JP2000511362A - 高圧或いは中高圧用避雷器 - Google Patents

高圧或いは中高圧用避雷器

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Abstract

(57)【要約】 密閉容器(3)の中に気密に閉塞されて配置されている避雷器ブロック(4)を備えている高圧或いは中高圧用避雷器において、この発明によれば、この密閉容器(3)の内部にセンサ、特に温度センサ(19)が表面波センサの形で配置される。この表面波センサは、アンテナとして形成されている容器(18)に配置される。

Description

【発明の詳細な説明】 高圧或いは中高圧用避雷器 この発明は、密閉容器の中に気密に閉塞されて配置されている避雷器ブロック を備えた高圧或いは中高圧用避雷器に関する。 このような避雷器は、例えばヨーロッパ特許出願公開第0388779号明細 書により公知である。 ギャップレス避雷器においては、定常状態においても漏れ電流が非直線抵抗素 子を通して流れ、これにより避雷器本体がある程度の加熱を受けることになる。 この漏れ電流は避雷器の劣化の過程で徐々に大きくなり、避雷器の平均温度の上 昇を招くことになる。 ギャップレス避雷器において、この加熱の測定は避雷器の劣化状態の監視に利 用することができる。ギャップ付き避雷器においても、温度の測定は避雷器の動 作に関する情報を得ることを可能にする。その他に、密閉容器の内部で検出され る避雷器のその他の動作量に関する情報を得ることもまた望まれている。 この目的のために、この発明の課題は、避雷器の動作状態及びその劣化状態、 例えば温度、電流、ガス圧或いはガス湿度を、特に簡単にかつ容易に監視するこ とを可能にする避雷器を提供すること並びに避雷器の確実な監視及び避雷器の状 態に関する情報を引き出すことを可能にする方法を提供することにある。 この課題は、この発明によれば、密閉容器の内部に、避雷器ブロックに組み込 まれて、センサ、特に温度センサが表面波センサの形で配置されていることによ り解決される。 この発明による方法においては、このために、表面波センサにより測定量、特 に密閉容器の内部空間における温度が測定され、この測定値がアンテナにより外 部に伝送され、特にこの温度から避雷器内で変換された電気エネルギーが決定さ れる。 無線で応答可能な表面波センサは、外部から、即ち避雷器の密閉容器の外部か らアンテナを介して電磁波の形で問合せ信号を送信することのできる受動的な音 響素子である。この場合、この問合せ信号はアンテナにより受信され、特定の物 理量、例えば表面波センサの周囲温度に関係して変換した上て送り返され、アン テナによって密閉容器の外部で再び受信される。この測定量、特に避雷器の密閉 容器の内部における温度に対する測定値は、従って、何らの出費もなく、密閉容 器の外部の問合せ装置、例えば避雷器の脚部に配置することができる問合せ装置 にさらなる処理のために提供され、さらに例えば光ファイバー、無線或いはその 他の測定線を介して中央のデーター処理装置に送信される。 別々の表面波センサから送り返される信号は、個々の表面波センサによってコ ード化することもできるので、接近して配置された複数の避雷器からの信号も問 題なく区別し、それに応じて対応関係を付けることができる。表面波センサの特 性は、基本的には、センサに一時的に生じた過負荷によっても非可逆的に変える ことができる。従って、過去に加わった過負荷でも、表面波センサの変化した特 性を参照することで確定可能である。この性質は避雷器の過負荷或いは完全欠損 を記録するために利用される。 特に避雷器の温度を監視することにより、一方では、避雷器内で変換されたエ ネルギーが、そしてこれから誘導されて漏れ電流が導き出され、この漏れ電流に より、印加された電圧と関連して、避雷器の劣化状態及び予想される寿命に関す る情報が得られる。 他方、放電時に瞬間的に流れる放電電流も、避雷器の一時的な加熱から決定す ることができる。この発明による方法は、このために、避雷器ブロックの温度が 急激に上昇した場合には、避雷器において変換された電気エネルギーが温度差と 熱容量とから決定されるように構成することができる。 このような放電電流は、通常時、非常に短時間しか流れないので、非常に短い 時間内に高いエネルギーが避雷器ブロックにおいて熱に変換される。これにより 避雷器が一時的に著しく加熱され、これが温度の急上昇となって現れ、表面波セ ンサによって検知される。その場合、このような温度上昇の温度差と、避雷器材 料の平均の熱容量を乗算することにより、もしくはそれに対応する較正曲線から 、避雷器において変換されたエネルギーを計算することが可能であり、あるいは 避雷器の状態を記録しもしくは保守を行わせるために、放電動作を計数すること が できる。 このために、温度値を表面波センサによって絶えず記録するようにする。その 場合、固定の問合せ装置が絶えず信号を表面波センサに発信し、送り返された信 号を受信して評価する。 しかしながら、可搬式の問合せ装置で避雷器の1つのグループの個々の表面波 センサを、単に保守する時にのみもしくは周期的に問い合わせするようにするこ ともできる。 この発明による避雷器の有利な構成例においては、表面波センサは少なくとも 部分的に金属製で、その壁或いはその他の構成部分でアンテナを形成している容 器の内部に配置され、この容器が2つの特性要素の間もしくは1つの特性要素と 1つの端子電極との間に挿入される。 この金属容器は、典型的には、端面側に蓋を備えた、例えばアルミニウムの中 空円筒として形成される。この金属容器は、その場合、例えば避雷器本体の長軸 に対して平行に延びる少なくとも1つの縦溝を備え、この溝が、問合せ装置と表 面波センサとの間で交される信号を受信及び送信するためのスロット・アンテナ として動作する。このために、金属容器の内部に配置された表面波センサの2つ の接続導体が、この容器に導電接続される。 金属容器或いはその一部は、2つの導電層と、これらの間に配置された誘電体 の層とからなるストリップ線路アンテナ(パッチ・アンテナ)として形成するこ ともできる。 このようなスロット・アンテナ及びストリップ線路アンテナ或いはいわゆるマ イクロ・ストリップ・アンテナは、例えば、マインケ,グルントラッハ著「高周 波技術ハンドブック(Taschenbuch der Hochfrequenztechnik)」、第5版、スプ リンガ出版、ベルリン、ハイデルベルク、ニューヨーク並びに専門論文「円筒/ 長方形状及びラップアラウンド・マイクロストリップ・アンテナの入力インピー ダンス及び放射パターン(Input Impedance and Radiation Pattern of Cylind- rical-Rectangular and Wraparound Microstrip Antennas)」、アンテナ及び伝 搬に関するIEEEトランザクション、第38巻、5号、1990年5月から公 知である。 さらに、この容器は放電時に放電電流を通流するようにするのがよい。 この場合、金属容器の電流容量は、容器或いは表面波センサが過熱によって損 傷を受けることのないように、この容器によって放電電流が受け持たれるように 形成されねばならない。 容器は、この目的に応じ、直接隣接する特性要素に接着されるか、ばね力によ ってこれに接触するようにされる。 この発明は、その他に、容器を円筒状に形成し、避雷器ブロックの外形輪郭に 嵌め込むことによって有利に構成することができる。 このような構成により、放電を促進することになる突出エッジがなく、高い誘 電安定性が得られる。 この発明の別の有利な構成においては、表面波センサが特性要素に直接隣接し た容器の内壁に固定される。 これにより、表面波センサは大きな遅れなく隣接した特性要素の温度を受け取 るので、指示された温度が確実に実際の避雷器温度を表す。 基本的には、表面波センサは避雷器のガス空間の中で避雷器ブロックの外部に 配置し、避雷器の温度或いは他の測定量、例えば充填ガスの密度或いは湿度を監 視することも考えられる。しかしながら、その場合、表面波センサはアンテナと 共に誘電的に良好に、即ち大きな電界歪みなく適応されているように注意せねば ならない。 以下に、この発明を実施例について図面に示して、これを説明する。なお、 図1は避雷器の構造を、 図2は中に金属容器が挿入されている避雷器ブロックの構造を、 図3は表面波センサを備えた金属容器の構造を、 図4はマイクロ・ストリップ・アンテナを備えた容器を、 図5は積層構造の容器壁を備えた容器を、 図6はスロット・アンテナとして構成された中間壁を備えた容器を、それぞれ概 略的に示す。 高圧用避雷器1は基礎2の上に設置されている。この避雷器は、特に、避雷器 ブロック4を気密に包囲する密閉容器3並びにこの密閉容器3をその両端におい て閉塞する金具5、6及び電界制御要素7、8からなる。避雷器ブロック4は非 直線抵抗、例えば酸化亜鉛抵抗の円筒状の特性要素15、16、17、18から なり、これらの特性要素は軸方向にばね圧によって押圧され或いは導電的に接着 され或いはまた他の手段によって一体に保持されている。高圧端子は金具5に配 置され、他方接地端子は金具6に接続されている。 避雷器ブロックには、3つの要素11、12、13が黒く図示されているが、 これらはそれぞれ表面波センサ19の容器18を表す。避雷器1の脚部には問合 せ装置9が図示され、これはアンテナを介して高周波の電磁波を放射する。なお その波頭は10で示されている。これらの電磁波は、アンテナによって容器11 、12、13における表面波センサに受波され、それぞれの表面波センサを通過 し、それぞれ捉えられた測定値、例えば温度に応じてその都度の信号を変えて問 合せ装置9に送り返される。 問合せ装置9の内部では、送り返された信号から個々の表面波センサによって 受け取られた局部的な測定値、特に温度値が決定され、記憶される。これらの値 は測定線14により監視盤にさらに送信される。 温度センサを避雷器ブロック4に挿入することにより、それに対応する位置に おける避雷器ブロック4の温度が個々に決定される。避雷器の定常電流が劣化に より上昇すると、漸次避雷器が加熱され、これがそれに応じて記録される。この 加熱が局部的に不均一に起こるときは、特定の特性要素が時期尚早に劣化したこ とを意味する。 放電の場合、非常に短時間内に非常に大きい電気エネルギーが熱に変換され、 この熱は密閉容器3に配置されている絶縁ガスにより遅れて密閉容器3に向かっ て放出される。この短期間の温度上昇は、表面波センサによって記録されるが、 変換されたエネルギー量について、従って避雷器の負荷についての情報を与える ものである。 図2には、特性要素15、16、17、18を備えた避雷器ブロック4の一部 が概略的に示されている。特性要素16、17の間に表面波センサ19の容器1 8が配置されている。この容器18には、その長手方向が避雷器ブロック4の軸 に対して平行に延びる縦溝20が配置されている。この溝20は、問合せ装置9 からの問合せ信号を受信し、送り返すためのアンテナとして作用している。 容器18は例えばアルミニウム或いはスチールからなり、放電電流を特性要素 16から特性要素17に伝達しても熱的に過負荷となることがないように、壁厚 に形成されている。表面波センサ19は接続導体により容器18の2つの異なる 点に導電接続されている。 図4に示されるように、「ラップアラウンド・パッチ」或いは任意の形のスト リップ線路アンテナを容器18に取り付けるか、容器18の外壁に組み込み、こ れを表面波センサ19に導電接続し、信号の発信並びに受信に使用することがで きる。 或いはまた、図5に示すように、容器18の円筒状の壁を、少なくとも部分的 に2つの導電層で形成し、これらの層の間に誘電体からなる物体を配置して、こ の構成を同様にアンテナとして利用することもできる。 この場合、内側の層23は中実金属で形成され、放電電流の通流を負担する。 この層の上に誘電体24、例えばポリテトラフロロエチレンを設け、この外側を 導電層25で覆う。この導電層は容器の一端26でのみ中実金属の層に導電接続 されている。 図6には、容器の中間壁27も、その構成要素として、アンテナ、例えばスロ ット・アンテナの形に形成されることが示されている。 この容器は、避雷器ブロックの長軸に対して平行に延びる導電棒からなる籠と しても形成することができる。
【手続補正書】 【提出日】平成11年12月27日(1999.12.27) 【補正内容】 高圧或いは中高圧用避雷器 この発明は、密閉容器の中に気密に閉塞されて配置されている避雷器ブロック を備えた高圧或いは中高圧用避雷器に関する。 このような避雷器は例えばヨーロッパ特許出願公開第0388779号明細書 により公知である。 ギャップレス避雷器においては、定常状態においても漏れ電流が非直線抵抗素 子を通して流れ、これにより避雷器本体がある程度の加熱を受けることになる。 この漏れ電流は避雷器の劣化の過程で徐々に大きくなり、避雷器の平均温度の上 昇を招くことになる。 ギャップレス避雷器において、この加熱の測定は避雷器の劣化状態の監視に利 用することができる。ギャップ付き避雷器においても、温度の測定は避雷器の動 作に関する情報を得ることを可能にする。その他に、密閉容器の内部で検出され る避雷器のその他の動作量に関する情報を得ることもまた望まれている。 この目的のために、この発明の課題は、避雷器の動作状態及びその劣化状態、 例えば温度、電流、ガス圧或いはガス湿度を、特に簡単にかつ容易に監視するこ とを可能にする避雷器を提供すること並びに避雷器の確実な監視及び避雷器の状 態に関する情報を引き出すことを可能にする方法を提供することにある。 この課題は、この発明によれば、密閉容器の内郊に、避雷器ブロックに組み込 まれて、センサ、特に温度センサが表面波センサの形で配置されていることによ り解決される。 線で応答可能な表面波センサは、外部から、即ち避雷器の密閉容器の外部か らアンテナを介して電磁波の形で問合せ信号を送信することのできる受動的な音 響素子である。この場合、この問合せ信号はアンテナにより受信され、特定の物 理量、例えば表面波センサの周囲温度に関係して変換した上で送り返され、アン テナによって密閉容器の外部で再び受信される。この測定量、特に避雷器の密閉 容器の内部における温度に対する測定値は、従って、何らの出費もなく、密閉容 器の外部の問合せ装置、例えば避雷器の脚部に配置することができる問合せ装置 にさらなる処理のために提供され、さらに例えば光ファイバー、無線或いはその 他の測定線を介して中央のデーター処理装置に送信される。 別々の表面波センサから送り返される信号は、個々の表面波センサによってコ ード化することもできるので、接近して配置された複数の避雷器からの信号も問 題なく区別し、それに応じて対応関係を付けることができる。表面波センサの特 性は、基本的には、センサに一時的に生じた過負荷によっても非可逆的に変える ことができる。従って、過去に加わった過負荷でも、表面波センサの変化した特 性を参照することで確定である。この性質は避雷器の過負荷或いは完全欠損を記 録するために利用される。 放電電流は、通常時、非常に短時間しか流れないので、非常に短時間で高いエ ネルギーが避雷器ブロックにおいて熱に変換される。これにより避雷器が一時的 に著しく加熱され、これが温度の急上昇となって現れ、表面波センサによって検 知される。その場合、このような温度上昇の温度差と、避雷器材料の平均の熱容 量とを乗算することにより、もしくはそれに対応する較正曲線から、避雷器にお いて変換されたエネルギーを計算することが可能であり、あるいは避雷器の状態 を記録しもしくは保守を行わせるために、放電動作を計数することができる。 この発明による方法においては、避雷器ブロックの急激な温度上昇の場合に、 表面波センサにより測定されて、避雷器において変換された電気エネルギーが温 度差及び熱容量から決定される。 このために、温度値を表面波センサによって絶えず記録するようにする。その 場合、固定の問合せ装置が絶えず信号を表面波センサに発信し、送り返された信 号を受信して評価する。 しかしながら、可搬式の問合せ装置で避雷器の1つのグループの個々の表面波 センサを、単に保守する時にのみもしくは周期的に問い合わせするようにするこ ともできる。 この発明による避雷器の有利な構成例においては、表面波センサは少なくとも 部分的に金属製で、その壁或いはその他の構成部分でアンテナを形成している容 器の内部に配置され、この容器が2つの特性要素の間もしくは1つの特性要素と 1つの端子電極との間に挿入される。 この金属容器は、典型的には、端面側に蓋を備えた、例えばアルミニウムの中 空円筒として形成される。この金属容器は、その場合、例えば避雷器本体の長軸 に対して平行に延びる少なくとも1つの縦溝を備え、この溝が、問合せ装置と表 面波センサとの間で交される信号を受信及び送信するためのスロット・アンテナ として動作する。このために、金属容器の内郊に配置された表面波センサの2つ の接続導体が、この容器に導電接続される。 金属容器或いはその一部は、2つの導電層と、これらの間に配置された誘電体 の層とからなるストリップ線路アンテナ(パッチ・アンテナ)として形成するこ ともできる。 このようなスロット・アンテナ及びストリップ線路アンテナ或いはいわゆるマ イクロ・ストリップ・アンテナは、例えば、マインケ,グルントラッハ著「高周 波技術ハンドブック(Taschenbuch der Hochfrequenztechnik)」、第5版、スプ リンガ出版、ベルリン、ハイデルベルク、ニューヨーク並びに専門論文「円筒/ 長方形状及びラップアラウンド・マイクロストリップ・アンテナの入力インピー ダンス及び放射パターン(Input Impedance and Radiation Pattern of Cylind- rical-Rectangular and Wraparound Microstrip Antennas)」、アンテナ及び伝 搬に関するIEEEトランザクション、第38巻、5号、1990年5月から公 知である。 さらに、この容器は放電時に放電電流を通流するようにするのがよい。 この場合、金属容器の電流容量は、容器或いは表面波センサが過熱によって損 傷を受けることのないように、この容器によって放電電流が受け持たれるように 形成されねばならない。 容器は、この目的に応じて、直接隣接する特性要素に接着されるか、ばね力に よってこれに接触するようにされる。 この発明は、その他に、容器を円筒状に形成し、避雷器ブロックの外形輪郭に 嵌め込むことによって有利に構成することができる。 このような構成により、放電を促進することになる突出エッジがなく、高い誘 電安定性が得られる。 この発明の別の有利な構成においては、表面波センサが特性要素に直接隣接し た容器の内壁に固定される。 これにより、表面波センサは大きな遅れなく隣接した特性要素の温度を受け取 るので、指示された温度が確実に実際の避雷器温度を表す。 基本的には、表面波センサは避雷器のガス空間の中で避雷器ブロックの外部に 配置し、避雷器の温度或いは他の測定量、例えば充填ガスの密度或いは湿度を監 視することも考えられる。しかしながら、その場合、表面波センサはアンテナと 共に誘電的に良好に、即ち大きな電界歪みなく適応されているように注意せねば ならない。 以下に、この発明を実施例について図面に示して、これを説明する。なお、 図1は避雷器の構造を、 図2は中に金属容器が挿入されている避雷器ブロックの構造を、 図3は表面波センサを備えた金属容器の構造を、 図4はマイクロ・ストリップ・アンテナを備えた容器を、 図5は積層構造の容器壁を備えた容器を、 図6はスロット・アンテナとして構成された中間壁を備えた容器を、それぞれ概 略的に示す。 高圧用避雷器1は基礎2の上に設置されている。この避雷器は、特に、避雷器 ブロック4を気密に包囲する密閉容器3並びにこの密閉容器3をその両端におい て閉塞する金具5、6及び電界制御要素7、8からなる。避雷器ブロック4は非 直線抵抗、例えば酸化亜鉛抵抗の円筒状の特性要素15、16、17、18から なり、これらの特性要素は軸方向にばね圧によって押圧され或いは導電的に接着 され或いはまた他の手段によって一体に保持されている。高圧端子は金具5に配 置され、他方接地端子は金具6に接続されている。 避雷器ブロックには、3つの要素11、12、13が黒く図示されているが、 これらはそれぞれ表面波センサ19の容器18を表す。避雷器1の脚部には問合 せ装置9が図示され、これはアンテナを介して高周波の電磁波を放射する。なお その波頭は10で示されている。これらの電磁波は、アンテナによって容器11 、12、13における表面波センサに受波され、それぞれの表面波センサを通過 し、 それぞれ捉えられた測定値、例えば温度に応じてその都度の信号を変えて問合せ 装置9に送り返される。 問合せ装置9の内部では、送り返された信号から個々の表面波センサによって 受け取られた局部的な測定値、特に温度値が決定され、記憶される。これらの値 は測定線14により監視盤にさらに送信される。 温度センサを避雷器ブロック4に挿入することにより、それに対応する位置に おける避雷器ブロック4の温度が個々に決定される。避雷器の定常電流が劣化に より上昇すると、漸次避雷器が加熱され、これがそれに応じて記録される。この 加熱が局部的に不均一に起こるときは、これは特定の特性要素が時期尚早に劣化 したことを意味する。 放電の場合、非常に短時間内に非常に大きい電気エネルギーが熱に変換され、 この熱は密閉容器3に配置されている絶縁ガスにより遅れて密閉容器3に向かっ て放出される。この短期間の温度上昇は、表面波センサによって記録されるが、 変換されたエネルギー量について、従って避雷器の負荷についての情報を与える ものである。 図2には、特性要素15、16、17、18を備えた避雷器ブロック4の一部 が概略的に示されている。特性要素16、17の間に表面波センサ19の容器1 8が配置されている。この容器18には、その長手方向が避雷器ブロック4の軸 に対して平行に延びる縦溝20が配置されている。この溝20は、問合せ装置9 からの問合せ信号を受信し、送り返すためのアンテナとして作用している。 容器18は例えばアルミニウム或いはスチールからなり、放電電流を特性要素 16から特性要素17に伝達しても熱的に過負荷となることがないように、壁厚 に形成されている。表面波センサ19は接続導体により容器18の2つの異なる 点に導電接続されている。 図4に示されるように、「ラップアラウンド・パッチ」或いは任意の形のスト リップ線路アンテナを容器18に取り付けるか、容器18の外壁に組み込み、こ れを表面波センサ19に導電接続し、信号の発信並びに受信に使用することがで きる。 或いはまた、図5に示すように、容器18の円筒状の壁を、少なくとも部分的 に2つの導電層で形成し、これらの層の間に誘電体からなる物体を配置して、こ の構成を同様にアンテナとして利用することもできる。 この場合、内側の層23は中実金属で形成され、放電電流の通流を負担する。 この層の上に誘電体24、例えばポリテトラフロロエチレンを設け、この外側を 導電層25で覆う。この導電層は容器の一端26でのみ中実金属の層に導電接続 されている。 図6には、容器の中間壁27も、その構成要素として、アンテナ、例えばスロ ット・アンテナの形に形成されることが示されている。 この容器は、避雷器ブロックの長軸に対して平行に延びる導電棒からなる籠と しても形成することができる。 請求の範囲 1.密閉容器(3)の中に気密に閉塞されて配置されている避雷器ブロック(4 )を備え、この密閉容器(3)の内部に、避雷器ブロック(4)に組み込まれて 、センサ、特に温度センサが表面波センサ(19)の形で配置されていることを 特徴とする高圧或いは中高圧用避雷器。 2.表面波センサ(19)が、その壁或いはその他の構成要素がアンテナを形成 している少なくとも部分的に金属性の容器(18)の内部に配置され、この容器 (18)が避雷器ブロック(4)の軸方向に2つの特性要素(16、17)の間 或いは1つの特性要素と端子電極との間に挿入されていることを特徴とする請求 項1に記載の避雷器。 3.容器(18)が放電時、放電電流を導くことを特徴とする請求項2に記載の 避雷器。 4.容器(18)が円筒状に形成され、避雷器ブロック(4)の外形輸郭に嵌め 込まれていることを特徴とする請求項2又は3に記載の避雷器。 5.表面波センサ(19)が、特性要素(17)に直接隣接している、容器(1 8)の内壁或いは側壁(21)に固定されていることを特徴とする請求項2又は それ以降の請求項の1つに記載の避雷器。 6.測定量、特に密閉容器の内部空間の温度が表面波センサ(19)により測定 され、この測定値がアンテナ(18)を介して外部に伝送されることにより、密 閉容器(3)を備えた高圧或いは中高圧用避雷器の監視方法において、 避雷器ブロック(4)の急激な温度上昇の場合に、表面波センサ(19)により 測定されて、避雷器(1)において変換された電気エネルギーが温度差及び熱容 量から決定されることを特徴とする高圧或いは中高圧用避雷器の監視方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シューベルト、マチアス ドイツ連邦共和国 デー―13581 ベルリ ン クロスターシュトラーセ 29

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.密閉容器(3)の中に気密に閉塞されて配置されている避雷器ブロック(4 )を備え、この密閉容器(3)の内部に、避雷器ブロック(4)に組み込まれて 、センサ、特に温度センサが表面波センサ(19)の形で配置されていることを 特徴とする高圧或いは中高圧用避雷器。 2.表面波センサ(19)が、その壁或いはその他の構成要素がアンテナを形成 している少なくとも部分的に金属性の容器(18)の内部に配置され、この容器 (18)が避雷器ブロック(4)の軸方向に2つの特性要素(16、17)の間 或いは1つの特性要素と端子電極との間に挿入されていることを特徴とする請求 項1に記載の避雷器。 3.容器(18)が放電時、放電電流を導くことを特徴とする請求項2に記載の 避雷器。 4.容器(18)が円筒状に形成され、避雷器ブロック(4)の外形輪郭に嵌め 込まれていることを特徴とする請求項2又は3に記載の避雷器。 5.表面波センサ(19)が、特性要素(17)に直接隣接している、容器(1 8)の内壁或いは側壁(21)に固定されていることを特徴とする請求項2又は それ以降の請求項の1つに記載の避雷器。 6.表面波センサ(19)により測定量、特に密閉容器の内部空間の温度が測定 され、この測定値がアンテナ(18)を介して外部に伝送され、特にこの温度か ら避雷器(1)において変換された電気エネルギーが決定されることを特徴とす る密閉容器(3)を備えた高圧或いは中高圧用避雷器の監視方法。 7.避雷器ブロック(4)の急激な温度上昇の場合に、避雷器(1)において変 換された電気エネルギーが温度差及び熱容量から決定されることを特徴とする請 求項6に記載の方法。
JP50612399A 1997-06-30 1998-06-30 高圧或いは中高圧用避雷器 Expired - Fee Related JP3485578B2 (ja)

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