JP2000512536A - かばん用折りたたみ式ハンガー装置 - Google Patents

かばん用折りたたみ式ハンガー装置

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JP2000512536A JP10544354A JP54435498A JP2000512536A JP 2000512536 A JP2000512536 A JP 2000512536A JP 10544354 A JP10544354 A JP 10544354A JP 54435498 A JP54435498 A JP 54435498A JP 2000512536 A JP2000512536 A JP 2000512536A
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Abstract

(57)【要約】 特にかばんに好適な折りたたみハンガー装置であって、開いた位置と閉じた位置との間で枢動するように互いにヒンジづけ(54)された2つの中央部分(44、45)と、それらの中央部分のうちの1つ(44)に対してヒンジ式連結部を有するフックを有している。そのフックは、衣類(32)に圧着される位置に枢動して、かばんトロリー機構(38)に吊り下げられうる折りたたんだハンガーから衣類がすべって外れるのを防止する。ハンガーが広げた状態にある時に、フック部分は、ハンガーを従来のロッドから吊り下げるために使用されるために繰り出し位置に枢動されうる。パンツ(33)および他の衣服をハンガーの下部から吊り下げることができるようにするためにパンツループ(70)が設けられている。このパンツループはサイド・ツー・サイドに移動して、衣類を掛けたハンガーが広げた状態にある時にはそのハンガーを平衡させ、またそのハンガーを折りたたんだ状態に枢動させうるようになされている。

Description

【発明の詳細な説明】 かばん用折りたたみ式ハンガー装置 発明の背景発明の分野 本発明は一般的には衣類ハンガーに関し、詳細にはかばんに使用するための衣 服ハンガーに関する。背景技術 衣服および衣類用のハンガーが何世紀にもわたって製造されてきた。組成およ び材料にはある程度の変更(例えば木材からプラスチック被覆ワイヤへの変更) があったが、通常見られる衣服ハンガーは何十年もの間、形態と効用の点ではほ とんど変わっていない。現代的なライフスタイルが組み立て式および/または折 りたたみ式ハンガーの開発を奨励することになった。ほとんどの折りたたみ式ハ ンガーの目的は、使用していない時に収納するためにサイズを小さくしたハンガ ーを提供することであった。 例えばタングに対する米国特許第5145098号は、サイズを小さくして可 搬性を向上させるために2つの軸のまわりで折りたたみ可能なハンガー装置を開 示している。折りたたんだ状態でハンガーを使用できるようにするための工夫は なされていない。 同様に、チェンに対する米国特許第5085357号は、収納のために占有す る空間は小さいが、折りたたんだ状態ではほとんど利用可能性のない組み立て式 衣類ハンガーを開示している。 一般に人々は特にビジネスで旅行をすることがますます多くなっているので、 クロゼットからスーツケースに衣服を容易に詰め込むことができるようにするた めにハンガーが取り外し可能に配置できるかばんを提供することが慣例となって いる。例えばリッター、ジュニアに対する米国特許第2001156号は、スー ツケース内とクロゼットの衣服ロッド上とで使用できるハンガーを教示している 。航空機内に「持ち込み」かつ機内に収納するのに十分なだけ小さく、しかも不 当なしわを生ずることなくフォーマルなビジネス用衣服を収納するかばんを提供 することがますます望ましくなっている。かばん内にたたんだ状態で衣服を吊り 下げることによって、コンパクトでしわをつけることなく、かばんへの詰め込み が可能となる。 折りたたんだ状態で使用できるハンガーが提案されており、例えばそのような 装置がボンサルに対する米国特許第920894号に示されている。このような 装置は、その用途がスーツコートやシャツに限定されることが多くかつ衣類が折 りたたんだハンガーから外れやすいので、満足できないものであることが多かっ た。 タテマツに対する米国特許第4186858号は、スーツコートを折りたたん だ状態で吊り下げるように折り曲げ可能な可撓性ハンガーを開示している。その 可撓性ハンガーはパンツやスラックスを収容せず、かつ開示されているように、 通常のクロゼット衣服ロッドでは使用できない。 上述したこととは関係なく、パンツその他の衣服をかばん内に整然と折りたた んだ状態でしっかりと保持するが、衣服を通常のクロゼット衣服ロッドに吊り下 げるためにも使用できるハンガーの必要 とされている。下記の請求された発明は、このこれまで満たされていなかった必 要を満たすために開発された。 発明の概要 本発明は、折りたたみ可能なハンガーと、そのハンガーをかばん内に取り外し 可能に装着する画期的なトロリーを含む。このハンガーは広義には一般的に垂直 なヒンジによって連結された2つの半体よりなり、それらの半体を同一平面の開 いた位置と、並置される重なり合う閉じた位置との間で折りたたむことができる ようになされている。このハンガーは、衣服をかけた状態で、開いた位置または 閉じた位置で使用できる。フックが、引っ込んだ位置と繰り出した位置との間で 枢動するように、それらの半体のうちの1つに対するヒンジ式連結を有する。そ のフックは、(1)繰り出した位置にある時に、通常の衣服クロゼットロッドか ら吊り下げることができるようにする、そして(2)引っ込めた位置にある時に は、ハンガーが閉じた位置にある場合に衣類がハンガーからすべって外れるのを 防止するという2つの機能を果たす。ハンガーが開いた位置にあるか閉じた位置 にあるかに関係なく、任意の摺動可能なパンツループでハンガーがパンツを担持 することができる。かばん内に取り付けられたトロリー構体によって、フックの 後退位置に関係なく、折りたたんだ位置にあるハンガーをかばん内に取り外し可 能に装着できるようにする。 本発明の第1の目的は、背が高くて狭いコンパートメント内に垂直に折りたた んだ衣服を吊り下げるのに使用するために折りたたむことができ、かつ広ろげた 衣服を従来の衣服ハンガーロッドに吊り 下げるのに使用するために広げることができるハンガーを提供することである。 本発明の第1の利益は、折りたたんだ衣服が折りたたんだハンガーからすべっ て外れるのを防止するための効果的な手段が提供されることである。 本発明の他の利益は、広げた状態で使用された場合にハンガーの折りたたみ可 能性またはそれの平衡状態を妨害することなくパンツを折りたたみハンガーから 吊り下げるてめの手段が設けられることである。 本発明によれば、衣服を吊り下げることができるハンガーであって、全体とし て同一平面関係の位置と並置された位置との間で第1および第2の中央体部材が 枢動可能となるように第1の中央体部材に枢動可能に連結された第1の中央体部 材と、中央体部材のうちの1つに枢動可能に連結され、前記1つの中央体部材と 実質的に同一平面関係の繰り出した位置と、前記1つの中央体部材と実質的に平 行な引っ込めた位置との間で枢動可能となされたフックを具備しており、前記フ ックが並置された位置にある2つの中央体部材の間に配置可能となされたハンガ ーが提供される。フックは衣服に係合するために繰り出した位置から引っ込めた 位置まで可動であり、かつ中央体部材は、フックが衣服に係合している状態で、 同一平面関係の位置から並置された位置まで枢動可能である。1つの好ましい実 施例では、中央体部材が同一平面関係の位置にある時に、第1の中央体部材が第 2の中央体部材の一部分に重畳し、体部材のうちの1つが少なくとも1つの開孔 を有し、かつ他の1つの中央体部材がそ れから延長していて重畳関係を確保するために前記開孔に挿通可能な少なくとも 1つのタブを具備している。このハンガーには必要に応じて、中央体部材のうち の1つにループホルダーが設けられ、そのループホルダーにはパンツループが摺 動可能に配置される。パンツループはハンガー上で中央位置と変位位置との間で 可動である。 また本発明によれば、かばんの中に衣類を取り出し可能に固定するための改良 された手段であって、全体として同一平面関係の位置と並置された位置との間で 第1および第2の中央体部材が枢動可能となるように第1の中央体部材に枢動可 能に連結された第1の中央体部材と、中央体部材のうちの1つに枢動可能に連結 され、前記1つの中央体部材と実質的に同一平面関係の繰り出した位置と、前記 1つの中央体部材と実質的に平行な引っ込めた位置との間で枢動可能となされ、 それにより並置された位置にある2つの中央体部材の間に配置可能となされたフ ックと、閉塞あれた空間内にあってハンガーをかばんに着脱可能に装着するため のトロリーを具備した前記改良された手段も提供される。1つの実施例では、ハ ンガーは中央体部材のうちの関連するものから延長した第1の支持アームをさら に具備している。このハンガーは少なくとも1つの開孔を有していてもよく、そ の場合には装着するためのトロリー手段はその開孔に挿通可能なロッドよりなる 。さらに好ましくは、第1の支持アームが1対の離間した開孔を有し、かつ装着 するためのトロリー手段はその開孔に挿通可能な2つの離間した水平ロッドを具 備する。中央体部材の他の1つから延長した第2の支持アームが必要に応じて提 供され、第2の支持部材は1対の離間した開孔を有し、中央体部材 が並置された位置にある場合には、前記第1の支持アームの開孔が第2の支持ア ームの開孔に心合可能であり、2つの離間された水平ロッドのそれぞれは第1の 支持アームと第2の支持アームの心合した各開孔に挿通可能である。 本発明の他の目的、利点および新規な特徴、さらに他の適用可能性の範囲を一 部として添付図面に関連してなされる下記の詳細な説明に開示され、さらに一部 として下記について検討することにより当業者には明らかとなるであろうし、あ るいは本発明を実施することにより知ることができるであろう。本発明の目的お よび利点は請求の範囲に特に指摘される手段および組み合わせによて実現されか つ達成されうるであろう。 図面の簡単な説明 本明細書に取り入れらかつその一部分を構成する添付図面は本発明の好ましい 実施例を示しており、かつ説明とともに、本発明の原理を説明するのに役立つ。 図面は本発明の好ましい実施例を示すためのみのものであり、本発明を限定する ものとして解釈されるべきではない。図面において、 図1は本発明によるかばんの正面立面図である。 図2は図1に示されたかばんの側面立面図である。 図3は本発明の好ましい実施例による図1に示されたかばんの斜視図であり、 かばんが開いていてその中に衣類を入れた状態を示している。 図4は図3に示されたかばんの内部の破断された部分の拡大図であり、本発明 の好ましい実施例によるハンガーおよびトロリー要素 を、衣服を吊り下げるために使用した状態を示している。 図5は本発明によるハンガーの立面正面図であり、そのハンガーは開いた状態 で示されておりかつ断面で示されたロッドに吊り下げられている。 図6は図5に示されたハンガーの側面図である。 図7は図5に示されたハンガーの背面図である。 図8は図5に示されたハンガーを一部閉じた位置で示した斜視図である。 図9は図5に示されたハンガーの上面図である。 図10は本発明の好ましい実施例によるハンガーの背面図であり、衣服をそれ に掛けておりかつハンガーフックが繰り出された位置にある状態を示している。 図11は図0に示されたハンガーの背面図であり、ハンガーフックが衣服に係 合する引っ込めた位置にある状態で示している。 図12は、閉じた位置にありかつ折りたたんだ衣服が掛けてある本発明の好ま しい実施例によるハンガーの立面図である。 図13は閉じた状態にありかつかばんの内部構成要素上に配置されたハンガー の破断した斜視図である。 好ましい実施例の説明 (本発明を実施するためのベストモード) 本発明はかばんに使用して特に有益であるが、本発明は、簡単で信頼性があり かつ折りたたみ可能なハンガーが望ましい(例えば狭いロッカーあるいはクロゼ ットで)状況で適用しうることが明らかとなるであろう。本明細書および請求の 範囲では、「かばん」、「か ばんケース」、「スーツケース」あるいは「ケース」という言葉は、一般的にか ばんを意味し、かつホイールがついているかいないかに関係なく、立て型あるい は「アップライト」ケース、プルマンスーツケース、ガーメントバッグを含む。 限定のためではなく説明の目的で、本発明は図1および2に全体として示された ホイール付き立て型ケース20について説明される。しかし、本発明の特徴は種 々のかばん装置に適用できることが当業者には容易に明らかであろう。ケース2 0は、衣類や他の日用品を纏めて運搬のため収納しうる閉塞した空間を画定する ボトム、4つのサイドおよびトップを有するアップライトの全体として矩形プリ ズム型の容器として示されている。ケース20は公知の任意の材料で構成されう るものであり、かつハードサイドプラスチックであってもよいが、軽量フレーム 上に配置されたナイロンまたは他の耐久性のファブリックで製造された「ソフト サイド」かばんとして示されている。 図3はケース20は正面領域22と背面領域24を有しうることをさらに示し ている。正面領域22は例えばファブリックヒンジ等によって共通のエッジに沿 って背面領域に撓み可能に接合されており、正面領域22がドアまたはリッドの ような形態で背面領域から揺動または枢動され、内部にアクセスするのに便利な ようになされている。ケース20を閉じるためには、正面領域22と背面領域2 4がそれらの共通の周囲に沿って合わせされて(例えばジッパーによって)互い に固着される。図1−3は正面領域が、かばんが閉じているとき(図1および2 )にはかばん20の外側からだけ、またはかばんが開いているとき(図3)には 内側からのみ、あるいは外 側および内側の両方からアクセスできる1つまたはそれ以上のポケット収納コン パートメントを具備しうることを示している。図1ー3は、ケース20には公知 の技術に従って2つ以上のホイールまたはスキッドを取り付けて、使用者がケー スを支持表面上で傾斜させて牽引できるように、あるいは図面に示されているよ うにケースをアップライト状態に安定して休止させることができるようになされ うることをも示している。ケース20には1つ以上の従来のキャリーおよび/ま たはホイールハンドルも設けられている。 本発明の利点は、ケース20の内部コンパートメントがサイド間で通常よりも 狭くなしうることである。この狭くした寸法は実質的な容器容積を犠牲にするこ となしに実現される。衣服、例えば男性用スーツコートは、図3に示されている ように垂直軸のまわりで折りたたまれてケース20内に入れらるので、ケースの 幅を狭くすることができ、したがって操作、収納および牽引をより容易にできる 。ケースの背面領域24内のコンパートメントは、平らにたたむことを必要とし ないで男性用スーツコートを吊り下げて入れるのに十分なだけの高さがあること が好ましい。しかし、ガーメントバッグのような他の形式のかばんでは、高さの 低いコンパートメントに入れるためには、衣服を中間でもう一度折りたためばよ い。図3にみられるように、ウォードローブケースの上方内部内に取り付けるこ とができる本発明のトロリーアセンブリ38およびハンガー40を用いて衣類3 2、33をおりたたみかつ吊り下げる画期的な方法が可能である。トロリーアセ ンブリ38およびハンガー40が一緒になってケース20の閉じ込められた空間内 に衣類を取り出し可能に固 着するための手段として機能する。 本発明の折りたたみハンガーを全体的に示す図に注目されたい。全体として4 0で示されている折りたたみハンガーは、若干可撓性で耐久性のある熱可塑性樹 脂で作成されるのが好ましい。ハンガー40は1対の剛直で全体として平面状の 中央体部材44、45を有しており、それらの部材のそれぞれから、脚50、5 1のうちの関連するものが横方向に延長している。中央体部材44、45のそれ ぞれの上方部分から下方に所定の角度をなして肩部材46、47が延長して各関 連した脚50、51と交差している。肩部材46、47および脚50、51のそ れぞれが対応した肩部材44または45の剛直な成形された延長部分となるよう に、肩部材46、47および脚50、51はそれらの関連する中央体部材44、 45と一体化されていることが好ましい。各肩部材の末端部は、関連した肩部材 の末端部と一体に成形されている。 図6-9に示されているように、体部材44、45は、好ましくは垂直に配置 された体ヒンジ54によって枢動可能に連結されている。体部材54は、それの ナックルを体部材44、45と一体に成形されていることが好ましく、図9の矢 印で示されているように一方の体部材45を他方の体部材44に対して枢動させ るようになされており、それにより図8、9(仮想線)に示されているように、 ハンガー40全体が垂直軸のまわりで折りたたまれて肩部材46、47と脚50 、51を並置させる。好ましい実施例では、体ヒンジ54は従来のピン・アンド ・ナックル機構であるが、可撓性ファブリックあるいはプラスチック・リビング ・ヒンジのような他のヒンジ形 式でも本発明では十分であることはすぐ分かる。さらに、本発明の他の実施例で は、中央体部材44、45を枢動可能に連結するために非垂直状態に配置された 主体ヒンジ54を用いることができる。したがって、ハンガー40は、中央体部 材44、45、肩部46、47および脚50、51が図5、7および9に示され ているようにすべて実質的に同一平面関係となる開いた位置と、体部材44、4 5とそれらの関連する肩部および脚が図4、12および13に示唆されかつ図9 に仮想線で示されているように互いに平行またはほぼ平行な状態にある折りたた まれたまたは閉じた位置との間で、垂直軸のまわりで折りたたみ可能であること が好ましい。 図4、5、7および8に最も良く示されているように、一方の中央体部材44 が他方の体部材45よりも寸法的な広がりが大きいことが好ましいが、必要では ない。直角三角形状であることが好ましい小さい方の部材45は、それの垂直縁 端部に配置されたヒンジ54を有し、体部材45の底に対して直角をなしている 。二等辺三角形の形をしていることが好ましい大きい方の体部材44は、小さい 方の部材45の本質的に2倍の大きさである。体ヒンジ54は大きい方の体部材 44の垂直対称軸に沿って配置されて、小さい方の体部材45が、大きい方の部 材45の半分と実質的に同一広がりの重複位置から枢動可能であるようになされ ることが好ましい。 この好ましい構成の利点は、ハンガー40が折りたたまれて開いた位置となさ れた時に小さい方の部材45と大きい方の部材44の一方の半分との間に調和し た重なりが与えられることである。この重なりは、体部材のうちの1つ(図面で は部材44)から広がって 他方の体部材(図示された部材45)を介して対応する開孔59、59'とスナ ップまたは摩擦係合する1つ以上のスナップ・タブ58、58'によって確保さ れることが好ましい。好ましくかつ完全に機能的な実施例、単一の対応開孔に挿 通可能な単一の中央に配置されたタブを具備しうるが、図面に示されているよう に対をなした開孔とタブを用いることによって、二重に確実なスナップ式連結が 得られる。図8に示されているように、タブ58、58'は大きい方の部材44 の1つの縁端に沿って配置され、他方、開孔44、45は小さい方の体45の斜 辺に沿っていることが好ましい。部材44、45が同一平面状態の完全に開いた 位置に枢動されると、スナップ・タブ58、58'が開孔59、59'内の所定位 置にスナップ式に入り込み、小さい方の部材45を大きい方の部材45に対接し た同一平面関係の重なり合い状態に確実に保持する。このスナップ式に固着され た重複構成は、重量を確実に担持する強力で一般に剛直なハンガーを提供し、こ のハンガーは不注意によるまたは偶発的な折りたたみまたは崩壊を受けにくいよ うになされている。ハンガー40を折りたたんで閉じた位置にしたい場合には、 小さい方の部材45を大きい方の中央体部材44からしっかりと引き離して、開 孔59、59'を通じてタブ58、58'を後方に引いて重複した連結を切り離す ようにする。 図5-8に示されているように、ハンガー・フック60はネック・ヒンジ62 によって中央体部材44に枢動可能に連結されている。ネック・ヒンジ62がハ ンガー・フック60を図5および8に示された繰り出した位置と図7に示された 引っ込めた位置との間で折り たためるようにする。繰り出した位置では、ハンガー・フック60は体部材44 と実質的に同一平面関係にある。図6に矢印で示されてるように引っ込めた位置 に枢動されると、ハンガー・フック60は全体として体部材44と平行になる。 実際には、ハンガー40が衣服を吊り下げるために開いた位置にある場合には、 フック60と中央体部材44、45が全体として同じ仮想平面内に含まれる。ハ ンガー40が折りたたみ位置にある場合には、体部材44、45はそれらの間に サンドイッチになったフック60とほぼ平行になる(図12および13)。 ハンガー・フック60は体部材44、45と同じ材料で作成されかつ図5に示 されているように従来の衣服クロゼットバー、衣服ラックロッド等にハンガー4 0全体を吊るすことができるようにするために円形のまたは他の水平ロッドに係 合し得る半円形内表面63を設けられることが好ましい。したがって、ハンガー ・フック60によって、ハンガー40は衣服を標準的のクロゼットに吊るすため に用いることができる。ハンガー40は衣服を通常のクロゼットに吊るすために 繰り出した開いた位置で最も良く用いられるが、ハンガー・フック60を衣服ロ ッド30で使用するために広げた状態にして折りたたみ位置で使用するのは満足 度が低いかもしれない。 図5、7、および8は、体部材44、45のうちの少なくとも一方、好ましく は両方のトップから支持アーム65、66が延長しており、それらの支持アーム は、肩部材46、47と同様に、垂直軸に関して両側で対称であることを示して いる。また肩部材46、47のそれぞれと同様に、各支持アーム65、66は中 央体部材44、 45のうちの対応するものと一体化されて、各支持アームがそれの対応する体部 材の剛直な延長部分となるようになされることが好ましい。各支持アーム65、 66にはトロリー開孔68、68'および69、69'のうちの少なくとも1つ、 好ましくは2が完全に貫通していることが好ましい。トロリー開孔68、68' 、69、69'はトロリーロッド82、82'(図4)の横断面形状に対応した形状 の、好ましくは丸い穴であり、それらの穴はアーム65、66の水平端部のそれ ぞれの近傍で支持アーム65、66のそれぞれを貫通している。支持アーム65 、66および開孔68、68'、69、69'によってハンガー40かばんの中に 固定配置できるのであるが、これについてはさらに説明する。図4で最も良く示 されているように、トロリー開孔68、68'、69、69'はトロリーロッド8 2、82'間の距離に実質的に等しい距離だけ離間されている。 このようにして、ハンガー40は広げた衣服を通常の衣服ロッド30に吊り下 げるために使用できるが、このハンガーは特に、図3および4に全体的に示され ているように閉じた位置にある時に画期的なトロリー・アセンブリ38でかばん の中に吊り下げるようになされているのである。トロリー・アセンブリ38はケ ース20の背面領域24の上方部分に取り付けられている。トロリー・アセンブ リによって、たたんだ衣服32がハンガー40に確実に保持されうるとともに、 ハンガー40がしっかりとではあるが取り外し自在にケース20に装着されうる 。このようにして、たたんだ衣服32を容易に、安全にかつしわを最小限に抑え てケース内に詰め込むことができる。 図4を参照する。1つの実施例では、トロリー・アセンブリ38は1対の平行 で離間したトロリー・ロッド82、82'を具備している。トロリー・ロッド8 2、82'のすぐ上にかつそれらと平行に、対応する対のラッチ・ロッド84、 84'が配置されており、それのラッチ・ロッドが該当する対のスロット付きス イングラッチ86、86'を取り付けている。スイングラッチ86、86'はそれ らの各位置においてラッチ・ロッド84、84'の長さ部分に固定されてもよく 、あるいはロッド84、84'の長さに沿った種々の位置で調節可能に確保可能 な位置決めをおこなうためにラッチ・ロッド84、84'に沿って摺動しうるよ うになされてもよい。ラッチ86、86'は水平軸のまわりで揺動または回転す る。ラッチ86、86'は開いた位置(図4のラッチ84')と閉じた位置(その 図のラッチ84)の間で手動で枢動可能である。 図3および4が示すように、ハンガー40はトロリー・ロッド82、82'に 着脱可能に取り付けることが可能である。スイングラッチ86、86'は、両者 が開いた位置にある場合に、ハンガー40をトロリー・ロッド82、82'上の 所定の位置にスリップさせることができる。ハンガー40がトロリー・ロッド8 2、82'上にある状態で、ラッチ86、86'は下方に揺動されて閉じた位置と なされる。ラッチ86、86'が閉じた位置にある時には、隣接したトロリー・ ロッド82がラッチのスロットを貫通して延長して、ラツチ(図4ではラッチ8 6)がトロリー・ロッド82を効果的に取り囲みまたは包囲してハンガーがロッ ド82の端部から離れるように摺動するのを阻止する。 したがって、図4、9(仮想線)および12に示されているようにハンガー4 0が折りたたまれて閉じた状態になされている場合には、対応した対の開孔68 、68'、69、69'は互いに整列し、かつロッド82、82'はすべての開孔 と心合可能でかつそれらに挿通可能である。トロリー・ロッド82、82'を両 方の支持アーム65、66'のトロリー開孔68、68'、69、69'に摺動可 能に挿通することによってハンガー40がトロリー・ロッド82、82'に係合 することによって、ケース30内の安全な水平位置に着脱可能に取り付けること ができる。ハンガーフック60が折りたたまれて引っ込んだ位置となされ、支持 アーム65、66の妨害されない使用によってハンガー40をトロリー・ロッド 82、82'に係合させることができる。 図10-12を詳細に参照すると、本発明の利点はネックヒンジ62が衣類を ハンガー40上の所定位置に保持するために衣類32に対接するように折りたた めるようにすることである。図10に示されているように、衣服はまず従来の態 様に従ってハンガー40の肩部材46、47上にまず配置される。得に、図11 に最も良く示されているように、ハンガーフック60の外表面64は、ハンガー フツク60が引っ込んだ位置にある場合に実質的に垂直になるような形状となさ れている。このようにして、ハンガーフック60が引っ込められた時には、外表 面64は体ヒンジ54の回転軸と実質的に平行となり、衣服32に対接し、そし て衣服がまわりでたたまれる垂直軸と平行となる。その後で、ハンガーフック6 0が衣服の複数の部分の間に配置されかつ体部材44、45間にサンドイッチ状 に 配置されると、ハンガー40は体ヒンジ54のまわりで折りたたむことができ、 その折りたたんだハンガーと衣服は図12の位置をとる。ハンガー40をそのよ うに折りたんだ状態では、その上に配置された衣類は垂直方向にもたたまれる。 ハンガー40と衣服をたたんだ状態にしかつハンガーフック60を引っ込んだ位 置にた状態で、フック60の外表面64が衣服32に係合されて衣服を折りたた んだハンガー上に保持する。すなわち、衣服が肩部材46、47から下方に摺動 するのを(すなわち図12で下方および右方に摺動するのを)阻止する。有利な ことには、衣服は図4に示された位置において重複した肩部材46、47上に維 持される。その後で、図3に示されているように衣服32とハンガー40がトロ リー・ロッド82、82'上に配置されうる。 図5および7に注目すると、これらの図は、ハンガー40には、ネクタイ、ス カート、あるいは他の衣服を配置しうるパントループ70が必要に応じて設けら れる。他の1つの実施例では、パンツ・ループ70は例えば剛性プラスチックま たはヘビーゲージワイヤの実質的に閉じた細長いループよりなり、このループは 1着のパンツを受け入れるのに十分な幅である(図4)。ループ70はループ・ ホルダー73内に摺動可能に配置される。ループホルダー73は、大きい方の中 央体部材44の底および関連した脚50に固着された溝付きの、好ましくは管状 の部材を具備する。図5に最も良く示されているように、ループ70の上方部分 がループホルダー73のチャンネルまたは溝内に保持されるが、その中で摺動し てループ70をハンガー40に対してサイド・ツー・サイドに移動させることが できる。したがってパンツ・ループ70は、中央体部材44のうちの1つおよび /または脚50の1つに実質的に隣接した変位した位置(図5における実線)と 、両方の体部材44、45または脚50、51に実質的に隣接した中央位置(図 5における仮想線)の間で可動である。パンツ・ループ70の下方部分には実質 的に円筒状のパッド部材76が設けられており、そのパッド部材は、衣服がしわ がつくのを最小限に抑えて安全にドレープできるきれいなパッド表面を提供する ようにループ70よりも大きい半径を有している。 注目すべきことには、そのような形状のものとしてパンツ・ループ70を設け たことが、ハンガー40の折りたたみ操作の邪魔にならない。ハンガー40が開 いた位置にある場合には、パンツ・ループ70は、図7に示されかつ図5の仮想 線で示されているように、ホルダー73内で中央位置まで移動でき、その中央位 置では、ループ70の一部分が両方の脚50、51に隣接する。中央位置では、 パンツ・ループ70はハンガー40の平衡点に対して実質的に対称な位置にあり 、それがハンガー40を図5に示されたロッド30から均一に吊り下げることが できるようにする。したがって、中央位置では、パンツ・ループ70はハンガー 40の対称性および平衡性をそこなうことはないが、ループホルダー73はハン ガーの垂直対称軸から幾分変位される。パンツ33または他の衣服はループ70 を通じて配置されそしてそのループの底部ラング上に吊り下げられうる。ハンガ ー40は、パッド部材76を実質的に水平にして、平衡した位置で従来の衣服ハ ンガーロッド30上に配置されうる。パンツ・ループ70は横方向に移動できる ので、それの位置は、衣服 がループ70上にある時にハンガー40の重力平衡を最適化するように調節でき る。事実、衣服が肩部材46、47上に配置されていない場合には、パンツ33 等だけを従来の衣服ハンガーロッド30に吊り下げるためにハンガー40を開い た位置または閉じた位置で用いることができる。 ハンガー40をたたんで閉じた位置したい場合には、ループ70が図5に示さ れた位置に変位さえるまでループホルダー73内でシフトされ、その位置ではル ープ70は1つの体部分およびそれの対応した脚50だけに隣接している。この 変位した位置では、パンツ・ループ70はハンガー40の平衡点に対して変心し ており、ヒンジ54の動作には全く干渉しない。パンツ・ループ70は大きい方 の体部材44の幅に実質的に対応するがそれより小さい横方向の広がりを有する 。パンツ・ループを変位した位置にした状態では、ハンガー40は自由にたたん で閉じた位置にすることができ、そしてループ70は、1着のパンツ33を担持 するのに十分なだけ幅広いが、折りたんたんだハンガー40の全幅を大きくは増 大させない。パンツ・ループ70上に衣服を担持するハンガー40は、それでも それの折りたたんだ位置で使用できかつ図3および4に示されるように狭いケー ス内に配置されうる。他の、より廉価な代替実施例では、パンツ・ループは永久 的に変位した位置において中央体のうちの1つに不動に固着されうる。 図13は、本発明の1つの利点は、ハンガー40が他のトロリー実施例で使用 するようになされうることを示している。ハンガー40は、フック60を2つの 中央体部材44、45間の位置に引っ込 めているが、衣服をその上に配置していない状態で閉じた位置で示されている。 平面状のパネル88はかばんの内部に不動に取り付けられるか、あるいは好まし くは揺動できるようにヒンジ付けされる。この他の実施例では、パネル88には 水平方向に心合したループブラケット89、89'が設けられており、それらの ループブラケットには1つまたはそれ以上の支持アーム65、66が摩擦挿通さ れてハンガー40をケース内に固着させる。 ハンガー40は広げた開位置またはたたんだ閉位置で使用できる。使用者は衣 服を従来のロッド30上にまたはかばん20内に吊り下げるためにハンガー40 を使用できる。スポーツコートのような衣服が図10に示されているように開い た位置においてハンガー40に広げた状態でかけられ、そしてハンガーフック6 0は従来のロッド30にかえられる(図5)。もし所望されれば、パンツ・ルー プ70は図7に示されている中央位置に変位されうるとともに、ハンガー40が ロッド30から平衡状態で吊り下がっている状態で1着のパンツまたは他の衣服 がそのパンツ・ループから吊り下げられうる。必要に応じて、使用者の指示を中 央体部材44、45の何れか一方または両方に印刷してもよく、この場合、その 指示は吊り下げた衣服のラペル間の空間に見えた状態にある。 例えばクロゼットからハンガー40と衣服を移すためには、ハンガー40をロ ッド30から取り外し、そしてフック60を図11に示された引っ込んだ位置に 枢動させればよく、その位置ではフックの外表面64が衣服に接触する。パンツ ・ループ70は図5に示された変位位置まで摺動変位される。そこで衣服32を かけたままの ハンガー40が図12に示されているように折りたたまれて閉じた位置になされ る。注目すべきことには、衣服32の複数の部分がハンガー40の各中央体部材 44、45間にサンドイッチ状に配置され、そしてフック60が衣服32の層の 間にサンドイッチ状に配置される。中央体部分44のうちの1つに付着されたフ ツク60は衣服がそれの重量で傾斜肩部46、47に沿って下方に摺動しないよ うにする。主ヒンジ54のナックルが大きい中央体部材44からある程度離れる 方向に延長し、中央体部材44、45間に衣服層が配置される付加的な空間を与 える。 衣服32とハンガー40の両方を図12に示されているようにたたんだ状態に すると、ハンガーは図4にしめされているように、あるいは図13に従ってトロ リー・アセンブリ38上に配置されうる。また図4に示されているように、スイ ングラッチ86、86'が閉位置に枢動されて(図ではラッチ86)、ハンガー 40が誤ってトロリー・ロッド82、82'からすべり落ちるのを防止すること ができる。このようにして、衣服(およびパンツループ要素を具備した実施例で はパンツ・ループ70)が運搬のためにしっかりとしかも着脱自在にケース20 内に保持される。 したがって、以上本発明の好ましい形態について開示し説明したが、請求の範 囲によって定義される本発明およびそれの妥当な均等物の範囲から逸脱すること なしに部品の構造、配置および組成について修正および変更がなされうることを 理解すべきである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 衣服を掛けることができるハンガーであって、 一般的に同一平面の位置と並置された位置との間で枢動可能なように枢可能に 連結された第1および第2の中央体部材と、 前記中央体部材のうちの1つに枢動可能に連結されて、前記体部材のうちの1 つと実質的に同一平面関係にある繰り出した位置と前記1つの中央体部材と実質 的に平行な引っ込めた位置との間で枢動可能になされ、前記並置された位置にお いて前記2つの中央体部材の間に配置可能になされた衣服保持部材を具備したハ ンガー。 2. 前記保持部材が引っ込んだ位置にある状態で前記体部材が同一平面の位 置から並置された位置に枢動可能である請求項1によるハンガー。 3. 前記2つの中央体部材を実質的に同一平面の位置に釈放可能に固着させ る手段をさらに具備した請求項1によるハンガー。 4. 前記中央体部材が同一平面の位置にある時に、前記第1の中央体部材が 前記第2の中央体部材の一部分に重なり合うようになされており、前記中央体部 材のうちの1つが少なくとも1つの開孔を有しており、前記釈放可能に固着させ る手段は、他方の中央体部材から延長していて前記少なくとも1つの開孔に挿通 可能な少なくとも1つのタブよりなる請求項3によるハンガー。 5. 前記中央体部材のうちの関連した1つから延長しており、前記体部材が 開位置にある時に前記衣服を広げた状態で掛けることができる肩部材をさらに具 備した請求項1によるハンガー。 6. 前記衣服保持部材がフックよりなる請求項5によるハンガー。 7. 前記体部材が閉位置に枢動された時に前記衣服が前記肩部材からスリッ プするのを引っ込めた位置にある前記フックが阻止するようになされた請求項6 によるハンガー。 8. 前記体部材のうちの1つにおけるループホルダーと、 前記ループホルダー内に摺動可能に配置されたパンツループをさらに具備した 請求項7によるハンガー。 9. 2つの脚部材をさらに具備しており、前記脚部材のそれぞれが前記中央 体部材のうちの対応する1つから延長しており、前記パンツループが前記脚部材 のうちの1つに実質的に隣接した位置と前記脚部材の両方に実質的に隣接した位 置との間で可動であるようになされた請求項8によるハンガー。 10. 前記第1の中央体部材を前記第2前記体部材に枢動可能に連結する第 1のヒンジを具備しており、前記ハンガーが、実質的に同一平面関係となる開い た位置と前記体部材が実質的に平行になる折りたたんだ位置との間で折りたたみ 可能であるようになされており、衣服保持部材がフックであり、前記ハンガーは さらに、 前記フックを前記中央体部材のうちの1つに枢動可能に連結する第2のヒンジ をさらに具備しており、前記前記ハンガーが開いた位置にある時に前記体部材と 実質的に同一平面関係となる繰り出した位置と、前記ハンガーが折りたんただ位 置にある時に前記中央体部材の間に配置される引っ込んだ位置との間で前記フッ クが枢動可能であるようになされた請求項8によるハンガー。 11. 前記中央体部材が同一平面の位置にある時に、前記第1の中央体部材 が前記第2の中央体部材の一部分と重なり合うようになされており、前記体部材 のうちの1つが開孔を有しており、前記中央体部材の他の1つが、それか延長し ていて前記開孔に挿通可能なタブよりなる請求項10によるハンガー。 12. 前記フックが繰り出した位置から引っ込んだ位置まで移動して衣服と 係合しうるようになされた請求項11によるハンガー。 13. 前記フックが衣服に係合している時に開いた位置から閉じた位置まで 折りたたみ可能になされた請求項12によるハンガー。 14. 前記中央体部材のうちの関連する1つから延長した第1の支持アーム をさらに具備した請求項1によるハンガー。 15. 前記第1の支持アームが、折りたたんだハンガーをかばん等に装着す る手段を具備している請求項14によるハンガー。 16. ハンガーをかばん等に装着する手段は、前記第1の支持アームを貫通 した1対の離間した開孔を具備しており、ハンガーをかばんに装着するために、 かばんの内側に配列されたロッド等が前記離間した開孔を貫通しうるようになさ れた請求項15によるハンガー。 17. 前記中央体部材のうちの他の1つから延長した第2の支持アームを具 備しており、前記第2の支持部材は1対の離間した開孔を有しており、前記中央 体部材が並置された位置にある時に前記第1の支持アームの前記開孔が前記第2 の支持アームの前記開孔と心合しうるようになされた請求項16によるハンガー 。 18. 前記中央体部材のうちの1つに配置されたループホルダ ーと、 前記ループホルダーに摺動可能に配置されたパンツループをさらに具備した請 求項10によるハンガー。 19. 前記パンツループは、前記中央体部材のうちの1つに実質的に隣接し た位置と、前記中央体部材の両方に実質的に隣接した位置との間で可動であるよ うになされている請求項18によるハンガー。
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