JP2000513082A - エネルギー案内チェーン - Google Patents

エネルギー案内チェーン

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JP2000513082A JP10543368A JP54336898A JP2000513082A JP 2000513082 A JP2000513082 A JP 2000513082A JP 10543368 A JP10543368 A JP 10543368A JP 54336898 A JP54336898 A JP 54336898A JP 2000513082 A JP2000513082 A JP 2000513082A
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    • H02G11/00Arrangements of electric cables or lines between relatively-movable parts
    • H02G11/006Arrangements of electric cables or lines between relatively-movable parts using extensible carrier for the cable, e.g. self-coiling spring

Abstract

(57)【要約】 上部横材および下部横材を介して互いに着脱可能に連結されて2つの平行なストランドに組み立てられ、互いに重なり合って屈曲されることのできるいくつかのチェーン・ストラップによって、2つの連結点の間でケーブル、ホースなどを案内するためのエネルギー案内チェーン(1)において、各チェーン・ストランドには内側重なり区域(5)を有する内側ストラップ(3)および外側重なり区域(5)を有する外側ストラップ(4)として設計されている交互に公正されたチェーン・ストラップ(2)が存在する。チェーン・ストラップ(2)相互の屈曲、重なり区域(5)に位置する係止部材(8、9、12、13)によって制限される。チェーン(1)の曲率は係止部材(8、9、12、13)の位置によって決まる。内側ストラップ(3)と外側ストラップ(4)における係止部材(8、9、12、13)を、対称軸としてのチェーンの長手方向(S2)に沿う中心軸に対して非対称に位置決めすると、チェーンの長手方向に対するストラップ(3、4)の向きに応じて、同じ内側ストラップ(3)および外側ストラップ(4)を使用してエネルギー案内チェーン(1)における2つの異なる曲げ挙動を生じさせることが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】 エネルギー案内チェーン 本発明は着脱可能な態様で上部横材と下部横材を介して互いに連結されて2つ の平行なストランドに組み立てられ、互いに重なり合って屈曲されることのでき るいくつかのチェーン・ストラップによって、2つの連結点の間でホースやケー ブルなどを案内するためのエネルギー案内チェーンであって、内側重なり区域を 有する内側ストラップおよび外側重なり区域を有する外側ストラップとして設計 されたチェーン・ストラップが各チェーン・ストランドにおいて交互になってお り、内側ストラップおよび外側ストラップはそれぞれ2つのチェーン・ストラン ドにおいて互いに対向しており、チェーン・ストラップの曲がりを制限する係止 部材が隣接するチェーン・ストラップの重なり区域に設けられている前記エネル ギー案内チェーンに関する。 水平に配置されたエネルギー案内チェーンの場合においては、チェーンの動き によってまず下方ストランドと呼ばれるほぼ直線状の部分が形成される。この部 分は案内溝などの基底上にまたは床面上におかれる。この下方ストランドには湾 曲した部分が続いている。湾曲部分に続くチェーンの少なくとも部分的に自己支 持する部分は上方ストランドとして知られている。湾曲部分におけるチェーンの 曲率半径に加えて、上方ストランドの曲率もエネルギー案内チェーンを使用する 際には特に重要である。 エネルギー案内チェーンの利用においては、移動経路の長さ、負荷およびその 他の条件にしたがって様々な位置に上方ストランドを有するチェーンが使用され る。これについて、自己支持性上方ストランドを有するチェーンと滑り上方スト ランドを有するチェーンとは区別される。自己支持性上方ストランドの場合には 、エネルギー案内チェーンは下方ストランドと床面の上方に自由に支持されてい る。自己支持性上方ストランドの曲率は変化することができる。自己支持部分に おける上方ストランドの片勾配はプリテンションと呼ばれる。自己支持性チェー ンの上方ストランドは直線状になったり、ま たはたるむこともできる。滑り上方ストランドの場合には、エネルギー案内チェ ーンは湾曲部分で180度よりはるかに大きく曲がり、その結果、上方ストラン ドはある一定の距離だけ離れると下方ストランドの上に載る。滑り上方ストラン ドを有するチェーンでは、上方ストランドが下方ストランドまたは床面の上に載 るようになるまでの距離は、上方ストランドの曲率によって決まる。チェーンの 滑り上方ストランドがその上を滑動するスライド・レールまたは下方ストランド に生じ得る凸凹と相まって移動中に生じる張力と横方法の力によって上方ストラ ンドが飛び上がることを防ぐために、移動経路が長い場合には上方ストランドに はプリテンションをかけない。 エネルギー案内チェーンの曲げ挙動は、本質的には係止部材の構成およびチェ ーンとその内側に含まれるラインの重量によって決まる。 この種のエネルギー案内チェーンはDE4325259A1によって知られて いる。チェーンは、横材によって互いに着脱可能に連結されたチェーン・ストラ ップから構成されている。組み立てられて1つのストランドを形成するチェーン ・ストラップは互いに屈曲することができる。これについては、内側ストラップ と外側ストラップは異なった形式のチェーン・ストラップを表す。この形式は、 とりわけ屈曲が可能なように互いに連結されている重なり区域の構成によって異 なる。案内空洞を形成する互いに平行に配置された2つのチェーン・ストランド に基づいて、内側および/又は外側のストラップは、重なり区域において内側と 外側とに取り付けられているチェーン・ストラップである。チェーン・ストラッ プの重なり区域には係止部材が設けられて、チェーン・ストラップの相互の屈曲 を制限する。これについては、外側ストラップにおける係止部材は、対称軸とし てのチェーンの長手方向に沿う中心軸に対して対称に位置決めされている。内側 ストラップにおける係止部材は、チェーンの長手方向に対して非対称に位置決め されている。 公知のエネルギー案内チェーンの欠点は、上方ストランドの湾曲部分および自 己支持部分の異なった曲率について、内側と外側の異なったストラップをそれぞ れ設けなければならないことであり、このため製造コストと在庫コストが高くな る。 かゝる従来の技術に関して、本発明の課題は、様々な曲率半径と様々な上方ス トランド経路を有する製造が簡単で経済的なエネルギー案内チェーンを提供する ことにある。 本発明によれば、前記の課題は対称軸としてのチェーンの長手方向に沿う中心 軸に対して内側ストラップと外側ストラップの係止部材を非対称に位置決めし、 係止部材によって規定される屈曲動作の限界をチェーンの長手方向に対するこれ らストラップの中の一つのものゝ向きに応じて変えるようにしたことによって解 決される。 あるチェーン・ストラップのチェーンの長手方向に関する2つの向きは、チェ ーンの長手方向に横切るストラップの中心軸の周りにストラップを180度回転 させるときに生じるチェーンの長手方向におけるストラップの位置に対応する。 チェーン・ストラップの2つの形式の係止部材を本発明にしたがって非対称に 位置決めする場合には、チェーン・ストラップが互いに屈曲する角度の範囲は、 チェーンの長手方向に対するストラップの向きに依存する。これについて、チェ ーンの長手方向に対するストラップの向きには2つの異なる可能性がある。特定 の曲率半径と特定の上方ストランド経路を有するチェーン・ストランドを、チェ ーン・ストランドにおける内側ストラップまたは外側ストラップを切り換えてチ ェーンの長手方向に対するストラップの向きを変えることによって、異なる経路 を有するチェーン・ストランドに転換することができる。係止部材が非対称位置 にあるので、この2つの向きにより、チェーン・ストラップの互いに屈曲する範 囲が異なることになる。 本発明によるエネルギー案内チェーンの利点は、同じ内側ストラップと外側ス トラップを使用するエネルギー案内チェーンについて2つの異なる形式の曲げ挙 動が実現できることである。従来の技術では、同じ効果を達成するために少なく とも3つの異なるストラップを必要とした。 本発明によるエネルギー案内チェーンの好ましい態様では、重なり区域におけ る係止部材は、チェーンの長手方向に対して直角をなすチェーン・ストラップの 中心軸に関して鏡面対称に位置決めされている。この設計の結果と して、チェーン・ストランドにおいて互いに対向しているストラップは各々、全 く同一に設計された内側ストラップと外側ストラップからなることができ、その ため製造コストと組立てコストが低減する。さらにまたこれは、2つのチェーン ・ストランドにおいて互いに対向して位置する同じ内側ストラップと外側ストラ ップがチェーンの最適な直線走行を確実にするという利点を与える。 内側ストラップと外側ストラップの係止部材は、チェーンの長手方向に対する これらのストラップの1つのものゝ向きに応じて、上方ストランドの自己支持部 分が異なる経路を示すように位置決めすることができる。 好ましい態様では、内側ストラップと外側ストラップの係止部材は、上方スト ランドの自己支持部分の曲率が外側ストラップの向きによって定められるように 位置決めされる。例えば、直線状の自己支持性上方ストランドを有するエネルギ ー案内チェーンを垂れ下がった自己支持性上方ストランドを有するチェーンに転 換することができる。また自己支持性上方ストランドは、例えば滑り上方ストラ ンドに転換することもできる。同様にして、上方ストランドが外側ストラップの 向きに応じて大きなまたは小さいプリテンションを示すエネルギー案内チェーン も可能である。外側ストラップを使用して上方ストランドの経路を定めることの 一つの利点は、これがチェーンの長手方向に関する向きを変えるために容易にと り得ることである。向きを変えるために必要なことは、チェーン・ストランドか ら外した外側ストラップをチェーンの長手方向を横切る中心軸の周りに180度 だけ回転させ、チェーン・ストランドに再び挿入することだけである。係止部材 が過度に非対称でない場合には、この結果下方ストランドと上方ストランドとの 間の部分において生じる曲率半径の変化は許容差の範囲内にとどまる。 チェーン・ストランドの外側にあるチェーン・ストラップは、チェーン・スト ラップの操作と正確な向きの決定を容易にするために、少なくとも1つの標識を 備えている。こうして、ストラップの向きを常に内側ストラップと外側ストラッ プについての標識の相対位置から決定することができる。 チェーン・ストラップのなす屈曲を、複合係止部材によって都合よく制限 することができる。両方向における屈曲を制限するために、複合係止部材には2 対の係止面がそれぞれの場合に設けられ、こうしてエネルギー案内チェーンの安 定性がさらに向上する結果となる。 本発明を添付の図面に示す実際の例に基づいて以下に説明する。図面が示すも のは次の通りである。 図1は、プリテンションがかかったエネルギー案内チェーンの自己支持性上方 ストランドの部分を示す図である。 図2は、図1に示すチェーン部分の内側ストラップを示す図である。 図3は、図1に示すチェーン部分の外側ストラップを示す図である。 図4は、2つの外側ストラップと1つの内側ストラップを有する図1に示すチ ェーン部分の切取図である。 図5は、エネルギー案内チェーンの自己支持性上方ストランドの湾曲部分を示 す図である。 図6は、図5に示すチェーン部分の外側ストラップを示す図である。 図7は、図5に示すチェーン部分の内側ストラップを示す図である。 図8は、2つの外側ストラップと1つの内側ストラップを有する図5に示すチ ェーン部分の切取図である。 図中、特に図1と図5に示すように、エネルギー案内チェーン1は、ストラン ドを形成するために連結されたいくつかのチェーン・ストラップ2で構成されて いる。チェーン・ストランドにおいては、内側ストラップ3と外側ストラップ4 とが交互になっており、これらが屈曲できるように重なり区域5で連結されてい る。 図2と図7に示す内側ストラップ3は、重なり区域5において円形の突起部6 を示す。内側ストラップ3は、外側ストラップ4の重なり区域5の円形凹部7に 円形突起部6を位置させることによって、外側ストラップ4と連結される。 これらの図は、内側ストラップ3と外側ストラップ4がチェーンの長手方向S 2に垂直をなす中心軸S1に関して鏡面対称であることを示している。両方の場 合のチェーン・ストランドにおいて、チェーン・ストラップ2は夫 々軸S1の周りに180度の角度だけ回転させて使用される。 内側ストラップ3の各重なり区域5は、向きが異なる2つの係止面8、9を有 する。これについて、第1係止面8はチェーンの長手方向S2に平行である。係 止面9はチェーンの長手方向S2とある角度をなしている。2つの係止面8、9 は、係止面8、9を安定化させるように作用するリブ10によって互いに連結さ れている。 突起部6と同様に、係止面8、9は内側ストラップ3の重なり区域5から突出 している。重なり区域5を分離するウェブ11も内側ストラップから突出させる ことができる。 外側ストラップ4は、異なる位置に設けられた2つの係止面12、13を備え ている。これについて、図3と図6に示すように、係止面13はチェーンの長手 方向S2に平行である。係止面12はチェーンの長手方向S2とある角度をなし ている。係止面12、13を安定化するために、これらを円形凹部7が画定する 壁14によって互いに連結する。外側ストラップ4も2つの重なり区域5を分離 するウェブ15を有する。 内側ストラップ3と外側ストラップ4を図4に示すように組み立てた場合には 、チェーン・ストラップ相互の屈曲は、係止面9、13または係止面8、12の 相互作用によって得られる。係止面8、9、12、13は、これらの2つがそれ ぞれ対として共に作用する複合係止部材として設計されている。 湾曲部分におけるエネルギー案内チェーン1の角度は、面9と面13との合致 によって決定される。チェーンの長手方向S2に対して係止面13が平行に位置 する結果として、エネルギー案内チェーンの湾曲部分の曲がりが、チェーンの長 手方向S2に対する係止面9の角度によって決まることが図によって示されてい る。 内側ストラップ3および外側ストラップ4を図4に示すように屈曲させる場合 には、その限界は係止面8、12の相互作用によって決まる。図に示すように、 ストラップ3、4を選ばれた向きにすると、チェーン・ストランドの上方ストラ ンドにプリテンションがかかる。係止面8はチェーンの長手方 向S2と平行なので、上方ストランドの経路はチェーンの長手方向S2に関する 係止面12の傾斜角によって必然的に決定される。 図5に示すように、外側ストラップ4をもう一方の向きで内側ストラップ3に 挿入する場合には、後者を軸S1および軸S2に直角をなす図面の平面内にある 中心軸S3の周りに180度だけ回転させなければならない。内側ストラップ3 と外側ストラップ4の向きをさらに容易に決定するために、これらは外側から見 える側面に標識16、17を備えている。 内側ストラップ3と外側ストラップ4を図8に示す向きで組み立てる場合には 、角度の限界は係止面12と9または13と8の向きによって決まる。 これについては、2つの係止面9、12の向きが、エネルギー案内チェーン1 の湾曲部分の半径を決定する。チェーンの長手方向S2に対する係止面12の傾 斜角が小さいために、湾曲部分の制限角度は外側ストラップ4の他の対応する向 きにおけるよりも僅かに小さい。係止面12の平行に対する角度はごく僅かなの で曲率半径の変化は最小であり、したがって許容できる。 係止面8、13の向きは、対向する方向における2つのチェーン・ストラップ の曲がりを制限する。これは上方ストランドの自己支持部分の曲率を決定する。 チェーンの長手方向S2に対する係止面8、13の平行な向きは、上方ストラン ドが幾何学的に直線の経路を有することを示す。上方ストランドに作用するチェ ーン・ストラップ、およびチェーン内部に案内されるケーブル、ホースなどの重 力によって、またストラップ2の弾性的な可撓性のあるプラスチック材料によっ て、係止面8、13のこの向きにより、図8に示すように湾曲した自己支持性上 方ストランドが得られる。 参照番号表 1 エネルギー案内チェーン 2 チェーン・ストラップ 3 内側ストラップ 4 外側ストラップ 5 重なり区域 6 円形突起部 7 円形凹部 8 係止面 9 係止面 10 リブ 11 ウェブ 12 係止面 13 係止面 14 壁 15 ウェブ 16 標識 17 標識 S1 中心軸 S2 チェーンの長手方向 S3 チェーンの長手方向を横切る中心軸
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年3月20日(1999.3.20) 【補正内容】 明細書 エネルギー案内チェーン 本発明は、互いに相対移動可能な2つの接続点の間でホースやケーブルなどを 案内するためのエネルギー案内チェーンであって、前記チェーンは実質的に直線 状の下方ストランドと多数のチェーン・ストラップによりこれにつづく湾曲部分 および自己支持性上方ストランドを有し、該チェーン・ストラップは着脱可能な 熊様で上部横材と下部横材とを介して互いに連結されて平行なストランドに組み 立てられ、そして互いに重なり合って回転軸の周りで屈曲されることができ、内 側重なり区域を有する内側ストラップおよび外側重なり区域を有する外側ストラ ップとして設計されたチェーン・ストラップが各チェーン・ストランドにおいて 交互になっており、内側ストラップおよび外側ストラップはそれぞれ2つのチェ ーン・ストランドにおいて互いに対向しており、係止部材が湾曲部分の曲がりを 制限するための第1係止面と上方ストランドの自己支持部分の曲がりを制限する ための第2係止面とを有し、内側ストラップの係止面が回転軸を含む中央面にお ける鏡面に対して非対称に位置決めされているエネルギー案内チェーンに関する 。 この種類のエネルギー案内チェーンには、それらの種々の用途に応じて湾曲部 分の異なった曲率半径ならびに上方ストランドの異なった曲率が必要である。こ のように、上方ストランドの形状は本質的に移動経路の長さ、荷重、およびその 他の条件に依存する。これについて、自己支持性上方ストランドを有するチェー ンと、滑り上方ストランド(湾曲部分の後の自己支持部分に続く)を有するチェ ーンとは区別される。自己支持性上方ストランドの場合には、エネルギー案内チ ェーンは下方ストランドと床面の上方に自由に支持されている。自己支持性上方 ストランドの曲率は変わり得る。自己支持部分の上方ストランドの片勾配はプリ テンションと呼ばれる。自己支持チェーンの上方ストランドも直線状になったり 、またはたるむこともできる。滑り上方ストランドの場合には、エネルギー案内 チェーンは湾曲部分で180度 以上に曲がり、その結果、上方ストランドはある一定の距離だけ離れると下方ス トランドの上に載る。滑り上方ストランドを有するチェーンでは、上方ストラン ドが下方ストランドまたは床面の上に載るようになるまでの距離は、上方ストラ ンドの曲率によって決まる。チェーンの滑り上方ストランドがその上を滑動する スライド・レールまたは下方ストランドにおいて生じ得る凸凹と相まって移動中 に生じる張力と横方向の力により上方ストランドが飛び上がることを防ぐために 、移動経路が長い場合には上方ストランドにはプリテンションをかけない。 エネルギー案内チェーンの曲げ挙動は、本質的には係止部材の配置、およびチ ェーンとその内側に含まれるラインの重量によって決まる。 この種のエネルギー案内チェーンはDE4325259A1によって知られて いる。チェーンは、横材によって互いに着脱可能に連結されたチェーン・ストラ ップから構成されている。組み立てられて1つのストランドを形成するチェーン ・ストラップは互いに屈曲することができる。これについて、内側ストラップと 外側ストラップは異なった形式のチェーン・ストラップを表す。この形式は、と りわけ屈曲が可能なように互いに連結されている重なり区域の構成によって異な る。案内空洞を形成する互いに平行に配置された2つのチェーン・ストランドに 基づいて、内側および/又は外側とのストラップは、重なり区域においては内側 と外側とに取り付けられているチェーン・ストラップとなる。チェーン・ストラ ップの重なり区域には係止部材が設けられて、チェーン・ストラップの相互の屈 曲を制限する。これについて、外側ストラップにおける係止部材は、回転軸を含 む中央面で鏡面に関して対称に位置決めされている。内側ストラップにおける係 止部材は、この中央面で鏡面に関して非対称に位置決めされている。 公知のエネルギー案内チェーンの欠点は、上方ストランドの湾曲部分および自 己支持部分の異なった曲率のために、内側と外側の異なったストラップをそれぞ れ設けなければならないことであり、このため製造コストと在庫コストが高くな る。 かゝる従来の技術に関して、本発明の課題は、様々な曲率半径と様々な上 方ストランド経路を有する製造が簡単で経済的なエネルギー案内チェーンを提供 することにある。 本発明によれば前記課題は、2つの回転軸の間の中間にありまたこれに平行を なす中心軸の周りの内側ストラップまたは外側ストラップのいずれか一方の向き を180度変えた場合に、上方ストランドの自己支持部分および/またはチェー ンの湾曲部分が異なる曲率を得るように、外側ストラップの係止面を中央面にお ける鏡面に関して非対称に位置決めすることによって解決される。 前記の180度の向きの変化とは、各ストラップ(内側ストラップおよび外側 ストラップの夫々)がチェーンにおける前記中心軸の周りに180度だけ回転し た位置に配置され、他のストラップ(外側ストラップおよび内側ストラップの夫 々)がそれらの位置を維持することを意味する。 本発明による内側ストラップと外側ストラップの係止面の非対称的位置によっ て、チェーンの上方ストランドの自己支持部分および/または湾曲部分について の2つの異なる曲率半径を、2つだけの異なる形式のストラップによって、すな わち内側ストラップと外側ストラップのみによって実現することが可能になる。 従来の技術では、これと同じ効果を達成するために少なくとも3つの異なるスト ラップが必要であった。 本発明によるエネルギー案内チェーンの好ましい態様では、内側ストラップと 外側ストラップの係止面は、内側ストラップまたは外側ストラップのいずれかの 向きを中心軸の周りに180度の角度だけ変化させた後で湾曲部分が僅かに異な る曲率を受け入れるように、中央平面に関して非対称に位置決めされる。この手 段によって、例えば、プリテンションがかゝる直線状の自己支持性上方ストラン ドを有するエネルギー案内チェーンを、垂れ下がった自己支持性上方ストランド を有するチェーンに転換することができる。他の形状の上方ストランドの間でも 変化を行うことができる。 本発明によるエネルギー案内チェーンの好ましい態様では、係止面はチェーン の長手方向に対して直角をなすチェーン・ストラップの中心軸に関して鏡面対称 に位置決めされている。この設計の結果、チェーン・ストランドに おいて互いに対向しているストラップをそれぞれ全く同じに設計された内側スト ラップと外側ストラップで構成することができ、これによって製造コストと組立 てコストが低減する。さらにまた、対向するストラップを個別につくる製造上の 欠陥が加算されることはないので、2つのチェーン・ストランドの中で互いに対 向して位置する全く同じ内側ストラップと外側ストラップがチェーンの最適な直 線走行を保証するという利点をもたらす。 特に、180度の角度だけそれらの向きを変えるために設けられるチェーン・ ストラップは外側ストラップである。 好ましい態様では、内側ストラップの係止面は回転軸を含む中央平面における 鏡面に関して比較的強い非対称性で位置決めされており、これに対して外側スト ラップの係止面はこの平面に関して僅かに非対称に位置決めされている。したが って、外側ストラップの向きを180度だけ変化させると、上方ストランドの所 望の形状を得ることができる。これによって、湾曲部分におけるエネルギー案内 チェーンの曲率半径も変化する。しかしこの変化は、係止面の非対称性が大き過 ぎない場合には許容差の範囲内にある。 これについて、回転軸を含む中央平面に対して外側ストラップの第1係止面を 平行にすることができ、かつ外側ストラップの第2係止面を僅かに傾けることが できる。 チェーン・ストランドの外側にあるチェーン・ストラップにはチェーン・スト ラップの操作と向きの正確な決定を容易にするために標識を設けることができる 。このようにして、ストラップの向きを常に内側ストラップと外側ストラップに ついての標識の相対位置によって決定することができる。 本発明によるエネルギー案内チェーンの好ましい態様では、従来技術において 一般に知られている複合係止部材が設けられ、各複合係止部材は、湾曲部分と自 己支持性上方ストランドの曲率をそれぞれ制限する2つの係止面を含む。 本発明を添付の図面に示す実際の例に基づいて以下に説明する。図面が示すも のは次の通りである。 図1は、プリテンションがかかったエネルギー案内チェーンの自己支持性 上方ストランドの部分を示す図である。 図2は、図1に示すチェーン部分の内側ストラップを示す図である。 図3は、図1に示すチェーン部分の外側ストラップを示す図である。 図4は、2つの外側ストラップと1つの内側ストラップを有する図1に示すチ ェーン部分の切取図である。 図5は、エネルギー案内チェーンの自己支持性上方ストランドの湾曲部分を示 す図である。 図6は、図5に示すチェーン部分の外側ストラップを示す図である。 図7は、図5に示すチェーン部分の内側ストラップを示す図である。 図8は、2つの外側ストラップと1つの内側ストラップを有する図5に示すチ ェーン部分の切取図である。 図中、特に図1と図5に示すように、エネルギー案内チェーン1は、ストラン ドを形成するために連結された多数のチェーン・ストラップ2で構成されている 。チェーン・ストランドにおいては、内側ストラップ3と外側ストラップ4とが 交互になっており、これらが屈曲できるように重なり区域5で連結されている。 図2と図7に示す内側ストラップ3は、重なり区域5において円形の突起部6 を示す。内側ストラップ3は、外側ストラップ4の重なり区域5の円形凹部7に 円形突起部6を位置させることによって、外側ストラップ4と連結される。 これらの図は、内側ストラップ3と外側ストラップ4がチェーンの長手方向に 対して垂直になされた中心面S1に関して鏡面対称であることを示している。チ ェーン・ストランドにおいて、対向する同一のチェーン・ストラップ2は回転軸 に垂直をなす中心軸の周りに180度の角度だけ互いに回転された向きで設けら れている。 内側ストラップ3の各重なり区域5は、向きが異なる2つの係止面8、9を示 す。これについては、第1係止面8はチェーンの長手方向S2に平行である。係 止面9はチェーンの長手方向S2に対してある角度をなしている。2つの係止面 8、9は、係止面8、9を安定化させるように作用するリブ1 0によって互いに連結されている。 突起部6と同様に、係止面8、9は内側ストラップ3の重なり区域5から突出 している。重なり区域5を分離するウェブ11も内側ストラップから突出するこ とができる。 外側ストラップ4は、異なる位置に設けられた2つの係止面12、13を備え ている。これについて、図3と図6に示すように、係止面13はチェーンの長手 方向に平行である。係止面12はチェーンの長手方向S2とある角度をなしてい る。係止面12、13を安定化するために、これらを円形凹部7の画定する壁1 4によって互いに連結する。外側ストラップ4も2つの重なり区域5を分離する ウェブ15を有する。 内側ストラップ3と外側ストラップ4を図4に示すように組み立てた場合には 、チェーン・ストラップ相互の屈曲は、係止面9、13または係止面8、12の 相互作用によって得られる。係止面8、9、12、13は、これらの2つがそれ ぞれ対として共に作用する複合係止部材として設計されている。 湾曲部分におけるエネルギー案内チェーン1の角度は、面9と面13との合致 によって決定される。チェーンの長手方向に対して係止面13が平行に位置する 結果として、エネルギー案内チェーンの湾曲部分の角度が、チェーンの長手方向 に対する係止面9の角度によって決まることが図によって示されている。 内側ストラップ3および外側ストラップ4が図4に示すように屈曲される場合 には、その限界は係止面8、12の相互作用によって決まる。図に示すように、 ストラップ3、4を選ばれた向きにすると、チェーン・ストランドの上方ストラ ンドにプリテンションがかかる。係止面8はチェーンの長手方向S2と平行なの で、上方ストランドの経路はチェーンの長手方向S2に関する係止面12の傾斜 角によって必然的に決定される。 図5に示すように、外側ストラップ4を別の向きで内側ストラップ3に挿入す る場合には、後者を図面の平面内にある中心軸S3の周りに180度だけ回転さ せなければならない。内側ストラップ3と外側ストラップ4の向き をさらに容易に決定するために、これらは外側から見える側面に標識16、17 を備えている。 内側ストラップ3と外側ストラップ4を図8に示す向きで組み立てる場合には 、角度の限界は係止面12と9または13と8の向きによって決まる。 これについては、2つの係止面9、12の向きが、エネルギー案内チェーン1 の湾曲部分の半径を決定する。チェーンの長手方向に対する係止面12の傾斜角 が小さいために、湾曲部分の制限角度は外側ストラップ4の他の対応する向きに おけるよりも僅かに小さい。中心面S2に平行をなす係止面13からの偏りはごく 僅かなので、曲率半径の変化は最小でありしたがって許容できる。 係止面8、13の向きは、対向する方向における2つのチェーン・ストラップ の曲がりを制限する。これは上方ストランドの自己支持部分の曲率を決定する。 チェーンの長手方向S2に対する係止面8、13の平行な向きは、上方ストラン ドが幾何学的に直線の経路を有することを示す。上方ストランドに作用するチェ ーン・ストラップ、およびチェーン内部に案内されるケーブル、ホースなどの重 力によって、またストラップ2の弾性的な可撓性のあるプラスチック材料によっ て、係止面8、13のこの向きにより図8に示すように湾曲した自己支持性の垂 下した上方ストランドが得られる。参照番号表 1 エネルギー案内チェーン 2 チェーン・ストラップ 3 内側ストラップ 4 外側ストラップ 5 重なり区域 6 円形突起部 7 円形凹部 8 係止面 9 係止面 10 リブ 11 ウェブ 12 係止面 13 係止面 14 壁 15 ウェブ 16 標識 17 標識 S1 中心面 S2 中心面 S3 中心軸 請求の範囲 1. 互いに相対移動可能な2つの接続点の間でホースやケーブルなどを案内す るためのエネルギー案内チェーン(1)であって、前記チェーンは実質的に直線 状の下方ストランドと多数のチェーン・ストラップ(2)によりこれにつづく湾 曲部分および自己支持性上方ストランドを有し、該チェーン・ストラップは着脱 可能な態様で上部横材と下部横材とを介して互いに連結されて平行なストランド に組み立てられ、そして互いに重なり合って回転軸の周りで屈曲されることがで き、内側重なり区域(5)を有する内側ストラップ(3)および外側重なり区域 (5)を有する外側ストラップ(4)として設計されたチェーン・ストラップ( 2)が各チェーン・ストランドにおいて交互になっており、内側ストラップ(3 )および外側ストラップ(4)はそれぞれ2つのチェーン・ストランドにおいて 互いに対向しており、係止部材がそれぞれ湾曲部分のなす角度を制限するための 第1係止面(9)ないし(13)、およびそれぞれ上方ストランドの自己支持部分 の曲がりを制限するための第2係止面(8)ないし(12)を有し、内側ストラ ップ(3)の係止面(8、9)は回転軸を含む中央平面(S2)における鏡面に 関して非対称に位置決めされたエネルギー案内チェーンにおいて、2つの回転軸 の間にありまたこれと平行をなす中心軸(S3)の周りに内側ストラップ(3) または外側ストラップ(4)のいずれかの向きを180度変えた場合に、上方ス トランドの自己支持部分および/またはチェーンの湾曲部分が異なる曲率を得る ように、外側ストラップ(4)の係止面(12、13)が中央平面(S2)にお ける鏡面に関して非対称に位置決めされていることを特徴とするエネルギー案内 チェーン。 2. 内側ストラップ(3)または外側ストラップ(4)のいずれか一方の向き を中心軸(S3)の周りに180度の角度だけ変化させた後で湾曲部分が僅かに 異なる曲率を受けるように、内側ストラップ(3)と外側ストラップ(4)のそ れぞれの係止面(8、9)および(12、13)が、中央平面 (S2)に対して非対称に位置決めされることを特徴とする、請求項1に記載の エネルギー案内チェーン。 3. 係止面(8、9)および(12、13)がそれぞれ、チェーンの長手方向 に直角をなすチェーン・ストラップ(2)の中心軸(S1)に対して鏡面対称に 位置決めされていることを特徴とする、請求項1または2に記載のエネルギー案 内チェーン。 4. 180度の角度だけ向きを変えるために設けられたチェーン・ストラップ が外側ストラップであることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか一項に 記載のエネルギー案内チェーン。 5. 回転軸を含む中央平面(S2)に対して外側ストラップ(4)の第1係止 面(13)が平行に位置決めされ、外側ストラップ(4)の第2係止面(12) が僅かに傾けられて位置決めされていることを特徴とする、請求項4に記載のエ ネルギー案内チェーン。 6. 回転軸を含む中央平面(S2)に対するチェーン・ストラップ(2)の向 きを決定するために、チェーン・ストランドの外側にあるチェーン・ストラップ (3)が少なくとも1つの標識(16、17)を備えていることを特徴とする、 請求項1ないし5のいずれか一項に記載のエネルギー案内チェーン。 7. 2つの係止面(8、9)および(12、13)を夫々含む複合係止部材が チェーンの湾曲部分ならびに自己支持性上方ストランドの角度を制限するために それぞれ設けられていることを特徴とする、請求項1ないし6のいずれか一項に 記載のエネルギー案内チェーン。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 してエネルギー案内チェーン(1)における2つの異な る曲げ挙動を生じさせることが可能である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 上下に配置されて互いに相対移動可能な2つの連結点の間でホースやケー ブルなどを案内するためのエネルギー案内チェーン(1)であって、前記チェー ンは実質的に直線状の部分(下方ストランド)および多数のチェーン・ストラッ プ(2)によりこれにつづく湾曲部分および少なくとも部分的な自己支持部分( 上方ストランド)を有し、該チェーン・ストラップは互いに連結されて平行なス トランドに組み立てられ、互いに重なり合って回転軸の周りで屈曲されることが でき、内側重なり区域を有するチェーン・ストラップ(内側ストラップ3)と外 側重なり区域を有するチェーン・ストラップ(外側ストラップ4)は各チェーン ・ストランドにおいて交互になっており、内側ストラップ(3)および外側スト ラップ(4)はそれぞれ2つのチェーン・ストランドにおいて互いに対向してお り、内側ストラップ(3)と外側ストラップ(4)の夫々は係止部材を備え、各 係止部材はそれぞれ湾曲部分の曲がりを制限するための第1係止面(9)および (13)、およびそれぞれ自己支持性上方ストランドの曲がりを制限するための第 2係止面(8)および(12)を含むエネルギー案内チェーン(1)において、 2つの回転軸の間の中間にありまたこれと平行をなす中心軸(S3)の周りに内 側ストラップ(3)または外側ストラップ(4)のいずれかの向きを180度変 えた場合に、上方ストランドの自己支持部分および/またはチェーンの湾曲部分 が異なる曲率を得るように、内側ストラップ(3)と外側ストラップ(4)の係 止面(8、9)および(12、13)がそれぞれ回転軸を含む中央平面(S2) における鏡面に関して非対称に位置決めされていることを特徴とするエネルギー 案内チェーン(1)。 2. 内側ストラップ(3)または外側ストラップ(4)のいずれかの向きを中 心軸(S3)の周りに180度の角度だけ変化させた後に湾曲部分が僅かに異な る曲率を受けるように、内側ストラップ(3)と外側ストラップ(4)のそれぞ れの係止面(8、9)および(12、13)が、中央平面 (S2)に対して非対称に位置決めされていることを特徴とする請求項1記載の エネルギー案内チェーン(1)。 3. 係止面(8、9)および(12、13)がそれぞれ、チェーンの長手方向 に直角をなすチェーン・ストラップ(2)の中心軸(S1)に対して鏡面対称に 位置決めされていることを特徴とする請求項1または2に記載のエネルギー案内 チェーン(1)。 4. 向きを180度の角度だけ変えるために設けられたチェーン・ストラップ が外側ストラップであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記 載のエネルギー案内チェーン(1)。 5. 回転軸を含む中央平面(S2)に対して外側ストラップ(4)の第1係止 面(13)が平行に位置決めされ、外側ストラップ(4)の第2係止面(12) が僅かに傾斜して位置決めされていることを特徴とする請求項4に記載のエネル ギー案内チェーン(1)。 6. それぞれのチェーン・ストラップの向きを、したがってチェーンの曲率特 性を決定するために、向きを180度変化させるために設けられたチェーン・ス トランドの外側にあるチェーン・ストラップが、回転軸を含む中央平面(S2) に対して非対称である少なくとも1つの標識を含むことを特徴とする請求項1な いし5のいずれか一項に記載のエネルギー案内チェーン(1)。 7. 各2つの係止面(8、9)および(12、13)を含む複合係止部材がチ ェーンの湾曲部分ならびに自己支持上方ストランドの曲がりを制限するためにそ れぞれ設けられていることを特徴とする、請求項1ないし6のいずれか一項に記 載のエネルギー案内チェーン(1)。
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