JP2000509653A - ガスからcf▲下4▼及びc▲下2▼f▲下6▼を回収するため方法 - Google Patents
ガスからcf▲下4▼及びc▲下2▼f▲下6▼を回収するため方法Info
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Abstract
(57)【要約】
アルミニウム電解槽から出される排ガスからCF4及びC2F6の少なくとも1つを回収するための方法。本方法は、(a)清浄排ガスを得るために無機フッ化物類並びにCF4及びC2F6の少なくとも1つを含んでいる排ガスから無機フッ化物類を除去する工程;及び(b)CF4及びC2F6の少なくとも1つがリッチである濃縮ガス流とCF4及びC2F6の少なくとも1つが枯渇した透過ガス流とを得るために有効な条件で清浄排ガスを膜に接触させる工程を備える。
Description
【発明の詳細な説明】
ガスからCF4及びC2F6を回収するため方法
発明の分野
本発明は、一般にガス分離方法に関する。本発明は特に、膜を用いてガス流か
らCF4及びC2F6の少なくとも1つを除去するための方法に関する。本発明は
さらに、特にアルミニウムの製造方法に関し、該方法は膜を用いてガス流からC
F4及びC2F6の少なくとも1つを除去することを含む。
発明の背景
現在、アルミニウム金属は商業的には2工程で製造されている。第1工程は、
バイヤー法(Bayer process)によってボーキサイトからアルミナ
(Al2O3)を抽出する工程である。第2工程は、ホール・エルー法(Hall
−Heroult process)によって約950〜960℃の電解槽中で
溶融氷晶石(Na3AlF6)及び三フッ化アルミニウム(AlF3)の混合物に
溶解させたアルミナを還元することを含んでいる。第2工程では、金属カソード
表面で金属アルミニウムを産生させるためにアルミニウム含有イオンが電気化学
的に還元される。
通常の電解中には、下記の式に従って酸素含有イオンが炭素アノードと反応し
て二酸化炭素及びアルミニウム金属を産生するにつれて炭素アノードが消費され
る:
2Al2O3+3C→4Al+3CO2
しかし、一定条件では、電解槽はアノード作用の近似する。この近似は下記の
事象を特徴とする:
(1)大量の電解質液中では、アルミナの濃度は重量で2%以下に低下する;
(2)酸素含有イオンの濃度が低下するにつれて、アノード近辺ではより高濃度
のフッ化物イオンが優勢となる;
(3)アノード分極電圧が大きく増加する;
(4)酸素含有アニオンだけが放出されるために、炭素アノードの限界電流密度
が越えられる;及び
(5)F2は、最終的には氷晶石の分解からアノード表面で排出される。
アノード作用中には下記の式に従って、アノードで放出されたフッ素が炭素と
反応してCF4及びC2F6を産生する;
2Na3AlF6+2C→2Al+2NaF+CF4+C2F6
アノード作用をより詳細に考察するためには、Alton T.Taberea
ux,Annode Effects,PFCs,Global Warmin
g,and the Aluminum Industry(アノード作用、P
FCs[パーフルオロ化学物質類]、地球温暖化、及びアルミニウム工業),JO
M,pp.30−34(Nov.1994)を参照。
典型的な電解槽については、1日当たりのCF4及びC2F6の排出量は0.2
5kgである。通常は1工場当たり100〜200基の電解槽が備えられている。
このため、1工場当たりのCF4及びC2F6の1日排出量は約50kgである。
アルミニウム製造工場からのCF4及びC2F6の排出は、典型的には大気中に
排気される。しかし、これらのガスはCO2の10,000倍以上も強力である
ため、現在は地球温暖化ガスに分類されている。従って、地球温暖化ガス排出を
削減することを目指したUnited Nations Framework
Convention on Climate Change(国連天候変化に
関するフレームワークコンベンション)の調印に伴って、工業界においては大気
中へのこれらのガスの排出を最小限に抑える又は排除する方法を見いだす必要が
大いにある。
そこで、本発明の目的はアルミニウム工業におけるこの必要を満たすことであ
る。
本発明のこれら及びその他の目的は、下記の明細書及び添付の図面及びクレー
ムを読むことにより明らかになるであろう。
発明の概要
本発明は、アルミニウム電解槽から出る排ガスからCF4及びC2F6の少なく
とも1つを回収するための方法に関する。本方法は、
(a)清浄排ガスを得るために、無機フッ化物類並びにCF4及びC2F6の少な
くとも1つを含有している排ガスから無機フッ化物類を除去する工程;及び
(b)CF4及びC2F6の少なくとも1つがリッチである濃縮ガス流とCF4及び
C2F6の少なくとも1つが枯渇した透過ガス流とを得るために有効な条件で清浄
排ガスを膜に接触させる工程
を備える。
別の態様では、本発明はアルミニウムの製造方法に関する。本方法は、
(a)電解槽中で溶融氷晶石及び三フッ化アルミニウムに溶解させたアルミナを
電解的に還元してアルミニウムを生産する工程;
(b)電解槽からF2、HF並びにCF4及びC2F6の少なくとも1つを含んでい
る排ガスを除去する工程;
(c)F2及びHFをアルミナと反応させて三フッ化アルミニウム並びにCF4及
びC2F6の少なくとも1つを含んでいるガス流を生産するために有効な条件で排
ガスをアルミナに接触させる工程;
(d)三フッ化アルミニウムの少なくとも一部を工程(c)から電解槽へ循環さ
せる工程;及び
(e)CF4及びC2F6の少なくとも1つがリッチである濃縮ガス流とCF4及び
C2F6の少なくとも1つが枯渇した透過ガス流とを得るために有効な条件で、C
F4及びC2F6の少なくとも1つを含んでいるガス流を膜に接触させる工程
を備える。
図面の簡単な説明
図1は、本発明に従ってCF4及びC2F6を回収するための工程系統図である
。
図2は、異なる温度で特定の膜を通ったN2、CF4及びC2F6の比透過性を示
すグラフである。
図3は、本発明において使用できる膜システムの工学的設計を例示している。
好ましい実施態様の詳細な説明
本発明は、その最も広汎な態様においては、ガス流からCF4及びC2F6の少
なくとも1つを除去するための方法に関する。好ましくは、本発明はCF4及び
C2F6を含んでいるガス流からその両方を除去するための方法に関する。
分離させる前に、ガス流は、好ましくはCF4及びC2F6の少なくとも1つを
約0.01〜約20体積%含んでいる。ガス流は、CF4及びC2F6の少なくと
も1つを含んでいるのに加えて、酸素、二酸化炭素及び窒素並びに他のガス成分
を含んでいることがある。
本発明に従った方法は、CF4及びC2F6の少なくとも1つがリッチである濃
縮ガス流とCF4及びC2F6の少なくとも1つが枯渇した透過ガス流とを得るた
めに有効な条件でガス流を膜に接触させる工程を含む。好ましくは、濃縮ガス流
では酸素、二酸化炭素及び窒素が枯渇しているが、透過ガス流では酸素、二酸化
炭素及び窒素がリッチである。ガス流中にCF4及びC2F6の両方が存在する場
合は、接触させる工程は、好ましくはCF4及びC2F6の両方がリッチである濃
縮ガス流とCF4及びC2F6の両方が枯渇している透過ガス流とを生産する。
本明細書及びクレームにおいて使用されているように、用語「リッチな」はそ
のガス流中の特定成分の濃度が供給ガス流に含まれる同一成分の濃度より高いこ
とを意味する。同様に、用語「枯渇した」は、そのガス流中の特定成分の濃度が
供給ガス流中の同一成分の濃度より低いことを意味する。
濃縮ガス流は、好ましくはCF4及びC2F6の少なくとも1つを約25〜約1
00体積%含んでいる。透過ガス流は、好ましくはCF4及びC2F6の少なくと
も1つを約0〜約0.01体積%含んでいる。
好ましい実施態様では、透過ガス流及び濃縮ガス流の純度はこれらガス流を直
列で配列された追加の膜に接触させることによって改善される。そうした方法は
、図3に示された多段階式膜分離システムに従って実施されてよい。図3
に示されているように、透過ガス流及び濃縮ガス流は、各々その流れの純度を上
昇させるために別の膜接触装置へ通されてよい。接触させる工程の数「m」及び
「n」は、望ましい純度に依存して変動してよい。そうした方法を使用すること
によって、100%に近い純度を備えたCF4及びC2F6の少なくとも1つの1
00%の回収率を得ることが可能である。
本発明に従った方法においては、膜がガス流中の他の成分を通過させながらC
F4及びC2F6の少なくとも1つを選択的に保持できる限りにおいて、あらゆる
膜を使用できる。膜はさらに、分離されるガス成分に対して実質的に非反応性で
なければならない。
本発明において有用な膜は、好ましくはポリイミド類;ポリアミド類;ポリア
ミド−イミド類;ポリエステル類;ポリカーボネート類;ポリスルホン類;ポリ
エーテルスルホン;ポリエーテルケトン;アルキル置換芳香族ポリエステル類;
ポリエーテルスルホン、芳香族ポリイミド類、芳香族ポリアミド類、ポリアミド
類−イミド類、フッ素化芳香族ポリイミド、ポリアミド及びポリアミド−イミド
類のブレンド類から製造された高分子膜のような好ましくはガラス状膜;その内
容が参照してここに組み込まれる1994年5月20日に出願されたUSSN
08/247,125号に開示されているようなガラス状高分子膜;酢酸セルロ
ース;及びそれらのブレンド、それらのコポリマー、それらの置換ポリマー(例
、アルキル、アリール)その他である。
非対称性膜は、溶媒混和性非溶媒中で高分子溶液を沈降させることによって調
製される。そうした膜の代表的なものは、勾配多孔性の異方性基質上に支持され
ている緻密分離層であって、一般には1工程で調製される。そうした膜の例及び
それらの製造方法は、全部が参照してここに組み込まれる米国特許第4,113
,628号;第4,378,324号;第4,460,526号;第4,474
,662号;第4,485,056号;第4,512,893号;第5,085
,676号;及び第4,717,394号に開示されている。第‘394号及び
第’676号特許は、選択されたポリイミド類からの非対称性分離膜の調製を開
示している。特別に好ましい膜は、第‘676号特許に開示されているようなポ
リイミド製非対称性ガス分離膜である。
圧駆動式ガス膜分離方法においては、ガス分離膜の一方の側が複合多成分混合
ガスと接触させられ、その混合ガス中の一定のガスが他のガスより急速に膜を通
過する。それによってガス分離膜は、相対的な意味において他のガスに対する障
壁として機能しながら一部のガスがそれらを透過することを許容する。膜を通過
する相対ガス透過速度は、膜の材料組成及びその形態の特性である。先行技術に
おいては、高分子膜の固有透過性は一部は材料の充填及び分子自由体積及び材料
内のガス溶解度によって調整される膜を通してのガス拡散の組合せであると提案
されてきた。選択度は材料によって分離される2種のガスの透過性の比率である
。さらに又、高度のガス選択度を保持するために欠陥のない緻密分離層を形成す
ることが高度に望ましい。
複合ガス分離膜は、典型的には予備成形微細孔基質上に緻密分離層を有してい
る。分離層及び基質は、通常は組成が相違する。複合ガス分離膜は異方性微細孔
基質上に支持された超薄緻密分離層の構造へ進化してきた。これらの複合膜構造
は、予備成形異方性支持膜の上に予備成形超薄緻密分離層を積層することによっ
て調製できる。そうした膜及びそれらの製造方法の例は、全部が参照してここに
組み込まれる米国特許第4,664,669号;第4,689,267号;第4
,741,829号;第2,947,687号;第2,953,502号;第3
,616,607号;第4,714,481号;第4,602,922号;第2
,970,106号;第2,960,462号;第4,713,292号;第4
,086,310号;第4,132,824号;第4,192,824号;第4
,155,793号;及び第4,156,597号に開示されている。
或いは又、複合ガス分離膜は多段階成形加工法によって調製されてもよいが、
このときにはまず最初に異方性多孔性基質が成形され、その後にこの基質が膜形
成液に接触させられる。そうした方法の例は、全部が参照してここに組み込まれ
る米国特許第4,826,599号;第3,648,845号;及び第3,50
8,994号に記載されている。
米国特許第4,756,932号は、どのようにして複合中空糸膜が最初に多
重高分子溶液層の共押し出しによって、その後に溶媒混和性非溶剤中での沈
降によって調製されるのかについて記載している。
本発明のある実施態様に従うと、膜は、そこからPFCが低レベルで又はそう
した成分との一時的接触で分離される混合ガス中の有害成分に抵抗する能力を上
昇させるためにフッ素化又は過フッ素化高分子層を用いて後処理、又は被覆、又
は共押し出しすることができる。
中空糸の紡糸方法は、中空糸膜の形態及び特性に影響を及ぼす可能性のある多
数の変量に依存する。これらの変量には、繊維を形成するために使用される高分
子溶液の組成、紡糸中に中空糸押し出し成型物の孔内に注入される液体の組成、
紡糸口金の温度、中空糸押し出し成型物を処理するために使用される凝固媒質の
温度、高分子の凝固の急速性、繊維の押し出し速度、テークアップ・ロール上へ
の繊維の巻き取り速度その他が含まれる。
接触工程中の混合ガス及び/又は膜の温度は約−10℃〜約100℃で変化す
ることがある。好ましくは、温度は約10〜80℃の間である。より好ましくは
、温度は周囲温度、つまり約20℃−25℃〜約60℃の範囲に渡る。
本発明に従うと、膜を隔てて約2,000psig未満の圧力低下を有するこ
とが好ましい。より好ましくは、圧力低下範囲は約3〜約200psigである
。さらにより好ましくは、圧力低下範囲は約20〜約60psigである。
膜を隔てた必要な圧力低下は2つの方法中1つによって提供することができる
。第1に、給気ガス流は圧縮することができる。好ましいコンプレッサー(圧縮
機)は、オハイオ州に所在のパワレックス・ハリソン社(Powerex Ha
rrison Company of Ohio)から入手できる商品名POW
EREXを付けて販売されているコンプレッサーのような密封型及び無潤滑式で
ある。第2により好ましくは、膜を隔てた圧力低下は膜の透過ガス流側の圧力を
低下させることによって確立できる。透過ガス流側での低圧を作り出すためには
、真空ポンプ又はあらゆるその他の吸引装置を使用できる。
膜を横切るガス流の流量は、分離のために利用できる膜1平方メートル当たり
約0〜約105Nm3/hで変動することができる。好ましくは、流量は約10−
4〜約10Nm3/h−m2である。より好ましくは、流量は約0.1
〜約0.5Nm3/h−m2である。
好ましい態様では、本発明はアルミニウム電解槽から出される排ガスからCF4
及びC2F6の少なくとも1つを回収するための方法に関する。排ガスは、(1
)O2、CO2、及びN2のようなガス成分;(2)F2、HF、及びNaAlF4の
ような無機フッ化物類;及び(3)CF4及びC2F6の少なくとも1つを含んで
いる。排ガスは又、幾らかの炭化水素類及び大量の微粒子類を含んでいることが
ある。
本工程に含まれる第1工程は、清浄排ガスを産生するために排ガスから無機フ
ッ化物を回収することを含む。無機フッ化物類は、好ましくはカセイスクラバー
(カセイガス洗浄装置)を使用することによって排ガスから除去される。スクラ
バーは湿式又は乾式のいずれでもよい。乾式スクラバーは、通常はレジン型スク
ラバー又はソーダ石灰式であり、MnO2のような触媒を含む一部の乾式スクラ
バーも又使用できる。本発明において使用できる湿式スクラバーの例は、これに
より参照してここに組み込まれるDELATECH Corporatlonか
らの“Selecting a CDOTM for Your Particu
lar Application(あなたの特定用途のためにCDOTMを選択す
る)”と題する小冊子に記載されている。種々の有害成分を除去しなければなら
ない場合は、1基又は複数の湿式スクラバーと1基又は複数の乾式スクラバーと
を直列で使用することが好ましい。
好ましくは、1基又は複数のスクラバーの上流では、排ガスから微粒子を取り
除くために1以上のフィルターが使用される。孔径が20ミクロメートル未満、
及び好ましくは10ミクロメートル未満のフィルターを使用することが好ましい
。
本工程における第2工程は、CF4及びC2F6の少なくとも1つがリッチであ
る濃縮ガス流とCF4及びC2F6の少なくとも1つが枯渇した透過ガス流とを得
るために有効な条件で清浄排ガスを膜に接触させることを含む。この膜分離工程
は上記のように実行できる。
本発明では、膜分離装置へ通す前に清浄排ガス中にまだ微粒子が残っている場
合は、そうした微粒子を除去するためにさらに1以上のフィルターを使用す
ることが予想されている。
別の好ましい態様では、本発明はアルミニウムの製造方法に関する。本方法は
、
(a)電解槽中で溶融氷晶石及び三フッ化アルミニウムに溶解させたアルミナを
電解的に還元してアルミニウムを生産する工程;
(b)電解槽からF2、HF、及びCF4及びC2F6の少なくとも1つを含んでい
る排ガスを除去する工程;
(c)F2及びHFをアルミナと反応させて三フッ化アルミニウム並びにCF4及
びC2F6の少なくとも1つを含んでいるガス流を産生するために有効な条件で排
ガスをアルミナと接触させる工程;
(d)三フッ化アルミニウムの少なくとも一部を工程(c)から電解槽に循環さ
せる工程;及び
(e)CF4及びC2F6の少なくとも1つがリッチである濃縮ガス流とCF4及び
C2F6の少なくとも1つが枯渇した透過ガス流とを得るために有効な条件でCF4
及びC2F6の少なくとも1つを含んでいるガス流を膜に接触させる工程
を備える。
本方法の一般的特徴は図1に示されている。図1を参照すると、アルミナ、氷
晶石及び三フッ化アルミニウムの流れ1がアルミニウム電解槽2内に供給され、
そこではアルミナを電解的に還元することによって溶融アルミニウムが産生され
る。この工程を実施するために必要な操作条件及び装置は当業者には周知である
。
溶融アルミニウムは、その後ライン3を通って電解槽2から除去される。排ガ
ス流4も又電解槽2から除去される。排ガス流4は、O2、CO2、N2、F2、H
F、NaAlF4、CF4及びC2F6及び微粒子を含んでいる。排ガス流4は、そ
の中に含まれる微粒子を除去するために任意でフィルター5へ通される。
濾過された排ガス6は任意でフィルター5から除去され、乾式ガス洗浄ゾー
ン7へ通される。ガス洗浄ゾーン7では、濾過された排ガス6がそれからF2及
びHFのような無機フッ化物類を除去するために有効な条件でライン8を通して
導入されるアルミナと接触させられる。このガス洗浄工程を実施するためのこれ
らの条件は当業者には周知である。ガス洗浄工程中、アルミナは下記の式に従っ
て濾過された排ガス6に含まれるF2及びHFと反応して三フッ化アルミニウム
を生成する:
Al2O3+F2→AlF3+O2
Al2O3+HF→AlF3+H2O
三フッ化アルミニウムを含んでいる流れ9はその後乾式ガス洗浄ゾーン7から
除去されて、流れ1へ再循環させられる。乾式ガス洗浄ゾーン7はさらにCF4
、C2F6、O2、CO2及びN2を含んでいる清浄排ガス流10を産生する。排ガ
ス流10は、必要であればその中に残っているあらゆる微粒子を除去するために
追加のフィルター11へ通される。清浄排ガス流10は次に、そこで濃縮ガス流
14及び透過ガス流13が作り出される上記に記載されて図3に例示されている
ような膜分離システム12へ通される。透過ガス流13は大部分のO2、CO2及
びN2を含み、他方濃縮ガス流14は大部分のCF4及びC2F6を含んでいる。C
F4及びC2F6を含んでいる濃縮ガス流14はさらに半導体産業において使用す
るのに適合するCF4/C2F6流を産生するためにオンサイト又はオフサイトで
清浄化されてよい。
実施例
下記の実施例は、本発明を例示するために提供されているのであって、それら
を限定するものと解釈してはならない。
実施例1
CF4、C2F6及びN2の比透過性を測定するために、CF4、C2F6及びN2を
含んでいるガス流を種々の温度でポリイミド製非対称性複合中空糸膜と接触させ
た。ガス流は170sccmの一定流速を有していた。給気ガスの圧力は3バー
ルで一定に保持した。これらの成分各々の透過性は図2にグラ
フ表示されている。図2から明らかなように、CF4/N2及びC2F6/N2の選
択度はおよそ300である。
上記の選択度に基づいて、単段式膜分離装置のコンピューターシミュレーショ
ンを実施した。供給ガス流、透過ガス流及び濃縮ガス流の濃度及び圧力並びにC
F4/C2F6流回収率は下記の表1に示されている。 実施例2
実施例1の製法を下記の表2に列挙されている供給ガス流濃度及び圧力を用
いて繰り返した。シミュレーション試験の成績も又表2に列挙されている。
実施例3
精錬ポット100基を備えた典型的精錬工場については、排ガスの流量は約3
Nm3/hである。そうした排ガス流を使用して実施例1と同一製法を実施した
。そうした排ガス流の給気濃度及び圧力並びにシミュレーション試験成績は下記
の表3に報告されている。
実施例4
実際の実験で、1.14%のCF4及びC2F6及び残余のN2を含んでいる供給
ガス流を室温でポリイミド製非対称性複合中空糸膜と接触させた。CF4および
C2F6流回収率とともに供給ガス流、透過ガス流及び濃縮ガス流の流量、濃度及
び圧力は下記の表4に示されている。
本発明を好ましい実施態様とともに説明してきたが、当業者には明白であるよ
うに変更及び修飾が可能であると理解すべきである。そうした変更及び修飾は、
本文及び添付されているクレームの範囲内にあると見なすべきである。
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フロントページの続き
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,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,
SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M
W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY
,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM
,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,
CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E
S,FI,GB,GE,GH,HU,ID,IL,IS
,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,
LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M
N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU
,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,
TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z
W
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. アルミニウム電解槽から出される排ガスからCF4及びC2F6の少なく とも1つを回収するための方法であって、前記方法は、 (a)清浄排ガスを得るために無機フッ化物類並びにCF4及びC2F6の少なく とも1つを含んでいる排ガスから無機フッ化物類を除去する工程;及び (b)CF4及びC2F6の少なくとも1つをリッチである濃縮ガス流とCF4及び C2F6の少なくとも1つが枯渇した透過ガス流とを得るために有効な条件で清浄 排ガスを膜に接触させる工程 を備える。 2. 前記無機フッ化物類は、F2、HF、及びNaAlF4である、請求項1 に記載の方法。 3. 工程(a)は、カセイスクラバーを用いて実施される、請求項1に記載 の方法。 4. 前記排ガスは、さらに微粒子を含んでおり、かつ工程(a)の前に前記 微粒子を除去するために前記排ガスがフィルターと接触させられる、請求項1に 記載の方法。 5. 前記清浄排ガスは、さらに微粒子を含んでおり、さらに工程(b)の前 に前記微粒子を除去するために前記清浄排ガスがフィルターと接触させられる、 請求項1に記載の方法。 6.前記排ガスは、CF4及びC2F6の両方を含んでおり、前記濃縮ガス流は CF4及びC2F6の両方がリッチであり、かつ前記透過ガス流はCF4及びC2F6 の両方が枯渇している、請求項1に記載の方法。 7. 前記排ガスは、さらにO2、CO2、及びN2を含んでいる、請求項1に 記載の方法。 8. 前記濃縮ガス流は、O2、CO2、及びN2が枯渇しており、前記透過ガ ス流はO2、CO2、及びN2がリッチである、請求項7に記載の方法。 9. 前記排ガスがCF4及びC2F6の少なくとも1つを約0.01〜約20 体積%含む、請求項1に記載の方法。 10. 前記濃縮ガス流がCF4及びC2F6の少なくとも1つを約25〜約1 00体積%含み、かつ前記透過ガス流はCF4及びC2F6の少なくとも1つを約 0〜0.01体積%含む、請求項9に記載の方法。 11. 前記条件は、約10〜約80℃の温度、約3〜約200psigの圧 力低下、及び約10−4〜約10Nm3/h−m2の流量を含む、請求項1に記載 の方法。 12. 前記膜がポリイミド類、ポリアミド類、ポリアミド−イミド類、ポリ エステル類、ポリカーボネート類、ポリスルホン類、ポリエーテルスルホン、ポ リエーテルケトン、アルキル置換芳香族ポリエステル類、及びポリエーテルスル ホン、芳香族ポリイミド類、芳香族ポリアミド類、ポリアミド類−イミド類、フ ッ素化芳香族ポリイミド、ポリアミド及びポリアミド−イミド類のブレンド類か らなる群から選択される、請求項1に記載の方法。 13. (a)電解槽中で溶融氷晶石及び三フッ化アルミニウムの混合物に溶 解させたアルミナを電解的に還元してアルミニウムを生産する工程; (b)電解槽からF2及びHFとCF4及びC2F6の少なくとも1つとを含んでい る排ガスを除去する工程; (c)F2及びHFをアルミナと反応させて三フッ化アルミニウムとCF4及びC2 F6の少なくとも1つとを含んでいるガス流を生産するために有効な条件で排ガ スをアルミナと接触させる工程; (d)二フッ化アルミニウムの少なくとも一部を工程(c)から電解槽に循環さ せる工程;及び (e)CF4及びC2F6の少なくとも1つがリッチである濃縮ガス流とCF4及び C2F6の少なくとも1つが枯渇した透過ガス流とを得るために有効な条件でCF4 及びC2F6の少なくとも1つを含んでいるガス流を膜に接触させる工程 を備えるアルミニウムの製造方法。 14. 前記ガス流は、CF4及びC2F6の両方を含み、前記濃縮ガス流はC F4及びC2F6の両方がリッチであり、かつ前記透過ガス流はCF4及 びC2F6の両方が枯渇している、請求項13に記載の方法。 15. 前記ガス流は、さらにO2、CO2、及びN2を含む、請求項13に記 載の方法。 16. 前記濃縮ガス流は、O2、CO2、及びN2が枯渇し、かつ前記透過ガ ス流はO2、CO2、及びN2がリッチである、請求項15に記載の方法。 17. 前記ガス流は、CF4及びC2F6の少なくとも1つを約0.01〜約 20体積%含む、請求項13に記載の方法。 18. 前記濃縮ガス流は、CF4及びC2F6の少なくとも1つを約20〜約 100体積%含み、かつ前記透過ガス流はCF4及びC2F6の少なくとも1つを 約0〜約0.01体積%含む、請求項17に記載の方法。 19. 前記条件は、約10〜約80℃の温度、約3〜約200psigの圧 力低下、及び約10−4〜約10Nm3/h−m2の流量を含む、請求項13に記 載の方法。 20. 前記膜がポリイミド類、ポリアミド類、ポリアミド−イミド類、ポリ エステル類、ポリカーボネート類、ポリスルホン類、ポリエーテルスルホン、ポ リエーテルケトン、アルキル置換芳香族ポリエステル類、及びポリエーテルスル ホン、芳香族ポリイミド類、芳香族ポリアミド類、ポリアミド類−イミド類、フ ッ素化芳香族ポリイミド、ポリアミド及びポリアミド−イミド類のブレンド類か らなる群から選択される、請求項13に記載の方法。
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