JP2000513530A - 可視標示および投影された英数字符号、グラフィックおよび写真画像および/または3次元トモグラフの光学的検出および記憶のための検出装置 - Google Patents

可視標示および投影された英数字符号、グラフィックおよび写真画像および/または3次元トモグラフの光学的検出および記憶のための検出装置

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Abstract

(57)【要約】 読み取り装置には、投影装置が設けられており、該投影装置は、ビーム源の光を、英数字符号、グラフィックまたは写真画像の標示された平面の所定の部分に投影し、光学ユニットが設けられており、該光学ユニットは、標示平面から反射されたビーム源の光を捕獲し、画像センサに結像し、該画像センサは光を電子信号列に変換し、運動検出器が設けられており、該運動検出器は、読み取り装置が標示平面に対して平行運動するときに該読み取り装置の位置を表す同期信号を形成し、信号処理ユニットが設けられており、該信号処理ユニットは、画像センサの信号を、同期信号を用いて、表示平面の任意に選択可能な部分の英数字情報、グラフィック情報または画像情報に、符号コードに依存せずに含まれる情報パケットに変換し、電子処理のためにメモリユニットに呼び出し可能にファイルする。

Description

【発明の詳細な説明】 可視標示および投影された英数字符号、グラフィックおよび写真画像の光学的 検出および記憶のための読み取り装置 WO92/11610からすでに、英数字符号を電子的に検出および記憶する ためのスキャナが公知である。この機器では、ビーム源の光がプロジェクト装置 を介して英数字符号により標示された平面の所定の部分に投影され、反射された 光が光学ユニットを介して画像センサに結像され、画像センサは光を電子信号の シーケンスに変換する。ここで運動検出器が、文字列に沿ったスキャナの運動を 記録する。読み取り装置に組み込まれた信号処理電子回路は画像センサの信号を 、それぞれ英数字シンボルに相応する符号列に変換する。符号は英数字シンボル として、組み込まれたメモリにファイルすることができる。しかしまたインター フェースを介してさらなる処理のためにコンピュータに伝送することもできる。 この種のスキャナは英数字符号のラインごとの検出と記憶に制限されており、 グラフィック表示または写真画像を検出することはできない。 従って本発明により、英数字符号の他にグラフィックおよび写真画像の光学的 検出、記憶、電子的処理が 任意に選択された大きさおよび形式で可能であるような読み取り装置が提供され る。 この課題は、投影装置が設けられており、 該投影装置は、ビーム源の光を、英数字符号、グラフィックまたは写真画像の 標示された平面の所定の部分に投影し、 光学ユニットが設けられており、 該光学ユニットは、標示平面から反射されたビーム源の光を捕獲し、画像セン サに結像し、 該画像センサは光を電子信号列に変換し、 運動検出器が設けられており、 該運動検出器は、読み取り装置が標示平面に対して平行運動するときに該読み 取り装置の位置を表す同期信号を形成し、 信号処理ユニットが設けられており、 該信号処理ユニットは、画像センサの信号を、同期信号を用いて、表示平面の 任意に選択可能な部分の英数字情報、グラフィック情報または画像情報に、符号 コードに依存せずに含まれる情報パケットに変換し、電子処理のためにメモリユ ニットに呼び出し可能にファイルすることにより解決される。 規定通りの使用において、本発明の読み取り装置は、英数字符号、グラフィッ クまたは写真画像の標示された平面の任意に選択可能な部分を光学的に変換し、 光学的信号を電子信号のシーケンスに変換する。この 信号シーケンスはオリジナルの画像情報を保持したまま後での電子処理に対して 適した形態で記憶され、再び呼び出すことができる。これにより、“OCR”(O ptical Character Recogniton)テキスト識別ソフトが不要になる。 照明は有利には単色光により行うべきである。これは光学的検出の分散による 歪みを回避するためである。赤外線ビームがここで特に適する。なぜなら、赤外 線ビームは通常使用される標示平面、例えば紙で可視光線よりも大きな侵入深さ を有し、従って検出すべき情報を表面の汚れから区別することができるからであ る。 検出すべき平面を可変調整できるようにするため、読み取り装置に投影装置を 設け、この投影装置が可変アパーチャを備えた絞りを有すると有利である。これ に特に適するのはスリット絞りであり、そのスリットの大きさは無段階で調整可 能であり、アーム状の部分の検出が可能である。 読み取り装置の簡単な構成が対象である場合の本発明の有利な発展形態では、 ビーム源が画像センサに組み込まれる。これによりビーム源の光を、反射光と同 じ光学的チャネルを通して導くことができる。 運動検出器が読み取り装置に固定的に結合され、走査素子を有し、この走査素 子が回転対称に構成され、少なくとも1つの軸を中心に回転可能に運動検出器に 支承して配置され、かつ検出すべき平面に沿って案内できるようにすると特に簡 単で取扱いが容易である。 読み取り装置の標示平面上の動きの検出は有利には、ホール効果を用いて行う 。本発明の別の重要な実施形態では、運動検出器は走査素子を備えたホール素子 を有し、走査素子は不均一な磁界により取り囲まれる。走査素子の回転運動は、 ホール素子に誘導されるホール電圧の周期的な変化を引き起こす。このような作 用によって読み取り装置の標示平面における位置を検出することができる。 別の実施形態では、走査素子は自由回転可能に支承されたボールから成り、こ のボールの表面に均一な間隔で磁極片が配置される。これにより読み取り装置の 標示平面上での運動を水平方向でも垂直方向でも検出することができる。 別の実施形態では、読み取り装置に電子的ロックが設けられ、この電子的ロッ クの操作により信号処理ユニットによって情報パケットにファイルすべき標示平 面の部分を自由に検出することができる。 高速の情報処理のためには、情報パケットの記録のための所定のメモリを信号 処理ユニットに組み込む。 別の実施例によれば、信号処理ユニットは外部メモリを接続するための装置を 有する。これによって大量のテキストまたは複雑な画像ドキュメントを記憶する ことができる。 信号処理ユニットおよびメモリユニットがすでに画像センサに組み込まれてい れば、消費電流および動作電圧を格段に低減することができる。 データの外部処理のためには、読み取り装置の信号処理ユニットおよび/また はメモリユニットがデータ伝送のためのインターフェースにより外部機器と光学 的、電子的または電子光学的に接続されていると有利である。 取扱いを容易にするために、読み取り装置にバッテリー電流供給部を設け、こ のバッテリー電流供給部が有利には再充電可能なバッテリーにより駆動できるよ うにする。バッテリーの充電に対する電流供給は、読み取り装置から取り外し可 能な並進装置を介して行うか、またはインターフェースと接続されたケーブルを 介して行うことができる。最適にはバッタリーの充電は充電電子回路を有利には コンピュータインターフェースカードに組み込むことにより行い、この充電電子 回路は充電過程を常時電子的に制御する。 検出または記憶されたデータを常時制御するための手段も有利である。このた めには本発明の別の実施例で同じようにモニタを用い、モニタは信号処理ユニッ トに組み込まれた信号処理チップにより制御される。検出された画像情報はこれ によりオンラインで可視的に表示することができる。しかしメモリユニットにフ ァイルされ、読み出し可能な画像表示として見ること のできるすべての情報パケットを呼び出すことができる。ここではモニタも差込 ユニットとして構成することができ、モニタは必要に応じて読み取り装置に接続 され、またこれから分離することができる。 現在のマイクロ電子回路ではスペースが僅かしか必要ないので、特に有利には 本発明を携帯機器、例えば万年筆ホルダの形態に構成することができる。 本発明の別の実施形態では、検出すべき符号、グラフィックまたは画像がバー によりマークされる。このバーは可視光線と合同に重畳された赤外線バーからな る。反射された光束は、赤外線だけを通過させるハーフミラーによって可視成分 と赤外線成分とに分解される。ここでは赤外線成分だけが画像検出に使用される 。 この赤外線画像検出の利点は、汚れたり不鮮明である符号も画像センサにより 処理し、評価することのできることである。とりわけ、マークに用いた可視光線 の色と同じ符号も画像センサにより検出することができる。 別の実施形態では、読み取り装置は運動検出器を有し、この運動検出器は標示 平面に対して平行な読み取り装置の運動を無接触で検出することができる。この ことはとりわけ、標示平面が走査ボールによる運動検出を簡単に許容しない場合 、表面構造がレリーフ状である場合、または表面が接触に対して脆弱である場合 に有利である。無接触検出手段として、ここでは光学的センサ装置があるが、し かし超音波または磁界を用いた運動検出のような他の手段も考えられる。 運動を検出するための特に有利な手段として請求項27では、フォトダイオー ドが設けられる。このフォトダイオードは標示平面から反射されたビーム源の光 を検出する。ここでビーム源は画像記録のために設けられたビーム源とすること もできる。しかし運動検出のための別個のビーム発生器も考えられる。フォトダ イオードは読み取り装置の規定通りの使用では、標示平面に対して実質的に平行 の面に次のように配置される。すなわち、フォトダイオードから送出された電気 信号の時間的シーケンスに基づいて、読み取り装置の運動を標示平面に対して一 義的に対応付けすることができるように配置される。平面に対して平行である任 意の運動をこのように検出できるようにするため、フォトダイオードを面内の少 なくとも2つの異なる方向で距離的に離すことが必要である。同時にフォトダイ オードから送出された信号を基準信号として用いることができる。これは補正調 整を実行するためであり、例えばテキストを正しいラインで検出することを保証 するためである。 有利には運動検出器は、読み取り装置の標示平面からの垂直間隔を検出するた めの手段を有する。有利には垂直間隔の測定は光学的または赤外線光学的に行い 、例えば1つまたは複数のフォトダイオードにより標示平面から反射された光を 検出する。ここでも別個のビーム発生器を垂直間隔測定のために設けることがで きる。しかし運動検出器および/または画像記録のビーム源をそのために使用す ることも考えられる。 請求項29による実施例では、読み取り装置を標示平面に対して一定の間隔に 保持する必要がなくなる。この改善実施例では、フォーカスユニットの焦点距離 が、適切な測定手段によって検出された読み取り装置と標示平面との垂直間隔に 依存して次のように調整される。すなわち、任意の垂直間隔でも標示平面が画像 センサに常にシャープに結像されるように調整される。 有利な改善実施例では、運動および/または垂直間隔の検出のために使用され るビーム源が運動検出器に組み込まれる。有利にはこのようなビーム源として半 導体ビーム発生器がある。これは製造が安価であり、スペースおよびエネルギー をあまり必要としない。 別の有利な実施例では、運動検出手段および/または垂直間隔検出手段および /またはビーム源、すなわち半導体ビーム発生器が1つのマイクロチップに集積 され、このマイクロチップが運動検出器に配置される。 請求項32によれば、運動検出手段および/または垂直間隔検出手段から送出 された信号がデジタル同期 信号に変換され、このデジタル同期信号が読み取り装置のメモリユニットに、同 時に記録された画像情報の情報パケットと共に記憶される。このようにしてデー タを外部機器、例えばPCに伝送するような場合でも画像情報を縮尺通り正しく 再生することができる。 請求項33の実施例では、読み取り装置は3次元情報を検出するのに適する。 このために画像センサは相応の手段を有し、この手段は対象物の3次元符号の検 出を可能にする。このような手段は例えば立体顕微鏡またはホログラムである。 対象物の3次元符号を検出するための特に有利な手段として請求項34によれ ば、画像センサが設けられ、この画像センサは2つの検知マトリクスを有し、こ れら検知マトリクスは読み取り装置の光学ユニットのビーム源から放射された周 波数スペクトルのうちの一部のスペクトル成分だけに対して感度を有する。そし て2つのスペクトル成分は相互に重なっていない。3次元検出のために2つの検 知マトリクスが、例えば双安定マルチバイブレータにより時間的にずらされて制 御され、2つの検知マトリクスの異なる画像情報が適切なデータ処理により、標 示平面の3次元構造についての情報に変換される。 請求項35による読み取り装置の実施例では、送受信ユニットを有し、これに よって外部計算器とのワイヤレス通信が可能である。 手書き文字情報もEDV読み取り可能情報に変換することができるようにする ため、信号処理ユニットは記憶媒体とデータ交換し、この記憶媒体は相応の基準 情報を含んでいる。例えばこのようにして手書き文字情報を標準16進文字符号 として画像メモリにファイルすることができる。 別の有利な実施例では、読み取り装置に入力ユニット、例えばキーボードが設 けられている。これによって、選択された処理プログラムについての情報、例え ばテキストプログラム、テーブルプログラム、またはグラフィックプログラムを 呼び出し、または入力することができる。 有利な実施例では、読み取り装置は少なくとも2つの別個の、自立的に機能す るユニットからなる。読み取りユニットは英数字符号、グラフィックまたは写真 画像の形態で標示平面上にある情報を検出するのに用いる。有利にはワイヤレス データ伝送によって、これら情報は処理ユニットに伝送され、処理ユニットによ り読み出されたデータが処理される。処理ユニットは機能的に自立したユニット 、例えば制御ユニットと標示ユニットに分割することもできる。この種の構成形 態により、読み取り装置の取扱いが容易になる。例えば読み取りユニットは、デ ータ処理ハードウェアへの組み込み、およびこれに必要な冷却システム等を省略 して、小型の軽い読み取りペンとして構成することが できる。 有利には前記の読み取り装置の制御ユニットには、制御命令またはその他の情 報を入力するためのセンサ手段が設けられる。いわゆるタッチペンを使用すれば 、読み取り装置をキーボードレスポケットPCとして使用することができる。タ ッチペンとして例えば相応に構成された読み取りユニットが使用される。 別の実施形態では、読み取りユニットが同時に筆記用具としても構成され、読 み取りユニットにより前もって手書きされた情報を処理することができる。 本発明の詳細に説明するために、添付図面に基づき実施例を説明する。 図1は、携帯機器として構成された読み取り装置の構成を示し、この読み取り 装置は運動検出器、光学系、信号処理ユニット、集積バッテリー給電ユニットお よび集積インターフェースを有する。 図2は、規定通りの使用での読み取り装置12の斜視図である。 図3は、画像センサ、フォーカスユニットおよびスリット絞りからなる、読み 取り装置の光学系の縦断面図である。 図4は、光学系のスリット絞りの平面図である。 図5は、いわゆるホール効果を説明するために原理略図である。 図6は、ホール発生器として構成された運動検出器 の構造を示す断面図である。 図7は、ホール発生器ユニットとして構成された運動検出器の構造を示す斜視 図である。 図8は、運動検出器の側面図である。 図9は、読み取り装置の概略的構造を示すブロック図である。 図10は、読み取り装置による情報の読み取りと記憶を説明するための図であ る。 図11は、読み取り装置により検出されたデータを電子データ処理装置に伝送 する様子を示す説明図である。 図12は、差込ユニットとして構成されたモニタを使用している斜視図である 。 図13は、モニタ自体の斜視図である。 図14は、モニタ差込ユニットを使用していない読み取り装置の斜視図である 。 図15は、赤色光ビーム発生器、赤外線ビーム発生器およびビーム路に配置さ れたハーフミラーを装備した光学系の縦断面図である。 図16は、標示平面から反射された光のビーム路を示した図15の光学系の縦 断面図である。 図17は、無接触運動検出器、調整可能な焦点光学系および入力ユニットを有 する読み取り装置の別の実施例の構造を示す概略図である。 図18は、図17の無接触運動検出器の縦断面図で ある。 図19は、図18の運動検出器の検出手段の作用を示す概略図である。 図20は、図17ないし図18の運動検出器の作用を説明するためのブロック 図である。 図21は、3次元対象物を検出するための画像センサの作用を説明するための ブロック図である。 図22から図24は、読み取り、制御および表示のための装置がそれぞれ別個 の、相互にデータ交換するユニットとして構成された別の実施例の読み取り装置 の概略図であり、 図22は、読み取りユニット、 図23は、制御ユニット、 図24は、このような読み取り装置の指示ユニットを示す。 図1に示された読み取り装置1には、これと固定的に結合された運動検出器2 が設けられており、この運動検出器はハンドグリップとして構成されたケーシン グ3から突出している。ケーシング3には、画像検出に用いる光学系4,多芯接 続ケーブル5を介して光学系4と接続された基板6、さらにインターフェース1 0が組み込まれている。基板6には信号処理ユニット7と、充電可能なバッテリ ー9を備えたバッテリー電流供給ユニット8が配置されている。またインターフ ェース10は接続ケーブル11を介して基板と電子的 に接続されており、インターフェースカード12を有している。 画像検出に用いる光学系4は、CCD画像センサ14を有する。CCD画像セ ンサは光を電子画像信号に変換し、この中には例えばグリーン光を放射する半導 体ビーム発生器17が組み込まれている。画像センサ14には光学的フォーカス ユニット18を備えた投影装置15が配置されている。フォーカスユニット18 はそれぞれ1つの両凸レンズ、片凹レンズ、両凹レンズ、並びに1つのスリット 絞りから成る。スリット絞りは投影装置15の片側に配置されており、投影装置 は読み取り装置の規定通りの使用時には検出すべき情報を担持する情報担体に向 けられている。スリット絞り16は2つの薄板23,23’を有し、これらは回 転可能な調整リング25を介して可変調整可能なスリット24を形成する。スリ ット調整の際にはスリット薄板23,23’が、案内レール28と固定結合した ばね29,29’のそれぞれ2つの半径方向で外側に向いた力により、調整リン グ25と固定結合した楕円フレーム26に対して押し付けられる。スリット薄板 は、投影装置28と固定結合した円盤27上に配置された2つの案内レール28 に沿って半径方向に案内される。ここで楕円フレーム26は、薄板23,23’ がその案内方向により、フレーム26により形成される楕円の短軸に対して平行 に配置されるときスリット 24が完全に閉じられるように構成されている。調整リング25の回転により、 スリット薄板23,23’はスリット24を拡大しながら相互に押圧される。ス リットの最大の大きさは、薄板23,23’がその案内方向により、フレーム2 6により形成される楕円の長軸に対して平行に配置されるよう調整されるときに 達成される。 フォーカスユニット18とスリット絞り16との共働作用によって、検出すべ き情報を有する平面20のほぼ矩形のバーの形状である任意に選択可能な部分1 9は次の場合に半導体ビーム発生器17の光によって照射される。すなわち、読 み取り装置が図2からわかるように規定通りの使用時に英数字符号、グラフィッ クまたは写真画像のある平面に沿って案内されるときに照射される。標示平面20 から反射され、フォーカスユニットのスリット絞りを通過した後、画像センサ1 4に投影された光はこの画像センサ14でそれ自体公知のように電子信号に変換 される。 情報の設けられた平面20の比較的に大きな部分を検出することができるよう にするためには、運動検出器2が読み取り装置1の標示平面20に沿った運動を 検出し、相応の同期信号を信号処理ユニット7にさらに供給する必要がある。図 1に示された読み取り装置では、いわゆるホール効果を検出のために使用する運 動検出器2が取り扱われる。ここでは導通導体の形態 のホール素子30に磁界が通過する。磁界がホール素子30の電流に及ぼす作用 によって、電流通過方向に対して横方向に電圧32が誘起される。 運動検出器2は、標示平面20に向いた側に自由に回転可能に支承された走査 ボール33を有する。この走査ボールの表面には小さな磁極片34が相互に均等 の間隔で配置されている。読み取り装置1と固定結合され、走査ボール33から 間隔をおいて配置されたホール素子30に対する走査ボール33の運動により、 ホール素子30を通過する磁界が周期的に変化する。これにより、相応して周期 的な電圧の変化がホール素子30に生じる。走査ボール33の2次元運動を検出 することができるようにするためには、2つのホール素子35,36が必要であ る。これらホール素子は走査ボール33から間隔をおき、相互に垂直に配置され 、それぞれに電流が次のように通過する。すなわち、それらから出力される電圧 信号により走査ボール33の所定の回転運動を一義的に推定できるように通過す る。 画像センサ14の電子画像信号とホール素子30の信号は電子信号処理ユニッ ト7に供給される。画像信号は増幅段41で電子的に増幅され、A/Dコンバー タ42に供給され、並びにデジタル形態でメモリユニット47にファイルされる 。ホール素子30の信号はパルス分配器43で同期信号44に変換される。電子 ロック回路45は同期信号44のシーケンスの開始と終了を検出し、ひいては標 示平面20の検出すべき部分10の大きさを検出する。このようにして電子時限 回路50により制限された同期信号44は、図10に示すようにメモリユニット 47から呼び出された画像信号と共に信号処理ユニット48に供給され、デジタ ル情報パケット51に変換される。このデジタル情報パケットはメモリ49のメ モリアドレスの下に記憶される。メモリ49に設けられた装置56により、さら なる外部メモリ57の接続によって記憶容量を拡大することができる。 図示の読み取り装置1の実施例では、信号処理ユニット7はケーブル11を介 してインターフェース10と接続されている。このインターフェースにより外部 の電子データ処理装置と接続することができる。このことは図11に示すように 、インターフェースケーブル60を介して、または並進装置62を介して行われ る。インターフェースケーブル60はインターフェース10によりソケットを介 して直接、外部電子データ処理装置70に接続することができる。並進装置62 には読み取り装置1が切欠部63で形状結合しているが、取り外すことができる 。ここには、インターフェース10に適合する接続装置66が設けられており、 インターフェースケーブル64およびソケット65を介して外部データ処理装置 70と接続することができ る。 読み取り装置1は、ハンドグリップとして構成されたケーシング3の中に、基 板6に配置されたバッテリー電流供給ユニット8を有する。このユニットは読み 取り装置1の動作のために必要な電流全体を送出し、有利には充電可能なバッテ リー9により駆動される。バッテリー9は並進装置62を介して、またはインタ ーフェースケーブル60を介して充電することができる。ここでバッテリーは、 インターフェースカード72にある充電電子回路によって監視される。電圧制御 器73が接続ケーブル74,75を介してインターフェース10およびバッテリ ーユニット8と接続されている。電圧制御器は電子要素の駆動に対して必要な動 作電圧および制御電圧を形成し、バッテリー9の電圧を監視し、制御する。 図12は、図1の実施例に対して変形された読み取り装置1’の実施例を示す 。この読み取り装置1’は装置80を有し、この装置には、モニタ81を差込ユ ニットとして接続ソケット82,82’を介して機械的にしっかりと、しかし脱 着可能に挿入することができる。このときに読み取り装置1’との電気接続も行 われる。モニタ81の制御は、信号処理ユニット7に組み込まれたビデオチップ 83を介して行われる。ビデオチップは、メモリアドレス52にファイルされた 情報パケット52にアクセスし、LCDモニタ81に 配置されたディスプレイ84上での表示を可能にする。 ここまで説明した読み取り装置では、半導体ビーム発生器17から放射された ビームが可視太陽光線スペクトル領域にあり、投影装置15とスリット絞り16 を介して検出すべき媒体に投影され、例えばバー19またはフレームとして見る ことができる。投影されたバーまたはフレームの幾何学的大きさは、調整リング 25により無段で調整可能なスリット絞りのスリットの大きさにより定められる 。従って投影された位置バー19だけが検出すべき文字またはグラフィックの大 きさに適合されるのではなく、CCD画像センサでの画像処理に対する光学的検 出領域も定められる。投影されたビームは、標示平面20の照射部分19から反 射され、反射ビームとして反対方向に、ビーム路に配置されたスリット絞りおよ び光学系を介してCCD画像センサ14に達する。そしてこの反射ビームは、そ れぞれの部分19の画像情報をすべて含んでいる。モニタ81により検出すべき 媒体の大きさが表示される場合には、視覚的表示は正確にCCD画像センサ14 が検出する画像情報に相当する。 CCD同期信号に対するパルスは、ホール素子30および走査ボール33から 成るホール発生器により形成される。このパルスはコンバータ団42を介して信 号処理ユニット7に供給される。ホール効果に対して 必要な磁界31は、走査ボール33の表面直下に均等に配置された磁極片34に より形成される。電子ロック回路45に対する制御パルスは圧力走査子46によ り送出される。 図15と図16に示した光学系では、図3に対して100を加えた参照符号が 使用されている。光学系104はここでもCCD画像センサ114と投影装置1 15を有する。CCD画像センサ114には赤外線ビーム発生器117が組み込 まれている。また投影装置115はフォーカスユニット118とスリット絞り1 16を有する。このフォーカスユニットはフォーカスユニット18と同じように それぞれ1つの両凸レンズ、片凹レンズ、両凹レンズからなる。図3に示した光 学系4と異なる点は、光学系114には赤外線ビーム発生器117のビーム路に 対して垂直に配置された赤色光ビーム発生器121とハーフミラー122が装備 されている点である。ミラー122は同じように赤外線ビーム発生器117と赤 色光ビーム発生器121のビーム路に配置されており、赤色光ビーム発生器から 横方向に照射された赤色光は透過させず、これに対して赤外線に対しては透過性 である。 光学系114の装備された読み取り装置の規定通りの使用時には、ハーフミラ ー122を通過する赤外線と横方向から照射される赤色光が焦点装置118を通 過する。赤色光はミラーで赤外線の方向に偏向される 。そしてこれらの光線はスリット絞り116の調整に依存して任意に選択可能な 、情報を有する平面20の部分に到達する。このことが図15に示されている。 平面20で入射方向に反射された赤色光には赤外線が重畳されており、平面20 の選択された部分の情報すべてが含まれている。反射された光の赤色光成分は、 kの光に対しては非透過性のハーフミラー122で赤色光ビーム発生器に偏向さ れる。一方、赤外線成分はミラー122を通過し、CCD画像センサ114で記 録される。このCCD画像センサは反射された赤外線に含まれる光信号を電気信 号に変換する。 図17に示された読み取り装置200は図1の読み取り装置とは次の点で異な る。すなわち、ケーシング201に無接触運動検出器202が、走査ボール33 を有する運動検出器2の代わりに組み込まれており、さらに調整可能なフォーカ スユニット203を有する光学系204が調整不能な光学系4の代わりに組み込 まれている。さらに読み取り装置200は、ケーシング201の横に配置された 入力ユニット205を有する。さらに光学系204には画像センサ208が装備 されており、この画像センサは下で詳細に述べるように3次元対象物の記録を可 能にする。 読み取り装置200の他の構成部材は実質的に読み取り装置1の構成および機 能と同じである。読み取り装置200もケーシング201に組み込まれ、光学系 204と接続された基板206を有する。基板には同様に信号処理ユニット20 7とメモリユニット217が配置されており、さらにバッテリー給電ユニット2 18およびインターフェース220も配置されている。 図18に拡大して示された運動検出器は走査ヘッド225を有し、この走査ヘ ッドには半導体チップ226と焦点光学系、図示の実施例では凹凸レンズ227 が配置されている。半導体チップ226には運動検出手段および読み取り装置と 標示平面との垂直間隔を検出する手段が設けられている。 半導体チップ226には、半導体ビーム発生器228、並びに全部で5つのフ ォトダイオード229,229’、229”、229'"が集積されている。フォ トダイオード229から229'"はここでは標示平面20に対して平行な読み取 り装置20の運動の検出に用いる。また、フォトダイオード230により読み取 り装置200と標示平面20との垂直間隔の測定が可能になる。フォトダイオー ド229〜229'"から送出された信号はここでは、読み込まれたデータの補正 調整に対する基準値としても用いられる。図19のA)は、矢印で示された運動 検出器202の読み取り過程中の規定通りの位置を示す。このとき運動検出器は 英数字符号19の文字列の付さされた平面上を移動する。ここで、フォトダイオ ード229,229’と、 フォトダイオード229”、229"'がそれぞれほぼ同じ強度の信号を英数字符 号19のデータが文字列検出すべき文字列から検出する。さらに図19B)は、 通りに正しく検出されない場合を示す。フォトダイオード229と229’から 読み取り過程の間に出力された電気信号は、その強度の点においてフォトダイオ ード229”と229"'の信号と大きく異なる。フォトダイオード229,22 9’、229”、229"'の信号は図示しない評価電子回路によって検出される 。上の場合のように信号強度に所定の差が存在するとき、評価電子回路により警 報信号、例えば音響信号が送出される。この警報信号の送出は、英数字情報が文 字列通り正しき検出されるまで行われる。さらにフォトダイオード229,22 9’、229”、229"'から出力された信号はメモリユニット217に記憶さ れ、後での補正調整のために使用される。 無接触運動検出器202の作用を図20のブロック図に基づいて説明する。 適切な制御電子回路234により、読み取り装置の読み取り過程が開始すると 直ちに半導体ビーム発生器280が操作される。レンズ227を通って半導体ビ ーム発生器228から標示平面20方向に焦点合わせされた光はこの平面により 反射され、レンズ227により半導体チップにフォーカシングされる。フォトダ イオード229,229’、229”、229"'は反 射された光を検出する。読み取り装置200が標示平面に対して平行に運動する と、フォトダイオード229,229’、229”、229"'からなるダイオー ドアレイに時間tきに順次連続する電気信号のパターンが形成される。このパタ ーンから適切なデータ処理によって、読み取り過程中の読み取り装置200の運 動の方向および速度が一義的に検出される。 フォトダイオード229,229’、229”、229"'、230の電気パル スはA/Dコンバータ235で増幅され、標示平面20に対する読み取り装置2 00の位置を表すためのデジタル同期信号として信号処理ユニット207に供給 される。読み取り装置1のホール素子30の信号と同じようにして、この同期信 号も同時に記録された画像センサの電子画像信号の同期のために使用される。画 像センサ208の画像情報をメモリユニット217に記憶する際、同期信号は同 期記録として、検出された画像情報の相応のメモリアドレスの下にファイルされ る。このようにして画像情報を適切な再生装置により呼び出す際に記録された情 報をいつでも縮尺通り正しく再生することができる。 無接触運動検出器の使用により、読み取り装置200の規定通りの使用時に、 読み取り装置200と標示平面20との間隔が、読み取り装置1の場合のように 固定的に設定されるのではなく変化することができる。この理由から、焦点ユニ ット203の焦点距離が調 整可能に構成されており、これは焦点ユニット203のレンズ系の一部、すなわ ち実施例では両凹レンズが焦点ユニット203の他の構成部材に対して光軸に沿 って摺動可能に収容されている。焦点距離の調整は、制御ユニット221により 電子的に制御される調整モータ219を介して、焦点距離が運動センサから送出 された読み取り装置200と標示平面20との間の垂直間隔についての情報に相 応するよう行われる。このために調整モータはねじスピンドルとして構成された 駆動シャフト222を有する。この駆動シャフトは、調整可能に収容されたレン ズの側方から突出する留め金により係合されている。駆動シャフト222の回転 運動はこのようにして光軸に対して平行なレンズの運動に変換される。従って駆 動シャフト222の回転方向に応じて焦点装置203の焦点距離が拡大または縮 小される。 画像センサ208は3次元対象物の完全な情報を検出することができるように 構成されている。このために画像センサは2つの検知マトリクス面240,24 1を有する。これらのマトリクス面はそれぞれスペクトル的に相互に異なり重な らない電磁周波数スペクトル領域を検出する。有利には検知器マトリクス面の一 方は可視周波数スペクトルすべてに対して感度を有し、他方は赤外線周波数スペ クトル部分を検出する。 検知器マトリクス面240,241は双安定マルチ バイブレータ243により所定のように時間的にずらされて制御される。このよ うにして検出された2つのマトリクス面240,241の画像情報はシフトレジ スタ245とバッファメモリ247を介して画像メモリ249に供給される。さ らなる処理のために、例えば記録対象物の3次元符号についての情報を抽出する ために、情報はシフトレジスタ251により画像メモリ249から読み出され、 信号増幅器253を介して信号処理ユニット207に供給される。 読み取り装置200のケーシングには、送信器254が組み込まれている。こ の送信器は、インターフェース220を介しワイヤ接続されたデータ伝送ではな く、外部機器、例えばPCまたはノートブックへのワイヤレスデータ伝送を可能 にする。 信号処理ユニット207では、得られたデータが電子処理部に供給され、例え ばテクストプログラム、テーブルプログラム、またはグラフィックプログラムで 直接評価することができる。ここで入力ユニット204は、相応の処理プログラ ムを選択し、所要の付加情報を入力するのに使用する。テキスト処理、テーブル 処理、またはグラフィック処理のためのプログラムは手書き文字情報を識別し、 電子的に読み出し可能な情報に変換するための基準情報と同じように付加的メモ リ255に呼び出し可能にファイルされる。 図22から図24は別の実施例の読み取り装置を示 す。ここでは、読み取り、制御および表示のための装置が別個の、相互にデータ 交換するユニット300,301,302として構成されている。 読み取りユニット300は規定通りの使用時に、英数字、グラフィックまたは 写真情報の標示された平面20の上を直接案内される。光導波体305を介して 、検出された情報は光学系307に供給される。光学系はこの情報をCCD画像 センサ308に結像する。CCD信号処理ユニット310では、画像センサ30 8により検出された信号がデータ伝送に適した形態に変換され、送信器312に 供給される。送信器は制御ユニット301の受信器313とデータ交換する。読 み取りユニット300は適切なバッテリーユニット314により電流が給電され 、従って制御ユニット301の電流供給部316には依存しない。読み取りユニ ット300は同時に筆記用具としても使用される。このために読み取りユニット 300は、読み取りユニット300に沈み込むことのできる書き込み用芯を有す る。 制御ユニット301では、受信器313により受信された信号がマイクロプロ セッサ318で処理される。ディスプレイ319は状態表示、および例えばエラ ー通報表示に用いられる。マイクロプロセッサ318はインターフェース321 およびグラフィックインターフェース322と接続しており、これらとデータ交 換する。さらに適切なデータ伝送ケーブルを用いて外部機器、例えばPCに接続 することができる。検出されたデータおよび/またはマイクロプロセッサにより 処理されたデータの直接表示は表示ユニット302で行われる。制御ユニット3 01および表示ユニット302はワイヤレスデータ伝送によって相互に接続され ている。このために制御ユニット301は固有の送信器324を、表示ユニット は受信器325を有する。表示ユニットでは電子処理ユニット326が、受信器 325により検出されたデータのグラフィック処理のために配置されている。 制御ユニット301には、圧力ペン、いわゆる“タッチペン”によるキーボー ドレス入力のために入力ディスプレイ328が装備されている。圧力ペンとして 例えば読み取りユニット300が考えられる。このようにして読み取り装置をキ ーボードレス・ポケットPCとして使用することもできる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年4月21日(1998.4.21) 【補正内容】 明細書 可視標示および投影された英数字符号、グラフィックおよび写真画像および/ または3次元トモグラフの光学的検出および記憶のための検出装置 WO92/11610からすでに、英数字符号を電子的に検出および記憶する ためのスキャナが公知である。この機器では、ビーム源の光がプロジェクト装置 を介して英数字符号により標示された平面の所定の部分に投影され、反射された 光が光学ユニットを介して画像センサに結像され、画像センサは光を電子信号の シーケンスに変換する。ここで運動検出器が、文字列に沿ったスキャナの運動を 記録する。検出装置に組み込まれた信号処理電子回路は画像センサの信号を、そ れぞれ英数字シンボルに相応する符号列に変換する。符号は英数字シンボルとし て、組み込まれたメモリにファイルすることができる。しかしまたインターフェ ースを介してさらなる処理のためにコンピュータに伝送することもできる。 この種のスキャナは英数字符号のラインごとの検出と記憶に制限されており、 グラフィック表示または写真画像を検出することはできない。 さらにWO94/00825から、符号を読み出すための読み出しペンの形態 をしたハンドスキャナが公 知である。このために読み出しペンはそれぞれ列伍とに文字列の上を移動される 。ここでは少なくともラインの一部が照射され、これが反射する光が捕獲され、 デジタル情報に変換される。ここでは符号または符号の終了を表す情報だけが記 録される。これらの情報は引き続き符号識別部に供給され、最後に例えばASCII テキストデータとしてファイルされる。 このハンドスキャナの欠点は、所定の識別パターンに相応する符号しか読み出 せないことである。英数字構成でない画像情報を読み出すことはできない。 欧州特許願EP0278004から公知のハンドコピー機はこのような欠点を 有していない。この機器はまず画像面に標示された情報全体を記録し、これをほ とんど処理しないで画像データメモリにファイルする。 この機器は時間指向のデータ検出に対してだけ設計されたものである。この機 器の欠点は、例えば曲線に配置されたテキストはこの曲線領域すべてをカバーす る実施的に矩形の部分窓内でだけ検出されることである。このことにより興味の 対象でない他のデータも大量に検出して記憶しなければならない。 本発明の課題は、検出に対して設定された運動方向に依存せず、画像面に標示 された任意の情報を最適のメモリで検出することのできる検出装置を提供するこ とである。 この課題は請求項1または26の特徴部分の構成を有する検出装置によって解 決される。 規定通りの使用において、本発明の検出装置は、英数字符号、グラフィックま たは写真画像の標示された平面の任意に選択可能な部分を光学的に変換し、光学 的信号を電子信号のシーケンスに変換する。この信号シーケンスはオリジナルの 画像情報を保持したまま後での電子処理に対して適した形態で記憶され、再び呼 び出すことができる。これにより、“OCR”(Optical Character Recogniton) テキスト識別ソフトが不要になる。 照明は有利には単色光により行うべきである。これは光学的検出の分散による 歪みを回避するためである。赤外線ビームがここで特に適する。なぜなら、赤外 線ビームは通常使用される画像部分、例えば紙で可視光線よりも大きな侵入深さ を有し、従って検出すべき情報を表面の汚れから区別することができるからであ る。 検出すべき画像面の部分を可変調整できるようにするため、検出装置に投影装 置を設け、この投影装置が可変アパーチャを備えた絞りを有すると有利である。 これに特に適するのはスリット絞りであり、そのスリットの大きさは無段階で調 整可能であり、アーム状の部分の検出が可能である。 検出装置の簡単な構成が対象である場合の本発明の 有利な発展形態では、ビーム源が画像センサに組み込まれる。これによりビーム 源の光を、反射光と同じ光学的チャネルを通して導くことができる。 運動検出器が検出装置に固定的に結合され、走査素子を有し、この走査素子が 回転対称に構成され、少なくとも1つの軸を中心に回転可能に運動検出器に支承 して配置され、かつ検出すべき平面に沿って案内できるようにすると特に簡単で 取扱いが容易である。 検出装置の画像部分上の動きの検出は有利には、ホール効果を用いて行う。本 発明の別の重要な実施形態では、運動検出器は走査素子を備えたホール素子を有 し、走査素子は不均一な磁界により取り囲まれる。走査素子の回転運動は、ホー ル素子に誘導されるホール電圧の周期的な変化を引き起こす。このような作用に よって検出装置の画像部分における位置を検出することができる。 別の実施形態では、走査素子は自由回転可能に支承されたボールから成り、こ のボールの表面に均一な間隔で磁極片が配置される。これにより検出装置の画像 部分上での運動を水平方向でも垂直方向でも検出することができる。 別の実施形態では、検出装置に電子的ロックが設けられ、この電子的ロックの 操作により信号処理ユニットによって情報パケットにファイルすべき画像部分の 部分を自由に検出することができる。 高速の情報処理のためには、情報パケットの記録のための所定のメモリを信号 処理ユニットに組み込む。 別の実施例によれば、信号処理ユニットは外部メモリを接続するための装置を 有する。これによって大量のテキストまたは複雑な画像ドキュメントを記憶する ことができる。 信号処理ユニットおよびメモリユニットがすでに画像センサに組み込まれてい れば、消費電流および動作電圧を格段に低減することができる。 データの外部処理のためには、検出装置の信号処理ユニットおよび/またはメ モリユニットがデータ伝送のためのインターフェースにより外部機器と光学的、 電子的または電子光学的に接続されていると有利である。 取扱いを容易にするために、検出装置にバッテリー電流供給部を設け、このバ ッテリー電流供給部が有利には再充電可能なバッテリーにより駆動できるように する。バッテリーの充電に対する電流供給は、検出装置から取り外し可能な並進 装置を介して行うか、またはインターフェースと接続されたケーブルを介して行 うことができる。最適にはバッタリーの充電は充電電子回路を有利にはコンピュ ータインターフェースカードに組み込むことにより行い、この充電電子回路は充 電過程を常時電子的に制御する。 検出または記憶されたデータを常時制御するための 手段も有利である。このためには本発明の別の実施例で同じようにモニタを用い 、モニタは信号処理ユニットに組み込まれた信号処理チップにより制御される。 検出された画像情報はこれによりオンラインで可視的に表示することができる。 しかしメモリユニットにファイルされ、読み出し可能な画像表示として見ること のできるすべての情報パケットを呼び出すことができる。ここではモニタも差込 ユニットとして構成することができ、モニタは必要に応じて検出装置に接続され 、またこれから分離することができる。 現在のマイクロ電子回路ではスペースが僅かしか必要ないので、特に有利には 本発明を携帯機器、例えば万年筆ホルダの形態に構成することができる。 本発明の別の実施形態では、検出すべき符号、グラフィックまたは画像がバー によりマークされる。このバーは可視光線と合同に重畳された赤外線バーからな る。反射された光束は、赤外線だけを通過させるハーフミラーによって可視成分 と赤外線成分とに分解される。ここでは赤外線成分だけが画像検出に使用される 。 この赤外線画像検出の利点は、汚れたり不鮮明である符号も画像センサにより 処理し、評価することのできることである。とりわけ、マークに用いた可視光線 の色と同じ符号も画像センサにより検出することができる。 別の実施形態では、検出装置は運動検出器を有し、この運動検出器は画像部分 に対して平行な検出装置の運動を無接触で検出することができる。このことはと りわけ、画像部分が走査ボールによる運動検出を簡単に許容しない場合、表面構 造がレリーフ状である場合、または表面が接触に対して脆弱である場合に有利で ある。無接触検出手段として、ここでは光学的センサ装置があるが、しかし超音 波または磁界を用いた運動検出のような他の手段も考えられる。 運動を検出するための特に有利な手段として請求項27では、フォトダイオー ドが設けられる。このフォトダイオードは画像部分から反射されたビーム源の光 を検出する。ここでビーム源は画像記録のために設けられたビーム源とすること もできる。しかし運動検出のための別個のビーム発生器も考えられる。フォトダ イオードは検出装置の規定通りの使用では、画像部分に対して実質的に平行の面 に次のように配置される。すなわち、フォトダイオードから送出された電気信号 の時間的シーケンスに基づいて、検出装置の運動を画像部分に対して一義的に対 応付けすることができるように配置される。平面に対して平行である任意の運動 をこのように検出できるようにするため、フォトダイオードを面内の少なくとも 2つの異なる方向で距離的に離すことが必要である。同時にフォトダイオードか ら送出された信号を基準信号として用いることができ る。これは補正調整を実行するためであり、例えばテキストを正しいラインで検 出することを保証するためである。 有利には運動検出器は、検出装置の画像部分からの垂直間隔を検出するための 手段を有する。有利には垂直間隔の測定は光学的または赤外線光学的に行い、例 えば1つまたは複数のフォトダイオードにより画像部分から反射された光を検出 する。ここでも別個のビーム発生器を垂直間隔測定のために設けることができる 。しかし運動検出器および/または画像記録のビーム源をそのために使用するこ とも考えられる。 請求項29による実施例では、検出装置を画像部分に対して一定の間隔に保持 する必要がなくなる。この改善実施例では、フォーカスユニットの焦点距離が、 適切な測定手段によって検出された検出装置と画像部分との垂直間隔に依存して 次のように調整される。すなわち、任意の垂直間隔でも画像部分が画像センサに 常にシャープに結像されるように調整される。 有利な改善実施例では、運動および/または垂直間隔の検出のために使用され るビーム源が運動検出器に組み込まれる。有利にはこのようなビーム源として半 導体ビーム発生器がある。これは製造が安価であり、スペースおよびエネルギー をあまり必要としない。 別の有利な実施例では、運動検出手段および/または垂直間隔検出手段および /またはビーム源、すなわ ち半導体ビーム発生器が1つのマイクロチップに集積され、このマイクロチップ が運動検出器に配置される。 請求項32によれば、運動検出手段および/または垂直間隔検出手段から送出 された信号がデジタル同期信号に変換され、このデジタル同期信号が検出装置の メモリユニットに、同時に記録された画像情報の情報パケットと共に記憶される 。このようにしてデータを外部機器、例えばPCに伝送するような場合でも画像 情報を縮尺通り正しく再生することができる。 請求項33の実施例では、検出装置は3次元情報を検出するのに適する。この ために画像センサは相応の手段を有し、この手段は対象物の3次元符号の検出を 可能にする。このような手段は例えば立体顕微鏡またはホログラムである。 対象物の3次元符号を検出するための特に有利な手段として請求項34によれ ば、画像センサが設けられ、この画像センサは2つの検知マトリクスを有し、こ れら検知マトリクスは検出装置の光学ユニットのビーム源から放射された周波数 スペクトルのうちの一部のスペクトル成分だけに対して感度を有する。そして2 つのスペクトル成分は相互に重なっていない。3次元検出のために2つの検知マ トリクスが、例えば双安定マルチバイブレータにより時間的にずらされて制御さ れ、2つの検知マトリクスの異なる画像情報が適切な データ処理により、画像部分の3次元構造についての情報に変換される。 請求項35による検出装置の実施例では、送受信ユニットを有し、これによっ て外部計算器とのワイヤレス通信が可能である。 手書き文字情報もEDV読み取り可能情報に変換することができるようにする ため、信号処理ユニットは記憶媒体とデータ交換し、この記憶媒体は相応の基準 情報を含んでいる。例えばこのようにして手書き文字情報を標準16進文字符号 として画像メモリにファイルすることができる。 別の有利な実施例では、検出装置に入力ユニット、例えばキーボードが設けら れている。これによって、選択された処理プログラムについての情報、例えばテ キストプログラム、テーブルプログラム、またはグラフィックプログラムを呼び 出し、または入力することができる。 有利な実施例では、検出装置は少なくとも2つの別個の、自立的に機能するユ ニットからなる。読み取りユニットは英数字符号、グラフィックまたは写真画像 の形態で画像部分上にある情報を検出するのに用いる。有利にはワイヤレスデー タ伝送によって、これら情報は処理ユニットに伝送され、処理ユニットにより読 み出されたデータが処理される。処理ユニットは機能的に自立したユニット、例 えば制御ユニットと標示ユ ニットに分割することもできる。この種の構成形態により、検出装置の取扱いが 容易になる。例えば読み取りユニットは、データ処理ハードウェアへの組み込み 、およびこれに必要な冷却システム等を省略して、小型の軽い読み取りペンとし て構成することができる。 有利には前記の検出装置の制御ユニットには、制御命令またはその他の情報を 入力するためのセンサ手段が設けられる。いわゆるタッチペンを使用すれば、検 出装置をキーボードレスポケットPCとして使用することができる。タッチペン として例えば相応に構成された読み取りユニットが使用される。 別の実施形態では、読み取りユニットが同時に筆記用具としても構成され、読 み取りユニットにより前もって手書きされた情報を処理することができる。 本発明の詳細に説明するために、添付図面に基づき実施例を説明する。 図1は、携帯機器として構成された検出装置の構成を示し、この検出装置は運 動検出器、光学系、信号処理ユニット、集積バッテリー給電ユニットおよび集積 インターフェースを有する。 図2は、規定通りの使用での検出装置12の斜視図である。 図3は、画像センサ、フォーカスユニットおよびスリット絞りからなる、検出 装置の光学系の縦断面図である。 図4は、光学系のスリット絞りの平面図である。 図5は、いわゆるホール効果を説明するために原理略図である。 図6は、ホール発生器として構成された運動検出器の構造を示す断面図である 。 図7は、ホール発生器ユニットとして構成された運動検出器の構造を示す斜視 図である。 図8は、運動検出器の側面図である。 図9は、検出装置の概略的構造を示すブロック図である。 図10は、検出装置による情報の読み取りと記憶を説明するための図である。 図11は、検出装置により検出されたデータを電子データ処理装置に伝送する 様子を示す説明図である。 図12は、差込ユニットとして構成されたモニタを使用している斜視図である 。 図13は、モニタ自体の斜視図である。 図14は、モニタ差込ユニットを使用していない検出装置の斜視図である。 図15は、赤色光ビーム発生器、赤外線ビーム発生器およびビーム路に配置さ れたハーフミラーを装備した光学系の縦断面図である。 図16は、画像部分から反射された光のビーム路を示した図15の光学系の縦 断面図である。 図17は、無接触運動検出器、調整可能な焦点光学 系および入力ユニットを有する検出装置の別の実施例の構造を示す概略図である 。 図18は、図17の無接触運動検出器の縦断面図である。 図19は、図18の運動検出器の検出手段の作用を示す概略図である。 図20は、図17ないし図18の運動検出器の作用を説明するためのブロック 図である。 図21は、3次元対象物を検出するための画像センサの作用を説明するための ブロック図である。 図22から図24は、読み取り、制御および表示のための装置がそれぞれ別個 の、相互にデータ交換するユニットとして構成された別の実施例の検出装置の概 略図であり、 図22は、読み取りユニット、 図23は、制御ユニット、 図24は、このような検出装置の指示ユニットを示す。 図1に示された検出装置1には、これと固定的に結合された運動検出器2が設 けられており、この運動検出器はハンドグリップとして構成されたケーシング3 から突出している。ケーシング3には、画像検出に用いる光学系4,多芯接続ケ ーブル5を介して光学系4と接続された基板6、さらにインターフェース10が 組み込まれている。基板6には信号処理ユニット7と 、充電可能なバッテリー9を備えたバッテリー電流供給ユニット8が配置されて いる。またインターフェース10は接続ケーブル11を介して基板と電子的に接 続されており、インターフェースカード12を有している。 画像検出に用いる光学系4は、CCD画像センサ14を有する。CCD画像セ ンサは光を電子画像信号に変換し、この中には例えばグリーン光を放射する半導 体ビーム発生器17が組み込まれている。画像センサ14には光学的フォーカス ユニット18を備えた投影装置15が配置されている。フォーカスユニット18 はそれぞれ1つの両凸レンズ、片凹レンズ、両凹レンズ、並びに1つのスリット 絞りから成る。スリット絞りは投影装置15の片側に配置されており、投影装置 は検出装置の規定通りの使用時には検出すべき情報を担持する情報担体に向けら れている。スリット絞り16は2つの薄板23,23’を有し、これらは回転可 能な調整リング25を介して可変調整可能なスリット24を形成する。スリット 調整の際にはスリット薄板23,23’が、案内レール28と固定結合したばね 29,29’のそれぞれ1つの半径方向で外側に向いた力により、調整リング2 5と固定結合した楕円フレーム26に対して押し付けられる。スリット薄板は、 投影装置28と固定結合した円盤27上に配置された2つの案内レール28に沿 って半径方向に案内される 。ここで楕円フレーム26は、薄板23,23’がその案内方向により、フレー ム26により形成される楕円の短軸に対して平行に配置されるときスリット24 が完全に閉じられるように構成されている。調整リング25の回転により、スリ ット薄板23,23’はスリット24を拡大しながら相互に押圧される。スリッ トの最大の大きさは、薄板23,23’がその案内方向により、フレーム26に より形成される楕円の長軸に対して平行に配置されるよう調整されるときに達成 される。 フォーカスユニット18とスリット絞り16との共働作用によって、検出すべ き情報を有する平面20のほぼ矩形のバーの形状である任意に選択可能な部分1 9は次の場合に半導体ビーム発生器17の光によって照射される。すなわち、検 出装置が図2からわかるように規定通りの使用時に英数字符号、グラフィックま たは写真画像のある平面に沿って案内されるときに照射される。画像部分20か ら反射され、フォーカスユニットのスリット絞りを通過した後、画像センサ14 に投影された光はこの画像センサ14でそれ自体公知のように電子信号に変換さ れる。 情報の設けられた平面20の比較的に大きな部分を検出することができるよう にするためには、運動検出器2が検出装置1の画像部分20に沿った運動を検出 し、相応の同期信号を信号処理ユニット7にさらに供 給する必要がある。図1に示された検出装置では、いわゆるホール効果を検出の ために使用する運動検出器2が取り扱われる。ここでは導通導体の形態のホール 素子30に磁界が通過する。磁界がホール素子30の電流に及ぼす作用によって 、電流通過方向に対して横方向に電圧32が誘起される。 運動検出器2は、画像部分20に向いた側に自由に回転可能に支承された走査 ボール33を有する。この走査ボールの表面には小さな磁極片34が相互に均等 の間隔で配置されている。検出装置1と固定結合され、走査ボール33から間隔 をおいて配置されたホール素子30に対する走査ボール33の運動により、ホー ル素子30を通過する磁界が周期的に変化する。これにより、相応して周期的な 電圧の変化がホール素子30に生じる。走査ボール33の2次元運動を検出する ことができるようにするためには、2つのホール素子35,36が必要である。 これらホール素子は走査ボール33から間隔をおき、相互に垂直に配置され、そ れぞれに電流が次のように通過する。すなわち、それらから出力される電圧信号 により走査ボール33の所定の回転運動を一義的に推定できるように通過する。 画像センサ14の電子画像信号とホール素子30の信号は電子信号処理ユニッ ト7に供給される。画像信号は増幅段41で電子的に増幅され、A/Dコンバー タ42に供給され、並びにデジタル形態でメモリユニ ット47にファイルされる。ホール素子30の信号はパルス分配器43で同期信 号44に変換される。電子ロック回路45は同期信号44のシーケンスの開始と 終了を検出し、ひいては画像部分20の検出すべき部分10の大きさを検出する 。このようにして電子時限回路50により制限された同期信号44は、図10に 示すようにメモリユニット47から呼び出された画像信号と共に信号処理ユニッ ト48に供給され、デジタル情報パケット51に変換される。このデジタル情報 パケットはメモリ49のメモリアドレスの下に記憶される。メモリ49に設けら れた装置56により、さらなる外部メモリ57の接続によって記憶容量を拡大す ることができる。 図示の検出装置1の実施例では、信号処理ユニット7はケーブル11を介して インターフェース10と接続されている。このインターフェースにより外部の電 子データ処理装置と接続することができる。このことは図11に示すように、イ ンターフェースケーブル60を介して、または並進装置62を介して行われる。 インターフェースケーブル60はインターフェース10によりソケットを介して 直接、外部電子データ処理装置70に接続することができる。並進装置62には 検出装置1が切欠部63で形状結合しているが、取り外すことができる。ここに は、インターフェース10に適合する接続装置66が設けられており、インター フェースケーブル64およびソケット65を介して外部データ処理装置70と接 続することができる。 検出装置1は、ハンドグリップとして構成されたケーシング3の中に、基板6 に配置されたバッテリー電流供給ユニット8を有する。このユニットは検出装置 1の動作のために必要な電流全体を送出し、有利には充電可能なバッテリー9に より駆動される。バッテリー9は並進装置62を介して、またはインターフェー スケーブル60を介して充電することができる。ここでバッテリーは、インター フェースカード72にある充電電子回路によって監視される。電圧制御器73が 接続ケーブル74,75を介してインターフェース10およびバッテリーユニッ ト8と接続されている。電圧制御器は電子要素の駆動に対して必要な動作電圧お よび制御電圧を形成し、バッテリー9の電圧を監視し、制御する。 図12は、図1の実施例に対して変形された検出装置1’の実施例を示す。こ の検出装置1’は装置80を有し、この装置には、モニタ81を差込ユニットと して接続ソケット82,82’を介して機械的にしっかりと、しかし脱着可能に 挿入することができる。このときに検出装置1’との電気接続も行われる。モニ タ81の制御は、信号処理ユニット7に組み込まれたビデオチップ83を介して 行われる。ビデオチップは、メモリアドレス52にファイルされた情報パケット 52にアクセスし、LCDモニタ81に配置されたディスプレイ84上での表示 を可能にする。 ここまで説明した検出装置では、半導体ビーム発生器17から放射されたビー ムが可視太陽光線スペクトル領域にあり、投影装置15とスリット絞り16を介 して検出すべき媒体に投影され、例えばバー19またはフレームとして見ること ができる。投影されたバーまたはフレームの幾何学的大きさは、調整リング25 により無段で調整可能なスリット絞りのスリットの大きさにより定められる。従 って投影された位置バー19だけが検出すべき文字またはグラフィックの大きさ に適合されるのではなく、CCD画像センサでの画像処理に対する光学的検出領 域も定められる。投影されたビームは、画像部分20の照射部分19から反射さ れ、反射ビームとして反対方向に、ビーム路に配置されたスリット絞りおよび光 学系を介してCCD画像センサ14に達する。そしてこの反射ビームは、それぞ れの部分19の画像情報をすべて含んでいる。モニタ81により検出すべき媒体 の大きさが表示される場合には、視覚的表示は正確にCCD画像センサ14が検 出する画像情報に相当する。 CCD同期信号に対するパルスは、ホール素子30および走査ボール33から 成るホール発生器により形成される。このパルスはコンバータ団42を介して信 号処理ユニット7に供給される。ホール効果に対して 必要な磁界31は、走査ボール33の表面直下に均等に配置された磁極片34に より形成される。電子ロック回路45に対する制御パルスは圧力走査子46によ り送出される。 図15と図16に示した光学系では、図3に対して100を加えた参照符号が 使用されている。光学系104はここでもCCD画像センサ114と投影装置1 15を有する。CCD画像センサ114には赤外線ビーム発生器117が組み込 まれている。また投影装置115はフォーカスユニット118とスリット絞り1 16を有する。このフォーカスユニットはフォーカスユニット18と同じように それぞれ1つの両凸レンズ、片凹レンズ、両凹レンズからなる。図3に示した光 学系4と異なる点は、光学系114には赤外線ビーム発生器117のビーム路に 対して垂直に配置された赤色光ビーム発生器121とハーフミラー122が装備 されている点である。ミラー122は同じように赤外線ビーム発生器117と赤 色光ビーム発生器121のビーム路に配置されており、赤色光ビーム発生器から 横方向に照射された赤色光は透過させず、これに対して赤外線に対しては透過性 である。 光学系114の装備された検出装置の規定通りの使用時には、ハーフミラー1 22を通過する赤外線と横方向から照射される赤色光が焦点装置118を通過す る。赤色光はミラーで赤外線の方向に偏向される。そ してこれらの光線はスリット絞り116の調整に依存して任意に選択可能な、情 報を有する平面20の部分に到達する。このことが図15に示されている。平面 20で入射方向に反射された赤色光には赤外線が重畳されており、平面20の選 択された部分の情報すべてが含まれている。反射された光の赤色光成分は、kの 光に対しては非透過性のハーフミラー122で赤色光ビーム発生器に偏向される 。一方、赤外線成分はミラー122を通過し、CCD画像センサ114で記録さ れる。このCCD画像センサは反射された赤外線に含まれる光信号を電気信号に 変換する。 図17に示された検出装置200は図1の検出装置とは次の点で異なる。すな わち、ケーシング201に無接触運動検出器202が、走査ボール33を有する 運動検出器2の代わりに組み込まれており、さらに調整可能なフォーカスユニッ ト203を有する光学系204が調整不能な光学系4の代わりに組み込まれてい る。さらに検出装置200は、ケーシング201の横に配置された入力ユニット 205を有する。さらに光学系204には画像センサ208が装備されており、 この画像センサは下で詳細に述べるように3次元対象物の記録を可能にする。 検出装置200の他の構成部材は実質的に検出装置1の構成および機能と同じ である。検出装置200もケーシング201に組み込まれ、光学系204と接続 された基板206を有する。基板には同様に信号処理ユニット207とメモリユ ニット217が配置されており、さらにバッテリー給電ユニット218およびイ ンターフェース220も配置されている。 図18に拡大して示された運動検出器は走査ヘッド225を有し、この走査ヘ ッドには半導体チップ226と焦点光学系、図示の実施例では凹凸レンズ227 が配置されている。半導体チップ226には運動検出手段および検出装置と画像 部分との垂直間隔を検出する手段が設けられている。 半導体チップ226には、半導体ビーム発生器228、並びに全部で5つのフ ォトダイオード229,229’、229”、229'"が集積されている。フォ トダイオード229から229'"はここでは画像部分20に対して平行な検出装 置20の運動の検出に用いる。また、フォトダイオード230により検出装置2 00と画像部分20との垂直間隔の測定が可能になる。フォトダイオード229 〜229'"から送出された信号はここでは、読み込まれたデータの補正調整に対 する基準値としても用いられる。図19のA、は、矢印で示された運動検出器2 02の読み取り過程中の規定通りの位置を示す。このとき運動検出器は英数字符 号19の文字列の付さされた平面上を移動する。ここで、フォトダイオード22 9,229’と、フォトダイオード229”、229"'がそれぞれほぼ同じ強度 の信号を英数字符号19のデータが文字列検出すべき文字列から検出する。さら に図19B)は、通りに正しく検出されない場合を示す。フォトダイオード22 9と229’から読み取り過程の間に出力された電気信号は、その強度の点にお いてフォトダイオード229”と229"'の信号と大きく異なる。フォトダイオ ード229,229’、229”、229"'の信号は図示しない評価電子回路に よって検出される。上の場合のように信号強度に所定の差が存在するとき、評価 電子回路により警報信号、例えば音響信号が送出される。この警報信号の送出は 、英数字情報が文字列通り正しき検出されるまで行われる。さらにフォトダイオ ード229,229’、229”、229"'から出力された信号はメモリユニッ ト217に記憶され、後での補正調整のために使用される。 無接触運動検出器202の作用を図20のブロック図に基づいて説明する。 適切な制御電子回路234により、検出装置の読み取り過程が開始すると直ち に半導体ビーム発生器280が操作される。レンズ227を通って半導体ビーム 発生器228から画像部分20方向に焦点合わせされた光はこの平面により反射 され、レンズ227により半導体チップにフォーカシングされる。フォトダイオ ード229,229’、229”、229"'は反射された光を検出する。検出装 置200が画像部分に対し て平行に運動すると、フォトダイオード229,229’、229”、229"' からなるダイオードアレイに時間tきに順次連続する電気信号のパターンが形成 される。このパターンから適切なデータ処理によって、読み取り過程中の検出装 置200の運動の方向および速度が一義的に検出される。 フォトダイオード229,229’、229”、229"'、230の電気パル スはA/Dコンバータ235で増幅され、画像部分20に対する検出装置200 の位置を表すためのデジタル同期信号として信号処理ユニット207に供給され る。検出装置1のホール素子30の信号と同じようにして、この同期信号も同時 に記録された画像センサの電子画像信号の同期のために使用される。画像センサ 208の画像情報をメモリユニット217に記憶する際、同期信号は同期記録と して、検出された画像情報の相応のメモリアドレスの下にファイルされる。この ようにして画像情報を適切な再生装置により呼び出す際に記録された情報をいつ でも縮尺通り正しく再生することができる。 無接触運動検出器の使用により、検出装置200の規定通りの使用時に、検出 装置200と画像部分20との間隔が、検出装置1の場合のように固定的に設定 されるのではなく変化することができる。この理由から、焦点ユニット203の 焦点距離が調整可能に構成されており、これは焦点ユニット203のレンズ系の 一部、すなわち実施例では両凹レンズが焦点ユニット203の他の構成部材に対 して光軸に沿って摺動可能に収容されている。焦点距離の調整は、制御ユニット 221により電子的に制御される調整モータ219を介して、焦点距離が運動セ ンサから送出された検出装置200と画像部分20との間の垂直間隔についての 情報に相応するよう行われる。このために調整モータはねじスピンドルとして構 成された駆動シャフト222を有する。この駆動シャフトは、調整可能に収容さ れたレンズの側方から突出する留め金により係合されている。駆動シャフト22 2の回転運動はこのようにして光軸に対して平行なレンズの運動に変換される。 従って駆動シャフト222の回転方向に応じて焦点装置203の焦点距離が拡大 または縮小される。 画像センサ208は3次元対象物の完仝な情報を検出することができるように 構成されている。このために画像センサは2つの検知マトリクス面240,24 1を有する。これらのマトリクス面はそれぞれスペクトル的に相互に異なり重な らない電磁周波数スペクトル領域を検出する。有利には検知器マトリクス面の一 方は可視周波数スペクトルすべてに対して感度を有し、他方は赤外線周波数スペ クトル部分を検出する。 検知器マトリクス面240,241は双安定マルチバイブレータ243により 所定のように時間的にずらされて制御される。このようにして検出された2つの マトリクス面240,241の画像情報はシフトレジスタ245とバッファメモ リ247を介して画像メモリ249に供給される。さらなる処理のために、例え ば記録対象物の3次元符号についての情報を抽出するために、情報はシフトレジ スタ251により画像メモリ249から読み出され、信号増幅器253を介して 信号処理ユニット207に供給される。 検出装置200のケーシングには、送信器254が組み込まれている。この送 信器は、インターフェース220を介しワイヤ接続されたデータ伝送ではなく、 外部機器、例えばPCまたはノートブックへのワイヤレスデータ伝送を可能にす る。 信号処理ユニット207では、得られたデータが電子処理部に供給され、例え ばテクストプログラム、テーブルプログラム、またはグラフィックプログラムで 直接評価することができる。ここで入力ユニット204は、相応の処理プログラ ムを選択し、所要の付加情報を入力するのに使用する。テキスト処理、テーブル 処理、またはグラフィック処理のためのプログラムは手書き文字情報を識別し、 電子的に読み出し可能な情報に変換するための基準情報と同じように付加的メモ リ255に呼び出し可能にファイルされる。 図22から図24は別の実施例の検出装置を示す。ここでは、読み取り、制御 および表示のための装置が別個の、相互にデータ交換するユニット300,30 1,302として構成されている。 読み取りユニット300は規定通りの使用時に、英数字、グラフィックまたは 写真情報の標示された平面20の上を直接案内される。光導波体305を介して 、検出された情報は光学系307に供給される。光学系はこの情報をCCD画像 センサ308に結像する。CCD信号処理ユニット310では、画像センサ30 8により検出された信号がデータ伝送に適した形態に変換され、送信器312に 供給される。送信器は制御ユニット301の受信器313とデータ交換する。読 み取りユニット300は適切なバッテリーユニット314により電流が給電され 、従って制御ユニット301の電流供給部316には依存しない。読み取りユニ ット300は同時に筆記用具としても使用される。このために読み取りユニット 300は、読み取りユニット300に沈み込むことのできる書き込み用芯を有す る。 制御ユニット301では、受信器313により受信された信号がマイクロプロ セッサ318で処理される。ディスプレイ319は状態表示、および例えばエラ ー通報表示に用いられる。マイクロプロセッサ318はインターフェース321 およびグラフィックインターフェース322と接続しており、これらとデータ交 換する。さらに適切なデータ伝送ケーブルを用いて外部機器、例えばPCに接続 することができる。検出さ れたデータおよび/またはマイクロプロセッサにより処理されたデータの直接表 示は表示ユニット302で行われる。制御ユニット301および表示ユニット3 02はワイヤレスデータ伝送によって相互に接続されている。このために制御ユ ニット301は固有の送信器324を、表示ユニットは受信器325を有する。 表示ユニットでは電子処理ユニット326が、受信器325により検出されたデ ータのグラフィック処理のために配置されている。 制御ユニット301には、圧力ペン、いわゆる“タッチペン”によるキーボー ドレス入力のために入力ディスプレイ328が装備されている。圧力ペンとして 例えば読み取りユニット300が考えられる。このようにして検出装置をキーボ ードレス・ポケットPCとして使用することもできる。 請求の範囲 1. 画像面に配置された英数字符号、グラフィックおよび写真画像を光学的 に検出し、記憶するための検出装置において、 ビーム源(17,117)の設けられた投影装置(15,115)が光を、所 定の最大部分内で自由に選択可能な、画像面(20)の画像部分(19)を選択 するために投影し、 光学ユニット(4,104,204,307)が、画像部分(19)から反射 された光を捕獲し、画像センサ(14,114,208,308)に結像し、該 画像センサは光を電子信号列に変換し、 検出装置(1,1’、200)のそれぞれの位置を記録するための運動検出器 (2,202)が、検出装置(1,1’、200)の運動を同期信号に変換し、 前記検出装置の運動は、画像平面(20)に対して少なくとも近似的に平行な 検出面内で任意の方向、かつ検出中に可変である方向で行われ、 信号処理ユニット(7,207,318)が画像センサ(14,114,20 8,308)の信号を前記同期信号を用いて、選択された画像部分(19)の元 の画像情報すべてを選択し、符号コードに依存しない情報パケットに変換し、当 該情報パケットを電子的処理のために呼び出し可能にメモリユニット(47,2 17)にファイルする、 ことを特徴とする検出装置。 2. ビーム源は少なくとも1つの半導体ビーム発生器(17,117)から 成り、該半導体ビーム発生器は可視光線スペクトル領域または紫外線スペクトル 領域にある単色光を放射する、請求項1記載の検出装置。 3. 投影装置(15,115)は絞り(16,116)を有し、該絞りの開 口部は画像面(20)の、それぞれ異なる大きさの画像部分(19)を照射する ために無段階で調整可能である、請求項1または2記載の検出装置。 4. 前記絞りはスリット絞り(16,116)として構成されており、該ス リット絞りのスリットの大きさは無段階で調整可能である、請求項3記載の検出 装置。 5. ビーム源(17,117)は画像センサ(14,114,208,30 8)に集積されている、請求項1から4までのいずれか1項記載の検出装置。 6. 運動検出器(2,207)は検出装置と固定結合している、請求項1か ら5までのいずれか1項記載の検出装置。 7. 運動検出器(2)は回転対称に構成されており、少なくとも1つの軸を 中心に回転可能に支承された走査素子(33)を有する、請求項6記載の検出装 置。 8. 運動検出器は、走査素子(33)を備えたホール素子(30)を有し、 前記走査素子(33)は不均一な磁界(31)によ ンターフェース(10,220,321)とデータを外部機器に伝送するため光 学的、電子的または光電的に接続されている、請求項1から13までのいずれか 1項記載の検出装置。 15. 集積バッテリー電流供給部(8,218,314,316)が設けら れており、該電流供給部は再充電可能なバッテリー(9)により駆動される、請 求項1から14までのいずれか1項記載の検出装置。 16. バッテリーを再充電するための集積充電電子回路が設けられており、 該充電電子回路はバッテリー(9)の電子制御高速充電を可能にする、請求項 15記載の検出装置。 17. 充電電子回路はインターフェース(10)に組み込まれている、請求 項15または16記載の検出装置。 18. バッテリー(9)の充電のために電流供給が、検出装置から脱着可能 な差込装置(62)を介して行われる、請求項15から17までのいずれか1項 記載の検出装置。 19. インターフェース(10,220,321)はインターフェースケー ブルと接続されており、 該インターフェースケーブルを介してバッテリー(9)を充電するための電流 が供給される、請求項14から17までのいずれか1項記載の検出装置。 20. 信号処理ユニット(7,207,318) には、外部に接続可能なモニタ(81)を制御するための信号処理チップが集積 されており、 前記モニタを介して、信号処理ユニット(7,207)により形成された情報 パケットが可視表示される、請求項1から19までのいずれか1項記載の検出装 置。 21. モニタは差込ユニット(80,81)であり、該差込ユニットは検出 装置としっかりと、しかし着脱可能に結合される、請求項20記載の検出装置。 22. 信号処理チップは、モニタ(81,302)での可視表示のために記 憶された情報パケットに対するアクセス手段を有する、請求項20または21記 載の検出装置。 23. 携帯機器として構成されている、請求項1から22までのいずれか1 項記載の検出装置。 24. 携帯機器は万年筆ホルダの形態に構成されている、請求項23記載の 検出装置。 25. ビーム源(117)として、画像センサ(114)に集積された赤外 線ビーム発生器を用い、 光源(121)の投影装置(115)は、赤外線ビーム発生器(117)の照 射方向に対して垂直に可視光線を照射し、並びに赤外線に対して透過性のハーフ ミラー(122)を有し、可視光線を反射し、 前記ハーフミラー(122)は、赤外線および可視光線のビーム路中に次のよ うに設けられており、すな わち、赤外線ビーム発生器(117)から放射された光と光源(121)の光と が、標示平面(20)の1つの合同部分(19)を照射し、標示平面(20)か ら反射された光は赤外線成分だけが画像センサ(114)に達し、可視光線成分 は画像センサの方向とは反対側に偏向される、ように設けられている、請求項1 または1から24までのいずれか1項記載の検出装置。 26. 画像面に配置された英数字符号、グラフィックおよび写真画像および /または3次元トモグラフを光学的に検出し、記憶するための検出装置において 、 ビーム源(17,117,228)の装備された投影装置(15,115)が 設けられており、 該投影装置は、画像面またはトモグラフの自由に選択可能な部分(19)を所 定の最大部分内で選択するために光を当該部分(19)に投影し、 光学ユニット(4,104,204,307)が設けられており、 該光学ユニットは、前記部分(19)から反射された光を捕獲し、画像センサ (14,114,208)に結像し、 該画像センサは光を電子信号列に変換し、 検出装置のそれぞれの位置を記録するために運動検出器(2,202)が設け られており、 該運動検出器には検出装置(1,200)の運動を無接触で検出するための検 出手段(229,229’、229”、229"')が設けられており、当該運動 は任意の、検出中に可変である方向で行われ、 該運動検出器は検出装置(1,200)のそれぞれの運動を同期信号に変換し 、 信号処理ユニット(7,207,318)が設けられており、 該信号処理ユニットは画像センサ(14,114,208,308)の信号を 同期信号を用いて、前記部分(19)の元の情報すべてを選択しながら、符号に 依存する情報パケットに変換し、当該情報パケットを後続の電子処理のために呼 び出し可能にメモリユニットにファイルする、 ことを特徴とする検出装置。 27. 画像面(20)に対して実質的に平行な検出面を検出するための検出 手段として、少なくとも2つの方向に相互に間隔をおいて配置されたフォトダイ オード(229,229’、229”、229"')が設けられており、 該フォトダイオードは前記選択された部分(19)から反射された光を検出し 、基準情報として補正調整を実行するのに使用される電子情報に変換する、請求 項26記載の検出装置。 28. 運動検出器(2,202)は、検出装置( 1,200)と選択された部分(19)との間の垂直間隔を検出するための手段 、例えばフォトダイオードを有し、 当該手段は、前記部分(19)から反射されたビーム源(17,117,22 8)の光を検出する、請求項27記載の検出装置。 29. 垂直間隔を検出するための手段(230)は、調整駆動部(219) と作用結合しており、 該調整駆動部によって検出装置(1,200)の焦点ユニット(18,118 ,203)の焦点距離が検出された垂直間隔に依存して所定のように調整可能で ある、請求項27または28記載の検出装置。 30. 運動および/または垂直間隔を検出するためのビーム源(228)と して、運動検出器(202)に組み込まれた半導体ビーム発生器が設けられてい る、請求項27から29までのいずれか1項記載の検出装置。 【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年9月9日(1998.9.9) 【補正内容】 り次のように取り囲まれている、すなわち、ホール素子(30)との共働作用に よって、走査素子(33)が回転するとき電気信号が形成されるように取り囲ま れており、 当該電気信号はそれぞれの回転運動に一義的に割り当てられる、請求項7記載 の検出装置。 9. 走査素子(33)は、運動検出器(2)の中を自由に回転可能に配置さ れたボールとして構成されており、 該ボールの表面には均等な間隔で磁極片(34)が装着されている、請求項8 記載の検出装置。 10. 情報パケットの大きさはそれぞれ自由に設定可能である、請求項1か ら9までのいずれか1項記載の検出装置。 11. メモリユニット(47,217)は、信号処理ユニット(7,207 )に集積された1つまたは複数のメモリ(49,57)からなる、請求項1から 10までのいずれか1項記載の検出装置。 12. 信号処理ユニット(7,207,318)は、外部メモリ(57)を 接続するための装置を有する、請求項11記載の検出装置。 13. 画像センサ(14,114,208,318)には、信号処理のため の集積メモリが装備されている、請求項1から12までのいずれか1項記載の検 出装置。 14. 信号処理ユニット87,207,318)および/またはメモリユニ ット(47,217)はイ 31. 運動を検出するための手段(229,229’、229”、229"' )および/または垂直間隔を検出するための手段(230)および/または運動 を検出するためのビーム源(228)は、運動検出器(2,202)に配置され たマイクロチップ(226)に集積されている、請求項26から30までのいず れか1項記載の検出装置。 32. 運動を検出するための手段(229,229’、229”、229"') および/または垂直間隔を検出するための手段(230)は同期信号を送出し、 該同期信号はメモリユニット(7,207)内で、それぞれの情報パケットに 割り当てられた同期プロトコルに記憶される、請求項26から31までのいずれ か1項記載の検出装置。 33. 画像センサ(14,114,208,308)には、選択された部分 (19)の対象物の3次元キャラクタを検出するために2つの検知マトリクス面 (240,241)が設けられており、 該2つの検知マトリクス面は、電磁周波数スペクトルの全体において相互に重 ならない相互に異なるスペクトル領域を有し、 当該2つの検知マトリクス面は所定のように時間的にずらされて順次制御され る、請求項1から32までのいずれか1項記載の検出装置。 34. 外部計算器にワイヤレスデータ伝送するための送受信ユニット(25 4)が設けられている、請求項1から33までのいずれか1項記載の検出装置。 35. 信号処理ユニット(7,207,318)は記憶媒体(254)とデ ータ交換し、手書き情報を基準情報に基づいてEDVで読み取り可能な情報、有 利には16進符号情報に変換する、請求項1から34までのいずれか1項記載の 検出装置。 36. 入力ユニット(205)が設けられており、該入力ユニットにより選 択可能な処理プログラム、例えばテキストプログラム、テーブルプログラムまた はグラフィックプログラムについての情報が入力される、請求項1から35まで のいずれか1項記載の検出装置。 37. 読み取りユニット(300)、制御ユニット(301)および/また は標示ユニット(302)が設けられており、 当該ユニットはそれぞれ機能的に自立したユニットとして構成されており、 相互に有利にはワイヤレスで直接、または間接的にデータ交換を行う、請求項 1から36までのいずれか1項記載の検出装置。 38. 制御ユニット(301)には、情報を入力するためのセンサ手段(3 28)が装備されている、請求項37記載の検出装置。 39. 読み取りユニット(300)には書き込み手段、例えば読み取りユニ ット(300)に沈み込むことのできる書き込み用芯が装備されている、請求項 37または38記載の検出装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 視覚的に標示および投影された英数字符号、グラフイックおよび写真画 像の光学的検出および記憶のための読み取り装置において、 投影装置(15,115)が設けられており、 該投影装置は、ビーム源(17,117)の光を、英数字符号、グラフィック または写真画像の標示された平面(20)の所定の部分(19)に投影し、 光学ユニット(4,104,204,307)が設けられており、 該光学ユニットは、標示平面(20)から反射されたビーム源(17,117 )の光を捕獲し、画像センサ(14,114,208,308)に結像し、 該画像センサは光を電子信号列に変換し、 運動検出器(2,202)が設けられており、 該運動検出器は、読み取り装置(1,1’、200)が標示平面(20)に対 して平行運動するときに該読み取り装置の位置を表す同期信号を形成し、 信号処理ユニット(7,207,318)が設けられており、 該信号処理ユニットは、画像センサ(14,114,208,308)の信号 を、同期信号を用いて、表示平面(20)の任意に選択可能な部分の英数字情報 、グラフィック情報または画像情報に、符号コードに 依存せずに含まれる情報パケットに変換し、電子処理のためにメモリユニット( 47,217)に呼び出し可能にファイルする、 ことを特徴とする読み出し装置。 2. ビーム源は少なくとも1つの半導体ビーム発生器(17,117)から 成り、 該半導体ビーム発生器は、可視光線スペクトル領域または紫外線スペクトル領 域にある単色光を放射する、請求項1記載の読み取り装置。 3. 投影装置(15,115)は絞り(16,116)を有し、 該絞りの開口部は、標示平面(20)のそれぞれ異なる大きさの部分を照射す るために無段階で調整可能である、請求項1または2記載の読み取り装置。 4. 絞りはスリット絞り(16,116)として構成されており、 該スリット絞りのスリットの大きさは無段階で調整可能である、請求項3記載 の読み取り装置。 5. ビーム源(17,117)は画像センサ(14,114,208,30 8)に集積されている、請求項1から4までのいずれか1項記載の読み取り装置 。 6. 運動検出器(2,207)は読み取り装置と固定結合している、請求項 1から5までのいずれか1項記載の読み取り装置。 7. 運動検出器(2)は回転対称に構成されており、少なくとも1つの軸を 中心に回転可能に支承された走査素子(33)を有する、請求項6記載の読み取 り装置。 8. 運動検出器は、走査素子(33)を備えたホール素子(30)を有し、 走査素子(33)は不均一な磁界(31)により次のように取り囲まれている 、すなわち、ホール素子(30)との共働作用によって、走査素子(33)が回 転するとき電気信号が形成されるように取り囲まれており、 当該電気信号はそれぞれの回転運動に一義的に割り当てられる、請求項7記載 の読み取り装置。 9. 走査素子(33)は、運動検出器(2)の中を自由に回転可能に配置さ れたボールとして構成されており、 該ボールの表面には均等な間隔で磁極片(34)が装着されている、請求項8 記載の読み取り装置。 10. 自由に操作可能な電子ロック回路(45)が情報パケットの大きさを それぞれ設定する、請求項1から9までのいずれか1項記載の読み取り装置。 11. メモリユニット(47,217)は、信号処理ユニット(7,207 )に集積された1つまたは複数のメモリ(49,57)からなる、請求項1から 10までのいずれか1項記載の読み取り装置。 12. 信号処理ユニット(7,207,318)は、外部メモリ(57)を 接続するための装置を有する、請求項11記載の読み取り装置。 13. 画像センサ(14,114,208,318)には、信号処理のため の集積メモリが装備されている、請求項1から12までのいずれか1項記載の読 み取り装置。 14. 信号処理ユニット87,207,318)はおよび/またはメモリユ ニット(47,217)はインターフェース(10,220,321)とデータ を外部機器に伝送するため光学的、電子的または光電的に接続されている、請求 項1から13までのいずれか1項記載の読み取り装置。 15. 集積バッテリー電流供給部(8,218,314,316)が設けら れており、該電流供給部は再充電可能なバッテリー(9)により駆動される、請 求項1から14までのいずれか1項記載の読み取り装置。 16. バッテリーを再充電するための集積充電電子回路が設けられており、 該充電電子回路は、バッテリー(9)の電子制御高速充電を可能にする、請求項 15記載の読み取り装置。 17. 充電電子回路はインターフェースに組み込まれている、請求項15ま たは16記載の読み取り装置。 18. バッテリー(9)の充電のために電流供給が、読み取り装置から脱着 可能は差込装置(62)を介して行われる、請求項15から17までのいずれか 1項記載の読み取り装置。 19. インターフェース(10,220,321)はインターフェースケー ブルと接続されており、 該インターフェースケーブルを介してバッテリー(9)を充電するための電流 が供給される、請求項14から17までのいずれか1項記載の読み取り装置。 20. 信号処理ユニット(7,207,318)には、外部に接続可能なモ ニタ(81)を制御するための信号処理チップが集積されており、 前記モニタを介して、信号処理ユニット(7,207)により形成された情報 パケットが可視表示される、請求項1から19までのいずれか1項記載の読み取 り装置。 21. モニタは差込ユニット(80,81)であり、該差込ユニットは読み 取り装置としっかりと、しかし着脱可能に結合される、請求項20記載の読み取 り装置。 22. 信号処理チップは、モニタ(81,302)での可視表示のために記 憶された情報パケットに対するアクセス手段を有する、請求項20または21記 載の読み取り装置。 23. 携帯機器として構成されている、請求項1 から22までのいずれか1項記載の読み取り装置。 24. 携帯機器は万年筆ホルダの形態に構成されている、請求項23記載の 読み取り装置。 25. ビーム源として、画像センサ(114)に集積された赤外線ビーム発 生器を用い、 光源(121)の投影装置(115)は、赤外線ビーム発生器(117)の照 射方向に対して垂直に可視光線を照射し、並びに赤外線に対して透過性のハーフ ミラー(122)を有し、可視光線を反射し、 前記ハーフミラー(122)は、赤外線および可視光線のビーム路中に次のよ うに設けられており、すなわち、赤外線ビーム発生器(117)から放射された 光と光源(121)の光とが、標示平面(20)の1つの合同部分(19)を照 射し、標示平面(20)から反射された光は赤外線成分だけが画像センサ(11 4)に達し、可視光線成分は画像センサの方向とは反対側に偏向される、ように 設けられている、請求項1または3から24までのいずれか1項記載の読み取り 装置。 26. 運動検出器(2,202)は、標示平面(20)に対して平行な読み 取り装置(1,200)の運動を無接触検出するための検出手段(229,22 9’、229”、229"')を有する、請求項1から25までのいずれか1項記 載の読み取り装置。 27. 検出手段として、規定通りの使用時に標示 平面(20)に対して実質的に平行な平面に少なくとも2つの方向で相互に間隔 をおいて配置されたフォトダイオード(229,229’、229”、229'" )が設けられており、 当該フォトダイオードにより、標示平面(20)にある英数字符号、グラフィ ックまたは写真画像から反射されたビーム源(17,117,228)の光が検 出され、基準情報として補正調整を実行するために使用される電気情報に変換さ れる、請求項26記載の読み取り装置。 28. 運動検出器(2,202)は、垂直間隔を検出するための手段(23 0)、例えばフォトダイオードを有し、該手段は表示平面(20)から反射され たビーム源(17,117,228)の光を検出する、請求項27記載の読み取 り装置。 29. 垂直間隔を検出するための手段(230)は、調整駆動部(219) と作用結合しており、 該調整駆動部により、読み取り装置(1,200)の焦点ユニット(18,1 18,203)の焦点が垂直間隔に依存して所定のように調整可能である、請求 項27または28記載の読み取り装置。 30. 運動および/または垂直間隔を検出するためのビーム源(228)と して、運動検出器(202)に組み込まれた半導体ビーム発生器が設けられてい る、請求項27から29までのいずれか1項記載の読 み取り装置。 31. 運動を検出するための手段(229,229’、229”、229"' )および/または垂直間隔を検出するための手段(230)および/または運動 を検出するためのビーム源(228)は、運動検出器(2,202)に配置され たマイクロチップ(226)に集積されている、請求項26〜30までのいずれ か1項記載の読み取り装置。 32. 運動を検出するための手段(229,229’、229”、229"' )および/または垂直間隔を検出するための手段(230)は同期信号を送出し 、 該同期信号はメモリユニット(7,207)内で、それぞれの情報パケットに 割り当てられた同期プロトコルに記憶される、請求項26〜31までのいずれか 1項記載の読み取り装置。 33. 画像センサ(14,114,208,308)は、標示平面(20) 上にある対象物の3次元キャラクタを検出するための手段(240,241)を 有する、請求項1から32までのいずれか1項記載の読み取り装置。 34. 画像センサ(14,114,208,308)は、読み取り装置のビ ーム源(17,117)から放射された光の、それぞれ相互にスペクトル的に重 ならない周波数領域を検出するのに適した2つの検知 マトリクス(240,241)を有し、 当該検知マトリクスは所定の時間差を以て制御される、請求項33記載の読み 取り装置。 35. 外部計算器にワイヤレスデータ伝送するための送受信ユニット(25 4)が設けられている、請求項1から34までのいずれか1項記載の読み取り装 置。 36. 信号処理ユニット(7,207,318)は記憶媒体(254)とデ ータ交換し、手書き情報を基準情報に基づいてEDVで読み取り可能な情報、有 利には16進符号情報に変換する、請求項1から35までのいずれか1項記載の 読み取り装置。 37. 入力ユニット(205)が設けられており、該入力ユニットにより選 択可能な処理プログラム、例えばテキストプログラム、テーブルプログラムまた はグラフィックプログラムについての情報が入力される、請求項1から36まで のいずれか1項記載の読み取り装置。 38. 読み取りユニット(300)、制御ユニット(301)および/また は標示ユニット(302)が設けられており、 当該ユニットはそれぞれ機能的に自立したユニットとして構成されており、 相互に有利にはワイヤレスで直接、または間接的にデータ交換を行う、請求項 1から37までのいずれか 1項記載の読み取り装置。 39. 制御ユニット(301)には、情報を入力するためのセンサ手段(3 28)が装備されている、請求項38記載の読み取り装置。 40. 読み取りユニット(300)には書き込み手段、例えば読み取りユニ ット(300)に沈み込むことのできる書き込み用芯が装備されている、請求項 38または40記載の読み取り装置。
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