JP2000513526A - ディスパッチシステム内での効率的なシステムアクセスのための方法と装置 - Google Patents

ディスパッチシステム内での効率的なシステムアクセスのための方法と装置

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Abstract

(57)【要約】 ディスパッチシステムに対してアクセスする方法と装置を開示する。通信マネージャ(40)がシステム内で排他的システム通話者特権を一時に1つの遠隔装置(10)に対して認可する。遠隔装置(10)が要求して排他的システム通話者として指定されると、他のどの遠隔装置(20,22)も第1の事前決定された期間にわたって伝送はできない。第1の事前決定された期間が経過すると、他のその遠隔装置(20,22)でも排他的システム通話者特権を要求して、排他的システム通話者になれる。排他的システム通話者特権は、第2の事前決定された期間を越えて排池的システム通話者特権を保持するようなあらゆる遠隔装置から通信マネージャ(40)によって取り消される。排他的システム通話者特権はまた、遠隔装置(10)のプッシュ−ツートークボタンが離されると取り消される。さらに、排他的システム通話者と指定された遠隔装置(10)と通信中の基地局(44)は、排他的システム通話者がシステムの有効範囲領域外に出たり、出力を喪失したり、破壊されたりすると、通信マネージャに対して代わりの放棄要求を発生する。

Description

【発明の詳細な説明】 ディスパッチシステム内での効率的なシステムアクセスのための方法と装置 発明の背景 I.発明の分野 本発明は概してディスパッチ(dispath)システムに関し、さらに特定するとデ ィスパッチシステムにおけるアクセス(access)の規制に関する。 II.関連技術の説明 無線電話通信システムにおいて、多くのユーザーは、無線チャンネル上で通信 し、他の無線電話システムおよび有線電話システムに接続する。無線チャンネル 上での通信は、多岐に渡る多元アクセス技法の内の1つである場合がある。これ らの多元アクセス技法は、時分割多重アクセス(TDMA)、周波数分割多重ア クセス(FDMA)および符号分割多重アクセス(CDMA)を含む。CDMA 技法は多くの利点を持っている。例示的なCDMAシステムは、1990年2月 13日にK.Gilhousenらに発行され、本発明の譲受人に譲渡され、参 照してここに組み込まれる「衛星中継器または地上中継器を使用するスペクトラ ム拡散多重アクセス通信システム(SPREAD SPECTRUM MULT IPLE ACCESS COMMUNICATION SYSTEM USI NG SATELLITE OR TERRESTRIAL REPEATER S)」と題する米国特許第4,901,307号に説明される。 前述の特許では、各自がトランシーバーを有する大多数の移動電話システムユ ーザーが、CDMAスペクトラム拡散通信信号を使用する、衛星中継器、航空機 搭載の中継器、または地上基地局トランシーバサブシステムを通して通信する多 元アクセス技法が開示される。CDMA通信を使用する上で、周波数スペクトル は、複数回再利用することが可能で、システムユーザーの容量の増加を可能にす る。 CDMAセルラシステムにおいては、各基地局トランシーバサブシステムが、 限られた地理学上の領域に有効範囲を提供し、その有効範囲領域内にある遠隔装 置をセルラシステム交換機を介して公衆加入電話網(PSTN)にリンクする。 遠隔装置が新しい基地局トランシーバサブシステムの有効範囲領域に移動すると 、そのユーザーの呼の経路選択は、その新しい基地局トランシーバサブシステム に転送される。基地局から遠隔装置への信号伝走路が順方向リンクと呼ばれ、遠 隔装置から基地局への信号伝走路が逆方向リンクと呼ばれる。 典型的なCDMAシステムにおいては、それぞれの基地局トランシーバサブシ ステムは、他の基地局トランシーバサブシステムのパイロット信号からの符号位 相中のオフセットである共通の疑似ランダム雑音(PN)展開符号を有するパイ ロット信号を伝送する。システムが動作中は、遠隔装置には、通信を確立する基 地局トランシーバサブシステムを包囲する近隣の基地局トランシーバサブシステ ムに対応する符号位相オフセットのリストが提供される。遠隔装置には、近隣の 基地局トランシーバサブシステムを含む1群の基地局トランシーバサブシステム からパイロット信号の信号強度を追跡するための探索エレメントが装備されてい る。 ハンドオフプロセスの間に2つ以上の基地局トランシーバサブシステムを介し て遠隔装置との通信を提供するための方法と装置は、本発明の譲受人に譲渡され た、1993年11月30日発行の「CDMAセルラ通信システムにおける移動 式補助ソフト・ハンドオフ」(MOBILE ASSISTED SOFT H ANDOFF IN A CDMA CELLULAR COMMUNICAT ION SYSTEM)という題名の米国特許第5,267,261号に開示さ れている。このシステムを用いれば、遠隔装置とエンドユーザー間の通信は、オ リジナルの基地局トランシーバサブシステムから後続の基地局トランシーバサブ システムへの万一のハンドオフによっても中断されることはない。このタイプの ハンドオフは、後続の基地局トランシーバサブシステムとの通信が、オリジナル の基地局トランシーバサブシステムとの通信が終了する前に確立されるという点 で「ソフトな」ハンドオフと考えてもよい。遠隔装置が2つの基地局トランシー バサブシステムと通信中の場合、遠隔装置は、共通基地局トランシーバサブシス テムからの多重経路信号の結合と同じようにそれぞれの基地局トランシーバサブ システムから受信された信号を結合する。 典型的なマクロセルラシステムでは、システムコントローラを用いて、それぞ れの基地局トランシーバサブシステムによって受信された信号から、エンドユー ザーのために1つの信号を生成する。それぞれの基地局トランシーバサブシステ ム内では、共通遠隔装置から受信された信号は、復号される前に合成され、この ようにして、受信された多重信号の利点を十分に生かす。それぞれの基地局トラ ンシーバサブシステムから得られた復号結果は、システムコントローラに提供さ れる。信号は、一度復号されると、他の信号と「結合する」ことはできない。し たがって、システムコントローラは、1つの遠隔装置によって確立された通信の 相手である基地局トランシーバサブシステムそれぞれによって発生された複数の 復号済み信号から適当な信号を選択しなければならない。最も優位な復号済み信 号は、基地局トランシーバサブシステムからの信号の集合から選択されるが、選 択されなかった信号は単に切り捨てられる。 遠隔装置は、ソフトなハンドオフプロセス全体にわたって常に少なくとも1つ の基地局トランシーバサブシステムを介してエンドユーザーと通信しているので 、遠隔装置とエンドユーザーとの間では通信の中断は発生しない。ソフトなハン ドオフによって、その固有の「中断する前に実行する」技法には、他のセルラ通 信システムで採用される従来型の「実行する前に中断する」技法にない利点がか なりある。 無線電話システムにおいては、取り扱い可能な同時電話通話の数という点でシ ステムの容量を最大化することはきわめて重要である。スペクトラム拡散システ ムにおけるシステム容量は、それぞれの遠隔装置の伝送出力が、伝送されたそれ ぞれの信号が同じレベルで基地局トランシーバサブシステムに到達するように制 御できれば最大化することができる。実際のシステムでは、それぞれの遠隔装置 は、許容可能なデータ回復を可能とするような信号対雑音比を発生する最小レベ ルの信号を伝送する。遠隔装置によって伝送された信号があまり低い出力レベル で基地局トランシーバサブシステムの受信機に到達すると、ビット誤り率が高く なりすぎて、他の遠隔装置からの干渉によって高品質の通信が不可能となる。一 方、遠隔装置が伝送した信号の出力レベルが基地局トランシーバサブシステムに 受信されたときに高すぎると、この特定の遠隔装置との通信は許容可能であるが 、この高い出力信号は他の遠隔装置に対しては干渉として作用する。 したがって、典型的なCDMAスペクトラム拡散システムでの容量を最大にす るためには、基地局トランシーバサブシステムの有効範囲領域内のそれぞれの遠 隔装置の伝送出力は基地局トランシーバサブシステムによって制御されて、基地 局トランシーバサブシステムで同じ公称値の受信済み信号を発生する。理想的な 場合、基地局トランシーバサブシステムで受信された信号の合計出力は、それぞ れの遠隔装置から受信された公称出力に基地局トランシーバサブシステムの有効 範囲領域内で伝送する遠隔装置の数を乗算したものに、近隣の基地局トランシー バサブシステムの有効範囲領域中にある遠隔装置から基地局トランシーバサブシ ステムが受信した出力を加算した値である。 また、それぞれの遠隔装置によって伝送される制御情報に応答して基地局トラ ンシーバサブシステムによって伝送されたそれぞれのデータ信号中で用いられる 相対的な出力を制御することが望ましい。このような制御をする第1の理由は、 ある位置では、順方向チャンネルリンクは常に不利というわけではないという事 実に適応させるためである。不利な遠隔装置に伝送される出力が増さない限り、 信号品質は許容不可能となりかねない。このような位置の1例は、1つまたは2 つの近隣の基地局トランシーバサブシステムへの通過損失が、遠隔装置と通信す る基地局トランシーバサブシステムへの通過損失とほぼ等しいような点である。 このような位置では、干渉の合計は、自身の基地局トランシーバサブシステムに 比較的近い点での遠隔装置から見た干渉によって3倍に増加する。さらに、近隣 の基地局トランシーバサブシステムからの干渉は、アクティブな基地局トランシ ーバサブシステムからの干渉の場合のように、アクティブな基地局トランシーバ サブシステムからの信号と調和して衰弱することはない。このような状況下では 、適切な性能を達成するためには、遠隔装置はアクティブな基地局トランシーバ サブシステムから3dBから4dBの追加の信号出力を必要とするあろう。 それ以外のときには、遠隔装置は、信号対干渉比が非常に良好な位置に置かれ る。このような場合、基地局トランシーバサブシステムは、通常の送信機より低 い出力で希望の信号を伝送して、システムによって伝送される他の信号に対する 干渉を減少させることができる。 上記の目的を達成するために、信号対干渉比を測定する機能が遠隔装置の受信 機内に装備されている。この測定は、希望の信号の出力を全干渉と雑音出力と比 較することによって実行される。測定された比が事前決定された値未満の場合、 遠隔装置は基地局トランシーバサブシステムに対して、前方リンク信号に対して 出力を追加するように要求する。この比が事前決定された値を越える場合は、遠 隔装置は出力を減少するように要求を伝送する。遠隔装置の受信機が信号対干渉 比をモニターできる1つの方法は、結果としての信号のフレーム誤り率(FER )をモニターすることである。これとは別に、受信された消去の数を測定する方 法もある。 基地局トランシーバサブシステムは、それぞれの遠隔装置から出力調節要求を 受信し、これに応答して、対応する順方向リンク信号に割り当てられた出力を事 前決定された量だけ調節する。この調節量は通常は、0.5dBから1.0dB のオーダー、すなわち約12%と小さい。出力の変化率は逆方向リンクに用いら れる値よりいくぶん遅く、たぶん毎秒1回である。本好ましい実施態様では、調 節のダイナミックレンジは通常は、伝送出力の公称値から4dB低い値からその 公称値より約6dB高い値に制限される。 基地局トランシーバサブシステムはまた、なんらかの特定の遠隔装置の要求を 受託すべきが否か決定する際に、他の遠隔装置から出されている出力要請を考慮 することが望ましい。例えば、基地局トランシーバサブシステムが最大容量にま でロードされている場合でも、追加出力を求める要求は許可されるが、通常の1 2%ではなくたった6%以下だけである。この構成下では、出力減少を求める要 求はいまだ、通常の12%変化率で許可される。 オリジナルのセルラ電話スペクトルライセンスが政府によって発行されていた とき、スペクトルの使用に対する制約の1つは、通信事業者がディスパッチサー ビスを提供できなかったという点であった。しかしながら、CDMAシステムの 大きな利点と、民間ディスパッチシステムの配備と保守の本来の費用および問題 点のため、政府はこの問題を再検討中である。政府自体が、このようなサービス から大きく利益を得るだろう。 典型的な無線電話サービスと有線電話サービスは固定通信サービスを提供する が、ディスパッチサービスは1対多数サービスを提供する。ディスパッチサービ スの一般的な使用は、地元警察の無線システム、タクシー急送システム、連邦捜 査局、および機密調査部の作戦、および一般的な軍事通信システムである。 ディスパッチシステムの基本的モデルは、ユーザーの放送網である。放送網の ユーザーは一人一人が、共通の放送順方向リンク信号をモニターする。放送網の ユーザーが話したいときは、プッシュ−ツートーク(PTT)ボタン(push-to-t alk button)を押す。通常は、通話中のユーザーの音声は、放送順方向リンク上 を逆方向リンクから経路指定される。理想的には、ディスパッチシステムによっ て、システムに対する有線と無線によるアクセスが可能となる。 ディスパッチシステムの一部である遠隔装置がプッシュ−ツートークボタンを 押すと、そのユーザーは即座に通話を開始したくなる。しかしながら、従来の無 線システムでは、ユーザーが話し始める前に、リンクを確立するためにはある知 覚可能な長さの時間が必要である。本発明はシステムにとって効率的な解決法と なる。本発明はまた、ディスパッチシステムにおけるシステムアクセスの調節と 保護のための手段を提供する。 発明の概要 遠隔装置が最初にプッシュ−ツートークボタンを押すと、1群のリソース(res ources)が割り当てられる。ユーザーーがプッシュ−ツートークボタンを押して いなくても、このリソースはある時間にわたって遠隔装置専用のままとどまる。 ユーザーがプッシュ−ツートークボタンを押していない間に、遠隔装置と基地局 トランシーバサブシステムは低速の1連のアイドルフレーム(idle frames)を互 いに送出しあって、リンクの電力制御を保存する。このようにして、遠隔装置の ユーザーが次にプッシュ−ツートークボタンを押すと、このリンクは完全に確立 され即座に応答可能となる。このような動作によって、ディスパッチシステムが 自然に使用できるようにする。 ある遠隔装置がプッシュ−ツートークボタンを押している時間は2つの互いに 異なった期間に分割される。第1の時間期間の間に、この遠隔装置は、システム 通話者として認可されるとシステムの完全優先使用権を与えられる。第1の期間 が終了すると、第2の期間が始まる。第2の期間の間に、もし他の遠隔装置がプ ッシュ−ツートークボタンを押すと、第1の遠隔装置は差し替えられてそのシス テム通話者特権を否認される(deny)。割り込んだ遠隔装置はシステム通話者とし て認可される。 通常は、プッシュ−ツートークボタンが離されると、遠隔装置はPTT_オフ 表示を基地局に送る。基地局は、通信マネージャ(manager)が新しい遠隔装置を システム通話者として認可するように、通信マネージャにPTT_オフ表示を送 る。しかしながら、ある遠隔装置がシステム通話者として認可され、その間にシ ステムの有効範囲領域外に出ると、その遠隔装置はPTT_オフ表示を基地局に 伝送することが不可能となる。基地局はこの遠隔装置が包括範囲を励起したが通 信マネージャは励起されていないことに気付く。遠隔装置が出ていったことに応 答して、基地局は、代わりのPTT_オフ表示を発生して通信マネージャに送る 。通信マネージャはこれに応答して、遠隔装置のシステム通話者アクセスを否認 し、これによって、他の遠隔装置をシステム通話者になれるように開放する。 図面の簡単な説明 本発明の特徴、目的および利点は、図面といっしょに解釈されるときに、以下 に述べられる詳細な説明からさらに明らかになるだろう。 図1は、典型的なディスパッチシステムの図を示し、 図2Aと2Bは、ハング時間(hang time)システムの典型的なブロック図の実現 方法を示し、 図3Aと3Bは、ディスパッチシステムのアクセス調節とシステム保護の典型的 なブロック図の実現方法であり、 図4は、典型的なディスパッチシステムのより詳細な図である。 好ましい実施態様の説明 図1に、典型的なディスパッチシステムを示す。好ましい実施態様では、遠隔 装置10,20,22および24は、ディスパッチ装置と固定通信電話の双方の 機能を持ち得る。図1では、遠隔装置10は現在のところ、アクティブ(アクテ ィブ)な通話者であり、遠隔装置20,22および24は現在のところパッシブ なリスナーである。基地局アンテナ30,32および34は、遠隔装置20,2 2および24に対してブロードキャスト順方向リンクチャンネルを提供する。基 地局アンテナ30は、専用の順方向と逆方向のトラフィックチャンネル10を遠 隔装置10との間で送受信する。この専用トラフィックチャンネルは順方向リン ク放送チャンネルと類似しているが、例えば遠隔装置10が、電力制御コマンド などの他の遠隔装置特有の信号通知情報を受信する点が異なる。好ましい実施態 様では、遠隔装置10との専用のトラフィックチャンネルリンクに対する電力制 御は、本発明の譲受人に譲渡された、1991年10月8日に発行された「CD MAセルラ移動電話システムにおける伝送出力を制御するための方法と装置」( METHOD AND APPARATUS FOR CONTROLLING TRANSMISSION POWER IN A CDMA CELLUL AR MOBILE TELEPHONE SYSTEM)という題名の米国特 許第5,056,109号に開示されるように遂行される。移動局スイッチング センター(MSC)(mobile switching center)38は、基地局トランシーバサ ブシステム44,48および50などのすべての基地局トランシーバサブシステ ム同士間の信号による通知を整理する。基地局アンテナ30,32および34、 基地局トランシーバサブシステム44,48および50,ならびにMSC38を 具備するシステムは基地局28と呼ばれる。通信マネージャ40は、プッシュ− ツートーク(PTT)ボタンを押したユーザーの遠隔装置に対するシステム通話 者特権の認可など、放送網の制御する。好ましい実施態様では、空中インタフェ ースの信号通知と変調は、一般に単にIS−95と呼ばれる、TIA/EIA/ IS−95の「デュアルモード広帯域スペクトラム拡散セルラシステムの移動局 −基地局の互換性標準規格」(Mobile Station−Base St ation Compatibility Standard for Dua l−Mode Wideband Spread Spectrum Cell ular Systems)の中に述べる符号分割多重アクセス(CDMA)シ ステムに従って実行される。 基地局トランシーバサブシステムが、例えば3セクタに分割されることは技術 上周知である。基地局または基地局トランシーバサブシステムという用語が本書 で使用される場合、その用語は基地局トランシーバサブシステム全体または基地 局トランシーバサブシステムの1つのセクタのことであることが暗示される。 図1では、アクティブな遠隔装置10は、基地局トランシーバサブシステム4 4との間で二方向性リンクを確立している。アクティブとなるために、遠隔装置 10は、トラフィックチャンネルを要求するアクセスチャンネルメッセージを基 地局トランシーバサブシステム44に送る。このアクセスメッセージはアクセス チャンネル上に送出される。このアクセスチャンネルは、基地局と通信するため に遠隔装置によって使用される逆方向リンクである。アクセスチャンネルは共用 のスロット付きランダムアクセスチャンネルである。基地局トランシーバサブシ ステムセクタに対するたった1つの遠隔装置が、一時にアクセスチャンネルを成 功裏に使用できる。アクセスチャンネルは、呼の発信、ページに対する応答およ び登録などの短い信号通知メッセージ交換に用いられる。アクセス試行は、遠隔 装置によって1連のアクセスプローブとして送出される。それぞれのアクセスプ ローブは同じ情報を持っているが、直前のプローブより高いレベルで伝送される 。アクセスプローブは、基地局の肯定応答が遠隔装置によって受信されるまで継 続される。 遠隔装置10は、通信リンクを確立すると、専用の順方向リンクトラフィック チャンネル上の順方向放送チャンネル上に存在するなんらかの信号通知を受信す る。このようにして、遠隔装置10は順方向リンク放送チャンネルをモニターし なくても、自分自身の専用の順方向リンクトラフィックチャンネル上のディスパ ッチシステム情報のすべてを受信する。遠隔装置10は翻って専用の逆方向チャ ンネル上の基地局トランシーバサブシステム44に通信する。好ましい実施態様 では順方向リンクと逆方向リンクに対する電力制御は、IS−95に従って上述 のように実行される。遠隔装置10は自分自身の専用順方向リンク信号経路を有 しているので、遠隔装置特有のメッセージ通知は信号通知に含んでもよい。例え ば、遠隔装置10がディスパッチシステムの遠隔装置と固定通信電話装置双方と して動作することが可能であれば、遠隔装置10は、到来固定通信呼は遠隔装置 10に向けて出力されていることを、順方向リンクトラフィックチャンネルを介 して通知される。 一方、図1では、パッシブな遠隔装置20,22および24は、どの基地局ト ランシーバサブシステムに対しても確立された逆方向リンクの信号を有していな い。遠隔装置20,22および24が完全にパッシブであれば、個別の基地局ト ランシーバサブシステムは、遠隔装置がその対応する有効範囲領域に存在するか 否かということを知らないことがあり得る。遠隔装置が、それが基地局トランシ ーバサブシステムの有効範囲領域に入るときにその基地局トランシーバサブシス テムに登録しても、基地局トランシーバサブシステムは、遠隔装置がいつその基 地局トランシーバサブシステムの有効範囲領域から離れたかを知る方法はない。 遠隔装置20,22および24は、たとえ自身がパッシブであっても、アクセ スチャンネルを用いて基地局と通信する。好ましい実施態様では、パッシブな遠 隔装置20,22および24はアクセスチャンネルを用いて、自身が順方向リン ク放送チャンネルからより多くの出力を必要としているか否かを基地局トランシ ーバサブシステムに信号で通知する。出力要求アクセスメッセージに応答して、 基地局トランシーバサブシステムは、順方向リンク放送チャンネルの伝送出力を 増す。 ある遠隔装置が接続を開始するときには、1連のトランザクションを実行して リソースを割り当てる必要がある。例えば、図4に、典型的なディスパッチシス テムのより詳細な図を示す。図4では、CDMA相互接続サブシステム216, 呼制御プロセッサ224およびシステムコントローラ218が図1のMSC38 に含まれる。接続を開始するためには、遠隔装置200は、プッシュ−ツートー クボタンが押されたことを示すPTT_オンを含むアクセスチャンネル上に発信 メッセージを送る。基地局210Aはこのメッセージを受信すると、あるメッセ ージをCDMA相互接続サブシステム216を介してシステムコントローラ21 8に送る。システムコントローラ218は1つのメッセージを基地局210Aに 送り返すと、基地局210Aは、これに応答して、アクセスメッセージの受領を 受信通知するメッセージをページングチャンネルを介して、遠隔装置200に送 る。システムコントローラ218は、呼をモニターする呼コントロールプロセッ サ(CCP)224に通知しなければならない。呼コントロールプロセッサ22 4は、要求されるあらゆるさまざまなサービス(例えば、固定通信サービス、プ ッシュ−ツートークサービス、データサービス、安全音声サービス)をモニター する。呼コントロールプロセッサ224がリソース割当てに対して認可を発行す ると、呼コントロールプロセッサ224は、システムリソースをさまざまなエン ティティ内に割り当てる。ハードウエアとソフトウエア双方のリソースが呼を処 理するために割り当てられる。例えば、変調器/復調器の対212は基地局21 0A中に割り当てられる。CDMA相互接続システム(CIS)216は、変調 器/復調器対212をシステムコントローラ218に接続する。システムコント ローラ218内では、セレクタ220Aは呼を処理するために割り当てられる。 セレクタ220Aから、スイッチ226を用いて呼をPSTNに接続するか、ま たは、呼を翻ってシステムコントローラ218に接続する。割り当てられたリソ ースと制御情報のアドレス指定は、さまざまなエンティティ間を通過させて、遠 隔装置200からPSTNに至る経路を確立するようにしなければならない。す でに述べたように、トラフィックチャンネルをあっ区立するには30を越える数 のメッセージを送出しなければならない。PTT_オン表示が通信マネージャに 送られることに注意されたい(図示しない)。 図4の典型的な実施態様は、リソースの割当てを示す目的で用いられている。 もちろん、他のアーキテクチャを本発明に対して用いてもよい。さまざまなアー キテクチャに加えて、図1と4に示すものとは異なった装置部品間に必要な機能 を配分するようにしてもよい。例えば、通信マネージャの機能を、汎用システム コントローラ装置またはセレクタ内に統合してもよい。 メッセージの通信とリソースの割当ては1秒から3秒かかる。正常の固定通信 呼の場合、3秒遅れでさえも許容され、たぶんエンドユーザーには気付かないだ ろう。通常は、ユーザーが固定通信呼を発すると、このユーザーは、発信先の電 話が鳴る間は待たなければならない。更に3秒かかっても、このユーザーが相手 の応答を待たなければならない時間にはあまり影響しない。固定通信システムの 動作をプッシュ−ツートークディスパッチシステムの動作と対比させると、ディ スパッチシステムにおいては、遠隔装置のユーザーは、自身がプッシュ−ツート ークボタンを押すと、即座に話し始めたがる。3秒遅れはそのユーザーにとって 許容できない。典型的なディスパッチシステムは最大の遅延時間を300ミリ秒 から400ミリ病と定めている。リソースを事前割当てするプロセスは、199 6年6月11日に提出され、本発明の譲受人に譲渡された、「ディスパッチシス テムにおけるリソース割当て要求に対する応答の加速化のための方法と装置」( METHOD AND APPARATUS FOR ACCELERATED RESPONSE TO A RESOURCE ALLOCATION R EQUEST IN DISPATCH SYSTEM)という題名の同時係属 米国特許出願第08/661,690号に詳述されている。事前割当てプロセス に加えて、本発明は、プッシュ−ツートークボタンが押されてからのある時間に わたって割当て済みのリンクを保持することによってリソース割当て要求の数を 減少させる。本発明は、事前割当てプロセスが用いられようと用いられまいと効 果的である。 上述のシステムの動作は標準のプッシュ−ツートーク動作とは極めて異なった ものである。典型的なプッシュ−ツートークシステムは1つの共通周波数または セットとなった2つの周波数を用いて実現される。遠隔装置のユーザーは、自身 がプッシュ−ツートークボタンを押すと、共通周波数で伝送しているのであり、 他者がチャンネルをアクセスするのを遮断したことになる。そのユーザーはまた 、他のユーザーが最初に離していた場合でも、自分のプッシュ−ツートークボタ ンを押すことによってそのチャンネルを遮断することになる。また、普通はフィ ードバックを避けるために、通話者が話している間は、そのユーザーの受信機は 不能にされる(disabled)。フィードバックを避けるために、遠隔装置ユーザーが プッシュ−ツートークボタンを押すと、そのユーザーが自分の音声が聞こえない ように、そのユーザーの受信機は不能にされる。したがって、1つの装置のプッ シュ−ツートークボタンが押されたままであると、他のユーザーがシステムにア クセスできないだけでなく、そのユーザー自身も、たとえオーバラィドメッセー ジが伝送されても警告メッセージが聞こえないことがある。 標準のプッシュ−ツートークシステムにおいては、リソースに対する要求とそ れに対応するリソース認可もない。また、遠隔装置がプッシュ−ツートークボタ ンを押したら、アクセスを否認する方法はない。本発明はこれとは異なる。好ま しい実施態様において、CDMA多重アクセス技法が用いられていることに注意 されたい。(代替の実施態様では、他の多重アクセス技法が用いられている。) CDMAシステムでは、2つ以上の遠隔装置が同時に同じ周波数で伝送すること がある。たとえ遠隔装置が連続的に伝送しても、該当する地域における他の遠隔 装置は、同じ周波数を用いてそのアクセスチャンネル、すなわち専用チャンネル とさらに順方向リンク放送チャンネルや他のチャンネル上で通信し続けることが 可能である。また、遠隔装置が話し中で逆方向リンクトラフィックチャンネル信 号を発生中である間は、その遠隔装置は、順方向リンクトラフィックチャンネル 信号を受信し続ける。遠隔装置ユーザーの音声が順方向リンクトラフィック茶ね 得る信号中に含まれていない場合でも、その遠隔装置で話している話者は、その 遠隔装置がシステム通話者として設計されている限りイネーブルの状態に留まる 。このおゆにして、特権付与された装置は、たとえ自身のプッシュ−ツートーク ボタンが押されても遠隔装置に音声メッセージを発生することができる。 標準のCDMAシステムでは、リソースを割り当てる認可を受信するプロセス およびリソースを割り当てるプロセスは、かなりの量の処理リソースと共に数秒 間必要である。システムリソースを保存しそれに伴う遅延を避けるためには、以 下に詳述する好ましい実施態様において、遠隔装置がプッシュ−ツートークボタ ンを押すと、1群のリソースが割り当てられる。遠隔装置がプッシュ−ツートー クボタンを離しても、リソースはある時間にわたってその遠隔装置専用の状態に 留まる。ユーザーがプッシュ−ツートークボタンを押していない間は、遠隔装置 はアクティブと指定され、さらに、ハング状態(hanging)であると言われる。ハ ング状態にある遠隔装置は低速の1連のアイドルメッセージを送受信して、リン クの出力を引き続き制御する。このようにして、遠隔装置ユーザーが次にプッシ ュ−ツートークボタンを押すと、リンクは完全に確立され、即座に応答状態とな る。このタイプの動作によって、ディスパッチシステムの自然な対話が可能とな る。プッシュ−ツートーク起動間の休止があるしきい値を越えると、リソースは 開放される。リソースが開放されると、遠隔装置はアクセスチャンネル上に発信 メッセージを送出して、接続を確立しなければならない。いつでも一時にはたっ た1つの遠隔装置しか話すことができないことは確かだが、2つ以上の遠隔装置 が同時にアクティブであることはあり得る。 図2Aと2Bは、ハング時間システムの典型的なブロック図の実現方法である 。「ハング時間」という用語は、遠隔装置がアクティブであり、専用リンクは割 り当てられているが、その遠隔装置がシステム通話者ではないような状態を示す のに使用される。好ましい実施態様において、システムは基地局28(図1を参 照)によって実行される。システムは、基地局トランシーバサブシステム内で複 数の動作が発生している間はMSC38(図1を参照)内に常駐していることが ほとんどである。最も一般的な実施態様では、システムは通信システムのどの部 分に存在してもよい。図2Aと2Bに示すシステムは、PTT_オン表示を発生 する遠隔装置1つ1つに対して一度実行される。 処理フローは開始ブロック100から始まる。遠隔装置がまたアクティブでな い場合は、基地局はリソース割当ての認可に対する要求を処理し、これによって 遠隔装置はリソースを割り当てられる。ブロック102で、PTT_オン表示は その遠隔装置から受信されリンク上を通過して通信マネージャに至る。またブロ ック102においては、T3が初期値に設定される。ブロック106で、通信マ ネージャがシステム通話者特権を否認したか否か問われる。別の遠隔装置がすで にシステム通話者として指定されていた場合は、その遠隔装置はシステム通話者 特権を認可されない。PTT_オフ表示が遠隔装置から受信されない場合、その 遠隔装置はシステム通話者特権を認可されない。図3Aと3Bに関連して広範囲 に述べたように、通信マネージャは、もし他のシステム通話者特権要求を受信し た場合は、システム通話者特権を認可した後でその特権を否認することがある。 また、通信マネージャは、もし遠隔装置が事前決定された時間を越えてシステム 通話者特権を有していた場合は、システム通話者特権を認可した後でそれを否認 することがある。答えがノーであれば、処理フローはブロック112に進む。 システム通話者特権を認可された遠隔装置がシステムの有効範囲領域から出た り、出力が遠隔装置から除去されたり、遠隔装置が破壊されたりした場合は、そ の遠隔装置は、基地局にPTT_オフ表示を通信することはできない。基地局は 、遠隔装置が有効範囲領域を励起したが通信マネージャはそれではないことに気 付く。遠隔装置が包括範囲から出ていくと、これに応答して、基地局は代わりの P TT_オフ表示を遠隔装置に対して発生する。通信マネージャはこれに応答して 、不在の遠隔装置システム通話者特権を否認し、これによって、システムを開放 して他の遠隔装置によって使用可能とする。 ブロック112では、サービスオプションが接続されたか否か問われる。基地 局が有効なフレームを遠隔装置から受信中である場合、サービスオプションは接 続される。もしそうでなければ、遠隔装置はシステムの有効範囲領域から出るか 、または、出力を喪失するか破壊されているので、処理フローはブロック114 にむ。ブロック114では、基地局は代わりのPTT_オフ表示を発生して、こ れを通信マネージャに送る。次に、基地局はリンクを解体する(tearing down)要 求を処理する。ハング時間システムの実行が完了し、処理フローはブロック12 8に進む。ブロック112に戻ると、そのときにサービスオプションが接続され ていれば、処理フローはブロック106にさらに戻る。 ブロック106では、通信マネージャがシステム通話者特権を否認したか否か 問われる。答えがイエスであれば、処理フローはブロック118に留まる。ブロ ック118,120,122,124および126によって、ハング時間機能が 実現される。遠隔装置は、自身が「ハング」中のときは、アイドルフレームを送 受信してリンクを保存する。アイドルフレームは、システムリソースが割り当て られたままであり、順方向リンクと逆方向リンクに対する電力制御が機能し続け るように、システムをデータで充填する。 ブロック118では、サービスオプションがブロック112と同じように接続 されているか否か問われる。オプションが接続されていない場合、遠隔装置はシ ステムは有効範囲領域外に出ているか、出力を喪失しているか、破壊されている かのいずれかである。このような場合、割り当てられたリソースは開放されて別 の遠隔装置が使用できるようになり、処理フローはブロック126に進む。ブロ ック126では、基地局はリンクの分解処理を実行する。ハング時間システムの 実行が完了すると、処理フローはブロック128で終了する。 サービスオプションが接続されていれば、処理フローはブロック118からブ ロック120に進む。ブロック120では、T3は増加(increment)されて時間 の経過を反映する。ブロック122では、現行のT3値がしきい値と比較される 。 T3値がしきい値を越えていれば、ブロック126で、基地局はリンクの分解処 理を実行する。ハング時間システムの実行が完了すると、処理フローはブロック 128で終了する。T3値がしきい値以下である場合、処理フローはブロック1 24に進む。この間に遠隔装置ユーザーがプッシュツートークボタンを押して遠 隔装置がPTT_オン表示を発生すると、通信マネージャはシステム通話者特権 をこの遠隔装置に対して認可することがある。ブロック124では、システム通 話者特権が遠隔装置に対して認可されているか否か問われる。もし認可されてい なければ、処理フローはブロック118に進み、遠隔装置はハングし続ける。シ ステム通話者特権の認可が受信されれば、T3値はブロック108でリセットさ れ、処理フローはブロック106に戻る。 ある遠隔装置がリンクを保存し、システムハングパラメータT3が指定するよ り長くハングし続けることを望む場合、その遠隔装置のユーザーは、プッシュツ ートークボタンを迅速に押して離すことによってプッシュツートークボタンを「 キーイン」することがあることに注意されたい。このような行動によって、遠隔 装置は肯定応答をブロック124の質問に対して発生する。T3値はブロック1 08でリセットされる。プッシュツートークボタンは迅速に離されるので、肯定 応答はブロック106の照会に応答して発生され、遠隔装置は、T3値の持続時 間全体に渡って再度ハングし始める。 上記で注意したように、ユーザーが最初にプッシュツートークボタンを押すと 、PTT_オン表示が遠隔装置から通信マネージャに送出される。ユーザーがプ ッシュツートークボタンを離すと、PTT_オフ表示は遠隔装置から通信マネー ジャに送出される。公称では、PTT_オフ表示が受信されるまでは、他のいか なるユーザーもプッシュツートークアクセスを認可されない。本発明のある態様 では、プッシュツートークボタンが誤動作する、または一般的な非優先割り込み が希望される状況が記されている。 図3Aと3Bに、ディスパッチシステムのアクセス調節とシステム保護のため のシステムの典型的なブロック図の実現方法が示されている。この場合、通信マ ネージャは時間を、遠隔装置がプッシュツートークボタンを押す時点から始まる 3つの期間に分割する。第1の期間中は、遠隔装置はリンクを排他制御し、これ によって、同じリンクの他の遠隔装置は割り込めない。第1の期間が終了すると 、第2の期間が始まる。第2の期間中は、遠隔装置は、同じかまたは場合によっ てはより下位のランクの他の遠隔装置によって割り込まれる。どの他の遠隔装置 もプッシュボタンを押さない場合、この遠隔装置は指定されたシステム通話者と して留まる。別の遠隔装置がプッシュツートークボタンを押すと、通信マネージ ャはオリジナルの遠隔装置にシステム通話者特権の否認を送出し、割り込みを掛 けた遠隔装置にシステム通話者特権を認可する。割り込みが第2の期間中に受信 されないと、第2の期間が終了した後で、たとえ他のどの遠隔装置もシステムを 使用しようとしていなくても、通信マネージャは遠隔装置にシステム通話者特権 の否認を送る。 たとえ他のどのユーザーがシステムにアクセスしようとしていなくても、第2 の期間が終了した後で特権を否認する目的は、システム保全性のためである。遠 隔装置が有効にシステムを使用して通信している場合は、その装置は、プッシュ ツートークボタンを単に離してから押すことによって接続を再開始できる。一方 、遠隔装置が不能にされていてPTT_オフ表示を発生できないような場合でも 、システムリソースは無駄にはされない。例えば、遠隔装置のプッシュツートー クボタンが押されたままであると、システムリソースが不必要に消費され続ける 。また、プッシュツートークボタンが押されたときに遠隔装置の話者が不能にさ れるようにシステムが設計されている場合、第2の期間が終了したらリンクが開 放されることによって、話者は再度可能(re-enable)され、遠隔装置は再度メッ セージを受信することが可能となる。 好ましい実施態様において、第2の期間が終了したり、遠隔装置が他の遠隔装 置によって割り込まれたりすると、通信マネージャはシステム通話者特権の否認 を発生する。これに応答して、遠隔装置は上記のように「ハング」し始める。ハ ング状態において、システムリソースはその遠隔装置に割り当てられたままであ り、その遠隔装置は、ハングしている間にプッシュツートークボタンを押すとリ ソース割当て遅延を受けない。 図3Aと3Bは、ディスパッチシステムのアクセス調節とシステム保護のため のシステムの典型的なブロック図の実現方法であり、ブロック140から始まる 。 ブロック140さらにブロック142と144では、どの遠隔装置もその時点で はシステム通話者特権を認可されていない。ブロック142で、ある遠隔装置の ためのシステム通話者特権を求める要求が、通常はPTT_オン表示が通信マネ ージャから受信される。ブロック144で、通信マネージャはシステム通話者特 権をその遠隔装置に認可する。またブロック144では、T1が初期値に設定さ れる。 ブロック146で、システム通話者特権に対する要求が別の遠隔装置から受信 されたか否か問われる。もしそうなら、ブロック138は、割り込みを掛けた遠 隔装置がより高いランクのものであるあるか問う。もし受信されていなければ、 ブロック154において、通信マネージャはシステム通話者特権要求の否認を発 行する。上記で注意したように、否認に応答して、割り込みを掛けた遠隔装置は ハングし始め、割り当てられたリンクは保存されたまま留まる。システム通話者 特権要求が受信されたか否かとは無関係に、処理フローはブロック148に進み 、そこで、T1は増加されて時間の経過を反映し、処理フローはブロック150 に進む。ブロック150で、通常はPTT_オフ表示という形で与えられるシス テム通話者特権の否認を求める要求が遠隔装置から受信されたか否か問われる。 もし受信されていれば、処理フローはブロック142に戻り、プロセスはシステ ム通話者特権に対する次の要求を待つ。もし受信されていなければ、処理フロー はブロック152に進み、ここで、T1がしきい値1を越えるか否か問われる。 もし越えていなければ、処理フローはブロック146に戻り、遠隔装置はシステ ム通話者として留まり、T1は増加され続ける。T1がしきい値1を越えていれ ば、第1の割り込み不可能期間が終了し、第2の割り込み可能期間が始まる。 再度ブロック138に戻り、割り込みを掛けた遠隔装置がより高いランクのも のであるか否か問われる。好ましい実施態様において、割り込みを掛けた遠隔装 置がより高いランクのものであれば、第1の期間中であっても遠隔装置に割り込 みを掛けることができる。したがって、ブロック138に対する答えが肯定であ れば、処理フローはブロック168に居続ける。通信マネージャはシステム通話 者特権の否認をブロック168中の遠隔装置に送る。ブロック170で、通信マ ネージャはまた、システム通話者特権の否認を割り込み中の遠隔装置に送る。T 1が初期値に設定される。処理フローはブロック146に戻る。 ブロック156で、T2値は初期値に設定される。ブロック158で、T2が 時間の経過を反映するように増加される。ブロック160で、一般にPTT オ フ表示という形態で与えられるシステム通話者特権否認要求が遠隔装置から受信 されているか否か問われる。もし受信されていれば、第2の期間が切り捨てられ 、システム通話者特権に対する次の要求が受信されるとブロック142で動作が 継続される。システム通話者特権否認要求が受信されていなければ、処理フロー はブロック162に進む。ブロック162では、システム通話者特権の認可に対 する要求が割り込み中の遠隔装置から受信されたか否か問われる。好ましい実施 態様において、他のどの遠隔装置でもその遠隔装置に対して割り込める。ある代 替の実施態様では、等しいまたはより高いランクの遠隔装置だけがこのような遠 隔装置に対して割り込める。ブロック162での答えがイエスであれば、ブロッ ク168で通信マネージャはシステム通話者特権の否認を遠隔装置に送る。ブロ ック170で、通信マネージャはまた、システム通話者特権の認可を割り込み中 の遠隔装置に送る。T1は初期値に設定される。処理フローはブロック146に 戻る。 システム通話者特権を求める要求が割り込み中の遠隔装置から受信されると、 処理フローは次いでブロック162からブロック164に進む。ブロック164 で、T2値がしきい値2を越えているか否か問われる。もし越えていなければ、 第2の期間がブロック158に戻って継続される。しきい値2を越えていれば、 ブロック166で通信マネージャはシステム通話者特権の否認を遠隔装置に送る 。これによって、システムは再度ブロック142から開始される。 本発明の範囲に入るさまざまな変更例や実現例が存在する。ある実現例は、本 発明のあらゆる部品を具備しながらも、図2Aおよび2Bならびに図3Aおよび 3Bのフローチャートに厳密には従わない。例えば、どんな表示が受信されたか という状況に対する周期的な照会の代わりに割り込みを用いてもよい。明らかに 、これらのブロックは、システムの動作に影響することなくフロー中で再順序化 してもよい。また、本書は「遠隔の」装置に言及しているが、一部の装置は有線 装置である。 好ましい実施態様のこれまでの説明は、当業者であればだれでも、本発明を用 いたり利用したりできるように与えられたものである。これらの実施態様に対す るさまざまな修正が当業者には容易に明らかであり、本書に述べる一般的な原理 を発明の才を用いなくても他の実施態様に適用可能である。したがって、本発明 は、ここに示す実施態様を制限すること意図するものではなく、ここに開示する 原理と新規な特徴と矛盾しない最も広い範囲を許容されるべきものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,HU,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA, UG,UZ,VN,ZW (72)発明者 グラブ、マシュー・エス アメリカ合衆国、カリフォルニア州 92037、ラ・ジョラ、ボーデュクス・アベ ニュー 2757 【要約の続き】 る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ディスパッチシステム内でアクセスする方法であり、前記ディスパッチシ ステムが、複数の遠隔装置、少なくとも1つの基地局、通信マネージャおよび移 動局をスイッチングセンターを有する方法において、前記方法が、 第1の遠隔装置が使用するための通信リソースを確立するステップと、 前記通信マネージャからの前記第1の遠隔装置による排他的システム通話者特 権を要求するステップと、 前記排他的システム通話者特権を前記第1の遠隔装置に認可するステップと、 を含むことを特徴とする方法。 2.前記認可ステップが、 どの遠隔装置もまだ前記排他的システム通話者特権を保持していないことを判 断するステップと、 前記排他的システム通話者特権を前記第1の遠隔装置に認可するステップと、 を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。 3.前記認可ステップが、 第2の遠隔装置が前記排他的システム通話者特権をすでに保持していることを 判断し、さらに、前記第2の遠隔装置が前記排他的システム通話者特権を保持し た時間の長さを判断するステップと、 前記第2の遠隔装置が前記排他的システム通話者特権を第1の事前決定された 時間を越える期間にわたって保持していた場合は、前記排他的システム通話者特 権を前記第1の遠隔装置に認可し、前記第2の遠隔装置から前記排他的システム 通話者特権を取り消すステップと、 を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。 4.前記認可ステップが、 第2の遠隔装置が前記排他的システム通話者特権をすでに保持していることを 判断するステップと、 前記第1の遠隔装置が前記第2の遠隔装置よりそのランクが高い場合に、前記 第1の遠隔装置に前記排他的システム特権を認可し、前記排他的システム通話者 特権を前記第2の遠隔装置から取り消すステップと、 を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。 5.第1の事前決定された時間にわたって前記排他的システム通話者特権を保 持するあらゆる遠隔装置に対して前記排他的システム通話者特権を取り消すステ ップと、 をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。 6.前記第1の遠隔装置から送られた放棄要求を受信したら、前記排他的シス テム通話者特権を保持している前記第1の遠隔装置から、前記通信マネージャに よって、前記排他的システム通話者特権を取り消すステップと、 前記第1の遠隔装置が前記放棄要求を受信した後の第1の事前決定された期間 にわたって前記通信リソースを保持するステップと、 前記第1の事前決定された期間が終了した後で前記通信マネージャによって前 記通信リソースを解体するステップと、 を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。 7.前記通信リソースを保持する前記保持ステップが、前記基地局と前記第1 の遠隔装置の内の少なくとも一方との間で1連のアイドルフレームを送受信する ステップをさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。 8.前記1連のアイドルフレームが電力制御情報を含むことを特徴とする請求 項7に記載の方法。 9.前記放棄要求が、前記第1の遠隔装置のプッシュ−ツートークボタンの開 放を含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。 10.事前定義された事象が発生したら前記基地局の内の少なくとも1つによ って代わりの放棄要求を発生するステップと、 前記代わりの放棄要求を前記通信マネージャに伝送するステップと、 をさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。 11.前記事前定義された事象が、前記排他的システム通話者特権を保持する 前記第1の遠隔装置が前記ディスパッチシステムの有効範囲領域から出ていくこ とを含むことを特徴とする請求項10に記載の方法。 12.前記事前定義された事象が、前記排他的システム通話者特権を保持する 前記第1の遠隔装置が出力を喪失することを含むことを特徴とする請求項10に 記載の方法。 13.前記事前定義された事象が、前記排他的システム通話者特権を保持する 前記第1の遠隔装置が破壊されることを含むことを特徴とする請求項10に記載 の方法。 14.ディスパッチシステム内でアクセスする装置であり、前記ディスパッチ システムが、複数の遠隔装置、少なくとも1つの基地局、通信マネージャおよび 移動局スイッチングセンターを有する装置において、前記装置が、 前記遠隔装置の内の少なくとも1つと前記通信マネージャの間に通信リンクを 確立する手段と、 第1の遠隔装置によって排他的システム通話者特権を発生する手段と、 前記通信マネージャ内に配置された、前記第1の遠隔装置に対して前記排他的 システム通話者特権を認可したり否認したりする手段と、 を具備することを特徴とする装置。 15.前記排他的システム通話者特権が前記第1の遠隔装置から取り消された 後で事前決定された時間にわたって前記通信リンクを保持する手段を更に具備す ることを特徴とする請求項14に記載の装置。 16.事前決定された事象が発生したら前記排他的システム通話者特権を保持 している前記第1の遠隔装置から前記排他的システム通話者特権を取り消すよう に要求する代わりメッセージを発生するようにそれぞれが構成された前記少なく とも1つの基地局をさらに具備することを特徴とする請求項14に記載の装置。 17.前記事前決定された事象が、前記第1の遠隔装置が前記ディスパッチシ ステムの有効範囲領域から出ていくことを含むことを特徴とする請求項16に記 載の装置。 18.前記事前決定された事象が前記第1の遠隔装置の電源異常を含むことを 特徴とする請求項16に記載の装置。 19.前記事前決定された事象が前記第1の遠隔装置が破壊されることを含む ことを特徴とする請求項16に記載の装置。 20.前記第1の遠隔装置のプッシュ−ツートークボタンの開放を示す放棄要 求を発生する手段をさらに具備することを特徴とする請求項14に記載の装置。 21.前記放棄要求メッセージを受信したら、前記通信マネージャが、前記第 1の遠隔装置に対する前記排池的システム通話者ステータスを取り消すことを特 徴とする請求項20に記載の装置。 22.前記第1の遠隔装置が前記排他的システム通話者特権を保持した経過時 間を測定するタイマーと、 第2の遠隔装置が前記排他的システム通話者特権を要求したことを判断する検 出器と、 前記経過時間が第1の事前決定された時間と第2の事前決定された時間を越え たことを判断する手段と、 を前記通信マネージャが具備することを特徴とする請求項14に記載の装置。 23.ハング状態の遠隔装置に対して前記基地局によって情報のアイドルフレ ームを提供するためのアイドルフレーム発生手段と、 前記通信マネージャに対して前記遠隔装置の内の1つによって情報のアイドル フレームを提供するためのアイドルフレーム発生手段と、 を前記通信保持手段がさらに具備することを特徴とする請求項14に記載の装置 。 24.前記1連のアイドルフレームが電力制御情報を含むことを特徴とする請 求項23に記載の装置。
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