JP2000512943A - 信号処理方法 - Google Patents

信号処理方法

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JP2000512943A JP11501278A JP50127899A JP2000512943A JP 2000512943 A JP2000512943 A JP 2000512943A JP 11501278 A JP11501278 A JP 11501278A JP 50127899 A JP50127899 A JP 50127899A JP 2000512943 A JP2000512943 A JP 2000512943A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、グラビア印刷のための版、特に円筒版を彫刻するための電子彫刻機の信号処理方法に関する。彫刻制御信号(G)は彫刻すべき“白”と“黒”との間の階調値を表す彫刻データ(GD)と彫刻パターンを形成する周期的なパターン信号との重畳により得られる。彫刻制御信号(G)は彫刻機構(4)の彫刻刀(5)のストローク運動を制御する。彫刻刀(5)のストローク運動の結果、彫刻パターンとして配置された一連のセルが版(1)に彫刻される。彫刻刀の障害的なストローク運動(リバウンド効果、遅延効果)を補償するために、彫刻データ(GD)とパターン信号との重畳の前に彫刻データにディジタルフィルタリングが行われる。

Description

【発明の詳細な説明】 信号処理方法 本発明は、電子複製技術の分野に関連しグラビア印刷のための版ことに円筒版 を彫刻するための電子彫刻機の信号処理方法に関する。 電子彫刻機において、例えば切削工具としての一彫刻刀ないし彫刻針を有する 彫刻機構は回転する円筒版に沿って軸線方向に移動する。彫刻信号によって制御 される彫刻刀は、グラビア印刷パターンとして配置された円筒版の套面の一連の 凹部を切削する。この凹部を以下にセルと称する。彫刻制御信号は信号調製段で “ディープ(黒)”と“ライト(白)”との間の階調値を表す彫刻信号と周期的 なパターン信号(バイブレーション)との重畳から形成される。パターン信号が パターンを形成する彫刻刀の震動性のストローク運動に作用する一方で、彫刻信 号は再現すべき階調値に相応して円筒版の套面へ彫刻されるセルの侵入深度を制 御する。 ドイツ連邦共和国特許出願公開第2336089号公報から、電磁的な彫刻機 構、即ち彫刻刀に対する電磁的な駆動要素を備えている彫刻機構が公知である。 電磁的な駆動要素は彫刻信号が供給される定置の電磁石から成っている。この電 磁石のギャップにおいて回 転系の可動子が運動する。回転系は軸と、可動子と、軸受けと、減衰装置とから 成っている。軸の一端は空間固定されて保持されている弾性的なねじリロッドに 移行しており、一方軸の他端はレバーを支持し、このレバーに彫刻刀が取り付け られている。軸の可動子に電磁石で生成される磁界によって電気的な回転トルク が作用する。このトルクに対してねじりロッドの機械的な回転トルクが反対に作 用する。電気的な回転トルクは軸を彫刻信号に比例する回転角度だけ休止位置か ら旋回し、かつ軸を休止位置に復帰させる。軸の回転運動によって彫刻刀は円筒 版の套面の方向に配向されるストロークを実施し、このストロークが彫刻刀の円 筒版における侵入深度を決定する。 電磁的な彫刻機構は振動性の系であるので、彫刻刀は急峻な変化を有する輪郭 で彫刻信号が跳躍的に変化する場合殊に、障害の伴うビルドアップ特性を有する 。この特性は彫刻の品質に著しい悪影響を与える。 いわゆる遅延効果(Nachzieheffekt)がある場合、彫刻刀は輪郭個所で彫刻信 号の値によって所定の目標彫刻深度には遅延してからでないと達せず、それ自体 で急峻な変化を有する輪郭の個所でアンシャープな彫刻が生じる。この遅延効果 の原因は例えば機械的な減衰の理想でない特性である。 いわゆるリバウンド効果(Prelleffekt)がある場合、彫刻刀は輪郭個所で不 充分な機械的減衰のために 機械的な固有周波数での振動を発生し、この彫刻刀により障害的な多重の輪郭が 彫刻されてしまう。 いわゆるヒステリシス効果では彫刻刀は機械的な減衰の理想的でない特性のた めに、彫刻信号の値から所定の目標彫刻深度を達成できない。例えば黒のトーン がグレーの表面に彫刻される場合、黒のトーンの背後に暗いグレーが生じるヒス テリシス効果が目に付くことになる。 ヨーロッパ特許第0437421号明細書から、電磁的な彫刻機構のビルドア ップ特性を彫刻機構に特有の電子制御によって改善する方法が公知である。この ために彫刻信号がメモリ段に短時間一時記憶され、メモリ時間だけ遅延されて彫 刻機構に供給される。メモリ時間中に彫刻信号から振幅および作用持続時間が調 整設定可能である補正信号が導出され、この補正信号が彫刻機構に時間的に早め に供給される。彫刻機構の信号調製段では特に上述の彫刻機構の障害的な効果の 補償、パターン信号の形成、パターン信号と補正された彫刻信号との重畳が行わ れ、これにより彫刻機構を制御するための彫刻制御信号が得られる。 従来の信号調製段では信号がアナログ処理される。これは入力信号がディジタ ル形式で送出され、ディジタル/アナログ変換され、アナログの回路網で結合さ れることにより行われる。その際に得られた信号はアナログ増幅器で増幅され、 彫刻機構に対する彫刻制御 信号として出力される。 彫刻機構の障害効果をアナログの回路網によって補償することには、アナログ 回路網の伝送特性が彫刻機構の伝送特性に簡単には最適に適合できない欠点があ る。またアナログ回路網は許容差と構成素子の温度依存性とにより良好な長期間 安定性ひいては良好なグラビア品質を形成するのに充分な程度には安定していな い欠点を有している。 それ故に本発明の課題は、グラビア印刷のための版、特に円筒版を彫刻するた めの彫刻機構の信号処理方法を、彫刻機構の障害効果ができる限り完全に補償さ れ、良好なグラビア品質が得られるように改良することである。 この課題は請求項1の特徴部分に記載の構成により解決される。有利な形態お よび実施例はその他の請求項に記載されている。 次に本発明を第1図ないし第9図に基づいて詳細に説明する。 その際に 第1図には、信号調製段を有する、円筒版を彫刻するための彫刻機の基本的なブ ロック回路図が示されている。 第2図には、信号調製段の実施例が示されている。 第3図には、信号プロセッサの実施例が示されている。 第4図には、彫刻機構のリバウンド効果を補償するための2次のFIRフィルタ が示されている。 第5図には、リバウンド効果の補償の様子が示されている。 第6図には、遅延効果を補償するための2次のIIRフィルタが示されている。 第7図には、遅延効果の補償の様子が示されている。 第8図には、組み合わされたFIR/IIRフィルタの実施例が示されている。 第9図には、ヒステリシス効果を補償するためのフローチャートが示されている 。 第1図には、円筒版を彫刻するための彫刻機構の基本的なブロック回路図が示 されている。円筒板1は回転駆動部2によって回転するように駆動される。彫刻 キャリッジ3に取り付けられた彫刻機構4は切削工具としての彫刻刀5を有して おり、これは彫刻キャリッジの駆動部6によって駆動されるスピンドル7により 回転する円筒板1に沿って軸線方向で運動する。 線路8上のアナログの彫刻制御信号Gにより制御される彫刻機構4の彫刻刀5 は彫刻線ごとに彫刻パターンとして配置された一連のセルを回転する円筒版1の 表面へ切り込む。一方で彫刻機構4は軸線方向で円筒板1に沿って運動する。彫 刻機構4には例えば彫刻刀5に対する電磁的駆動部が設けられている。 周期的なパターン信号は彫刻刀5に振動性のストロ ーク運動を行わせて彫刻パターンを形成し、一方で彫刻データGDは“ライト” と“ディープ”との間の彫刻すべき階調値に相応に彫刻されるセルのジオメトリ に関するパラメータ、例えば横対角線、縦対角線、および彫刻深度を定める。 彫刻データGDは彫刻データ計算機9で彫刻線ごとに調製される。その際にそ れぞれ彫刻すべきセルに少なくとも1Byteの彫刻データGDが割り当てられ、こ のデータは特に彫刻情報として彫刻すべき階調値を有する。彫刻データ計算機9 はさらに信号処理のための制御データSDを調製する。 彫刻データGDおよび制御データSDはデータバス10を介して信号調製段1 1へ供給され、この信号調製段で彫刻機構4に対する彫刻制御信号Gが形成され る。 信号処理部と円筒版1の回転運動とを同期させるためにパルス発生器12が機 械的に円筒版1に結合されている。パルス発生器12は同期クロックシーケンス TSYNを形成し、この同期クロックシーケンスは線路13を介して彫刻データ計 算機9と信号調製段11とへ送出される。 図2には信号調製段11の実施例が示されており、この信号調製段で彫刻デー タGDおよび制御データSDがデータバス10を介して信号プロセッサ14へ伝 達される。信号プロセッサ14で彫刻データGDは伝 達関数にしたがって彫刻制御データGSDへ変換される。すなわち GSD=(GD×k1+KD×K2)×(EPL×k3)+EPT×k4+FD×k5 であり、この伝達関数において GDは彫刻データすなわち入力データであり、 GSDは彫刻制御データすなわち出力データであり、 KDは侵入深度を補正するための補正データであり、 EPLは“ライト”に対する調整値であり、 EPTは“ディープ”に対する調整値であり、 FDはパターン信号を形成する関数値データであり、 kXは伝達関数の伝達係数である。 信号プロセッサ14として有利には迅速な浮動小数点動作が可能なディジタル 信号プロセッサDSPが使用される。これは例えばTexas Instruments社のTM S320C31タイプのディジタル信号プロセッサである。 信号プロセッサ14で得られる彫刻制御データGSDはディジタル/アナログ 変換器15でアナログの彫刻制御信号Gへ変換され、この信号は続いて後置接続 されているアナログ増幅器16で増幅され、線路8を介して彫刻刀5を駆動する 彫刻機構4へ供給される。増幅器16は例えばスイッチングされる電流増幅器と して構成することができる。 制御のために彫刻機構4に測定機構17が配置され ており、この測定機構はこの実施例では彫刻機構4の彫刻刀5のストローク運動 を測定する。他の測定機構により彫刻機構の動作温度を検出することもできる。 相応するアナログの測定信号Mはフィードバック線路18を介してアナログ/デ ィジタル変換器19へ供給される。アナログ/ディジタル変換器19はアナログ の測定信号MをフィードバックデータRDに変換し、このデータは制御バス20 を介して信号プロセッサ14へ供給される。 図3には信号プロセッサ14の実施例が示されている。信号プロセッサ14は 基本的には計算機21、ディジタルフィルタ22、および加算器23を有してお り、これらは直列に接続されている。 計算機21では彫刻データGDがまず次の式(I)にしたがって補正される。 すなわち GD’=(GD×k1+KD×k2)×(EPL×k3)+EPT×k4 (I) であり、この式(I)において GDは彫刻データであり、 GD’は補正された彫刻データであり、 KDは侵入深度を補正するための補正データであり、 EPLは“ライト”に対する調整値であり、 EPTは“ディープ”に対する調整値であり、 kXは伝達係数である。 彫刻データGDの補正量は彫刻機構4の彫刻刀5の 機械的な損耗を補償するための侵入深度補正量と、“ライト”および“ディープ ”に対する彫刻データGDの較正量とから形成される。その際に彫刻データGD の較正量は、“ライト”および“ディープ”の階調値に対して彫刻されるセルが 所定の“ライト”および“ディープ”に対する目標階調値に相応するように形成 される。 彫刻データGDを補正するために、第1のテーブルメモリ24に侵入深度補正 量に対して補正値テーブルKD=f(GD)がロードされる。この侵入深度補正 量は彫刻データGDを介してデータバス10へアドレス可能である。2つのパラ メータメモリ25、26は“ライト”および“ディープ”に対する調整値EPL 、EPTを有する。データバス10上の制御データSDにより新たな補正値テー ブルKD=f(GD)がテーブルメモリ24にロードされ、新たな調整値EPL 、EPTがパラメータメモリ25、26へロードされる。彫刻データGDおよび これらのメモリ24、25、26から読み出された諸量は乗算器27、28、2 9、30内でそこに記憶されている伝達係数k1、k2、k3、k4によって重みづ けされる。これらの伝達係数は同様に制御データSDによって変更可能である。 補正された彫刻データGD’はディジタルフィルタ22に供給される。 ディジタルフィルタ22では補正された彫刻データ GD’が彫刻機構4の障害効果、例えばリバウンド効果および遅延効果を線形補 償するためにディジタルフィルタ処理される。これは静的なフィルタ係数an、 bnを有するフィルタ関数H(z)にしたがって行われる。これにより補正され フィルタリングされた彫刻データGD”が得られる。彫刻データGD’のフィルタリングはパターン信号との重畳の前に行われる。こ れにより有利にはフィルタ係数an、bnが“ライト”および“ディープ”に対す る調整値に依存しないので、一定のディジタルフィルタで動作させることができ る。さらに計算時間が節約される。これはパターン信号を信号フィルタリング時 に考慮しなくてよいからである。 フィルタ係数an、bnは係数計算機31で計算され、係数メモリ32に記憶さ れ、この係数メモリからディジタルフィルタ22へ入力される。フィルタ係数an 、bnは彫刻機構4の障害効果が補償されるように発生される。その際にフィル タ係数anは増幅度係数としてディジタルフィルタ22全体の増幅度がちょうど 1となるように選定される。ディジタルフィルタ22の経過特性はフィルタ関数 の極値位置とゼロ位置とから得られる。 必要なフィルタ係数an、bnの計算は計算パラメータを用いて行われ、この計 算パラメータは係数計算 機31に制御データSDにより供給される。この制御データSDを用いて予め計 算されたフィルタ係数an、bnのセットが係数メモリ32内で選択され、ディジ タルフィルタ22へ伝送される。 フィルタ係数an、bnの計算は予め求められたパラメータ(ゼロ位置および極 値位置)に依存して行うことができる。フィルタ係数はそれぞれ使用される彫刻 機構4の伝達関数を記述している。彫刻機構4の伝達関数はこの場合彫刻機構4 の彫刻刀5で測定されたストロークと供給された彫刻制御信号Gとの間の関係を 表している。 有利な実施形態ではこれに代えてまたはこれに加えて、フィルタ係数an、bn は少なくとも1つの彫刻パラメータ、例えば周期的なパターン信号の周波数およ び振幅、および/または彫刻機構4の固有振動数および減衰率に依存して計算さ れる。 別の有利な実施形態ではフィルタ係数an、bnは彫刻刀5のストローク運動に 関する測定値に依存しておよび/または彫刻機構4の動作温度に関する測定値に 依存して一度だけ計算されるか、または適応的な開制御または閉ループ制御によ り連続的に修正される。 適応制御の場合、例えば彫刻機構4の動作温度に対する目標値および/または 彫刻機構4の彫刻刀5のストローク運動に対する目標値が予め設定される。彫刻 機構4の相応のフィードバックデータRDは実際値と して係数計算機31へ制御バス20を介して供給される。係数計算機ではオンラ インでフィルタ係数an、bnが目標値と実際値との比較に依存して計算され、係 数メモリ32を介してディジタルフィルタ22へ供給される。 実際の実施例では彫刻データGDはまず遅延効果の補償のために個別のIIR フィルタまたはフィルタ全体におけるIIR部分で固定のフィルタ係数an、bn によりフィルタリングされる。続いてフィルタリングされた彫刻データGDはリ バウンド効果の補償のために個別の適応形FIRフィルタまたはフィルタ全体に おける適応形FIR部分で可変のフィルタ係数an、bnによりもう一度フィルタ リングされる。この場合適応形フィルタまたはフィルタ部分の増幅度により彫刻 機構4の彫刻刀5のストローク運動の制御が達成される。 リバウンド効果の補償のためには有利には2つのゼロ位置を有する少なくとも 2次のFIRフィルタ(FIR=Finite Impulse Response)が使用される。リ バウンド効果の原因として簡単な機械的振動系が考えられるので、補償のために ラプラス変換されたH(p)の逆関数H-1(p)が利用される。これによりディ ジタルの補償関数がZ変換された関数として得られる。すなわちフィルタ関数に 2つのゼロ位置を有するH-1(z)=a0+a1・z-1+a2・z-2が得られる。 図4には、彫刻機構4のリバウンド効果を補償する個別フィルタとしての2次 のFIRフィルタの実施例が示されている。 図5には概略的に彫刻制御信号Gに信号の跳躍的変化が生じた際のリバウンド 効果と、このリバウンド効果を補償する場合のFIRフィルタの作用とが示され ている。ここではaで彫刻制御信号の跳躍的変化が示されており、bで彫刻制御 信号がフィルタリングされない場合の彫刻刀の運動特性が示されており、cで彫 刻制御信号がフィルタリングされる場合の彫刻刀の運動特性が示されている。こ れらは時間tの関数として示されている。 遅延効果の補償のために有利には、フィルタ関数に1つのゼロ位置と1つの極 値位置とを有する少なくとも2次のIIRフィルタ(IIR=Infinite Impulse Response)が使用される。 図6には、彫刻機構4の遅延効果を補償する個別フィルタとしての2次のII Rフィルタの実施例が示されている。 図7には概略的に遅延効果と、この遅延効果を補償する場合のIIRフィルタ の作用とが示されている。ここではaで彫刻制御信号の跳躍的変化が示されてお り、bで彫刻制御信号がフィルタリングされない場合の彫刻刀の運動特性が示さ れており、cで彫刻制御信号がフィルタリングされる場合の彫刻刀の運動特性が 示されている。これらは時間tの関数として示されている。 ディジタルフィルタ22は縦続形、並列形、または直接形をとることができる 。有利にはディジタルフィルタ22はFIR/IIRタイプの組み合わされたデ ィジタルフィルタであり、フィルタ係数anを有するトランスバーサル形の部分 (FIR)とフィルタ係数bnを有する再帰形の部分(IIR)とから形成され ている。 図8にはFIR/IIRタイプの組み合わされたディジタルフィルタ22が示 されており、このフィルタは4つの極値位置を有する4つのFIR段と6つのゼ ロ位置を有する6つのIIR段とを有する。 非線形のヒステリシス効果の補償は、このヒステリシス効果に適合された彫刻 データGDを処理することによって行うことができる。電磁的な駆動要素を有す る彫刻機構4のヒステリシス効果は電磁石の鉄心のヒステリシスによって生じる 。彫刻データGDが跳躍的に変化しても鉄心は彫刻データGDの先行の有効値に 依存する磁化残余分を維持しており、そのため彫刻機構4の彫刻刀5が目標の彫 刻深度を達成しない。しかもヒステリシスは摩擦や減衰によっても発生すること がある。これは例えば静摩擦が滑り摩擦よりも大きいことにより発生する。圧電 性の駆動要素を有する彫刻機構も同様にふるまう。 図9のフローチャートに示されている彫刻データGDの処理によって、ヒステ リシス効果は鉄心のヒステリシス曲線に対して逆のヒステリシス曲線で補償され る。相応にパラメータb、c、dを選択することによりこの逆のヒステリシス曲 線を種々に変更することができる。パラメータbはヒステリシス曲線の幅である 。パラメータc、dは彫刻データGDの方向変換の際の特性を定める。この場合 パラメータcは鉄心の磁気的な履歴をどれだけ迅速に“忘れる”ことができるか を示す係数である。パラメータdはヒステリシス曲線での移行の急峻性を表す。 図9に示されているフローチャートによれば、まずその時点での彫刻データG D(n)と先行の彫刻データGD(n−1)との間の差Diffが次の式によっ て計算される。 Diff=GD(n)−GD(n−1) この差がDiff=0である場合、すなわち彫刻データに跳躍的な変化が生じて いない場合には補正値Korr(n−1)が維持される。差がDiff≠0であ る場合には新たな補正値Korr(n)が次の式によって計算される。 Korr(n)=c×Korr(n−1)+d×Diff 続いて補正値Korr(n)の値はbへ制限され、これによりヒステリシス曲線 の幅が定められる。新たな 補正値Korr(n)を用いて補正された彫刻データGD*が次の式によって計 算される。 GDKorr=GD(n)+Korr(n) ヒステリシス効果を補償するための信号処理は有利にはディジタルフィルタ2 2でのフィルタリング前に行われる。 彫刻機構の障害効果が補償された後、彫刻機構4の駆動制御のための彫刻制御 データGSDが得られる。これは補正されフィルタリングされた彫刻データGD ”を加算器23内で重みづけされた関数値データFDの形のパターン信号に次の 式(III)によって加算することにより行われる。 GSD=GD”+FD×k5 (III) 関数データFDは周期的なパターン信号を形成するバイブレーションテーブルと して別のテーブルメモリ33に格納されている。関数値データFDはテーブルメ モリ33から彫刻クロックシーケンスTGによって読み出される。このクロック シーケンスは分周段34での分周により制御クロックシーケンスTSYNから得ら れ、パターン信号の周波数を定めている。読み出された関数値データFDは別の 乗算器35において伝達係数k5により重みづけされ、加算器23に供給される 。制御データSDを用いてテーブルメモリ33に新たなバイブレーションテーブ ルがロードされ、乗算器35で伝達係数k5が修正される。
【手続補正書】 【提出日】平成11年12月3日(1999.12.3) 【補正内容】 (1)明細書冒頭〜第4頁第18行を次の通り補正する。 「 明細書 信号処理方法 本発明は、電子複製技術の分野に関連しかつグラビア印刷のための版ことに円 筒版を彫刻するための電子彫刻機の信号処理方法に関する。 電子彫刻機において、例えば切削工具としての彫刻刀ないし彫刻針を有する彫 刻機構は回転する円筒版に沿って軸線方向に移動する。彫刻信号によって制御さ れる彫刻刀は、グラビア印刷パターンとして配置された円筒版の套面の一連の凹 部を切削する。この凹部を以下にセルと称する。彫刻制御信号は信号調製段で“ ディープ(黒)”と“ライト(白)”との間の階調値を表す彫刻信号と周期的な パターン信号との重畳から形成される。パターン信号がパターンを形成する彫刻 刀の震動性のストローク運動(バイブレーション)に作用する一方で、彫刻信号 は再現すべき階調値に相応して円筒版の套面へ彫刻されるセルの侵入深度を制御 する。 ドイツ連邦共和国特許出願公開第2336089号公報から、電磁的な彫刻機 構、即ち彫刻刀に対して電磁的な駆動要素を備えている彫刻機構が公知である。 電磁的な駆動要素は彫刻信号が供給される定置の電磁石から成っている。この電 磁石のギャップにおいて回転系の可動子が運動する。回転系は軸と、可動子と、 軸受けと、減衰装置とから成っている。軸の一端は空間固定されて保持されてい る弾性的なねじリロッドに移行しており、一方軸の他端はレバーを支持し、この レバーに彫刻刀が取り付けられている。軸の可動子に電磁石で生成される磁界に よって電気的な回転トルクが作用する。このトルクに対してねじりロッドの機械 的な回転トルクが反対に作用する。電気的な回転トルクは軸を彫刻信号に比例す る回転角度だけ休止位置から旋回し、かつ軸を休止位置に復帰させる。軸の回転 運動によって彫刻刀は円筒版の套面の方向に配向されるストロークを実施し、こ のストロークが彫刻刀の円筒版における侵入深度を決定する。 電磁的な彫刻機構は振動性の系であるので、彫刻刀は急峻な変化を有する輪郭 で彫刻信号が跳躍的に変化する場合殊に、障害の伴うビルドアップ特性を有する 。この特性は彫刻の品質に著しい悪影響を与える。 いわゆる遅延効果(Nachzieheffekt)がある場合、彫刻刀は輪郭個所で彫刻信 号の値によって所定の目標彫刻深度には遅延してからでないと達せず、それ自体 で急峻な変化を有する輪郭の個所でアンシャープな彫刻が生じる。この遅延効果 の原因は例えば機械的な減衰の理想でない特性である。 いわゆるリバウンド効果(Prelleffekt)がある場合、彫刻刀は輪郭個所で不 充分な機械的減衰のために機械的な固有周波数での振動を発生し、この彫刻刀に より障害的な多重の輪郭が彫刻されてしまう。 いわゆるヒステリシス効果では彫刻刀は機械的な減衰の理想的でない特性のた めに、彫刻信号の値から所定の目標彫刻深度を達成できない。例えば黒のトーン がグレーの表面に彫刻される場合、黒のトーンの背後に暗いグレーが生じるヒス テリシス効果が目に付くことになる。 ヨーロッパ特許第0437421号明細書から、電磁的な彫刻機構のビルドア ップ特性を彫刻機構に特有の電子制御によって改善する方法が公知である。この ために彫刻信号がメモリ段に短時間一時記憶され、メモリ時間だけ遅延されて彫 刻機構に供給される。メモリ時間中に彫刻信号から振幅および作用持続時間が調 整設定可能である補正信号が導出され、この補正信号が彫刻機構に時間的に早め に供給される。彫刻機構の信号調製段では特に上述の彫刻機構の障害的な効果の 補償、パターン信号の形成、パターン信号と補正された彫刻信号との重畳が行わ れ、これにより彫刻機構を制御するための彫刻制御信号が得られる。 従来の信号調製段では信号がアナログ処理される。これは入力信号がディジタ ル形式で送出され、ディジタル/アナログ変換され、アナログの回路網で結合さ れることにより行われる。その際に得られた信号はアナログ増幅器で増幅され、 彫刻機構に対する彫刻制御信号として出力される。 彫刻機構の障害効果をアナログの回路網によって補償することには、アナログ 回路網の伝送特性が彫刻機構の伝送特性に簡単には最適に適合できない欠点があ る。またアナログ回路網は許容差と構成素子の温度依存性とにより良好な長期間 安定性ひいては良好なグラビア品質を形成するのに充分な程度には安定していな い欠点を有している。 国際公開第9634746号明細書から、電子グラビア印刷機における信号処 理法が公知である。ここでは彫刻データにディジタルフィルタリングが行われる 。この手法の欠点は彫刻信号とパターン信号との重畳後にディジタルフィルタリ ングを行う点である。 それ故に本発明の課題は、グラビア印刷のための版、特に円筒版を彫刻するた めの彫刻機構の信号処理方法を、簡単な信号フィルタリングにより彫刻機構の障 害効果ができる限り完全に補償され、良好なグラビア品質が得られるように改良 することである。 この課題は請求項1の特徴部分に記載の構成により解決される。有利な形態お よび実施例はその他の請求項に記載されている。 次に本発明を第1図ないし第9図に基づいて詳細に説明する。」 (2)請求の範囲を別紙の通り補正する。 (3)図2、図3を別紙の通り補正する。 請求の範囲 1. 彫刻すべき“白”と“黒”との間の階調値を表す彫刻データ(GD)を 調製し、 彫刻データ(GD)と彫刻パターンを形成する周期的なパターン信号とを重畳 することにより彫刻制御信号(G)を取得し、 該彫刻制御信号(G)が彫刻機構(4)の彫刻刀(5)のストローク運動を制 御し、 彫刻刀(5)のストローク運動により彫刻パターンとして配置された一連のセ ルを版(1)へ彫刻し、 彫刻刀(5)の障害的なストローク運動を補償するために彫刻データ(GD) にディジタルフィルタリング(22)を行う、 グラビア印刷の版例えば円筒版に彫刻するための電子彫刻機の信号処理方法にお いて、 前記ディジタルフィルタリング(22)を彫刻データ(GD)とパターン信号 との重畳前に該彫刻データに行う、 ことを特徴とするグラビア印刷の版に彫刻するための電子彫刻機の信号処理方法 。 2. 彫刻データ(GD)のディジタルフィルタリングを静的なフィルタ係数 (an、bn)を有するフィルタ関数に従って行う、請求項1記載の方法。 3. 彫刻データ(GD)のフィルタリングをリバウンド効果を補償するため に少なくとも2次のディジタルFIRフィルタを用いて行う、請求項1または2 記載の方法。 4. FIRフィルタのフィルタ関数は2つのゼロ位置を有する、請求項3記 載の方法。 5. 彫刻データ(GD)のフィルタリングを遅延効果を補償するために少な くとも2次のディジタルIIRフィルタを用いて行う、請求項1から4までのい ずれか1項記載の方法。 6. IIRフィルタのフィルタ関数は1つの極値位置と1つのゼロ位置とを 有する、請求項5記載の方法。 7. FIRフィルタとIIRフィルタとを直列に接続する、請求項1から6 までのいずれか1項記載の方法。 8. FIRフィルタとIIRフィルタとをFIR/IIRタイプの1つのフ ィルタにまとめる、請求項1から6までのいずれか1項記載の方法。 9. フィルタ係数(an、bn)を彫刻機構(4)の伝達関数に依存して計算 する、請求項1から8までのいずれか1項記載の方法。 10. フィルタ係数(an、bn)を版(1)の彫刻に関連する彫刻パラメー タに依存して計算する、請求項1から9までのいずれか1項記載の方法。 11. フィルタ係数(an、bn)を少なくとも1つの彫刻パラメータ、例え ばパターン信号の振幅および周波数、および/または彫刻機構(4)の固有周波 数および減衰率に依存して計算する、請求項10記載の方法。 12. 彫刻機構(4)の彫刻刀(5)のストローク運動を測定し、フィルタ 係数(an、bn)を測定されたストローク運動に依存して計算する、請求項1か ら8までのいずれか1項記載の方法。 13. 彫刻機構(4)の動作温度を測定し、フィルタ係数(an、bn)を測 定された動作温度に依存して計算する、請求項1から8までのいずれか1項記載 の方法。 14. 彫刻機構(4)の彫刻刀(5)のストローク運動を測定し、フィルタ 係数(an、bn)を測定値に依存して適応制御により修正する、請求項1から1 3までのいずれか1項記載の方法。 15. 彫刻機構(4)の動作温度を測定し、フィルタ係数(an、bn)を測 定値に依存して適応制御により修正する、請求項1から14までのいずれか1項 記載の方法。 16. 彫刻データ(GD)をヒステリシス曲線に対して逆の補正曲線にした がって補正することによりヒステリシス効果を補償する、請求項1から15まで のいずれか1項記載の方法。 17. ヒステリシス効果の補償を彫刻データ(GD)のディジタルフィルタ リングの前に行う、請求項16記載の方法。 18. 彫刻データ(GD)にディジタルフィルタリング前に侵入深度の補正 を行う、請求項1から17までのいずれか1項記載の方法。 19. 彫刻データ(GD)をディジタルフィルタリング前に“ライト”と“ ディープ”とに対して較正する、請求項1から18までのいずれか1項記載の方 法。 20. 周期的なパターン信号を記憶された関数値データ(FD)から計算す る、請求項1から19までのいずれか1項記載の方法。 21. 関数値データ(FD)とフィルタリングされた彫刻データ(GD”) とを加算して彫刻制御データ(GSD)を取得し、該彫刻制御データ(GSD) をディジタル/アナログ変換により彫刻制御信号(G)へ変換する、請求項1か ら20までのいずれか1項記載の方法。 【図2】 【図3】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 彫刻すべき“白”と“黒”との間の階調値を表す彫刻データ(GD)を 調製し、 彫刻データ(GD)と彫刻パターンを形成する周期的なパターン信号とを重畳 することにより彫刻制御信号(G)を取得し、 該彫刻制御信号(G)は彫刻機構(4)の彫刻刀(5)のストローク運動を制 御し、 彫刻刀(5)のストローク運動により彫刻パターンとして配置された一連のセ ルを版(1)へ彫刻する、グラビア印刷の版例えば円筒版に彫刻するための電子 彫刻機の信号処理方法において、 彫刻刀(5)の障害的なストローク運動(リバウンド効果、遅延効果)を補償 するために彫刻データ(GD)にパターン信号との重畳(23)の前にディジタ ルフィルタリング(22)を行う、 ことを特徴とするグラビア印刷の版に彫刻するための電子彫刻機の信号処理方法 。 2. 彫刻データ(GD)のディジタルフィルタリングを静的なフィルタ係数 (an、bn)を有するフィルタ関数に従って行う、請求項1記載の方法。 3. 彫刻データ(GD)のフィルタリングをリバウンド効果を補償するため に少なくとも2次のディジタルFIRフィルタを用いて行う、請求項1または2 記載の方法。 4. FIRフィルタのフィルタ関数は2つのゼロ位置を有する、請求項3記 載の方法。 5. 彫刻データ(GD)のフィルタリングを遅延効果を補償するために少な くとも2次のディジタルIIRフィルタを用いて行う、請求項1から4までのい ずれか1項記載の方法。 6. IIRフィルタのフィルタ関数は1つの極値位置と1つのゼロ位置とを 有する、請求項5記載の方法。 7. FIRフィルタとIIRフィルタとを直列に接続する、請求項1から6 までのいずれか1項記載の方法。 8. FIRフィルタとIIRフィルタとをFIR/IIRタイプの1つのフ ィルタにまとめる、請求項1から6までのいずれか1項記載の方法。 9. フィルタ係数(an、bn)を彫刻機構(4)の伝達関数に依存して計算 する、請求項1から8までのいずれか1項記載の方法。 10. フィルタ係数(an、bn)を版(1)の彫刻に関連する彫刻パラメー タに依存して計算する、請求項1から9までのいずれか1項記載の方法。 11. フィルタ係数(an、bn)を少なくとも1つの彫刻パラメータ、例え ばパターン信号の振幅および周波数、および/または彫刻機構(4)の固有周 波数および減衰率に依存して計算する、請求項10記載の方法。 12. 彫刻機構(4)の彫刻刀(5)のストローク運動を測定し、フィルタ 係数(an、bn)を測定されたストローク運動に依存して計算する、請求項1か ら8までのいずれか1項記載の方法。 13. 彫刻機構(4)の動作温度を測定し、フィルタ係数(an、bn)を測 定された動作温度に依存して計算する、請求項1から8までのいずれか1項記載 の方法。 14. 彫刻機構(4)の彫刻刀(5)のストローク運動を測定し、フィルタ 係数(an、bn)を測定値に依存して適応制御により修正する、請求項1から1 3までのいずれか1項記載の方法。 15. 彫刻機構(4)の動作温度を測定し、フィルタ係数(an、bn)を測 定値に依存して適応制御により修正する、請求項1から14までのいずれか1項 記載の方法。 16. 彫刻データ(GD)をヒステリシス曲線に対して逆の補正曲線にした がって補正することによりヒステリシス効果を補償する、請求項1から15まで のいずれか1項記載の方法。 17. ヒステリシス効果の補償を彫刻データ(GD)のディジタルフィルタ リングの前に行う、請求項16記載の方法。 18. 彫刻データ(GD)にディジタルフィルタリング前に侵入深度の補正 を行う、請求項1から17までのいずれか1項記載の方法。 19. 彫刻データ(GD)をディジタルフィルタリング前に“ライト”と“ ディープ”とに対して較正する、請求項1から18までのいずれか1項記載の方 法。 20. 周期的なパターン信号を記憶された関数値データ(FD)から計算す る、請求項1から19までのいずれか1項記載の方法。 21. 関数値データ(FD)とフィルタリングされた彫刻データ(GD”) とを加算して彫刻制御データ(GDS)を取得し、該彫刻制御データ(GSD) をディジタル/アナログ変換により彫刻制御信号(G)へ変換する、請求項1か ら20までのいずれか1項記載の方法。
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