JP2000514189A - 分光器 - Google Patents

分光器

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Abstract

(57)【要約】 分光器(20)は2つの支持体(10、30)から形成される。第1の支持体(10)は光を分散するための回折格子(11)と、前記光の光源を配置する光源配置手段(12)と、前記分散された光の検出器を配置するための検出器配置手段(13)とを有する。他方の支持体は、本体と、支持体(30)の本体と一体的に形成された少なくとも2つの反射面(31,32)とを有するミラー支持体(30)である。好ましいいくつかの実施例において、反射面の一つはセグメント(32、32’;33)に分化される。分光器(20)は安価に大量生産できる。発明のいくつかの側面において、源と、検出器と分散手段との距離は、簡単で安価な方法で、製造中は精密に固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】 分光器 本発明は一般に分光器に関するものである。 WO−A−95/10037には分光器が開示されている。開示されている分 光器は、たとえば大気中などの混合ガスから、一酸化炭素などの対象とするガス の存在を検出するのに特に効果的である。源からの光は回折格子によって分散さ れる。離間した光電トランスデューサは、さまざまな分散波長を検出する。各検 出器で検出される光量は、検出される対象ガスを通過中に吸収される個々の波長 における光量に応じて変化する。 離間した検出器によって検出される波長の狭帯域は、分光器の光学幾何学的配 置の感知機能である。特に、源、格子、検出器は非常に高精度に相対的に位置付 けしなくてはならない。これにより、分光器の大量生産は非常に困難となるが、 この大量生産は分光器の総コストを下げるためには望まれていることである。 典型的な従来の分光器の光学的配置を図1に示す。光源1は典型的には、タン グステンフィラメントランプによって後方から照射されるスリットまたは開口で ある。光源1からの光は、平面波を生成しこれを回折格子3上に方向づける第1 の放物面ミラー2に送られる。回折平面波は第2の放物面ミラー4に集められ、 光源の像を検出器5に反射、集束させる。回折格子3からの光の回折角度は波長 によって変わるので、分光器は波長ごとに無数の像を効果的に生成し、検出器5 の平面に及ぶ。図1から分かるように、光源1と検出器5とは回折格子3に対し てそれぞれ反対側にある。このため、従来の分光器がかなり大型化してしまうの である。 本発明の第1の側面によれば、分光器のための単体構造支持体が設けられ、こ の支持体は、分散手段上に入射する光を分散する分散手段と;前記光の光源を分 散手段に対して配置するための光源配置手段と;前記の分散された光の検出器を 分散手段に対して配置するための検出器配置手段とを備える。 好ましくは、支持体は成形支持体であるのがよい。 好ましくは、支持体がプラスチックからなるのがよい。支持体はプラスチック を成形することによって形成してもよい。たとえば射出成形、圧縮成形、あるい は真空を利用した射出成形あるいはこれらの組み合わせを用いてもよい。 光源配置手段と、検出器配置手段と分散手段とは実質的に同一平面にある。光 源配置手段と検出器配置手段は、分散手段の同一の側に位置付けされているのが 好ましい。 本発明の第2の側面によれば、分光器のための支持体が設けられ、この支持体 は:分散手段上に入射する光を分散するための分散手段と;前記光の光源を分散 手段に対して配置するための光源配置手段と;前記分散された光の検出器を分散 手段に対して配置する検出器配置手段とを備え、光源配置手段と、検出器配置手 段と分散手段とが実質的に同一平面上にあり、光源配置手段と検出器配置手段が 分散手段の同一の側に位置付けされていることを特徴とする。 発明のいずれの側面においても、光源配置手段は支持体を貫通する開口であっ てよい。「現実の」光源は、開口の後方に位置付けされ用いられる。開口はスリ ットであってよい。現実の光源はたとえばタングステンフィラメントランプであ ってよい。 分散手段は回折格子であってよい。回折格子は支持体と一体成形されていてよ い。回折格子は、格子構造を成形し格子構造を金属化することによって形成して よい。 検出器配置手段は支持体を貫通するホールであってよい。こうしたホールは1 つまたはそれ以上の検出器を配置できる。2つの検出器をそれぞれ配置するため の2つの貫通ホールがあってもよい。 本発明の第3の側面によれば、分光器のための単体構造ミラー支持体が設けら れ、この支持体は:本体と;支持体の本体と一体的に形成される少なくとも2つ の反射面とを備えている。 好ましくは、支持体がプラスチックからなるのがよい。支持体は、プラスチッ クの射出成形によって形成される。圧縮成形あるいは真空を利用した射出成形ま たはこの組み合わせを用いてよい。 反射面はミラー支持体の選択された部分を金属化することによって形成しても よい。 反射面は実質的に隣接しているのが好ましい。 この反射面に入射する分散光が2つまたはそれ以上の分散平面内に集束される ように、反射面の一つをセグメント化してもよい。ミラーのセグメント化された 部分の面積が互いに異なっていてもよい。 また、本発明は上述の最初の2つの側面による支持体と上述のミラー支持体と を備える分光器を含む。 分光器は2つまたはそれ以上の2重素子検出器、または1つまたはそれ以上の 四分区分素子検出器あるいは2重素子検出器と四分区分素子検出器の組み合わせ を有していてもよい。 以下のより詳細な説明からも明らかなように、本発明のさまざまな側面により 、分光器を低コストで大量生産することが可能になる。発明の側面において、光 源と、検出器と分散手段との距離は製造中、簡単で安価なやり方で、精密に固定 される。さまざまな支持体形成の好ましい方法は、射出成形プラスチックを用い てなされるが、これは比較的簡単で安価なものである。 本発明の好ましい実施例において、システムのすべての「能動」光学部品を支 持するのに必要なのはたった2つの支持体だけである。位置合わせが必要なのは 、ミラー支持体と光源配置手段、検出器配置手段と分散手段の支持体との間だけ である。プラスチック成形は分散手段、光源配置手段と検出器配置手段で用いら れるが、好ましくは、射出成形点と分散手段の能動面との間にばらつきがないの がよく、そうすれば光源配置手段と検出器配置手段とが格子の同一側面に置かれ ることになる。 また本発明は、極端にコンパクトな配置をとる分光器を提供する。 本明細書において、しばしば「光」に言及している。この用語はあらゆる好適 な電磁波を包含するものと理解されたい。たとえば、検出対象のガスが一酸化炭 素の場合、赤外線が用いられることが多い。 本発明の実施例を添付の図面を参照して説明する。図面において、 図1は、従来の分光器の光学配置を図示したものであり; 図2は、源と、検出器と、回折格子のための支持体の平面図であり; 図3は、図2のIII−III線で切断した場合の断面図であり; 図4aと4bは、本発明の支持体を用いた分光器の光学配置を図示したもので あり; 図5aから5dは、検出器平面に形成される像を示したものであり; 図6は、ミラー支持体の第1の例を示した分光器の斜視図であり; 図7は、ミラー支持体の第2の例を示した分光器の斜視図であり; 図8は、光源の温度に対する2つの検出器からの出力の変化を示したグラフで あり; 図9は、この出力差のグラフを示したものであり; 図10は、差信号の等高線プロットを示しており; 図11は、第1の例の2つの検出器の出力比の等高線プロットを示しており; 図12は、第2の例の2つの検出器の出力比の等高線プロットを示している。 光源と、光検出器と、回折格子11とを配置するための支持体10が、図2と 3に示されている。支持体10は、射出成形プラスチックからなる。回折格子1 1の格子構造は、支持体10の残りの部分と、そこに格子構造を機械的に再生す る成形ツールによって一体成形されている。支持体10上の格子構造は、成形後 たとえば金やアルミニウムで金属化されて反射面ができる。支持体10は、通常 、平面矩形シートの形体をとっている。 光源配置手段12は、支持体10のシートを通るホールあるいは開口あるいは スリット12によって構成される。図3に示されるように、源開口12は円錐断 面をなすのが好ましい。 検出器配置手段13は、支持体10のシートを通る比較的大きな円形ホールに よって構成される。リップ14を検出ホール13の周囲に設けてもよく、これに より(図2と図3には示されない)検出器を支持体10内に押し入れてリップ1 4によって保持させることができる。 回折格子11と源スリット12との距離と回折格子11と検出ホール13と の距離と、源スリット12と検出ホール13との距離b−aはすべて、分光器 の精度にとって非常に重要である。これらの距離b−aは非常に精密に 固定しなくてはならない。これは、支持体10の単体性により、容易になし得る 。回折格子11と、源スリット12と、検出ホール13との相対的な位置付けが 用 いられる成形によって精密に決定できるように、支持体10をプラスチック、最 も好ましくは射出成形により成形することによってさらに容易になる。回折格子 11でのプラスチックの流れが源スリット12と検出ホール13とによって形成 される凹凸によって妨げられることがないように、射出時のプラスチックの流れ 方向は図2において右から左への方向とする必要がある。源スリット12と検出 器ホール13がともに回折格子11の同じ側(すなわち図2でいうと左に)に位 置付けされており、回折格子11と、源スリット12と、検出器ホール13はす べて実質的に同一平面上にあるので、回折格子11でのプラスチックの流れにば らつきが生じることが確実に防止される。また、源スリット12と検出器ホール 13を回折格子11を同一の側に固定することは、さまざまな光学部品を従来よ りも狭い空間内に嵌め合わせられるということになり、これにより、よりコンパ クトな分光器を提供できる。さらに、下でより詳細に説明するように、分光器の 2つのミラー面を実質的に隣接させることができる。 図4aを参照すると、分光器20は、支持体10とそれに対向するミラー支持 体30とを有している。ミラー支持体30については後でさらに詳細に説明する が、このミラー支持体30は2つの実質的に隣接するミラー31と32を支持す る。ミラー31、32は収差を減らすように、放物線状あるいは何か他の非球面 形状にしてもよい。ミラー31、32を、ミラー支持体30を適切な形状に成形 して、支持体30の選択部分をたとえば金やアルミニウムで金属化することによ り設けて、ミラー31、32に一体化された反射面を与えるようにしてもよい。 分光器20は、支持体10の源スリット12の後方に固定された、実際の光源 としてのタングステンフィラメントランプ21を有している。検出器22は、検 出器ホール13内に固定される。検出器22は光電検出器、特に赤外線検出に好 適な焦電気検出器であってもよい。検出器22は、少なくとも2つの別々の波長 を検出できるように、WO−A−95/10037でより詳しく述べられている ように、2つの隣接する検出素子を有した2重素子検出器とする必要がある。分 光器20は、直流あるいは交流電源で作動するようにしても良い。 図4aから理解されるように、実際の光源21から放射される光は、(スリッ ト源を与える)源スリット12から、第1のミラー31に指向している。ミラー 31は回折格子11に向かって光を平面波として反射させる。回折格子11へ入 射する光は分散する。このような光の放散は、異なる波長がそれぞれ異なる角度 で回折している図4bに示されている。回折光は第2の放物状ミラー32で反射 し、検出器22上に集束する。回折格子11と、源スリット12と検出器ホール 13は同一面あるいは実質的に同一面上にあるので、光学系の中央部光線は支持 体10表面と垂直か垂直に近い。これは、源スリット12をより簡単に成形でき 、支持体10が成形される成形ツールをより簡単に開くことができるという点で 効果がある。ツール面は、せん断することなく回折格子11の構造から抜けると いうことが重要である。さらに、検出器22の光窓は通常干渉フィルタコーティ ングがなされているが、これは最大透過率を持つ。 図4bから理解されるように、さまざまな波長の光が検出器22のそれぞれ別 の離間した位置に集束する。これは図5aに示されている。図5aは、検出器2 2上に形成される源スリット12の像を示したものである。波長λ1は吸収波長 であり、λ2は基準波長である。このような波長を、どのように対象のガスの存 在を検出するのに用いられるかについての詳細はWO−A−95/10037で 述べられている。簡単に言えば、対象のガスは吸収波長λ1内の光を優先的に吸 収し、一方、基準波長λ2には実質的になんら影響を与えない。好適なエレクト ロニクスが、基準波長に対して吸収波長で検出される光量が急激に減少するのを モニタでき、これにより、光学路内の対象ガス量の定量測定値が得られる。 フィラメントランプあるいはその他の黒体源に関して、特定の波長での光量は 、光源21の温度の関数であり、通常、プランク分配法則に従っている。光源2 1のフィラメントについて温度範囲をたとえば1800Kから2400Kとし、 波長を4.5ミクロンの領域と仮定すると、光の絶対量はこの温度範囲で2%か ら3%の間で変化する。検出器22は通常吸収波長の光量の約0.2%の変化を 見るものである。従って、当然ながら、光源21のフィラメントでの温度変化が 吸収波長レベルでモニタされる変化量を上回るという危険性がある。さらに、検 出される実際の信号は、いかなる背景信号と比較しても非常に小さいのは明らか である。 この問題点は、WO−A−95/10037で述べられているように、光の第 3の波長λ3をモニタすることによって解消できる。第3の波長λ3は最初の2 つの波長λ1、λ2より短いか長く、これは図5bで示されている。図5bでは 、λ3が像平面内で最初の2つの波長の左か右にある。 光学システムは、一つの波長で鋭角な集束をもたらすだけである。別の波長で は、軸線から外れた収差によって、スリット像が広がり、ぼやけてしまう。分光 器20をできるだけ高感度にするために、吸収波長λ1を鋭角に集束させるよう にしている。これは、第1の基準波長λ2がわずかに焦点ずれすることを意味す るが、実際はこのことは問題にはならない。しかし、第2の基準波長λ3が、第 1の基準波長λ2よりさらに吸収波長λ1からはなれると(すなわち、図5bで さらに右に置かれると)、第2の基準波長λ3での像を集束することができなく なり、集束ずれの影響がこの距離で非常に大きな問題となる。一方、多くの対象 ガスには2つの吸収ピークがあるので、多くの対象ガスの吸収スペクトルにより 、第2の基準波長λ3が第1の基準波長λ2とは反対側の吸収波長λ1にあるこ とが好ましくないものとなる。これは、第2の吸収ピークが像平面内で第2の基 準波長λ3の位置と一致するということを意味する。 本発明の一つの側面の好ましい実施例において、このことは、第2のミラー3 2を変更することにより解決される。特に、第2のミラー32はミラー支持体3 0の長手方向に分岐し、2つの隣接した、図に示されるように上下の第2のミラ ー32、32’を形成する。二次的な第2のミラー32、32’いずれかまたは 両方が図6で水平軸の周りで傾斜しており、二次的な第2のミラー32、32’ は垂直方向に離間した一連の像を生成する。検出器の支持体10は、2つの垂直 方向に離間した像についてのそれぞれの検出器を支持し、配置するための検出器 配置ホール13、13’を有している。2つの垂直方向に離間した、吸収波長λ 1と第1の基準波長λ2の像の、簡単な例が図5cに示されている。 このスプリットミラー32、32’のさらに発展させた構成としては、スプリ ットミラーのうちの一つ、たとえば下方の二次的な第2のミラー32’を他方( 上方)の二次的な第2のミラー32に対して、垂直軸の周りでわずかに回転させ ることができる。この効果は図5dに示されている。図5dにおいて、上の2つ の像は上方の二次的な第2のミラー32によって形成され、下の2つの像は下 方の二次的な第2のミラー32’によって生成されるものである。吸収波長λ1 が図5dの上方の像平面で上方の二次的な第2のミラー32によって鋭角に集束 され、図5dの下方の像平面では、第1の基準波長λ2が下方の二次的な第2の ミラー32’によって鋭角に集束されるような構造であるのが好ましい。この独 自の構造には、市販の多重素子検出器を利用できるという利点がある。4つの検 出素子を有した市販の多重素子検出器は、たとえば動作検出器で使うように大量 生産されており、素子は方形配置をなしている。あるいは、2つの二重素子を検 出器に用いてもよい。素子がそれぞれの検出器配置ホール13、13’に取りつ けられた様子が図6に示されている。検出器の構成としていずれを用いても、検 出器の4つの素子あるいは複数の検出器が補正に必要な情報をすべて収集するこ とができ、そうでなければ光源21のバルブの温度が変化する。 光源21に温度変化が起こると考えられるさらに別の問題が生じる。やはりそ れは温度が、ある任意の波長で発生した光量に依存しているためである。光量は 波長ごとに異なり、光源の温度が変わるにつれ各波長での光量は変わる。したが って、たとえ対象のガスによる吸収がなくても光源の温度が変わると吸収検出器 素子と基準検出器素子に入る光の量が変わる。この背景の変化により、実際の吸 収信号を観察するのが困難になる。しかしこれは、上方と下方の各検出器対が対 象ガスによる吸収がなくても同じ信号を生成するような割合に図5dに示される 2つの検出器に向かう光がなるように、二次的な第2のミラー32、32’を配 置すれば解消することができる。それから簡単な差動回路が吸収がゼロのときゼ ロ信号を形成する。特定の対象ガスで用いられる波長を慎重に選択すれば、この ゼロ信号が光源の効果的な温度範囲にわたって有効になる。 実際、第2のミラー32は任意の適切な数のセグメントに分けて、2つの像1 3、13’を生成するのに必要な2つの分散面を、セグメント化したミラー部の それぞれの面積に応じた望ましい量だけ与えることができる。たとえば、図7に 示されるように、第2のミラー32を55のセグメント33のアレイに分けるこ とができる。こうすることで、上方と下方のセグメント33のいずれでも波面全 体をサンプリングして、それによって波面のばらつきが原因で生じるいかなる問 題も解消することができる。 ある例で、分光器20を用いて、対象ガスとして一酸化炭素(CO)の存在を 検出する。回折格子11は1ミリにつき154の溝がある。第2のミラー32の 焦点距離は92.5ミリで軸ずれ角が30°である。これで、格子への入射角が 12°のとき、4.608ミクロンの吸収波長λ1と4.495ミクロンの第1 の基準波長を、焦点面で2ミリで分離するのに必要な分散が得られる。このよう に2ミリで分離することは、もっとも一般に市販されている2重素子焦電気検出 器の検出器分離に整合する。光源21からの光を回折格子11上で平行にするた めに、第1のミラー31の焦点距離は101ミリで軸ずれ角は12°である。2 つのミラー31、32の焦点は回折格子11と同一面にある。 図6と7に示されるセグメント化されたミラーについて、上方の二次的ミラー 32は、それぞれ4.608ミクロンと4.495ミクロンの上方の1対の像を 生成し、下方の二次的ミラー32’は4.495ミクロンと4.382ミクロン の1対の像をそれぞれ生成する。プランクの分布により、吸収ゼロで上方の1対 の検出器からは信号P1(T)があり、これは図8に示されるように、1800 Kから2400Kのフィラメント温度の範囲で約6%から8%に相当する。吸収 ゼロでの下方検出器からの出力は、図8でP2(T)と示される。これらの2つ の信号間の差P1(T)−P2(T)は図9に示す通りである。図9から、第1 に、予想される吸収信号に比べ差は小さいということが理解できる。また、その 差はかなり広範囲の温度にわたり比較的一定である。上述のように、上方と下方 の第2のミラー32、32’の面積の割合を変えることで、フィラメントランプ のガラス製外囲器での吸収、波長に依存する反射係数などの波長に依存するあら ゆる背景信号を「調整して受信範囲外にする」ことが可能になる。 図5dの下方の1対の像に対応する基準の検出器対の出力を利用することは、 光源21の温度を制御するという効果がある。とくに、図8に示されるように、 この特定の例において、非吸収信号P1(T)とP2(T)はいずれも約700 Kで非常に小さい。(好ましい実施例ではタングステンフィラメントランプであ る)光源21への電源電圧は、P2(T)の最小信号が得られるまで変化する。 この温度と光出力で、主要信号P1(T)は非常に小さいので、対象ガスによる 実際のどんな吸収も容易に判別される。この方法のわずかな問題点は、フィラメ ントの温度が下がるにつれ、対象の波長で光源21からの絶対出力が減少すると いうことであるが、他方、バルブからの有効な出力比が急激に増加する。よって 、バルブの電気効率は増加し、これはバッテリ駆動の分光器20では重要で効果 的なことである。 また、基準対(P2(T))を、P2(T)と、たとえばツェナーダイオード やバンドギャップ素予によって予め設定された電圧基準との差を最小にすること によって、光源を任意の必要な温度に設定するのに用いることもできる。光源の 温度を任意の希望のレベルに設定できることによって、光源の電力と効率を寿命 に対して利用でき、これを光学部品における波長依存損失を補償するのに用いる こともできる。 上述の例では、対象ガスの吸収は、2対の検出器間の信号出力の差、すなわち 、P1(T)−P2(T)に特徴付けられる。これは、電子学的に調整が非常に 簡単であるという利点があるが、発明の用途によっては、2つ問題がある。第1 に、Tの変化の補償度合いが、吸収信号の強度の関数になるということである。 装置を、あるガス濃度での小さな変化だけをモニタするのに用いるだけならこれ は問題ではない。しかし、広範囲のガス濃度の場合は問題になる。図10におい て、100万分の1(ppm)で表される一酸化炭素濃度と絶対温度で表される フィラメント温度についての単位ボルトのP1(T)−P2(T)の値の等高線 プロットが示されている。吸収波長と第1の基準波長はそれぞれ4.608ミク ロン、4.495ミクロンであり、第2と第3の基準波長はそれぞれ4.495 ミクロン、4.382ミクロンである。図10は、対象ガスによる吸収を特徴づ けるために信号の差を単純に用いることの問題を示している。 考えられる第2の問題は、信号P1(T)−P2(T)は光のスループット全 体に影響を受けやすいということである。このスループットは、光学面の反射率 の変化、フィラメントランプ外囲器のかぶり等により、分光器が使用されていく 間に変化すると思われる。このような変化は較正にずれを引き起こすこともあり うる。これを念頭におきながら、分光器20の別の例では、対象ガスの吸収は、 2つの検出器の信号比、すなわちP1(T)/P2(T)を用いることに特徴が ある。 ある例で、回折格子11は1ミリにつき120の溝を有する。上方の第2のミ ラー32の焦点距離は85.47ミリ、軸ずれ角は26.7°である。第1のミ ラー31を格子での入射角が6°になるよう配置すると、上方の第2のミラー3 2は吸収波長が4.608ミクロン、第1の検出器素子対13上で、第1の基準 波長が4.446ミクロンとなる。下方の第2のミラー32’の焦点距離は87 .42ミリ、軸ずれ角は23.9°である。この下方の第2のミラー32’は4 .25ミクロンの第2の基準波長を検出器の第2対13’の一つの素子上に向か わせる。検出器の第2の対13’の第2の素子は消される。図11の等高線プロ ットはP1(T)/P2(T)の値を示している。温度感度はガス濃度範囲にわ たりより一定になっている。図12は、基準波長が4.25ミクロンから3.6 ミクロンに変化するとき、さらに一定化したことを示しているが、この波長はメ タンの吸収によるわずかな干渉から影響を受けるので、用途によっては望ましく ないものとなる。 基準波長値を非常に広範に選択でき、電子工学的信号処理の詳細はそれぞれの 用途に合わせて変化させられることが理解されよう。 さらに別の実施例として、セグメント化されたミラー32を有する分光器20 を用いて、2つ以上のガスを感知することもできる。これは、図6あるいは図7 のようなセグメント化されたミラーを用いて、それぞれのガスについてそれぞれ 吸収するものとしない2つの分散面を用いることによって可能となる。あるいは 、セグメント化されたミラー32を、たとえば3つの部分に効果的に分化させ、 3つの分散面を作り、検出面に3つの垂直方向に離間した像を生成することもで きる。これにより2つのガスの検出が可能となり、さらに上述の温度補償を利用 することもできる。実際、n種のガスを検出し、上述の温度制御をすることを望 む場合、n+1の分散面を与えるように第2のミラー32をn+1の別個のセグ メントとしなくてはならない。 本発明の実施例を、特に図示した例を参照しながら説明してきた。しかし、本 発明の範囲内でここで述べた例に変更、修正を加えてもよいことを理解されたい 。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS, LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,M X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT, UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ホーレット、ウィリアム・アンドリュー イギリス国、ロンドン・エスイー1・7イ ーキュー、ロイヤル・ストリート、スタン ゲート、9番 (72)発明者 シルバー、ジョシュア・デイビッド イギリス国、オックスフォード・オーエッ クス2・9エイチディー、カムノー・ライ ズ・ロード、19番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 分光器のための単体構造支持体であって、この支持体(10)は: 分散手段上に入射する光を分散する分散手段(11)と; 前記光の光源を分散手段に対して配置するための光源配置手段(12)と; 前記の分散された光の検出器を分散手段に対して配置するための検出器配置手 段(13)とを備える支持体。 2. 支持体は成形支持体であることを特徴とする請求項1に記載の支持体。 3. 支持体はプラスチックからなることを特徴とする請求項1または2に記載 の支持体。 4. 支持体はプラスチックを成形することによって形成されることを特徴とす る請求項1に記載の支持体。 5. 光源配置手段(12)と、検出器配置手段(13)と分散手段(11)と は実質的に同一平面にあることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の 支持体。 6. 光源配置手段(12)と検出器配置手段(13)は分散手段(11)の同 一の側に位置付けされていることを特徴とする請求項5に記載の支持体。 7. 分光器のための支持体であって、支持体(10)は: 分散手段上に入射する光を分散するための分散手段(11)と; 前記光の光源を分散手段に対して配置するための光源配置手段(12)と; 前記分散された光の検出器を分散手段に対して配置する検出器配置手段(13 )とを備え、 光源配置手段(12)と、検出器配置手段(13)と分散手段(11)とが実 質的に同一平面上にあり、光源配置手段(12)と検出器配置手段(13)が分 散手段(11)の同一の側に位置付けされていることを特徴とする支持体。 8. 光源配置手段は支持体(10)を貫通する開口(12)であることを特徴 とする請求項1乃至7のいずれかに記載の支持体。 9. 開口はスリット(12)であることを特徴とする請求項8に記載の支持体 。 10. 分散手段は回折格子(11)であることを特徴とする請求項1乃至9の いずれかに記載の支持体。 11. 回折格子(11)は支持体(10)と一体成形されていることを特徴と する請求項10に記載の支持体。 12. 回折格子(11)は格子構造を成形し格子構造を金属化することによっ て形成されることを特徴とする請求項10または11に記載の支持体。 13. 検出器配置手段は支持体を貫通するホール(13)を備えることを特徴 とする請求項1乃至12のいずれかに記載の支持体。 14. 前記検出器配置ホール(13)内に配置される1つまたはそれ以上の検 出器(22)を備える、請求項13に記載の支持体。 15. 検出器配置手段は2つのそれぞれの検出器を配置するための2つの貫通 ホール(13、13’)を備えることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか に記載の支持体。 16. 分光器のための単体構造ミラー支持体であり、この支持体(30)は: 本体と; 支持体(30)の本体と一体的に形成される少なくとも2つの反射面(31、 32)とを備えている。 17. 支持体はプラスチックからなることを特徴とする請求項16に記載の支 持体。 18. 反射面(31、32)はミラー支持体の選択された部分を金属化するこ とによって形成されることを特徴とする請求項16または17に記載の支持体。 19. 反射面(31、32)は実質的に隣接していることを特徴とする請求項 16乃至18のいずれかに記載の支持体。 20. 反射面の一つ(32)は、前記反射面(32)に入射する分散光が2つ またはそれ以上の分散平面内に集束されるように、セグメント化され(32、3 2’;33)ていることを特徴とする請求項16乃至19のいずれかに記載の支 持体。 21. ミラー(32)のセグメント化された部分(32、32’;33)の面 積が互いに異なることを特徴とする請求項20に記載の支持体。 22. 請求項1乃至15のいずれかに記載の支持体(10)と請求項16乃至 21のいずれかに記載のミラー支持体(30)とを備える分光器(20)。 23. 2つまたはそれ以上の2重素子検出器を備える、請求項22に記載の分 光器。 24. 少なくとも一つの四分区分素子検出器を備える、請求項22に記載の分 光器。 25. 2重素子検出器と四分区分素子検出器の組み合わせを備える、請求項2 2に記載の分光器。
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