JP2000509126A - 水力機械 - Google Patents

水力機械

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JP2000509126A JP9538805A JP53880597A JP2000509126A JP 2000509126 A JP2000509126 A JP 2000509126A JP 9538805 A JP9538805 A JP 9538805A JP 53880597 A JP53880597 A JP 53880597A JP 2000509126 A JP2000509126 A JP 2000509126A
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Abstract

(57)【要約】 ハブボディ(1)と、そのハブボディの中の軸受(7,8)において回転可能に軸支されたベーンつまりブレード(4)とを有し、そのハブボディは前記軸受と連通している少なくとも一つのチャンバー(2)を有する、ランナーつまりローター、を有するタイプの水力機械における装置において、オイルを前記軸受に供給するための第1の手段(20,22,23,24,25,27,28,29)と、オイルを前記チャンバーから、オイルの供給と歩調を合わせて取り出すための他の手段(18,19,37,38,39,40,41,42)とが設けられていて、それにより、チャンバーは実質的に一定の容積(35,35A)のオイルを収容することとなり、その容積はチャンバーの全容積よりも小さく、そのオイルの容積は、ランナーが回転するときの遠心力によってチャンバーの周囲壁に向けて押し付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】水力機械 技術分野 本発明は、ハブボディを有するランナーつまりローターと、ハブボディの中に ある軸受において回転可能に軸支されている複数のベーンつまりブレードとを有 し、ハブボディは、前記の軸受と連通している少なくとも一つのチャンバーを有 する、というタイプの水力機械の装置に関する。 本発明は、カプラン水車の改善として開発されたが、序文に挙げられた他の種 類の水力機械、すなわち、角度が調節可能な複数のブレードを有する船舶のプロ ペラのような水力機械にも適用され得る。 従来の技術 従来、カプラン水車におけるハブチャンバーはオイルで満たされている。その オイルの主たる目的はランナーブレードの軸受を潤滑することにある。他の重要 な機能は、ハブの中において適切な腐食防止を行わせることと、ハブの中への水 の侵入を検知することである。今日のハブの設計に関する限り完全に考慮外にす ることができないリスクとしての、ハブの中に水が侵入することを防止するため に、ハブボディ全体が加圧オイルで満たされている。しかしながら、このことは 、オイルが漏れ出るというリスクにつながる。実際問題として、カプラン水車か らのオイルの漏れは非常に頻繁に起こるので、それは、かなりの環境問題と考慮 されている。何故ならば、漏れ出したオイルは水車が運転しいてるところの河川 を汚染するからである。さらに、ハブが空になるまでオイルが出てしまったなら ば、事故が起こり得るのであり、その事故は河川に多大の損害を及ぼすこととな り得る。それでもなお、ハブボディの中のオイルを加圧することは、水がハブに 侵入しないという保証にはならない。そのような水の侵入を防止するための多く のシステムが、ハブの中に入った水を検出するためのシステムと同様に開発され てきた。 発明の簡単な開示 本発明は、上記の諸間題に挑戦し、オイルで潤滑されることを要するハブ内の 軸受やその他の部分の適切な潤滑を行わせると同時に、オイル漏れのリスクを最 小にし、なお、故障の際にも、漏れ出たオイルによる環境への損害を実質的に減 らすような、改善されたシステムを提供することを目的としている。 他の目的は、現存の機械の設計に補足または変更を加えるのを極力少なくしつ つ、本発明をその機械に導入し、用いることを可能にすることである。 上述およびその他の目的は、本発明が特徴としている、特許請求の範囲第1項 の特徴の部分に記載してある事柄によって達成され得る。 さらにある本発明の特徴や態様は、特許請求の範囲の各項と、以降の一つの望 ましい実施態様の説明から明らかにであろう。 図面の簡単な説明 一つの望ましい実施態様の次の説明においては、附属の図面が参照される。 図1は、本発明が公知の設計のものに用いられ、本発明の特徴部分が概略的に 示されている、カプラン水車のランナーの軸方向断面図であり、 図2は、図1の線II−IIに沿って見たランナーの横断面図であり、 図3は、図1において枠で囲んだIIIの部分の拡大された詳細図であって、ハ ブの中への水の侵入を防止するシステムを示している図であり、 図4は、図1の線IV-IVに沿った側面図である。 これらの図においては、本発明の原理の理解のために必要な詳細だけを示して おり、図1においてランナーブレードのような他の詳細は、本質的なことをより 明瞭にするために省略してある。 発明の詳細な説明 図1において、水車のシャフトフランジ13に取り付けられたハブボディは、 全体を1で示されている。ハブの内部は、本書では、全体を2で示されているハ ブボディチャンバーであって、それは、本書では乾式液受けとしている水車のノ ーズ部分の領域のうちの下方部分3をも含む。この水車には、図4のように複数 のランナーブレード4が設けられていて、その各々はブレードフランジ5を有し 、そのブレードフランジは、ねじ結合によってブレードトラニオン6に固定され ている。ブレードトラニオンは、ハブボディ1の中において、内側と外側の滑り 軸受7と8、それぞれの中で軸支されている。トラニオン6、したがってブレー ド4は、公知のように、つまり、サーボモータ9、ハブボディ1の中で垂直方向 に動き得るピストンロッド10,クロスヘッド11、および全体的に12で示さ れたレバー機構を含む運動手段によって、軸受7と8の中での回転によって角度 を調整され得る。ピストン9を動かすために、液圧チャンバー14と15が設け られている。パイプ17を伴った軸方向ボア16が、ピストン9,ピストンロッ ド10、およびクロスヘッド11を貫通して延びている。 以上において説明した各要素は従来技術に属するので、本書では、さらに詳し くは説明しないし、油圧チャンバー14と15の中の油圧油によって動かされる ピストン9についても、さらに詳しくは説明しない。 本発明によれば、ハブチャンバー2は、ボア16の中のパイプ17を経て大気 圧P3と繋がっている。さらに、本発明によれば、容積型の油圧モーター18と それによって駆動される容積型の油圧ポンプ19が、乾式液受け3の中に収容さ れている。この油圧モーター18は、ユニット49の中にあるが図示されていな い圧力源によって、第1の導通路20、旋回継手21、パイプ17によって下方 の乾式液受け3まで延びている第2の導通路22、ホース部分23、及び接続導 通路24、を経て駆動される。油圧モーター18からは、導通路25、ホース部 分26、及び導通路27が、クロスヘッド11とピストンロッド10の中の導通 路28へと延びている。導通路28は、ピストンロッド10の外側の、それとフ レードトラニオン6の間にある閉じられた円周状スペース31に通じている。導 通路30が、スペース31から外側軸受8へと、各ブレードトラニオン6を通し て延びている。 チャンバー2は、ランナーが回転しているときよりも増えることがない一定量 のオイル35を収容していて、そのオイルは、ハブボディ1の壁に向けて押し付 けられて、図1の軸方向断面内ではボウルの形をなして図2のようにブレードト ラニオン6同志の間にある一定の容積をほぼ満たしている。水車シャフトが垂直 であるときには重力の影響の下で、オイルの容積35の内側面36は完全に垂直 ではなく、図1のように、下に行くほど内方に向かうように少しく傾斜するので 、なお、下方の乾式液受け3の中へと、内側面36Aを有する小さい容積35A が延びている。液受け3の中には、容積35Aから油圧ポンプ19へと通ずる吸 込み導通路37がある。ポンプ19からは、導通路38、ホース部分39および 戻り導通路41が旋回継手21に通じており、そこからは、戻り導通路42が、 ユニット49の中にあるオイルトラフ(図示せず)に通じている。 供給導通路20には、水車ランナーがほぼ正規の回転速度(少なくとも正規回 転速度の90%)で回転するまでは開かないようにした電磁弁45が設けられて いる。供給側導通路20には、定流量弁46も設けられている。なお、戻り導通 路42には、水を検知または分離し、それを汚染したオイルと共に除去するため の、流れ監視器47とタンク48が設けられている。さらに、オイルによって汚 染されたかもしれない水に配慮するために分離器50が設けられていてよい。清 浄化されたオイルは、分離器50からタンク48へと再循環され得る。ユニット 49は、その中において、圧力源とオイルトラフなどを含む。 以上説明したシステムは下記のように作動する。スタートアップの際に、水車 には、例えばパイプ17を通して、チャンバー2の中に一定量のオイルが充填さ れる。正常運転中には、ユニット49の中の圧力源(不図示)からオイルが、導 通路20、旋回継手21、導通路22,23および24を経て、油圧ポンブ19 を駆動する油圧モーター18に供給される。油圧モーター18から、オイルは、 導通路25,26および27を経て導通路28に至り、ピストンロッド10の中 の開口を通してスペース31の中へと導かれる。そのオイルは、内側のトラニオ ン軸受7を潤滑しつつ通過し、その後にはハブボディチャンバー2の中に飛び散 り、外側トラニオン軸受に達してそれを潤滑するより前に先ずハブの種々の部分 を潤滑する。しかし、レバー機構12にある軸受は自己潤滑型であるのが適当で ある。 さらに、オイルがスペース31から流路30を通して外側軸受8に導かれてい て、それら軸受も潤滑されることを確実にしている。ランナーが回転することに より、オイルは、軸受7や8から、なお、ハブボディ1の丸みのついた壁に向け て押され、そこのボウル形のスペースを満たす。このオイルの容積35は、チャ ンバー2の全容積のほんの一部分例えば10%以下に相当しているに過ぎない。 オイルの容積35は、乾式液受け3の中へと延びているオイル容積の一部分35 Aからのオイルを、ポンプ19が、吸込み導通路37を経て吸い込み、さらに導 通路38,39,40,41,旋回継手21、および戻り導通路42を経て送出 することにより、一定に保たれる。ポンプ19の容積能力がモーター18のそれ よりも大きいことによって、オイルのレベル36Aやオイルの容積35が一定に 保たれることが保証される。オイルの流れは、定流量弁46によって一定に保た れ、流れ監視器47によって監視されるので、機能の乱れが表示され、処置され 得る。オイルの中に水があるならば、それはタンク48の中で検知され、必要な らば分離器50の中で分離された上で、オイルはタンク48へまたは直接にユニ ット49に再循環される。水がシステムの中に入ったならば、例えばシールリン グの交換によって引き続いての水侵入を防止するために、予め決められた適当な 時期に測定が行われる。これに関連して述べておきたいのは、本発明においては 、潤滑油がシステム内の循環経路の中で連続的に循環していることと、システム 内の潤滑油の全量が比較的に少ないことによって、水の検出が容易になっている ことである。さらに述べておきたいのは、油圧チャンバー14または15からハ ブボディチャンバー2の中へと漏れ出る可能性のある油圧油は、システムの中で 配慮されて、循環するオイルの中に加えられることである。 例えばオイルの容積35の20gの遠心力を発生し得るようなランナーの回転 によって、オイルは、ある大きさの力でもって、外側のブレードトラニオン軸受 8に向けて押し付けられ、そうである限り、チャンバー2の中のオイルに過圧力 がかかることはない。つまり、オイルの容積35に作用する圧力は、正常時には 、周囲の水の圧力より低く、そのことは、オイルが周囲の水の中へと漏れ出ると いうリスクを大幅に少なくする。 ハブボディチャンバーの中のオイルに過圧力がかかることがないので、オイル が周囲の水の中に漏れ出るリスクは極めて小さいが、このリスクは、外側のブレ ードトラニオン軸受8と周囲の水の間の良好なシールによってさらに最小化され る。図3において、そのようなシールシステムが示されていて、それは、ブレー ドフランジ5を包囲している環状ギャップ62の中に収容された、それぞれがゴ ムまたは他のエラストマーで作られた外側と内側のシールリング60と61を含 む。シールリング60,61は、ねじによってハブボディ1に取り付けられたク ランプリング63によって、ギャップ62の中に保持されている。ハブボディチ ャンバー2が加圧されることはないが、オイルが漏れ出る最大のリスクが、水車 の吸込み側、すなわち、圧力が極めて低いランナーブレードの“下側”つまり“ 裏側”において存在する。この圧力P2は、図3に示したハブの内部の圧力で運 転中の雰囲気の気圧P3よりも低い。その一方で、ランナーブレードの圧力側、 すなわちランナーブレード4の上側の圧力P1は、常に大気圧よりも高い。これ ら条件が、本発明のシールの設計において利用されている。ランナーブレードの 圧力側の領域内のブレードフランジ5の外側から、つまり、ブレードフランジ5 におけるブレード4よりも上方の点から、流路64が、外側と内側のシールリン グ、それぞれ60と61、の間の、ギャップ62の中の円周状スペース65の中 へと延びている。換言すれば、両シールリングの間の環状の円周状スペース65 は、周囲の水と、水車の圧力側において流路64によって連通されていて、その ことは、スペース65が、ブレードフランジ5の全周にわたって、水が圧力側に おいて有する圧力と同じ圧力P1を有することを意味する。このことは、さらに 、内側のシールリング61の外側の圧力が、シールリングの全周にわたって、つ まり、外側の水の圧力P2が大気圧より低いブレードフランジの吸込み側の領域 内でも、シールリング61の内側における圧力よりも高いことを意味する。した がって、円周状スペース65の加圧は、オイルの漏れに対するロックとして機能 する。 さらに、または代案として、スペース65を、周囲の水以外の何らかの圧力源 から、望ましくは水車シャフトのアクスルボックス(不図示)からの純水によっ て、水車シャフト、水車シャフトフランジ13およびハブボディ1を貫通してス ペース65へと延びている流路68を経て加圧してもよい。このような方式は、 発電所の落差、したがって圧力P1が比較的に低い場合に特に有利であり得る。 基本的には、本発明は、周囲の水へのオイルの漏れの防止を扱うものである。 このことは、本発明によれば、本発明が特徴としている、添付の特許請求の範囲 に記載された少なくとも幾つかの特徴、または、それら特徴が相互に組み合わさ った全体、によって達成される。これら特徴の中の、特に述べておきたいものは 、潤滑システムの中のオイルの全量が少なくて、ハブボディチャンバーの全容積 よりも実質的に少ないこと、ハブボディチャンバーが大気圧にあること、潤滑油 がループの中を循環していること、オイルの漏れがあればそれが検出され処置さ れ得るように、オイルの流れを制御する手段が設けられていること、および、オ イルの漏れを許す前に水の侵入を優先するような効果的なシール手段が設けられ ていることである。それと同時に、潤滑が効果的であって、侵入した水によって 害されないことが要求されることである。このことに関して、水がオイルよりも 高い密度を有するという条件があるので、水がオイルから分離するとか水が遠心 力の故に外側軸受8に集るという傾向が生ずる、ということを考慮しなければな らない。この傾向を防止するために、オイルをスペース31から導通路30を通 して軸受8へと導くことが重要であろう。この機能は、外側軸受8へのオイルの 流れを安全に案内するために、例えば内側軸受7の効果的なシールのような種々 の緊縮手段を設けることによって、さらに保証され得る。軸受8においては、進 入するオイルが、可能性のある侵入した水と混合することが許されてよく、その 水は容積35の中でオイルと混合し、最終的には戻り導通路42を通して排出さ れ、検出されて除去される。 本発明が以上の記述において説明された設計のランナーに限られるのでなく、 ましてや一般のカプラン水車に限られるのでないことが理解されるべきである。 例えば、本発明は、水平な回転軸線を有する前文のタイプの水力機械にも好都合 に用いられ得る。そのような機械においても、ランナーの中の比較的に少ない量 のオイルが、遠心力によって周囲に向けて押し出されるであろう。この場合生成 されるオイルの容積の形が、垂直のシャフトを有する機械のそれとは異なり、は っきり言うならば円筒形の内面が形成される、ということは確かであるが、この 事実は、油圧ポンプ19における吸込み導通路37の位置決めにおいて考慮され 得る。 なお述べておきたいのは、ポンプ19が、図示した実施態様の場合も、ポンプ の吸込み導通路37にも作用する遠心力を考慮して、ポンプが吸込み導通路を通 してオイルを取り込み得るように位置決めされていることである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,CZ,DE,DE,DK,D K,EE,EE,ES,FI,FI,GB,GE,GH ,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ハブボディ(1)と、そのハブボディの中の軸受(7,8)において回転 可能に軸支されたベーンつまりブレード(4)とを有し、そのハブボディは前記 軸受と連通している少なくとも一つのチャンバー(2)を有する、ランナーつま りローター、を有するタイプの水力機械における装置において、オイルを前記軸 受に供給するための第1の手段(20,22,23,24,25,27,28, 29)と、オイルを前記チャンバーから、オイルの供給と歩調を合わせて取り出 すための他の手段(18,19,37,38,39,40,41,42)があっ て、それにより、チャンバーは実質的に一定の容積(35,35A)のオイルを 収容することとなり、その容積はチャンバーの全容積よりも小さく、そのオイル の容積は、ランナーが回転するときの遠心力によってチャンバーの周囲壁に向け て押し付けられる、ことを特徴とする水力機械における装置。 2.前記第1の手段が、ランナーの回転シャフトと前記軸受の間の領域にオイ ルを供給するように設けられている、請求項1記載の装置。 3.チャンバーの、オイルで満たされていない部分における圧力(P3)が、 前記軸受の外側の圧力よりも低い、請求項1または2記載の装置。 4.前記オイルの容積(35,35A)からオイルを、オイルが前記第一の手 段を経て前記容積に供給されると同じ歩調で汲み出すためのポンプが設けられて いる、請求項1から3のいずれか1項に記載の装置。 5.前記第1の手段が、前記油圧ポンプを駆動する油圧モーターを駆動するた めに設けられていて、前記軸受に供給されるオイルが、油圧モーターからの戻リ オイルから成る、請求項4記載の装置。 6.前記第1の手段が、ランナーブレードが上に取り付けられているランナー ブレードトラニオン(6)の内側の閉じられたスペース(31)を経て軸受にオ イルを供給するように設けられている、請求項1から5のいずれか1項に記載の 装置。 7.オイルを外側の軸受(8)に導く少なくとも一つの流路(30)がある、 請求項1から6のいずれか1項に記載の装置。 8.油圧ポンプ(19)と油圧モーター(18)が容積型であり、ポンプ(1 9)がモーター(18)よりも大きい容積能力を有している、請求項1から7の いずれか1項に記載の装置。 9.前記軸受(8)と周囲の水の間のシール手段が、第1の円周状シール部材 (60)と、前記第1のシール部材の内側にある第2の円周状シール部材(61 )を有し、前記第1と第2のシール部材の間には一つの円周状スペース(65) が存在しており、前記の円周状スペースは、流路(64)を経て、前記軸受にお けるオイルの圧力よりも高い圧力を有する水と接続されており、それにより、円 周状スペースは、比較的に高い圧力の水で満たされている、請求項1から8のい ずれか1項に記載の装置。 10.流路(64)が、円周状スペースと、水車のランナーブレードの圧力側 での周囲の水との間を延び、それにより、円周状スペース(65)は、ランナー ブレードの圧力側で水が有している圧力と同じ圧力(P1)を受け入れることと なる、請求項9記載の装置。 11.流路(68)が、水車の構成の中のある圧力源から、望ましくは水車シ ャフトのアクスルボックスから、水車シャフトとハブボディを経て、前記の円周 状スペースへと延びる、請求項9または10記載の装置。
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