JP2000510336A - 改善された濾過性及び/又は増加した収率を有する麦汁の製造方法 - Google Patents

改善された濾過性及び/又は増加した収率を有する麦汁の製造方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、増加した収率及び改善された濾過性を有する麦汁並びに以下の工程を有する当該麦汁の調製方法を提供する。(a)麦芽又は非麦芽の穀類、又は麦芽又は非麦芽の穀類の混合物から、酵素活性の混合物の存在下で麦芽汁を調製する工程。(b)得られた麦芽汁を濾過して麦汁を得る工程。ここで、該酵素活性の混合物は、少なくともβ−グルカナーゼ活性及びα−L−アラビノフラノース遊離活性からなる混合物、又は少なくともβ−グルカナーゼ活性、エンド−キシラーゼ活性及びα−アラビノフラノース遊離活性からなる混合物から選ばれる。

Description

【発明の詳細な説明】 改善された濾過性及び/又は増加した収率を有する麦汁の製造方法 発明の分野 本発明は、改善された濾過性を有し及び/又は増加した醸造収率を示す麦汁を 製造する方法を提供する。本発明は、また、ビールの醸造及びワイン及び飲用ア ルコールの製造を本発明によって作られた麦汁から行う方法を提供する。本発明 は、また、酵素を麦芽(malted)及び/又は非麦芽(unmalted)の穀類から作られた 麦汁の濾過性及び/又は収率を改善する酵素の使用、並びに本発明に従った酵素 活性の混合物を有する組成物に関する。 発明の背景 発酵性麦汁の製造において酵素を使用することは、長い間知られている。例え ば、醸造用のビール穀物及び/又は麦芽穀物は、液化され、糖化されて、発酵性 の砂糖を生成する。液化工程は、熱安定性のα−アミラーゼを使用して改善され てもよく、例えば米国特許第4285975号及び第5180669号明細書に記述されている 。プロテアーゼもまた麦汁中で使用して、自由に利用できる窒素量を増加し、発 酵を改善する。液化及び糖化した麦芽汁の濾過後、得られた麦汁は、砂糖をエタ ノール及び独特な芳香の化合物に変える、特別な菌株のイースト(サッカロミケ ス sp.)を植え付けられる。 しかしながら、でんぷん以外にも、他のポリサッカライドが穀物中に存在する 。例えば、β−グルカンは、以下に示す種々の穀類に存在する(R.J.HENRY、J.S ci Food Agric、36、1243〜1253頁、1985年)。 穀類 β−グルカン(%) 小麦 0.5-8.0 大麦 4.0-8.0 ライ麦 5.0-10.0 米 1.0-3.0 オート麦 5.0-10.0 これらβ−グルカンは、β−D−グルコピラノース成分間にβ-1,3/β-1,4結 合を有する(M.J.EDNEY、B.A.MARCHYLO及びA.W.Mac GREG0R、J.Inst.Brew.、97 、39〜44頁、1991年)。もし、β−グルカンが液化工程中に加水分解されなけれ ば、β−グルカンは、高粘稠性になり(N.WAGNERら、Monatschrift fur Brauwiss enschaft、Heft 10、384〜395頁、1988年)、麦汁とビールの濾過の問題を起こす だろう(S.AASTRUP Carlsberg Res.Commun.、44、289〜304頁、1979年)。従っ て、バチルス・サブチリス(Bachllus subtilis)(R.BORRISS、Zeitschr.fur all gem.Mikrobiol.、21(1)、7〜17頁、1981年)、ペニシリウム・エマーソニ(Peni cillium emersonii)(A.P.MOLONEYら、Enzym.Microb.Technol、5、260〜264頁、 1983年)、ムコール・ミエヘイ(Mucor miehei)(F.BRANISLAV、欧州特許出願第050 4947A2号、1992年)又はトリクロデロマsp.(Trichoderma sp.)(S.P.SHOEMAKER及 びR.D.BROWN Jr、Biochim.Biophs.Acta、523、133〜146頁、1978年)のβ−グル カナーゼが工業的規模で広く使用され、加えて、β−グルカナーゼは麦芽中にも 存在するが、後者のβ−グルカナーゼは、醸造の概略(diagramme)工程中に活動 的になるのに十分な熱安定性がない(M.HRMOVA及びFINCHER、Biochem.J.、289、 453〜461頁、1993年)。 非でんぷんのポリサッカライドにはペントサンも含まれ、その構造(H.GRUPPEN ら、Carbohydr.Res.、233、45〜64頁、1992年;G.ANNISONら、Carbohydr.Polym .、19、151〜159頁、1992年;T.ITOら、J.Carbohydr.Chem、13(3)、491〜498頁 、1994年)、特に大麦及び麦芽の構造(R.J.VIETORら、Carbohydr.Res.、254、2 45〜255頁、1994年;R.J.VIETORら、Carbohydr.Polym.、24、113〜118頁、1994 年)について、最近広範囲で研究されている。英国特許第2150933号は、醸造中に おける発酵性の砂糖の生成及び抽出を改善する、ペニシリウム・エマーソニのペ ントサナーゼ(pentosanase)に対して興味を示す。米国特許第4746517号明細書は 、麦汁とビールの濾過性を改善するためジスポロトリカム・ジモルホスポラム(D isporotrichum dimorphosporum)からのキシラン分解性システムの高い効果を証 明する。 麦汁の濾過性を改善するためにキシラナーゼBを使用することは、国際特許出 願WO94/14965号ですでに言及されている。この出願は、ここで参考として取り入 れられる。 発酵用の麦汁を製造する際に酵素の使用に関連して言及されている出願は;国 際特許出願WO94/21785号である。 この分野は進歩しているにもかかわらず、更に改善された濾過性及び/又は高 い収率を有する麦汁の調製方法、及びここで使用するための酵素の製法が、まだ 必要である。 発明の概要 本発明は、増加した収率及び改善された濾過性を有する麦汁並びに以下の工程 を有する当該麦汁の調製方法を提供する。 (a)麦芽又は非麦芽の穀類、又は麦芽又は非麦芽の穀類の混合物から、酵素活性 の混合物の存在下で麦芽汁を調製する工程。 (b)得られた麦芽汁を濾過して麦汁を得る工程。 ここで、該酵素活性混合物は、少なくともβ−グルカナーゼ活性及びα−L− アラビノフラノース遊離活性からなる混合物、又は少なくともβ−グルカナーゼ 活性、エンド−キシラーゼ活性及びα−アラビノフラノース遊離活性からなる混 合物から選ばれる。好ましくは、本発明の方法によって、アラビノフラノース遊 離活性は、α−L−アラビノフラノシダーゼ(EC 3.2.1.55)及び(1->4)−β−D −アラビノキシラン アラビノフラノヒドロラーゼ(AXH)から選ばれた酵素、又 は該酵素の混合物によって提供される。アスペルギルス(Aspergillus)株菌から 入手可能なα−L−アラビノフラノシダーゼ又は(1->4)−β−D−アラビノキシ ラン アラビノフラノヒドロラーゼ(AXH)の使用が、更に好ましい。ある態様に よれば、アスペルギルス・ニガー(Aspergillus niger)のα−L−アラビノフラ ノシダーゼAが使用される。 他の態様によれば、本発明は、ビール、及び/又は飲用アルコール、及び他の アルコール飲料の製造方法を提供し、ここで麦汁は、本発明による発酵で入手で きる。 更なる態様によれば、本発明は、麦汁の濾過性を改善する方法において、アス ペルギルス・ニガーのα−L−アラビノフラノシダーゼBの使用を考える。 他の態様によれば、本発明は、麦汁収率を増加する工程にα−L−アラビノフ ラノシダーゼAの使用を提供する。 本発明は、麦汁製造工程で使用するのに適した酵素調製を提供し、該組成物は 、少なくともβ−グルカナーゼ活性及びα−アラビノフラノース遊離活性からな る混合物、又は少なくともβ−グルカナーゼ活性、エンド−キシラーゼ活性及び α−アラビノフラノース遊離活性からなる混合物から選ばれた酵素活性の混合物 を有する。 本発明による好ましい酵素調製は、該アラビノフラノシル遊離活性が、α−L −アラビノフラノシダーゼ(EC 3.2.1.55)及び(1->4)−β−D−アラビノキシラ ン アラビノフラノヒドロラーゼ(AXH)から選ばれた酵素、又はその混合物によ って提供される酵素調製である。本発明による好ましい酵素調製は、該α−L− アラビノフラノシダーゼ又は該(1->4)−β−D−アラビノキシラン アラビノフ ラノヒドロラーゼ(AXH)が、アスペルギルス(Aspergillus)菌株から得られる酵素 調製である。 本発明の説明 我々は、ここで驚くべきことに、麦汁が、β−グルカナーゼ活性、α−L−ア ラビノフラノシダーゼ活性及び好ましくはエンド−β−1.4−キシラナーゼを有 する酵素活性の混合物の存在下で製造されるときは、β−グルカナーゼのみ、又 はβ−グルカナーゼとエンド−キシラナーゼの混合物を使用して得られた麦芽汁 よりもはるかに容易に濾過できる液化及び糖化麦芽汁が得られることを見いだし た。更に、麦芽汁の濾過後に得られた該麦汁は、高収率を示す。この点について 、収率は、麦汁中の発酵性砂糖の量を、原料中の砂糖のパーセントで表したもの を意味する。麦汁の収率改善は、麦芽の選択に依存する。ここで例証された麦芽 は、本発明の酵素活性なしで既に良好な収率を示す。更に抜本的な改善は、低品 位の麦芽、非麦芽の穀類又は混合醸造物で得られるかもしれないと考えられる。 麦汁の製造は、伝統的に、穀類原料の液化及び糖化を含み、通常α−アミラー ゼ及びプロテアーゼにより行って、液化及び糖化麦芽汁を得てもよい。 適した開始原料は、穀類、いわゆる原料又は非麦芽原料又は麦芽原料のいずれ か、又はこれらの混合物(混合醸造物)である。例えば、大麦、小麦、トウモロ コシ、サトウモロコシ、オート麦及び米のような穀類は、麦芽にして又は原料の ままで、又は混合して使用され得る。好ましくは、本発明による方法は、100 %麦芽醸造で使用される。 原料穀類の場合、液化工程は、穀類原料物質をひき、適した粒径の粉末を得て 、m約1〜約4、好ましくは約3部の水で水和し、及び任意に、使用するエンド プロテアーゼに依存して、約50〜約300ppmのカルシウム、好ましくは20 0ppmのCa2+を使用することを含む。バチルス・ステアロサーモフィラス(Baci llus stearothermophilus)の酵素は、カルシウム依存性をほとんど示さない。従 って、Ca2+補充は、この場合にはほとんど要求されない。基礎穀類の粒径は、 約3mmを超えるべきではなく、3.5%以下は、1.3mmを超えず、1.5%以下は、0.2 5mmより小さくあるべきである。添加して使用してもよい酵素は、セルラーゼ、 β−グルカナーゼ、及び/又は他の植物細胞壁分解性酵素である。 液化媒体は、通常pH約5〜8、好ましくは約6〜7に、例えば水酸化カルシ ウムを使用して調節される。α−アミラーゼ、好ましくは、熱安定性α−アミラ ーゼを液化媒体並びにエンドプロテアーゼに、少なくとも穀類でんぷんを部分的 に液化し、及び少なくともプロテインを部分的に分解するのに十分な投与量で加 えることが重要である。α−アミラーゼの好適な投与量は、B.A.T.S.を使用する 場合、約0.5〜約2.0kg/トン、好ましくは約1〜1.5kg/トンである。プロテアー ゼの好適な投与量は、Brewers protease 2000の場合、0.5kg/トン(kg/t)を超え 、好ましくは1kg/tを超える。Panstimase 400の場合、2kg/tを超え、好ましくは 5kg/t、更に好ましくは10kg/tを超えるものが使用されるべきである。 液化工程において、数多くの段階は、通常高い温度で行われ、α−アミラーゼ 及びプロテアーゼを添加した後、混合物は、十分な液化が達成されるまで約40℃ 〜65℃、好ましくは約45〜55℃、最も好ましくは50℃に維持される。必要な時間 は、使用した穀類又は穀類の混合物によるが、通常は、約30分から約2時間まで で十分である。その後、温度は徐々に、その速度は重要ではないが、約90〜95℃ まで上昇し、約30分から約1時間その温度で放置される。その後、混合物は、 糖化が起こる温度、即ち、通常約50℃〜約70℃、好ましくは約55℃〜65℃、最も 好ましくは約60℃の温度まで冷却する。糖化工程で使用される酵素の熱安定性に よっては、70℃よりわずかに高い温度で可能であろう。好ましい温度に到達した ら、糖化酵素は、Brewers fermex(α−アミラーゼ)またはNovamyl(組換え型の β−アミラーゼ)のように、Brewers fermexに対して通常約400g/t〜約1kg/tの 量で添加される。グルコアミラーゼもまた、しばしば使用される。糖化は、約30 分〜約2時間かかり、その後、温度を約75℃〜約85℃に上げて、特に酵素及び不 必要な微生物を不活性にし、さらに好ましい高い温度に約10分間(この時間はそ れほど重要ではない)維持される。 このように得られた麦芽汁は、その後、当業者に周知の装置を使用して濾過さ れる。Schleicher&Schuellのペーパーフィルターを使用した漏斗は十分作用する 。濾過後、麦汁は、適当なイーストによって、使用した菌株に依存する条件下で 発酵され、最終目標、即ちビールの醸造に加え、生物燃料として、又はアルコー ル飲料としてのアルコールの製造は、本発明によって予見される。適した菌株、 及び適した条件は、当業者に周知である。 伝統的に使用される、麦汁の調製における他の酵素は、β−グルカナーゼであ る。β−グルカナーゼは、標準の醸造概略(diagramme)(典型的に数分間、50℃、 pH5.6)の第1段階の間、活性になるのに十分熱安定であることが好ましい。い くつかの微生物酵素は、この要求、例えば、ペニシリウム・エマーソニ(Penicil lium emersonii)、トリクルデロマ・ロンギブラチアチウム(Trichoderma longi brachiatum)、バチルス・アミロリクエフェイシェンス(Bacillus amyloliquefac iens)のβ−グルカナーゼの要求を満たし得る。優れた結果は、Gist Brocadesの 登録商標Filtrase L(+)として商業的に入手可能であるバチルス・アミロリクエ フェイシェンスのβ−グルカナーゼから得てもよく、600BGR/gの活性を有する。 好ましくは、β−グルカナーゼは、バチルス・アミロリクエフェイシェンスの組 み換え菌株から得られる。通常、プロテアーゼも使用されてよく、Brewer'sのプ ロテアーゼ等が使用されてもよい。 使用されてもよいエンド−キシラナーゼは、既に背景技術で記述した。当該特 許明細書は、ここで参考として取り入れると言及した。 エンド−β−1.4−キシラナーゼ(好ましくは、イソ酵素エンドI(R.A.FOU RNIER、Biotechnology and Bioeng.、XXVII、539〜546頁、1985年))及びα−L −アラビノ−フラノシダーゼ(好ましくは、イソ酵素A(F.J.M.KORMELINKら、Ca rborhydr.Res.、24、345〜353頁、1993年))は、アスペルギルス・ニガーの野生 型、突然変異又は組み換え型の菌株から得てもよい。 α−L−アラビノース遊離活性に関し、いくつかの酵素が考えられる。我々は 、AXHがより良好な濾過性を導くことを既に示した。アスペルギルス・ニガー の2つのα−L−アラビノシダーゼは、有意により高い濾過速度にすることを示 した。AXHの作用方法に従って、α−L−アラビノーシダーゼA及びBとは全 て異なる、3つのアラビノース遊離活性の混合は、更に良好な濾過速度を得ても よいはずである。 本発明による方法を使用して実質的に改善された濾過速度が、液化及び糖化麦 芽汁で得られ得る。これは、より速い工程、フィルターの詰まり、及び大量の麦 汁の点では有利である。 改善された収率もまた、より経済的な醸造工程に導く。本発明の麦汁は、ビー ル醸造、飲用あるいは生物燃料用アルコールの製造に、又は、他のアルコール飲 料を製造する工程に使用され得る。本発明の実施及び関連した利点は、以下の非 制限的な実施例で更に詳しく説明する。 実施例 1/β−グルカナーゼ 実施例において、600BGR/gの活性を有する登録商標Filtrase L(+)としてGist -Brocadesから商業的に入手できるバチルス・アミロリクエフェイシェス(Bacill us amyloliquefaciens)からのβ−グルカナーゼを使用した。 2/エンド−β−1.4−キシラナーゼ エンドキシラナーゼを、無菌タンク及び培地中でアスペルギルス・ニガーの純 粋培養から得た。培養培地は、無機酸の塩のように適当な炭素及び窒素源を含む 。発酵は、30〜40℃の一定温度で行い、pHを、3〜5に維持した。酵素の活性 は、オートスペルト(oat spelts)をpH2.75の1Mグリシンバッファーに懸濁し たも の(35g/l)から、キシランの加水分解によって測定される。この溶液の粘度は、 キャピラリー粘度計(Ubbelhodeタイプ)によって47℃で測定される。液体のメ ニスカス(menisk)上部が2つの基準点の間を落ちるのに必要な時間dtは、時間 T以内で測定される。プロットT対1/dtの傾きから、見かけの速度定数が得られ る。1Lyx単位は、速度定数1min-1の値に達するために必要な酵素の量である。 3/α−L−アラビノフラノシダーゼ イソ酵素A又はイソ酵素B(F.J.M.KORMELINKら、Carborhydr.Res.、24、34 5〜353頁、1993年)又はアラビノキシランヒドロラーゼ(F.J.M.KORMELINKら、 Appl.Microbiol.Biotechnol.、35、753〜758頁、1991年)は、アスペルギルス ・ニガー又はアスペルギルス・ニデゥラン(Aspergillus nidulans)菌株の組み換 え培養から得られる。アミノ酸配列、それをコードするDNA、及びアラビノフ ラノシダーゼA及びBの組み換え生成物は、欧州特許出願0506190A1号(1992年 、9月30日発行)に、特に実施例、図及び配列表が詳しく記載されており、ここ で参考として取り入れる。 イソ酵素A及びBの活性は、p−ニトロフェニル−α−L−アラビノフラノシ ドの加水分解によって測定される。1ARF単位は、Z.GUNATAら、J.Agric.Food chem.、38、772頁、1989年に記載された試験条件に基づき、1分当たり1μモル のp−ニトロフェノールを遊離するのに必要な酵素の量である。 実施例1 麦汁は、麦芽醸造桶濾過(lauter tun filtration)に対する標準規格に従って ひいた麦芽から調製した。麦芽は、EBC MIAG製粉機で、標準規格に従って、即ち 、微細抽出物(1mm)〜粗い抽出物(2.5mm)の違いが1.5〜2%以内で生成するよ うにひいた。麦芽の一部を3部の水又は酵素の水溶液で50℃で加水分解した。こ の温度は、20分間維持され、その後63℃まで(1℃/分)上げ、この温度で30分 間維持した。媒体は、72℃まで加熱し(1℃/分)、この温度で20分間維持した 。最後に76℃まで加熱し、この温度で5分間維持した。水は水の蒸発を補うた めに添加した。 麦芽汁を、Schleicher and Schuellのペーパーフィルターを有する漏斗に注い だ。濾過された麦汁の容量は、15分後に測定される。比重は、濾過の最後に測定 した。この値から、抽出及び収率を計算できる。 第1シリーズ(英国産麦芽) 5種の醸造は、以下の表1に示すように異なる酵素で行われた。 醸造番号3において、ARFは、α−L−アラビノフラノシダーゼ イソ酵素 A由来である。 醸造番号4において、ARFは、α−L−アラビノフラノシダーゼ イソ酵素 B由来である。 醸造番号5において、アラビノキシランヒドロラーゼ AXH(F.J.M.KORMEL INKら、Appl.Microbiol.Biotechnol.、35、753〜758頁、1991年)は、アラビ ノキシランのアラビノース成分を加水分解するために使用される。投与量は、0. 15純AXHmg/麦芽kgだった(AXHは、p−ニトロフェニル−α−L−アラビ ノフラノシド上で活性ではないので、AXHは、ARF活性を有さない)。 結果を以下の表2に示す。 第2シリーズ(フランス産麦芽) 第1シリーズの記載と同様の醸造で、フランス産の麦芽からも製造した。結果 を以下の表3に示す。 これら第2シリーズからは、β−グルカナーゼ+エンドキシラーゼ+α−L− アラビノフラノシダーゼ イソ酵素Bの組み合わせが、麦汁の濾過の改善を最も 良好に行うのに対し、同様の組み合わせで、α−L−アラビノーフラノシダーゼ イソ酵素Aがα−L−アラビノフラノシダーゼ イソ酵素Bにとってかわると 、収率の改善を最も良好に行い、濾過も、ブランク(醸造1)と比較して高度に 改善される。 実施例2 麦汁は、実施例1と同様の方法、即ち常に同様の麦芽処理をするが、酵素混合 物の成分は変化させて製造する。12種の醸造を実験計画に従って行い、混合物の 各成分の役割を、収率と濾過の改善に注目して決定した。全ての試験において、 α−L−アラビノフラノシダーゼは、A.ニガーのイソ酵素Aである。実施した全 ての試験を以下の表4に示す。その結果を以下の表5に示す。 醸造番号9−10-11において、標準偏差は、次のように決定してもよい。 15分後の濾過容量が2.1ml 収率0.03% 醸造番号1〜8において、各成分の影響と同様に成分同士の相互作用を測定す ると以下のようになる。 原因 影響 濾過性 収率 BGR +2.75 +0.39 LYX +7.75 +0.16 ARF +16.75 -0.06 BGR*LYX +4.25 +0.29 BGR*ARF +13.25 -0.04 LYX*ARF +2.75 -0.06 太字の数字のみ、有意と考えてよい(>95%)。α−L−アラビノフラノシダー ゼAは、それのみで、及びβ−グルカナーゼと組み合わせて濾過の改善に最も強 い影響をもたらすのに対し、β−グルカナーゼ、エンドキシラナーゼのみ、及び その組み合わせは、収率の改善に大きく貢献する。 実施例3 このシリーズにおいて、同様に以下の酵素の組み合わせを使用する: 60BGR/麦芽kg +750LYX/麦芽kg +900ARF/麦芽kg これに対し、異なる麦芽を、この酵素の組み合わせの存在及び不存在下で醸造 した。麦汁を、実施例1と同様の手順に従って製造した。 結果を以下の表5に示す。 麦芽の出所 15分後の濾過容量(ml) 収率(%) 酵素あり 酵素なし 酵素あり 酵素なし 米国(1) 131 171 79.75 79.77 米国(2) 114 164 83.74 83.97 英国 117 167 81.08 83.21 カナダ(1) 106 153 81.42 81.52 カナダ(2) 99 157 81.30 81.86 フランス 89 118 81.18 80.09 このように、酵素活性の混合物は、どんな麦芽を醸造しても濾過の改善に有効 である。収率への影響が低いのは、主に使用した麦芽が既に非常に高品質だから である。 実施例4 小麦は、原料添加物として、いくつかの醸造所で使用される。この穀類は、ペ ントサンを大量に含む。これが、混合醸造物における上述した酵素の組み合わせ を試験した一つの理由である。麦汁は、実施例1と同様の手順に従って製造され るが、20%麦芽は、20%小麦にかえた。 以下の表6に実施した全ての試験を記載する; 結果を以下の表7に示す; これらの結果は、小麦添加物を含む醸造物の場合における、本発明で述べた組 み合わせの重要性を確証する。 実施例5 この実施例では、麦汁は、種々の好ましい(PLAISANT)原料大麦穀物から調製さ れた。大麦穀物をEBC MIAG製粉機でひいて、フィルタープレスタイプの大麦粉を 製造した。大麦粉57gに水又は酵素の水溶液300mlを50℃で加えた。この温度を 1時間維持し、その後、63℃(1℃/分)まで加熱し、その温度で30分間維持し た。媒体は、90℃(1℃/分)まで加熱し、その温度で20分間維持した。水は、 水の蒸発を補うために添加される。麦芽汁は、その後、Schleicher and Schuell のペーパーフィルターを有する漏斗に注がれる。 6種の醸造は、以下の表8に示すような異なる酵素で行った(ARFというと きは、アラA(α−L−アラビノフラノシダーゼ イソ酵素A)を言う)。 その結果を以下の表9に示す。 これらの結果は、本発明で述べた組み合わせが、100%非麦芽の大麦を含む醸 造において、現在の調製法よりも少なくとも同じか又は良好に実行することを示 す。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(a)麦芽又は非麦芽した穀類、又は麦芽又は非麦芽した穀類の混合物から、酵 素活性の混合物の存在下で麦芽汁を調製する工程、 (b)得られた麦芽汁を濾過して麦汁を得る工程、 を有する麦汁の調製方法であって、 該酵素活性の混合物は、少なくともβ−グルカナーゼ活性及びα−アラビノ フラノース遊離活性からなる混合物又は少なくともβ−グルカナーゼ活性、エ ンド−キシラナーゼ活性及びα−アラビノフラノース遊離活性からなる混合物 から選ばれることを特徴とする方法。 2.アラビノフラノース遊離活性が、α−L−アラビノフラノシダーゼ(EC 3.2. 1.55)及び(1->4)−β−D−アラビノキシラン アラビノフラノヒドロラーゼ (AXH)から選ばれた酵素、又は該酵素の混合物によって提供される、請求項 1に記載の方法。 3.該α−L−アラビノフラノシダーゼ又は該(1->4)−β−D−アラビノキシラ ン アラビノフラノヒドロラーゼ(AXH)が、アスペルギルス菌株から入手可能 である、請求項1に記載の方法。 4.該α−L−アラビノフラノシダーゼが、アスペルギルス・ニガーのα−L− アラビノフラノシダーゼAである、請求項3に記載の方法。 5.該α−L−アラビノフラノシダーゼが、アスペルギルス・ニガーのα−L− アラビノフラノシダーゼBである、請求項3に記載の方法。 6.麦汁が、請求項1乃至5のいずれかに記載の方法に従って発酵で入手できる 、ビール及び/又は飲用アルコールの製造方法。 7.麦汁の濾過性を改善する方法における、アスペルギルス・ニガーのα−L− アラビノフラノシダーゼBの使用。 8.麦汁の収率を増加する方法における、α−L−アラビノフラノシダーゼAの 使用。 9.麦汁の製造方法における使用に適した酵素製剤であって、少なくともβ−グ ルカナーゼ活性及びα−アラビノフラノース遊離活性からなる混合物又はβ− グルカナーゼ活性、エンド−キシラナーゼ活性及びα−アラビノフラノース遊 離活性からなる混合物から選ばれた酵素活性の混合物を有することを特徴とす る酵素製剤。 10.該アラビノフラノシル遊離活性が、α−L−アラビノフラノシダーゼ(EC 3.2.1.55)及び(1->4)−β−D−アラビノキシラン アラビノフラノヒドロラ ーゼ(AXH)、又はこれらの混合物から選ばれた酵素によって提供される、請求 項9に記載の酵素製剤。 11.該α−L−アラビノフラノシダーゼ又は該(1->4)−β−D−アラビノキシラ ン アラビノフラノヒドロラーゼ(AXH)が、アスペルギルス菌株から得られる 、請求項10に記載の酵素製剤。
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