繊 維を破断させる傾向は殆ど生じない。また、始動時にコレットが加速されるとき 、スプリットローラベイルがストランドに対して作用する摩擦力は小さく、従っ て繊維が破断することは殆どない。 破断したストランド繊維は、これがパッケージ上に巻回されるときにストラン ドから分離する傾向を有し、このため、パッケージをだめにするスナールが発生 する。スプリットローラは、スナールを生じさせる破断繊維を切断する切断面を 形成する。ローラは、パッケージ表面20の縁部20aに当接する接触表面を形 成する円筒状部分46aと、パッケージ表面とは接触しないテーパ状部分46b とを有している。テーパ状表面は、接触表面から、パッケージ表面の中央部20 bに向かって延びている。テーパ状表面46bの端部46cは、切断面を形成す る。ストランドガイド38が、ストランドを、ローラ46からパッケージ表面2 0の中央部20bに向かって移動させるとき、ローラの回りに巻回され始めた全 ての破断繊維がストランド14から切断される。ストランドは、パッケージの中 央部20b上でもはやローラとは接触しないので、切断された繊維は、前述のの りによりストランドの主本体にくっ付き、全ストランドがパッケージの回りに巻 回される。ストランドが反対側のパッケージ縁部の他方のローラに到達するまで に、切断された繊維がストランドと一体化され、ストランドはパッケージの回り に巻回されてしまう。切断された繊維は他方のローラの回りには巻回されない。 縁部46cを備えたテーパ状表面46bが図示されているが、切断面はには、溝 または肩のような任意の不連続表面をローラに設けることもできる。ローラ表面 に不連続部すなわち急激な変化部分があると、繊維はローラの回りに連続的に巻 回されず、ストランドが不連続部を横切って移動するときに、繊維は切断される であろう。また、切断面として、ローラ表面から間隔を隔てたナイフエッジまた は同様な突出部を使用できる。ストランドは、スナールしている繊維が切断され た直後にローラ表面と接触しないことが好ましいが、これは必ずしも必要なこと ではない。 第6図および第7図に示すように、本発明の巻回装置により製造されるヤーン すなわちストランド68は、ローラ46によりパッケージ20上に押圧されるこ とにより形成される周期的な平スポット70を有している。ストランドが回転パ ッケージ上に位置するとき、ヤーンは、のり塗布器18により塗布されたのりコ ーティングで未だ濡れた状態にある。のりが乾燥した後、ストランドの押圧され た部分は、第6図および第7図に示す平スポット70として平らな形状に保持さ れる。 ストランド(ストランドは、通常、少なくとも50本、好ましくは少なくとも 200本のガラス繊維フィラメントからなる)は、最初の断面形状72を有し、 該断面形状72は周期的平スポット70により遮断されている。最初の断面形状 は、のりの量および接着性、巻回工程での張力およびストランドのフィラメント の本数およびデニール等の幾つかのファクタにより定まる。一般的な繊維直径は 約2.5〜約13μmの範囲内にあり、ヤード数(yardage)は、一般に、約2.7〜約 270テックス(g/km)(180,000〜1,800ヤード/ポンド)の範囲内にある。通 常の作動条件下では、ストランドの巻回によってストランドの最初の断面形状が 形成され、この断面形状は、第8図に示すように幾分偏平化すなわち平たくなっ ている。最初の断面形状は平スポット70間のストランドの形状であり、好まし くは約1:1〜約6:1の範囲内の縦横比を有している。縦横比は、長い法の寸 法すなわち長さLを短い法の寸lで除した値である。平スポット70は最初の断 面形状の領域よりかなり平らであり、好ましくは、第9図に示すように、約6: 1より大きい縦横比をもつ平らな断面形状を有する。平スポット70の縦横比は 、長い方の寸法すなわち長さLを短い方の寸法l’で除した値である。より好ま しくは、平スポット70の縦横比は約20:1より大きい。平スポット70の縦 横比の好ましい範囲は、約6:1〜約50:1である。第6図に示すように、平 スポット70の幅は最初の断面形状の領域の幅よりかなり広い。平スポット70 の幅は最初の断面形状の幅の約5〜約20倍の範囲内にあるのが好ましいが、他 の縦横比にすることもできる。 周期的に形成される平スポット70を備えた本発明のストランドすなわちヤー ンは、ストランドが異なる製品または方法に適用されるときに、幾つかのユニー クな特性を呈する。平スポット70は、通常、視覚的に明白であるように、何ら かの態様で明白であり、このため、ヤーンの残部に比べたときに平スポットにつ いての目立つ特徴を与える。従って、平スポットは、これらが生じるところに異 なるヤーンすなわち「分別形(differentiated)」ヤーンを形成する。例えば、 織物の製造に使用される平スポットは、横ヤーンの残部より、織物中に、より反 射性を有するものとして目立ち、従って、平スポットの効果は残部とは異なる糸 を作ることである。 周期的平スポットを備えたストランドすなわちヤーンは、多くの目的に使用で きる。1つの可能な用途として、印刷回路基板の補強用クロスとして使用される 形式の織物用横ヤーンがある。本発明のヤーンは、平スポットの大きな表面積に よって樹脂マトリックスとの大きな接合力が得られる多くの工業上の用途に有効 に使用できる。工業用テープは、ガラス繊維補強体と樹脂との間に同じ接合力を 得るのに、接着剤を必要としない。多軸不織スクリム(繊維が交差する箇所で繊 維層を接合することにより作られる)は、より強くすることができ、或いはバイ ンダ含有量を少なくできる。本発明のヤーンは、チョップドストランドマット製 造機械用インプットとしても使用できる。本発明のヤーンは、ビーム伝送にも使 用できる。すなわち、ヤーンの周期的偏平部は、ヤーンと他の物質との接合を要 するあらゆる箇所に有効である。 平スポットの中心間距離Pは、両縁部20a、20c間の中央部20bに巻回 されるストランドの長さを制御することにより制御できる。これは、巻回工程の 速度およびパッケージ上へのストランドの敷設角度(angle of laydown)を調節 することにより達成できる。小さな巻回角度すなわち敷設角度は、両端部間での パッケージの多くの回転、従って平スポット間の大きな中心間距離Pをもたらす 。慣用的なストランドパッケージングでは、巻回角度は、一般に、約4〜約9° の範囲に保持されるが、他の巻回角度も可能である。安定パッケージ、およびパ ッケージからのストランドの良好な振れにとって必要な巻回角度は、ストランド の種類および重量、繊維に塗布するのりの種類および量に関連して定まる。巻回 角度が小さ過ぎるか大き過ぎると、一端から他端へのストランドの迅速な移動を 引き起こし、このため、平スポット間の距離が小さくなる。巻回角度は、ストラ ンドガイド38がパッケージの一端から他端へと往復運動される速度によっても 影響を受ける。従って、ストランドの偏平化は、ストランドが綾振り運動される 速度を制御することにより制御される。本発明の特定実施形態では、ストランド の綾振り運動速度は、パッケージが直径を増大するときに、平スポット間に一定 の中心間距離Pを与えるように制御される。 ストランドがパッケージの回りに巻回されると、パッケージの直径が増大する 。 これは、平スポット間の距離Pにも影響を与える。なぜならば、パッケージの回 りをストランドが移動する距離は時間の経過につれて増大するからである。ヤー ンの一般的な移動速度は約100〜約1,000m/分の範囲内であるが、これより高 い速度にすることもできる。一定の中心間距離を確保する1つの方法は、パッケ ージが製造されるときの巻回角度を調節し、パッケージの増大直径を補償するこ とである。本発明の好ましい実施形態では、周期的平スポットの中心間距離は約 0.2〜約6mの範囲内にあり、より好ましくは、約0.5〜約3mの範囲内にある。 平スポットの長さDは、ストランドが縁部20a、20cに巻回される間の滞 留時間の長さにより或る程度決定される。これは、ローラ46の円筒状縁端部4 6aの接触領域を長く(または短く)するかを選択することにより、およびカム 32の溝34の湾曲端経路34aを長く(または短く)することにより制御でき る。一般に、カム32の回転速度が低いと、縁部20a、20cでのストランド の滞留時間が長くなる。周期的平スポットの長さDは、約0.5から10cmの範囲 内が好ましく、より好ましくは、約1〜約5cmの範囲内にある。 平スポットの幅L’は、パッケージに作用するローラ46の圧力を調節するこ とにより制御される。端部20a、20cに加えられる圧力が大きいほど、偏平 化は大きくなる。通常の作動では、ローラ46は、増大するパッケージサイズに 適合するように、コレット22から離れる方向に移動される。ローラ46により パッケージに加えられる圧力の大きさは、ローラにより加えられる初期圧力を増 大させることにより、および全パッケージング工程を通して圧力を維持すること により増大される。また、圧力は、パッケージング中にアーム56により後退さ れる量を小さくすることにより、パッケージング中に増大できる。パッケージに 作用するローラベイルの圧力を制御するのに、所定プランに従って取付けアーム 56を移動させるコンピュータ制御形モータを設けることを含む種々の方法を使 用できることを理解されたい。ローラ46の圧力を制御して、平スポットの所望 の偏平度を得ることができる。 第10図に示すように、パッケージ19は一端を下にして置かれ、周期的に偏 平化されたストランド68がパッケージの内部から繰り出される。パッケージは 、 巻き解き中に、壊れることなく、自由に立つことすなわち自立することができる 。 パッケージの外面20は、全体として湾曲した中央部20bと、ローラ46の 偏平化効果により端部20a、20cに形成された2つの環状水平高台部(ann-u lar plateaus)74とにより形成される。水平高台部74は、パッケージの中央 部20bがなだらかに湾曲したスロープ形状をなしているのに対し、パッケージ の長手方向軸線76に対してほぼ平行である。ローラ46により加えられる圧力 の大きさは、水平高台部74の幅に影響を与える。各ローラによりパッケージに 加えられる圧力は、一般に、約2〜約10ポンド(約0.91〜約4.5kg)の範囲内 にあり、より好ましくは、約3〜約6ポンド(約1.4〜約2.7kg)の範囲内にある 。 ストランドの平スポット70は、専ら、パッケージの端部20a、20cに配 置される。平スポット70の大きな表面積は、ストランドの任意の特定コースと これに隣接するストランドのコースとの間に大きな接着剤接触すなわち接合力を 与えることにより、パッケージの構造に影響を与える。この接合強度は、最初の 断面形状をもつストランドの部分の接合強度より大きい。この大きな接合力は、 ストランドに塗布されるのりの量、またはのりの接着能力の調節を必要とする。 ストランドの接合力が大き過ぎると、ストランド68をパッケージから容易に繰 り出すことができなくなる。一方、接合力が小さ過ぎると、ストランドが容易に 繰り出され過ぎて急増し、さもなくば絡み合ってしまう。ストランドの解放すな わち繰り出しに要する張力の好ましい平均的大きさは、約5〜約100gの範囲 内である。 第11図および第12図に示すように、本発明のヤーンすなわちストランド6 8は、織機(ルーム)80で織物78を織るのに使用できる。織機は、図示のよ うなエアジェットルームでもよいし、任意の他の形式の織機でもよい。織機には 、縦ヤーン84、86が供給され、本発明のストランド68が横糸すなわち横ヤ ーンとして織物に挿入される。織物を作る織機の作動は当業者には良く知られて いる。エアジェット82は、上方の縦ヤーン84と下方の縦ヤーン86との間で 、織機を横切って横糸すなわちストランド68を推進する。リード(筬)88が 横ヤーンと縦ヤーンとを一体に打ちつけて織物を形成し、該織物はドラム90 のような任意の適当な手段により巻回されかつ搬出される。第12図に示すよう に、エアジェットには2本の横ヤーン68が供給される。また、エアジェットは 別々の空気供給ライン92により供給され、横ヤーン68をノズル94から交互 に供給する。リード88には、横ヤーン68が織機の幅を横切って運ばれること を補助する一連のエアジェットが供給される。 本発明のヤーン(すなわち、周期的平スポットをもつヤーン)をエアジェット ルームに使用することにより、織機をより効率的に作動させることができる。な ぜならば、エアジェットノズルからの空気の吹きつけおよびリード上へのエアジ ェットを受けたときに、平スポットが大きな空気牽引力を発生させるからである 。本発明の特定実施形態では、平スポットは、これらが、織機を横切る横ヤーン の推進開始時にエアジェットを通過するように同期化される。この同期化は任意 であることを理解すべきである。織物および製織方法は、横ヤーンとして使用さ れる本発明のヤーンを図示しているが、本発明のヤーンは縦ヤーンとして使用す ることもできる。 本発明の巻回装置の1つの特徴は、ローラベイルをパッケージに接触させるこ とにより、パッケージの直径を比較的大きくできることである。また、パッケー ジの軸線方向長さに対する直径の比を大きくすることができる。パッケージの軸 線方向長さは任意の所望長さにすることができるが、約8〜約40cmの範囲内が 好ましい。直径は、約20〜約50cmの範囲内が好ましい。パッケージの端部で のストランドの大きな接合力は、より安定したパッケージの製造、すなわち比較 的短い軸線方向長さおよび比較的大きい直径をもつパッケージの巻回を可能にす る。これは、大きなヤード数をもつ多数のパッケージの製造を可能にするため、 優れたストランド製造方法である。 第13図に示すように、織物78は縦ヤーン84、86を有している。横ヤー ンは、横ヤーンの残部98とは分別される平スポット部分(参照番号96で示す) を有している。分別形ヤーンは、図示のような一パターンの形態の織物に形成で きる。分別形ヤーンは、主として視覚的外観の点でヤーンの残部から異なってい る。例えば、分別形ヤーンは、残部ヤーン(remainder yarn)より明るい(また は暗い)色にすることができる。分別形ヤーンは、残部ヤーンより多くの光を反 射するように構成できる。分別形ヤーンは、その幅を残部ヤーンの幅より広くで き、横ヤーンの残部の平均幅の約125〜約300%(好ましくは約125〜約 175%)の範囲内の平均幅にすることができる。分別形ヤーンの平均長さは、約0 .5〜約10cm(好ましくは、約1〜約5cm)の範囲内にすることができる。 第14図に示すように、分別形ヤーンは、織物に装飾パターンを形成できる。 第15図は、分別形ヤーンが特定縦ヤーン100とほぼ整合し、織物の長さに沿 う長手方向パターンを形成できることを示している。第16図に示すように、分 別形ヤーンは、織物の全体に亘ってほぼランダムに間隔を隔てて配置できる。 以上、本発明の原理および作動モードを好ましい実施形態について説明した。 しかしながら、本発明は特別に図示したもの以外の実施形態で、本発明の範囲か ら逸脱することなく実施できる。 産業上の利用可能性 本発明は、補強材料として使用されるヤーンのパッケージング、ディスペンシ ングおよび製織に有効である。
【手続補正書】 【提出日】平成12年2月10日(2000.2.10) 【補正内容】 1.明細書第4貞第3行〜第5行の”本発明によれば、…が提供される。”を以 下の通り補正する。 「本発明によれば、個々のフィラメントからなるストランドにおいて、最初の断 面形状および周期的平スポットを有し、平スポットが最初の断面形状より細長い 平らな断面形状を有し、周期的平スポットの中心間距離が0.2〜6mの範囲内 にあり、最初の断面形状が1:1〜6:1の範囲内の縦横比を有し、平らな断面 形状が6:1より大きい縦横比を有することを特徴とするストランドを提供する ことができる。」 2.明細書第4頁第9行〜第10行の”横ヤーンの…縦横比を有する。より”を 削除する。 3.請求の範囲を別紙の通り補正する。 請求の範囲 1.個々のフィラメントからなるストランドにおいて、最初の断面形状および周 期的平スポットを有し、平スポットが最初の断面形状より細長い平らな断面形 状を有し、周期的平スポットの中心間距離が0.2〜6mの範囲内にあり、最 初の断面形状が1:1〜6:1の範囲内の縦横比を有し、平らな断面形状が6 :1より大きい縦横比を有することを特徴とするストランド。 2.前記平らな断面形状の縦横比は20:1より大きいことを特徴とする請求の 範囲第1項に記載のストランド。 3.前記平らな断面形状の縦横比は6:1〜50:1の範囲内にあることを特徴 とする請求の範囲第1項に記載のストランド。 4.前記平スポットの幅は最初の断面形状の幅の5〜20倍の範囲内にあること を特徴とする請求の範囲第1項に記載のストランド。 5.前記周期的平スポットの長さは0.5〜10cmの範囲内にあることを特徴と する請求の範囲第1項に記載のストランド。 6.前記複数のフィラメントは、少なくとも50本のガラス繊維フィラメントか らなることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のストランド。 7.コレットを回転させてストランドをパッケージに巻回し、ストランドがパッ ケージ上に螺旋パターンで巻回されるように、ストランドをパッケージの端か ら端へと綾振り運動させ、パッケージの各端の縁部でパッケージとローラベイ ルとを接触させ、ローラベイルによりパッケージを押圧して、ストランドが縁 部に巻回されるときにストランドを偏平化させることにより周期的な平スポッ トを備えたストランドを形成し、パッケージに作用するローラベイルの圧力を 制御することによりストランドの偏平度を制御することからなるストランドの 収束方法。 8.前記パッケージの直径増大に適合させるため、ストランドの巻回中にローラ ベイルをコレットから離れる方向に移動させることを特徴とする請求の範囲第 7項に記載の方法。 9.前記ローラによりパッケージに加えられる圧力は2〜10ポンド(0.91〜 4.5kg)の範囲内にあることを特徴とする請求の範囲第7項に記載の方法。 10.コレットを回転させてストランドをパッケージに巻回し、ストランドがパッ ケージ上に螺旋パターンで巻回されるように、ストランドをパッケージの端か ら端へと綾振り運動させ、パッケージの各端の縁部でパッケージとローラベイ ルとを接触させ、ローラベイルによりパッケージを押圧して、ストランドが縁 部に巻回されるときにストランドを偏平化させることにより周期的な平スポッ トを備えたストランドを形成し、ストランドの綾振り運動速度を制御すること によりストランドの偏平度を制御することからなるストランドの収束方法。 11.前記ストランドの綾振り運動速度の制御により、ストランドが縁部にある間 にパッケージ上に巻回されるストランドの長さを決定して、平スポットの長さ を制御することを特徴とする請求の範囲第10項に記載の方法。 12.前記ストランドの綾振り運動速度を巻回中に変化させ、平スポットの中心間 距離を制御することを特徴とする請求の範囲第10項に記載の方法。 13.前記ストランドの綾振り運動速度を制御して、平スポットの一定の中心間距 離を得ることを特徴とする請求の範囲第10項に記載の方法。 14.前記ストランドは、回転カムの螺旋溝に沿って移動できるように取り付けら れたストランドレシプロケータの往復運動により綾振り運動され、前記螺旋溝 はカムの各端に湾曲端を備え、ストランドの綾振り運動速度は、螺旋溝の湾曲 端の形状を確立することにより制御されることを特徴とする請求の範囲第10 項に記載の方法。 15.平スポットの中心間距離を制御するように、前記ストランドの綾振り運動速 度を巻回中に変化させることを特徴とする請求の範囲第14項に記載の方法。 16.平スポットの一定の中心間距離を得るように、前記ストランドの綾振り運動 速度を制御することを特徴とする請求の範囲第14項に記載の方法。 17.コレットを回転させてストランドをパッケージに巻回し、ストランドがパッ ケージ上に螺旋パターンで巻回されるように、ストランドをパッケージの端か ら端へと綾振り運動させ、パッケージの各端の縁部でパッケージとローラベイ ルとを接触させ、ローラベイルによりパッケージを押圧して、ストランドが縁 部に巻回されるときにストランドを偏平化させることにより周期的な平スポッ トを備えたストランドを形成し、パッケージに加えられるローラベイルの圧力 を制御しかつストランドの綾振り運動速度を制御してストランドの偏平度を制 御することからなるストランドの収束方法。 18.前記ローラによりパッケージに加えられる圧力は2〜10ポンド(0.91〜 4.5kg)の範囲内にあることを特徴とする請求の範囲第17項に記載の方法。 19.前記ストランドの綾振り運動速度を巻回中に変化させ、平スポットの中心間 距離を制御することを特徴とする請求の範囲第17項に記載の方法。 20.前記ストランドの綾振り運動速度を制御して、平スポットの一定の中心間距 離を得ることを特徴とする請求の範囲第17項に記載の方法。 21.前記パッケージの直径増大に適合させるため、ストランドの巻回中にローラ ベイルをコレットから離れる方向に移動させることを特徴とする請求の範囲第 17項に記載の方法。 22.エアジェットルームに横ヤーンを挿入する方法において、1つ以上のエアジ ェットを用いて横ヤーンをエアジェットルームの挿入側から出口側に推進する 工程を有し、横ヤーンは個々のフィラメントのストランドからなり、該ストラ ンドは、1:1〜6:1の範囲内の縦横比をもつ最初の断面形状と、6:1よ り大きい縦横比をもつ平らな断面形状を有する、0.2から6mの範囲内の周 期的平スポットとを備え、該平スポットはエアジェットによる推進のための大 きな牽引力を与えることを特徴とする方法。 23.前記平スポットの中心間距離はエアジェットルームに必要な横ヤーンの長さ と同期化されることを特徴とする請求の範囲第22項に記載の方法。 24.前記平スポットは、該平スポットが、エアジェットルームを通る横ヤーンの 推進開始時にエアジェットを通るように同期化されることを特徴とする請求の 範囲第23項に記載の方法。 25.前記平らな断面形状の縦横比は20:1より大きいことを特徴とする請求の 範囲第22項に記載の方法。 26.前記平らな断面形状の縦横比は6:1〜50:1の範囲内にあることを特徴 とする請求の範囲第24項に記載の方法。 27.前記平スポットの幅は最初の断面形状の幅の5〜20倍の範囲内にあること を特徴とする請求の範囲第22項に記載の方法。 28.前記周期的平スポットの長さは0.5〜10cmの範囲内にあることを特徴と する請求の範囲第22項に記載の方法。 29.縦ヤーンおよび横ヤーンからなる織物において、横ヤーンは個々のフィラメ ントのストランドからなり、該ストランドは、最初の断面形状と、該最初の断 面形状より細長い平らな断面形状をもつ周期的平スポットとを備え、該平スポ ットの効果は織物の分別形横ヤーンにより与えられることを特徴とする織物。 30.前記分別形横ヤーンは横ヤーンの残部より色が明るいことを特徴とする請求 の範囲第29項に記載の織物。 31.前記分別形横ヤーンは横ヤーンの残部より強く反射することを特徴とする請 求の範囲第29項に記載の織物。 32.前記分別形横ヤーンは横ヤーンの残部より幅が広いことを特徴とする請求の 範囲第29項に記載の織物。 33.前記分別形横ヤーンは横ヤーンの残部の平均幅の125〜300%の範囲内 の平均幅を有することを特徴とする請求の範囲第32項に記載の織物。 34.前記分別形横ヤーンの平均長さは0.5〜10cmの範囲内にあることを特徴 とする請求の範囲第29項に記載の織物。 35.前記分別形横ヤーンは特定縦ヤーンと整合していて、織物の長さに沿う長手 方向パターンを形成することを特徴とする請求の範囲第29項に記載の織物。 36.前記分別形横ヤーンは織物に反復パターンを形成することを特徴とする請求 の範囲第29項に記載の織物。 37.縦ヤーンおよび横ヤーンからなる織物において、縦ヤーンは個々のフィラメ ントのストランドからなり、該ストランドは、最初の断面形状と、該最初の断 面形状より細長い平らな断面形状をもつ周期的平スポットとを備え、該平スポ ットの効果は織物の分別形縦ヤーンにより与えられることを特徴とする織物。 38.前記分別形縦ヤーンは縦ヤーンの残部より色が明るいことを特徴とする請求 の範囲第37項に記載の織物。 39.前記分別形縦ヤーンは縦ヤーンの残部より強く反射することを特徴とする請 求の範囲第37項に記載の織物。 40.前記分別形縦ヤーンは縦ヤーンの残部の平均幅の125〜300%の範囲内 の平均幅を有することを特徴とする請求の範囲第37項に記載の織物。 41.前記分別形縦ヤーンの平均長さは0.5〜10cmの範囲内にあることを特徴 とする請求の範囲第37項に記載の織物。 42.ヤーンが螺旋状に巻回された自立形パッケージであって、ヤーンを引き出す ことにより、パッケージが壊れることなく繰り出すのに適したパッケージにお いて、ヤーンは個々のフィラメントのストランドからなり、該ストランドは、 最初の断面形状と、該最初の断面形状より細長い平らな断面形状をもつ周期的 平スポットとを備え、パッケージはこの両端部に軸線方向に配置された縁部を 有し、平スポットはパッケージの縁部に配置されることを特徴とする自立形パ ッケージ。 43.前記パッケージは螺旋コースに巻回され、ヤーンにはのりか塗布され、のり は各コースを隣接コースに接合し、平スポットは、最初の断面形状をもつヤー ンの部分に比べ大きな接合力を発揮することを特徴とする請求の範囲第42項 に記載のパッケージ。 44.前記パッケージは8〜40cmの範囲内の軸線方向長さを有することを特徴と する請求の範囲第42項に記載のパッケージ。 45.前記パッケージは20〜50cmの範囲内の直径を有することを特徴とする請 求の範囲第42項に記載のパッケージ。 46.前記パッケージは8〜40cmの範囲内の軸線方向長さと、20〜50cmの範 囲内の直径とを有することを特徴とする請求の範囲第42項に記載のパッケー ジ。 47.前記パッケージからヤーンを繰り出すのに必要な平均的な力は5〜100gの 範囲内にあることを特徴とする請求の範囲第42項に記載のパッケージ。 48.前記ヤーンは2.5〜13μm範囲内の直径を有することを特徴とする請求 の範囲第42項に記載のパッケージ。 49.前記周期的平スポットの中心間距離は0.2〜6mの範囲内にあることを特 徴とする請求の範囲第42項に記載のパッケージ。 50.前記周期的平スポットの長さは0.5〜10cmの範囲内にあることを特徴と する請求の範囲第42項に記載のパッケージ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C03B 37/12 C03B 37/12 Z D02G 3/18 D02G 3/18 3/22 3/22 D03D 47/28 D03D 47/28 (31)優先権主張番号 08/683,016 (32)優先日 平成8年7月16日(1996.7.16) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 08/683,017 (32)優先日 平成8年7月16日(1996.7.16) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 08/683,073 (32)優先日 平成8年7月16日(1996.7.16) (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AU,BA ,BB,BG,BR,CA,CN,CU,CZ,EE, GE,HU,IL,IS,JP,KP,KR,LC,L K,LR,LT,LV,MG,MK,MN,MX,NO ,NZ,PL,RO,SG,SI,SK,SL,TR, TT,UA,UZ,VN,YU (72)発明者 ファッジオ マイケル ビー アメリカ合衆国 オハイオ州 43055 ニ ューアーク クレイグ パークウェイ 808 (72)発明者 コークリー トーマス エイ アメリカ合衆国 サウスカロライナ州 29803 エイキン バーデン レイク ロ ード 633 (72)発明者 チェイス ケニス ピー アメリカ合衆国 サウスカロライナ州 29803 エイキン ハンツマン ドライヴ 1794

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.個々のフィラメントからなるストランドにおいて、最初の断面形状および周 期的平スポットを有し、平スポットが、最初の断面形状より細長い平らな断面 形状を有することを特徴とするストランド。 2.前記最初の断面形状は約1:1〜約6:1の範囲内の縦横比を有し、平らな 断面形状が約6:1より大きい縦横比を有することを特徴とする請求の範囲第 1項に記載のストランド。 3.前記平らな断面形状の縦横比は約20:1より大きいことを特徴とする請求 の範囲第2項に記載のストランド。 4.前記平らな断面形状の縦横比は約6:1〜約50:1の範囲内にあることを 特徴とする請求の範囲第2項に記載のストランド。 5.前記平スポットの幅は最初の断面形状の幅の約5〜約20倍の範囲内にある ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載のストランド。 6.前記周期的平スポットの中心間距離は約0.2〜約6mの範囲内にあることを特 徴とする請求の範囲第1項に記載のストランド。 7.前記周期的平スポットの中心間距離は約0.5〜約3mの範囲内にあることを特 徴とする請求の範囲第6項に記載のストランド。 8.前記周期的平スポットの長さは約0.5〜約10cmの範囲内にあることを特徴 とする請求の範囲第1項に記載のストランド。 9.前記周期的平スポットの長さは約1〜約5cmの範囲内にあることを特徴とす る請求の範囲第8項に記載のストランド。 10.個々のフィラメントからなるストランドにおいて、最初の断面形状および周 期的平スポットを有し、平スポットが最初の断面形状より細長い平らな断面形 状を有し、周期的平スポットの中心間距離が約0.2〜約6mの範囲内にあり、最 最初の断面形状が約1:1〜約6:1の範囲内の縦横比を有し、平らな断面形 状が約6:1より大きい縦横比を有することを特徴とするストランド。 11.前記平らな断面形状の縦横比は約20:1より大きいことを特徴とする請求 の範囲第10項に記載のストランド。 12.前記平らな断面形状の縦横比は約6:1〜約50:1の範囲内にあることを 特徴とする請求の範囲第10項に記載のストランド。 13.前記平スポットの幅は最初の断面形状の幅の約5〜約20倍の範囲内にある ことを特徴とする請求の範囲第10項に記載のストランド。 14.前記周期的平スポットの中心間距離は約0.5〜約3mの範囲内にあることを特 徴とする請求の範囲第10項に記載のストランド。 15.前記周期的平スポットの長さは約0.5〜約10cmの範囲内にあることを特徴 とする請求の範囲第10項に記載のストランド。 16.前記周期的平スポットの長さは約1〜約5cmの範囲内にあることを特徴とす る請求の範囲第15項に記載のストランド。 17.少なくとも50本のガラス繊維フィラメントからなるストランドにおいて、 最初の断面形状および周期的平スポットを有し、平スポットが、最初の断面形 状より細長い平らな断面形状を有することを特徴とするストランド。 18.前記最初の断面形状は約1:1〜約6:1の範囲内の縦横比を有し、平らな 断面形状は約6:1より大きい縦横比を有することを特徴とする請求の範囲第 17項に記載のストランド。 19.前記平スポットの幅は最初の断面形状の幅の約5〜約20倍の範囲内にあり 、周期的平スポットの長さは約0.5〜約10cmの範囲内にあることを特徴とす る請求の範囲第17項に記載のストランド。 20.前記周期的平スポットの中心間距離は約0.2〜約6mの範囲内にあることを 特徴とする請求の範囲第17項に記載のストランド。 21.コレットを回転させてストランドをパッケージに巻回し、ストランドがパッ ケージ上に螺旋パターンで巻回されるように、ストランドをパッケージの端か ら端へと綾振り運動させ、パッケージの各端の縁部でパッケージとローラベイ ルとを接触させ、ローラベイルによりパッケージを押圧して、ストランドが縁 部に巻回されるときにストランドを偏平化させることにより周期的な平スポッ トを備えたストランドを形成し、パッケージに作用するローラベイルの圧力を 制御することによりストランドの偏平度を制御することからなるストランドの 収束方法。 22.前記パッケージの直径増大に適合させるため、ストランドの巻回中にローラ ベイルをコレットから離れる方向に移動させることを特徴とする請求の範囲第 21項に記載の方法。 23.前記ローラによりパッケージに加えられる圧力は約2〜約10ポンド(約0. 91〜約4.5kg)の範囲内にあることを特徴とする請求の範囲第21項に記載の 方法。 24.前記ローラによりパッケージに加えられる圧力は約3〜約6ポンド(約1.4 〜約2.7kg)の範囲内にあることを特徴とする請求の範囲第23項に記載の方 法。 25.コレットを回転させてストランドをパッケージに巻回し、ストランドがパッ ケージ上に螺旋パターンで巻回されるように、ストランドをパッケージの端か ら端へと綾振り運動させ、パッケージの各端の縁部でパッケージとローラベイ ルとを接触させ、ローラベイルによりパッケージを押圧して、ストランドが縁 部に巻回されるときにストランドを偏平化させることにより周期的な平スポッ トを備えたストランドを形成し、ストランドの綾振り運動速度を制御すること によりストランドの偏平度を制御することからなるストランドの収束方法。 26.前記ストランドの綾振り運動速度の制御により、ストランドが縁部にある間 にパッケージ上に巻回されるストランドの長さを決定して、平スポットの長さ を制御することを特徴とする請求の範囲第25項に記載の方法。 27.前記ストランドの綾振り運動速度を巻回中に変化させ、平スポットの中心間 距離を制御することを特徴とする請求の範囲第25項に記載の方法。 28.前記ストランドの綾振り運動速度を制御して、平スポットのほぼ一定の中心 間距離を得ることを特徴とする請求の範囲第25項に記載の方法。 29.平スポットの中心間距離を制御するように、前記ストランドの綾振り運動速 度を巻回中に変化させることを特徴とする請求の範囲第26項に記載の方法。 30.平スポットのほぼ一定の中心間距離を得るように、前記ストランドの綾振り 運動速度を制御することを特徴とする請求の範囲第26項に記載の方法。 31.前記ストランドは、回転カムの螺旋溝に沿って移動できるように取り付けら れたストランドレシプロケータの往復運動により綾振り運動され、前記螺旋溝 はカムの各端に湾曲端を備え、ストランドの綾振り運動速度は、螺旋溝の湾曲 端の形状を確立することにより制御されることを特徴とする請求の範囲第25 項に記載の方法。 32.平スポットの中心間距離を制御するように、前記ストランドの綾振り運動速 度を巻回中に変化させることを特徴とする請求の範囲第31項に記載の方法。 33.平スポットのほぼ一定の中心間距離を得るように、前記ストランドの綾振り 運動速度を制御することを特徴とする請求の範囲第31項に記載の方法。 34.前記ストランドの綾振り運動速度を制御して、平スポットのほぼ一定の中心 間距離を得ることを特徴とする請求の範囲第32項に記載の方法。 35.コレットを回転させてストランドをパッケージに巻回し、ストランドがパッ ケージ上に螺旋パターンで巻回されるように、ストランドをパッケージの端か ら端へと綾振り運動させ、パッケージの各端の縁部でパッケージとローラベイ ルとを接触させ、ローラベイルによりパッケージを押圧して、ストランドが縁 部に巻回されるときにストランドを偏平化させることにより周期的な平スポッ トを備えたストランドを形成し、パッケージに加えられるローラベイルの圧力 を制御しかつストランドの綾振り運動速度を制御してストランドの偏平度を制 御することからなるストランドの収束方法。 36.前記ローラによりパッケージに加えられる圧力は約2〜約10ポンド(約0. 91〜約4.5kg)の範囲内にあることを特徴とする請求の範囲第35項に記載の 方法。 37.前記ストランドの綾振り運動速度を巻回中に変化させ、平スポットの中心間 距離を制御することを特徴とする請求の範囲第35項に記載の方法。 38.前記ストランドの綾振り運動速度を巻回中に変化させ、平スポットの中心間 距離を制御することを特徴とする請求の範囲第36項に記載の方法。 39.前記ストランドの綾振り運動速度を制御して、平スポットのほぼ一定の中心 間距離を得ることを特徴とする請求の範囲第35項に記載の方法。 40.前記パッケージの直径増大に適合させるため、ストランドの巻回中にローラ ベイルをコレットから離れる方向に移動させることを特徴とする請求の範囲第 35項に記載の方法。 41.エアジェットルームに横ヤーンを挿入する方法において、1つ以上のエアジ ェットを用いて横ヤーンをエアジェットルームの挿入側から出口側に推進する 工程を有し、横ヤーンは個々のフィラメントのストランドからなり、該ストラ ンドは、最初の断面形状と、該最初の断面形状より細長い平らな断面形状をも つ周期的平スポットとを備え、該平スポットはエアジェットによる推進のため の大きな牽引力を与えることを特徴とする方法。 42.前記平スポットの中心間距離はエアジェットルームに必要な横ヤーンの長さ と同期化されることを特徴とする請求の範囲第41項に記載の方法。 43.前記平スポットは、該平スポットが、エアジェットルームを通る横ヤーンの 推進開始時にエアジェットを通るように同期化されることを特徴とする請求の 範囲第42項に記載の方法。 44.前記最初の断面形状は約1:1〜約6:1の範囲内の縦横比を有し、平らな 断面形状は約6:1より大きい縦横比を有することを特徴とする請求の範囲第 41項に記載の方法。 45.前記平らな断面形状の縦横比は約20:1より大きいことを特徴とする請求 の範囲第44項に記載の方法。 46.前記平らな断面形状の縦横比は約6:1〜約50:1の範囲内にあることを 特徴とする請求の範囲第44項に記載の方法。 47.前記平スポットの幅は最初の断面形状の幅の約5〜約20倍の範囲内にある ことを特徴とする請求の範囲第41項に記載の方法。 48.前記平スポットの長さは約0.5〜約10cmの範囲内にあることを特徴とする 請求の範囲第41項に記載の方法。 49.前記平スポットの長さは約1〜約5cmの範囲内にあることを特徴とする請求 の範囲第48項に記載の方法。 50.前記平スポットの中心間距離は約0.2〜約6mの範囲内にあることを特徴とす る請求の範囲第41項に記載の方法。 51.前記平スポットの中心間距離は約0.5〜約3mの範囲内にあることを特徴とす る請求の範囲第50項に記載の方法。 52.エアジェットルームに横ヤーンを挿入する方法において、1つ以上のエアジ ェットを用いて横ヤーンをエアジェットルームの挿入側から出口側に椎進する 工程を有し、横ヤーンは個々のフィラメントのストランドからなり、該ストラ ンドは、約1:1〜約6:1の範囲内の縦横比をもつ最初の断面形状と、約6: 1より大きい縦横比をもつ平らな断面形状を有する周期的平スポットとを備え 、該平スポットはエアジェットによる推進のための大きな牽引力を与えること を特徴とする方法。 53.前記平スポットの中心間距離はエアジェットルームに必要な横ヤーンの長さ と同期化されることを特徴とする請求の範囲第52項に記載の方法。 54.前記平スポットは、該平スポットが、エアジェットルームを通る横ヤーンの 推進開始時にエアジェットを通るように同期化されることを特徴とする請求の 範囲第53項に記載の方法。 55.前記平らな断面形状の縦横比は約20:1より大きいことを特徴とする請求 の範囲第52項に記載の方法。 56.前記平らな断面形状の縦横比は約6:1〜約50:1の範囲内にあることを 特徴とする請求の範囲第54項に記載の方法。 57.前記平スポットの幅は最初の断面形状の幅の約5〜約20倍の範囲内にある ことを特徴とする請求の範囲第52項に記載の方法。 58.前記平スポットの長さは約0.5〜約10cmの範囲内にあることを特徴とする 請求の範囲第52項に記載の方法。 59.前記平スポットの中心間距離は約0.2〜約6mの範囲内にあることを特徴とす る請求の範囲第52項に記載の方法。 60.エアジェットルームに横ヤーンを挿入する方法において、1つ以上のエアジ ェットを用いて横ヤーンをエアジェットルームの挿入側から出口側に推進する 工程を有し、横ヤーンは個々のフィラメントのストランドからなり、該ストラ ンドは、約1:1〜約6:1の範囲内の縦横比をもつ最初の断面形状と、約6: 1〜約50:1の範囲内の縦横比をもつ平らな断面形状を有する周期的平スポ ットとを備え、平スポットの幅は最初の断面形状の幅の約5〜約20倍の範囲 内にあり、平スポットの長さは約0.5〜約10cm囲内にあり、平スポットの中 心間距離は約0.2〜約6mの範囲内にあり、平スポットはエアジェットによる推 進のための大きな牽引力を与えることを特徴とする方法。 61.縦ヤーンおよび横ヤーンからなる織物において、横ヤーンは個々のフィラメ ントのストランドからなり、該ストランドは、最初の断面形状と、該最初の断 面形状より細長い平らな断面形状をもつ周期的平スポットとを備え、該平スポ ットの効果は織物の分別形横ヤーンにより与えられることを特徴とする織物。 62.前記分別形横ヤーンは横ヤーンの残部より色が明るいことを特徴とする請求 の範囲第61項に記載の織物。 63.前記分別形横ヤーンは横ヤーンの残部より強く反射することを特徴とする請 求の範囲第61項に記載の織物。 64.前記分別形横ヤーンは横ヤーンの残部より幅が広いことを特徴とする請求の 範囲第61項に記載の織物。 65.前記分別形横ヤーンは横ヤーンの残部の平均幅の約125〜約300%の範 囲内の平均幅を有することを特徴とする請求の範囲第64項に記載の織物。 66.前記分別形横ヤーンは横ヤーンの残部の平均幅の約125〜約175%の範 囲内の平均幅を有することを特徴とする請求の範囲第65項に記載の織物。 67.前記分別形横ヤーンの平均長さは約0.5〜約10cmの範囲内にあることを特 徴とする請求の範囲第61項に記載の織物。 68.前記分別形横ヤーンの長さは約1〜約5cmの範囲内にあることを特徴とする 請求の範囲第67項に記載の織物。 69.前記分別形横ヤーンは織物の全体に亘ってほぼランダムに間隔を隔てられて いることを特徴とする請求の範囲第61項に記載の織物。 70.前記分別形横ヤーンは特定縦ヤーンとほぼ整合していて、織物の長さに沿う 長手方向パターンを形成することを特徴とする請求の範囲第61項に記載の織 物。 71.前記分別形横ヤーンは織物に反復パターンを形成することを特徴とする請求 の範囲第61項に記載の織物。 72.縦ヤーンおよび横ヤーンからなる織物において、横ヤーンは個々のフィラメ ントのストランドからなり、該ストランドは、最初の断面形状と、該最初の断 面形状より細長い平らな断面形状をもつ周期的平スポットとを備え、該平スポ ットの効果は織物の分別形横ヤーンにより与えられ、分別形横ヤーンは横ヤー ンの残部より幅が広くかつ約0.5〜約10cmの範囲内の平均長さを有し、分別 形横ヤーンは横ヤーンの残部の平均幅の約125〜約300%の範囲内の平均 幅を有することを特徴とする織物。 73.前記分別形横ヤーンは横ヤーンの残部より強く反射することを特徴とする請 求の範囲第72項に記載の織物。 74.前記分別形横ヤーンは織物の全体に亘ってほぼランダムに間隔を隔てられて いることを特徴とする請求の範囲第72項に記載の織物。 75.縦ヤーンおよび横ヤーンからなる織物において、横ヤーンは個々のフィラメ ントのストランドからなり、該ストランドは、最初の断面形状と、該最初の断 面形状より細長い平らな断面形状をもつ周期的平スポットとを備え、該平スポ ットの効果は織物の分別形縦ヤーンにより与えられることを特徴とする織物。 76.前記分別形縦ヤーンは縦ヤーンの残部より色が明るいことを特徴とする請求 の範囲第75項に記載の織物。 77.前記分別形縦ヤーンは縦ヤーンの残部より強く反射することを特徴とする請 求の範囲第75項に記載の織物。 78.前記分別形縦ヤーンは縦ヤーンの残部の平均幅の約125〜約300%の範 囲内の平均幅を有することを特徴とする請求の範囲第75項に記載の織物。 79.前記分別形縦ヤーンの平均長さは約0.5〜約10cmの範囲内にあることを特 徴とする請求の範囲第75項に記載の織物。 80.前記分別形縦ヤーンは織物の全体に亘ってほぼランダムに間隔を隔てられて いることを特徴とする請求の範囲第75項に記載の織物。 81.ヤーンが螺旋状に巻回された自立形パッケージであって、ヤーンを引き出す ことにより、パッケージが壊れることなく繰り出すのに適したパッケージにお いて、ヤーンは個々のフィラメントのストランドからなり、該ストランドは、 最初の断面形状と、該最初の断面形状より細長い平らな断面形状をもつ周期的 平スポットとを備え、パッケージはこの両端部に軸線方向に配置された縁部を 有し、平スポットはパッケージの縁部に配置されることを特徴とする自立形パ ッケージ。 82.前記パッケージは螺旋コースに巻回され、ヤーンにはのりが塗布され、のり は各コースを隣接コースに接合し、平スポットは、最初の断面形状をもつヤー ンの部分に比べ大きな接合力を発揮することを特徴とする請求の範囲第81項 に記載のパッケージ。 83.前記パッケージは約8〜約40cmの範囲内の軸線方向長さを有することを特 徴とする請求の範囲第81項に記載のパッケージ。 84.前記パッケージは約20〜約50cmの範囲内の直径を有することを特徴とす る請求の範囲第81項に記載のパッケージ。 85.前記パッケージは約8〜約40cmの範囲内の軸線方向長さと、約20〜約5 0cmの範囲内の直径とを有することを特徴とする請求の範囲第81項に記載の のパッケージ。 86.前記パッケージからヤーンを繰り出すのに必要な平均的な力は約5〜約10 0gの範囲内にあることを特徴とする請求の範囲第81項に記載のパッケージ 。 87.前記ヤーンは約2.5〜約13μm範囲内の直径を有することを特徴とする請 求の範囲第81項に記載のパッケージ。 88.前記周期的平スポットの中心間距離は約0.2〜約6mの範囲内にあることを特 徴とする請求の範囲第81項に記載のパッケージ。 89.前記周期的平スポットの中心間距離は約0.5〜約3mの範囲内にあることを特 徴とする請求の範囲第88項に記載のパッケージ。 90.前記周期的平スポットの長さは約0.5〜約10cmの範囲内にあることを特徴 とする請求の範囲第81項に記載のパッケージ。 91.前記周期的平スポットの長さは約1〜約5cmの範囲内にあることを特徴とす る請求の範囲第90項に記載のパッケージ。 92.ヤーンが螺旋状に巻回された自立形パッケージであって、ヤーンを引き出す ことにより、パッケージが壊れることなく繰り出すのに適したパッケージにお いて、ヤーンは個々のフィラメントのストランドからなり、該ストランドは、 最初の断面形状と、該最初の断面形状より細長い平らな断面形状をもつ周期的 平スポットとを備え、パッケージはこの両端部に軸線方向に配置された縁部を 有し、平スポットはパッケージの縁部に配置され、周期的平スポットの中心間 距離は約0.2〜約6mの範囲内にあり、周期的平スポットの長さは約0.5〜約1 0cmの範囲内にあることを特徴とする自立形パッケージ。 93.前記パッケージは螺旋コースに巻回され、ヤーンにはのりが塗布され、のり は各コースを隣接コースに接合し、平スポットは、最初の断面形状をもつヤー ンの部分に比べ大きな接合力を発揮することを特徴とする請求の範囲第92項 に記載のパッケージ。 94.前記パッケージは約8〜約40mの範囲内の軸線方向長さを有することを特 徴とする請求の範囲第92項に記載のパッケージ。 95.前記パッケージは約20〜約50cmの範囲内の直径を有することを特徴とす る請求の範囲第92項に記載のパッケージ。 96.前記パッケージは約8〜約40cmの範囲内の軸線方向長さと、約20〜約5 0cmの範囲内の直径とを有することを特徴とする請求の範囲第81項に記載の パッケージ。 97.前記パッケージからヤーンを繰り出すのに必要な平均的な力は約5〜約10 0gの範囲内にあることを特徴とする請求の範囲第92項に記載のパッケージ 。 98.前記ヤーンは約2.5〜約13μm範囲内の直径を有することを特徴とする請 求の範囲第81項に記載のパッケージ。 99.前記周期的平スポットの中心間距離は約0.5〜約3mの範囲内にあり、周期的 平スポットの長さは約1〜約5cmの範囲内にあることを特徴とする請求の範囲 第92項に記載のパッケージ。 100.ヤーンが螺旋状に巻回された自立形パッケージであって、ヤーンを引き出す ことにより、パッケージが壊れることなく繰り出すのに適したパッケージにお いて、ヤーンは個々のフィラメントのストランドからなり、該ストランドは、 最初の断面形状と、該最初の断面形状より細長い平らな断面形状をもつ周期的 平スポットとを備え、パッケージはこの両端部に軸線方向に配置された縁部を 有し、平スポットはパッケージの縁部に配置され、周期的平スポットの中心間 距離は約0.2〜約6mの範囲内にあり、周期的平スポットの長さは約0.5〜約1 0cmの範囲内にあり、パッケージは約8〜約40cmの範囲内の軸線方向長さと 、約20〜約50cmの範囲内の直径とを有し、パッケージからヤーンを繰り出 すのに必要な平均的な力は約5〜約100gの範囲内にあることを特徴とする 自立形パッケージ。
JP10506096A 1996-07-16 1997-07-07 ストランド Pending JP2000515589A (ja)

Applications Claiming Priority (11)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/683,005 1996-07-16
US08/683,015 US5839678A (en) 1996-07-16 1996-07-16 Method of controlling flat spots in a zero twist yarn
US08/683,017 1996-07-16
US08/683,016 US5806775A (en) 1996-07-16 1996-07-16 Self-supporting yarn package
US08/683,015 1996-07-16
US08/683,005 US5731084A (en) 1996-07-16 1996-07-16 Zero twist yarn having periodic flat spots
US08/683,017 US6019140A (en) 1996-07-16 1996-07-16 Method of weaving a yarn having periodic flat spots on an air jet loom
US08/683,073 US5690150A (en) 1996-07-16 1996-07-16 Woven fabric made with a yarn having periodic flat spots
US08/683,073 1996-07-16
US08/683,016 1996-07-16
PCT/US1997/011859 WO1998002374A1 (en) 1996-07-16 1997-07-07 A strand

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000515589A true JP2000515589A (ja) 2000-11-21

Family

ID=27542072

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10506096A Pending JP2000515589A (ja) 1996-07-16 1997-07-07 ストランド

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP0918725A4 (ja)
JP (1) JP2000515589A (ja)
KR (1) KR20000022391A (ja)
AU (1) AU715539B2 (ja)
CA (1) CA2259646A1 (ja)
WO (1) WO1998002374A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017110496A1 (ja) * 2015-12-22 2017-06-29 株式会社 豊田自動織機 繊維強化複合材用の織物及び繊維強化複合材

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITFI20060016A1 (it) * 2006-01-18 2007-07-19 Crotti Mariella Dispositivo e metodo per lo stiro di un filato, e confezione di filato cosi' ottenuta
CN106743992B (zh) * 2016-12-06 2023-03-31 华强方特(芜湖)文化科技有限公司 一种密堆式钢丝提升装置

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2189370A (en) * 1938-09-12 1940-02-06 Shiranezawa Kosuke Woven fabrics
US2309825A (en) * 1940-04-15 1943-02-02 Pacific Mills Weaving
GB1101021A (en) * 1965-06-28 1968-01-31 Ici Ltd Production of compact yarns and tows by filament spot adhesion
BE795654A (fr) * 1972-03-27 1973-06-18 Owens Corning Fiberglass Corp Procede de traitement de filaments qui ont tendance a se coller
GB1535057A (en) * 1975-12-11 1978-12-06 Toray Industries Multifilament yarn of irregular cross section filaments or fibres and method of manufacture
US4201813A (en) * 1976-01-14 1980-05-06 Brumlik George C Cellular linear filaments with transverse partitions
DE2930704A1 (de) * 1979-07-28 1981-02-12 Licentia Gmbh Verfahren zur herstellung einer lichtleitfaser
US4661404A (en) * 1980-06-06 1987-04-28 Celanese Corporation Self-crimping polyester yarn
US4465241A (en) * 1983-03-28 1984-08-14 E. I. Du Pont De Nemours And Company Apparatus and method for shaping a wound yarn package
DE3540411A1 (de) * 1985-11-14 1987-05-21 Deutsches Textilforschzentrum Verfahren zur ausruestung von garnen und/oder flaechengebilden sowie vorrichtung zur durchfuehrung des verfahrens
EP0371912A1 (de) * 1988-11-28 1990-06-06 Maschinenfabrik Rieter Ag Vorrichtung zur Überwachung der Anpresskraft
US5486497A (en) * 1993-02-08 1996-01-23 Taimei Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha Ceramic fiber yarn, and a method of and a spinning machine for making the same

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017110496A1 (ja) * 2015-12-22 2017-06-29 株式会社 豊田自動織機 繊維強化複合材用の織物及び繊維強化複合材
CN108431314A (zh) * 2015-12-22 2018-08-21 株式会社丰田自动织机 用于纤维强化复合材料的织物和纤维强化复合材料
CN108431314B (zh) * 2015-12-22 2020-06-05 株式会社丰田自动织机 用于纤维强化复合材料的织物和纤维强化复合材料
US10947647B2 (en) 2015-12-22 2021-03-16 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Fabric for fiber reinforced composite material and fiber reinforced composite material

Also Published As

Publication number Publication date
AU3795297A (en) 1998-02-09
EP0918725A1 (en) 1999-06-02
WO1998002374A1 (en) 1998-01-22
CA2259646A1 (en) 1998-01-22
AU715539B2 (en) 2000-02-03
KR20000022391A (ko) 2000-04-25
EP0918725A4 (en) 1999-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102230414B1 (ko) 부분 분섬 섬유 다발의 제조 방법 및 제조 장치, 부분 분섬 섬유 다발
JP2909294B2 (ja) ガラスヤーンの製造方法
FI81388B (fi) Anordning och foerfarande foer spoling av flera separata traodar samtidigt pao ett roterande underlag.
TW201835404A (zh) 分纖纖維束之製造方法及分纖纖維束、及使用分纖纖維束之纖維強化樹脂成形材料及其製造方法
JP7115648B2 (ja) Smcの製造方法
US20190177888A1 (en) Partially separated fiber bundle, production method of partially separated fiber bundle, fiber-reinforced resin molding material using partially separated fiber bundle, and production method of fiber-reinforced resin molding material using partially separated fiber bundle
US5731084A (en) Zero twist yarn having periodic flat spots
JP2000515589A (ja) ストランド
US5839678A (en) Method of controlling flat spots in a zero twist yarn
US5690150A (en) Woven fabric made with a yarn having periodic flat spots
US5806775A (en) Self-supporting yarn package
JP2007112636A (ja) ガラスロービング
US4271570A (en) Graphite fiber alignment process and apparatus
US6019140A (en) Method of weaving a yarn having periodic flat spots on an air jet loom
US5853133A (en) Apparatus for producing square edged forming packages from a continuous fiber forming process
US3123968A (en) flanigan
AU6301499A (en) A strand
US4403744A (en) Method and apparatus for controlling strand tension during winding
CZ2002258A3 (cs) Způsob navíjení nitě v na sobě leľících vrstvách na válcovém nosiči, pouľití způsobu a cívka ve tvaru sestávajícím z částí majících tvar komolého kuľele
KR20030045126A (ko) 보빈 꼬임용 필링 와인드
MXPA99000580A (en) H
US4239162A (en) Fiber traversing spiral
US4607481A (en) Process for spiral wrapping reinforcement filaments
CN112639188A (zh) 部分分纤纤维束及其制造方法
US4371121A (en) Yarn winding device