JP2000510951A - 光学測定 - Google Patents

光学測定

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JP2000510951A JP09541783A JP54178397A JP2000510951A JP 2000510951 A JP2000510951 A JP 2000510951A JP 09541783 A JP09541783 A JP 09541783A JP 54178397 A JP54178397 A JP 54178397A JP 2000510951 A JP2000510951 A JP 2000510951A
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Abstract

(57)【要約】 偏光解析法の位相コントラスト顕微鏡使用装置にはビームデバイス(HDE)を備えたコヒーレント放射源があって、照会用ビームと基準ビームとがそこから得られるようにして、ビームを被試験表面に向けている。オブジェクティブは二つの散乱もしくは反射ビームを受けて、それらが結合されて、その表面の構造を示す光信号を作るようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】 光学測定 この発明は光学測定に係り、とくに、もっとも限定はしないが、偏光解析法( ellipsometry)とプロフィルもしくはトポグラフィ測定に関する。 シリコン基板上に重ねられた金属の路(トラック)の厚さを測定するといった トポグラフィ測定用の光学システムについてはいろいろな提案がされてきている 。 光学方法は非常に魅力的なものであり、その理由はそれが非接触で非破壊であ るという本質があることと、それに加えてこの方法が接触法よりももっとずっと 大きな帯域幅を有していることによる。とくに干渉計法はサブナノメータ範囲( 1MHzの帯域幅)で僅かな高さの変化も測定するという可能性を有している。 小さなトポグラフィ上の変化を測定するためのこのようなシステムで生ずる1つ の最優先問題はサンプルの材料内での材料の変化が光位相シフトを生じさせるこ とができ、それがトポグラフィに起因する変化を埋没してしまうことである。正 確な測定を得る際に他の困難なこととして、小さな外部振動(マイクロフォニッ クス)であっても位相誤差を作り出すことができて、それがトポグラフィックな 変化により作り出される位相変化よりも大きなものとなるという問題である。こ れを克服するためには、外部影響から極めて良く隔離されている環境で測定をす る必要があるし、共通経路技術(common path technology)を用いて機器を設計 する必要がある。この技術の意味するところは基準とプローブビームの両方がほ ぼ同一の経路を進んで、マイクロフォニクスは何でも打消されるが、サンプルに ついての情報は打消されないことが明らかになるようにすることである。 この発明によると、光学測定用装置が提供されていて、その構成は光放射源と 、 この光放射源から一次ビームと二次ビームとを得るためのビーム送出手段であ って、該第1のビームはオブジェクトの局部的な構造を照会するためにオブジェ クトに向けられ、また該第2のビームは光学基準として作用するために該オブジ ェクトに向けられるようにしたビーム送出手段と、 光学処理手段であって、前記第1及び第2のビームが前記オブジェクトからの 反射後に第3と第4のビームを得るようにするための光学処理手段と、 該第3と該第4のビームを結合して該オブジェクトの表面近くでの構造を示し ている光信号を得るようにした結合手段とから成る。 また、偏光解析法(エリプソメータ)装置も提供されていて、その構成はサン プル(試料)から後方のフォーカル(焦点)面へ反射された光をフォーカスする ように動作するレンズ手段と、後方のフォーカル面に到達する光から少くとも2 つの異なる偏波をもつ光を選ぶように動作する選択手段と、選ばれた光のパラメ ータを測定してサンプルの性質がそこから計算できるような情報を作るようにす る測定手段として成る。 選択手段は後方の面に到達した光についてのs−偏波とp−偏波の成分を選ぶ ように動作するのが好ましい。 測定手段はさらに選ばれた光と干渉を生じさせるように動作する手段を含むの が好ましい。 選択手段は後方のフォーカル面に置かわ、しかも選ばれた偏波に対応する位置 で開いているマスクを含み、それによって他の偏波をもつ光がこのマスクによっ て阻止されるようにする。このマスクはs−偏波とp−偏波の光に対する位置を もつ開口を含んでいる。 好ましいのは、選択手段にマスクがあって、このマスクにある開口は、そこを 通って光が進むものであり、また分離手段があって、マスク開口を通って進む光 のp−偏波とs−偏波とを分離するように動作する。この分離手段は成分を空間 的に分離することができる。この分離手段はウォラストン(Wollaston)プリズム で成るものでよい。 選択手段は位相分離器手段として選ばれた光に対して差分位相シフトを与える ように動作するようにすることができる。この位相分離手段はポッケル(Pockel )セルで成るものでよい。ポッケルセルは差分位相シフトを変えて測定手段によ って各測定組が得られるように選択的に動作することができる。 レンズ手段があって、干渉を行なうように分かれている成分を一緒にすること ができる。このレンズ手段はポラライザ手段がp−方向とs−方向との間の角度 を二等分する光軸と整列するように構成してよい。 この発明はまたプロフィル測定用装置を提供し、その構成はサンプルから反射 された光を共役面にフォーカスするように動作するレンズ手段と、共役面内の2 つの異なる点で光を選ぶように動作する選択手段と、そこからサンプルに関する プロフィル情報が得られる選ばれた光のパラメータを測定するための測定手段と から成る。 選択手段には2つの位置で開口を有するマスクを含んでいてよい。この2つの 位置はシステムの光軸の両側に対称に置かれているのが好い。この測定装置は選 ばれた光が干渉するように動作できる手段を含み、干渉によって生じたフリンジ の大きさと位相とを測定するように動作できる。測定手段はさらにトランスフォ ーム用レンズ手段を含み、このレンズを通る光のフーリェ変換(トランスフォー ム)を光干渉フリンジが形成される面に投影するように動作できるようにする。 この装置にはさらにフリンジの位置とコントラストとを測定するための手段を含 むのが好い。 第3の特徴として、この発明は前の2つのパラグラフで述べたようなプロフィ ル測定用装置を提供し、しかも加えて前に規定したような偏光解析法装置を含ん だものとなっている。この装置にはさらに偏光解析法装置からサンプルの性質に 関する情報を得るように動作し、かつこの情報を用いてプロフィル測定用装置に より得られた測定から材料に依存する情報を取り除いて、実質的に純粋なプロフ ィル情報を生むように動作する手段を含んでいる。 この発明の実施例をもっと詳細に、例としてだけのやり方で添付の図面を参照 して記述して行く。 図1は本発明の実施態様による装置の模式図である。 図2は本発明の他の特徴の位相ステッピング位相コントラスト顕微鏡を示す。 図3aと3bとは図2の装置の詳細を示す。 図4と5とはこの発明の異なる実施態様による偏光解析法の構成についての模 式図である。 図6は図5の偏光解析法で使用するためのマスクの模式図である。 図7は共焦点(confocal)顕微鏡システムを示す。 図8は図7のシステムの変形を示す。 図9はこの発明の別な実施態様による共通経路光学干渉計を示す。 図10はこの発明の別な特徴により構成された全視野偏光解析法を示す。 図11はこの発明の特定の特徴により偏光解析法を取り込んだプロフィル測定 用装置の模式図である。 図12は図11の装置で使用されるマスクの模式図である。 図13aは図12の装置内部の面での光の分布を示す。 図13bはこの面で使用するためのマスクの模式図である。 ここで記述して行く装置は、材料が関係した情報とは実質的に無縁なトポグラ フィ情報を得ることができるもので、その結果をここでは“真のトポグラフィ” 情報と呼んでいる。この装置は偏光解析法(エリプソメータ)成分を組込んでい て、これら成分(部品)自体がこの発明の特徴を成している。 真のトポグラフィを抽出するためのプロセスは三つの主要な(キーとなる)段 階(ステージ)に分解できる。 (1)サンプル(試料)が関係する位相情報を得るための共通経路干渉計; (2)サンプルの材料性質に関する情報を得るが、その一方でレンズのNA( ニューメリカルアパーチャ)から得られる全横方向分解能を維持している手段; (3)共通経路干渉計の応答をマイクロフォニックスのない応答に変換するこ とができる一般的な反転アルゴリズム; (例えばスタイラスプローブのような)光学デバイスもしくは非光学デバイス のように同じ空間周波数カットオフを備えた表面プロフィル形成用機器で得られ る応答を対象としている。 段階(1)と(3)とは共通経路動作を可能とし、またマイクロフォニックス のない理想的な干渉計から得られる応答が得られるようにする。段階(2)はサ ンプルについての材料に依存するシフトを補正するようにしている。 図面の図1はこの発明の一実施例を示す。このシステムの中心部には特別に設 計したホログラフィック屈折性部品HDEがあり、その機能は、放射源(図示せ ず)からのコリメートされた入射ビーム2と一緒に、3つの出力次数を作り出す ことである:零次のコリメートしたオブジェクトビーム4、+1次の収束ビーム 、−1次の発散ビーム(図示せず)である。±1次出力ビームは光軸に対して僅 かな角度θをもって伝搬して行く。発散ビームの効果は小さく、無視できる。零 次ビームは顕微鏡オブジェクティブOLを経てサンプル8上にフォーカスされて 、 オブジェクトの局部的な構造を照会するために使用される。+1次ビームはオブ ジェクティブレンズ(対物レンズ)によってコリメートされて、大きなオブジェ クト面積を照すことになる。このビームは位相基準として作用し、その値はオブ ジェクトが走査されても不変に保たれる。サンプル表面から反射すると、2つの ビームは2度ホログラムを通って進むことになり、とりわけ各々がその伝搬方法 で僅かに差があるコリメートした成分を生成する。結果として生ずる干渉フリン ジ(正規には平行である)の位相は2つの光ビームの平均位相差に対応すること になり、捕えた強度パターンのフーリェ変換をとることによって抽出することが できる。代って、4素子のホトダイオードアレイを用いた1つの単一光フリンジ を捕えることができる。標準のアナログ直交(クォーダラチャ)信号処理技法が そこで用いられて位相値が実時間で与えられる。両ビームに共通な位相のゆらぎ は光フリンジの位置に影響を与えず、システム出力にゆらぎは現れない。 図2はこの発明の別な特徴による位相ステッピング位相コントラスト顕微鏡を 示す。このシステムは位相コントラスト顕微鏡と位相ステッピング干渉計とで採 用されている光技術を組合わせて安定で感度のあるプロフィル測定を実現してい る。オブジェクト220はテレセントリック(telecentric)構成を用いて、像面 222上に作像され、この構成では面224が2つのレンズ223,225の共 通フォーカル面となっている。この面はまたオブジェクトのフーリェ面でもある 。位相コントラスト技術では、位相板(図3aでは面226a内に、図3bでは 部分226に示されている)がフーリェ面内に挿入されている。これが背景及び 散乱光(でオブジェクトの特徴に起因するもの)が位相での干渉をして、高いコ ントラストの像を生じさせる。定量的な表面測定を実行するために、システムは ここで修正が加えられる:毎回フーリェ面には異なる光学位相板が挿入されて、 多数の光学像が検出器面222に置かれたCCDアレイを用いて捕えられる。必 要とされる像の最小数は3であり、3つの位相板は第1のものが均一で位相シフ ト零度を与え、第2のものが背景光と散乱光との間でπ/2の位相シフトを与え 、また第3のものがπの位相シフトを与える。このシステムの動作はこのように して位相ステッピング干渉計のものと似ていて、そこでは多数のインターフェロ グラム(干渉パターン)が生成され、その各々は既知の量だけ干渉条件が変って い る。一組の簡単な変換式が次に使われて捕えられたインターフェログラムからオ ブジェクトの表面プロフィルと反射率とが得られる。位相ステッピング位相コン トラスト技術とともに異なる組の変換式が適用される。このシステムはオブジェ クトの表面高さの変化を写像するために使用できる。位相ステッピングシステム と比較すると、提案された技術は別個の参照アーム(枝路)を必要としないので 、大層コンパクトなものとなる。さらに、2つの干渉ビーム(背景光と散乱光) は同じ組の光学系を進み、いずれかの共通モード雑音(マイクロフォニックス及 び熱勾配)は2つに同じように影響するのでこういったものの効果は打消される ことになる。そこで安定でしかも正確な光学測定が得られ高価な光隔離ステーシ ョンを必要としない。 偏光解析法(エリプソメータ)の2つの代替形式が図4、5に模式的に示され ている。図4の構成は図1のマスク52のところの後方の面に光学マスク72を 有している。マスク72の上流の光学的構成は図1のものと同じである。 光学マスクはその最も簡単な形では1つのピンホールだけで成る。p−とs− のラインを垂直と水平軸とにとると、単一のピンホールは45°のライン90に 沿って置かれなければならない。このホールを通って進むビームは等量のp−と s−偏光成分で成り、被験材料のそれぞれの複素反射係数の効果によって修正が 加えられている。複素反射係数でこの2つが関係しているものを測定するために は、2つの成分を角度的に分離するためにウォラストンプリズム74が使われる 。レンズL1とL2とが2つの発散性ビームを2つの平行ビームで互に小さな角度 で交わるものに変換するようにされている。ポラライザ76がこの2つのレンズ 間に置かれ、その通過軸がp−とs−との方向を二等分して、2つのビームが干 渉できるようにしている。このやり方(構成)の2つの主な利点は次の通り: 1.p−とs−との両成分が同じ位置から生じているから、入力ビーム分布内 にある不均一は測定誤差を何も生じさせない。 2.2つのビーム間の干渉は平行なフリンジの組を作るから、フリンジの長さ 方向を圧縮するために円筒レンズを使用することができて、一次元検出器アレイ を使用できるようにする。このことはディジタル信号処理器(DSP)ボードの 使用と併せてほぼ実時間のサンプル測定をもらすことになる。 光学マスクは複数のピンホールで構成して光位相基準と改善された測定精度を与 えるようにしてもよい。 この構成は光の2つの異なる偏光を選ぶのにウォラストンプリズムを用いて後 方の面に到達する光のs−偏光とp−偏光成分を空間的に分け、それからレンズ 系を用いて選んだ光を干渉させて、検出器面で測定される干渉フリンジを生じさ せていることが理解される。光軸上にある単一のピンホールの後にウォラストン プリズムを置く効果は図1の構成に対応する“仮想”ピンホール(複数)を作る ことであり、いいかえるとレンズL1を出る光は図1のマスク52を出て行く光 と等価のものである。 図5は図11と4とのマスク52と57のところにマスク82を用いるがマス ク82の上流は同じであるような別の構成80を示す。マスク82は光軸84上 に単一のピンホールを有している。 長い焦点距離のレンズL3がピンホールの後段で光ビームをコリメートするの に使われ、またポッケル(Pockel's)セル86のような電子光学デバイスがレン ズの後に置かれている。第2のレンズL4が検出器88上の光ビームをフォーカ スするために使われている。2つのレンズが組合されてピンホールを検出器面上 に効果的に作像している。ポッケルセルの配向は2つの軸がそれぞれ光ビームの p−とs−との方向と平行となるようにしていて、適当な電圧がデバイスに加え られると、異なる位相シフトが2つの偏光成分上にもたらされるようになってい る。ポラライザの通過軸はp−及びs−の両方向に関して45°を向いていて、 2つの成分が干渉できるようにしている。 このシステムを動作させるためには、4つの異なる電圧が連続してポッケルセ ルに加えられて、それぞれ0°、90°、180°及び270°の異なる位相シ フトを生じさせている。電圧値がそれぞれ加えられた後に検出器の出力が測定さ れる。4つの出力は次式で与えられる。 ここでE1は光ビームの振幅であり、ρpとρsとはそれぞれp−とs-成分の振 幅反射係数である。偏光解析法パラメータΔとtanΨ=ρp/ρsはこうして4つ の連立方程式を解いて得られ、この演算はパーソナルコンピュータを用いて実行 できる(連立方程式を解くときは値の間に本来的な不明確さがあることになる) 。このシステム演算プロセスはそこで位相ステッピング干渉計のそれと似たもの であり、したがって、位相ステップ数として4以外でしかも異なる位相シフト値 を用いることもできる。 この特定の構成の利点は次の通りである。 1.前述の主張と同様に、入力ビーム分布内の不均一は測定誤差を生じさせな い;また、 2.対角線に沿って複数のピンホールを使用できる。 実際に、多くの応用では、好ましい光学マスク構成は2つの対角スリット90 (図6)にCCDアレイにより置き換えられた検出器を備えて成る。もっと正確 な材料性質測定ができるようにすることに加えて、角度周波数成分の連続する範 囲が多層薄膜フィルムのようなもっと複雑なサンプル構造についての情報を与え ることになる。ある測定条件の下では、マスクは性能に悪影響を与えずに除去さ れてもよい。 図5の構成はポッケルセルに異なる位相シフトを与えることにより光を分けて いることを見ることができ、ここでは検出器面で行なわれる測定の組が異なる差 分位相シフトを伴ってできるようにするために差分位相シフトを変えるような選 択的動作が行なわれている。代って、ポッケルセルの位置は放射源から出る光ビ ームを遮ぎる位置に移動されてもよい。構成70,80はサンプル12を照らす ビームを横切っての均一な分布を要求していない。さらに、構成70は測定が実 時間でできるようにするために可能性としては十分なパワーを備えていて、それ 故に物質の性質の変化を監視するためにとくに有用であったり、基板の作像に有 用であったりする。構成80は材料の性質についての測定を行なえるようにし、 それ故に、多層構造の研究にとくに有用なものである。 このプロセスの最終段階は測定した応用を絶対系(absolute system)で得られ るのと等価な応答に変換することである。これはプロセッサ34(図11)で達 成される。 偏光解析法の構成として上述したものはサンプル12の材料の性質についての 有用な情報を顕在化するためにだけ使用できるのであるが、装置のこの部分は単 独で、プロファイル器28なしで使用してもよい。 ここで図7を参照すると、この図は従来形の共焦点顕微鏡を模式的に示してい る。光源からの光170は部分反射プリズム172を通って、オブジェクティブ 174によってサンプル176上にフォーカスされて、後方のフォーカル面18 2をもつ別のレンズ180によってピンホール178を通り後方に作像する。ピ ンホールの空間フィルタ作用は共焦点顕微鏡によく知られているその特性、すな わち良好な軸分解能と改善された空間分解能とを与えている。共焦点顕微鏡の検 出プロセスは二段階プロセスとして考えることができ、この場合にオブジェクテ ィブから反射した光はピンホールを通って再度コリメートされ、また再度フォー カスされる。後方のフォーカル面(あるいはそれと共役の面)は偏光解析法から 得られた情報を含んでおり、その理由は半径方向位置がサンプルへの入射角と関 係していて、また方位角が照明の偏波状態を決めていることによる。 検出装置178,180は図7の箱Bに示されている。この発明の別な実施態 様によると、シアリング(せん断応力付与)素子184が図7の共焦点顕微鏡の 機能を強化している。シアリング素子は一般に音響光学セルであり、到来ビーム を分けるとともにビーム間に相対的な周波数シフトを生じさせるという2つを行 なう。これらが共焦点レンズ180を通って進み、2つのビームが検出面186 上の隣接する点にフォーカスされる。2つのビームの間のシアは図上では明りよ うにするために誇張されていること面内にある2つの焦点スポットが重なること が重要であることに留意されたい。重なっている焦点スポットは次に空間的に適 当な寸法のピンホールでフィルタがかけられてから光検出器のような適当な検出 デバイス内で検出される。二つの焦点間で干渉が行なわれて、点間では異なる周 波数で信号が生成される。シアというのは焦点スポットの異なる部分が効果的に 相互に干渉して、それによってきわめて安定な異なる位相応答が得られることを 意味する。シアの程度は制御されて、シアを与えるデバイスへの電子的な駆動を 制御することによって差分の所望量が確実に得られるようにする。さらに、この システムのもつ一番大きな恩恵は恐らくは干渉計応答が別個の基準ビームなしに 得ることができて、これが非常に簡単でしかも安定なシステムをもたらしている ことにある。 コリメータ180の後方のフォーカル面内の点‘a’に検出器を置くことを考 える(図8)。これは2つのビーム間で異なる周波数で干渉信号を与えることに なり、この干渉はビームの一方の中心で行なわれて他方の外径に向うものとなる 。したがって、実際には干渉はサンプルから垂直に反射した光と斜め角度で反射 した光との間で行なわれる。この干渉信号から測定された位相差はしたがって異 なる入射角での異なる反射係数と関係している。これがサンプルの性質を示すも のを与えることになる。明らかに異なる検出器位置は異なる入射角と偏波状態と に関する情報を与えることになる。 こうして一つの部品を単に加えることが非常に便利な二つの機能を提供する。 一つは非常に安定な差分位相像でサンプル上での構造の変化に感動をもつもので あり、他は‘差分偏光解析(differential ellipsometric)’モードを与えるも のであって、このモードは材料の性質の変化に非常に感度をもっていて、酸化物 の厚さの変化といったサンプルの変化を非常に速かに与えることになる。したが って半導体産業で特別の応用があることになる。 ここで図9を参照すると、これはこの発明の別な実施例を示し、走査形共通経 路光学干渉計を含み、それがマイクロフォニックスに対して良好な免疫性(不感 度性)をもつとともに良好な低空間周波数応答を有している。この装置には特殊 レンズ190があり、それは球面レンズでありその中心部分が平行なガラス円板 (ディスク)で置き換っている。これは研磨によって得られ、オプティカルフラ ット(鏡面)仕上げがされ、プラノコンベックス(平面を含む凸)レンズの中央 領域191となる。レンズの傾きについてはしばらくの間無視するとして、この レンズに入る光の平行ビームは2つの部分に分けられる:内側部分は変らずに通 過して、顕微鏡オブジェクティブレンズ192を経てサンプル上にフォーカスさ れる。このビームはそれ故にオブジェクト194の局部的な構造を照会すること になる;入射ビームの外側部分は円環レンズを通過して、点Pにフォーカスされ る。Pがオブジェクティブレンズ192の後方のフォーカル面と一致するように すると、コリメートされた円環状のビームがオブジェクト表面に入射することに なる。円環の面積はこのシステムの横方向分解能に比して大きいから、平均基準 位相値が与えられ、それはオブジェクトが走査されても‘不変’に保たれること になる。オブジェクト表面からの反射があると、ビームは二回目のシステムを通 る後方への伝搬をする。すでに述べたように2つのビームは重なってはいない。 この図面はコンパクトな設計を示し、2つのビームが干渉するようにシステム軸 に対して特殊レンズ190をわざと傾けている。これが2つのビームが特殊レン ズを通る第2の通過後に互に角度をもって伝搬するようにしている。2つが重な る領域では干渉フリンジが形成される。何らかの高さの変化はフォーカスされた ビームの光学的な位相値に変化をもたらし、それが今度はフリンジの位置をシフ トさせる。後者(フリンジの位置のシフト)は、CCDカメラ(図示せず)を用 いて光フリンジを先ず捕えて、次に捕えたデータにフーリェ変換を行ってオブジ ェクトプロフィルの測度を作ることにより測定される。代りに、光検出器アレイ (4素子で十分)を使って単一光フリンジの1つを捕えることが可能である。標 準のアナログ直交信号処理技法をそこで使用して実時間でフリンジ位置を得るよ うにする。2つの光ビームは同じような光路を進むので、マイクロフォニックス は2つに同じように影響し、その効果は干渉プロセスで打消し合って、非常に安 定なシステムを生じさせている。他の利点はほかの共通経路構成と比較したとき にここで提供しているシステムはもっとよい低い空間周波数応答を有しているこ とである。したがって、測定されたプロフィルが高精度で変換できて、国際的な 測定規格に適ったものとすることができる。 図10はこの発明の別な特徴により構築された全視野エリプソメータ(偏光解 析法)を示す。これは標準の全視野光顕微鏡で照明の角度と偏波が正確に制御で きるものと考えることができる。初期偏波状態は例えば半波長板200のような デバイスによって制御できる。入射ビーム202の入射角は照明光学系204, 206,208により制御され、これがオブジェクティブレンズ212の後方の フォーカル面210内の点‘a’に入射光をフォーカスしている。入射光学系に は空間フィルタ206とビームスプリッタ207とがある。この点の半径方向位 置はサンプル214上の照明ビームの入射角を決めている。レンズ軸からの‘a ’ 点の距離がrであり、オブジェクティブレンズの焦点距離がfであるとすると、 入射角はsin-1(r/f)となる。正確な測定のためには大きなNA値のオブジ ェクティブを採用する必要がある。 この点からこのシステムは検出器アレイに対して作像する通常の顕微鏡として 考えることができる。破線はサンプル表面216の一点からの一つの光路を示し ている。サンプルへの入射偏光を変えると、CCDカメラ218で得られる像が 変る。少くとも3つの異なる偏光状態を組合わせて、このシステムは材料の性質 についての地図(マップ)を再現するのに用いることができる。 このシステムはサンプルを走査するための資源なしに、よい空間分解能で偏光 解析法による材料情報を得ることができるようにする。これは半導体ウェーハの ような材料表面についての非常に急速な写像を可能とする。このシステムは半導 体ウェーハの酸化物の厚さのようなものの変化について急速に空間分解能のある マップを与えるものと見ることができる。これは変化を監視し、同時に平均厚さ 、厚さの標準偏差といった統計量を与える。平均厚さ値はとくに不確定さが小さ く、その理由は多数のピクセルについて平均がとられることによる。このシステ ムは良い視野が単一測定で得られることから大面積にわたっての走査の可能性を 与えている。 図11はサンプル12についての純粋なトポグラフィ情報を得るための装置1 0を示す。レーザ14は直線偏光の光16を作り、それがビームスプリッタ18 とオブジェクティブレンズ20を通ってからサンプル12を照射する。 反射光はビームスプリッタを出て(22)、レンズ24を通り、次に第2のビ ームスプリッタ26で分けられて、プロファイラ(一般に28としてある)とエ リプソメータ(一般に30としてある)とに進む。後述するように、プロファイ ラ28は純粋なトポグラフィ情報と材料依存の情報とを含むデータを作る。この 情報は(模式的に32で示すように)プロセッサ34に送られ、そこでは(模式 的に36で示すように)エリプソメータからの材料依存の情報を受けて、出力3 8に純粋なトポグラフィ情報を送出できるようにしている。 プロファイラ部は差分位相情報を得るために使用される。サンプル12からの 反射光はレンズ24によってオブジェクティブ20がフォーカスされるサンプル 面と共役な面に投射される。光学マスク40がこの共役面に置かれている。この 共役面での光の分布はサンプルでの焦点を横切った分布についての拡大されたバ ージョンを含んでいる。もしこの分布についての位相が光軸の両側に対称にある 異なる位置で比較されると、2つの位置間の位相差はサンプル表面上の差分位相 を表わすものとなる。このことは、(金属のオーバーレイの縁のような)位相ス テップをまたいでいるサンプル上の焦点スポットを作像することによって理解で きよう。反射したスポットの像の一半分がスポットの片側の位相値を反映し、ま た焦点スポットの像の他の側が位相ステップの他の側の位相を反映している。そ こではっきりしていることは位相差がサンプル構造を表わしていることが明らか であることである。これに対して、もしサンプルが均一(平坦)であると、共役 面内の各点の位相は同じであり、何の位相差も生じない。差分位相を測定するた めには、2つの相補的な位置での位相を測定することが必要である。これは干渉 計構成を用いて実現される。 マスク40が使われて、共役面内で二つの位置で光を選んでいる。これらの位 置は光軸の両側に対称に置かれている。そこで選ばれた光はトランスフォーミン グレンズ(変換用レンズ)41を通って進み、マスク40から出た光分布のフー リェ変換を電荷結合デバイス(CCD)カメラ42上に投射する。マスク内の2 つの点はCCDカメラ上で光干渉フリンジの組を作り、その変調深度と位相とは 2つの開口から出た光の振幅比と位相差とを示している。フリンジパターンの周 期性と方向とは二つの干渉用開口の距たりと向きとによって決まる。簡単なディ ジタルフーリェ変換演算は振幅比と位相差がすぐに計算されるようにしている。 プロファイラ28を用いて、マスクはフォーカル面と共役な面内に置かれるこ とになる。ここで我々が振幅と位相応答を共役結像面内の2つの異なる位置に置 かれた検出器に対する走査位置の関数として測定できることについて考察する。 実際には、これは光軸の両側に間隔をとった2つの開口と光軸上の光学的な第3 の開口とをもつマスクを用いて行なわれる。形成されるフリンジの振幅と位相と がそこで、もしできれば、軸上に置かれた基準について測定/比較される。適当 なマスク構成は図12に示してある。異なる開口位置から生ずる僅かに違った伝 達関数に対応している2つの独立な出力を我々がもっと仮定すると、我々は2つ の出力を複素数として次のように書くことができる。 これらの2つの出力はオブジェクト関数T(m)と2つ伝達関数C1(m), C2(m)とのフーリェ変換として書くことができる。これは2つの間をあけた 検出器37,39を用いる応答に対応している。応答i1(xs)とi2(xs)と はそこで次のように表わせる。 明らかにマイクロフォニックスのない状態では各検出器からの応答は関数T( m)が簡単なフーリェ変換で再現できる。問題はマイクロフォニックスがこの情 報を壊してしまい、共通経路情報を維持しながら関数T(m)を再現するように することが必要となることである。もし2つの応答が分けられれば各アームに共 通なマイクロフォニックスは打消し合う。2つの出力を分桁けた後で結果の表現 は次のようになる。 1(xs)とi2(xs)についてフーリェ表現を用いると、積分方程式の項でT (m)を計算することができる。 この式は次に離散的にされて、特異値分解(singular value decomposition) のような標準プロセスによって解かれる。T(m)が一度再現されると、別な伝 達関数が使われたときに得られたであろう応答が所望の伝達関数で適当なフーリ ェ変換を実行することにより簡単に得られる。 この逆を実行するためには、2つの独立した入力を得ることが必要である。こ れはここで記述した干渉計で達成できる。 もし2つの独立した値が得られなければ、位相差だけが知られているときは、 割算は正確に実行できない。しかし、弱い位相のオブジェクトに対しては、各ア ームの振幅は似たものであるから位相差は商に対するよい近似を与え、上述のプ ロセスは差分位相だけが知られているときに働いていることになる。 最後に言っておかなければならないことは、この方法は差分構成や独立した入 力を使うことになるような可能性をもつ共通経路構成を必要としていないことで ある。 差分干渉計の他の形はこのプロセスの段階(1)を実行するために位相差を抽 出するために使用できる。 CCDカメラ上のフリンジの測定がプロセッサ34に送られて、そこでディジ タル処理がされる。 上述の真のトポグラフィの抽出の段階(2)はエリプソメータ部30を用いて 実行ができる。これにはトランスフォーミングレンズ50が一緒に作用し、レン ズ24とオブジェクティブ20と一緒にレンズ系が形成されて、そこには後方の フォーカル面があって、そこには第2のマスク52が置かれている。このレンズ の後方のフォーカル面は図13aに模式的に示したようなマスク52に到達する 光の位置によって表わされる情報を含んでいる。光は光軸54から半径方向に離 れたいずれの位置、例えば位置56,58に到達してよい。光軸54から半径方 向に離れた位置はサンプル12を照明する光の入射角に対応しており、また方位 角は照明光の偏波状態に対応している。Y軸に沿って直線偏光した入射光に対し ては、s−偏光の光がX軸に沿った点(例えば位置56)に到達することになり 、またp−偏光の光はY軸に沿って(例えば位置58)に到達することになる。 光はレンズ53によりCCD55上にフォーカスされる。 そこで、この面内の光の場にはエリプソメトリィ(偏光解析法)上のパラメー タΨとΔを抽出するのに必要とされる情報のすべてが含まれる。この目的を達成 するために我々が提案する1つの方法は図13bに示したようなマスク構成を採 用することであり、それによって振幅比(tan Ψ)と位相差Δとがトランスフォ ーミングレンズ50を経てCCDカメラに投射されたフリンジの振幅と位相とか ら抽出できるようにする。これらの値は材料の屈折率が抽出できるようにして、 材料の性質と関係する位相シフトがすぐに計算できるようにしている。 フーリェ方式エリプソメトリィ(Fourier plan ellipsometry)は材料情報を抽 出することが、レンズのNA値と関係する全横方向分解能を維持しながらできる ようにしている。他の方法もパラメータΨとΔとを抽出するのに利用可能であり 、干渉計もしくは偏光素子を含んだものとなっている。ここで述べた開口法(ap pertnre method)は位相差Δが干渉フリンジ内のシフトとして表わされ、それが 光ビームの強度不均一性によっては影響をされないものである。 これらにも拘らずトポグラフィを成功して抽出するために重要なことは、レン ズと関係する全空間分解能で材料の性質を判断できることであり、そのためには フーリェ方式エリブソメトリィが最善の利用可能な方法であり、後方のフォーカ ル面で使用される検出方法とは無関係によしとされる。 この発明の特定の実施態様についてとくに記述してきたが、各種の変形がこの 発明の範疇で行うことができる。例えば、被試験材料に対して光をフォーカスす るためにレンズの使用を記述したが、この目的のためにはホログラムのような手 段を用いてもよい。このような代替手段は被験表面が平坦な面からなり離れてい るようなときに特に値打ちがある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リウ、シュ・ガン イギリス国、エヌジー11・7ディージェ イ、ノッティンガム、ウィルフォード、ア ーロン・クローズ 13

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.光放射源(2)と、 この光放射源から一次ビーム(4)と二次ビーム(6)とを得るためのビーム 作成手段(HDE)とで成る光学測定用装置であって、 該第1のビームはオブジェクトの局部的な構造を照会するためにオブジェクト に向けられ、また該第2のビームは光学基準として作用するために該オブジェク トに向けられるようにされていることを特徴とし、さらに、 前記第1及び第2のビームが前記オブジェクトからの反射後に第3と第4のビ ームを得るようにするための光学処理手段(HDE)と、 該第3と該第4のビームを結合して該オブジェクトの表面近くでの構造を示す 光信号を得るようにした結合手段(HDE)とから成る光学測定用装置。 2.前記ビーム作成手段は零次のコリメートされたオブジェクトビーム(4) と基準ビームとして動作する+1次収束ビーム(6)とを作るように適応された ホログラフィック回折部品(HDE)と、さらに該オブジェクトビームと該基準 ビームとから該オブジェクトからの反射後に伝搬方向に差があるそれぞれのコリ メートされた成分ビームを生成するための処理手段(HDE)と、該オブジェク トの表面近くでのオブジェクトの構造を示している干渉パターンを得るために該 2つのコリメートされた成分ビームを組合せる組合せ手段とを含むことを特徴と する請求項1記載の光学測定用装置。 3.捕えた強度パターンのフーリェ変換をとることによってコリメートされた 成分光ビームの平均位相差を抽出するための手段を含むことを特徴とする請求項 2記載の光学測定用装置。 4.干渉パターンの単一フリンジを捕えるためのホトダイオードアレイと、そ こから位相値を得るためのアナログ直交信号処理装置とを含むことを特徴とする 請求項2記載の光学測定用装置。 5.光放射源(2)と、 この光放射源から一次ビーム(4)と二次ビーム(6)とを得るためのビーム 作成手段とから成る光学測定用装置であって、サンプルから反射した光を後方の フォーカル面にフォーカスするよう動作するレンズ手段(20)と、 後方のフォーカル面に到達した光から少くとも2つの異なる偏光をもつ光を選 ぶように動作する選択手段(40)と、 サンプルの性質がそこから計算できるような情報を用意するために選んだ光の パラメータを測定するための測定手段(42)とで成るエリプソメータ装置を含 んでいることを特徴とする光学測定用装置。 6.前記測定手段がさらに選んだ光を干渉させるように動作できる手段を含ん でいることを特徴とする請求項5記載の光学測定用装置。 7.前記測定手段が干渉によって生じたフリンジの振幅と位相とを測定するよ うに動作できる請求項6記載の光学測定用装置。 8.前記選択手段が前記後方のフォーカル面に置かれかつ選んだ偏波に対応す る位置で開いているマスクを含み、それによって他の偏波の光がこのマスクで阻 止されることを特徴とする請求項5記載の光学測定用装置。 9.前記選択手段がマスクを含み、このマスクの開口はそこを選ばれた光が通 過するものであり、またマスクの開口を通る光のp−偏波とs−偏波との成分を 分離するように動作できる分離手段を含むことを特徴とする請求項5記載の光学 測定用装置。 10.前記分離手段は前記成分を空間的に分離するように働くことを特徴とする 請求項9記載の光学測定用装置。 11.前記分離手段はウォラストンプリズムで成ることを特徴とする請求項10 記載の光学測定用装置。 12.前記選択手段は選ばれた光に対して異なる位相シフトを加えるように動作 できる位相分離手段を含むことを特徴とする請求項5記載の光学測定用装置。 13.前記位相分離手段はポッケルセルを含むことを特徴とする請求項12記載 の光学測定用装置。 14.前記ポッケルセルは測定の各組が前記測定手段によってされるようにする ために差分位相シフトを変えるように選択的に動作できることを特徴とする請求 項13記載の光学測定用装置。 15.分けられた成分を一緒にして干渉を作るようにするためのレンズ手段を含 むことを特徴とする請求項5記載の光学測定用装置。 16.前記レンズ手段はポラライザ手段を含み、その経路軸はp−方向とs−方 向との間の角度を二等分するように整列されていることを特徴とする請求項15 記載の光学測定用装置。 17.光放射源(2)と、 この光放射源から一次ビーム(4)と二次ビーム(6)とを得るためのビーム 作成手段とから成る光学測定用装置であって、 サンプルから共役面へ反射された光をフォーカスするように動作できるレンズ 手段と、 該共役面内の2つの異なる位置で光を選ぶように動作できる選択手段と、 サンプルに関するプロフィル情報がそこから得ることができる選ばれた光のパ ラメータを測定するための測定手段とで成るプロフィル測定装置を含むことを特 徴とする光学測定用装置。 18.前記選択手段が2つの位置に開口をもつマスクを含むことができることを 特徴とする請求項17記載の光学測定用装置。 19.前記2つの位置は光学系の光軸の両側に対称に置かれている請求項18記 載の光学測定用装置。 20.前記測定手段は選ばれた光に干渉を生じさせるように動作できる手段を含 むことを特徴とする請求項19記載の光学測定用装置。 21.前記測定手段はさらにトランスフォーミングレンズ手段を含み、このレン ズ手段は光干渉フリンジが形成される面に向けて該レンズを通過した光のフーリ ェ変換を投射するように動作できることを特徴とする請求項20記載の光学測定 用装置。 22.光放射源であってサンプルに対してこの放射のビームを向けるための手段 (207)を含んだ光学測定用装置であって、この装置は該サンプルに対して該 ビームの偏波と入射の方向とを選ぶための選択手段(200,204,208, 212)と、該サンプルの表面の選ばれた領域により散乱された該ビームから放 射を検出するための検出手段(218)とを含むことを特徴とする光学測定用装 置。 23.前記一次及び二次ビームの作成手段が、中央の平面状領域を曲った表面上 に有するプラノ・コンベックスレンズ(190)を含むことを特徴とする請求項 20記載の光学測定用装置。
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