JP2000510983A - マルチメディア環境にて複数のｈｔｍｌコンテナにまたがる大域情報エンティティを管理する方法及びシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 マルチメディア環境で、複数のＨＴＭＬコンテナにまたがる１つ以上の大域情報エンティティを管理する場合に、追加のＧＬＯＢＡＬ．ＨＴＭＬコンテナを提供して、このコンテナ内で前記大域情報エンティティの管理を或る予定したスクリプト言語の範囲内で実行させる。

Description

【発明の詳細な説明】 マルチメディア環境にて複数のＨＴＭＬコンテナにまたがる 大域情報エンティティを管理する方法及びシステム発明の背景 本発明はマルチメディア環境にて複数のＨＴＭＬコンテナにまたがる１個以上 の大域情報エンティティを管理する方法に関するものである。インターネットの 環境にて、ドキュメントを創作するのに用いられる幾つかのプロトコルのうちの １つにハイパー・テキスト・マークアップ言語（ＨＴＭＬ）がある。この言語に ついて模範的且つ明快に解説されたものに、pubs＠ncsa.uiuc.edu.でイーメール 可能な、“The National Center for Supercomputing Application”によって提 供されている第１〜１６頁のＨＴＭＬＰＲＩＭＥＲ．ＨＴＭＬと称される情報が ある。マルチメディア及び他のインタラクティブ・アプリケーションは、ＨＴＭ Ｌによるか、所謂コンテナ内にあるＶＩＳＵＡＬ ＢＡＳＩＣ script（ＶＢス クリプト）を用いることによるか、これら２通りの方法を混ぜ合わせるかのいず れかにより実現することができる。なお、各ファイルは別個のコンテナを形成す る。従って、或る特定のアプリケーションは、かなりの数のＨＴＭＬのドキュメ ントにより構成することができ、こうした１つ以上のドキュメントはＶＢＳcrip tまたはＪＡＶＡscriptの如き言語で表わされるコードを包含している。この際 、第１の方針によると、或る特定の変数、関数又はプロシージャは局所的な方法 でＨＴＭＬの単一のコンテナ内で宣言させて、このような定義アイテムが当面の コンテナ内でのみ有効となるようにすることができる。この場合、斯様なエンテ ィティは当面のエンティティを規定したプロシージャ又は関数からしかアクセス することができない。第２の方針によると、斯様なエンティティは大域的な方法 で、即ち様々な異なるコンテナにまたがって有効となるように規定することがで きるが、当面のエンティティは依然、そのエンティティの宣言文を含んでいるコ ンテナからしかアクセスすることができない。この後者のやり方はトリー構造の 幾つかのコンテナを経る再帰的な呼出し列を意味することがよくある。特に、所 謂ゼ ロフレームはまだドキュメント化されていない。発明の概要 そこで、上述したようなことに鑑みて、特に、関連する宣言文を持っているコ ンテナへ常に先ず必ず戻す必要はなく、多数のＨＴＭＬコンテナにまたがる斯様 な大域エンティティを管理できるようにする必要性を認識した。前記宣言文を保 有するコンテナは原則として、いつでも或るアプリケーションにてアクティブと なり得るかなりの数のコンテナのうちの１つとすることができる。従って、本発 明の要点の１つは、追加のＧＬＯＢＡＬ．ＨＴＭＬを用意し、該コンテナ内にて 前記情報エンティティの管理を或る予定したスクリプト言語の範囲内で実行する ことを特徴とする。この１つの追加のコンテナは当面のアプリケーションの構成 を過度に複雑にすることはなく、また標準のコンテナへの一様なジャンプはユー ザにとってごく僅かな負担としてしか感じられない。なお、この標準コンテナは 前もってわかっているメモリの固定位置に常にあるため、それにアクセスするこ とは当然可能である。さらに、或る特定のアイテムが大域的な方法で規定される アイテムであることは必然的にわかる。 本発明は上述したような方法を実施するシステムにも関するものである。本発 明の他の有利な要点は従属請求項に記載した通りである。 図面の簡単な説明 本発明の上述したような要点及び他の要点並びに利点を添付図面を参照して好 適実施例につき説明するに、ここに： 図１は本発明の環境を示すブロック図であり； 図２はマルチコンテナ・アプリケーションのスクリーン線図である。好適実施例の詳細な説明 図１は本発明の環境ブロック図である。ブロック２２は、ハードウェアか、ソ フトウェアのいずれかで実現し得る複数のリモートサイト２０をローカルモデム ２４にリンクするインターネット又は同様な構成のものを示す。ローカルステー ションはさらに、処理機構２６、メモリ機構３０、表示機構３２及びユーザイン タフェース機構２８も包含している。一般に、Ｉ／Ｏ構造は図示の最少構成のも のよりももっと複雑に構成することができる。ローカルメモリ３０は複数のアプ リケーションに適合させることができ、これらのアプリケーションはインターネ ットから取り込み、その後表示機構３２にて可視化することによって同時にアク セス可能とすることができる。このようなアプリケーションは、情報構造を調べ たり、局所用途用に斯様な情報構造を補正したり、高レベルの情報を創作するた めに様々な斯様な情報構造を相互に関連づけたり、又は前記補正後に或るサイト の内容をそれ想到に変更したりすることを示すものとすることができる。 図２はマルチコンテナ・アプリケーションのスクリーン線図である。このスク リーンに関連するハードウェエについての詳細な説明は省略する。ここに示して あるように、３つの異なるコンテナがそれぞれストリップフィールド４２，４４ 及び主フィールド４０として可視化されている。これらのコンテナの表示内容に ついての説明も省略する。これらのコンテナは或る単一のアプリケーションだけ か、並列的に様々な異なるアプリケーションに一まとめに関連させることができ る。このような各コンテナのフィールドは様々な固定アイテム以外に変数や、関 数や、プロシージャの如き様々な情報アイテムを表示することができる。ここに 変数とは一般に、フレームの大きさや、表示エンティティの色の如き、或る固定 アイテムに関する属性のことである。関数は、斯様な属性値に影響を及ぼすため の或る特定の指示とすることができる。プロシージャは、特定の大域ファイルに 働きかける作用のような、或る特定のオペレーションを実行させる指示のような ものとすることができ、通常このような作用の結果は表示されずに、図形表示領 域外にとどまる。 概して、上述したような手段は、内部に変数、関数及びプロシージャの如き、 大域エンティティを記憶するための或る特定のドキュメントＧＬＯＢＡＬ．ＨＴ ＭＬを規定し、且つ生成することにある。この特定ドキュメントの生成はアプリ ケーションを創作する際に起こる。或るアプリケーションにおけるアイテムは、 とにかくスクリーン上に可視化することができるコンテナでしか使用されないた め、ドキュメント、即ちコンテナのＧＬＯＢＡＬ．ＨＴＭＬは図２のフォーマッ トには表示されない。それにも拘らず、このドキュメントは絶えずアクセスでき るため、スクリーン３８の外部にハッチ４６で示してある。表示フレームの他の フレームとの交換は大域コンテナを修正するのではなく、この大域コンテナはア プリケーションが実行されている限りは直ぐにアクセスできるようになっている 。本発明によるプロシージャの利点は、ＶＢＳcript又はＪＡＶＡscriptの如き 言語の構文を修正する必要がなく、アプリケーションの開発者が必ずしも斯様な ファイルを用いる必要がなく、既存のインターネットＶＢＳcript又はＪＡＶＡs criptアプリケーションとの恒久的な互換性が許され、且つ最後に、よく用いら れるプロシージャの再利用及びそれに加えて大域エンティティの正確な管理が達 成されることにある。 ファイルＧＬＯＢＡＬ．ＨＴＭＬは、例えば次のように見ることができる： 上記フォーマットにおける指標＜ＳＣＲＩＰＴ…＞及び＜／ＳＣＲＩＰＴ＞は コンテナの区切りであり、ヘッダーの区切りは実際に用いられる言語も規定する 。変数はＤｉｍでのスタートにより宣言され、これらの変数はコンマで区切られ る。様々なタイプの各変数は、それぞれのＤｉｍのスタータを必要とする。それ ぞれの関数はFunctionでのスタートにより宣言され、ターミネータＥｎｄ Func tionにより終了する。プロシージャはＳｕｂでのスタートにより宣言され、ター ミネータＥｎｄ Ｓｕｂにより終了する。この例には、ＧＬＯＢＡＬ．ＨＴＭＬ コンテナの最小構成並びにプロシージャ及び関数エンティティの基本フォーマッ トを示したに過ぎない。アプリケーションの開始に当たっては、この当面のアプ リ ケーションに利用させるメモリ領域に関連する或る予定したアドレス位置にコン テナを記憶する。 この例では、次のようなエンティティ、即ちVariable（変数）１、Variable（ 変数）２、Array（配列）１、Procedure Play Movie（映画をプレイするプロシ ージャ）及びFunction Calculate Graph（関数計算グラフ）をこの当面のアプリ ケーション全体にとって大域的なものとなるように規定する。アプリケーション の開始に当たっては当面のファイルを前もってわかっているメモリの固定位置に ロードさせる。或るアプリケーションは、大域エンティティのうちのどれかを処 理することを望む場合にこのメモリ位置にアクセスすることができる。アプリケ ーションそのものの特徴についての説明は省略する。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 1．マルチメディア環境にて複数のＨＴＭＬコンテナにまたがる１個以上の大域 情報エンティティを管理する方法において、追加のＧＬＯＢＡＬ．ＨＴＭＬを 用意し、該コンテナ内にて前記情報エンティティの管理を或る予定したスクリ プト言語の範囲内で実行することを特徴とするマルチメディア環境における大 域情報エンティティ管理方法。 2．前記スクリプト言語をビジュアル・ベーシック・スクリプト（ＶＢスクリプ ト）又はＪＡＶＡスクリプトのうちの１つとすることを特徴とする請求の範囲 １に記載の方法。 3．マルチメディア・アプリケーションを実行し、且つ該アプリケーションで複 数のＨＴＭＬコンテナにまたがる１個以上の大域情報エンティティを管理する ために配置した装置において、追加のＧＬＯＢＡＬ．ＨＴＭＬコンテナにアク セスするアクセス手段を具え、該追加のコンテナ内にて前記情報エンティティ の管理を予定したスクリプト言語の範囲内で実行させ、始動時に当面のアプリ ケーションが当面のコンテナをメモリの或る予定した固定位置にロードするよ うにしたことを特徴とする大域情報エンティティ管理用装置。