JP2000511276A - 造血始原細胞の識別方法 - Google Patents
造血始原細胞の識別方法Info
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Abstract
(57)【要約】
ヒト始原細胞(即ち、CD34+/CD38+)上でさまざまな細胞接着分子および成長因子受容体の発現を調べた。ひとつ以上のこれら分子および受容体の発現における特定の変化は、分化決定された非系列から特定の系列への細胞の進行に関連する。これら分子および/または受容体に関するひとつ以上のマーカーをCD34およびCD38に関するマーカーと共に用いることにより、異なった始原細胞集団各々の同定および単離が可能になる。
Description
【発明の詳細な説明】
造血始原細胞の識別方法産業上の利用分野
本発明は、フローサイトメトリーの分野およびさまざまな細胞種を識別するた
めの蛍光標識マーカーの使用に関するが、より特定すれば、本発明は、フローサ
イトメトリー手段を用いて、蛍光標識されたモノクローナル抗体で標識された造
血始原細胞間を識別する方法に関する。発明の背景
米国特許第4,714,680号においてシビン(Civin)は、成熟リン
パ系細胞および骨髄性細胞を実質的に含まない多能性リンパ系造血細胞の集団を
記載した。シビンは、これらの細胞上に存在する抗原MY−10およびそれに対
する抗体(同じ名称)も記載した。これらの細胞は、正常成人骨髄中の全細胞の
約1%をなし、且つ通常は、全能性幹細胞、多能性幹細胞、および後者の細胞の
支配を伴う系列の、分化の方向が決定付けられている細胞の混合物からなる。
それ以来、ヒト白血球抗原に関する国際ワークショップにより、MY−10は
「CD34」と表示されるクラスターに分類されてきた。抗−CD34モノクロ
ーナル抗体は、ベクトンディッキンソンイムノサイトメトリーシステムズ社(B
DIS社、San Jose,カリフォルニア)等の多くの供給源から市販され
ている。
CD34+集団の細胞中のほとんどの細胞は分化方向の決定付けられている(
committed)系列であるから、多くの研究者は分化方向の決定付けられ
ている非系列細胞から系列細胞を識別するための試みにおいてさまざまな手段を
用いてきた。例えば、ローケン(Loken)ら(Blood,70:1316
(1987))は、フローサイトメトリーおよび光散乱と免疫蛍光染色の組み合
わせを用いて、Bリンパ球のさまざまな段階の成熟を同定した。細胞種に含まれ
るほとんどの成熟細胞からほとんどの未成熟細胞に至る研究により、ローケン(
Loken)、テルスタペン(Terstappen)および彼らの共同研究者
は、特定の抗原が細胞の成熟段階において発現されるが未成熟細胞上では発現さ
れす、
より未成熟な細胞で発現される別の抗原の発現が成熟とともに消失することを示
した。彼らは、異なる成熟レベルにおける細胞が異なる光散乱特性を示すことも
示した。
Blood,77:1218(1991)において、テルスタペンは、CD3
4+およびCD38-であった細胞集団がヒト造血幹細胞(HSC)に富むことを
示した。HSCは、限定された自己再生(self−renewal)が可能で
あり、且つ2つの本質的始原細胞(即ち、骨髄系始原細胞とリンパ系始原細胞)
への分化が可能な細胞であると規定される。(本明細書において、「骨髄系」始
原細胞は、単球、顆粒球および巨核球を生じる細胞を含むが赤血球系列の細胞を
生じることができる細胞を除外する。したがって、「リンパ系」始原細胞は、赤
血球系列内の範囲の細胞を生じる始原細胞のみである。)テルスタペンらは、こ
の表現型を有する細胞集団は限定された自己再生が可能であり、且つ2つの本質
的始原細胞への分化が可能であったことを示した。この分野の他の研究者と同様
に、テルスタペンらはこの表現型の細胞がCD3、CD10、CD33またはC
D71を発現しなかったことを報告した。
これに従い、1992年6月8日に出願された係属中の同じ出願人による米国
特許出願番号07/895,491号において、テルスタペンと彼の共同研究者
は、表現型CD34+/CD38-/HLA−DR+を有するより豊富なヒト細胞
集団を記載した。
この研究に加えて、他の研究者は細胞接着分子のHSC富裕集団への効果を試
験した。例えば、シモンズ(Simmons)らは、始原細胞に関係する特定の
骨髄幹細胞上でのVCAM−1の発現を記載した。Blood,80:388(
1992)を参照されたい。同様に、オガワ(Blood,81:2844(1
993))は、始原細胞への異なる成長因子の擬作用(suspected e
ffect)を記載した。
上記研究の間およびウオグナム(Wognum)ら(Blood,76:69
7(1990)およびウドムサクディ(Udomsakdi)ら(Blood,
80:2513(1992))において、系列の分化決定細胞から非系列の分化
決定細胞を識別すること、系列内の成熟段階の識別、または特定の極めて選択的
なマーカー(例えば、EPO)の使用に焦点を絞って特定の始原系列を同定した
が、特定の系列の分化の方向を決定する始原細胞間を識別するために高感度測定
手段を用いた系統的研究はなされていない。発明の概要
本発明は、骨髄系、リンパ系および赤血球系始原細胞に分化決定されるヒト系
列を識別するための方法からなる。HSCに関して富裕な細胞はCD34、CD
38およびHLA−DR抗原に特異的なマーカー(例えば、モノクローナル抗体
、その断片、またはそれらに由来する組換え結合蛋白質)を用いて同定される。
これらの細胞はCD34+/CD38-/HLA−DR+である。これらの細胞は
均一なレベルの幹細胞因子受容体(SCFR)、Lue8(L−セレクチン)、
CD18、CD33、CD44、CD48、CD49e,.CD5OおよびCD5
2も発現する。低レベルの顆粒球/単球コロニー刺激性因子受容体(GM−CS
FR)、gp130/IL−6R(インターロイキン−6受容体のgp130の
サブユニット)、IL−6RおよびFas Agはこの表現型の細胞上に発現さ
れるが、IL−7Rは全く発現されない。
赤血球、骨髄またはリンパ系列に分化決定される始原細胞は、CD34に関す
るマーカー、CD38に関するマーカーおよび細胞接着分子に特異的なひとつ以
上のマーカーおよび/またはヒト細胞表面上に発現されるサイトカイン受容体を
用いて同定されうる。始原細胞はCD34+/CD38+である。リンパ系列に分
化決定される始原細胞はIL−7Rのデノボ(de novo)発現、Fas
Ag、CD49eおよびCD52の発現の低下、そしてSCFR、GM−CSF
R、IL−6R、gp130/IL−6R、Leu8、CD18、CD33、C
D44およびCD50の発現の低下を示した。赤血球系列に分化決定される始原
細胞は、L−セレクチンの完全な消失およびIL−6R、CD18、CD48、
CD50およびCD52の発現の低下を示した。骨髄系列に分化決定される始原
細胞は、GM−CSFR、IL−6R、Fas、Ag、CD18、CD33、C
D44、CD48およびCD49eの発現の増加およびSCFR、L−セレクチ
ンおよびCD52の発現の低下を示した。
この情報を用いて、赤血球系列に分化決定されるそれら細胞のみを単離しよう
とするならば、例えばCD34、CD38およびIL−7R抗体を混合して各々
のマーカーの陽性発現を探すであろう。骨髄分化決始原細胞のみを探すためには
、CD34、CD38およびIL−6R抗体を混合してこれらのマーカーの陽性
発現を探すであろう。赤血球であるかもしれないそれら骨髄始原細胞を除外する
ために、IL−6R+且つIL−7R-のそれら始原細胞に関して選択するであろ
う。
所望の系列および/または表現型の細胞を同定および/または単離するための
ひとつの手段はフローサイトメトリーからなる。細胞ソーターおよび細胞分析機
は、ベクトンディッキンソンイムノサイトメトリーシステムズ社(BDIS社、
San Jose,カリフォルニア)からFACS(商標名)の名前で市販され
ているもの等、多くの供給源から市販されている。フローサイトメトリーの一般
的な原理およびフローサイトメトリーに伴う蛍光マーカーの使用法は、ヘルツェ
ンベルグら(Sci.Amer.,234:108(1976))に記載されて
いる。米国特許第4,727,020号も参照されたい。この方法においては、
識別可能な放射スペクトルを有する染料に結合されたモノクローナル抗体が用い
られる。有用な染料は、r−フィコエリスリン(PE)、アロフィコシアニン(
APC),フルオレセインイソチオシアネート(FITC)、テキサスレッド(
モリキュラープローブズ社)、CY−5(バイオロジカルディテクションシステ
ムズ社)、ペリジニンクロロフィル蛋白質複合体(PerCP)およびそれらの
縦列複合体を含む。望ましいことではあるが、各々の染料は同様な励起極大を有
する必要はない。米国特許第4,520,110号、4,542,104号およ
び4,876,190号を参照されたい。
所望の表現型を有する細胞を単離するための他の手段は、細胞をトラップする
物質のマトリックスを含むカラムを包含する。このマトリックスは、スチールウ
ールのように磁気化することができ、且つ抗体に結合した磁気ビーズと混合され
て使用できる物質からなりうる。そのような装置を通した標識細胞の連続通過に
より、所望の表現型が達成できる。そのような装置はミルテニ(Milteny
i)バイオテックGmbH社によりMACSの商品名で市販されている。別法と
して、マトリックスはビオチン、およびアビジンに結合した抗体からなってよい
。再び、標識細胞の連続通過を用いるはずである。そのような装置はセルプロ社
から市販されている。米国特許第5,215,927号、第5,225,353
号および第5,240,856号;国際公開番号91/09141号;およびカ
トー(Kato)ら、Cytometry,14:384(1993)を参照さ
れたい。
HSCを含むヒト細胞は、末梢血、臍帯血、骨髄、胸腺、脾臓または肝臓から
得ることができる。源は同種異系ドナーによるかまたは自己由来であってよい。
これらの源に由来する細胞は治療のための用途を有する。特に、ひとつ以上の
所望の系列の始原細胞は骨髄または末梢血に移植されるために単離できる。同種
異系ドナーまたは患者から得られた細胞は、予め細胞の動員(mobiliza
tion)をしてもしなくても得ることができるが、インビボにおいてGM−C
SFまたはG−CSFを用いる。得られたら、細胞は直ちに使用することができ
、あるいはSCFまたはGM−CSFのような成長因子の使用によりエクスビボ
(ex vivo)で拡張するか、または後の使用のために保存することができ
る。細胞はさまざまな環境において用いることができる。例えば、白血病患者に
は感染を予防するために血小板を提供することは治療の間の重要なことである。
血小板を提供するために、骨髄始原細胞はそのまままたは拡張されて投与されう
る。HIV+患者においては、枯渇したCD4+および/またはCD8+リンパ球
に代えてT細胞が投与されうる。図面の説明
図1は、抗−CD34 PerCP、抗−CD38 APCおよび抗−HLA
−DR FITCで標識された胎児骨髄細胞の一連の3つのドットプロットから
なり、AはPerCPのlog対APC蛍光のlogのプロットてあり、Bはト
ランスフォームされた直交光散乱対APC蛍光のlogのプロットであり、そし
てCはFITCのlog対APC蛍光のlogのプロットを示す。
図2は、抗−CD34 PerCP、抗−CD38 APCおよび抗−CD1
9 PEで標識された胎児骨髄細胞の一連の3つのドットプロットからなり、A
はPerCPのlog対APC蛍光のlogのプロットであり、Bはトランスフ
ォームされた直交光散乱対APC蛍光のlogのプロットであり、そしてCはP
Eのlog対APC蛍光のlogのプロットを示す。矢印は成熟の方向を示す。
図3は、抗−CD34 PerCP、抗−D38 APCおよび抗−CD15
PEで標識された胎児骨髄細胞の一連の3つのドットプロットからなり、Aは
PerCPのlog対APC蛍光のlogのプロットであり、Bはトランスフォ
ームされた直交光散乱対APC蛍光のlogのプロットであり、そしてCはPE
のlog対APC蛍光のlogのプロットを示す。矢印は成熟の方向を示す。
図4は、抗−CD34 PerCP、抗−CD38 APCおよび抗−CD7
1 FITCで標識された胎児骨髄細胞の一連の3つのドットプロットからなり
、AはPerCPのlog対APC蛍光のlogのプロットであり、Bはトラン
スフォームされた直交光散乱対APC蛍光のlogのプロットであり、そしてC
はFITCのlog対APC蛍光のlogのプロットを示す。矢印は成熟の方向
を示す。
図5は、抗−CD34 PerCP、抗−CD38 APCおよび無関係なI
gG1 PEで標識された胎児骨髄細胞の一連の2つのドットプロットおよび1
つのグラフからなり、AはPEのlog対APC蛍光のlogのプロットであり
、そしてBはPE蛍光のlog対トランスフォームされた直交光散乱のプロット
であり、そしてCは段階「1」の細胞からリンパ系細胞(L)、骨髄(GM)お
よび赤血球(E)分化決定の段階「2」の始原細胞の成熟の段階の函数としてP
E蛍光のlogを表す。
図6は、抗−CD34 PerCP、抗−CD38 APCおよび抗−IL−
7R PEで標識された、図5と同様の、胎児骨髄細胞の一連の2つのドットプ
ロットおよび1つのグラフからなる。
図7は、抗−CD34 PerCP、抗−CD38 APCおよび抗−Fas
Ag PEで標識された、図5と同様の、胎児骨髄細胞の一連の2つのドット
プロットおよび1つのグラフからなる。
図8は、抗−CD34 PerCP、抗−CD38 APCおよび抗−SCF
R PEで標識された、図5と同様の、胎児骨髄細胞の一連の2つのドットプロ
ットおよび1つのグラフからなる。
図9は、抗−CD34 PerCP、抗−CD38 APCおよび抗−GM−
CSFR PEで標識された、図5と同様の、胎児骨髄細胞の一連の2つのドッ
トプロットおよび1つのグラフからなる。
図10は、抗−CD34 PerCP、抗−CD38 APCおよび抗−gp
130/IL−6R PEで標識された、図5と同様の、胎児骨髄細胞の一連の
2つのドットプロットおよび1つのグラフからなる。
図11は、抗−CD34 PerCP、抗−CD38 APCおよび抗-IL
6R PEで標識された、図5と同様の、胎児骨髄細胞の一連の2つのドットプ
ロットおよび1つのグラフからなる。
図12は、抗−CD34 PerCP、抗−CD38 APCおよび抗−CD
18 PEで標識された、図5と同様の、胎児骨髄細胞の一連の2つのドットプ
ロットおよび1つのグラフからなる。
図13は、抗−CD34 PerCP、抗−CD38 APCおよび抗−CD
44 PEで標識された、図5と同様の、胎児骨髄細胞の一連の2つのドットプ
ロットおよび1つのグラフからなる。
図14は、抗−CD34 PerCP、抗−CD38 APCおよび抗-CD
48 PEで標識された、図5と同様の、胎児骨髄細胞の一連の2つのドットプ
ロットおよび1つのグラフからなる。
図15は、抗−CD34 PerCP、抗−CD38 APCおよび抗−CD
49e PEで標識された、図5と同様の、胎児骨髄細胞の一連の2つのドット
プロットおよび1つのグラフからなる。
図16は、抗−CD34 PerCP、抗−CD38APCおよび抗−CD5
0 PEで標識された、図5と同様の、胎児骨髄細胞の一連の2つのドットプロ
ットおよび1つのグラフからなる。
図17は、抗−CD34 PerCP、抗−CD38 APCおよび抗−CD
52 PEで標識された、図5と同様の、胎児骨髄細胞の一連の2つのドットプ
ロットおよび1つのグラフからなる。
図18は、抗−CD34 PerCP、抗−CD38 APC、抗−CD33
PEおよび抗−HLA−DR FITCで標識された胎児骨髄細胞の一連の6
つのドットプロットからなり、AはPE蛍光のlog対トランスフォームされた
直交光散乱のプロットであり、BはPEのlog対PerCP蛍光のlogのプ
ロットであり、Cはトランスフォームされた前方光散乱対直交光散乱のプロット
であり、EはPEのlog対FITC蛍光のlogのプロットであり、そしてF
はPEのlog対APC蛍光のlogのプロットであるが、CD34+/CD3
8-/HLA−DR+細胞は緑に発色し、CD34+/CD38-/HLA−DR-
細胞は赤に発色し、骨髄分化決定細胞は灰色に発色し、そしてリンパ分化決定細
胞は黄色に発色する。発明の詳細な説明
胎児の骨髄は、在胎齢16−22週の堕胎子から得て、医学研究におけるヒト
対象の使用に基づいたスタンフォード大学医学センターの研究機関調査会議のガ
イドラインにしたがって用いられた。赤血球は上記のとおりに溶解し、そして細
胞懸濁液を洗浄した。細胞は、最初に、所望の成長因子受容体または所望の細胞
接着分子に関するモノクローナル抗体マーカーで20分間の試験あたり0.1μ
gにて染色し、次に、細胞を洗浄した。次に、ヒツジの抗マウスIg PE抗体
を第2段階の試薬として用い、そして洗浄した。30%のマウス血清でブロック
した後、細胞を同時に抗−CD34 PerCP、抗−CD38 APC、抗−
CD33 PEおよび抗−HLA−DR FITC(または骨髄始原細胞を赤血
球始原細胞から識別する実験には抗−CD71 FITC)で20分間の試験あ
たり0.1μgにて染色した。次に細胞を洗浄した後に、0.5%パラホルムア
ルデヒドにより固定した。
本明細害にて用いたすべての抗体はひとつ以上の源、例えはBDIS社、イム
ノテック社(S.A.)、アマク(Amac)社(Dako)から市販されてお
り、および/またはヒト白血球抗原に関する国際ワークショップにより記載およ
び集められてきた。
ヒト細胞上の低密度抗原を同定するために、FACScanブランドのフロー
サイトメトリーを修飾して20μ秒の間隔で流れる細胞を下記の順序で照射する
3っのレーザーを有するようにした:FITCおよびPerCPを励起する48
8nmのアルゴンレーザー:APCを励起する633nmのネオンレーザー;お
よび、PEを励起する532nmのYAGレーザー。後者のレーザーはPEを励
起することにより、488nmにおける励起からの結果よりも約6倍バックグラ
ウンド(即ち、自己蛍光)に対して高いシグナルを生じる。フローサイトメータ
ー分析は、光散乱およびCD34+細胞に関して設定されたゲートを用いてLy
sis(商標名)2.0データ取得ソフトウエア(BDIS社)を用いた同じ装
置上で実施した。前方光散乱、直交光散乱、および3つの蛍光シグナルは各々の
事象に関して測定され、そして約10,000の事象がリストモードデータファ
イルに蓄積された。リストモードデータファイルの分析はPAINT−A−GA
TE(商標名)ソフトウエア(BDIS社)を用いて実施した。(米国特許第4
,845,653号を参照されたい。)直交光散乱のデータは米国特許第5,2
24,058号に開示された方法によりトランスフォームされた。
図1Aを参照すると、HSCに富んだ非系列の分化が決定つけられたヒト細胞
が示される。これらの細胞はCD34+/CD38-である。図1Bにおいては、
これらの細胞は低いレベルの直交光散乱を有することが示される。図1Cにおい
ては、HLA−DRの発現が示される。テルスタペンらの同一出願人による係属
出願に記載されているとおり、これらの細胞もHLA−DR+である。
さまざまな成長因子受容体および細胞接着分子の始原細胞上での発現の相対レ
ベルを測定するために、3つの始原細胞各々を規定するためのデータ分析ゲート
を設定しなければならない。CD38およびトランスフォームされた直交光散乱
を用いてリンパ始原細胞ゲートを確立した。
図2−3を参照すると、ヒト細胞のCD34+/CD38+集団内のリンパおよ
び骨髄始原細胞は以下のとおりに同定された。CD34、CD38およびCD1
9またはCD15を胎児細胞に加えた。リンパ系細胞は、低い直交光散乱を有す
るものとして図2Bに示される。図3Bと比較する。これらのゲートの正当性を
確認するために、細胞はCD15またはCD19のいずれかにより染色した。リ
ンパのゲートの中で、細胞の94%はCD19+であったが、CD15はこれら
の細胞上に出現しないらしかった。図2Cを参照されたい。骨髄のゲートの中で
、細胞の7%未満がCD19+であり、30%がCD15+であった。図3Cを参
照されたい。
赤血球始原細胞を同定するために、CD34、CD38およびCD71を用い
て、別の実験を行った。リンパ系細胞はリンパのゲートを用いることにより除外
された。骨髄始原細胞および赤血球始原細胞は、CD38対トランスフォームさ
れた直交光散乱を基に識別不可能であったが(図4Bを参照されたい)、CD7
1の発現は、後者の明らかなCD71によりこれらの集団を識別した、前者はC
D71をぼんやりと発現した。図4Cを参照されたい。
3つの始原細胞集団各々から細胞を分析するための確立されたゲートの使用に
より、ヒト胎児細胞(データを示す、あるいは成人細胞のデータは示さない)は
PE標識アイソトープ対照、細胞接着分子マーカーまたは成長因子受容体マーカ
ーを用いて別々に染色された。図5は、PEの染色対CD38の発現(図5A)
および対トランスフォームされた直交光散乱(図5B)を示す。図5Cは、CD
34+/CD38-(即ち、段階1)からCD34+/CD38+(即ち、段階2)
への細胞の進行としての3つの始原細胞種各々の上でのPEの発色を示す。次に
、図6−17は、用いられた他のマーカー各々に関する結果を示す。
これらの後者の図面のうちで興味深いのは、細胞接着分子に関するものであり
、即ち、(1)リンパの分化決定がCD49eおよびCD52の高い制御(また
は増加した発現)、およびCD18、CD33、CD44およびCD50の低い
制御(または低下した発現)に関連しており(図12−17C、図18);(2
)赤血球の分化決定がCD18、CD48、CD50およびCD52の低い制御
に関連しており、そして(3)骨髄の分化決定がCD18、CD44、CD33
、CD48、CD49eおよびCD50の増加した発現およびCD52の低い制
御
に関連していることである。赤血球始原細胞と骨髄始原細胞は、CD18および
CD48の発現を基にすると最も明確に識別できた。
成長因子受容体に関しては、リンパの分化決定はIL−7Rのデノボ発現、お
よびFas Agの高い制御、およびSCFR、GM−CSFR、IL−6R、
gp130/IL−6RおよびIL−10Rの低い制御に関連している。図6−
11Cを参照されたい。赤血球の分化決定はIL−6R、CD18、CD48、
CD50およびCD52の低下した発現と関連している。骨髄の分化決定は、G
M−CSFR、IL−6R、Fas Ag、CD18、CD44、CD48およ
びCD49eの増加した発現、およびSCFRおよびCD52の低下した発現と
関連している。したがって、IL−7Rの発現はリンパ始原細胞を同定するため
に有用であり、IL−6Rの発現は骨髄の始原細胞を同定するために有用である
。IL−7RおよびIL−6R両者の発現の不在は赤血球始原細胞の同定に有用
である。
したがって、始原細胞を同定および/または単離するための方法は、別々の始
原細胞集団を単離および同定するためにひとつ以上の細胞接着分子および/また
は成長因子受容体の発現を組み合わせることにより達成される。
本明細書に言及されたすべての出版物および特許出願は発明の属する分野の当
業者のレベルを示す。すべての出版物および特許出願は個々の出版物および特許
出願が特定的且つ個々に引用により取り込まれるように、同様に引用により本明
細書の一部をなす。
請求の範囲の精神または範囲から離れることなく多くの変更および修飾が本発
明になされうることは、当業者には理解されることであろう。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 テレスタッペン,レオン・ウェー
アメリカ合衆国カリフォルニア州パロ・ア
ルト,コロラド・プレイス 1048
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.リンパ始原細胞、赤血球始原細胞および骨髄始原細胞からなるヒト始原細 胞の内のひとつ以上を同定するための方法であって、その際、CD34に関する マーカー、CD38に関するマーカーおよび細胞接着分子および/または成長因 子受容体に関するひとつ以上のマーカーにより上記集団を含むヒト細胞のサンプ ルを標識する工程、および各々のマーカーの発現に基づいて上記集団を同定する 工程からなる、上記同定方法。 2.最後の工程をフローサイトメトリー手段により実施する、請求項1記載の 方法。 3.マーカーが蛍光標識モノクローナル抗体からなる、請求項1記載の方法。 4.細胞接着分子が、L−セレクチン、CD18、CD33、CD44、CD 48、CD49e、CD49、CD50およびCD52からなる群から選択され る、請求項1記載の方法。 5.成長因子受容体が、SCFR、GM−CSFR、IL−6R、gp130 /IL−6RおよびIL−7Rからなる群から選択される、請求項1記載の方法 。 6.リンパ始原細胞、赤血球始原細胞および骨髄始原細胞からなるヒト始原細 胞の内のひとつ以上を単離するための方法であって、その際、CD34に関する マーカー、CD38に関するマーカーおよび細胞接着分子および/または成長因 子受容体に関するひとつ以上のマーカーにより上記集団を含むヒト細胞のサンプ ルを標識する工程、および各々のマーカーの発現に基づいて上記集団を単離する 工程からなる、上記単離方法。 7.最後の工程をフローサイトメトリー手段により実施する、請求項6記載の 方法。 8.マーカーが蛍光標識モノクローナル抗体からなる、請求項6記載の方法。 9.細胞接着分子が、L−セレクチン、CD18、CD33、CD44、CD 48、CD49e、CD49、CD50およびCD52からなる群から選択され る、請求項6記載の方法。 10.成長因子受容体が、SCFR、GM−CSFR、IL−6R、gp13 0/IL−6RおよびIL−7Rからなる群から選択される、請求項6記載の方 法。 11.請求項6記載の方法により調製されたヒト始原細胞の単離された集団。
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