JP2000510941A - バーナ制御装置アセンブリ - Google Patents

バーナ制御装置アセンブリ

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ブージス,ジェームズ・ジイ
ディーティカー,ポール
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ハネウエル・インコーポレーテッド
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Abstract

(57)【要約】 炉の安全な稼働のためのバーナ制御装置(10)は、エネーブル信号に応答して第1燃料弁および第2燃料弁(41、42)を開放保持するための電気機械式ラッチ(34)を有する。ラッチは、第2弁(42)に結合されたアーマチャ(32)および第1弁(41)に結合された電磁気アセンブリ(33)を備える。電磁気アセンブリ(33)がエネーブル信号を受信し、アーマチャ(32)が電磁気アセンブリ(33)へ吸引されると、磁力はばね(27)の力に抗して、第1弁および第2弁(41、42)を同時に押しやって閉鎖させる。エネーブル信号が存在しない場合、ばね(27)は、閉鎖位置に向けて両弁(41、42)に力をかける。第2弁(42)と直列に接続した流路配列での補助弁(58)は、燃料の流れがある種の状況で第2弁(42)を通過するのに抵抗する。

Description

【発明の詳細な説明】 バーナ制御装置アセンブリ 発明の背景 以下の説明は、住居のための暖房を行うために使用されるような燃料バーナ・ システム用のバーナ制御装置に関する。安全で効率良く作動するためには、バー ナ・システムは適切な制御システムを有していなければならない。この制御シス テムのうちでもっとも目につきやすい部分はサーモスタットであるが、バーナ制 御装置がもっとも重要であることは当然である。熱がサーモスタットの位置で必 要とされる場合、サーモスタットは、変圧器によって通常与えられている低電圧 制御電力を制御システムの他の構成要素に切り替える。制御電力は、バーナ・シ ステムの稼働を可能にするために、制御システムの様々な要素を作動させる。 バーナ制御装置の作動を説明するためには、まず燃料バーナ・システムの構造 および作動を一般的に理解することが必要である。燃料の燃焼は、火炉の燃焼室 で起こる。空気は、戸外空気ダクトを通して燃焼室に引き入れられ、入ってくる 燃料と混合されて燃焼を持続する。燃焼生成物は、次に排気ダクトを通って出て 行く。電気的に操作される主燃料弁がサーモスタットからの制御電力に応答して 開き、燃料、通常は天然ガスまたはプロパンが火炉の燃焼室の主バーナ要素へ流 れるのを可能にする。燃料が出て来て、戸外空気ダクトからの空気と混合する主 バーナ要素の周りで燃焼が起こる。空気または水が燃焼室の周囲を流れ、燃焼に よって加熱される。普通はポンプまたは送風機が設けられており、加熱された水 または空気が暖房すべき領域へ向けられる。サーモスタットが配置される場所が 、十分な熱を受け取ると、サーモスタットは制御システムから制御電力を断ち、 燃焼は終わる。 経験の示す所によれば、要求に応じて燃焼室への燃料流量を制御する主燃料弁 に加えて、前述のバーナ制御装置の存在が、燃焼室への燃料の流れの安全な制御 を行う上で必要である。制御システムにおけるバーナ制御装置は、典型的にはま た、以下に説明される他の機能を有することになる。安全がバーナ制御装置のも っとも重要な特徴であるので、バーナ制御装置は、少なくとも火炎が消えた場合 に燃料の流れを止める際には制御電力がなくても動作する。本発明のバーナ制御 装置は、ある種のタイプの燃料バーナ・システムの場合に特定の利点をもたらす 構造および機能を有する。 サーモスタットが休止中の制御システムに電力を加える度に、主燃料弁が開い たときにバーナ要素に流れる燃料に点火するためのなんらかの手段を設けること が必要である。いくつかの異なるタイプの点火器が何年も前から考案されてきた が、たぶんもっとも一般化しているのは口火点火器である。バーナ制御装置の発 明は、主火炎を点火するために口火を使用する燃料バーナで動作するものとして 説明することにする。パイロット点火システムでは、少量の燃料がパイロット燃 料弁を通して、物理的に主バーナ要素の近くにあるパイロット・バーナ要素に供 給される。予備の立ち上げプロセスの間、燃料のパイロット・バーナへの流量を 制御するパイロット弁は、開放されて、この燃料は手動か、手動制御(継続的パ イロット・システム)か、またはなんらかのタイプの点火器(断続的パイロット )で点火される。断続的パイロット・システムでは、口火のための点火器、およ びパイロット燃料弁は、制御システムによって電気的に動作させられる。このよ うなシステムでは、口火は主火炎の点火中には消される。継続的パイロット・シ ステムでは、パイロット弁は手動で開放され、火炎は手動で点火される。口火は 、パイロット弁が手動で閉鎖されるまで燃焼し続ける。いずれのシステムでも、 サーモスタットの条件を満たされると、バーナ制御装置に適用される電力を取り 除く。主弁は、電力が制御システムに供給されず主火炎が消える時には、閉じる ように設計されている。継続的パイロット・システムでは、口火は主火炎が消え た後も燃焼し続け、サーモスタットが再びバーナ制御装置に電力を加える時に、 主バーナ火炎を再点火するために待機し続ける。ここに記述する発明は、継続的 パイロット・システムと共に使用するためのものであるが、断続的パイロット・ システムで使用するために容易に変更を加えることが可能である。本発明のある 種の特徴は、他のタイプの点火器を有するシステムにも採用することができる。 以下の記述は、天然ガスまたはプロパンなどの気体燃料を使用する燃料バーナ ・システム用のバーナ制御装置についてのものである。ある種の発明の特徴は他 のタイプの燃料を使用するシステムによっても同様に使用でき、またたぶん、1 流体源が2つに分流されるか、または流体の2つの流れが1つの混合流に連結さ れるような他のタイプのシステムに応用することも可能であり得る。 バーナ制御装置のもっとも重要な安全機能は、主弁およびパイロット弁が燃料 をバーナヘ送っている最中に、火炎が存在していることを確実にすることである 。したがって、バーナ制御装置は、パイロット安全弁および主安全弁を含み、両 方とも、燃料バーナ内の火炎が検出されない場合には閉じる。パイロット安全弁 および/または主安全弁が開いている間、いくつかの理由で火炎が燃料バーナ内 で消える可能性がある。たとえば、継続的パイロット・システムにおいては、汚 れたパイロット要素または燃料圧力の瞬間的低下が口火を消す可能性がある。断 続的パイロット・システムでは、点火器は口火を点火し損なうかもしれない。主 バーナ火炎は、燃料圧力が瞬間的に低下している間に消える可能性がある。ガス が主バーナに流れているうちに、口火が存在しないか、または主火炎がない場合 には、その火炎のないことが燃料の燃焼室に入る流れを比較的急速にし、そのた め燃料が燃焼しないままになるという、よく知られた危険な状況を生み出すので 、主安全弁がすみやかに閉じることが重要である。口火は比較的小さな燃料流量 率で稼働しているので、口火が消えた場合に、パイロット燃料を止めることは、 安全性の観点から必要とは感じられていない。しかし、においは検出できる可能 性があり、したがって、パイロット燃料流も同様に止めることが好ましい。常時 、安全な稼働を確実にするために、火炎センサが、燃料弁が開いているときはい つも口火および主火炎の存在を検出するために使用される。火炎が検出されない 場合には、バーナ制御装置は主およびパイロット安全弁を閉じる。 バーナ用のいくつかの異なるタイプの火炎センサが何年も前から開発されてき た。住居を常に暖房するために使用される、より小型のバーナは、パイロットお よび主安全弁を開放し続ける口火または主火炎によって生成される熱の存在を利 用したセンサを使用している。現在使用されているもっとも一般的なタイプのセ ンサは、熱電対電流発生の原理に基づいている。熱電対接合は、口火の中に装着 され、そこからの熱がエネーブル信号を構成する電流を発生させる。エネーブル 信号は、電磁石に電磁力を加え、安全弁を開いたままにすることができるように する。いずれかの理由で火炎が消える場合に、高温の接合は、1分または2分ほ どのうちに、エネーブル信号のレベルが安全弁を開かせ続けるのに不十分であり 、両方の弁が閉じ、バーナへの燃料の流れが終わる点にまで冷える。 継続的パイロット・システムでの口火が何らかの理由で消える場合、バーナ制 御装置は、安全に口火を再点火するための手順をその設計のなかに組み込んでい る。主安全弁とパイロット安全弁を両方ともに制御する手動の制御要素は、両方 の弁が閉じた閉鎖位置に移動されている。手動制御要素は次に、燃料がパイロッ ト・バーナへ流れることができるようにパイロット安全弁が手動で開放保持され ているパイロット点火位置にばね力に抗して移動する。パイロット安全弁が手動 で開かれたままの間中、パイロット弁の熱電対制御は一時的に無効になる。パイ ロット・バーナは、次に手動で点火され、操作員は手動制御要素をパイロット点 火位置に保持し続ける。すべてが良好に運ぶと、数10秒後に、口火は熱電対を 十分に加熱し、安全弁を開放保持するエネーブル信号が与えられる。この時点で 、手動制御要素は、パイロット安全弁と主安全弁の両方ともにエネーブル信号に よって開放保持され続ける通常位置に移動させられる。この状態では、バーナ制 御装置は、サーモスタットが制御電圧で主燃料の流量を制御する、バーナ・シス テムの通常稼働を可能にする。 経験の示す所によれば、主火炎が不意に消え、かつ安全弁が閉じるのに十分な 温度に熱電対が冷却されるまでの移行段階中に少量の燃料が安全弁を通って流れ ても、ふつうは危険でない。にもかかわらず、ガス・バーナのための基準設定に 関係しているある種の安全団体は、主安全弁が閉じてしまうまで口火の再点火を 遅延させるのが得策と見なしている。1方法は、手動制御要素がパイロット点火 位置に移動された後に、バーナ制御装置に固有の、あるタイプの時間遅延を単に 設定することである。この方法は、パイロット弁が時間切れになってしまう前に パイロット・バーナを点火しようとしている操作員を困らるか、またはまごつか せる可能性がある。 バーナ制御装置に特有とは限らないさらなる考慮点は、設計の経済性である。 この考慮における1つの要素は部品数である。いずれの装置でも、各部品に経費 が関連する。部品は製造し、検品し、取り付けなければならない。このプロセス の各段が最終的製品の経費を増加させる。いずれかの装置の信頼性の1側面は部 品、特に操作メカニズムの部分を形成するものの数である。他の条件が等しい場 合、といってももちろんそうでない場合があるが、部品が少なければ少ないほど 、より大きな信頼性を意味する。バーナ制御装置のような安全性が重要な装置が 関与する場合、各追加部品は、安全と密接な関係を有し、故障または欠陥につい ての潜在性を有するので、部品数は常にある程度まで問題になる。したがって、 故障した場合に危険な状態を起こす可能性を有する部品を1つでもなくす設計は 、装置の安全性において有用性を増加させる可能性がある。 発明の簡単な説明 本発明者等は、ハウジングの流入口から、ハウジングの第1および第2流出口 への気体燃料などの流体の流量を、電気的エネーブル信号の状態にしたがって制 御する装置について、いくつかのこれらの懸念に申し分なく対処するバーナ制御 装置の設計を発明した。本発明では、この装置はそのハウジング内部に、i)そ の室と流体連絡している流入口、ii)第1流出口と流体連絡している主室の第1 出口開口部、iii)第1出口開口部を丸く取り囲む第1弁座、iv)第2流出口と 流体連絡している第2出口開口部、およびv)第2出口開口部を丸く取り囲む第 2弁座を有する主室を有する。 第1弁本体は、第1弁座と対合する第1シールを含む。第1弁本体は、第1シ ールが第1弁座から離れており、主室と第1流出口との間での燃料の流れを可能 にする開放位置と、第1シールが第1弁座と対合し、主室と第1流出口との間に 燃料が流れるのを妨げる閉鎖位置との間を第1弁経路に沿って移動することがで きる。 第2弁本体は、第2弁座と対合する第2シールを含む。第2弁本体は、第2シ ールが第2弁座から離れて、主室と第2流出口との間での燃料の流れを可能にす る開放位置と、第2シールが第2弁座と対合して、主室と第2流出口との間に燃 料が流れるのを妨げる閉鎖位置との間を第2弁経路に沿って移動することができ る。第1および第2弁本体は、相互に関して、各弁本体がそれぞれの弁座から離 れていることが可能である間隔の減少した位置関係を有する。 第1圧縮ばねは第1弁本体と第2弁本体との間に配置される。第1圧縮ばねは 、あらかじめ選択された第1ばねの拡張力範囲で同時に各弁本体を閉鎖位置に押 しやる復元力を与える。 最後に、第1および第2弁本体と機械的に接続する電気機械式ラッチ・アセン ブリがある。ラッチ・アセンブリはエネーブル信号を受信し、それに応答して、 第1および第2弁本体へのあらかじめ選択された第1ばねの拡張力よりも大きく 、かつ逆向きに働く弁保持力を与える。ラッチ・アセンブリは第1および第2弁 本体を間隔の減少した位置関係に保持する。 図面の簡単な説明 以下の図面はすべて、本発明の様々な特徴を組み込んだバーナ制御装置の縦断 面図である。各図は、事前の外部事象の影響に応じて特定の機能的構成または機 械的状態にあるバーナ制御装置を示す。 第1図は、通常のバーナ・システム稼働中のバーナ制御装置の様々な要素の機 能的構成を示す。 第2図は、エネーブル信号が通常のバーナ・システム稼働中に失われた後のバ ーナ制御装置の様々な要素の機能的構成を示す。 第3図は、通常に燃えている口火への燃料供給時のバーナ制御装置の様々な要 素の機能的構成を示す。 第4図は、第3図に示された構成に関して、エネーブル信号が存在しない場合 の、バーナ制御装置の様々な要素の機能的構成を示す。 第5図は、口火を手動で点火する位置にある場合の、バーナ制御装置の様々な 要素の機能的構成を示す。 第6図は、エネーブル信号が存在したままで、第1段オフ位置にある場合の、 バーナ制御装置の様々な要素の機能的構成を示す。 第7図は、エネーブル信号が不在で、最終段オフ位置にある場合の、バーナ制 御装置の様々な要素の機能的構成を示す。 好ましい実施例の説明 これらの図面に示されたバーナ制御装置10は、協働して様々な機能を提供す るいくつかの個別要素を有する比較的複雑な機械的装置である。バーナ制御装置 10は、実際、それぞれが外部事象に応じた、7つの異なる機械的状態または機 能的構成を有する。バーナ制御装置10の様々な状態に影響し得る2つの異なる 外部事象がある。1つは、その安全性を本バーナ制御装置が確実にする火炎が存 在することである。火炎は、図示されていない火炎センサがバーナ制御装置10 にエネーブル信号を与えるかどうかを決定する。第2の外部事象は、操作人員に よる、バーナ制御装置10の手動制御である。操作員がバーナ制御装置10に課 することができる4つの異なる機械的状態がある。 本発明者等は、第1図に示された通りの通常の機能的構成の場合、つまり、い つも燃料が絶え間なくパイロット・バーナへ流入し、主制御弁が開いたときはい つもメイン・バーナへ供給でき、火炎センサがエネーブル信号を与えている場合 のバーナ制御装置の構造および機能の重要な特徴を記述することがもっとも容易 であると考える。第1図について説明する中で、時折、第2図に言及すると都合 がよいであろう。以下の記述中、留意し続けるべき1定義は、「流体連絡」の定 義であり、この用語は、ほとんどまたはまったく圧力低下なしで流体連絡してい ると定義された2つのスペースの間を流体が流れることができることを意味する 。 第1図を見ると、バーナ制御装置10は、パイロット・バーナ、およびサーモ スタットのように制御された主燃料弁(両方ともに第1図には示さず)に燃料が 流入可能な通常の機能的構成で示されている。この構成では、加圧された気体燃 料は、流入口15を通じて主室13に導入される。第1図に示された構成では、 この燃料は第1流出口、すなわち主流出口18と、第2流出口、すなわちパイロ ット流出口65に流入可能である。燃料のこの流れは、第1図に示された通りの バーナ制御装置10のための通常の機能的構成を維持するエネーブル信号の存在 を前提とする。エネーブル信号が少なくとも口火の存在に依存する。 安全性に基づく、主流出口18への燃料流量制御は、第1シール、すなわち主 シール24を有する第1弁本体、すなわち主弁本体20を含む主安全弁19の作 動に依存する。主弁本体20が、第1図に示される開放位置にある場合、主安全 弁19は、燃料を自由に流入口15から主流出口18へ流入させる。主弁本体2 0が(第2図に示す)閉鎖位置にある場合、主シール24が主出口開口部21を 丸く囲む第1弁座、すなわち主弁座23と対合する。そのように閉鎖位置で対合 した場合、主弁本体20およびそのシール24と主弁座23とが協働して、主室 13から主流出口18への燃料流出を妨げる。主シール24は、ゴムなどの、一 般に液体シールに使用されるいずれかの適当な弾性材料を含んでいることが好ま しい。主弁本体20は、第1図に示された開放位置と、シール24が主弁座23 と対合する、第2図の閉鎖位置との間を第1の弁経路、すなわち主弁経路に沿っ て移動することができる。 安全性に基づく、流入口15からパイロット流出口65への燃料流量制御は、 主として第2シール、すなわちパイロットシール42を有する第2弁本体、すな わちパイロット弁本体41を備える第2または(主要な、という意味での)「主 」パイロット安全弁40の制御下にある。パイロット弁本体41が、第1図に示 された開放位置にある場合、主パイロット安全弁40は燃料を流入口15から室 13の第2出口開口部、すなわちパイロット出口開口部44を通って補助室54 へ自由に流動できるようにする。パイロットシール42は、主室13のパイロッ ト出口開口部44を丸く囲む第2弁座、すなわちパイロット弁座43と対合する ように設計されており、そのように対合した場合、パイロット弁本体41および そのシール42と協働して、主室13からパイロット流出口65への燃料の流動 を妨げる。パイロット弁本体41は、第1図に示された開放位置と、シール42 がパイロット弁座43と対合する、第2図でパイロット弁本体41に対して図示 された閉鎖位置との間を第2の弁経路、すなわちパイロット弁経路に沿って移動 することができる。突出部45は、主室13の円筒形壁で軸方向に延在するスロ ット46にはまり合って、弁本体41の回転を妨げる。 弁本体20と弁本体41が、弁19と弁40の両方を開放させる相対位置にあ る場合に生み出される条件を、今後時には、間隔の減少した位置関係と呼ぶ。間 隔の減少した位置関係にある時に、2つの弁19および弁40の一方または他方 が閉鎖されることは可能であるが、しかし、この関係が存在する場合に両方とも 閉鎖されることはあり得ない。本発明者等はまた、「間隔の減少した」位置関係 が必ずしも、弁本体20および弁本体41が互いに物理的に接近していることを 意味するものではないことに留意されたい。主弁19とパイロット弁40の別の 構成によって、たとえば、それらが横に並んで、弁本体が図示された同軸ではな くある種類の連結装置によって接続されるように配置することも可能である。そ のような場合には、「間隔の減少した」位置関係は、事実上、弁本体20および 弁本体41が物理的には、間隔の減少した位置関係にある以外の場合よりも、互 いに遠くに位置することを暗示するかもしれない。 また、弁本体20および弁本体41の部分を形成するように図示されたシール 24およびシール42をまた、関連の弁座23および弁座43と置き換えること ができることに留意されたい。つまり、関与する弁本体は堅い弁座を担持しても よく、弾力性のあるシールを開口部21または開口部44の周辺に配置してもよ い。たいていの場合、シールを開口部よりも弁本体それ自体に配置する方がより 費用効果が高い。 第2図に示された主安全弁および主パイロット安全弁の両方の閉鎖位置は、パ イロット弁本体20および主弁本体41との間の圧縮ばね27によって維持され る。ばね27は、弁本体20と弁本体41の両方をそれらの閉鎖位置に保持する のに十分な復元力または拡張力を有する。 弁本体20および弁本体41をそれらの閉鎖位置に保持するばね27の動作は 、正常動作の間は、外部口火センサによって導体対38へ与えられるエネーブル 信号を受信する間、参照番号34で一般に図示された電気機械式ラッチ・アセン ブリの動作によって乗り越えられる。パイロット弁本体41は、ラッチ・アセン ブリ34が配置されている内部空洞を有するように図示されている。ラッチ・ア センブリ34は、U字型磁極片または界磁コア33、および対になったアーマチ ャ32を有し、各部品が磁気伝導性を有し(つまり、低い磁気抵抗を有し)、低 い残留磁気を有する軟鉄またはケイ素鋼などの材料から形成されている。コア3 3は、U字形の端部に1対の磁極端部35を有し、U字形の本体を通じて、磁極 端部35の一方から他方へ磁気的に連続している。磁極片33は、パイロット弁 本体41内部に機械的に装着されており、その結果、磁極端はパイロット弁座4 3から離れて面している。アーマチャ32もまた、パイロット弁本体41の内部 空洞内に配置され、弁本体20に面する、弁本体41の末端部の穴を貫通する軸 3 0によって主弁本体20に機械的に接続されている。したがって、ラッチ・アセ ンブリ34は、パイロット弁本体20および主弁本体41の両方と機械的に接続 している。 ラッチ・アセンブリ34は、ハウジング11の空洞または凹部に担持される導 体38で搬送されるエネーブル信号を受信する巻線37を含む。導体38は、室 13内部の加圧燃料が漏れるのを防止するために空洞の端部を密閉するコネクタ ・プラグ39に接続される。現在商用の実施例は、図示した実施例とは異なる経 路が与えられている導体38およびプラグ39を有するが、この形のほうが読者 により理解しやすいので好ましい。室13の内壁と巻線37との間の導体38に は、弁本体41の移動をその閉鎖位置とその極端開放位置との間で可能にするの に十分な遊びがあるべきである。導体38もまた、パイロット弁本体41がその 閉鎖位置と開放位置との間を移動する間に同時進行で発生する、自身の曲げに耐 えるものを選択すべきである。エネーブル信号は火炎センサによって与えられる 直流電流を含む。巻線37にエネ−ブル信号電流が流れると、コア33とアーマ チャ32との間で、アーマチャ32が両磁極末端部35に接触する時にばね27 の復元力よりも強くなる弁保持力を含む磁気引力を生み出す。したがって、弁本 体20と41、およびラッチ・アセンブリ34が、第1図に示される機能的構成 にあり、エネーブル信号電流が巻線37に流れる場合、コア33とアーマチャ3 2との間の磁気引力はパイロット弁本体および主弁本体を間隔の減少した位置関 係に保持するのに十分である。 操作員は、制御つまみ80、およびそれに固定装着された軸89を3つの位置 、オン、パイロット、およびオフのうちの1つへ回転させることによって、バー ナ制御装置10の様々な機能的構成のうちどれが可能かを選択する。つまみ80 は第1図および第2図ではオン位置に図示されている。つまみ80は、図示され ていない小ねじによってハウジング11に装着されたカバー73に保持され、そ れらの間にガスケットがあって、補助室54からの燃料漏れを防止する。つまみ 80は、パイロットおよびオフの位置に回転されると、軸方向に第1図および第 2図のオン位置から、つまみ80がさらにカバー73の中に押し込まれる他の同 軸位置に移動する。第1図および第2図のオン位置では、つまみ80は、ワッシ ャ 94と、軸89上の保持器との間のつまみ圧縮ばね83からの拡張力がかかって カバー73から最大外側位置に拡張される。つまみ80上の放射状突出部87は 、カバー73の内向きに突出する環状リップ93と協働して、つまみ80を軸方 向にオン位置に保持する。軸89はカバー70に侵入して室54の途中まで入る 。ばね83はワッシャ94を圧迫してOリング90を圧縮し、その結果軸89に 抗するシールを形成し、燃料が軸89を通って漏れるのを防止し、同時に軸89 に軸方向の移動および回転の両方を行えるようにする。 軸89は、第1弁本体20および第2弁本体41を第1図に示される通りに位 置させる弁ポジショナの一部として以下のように働く。弁ポジショナ要素のこの 状態は、燃料が開口部21および開口部44の両方を通って流れることができ、 オン位置と呼ぶ。軸89はつまみ80の反対側端部に限定された範囲内を旋回で きる接続棒91のボール88を保持するソケットを有する。棒91はその低端部 上にフランジ74を有し、そのフランジは、内向きに径方向に延びているリップ 75と対合して、それ自体がパイロット弁本体41と一体になっている突出部6 9に担持される。リップ75はフランジ74と協働して、パイロット弁本体41 が、その閉鎖位置から第1図に示された位置よりも遠ざかるように軸方向に移動 するのを妨げる。フランジ74およびリップ75は、パイロット弁本体41のそ の開放位置からその閉鎖位置までの軸方向の移動には抗しない。 圧縮ばね36は、パイロット弁本体41上のフランジ31と、室13の内側フ ィーチャとの間にはさまれており、その閉鎖位置から、より遠くへ、かつ図示さ れたその開放位置へ、パイロット弁本体41をより一杯に押しやる拡張力を与え る。第1図および第2図の機能的構成でばね83によって与えられる拡張力は、 ばね36の拡張力よりも大きい。したがって、ばね36は、リップ75をフラン ジ74に接触させて保持し、パイロット弁本体41をその開放位置に保持するが 、ばね83をどんな形でも片寄せることはできない。したがって、カバー73、 リップ93、突出部87、つまみ80、軸89、フランジ74、リップ75、お よび突出部69を備えるメカニズムは、すべて互いに協働し、かつばね36およ びばね83とも協働して、パイロット弁本体41と主弁本体20の両方をそれぞ れの開放位置に維持する弁ポジショナ・メカニズムを構成している。次に、第1 図 の機能的構成では、燃料は開口部21と開口部44との両方を通して流出口18 および流出口65へ自由に流れることができる。このため、第1図の弁ポジショ ナ要素のこの位置は、弁本体20と弁本体41との両方が開放位置にあるという 事実に言及して、オン位置と呼ぶ。 第2図は、通常のバーナ稼働中にエネーブル信号が消えた場合の機能的構成を 示す。この構成では、エネーブル信号の不在は、アーマチャ32とコア33との 間の磁気引力をほとんど消滅させ、その結果、ばね27は、弁本体20と弁本体 41の両方をそれらの閉鎖位置にまで押し込む。エネーブル信号は、アーマチャ 32が磁極端35から離れている時に弁本体20および弁本体41に間隔の減少 した位置関係を再確立するためにコア33に十分な磁束流を作り出すことを妨げ るのに十分なほど小さいレベルでなければならない。ばね27が与える拡張力の 範囲は、ばね36の拡張範囲を超えなければならず、その結果、アーマチャ32 がコア33から分離されると、ばね27はばね36の力を克服し、パイロット弁 本体41をその閉鎖位置に押し入れることができることに留意されたい。 第3の機能的構成のバーナ制御装置10は、パイロット流出口65への燃料の 継続的流れを可能にするが、燃料の主流出口18への流れは妨げる。この機能的 構成は第3図に示され、さらにエネーブル信号の存在を必要とする。第3図を理 解するためには、バーナ制御装置10の要素をさらに説明する必要がある。操作 員は、制御つまみ80と軸89を、第3図から第5図に示されたパイロット位置 に回転移動させることができる。つまみ80のパイロット位置へは、第1図およ び第2図の通常のオン位置から、また第7図の最終段階オフ位置から入ることが できる。操作員がつまみ80を第1図および第2図のオン位置から、第3図から 第5図に示すパイロット位置に回転移動させるにつれて、つまみ80の突出部8 7は、軸方向に対面するリップ93のカム表面86を滑動して、カム表面86の カム従動節として機能する。カム様の動作は、ばね83の拡張力に抗して、つま み80を軸方向にさらにカバー73の中に移動させる力を生じる。つまみ80の 軸方向の移動は、軸89を主弁座23の方へも軸方向移動させ、そしてばね36 は、リップ75を主弁座23へより近く移動させ、またパイロット弁本体41が さらにもっと開放された位置に到達するために移動させるようにさらに拡張する 。 カム86の形状は、つまみ80がそのパイロット位置に回転してしまうと、主弁 本体20がその閉鎖位置に到達し、リップ75は軸方向に、フランジ74との接 触を失う点にまで進んでしまうようなものである。この点では、主流出口18へ の燃料の流れは、停止され、燃料はパイロット流出口65へ流れ続ける。 第1または主弁20本体が閉鎖位置にあり、第2またはパイロット弁本体41 が開放位置にある場合の、第3図に示された弁ポジショナ要素の状態をパイロッ ト位置と呼ぶ。弁ポジショナ要素は、つまみ80がパイロットの位置に回転され る場合に、軸89の軸方向の移動によってパイロット位置に配置される。 第4図は、第3図の機能的構成のためのエネーブル信号が失われた場合の機械 的配置を示す。この場合には、アーマチャ32は、ばね27の拡張力のもとで磁 極端部35から分離する。以前に述べられた通り、ばね27の拡張力の範囲は、 ばね36のそれを超え、ばね27およびばね36によって与えられる力の差は、 パイロット弁本体を閉鎖位置に到達させ、パイロット流出口65への燃料の流れ を停止させる。この場合も、エネーブル信号が失われると、燃料のパイロット流 出口65への流れを止めることになる。 第5図は、口火の点火中の機能的構成を示す。操作員は、つまみ80を、ばね 83の拡張力に抗して、軸89にしっかりと装着されたフランジ92が突出部6 9の末端部を圧迫する位置にまでさらに軸方向に押し下げることができる。操作 員は、次に、つまみ80をさらに押し下げることが可能であり、つまみは軸方向 の力をフランジ92を通して伝達し、ばね27の拡張力に抗してパイロット弁本 体41を開放位置に押し込む。燃料は、再びパイロット出口65に流れ、操作員 が手動で口火を再点火できるようになる。同時に、つまみ80にかかる操作員の 力は、アーマチャ32に磁極端35を保持する。口火が確立されてしまうと、火 炎センサが再びエネーブル信号を巻線37に与えることになる。つまみ80にか かる操作員の力が、アーマチャ32に磁極端35を保持すると、新たに存在した エネーブル信号は、間隔の減少した構成に弁本体20および弁本体41を保持す るために必要な、コア33とアーマチャ32との間の磁気引力を確立することに なる。操作員がつまみ80を放すと、つまみおよびその軸89は、第3図の位置 および状態に戻る。操作員は、ここで、カム86が従動節87を解放し、つまみ 80をカバー73から軸方向に移動して出せるようにするので、つまみ80を、 第1図および第2図に示された通りのオン位置に回転させることができる。燃料 は、ここで主流出口18に流れることができる。主制御弁が開くとすぐに、主火 炎は再び燃焼することができる。 第6図および第7図は、つまみ80がオフ位置にある場合のバーナ制御装置1 0を示す。つまみ80は、エネーブル信号が存在する(第6図)場合、エネーブ ル信号が存在しない(第7図)場合のいずれかでオフ位置に回転することができ る。第6図の機能的構成の状態でのバーナ制御装置10の作動を説明するために は、補助室54のインタロック要素55の特徴をさらに記述することが必要であ る。フランジ92は、弁本体41の突出部分67の内側の形状と合い、インタロ ック要素55をつまみ80とともに回転させるスプラインなど径方向に延びた形 状を有している。 インタロック要素55がつまみ80と共にオフ位置に回転移動する場合、イン タロック要素55に担持された第3または補助パイロット安全弁58は、パイロ ット流出口65への燃料流量のさらなる制御を行う。補助パイロット安全弁58 は、主パイロット安全弁40と直列流路配列で接続されており、この実施例では 、補助室54とパイロット流出口65との間の燃料配管中または流出の流れの中 に位置している。補助パイロット安全弁58は、つまみ80がオフ位置に回され て、エネーブル信号が弁本体20および弁本体41を間隔の減少した構成に保持 する状態では閉じるように設計されている。これは、これらの条件が存在してい る間、パイロット流出口65への燃料の流れを妨げるために必要である。以前に 述べたとおり、口火が出る時刻とエネーブル信号が火炎センサによって与えられ る時刻との間には遅れがある。この時間中、燃料は主流出口18およびパイロッ ト流出口65の両方へ流れる可能性がある。この燃料の流れは、操作員がパイロ ット・バーナの再点火を試みることができる時には特に望ましくない。 補助パイロット安全弁58は、インタロック要素55の一部分を形成し、それ 自体の補助用パイロットシール60を担持する補助パイロット弁本体57を有す る。補助パイロットシール60は、室54に開口しているダクト62の端部を丸 く囲む補助パイロット弁座61と対合するように設計されており、そのように対 合した場合、室54からパイロット流出口65への燃料流出を妨げる。つまみ8 0がパイロットの位置かオンの位置かのいずれかに回転移動する場合、弁本体5 7は、第6図および第7図に示すとおりダクト62の末端部に隣接する位置から 回転しながら遠ざかる。第7図に示された補助パイロット弁58が開放位置にあ る場合、主パイロット安全弁40は閉鎖されており、したがって、燃料はパイロ ット流出口65へ流れることができない。つまみ80がオフ位置にある場合は、 補助パイロット弁本体57は、第7図に示された開放位置と、シール60が補助 パイロット弁座61と対合している、第6図に示された閉鎖位置との間の第3ま たは補助パイロット弁通路に沿って移動可能である。パイロット弁本体41が閉 鎖位置にある場合、主パイロット安全弁40が開いているとしても、流入口15 および主室13からパイロット流出口65への燃料流出は起こり得ない。 第6図に示された機能的構成は、つまみ80がオフ位置に回転移動される時に 、(典型的には、火炎センサがまだ十分に冷却していないという理由から)エネ ーブル信号が存在する場合に発生する。インタロック要素55に面する室54の 底部には、少なくとも1つのスロットまたは他の凹部47がある。インタロック 要素55は、室54の底部に面し、インタロック要素55がつまみ80とともに オフの位置に回転移動する場合にスロット47と対合するように設計されている 稜部または他の突出部48を有する。インタロック要素55がつまみ80ととも にオフ位置へ回転移動する時、圧縮ばね51はインタロック要素55を室54の 底部のほうへ圧迫し、スロット47に稜部48を対合させる。これは2つの効果 を有する。第1には、補助弁本体57が閉鎖位置に移動する。第2には、突出部 48とスロット47との間の干渉が、つまみ80がオフ位置から回転しながら出 ることを妨げる。 一定期間の後、エネーブル信号は消え、アーマチャ32は、圧縮ばね27の助 けで、磁極端部35から分離する。ばね27の拡張力の範囲は、ばね36および ばね51の合力を超えるように設計されている。したがって、ばね27は、イン タロック要素55のほうへ向けて弁本体41に力をかけ、パイロット弁本体41 の環状表面49が、インタロック要素55の隣接表面を圧迫するようにさせるこ とができる。この力がインタロック要素55を持ち上げ、したがって、稜部48 はスロット47から離脱する。パイロット弁本体41は、次に第7図に示す通り 、閉鎖位置に移動し、今度は補助弁本体57が開放位置になる。この関係は、今 度はインタロック要素55が自由に回転できるようにし、つまみ80の、(第5 図のように)口火の再点火が行えるパイロットの位置への回転移動を、今度は禁 じられることなく行えるようになる。このように、口火の再点火は、火炎センサ がもはやエネーブル信号を与えなくなるまで遅延される。 以上の説明により、当分野の技術者は以下の請求の範囲によって定義される本 発明を実施することができる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年4月11日(1998.4.11) 【補正内容】 【図1】【図2】【図3】【図4】【図5】【図6】【図7】【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年7月13日(1998.7.13) 【補正内容】 補正明細書 本発明者等は、ハウジングの流入口から、ハウジングの第1および第2流出口 への気体燃料などの流体の流量を、電気的エネーブル信号の状態にしたがって制 御する装置について、いくつかのこれらの懸念に申し分なく対処するバーナ制御 装置の設計を発明した。本発明では、この装置はそのハウジング内部に、i)そ の室と流体連絡している流入口、ii)第1流出口と流体連絡している主室の第1 出口開口部、iii)第1出口開口部を丸く取り囲む第1弁座、iv)第2流出口と 流体連絡している第2出口開口部、およびv)第2出口開口部を丸く取り囲む第 2弁座を有する主室を有する。 第1弁本体は、第1弁座と対合する第1シールを含む。第1弁本体は、第1シ ールが第1弁座から離れており、主室と第1流出口との間での燃料の流れを可能 にする開放位置と、第1シールが第1弁座と対合し、主室と第1流出口との間に 燃料が流れるのを妨げる閉鎖位置との間を第1弁経路に沿って移動することがで きる。 第2弁本体は、第2弁座と対合する第2シールを含む。第2弁本体は、第2シ 一ルが第2弁座から離れて、主室と第2流出口との間での燃料の流れを可能にす る開放位置と、第2シールが第2弁座と対合して、主室と第2流出口との間に燃 料が流れるのを妨げる閉鎖位置との間を第2弁経路に沿って移動することができ る。第2弁経路は、第1弁経路と軸方向に整列している。第1および第2弁本体 は、相互に関して、各弁本体がそれぞれの弁座から離れていることが可能である 間隔の減少した位置関係を有する。 第1圧縮ばねは第1弁本体と第2弁本体との間に配置される。第1圧縮ばねは 、あらかじめ選択された第1ばねの拡張力範囲で同時に各弁本体を閉鎖位置に押 しやる復元力を与える。 最後に、第1および第2弁本体と機械的に接続する電気機械式ラッチ・アセン ブリがある。ラッチ・アセンブリはエネーブル信号を受信し、それに応答して、 第1および第2弁本体へのあらかじめ選択された第1ばねの拡張力よりも大きく 、かつ逆向きに働く弁保持力を与える。 補正請求の範囲 1.ハウジング(11)の流入口(15)から、ハウジング(11)の第1流出 口および第2流出口(18、25)への流体の流量を、電気的エネーブル信号の 状態にしたがって制御する流体流量制御装置(10)であって、 a)i)主室(13)と流体連絡している流入口(15)、ii)第1流出口( 18)と流体連絡している主室(13)の第1出口開口部(21)、iii)第1 出口開口部(21)を丸く取り囲む第1弁座(23)、iv)第2流出口(65) と流体連絡している第2出口開口部(44)、およびv)第2出口開口部(44 )を丸く取り囲む第2弁座(43)を有する主室(13)を形成するハウジング (11)の内部構造と、 b)第1弁座(23)と対合する第1弁本体(20)であって、第1弁座(2 3)から離れていて、主室(13)と第1流出口(18)との間での流体の流れ を可能にする開放位置と、第1弁本体(20)が第1弁座(23)と対合して、 主室(13)と第1流出口(18)との間に流体が流れるのを妨げる閉鎖位置、 との間を第1弁経路に直線的に沿って移動可能な第1弁本体(20)と、 c)第2弁座(43)と対合する第2弁本体(41)であって、第2弁本体( 41)が第2弁座(43)から離れていて、主室(11)と第2流出口(65) との間での流体の流れを可能にする開放位置と、第2弁本体(41)が第2弁座 (43)と対合して、主室(13)と第2流出口(65)との間に流体が流れる のを妨げる閉鎖位置との間を第2弁経路に直線的に沿って移動可能である第2弁 本体(41)とを備え、 d)第1弁本体(20)と第2弁本体(41)が、相互に軸方向に整列した第 1弁経路と第2弁経路を有し、弁本体(20、41)は各弁本体(20、41) がそれぞれの弁座(23、43)から離れている間隔の減少した位置関係を取る ことができ、 e)第1弁本体(20)と第2弁本体(41)との間の第1圧縮ばね(27) であって、あらかじめ選択された第1圧縮ばね(27)の拡張力範囲で同時に各 弁本体(20、41)を閉鎖位置に押しやる復元力を与える第1圧縮ばね(27 ) と、 f)第1および第2弁本体(20、41)と機械的に接続する電気機械式ラッ チ・アセンブリ(34)であって、エネーブル信号を受信し、それに応答して、 あらかじめ選択された第1ばね拡張力よりも大きい弁保持力を与え、ラッチ・ア センブリ(34)が第1および第2弁本体(20、41)を間隔の減少した位置 関係に保持するラッチ・アセンブリ(34)と を特徴とする装置。 2.さらに1つの弁本体(20、41)とハウジングとの間に機械的に接続され る弁ポジショナ(73、93、87、80、89、74、75、69)であって 、オンの位置からパイロットの位置へ移動可能であり、オン位置では、第1およ び第2弁本体(20、41)を開放位置に保持し、ポジショナ(73、93、8 7、80、89、74、75、69)パイロット位置では、第1弁本体(20) を閉鎖位置に、第2弁本体(41)を開放位置に保持することを特徴とする、弁 ポジショナを備える請求項1に記載の装置(10)。 3.第2弁本体(41)が第2弁座(43)に面する第1ばね軸受け面(31) を含み、ハウジング(11)がさらに第1ばね軸受け面(31)と対面位置にあ る第2ばね軸受け面、および第1ばね軸受け面と第2ばね軸受け面(31)との 間にあって、第1圧縮ばね(27)の拡張力範囲よりも十分に小さな拡張力範囲 を有する第2圧縮ばね(36)を含み、また弁ポジショナ(73、93、87、 80、89、74、75、69)がさらに第2弁本体(41)と機械的に接続し 、オン位置にあり、かつラッチ・アセンブリ(34)が間隔の減少した位置関係 に弁本体(20、41)を保持している場合、第2圧縮ばね(36)の拡張力に 抗して第2弁本体(41)に力を与え、第1と第2弁本体(20、41)との両 方を開放位置に置く位置制限要素(74、75)を備えることを特徴とする請求 項2に記載の装置(10)。 4.パイロット位置にあるとき、位置制限要素(74、75)の力を第2弁本体 (41)から除去し、それに応答して第2圧縮ばね(36)が力を第2弁本体( 41)に与え、第1および第2弁本体(20、41)が、間隔の減少した位置関 係にある間は、第1弁本体(20)を閉鎖位置に配置する位置へ第1および第 2弁本体(20、41)を移す弁ポジショナ(73、93、87、80、89、 74、75、69)が、ハウジング(11)に機械的に接続され、位置制限要素 (74、75)をオンの位置に保持するオン位置と、オン位置からはずれたパイ ロット位置との間で手動による調節が可能なつまみ(80)を含むことを特徴と する、請求項3に記載の装置(10)。 5.弁ポジショナ(73、93、87、80、89、74、75、69)が、互 いに機械的に接触し、ハウジング(11)とつまみ(80)との間のインターフ ェースを形成し、つまみの手動調節の機能どおりにつまみ(80)の位置を制御 し、つまみがパイロットの位置にある場合には、つまみと協働して位置制御要素 (74、75)がパイロット位置に到達することができるようにするカム(86 )および従動節(87)をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の装置 (10)。 6.ラッチ・アセンブリ(34)が、エネーブル信号に応答して間隔の減少した 位置関係に弁本体(20、41)を保持する保持位置、およびエネーブル信号が 不在の場合に第1圧縮ばね(27)の拡張力による解放位置を有し、弁ポジショ ナ(73、93、87、80、89、74、75、69)が、エネーブル信号か らは独立して、弁ポジショナ(73、93、87、80、89、74、75、6 9)によって保持位置にラッチ・アセンブリ(34)が保持される再起動位置に ある時に第2弁本体(41)を圧迫し、第1圧縮ばね(27)を圧縮する再起動 フィーチャを含むことを特徴とする請求項2に記載の装置(10)。 7.a)ハウジング(11)の内側にあって、第3出口開口部を通じて第2流出 口(65)と流体連絡し、第2出口開口部(44)を通じて主室(13)と流体 連絡して、第3出口開口部を丸く囲っている第3弁座(61)を有する、補助室 (54)を形成するハウジング(11)の1部分と、 b)第3弁座(61)から離れた開放位置、および第3弁座(61)と対合し て流体がそこを流れるのを妨げる閉鎖位置を有する第3弁本体(57)と、 c)ハウジング(11)に担持され、オン位置からオフ位置へ移動可能なつま み(80)と、 d)第3弁本体(57)と、つまみ(80)と、つまみ(80)のオフ位置に 応答して、第3弁本体(57)を閉鎖位置に保持するラッチ・アセンブリ(34 )とに機械的に接続された、第1および第2弁本体(20、41)を間隔の減少 した位置関係に保持するインタロック・リンク(55)と を含む請求項2に記載の装置(10)。 8.インタロック・リンク(55)がさらにハウジング(11)に一つの形状( 47)を有し、第3弁本体(57)に対合形状(48)を備え、ハウジングおよ び第3弁本体のフィーチャ(47、48)が、つまみ(80)がオフ位置に移動 される時に対合し、協働して、第1および第2弁本体(20、41)が間隔の減 少した位置関係にあるうちは、つまみ(80)のさらなる移動を妨げることを特 徴とする請求項7に記載の装置(10)。 9.つまみ(80)がオン位置とオフ位置との間で回転するように軸(89)に 装着されており、軸(89)は、つまみ(80)がオフ位置にある場合に第3弁 座(61)に隣接した位置から第3弁座(61)に隣接していない位置へ第3弁 本体(57)を移動するように接続され、第3ばね(51)が第3弁本体(57 )を第3弁座(61)の方へ圧迫することを特徴とする請求項8に記載の装置( 10)。 10.供給パイプから、第1および第2流出口(18、65)への流体の流量を 、電気的エネーブル信号の有無で条件付けし、エネーブル信号が不在になると、 供給パイプから第1および第2流出口(18、65)への流体の流れをさえぎる 流体流量制御装置(10)であって、 a)ハウジング(11)が内部室(13)を有し、供給パイプへの接続のため の流入口(15)を有し、 b)第1弁座(23)が第1流出口(18)への内部室(13)の第1開口部 (21)を取り囲み、 c)第1弁座(23)に面し、それから離れている第2弁座(43)が、第2 流出口(65)への内部室(13)の第2開口部(44)を取り囲み、 d)第1弁座(23)と組み合わさる第1弁本体(20)であって、第1弁本 体(20)が第1弁座(23)から離れ、内部室(13)と第1流出口(18) との間での流体の流れを可能にする開放位置と、第1弁本体(20)が第1弁座 (23)と組み合わされて、内部室(13)と第1流出口(18)との間に流体 が流れるのを妨げる閉鎖位置、との間の第1弁経路に直線的に沿って移動可能な 第1弁本体と、 e)第2弁座(43)と対合する第2弁本体(41)であって、第2弁座(4 3)から離れ、内部室(13)と第2流出口(65)との間での流体の流れを可 能にする開放位置と、第2弁本体(41)が第2弁座(43)と対合して、内部 室(13)と第2流出口(65)との間に流体が流れるのを妨げる閉鎖位置との 間を第2弁経路に直線的に沿って移動可能である第2弁本体とを備え、 f)第1弁本体(20)と第2弁本体(41)が、相互に軸方向に整列した第 1弁経路と第2弁経路を有し、 g)第1弁本体(20)と第2弁本体(41)との間にあって、同時に第1お よび第2弁本体(20、41)に、あらかじめ選択された第1ばね(27)の拡 張力で、それぞれの弁経路に沿って各弁本体(20、41)を閉鎖位置に押しや る力をかける第1ばね(27)を含む連結部(27)と、 h)第1および第2弁本体(20、41)と機械的に接続し、エネーブル信号 を受信し、それに応答して、あらかじめ選択された第1ばね(27)拡張力より も大きい弁保持力を与え、第1および第2弁本体(20、41)への第1ばね( 27)によってかけられる力に抗して第1および第2弁本体(20、41)を開 放位置に保持する電気機械式ラッチ(34)と を特徴とする装置(10)。 11.第1弁本体(20)および連結部(27)のうちの少なくとも1つに機械 的に接続し、閉鎖位置へ第1弁本体(20)を押しやる力を連結部(27)にか ける第2ばね(36)をさらに備える請求項10に記載の装置(10)。 12.弁本体(20、41)の少なくとも1つに機械的に接続されており、オン 位置およびパイロット位置を有し、オン位置にある時には開放位置で両弁本体( 20、41)を保持し、パイロット位置にある時には第2ばね(36)の力のも とで第1弁本体(20)を解放して閉鎖位置に置く、弁ポジショナ(73、93 、87、80、89、74、75、69)をさらに備える請求項11に記載の装 置(10)。 13.弁ポジショナ(73、93、87、80、89、74、75、69)およ びラッチ(34)に機械的に接続し、第2の流出部と第2弁流出口(65)から の流体の流量を制御するために介在する補助弁アセンブリ(57、61)をさら に含む装置であって、弁ポジショナ(73、93、87、80、89、74、7 5、69)がさらにオフ位置を有し、かつ間隔の減少した位置関係に第1および 第2弁本体(20、41)を保持するラッチ(34)とオフ位置にある弁ポジシ ョナ(73、93、87、80、89、74、75、69)とに応答して、補助 弁アセンブリ(57、61)は流体が補助弁アセンブリを通過できない閉鎖位置 になり、そうでない場合には、開放位置になることを特徴とする請求項12に記 載の装置(10)。 14.ラッチ(34)に機械的に接続するインタロック・メカニズム(47、4 8、51、55)を含む装置であって、弁ポジショナ(73、93、87、80 、89、74、75、69)がオフ位置にあって、弁本体(20、41)が間隔 の減少した位置にある時には、インタロック・メカニズム(47、48、51、 55)が弁ポジショナ(73、93、87、80、89、74、75、69)を オフ位置に保持することを特徴とする請求項13に記載の装置(10)。 15.電気機械式ラッチ(34)がコア(33)とアーマチャ(32)を備え、 コア(33)が第1弁本体(20)と第2弁本体(43)の一方に取り付けられ 、アーマチャ(32)が第1弁本体(20)と第2弁本体(43)のもう一方に 取り付けられる請求項10に記載の装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ハウジングの流入口から、ハウジングの第1流出口および第2流出口への流 体の流量を、電気的エネーブル信号の状態にしたがって制御するための流体流量 制御装置であって、 a)その内側にあって、i)主室と流体連絡している流入口、ii)第1流出 口と流体連絡している、主室の第1出口開口部、iii)第1出口開口部を丸く 取り囲む第1弁座、iv)第2流出口と流体連絡している第2出口開口部、およ びv)第2出口開口部を丸く取り囲む第2弁座、を有する主室を有するハウジン グと、 b)第1弁座と対合するための第1弁本体であって、第1弁座から離れており 、主室と第1流出口との間での流体の流れを可能にする開放位置と、第1弁本体 が第1弁座と対合して、主室と第1流出口との間に流体が流れるのを妨げる閉鎖 位置、との間を第1弁経路に沿って移動可能な第1弁本体と、 c)第2弁座と対合するための第2弁本体であって、第2弁本体が第2弁座か ら離れており、主室と第2流出口との間での流体の流れを可能にする開放位置と 、第2弁本体が第2弁座と対合して、主室と第2流出口との間に流体が流れるの を妨げる閉鎖位置との間を第2弁経路に沿って移動可能であり、第1および第2 弁本体が、相互に関して、各弁本体が、それぞれの弁座から離れていることので きる間隔の減少した位置関係を有する、第2弁本体と、 d)第1弁本体と第2弁本体との間の第1圧縮ばねであって、同時に各弁本体 を、あらかじめ選択された第1ばねの拡張力範囲を有して、閉鎖位置に押しやる 復元力を与える、第1圧縮ばねと、 e)第1および第2弁本体と機械的に接続する電気機械式ラッチ・アセンブリ であって、エネーブル信号を受信し、それに応答して、あらかじめ選択された第 1ばねの拡張力よりも大きい弁保持力を与え、ラッチが第1および第2弁本体を 間隔の減少した位置関係に保持するためのものである、ラッチ・アセンブリと を含む装置。 2.さらに1つの弁本体とハウジングとの間に機械的に接続される弁ポジショナ であって、オンの位置からパイロットの位置へ移動可能であり、オン位置では、 第1および第2弁本体を開放位置に保持し、ポジショナのパイロット位置では、 第1弁本体を閉鎖位置に、第2弁本体を開放位置に保持することを特徴とする、 弁ポジショナを備える請求項1に記載の装置。 3.第1弁本体が第2弁座に面する第2ばね軸受け面を含み、ハウジングがさら に第1ばね軸受け面と対面位置にある第2ばね軸受け面、および第1ばね軸受け 面と第2ばね軸受け面との間にあって、第1圧縮ばねの拡張力範囲よりも十分に 小さな拡張力範囲を有する第2圧縮ばねを含み、また弁ポジショナがさらに第2 弁本体と機械的に接続し、オン位置にあり、かつラッチが間隔の減少した位置関 係に弁本体を保持している場合、第2圧縮ばねの拡張力に抗して第2弁本体に力 を与え、第1と第2弁本体との両方を開放位置につかせる位置制限要素を備える ことを特徴とする、請求項2に記載の装置。 4.パイロットの位置にあるとき、位置制限要素の力を第2弁本体から除去し、 それに応答して第2圧縮ばねが力を第2弁本体に与え、第1および第2弁本体が 、間隔の減少した位置関係にある間は、第1弁本体を閉鎖位置に配置する位置へ 第1および第2弁本体を移す、弁ポジショナが、ハウジングに機械的に接続され 、位置制限要素をオンの位置に保持するオン位置と、オン位置からはずれたパイ ロット位置との間で手動による調節が可能なつまみを含むことを特徴とする、請 求項3に記載の装置。 5.弁ポジショナが、互いに機械的に接触し、ハウジングとつまみとの間のイン ターフェースを形成し、つまみの手動調節の機能どおりにつまみの位置を制御し 、つまみがパイロットの位置にある場合には、つまみと協働して位置制御要素が パイロット位置に到達することができるようにするカムおよび従動節をさらに備 えることを特徴とする、請求項4に記載の装置。 6.ラッチが、エネーブル信号に応答して間隔の減少した位置関係に弁本体を保 持する保持位置、およびエネーブル信号が不在の場合に第1圧縮ばねの拡張力の もとで入れられる解放位置を有し、弁ポジショナが、エネーブル信号からは独立 して、弁ポジショナによって保持位置にラッチが保持される再起動位置にある時 に第2弁本体を圧迫し、第1圧縮ばねを圧縮する再起動フィーチャを含むことを 特徴とする、請求項2に記載の装置。 7.a)ハウジングの内側にあって、第3出口開口部を通じて第2流出口と流体 連絡し、第2出口開口部を通じて主室と流体連絡して、第3出口開口部を丸く囲 っている第3弁座を有する、補助室を画定するハウジングの1部分と、 b)弁座から離れた開放位置、および第3弁座と対合して流体がそこを流れる のを妨げる閉鎖位置を有する第3弁本体と、 c)ハウジングに担持され、オン位置からオフ位置へ移動可能なつまみと、 c)第3弁本体と、つまみと、つまみのオフ位置に応答して、第3弁本体を閉 鎖位置に保持するラッチ・アセンブリとに機械的に接続された、第1および第2 弁本体を間隔の減少した位置関係に保持するインタロック・リンクと を含む請求項2に記載の装置。 8.インタロック・リンクがさらにハウジング上に1フィーチャを備え、第3弁 本体上に対合フィーチャを備え、ハウジングおよび第3弁本体のフィーチャが、 つまみがオフ位置に移動される時に対合し、協働して、第1および第2弁本体が 間隔の減少した位置関係にあるうちは、つまみのさらなる移動を妨げることを特 徴とする、請求項7に記載の装置。 9.つまみがオン位置とオフ位置との間で回転するように軸上に装着されており 、軸は、つまみがオフ位置にある場合に第3弁座に隣接した位置から第3弁座に 隣接していない位置へ第3弁本体を移動するように接続され、第3ばねが第3弁 本体を第3弁座の方へ圧迫することを特徴とする、請求項8に記載の装置。 10.供給パイプから、第1および第2流出口への流体の流量を、電気的エネー ブル信号の有無で条件付けし、エネーブル信号が不在になると、供給パイプから 第1および第2流出口への流体の流れをさえぎるための流体流量制御装置であっ て、 a)ハウジングが内部室を有し、供給パイプへの接続のための流入口を有する こと、 b)第1弁座が第1流出口への内部室の第1開口部を取り囲んでいること、 c)第1弁座に面し、それから離れている第2弁座が、第2流出口への内部室 の第2開口部を取り囲んでいること、 d)第1弁座と組み合わさるための第1弁本体であって、第1弁本体が第1弁 座から離れており、内部室と第1流出口との間での流体の流れを可能にする開放 位置と、第1弁本体が第1弁座と組み合わされて、内部室と第1流出口との間に 流体が流れるのを妨げる閉鎖位置、との間の第1弁経路に沿って移動可能な第1 弁本体と、 e)第2弁座と対合する第2弁本体であって、第2弁座から離れた、内部室と 第2流出口との間での流体の流れを可能にする開放位置と、第2弁本体が第2弁 座と対合して、内部室と第2流出口との間に流体が流れるのを妨げる閉鎖位置と の間を第2弁経路に沿って移動可能である、第2弁本体と、 f)第1弁本体と第2弁本体との間にあって、同時に第1および第2弁本体に 、あらかじめ選択された第1ばねの拡張力で、それぞれの弁経路に沿って各弁本 体を閉鎖位置に押しやる力をかける第1ばねを含む連結部と、 g)第1および第2弁本体と機械的に接続し、エネーブル信号を受信し、それ に応答して、あらかじめ選択された第1ばねの拡張力よりも大きい弁保持力を与 え、第1および第2弁本体への第1ばねによってかけられる力に抗して第1およ び第2弁本体を開放位置に保持する電気機械式ラッチと を特徴とする装置。 11.第1弁および連結部のうちの少なくとも1つに機械的に接続し、閉鎖位置 へ第1弁本体を押しやる力を連結部にかける第2ばねをさらに備える、請求項1 0に記載の装置。 12.弁本体の少なくとも1つに機械的に接続されており、オン位置およびパイ ロット位置を有し、オン位置にある時には開放位置で両弁本体を保持し、パイロ ット位置にある時には第2ばねの力のもとで第1弁本体を解放して閉鎖位置に入 る、弁ポジショナをさらに備える、請求項11に記載の装置。 13.弁ポジショナおよびラッチに機械的に接続し、第2弁の開口部と第2弁流 出口との間の第2弁からの流体の流量を制御するために介在する補助弁アセンブ リをさらに含む装置であって、弁ポジショナがさらにオフ位置を有し、補助弁ア センブリが閉鎖位置に入って、流体が、間隔の減少した位置関係に第1および第 2弁本体を保持するラッチおよびオフ位置にある弁ポジショナに応答して、流体 が補助弁アセンブリを通過できない閉鎖位置に入り、そうでない場合には、開放 位置に入ることを特徴とする請求項12に記載の装置。 14.ラッチに機械的に接続するインタロック・メカニズムを含む装置であって 、弁ポジショナがオフ位置にあって、弁本体が間隔の減少した位置にある時には 、インタロック・メカニズムが弁ポジショナをオフ位置に保持することを特徴と する、請求項13に記載の装置。
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