JP2000513688A - 特にボトル、筒形びん、もしくは他の物品といった物体を運搬する運搬装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は、首部（３）の領域に突部（２）を有する特にボトル、筒形びん、もしくは他の物品といった物体（１）を運搬する運搬装置が、空気の流れの噴射作用が前記物体（１）を移動可能にすることを許容する送風室（４）と、前記突部（２）の領域で前記物体（１）と協動する支持レール（５）とを有する運搬装置において、前記送風室（４）が送風室の本体（７）とエプロン（８）とで構成され、このエプロン（８）は前記送風室の本体（７）に関して取り外し可能であり、前記支持レール（５）が前記エプロン（８）に固定されることを特徴とする運搬装置に関する。特に運搬装置には少なくとも二つの長手方向支持部材（１４、１５）が前記送風室に沿って前記レール（５）の各側に設けられる。前記側方案内部（１９）が前記運搬装置に沿って設けられる物体（１）の本体と対向する少なくとも一つの案内レール（２０）と、前記案内レール（２０）を支持する支持ロッド（３１）とで構成され、前記物体（１）に関して前記案内レール（２０）の横方向位置の調整を保証するために、前記ロッド（３１）と前記案内レール（２０）とが少なくとも回転できる関着作用によって互いに協動する。

Description

【発明の詳細な説明】 特にボトル、筒形びん、もしくは他の物品といった物体を運搬する運搬装置 本発明は特にボトル、筒形びん、もしくは他の物品といった物体を運搬する運 搬装置に関する。 しかしながら、さらに特にそのような応用を意図しているが、運搬装置は、突 出部もしくは突部が設けられた端部を有するあらゆる物品にも一般に使用される ことができる。 現在では、運搬の分野においてボトルの表面の一部分もしくは複数部分に空気 の流れを噴射することによってボトルを搬送し、かつ与えられた方向に移動させ ることが公知である。 このプロセスの態様の好ましい形態によると、前記ボトルは首部の領域におけ る空気ジェットの作用によって移動される。 対応する運搬装置は送風室と支持レールとを通常は有する。送風室にはファン が提供され、導入される空気は圧縮されることができ、次いで空気はスリットを 介してボトルの首部に向けて噴射される。スリットは前記送風室の表面に設けら れる。 前記スリットの構造は噴射される空気の流れを方向付けることができ、次いで ボトルが所望の方向に搬送されるのを保証する。 支持レールは、運搬されるボトルの首部の領域に設けられる突部と協動し、か つボトルの案内作用に寄与する。支持レールは通常、送風室の下面に固定され、 この下面は「エプロン」として参照される。 現在の公知の運搬装置では、前記送風室は単一部材で形成され、かつ例えば前 記運搬装置を支持する支持アーマチャ、ボトルの本体 の領域でボトルの案内作用を容易にする側方案内部、経路に沿って前記ボトルを 保護する側部品または側部材および／または他の物品といった多数の部品が異な る面上に取り付けられる。 側方案内部については、公知なほとんどの挿入作用では、側方案内部はエプロ ンに固定される。側方案内部は互いに可動である部材の並進運動を介して位置決 めされる。 あらゆる調整ミスが長時間の作用遅延を導く可能性があるので、効率的にする ために前記側方案内部は搬送される各ボトルの外形に適するように精細でかつ細 心に調整される必要がある。 そのような搬送プロセスはボトル搬送のための多数の利点を伴う解決法を示す が、それにもかかわらず、現在公知の運搬装置は欠点を有している。 まず第一に、前記されるように、送風室は単一部材で形成され、それゆえ容易 にアクセスすることができない。 実際、前記送風室は送風室の壁が互いに直接に組み立てられるという事実、も しくは逆Ｕ字形状に曲げられるシートメタルの使用に対する厳格さを負っている 。送風室は送風室の基部においてエプロンによって閉鎖され、次いで、このエプ ロンが基部を画定する。 さらに、基部の構造は、側方案内部、保護用側部品、もしくは他の物品のよう な付属装置を支持できるように、先に示されるようにしばしば補強される。 それゆえ、前記エプロンは分解が容易でなく、かつあらゆる場合に挿入作用の 調整を乱す危険性を伴うことなく使用者が送風室の内側を整備することができな い。 結果として、例えば前記送風室を容易かつ迅速に清掃できず、それにより、前 記運搬装置が使用される分野、すなわち例えば農場生産分野においては、衛生上 の要求が極めて厳しくなる。 そのような運搬装置のさらなる欠点は、運搬装置がモジュール式でないという ことである。従って、運搬装置の構成要素の一つ、例えば送風室の壁の一つに対 し作業するために、すべての挿入物を取り外し、かつ／または例えば側方案内部 などの隣接する構成要素の調整を乱さなければならなくなる。 現在、公知の運搬装置は例えばほこりの堆積を許容する傾向がある特にネジ、 ボルトおよびナットなどの多くの部品を有している。 そのような運搬装置のさらなる欠点は、側方案内部を調整するのに比較的長時 間を要することである。さらに、前記運搬装置に沿って側部品が挿入される場合 には、側方案内部を使用するのが困難であると証明されうる。 本発明の目的は、前述される欠点を克服し、かつ組立、調整、整備、および／ または清掃を容易にする送風型運搬装置を提供することである。 本発明の他の目的は、特に調整を乱す危険性を伴うことなく清掃を容易にする ために運搬装置の送風機に容易にアクセスすることができる送風型運搬装置を提 供することである。 本発明のさらなる目的は、強度が高められた送風型運搬装置を提供することで ある。 本発明の他の目的は、搬送されるべき物体用の支持レールの調整を乱す、一連 の前記物体の経路において送風室の本体および／またはあらゆる側方案内部が変 形する危険性のない送風型運搬装置を提供することである。 本発明の他の目的は、モジュール構造の送風型運搬装置を提供することである 。 本発明のさらなる目的は、例えば特に側方案内部がある場合に、側方案内部の 調整に影響を与えることなく例えば送風室での作業を 実行することができる送風型運搬装置を提供することである。 本発明の他の目的は、挿入時および使用時の両方、特に搬送される物体の外形 の変更時において、調整が単純化される送風型運搬装置を提供することである。 本発明の他の目的は、搬送される物体を保護する側部材の使用を容易にする送 風型運搬装置を提供することである。 本発明のさらなる目的は、特にネジ、ナットおよびボルトが取り付けられる表 面にほこりが堆積しがちな領域を有しない送風型運搬装置を提供することである 。 本発明の他の目的および利点は図面のみで提供されるが同種の手段を制限する ものでない以下の説明より明らかになる。 本発明は、首部の領域に突部を有する特にボトル、筒形びん、もしくは他の物 品といった物体を運搬する運搬装置が、空気の流れの噴射作用が前記物体を移動 可能にすることを許容する送風室と、前記突部の領域で前記物体と協動する支持 レールとを有する運搬装置において、前記送風室が送風室の本体とエプロンとで 構成され、このエプロンは前記送風室の本体に関して取り外し可能であり、前記 支持レールが前記エプロンに固定されることを特徴とする運搬装置に関する。 さらに、本発明は、首部の領域に突部を有する特にボトル、筒形びん、もしく は他の物品などの物体を運搬する運搬装置が、空気の流れの噴射作用が前記物体 を移動可能とすることを許容する送風室と、前記突部の領域で前記物体と協動す ることができる支持レールとを有する運搬装置において、前記送風室および前記 支持レールに沿って前記運搬装置の各側に設けられた少なくとも二つの長手方向 支持部材を備えていることを特徴とする運搬装置に関する。 さらに、本発明は、首部の領域に突部を有する特にボトル、筒形 びん、もしくは他の物品などの物体を運搬する運搬装置が、空気の流れの噴射作 用が前記物体を移動可能とすることを許容する送風室と、前記突部の領域で前記 物体と協動することができる支持レールとを有する運搬装置において、前記側方 案内部が少なくとも案内レールと、前記案内レールを支持するロッドとで構成さ れ、前記物体に関して前記案内レールの横方向位置の調整を保証するために、前 記ロッドと前記案内レールとが少なくとも回転できる関着作用によって互いに協 動することを特徴とする運搬装置に関する。 本発明は一体部分を形成する添付図面を伴って以下の説明によりさらに明らか に理解される。 図１は本発明による運搬装置の実施態様の例示形態である横断面図である。 図２は本発明による運搬装置の実施態様の第二の例示形態である横断面図であ る。 図３は本発明による運搬装置の、側方案内部がある場合に使用される側方案内 部の関節原理を示す部分断面図である。 図４は本発明による運搬装置の、側方案内部がある場合に使用される側方案内 部の変更可能な実施例を示す図である。 本発明は、特に、ボトル、筒形びん、もしくは他の物品のような物体を運搬す る運搬装置に関する。 しかしながら、特にそのような応用を意図しているが、突部を有する端部が設 けられているあらゆる物体でも一般に使用されることができる。 図１および図２に示すように、本発明による運搬装置は、突部２、特に物体１ の首部の領域に例えば図の平面にほぼ直交する方向に環状の突部を有する物体１ を搬送する。 この目的のため、公知の方法で、前記運搬装置は送風室４を有し 、この送風室４は空気の流れの噴射作用が所望の搬送方向に関して前記物体１が 移動可能となることを許容する。運搬装置はさらに突部２の領域で物体１と協動 する支持レール５を有し、前記支持レール５は前記搬送方向に向けられる。 本発明による運搬装置によって、ほぼ垂直に案内される前記物体１は、例えば 形成ユニットから充填ユニットへ向けて前記送風室の下方で移送される。 特に、前記送風室４は下面の領域に溝型材６を有し、この溝型材６には例えば 溝型材６の側壁にスリットが設けられる。図１および図２に示さない前記スリッ トは物体１の首部３の方向に関して前記空気の流れの噴射作用を許容するのを可 能とし、物体１は前記溝型材６を通過する。 特に、前記支持レール５は二つの上部レール３０で構成され、これら上部レー ル３０はプラスチックおよび／またはステンレス鋼から製造され、かつ方向付け られた空気の流れによって前記物体１を経路に沿って案内するのを可能とする。 本発明によると、前記送風室４は送風室の本体７とエプロン８とで構成され、 エプロン８は前記送風室の本体７に関して取り外し可能である。前記支持レール ５は前記エプロン８に固定され、さらにエプロン８は特に前記溝型材６を画定す る。 従って、送風室４は前記エプロン８を分解することによって容易にアクセス可 能であり、清掃およびこの目的のため使用される製品の撤去が単純化される。 図示した実施態様の形態によると、本発明の運搬装置は手段１０も有し、手段 １０は前記エプロン８と前記送風室の本体７との間の連結部の空気の気密作用を 保証する。 前記送風室４は例えばほぼ四角形状に構成され、かつ前記送風室 の本体７は特に二つの側面１１、１２とカバー部１３とで構成される。 前記送風室の本体７は補強された骨組みとして構成される。この目的のため、 例えば前記側面１１、１２は補強され、かつ前記送風室の本体７は、前記側面１ １、１２と一体である横方向支持部材９を有する。 例えば、前記横方向支持部材９は物体１の搬送方向に関して、送風室４に沿っ て規則的な間隔で設けられる。 特に、前記補強された側面１１、１２が前記送風室の本体７に沿って側方に設 けられる二つの長手方向支持部材１４、１５、および／または前記補強された側 面１１、１２が同じ方向に規則的な間隔で配置される弓形部もしくはアーチ部２ ７で構成される補強アーマチャを特に有し、長手方向支持部材１４、１５と前記 アーチ部とが前記送風室の本体７の側壁５０、５１を挟む。 従って、前記長手方向部材１４、１５は長手方向補強材としての役目を果たし 、かつ前記側壁５０、５１は結果として送風室４の気密作用を単に維持する役目 を果たしうる。 図示しない態様の他の形態によると、例えば補強された前記側面１１、１２は 運搬装置に沿って側方に配置されて前記側面１１、１２に設けられる補強羽根を 有する。 この場合において、気密作用を保証する前記手段１０が特に前記送風室の本体 ７と気密に一体に構成される前記長手方向支持部材１４、１５、および／または 前記エプロン８に沿って設けられる接続部１６で構成され、接続部１６は例えば 前記長手方向支持部材１４、１５と協動することができる。 従って、前記長手方向部材１４、１５は前記送風室の本体７と前記エプロン８ との間の気密な連結作用を保証し、送風効率に対し不 利な空気のあらゆる損失を妨げる。 図示される実施態様の特別な形態によると、接続部１６は前記エプロン８の長 手方向縁部に設けられ、かつ前記長手方向部材１４、１５は、前記接続部１６を 受容するのに適した少なくとも一つの溝１７を有する。 前記送風室の本体７は前記長手方向部材１４、１５と内側に配置される前記横 方向支持部材９との間に挟まれる。これらは互いに一体となるよう構成される。 送風室の本体７は側面１１、１２の間にカバー部１３を有することもでき、前 記アーチ部２７は例えば前記カバー部１３に固定される。 カバー部１３はＵ字形状に構成されることもでき、従って、前記送風室の本体 ７の前記側面１１、１２の間に樋部２６を画定する。前記樋部２６は、特に、種 々の電気ケーブルおよび／または他のケーブルを収容することができ、かつ送風 室の本体の上部では閉鎖されることもできる。 そのような配列の利点は、送風室４の上部および／または近くに配置されて結 果的にほこりが堆積する可能性のある隙間もしくは空隙を画定する独立樋部を省 くことができるということである。 前記アーチ部２７は特に送風室の本体７の側壁５０、５１に沿って延び、かつ 前記カバー部１３に対する取り付け箇所３５を有する。 さらに、前記取り付け箇所３５は構内の天井に運搬装置を保持する箇所として 使用されることができ、特に図１および図２には示さないロッドを介して運搬装 置が挿入されることができる。 実施態様の第一の形態による図１に示されるこの場合には、前記エプロン８は 特に少なくとも一つのネジ２４を介して、有利には二 つのネジ２４を使用して前記横方向支持部材９に取り外し可能に固定され、首部 の上部領域での衝突を避けるために、運搬されるべき物体の対称軸に関して補正 が行われる。 前記ネジ２４は特に溝型材６の領域に設けられ、エプロン８の中央部分に設け られる前記物体１の首部が溝型材６を介して移動する。 前記横方向支持部材９は例えば前記アーチ部２７を閉鎖するさらに低い脚部で 構成される。 図２に示される実施態様の他の形態によると、エプロン８は側面１１、１２に 角度ゲージ５３、５４を介して固定される。さらに正確には、二つの角度ゲージ ５３、５４は例えばボルト締めネジ式ロッドを使用して側面１１、１２に固定さ れ、前記エプロン８は同種の手段を介して前記角度ゲージ５３、５４に固定され る。 前記横方向支持部材９は、例えば直線状に構成される。従って、横方向支持部 材の寸法精度は改良されることができ、かつエプロンの組立作用／分解作用は単 純化されることができる。 物体１の案内作用を助けるために、本発明による運搬装置はさらに、例えば側 方案内部１９を有し、この側方案内部１９は特に少なくとも一つの案内レール２ ０で構成され、この案内レール２０は前記運搬装置に沿って設けられ、運搬装置 は前記物体１の本体の方向を向き、前記装置はさらに前記案内レールを支持する ための支持ロッド３１を有する。前記案内レール２０の横方向位置は例えば矢印 ２１の方向に関して調整されることができ、一方、前記案内レール２０の垂直方 向位置は例えば矢印２２の方向に関して調整されることができる。 図示される実施態様の特別な形態によると、前記支持ロッド３１と前記案内レ ール２０とは、前記物体１に関する特に水平方向断面 による前記案内レール２０の横方向位置の調整を保証するために回転できる関着 作用によって互いに協動する。このことはさらに詳細に以下に開示される。 さらに、前記側方案内部１９と前記エプロン８とは独立しており、従って、前 記エプロン８が取り外された後に、前記側方案内部１９の調整を乱すという危険 性を伴うことなく、前記送風室４の内部にアクセスすることができ、従って、整 備時に時間を節約するのに役立つ。 この目的のため、前記側方案内部１９および、例えば保護用側部材３６、表示 パネル、運搬されるべき物体の休止装置、もしくは他の物品が設けられる他の補 助的構成要素が補強された側面１１、１２に取り付けられる。従って前記エプロ ン８は前記支持レール５のみを支持する。 この構造体は運搬装置の強度を増すことができ、特に支持レール５を構成する 上部レール３０の調整を乱すことを避けることができる。 一連のボトル、筒形びん、もしくは他の物品が高速で通過すると、これらは実 際に著しい応力を側方案内部１９に適用する。公知な先行技術の運搬装置では、 そのような応力はエプロンに直接的に伝達される。それに対し、本発明の場合で は、前記応力は支持部材９の側方の端部の領域で支持アーマチャ９によって吸収 され、それゆえ、前記応力は前記エプロン８には適用されず、従って、上部レー ル３０の調整が乱されるのを妨げる。この効果を増強するために、前記角度ゲー ジ５３、５４は例えば比較的可撓性のある材料から形成される。 従って、前記長手方向部材１４、１５は例えば前記側方案内部１９を支持する ことができる。この目的のため、前記長手方向部材１ ４、１５にはハウジング２３が設けられ、前記側方案内部１９は支持ロッド３１ の上端部の領域で前記長手方向部材１４、１５に前記ハウジング２３を介して固 定される。 従って、前記長手方向部材１４、１５は、前記溝１７によって送風室の本体７ と取り外し可能なエプロン８との間の気密作用を保証すること、および前記凹部 ２３によって取り外し可能な前記エプロン８と独立した特に前記側方案内部１９ を支持することができる。 さらに、前記長手方向部材１４、１５、前記アーチ部２７、前記角度ゲージ５ ３、５４、および／または前記横方向支持部材９は特にネジとナットのシステム を介して互いに固定される。それにより、ネジの頭は前記長手方向部材１４、１ ５が設けられる少なくとも一つのハウジング３４と協動する。前記長手方向部材 １４、１５の詳細な構造の例は以下に開示される。 実際、本発明はまた上記されるような運搬装置に関する。すなわち、運搬装置 が空気の流れの噴射作用が前記物体１を移動可能とすることを許容する送風室４ と、前記突部２の領域で前記物体１と協動することができる支持レール５とを有 する運搬装置において、前記送風室４および前記支持レール５に沿って前記運搬 装置の各側に設けられた少なくとも二つの長手方向支持部材１４、１５を備えて いることを特徴とする。 従って、前記長手方向支持部材１４、１５は互いに独立した異なる要素を受容 できることによって、本発明による装置がモジュール式となる。 さらに、前記長手方向支持部材１４、１５は送風室４の長手方向の剛性を増し 、さらに例えばより薄いシートメタルを側壁５０、５１に使用することができる 。 図１および図２に示すように、運搬装置が前記支持レール５に固 定されるエプロン８を有しており、前記送風室４および／または前記エプロン８ が直接的もしくは間接的に前記長手方向支持部材１４、１５に固定される。 さらに正確には、図示される特別の実施例によると、前記エプロン８は送風室 ４の下面を形成し、さらに送風室４は少なくとも一つの本体７を有する。特に前 記送風室の本体７は少なくとも二つの側面１１、１２および一つのカバー部１３ を有する。 前記長手方向支持部材１４、１５は、例えば前記運搬装置を床部からおよび／ または天井から支持する支持アーマチャのうちの一つ、前記物体１の搬送作用を 容易にするよう構成される側方案内部１９、および／または搬送時に前記物体１ を保護するよう構成される側部品または側部材３６を受容することができる。 前記長手方向部材１４、１５が例えば側方縁部１１、１２のより低い縁部の領 域などの前記送風室の外側に配置され、前記長手方向支持部材１４、１５が少な くとも、 前記長手方向支持部材１４、１５を前記送風室４に固定する第一の固定手段の 導入を許容することを可能とする第一ハウジング３４と、 前記長手方向支持部材１４、１５を前記支持アーマチャに固定する第二の固定 手段の導入を許容することを可能とする第二ハウジング３２と、 前記長手方向支持部材１４、１５を前記側方案内部１９に固定する第三の固定 手段の導入を許容することを可能とする第三ハウジング２３と、および／または 物体１の流れを調節する異なる部材とを有する。 前記第一ハウジング３４、第二ハウジング３２、および第三ハウジング２３は 例えば前記長手方向部材に沿って、すなわち本発明に よる運搬装置の端から端までに設けられる。 前記第一の固定手段、第二の固定手段、および第三の固定手段は特にネジとナ ットのシステムで構成され、前記ネジの頭は前記ハウジング３４、３２、２３内 に設けられる。 さらに、前記長手方向部材１４、１５は前記側部材３６を挿入することができ るのに適した溝３３を有することができる。 実施態様の第一の形態によると、前記長手方向部材１４、１５は、例えばくぼ みのあるほぼ四角形状として特別に形成されるアルミニウム製部品で構成される ことができる。 従って、第一ハウジング３４が送風室４と対向する側面上に設けられ、第二ハ ウジング３２が他の側面上に設けられ、および第三ハウジング２３が前記溝３６ と共に下面上に設けられる。 さらに、前記長手方向部材１４、１５は、この領域におけるほこりの堆積作用 を妨げるため、平滑であって内側でかつ下側にカーブする上面を有することがで きる。 前記長手方向部材１４、１５には中心合わせ開口５５が設けられ、この中心合 わせ開口５５は、図示しない中心合わせ部材によって、長手方向部材１４、１５ を水平方向に整列することができる。 これに関連して、前記第二ハウジング３２は、各接続部に設けられる図示しな い継目板によってさらにこの調整を高める。この継目板は、例えば表示パネル、 運搬される物体および／または他の物品の休止装置といった補助的装置を支持す る手段を受容するのに使用されることができる。 図示される実施態様の特別な形態によるこの場合には、本発明による運搬装置 は前記されるような側方案内部１９を有する。側方案内部１９は特に少なくとも 前記物体１の本体の反対側にある前記運搬装置に沿って設けられる案内レール２ ０と、前記レール２０の支 持ロッド３１とで構成される。前記支持ロッド３１は規則的な間隔で設けられか つ前記第三ハウジング２３の領域にある長手方向部材１４、１５に固定される。 前記されるように、前記物体１に関する案内レール２０の横方向位置の調整を 矢印２１の方向に関してさらに容易に保証するために、および物体１の水平方向 断面に応じて残留遊びを決定するために、前記ロッド３１と前記案内レール２０ とは少なくとも回転できる関着作用によって互いに協動する。 特に後に詳細に示すように側部材３６が存在する場合には、この型の関着作用 は側方案内部１９の調整を単純化することができる。 実際、本発明は以下に開示されるような運搬装置に関する。すなわち、運搬装 置が空気の流れの噴射作用が前記物体１を移動可能とすることを許容する送風室 ４と、前記突部２の領域で前記物体１と協動することができる支持レール５と、 前記物体１の搬送を容易にすることができる側方案内部１９とを有する運搬装置 において、前記側方案内部１９が少なくとも案内レール２０と、前記案内レール ２０を支持するロッド３１とで構成される。 本発明による運搬装置は例えば二つの前記案内レール２０を有し、この二つの 案内レール２０はわずかな残留遊びを伴って前記物体１の本体の各側に配置され る。特に前記支持ロッド３１は前記運搬装置に沿って規則的な間隔で配置される 。 図３を参照すると、前記ロッド３１と前記レール２０とは少なくとも回転でき る関着作用によって特に矢印５６、５７の方向に関して互いに協動する。前記案 内作用は前記物体に関する矢印の方向２１に関して前記レール２０の横方向位置 を容易に調整することができる。 実際、選択される角度補正によると、前記案内レール２０の中心 から中心までの距離が搬送される物体１、および点線で示すような物体１’の全 体の寸法に適合される。一方、支持ロッド３１もしくは少なくとも前記支持ロッ ド３１の一部は同じ位置に残る。 さらに、そのような関節部によって、支持ロッド３１のうちの一つの角度位置 の調整は、対応する案内レール２０により引き起こされる変位を介して、前記案 内レール２０と協動する他の支持ロッド３１と同時に移動することができる。従 って、運搬装置はさらに迅速に調整されることができる。 図３において、物体１の運搬方向は矢印５８で示される。 さらに図１および図２を参照すると、前記案内レールの垂直方向位置も調整さ れることができる。従って、前記案内レール２０は特に矢印２２の方向に関して 前記支持ロッド３１に沿い並進して移動可能である。 図示される実施態様の形態によると、前記支持ロッド３１はほぼ垂直な軸線５ ９回りに関着されることができ、かつ前記案内レール２０が軸線６０に関して関 着されることができ、前記軸線６０もほぼ垂直でかつロッド３１の前記回転軸線 ５９に関して偏心し、かつ前記ロッド３１から連続する。従って前記軸線５９、 ６０はほぼ平行である。 従って前記案内レール２０および支持ロッド３１は運搬装置の挿入時および／ または搬送されるべき物体１の型の変更時に調整されることができる。前記物体 が搬送されると、前記案内レール２０および支持ロッド３１は当然のことながら 所定の場所に固定される。 図示される実施態様の特別の形態によると、前記側方案内部１９の前記支持ロ ッド３１はＵ字形状である。前記Ｕ字形状の一方の脚部６１は前記回転軸線５９ に沿って配置される。同時に、前記Ｕ字形状の他方の脚部６２は偏心する前記軸 線６０に沿って配置され、 かつ前記案内レール２０が前記脚部６２回りで垂直方向に自由に回転するよう位 置決めされることができる。 Ｕ字形状の一方の脚部６１は他方の脚部６２よりも長くされることができ、か つ側方案内部１９はフック形状である。 前記案内レール２０は例えば回転部材６３で構成され、回転部材６３は前記支 持ロッド３１と協動し、支持ロッド３１を介して案内ロッド６４を滑動させる。 案内ロッド６４は前記物体１の経路上に設けられる。 実施態様の第一の形態によると、前記側方案内部１９は前記送風室４によって 支持される。さらに正確には、前記送風室４は四角形状の構成であり、かつ前記 側方案内部１９は例えば送風室４の内側面および／または側面によって支持され る。 図に対応する実施態様の他の形態によると、前記側方案内部１９は長手方向部 材１４、１５によって支持され、長手方向部材１４、１５は本発明による運搬装 置の前記送風室に沿って前記レール５の各側に設けられうる。 さらに、前記支持ロッド３１は例えば側部材３６の支持作用を保証するのを可 能とし、側部材３６は物体１の経路に沿って前記物体１を保護するよう構成され る。この目的のため、本発明による運搬装置は特につば部もしくはフランジ６６ を介して前記ロッド３１と協動する前記側部材３６を支持する支持アーマチャ６ ５を有する。つば部もしくはフランジ６６においては、前記ロッドは自由に回転 できる。 図４に示すように、前記ロッド３１は第二の横方向案内ロッド６７を支持する のに適切であることができ、第二の横方向案内ロッド６７は例えばリンク６８を 介して一方では前，記支持ロッド３１、特に脚部６１に関して回転可能に関着さ れ、他方では、前記第二の案 内ロッド６７に関して回転可能に関着される。 ピストン型のジャッキ６９が運搬装置の固定される部分上に取り付けられ、か つ前記脚部６１に関する前記リンク６８の回転を矢印７０の方向に関して制御す る。 従って、第二の前記ロッド６７の中心から中心までの距離は調整されることが でき、作用時には第一のロッド６４の中心から中心までの距離が固定されながら 、例えば１リットルのボトルからより狭い０．５リットルのボトルへ、さらにこ の逆も同様に横方向案内システムの調整が適合されるのを許容する。 従来技術において当業者の理解力の範囲である実施態様の他の形態は本発明の 範囲を逸脱することなく考慮されることができる。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 ９６／１２９３０ (32)優先日 平成８年10月18日(1996．10．18) (33)優先権主張国 フランス（ＦＲ） (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，Ｓ Ｄ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＵ ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＮ， ＣＵ，ＣＺ，ＥＥ，ＧＥ，ＧＨ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，Ｉ Ｓ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ， ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，Ｓ Ｇ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＷ 【要約の続き】 が少なくとも回転できる関着作用によって互いに協動す る。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．首部（３）の領域に突部（２）を有する特にボトル、筒形びん、もしくは 他の物品といった物体（１）を運搬する運搬装置が、空気の流れの噴射作用が前 記物体（１）を移動可能にすることを許容する送風室（４）と、前記突部（２） の領域で前記物体（１）と協動する支持レール（５）とを有する運搬装置におい て、前記送風室（４）が送風室の本体（７）とエプロン（８）とで構成され、こ のエプロン（８）は前記送風室の本体（７）に関して取り外し可能であり、前記 支持レール（５）が前記エプロン（８）に固定されることを特徴とする運搬装置 。 ２．前記エプロン（８）と前記送風室の本体（７）との間の連結部の気密作用 を保証する手段（１０）を有することを特徴とする請求項１に記載の運搬装置。 ３．補強された骨組として構成される前記送風室の本体（７）が補強された側 面（１１、１２）と、前記側面（１１、１２）と一体となった横方向支持部材（ ９）とを有することを特徴とする請求項２に記載の運搬装置。 ４．前記補強された側面（１１、１２）が前記送風室の本体（７）に沿って側 方に設けられる二つの長手方向支持部材（１４、１５）、および／または前記補 強された側面（１１、１２）が同じ方向に規則的な間隔で配置されるアーチ部（ ２７）で構成される補強アーマチャを有し、長手方向支持部材（１４、１５）と 補強アーマチャとが前記送風室の本体（７）の側壁（５０、５１）を挟むことを 特徴とする請求項３に記載の運搬装置。 ５．気密作用を保証する前記手段（１０）が前記送風室の本体（７）と気密に 一体に構成される前記長手方向支持部材（１４、１５ ）、および／または前記エプロン（８）に沿って設けられる接続部（１６）で構 成され、接続部（１６）は前記長手方向支持部材（１４、１５）と協動すること ができることを特徴とする請求項４に記載の運搬装置。 ６．前記長手方向支持部材（１４、１５）が前記接続部（１６）を受容するこ とができる少なくとも一つの溝（１７）を有することを特徴とする請求項５に記 載の運搬装置。 ７．運搬装置が物体（１）の案内作用を容易にすることができる側方案内部（ １９）をさらに有しており、ハウジング（２３）が設けられる前記長手方向部材 （１４、１５）が前記側方案内部（１９）を支持することができることを特徴と する請求項４に記載の運搬装置。 ８．前記側方案内部（１９）が前記運搬装置に沿って設けられる物体（１）の 本体と対向する少なくとも一つの案内レール（２０）と、前記案内レール（２０ ）を支持する支持ロッド（３１）とで構成され、前記物体（１）に関して前記案 内レール（２０）の横方向位置の調整を保証するために、前記ロッド（３１）と 前記案内レール（２０）とが少なくとも回転できる関着作用よって互いに協動す ることを特徴とする請求項６に記載の運搬装置。 ９．前記送風室の本体（７）がカバー部（１３）を有し、かつ前記アーチ部（ ２７）が前記カバー部（１３）に固定されることを特徴とする請求項４に記載の 運搬装置。 １０．Ｕ字形状に構成される前記カバー部（１３）が前記側面（１１、１２） の間で樋部（２６）を画定することを特徴とする請求項９に記載の運搬装置。 １１．首部（３）の領域に突部（２）を有する特にボトル、筒形びん、もしく は他の物品などの物体（１）を運搬する運搬装置が、 空気の流れの噴射作用が前記物体（１）を移動可能とすることを許容する送風室 （４）と、前記突部（２）の領域で前記物体（１）と協動することができる支持 レール（５）とを有する運搬装置において、前記送風室（４）および前記支持レ ール（５）に沿って前記運搬装置の各側に設けられた少なくとも二つの長手方向 支持部材（１４、１５）を備えていることを特徴とする特に請求項１に記載の運 搬装置。 １２．運搬装置が前記支持レール（５）に固定されるエプロン（８）を有して おり、前記送風室（４）および／または前記エプロン（８）が直接的もしくは間 接的に前記長手方向支持部材（１４、１５）に固定されることを特徴とする請求 項１１に記載の運搬装置。 １３．前記長手方向支持部材（１４、１５）が、前記運搬装置の支持アーマチ ャのうちの少なくとも一つ、前記物体（１）の搬送作用を容易にするよう構成さ れる側方案内部（１９）、および／または搬送時に前記物体（１）を保護するよ う構成される側部材（３６）を受容することができることを特徴とする請求項１ １に記載の運搬装置。 １４．前記長手方向支持部材（１４、１５）が少なくとも、 前記長手方向支持部材（１４、１５）を前記送風室（４）に固定する第一の固 定手段の導入を許容することを可能とする第一ハウジング（３４）と、 前記長手方向支持部材（１４、１５）を前記支持アーマチャに固定する第二の 固定手段の導入を許容することを可能とする第二ハウジング（３２）と、 前記長手方向支持部材（１４、１５）を前記側方案内部（１９）に固定する第 三の固定手段の導入を許容することを可能とする第三ハウジング（２３）とを有 することを特徴とする請求項１３に記載 の運搬装置。 １５．前記長手方向支持部材（１４、１５）が前記側部材（３６）の挿入作用 を許容するのを可能とする溝（３３）を有することを特徴とする請求項１４に記 載の運搬装置。 １６．前記長手方向支持部材（１４、１５）がアルミニウム製の成形部品で構 成されることを特徴とする請求項１１に記載の運搬装置。 １７．前記長手方向支持部材（１４、１５）がほぼ四角形状であり、第一ハウ ジング（３４）が送風室（４）と対向する側面上に設けられ、第二ハウジング（ ３２）が他の側面上に設けられ、および第三ハウジング（２３）が前記溝（３６ ）と共に下面上に設けられることを特徴とする請求項１５に記載の運搬装置。 １８．前記長手方向支持部材（１４、１５）が、ほこりの堆積を妨げるために 外側でかつ下側にカーブする平滑な上面を有することを特徴とする請求項１７に 記載の運搬装置。 １９．前記側方案内部（１９）が少なくとも前記物体（１）の本体と対向する 前記運搬装置に沿って設けられる案内レール（２０）と、前記案内レール（２０ ）を支持するロッド（３１）とで構成され、前記物体（１）に関して前記案内レ ール（２０）の横方向位置の調整を保証するために、前記ロッド（３１）と前記 案内レール（２０）とが少なくとも回転できる関着作用によって互いに協動する ことを特徴とする請求項１３に記載の運搬装置。 ２０．首部（３）の領域に突部（２）を有する特にボトル、筒形びん、もしく は他の物品などの物体（１）を運搬する運搬装置が、空気の流れの噴射作用が前 記物体（１）を移動可能とすることを許容する送風室（４）と、前記突部（２） の領域で前記物体（１）と協動することができる支持レール（５）と、前記物体 （１）の搬送 を容易にすることができる側方案内部（１９）とを有する運搬装置において、前 記側方案内部（１９）が少なくとも案内レール（２０）と、前記案内レール（２ ０）を支持するロッド（３１）とで構成され、前記物体（１）に関して前記案内 レール（２０）の横方向位置の調整を保証するために、前記ロッド（３１）と前 記案内レール（２０）とが少なくとも回転できる関着作用によって互いに協動す ることを特徴とする特に請求項１もしくは１１に記載の運搬装置。 ２１．前記支持ロッド（３１）はほぼ垂直な軸線（５９）回りで回転可能な関 着が可能であり、かつ前記案内レール（２０）が軸線（６０）に関して回転可能 な関着が可能であり、前記軸線（６０）もほぼ垂直でかつロッド（３１）の前記 回転軸線（５９）に関して偏心し、かつ前記ロッド（３１）から連続することを 特徴とする請求項２０に記載の運搬装置。 ２２．前記側方案内部（１９）を支持する前記ロッド（３１）がＵ字形状であ り、前記Ｕ字形状の一方の脚部（６１）が前記回転軸線（５９）に沿って配置さ れ、かつ他方の脚部（６２）が前記案内レール（２０）の垂直方向の位置決め作 用を保証することを可能とし、前記案内レール（２０）が前記他方の脚部（６２ ）回りで自由に回転することを特徴とする請求項２１に記載の運搬装置。 ２３．前記側方案内部（１９）が前記送風室（４）により支持されることを特 徴とする請求項２２に記載の運搬装置。 ２４．前記送風室（４）が四角形状に構成され、かつ前記側方案内部（１９） が前記送風室（４）の下面および／または側面によって支持されることを特徴と する請求項２３に記載の運搬装置。 ２５．運搬装置が前記送風室（４）に沿って前記支持レール（５）上に長手方 向支持部材（１４、１５）をさらに有しており、前記側方案内部（１９）が前記 長手方向支持部材（１４、１５）により 支持されることを特徴とする請求項２０に記載の運搬装置。 ２６．前記支持ロッド（３１）が前記物体（１）の経路に沿って前記物体（１ ）を保護するよう構成される側部材（３６）の支持作用を許容するのを可能とす ることを特徴とする請求項２０に記載の運搬装置。