JP2000512463A - ビデオオンデマンドおよび双方向サービス用直接放送衛星の構成 - Google Patents

ビデオオンデマンドおよび双方向サービス用直接放送衛星の構成

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Abstract

(57)【要約】 衛星システムから符号化された信号の形態の複数のプログラムを受信するアンテナと、信号を復号化するデコーダと、前記デコーダに接続され、少なくとも複数のプログラムのいくつかを記憶するための大容量記憶装置とを有する、少なくとも疑似ビデオオンデマンドを提供する地上基地局。適切にプログラムされたプロセッサは、所定の基準に基づいて、大容量記憶装置に複数のプログラムのいずれを記憶すべきかを決定する。

Description

【発明の詳細な説明】 ビデオオンデマンドおよび双方向サービス用直接放送衛星の構成 本発明は、疑似ビデオオンデマンド(VOD)に関し、さらに詳細には、個人 向けの疑似ビデオオンデマンドおよび双方向通信サービスを提供するシステムお よび方法に関する。 通常考えられるような直接放送衛星技術は、一点対多点ベースで広範な地理的 領域にわたって多数のビデオチャンネルを分配するのに適している。それは、基 本的には、静止衛星によって、小型で低コストの個々にアドレス可能な家庭用受 信機に放送する一方向のメディアである。信号は暗号化され、加入受信機におい て復号することができる。デジタルビデオ圧縮(DVC)をビデオ信号に適用す ることにより、必要な衛星の能力を節約している。 家庭用受信機は、アンテナ及び低ノイズダウンコンバータからなる室外ユニッ トと、室内ユニットとを有する。室内ユニットは、チャンネルの選択を可能にす るデモジュレータ及びデマルチプレクサ、アドレスデコードおよび復号制御用の 制御ユニット、携帯用リモートコントロールでアクセス可能なインターフェイス 制御ユニット及びDVCデコーダを有する。このインターフェイス制御ユニット により、ユーザがチャンネルを選択し、スケジュール情報を表示し、ペアレンタ ルコントロールによるチャンネルロックアウトのようなユーザコントロール機能 を実行し、特定の受信機に送られるメッセージを表示することができる。また、 インターフェイス制御ユニットは、内部に確立された引き落とし可能な与信口座 からペイパービュー(Pay-per-View)を許可するのに使用される場合には、課金 機能を有することがある。 双方向マルチメディアおよびVODサービスは、通常DBSシステムによって は提供されない。なぜならば、このメディアは一方向であり、大量分配にはコス ト的に有効であるが、個別的なサービスには有効ではないからである。 本発明の一つの目的は、この問題を解決することである。 本発明によれば、少なくとも疑似ビデオオンデマンドを提供することができる システムが供せられ、そのシステムは、プログラムデータ源を提供するマルチメ ディアサーバ手段と、そのプログラムデータを複数のユーザに送る衛星通信シス テムと、前記衛星システムから符号化された信号の形態で複数のプログラムを受 信するアンテナ手段と、前記信号を復号化するデコーダと、前記デコーダに接続 され、前記複数のプログラムの少なくともいくつかを記憶するための大容量記憶 手段とを有する少なくとも1つの受信局と、ユーザによってあらかじめ選択され た基準に基づいて、前記複数のプログラムのどれを前記大容量記憶手段に記憶す るかを決定するプログラムされたプロセッサ手段とを有する。 本発明は、直接放送衛星(DBS)技術および地上のデジタル総合サービス網 (ISDN)設備(または他の同様な地上の狭帯域データ伝送設備)の両方を使 用して、双方向のマルチメディアおよび模擬的なビデオオンデマンド(VOD) サービスを家庭の消費者に提供することができるシステム構成を提供する。これ らの双方の技術は、それぞれ利用可能であるか、利用可能となりつつあり、各サ ービスプロバイダの一部の基本的な基盤整備においては、ほとんど、またはまっ たく更なる投資をする必要がない。この構成の鍵となる追加部分は、家庭内の機 器に高度のデータ記憶装置を組み込むことにより、DBSで分配されたビデオ情 報をパーソナルエージェント(Personal Agent)ソフトウェアとともに記憶させ 、記憶すべきデータの選択の補助をさせるとともに、「オンデマンド」またはN VODベースのユーザに、このデータを提供することをも補助させるものである 。 DBS、ISDN等の地上のデータ通信設備および高度なデータ記憶装置を一 体化させた組み合わせることで、双方向のVODサービスを衛星の配信を使用し てエミュレートさせるこどが可能である。DBSは、放送用の家庭への広帯域な リンクまたはユーザの要求によってアクセス可能に格納された狭帯域のビデオを 提供する。ISDNは家庭に狭帯域リンクを提供するが、それは2方向であり、 個々にアドレスを付与することが可能な双方向のサービスに適している。ダウン ロードされ記憶されたビデオ情報と組み合わせると、これは、家庭に対する完全 な双方向マルチメディア環境を提供することができる。 パーソナルエージェントソフトウェアは、ユーザの要求により、またユーザが 提供するユーザの興味を示すプロフィールを基礎として、記憶すべき放送ビデオ およびデジタル情報データの選択を補助する。多くの場合において、ユーザは、 後で使用するために記憶することが望ましいデータを前もって選択するであろう 。パーソナルエージェントソフトウェアは、ユーザの興味を示すプロフィールに 合致するすべてのデータを記憶することによってこの方法を自動化することを意 図し、このデータは、後でユーザがレビューしたり観たりして、さらに保持する か廃棄するか決定する。特定の興味についてのプログラミングは、自動的に、ま たはユーザが指示した削除の前の所定の期間に保持されている。他のシステムの 部品と組み合わされたこのインテリジェントエージェントの使用は、NVOD環 境を効果的に提供する。 すべてのエージェントは、ルールを組み込むレパートリーを有し、それによっ て動作を決定する。またインテリジェントエージェントは、学習機能を組み込ま れている。インテリジェントエージェントは、学習機能を提供することによって 、サービスの品質を改良する試みにおいて前の決定の結果に基づいてそのルール を更新することができる。エージェントは、個人の代理として作動し、個人の利 益のためにまたは利益によって求められるタスクを実行する。 ここに説明したパーソナルエージェントソフトウェアは、多数の方法のいずれ かで実行することができる。このようなエージェントは、個人にとって興味の対 象であるデータについて利用可能な放送データを探索する。この興味のあるデー タは、個人によって定義され、このエージェントは、学習することができ、前に 検索した放送に関してフィードバックによりサーチを改善することができる。 まず、検索を実行する前に、エージェントは、検索を限定するかまたは誘導す るパラメータまたは制限という形態で好み(preference)が備えられている。パ ラメータは、話題または主題、ディレクタ、プロデューサ、スター、評価、会社 、またはタイトルを含んでよい。制限は、ある年代以下の者へのアクセス制限に 基づいて出された評価を含んでよく、それは、あるデータをカバーし、ある基準 をカバーする視聴可能な放送を無視するフィルタを含み、又、会社、プロデュー サ、ディレクタ、俳優等によって視聴可能な放送を制限しうる。このエージェン トは、提供された好みに忠実である。別の例として、エージェントが学習できる とき、個人によって等級づけられた前の放送の概要にしたがって検索パラメータ を変更 する。 1つの実施例において、各放送は、十分な情報量を含むヘッダ情報を備えてお り、これにより、パーソナルエージェントが放送されるデータを検証し、記憶す るプログラムを選択するルールを適用することができる。このような実施例は、 いくつかの方法に制限される。プログラムは、単一の時間スロットより長く継続 し、もし記憶される場合には、後のさらにおもしろい番組を記憶することを防止 する。さらに、エージェントは、前以てスケジュールをつくることができず、こ れを個人が再検証することができる。最後に、エージェントは、すべての放送信 号を常に監視し、個人の記憶媒体におけるすべての決定を通信しなければならな い。 他の実施例において、ヘッダ情報は、少なくとも中央に全体または一部が記憶 されて、放送スケジュールを検証し、ルールを適用し、プログラム記憶のスケジ ュールをつくるために、パーソナルエージェントによって少なくとも一つの場所 から検索される。このようなスケジュールは、所定時間にわたって継続し、スケ ジュールを再構成するエージェントの前の経験によって決定される。パーソナル エージェントは、記憶されたプログラムが望ましいことを保証するために放送ス ケジュールの変化が知らされる。 パーソナルエージェントは、パラメータまたは制限に対する変化の形態のユー ザの好みの変化を知らされる。この変化は、ある将来的な時間に有効になり、こ の場合、エージェントは、その時に起こる変化の計画を立て、あるいはそれらの 変化はすぐに、および過去に逆上って有効になる。後者の場合において、エージ ェントは、新しいパラメータおよび制限を適用するために現在のプログラム記憶 スケジュールを検証する。異なるパラメータおよび制限の重みの変化があると、 エージェントは少なくとも中央に接触し、放送スケジュールを再び検証し、プロ グラムの記憶のスケジュールを再び生成する。さらに、時間が許せば、実行の前 に検証するように個人にプログラム記憶スケジュールが提供される。このような 検証によって、個人は、時間が重なる放送を調整することができ、個人の好みで 設定されたパラメータおよび制限の合致する利用可能なプログラムを検証するこ とができる。さらに、このような検証は、それが学習することができるとき、エ ージェントに価値のある情報を提供する。 本発明は、プログラムデータのソースを提供する段階と、衛星通信システムで 複数のユーザにプログラムデータを放送する段階と、衛星システムから符号化さ れた信号の形態で受信局で前記データを受信する段階と、前記信号を復号する段 階と、前記受信局の大容量記憶装置に前記複数のプログラムの少なくともいくつ かを記憶する段階と、ユーザによって選択された所定の基準に基づいて、複数の プログラムのどれを前記大容量記憶装置に記憶するかを決定する段階とを有する 、少なくとも疑似ビデオオンデマンドを提供する方法が提供される。 本発明につき、添付図面を例としてのみ参照して、さらに詳細に説明する。 図1は、本発明によるNVODシステムのブロック図である。 図2は、システムとともに使用するパーソナルエージェントの1つの実施例を 示す。 図1において、ホーム1は、二方向のISDN2B+Dリンク2を介して、遠 隔中央オフィス4に接続されたローカル中央オフィス3と通信する。遠隔中央オ フィスは、マルチメディア信号を搬送する狭帯域リンク5を通じてマルチメディ アサービスプロイバイダ6に接続される。サービスプロバイダ6は、広帯域ビデ オリンク7によって衛星基地局8に接続される。衛星基地局8は、アップリンク 9を通して、家庭のアンテナ11に送信するため放送衛星10に信号を送る。 アンテナ11は、ISDNデコーダ13およびプログラム記憶装置14と関連 する従来のDBSレシーバ12に接続されている。 ループ終端装置15は、ISDNリンクに接続され、バス16を介してISD Nセットトップデコーダ13と、コンピュータ17およびターミナルアダプタ1 8に接続され、また、アナログ装置(図示せず)に接続されてもよい。またプロ グラム記憶装置14は、コンピュータ17およびテレビジョンセット19に接続 されている。DBSレシーバ12に関連したプロセッサ25は、ユーザが選択し た基準によって記憶されるデータを決定することができるようにプログラムされ ている。プロセッサ25は、この目的のためにパーソナルエージェントソフトウ ェアを含み、これは図2を参照してさらに詳細に説明する。 ローカル中央オフィス3は、ISDNリンク2に接続されたISDNラインカ ードを備えたサーバスイッチ20を有する。ローカルサーバスイッチ20は、遠 隔中央オフィス4のISDNスイッチ23に接続されている。 マルチメディアサービスプロバイダ6は、各々が、顧客への分配用のマルチメ ディアデータを記憶する多数のマルチメディアサーバ24を有する。通常のマル チメディアサービスは、ネットワークTV、ホームバンキング、スペシャルティ TV、フィナンシャルサービス、ペイTV、劇場・レストラン等の予約、ペイパ ービュー映画、旅行の予約、ペイパービュースペシャルイベント、コミュニティ サービス、ホームショッピング、ヘルスサービス、教育コース、サービスディレ クトリ、訓練コース、図書館検索、「ハウツー」プログラム、コンピュータネッ トワーク、ホビー、電子メール、ゲーム、電子掲示板、オーディオストーリー、 本、ファクシミリ、音楽、テレコミューティング、ビデオフォンおよび情報サー ビスを含む。 サービスプロバイダ6は、広範なマルチメディアサービスをそれらの顧客に提 供するために、DBS、およびISDN技術のような地上データ通信技術の双方 を利用する。マルチメディアサーバ24は、ここからこのサービスを開始するた めに使用される。広帯域のビデオ信号は、衛星10を含むDBSシステムを介し て送信されるが、ISDNの性能の範囲内にある狭帯域信号は、ISDNネット ワーク設備20,23を使用して送信される。いくつかのサービスは、広帯域信 号および狭帯域信号の双方を有し、DBSおよびISDNの組み合わせ、または 類似の狭帯域データ送信技術を使用する。 中央オフィス3,4および関連する2方向のISDNリンクは、マルチメディ アサーバ24に狭帯域のリターンパスを提供し、双方向性を可能にするとともに 、課金情報のような広帯域の衛星リンクの使用に適さない狭帯域のデータを伝送 する。 DBSシステム上を伝達されたビデオは、テレビジョンセット19で従来の方 法でリアルタイムで見ることができ、もしくはDBSレシーバまたはセットアッ プマルチメディアデコーダに組み込まれたプログラム記憶装置14によって記録 し、後から見ることもできる。サービスのタイプによって、記憶されたビデオデ ータは、ユーザによって直接TV19またはコンピュータディスプレイ17に表 示するように要求される。このモードにおいて、ビデオデータは記憶されている ので、ユーザは、見る、一時停止する、後方または前方に進める、フレーム単位 で見る、または繰り返し見ることをユーザが望む部分を選択するために検索する ことができる。ビデオデータは、地上で送信されたデータを含む双方向のサービ スの一部である場合には、ビデオ部分の表示は、地上のラインを介してマルチメ ディアサーバから制御してもよい。 プログラム記憶装置は、図示したようなDBSレシーバ12と接続してもよい し、またはスタンドアロン型装置であってもよい。好ましい実施例においては、 家庭用製品において、DBSレシーバの室内ユニットと、マルチメディアデコー ダおよびプログラム記憶装置は、1つのセットトップユニットとしてパッケージ され、赤外線リモートコントロール装置を備える。大型住宅の消費者のユーザ装 置は、TVと、ステレオサウンドシステムとを有する。 住宅の内部のすべての装置は、現在、スタンドアロン型として市販されており 、あるいは既存の装置から当業者によって容易に適用できる。セットトップマル チメディアデコーダ13は、後者のカテゴリに属し、DBSまたはケーブルTV セットトップ装置を使用することによって最も容易に実現できる。本発明は、D BSレシーバおよび大容量のデータ記憶装置を備えたマルチメディアデコーダの セットトップユニット機能を統合し、双方向VODおよび他のマルチメディアサ ービスをエミュレートするために適当なソフトウェアにおいて必要な機能のすべ てを含んでいる。パーソナルエージェントソフトウェアは、セットトップボック スソフトウェアの変形に含まれる。 種々のデータ記憶装置が、プログラム記憶装置14に応用可能である。これら は、磁気テープ、磁気ディスク、光磁気ディスクおよび光記憶装置を含む。4時 間のDVCビデオ情報を記憶する容量は、最小限の必要な容量とされ、好ましく は10ないし20時間であることが好ましい。他に適用される記憶技術で望まし いものには、数秒以内の仮想的瞬時アクセスと、実時間の10ないし20倍の速 度で情報を記録する性能が含まれる。これは、リアルタイムの記録とともに、情 報の迅速なダウンロードというオプションを可能にする。記憶技術の組み合わせ は、所望の性能を組合せで達成するために応用される。例えば、磁気テープは、 大きな容量を提供し、記録保存モードで使用され、磁気ディスクは、テープから ディスクへの現在の使用のために望ましい情報を転送することによって迅速なア クセスを行う。 光データ記憶技術は、数百または数千ギガバイトという大容量、迅速なランダ ムアクセス、非常に高速な入出力転送レートを可能とする。それらは、いまのと ころ市販されていないが、次の10年ほどの内には市販されるであろう。 マルチメディアサービスプロバイダ6によって必要とされるタイプの装置は、 提供されるサービスのタイプに依存する。例えば、ペイパービュー映画サービス または他のビデオ情報サービスは、テープまたはビデオディスク記憶装置および DBSアップリンクターミナルへの送信設備を必要とする。本発明によれば、特 定の映画のリクエストは、地上のデータ設備を介して受信され、またこれは、リ クエストされた映画の送信スケジュールに関連する返信情報をリクエストしたユ ーザに提供するのに利用される。 また、双方向の教育または訓練サービスは、ビデオサーバを使用し、マルチメ ディアグラフィックス、テキスト、オーディオデータ並びに双方向でのコースの 実施のためのコンピュータが追加される。繰り返しになるが、ビデオ情報以外は すべて、地上のデータ設備を介してユーザに伝送される。 ホームバンキング、フィナンシャルサービス、電子メール、予約サービス等の マルチメディアサービスは、関連するビデオ情報を持っておらず、またユーザに 対するここで述べられている接続用のアーキテクチャの地上のデータ部分のみを 必要とすることがある。提供される任意のサービスに関連する課金は、データ設 備のみを要求する。 マルチメディアデータのフォーマッティングは、地上のデータリンクの最大伝 送能力を利用して行えばよい。最大スループット144kb/sのISDN基本 速度(2B+D)を仮定すると、バッファリング技術の使用は、例えば、オーデ ィオまたはテキストのように、そのデータについての時間平均が前記速度を下回 る場合には、短時間の間、前記の基本速度を越えるデータの送信を可能にする。 よって、144kb/sを越える短いビデオクリップまたは画面の一部を使用し たフルモーション表示も、ISDNを介して送信することができ、DBSを介し ての送信は必要とされないであろう。このことは、マルチメディアサービスを構 成する際にさらに柔軟性を提供している。 アーキテクチャの地上のデータ部分は、ISDNのような、電話会社によって 提供される標準のサービスとして提供されるものである。それは、電話会社の中 央オフィスのISDNソフトウェアを備えているスイッチと、個々の加入者にサ ービスを提供するISDNラインカードと、中央オフィス間のISDNサービス の相互接続とを含む。もし、加入者の中央オフィスがISDNソフトウェアおよ びハードウェアを備えていない場合には、離れたところにあるISDNスイッチ に接続された遠隔ユニット23が、図1に示すように使用されることがある。加 入者にISDN基本速度サービス(2B+D)を分配することができる既存のツ イストペア銅ループ2は、適当な接続である。専用線は、マルチメディアサービ スプロバイダとISDNネットワークとの間で必要とされる場合がある。 この明細書で説明したアーキテクチャのDBS部分は、通常DBSサービスに 関連するものである。通常、それは、直径が1メートル以下のような小さいアン テナで受信可能な信号を送信する大出力の衛星10を有する。1以上のアップリ ンク地球局8は、衛星に給電する(feed)ために使用される。DVC(デジタル ビデオ圧縮)は、ビデオ信号を圧縮してスペクトルおよび衛星の電力を節減し、 衛星の能力をより有効に利用するため、アップリンク地球局で使用される。この 目的に関しては、アップリンク局は、コンプレッサユニット26を有し、ホーム 1は、デコンプレッサ27を備えている。適当なビデオ圧縮ソフトウェアを使用 することができる。直接衛星放送は、通常、Ku帯域周波数において、放送衛星 サービス(BSS)帯域か、または固定衛星サービス(FSS)帯域のいずれか で実行されるが、他の衛星サービス周波数帯域で実行することもできる。特にB SS帯域で実行されない場合には、直接衛星放送は、ホーム直結(direct-to-ho me)(DTH)衛星サービスとして説明されることが多い。 この明細書で説明したアーキテクチャで可能な通常のDBSシステムからの1 つの変形例は、リアルタイムの視聴速度(real time viewing rate)より速い圧 縮されたビデオを送信し、後で視聴するためにその信号を記録することである。 したがって、通常二時間の映画を数分で送ることができる。この明細書で説明し たアーキテクチャ内のDBSシステムの機能のいくつかは、このような高速ダウ ンロードサービスのために予約しておくことができる。 プロセッサ25で実行されるパーソナルエージェントを、図2にさらに詳細に 示す。パーソナルエージェントは、ルーチン50を含み、ルーチン50は、ルー ルパラメータまたはシステムの動作を管理する新しいルールを、パーソナルコン ピュータ17からロードする。これらは、ユーザによってPC17に入力すれば よい。同様に、ルーチン51は、プロフィール基準または、例えば、特定のプロ グラムまたはユーザがアクセスを希望するプログラムのタイブに関連する新しい プロフィール基準をロードする。ルーチン52は、ルーチン50,51から受け 取った基準およびルールと受信したデータに関連するプログラムヘッダとを比較 する。これらは、放送局(broadcaster)によって加えられるか、あるいはプロ グラムの内容に反応するインテリジェントソフトウェアを使用する放送データか ら抽出することができる。 前のルーチンに応答して、パーソナルエージェントは、54でプロフィール基 準に合致するプログラムを保存し、ルーチン54で記憶内容のリストを生成する 。ルーチン55は、リクエストに応じて内容のリストを表示する。 ブロック56は、エージェントが過去の経験に基づいてユーザが興味を持つプ ログラムのタイプを学ぶことができるようにする学習モードを表す。ルーチン5 7は、保存されたプログラムに関連するフィードバックを受け、この情報をルー チン58に送る。ルーチン58は、それをルーチン50に送り、ルーチン50は ルールパラメータをロードする機能を果たす。 データの大容量保存とDBS及び地上のデータ送信技術とを組み合わせ、3つ のすべての構成要素を革新的な手法でパーソナルエージェントと組み合わせて使 用することにより、VODまたはNVODサービスは、ネットワークの基盤整備 に対してさらに投資することなく住居の内部で擬似的に実現する(emulate)こ とができる。よって、この発明は、光ファイバまたは双方向同軸ケーブルプラン トへの数十億ドルの投資の繰り延べまたは回避を可能にする。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年7月28日(1998.7.28) 【補正内容】 ビデオオンデマンドおよび双方向サービス用直接放送衛星の構成 本発明は、疑似ビデオオンデマンド(VOD)に関し、さらに詳細には、個人 向けの疑似ビデオオンデマンドおよび双方向通信サービスを提供するシステムお よび方法に関する。 通常考えられるような直接放送衛星技術は、一点対多点ベースで広範な地理的 領域にわたって多数のビデオチャンネルを分配するのに適している。それは、基 本的には、静止衛星によって、小型で低コストの個々にアドレス可能な家庭用受 信機に放送する一方向のメディアである。信号は暗号化され、加入受信機におい て復号することができる。デジタルビデオ圧縮(DVC)をビデオ信号に適用す ることにより、必要な衛星の能力を節約している。 家庭用受信機は、アンテナ及び低ノイズダウンコンバータからなる室外ユニッ トと、室内ユニットとを有する。室内ユニットは、チャンネルの選択を可能にす るデモジュレータ及びデマルチプレクサ、アドレスデコードおよび復号制御用の 制御ユニット、携帯用リモートコントロールでアクセス可能なインターフェイス 制御ユニット及びDVCデコーダを有する。このインターフェイス制御ユニット により、ユーザがチャンネルを選択し、スケジュール情報を表示し、ペアレンタ ルコントロールによるチャンネルロックアウトのようなユーザコントロール機能 を実行し、特定の受信機に送られるメッセージを表示することができる。また、 インターフェイス制御ユニットは、内部に確立された引き落とし可能な予納口座 からペイパービュー(Pay-per-View)を許可するのに使用される場合には、課金 機能を有することがある。. このようなシステムの典型的な例は、PCT出願第WO−A−9504431 号に記載されている。この特許出願は、放送データを遠隔地で局所的に記憶する ことができる衛星放送システムを開示する。 双方向マルチメディアおよびVODサービスは、通常DBSシステムによって は提供されない。なぜならば、このメディアは一方向であり、大量分配にはコス ト的に有効であるが、個別的なサービスには有効ではないからである。 本発明の一つの目的は、この問題を解決することである。 本発明によれば、少なくとも疑似ビデオオンデマンドを提供することができる システムが供せられ、そのシステムは、プログラムデータ源を提供するマルチメ ディアサーバ手段と、そのプログラムデータを複数のユーザに送る衛星通信シス テムと、衛星システムから符号化された信号の形態で複数のプログラムを受信す るアンテナ手段と、前記信号を復号化するデコーダと、前記デコーダに接続され 、前記複数のプログラムの少なくともいくつかを記憶するための大容量記憶手段 とを有する少なくとも1つの受信局とを備える。前記各受信局は、ユーザによっ て選択された所定の基準に基づいて、複数のプログラムのどれを前記大容量記憶 装置に記憶するかを決定するプログラムされたプロセッサ手段と、前記衛星を介 して前記大容量記憶装置または前記マルチメディアサーバ手段から再生するデー タを選択する制御局と、前記受信局でユーザに双方向性サービスを提供するため に前記制御局を前記マルチメディアサーバ手段に接続する狭帯域のリターンリン クとを有する。 本発明は、直接放送衛星(DBS)技術および地上のデジタル総合サービス網 (ISDN)設備(または他の同様な地上の狭帯域データ伝送設備)の両方を使 用して、双方向のマルチメディアおよび模擬的なビデオオンデマンド(VOD) サービスを家庭の消費者に提供することができるシステム構成を提供する。これ らの双方の技術は、それぞれ利用可能であるか、利用可能となりつつあり、各サ ービスプロバイダの一部の基本的な基盤整備においては、ほとんど、またはまっ たく更なる投資をする必要がない。この構成の鍵となる追加部分は、家庭内の機 器に高度のデータ記憶装置を組み込むことにより、DBSで分配されたビデオ情 報をパーソナルエージェント(Personal Agent)ソフトウェアとともに記憶させ 、記憶すべきデータの選択の補助をさせるとともに、「オンデマンド」またはN VODベースのユーザに、このデータを提供することをも補助させるものである 。 DBS、ISDN等の地上のデータ通信設備および高度なデータ記憶装置を一 体化させた組み合わせることで、双方向のVODサービスを衛星の配信を使用し てエミュレートさせることが可能である。DBSは、放送用の家庭への広帯域な リンクまたはユーザの要求によってアクセス可能に格納された狭帯域のビデオを 提供する。ISDNは家庭に狭帯域リンクを提供するが、それは2方向であり、 個々にアドレスを付与することが可能な双方向のサービスに適している。ダウン ロードされ記憶されたビデオ情報と組み合わせると、これは、家庭に対する完全 な双方向マルチメディア環境を提供することができる。 パーソナルエージェントソフトウェアは、ユーザの要求により、またユーザが 提供するユーザの興味を示すプロフィールを基礎として、記憶すべき放送ビデオ およびデジタル情報データの選択を補助する。多くの場合において、ユーザは、 後で使用するために記憶することが望ましいデータを前もって選択するであろう 。パーソナルエージェントソフトウェアは、ユーザの興味を示すプロフィールに 合致するすべてのデータを記憶することによってこの方法を自動化することを意 図し、このデータは、後でユーザがレビューしたり観たりして、さらに保持する か廃棄するか決定する。特定の興味についてのプログラミングは、自動的に、ま たはユーザが指示した削除の前の所定の期間に保持されている。他のシステムの 部品と組み合わされたこのインテリジェントエージェントの使用は、NVOD環 境を効果的に提供する。 すべてのエージェントは、ルールを組み込むレパートリーを有し、それによっ て動作を決定する。 パーソナルエージェントは、記憶されたプログラムが望ましいことを保証するた めに放送スケジュールの変化が知らされる。 パーソナルエージェントは、パラメータまたは制限に対する変化の形態のユー ザの好みの変化を知らされる。この変化は、ある将来的な時間に有効になり、こ の場合、エージェントは、その時に起こる変化の計画を立て、あるいはそれらの 変化はすぐに、および過去に逆上って有効になる。後者の場合において、エージ ェントは、新しいパラメータおよび制限を適用するために現在のプログラム記憶 スケジュールを検証する。異なるパラメータおよび制限の重みの変化があると、 エージェントは少なくとも中央に接触し、放送スケジュールを再び検証し、プロ グラムの記憶のスケジュールを再び生成する。さらに、時間が許せば、実行の前 に検証するように個人にプログラム記憶スケジュールが提供される。このような 検証によって、個人は、時間が重なる放送を調整することができ、個人の好みで 設定されたパラメータおよび制限の合致する利用可能なプログラムを検証するこ とができる。さらに、このような検証は、それが学習することができるとき、エ ージェントに価値のある情報を提供する。 本発明はさらに、プログラムデータ源を提供する段階と、衛星通信システムで 複数のユーザにプログラムデータを放送する段階と、衛星システムから符号化さ れた信号の形態で受信局で前記データを受信する段階と、前記信号を復号化する 段階と、前記受信局の大容量記憶装置に前記複数のプログラムの少なくともいく つかを記憶する段階とを備えた、少なくとも疑似ビデオオンデマンドを提供する 方法を提供する。この方法は、ユーザによって選択された所定の基準に基づいて 、前記複数のプログラムのどれを前記大容量記憶手段に記憶すべきかを決定する 段階と、制御局から再生するデータを選択する段階と、適当な場合には、前記受 信局でユーザに双方向性サービスを提供するために、狭帯域のリターンリンクに よって前記制御局とプログラムデータ源との間での通信を確立する段階とをさら に含む。 本発明につき、添付図面を例としてのみ参照して、さらに詳細に説明する。 図1は、本発明によるNVODシステムのブロック図である。 図2は、システムとともに使用するパーソナルエージェントの1つの実施例を 示す。 図1において、ホーム1は、二方向のISDN2B+Dリンク2を介して、遠 隔中央オフィス4に接続されたローカル中央オフィス3と通信する。遠隔中央オ フィスは、マルチメディア信号を搬送する狭帯域リンク5を通じてマルチメディ アサービスプロイバイダ6に接続される。 請求の範囲 1.プログラムデータ源を提供するマルチメディアサーバ手段と、 前記プログラムデータを複数のユーザに放送する衛星通信システムと、 前記衛星システムから符号化された信号の形態で複数のプログラムを受信する アンテナ手段と、前記信号を復号化するデコーダと、前記デコーダに接続され、 前記複数のプログラムの少なくともいくつかを記憶するための大容量記憶手段と を有する少なくとも1つの受信局とを備え、 前記各受信局が、ユーザによって選択された所定の基準に基づいて、前記複数 のプログラムのいずれを前記大容量記憶手段に記憶するかを決定するプログラム されたプロセッサ手段と、前記大容量記憶装置からまたは前記衛星を介して前記 マルチメディアサーバ手段から再生するデータを選択するための制御局と、前記 マルチメディアサーバ手段に前記制御局を接続して、前記受信局でユーザに双方 向性サービスを提供する狭帯域のリターンリンクと を有することを特徴とする、少なくとも疑似ビデオオンデマンドを提供するシス テム。 2.前記狭帯域のリンクは、前記マルチメディアサーバ手段と前記少なくとも1 つの受信局との間の地上リンクである請求の範囲第1項に記載のシステム。 3.前記地上リンクはISDNリンクである請求の範囲第2項に記載のシステム 。 4.前記デコーダは、TVセットトップマルチメディアデコーダの形態である請 求の範囲第1項または第2項に記載のシステム。 5.前記少なくとも1つの受信ユニットは、DBSレシーバを含んでいる請求の 範囲第1項ないし第4項のいずれか1つに記載のシステム。 6.前記プログラムされたプロセッサ手段は、大容量メモリに記憶されるべきプ ログラムを決定するパーソナルエージェントを含んでいる請求の範囲第1項ない し第5項のいずれか1つに記載のシステム。 7.前記パーソナルエージェントは、どのプログラムを記憶すべきかを決定する ために使用されるユーザの好みによってプログラムされる請求の範囲第6項に記 載のシステム。 8.前記パーソナルエージェントは、過去の経験に基づいて人々がどのタイプの プログラムに興味を持つかをエージェントが学ぶことができるようにする学習モ ードを有する請求の範囲第1項ないし第7項のいずれかに記載のシステム。 9.前記少なくとも1つの受信局に圧縮された形態で放送するために前記プログ ラムデータを圧縮する手段を有する請求の範囲第1項ないし第8項のいずれか1 項に記載のシステム。 10.前記受信局は、ネットワークターミナルアダブタに接続されたバスを有し 、前記バスは、コンピュータおよび前記プログラムされたプロセッサ手段に接続 される請求の範囲第1項ないし第9項のいずれか1つに記載のシステム。 11.前記バスは、前記コンピュータが前記衛星通信システムを介して双方向マ ルチメディアデータを受信することができるように前記デコータに接続されてい る請求の範囲第10項に記載のシステム。 12.プログラムデータ源を提供する段階と、 衛星通信システムを介して複数のユーザに前記プログラムデータを放送する段 階と、 衛星システムから符号化された信号の形態で受信局で前記データを受信する段 階と、 前記信号を復号化する段階と、 前記受信局の大容量記憶装置に前記複数のプログラムの少なくともいくつかを 記憶する段階と を有し、さらに、 ユーザによって選択された所定の基準に基づいて、複数のプログラムのいずれ を前記大容量記憶手段に記憶すべきかを決定する段階と、 制御局から再生するデータを選択する段階と、 適当な場合には、前記受信局でユーザに双方向サービスを提供すべく、狭帯域 のリターンリンクによって前記制御局と前記プログラムデータ源との間で通信を 確立する段階と を有する、少なくとも疑似ビデオオンデマンドを提供する方法。 13.前記狭帯域のリターンリンクは、少なくとも1つの受信局から前記プログ ラムデータ源への地上リンクである請求の範囲第12項に記載の方法。 14.放送用の前記プログラムデータを圧縮された形態で前記受信局に送信する ために圧縮する段階を有する請求の範囲第12項または13項に記載の方法。 15.前記衛星通信システムによって双方向マルチメディアデータを送信する段 階を有する請求の範囲第12項ないし第14項のうちいずれか1つに記載の方法 。 16.衛星システムから符号化された信号の形態で複数のプログラムを受信する アンテナ手段と、 前記信号を復号化するデコーダと、 前記デコーダに接続され、前記複数のプログラムの少なくともいくつかを記憶 するための大容量記憶手段とを有し、 ユーザによって選択された所定の基準に基づいて、複数のプログラムのどれを 前記大容量記憶手段に記憶すべきかを決定するプログラムされたプロセッサ手段 と、 前記衛星を介して前記大容量記憶装置または前記マルチメディアサーバから再 生するデータを選択する制御局と、 前記受信局でユーザに双方向性サービスを提供するために、前記マルチメディ アサーバ手段に前記制御局を接続する狭帯域リターンリンクと を有することを特徴とする、少なくとも疑似ビデオオンデマンドを受信する受信 局。 17.前記プログラムされたプロセッサ手段は、大容量メモリに記憶すべきプロ グラムを決定するパーソナルエージェントを有する請求の範囲第16項に記載の 受信局。 18.前記パーソナルエージェントは、過去の経験に基づいてユーザがどの種類 のプログラムに興味を持つかを学ぶことができる学習モードを有する請求の範囲 第17項に記載の受信局。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,HU,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG, US,UZ,VN (72)発明者 ズリアーニ,マイケル カナダ・オンタリオ ケー1ジェイ 8ダ ブリュー9・オタワ・マッシー レーン 4786 (72)発明者 ブレイトホープト,ロバート,ダブリュ ー. カナダ・オンタリオ ケー1エス 2エス 2・オタワ・メルガンド アヴェニュー 36

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.プログラムデータのソースを提供するマルチメディアサーバ手段と、 前記プログラムデータを複数のユーザに放送する衛星通信システムと、 少なくとも1つの受信局と を有し、前記少なくとも1つの受信局は、 前記衛星システムから符号化された信号の形態で複数のプログラムを受信する アンテナ手段と、 前記信号を復号化するデコーダと、 前記デコーダに接続され、前記複数のプログラムの少なくともいくつかを記憶 するための大容量記憶手段と、 ユーザによって選択された所定の基準に基づいて、前記複数のプログラムのい ずれを前記大容量記憶手段に記憶するかを決定するためのプログラムされたプロ セッサ手段と を有する、少なくとも疑似ビデオオンデマンドを提供するシステム。 2.狭帯域の上流データを搬送し、前記少なくとも1つの受信局から前記マルチ メディアサーバへのリターンパスを提供する、前記マルチメディアサーバ手段か ら少なくとも1つの受信局への地上リンクを有する請求の範囲第1項に記載のシ ステム。 3.前記地上リンクはISDNリンクである請求の範囲第2項に記載のシステム 。 4.前記デコーダは、TVセットトップマルチメディアデコーダの形態である請 求の範囲第1項または第2項に記載のシステム。 5.前記少なくとも1つの受信ユニットは、DBSレシーバを含んでいる請求の 範囲第1項ないし第4項のいずれか1つに記載のシステム。 6.前記プログラムされたプロセッサ手段は、大容量メモリに記憶されるべきプ ログラムを決定するパーソナルエージェントを含んでいる請求の範囲第1項ない し第5項のいずれか1つに記載のシステム。 7.前記パーソナルエージェントは、どのプログラムを記憶すべきかを決定する ために使用されるユーザの好みによってプログラムされる請求の範囲第6項に記 載のシステム。 8.前記少なくとも1つの受信局に圧縮された形態で放送するために前記プログ ラムデータを圧縮する手段を有する請求の範囲第1項ないし第7項のいずれか1 項に記載のシステム。 9.前記受信局は、ネットワークターミナルアダプタに接続されたバスを有し、 前記バスは、コンピュータおよび前記プログラムされたプロセッサ手段に接続さ れる請求の範囲第2項に記載のシステム。 10.前記バスは、前記コンピュータが前記衛星通信システムを介して双方向マ ルチメディアデータを受信することができるように前記デコーダに接続される請 求の範囲第9項に記載のシステム。 11.プログラムデータ源を提供する段階と、 衛星通信システムを介して複数のユーザにプログラムデータを放送する段階と 、 衛星システムからの符号化された信号の形態で受信局で前記データを受信する 段階と、 前記信号を復号化する段階と、 前記受信局の大容量記憶装置に前記複数のプログラムの少なくともいくつかを 記憶する段階と、 ユーザによって選択された所定の基準に基づいて、前記複数のプログラムのい ずれを前記大容量記憶装置に記憶すべきかを決定する段階と を有する、少なくとも疑似ビデオオンデマンドを提供する方法。 12.前記マルチメディアサーバ手段から前記少なくとも1つの受信局への地上リ ンクは、狭帯域の上流データを搬送し、また前記少なくとも1つの受信局から前 記マルチメディアサーバへのリターンパスを提供する請求の範囲第11項に記載 の方法。 13.放送用の前記プログラムデータを圧縮された形態で前記受信局に送信する ために圧縮する段階を有する請求の範囲第11項または第12項に記載の方法。 14.前記衛星通信システムを介して双方向マルチメディアデータを送信する段 階を有する請求の範囲第11項から第13項までのいずれか1つに記載の方法。 15.衛星システムから符号化された信号の形態で複数のプログラムを受信する アンテナ手段と、 前記信号を復号化するデコーダと、 前記デコーダに接続され、前記複数のブログラムの少なくともいくつかを記憶 するための大容量記憶手段と、 ユーザによって選択された所定の基準に基づいて、複数のプログラムのいずれ を前記大容量記憶手段に記憶すべきかを決定するプログラムされたプロセッサ手 段と を有する、少なくとも疑似ビデオオンデマンドを受信する受信局。 16.前記プログラムされたプロセッサ手段は、大容量メモリに記憶すべきプロ グラムを決定するパーソナルエージェントを有する請求の範囲第15項に記載の 受信局。
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