JP2000508945A - 床掃除などのための傾斜面形成可能なモップフレーム - Google Patents

床掃除などのための傾斜面形成可能なモップフレーム

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JP2000508945A
JP2000508945A JP9538799A JP53879997A JP2000508945A JP 2000508945 A JP2000508945 A JP 2000508945A JP 9538799 A JP9538799 A JP 9538799A JP 53879997 A JP53879997 A JP 53879997A JP 2000508945 A JP2000508945 A JP 2000508945A
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ルドルフ ノルディン
ジャン―エリック ノルディン
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アクチュエル トリコット イー ボラス アーベー
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    • A47L13/10Scrubbing; Scouring; Cleaning; Polishing
    • A47L13/20Mops
    • A47L13/24Frames for mops; Mop heads
    • A47L13/254Plate frames

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  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は床掃除などのための傾斜面形成可能なモップフレームに関し、これは底面にクリーニング布が取り付けられ、かつクリーニングすべき表面上を前後に押し引きすることを意図した好適には細長いプレートと、プレート(1)の上面にヒンジ(3)で固定された細長いハンドル(2)とを含む。モップは、プレート(1)にモップ使用時に前後方向に横切るように延び、かつプレート(1)の中央部に配置される細長い突起部(6)を備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】 床掃除などのための傾斜面形成可能なモップフレーム 技術分野 本発明は、通常、特に家庭、仕事場、公共の建物、階段等における様々な表面 のクリーニングに使用される種類の、床掃除などのためのチルト(傾斜面形成) 可能なモップフレームに関する。 先行技術 上記目的のためのモップは周知であり、かかるモップは主としてプレートから なり、このプレートの底面には布等のクリーニング構成が配置され、該プレート の上面は細長いハンドルにヒンジで取り付けられる。通常、モップは乾いた状態 、または湿らせるか水に浸して、床の上で押したり引いたりして使用され、これ により汚れがモップによって一部溶解かつ一部吸収される。プレートは通常、ア ルミニウム、またはプラスチック等の同様の軽量材で構成される。通常、フック およびループファスナ(面ファスナ:hook and loop fastener)のいわゆる雄側 を、プレート底面の溝に挿入する。モップ使用前には、底面にフックおよびルー プファスナを取り付けたプレートを、使用するクリーニング用生地に対して押し つけて、組立を完了する。クリーニング要素を取り外す場合は、該要素を足で押 さえつけて、アルミニウムプレートを引き剥がすだけでよい。プレートにヒンジ 止めされているハンドルは、通常、モップを操作する人物が直立位置で両手を使 用できるような長さの入れ子式の管である。 使用時は、モップはクリーニングすべき表面の上を交互に押したり引いたりさ れる。モップのハンドルを握っている人物はモップにある程度の圧力をかけなけ ればならないが、主たる圧力はモップの重量によって形成される。モップの生地 とクリーニングすべき表面との間にはある程度の摩擦が生じ、この摩擦は上記の 目的のためには必要だが、モップの使用者が疲れてしまったり傷をつけたりする ほど大きくてはならない。この摩擦はモップの底面に配置された生地によって異 なる。このような生地の例はスウェーデン特許第9403398−2に記載され ている。 技術上の問題点 底面が平らなモップを汚れた表面上で前後に動かす場合、移動方向の前方に位 置する部分のクリーニング生地が緩んで汚れを集め、一方、モップ後部から離れ た部分または一番離れた部分は汚れを少量しか集めず、実際のクリーニング作業 を行っていない。移動方向が逆転すると、同じことが逆向きに起こる。つまり、 ある幅のモップを使用する場合、モップ底面全体の半分近い面積を占めうる汚れ 回収表面の間の領域は使用頻度が少ない。これは当然、望ましくなく、モップ生 地の利用効率が悪い。 またモップの底面とクリーニングすべき表面との間の摩擦も不必要に大きくな る場合があり、これは上記のような不具合につながる。この摩擦はモップの接触 表面が広がるほど増大する。 解決手段 上記の不具合を解消し、かつ底面が平らなモップに関する問題を解決するため に、本発明に従って床掃除等のためのモップフレームが製造され、このモップフ レームは、他方面にクリーニング布が取り付けられ、クリーニングすべき表面上 で前後に押し引きすることを意図した好適には細長いプレートと、プレート上面 にヒンジで取り付けられる細長いハンドルとを含み、このモップは、モップ使用 時に前後方向に横切るように延び、かつモッププレートの中央に配置される細長 い突起部がプレート底面に設けられることを特徴とする。 本発明に従えば、細長い突起部はプレートの2つの傾斜面(折曲げ角度のつい た部分)の境界の稜線から構成されるのが適当であり、この稜線により適切には 最大10°までの傾斜角度が形成され得る。 本発明に従えば、細長い突起部はまた、バルジ(隆起部)により構成してもよ い。 細長い突起部はさらに、プレートの2つの傾斜面の間の稜線と、該稜線上の隆 起部との組み合わせから構成してもよい。 図面の説明 以下、添付の図面を参照して本発明をより詳細に説明する。 図1は従来のモップの斜視図である。 図2は図1の従来のモップを底面からみた図である。 図3は本発明に従うモッププレートを底面からみた図である。 図4および図5は本発明に従うモップを短辺側からみた図である。 詳細な説明 図1は、入れ子式の管状のハンドルが取り付けられた平らなプレート1を有す る従来型のモップを示す。入れ子式の管はプレート1の上面でジョイント3によ って取り付けられ、プレート1はこのジョイントを中心に回転できる。使用時に は、モップは長辺のどちらか一方を前にして前後に押したり引いたりされる。 図2は、平らなプレート1の底面にクリーニング布が取り付けられ、かつ、こ のクリーニング布が一定時間使用された後の様子を示す。図からわかるように、 両方の長辺に近づくほど汚れ4が多く吸集されており、一方、モップ布の中央部 分はほぼ未使用である。 図3は、本発明に従うモップのプレート1のクリーニング布を取り付けていな い状態の底面を示す。この底面には、フックおよびループファスナのストリップ (帯部)5が配置されており、この帯部はクリーニング布を公知のやり方で取り 付けることを意図している。図中、プレートの中央には稜線6が示され、この稜 線は底面から突起した突起部を構成する。この稜線6は図4および図5に示すよ うに、プレート1をある角度で折り曲げることによって形成されうる。図5に示 すように、この稜線6において形成される角度は、追加隆起部7によってさらに 大きくすることができる。 図4および図5は、図2および図3と比べて幾分拡大した図である。図4およ び図5に示すように、モップ布8はプレート底面に取り付けられ、フックおよび ループファスナ5で固定される。 図4および図5に示すモップを使用し、例えば図の左側へ向かって押すとする と、モップ布の左半分が表面に押しつけられ、一方、右半分は跳ね上げられて完 全に使用されない状態となる。移動方向を逆にすると、右半分が表面に押しつけ られ、左半分が宙に浮いた状態になる。このようにモップ布8では中央部分が端 縁部分よりもより大きな力で押しつけられるため、中央部分も使用される。クリ ーニングすべき表面との接触面を小さくすることによって、摩擦抵抗も減少させ ることが可能となる。この摩擦抵抗はある種の吸着効果に依存しており、この吸 着効果は、当然、表面積が小さくなるにつれて小さくなるためである。 プレート1を折り曲げる角度は重要ではないが、適当な角度は0°〜10°で ある。0°でもよいのは、場合によっては隆起部7による角度形成だけで十分だ からである。またはプレートを折り曲げれば隆起部は省略してもよく、また隆起 部は、図5に示すように折り曲げと組み合わせてもよい。 図3ないし図5では、突起部6はプレート1の中央部に形成されている。これ はほとんどの場合に適当であるが、必ずしも中央部に形成されなくてもよい。 本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、以下に記載する請求の範 囲内で様々な変形が可能である。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年4月23日(1998.4.23) 【補正内容】 明細書 床掃除などのための傾斜面形成可能なモップフレーム 技術分野 本発明は、通常、特に家庭、仕事場、公共の建物、階段等における様々な表面 のクリーニングに使用される種類の床掃除などのためのチルト(傾斜面形成)可 能なモップフレームに関する。 先行技術 上記目的のためのモップは周知であり、かかるモップは主としてプレートから なり、このプレートの底面には布等のクリーニング構成が配置され、該プレート の上面は細長いハンドルにヒンジで取り付けられる。通常、モップは乾いた状態 、または湿らせるか水に浸して、床の上で押したり引いたりして使用され、これ により汚れがモップによって一部溶解かつ一部吸収される。プレートは通常、ア ルミニウム、またはプラスチック等の同様の軽量材で構成される。通常、フック およびループファスナ(面ファスナ:hook and loop fastener)のいわゆる雄側 を、プレート底面の溝に挿入する。モップ使用前には、底面にフックおよびルー プファスナを取り付けたプレートを、使用するクリーニング用生地に対して押し つけて、組立を完了する。クリーニング要素を取り外す場合は、該要素を足で押 さえつけて、アルミニウムプレートを引き剥がすだけでよい。プレートにヒンジ 止めされているハンドルは、通常、モップを操作する人物が直立位置で両手を使 用できるような長さの入れ子式の管である。 使用時は、モップはクリーニングすべき表面の上を交互に押したり引いたりさ れる。モップのハンドルを握っている人物はモップにある程度の圧力をかけなけ ればならないが、主たる圧力はモップの重量によって形成される。 モップの生地とクリーニングすべき表面との間にはある程度の摩擦が生じ、こ の摩擦は上記の目的のためには必要だが、モップの使用者が疲れてしまったり傷 を負ったりするほど大きくてはならない。この摩擦はモップの底面に配置された 生地によって異なる。このような生地の例はスウェーデン特許第9403398 −2に記載されている。 様々なタイプのモップが公知である。一例として、英国特許第1360882 号は、クリーニング材のスリーブまたはパッド用の、断面がV字型のトラフ状の ホルダーを開示している。ホルダーのV字型構造は、ホルダーが押しつけられる V字型の装置によって洗浄液が簡単に絞れるようにすることを意図している。 さらに、モップの例は米国特許第3,329,988号、第3,012,26 4号、第5,426,809号、およびスウェーデン特許第329031号に記 載されている。 技術上の問題点 底面が平らなモップを汚れた表面上で前後に動かす場合、移動方向の前方に位 置する部分のクリーニング生地が緩んで汚れを集め、一方、モップ後部から離れ た部分または一番離れた部分は汚れを少量しか集めず、実際のクリーニング作業 を行っていない。移動方向が逆転すると、同じことが逆向きに起こる。つまり、 ある幅のモップを使用する場合、モップ底面全体の半分近い面積を占めうる汚れ 回収表面の間の領域は使用頻度が少ない。これは当然、望ましくなく、モップ生 地の利用効率が悪い。 またモップの底面とクリーニングすべき表面との間の摩擦も不必要に大きくな る場合があり、これは上記のような不都合につながる。この摩擦はモップとの接 触表面が広がるほど増大する。 解決手段 上記の不都合を解消し、かつ底面が平らなモップに関する問題を解決するため に、本発明に従って床掃除等のためのモップフレームが製造され、このモップフ レームは、他方面にクリーニング布が取り付けられ、クリーニングすべき表面上 で前後に押し引きすることを意図した細長いプレートと、プレート上面にヒンジ で取り付けられる細長いハンドルとを含み、このモップは、モップ使用時に前後 方向に横切るように延び、かつモッププレートの中央に配置される細長い突起部 がプレート底面に設けてあり、細長い突起部はプレートの傾斜のついた部分間の 稜線を形成し、これにより最大10°まで傾斜角度を形成させることを可能とす ることを特徴とする。 細長い突起部はさらに、プレートの2つの傾斜面(折曲げ角度のついた部分) の境界の稜線と、該稜線上の隆起部との組み合わせから構成してもよい。 図面の説明 以下、添付の図面を参照して本発明をより詳細に説明する。 図1は従来のモップの斜視図である。 図2は図1の従来のモップを底面からみた図である。 図3は本発明に従うモッププレートを底面からみた図である。 図4および図5は本発明に従うモップの短辺側からみた図である。 詳細な説明 図1は、入れ子式の管状のハンドルが取り付けられた平らなプレート1を有す る従来型のモップを示す。入れ子式の管はプレート1の上面でジョイント3によ って取り付けられ、プレート1はこのジョイントを中心に回転できる。使用時に は、モップは長辺のどちらか一方を前にして前後に押したり引いたりされる。 図2は、平らなプレート1の底面にクリーニング布が取り付けられ、かつ、こ のクリーニング布が一定時間使用された後の様子を示す。図からわかるように、 両方の長辺に近づくほど汚れ4が多く吸集されており、一方、モップ布の中央部 分はほぼ未使用である。 図3は、本発明に従うモップのプレート1のクリーニング布を取り付けていな い状態の底面を示す。この底面には、フックおよびループファスナのストリップ (帯部)5が配置されており、この帯部はクリーニング布を公知のやり方で取り 付けることを意図している。図中、プレートの中央には稜線6が示され、この稜 線は底面から突起した突起部を構成する。この稜線6は図4および図5に示すよ うに、プレート1をある角度で折り曲げることによって形成されうる。図5に示 すように、この稜線6において形成される角度は、追加隆起部7によってさらに 大きくすることができる。 図4および図5は、図2および図3と比べて幾分拡大した図である。図4およ び図5に示すように、モップ布8はプレート底面に取り付けられ、フックおよび ループファスナ5で固定される。 図4および図5に示すモップを使用し、例えば図の左側へ向かって押すとする と、モップ布の左半分が表面に押しつけられ、一方、右半分は跳ね上げられて完 全に使用されない状態となる。移動方向を逆にすると、右半分が表面に押しつけ られ、左半分が宙に浮いた状態になる。このようにモップ布8では中央部分が端 縁部分よりもより大きな力で押しつけられるため、中央部分も使用される。クリ ーニングすべき表面との接触面を小さくすることによって、摩擦抵抗も減少させ ることが可能となる。この摩擦抵抗はある種の吸着効果に依存しており、この吸 着効果は、当然、表面積が小さくなるにつれて小さくなるためである。 プレート1を折り曲げる角度は重要ではないが、適当な角度は0°〜10°で ある。0°でもよいのは、場合によっては隆起部7による角度形成だけで十分だ からである。またはプレートを折り曲げれば隆起部は省略してもよく、また図5 に示すように折り曲げと組み合わせてもよい。 請求の範囲 1.クリーニング布(8)を取り付けた底面を、クリーニングすべき表面上で前 後に押し引きすることを意図した長手のプレート(1)と、前記プレート(1) の上面にヒンジ(3)で取り付けられた細長いハンドル(2)とを備えた床掃除 などのための傾斜面形成可能なモップフレームであって、 前記プレート(1)の底面には、モップ使用時に前後方向に横切るように延び 、かつ前記プレート(1)の中央に配置される長手方向の突起部(6)が設けら れ、前記細長い突起部(6)は前記プレート(1)の折曲げ角度かつけられた部 分間の稜線であり、前記プレートの折曲げ角度がつけられた部分間の角度は最大 10°であることを特徴とする傾斜面形成可能なモップフレーム。 2.請求の範囲1に記載の傾斜面形成可能なモップフレームにおいて、 前記長手の突起部(6)は前記角度をつけた部分間の稜線と、該稜線上の隆起 部(7)との組み合わせであることを特徴とするフレーム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH, CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G B,GE,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP ,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU, LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,N Z,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI ,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US, UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.クリーニング布(8)を取り付けた底面を、クリーニングすべき表面上で前 後に押し引きすることを意図した好適には細長いプレート(1)と、前記プレー ト(1)の上面にヒンジ(3)で取り付けられた細長いハンドル(2)とを備え た床掃除などのための傾斜面形成可能なモップフレームであって、 前記プレート(1)の底面には、モップ使用時に前後方向に横切るように延び 、かつ前記プレート(1)の中央に配置される長手方向の突起部(6)が設けら れることを特徴とする傾斜面形成可能なモップフレーム。 2.請求の範囲1に記載の傾斜面形成可能なモップフレームにおいて、 前記細長い突起部(6)は前記プレート(1)の角度をつけた部分間の稜線で あり、前記プレートの角度をつけた部分の角度は最大10°であることを特徴と するフレーム。 3.請求の範囲1に記載の傾斜面形成可能なモップフレームにおいて、 前記長手の突起部(6)は隆起部(7)であることを特徴とするフレーム。 4.請求の範囲1ないし3に記載の傾斜面形成可能なモップフレームにおいて、 前記細長い突起部(6)は前記角度をつけた部分間の稜線と、該稜線上の隆起 部(7)との組み合わせであることを特徴とするフレーム。
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