JP2000511241A - 板紙ウェブを製造するための方法および板紙抄紙機 - Google Patents

板紙ウェブを製造するための方法および板紙抄紙機

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JP2000511241A JP09542146A JP54214697A JP2000511241A JP 2000511241 A JP2000511241 A JP 2000511241A JP 09542146 A JP09542146 A JP 09542146A JP 54214697 A JP54214697 A JP 54214697A JP 2000511241 A JP2000511241 A JP 2000511241A
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ヴェサ タパーニ ヒュオヴィーラ
ニルス ベルイェ サンドグレン
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ヴァルメト カルルスタッド アクチボラゲット
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Abstract

(57)【要約】 板紙製品の特性に対する高い要求に応ずるために、本発明は板紙を製造するための改良方法および機械を提案する。本発明において、板紙ウェブのコア(3)を、高いコンシステンシーの紙料のためヘッドボックス(25)から、第1形成ユニット(14)において先に形成される背面層(2)を支持する長網抄紙機フォーマの長網抄紙機ワイヤ(6)に供給される1.5〜6.0%のコンシステンシーを有する紙料によって第2形成ユニット(24)において形成し、長網抄紙機ワイヤと頂部ワイヤ(26)との間に囲まれた際に前記第2形成ユニットにおいてこのコアを脱水し、下側ライナ(4)を、低いコンシステンシーの紙料のためのヘッドボックス(35)から背面層およびコアを支持している長網抄紙機ワイヤ(6)に供給される、0.3〜1.4%のコンシステンシーを持つ紙料から第3形成ユニット(34)において形成する。いずれの場合も、脱水はそれぞれの頂部ワイヤ(26;36)のループにおける上下のテーブル(59、60;89、90)の影響の下で行われ、前記テーブルは、スペース(68、75;98、105)によって分離されたスラット(69、74;99、104)を有し、そして、それらの間に通路を構成しており、この通路を通って、長網抄紙機ワイヤ(6)、頂部ワイヤ(26;36)および紙料の層からなるサンドイッチ構造が運ばれ、上下のスラットによって交互に影響を受け、紙料の層(3;4)が交互に上下から圧縮され、紙料の層に圧力パルス剪断力が生じるようになっている。さらに、高いコンシステンシーの形成のための第2形成ユニットにおいて、紙料の層(3)を流動化状態に保持する。

Description

【発明の詳細な説明】 板紙ウェブを製造するための方法および板紙抄紙機 本発明は、ウェットエンドがブレスト・ロールおよび吸引クーチ上をループ状 に走行する長網抄紙機ワイヤを有する長網抄紙機フォーマと、複数の形成ユニッ トとを備え、背面層が第1形成ユニットで形成され、コアが第2形成ユニットで 形成され、下側ライナが第3形成ユニットで形成され、頂面層が第4形成ユニッ トで形成される板紙抄紙機において板紙ウェブを製造する方法に関する。 本発明は、また、板紙ウェブを製造するための板紙抄紙機であって、ブレスト ・ロールおよび吸引クーチ上をループ状に走行する長網抄紙機ワイヤを備えた長 網抄紙機フォーマと、複数の形成ユニットと有するウェットエンドを備え、これ らの形成ユニットが、背面層を形成するための第1形成ユニットと、コアを形成 するための第2形成ユニットと、下側ライナを形成するための第3形成ユニット と、頂面層を形成するための第4形成ユニットとを含む板紙抄紙機に関する。 技術の発展と共に、製造される板紙製晶についての要求がますます厳しくなっ ている。この要求は、機械的な特性にも、良好な印刷結果を得るための材質にも ある。回収率のための新しい規則は、リサイクルされる繊維の使用をより大きい 範囲に高める要求を強めている。これは、かなり晶質が低い繊維を非常に高い品 質の要求に合わせて板紙製品にも使用しなければならないことを意味する。 板紙を製造するための莫大な数の方法および機械が文献に記載されており、実 際に多少とも成功裡に使用されてきた。たとえば、次のようなものがある。欧州 特許出願公開EP-0 511 186 Al、国際公開WO 92/06242、米国特許第4,961,824号 、欧州特許出願公開EP-0 511 185 Al、米国特許第5,074,964号、欧州特許EP-0 2 33 058 B1、および、「ペーパー・テクノロジー(Paper Technology)」31 No.2: 14-18(1990年2月)にある「高いコンシステンシー・フォーミングのため のヘッドボックス(Headbox for High-Consistency Forming)」という題名の論文 がある。これらの方法および機械に共通なものは、特に、頂面層と、下側 ライナと、かさばるコアと、背面層とからなる厚紙を製造する場合に、上記の要 件を容易に満たすことができないということである。このような厚紙では、コア ができるだけ最良の特性、たとえば、質、かさおよび坪量分布を有すること、そ して、下側ライナがその上に形成される頂面層にできるだけ最高の印刷適性を与 えるような均一性を有することが特に重要だからである。 本発明の目的は、板紙製品に要求される厳しい要件を満たすことができる改良 した板紙製造方法および改良した板紙抄紙機を提供することにある。 本発明による方法は、高いコンシステンシーの紙料(ストック)のためのヘッ ドボックスから、第1形成ユニットにおいて予め形成された背面層を支持してい る長網抄紙機ワイヤに供給された、1.5〜6.0%、好ましくは2.5〜3. 5%のコンシステンシーを有する紙料によってコアを形成し、長網抄紙機ワイヤ と前記第2形成ユニットの頂部ワイヤとの間に囲まれた際に、頂部ワイヤのルー プにおいてスペースによって分離されたスラットを有する上方テーブルおよび長 網抄紙機ワイヤのループにおいてスペースによって分離されたスラットを有する 下方テーブルの影響の下に前記コアを脱水し、前記テーブルが、それらの間に、 頂部ワイヤ、長網抄紙機ワイヤおよびそられの間に囲まれた紙料の層からなる第 1のサンドイッチ構造のための通路を構成しており、前記通路を通る途中で、前 記第1サンドイッチ構造が上方テーブルのスラットおよび下方テーブルのスラッ トによって交互に影響され、ヘッドボックスから供給される紙料の層が交互に上 下から圧縮され、それによって、流動化状態に維持され、圧力パルスおよび剪断 力が紙料の層に創り出されるようにし、低いコンシステンシーの紙料(ストック )のヘッドボックスから先に形成された背面層およびコアを支持している長網抄 紙機ワイヤに供給された、0.3〜1.4%、好ましくは、0.5〜1.0%の コンシステンシーの紙料によって下側ライナを形成し、前記長網抄紙機ワイヤと 前記第3形成ユニットの頂部ワイヤとの間に囲まれた際に、頂部ワイヤのループ においてスペースによって分離されたスラットを有する上方テーブルおよび長網 抄紙機ワイヤのループにおいてスペースによって分離されたスラットを有する下 方テーブルの影響の下に下側ライナを脱水し、前記テーブルが、それらの間に、 頂部ワイヤ、長網抄紙機ワイヤおよびそれらの間に囲まれた紙料の層からなる第 2サンドイッチ構造のための通路を構成し、前記通路を通る途中で、前記第2サ ンドイッチ構造が上方テーブルのスラットおよび下方テーブルのスラットによっ て交互に影響され、ヘッドボックスから供給される紙料の層が交互に上下から圧 縮され、それによって、圧力パルスおよび剪断力を紙料の層に創り出すことを特 徴とする。 本発明による板紙抄紙機は、前記第2形成ユニットが、1.5〜6.0%、好 ましくは2.5〜3.5%のコンシステンシーを有する紙料のためのヘッドボッ クスと、長網抄紙機ワイヤと協働する走行部を有するループ状に走行している頂 部ワイヤと、頂部ワイヤのループに位置する吸引室を収容しているハウジングの 下側に配置された上方テーブルおよび長網抄紙機ワイヤのループにおいてスタン ド上に配置された下方テーブルを有する脱水手段とを備え、前記テーブルがスペ ースによって分離された複数のスラットを備え、上方テーブルのスラットおよび 下方テーブルのスラットが互いのスペースに対向して配置され、前記テーブルが 、それらの間に、頂部ワイヤ、長網抄紙機ワイヤおよびそれらの間に囲まれた2 つの紙料の層からなる第1サンドイッチ構造のための通路を構成しており、第3 形成ユニットが、0.3〜1.4%、好ましくは、0.5〜1.0%のコンシス テンシーを有する低いコンシステンシーの紙料のためのヘッドボックスと、ルー プ状に走行しており、長網抄紙機ワイヤと協働する走行部を有する頂部ワイヤと 、頂部ワイヤのループ内に位置する吸引室を含むハウジングの下側に配置された 上方テーブルおよび長網抄紙機ワイヤのループ内でスタンド上に配置された下方 テーブルを有する脱水手段とを備え、前記テーブルがスペースによって分離され た複数のスラットを包含し、これらのスラット間に、頂部ワイヤ、長網抄紙機ワ イヤおよびこれらの間に囲まれた3つ材料層からなる第2サンドイッチ構造のた めの通路を構成していることを特徴とする。 コアを形成する工程は、質、表面構造およびかさに関してかなりの改善を行い 、リサイクル繊維の使用を高い耐脱水性をもって可能にする。下側ライナを形成 する工程は、良好な形成を行うと共に、下側ライナ上に形成された中間層すなわ ちコアにおけるでこぼこを平らにならすことができる。これは、くぼみを生じて いる繊維材料の少ない領域において下側ライナからより多くの繊維が集められ、 隆 起を生じている繊維材料の多い領域において下側ライナから集められる繊維が少 なくなるからである。このことは、下側ライナの表面が非常に均質になり、滑ら かな外面を有する表面層の形成にとって好ましい条件を創り出し、印刷適性に対 する高い要件を満たすことを意味する。 以下に、図面を参照しながら本発明をさらに詳しく説明する。 第1図は、本発明に従って4層板紙ウェブを製造するための、長網抄紙機フォ ーマおよび4つの異なる形成ユニットを備えた板紙抄紙機のウェットエンドを示 している。 第2図は、第1図に示すウェットエンドの第2形成ユニットの部分を示してい る。 第3図は、第2図に示す第2形成ユニットにおける本質的な脱水手段の拡大詳 細図である。 第4図は、第1図に示すウェットエンドの第3形成ユニットの部分を示してい る。 第1図は、4つの層、すなわち、背面層2、コア3、下側ライナ4および表面 層または頂面層5からなる板紙ウェブ1を製造するため板紙抄紙機におけるウェ ットエンドを概略的に示している。このウェットエンドは、上流側のブレスト・ ロール7、下流側の吸引クーチ8、ワイヤ走行ロール9および整列ロール11、 張力ロール12からなる複数のガイド・ロール10のまわりにループ状に走行す る長網抄紙機ワイヤ6を有する長い長網抄紙機フォーマを備える。ブレスト・ロ ール7と吸引クーチ8の間の、長網抄紙機ワイヤ6の紙料脱水・ウェブ形成用の 上方走行部13は、以下に説明するように、或るセクションを除いて平らで水平 である。 ウェットエンドは、前記層を形成するための複数の形成ユニットを備える。図 示したこの実施の形態において、第1形成ユニット14は、前記長網抄紙機ワイ ヤ6と、前記長網抄紙機ワイヤ6の上方走行部13上に紙料(ストック)の噴流 を供給するためにブレスト・ロール7付近に配置されたヘッドボックス15とを 備える。前記紙料(ストック)は、0.2〜0.6%のコンシステンシーを有す る。長網抄紙機フォーマは、形成テーブル16とハイドロフォイル17とを備え た長網抄紙機形成セクションを有する。吸引ボックス18が、紙料の脱水を行い 、約6〜15%、好ましくは、8〜12%のコンシステンシーを有する、背面層 として示す第1層2を製造するために、長網抄紙機形成セクションの後で、長網 抄紙機ワイヤのフラット・ドロー13の下面に配置されている。 ウェットエンドは、長網抄紙機フォーマの第1セクションA内の長網抄紙機ワ イヤ6の上方走行部13と協働して、コアとして示す第2の層3を形成するため の第2形成ユニット24を備える。この第2形成ユニット24は、ヘッドボック ス25と、頂部ワイヤ26と、脱水手段とを備える。ヘッドボックス25の下流 側には、長網抄紙機ワイヤ6のための支持テーブル27がある。第2図でわかる ように、頂部ワイヤ26は、複数のガイド・ロール28上を走行し、そして、前 記セクションA内の付随した走行部29内を走行して長網抄紙機ワイヤ6の上方 走行部13と協働する。第2形成ユニット24のヘッドボックス25は、長網抄 紙機ワイヤ6によって支持される、先に形成された背面層2上にコア3を形成す るために、高いコンシステンシーの紙料の噴流を間隔2.5〜3.5%で放出す るように設計されている。第2形成ユニット24の脱水手段は、形成される2層 ウェブ2、3が6〜15%、好ましくは、8〜12%のコンシステンシーを有す るように、紙料を脱水する。 ウェットエンドは、また、第3形成ユニット34を有し、この第3形成ユニッ ト34は、長網抄紙機フォーマの第2セクションB内で長網抄紙機ワイヤ6の上 方走行部13と協働して、下側ライナとして示す第3層4を形成する。第3形成 ユニット34は、ヘッドボックス35と、頂部ワイヤ36と、脱水手段とを備え る。ヘッドボックス35の下流側には、長網抄紙機ワイヤ6のための支持テーブ ル37がある。第4図でわかるように、頂部ワイヤ36は、複数のガイド・ロー ル38上を走行し、そして、前記セクションB内の付随した走行部39内を走行 して長網抄紙機ワイヤ6の上方走行部13と協働する。第3形成ユニット34の ヘッドボックス35は、長網抄紙機ワイヤ6によって支持される、先に形成され た2層ウェブ2、3上に下側ライナ4を形成するために、低いコンシステンシー の紙料の噴流を間隔0.5〜1.0%内で放出するように設計されている。第3 形成ユニットの脱水手段は、形成される3層ウェブ2、3、4が6〜15%、好 ましくは、8〜12%のコンシステンシーを有するように、紙料を脱水する。 最後に、ウェットエンドは、表面層として示す第4層5を形成するための第4 形成ユニット44を有する。この形成は、長網抄紙機フォーマの第3セクション 内の長網抄紙機ワイヤ6の上方走行部13と協働して、そして、第3形成ユニッ ト34と同様の形成ユニットを使用して行ってもよい。図示した別の実施の形態 において、第4形成ユニット44は、ブレスト・ロール47、上方ガイド・ロー ル48および下方ガイド・ロール49のまわりをループ状に走行する短い上方の 長網抄紙機ワイヤ46を備え、下方ガイド・ロール49は、表面層5を3層ウェ ブ2、3、4と共にクーチに移すために、長網抄紙機フォーマの長網抄紙機ワイ ヤ6の上方走行部13に接近して配置される。第4形成ユニット44は、ブレス ト・ロール47の近くに配置され、0.2〜0.6%のコンシステンシーを有す る紙料の噴流を長網抄紙機ワイヤ46の上方の平らな走行部53上へ放出するた めのヘッドボックス45を備える。形成テーブル50およびハイドロフォイル5 1がブレスト・ロール47に続いている。吸引ボックス52が、紙料を脱水し、 6〜15%、好ましくは8〜12%のコンシステンシーを持つ前記表面層5を形 成するために、ハイドロフォイル51の下流側で、長網抄紙機ワイヤ46の平ら な走行部53の下面に配置される。長い長網抄紙機フォーマの吸引ボックス54 によって、4層ウェブを下方の長網抄紙機ワイヤ6に付着させ、次いで、このウ ェブを、吸引クーチ8のところで、板紙抄紙機のプレス・セクションへ移すこと ができる。 第2形成ユニット24の脱水手段は、長網抄紙機ワイヤ6に沿った頂部ワイヤ 26における走行部29の始まりのところで長網抄紙機ワイヤ6の下方に配置さ れた吸引ボックス55と、頂部ワイヤ26における走行部29の終わりのところ で長網抄紙機ワイヤ6の下方をそれに沿って配置された別の吸引ボックス56と を備える。この別の吸引ボックス56において、頂部ワイヤ26が長網抄紙機ワ イヤ6を去り、2層ウェブ2、3が長網抄紙機ワイヤ6と共に前進する。前記2 つの吸引ボックス55、56は、湾曲した表面57、58を有し、これらの表面 に沿って長網抄紙機ワイヤ6が摺動する。前方吸引ボックス55の下流端と別の 吸引ボックス56の上流端は、ブレスト・ロール7および吸引クーチ8に対して 接線方向に基準平面の下方に配置されている。脱水手段は、また、頂部ワイヤ2 6のループ内に位置した上方脱水テーブル59と、長網抄紙機ワイヤ6のループ 内に設置された下方脱水テーブル60とを備える。これらのテーブル59、60 は、それらの間に通路を構成しており、この通路を通して、長網抄紙機ワイヤ6 および頂部ワイヤ26が、それらの間に2層ウェブ2、3を囲みながら、テーブ ル59、60との摺動接触状態で移動する。上方テーブル59は、スタンド62 内に調整手段63を介して吊り下げられたハウジング61の下面に配置され、テ ーブル59の上流端および下流端が互いに独立して上下動を行って、ブレスト・ ロール7および吸引クーチ8に対する接線方向で基準平面に関してテーブル59 を傾けることができるようにしていると共に、テーブル59全体を下降させて前 記基準平面の下方レベルのところに固定し、頂部ワイヤ26および長網抄紙機ワ イヤ6が下方へ湾曲して吸引ボックス55、56の湾曲面557、58と摺動接 触するようにすることも可能としている。図示した実施の形態においては、ハウ ジング61は4つの吸引室64、65、66、67を収容しており、吸引作用に より、頂部ワイヤ26を通して絞り出された白水を集めるようになっている。上 方テーブル59は、ハウジング61に関して固定され、スペース68によって分 離された複数のスラット69を備え、それによって、頂部ワイヤ26を通してコ ア3から絞り出された白水を吸い上げるために、最初の吸引室を除いて、各吸引 室がそれ自体のグループのスペース68と連通している。上方テーブル59の上 流端はスラット70を有し、このスラット70は頂部ワイヤ26を穏やかにこす って白水をそらせるようになっている。白水は、オートスライス71を介して第 1吸引室64に向かって前記前部吸引ボックス55を通過するときに頂部ワイヤ の上面に集まる。上方テーブル59は、第1の帯域、すなわち、前部直線帯域7 2と、大きい半径を有する第2の帯域、すなわち、最終湾曲帯域73とを有する 。下方テーブル60は、上方テーブル59の前部直線帯域72に対向して位置し ており、上方テーブル59のスラット69に関して変位した複数のスラット74 を備える。これらのスラット74は、ウェブから絞り出された少量の白水を下方 へそらせるために、スペース75によって分離されている。これらのスペース7 5は、上方テーブル59のスラット69に対向して位置しており、これに対 して、上方テーブル59のスペース68は、下方テーブル60のスラット74に 対向して一部重なった関係で位置している。下方テーブル60のスラット74は 、垂直方向において相互に調整可能であり、その結果、長網抄紙機ワイヤ6に対 するそれらの圧力を調整することができる。図示した実施の形態においては、ス ラット74は空気圧力を調整できるゴム管76上に乗っている。スラット74は 、ゴム管76を囲んでいる上下のU字形ビーム78、79を介してスタンド77 によって支持されており、上方のU字形ビーム78およびそのスラット74を上 方へ圧迫することができる。テーブル59と60との間の通路は、長網抄紙機ワ イヤ6の進行方向において収束し、この収束度は、調整手段63によって上方テ ーブル59の傾斜を調整することによって調整される。第3図には詳しく図示し てないが、この収束は、コアにおける流動化状態を保持するために、コアに残っ ている水量を制御する。傾斜した表面80、81を備えるスラットは、紙料の層 3の形成中にそこに充分な水を残し、繊維が「凍結(フリージング)」するのを防 ぐのに役立つ。 前記前部直線帯域72内の上方テーブル59のスラット69、下方テーブル6 0のスラット74は、ワイヤ6、26に面する傾斜面80、81を有し、ワイヤ 6、26の進行方向において収束し、その結果、各スラット69、74はワイヤ 6、26が摺動する下流端部82と、ワイヤ6、26と接触しない上流端部83 とを有する。傾斜したスラット表面80、81は、スラット表面80、81の下 流端部82と交差する基準平面に対して5〜25度、好ましくは、10〜15度 の角αをなす。 第3形成ユニット34の脱水手段は、長網抄紙機ワイヤ6の下方で頂部ワイヤ 36における走行部39の始まりのところにおいて長網抄紙機ワイヤ6に沿って 配置された前部吸引ボックス85と、頂部ワイヤ36における走行部39の終わ りのところで長網抄紙機ワイヤ6の下方でそれに沿って配置された別の吸引ボッ クス86とを備える。この別の吸引ボックスでは、頂部ワイヤ36が長網抄紙機 ワイヤ6を去り、3層ウェブ2、3、4が長網抄紙機ワイヤ6と共に前進する。 前記2つの吸引ボックス85、86は、長網抄紙機ワイヤ6が摺動する湾曲表面 87、88を有し、前部吸引ボックス85の下流端および別の吸引ボックス86 の上流端はブレスト・ロール7および吸引クーチ8に対して接線方向に基準平面 下方に配置してある。脱水手段は、また、頂部ワイヤ36のループに位置した上 方脱水テーブル89と、長網抄紙機ワイヤ6のループに位置した下方脱水テーブ ル90とを含む。テーブル89、90は、それらの間に通路を構成しており、こ の通路を通して、長網抄紙機ワイヤ6および頂部ワイヤ36が、それらの間に3 層ウェブ2、3、4を囲みながら、テーブル89、90と摺動接触した状態で移 動する。上方テーブル89は、調整手段93を介してスタンド92内に吊り下げ られたハウジング91の下面に配置され、テーブル89の上流端、下流端が互い に独立して上下動して、ブレスト・ロール7および吸引クーチ8に対して接線方 向で基準平面に関してテーブル89を傾けることができるようにすると共に、ま た、テーブル89全体を下降させ、前記基準平面の下方のレベルに固定し、頂部 ワイヤ36および長網抄紙機ワイヤ6が下方へ湾曲して、吸引ボックス85、8 6の湾曲した表面87、88と摺動接触できるようにしている。図示した実施の 形態においては、ハウジング91は、吸引作用によって頂部ワイヤ36を通して 絞り出された白水を集めるために、4つの吸引室94、95、96、97を含む 。上方テーブル89は複数のスラット99を備え、これらのスラットはハウジン グ91に関して固定され、スペース98によって分離されている。それによって 、下側ライナ4から絞り出された白水を頂部ワイヤ36通して吸い上げるために 、最初の吸引室を除いて、各吸引室がそれ自体のグループのスペース98と連通 している。上方テーブル89の上流端は、白水をそらせるために、頂部ワイヤ3 6を穏やかにこするスラット100を有する。白水は、オートスライス(図示せ ず)を介して第1吸引室94に向かって前記前部吸引ボックス85を通過すると きに頂部ワイヤの上面に集まる。上方テーブル89は、第1の帯域、すなわち、 前部直線帯域102と、大きい半径を有する第2の帯域、すなわち、最終湾曲帯 域103とを有する。下方テーブル90は、上方テーブル89の前部直線帯域1 02に対向して位置し、上方テーブル89のスラット99に関して変位した複数 のスラット104を備える。これらのスラット104は、ウェブから絞り出され た少量の白水を下方へそらせるために、スペース105によって分離されている 。これらのスペース105は、上方テーブル89のスラット99に対向して位 置しており、これに対して、上方テーブル89のスペース98は、下方テーブル 90のスラット104に対向して一部重なった関係で位置している。下方テーブ ル90のスラット104は垂直方向において相互に調整可能であり、長網抄紙機 ワイヤ6に対するスラット104の圧力を調整することができるようになってい る。スラット104は、空気圧力を調整できるゴム管(図示せず)によって影響 される。スラット104は、第3図に示すビーム78、79と同様の要素108 を介してスタンド107によって支持されている。ゴム管を囲んでいる前記要素 はスラット104を上方へ圧迫する。テーブル89と90との間の通路は、長網 抄紙機ワイヤ6の進行方向において収束し、この収束度は、調整手段93によっ て上方テーブル89を傾斜させることによって調整される。この収束は下側ライ ナに残る水量を制御する。 所望に応じて、コアを形成するのに付加的な形成ユニットを使用してもよい。 この場合、付加的な形成ユニットは、上述した第2形成ユニットと同じ設計を持 っていてもよい。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 よって分離されたスラット(69、74;99、10 4)を有し、そして、それらの間に通路を構成してお り、この通路を通って、長網抄紙機ワイヤ(6)、頂部 ワイヤ(26;36)および紙料の層からなるサンドイ ッチ構造が運ばれ、上下のスラットによって交互に影響 を受け、紙料の層(3;4)が交互に上下から圧縮さ れ、紙料の層に圧力パルス剪断力が生じるようになって いる。さらに、高いコンシステンシーの形成のための第 2形成ユニットにおいて、紙料の層(3)を流動化状態 に保持する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ウェットエンドがブレスト・ロール(7)および吸引クーチ(8)上をループ 状に走行する長網抄紙機ワイヤ(6)を備えた長網抄紙機フォーマと、複数の形 成ユニットとを備え、背面層(2)が第1形成ユニット(14)で形成され、コア (3)が第2形成ユニット(24)で形成され、下側ライナ(4)が第3形成ユ ニット(34)で形成され、頂面層(5)が第4形成ユニット(44)で形成される 板紙抄紙機において板紙ウェブ(1)を製造する方法であって、高いコンシステ ンシーの紙料のためのヘッドボックス(25)から、第1形成ユニット(14)に おいて予め形成された背面層(2)を支持している長網抄紙機ワイヤ(6)に供給 された、1.5〜6.0%、好ましくは2.5〜3.5%のコンシステンシー を有する紙料によってコア(3)を形成し、長網抄紙機ワイヤ(6)と前記第2形 成ユニット(24)の頂部ワイヤ(26)との間に囲まれた際に、頂部ワイヤ (26)のループにおいてスペース(68)によって分離されたスラット(69)を 有する上方テーブル(59)および長網抄紙機ワイヤ(6)のループにおいてスペ ース(75)によって分離されたスラット(74)を有する下方テーブル(60)の 影響の下に、前記コアを脱水し、前記テーブル(59、60)が、それらの間に 、 頂部ワイヤ(26)、長網抄紙機ワイヤ(6)およびそられの間に囲まれた紙料の 層(2、3)からなる第1のサンドイッチ構造のための通路を構成しており、前 記通路を通る途中で、前記第1サンドイッチ構造が上方テーブル(59)のスラ ットおよび下方テーブル(60)のスラット(74)によって交互に影響され、ヘ ッドボックス(25)から供給される紙料の層(3)が交互に上下から圧縮され、 それによって、流動化状態に維持され、圧力パルスおよび剪断力が紙料の層に 創り出されるようにし、低いコンシステンシーの紙料のヘッドボックス(35) から先に形成された背面層およびコア(2、3)を支持している長網抄紙機ワイ ヤ(6)に供給された、0.3〜1.4%、好ましくは、0.5〜1.0%のコ ンシステンシーの紙料によって下側ライナ(4)を形成し、前記長網抄紙機ワ イヤ(6)と前記第3形成ユニット(34)の頂部ワイヤ(36)との間に囲ま れた際に、頂部ワイヤ(36)のループにおいてスペース(98)によって分離 されたスラット(99)を有する上方テーブル(89)および長網抄紙機ワイヤ (6)のループにおいてスペース(105)によって分離されたスラット(104) を有する下方テーブル(90)の影響の下に、下側ライナを脱水し、前記テーブ ルが、それらの間に、頂部ワイヤ(36)、長網抄紙機ワイヤ(6)およびそれら の間に囲まれた紙料の層(2、3、4)からなる第2サンドイッチ構造のための 通路を構成し、前記通路を通る途中で、前記第2サンドイッチ構造が上方テー ブル(89)のスラット(99)および下方テーブル(90)のスラット(104)に よって交互に影響され、ヘッドボックス(25)から供給される紙料の層が交互 に上下から圧縮され、それによって、圧力パルスおよび剪断力を紙料の層に創 り出すことを特徴とする方法。 2.長網抄紙機ワイヤ(6)および第2形成ユニットのおよび頂部ワイヤ(26 ) が各スラット(69、74)の下流端部分(82)とだけ接触させられ、それ ぞれ上下のテーブル(59、60)におけるスペース(75、68)に対向し て位置した、それぞれ上下のテーブル(59、60)のスラット(69、74 ) によって各スラット(69、74)の上流端部分(83)と接触しないように され、そして、スラットがワイヤ(6、26)の移動方向に収束する傾斜表面 (80、81)を有し、前記第1のサンドイッチ構造が前記通路を通して波形 の動きを得るようにしたことを特徴とする、請求の範囲第1項に記載の方法。 3.低いコンシステンシーを有する紙料のためのヘッドボックス(15)から長 網抄紙機ワイヤ(6)に供給される、0.2〜0.6%のコンシステンシーを 有する紙料で背面層(2)を形成し、この背面層を吸引ボックス(18)上を 走行している長網抄紙機ワイヤ(6)によって脱水することを特徴とする、請 求の範囲第1項または第2項に記載の方法。 4.低いコンシステンシーの紙料のためのヘッドボックス(45)から長網抄紙 機フォーマの長網抄紙機ワイヤ(6)と共にブレスト・ロール(47)および 下方ガイド・ロール(49)上を走行している長網抄紙機ワイヤ(46)に供 給される0.2〜0.6%のコンシステンシーを持つ紙料によって頂面層(5 ) を形成し、吸引ボックス(52)上を走行している長網抄紙機ワイヤ(46) によってこの頂面層を脱水し、脱水した頂面層を形成された3層ウェブ(2、 3、4)と共にクーチへ移して完成した4層ウェブ(1)を製造することを特 徴とする、請求の範囲第1項から第3項のうちのいずれか1項に記載の方法。 5.紙料を各形成ユニットにおいて脱水し、形成されたウェブが約6〜15%、 好ましくは、8〜12%のコンシステンシーを有するようにしたことを特徴と する、請求の範囲第1項から第4項のうちのいずれか1項に記載の方法。 6.ブレスト・ロール(7)および吸引クーチ(8)上をループ状に走行する長 網抄紙機ワイヤ(6)を備えた長網抄紙機フォーマと、複数の形成ユニットと を有するウェットエンドを備え、これらの形成ユニットが、背面層(2)を形 成するための第1形成ユニット(14)と、コア(3)を形成するための第2 形成ユニット(24)と、下側ライナ(4)を形成するための第3形成ユニッ ト(34)と、頂面層(5)を形成するための第4形成ユニット(44)とを 含む、板紙ウェブ(1)を製造するための板紙抄紙機であって、前記第2形成 ユニット(24)が1.5〜6.0%、好ましくは2.5〜3.5%のコンシ ステンシーを有する紙料のためのヘッドボックス(15)と、長網抄紙機ワイ ヤ(6)と協働する走行部(29)を有するループとして走行している頂部ワ イヤ(26)と、頂部ワイヤ(26)のループ内に位置する吸引室(64〜 67)を収容しているハウジング(61)の下面に配置された上方テーブル (59)および長網抄紙機ワイヤ(6)のループ内のスタンド(77)上に配 置された下方テーブル(60)を有する脱水手段とを備え、前記テーブル (59、60)がスペースによって分離された複数のスラット(69、74) を備え、上方テーブル(59)のスラット(69)および下方テーブル(60 ) のスラット(74)が互いのスペース(68、75)に対向して配置され、前 記テーブル(59、60)が、それらの間に、頂部ワイヤ(26)、長網抄紙 機ワイヤ(6)およびその間に囲まれた2つの紙料の層(2、3)からなる第 1サンドイッチ構造のための通路を構成しており、第3形成ユニット(34) が、0.3〜1.4%、好ましくは0.5〜1.0%のコンシステンシーを有 する低いコンシステンシーの紙料のためのヘッドボックス(35)と、ループ 状に走行しており、長網抄紙機ワイヤ(6)と協働する走行部(39)を有す る頂部ワイヤ(36)と、頂部ワイヤ(36)のループ内に位置する吸引室 (94〜97)を収容しているハウジング(91)の下面に配置された上方テ ーブル(89)および長網抄紙機ワイヤ(6)のループ内のスタンド(107 ) 上に配置された下方テーブル(90)を有する脱水手段とを備え、前記テーブ ル(89、90)が複数のスラット(99、104)を備え、これらのスラッ トがスペース(98、105)によって分離されており、そして、それらの間 に、頂部ワイヤ(36)、長網抄紙機ワイヤ(6)およびそれらの間に囲まれ た3つの紙料の層(2、3、4)からなる第2サンドイッチ構造のための通路 を構成していることを特徴とする板紙抄紙機。 7.第2形成ユニット(24)のテーブル(59、60)のスラット(69、 74)がワイヤ(6、26)の移動方向に収束する傾斜表面(80、81)を 有することを特徴とする、請求の範囲第6項に記載の板紙抄紙機。 8.傾斜が5〜25度、好ましくは、10〜15度であることを特徴とする、請 求の範囲第7項に記載の板紙抄紙機。 9.第1形成ユニット(14)が、0.2〜0.6%のコンシステンシーを有す る低いコンシステンシーの紙料のための、ブレスト・ロール(7)の近くに配 置されたヘッドボックス(15)と、長網抄紙機フォーマの長網抄紙機形成セ クションの下流に配置された吸引ボックス(18)を有する脱水手段とを備え ることを特徴とする、請求の範囲第6項から第8項のうちのいずれか1項に記 載の板紙抄紙機。 10.第4形成ユニット(44)が、ブレスト・ロール(47)および下方ガイ ド・ロール(49)上をループ状に走行しており、長網抄紙機フォーマの長網 抄紙機ワイヤ(6)と共に形成された3層ウェブ(2、3、4)を有する頂面 層(5)をクーチに移し、完成した4層ウェブを形成する長網抄紙機ワイヤ (46)と、0.2〜0.6%のコンシステンシーを有する低いコンシステン シーの紙料のために、長網抄紙機ワイヤ(46)に付随しているブレスト・ロ ール(47)の近くに配置されたヘッドボックス(45)と、第4形成ユニッ ト(44)の長網抄紙機形成セクシヨンの下流に配置された吸引ボックス (52)を有する脱水手段とを備え、形成される4層ウェブが第4形成ユニッ トの長網抄紙機ワイヤ(46)に確実に追従しないために、吸引ボックス (54)が長網抄紙機フォーマの長網抄紙機ワイヤ(6)の下方で前記下方ガ イド・ロール(49)の下流側に配置されていることを特徴とする、請求の範 囲第6項から第8項のうちのいずれか1項に記載の板紙抄紙機。 11.第4形成ユニット(44)が前記第3形成ユニット(34)と一致するか、 あるいは、実質的に一致することを特徴とする、請求の範囲第6項から第9項 のうちのいずれか1項に記載の板紙抄紙機。
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