JP2000512386A - 光学的な磁界測定装置の温度較正のための方法およびこの方法により較正される測定装置 - Google Patents

光学的な磁界測定装置の温度較正のための方法およびこの方法により較正される測定装置

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Abstract

(57)【要約】 第1の光学的伝送路(4)と、第1の偏光器(5)と、ファラデー‐センサ装置(3)と、第2の偏光器(6)と、第2の光学的伝送路(7)とから成る光学的直列回路(1)が、両偏光器(5、6)の偏光角度が特別な仕方で設定されることによって温度較正される。本較正方法はセンサ装置のなかの直線的な複屈折の固有軸線が知られていない際にも機能する。

Description

【発明の詳細な説明】 光学的な磁界測定装置の温度較正のための方法およびこの方法により較正される 測定装置 本発明は磁界を測定するための光学的測定装置を温度較正するための方法およ び磁界を測定するための光学的測定装置に関する。 磁気光学的ファラデー効果を利用して磁界を測定するための光学的な測定装置 および測定方法は知られている。ファラデー効果とは磁界に関係しての直線偏光 された光の偏光面の回転をいう。回転角はいわゆるベルデ定数を比例定数として の光路に沿う磁界の線積分に比例している。ベルデ定数は一般に材料、温度およ び波長に関係している。磁界を測定するためには、たとえばガラスのような光学 的に透明な材料から成るファラデー‐センサ装置が磁界のなかに配置される。磁 界はファラデー‐センサ装置から送られた直線偏光光の偏光面を、測定信号とし て評価され得る回転角だけ回転させる。このような磁気光学的な測定方法および 測定装置の公知の応用は、電流の測定である。ファラデー‐センサ装置はそのた めに電流導体の付近に配置され、電流導体のなかの電流により発生される磁界を 検出する。一般にファラデー‐センサ装置は、測定光が電流導体を閉じられた光 路で巡るように、電流導体を包囲する。回転角の大きさはこの場合、測定すべき 電流の振幅に直接に比例している。ファラデー‐センサ装置は、電流導体の周り の中実なガラスリングとして構成されることができ、または電流導体を少なくと も1ターンを有する光伝導ファイバから成る測定コイルの形態で囲み得る。 従来の電磁誘導式変流器にくらべて磁気光学的測定装置および測定方法の利点 は、電位絶縁と電磁的干渉に対する不敏感性とである。しかし問題点として、セ ンサ装置と測定光を伝送するための光学的伝送路、特に光ファイバとにおける温 度の影響および機械的な曲げおよび振動の影響がある。 Journal of Lightwave Technology、第12 巻、第10号、1994年10月、第1882〜1890頁から、2つの光信号 が第1の光ファイバ、第1の偏光器、ファラデー‐センサ装置、第2の偏光器お よび第2の光ファイバから成る光学的直列回路を、互いに逆の回転方向に通過す る磁気光学的測定システムは知られている。両光信号は、光学的直列回路を通過 した後に、相応の光電変換器によりそれぞれ電気的な強度信号に変換される。フ ァラデー‐センサ装置としては低い屈折率を有する単一モードファイバから成る ファイバコイルが設けられている。両偏光器の偏光軸は、互いに0°と異なる偏 光角度、好ましくは45°の偏光角度、をなしている。光源の光は2つの光信号 に分けられ、これらの両光信号はそれぞれ光学的結合器および対応付けられてい る伝送‐光ファイバを介して反対側の端においてファラデー‐ファイバコイルの なかに入結合される。直列回路を通過した後の両光信号の光強度に相当する2つ の電気的強度信号I1およびI2から、両強度信号の差および和からの比(I1 −I2)/(I1+I2)に相当する強度正規化された測定信号が導き出される 。それによって逆方向の両光信号に対する共通の光路のなかの強度損失および特 に両光ファイバのなかの振動に起因する減衰が本質的に補償され得る。測定信号 への温度の影響の補償は、Journal of Lightwave Tec hnology、第12巻、第10号、1994年10月、第1882〜189 0頁には記載されていない。それどころかセンサ装置として温度不敏感性のファ イバコイルが使用される。しかし、このようなファイバコイルの製造には問題が ある。 米国特許第5,008,611号明細書から、測定光信号が第1の偏光器、ファラデー 素子および第2の偏光器(検光子)から成る直列回路を通過する磁気光学的な測 定装置は公知である。ファラデー素子のなかの直線的複屈折の温度依存性による 温度の影響を最小化するため、第1の偏光器の透過軸線とファイバ素子のなかの 複屈折固有軸線との間の角度が10.3°に、また第2の偏光器の透過軸線とフ ァイバ素子のなかの複屈折固有軸線との間の角度が55.3°に設定される。角 度値のこの設定は経験的に求められ、ファラデー素子の複屈折固有軸線(特性方 向)の知識を前提としている。 いま本発明の課題は、温度変化の影響が実際上消去されているように、磁界を 測定するための光学的な測定装置を較正するための方法およびこの較正される測 定装置を提供することである。 この課題は、本発明によれば、請求項1または請求項2または請求項6の特徴 により解決される。 較正すべき測定装置は第1の光学的伝送路、第1の偏光器、ファラデー効果‐ センサ装置、第2の偏光器および第2の光学的伝送路から成る光学的直列回路を 含んでいる。第1の偏光器の偏光軸線は予め定められた参照軸線に対して第1の 偏光角度θをなしている。第2の偏光器の偏光軸線はこの参照軸線に対して第2 の偏光角度ηをなしている。光学的測定装置の温度較正のための方法では、これ らの両偏光角度θおよびηが測定装置の温度不敏感性に関して最適に設定される 。先ずセンサ装置が較正磁界のなかに配置される。測定装置の光学的直列回路を 通して少なくとも1つの光信号が送られ、また直列回路を通過後の少なくとも1 つの光信号の光強度から較正磁界に対する測定信号が導き出される。いま次々と 4つの較正ステップが実行される: 第1の較正ステップでは、本質的に条件 sin(2θ1−2η1)=1またはsin(2θ1−2η1)=−1 が満足されているように、第1の偏光角度θが値θ1に、また第2の偏光角度η が値η1に設定され、また生ずる測定信号が予め定められた、少なくとも2つの 温度値を含む温度範囲にわたる第1の較正信号M1として求められる。第2の較 正ステップでは、本質的に条件 sin(2θ2−2η2)=1またはsin(2θ2−2η2)=−1 および sin(2θ2+2η2)=−cos(2θ2+2η2) が満足されているように、第1の偏光角度θが値θ2に、また第2の偏光角度η が値η2に設定され、また生ずる測定信号が予め定められた温度範囲にわたる第 1の較正信号M2として求められる。第3の較正ステップでは較正係数Kが、第 1の較正信号M1、第1の較正信号M2および較正係数Kが較正関数MK=(2・ M1・M2)/(M1+M2+K・(M1−M2))が予め定められた温度範囲にわた って本質的に一定であるように求められる。 請求項1による方法では、第4の較正ステップで、両偏光器の偏光角度θおよ びηが本質的に関係式 sin(2θ−2η)=1またはsin(2θ−2η)=−1 および sin(2θ+2η)=K・cos(2θ1+2η1) が満足されているように、設定される。 それに対して、請求項2による方法では、第4の較正ステップで、両偏光器の 偏光角度θおよびηが、生ずる測定信号が予め定められた温度範囲からの少なく とも1つの温度値において本質的に較正関数MKに等しいように、設定される。 請求項1による方法でも請求項2による方法でも、測定装置を最小の温度ドリ フトに較正し得る偏光角度θおよびηが得られる。 本較正方法は、測定装置のセンサ装置が不均等な直線的な複屈折を有するとき にも、さらにはセンサ装置のなかの直線的な複屈折の固有軸線が求められ得ない ときにも、機能する。 本発明による方法および測定装置の有利な実施例は請求項1、2および6に従 属する請求項にあげられている。 有利な実施例では、測定装置の光学的直列回路は2つの光信号により互いに逆 の通過方向に通過される。次いで、測定信号としてそれぞれ光学的直列回路の通 過後の両光信号の光強度の2つの直線的な関数の比信号または好ましくは両光強 度の差および和の比に比例する信号またはこの信号の実効値が利用される。 他の実施例では光学的直列回路がただ光信号により通過される。その場合、較 正磁界は本質的に一定の交流磁界、すなわち予め定められた周波数の上側で本質 的に一定の周波数スペクトルを有する交流磁界である。測定信号として、直列回 路の通過後の光信号の光強度の交流成分およびこの光強度の直流成分の比に比例 している信号が利用される。交流成分は本質的に較正磁界のすべての周波数スペ クトルを含んでおり、他方において直流成分は較正磁界の周波数スペクトルから の周波数を有していない、すなわち較正磁界に関係していない。この測定信号は 強度正規化されている。 以下、図面を参照して本発明を説明する。 図1にはファラデー‐センサ装置を有する磁界を測定するための較正すべき測 定装置、 図2には光信号を有する磁界を測定するための較正すべき測定装置、 図3には2つの光信号を有する電流を測定するための測定装置がそれぞれ概要 を示されている。互いに相応する部分には同一の参照符号が付されている。 図1による測定装置は、第1の光学的伝送路4、第1の偏光器5、センサ装置 3、第2の偏光器6および第2の光学的伝送路7から成る光学的直列回路1を含 んでいる。センサ装置3は2つの光学的な端子3Aおよび3Bを有し、端子3A または3Bにおいて入結合された光はセンサ装置3を通過し、それぞれ他の端子 3Bまたは3Aにおいて再び出結合される。センサ装置3の第1の端子3Aは、 第1の偏光器5を介して第1の光学的伝送路4の一方の端と光学的に結合されて いる。センサ装置3の第2の端子3Bは、第2の偏光器6を介して第2の光学的 伝送路7の一方の端と光学的に結合されている。第1の偏光器5と反対向きの第 1の光学的伝送路4の端は、直列回路1の第1の端子1Aを形成する。第2の偏 光器6と反対向きの第2の光学的伝送路7の端は、直列回路1の第2の端子1B を形成する。端子1Aまたは1Bにおいて測定光を入結合すると、測定光は直列 回路1を通して伝送され、それぞれ他方の端子1Bまたは1Aにおいて再び直列 回路1から出結合される。 センサ装置3は、磁気光学的ファラデー効果を呈する少なくとも1つの材料か ら成っており、それ自体は公知の仕方で、好ましくはガラスから成る1つまたは 複数の中実のブロックにより、または少なくとも1つの光ファイバにより構成さ れ得る。 図1による測定装置による磁界の測定の際の問題は、いまセンサ装置3のなか の温度の影響である。これらの温度の影響はセンサ装置3のなかの温度Tの関数 δ(T)として直線的な複屈折δを誘導し、これが磁界の測定を誤らせ得る。さ らに温度変化はベルデ定数、従ってまた測定感度を変化させ得る。 これらの温度の影響を可能なかぎりわずかに保つため、測定装置は較正方法に より温度較正される。そのためにセンサ装置3は較正磁界H0のなかに配置され る。 図2中に示されている較正方法の第1の実施例では、単一の光信号Lのみが光 学的直列回路1を通して送られる。そのためにたとえば直列回路1の端子1Aが 光源と光学的に結合される。較正磁界H0として予め定められた周波数の上側の 本質的に一定の周波数スペクトルを有する交流磁界が使用される。直列回路1の 通過後に評価手段30により光信号Lから、直列回路の通過後の光信号の光強度 の交流成分とこの光強度の直流成分との比に比例している測定信号Mが導き出さ れる。交流成分は本質的に較正磁界のすべての周波数スペクトルを含んでおり、 他方において直流成分は較正磁界の周波数スペクトルからの周波数を有していな い、すなわち較正磁界に関係していない。そのために直列回路1の端子1Bに対 応付けられている光検出器31により、光信号Lが光信号Lの光強度に対する尺 度としての電気的強度信号Iに変換される。この電気的強度信号Iから、高域通 過フィルタ32により、交流信号成分Aが光強度の交流成分に対する尺度として 、また低域通過フィルタ33により直流信号成分Dが光強度の直流成分に対する 尺度として形成される。除算器34が、測定信号Mとして強度信号Iの交流信号 成分Aと直流信号成分Dとの比A/Dを形成する。こうして形成された測定信号 Mは強度正規化されているが、まだ温度に関係している。 較正方法の他の実施例では、2つの光信号が互いに逆の方向に直列回路1を通 して送られ、その後に信号評価を受ける。測定信号として、それぞれ光学的直列 回路の通過後の両光信号の光強度の2つの直線的な関数の比信号および好ましく は両光強度の差および和の比に比例している信号またはこの信号の実効値が決定 される。この測定信号も強度正規化されているが、まだ温度に関係している。較 正磁界H0として、この実施例では好ましくは時間的に一定な磁界が使用される 。2つの光信号を有するこのような較正方法に対する測定装置の有利な実施例は 、図3中に示されている。 図3による測定装置は、2つの互いに逆向きに直列回路を通過する光信号L1 ’およびL2’を、直列回路1の通過後の光信号L1およびL2を評価するため 、直列回路1および評価手段20を通して送るための手段を含んでいる。両光信 号L1’およびL2’を送るための手段は、光源10および3つの光結合器11 、12および13を含んでいる。センサ装置3と反対側の第1の伝送路4の他端 (直列回路1の端子1A)は、光結合器12を介して、別の光結合器11とも評 価手段20とも光学的に結合されている。センサ装置3と反対側の第2の伝送路 7の他端(直列回路1の端子1B)は、光結合器13を介して、同じく別の光結 合器11とも評価手段20とも光学的に結合されている。光結合器11は光源1 0と光学的に結合されており、光源10の光を2つの光信号L1’およびL2’ に分け、これらの光信号は結合器12または13に供給され、次いで第1または 第2の伝送路4または7に入結合される。両光信号L1’およびL2’は、第1 の伝送路4、第1の偏光器5、センサ装置3、第2の偏光器6および第2の伝送 路7から成る光学的直列回路1を互いに逆向きの通過方向に通過し、参照符号L 1またはL2を付されている光信号として再び直列回路1から出結合される。 結合器11、12および13は少なくとも部分的に光学的ビームスプリッタに よっても置換され得る。さらに、結合器11および光源10の代わりに、それぞ れ光信号L1’またはL2’を送る2つの光源が設けられていてもよい。さらに 、直列回路を通して2つの逆向きに直列回路を通過する光信号L1およびL2を 送るための手段は、2つの交互に送信器および受信器として作動させられる光電 変換器により形成されていてもよく、これらの光電変換器はその場合に同時に直 列回路の通過後の光信号L1およびL2を電気的強度信号に変換するためにも設 けられている。 第1の光信号L1’は第1の伝送路4の通過後に第1の偏光器5により直線偏 光され、いまや直線偏光された光信号L1’としてセンサ装置3のなかの端子3 Aに入結合される。センサ装置3の通過の際に、直線偏光された第1の光信号L 1’の偏光平面は、較正磁界H0に関係するファラデー‐測定角度だけ回転され る。その偏光平面のなかで測定角度だけ回転された第1の光信号L1’はいま第 2の偏光器6に供給される。第2の偏光器6は、到来する第1の光信号L1’の その偏光軸線の上に投影された成分のみを通過させ、こうして第1の光信号L1 ’に対して偏光検光子の機能を有する。第2の偏光器6により透過された第1の 光信号L1’の成分は参照符号L1を付して示されており、第2の伝送路7およ び結合器13を介して評価手段20に伝送される。 第2の光信号L2’は先ず第2の伝送路7を通過し、その後に第1の偏光器5 により直線偏光される。直線偏光された第2の光信号L2’はいまセンサ装置3 のなかの端子3Aにおいて入結合される。センサ装置3の通過の際に、直線偏光 された第2の光信号L2’の偏光平面は較正磁界H0に関係するファラデー‐測 定角度だけ回転される。このファラデー‐測定角度はファラデ‐効果の非相反特 性のゆえに第1の光信号L1’の際と逆の符号および等しい大きさを有する。そ の偏光平面のなかで測定角度だけ回転された第2の光信号L2’はいま第2の偏 光器6に供給される。第2の偏光器6はその偏光軸線の上に投影された、到来す る第2の光信号L2’の成分のみを通過させ、またこうして第2の光信号L2’ に対して偏光検光子として作用する。第2の偏光器6により透過された第2の光 信号L2’の成分はいま参照符号L2を付して示されており、また第1の伝送路 4および結合器12を介して評価手段20に伝送される。 直列回路のなかに入結合する前の両光信号L1’およびL2’の光強度信号I 1’およびI2’は、一般に固定的に予め定められた比に互いに設定される。好 ましくは両光強度は等しい、すなわちI1’=I2’である。図示されている実 施例では、結合器11が光源10の光Lを結合比50%:50%を有する2つの 等しい部分に分ける。 両伝送路4および7の通過の際に、両光信号L1’またはL1およびL2’ま たはL2は、それぞれ、特に機械的振動の結果としての減衰損失により惹起され 得る等しい強度変化を受ける。これらの強度変化は本質的に減衰率の形態で光強 度I1およびI2のなかに入る。光学的伝送路の実の、一般に時間に関係する減 衰率は、伝送路の一方の端に到来する光の光強度と伝送路の他方の端のなかに入 結合する際の光の入力光強度との比として定義されている。伝送路4および7の 減衰率は、評価手段20が一般に較正磁界H0に対する測定信号Mとして、実の 係数a、b、c、d、eおよびfを有する両光強度信号I1およびI2の2つの 直線的関数a・I1+b・I2+cおよびd・I1+e・I2+fから M=(a・I1+b・I2+c)/(d・I1+e・I2+f) (1) の形態の比信号を導き出すことによって、消去される。その際に少なくとも係数 aおよびeもしくは係数bおよびdは零とは異なっている。 この測定信号Mは、特に振動により惹起される伝送路4または7のなかの強度 変化に実際上無関係である。こうしてすべての実施例で、簡単な比較的買い得な 通信用光ファイバ(マルチモードファイバ)も伝送路4および7として使用され 得る。なぜならば、その比較的高い減衰および振動敏感性が測定信号Mのなかで 補償されるからである。しかし伝送路4および7としては他の光導波路または自 由伝搬デバイスも使用され得る。 式(1)の分子および分母のなかの直線的関数の係数a、b、c、d、eおよ びfは、特に直列回路への入結合の際の両光信号の相い異なる入結合強度に適合 され得る。式(1)による比の分母のなかの直線的関数d・I1+e・I2+f の係数d、eおよびfは、好ましくは、直線的関数d・I1+e・I2+fが実 際上一定であり、従ってまた磁界H0に無関係であるように設定される。 特に両光信号L1’およびL2’の少なくとも近似的に等しい入結合強度I1 ’およびI2’の際には、図3中に示されている有利な実施例では測定信号Mと して、直列回路の通過後の両光強度I1およびI2の差I1−I2(またはI2 −I1)および和I1+I2の比 M=(I1−I2)/(I1+I2) も使用され得る。示されている実施例では、測定信号Mを導き出すための評価手 段20は2つの光電変換器21および22、減算器23、加算器24および除算 器25を含んでいる。第1の変換器21は光学的に結合器13と接続されており 、第1の光信号L1をその直列回路の通過後に第1の電気的強度信号S1に変換 し、その信号強度は第1の光信号L1の光強度I1に相当する。第2の変換器2 2は光学的に結合器12と接続されており、第2の光信号L2をその直列回路の 通過後に第2の光信号L2の光強度I2に対する尺度としての第2の電気的強度 信号S2に変換する。両電気的強度信号S1およびS2は、それぞれ減算器23 および加算器24の入力端に供給される。減算器23の出力端における差信号S 1−S2(またはS2−S1)および加算器24の出力端における和信号S1+ S2はそれぞれ除算器25の入力端に供給される。除算器の出力信号(S1−S 2)/(S1+S2)は測定信号Mとして利用され、評価手段20の出力端に与 えられる。この実施例は、アナログ構成要素が一般にディジタル構成要素よりも 速く動作するという利点を有する。 しかし、図示されていない実施例では、両電気的強度信号は先ずアナログ‐デ ィジタル変換器を用いてディジタル化され、次いでディジタル化された信号がマ イクロプロセッサまたはディジタル信号プロセッサによりその後の処理をされて もよい。 一般的な測定信号M=(a・I1+b・I2+c)/(d・I1+e・I2+ f)のなかの係数a、b、c、d、eおよびfの適合により、特に両光電変換器 21および22の相い異なる感度も補整され得る。 図3による較正すべき測定装置は、好ましくは少なくとも1つの電流導体2の なかの電流Iを測定するために備えられている。センサ装置3は、その場合にこ の電流Iにより電磁誘導作用により発生された磁界を検出する。好ましくはセン サ装置3は、両光信号L1’およびL2’が電流Iを実際上閉じられた光路で巡 るように、電流導体2を囲んでいる。測定角度はこの場合に電流Iに直接的に比 例している。センサ装置3は光信号L1’およびL2’を反射させる内側反射面 を有する中実なガラスリングとして、または他の公知の仕方で構成され得る。一 定の較正磁界H0は電流導体2のなかの一定の電流Iの設定により設定され得る 。 測定信号Mの温度依存性は、以下に説明される温度補償のための較正方法によ り本質的に除かれる。較正は両偏光器5および6の偏光角度の最適な設定により 行われる。 図4ないし6は、偏光器5および6のこの最適な偏光角度を設定するための3 つの可能な較正ステップを示す。図4ないし6には第1の偏光器5の偏光軸線( 透過軸線、特性軸線、固有軸線)は参照符号P1を付して、また第2の偏光器6 の偏光軸線は参照符号P2を付して示されている。偏光軸線P1およびP2は、 偏光器5および6を通過する光の光伝搬方向に対して垂直に向けられている平面 のなかに位置している。同じくこの平面のなかに位置している、任意に予め定め 得る参照軸線は参照符号Rを付されている。第1の偏光器5の偏光軸線P1は予 め定められた参照軸線Rと第1の偏光角度θをなしており、他方において第2の 偏光器6の偏光軸線P2は第2の偏光角度ηのもとに参照軸線Rに対して向けら れている。 第1の較正ステップで、両偏光器5または6の偏光角度θおよびηが、最高の 小信号感度が達成されるように、設定される。そのために第1の偏光角度θは第 1の較正値θ1に、また第2の偏光角度ηは第1の較正値η1に本質的に条件 sin(2θ1−2η1)=1 (1a) または sin(2θ1−2η1)=−1 (1b) に従って設定される。このように調節された偏光角度θ=θ1およびη=η1によ り生ずる測定信号Mが、予め定められた、少なくとも2つの温度値を含んでいる 温度範囲にわたる第1の較正信号M1として受け入れられ、また記憶される。温 度範囲は測定装置の期待されるべき使用温度に従って選ばれる。条件(1a)ま たは(1b)のそれぞれ1つは特に、偏光軸線P1およびP2が互いに±45° (±π/4)を挟んでいるならば満足されている。 図4は、偏光角度θおよびηが条件(1a)を満足する較正値θ1またはη1に 設定されている実施例を示す。第2の偏光器6の偏光軸線P2は、第1の偏光器 5の偏光軸線P1に対して角度θ1−η1=+45°だけ傾けられている。正の角 度はその際に、また以下の説明中で、数学的に正の回転方向(逆時計廻り方向) に相当する。 第2の較正ステップで、第1の偏光角度θは第2の較正値θ2に、また第2の 偏光角度ηは第2の較正値η2に設定され、したがって、本質的に一方では条件 sin(2θ2−2η2)=1 (2a) または sin(2θ2−2η2)=−1 (2b) が、また同時に他方では条件 cos(2θ2+2η2)=−cos(2θ1+2η1) (3) が満足される。このように設定された偏光角度θ=θ2およびη=η2により生ず る測定信号Mが予め定められた温度範囲にわたる第2の較正信号M2として求め られ、同じく記憶される。偏光角度θおよびηをそれらの第2の較正値θ2また はη2に設定するため、たとえば第1の較正値θ1またはη1にくらべて両偏光器 5または6の一方の偏光軸線P1またはP2を90°だけさらに回転させ、また は両偏光軸線P1およびP2をそれぞれ45°だけさらに回転させ得る。 図5は第2の較正ステップの特に簡単に調節すべき実施例を示す。第1の偏光 器5の偏光軸線P1は図4中の設定に比較して不変にとどまる、すなわちθ1= θ2であり、また第2の偏光器6のみが参照軸線Rにくらべて−90°だけ回転 される、すなわちη2=η1+90°である。両偏光軸線P1およびP2の間に 挟まれる角度はその場合にθ2−η2=−45°である。 第1の較正ステップおよび第2の較正ステップから得られる較正信号M1およ びM2は、予め定められた温度範囲にわたる温度Tの関数M1(T)またはM2( T)であり、良好な近似で下記のように解析的に記述され得る: M1(T)=f1(T)/(1+cos(2θ1+2η1)f2(T)) (4) M2(T)=−f1(T)/(1+cos(2θ2+2η2)f2(T)) =−f1(T)/(1−cos(2θ1+2η1)f2(T)) (5) f1 (T)に関して、またcos(2θ1+2η1)f2(T)に関して両式( 4)および(5)を解くことにより、実の補正係数Kの挿入のもとに較正関数に 対する式 MK(T)=2M12/(M1+M2+K(M1−M2)) (6) が得られる。 補正係数Kは第3の較正ステップで好ましくは簡単な数値的方法によりディジ タル信号プロセッサまたはマイクロプロセッサを用いて、付属の較正関数MK( T)が最小になるように決定される。このことは、第1の較正信号M1、第2の 較正信号M2および補正係数Kに関係する較正関数MK=(2M12)/(M1+ M2+K・(M1−M2))が予め定められた温度範囲にわたって本質的に一定で あることを意昧する。 予め定められた温度範囲(較正範囲)がただ2つの温度値TaおよびTbを含ん でいるならば、そのために簡単に相応の較正信号値M1(Ta)およびM2(Ta) ならびにM1(Tb)およびM2(Tb)を用いて式 MK(Ta)=MK(Tb) (7) が補正係数Kに関して解かれる。 それに対して予め定められた温度範囲が2つより多い温度測定点を含んでいる ならば、グラフy=f1(T)=2M12/(M2−M1)対x=cos(2θ+ 2η)f2(T)のなかに記入し得る。これらのグラフにフィット‐パラメータ MKおよびKを有する関数 y(x)=MK(1+Kx) (8) を直線的にフィットし得る。 第4の較正ステップでは両偏光器5または6の偏光角度θおよびηが図6によ り、生ずる測定信号Mが最小の温度ドリフトを有するように設定される。 この第4の較正ステップの第1の実施例では両偏光器5または6の偏光角度θ およびηが、本質的に関係式 sin(2θ−2η)=1 (9a) または sin(2θ−2η)=−1 (9b) および cos(2θ+2η)=K・cos(2θ1+2η1) (10) が満足されているように、設定される。そのためにたとえば偏光軸線P1および P2は図5中の設定にくらべて等しい方向に同じ角度だけ偏光軸線P1およびP 2により挟まれている−45°の角度を維持しつつ、条件式(10)が満足され ているかぎり、回転され得る。 それに対して第4の較正ステップの第2の実施例では、両偏光器5および6の 偏光角度θおよびηが、生ずる測定信号Mが予め定められた温度範囲からの少な くとも温度値T0において本質的に較正関数MKに等しいように、すなわち M(T0)=MK(T0) (11) が成り立つように、設定される。 第4の較正ステップの式(9a)、(9b)および(10)による第1の実施 例においても、式(11)による第2の実施例においても、両偏光器5または6 の偏光角度θおよびηは、予め定められた温度範囲のなかの測定信号Mの最小の 温度依存性に対して最適に調節されている。 測定信号M自体の代わりに温度較正のためにすべての実施例で、交番磁界が測 定されるべきであれば、測定信号Mの実効値も使用され得る。 偏光角度θおよびηの設定による温度補償の基本的な利点は、磁界Hまたは電 流Iの測定の際の広い帯域幅である。すなわち測定すべき磁界Hまたは電流Iの 周波数スペクトルは、温度補償のための措置により原理的に制限されない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.第1の光学的伝送路(4)と、予め定められた参照軸線(R)に対して第1 の偏光角度θをなしている偏光軸線(P1)を有する第1の偏光器(5)と、フ ァラデー効果を呈するセンサ装置(3)と、参照軸線(R)に対して第2の偏光 角度ηをなしている偏光軸線(P2)を有する第2の偏光器(6)と、第2の光 学的伝送路(7)とから成る光学的直列回路(1)を有する、磁界を測定するた めの光学的測定装置の温度較正のための方法において、 a)センサ装置(3)が較正磁界(H0)のなかに配置され、 b)少なくとも1つの光信号(L、L1、L2)が光学的直列回路(1)を通過 し、 c)直列回路(1)を通過後の少なくとも1つの光信号(L、L1、L2)の光 強度(I、I1、I2)から較正磁界(H0)に対する測定信号(M)が求 められ、 d)第1の較正ステップで、本質的に条件 sin(2θ1−2η1)=1またはsin(2θ1−2η1)=−1 が満足されているように、第1の偏光角度θが値θ1に、また第2の偏光角 度ηが値η1に設定され、生ずる測定信号が予め定められた、少なくとも2 つの温度値を含む温度範囲にわたる第1の較正信号M1として求められ、 e)第2の較正ステップで、本質的に条件 sin(2θ2−2η2)=1またはsin(2θ2−2η2)=−1 および cos(2θ2+2η2)=−cos(2θ2+2η2) が満足されているように、第1の偏光角度θが値θ2に、また第2の偏光角 度ηが値η2に設定され、生ずる測定信号が予め定められた温度範囲にわた る第2の較正信号M2として求められ、 f)第3の較正ステップでは較正係数Kが、第2の較正信号M1、第1の較正信 号M2および較正係数Kに関係する較正関数MK=(2・M1・M2)/ (M1+M2+K・(M1−M2))が予め定められた温度範囲にわたって 本質的に一定であるように求められ、 g)第4の較正ステップで、両偏光器(5、6)の偏光角度θおよびηが、本質 的に関係式 sin(2θ−2η)=1またはsin(2θ−2η)=−1 および cos(2θ+2η)=K・cos(2θ1+2η1) が満足されているように、設定される ことを特徴とする光学的測定装置の温度較正のための方法。 2.第1の光学的伝送路(4)と、予め定められた参照軸線(R)に対して第1 の偏光角度θをなしている偏光軸線(P1)を有する第1の偏光器(5)と、フ ァラデー効果を呈するセンサ装置(3)と、参照軸線(R)に対して第2の偏光 角度ηをなしている偏光軸線(P2)を有する第2の偏光器(6)と、第2の光 学的伝送路(7)とから成る光学的直列回路(1)を有する、磁界を測定するた めの光学的測定装置の温度較正のための方法において、 a)センサ装置(3)が較正磁界(H0)のなかに配置され、 b)少なくとも1つの光信号(L、L1、L2)が光学的直列回路(1)を通過 し、 c)直列回路(1)を通過後の少なくとも1つの光信号(L、L1、L2)の光 強度(I、I1、I2)から較正磁界(H0)に対する測定信号(M)が求 められ、 d)第1の較正ステップで、本質的に条件 sin(2θ1−2η1)=1またはsin(2θ1−2η1)=−1 が満足されているように、第1の偏光角度θが値θ1に、また第2の偏光角 度ηが値η1に設定され、生ずる測定信号が予め定められた、少なくとも2 つの温度値を含む温度範囲にわたる第1の較正信号M1として求められ、 e)第2の較正ステップで、本質的に条件 sin(2θ2−2η2)=1またはsin(2θ2−2η2)=−1 および cos(2θ2+2η2)=−cos(2θ2+2η2) が満足されているように、第1の偏光角度θが値θ2に、また第2の偏光角 度ηが値η2に設定され、生ずる測定信号が予め定められた温度範囲にわた る第2の較正信号M2として求められ、 f)第3の較正ステップでは較正係数Kが、第1の較正信号M1、第2の較正信 号M2および較正係数Kに関係する較正関数MK=(2・M1・M2)/( M1+M2+K・(M1−M2))が予め定められた温度範囲にわたって本 質的に一定であるように求められ、 g)第4の較正ステップで、両偏光器(5、6)の偏光角度θおよびηが、生ず る測定信号(M)が予め定められた温度範囲からの少なくとも1つの温度値 において本質的に較正関数MKに等しいように、設定される ことを特徴とする光学的測定装置の温度較正のための方法。 3. a)光学的直列回路(1)が2つの光信号(L1、L2)により互いに逆の通過 方向に通過され、 b)測定信号(M)がそれぞれ光学的直列回路(1)の通過後の両光信号(L1 、L2)の光強度(I1、I2)の2つの直線的な関数の比またはこの比の 実効値に相当する ことを特徴とする請求項1または2記載の方法。 4.測定信号(M)がそれぞれ光学的直列回路(1)の通過後の両光信号(L1 、L2)の光強度(I1、I2)の差および和の比((I1−I2)/(I1+ I2))またはこの比の実効値に比例していることを特徴とする請求項3記載の 方法。 5. a)光学的直列回路(1)が光信号(L)により通過され、 b)予め定められた周波数の上側の本質的に一定な周波数スペクトルを有する較 正磁界(H0)が使用され、 c)測定信号(M)がそれぞれ光学的直列回路(1)の通過後の光信号(L)の 光強度(I)の交流成分(IAC)およびこの光強度(I)の直流成分(ID C)の比に比例しており、その際に交流成分(IAC)が本質的に較正磁界 (H0)の周波数スペクトルを含んでおり、直流成分(IDC)が較正磁界 (H0)の周波数スペクトルからの周波数を有していない ことを特徴とする請求項1または2記載の方法。 6.第1の光学的伝送路(4)と、予め定められた参照軸線(R)に対して第1 の偏光角度θをなしている偏光軸線(P1)を有する第1の偏光器(5)と、フ ァラデー効果を呈するセンサ装置(3)と、参照軸線(R)に対して第2の偏光 角度ηをなしている偏光軸線(P2)を有する第2の偏光器(6)と、第2の光 学的伝送路(7)とから成る光学的直列回路(1)を有する、磁界(H)を測定 するための光学的測定装置において、両偏光角度θおよびηが請求項1ないし5 の1つによる方法に従って設定されることを特徴とする光学的測定装置。 7.センサ装置(3)が不均等な直線的な複屈折を有することを特徴とする請求 項6記載の測定装置。
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