JP2000514334A - フットボールゲーム用の設備を備えた競技場 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 サッカなどのゲームに用いられる設備を備えた競技場に関する。競技場１はマークが付けられたサイドライン６、ゴールライン７、ゴールラインから距離を置いて設けられるクロスライン４を含む。前記設備は全部で４つのゴール構造物２を含み、それは各ゴールライン７に配置され、ゴールラインの方向に互いに離れた位置に配置された正確に二つの別々のゴール構造物を備えている。それ以外に、競技場とその上にマークされたラインとゴール構造物は、クロスライン４が一方から他方に広がっていることを除いて、サッカー競技場に適用される測定法に対応した相対的な寸法を有する。

Description

【発明の詳細な説明】 フットボールゲーム用の設備を備えた競技場 本発明は、サッカー等のゲーム用の設備を備えた競技場に関し、当該競技場は マークが付けられたサイドライン、ゴールライン及びゴールラインから一定距離 をおいて設けられたクロス−ラインを含んでおり、当該設備は各々のゴールライ ンに少なくとも一つのゴール構造物を含むものである。 従来から知られている伝統的なフットボール又はサッカー場では、各エンドに はゴールライン上に単一のゴール構造物が設けられている。ゴール構造物はゴー ルラインを境界とする領域を決めるものであり、反対側の半分の競技場でプレー をするチームはゴール構造物で決められた領域内からゴールラインを横切るよう にプレーの対象物を運ぶことを試みる。いろいろな例では、ゴールする方法と得 点のチャンスは防御チームの側の防御プレースタイルにより阻まれ、競技場で行 われる競技内容からすると不公正になるかも知れない最終スコアで決着をつけざ るを得ないことがある。多くのトーナメントでは、ペナルティーシュートで勝利 者を決めなければならない。その結果は通常の規則で定められた時間内に行われ る試合中の内容とはいつも同じであるとは必らない。フットボールやサッカーが 単一のゴールを備えた伝統的な競技場で行われるときには、ルーズボールの場合 、特にセットピース(set pieces)の場合には、ゴールの前面でラッシュ状況とな り、プレーヤにはボールコントロールをするのに十分なスペースがない。密に接 触する状況ではプレーヤには怪我をする危険が加わる。また、ゴールする機会が 無いことにより、ゲーム内容が単調になることもある。 本発明の目的は、その設備により競技場を改善し、ゴールする状態でプレーす るスペースをより多くすることができ、ゴール数が増え、観客に試合をより興味 深くさせることである。 この目的は請求項１に記載された特徴を備えた本発明による競技場とその設備 により達成できる。 独立請求項でないものは、この発明の望ましい具体例を開示する。 フットボールとサッカーに関連するゲームでの国際的に標準化された競技場に 適用される本発明に加えて、対応する大きさ(dimension)を有する競技場はスケ ールモデル、すなわち機械的又は電気的に操作できる競技盤の形で設計すること ができる。この発明の競技場は、例えばコンピュータ、その他のデバイスなど、 ゲーム器を用いるグラフィックな形で競技できるようにも設計できる。 本発明は、この発明の競技場に含まれる一方の区画とその設備を図示した添付 図面を参照して、より詳細に説明される。 図面には４つのゴールを有するサッカー競技場１の一方の端部が示されている 。この競技場はサイド−又はタッチ−ライン６、ゴールライン７及びゴールライ ンから間隔をあけて配置され、ペナルティーエリアのラインとして用いられるク ロス−ライン４が設けられている。各々のゴールライン７には二つの分離された ゴール構造物がゴールライン７の方向に設けられている。望ましい例では、これ らのゴール構造物２は、ゴールライン７の全長の約１／３の長さで互いに離れて いる中間点３をそれぞれ有している。 ゴール構造物２は競技場の長さ方向の中間ラインの両側にそれぞれ対称的に配 置されている。ゴール構造物２は国際的に承認された規則に合致したフットボー ルのゴールのそれに実質的に等しい大きさを有する。 この発明の競技場の中では、攻撃側のチームは反対側のゴール２のいずれか一 つを攻撃目標として選択することができる。いずれのゴールにゴールしてもスコ アは等しい。これはプレイングピッチ(playing pitch)を横方向に(in lateral d irection)使うことができ、これによりペナルティライン４はサイドライン６ま で延びており、競技場を広く使える。このゲームは基本的に国際的に規則化され た競技方法で行われるフットボールを使用する伝統的なフットボール又はサッカ ーと同じ方法でプレイできる。 必須の特徴は、ゴール２がゴールライン上に互いに短い距離で離れて隣接して 配置されていることである。それ以外に、ゴールライン上にある限り、二つのゴ ールの位置と互いの間の距離は変えることができる。この発明の競技場を使用す るときには、両方のゴールはそれぞれのゴールキーパにより守られることは当然 である。ペナルティスポット５の数は２つであり、フットボールの規則と同じく 各々のゴールの前面にある。 この発明の競技場とその設備を設置するに当たり、伝統的なフットボール競技 場とそのゴール構造物の寸法から幾らか外れても良い。二つの別々のゴール構造 物が側面方向(in lateral direction)へのゲームを組立てるスペースを作り出す ために使用されるが重要であり、それによりゴール数が増え、観客にとってゲー ムをより興味深くすることができる。

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Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． マークが付けられたサイドライン６、ゴールライン７、及びゴールライン から距離を置いて設けられるクロスライン４を含み、各ゴールライン７上に少な くとも一つのゴール構造物２を備えた設備を備えた競技場において、 各ゴールライン７にはゴールライン７の方向に互いに離れた位置に配置された 正確に二つの別々のゴール構造物２が設けられていることを特徴とする競技場。 ２． ゴール構造物はゴールライン７の全長の約１／３の位置に互いに離れて配 置された中間点３を持ち、該ゴール構造物２は競技場の長さ方向の中間ラインの 両サイドに対称的にそれぞれ配置されることを特徴とする請求項１記載の競技場 。 ３． ゴール構造物２は国際的に承認された規則に一致するフットボールのゴー ルのそれに実質的に等しい寸法を有することを特徴とする請求項１又は２記載の 競技場。 ４． 競技場は、クロスラインが一方のサイドラインから他方のサイドラインに 広がっていることを除いて、規則で決められたサッカー競技場のそれに実質的に 対応する寸法と境界を有することを特徴とする請求項１ないし３のいずれかに記 載の競技場。 ５． スケールモデルとしてデザインされ、機械的に又は電気的に操作されるこ とを特徴とする請求項１又は２記載の競技場。 ６． ゲーム器、コンピュータ又はその他のデバイスで図形的（graphic form） にデザインされたことを特徴とする請求項１または２に記載の競技場。