JP2000508843A - アクセスネットワークに接続した加入者ステーションにサービスを提供するシステム及び方法 - Google Patents

アクセスネットワークに接続した加入者ステーションにサービスを提供するシステム及び方法

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(57)【要約】 アクセスネットワーク(AN)を十分にブラックボックスとして扱えるようにするアクセスノード、アクセスネットワーク及び通信システムを開示する。サービスネットワーク(SN)と同様に加入者ステーション(SS−1,SS−2,SS−4)はアクセスネットワーク(AN)の終端境界(TB)上で終端し、一方、内部アクセスノード(AN1,AN2,AN3)は、どのアクセスノードがサービスネットワークからのサービスを要求した実際の加入者ステーションに接続するかに関して必要となる同定無しに、単一の接続回線を介して終端点(TP3)にてサービスネットワーク(SN)から到達する全てのサービスを個々の加入者ステーション(SS−1,SS−2,SS−4)に引き渡すようにする特殊な経路付け、放送及び切換え能力を含んでいる。この発明は特に、V5−インターフェースにおいて有益である。

Description

【発明の詳細な説明】 アクセスネットワークに接続した加入者ステーションに サービスを提供するシステム及び方法 発明の分野 この発明はアクセスネットワークに使用するアクセスノードと、少なくとも1 つの加入者ステーション及び少なくとも1つのサービスネットワークの間にデー タ通信を提供するアクセスネットワークと、多数の加入者ステーション、サービ スネットワーク及びアクセスネットワークを備えた通信システムとに関する。更 に、この発明はアクセスネットワークに接続した1つ以上の加入者ステーション に対して、サービスネットワークからのサービスを提供する方法に関する。 発明の背景 アクセスネットワークは今、多数の加入者ステーションの間に効率的なデータ 通信をもたらす上で重要な役割を果たしている。この種のアクセスネットワーク は一般に図11に示すようにして構成される。多数の加入者ステーションSS− 1,SS−2,SS−3,SS−4は、それぞれのデータ通信またはトラフィッ ク経路TRPI,TRP2,TRP3,TRP4を介して、アクセスノードAN 1,AN2,AN3,AN4にそれぞれ接続している。図11において点線で示 すように、2つの加入者ステーションSS−1,SS−5を全く同一のアクセス ノードAN1に接続することも可能である。アクセスノードAN1ないしAN4 はトラフィック経路を介して相互接続しており、最も簡単な場合、トラフィック 経路TRP12で示すように、1つの隣接するアクセスノードと接続し、こうし て加入者ステーション用のアクセスネットワークANを形成する。点線で示すよ うに、勿論、各アクセスノードは幾つかの他のアクセスノードと相互接続するこ とができる。例えば、通常の電話において、トラフィック経路TRP1,TRP 2,TRP3,TRP4はおのおのが、それぞれのアナログ音声信号のデジタル 復号化に起因して、64kbit/sチャネルのデジタルデータを使用することとな る。加入者ステーション、例えばSS−1とそれぞれのアクセスノード、例えば AN−1の間に接続をセットアップするのに対し、当該アクセスノードAN1は それぞれの加入者ステーションSS−1によって使用される信号プロトコルを解 読することができなければならない。一旦接続がセットアップされると、データ 通信が起こり得る。図11において、この種の信号プロトコルまたは信号フォー マットはSS−Fによって概略的に示されている。更に、図11は、原理的に、 それぞれのアクセスノードAN1,AN2,AN3,AN4の能力に応じて同一 の信号フォーマットSS−Fを使用すべく全ての加入者ステーションSS−1, SS−2,SS−3,SS−4を示しているが、能力に応じた各加入者ステーシ ョンは異なる信号フォーマットを有することができる。アクセスネットワークA N内にて、2つのそれぞれのアクセスノード間のデータ通信は、各加入者ステー ションによって使用されるような同一の信号フォーマットを使用することができ るが、一般に、アクセスノード間のデータ通信はまた異なり得る。即ち、データ 通信用の信号フォーマットは必要に応じて自由に選択することができる。 図11に示すようなこの種のアクセスネットワークの構成は極めて一般的であ り、例えばドイツ国特許出願公開第42 30 561号におけるように、専用 ネットワーク及び公衆ネットワークの双方に応用することができる。この種のア クセスネットワークは特に有益である。何故ならば、加入者ステーション自体は アクセスノードにつながることができることを知りさえすれば良いのに対して、 加入者ステーションは、多数の加入者ステーションに関するデータ通信がどのよ うにして物理的にアクセスネットワーク内に維持されるかについて心配する必要 はないからである。従って、アクセスネットワークは、図11において抽象的境 界ABで示すように、抽象的エンティティとして扱うことができる。 欧州電気通信規格協会(ETSI:The European Telecominunication Standards Institute)は、例えばプロトコル、送信システム及び故障管理に関し て、どのようにしてこの種のアクセスネットワークを処理すべきであるかについ てのコンパイル済みの一般的ガイドラインを有している。このことは、例えば、 コペンハーゲン(Copenhagen)に所在するイー・ティー・エス・アイ・ティー・ エム2(ETSI TM2)アクセスネットワーク エス・イー・ジー(SEG )によって1994年9月12ないし16日に発行された「アクセスネットワー ク の管理(The Management of Access Network)」と題する参考文献〔1〕ディー ・ティー・アール/ティー・エム−2222(DTR/TM−2222)に記載 されている。 これまで、アクセスネットワークは加入者ステーションが相互にデータ及び/ 又はトークを交換できるようにするのに使用されたに過ぎなかったが、より進歩 した電気通信技術は、加入者ステーションに対して付加的なサービスを提供でき るようにしている。前記ETSIの参考文献における定義によれば、この種のサ ービス準備機能は、加入者に対するサービスを確立するのに必要な全ての手続き を含んでいる。この種の付加的サービスは、付加的な統合デジタル通信サービス 網(ISDN:integrated services digital network)−リンクを介して例えば 提供することができる、テレテキスト、ビデオ通信等であって良い。 図11によるアクセスネットワークから開始したので、図12aはどのように してこれらのサービスがサービスネットワークSNによってアクセスネットワー ク、従って加入者ステーションに提供されるかを示している。このサービスネッ トワークSNは、単一の市内交換局または多数の相互接続した市内交換局であっ て良い。以後、「サービスネットワーク(service network)」の用語を使用する こととなるが、この種の全ての可能性を含むものとして理解すべきである。同様 のアーキテクチャーは前記のドイツ国特許出願公開第42 30 561号に示 されており、ここでは、専用ネットワークが加入者間にデータ通信を提供するこ とができると共に、公衆ネットワーク内に接続した加入者に対して、幾つかのサ ービス、例えば通話プロトコルシステムを提供することができる。 しかしながら、図12aに示すように、加入者ステーションの信号フォーマッ トSS−Fを使用するよりもむしろ、サービスネットワークSNは、その相互接 続トラフィック経路TRP−SN上にて自身の信号プロトコルまたは信号フォー マットSN−Fを使用することができる。従って、最初、サービスネットワーク SNは、それをどのアクセスノードAN1,AN2に接続することができるか、 即ち、その信号フォーマットを支持する(図12aで黒点で示す)終端点を有す ることとなる、アクセスノードAN1またはアクセスノードAN2であるのかを 知り得ることはない。また、図12aに示すように、使用するトラフィック経路 TRP−SNは、各サービスを送信するために、加入者ステーションによって使 用されるものよりも大きな帯域幅の回線でなければならない。従って、図12b において、加入者ステーションSS−1がサービスを要求するとき、最初、アク セスノードAN1を識別して、それがサービスネットワークSNによって使用さ れる信号フォーマットをセットアップするのに適合しているか否かをチェックす る必要がある。もしそうであれば、トラフィック経路TRP−SN上に信号フォ ーマットをセットアップすることによって、回線はアクセスノードAN1で終端 する。トラフィック経路TRP−SNのこの固定した接続において、加入者ステ ーションSS−1に対して各サービスを提供することができ、ここで、「サービ スの提供(providing of services)」という用語は、加入者ステーションSS− 1へのデータの送信と同様に、加入者ステーションSS−1からの応答データの 受信を含むことは勿論である。この点で、「加入者ステーション(subscriber station)」はここでは、電話だけでなく、コンピュータ、画面、応答電話等のよ うな他の装置も含む包括的用語として使用されていることは言うまでもない。 加入者SS−1がサービスネットワークSNからのサービスを要求している図 12bを考慮すれば、示された状況は、即ち回線を終端するかまたはセットアッ プすることができるアクセスノードAN1を介した、サービスネットワークSN 及び加入者ステーションSS−1の間の個々の回線の物理的スパンに対応する。 図12bのような回線の固定したセットアップを考慮すれば、このことは加入者 ステーションSS−2がまたサービスネットワークSNからのサービスを要求す るときに主要な不利益につながる。図12cにおいて、AN2は信号フォーマッ トを支持することができなく、サービスネットワークSNの接続に使用すること ができるアクセスノードAN1に過ぎないと仮定すれば、加入者ステーションS S−2に対するサービスの提供は、アクセスノードAN1を介して確立できるの みである。このことは、図12cの点線で示している。 しかしながら、サービスを要求している加入者ステーションSS−1がトラフ ィック経路TRP−SN→TRP1を占有する限り、このトラフィック経路は他 の加入者に対して有効ではない。そこで、AN1を介したリンクが他方の加入者 SS−2に対して確立される。AN2に対して直接接続を何ら確立することがで きないので、この概念は「仮想接続概念(virtual connection concept)」と呼 ぶ。この種の仮想接続概念は、また、多数の加入者ステーションに付加的サービ スを提供するために、ドイツ国特許出願公開第42 30 561号に使用され ている。 図12dに概略的に示すように、サービスネットワークからのサービスを同時 に要求する加入者SS−4が更にあれば、状況は更に悪くなることは勿論である 。この場合、2つの仮想接続VC1,VC2を確立しなければならない。この種の 仮想接続概念がエー・ティー・エム(ATM)一切換えシステム(例えば、国際 公開番号第94/09576号を参照されたい)の分野においても広く知られて いるにも拘らず、このことは、図11で確立されたようなアクセスネットワーク の抽象的レベルが破壊されるだけでなく、より重要なことに、ネットワークリソ ースが最適に使用されないという主要な不利益に帰着する。 前述したように、サービスネットワークSN自体は、加入者ステーションに対 して要求されたサービスを提供することができる限り、例えば市内交換局または 幾つかの相互接続した市内交換局等の多数の異なるエンティティによって構成さ れ得る。今日、極めて高性能の新しいサービスネットワークが考慮されて、例え ば、V5等のサービスネットワーク・インターフェースを介して、アクセスネッ トワークとインターフェースするようになっている。 欧州電気通信規格協会(ETSI)は、また、どのようにしてこの種のV5イ ンターフェースをアクセスネットワークのフレームワーク内に構成すべきである かについての一般的ガイドライン及び勧告を編集している。一般に、及び、特に V5インターフェース(即ち、V5.1インターフェース及びV5.2インター フェース)の2つのバージョンに対して、ETSIは、アクセスネットワークに 関して、V5インターフェースの構成のための信号プロトコル及び交換手続きを 規格化したところである。以下の書類は、V5インターフェースに関する更なる 情報について参照し得る。参考文献〔2〕ETSI:最終ドラフトプレット (Final Draft prETS)300 376−1,1994年,信号プロトコル及び 交換(SPS:Signalling Protocols and Switching);V5インターフェース 及び関連するユーザポートの構成管理用のアクセスネットワーク(AN)でのQ 3 インターフェース(Q3 interface at the Access Network(AN)for configuration management of V5 interfaces and associated ports),参考 文献〔3〕ETSI:DE/SPS−3003.1,信号プロトコル及び交換 (Signalling Protocols and Switching),デジタル市内交換局(LE)における Vインターフェース(V interfaces at the digital Local Exchange(LE)), アクセスネットワーク(AN)の支持のためのV5.1インターフェース(V5 .1 interface for the support of Access Network(AN)),参考文献〔4 〕ETSI:DE/SPS−3003.2,信号プロトコル及び交換(Signalli ng Protocols and Switching),デジタル市内交換局(LE)におけるVインタ ーフェース(V interface at the digital Local Exchange(LE)),アクセ スネットワーク(AN)の支持のためのV5.2インターフェース(V5.2 interface for the support of Access Network(AN)),81,及び参考文献 〔5〕ディー・アイ・エー・エックス電気通信(DIAX Telecommnunication s),9402803D001,オペレーションの案内(Operation's Guide),D IAmux。 図12に類似している図13は、市内交換局LE、SN及びアクセスネットワ ークANの間にV5インターフェースをセットアップするときの手続きを説明し ている。再度図13aはアクセスネットワークの抽象的処理を示しているが、図 13b及び図13cは問題、即ち、AN側のV5−インターフェースがどこで終 端しているかを決定すること、即ち、V5プロトコルを解読することができるア クセスノードを識別することが必要である問題を説明している。図13bに示す ように、アクセスノードAN1,AN2は、アクセスネットワークに対する入力 点として機能するアクセスノードAN3を介して市内交換局LEに間接的に接続 されているが、加入者SS−1,SS−2,SS−3,SS−4はアクセスネッ トワークAN内のそれぞれのアクセスノードに接続されている。(この種の構成 は、例えば参考文献〔5〕に見い出すことができる。) 再度、生じる問題は、どのようにしてネットワーク管理層上にV5加入者サー ビスを支持するか、即ち、アクセスネットワーク上にどのようにしてV5インタ ーフェースプロトコルをセットアップするかということである(図13a参照) 。 ここまでは、V5.1インターフェース及びV5.2インターフェースの特定 の特徴間に如何なる差異も形成しなかったが、一般に図11に示すように、アク セスネットワーク・トポロジはむしろ複雑であり、加入者ステーションにサービ スを提供するためにどのようにしてどこでV5インターフェースをセットアップ すべきであるかは必ずしも明瞭であるとは限らない。例えば、参考文献〔2〕の 中の最新の文献を参照したとしても、図13aにおける問題に関する基準は、目 的クラスの「アクセスネットワーク(access network)」の定義についてむしろ あいまいであり、その結果、現在どのようにしてV5インターフェースをアクセ スネットワーク上にセットアップすべきかについて、本質的に有効な明瞭なガイ ドラインは存在しない。 V5により支持されるサービスを要求する加入者の位置によって図13c,図 13dにおいて説明するように、加入者が接続しているアクセスネットワークA N内のアクセスノードAN1を識別する。V5インターフェースをこのアクセス ノード上で確立することができれば、このノードAN1は加入者サービスを提供 するのに直接使用される。V5支持サービスの場合、この接続は単一の2Mbit/ s回線となろう。 しかしながら、V5インターフェースがアクセスノードAN2上で既に確立さ れていなければ、市内交換局からアクセスノードAN1までの仮想的2Mbit/s 接続を、特殊なV5インターフエース信号プロトコルに対してセットアップし、 構成しなければならない。例えば、図13eにおいて、加入者SS−2もV5支 持サービスを要求してはいるが、何らV5インターフェースは前もってそれぞれ のアクセスノードAN2上にセットアップされてはいない。このとき、アクセス ノードAN1,AN2は双方共に市内交換局からの2Mbit/s接続を終端するよ うに設計されているが、アクセスノードAN1の場合、市内交換局からの2Mbit /s接続はAN1自身にて終端せず、むしろ交さ接続して2Mbit/s接続がアクセ スノードAN2で終端できるようにしている(2Mbit/s接続はAN1,AN2 の間で使用される(参考文献〔2〕を参照))。 従って、アクセスノードAN1を移送アクセスノードとして、またAN2を最 終目的アクセスノードとして使用することによって、V5−インターフェースが アクセスノードAN2で終端できるように、市内交換局LE及びアクセスノード AN2間に仮想的2Mbit/s接続を形成することができ、こうして加入者ステー ションSS−2に対してV5−インターフェースによって支持されるサービスを 提供できるようになる(例えば、基本レートISDN−BA)。勿論、図12d に示すようにより多くの加入者が存在すれば、V5インターフェース接続に対し ても状況は一層悪くなる。何故ならば、個々の仮想的接続は各目的アクセスノー ドに対してセットアップしなければならないからである。こうして、一般に特に 、V5インターフェースに対して、以下のことを欠点としてまとめることができ る。 1. アクセスネットワークANの抽象的レベルを破らなければならない。何故 ならば、これはサービスネットワーク・インターフェース(例えば、V5 インターフェース)をセットアップするときにアクセスネットワークを調 べることを回避するのは可能ではないからである。 2. アクセスネットワーク・リソースの利用は最適ではない。何故ならば、サ ービスネットワーク・インターフェース(例えば、V5インターフェース ) はサービスを要求する各加入者ステーションを接続して、仮想的接続をも たらすように全てのアクセスノードで終端しなければならないからである 。 例えば、図13eにおいて、加入者ステーションSS−1及びSS−2の双方 がV5支持サービス、例えば基本レートISDNを要求したとき、一方がアクセ スノードAN1で終端し、他方がアクセスノードAN2で終端する2つの異なる V5−インターフェースを支持するために、市内交換局及びアクセスノードAN 1の間の2つの個々の2Mbit/s接続を常にセットアップしなければならないこ ととなる。しかしながら、容量及びリソース利用の理由により、加入者SS−1 及びSS−2双方に同時にサービスを提供するために、市内交換局LE及びアク セスネットワークAN内のアクセスノードのうちの一方の間にセットアップされ る唯一の2Mbit/s接続を有することがより良好であることは勿論である。 発明の概要 従って、本発明の目的は、アクセスネットワークの抽象レベルを破壊すること なく、アクセスネットワークの容量及びリソースの使用を最適にできる、アクセ スノード、アクセスネットワーク、電気通信システム及びアクセスネットワーク の加入者ステーションにサービスを提供する方法を提供することにある。 この発明によれば、この目的は、少なくとも1つの加入者ステーション及び該 加入者ステーションにサービスを提供する少なくとも1つのサービスネットワー クがそれぞれ加入者トラフィック経路及びサービスネットワーク・トラフィック 経路を介して接続しているアクセスネットワークに使用するアクセスノード(請 求項1)であって、 a)データ通信のために前記少なくとも1つのサービスネットワーク及び/又 は前記少なくとも1つの加入者ステーションによって使用される信号フォ ーマットを解読する前置トランスレータと、 b)前記前置トランスレータに対して前記サービスを送信/受信すると共に、 それぞれのトラフィック経路を介して、前記アクセスネットワークの少な くとも1つの他のアクセスノードに対し、及び/又は少なくとも1つの接 続した加入者ステーションに対して前記サービスを送信/受信する送信/ 受信手段と、 を備えた前記アクセスノードによって解決される。 この発明によれば、前記目的はまた、少なくとも1つの加入者ステーション及 び該加入者ステーションにサービスを提供する少なくとも1つのサービスネット ワークの間にデータ通信をもたらすアクセスネットワーク(請求項14)であっ て、この際、前記少なくとも1つの加入者ステーション及び前記少なくとも1つ のサービスネットワークが特定の信号フォーマットを使用してそれぞれデータ通 信を行うことができるようになっており、 a)それぞれの加入者ステーション・トラフィック経路またはサービスネット ワーク・トラフィック経路を介して前記少なくとも1つの加入者ステーシ ョン及び前記少なくとも1つのサービスネットワークを接続できるように なっている終端点を有する終端境界と、 b)それぞれのトラフィック経路を介して前記終端境界の内側の内部アクセス ノードにそれぞれ接続している前記終端点と、 c)それぞれのトラフィック経路を介して相互に相互接続している前記アクセ スノードと、 を備え、 d)各アクセスノードが前述のように構成されていること、 を特徴とする前記アクセスネットワークによって解決される。 この発明によれば、この目的は、それぞれの加入者ステーション・トラフィッ ク経路及びサービスネットワーク・トラフィック経路を介して、前述のようにア クセスネットワークの終端点にそれぞれ接続している多数の加入者ステーション 及びサービスネットワークを備えた電気通信システム(請求項31)によって解 決される。 この発明によれば、この目的は更に、前述のようにアクセスネットワークに接 続した1つ以上の加入者ステーションにサービスネットワークからのサービスを 提供する方法(請求項36)であって、 a)サービスネットワーク・トラフィック経路を介して、前記サービスネット ワーク信号フォーマットを支持する前記アクセスネットワークの終端点に 前記サービスネットワークを接続する段階と、 b)前記アクセスノードの前置トランスレータに信号フォーマットを有する前 記サービスネットワークをセットアップする段階であって、前記アクセス ノードが前記アクセスネットワークに対する前記サービスネットワーク用 のエントリアクセスノードになる前記段階と、 c)前記サービスネットワークから前記エントリアクセスノードに伸長する前 記接続されたサービストラフィック経路を介して前記サービスを要求する 1つ以上の加入者ステーションに対して1つまたは多数のサービスを送る 段階と、 d)前記エントリアクセスノードにて前記サービスを受信する段階と、 を備え、 e)前記エントリアクセスノード及び前記相互接続した他のアクセスノードの おのおのが、前記受信したサービスを他の相互接続したアクセスノード及 び要求したサービスを有する前記加入者ステーションにそれぞれ経路付け して切り換えること、 を特徴とする前記方法によって解決される。 前記方法、電気通信システム及びアクセスネットワークでは、アクセスノード には前置トランスレータ及び送信/受信手段が設けられるので、サービスネット ワーク・インターフェースは、複合アクセスネットワーク・インターフェースの 境界上を送信することができる。このことは、内部トポロジがどんなに複雑であ っても、アクセスネットワーク上へのサービスネットワーク・インターフェース の柔軟で均一なセットアップを容易にする。従って、サービスネットワークをセ ットアップするとき、アクセスネットワーク構造体の内部を調べることは何ら必 要なく、アクセスネットワークは実ブラックボックス・エンティティとして扱う ことができる。サービスネットワーク・インターフェースを支持する終端境界上 の実際の終端点を知ることが必要なだけであり、単一の回線のみをこの終端点に 接続しなければならないのに対し、アクセスネットワークに接続した全ての加入 者は依然として、所望されれば、同時に、サービスネットワークからのサービス を要求することができる。仮想的概念は何ら使用されないので、この種のアクセ スノードを用いて構成されるアクセスネットワークを実ブラックボックスとして 扱って、同一の機能性を有する他のアクセスネットワークと相互接続することが できる。同一の構造をサービスネットワーク自体に応用し得る別の利点は、終端 境界にてブラックボックスを相互接続することによって、アクセス及びサービス ネットワークを相互に接続できるということである。 この発明の態様(請求項2)によれば、アクセスノードに関して、前記前置ト ランスレータは、前記サービスネットワークの前記信号フォーマット及び前記加 入者ステーションの前記信号フォーマットを解読できるようになっていることが 好ましい。 この発明の別の態様(請求項3)によれば、アクセスノードに関して、前記前 置トランスレータは、V5−ネットワークインターフェースを使用すれば、2 Mbit/sまたは64kbit/sの帯域幅を有する加入者トラフィック経路、及び/又 は2Mbit/sのサービスネットワーク信号経路を終端できるようになっているこ とが好ましい。 この発明の別の態様(請求項4)によれば、アクセスノードに関して、前記送 信/受信手段は、おのおのが特定の帯域幅を有する多数の個別回線またはチャン ネルである前記サービスネットワーク・トラフィック経路からサービスを同時に 受信できるようになっていることが好ましい。 この発明の別の態様(請求項5)によれば、アクセスノードに関して、前記送 信/受信手段は、前記回線上の前記サービスを受信すると共に、前記他のアクセ スノード及び/又は加入者ステーションに接続した前記トラフィック経路上でそ れぞれの回線上の前記サービスを動的に割り当てることが好ましい。 この発明の別の態様(請求項6)によれば、アクセスノードに関して、前記加 入者ステーションに対して送信/受信される前記回線はおのおのが64kbit/s を占めていることが好ましい。 この発明の別の態様(請求項7)によれば、アクセスノードに関して、前記加 入者ステーションに対して前記サービスネットワークによって提供される前記サ ービスはおのおのが前記64kbit/s回線のうちの1つ以上を占有していること が好ましい。 この発明の別の態様(請求項8)によれば、アクセスノードに関して、前記サ ービスの通信データは、前記サービスが基本レートISDNであれば、Bチャネ ル上の64kbit/sチャネル上で搬送されると共に、前記サービスの信号データ は16kbit/sのDチャネル上で搬送されることが好ましい。 この発明の別の態様(請求項9)によれば、アクセスノードに関して、前記前 置トランスレータは通信データ用の多数の運搬チャネル(bearer channel)及び 信号(又は合図、signalling)データ用の多数の通信チャネルを受信することが 好ましい。 この発明の別の態様(請求項10)によれば、アクセスノードに関して、前記 送信/受信手段は、運搬チャネル及び全ての前記通信チャネルのそれぞれのサブ セットを前記トラフィック経路を介して相互接続した他のアクセスノードまたは 加入者ステーションに切り換え、経路付けできるようになっていることが好まし い。 この発明の別の態様(請求項11)によれば、アクセスノードに関して、前記 送信/受信手段は前記通信チャネル上の前記信号データを試験すると共に、前記 通信チャネルを他の相互接続したアクセスノードに放送することが好ましい。 この発明の別の態様(請求項12)によれば、アクセスノードに関して、前記 送信/受信手段は、前記通信チャネル上の前記信号データを試験すると共に、前 記通信チャネルを他の相互接続したアクセスノードに経路付けすることが好まし い。 この発明の別の態様(請求項13)によれば、アクセスノードに関して、前記 送信/受信手段は、前記通信チャネル上の受信した信号データを試験し、相互接 続した他のアクセスノードまたは加入者ステーションにつながるトラフィック経 路上の自由チャネルを選択し、次いで前記チャネルを動的に接続するルーティン グスイッチを備えることが好ましい。 この発明の更なる態様(請求項15)によれば、アクセスネットワークに関し て、前記アクセスノードの各前置トランスレータは、前記加入者ステーション及 び前記サービスネットワークによって使用される全ての信号フォーマットを解読 し、この際、各加入者ステーション及びサービスネットワークは前記終端点のう ちの任意の1つに接続できることを特徴とするのが好ましい。 この発明の更なる態様(請求項16)によれば、アクセスネットワークに関し て、前記終端点はおのおのが、どの信号フォーマットが前記それぞれの終端点に よって処理されているかを示す終端点ポート接続テーブルを所有していることが 好ましい。 この発明の更なる態様(請求項17)によれば、アクセスネットワークに関し て、前記サービスネットワークが接続している前記終端点は、2Mbit/sの帯域 幅を支持すると共に、前記加入者ステーションが接続している各終端点は、64 Mbit/sまたは2Mbit/sの帯域幅を支持することが好ましい。 この発明の更なる態様(請求項18)によれば、アクセスネットワークに関し て、前記サービスネットワークは、おのおのが特定の帯域幅を有するそれぞれの 多数の個別回線である前記サービスネットワーク・トラフィック経路上の前記サ ービスを提供できるようになっていることが好ましい。 この発明の更なる態様(請求項19)によれば、アクセスネットワークに関し て、前記アクセスノードの前記送信/受信手段は、前記回線上の前記サービスを 受信すると共に、前記アクセスノード及び他のアクセスノード間の内部トラフィ ック経路上でそれぞれの回線上、または加入者ステーションに接続した加入者ス テーション・トラフィック経路上でそれぞれの回線上の前記サービスを動的に割 り当てることが好ましい。 この発明の更なる態様(請求項20)によれば、アクセスネットワークに関し て、前記加入者ステーションに対して送信/受信された前記回線はおのおのが6 4kbit/sの帯域幅を有することが好ましい。 この発明の更なる態様(請求項21)によれば、アクセスネットワークに関し て、前記加入者ステーションに対して前記サービスネットワークによって提供さ れる前記サービスはおのおのが前記64kbit/sチャネルのうちの1つ以上を占 めることが好ましい。 この発明の更なる態様(請求項22)によれば、アクセスネットワークに関し て、前記サービスが基本レートISDNであれば、前記サービスネットワークは B−チャネル上の64kbit/sチャネル上の前記サービスの通信データを提供し 、前記サービスの信号データは16kbit/sDチャネル上にて搬送されることが 好ましい。 この発明の更なる態様(請求項23)によれば、アクセスネットワークに関し て、前記サービスネットワークは、V5インターフェースまたはVB5広帯域イ ンターフェースを介して前記アクセスネットワークに接続した市内交換局である ことが好ましい。 この発明の更なる態様(請求項24)によれば、アクセスネットワークに関し て、前記V5インターフェースはV5.1インターフェースまたはV5.2イン ターフェースであることが好ましい。 この発明の更なる態様(請求項25)によれば、アクセスネットワークに関し て、前記サービスのうちの1つはV5またはVB5支持サービス、例えばISD N(ISDN−BA)若しくはPOTS(普通の旧電話サービス:plain old telephone service)または専用回線サービスであることが好ましい。 この発明の更なる態様(請求項26)によれば、アクセスネットワークに関し て、前記サービスネットワークは、通信データ用の多数の運搬チャネル及び信号 データ用の多数の通信チャネルを割り合てることが好ましい。 この発明の更なる態様(請求項27)によれば、アクセスネットワークに関し て、前記V5インターフェースは、送信/受信用のn×31個(V5.1インタ ーフェースに対してはn=1)のタイムスロットを使用することが好ましい。 この発明の更なる態様(請求項28)によれば、アクセスネットワークに関し て、前記基本レートISDNは、V5インターフェースを使用するとき、通信デ ータ用の2つの運搬チャネル及び信号データ用の1ないし3つの通信チャネルを 使用することが好ましい。 この発明の更なる態様(請求項29)によれば、アクセスネットワークに関し て、前記V5.1インターフェースは運搬チャネルの静的割合てを使用し、前記 V5.2インターフェースは運搬チャネルの動的割合てを使用することが好まし い。 この発明の更なる態様(請求項30)によれば、アクセスネットワークに関し て、前記アクセスノードは運搬チャネル及び全ての前記通信チャネルのそれぞれ のサブセットを相互接続した他のアクセスノードまたは加入者ステーションに切 り換えて経路付けできるようになっていることが好ましい。 この発明のまた別の態様(請求項32)によれば、電気通信システムに関して 、1つ以上の他のアクセスネットワークは前記アクセスネットワーク及び/又は 前記サービスネットワークに接続していることが好ましい。 この発明のまた別の態様(請求項33)によれば、電気通信システムに関して 、1つ以上の他のサービスネットワークは前記アクセスネットワーク及び/又は 前記サービスネットワークに接続していることが好ましい。 この発明のまた別の態様(請求項34)によれば、電気通信システムに関して 、前記1つ以上のサービスネットワーク及び/又は前記1つ以上のアクセスネッ トワークは終端境界上の終端点で相互接続することが好ましい。 この発明のまた別の態様(請求項35)によれば、電気通信システムに関して 、前記相互接続したアクセスネットワークのうちの2つ以上のものを、前記アク セス及び/又はサービスネットワークの終端点が一般化終端点として終端する終 端境界を有する一般化アクセスネットワークに接続することが好ましい。 この発明のまた別の態様(請求項37)によれば、方法に関して、前記サービ スネットワークは多数の運搬チャネル及び通信チャネルである前記サービスネッ トワーク・トラフィック経路上の前記サービスを提供し、前記アクセスノードは それぞれ通信チャネル上の受信した信号データを試験し、他のアクセスノード及 び/又は加入者ステーションにつながるトラフィック経路上の自由なチャンネル を選択し、かつ前記チャネルを動的に接続することが好ましい。 この発明のまた別の態様(請求項38)によれば、方法に関して、前記サービ スネットワークから前記アクセスネットワークへのチャネルの送出及びアクセス ノード間の前記チャネルの送信/受信は時分割多重化方法を用いて実行すること が好ましい。 この発明の実施例は以下において添付図面を参照して説明することとする。 図面の簡単な説明 図1はこの発明による終端境界TB上の終端点TPを有するブラックボックス としてアクセスネットワークを処理することを示す図である。 図2aはこの発明の第1の実施例によるアクセスノード、アクセスネットワー ク及び電気通信システムを示す図である。 図2bはこの発明の第1の実施例による前置トランスレータFET及び送信/ 受信手段TR−SRを示す図である。 図3aはこの発明の第2の実施例によるアクセスノード、アクセスネットワー ク及び電気通信システムを示す図である。 図3bはこの発明の第2の実施例による前置トランスレータFET及び送信/ 受信手段TR−SRを示す図である。 図3cはこの発明の第2の実施例によるどのようにして加入者ステーションS S−1,SS−2及びサービスネットワークSNを任意の終端点に接続できるか を示す図である。 図3dはこの発明の第2の実施例による終端点ポート接続リストを示す図であ る。 図4はそれぞれのアクセスノードAN1,AN2,AN3の切換え及び経路付 けを使用して加入者ステーションSS−1,SS−2,SS−4にサービスを提 供する方法を示す図である。 図5は終端境界TB上のV5インターフェースをセットアップするときのアク セスノード、アクセスネットワーク及び電気通信システムの第3の実施例を示す 図である。 図6aは全ての加入者ステーションSS−1,SS−2,SS−3,SS−4 ,SS−5が市内交換局LE、SNからの基本レートISDN−BAをそれぞれ 要求したときの、V5.1インターフェースのセットアップ用の信号情報の放送 を示す図である。 図6b及び図6cは組み合わされて、図6aに示したV5.1インターフェー スのセットアップに応用したときの、加入者ステーションにサービスを提供する 方法の実施例による、運搬チャネル及び通信チャネルの切換え及び経路付けを説 明するフローチャートを構成する。 図7は全ての加入者ステーションSSがV5.1インターフェースからの基本 レートISDN−BAを要求するときの信号情報の経路付けを示す図である。 図8はV5.2インターフェースに対するアクセスノードでの運搬チャネルB C及び通信チャネルCCの切換えを示す図である。 図9はこの発明の第4の実施例による、おのおのが図1に示すように構成され たブラックボックスネットワークAN−1,AN−2,SN−1を使用する拡張 ネットワークトポロジを示す図である。 図10はこの発明の第4の実施例による、新しい終端境界TB’を有する一般 化「ブラックボックス(black box)」ネットワークを形成するためのネットワー クの再グループ化を示す図である。 図11は従来のアクセスネットワークを示す図である。 図12aは図11によるアクセスネットワークにサービスネットワークSNを 接続することについての問題を図示する図である。 図12bはアクセスノードAN1に対するサービスネットワークの固定式セッ トアップ接続を示す図である。 図12cは双方の加入者SS−1,SS−2がサービスネットワークSNから のサービスを要求したときの仮想的接続概念を示す図である。 図12dは3つの加入者ステーションがサービスネットワークからのサービス を同時に要求したときの仮想的接続の問題を示す図である。 図13aはアクセスネットワーク上のV5インターフェースを従来式にセット アップするときの問題を示す図である。 図13bはアクセスネットワークに対する市内交換局の相互接続を示す図であ る。 図13cはアクセスノードAN1でのV5インターフェース終端を示す図であ る。 図13d及び図13eは、1つまたは2つの加入者SS−1,SS−2がV5 支持サービスを同時に要求したときのV5インターフェースの相互接続及び交差 リンクをそれぞれ示す図である。 実施例の説明 以下において、前述した図11ないし図13と同一の参照記号は、同一または 類似の部分を示すのに使用される。 この発明の一般的概念を図1に図示する。図1に示すように、例えば図12b と比較すれば、アクセスネットワークが如何に複雑であろうと、サービスネット ワークSNはアクセスネットワークの境界TB上で終端されている。終端境界は 、それぞれのトラフィック経路TRP1,TRP2,TRP3が終端している多 数の終端点TP1,TP2,TP3を備えている。この種の概念が使用されれば 、アクセスネットワークは実ブラックボックスとして扱うことができる。終端境 界TB上の終端点の「可視性(visibility)」がなければならないのは勿論であ る。即ち、全ての加入者が同一の信号フォーマットSS−Fを有すると共に、サ ービスネットワークSNが異なる信号フォーマットSN−Fを使用する最も簡単 な場合、終端点は、サービスネットワーク及び加入者ステーションがそれぞれこ の種の識別された終端点で終端できることを示すラベルまたはフラッグを所有し なければならない。しかしながら、アクセスネットワーク能力の内部構造に関す る知識はこれ以上何らの必要もないというこのアプローチの利点は明瞭である。 第1の実施例 図2a及び図2bは、このアクセスネットワークを実ブラックボックスとして 扱うことを許容する内部機能性を一般に示している。図2aに示すように、アク セスノードAN3は、サービスネットワークSNの信号フォーマットSN−Fを 支持するものとして識別されている。加入者ステーションSS−1,SS−2, SS−4はそれぞれのトラフィック経路TRP1,TRP2,TRP4を有する 終端点TP1,TP2,TP4上でそれぞれ終端している。終端点はそれぞれア クセスノードAN1,AN2,AN3と接続しており、この際、点線で示すよう に、1つ以上の終端点を1つのアクセスノードに接続することが可能である。簡 略化のために、アクセスネットワークの内部接続は、それぞれのトラフィック経 路TRP31,TRP21を介して隣接するアクセスノードとのみ相互接続して いるように示されている。しかしながら、より多くのアクセスノードがアクセス ネットワークに設けられれば、図11に示すように、相互接続が任意的となり得 るのは勿論である。しかしながら、全ての加入者ステーションSS−1,SS− 2,SS−4はサービスネットワークSNからのサービスを同時に要求すること ができるにも拘らず、終端点TP3を介して交換ネットワークSN及びアクセス ノードAN3の間にセットアップされるのは単一の回線のみであることに留意す べきである。 図2bはこの発明の第1の実施例によるアクセスノードの内部構造を示してい る。アクセスノードAN3は、交換ネットワークSNからの(または必要とあら ば、終端点TP4における相互接続した加入者ステーションからの)インターフ ェース信号プロトコルSN−Fを解読することができる前置トランスレータを含 んでいる。前置トランスレータFETは信号フォーマットSN−Fを解読すると 共に、他の内部アクセスノードAN1,AN2との通信を確立することが必要と される内部信号フォーマットIN−Fを準備する。この内部信号フォーマットI N−Fは必要に応じて調整することができる。アクセスノードAN3はまた、他 の相互接続したアクセスノードAN1(または点線で示すように、他の接続した アクセスノードまたは終端点)からのサービスを受信し送信する送信/受信手段 TR−SRを備えている。それぞれ要求された信号プロトコルSS−F,SN− Fを解読できるようになっていると共に、それぞれの送信/受信手段を備えるよ うに、図2a、図2bに示すようにアクセスノードを構成したので、全ての相互 接続した加入者ステーションSS−1,SS−2,SS−4に対するサービスは 単一のトラフィック経路TRP3上に同時に提供することができ、一方、アクセ スノードAN3,AN1,AN2は各サービスの経路付け及び切換えをそれぞれ 実行する。即ち、(前置トランスレータFET上のサービスネットワーク信号フ ォーマットをセットアップした)アクセスノードAN3はサービスネットワーク SNからの全てのサービスを受信し、加入者ステーションSS−4に対して要求 されたサービスを取り出し、かつサービスの残りをトラフィック経路TRP31 を介して隣接するアクセスノードAN1に切り換える(全ては送信/受信手段T R−SRによって実行される)。 順次、アクセスノードAN1は残りのサービスを受信し、加入者ステーション SS−1によって要求された各サービスを加入者ステーションSS−1に経路付 けするのに対し、それは残りのサービスをアクセスノードAN2に切り換え、こ のアクセスノードAN2は順次加入者ステーションSS−2に対する各サービス を前記加入者ステーションSS−2に経路付けする。この種の内部切換え及び経 路付け機能性に信頼を置いているので、終端点が信号フォーマットをそれぞれの 接続したアクセスノードにて何と解読することができるかに関するラベルまたは 指示を所有する限り、アクセスネットワークはブラックボックスとして扱うこと ができ、その抽象的レベルを維持する。 第2の実施例 図3a及び図3bは図2a及び図2bに示したものと類似の構造を本質的に示 しているが、アクセスノードAN1,AN2,AN3はおのおのが全ての信号フ ォーマットSS−F,SN−Fを解読する能力を有している。図3bに示すよう に、第2の実施例による前置トランスレータは、双方の信号フォーマットSN− F,SS−Fを解読すると共に、これを内部信号フォーマットIN−Fに変換す るように構成されている。送信/受信手段の切換え及び経路付け能力は、図2a 及び図2bにおけるものと同等である。しかしながら、図3aに示すようなアク セスノードを有するアクセスネットワークにおいて、終端点が、信号フォーマッ トを何と解読することができるかに関しての特定の指示を所有する必要はない。 図3cに示すように、このことはアクセスネットワークの完全なブラックボッ クスとしての扱いがあることを意味し、この結果、加入者ステーションSS−1 , SS−2及びサービスネットワークSNは、(図3cにおいて点線で概略的に示 している)終端境界TB上の任意の終端点TP1,TP2,TP3に対して任意 に接続できることを意味している。勿論、一般に、各加入者ステーションSS− 1,SS−2は正に異なる信号フォーマットSS−Fを使用することができるか または正に複数の信号フォーマットSS−Fのうちの1つを使用できるようにな っている。同様に、サービスネットワークは信号フォーマットのうちの1つまた は幾つかのものを使用するように構成しても良い。このことに従えば、前置トラ ンスレータはサービスネットワーク及び加入者ステーションによって使用される 信号フォーマットをそれぞれ備えることができるようになっている。 図3dに示すように、終端点、即ち、(抽象的)終端境界TBの物理的ポート は、どの種類のプロトコルがこの終端点で有効であるかを示す終端点ポート接続 リストTPCLを所有することができる。しかしながら、何れにしても、個々の アクセスノードAN1,AN2,AN3の切換え及び経路付け機能において、ア クセスネットワークの内部構造に関する如何なる知識をも所有することは要求さ れない。 図4は各アクセスノードにおける送信/受信手段によって実行される個々のサ ービスか何かを切り換え、経路付けする方法を示している。図4において、アク セスノードは接続した加入者ステーションSS−1,SS−2及びサービスネッ トワークSNによってそれぞれ要求される信号フォーマットを支持するだけであ ることを(図3aにおけるように)仮定する。 既に図3aにおいて示したように、サービスネットワークSN及びアクセスノ ードAN3の間にはxMbit/sの特定の帯域幅を支持する1つの接続がある。こ の帯域は、例えば図4において示すように特定の帯域幅n1,n4,n2,nc のチャネルから成る多数の回線(この際の回線はサービスネットワーク及びサー ビスを要求した加入者の間の個々の相互接続、例えば、図4のAN3→AN1→ AN2を介したSNからSS−2までの全経路として見做すべきである)を維持 することができる。本来、終端点TP3はこの帯域幅を支持することができる。 加入者ステーションにそれぞれ提供すべき各サービスは、1つ以上のチャネルS S−1CH,SS−4CH,SS−2CH上を送信されることとなる。また、通 信データの1つ以上のチャネルC−CH、即ち信号情報の切換えが必要であるこ とは勿論である。 図4において、加入者ステーションSS−1は3つのチャネルを要求するサー ビスを要求した例を有し、加入者ステーションSS−2は2つのチャネルを要求 するサービスを要求したと共に、加入者ステーションSS−4は唯一のチャネル を要求するサービスを要求している。この場合、終端点TP4,TP1,TP2 は、図4に示すように少なくとも要求された帯域をそれぞれ支持できるようにな っている。図4においては2つの通信チャネルC−CHが使用されているので、 2つの通信チャネルはアクセスノードAN1を介してアクセスノードAN2に切 り換えられ、経路付けされることとなる。従って、示されたトラフィック経路T RP31,TRP12は、それぞれ図4に示した最小帯域帯を有する。これらの トラフィック経路がより大きな帯域幅を提供し得るのは勿論である。 一般に、遅延帯域の運搬チャネル(bearer channels)SS−1CH,SS−4 CH,SS−2CHは時分割多重化方法に使用することができるが、これらのチ ャネルは常に等しい帯域幅である。アクセスノードAN3がサービスネットワー クに由来する正しいチャネルの必要な切換え及び経路付けを実行する限り、入力 トラフィック経路上の入力チャネル間の特定の固定式時間関係をアクセスノード AN3に提供する必要はなく、また終端点TP4に対しても内部トラフィック経 路TRP31またはトラフィック経路を提供する必要はない。このことは、アク セスノードAN3がその入力からのチャネルを動的に選択して、その出力トラフ ィック経路に割り当てることを意味している。同様に、全てのサービスチャネル がサービスネットワークからのサービスを要求した加入者ステーションにそれぞ れ経路付けされるまで、アクセスノードAN1,AN2はチャネルの動的割当て を行うこととなる。 個々のチャネルの切換え及び経路付けのために送信/受信手段を使用すること の利点は、アクセスネットワークの抽象的レベルが破壊されないこと、即ち、サ ービスを要求する実際の加入者ステーションに接続した特定のアクセスノードを 識別する必要もなければ、仮想的接続を形成する如何なる必要性もないことを保 証することであろう。従って、サービスネットワーク及び(サービスネットワー ク・インターフェースプロトコルを解読できる)アクセスノードの間には単一の 接続回線があれば十分であり、それにも拘らず、要求されたチャネルの総合帯域 幅が交換ネットワーク及びアクセスノードの間のトラフィック経路の帯域幅を超 過しないと仮定すれば、全ての加入者ステーションはサービスを受けることがで きる。 第3の実施例 以上に提案した解法は非常に一般的であり、如何なる特定のインターフェース またはプロトコルの使用にも関係していないが、以下においては、V5インター フェースをセットアップすることについての問題(前述した図12、図13を参 照されたい)を、図1ないし図4で示した様な概念を使用することによってどの ように解決することができるかについて説明することとする。 再度、図5において、V5インターフェースはアクセスネットワークANの境 界上で終端しており、一方、アクセスノードAN1ないしAN4は図1ないし図 4を参照して説明したように特殊な機能性を有している。V5インターフェース は2Mbit/s帯域幅を使用する終端点TP6上で終端している。勿論、再度サー ビスネットワークに向ってインターフェースしている全ての2Mbit/sアクセス ノード終端点はアクセスネットワークANの終端境界TB上で可視的である。再 度、(図1、図2を参照して説明したように)可視性は、どのアクセスノードま たはどの前置トランスレータがV5インターフェースプロトコルを解読すること ができるかということは既知であることを意味している。図5を見れば、このこ とはアクセスノードAN1(アクセスネットワークに対するエントリアクセスノ ード)の全てのSNインターフェーシング2Mbit/s終端点は、アクセスネット ワークの外部では既知となることを意味している。同様に、このコメントは(加 入者ステーションにサービスを提供することに関してアクセスネットワークに対 する出口ノードとして見做すことができる)全ての他の終端点TP1,TP2, TP3,TP4,TP5に対しても、また他のアクセスネットワーク(図9参照 )とインターフェースするこの種の終端点にも当てはまる。図5の加入者SS− 1ないしSS−5及び市内交換局LEとインターフェースする終端点TP1ない しTP6に対して行った全ての説明は、同様の範囲で、図9の別のアクセスネッ ト ワークAN−2またはサービスネットワークSN−1とインターフェースするこ の種の終端点に当てはまる。 図4において既に説明したように、個々の加入者ステーションSS−1,SS −2,SS−3,SS−4,SS−5の間のトラフィック経路は、それぞれのサ ービス(n×64kbit/s)に対して要求される最小帯域幅を支持する。他の会社 からの専用回線を使用するとき、これらのトラフィック経路が2Mbit/sを支持 し得ることも勿論である。何故ならば、専用回線はこれらがデータによって占有 される期間の間に課金されるに過ぎないからである。図示のために、再度、一般 的相互接続構成は図11から得ることもできるが、アクセスノードAN1ないし AN4は、1つの隣接するアクセスノードと相互接続する例に過ぎない。 終端境界TB上のサービスネットワークインターフェーシング2Mbit/s終端 点TPを使用して、サービスネットワークは通常の方法でインターフェースし得 る。図5において、このことはV5インターフェースが実際に再度アクセスノー ドAN1にて終端するが、このことはアクセスノードの外部では見えないことを 意味している。 以下において、チャネルの切換え及び経路付けをV5.1及びV5.2インタ ーフェースに対して説明するが、切換え及び経路付けは、双方がV5インターフ ェースをセットアップするときにアクセスネットワークをブラックボックスとし て扱うことができるようにするという点で正に同様である。 V5.1 解法 図6aにおいて、V5.1インターフェースは境界上の終端点TP6で終端し ており、この終端点TP6は順次エントリアクセスノードAN1に接続されてい る。例として、全ての加入者ステーションは、それらの前提において基本レート ISDN−サービスを要求したものと仮定する。加入者ステーションに提供すべ き各この種のサービスはこの場合、(例えばB−チャネル上の)例えば64kbit /sの(図4のチャネルSS−1CH,SS−4CH,SS−2CHであるペイ ロードデータを搬送する)2つの運搬チャネルBC及び例えば16kbit/s(例 えばDチャネル)をおのおのが占める2つの通信チャネルCC(図4のチャネル C−CHとして信号情報を搬送する)を要求する。 5つの加入者ステーションが基本レートISDNを同時に要求すれば、10個 の運搬チャネル及び2個の通信チャネルが必要となる。ここで、通信チャネルは 信号(又は合図、signalling)情報の交換のために使用され、運搬チャネルはサ ービス用の通信データを搬送する。合計、この場合に要求される帯域幅は10× 64kbit/s+2×64kbit/s=768kbit/sとなり、これはV5.1インタ ーフェースが終端する2Mbit/sの終端点上で容易に支持することができる (V5インターフェースでは、通信チャネル帯域幅は64kbit/sである)。 実際に、V5インターフェースは、前記終端点上で十分に支持することができ る、例えば1984kbit/sの帯域幅(V5.1インターフェースに対して、n =1)に達する64kbit/sのn×31個の運搬チャネルを使用する。運搬チャ ネルの数(例えば、5つの加入者ステーションに対して10個)は固定され、選 択されたV5.1インターフェース構成によれば、信号(又は合図、signalling )のために1個、2個または3個の64kbit/s通信チャネルを使用することが できる。図6aでは、2個の通信チャネルCCが使用される。 図6aにおけるチャネルの切換え及び放送に関するフローチャートを一緒に示 す図6b、図6cを参照して、V5.1インターフェース構成において各加入者 ステーションにサービスを提供する方法を説明することとする。先ず、ステップ S1で手続きを開始した後、ステップS2においてネットワークインターフェー スを介してサービスネットワーク(ここでは、1つの市内交換局LE)を終端点 TP6に接続する。接続ステップS2において、アクセスノードAN1の前置ト ランスレータFETはV5.1インターフェースによって使用される信号フォー マットまたはプロトコルをセットアップする。ステップS3において、全ての加 入者ステーションはV5支持サービスを要求する。従って、ステップS4におい て、10個の64kbit/s運搬チャネルCC及び(図示の場合)2つの通信チャ ネルCCが割り当てられ、引き続いてステップS5においてアクセスノードAN 1に送信される。 ステップS6において、加入者ステーションSS−1がサービスを要求したか 否かを決定する。もし要求したのであれば、ISDN−サービスを支持すべく、 即ち、ISDN−サービスを加入者SS−1に切り換えて経路付けすべく、アク セスノードAN1はこの情報を使用することとなる。即ち、アクセスノードAN 1はステップS7において2つの運搬チャネルBCを取り出す。即ち、アクセス ノードAN1はAN1及び加入者ステーションSS−1の間のトラフィック経路 上のチャネルに入力チャネルを割り当てる。ここで、ステップS8において、加 入者ステーションSS−1はISDN−サービスを使用することができ、この際 、2つの運搬チャネル上のデータの送信/受信がある。 ステップS9において、加入者ステーションSS−5がISDN−サービスを 要求したことがノードAN1にて検出されるとき、ステップS10,S11,S 12において、再度、加入者ステーションSS−5に対する2つの運搬チャネル を取り出して、2つの通信チャネルを再度信号に対して使用する。ステップS1 1において、AN4は、2つの通信チャネルを受信した後に2つの運搬チャネル BCを加入者ステーションSS−5に送信する。残りのチャネル(この場合は、 6つの運搬チャネル及び2つの通信チャネル)がこの後ステップS13において アクセスノードAN2に送信される。 アクセスノードAN2は順次、加入者ステーションSS−2がステップS14 においてISDN−要求を行ったか否かをチェックすることとなる。もし行った のであれば、ステップS15,S16において、再度2つの運搬チャネルBCを 取り出して、送信/受信が生じる。ステップS17において、残りのチャネル (ここでは、4つの運搬チャネル及び2つの通信チャネル)をアクセスノードA N3に送信し、アクセスノードAN3はステップS18において、加入者ステー ションSS−3,SS−4がISDN−サービスを要求したか否かについての試 験を行う。もし要求したのであれば、手続きがステップS24において終了する 前に、ステップS19,S20(加入者ステーションSS−3に対して)及びス テップS22,S23(加入者ステーションSS−4に対して)において、再度 、チャネルの取出し及び送信/受信を行う。 こうして、全てのサービスはV5.1インターフェース上に提供されるが、サ ービスを要求した最後の加入者ステーションに要求したサービスが提供されるま で、アクセスネットワークの内部構造において運搬チャネルの選択及び送信があ る。こうすることによって、運搬チャネルがそれらの正当な宛先に到達すること が保証される。 加入者サービスを支持すべく、通信チャネル上の信号情報がアクセスノードに よって要求される。図6aにおいて、アクセスノードAN1はV5.1インター フェース上の2つの通信チャネルを明らかに知り得ている。これらの2つの通信 チャネルは、V5.1インターフェース上の全ての加入者サービスによって要求 される完全な信号情報を含んでいる。従って、アクセスノードAN1は、図6a において行ったように、信号情報を試験し、これを当該アクセスノードAN2, AN4に「経路付け(route)」するか(図7を参照)、またはこの信号情報をア クセスノードAN2,AN4に「放送する(broadcast)」選択を有している。こ のようにする際に、アクセスノードAN2は順次、信号情報をアクセスノードA N3に放送する。このように、この情報の一部分または全ては全てのアクセスノ ードに加えることはできないが、アクセスネットワーク内の全てのアクセスノー ドは実際に同一の信号情報を受信することとなる。しかしながら、全てのアクセ スノードは、この信号情報に対して使用される2つの通信チャネルCCを介して 、それらの要求した信号情報を受信することが保証される。 図6aで示したように、信号情報の放送は最も実用的応用に対して実際に適し ているが、これは個々のアクセスノード間の信号経路上の多過ぎるタイムスロッ トチャネルを取る信号情報の望んでいない効果を有し得る。図6aにおいて判か るように、このアクセスノードは完全な信号情報を必要とし得ないにも拘わらず 、2つの通信チャネルCCは常に隣接するアクセスノードに放送される。このこ とは帯域幅要求を増大させる。 図7は、アクセスノードに対して通信チャネルCC上の受信した信号情報を試 験させると共に、これを当該アクセスノードに経路付けするだけの原理を使用し ている。即ち、アクセスノードAN1は、どの信号情報がアクセスノードAN4 によって必要とされているかを試験し、かつ残りの通信チャネルが他方のアクセ スノードAN2に経路付けされているが、このチャネルのみの経路付けを実行す る。従って、この場合、図6b、図6cにおけるステップS6,S7;S9,S 10;S14,S15;S18,S19;S21,S22は、通信チャネルの試 験を含むと共に、そこで要求されるこの種の信号情報をそれぞれのアクセスノー ドに経路付けするように、適切に変更される。 V5.2 解法 アクセスネットワーク上のV5.2インターフェースをセットアップすること は、V5.1ケースとは本質的に異ならない。しかしながら、帯域幅上のタイム スロットの固定式割当てを使用するよりもむしろ、V5.2インターフェースは 動的タイムスロット割当て(参考文献〔2〕ないし〔5〕を参照)を使用し、従 ってこの場合、全ての運搬データ及び信号データがそれらの適切な宛先に、即ち それぞれのアクセスノードに到達することを保証するために、アクセスノードは より進歩した送信/受信能力を支持することが期待されている。この際のタイム スロットの動的割当ては、アクセスノードが常に帯域幅の同一のスロット位置を 有する個々のチャネルに信頼を置くことができないことを意味している。 V5.1ケースにおけるように、V5.2インターフェースは終端点TP6、 即ちアクセスノードAN1で終端することとなる(図8を参照)。ここで、V5 .2インターフェースは動的タイムスロット割当てを使用するので、運搬データ 及び信号データを適切に他のアクセスノードAN2,AN4に経路付けするため に、アクセスノードAN1は通信チャネルCC上のその受信した信号情報を試験 しなければならないこととなる。 この場合、図8に概略的に示すように、アクセスノードAN1(及びアクセス ノードAN2,AN3)は、どれをアクセスノードAN4及びAN2(アクセス ノードAN1の場合)に経路付けするのかを決定するために、通信チャネルCC に対する信号情報を試験しなければならない。こうして、アクセスノードは、通 信チャネル上の受信した信号情報を試験し、データ送信に対する集合的で支流を なす側の自由チャネルを選択し、かつこれらのチャネルを動的に接続することが できるスイッチを組み込んでいる。このようにして、図6、図7に図示したV5 .1ケースにおけるのと極めて似かよって、運搬データ及び信号データはアクセ スネットワークにおけるそれらの適正な宛先に経路付けされることとなる。この ようにして信号情報を試験することは(図6、図7におけるように)信号情報を 単に経路付けするかまたは放送することに比して一層複雑であるのは勿論である が、この種の動的タイムスロットチャネル割当ての利点はまた、個々のアクセス ノー ド間AN1−AN2,AN2−AN3,AN1−AN4の各信号経路について説 明した固定した関係はないということである。 図6、図7、図8において、チャネルの経路付け及び切換えをV5インターフ ェースを参照して例証的な例に対して説明したが、任意のサービスネットワーク インターフェースが、例えばTDM−方法または他のチャネル多重化方法を介し て得ることができるタイムスロットチャネルベースについてそのサービスを提供 する限り、この概念を一般に任意のサービスネットワークインターフェースに応 用できることに留意すべきである。 第4の実施例 V5.1インターフェース及びV5.2インターフェースのおのおのに対して 、図1を参照して説明したようにアクセスネットワークを完全なブラックボック スとして扱うことに対し、前述のように解法を提示してきた。内部アクセスノー ドが、信号フォーマットを解読することとの組合せで、特殊な切換え、経路付け または放送能力を有する限り、このことによって、複雑なアクセスネットワーク トポロジ上のV5インターフェースの柔軟なセットアップが可能となる。 従って、アクセスネットワークを調べることなく各インターフェースをセット アップすることができるので、アクセスネットワークの抽象的レベルが破壊され ることはない。このことは、ネットワーク管理に対するより高い抽象的レベルを 容易にすることとなる。アクセスネットワークの利用は最適である。即ち、運搬 情報及び信号情報は最小セットの2Mbit/s送信リソース上のチャネルを取るだ けである。 前述のようなアクセスノードを備えたアクセスネットワークの取扱いは、図9 に示すように、電気通信システムを柔軟にセットアップすることを可能とする。 それぞれのネットワークの抽象的レベルが破壊されない限り、アクセスネットワ ーク自体の内部構造を調べることなく、アクセスネットワークまたはサービスネ ットワークを自由にかつ柔軟に相互接続することができる。要求されることの全 ては、境界上の終端点が相互接続される他のネットワークによって使用される信 号フォーマットを支持することである。 この原理は、図10に示すようにより一層拡張することができる。ここでは、 (おのおのが前述したようなアクセスノードの内部構造を有する)多数の汎用ア クセスネットワークAN−1’,AN−2’,AN−3’が再度相互接続して、 新しい終端境界TB’を有する新しい一般化した「ブラックボックス(black box)」ネットワークにつながっている。こうして、アクセスネットワークAN− l’,AN−2’,AN−3’は、あたかもこれらが単一のアクセスネットワー ク(例えば、AN−1’を付したもの)内のアクセスノードであるかのように振 る舞う。この種の柔軟なセットアップは可能である。何故ならば、抽象的レベル を破壊することなく、アクセスネットワークを実ブラックボックスとして扱うこ とができるように、アクセスノードのそれぞれの基本ユニットは前述したように 機能性を維持するからである。 各請求項の参照番号は例示的目的にかなうだけのものであり、これらの請求の 範囲を限定するものではない。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年3月31日(1998.3.31) 【補正内容】 サービスネットワーク・インターフェースを支持する終端境界上の実際の終端点 を知ることが必要なだけであり、単一の回線のみをこの終端点に接続しなければ ならないのに対し、アクセスネットワークに接続した全ての加入者は依然として 、所望されれば、同時に、サービスネットワークからのサービスを要求すること ができる。【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年6月22日(1998.6.22) 【補正内容】 何故ならば、加入者ステーション自体はアクセスノードにつながることができる ことを知りされすれば良いのに対して、加入者ステーションは、多数の加入者ス テーションに関するデータ通信がどのようにして物理的にアクセスネットワーク 内に維持されるかについて心配する必要はないからである。従って、アクセスネ ットワークは、図11において抽象的境界ABで示すように、抽象的エンティテ ィとして扱うことができる。 米国特許第5 386 417号は、通信アクセスネットワークにおいて接続 を確立する方法及び装置を開示している。加入者ステーションを構成する多数の 端子は、アクセスノードとして機能する遠隔端末装置に接続している。この遠隔 端末装置はトラフィック経路を介して電話局に接続している。アクセスノードを 構成する遠隔端末装置はタイムスロット交換手段及び制御手段を備えている。特 に、タイムスロット交換局は、加入者ステーション及び遠隔端末装置の間、それ に遠隔端末装置及び電話局の間のトラフィック経路上のタイムスロットの交差接 続を実行するために設けられている。入力呼が受信されたことを示す信号メッセ ージ、及び加入者ステーション及び遠隔端末装置間のトラフィック経路上の特別 なタイムスロット内で実行される、所謂通話処理信号チャネル即ちCPSC (call processing signalling channel)内で他の通信処理関連メッセージが送 信される。このタイムスロットはまた、タイムスロット割当てに応答するタイム スロット割当て信号チャネルTASC(time slot asignment signalling channel)を所有する。受信した呼を運搬すべきタイムスロットは、電話局及び遠 隔端末装置の間、次いで遠隔端末装置及び加入者ステーションの間のTASCを 介して先ず取り決められ、この際、通話毎に(call-by-call basis)、接続が確 立される。取り決められたタイムスロットはすぐに相互接続され、次いで、固定 式タイムスロット交差接続によって通信が処理される。従って、ここでは、信号 チャネルCPSCを介して通信経路がセットアップされ、また通信経路が確立さ れたとき、ペイロードデータは、遠隔端末装置を介して、加入者ステーション及 び電話局の間の割り当てられたタイムスロット上を送信される。この書類は通話 処理に関係しているに過ぎず、サービスネットワークからのサービスの提供には 何ら関係していない。 欧州電気通信規格協会(ETSI:The European Telecommunication Standards Institute)は、例えばプロトコル、送信システム及び故障管理に関し て、どのようにしてこの種のアクセスネットワークを処理すべきであるかについ てのコンパイル済みの一般的ガイドラインを有している。このことは、例えば、 コペンハーゲン(Copenhagen)に所在するイー・ティー・エス・アイ ティー・ エム2(ETSI TM2)アクセスネットワーク エス・イー・ジー(SEG )によって1994年9月12ないし16日に発行された「アクセスネットワー クの管理(The Management of Access Network)」と題する参考文献〔1〕ディ ー・ティー・アール/ティー・エム−2222(DTR/TM−2222)に記 載されている。 これまで、アクセスネットワークは加入者ステーションが相互にデータ及び/ 又はトークを交換できるようにするのに使用されたに過ぎなかったが、より進歩 した電気通信技術は、加入者ステーションに対して付加的なサービスを提供でき るようにしている。前記ETSIの参考文献における定義によれば、この種のサ ービス準備機能は、加入者に対するサービスを確立するのに必要な全ての手続き を含んでいる。この種の付加的サービスは、付加的な統合デジタル通信サービス 網(ISDN:integratedservicesdigitalnetwork)−リンクを介して例えば提供 することができる、テレテキスト、ビデオ通信等であって良い。 図11によるアクセスネットワークから開始したので、図12aはどのように してこれらのサービスがサービスネットワークSNによってアクセスネットワー ク、従って加入者ステーションに提供されるかを示している。このサービスネッ トワークSNは、単一の市内交換局または多数の相互接続した市内交換局であっ て良い。以後、「サービスネットワーク(service network)」の用語を使用する こととなるが、この種の全ての可能性を含むものとして理解すべきである。 図12に類似している図13は、市内交換局LE,SN及びアクセスネットワ ークANの間にV5−インターフェースをセットアップするときの手続きを説明 している。再度図13aはアクセスネットワークの抽象的処理を示しているが、 図13b及び図13cは問題、即ち、AN側のV5−インターフェースがどこで 終端しているかを決定すること、即ち、V5プロトコルを解読することができる アクセスノードを識別することが必要である問題を説明している。図13bに示 すように、アクセスノードAN1,AN2は、アクセスネットワークに対する入 力点として機能するアクセスノードAN3を介して市内交換局LEに間接的に接 続しているが、加入者SS−1,SS−2,SS−3,SS−4はアクセスネッ トワークAN内のそれぞれのアクセスノードに接続している。(この種の構成は 、例えば参考文献〔5〕に見い出すことができる)。 再度、生じる問題は、どのようにしてネットワーク管理層上にV5加入者サー ビスを支持するか、即ち、アクセスネットワーク上にどのようにしてV5インタ ーフェースプロトコルをセットアップするかということである(図13aまたは 図12a参照)。 ここまでは、V5.1インターフェース及びV5.2インターフェースの特定 の特徴間に如何なる差異も形成しなかったが、一般に図11に示すように、アク セスネットワーク・トポロジはむしろ複雑であり、加入者ステーションにサービ スを提供するためにどのようにしてどこでV5インターフェースをセットアップ すべきであるかは必ずしも明瞭であるとは限らない。例えば参考文献〔2〕の中 の最新の文献を参照したとしても、図13aにおける問題に関する基準は、目的 クラス「アクセスネットワーク(access network)」の定義についてむしろあい まいであり、その結果、現在、どのようにしてV5インターフェースをアクセス ネットワーク上にセットアップすべきかについて本質的に有効な明瞭なガイドラ インは存在しない。 「交換局に対する接続アクセスネットワーク:イー・ティー・エス・アイ(E TSI)V5アプローチ(InterfacingAccessNetworksToExchanges:The ETSI V5 Approach)」と題する1994年グローブカム(globecom)のエ ー・ギレスピー(A.Gillespie)による論文は、例えば前記参考文献〔1〕ない し〔3〕に説明されているような、アクセスネットワークにV5インターフェー スを接続する原理について記載している。特に、この論文は、どのようにしてI SDN−サービスをアクセスノードにて終端させることができるかについて、及 びアクセスネットワークは相互接続に対するISDN−信号の内容にかかわる必 要がないということを述べている。しかしながら、この論文はまた、PSTN信 号(又は合図、signalling)及びISDN信号(同上)をマッピングする可能性 を提供してはこなかったことを力説している。このことに対する理由は、それぞ れのメッセージが異なる層において行われることに依る。この論文は市内交換局 及びアクセスネットワークの間の信号の交換を記載しているに過ぎず、アクセス ネットワーク内でどのようにしてアクセスを実行すべきであるかについて何ら明 瞭なガイドラインを与えていない。 b)前記前置トランスレータに対して、前記サービスに関する前記ベアラーチ ャネル上の前記サービス通信データ及び前記通信チャネル上のサービス信 号データを送信/受信できるようになっていると共に、前記アクセスネッ トワークの前記少なくとも1つの他のアクセスノードに対して及び/又は 前記少なくとも1つの接続した加入者ステーションに対して、トラフィッ ク経路を介して前記通信チャネル上のサービス信号データを放送できるよ うになっている前記送信/受信手段。 この発明によれば、この目的はまた、加入者トラフィック経路及びサービスネ ットワーク、トラフィック経路を介して、それぞれ少なくとも1つの加入者ステ ーション及び少なくとも1つのサービスネットワークが接続しているアクセスネ ットワークに使用するアクセスノード(請求項2)であって、前記サービスネッ トワークが前記少なくとも1つの加入者ステーションに対してサービスを提供し 、かつ多数のビアラーチャネル上のサービス通信データを介し、しかも多数の通 信チャネル上のサービス信号データを介して、前記サービスをそれぞれ送信して なる前記アクセスノードにおいて、 a)前記少なくとも1つのサービスネットワークによって使用される信号フォ ーマット、及び前記アクセスノード及び少なくとも1つの加入者ステーシ ョンの間のトラフィック経路上で使用される信号フォーマット、及び/又 は前記アクセスノード及び前記アクセスネットワークの少なくとも1つの 他のアクセスノードの間のトラフィック経路上の信号フォーマットを解読 して、前記サービスネットワーク及び前記加入者ステーション及び/又は 前記他のアクセスノードの間に通信を確立できるようになっていると共に 、 前記多数のベアラーチャネル上の前記サービス通信データ及び前記多数の 通信チャネル上の前記サービス信号データを受信/送信できるようになっ ている前置トランスレータと、を備えた前記アクセスノードによって解決 される。 この発明のまた別の態様(請求項31)によれば、電気通信システムに関して 、1つ以上の他のアクセスネットワークは前記アクセスネットワーク及び/又は 前記サービスネットワークに接続していることが好ましい。 この発明のまた別の態様(請求項32)によれば、電気通信システムに関して 、1つ以上の他のサービスネットワークは前記アクセスネットワーク及び/又は 前記サービスネットワークに接続していることが好ましい。 この発明のまた別の態様(請求項33)によれば、電気通信システムに関して 、前記1つ以上のサービスネットワーク及び/又は前記1つ以上のアクセスネッ トワークは終端境界上の終端点で相互接続することが好ましい。 この発明のまた別の態様(請求項34)によれば、電気通信システムに関して 、前記相互接続したアクセスネットワークのうちの2つ以上のものを、前記アク セス及び/又はサービスネットワークの終端点が一般化終端点として終端する終 端境界を有する一般化アクセスネットワークに接続することが好ましい。 【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年7月8日(1998.7.8) 【補正内容】 従って、本発明の目的は、アクセスネットワークの抽象レベルを破壊すること なく、アクセスネットワークの容量及びリソースの使用を最適にできる、アクセ スノード、アクセスネットワーク、電気通信システム及びアクセスネットワーク の加入者ステーションにサービスを提供する方法を提供することにある。 この発明によれば、その目的は、加入者トラフィック経路及びサービスネット ワーク・トラフィック経路を介して、少なくとも1つの加入者ステーション及び 少なくとも1つのサービスネットワークがそれぞれ接続しているアクセスネット ワークに使用するアクセスノードであって、前記サービスネットワークが前記少 なくとも1つの加入者ステーションに対してサービスを提供し、多数の運搬 (bearer)チャネル上のサービス通信データを介し、かつ多数の通信チャネル上 のサービス信号(又は合図、signalling)データを介して、前記サービスをそれ ぞれ伝達してなる前記アクセスノード(請求項1)において、、前記少なくとも 1つのサービスネットワークによって使用される信号(signalling)プロトコル 、及び前記アクセスノード及び少なくとも1つの加入者ステーションの間のトラ フィック経路上で使用される信号プロトコル及び/又は前記アクセスノード及び 前記アクセスネットワークの少なくとも1つ他のアクセスノードの間のトラフィ ック経路上の信号プロトコルを解読して、前記サービスネットワーク及び前記加 入者ステーション及び/又は前記他のアクセスノードの間に通信を確立できるよ うになっていると共に、前記多数の運搬チャネル上の前記サービス通信データ及 び前記多数の通信チャネル上の前記サービス信号データを受信/送信できるよう になっており、かつ送信/受信手段に対して前記サービス通信データを送信/受 信できるようになっている前置トランスレータと、該前置トランスレータに対し て前記サービスの前記ベアラーチャネル上の前記サービス通信データ及び前記通 信チャネル上のサービス信号データを送信/受信できるようになっていると共に 、前記アクセスネットワークの前記少なくとも1つの他のアクセスノードに対し て及び/又はトラフィック経路を介して接続した前記少なくとも1つの加入者ス テーションに対して、前記通信チャネル上のサービス信号データを放送できるよ うになっている前記送信/受信手段と、を備えたことを特徴とする前記アクセス ノードによって解決される。 この発明によれば、この目的はまた、加入者トラフィック経路及びサービスネ ットワーク・トラフィック経路を介して、少なくとも1つの加入者ステーション 及び少なくとも1つのサービスネットワークがそれぞれ接続しているアクセスネ ットワークに使用するアクセスノードであって、前記サービスネットワークが前 記少なくとも1つの加入者ステーションに対してサービスを提供し、多数の運搬 チャネル上のサービス通信データを介し、かつ多数の通信チャネル上のサービス 信号データを介して、前記サービスをそれぞれ伝達してなる前記アクセスノード (請求項2)において、前記少なくとも1つのサービスネットワークによって使 用される信号プロトコル、及び前記アクセスノード及び少なくとも1つの加入者 ステーションの間のトラフィック経路上で使用される信号プロトコル及び/又は 前記アクセスノード及び前記アクセスネットワークの少なくとも1つの他のアク セスノードの間のトラフィック経路上の信号プロトコルを解読して、前記サービ スネットワーク及び前記加入者ステーション及び/又は前記他のアクセスノード の間に通信を確立できるようになっていると共に、前記多数の運搬チャネル上の 前記サービス通信データ及び前記多数の通信チャネル上の前記サービス信号デー タを受信/送信できるようになっており、かつ送信/受信手段に対して前記サー ビス通信データを送信/受信できるようになっている前置トランスレータと、該 前置トランスレータに対して前記サービスの前記運搬チャネル上の前記サービス 通信データ及び前記通信チャネル上のサービス信号データを送信/受信できるよ うになっていると共に、前記アクセスネットワークの前記少なくとも1つの他の アクセスノードに対して及び/又はトラフィック経路を介して接続した前記少な くとも1つの加入者ステーションに対して、前記通信チャネル上のサービス信号 データを試験し、経路付けできるようになっている前記送信/受信手段と、を備 えたことを特徴とする前記アクセスノードによって解決される。 この発明によれば、この目的はまた、加入者トラフィック経路及びサービスネ ットワーク・トラフィック経路を介して、少なくとも1つの加入者ステーション 及び少なくとも1つのサービスネットワークがそれぞれ接続しているアクセスネ ットワークに使用するアクセスノードであって、前記サービスネットワークが前 記少なくとも1つの加入者ステーションに対してサービスを提供し、多数の運搬 チャネル上のサービス通信データを介し、かつ多数の通信チャネル上のサービス 信号データを介して、前記サービスをそれぞれ伝達してなる前記アクセスノード (請求項3)において、前記少なくとも1つのサービスネットワークによって使 用される信号プロトコル、及び前記アクセスノード及び少なくとも1つの加入者 ステーションの間のトラフィック経路上で使用される信号プロトコル及び/又は 前記アクセスノード及び前記アクセスネットワークの少なくとも1つの他のアク セスノードの間のトラフィック経路上の信号プロトコルを解読して、前記サービ スネットワーク及び前記加入者ステーション及び/又は前記他のアクセスノード の間に通信を確立できるようになっていると共に、前記多数の運搬チャネル上の 前記サービス通信データ及び前記多数の通信チャネル上の前記サービス信号デー タを受信/送信できるようになっており、かつ送信/受信手段に対して前記サー ビス通信データを送信/受信できるようになっている前置トランスレータと、該 前置トランスレータに対して前記サービスの前記ベアラーチャネル上の前記サー ビス通信データ及び前記通信チャネル上のサービス信号データを送信/受信でき るようになっていると共に、前記通信チャネル上の受信した信号データを試験し 、相互接続した他のアクセスノードまたは加入者ステーションにつながるトラフ ィック経路上の自由チャネルを選択し、次いで前記アクセスネットワークの前記 少なくとも1つの他のアクセスノードに対して及び/又はトラフィック経路を介 して接続した前記少なくとも1つの加入者ステーションに対して、前記チャネル を動的に接続できるようにした前記送信/受信手段と、を備えたことを特徴とす る前記アクセスノードによって解決される。 この発明によれば、前記目的はまた、少なくとも1つの加入者ステーション及 び該少なくとも1つの加入者ステーションにサービスを提供する少なくとも1つ のサービスネットワークの間にデータ通信を提供するアクセスネットワークであ って、前記少なくとも1つの加入者ステーション及び前記少なくとも1つのサー ビスネットワークが特定の信号プロトコルを用いてそれぞれデータ通信を実行で きるようになっていると共に、多数の運搬チャネル上のサービス通信データを介 して、かつ多数の通信チャネル上のサービス信号を介して前記サービスをそれぞ れ送信してなる前記アクセスネットワーク(請求項13)において、加入者ステ ーション・トラフィック経路及びサービスネットワーク・トラフィック経路を介 して、前記少なくとも1つの加入者ステーション及び前記少なくとも1つのサー ビスネットワークを接続できるようになっている終端点を有する終端境界と、ト ラフィック経路を介して前記終端境界の内部のアクセスノードにそれぞれ接続す る前記終端点と、を備え、前記アクセスノードはトラフィック経路を介して相互 に相互接続し、前記アクセスノードは、前記サービスネットワーク・トラフィッ ク経路を介して前記サービスネットワークに接続している第1のアクセスノード と、少なくとも1つのトラフィック経路を介し、前記第1のアクセスノード及び 前記サービスネットワーク・トラフィック経路を少なくとも介して、前記サービ スネットワークにそれぞれ接続すると共に、それぞれの加入者ステーション・ト ラフィック経路を介して少なくとも1つの加入者ステーションに接続する第2の アクセスノードと、を備え、前記少なくとも1つの加入者ステーション及び前記 加入者ネットワークの間の前記データ通信が少なくとも1つの第2のアクセスノ ード及び前記第1のアクセスノードを介して提供させ、かつ、各アクセスノード が、前記少なくとも1つのサービスネットワークによって使用される信号プロト コル、及び前記アクセスノード及び少なくとも1つの加入者ステーションの間の トラフィック経路上で使用される信号プロトコル及び/又は前記アクセスノード 及び前記アクセスネットワークの少なくとも1つの他のアクセスノードの間のト ラフィック経路上の信号プロトコルを解読して、前記サービスネットワーク及び 前記加入者ステーション及び/又は前記他のアクセスノードの間に通信を確立で きるようになっていると共に、前記多数の運搬チャネル上の前記サービス通信デ ータ及び前記多数の通信チャネル上の前記サービス信号データを受信/送信でき るようになっており、かつ送信/受信手段に対して前記サービス通信データを送 信/受信できるようになっている前置トランスレータと、該前置トランスレータ に対し、前記アクセスネットワークの前記少なくとも1つの他のアクセスノード に対し、及び/又はトラフィック経路を介して接続した前記少なくとも1つの加 入者ステーションに対して、前記サービスの前記ベアラーチャネル上の前記サー ビス通信データ及び前記通信チャネル上のサービス信号データを送信/受信でき るようになっている前記送信/受信手段と、を備えたことを特徴とする前記アク セスネッ トワークによって解決される。 この発明によれば、この目的はまた、多数の加入者ステーションと、多数の運 搬チャネル上のサービス通信データを介しかつ多数の通信チャネル上のサービス 信号データを介してそれぞれ送信されるサービスを提供すると共に、それぞれの 加入者ステーション・トラフィック経路及びサービスネットワーク・トラフィッ ク経路を介して、前記態様のうちの1つ以上のものによるアクセスネットワーク の終端点に接続するサービスネットワークと、を備えたことを特徴とする通信シ ステム(請求項33)によって解決される。 この発明によれば、この目的はまた更に、前記態様のうちの1つ以上のものに よるアクセスネットワークに接続した1つ以上の加入者ステーションにサービス ネットワークからのサービスを提供する方法であって、前記サービスネットワー クが、多数の運搬チャネル上のサービス通信データを介しかつ多数の通信チャネ ル上のサービス信号データを介してそれぞれ送信されるサービスを提供してなる 前記方法(請求項38)において、サービスネットワーク・トラフィック経路を 介して前記サービスネットワーク信号プロトコルを維持する前記アクセスネット ワークの終端点に前記サービスネットワークを接続する段階と、前記アクセスノ ードの前置トランスレータでのその信号プロトコルを前記サービスネットワーク に供給することによって、前記アクセスノードが前記アクセスネットワークへの 入口に対する前記サービスネットワークの前記第1のアクセスノードになる段階 と、前記接続したサービストラフィック経路を介して前記サービスを要求する1 つ以上の加入者ステーションに対して、それぞれ多数の運搬チャネルであるサー ビス通信データを介し、かつ多数の通信チャネルであるサービス信号データを介 して1つまたは多数のサービスを前記サービスネットワークから前記第1のアク セスノードに送出する段階と、前記第1のアクセスノードにて、前記サービスの 前記多数の運搬チャネル上の前記サービス通信データ及び前記多数の通信チャネ ル上の前記サービス信号データを受信する段階と、を備え、前記第1のアクセス ノード及び前記相互接続した第2のアクセスノードのおのおのが前記受信したサ ービスを他の相互接続したアクセスノード及び前記サービスを要求した前記加入 者ステーションにそれぞれ経路付け及び切換えを行い、前記少なくとも1つの加 入者ステーション及び前記サービスネットワークの間のデータ通信が少なくとも 1つの第2のアクセスノード及び前記第1のアクセスノードを介してもたらされ ること、を特徴とする前記方法によって解決される。 前記方法、電気通信システム及びアクセスネットワークでは、アクセスノード には前置トランスレータ及び送信/受信手段が設けられるので、サービスネット ワーク・インターフェースは、複合アクセスネットワーク・インターフェースの 境界上を送信することができる。このことは、内部トポロジがどんなに複雑であ っても、アクセスネットワーク上へのサービスネットワーク・インターフェース の柔軟で均一なセットアップを容易にする。従って、サービスネットワークをセ ットアップするとき、アクセスネットワーク構造体の内部を調べることは何ら必 要なく、アクセスネットワークは実ブラックボックス・エンティティとして扱う ことができる。サービスネットワーク・インターフェースを支持する終端境界上 の実際の終端点を知ることが必要なだけであり、単一の回線のみをこの終端点に 接続しなければならないのに対し、アクセスネットワークに接続した全ての加入 者は依然として、所望されれば、同時に、サービスネットワークからのサービス を要求することができる。仮想的概念は何ら使用されないので、この種のアクセ スノードを用いて構成されるアクセスネットワークを実ブラックボックスとして 扱って、同一の機能性を有する他のアクセスネットワークと相互接続することが できる。同一の構造をサービスネットワーク自体に応用し得る別の利点は、終端 境界にてブラックボックスを相互接続することによって、アクセス及びサービス ネットワークを相互に接続できるということである。 この発明の態様(請求項4)によれば、アクセスノードに関して、前記前置ト ランスレータは、前記サービスネットワークの前記信号プロトコル及び前記加入 者ステーションの前記信号プロトコルを解読できるようになっていることが好ま しい。 この発明の別の態様(請求項5)によれば、アクセスノードに関して、前記前 置トランスレータは、V5−ネットワークインターフェースを使用すれば、2M bit/sまたは64kbit/sの帯域幅を有する加入者トラフィック経路、及び/又 は2Mbit/sのサービスネットワーク・トラフィック経路を終端できるように なっていることが好ましい。 この発明の別の態様(請求項6)によれば、アクセスノードに関して、前記送 信/受信手段は、おのおのが特定の帯域幅を有する多数の個別回線である前記サ ービスネットワーク・トラフィック経路からサービスを同時に受信できるように なっていることが好ましい。 この発明の別の態様(請求項7)によれば、アクセスノードに関して、前記送 信/受信手段は、前記回線上の前記サービスを受信すると共に、前記他のアクセ スノード及び/又は加入者ステーションに接続した前記トラフィック経路上でそ れぞれの回線上の前記サービスを動的に割り当てることが好ましい。 この発明の別の態様(請求項8)によれば、アクセスノードに関して、前記加 入者ステーションに対して送信/受信される前記回線はおのおのが64kbit/s を占めていることが好ましい。 この発明の別の態様(請求項9)によれば、アクセスノードに関して、前記加 入者ステーションに対して前記サービスネットワークによって提供される前記サ ービスはおのおのが前記64kbit/s回線のうちの1つ以上を占有していること が好ましい。 この発明の別の態様(請求項10)によれば、アクセスノードに関して、前記 サービスの通信データは、前記サービスが基本レートISDNであれば、Bチャ ネル上の64kbit/sチャネル上で搬送されると共に、前記サービスの信号デー タは16kbit/sDチャネル上で搬送されることが好ましい。 この発明の別の態様(請求項11)によれば、アクセスノードに関して、前記 送信/受信手段は、運搬チャネル及び全ての前記通信チャネルのサブセットを前 記トラフィック経路を介して相互接続した他のアクセスノードまたは加入者ステ ーションに切り換え、経路付けできるようになっていることが好ましい。 この発明の別の態様(請求項12)によれば、アクセスノードに関して、前記 送信/受信手段はまた、前記通信チャネル上の前記信号データを試験することが 好ましい。 この発明の更なる態様(請求項17)によれば、アクセスネットワークに関し て、前記アクセスノードの各前置トランスレータは、前記加入者ステーション及 び前記サービスネットワークによって使用される全ての信号プロトコルを解読し 、この際、各加入者ステーション及びサービスネットワークは前記終端点のうち の任意の1つに接続できることを特徴とするのが好ましい。 この発明の更なる態様(請求項18)によれば、アクセスネットワークに関し て、前記終端点はおのおのが、どの信号プロトコルが前記それぞれの終端点によ って処理されているかを示す終端点ポート接続テーブルを所有していることが好 ましい。 この発明の更なる態様(請求項19)によれば、アクセスネットワークに関し て、前記サービスネットワークが接続している前記終端点は、2Mbit/sの帯域 幅を維持すると共に、前記加入者ステーションが接続している各終端点は、64 kbit/sまたは2Mbit/sの帯域幅を維持することが好ましい。 この発明の更なる態様(請求項20)によれば、アクセスネットワークに関し て、前記サービスネットワークは、おのおのが特定の帯域幅を有する多数の個別 回線である前記サービスネットワーク・トラフィック経路上の前記サービスを提 供できるようになっていることが好ましい。 この発明の更なる態様(請求項21)によれば、アクセスネットワークに関し て、前記アクセスノードの前記送信/受信手段は、前記回線上の前記サービスを 受信すると共に、前記アクセスノード及び他のアクセスノードの間の内部トラフ ィック経路上でそれぞれの回線上または加入者ステーションに接続した加入者ス テーション・トラフィック経路上でそれぞれの回線上の前記サービスを動的に割 り当てることが好ましい。 この発明の更なる態様(請求項22)によれば、アクセスネットワークに関し て、前記加入者ステーションに対して送信/受信された前記回線はおのおのが6 4kbit/sの帯域幅を有することが好ましい。 この発明の更なる態様(請求項23)によれば、アクセスネットワークに関し て、前記加入者ステーションに対して前記サービスネットワークによって提供さ れる前記サービスはおのおのが前記64kbit/s回線のうちの1つ以上を占める ことが好ましい。 この発明の更なる態様(請求項24)によれば、アクセスネットワークに関し て、前記サービスが基本レートISDNであれば、前記サービスネットワークは B−チャネル上で64kbit/sチャネル上の前記サービスの通信データを提供し 、前記サービスの信号データは16kbit/sDチャネル上にて搬送されることが 好ましい。 この発明の更なる態様(請求項25)によれば、アクセスネットワークに関し て、前記サービスネットワークは、V5インターフェースまたはVB5広帯域イ ンターフェースを介して前記アクセスネットワークに接続した市内交換局である ことが好ましい。 この発明の更なる態様(請求項26)によれば、アクセスネットワークに関し て、前記V5インターフェースはV5.1インターフェースまたはV5.2イン ターフェースであることが好ましい。 この発明の更なる態様(請求項27)によれば、アクセスネットワークに関し て、前記サービスのうちの1つはV5−またはVB5−支持サービス、例えばI SDN若しくはPOTS(普通の旧電話サービス:plain old telephone service)または専用回線サービスであることが好ましい。 この発明の更なる態様(請求項28)によれば、アクセスネットワークに関し て、前記サービスネットワークは通信データ用の多数の運搬チャネル及び信号デ ータ用の多数の通信チャネルを割り当てることが好ましい。 この発明の更なる態様(請求項29)によれば、アクセスネットワークに関し て、前記V5インターフェースは、送信/受信用のn×31個のタイムスロット を使用することが好ましい。 この発明の更なる態様(請求項30)によれば、アクセスネットワークに関し て、前記基本レートISDNは、V5インターフェースを使用するとき、通信デ ータ用の2つの運搬チャネル及び信号データ用の1ないし3つの通信チャネルを 使用することが好ましい。 この発明の更なる態様(請求項31)によれば、アクセスネットワークに関し て、前記V5.1インターフェースは運搬チャネルの静的割当てを使用し、前記 V5.2インターフェースは運搬チャネルの動的割当てを使用することが好まし い。 この発明の更なる態様(請求項32)によれば、アクセスネットワークに関し て、前記アクセスノードは運搬チャネル及び全ての前記通信チャネルのサブセッ トを相互接続した他のアクセスノードまたは加入者ステーションに切り換えて経 路付けできるようになっていることが好ましい。 この発明のまた別の態様(請求項34)によれば、電気通信システムに関して 、1つ以上の他のアクセスネットワークは前記アクセスネットワーク及び/又は 前記サービスネットワークに接続していることが好ましい。 この発明のまた別の態様(請求項35)によれば、電気通信システムに関して 、1つ以上の他のサービスネットワークは前記アクセスネットワーク及び/又は 前記サービスネットワークに接続していることが好ましい。 この発明のまた別の態様(請求項36)によれば、電気通信システムに関して 、前記1つ以上のサービスネットワーク及び/又は前記1つ以上のアクセスネッ トワークは終端境界上の終端点で相互接続することが好ましい。 この発明のまた別の態様(請求項37)によれば、電気通信システムに関して 、前記相互接続したアクセスネットワークのうちの2つ以上のものを、前記アク セス及び/又はサービスネットワークの終端点が一般化終端点として終端する終 端境界を有する一般化アクセスネットワークに接続することが好ましい。 この発明のまた別の態様(請求項39)によれば、方法に関して、前記第1の アクセスノード及び前記相互接続した第2のアクセスノードのおのおのは、前記 アクセスネットワークの前記少なくとも1つの他のアクセスノードに対して及び /又はトラフィック経路を介して接続した前記少なくとも1つの加入者ステーシ ョンに対して、前記サービスの前記通信チャネル上のサービス信号データを放送 することが好ましい。 この発明のまた別の態様(請求項40)によれば、方法に関して、前記第1の アクセスノード及び前記相互接続した第2のアクセスノードのおのおのは、前記 サービスの前記通信チャネル上のサービス信号データを試験して、前記アクセス ネットワークの前記少なくとも1つの他のアクセスノードに対して及び/又はト ラフィック経路を介して接続した前記少なくとも1つの加入者ステーションに対 して経路付けをすることを特徴とすることが好ましい。 この発明のまた別の態様(請求項41)によれば、方法に関して、前記第1の アクセスノード及び前記相互接続した第2のアクセスノードのおのおのは、前記 通信チャネル上の受信した信号データを試験し、相互接続した他のアクセスノー ドまたは加入者ステーションにつながるトラフィック経路上の自由チャネルを選 択し、かつ前記アクセスネットワークの前記少なくとも1つの他のアクセスノー ドに対して及び/又はトラフィック経路を介して接続した前記少なくとも1つの 加入者ステーションに対して前記チャネルを動的に接続することを特徴とするこ とが好ましい。 この発明のまた別の態様(請求項42)によれば、方法に関して、前記サービ スネットワークから前記アクセスネットワークへのチャネルの送出及びアクセス ノード間での前記チャネルの送信/受信は時分割多重化方法を用いて実行するこ とが好ましい。 この発明の実施例は以下において添付図面を参照して説明することとする。 図面の簡単な説明 図1はこの発明による終端境界TB上の終端点TPを有するブラックボックス としてアクセスネットワークを処理することを示す図である。 図2aはこの発明の第1の実施例によるアクセスノード、アクセスネットワー ク及び電気通信システムを示す図である。 請求の範囲 1. 加入者トラフィック経路(TRP1,TRP2)及びサービスネットワー ク・トラフィック経路(TRP3)を介して、少なくとも1つの加入者ステーシ ョン(SS−1,SS−2,SS−4)及び少なくとも1つのサービスネットワ ーク(SN)がそれぞれ接続しているアクセスネットワーク(AN)に使用する アクセスノード(AN3;AN1,AN2,図1,図2a)であって、前記サー ビスネットワーク(SN)が前記少なくとも1つの加入者ステーションに対して サービスを提供し、多数の運搬チャネル(BC)上のサービス通信データを介し 、かつ多数の通信チャネル(CC)上のサービス信号データを介して、前記サー ビスをそれぞれ伝達してなる前記アクセスノードにおいて、 a)前記少なくとも1つのサービスネットワーク(SN)によって使用される 信号プロトコル(SN−F;SS−F)、及び前記アクセスノード(AN 3)及び少なくとも1つの加入者ステーション(SS−4)の間のトラフ ィック経路(TRP4)上で使用される信号プロトコル及び/又は前記ア クセスノード(AN3)及び前記アクセスネットワーク(AN)の少なく とも1つの他のアクセスノード(例えば、AN1)の間のトラフィック経 路(TRP31)上の信号プロトコル(IN−F)を解読して、前記サー ビスネットワーク(SN)及び前記加入者ステーション及び/又は前記他 のアクセスノード(AN1)の間に通信を確立できるようになっていると 共に、前記多数の運搬チャネル(BC)上の前記サービス通信データ及び 前記多数の通信チャネル(CC)上の前記サービス信号データを受信/送 信できるようになっており、かつ送信/受信手段(TR−SR;図2b) に対して前記サービス通信データを送信/受信できるようになっている前 置トランスレータ(FET;図2b)と、 b)該前置トランスレータ(FET)に対して前記サービスの前記運搬チャネ ル(BC)上の前記サービス通信データ及び前記通信チャネル(CC)上 のサービス信号データを送信/受信できるようになっていると共に、前記 アクセスネットワークの前記少なくとも1つの他のアクセスノード(AN 1)に対して及び/又はトラフィック経路(TRP31;TRP2)を介 して接続した前記少なくとも1つの加入者ステーション(SS−4)に対 して、前記通信チャネル(CC)上のサービス信号データを放送できるよ うになっている前記送信/受信手段(TR−SR;図2b)と、を具備し たことを特徴とする前記アクセスノード。 2. 加入者トラフィック経路(TRP1,TRP2)及びサービスネットワー ク・トラフィック経路(TRP3)を介して、少なくとも1つの加入者ステーシ ョン(SS−1,SS−2,SS−4)及び少なくとも1つのサービスネットワ ーク(SN)がそれぞれ接続しているアクセスネットワーク(AN)に使用する アクセスノード(AN3;AN1,AN2,図1,図2a)であって、前記サー ビスネットワーク(SN)が前記少なくとも1つの加入者ステーションに対して サービスを提供し、多数の運搬チャネル(BC)上のサービス通信データを介し 、かつ多数の通信チャネル(CC)上のサービス信号データを介して、前記サー ビスをそれぞれ伝達してなる前記アクセスノードにおいて、 a)前記少なくとも1つのサービスネットワーク(SN)によって使用される 信号プロトコル(SN−F;SS−F)、及び前記アクセスノード(AN 3)及び少なくとも1つの加入者ステーション(SS−4)の間のトラフ ィック経路(TRP4)上で使用される信号プロトコル及び/又は前記ア クセスノード(AN3)及び前記アクセスネットワーク(AN)の少なく とも1つの他のアクセスノード(例えば、AN1)の間のトラフィック経 路(TRP31)上の信号プロトコル(IN−F)を解読して、前記サー ビスネットワーク(SN)及び前記加入者ステーション及び/又は前記他 のアクセスノード(AN1)の間に通信を確立できるようになっていると 共に、前記多数の運搬チャネル(BC)上の前記サービス通信データ及び 前記多数の通信チャネル(CC)上の前記サービス信号データを受信/送 信できるようになっており、かつ送信/受信手段(TR−SR;図2b) に対して前記サービス通信データを送信/受信できるようになっている前 置トランスレータ(FET;図2b)と、 b)該前記トランスレータ(FET)に対して前記サービスの前記運搬チャネ ル(BC)上の前記サービス通信データ及び前記通信チャネル(CC)上 のサービス信号データを送信/受信できるようになっていると共に、前記 アクセスネットワークの前記少なくとも1つの他のアクセスノード(AN 1)に対して及び/又はトラフィック経路(TRP31;TRP2)を介 して接続した前記少なくとも1つの加入者ステーション(SS−4)に対 して、前記通信チャネル(CC)上のサービス信号データを試験し、経路 付けできるようになっている前記送信/受信手段(TR−SR;図2b) と、を具備したことを特徴とする前記アクセスノード。 3. 加入者トラフィック経路(TRP1,TRP2)及びサービスネットワー ク・トラフィック経路(TRP3)を介して、少なくとも1つの加入者ステーシ ョン(SS−1,SS−2,SS−4)及び少なくとも1つのサービスネットワ ーク(SN)がそれぞれ接続しているアクセスネットワーク(AN)に使用する アクセスノード(AN3;AN1,AN2,図1,図2a)であって、前記サー ビスネットワーク(SN)が前記少なくとも1つの加入者ステーションに対して サービスを提供し、多数の運搬チャネル(BC)上のサービス通信データを介し 、かつ多数の通信チャネル(CC)上のサービス信号データを介して、前記サー ビスをそれぞれ伝達してなる前記アクセスノードにおいて、 a)前記少なくとも1つのサービスネットワーク(SN)によって使用される 信号プロトコル(SN−F;SS−F)、及び前記アクセスノード(AN 3)及び少なくとも1つの加入者ステーション(SS−4)の間のトラフ ィック経路(TRP4)上で使用される信号プロトコル及び/又は前記ア クセスノード(AN3)及び前記アクセスネットワーク(AN)の少なく とも1つの他のアクセスノード(例えば、AN1)の間のトラフィック経 路(TRP31)上の信号プロトコル(IN−F)を解読して、前記サー ビスネットワーク(SN)及び前記加入者ステーション及び/又は前記他 のアクセスノード(AN1)の間に通信を確立できるようになっていると 共に、前記多数の運搬チャネル(BC)上の前記サービス通信データ及び 前記多数の通信チャネル(CC)上の前記サービス信号データを受信/送 信できるようになっており、かつ送信/受信手段(TR−SR;図2b) に対して前記サービス通信データを送信/受信できるようになっている前 置トランスレータ(FET;図2b)と、 b)該前置トランスレータ(FET)に対して前記サービスの前記ベアラーチ ャネル(BC)上の前記サービス通信データ及び前記通信チャネル(CC ) 上のサービス信号データを送信/受信できるようになっていると共に、前 記通信チャネル(CC)上の受信した信号データを試験し、相互接続した 他のアクセスノードまたは加入者ステーションにつながるトラフィック経 路(TRP31,TRP4)上の自由チャネルを選択し、次いで前記アク セスネットワークの前記少なくとも1つの他のアクセスノード(AN1) に対して及び/又はトラフィック経路(TRP31;TRP2)を介して 接続した前記少なくとも1つの加入者ステーション(SS−4)に対して 、 前記チャネルを動的に接続できるようにした前記送信/受信手段(TR− SR;図2b)と、を具備したことを特徴とする前記アクセスノード。 4. 請求項1,2または3記載のアクセスノード(AN3;AN1,AN2) において、前記前置トランスレータ(FET;図3a,図3b)は、前記サービ スネットワーク(SN)の前記信号プロトコル(SN−F)及び前記加入者ステ ーション(SS1−F,SS2−F)の前記信号プロトコルを解読できるように なっていることを特徴とする前記アクセスノード。 5. 請求項1,2または3記載のアクセスノード(AN3;AN1,AN2) において、前記前置トランスレータ(FET;図1,図2a)は、V5−ネット ワークインターフェースを使用するのであれば、2Mbit/s又は64kbit/sの帯 域幅を有する加入者トラフィック経路(TRP1,TRP2)、及び/又は2Mb it/sのサービスネットワーク・トラフィック経路(TRP3)を終端できるよ うになっていることを特徴とする前記アクセスノード。 6.請求項1,2または3記載のアクセスノード(AN3,AN1,AN2) において、前記送信/受信手段(TR−SR;図4)は、おのおのが特定の帯域 幅(n1kbit/s,n2kbit/s,n4kbit/s,nckbit/s)を有する多数の個 別回路(SS−1CH,SS2−CH,SS−4CH)である前記サービスネッ トワーク・トラフィック経路(TRP3)からサービスを同時に受 信できるようになっていることを特徴とする前記アクセスノード。 7. 請求項6記載のアクセスノード(AN3,AN1,AN2)において、前 記送信/受信手段(TR−SR)は前記回線(SS−1CH,SS2−CH,S S−4CH)上の前記−サービスを受信すると共に、前記他のアクセスノード (AN1,AN2)及び/又は加入者ステーション(SS−4)に接続した前記 トラフィック経路(TRP31,TRP12;TRP4)上でそれぞれの回線 (SS−1CH,SS2−CH,SS−4CH)上の前記サービスを動的に割り 当てることを特徴とする前記アクセスノード。 8. 請求項6及び7記載のアクセスノード(AN3,AN1,AN2)におい て、前記加入者ステーション(SS)に対して送信/受信される前記回線(SS −1CH,SS2−CH,SS−4CH)はおのおのが64kbit/sを占めてい ることを特徴とする前記アクセスノード。 9. 請求項8記載のアクセスノード(AN3;AN1,AN1)において、前 記加入者ステーション(SS)に対して前記サービスネットワーク(SN)によ って提供される前記サービスはおのおのが前記64kbit/s回線のうちの1つ以 上を占有していることを特徴とする前記アクセスノード。 10.請求項1,2または3記載のアクセスノード(AN3;AN1,AN2) において、前記サービスの通信データ(BC)は、前記サービスが基本レートI SDNであれば、B−チャネル上の64kbit/sチャネル上で搬送されると共に 、前記サービスの信号データ(CC)は16kbit/sD−チャネル上で搬送され ることを特徴とする前記アクセスノード。 11.請求項3記載のアクセスノード(AN3;AN1,AN2)において、前 記送信/受信手段(TR−SR,図4,図6a、図7)は、運搬チャネル(BC )及び全ての前記通信チャネル(CC)のサブセット(n2,n1)を前記トラ フイック経路(TRP31,TRP21)を介して相互接続した他のアクセスノ ードまたは加入者ステーションに切り換え、経路付けできるようになっているこ とを特徴とする前記アクセスノード。 12.請求項1記載のアクセスノード(AN3;AN1,AN2)において、前 記送信/受信手段(TR−SR)はまた、前記通信チャネル(CC)上の前記信 号データを試験することを特徴とする前記アクセスノード。 13.少なくとも1つの加入者ステーション(SS−1,SS−2,SS−4) 及び該少なくとも1つの加入者ステーションにサービスを提供する少なくとも1 つのサービスネットワーク(SN)の間にデータ通信を提供するアクセスネット ワーク(AN;図2a)であって、前記少なくとも1つの加入者ステーション及 び前記少なくとも1つのサービスネットワークが特定の信号プロトコル(SS− F,SN−F)を用いてそれぞれデータ通信を実行できるようになっていると共 に、多数のベアラーチャネル(BC)上のサービス通信データを介して、かつ多 数の通信チャネル(CC)上のサービス信号を介して前記サービスをそれぞれ送 信してなる前記アクセスネットワークにおいて、 a)加入者ステーション・トラフィック経路(TRP1,TRP2,TRP4 ) 及びサービスネットワーク・トラフィック経路(TRP3)を介して、前 記少なくとも1つの加入者ステーション及び前記少なくとも1つのサービ スネットワークの接続(TRP1,TRP2,TRP3,TRP4)に適 合する終端点(TP1,TP2,TP3,TP4)を有する終端境界(T B)と、 b)トラフィック経路(TRP1,TRP2,TRP3,TRP4)を介して 前記終端境界の内部のアクセスノード(AN1,AN2,AN3)にそれ ぞれ接続する前記終端点(TP1,TP2,TP3,TP4)と、を具備 し、 c)前記アクセスノード(AN1,AN2,AN3)はトラフィック経路(T RP31,TRP21)を介して相互に相互接続し、前記アクセスノード は、 c1)前記サービスネットワーク・トラフィック経路(TRP3)を介して前 記サービスネットワーク(SN)に接続している第1のアクセスノード (例えば、AN1)と、 c2)少なくとも1つのトラフィック経路を介し、前記第1のアクセスノード (AN1)及び前記サービスネットワーク・トラフィック経路を少なく とも介して、前記サービスネットワーク(SN)にそれぞれ接続すると 共に、それぞれの加入者ステーション・トラフィック経路を介して少な くとも1つの加入者ステーション(SS−1ないしSS5)に接続する 第2のアクセスノード(AN2,AN3,AN4)と、を備え、 c3)前記少なくとも1つの加入者ステーション及び前記加入者ネットワーク の間の前記データ通信が少なくとも1つの第2のアクセスノード及び 前記第1のアクセスノードを介して提供され、かつ、 d)各アクセスノードが、 d1)前記少なくとも1つのサービスネットワーク(SN)によって使用され る信号プロトコル(SN−F;SS−F)、及び前記アクセスノード (AN3)及び少なくとも1つの加入者ステーション(SS−4)の間 のトラフィック経路(TRP4)上で使用される信号プロトコル及び/ 又は前記アクセスノード(AN3)及び前記アクセスネットワーク(A N)の少なくとも1つの他のアクセスノード(例えば、AN1)の間の トラフィック経路(TRP31)上の信号プロトコル(IN−F)を解 読して、前記サービスネットワーク(SN)及び前記加入者ステーショ ン及び/又は前記他のアクセスノード(AN1)の間に通信を確立でき るようになっていると共に、前記多数の運搬チャネル(BC)上の前記 サービス通信データ及び前記多数の通信チャネル(CC)上の前記サー ビス信号データを受信/送信できるようになっており、かつ送信/受信 手段(TR−SR;図2b)に対して前記サービス通信データを送信/ 受信できるようになっている前置トランスレータ(FET;図2b)と 、 d2)該前置トランスレータ(FET)に対し、前記アクセスネットワークの 前記少なくとも1つの他のアクセスノード(AN1)に対し、及び/又 はトラフィック経路(TRP31;TRP2)を介して接続した前記少 なくとも1つの加入者ステーション(SS−4)に対して、前記サービ スの前記運搬チャネル(BC)上の前記サービス通信データ及び前記通 信チャネル(CC)上のサービス信号データを送信/受信できるように なっている前記送信/受信手段(TR−SR;図2b)と、を備えたこ とを特徴とする前記アクセスネットワーク。 14.請求項13記載のアクセスネットワーク(AN)において、前記第1及び 第2のアクセスノードは、請求項1,4ないし10または12のうちの1つ以上 の請求項に従って構成されることを特徴とする前記アクセスネットワーク。 15.請求項13記載のアクセスネットワーク(AN)において、前記第1及び 第2のアクセスノードは、請求項2,4ないし10のうちの1つ以上の請求項に 従って構成されることを特徴とする前記アクセスネットワーク。 16.請求項13記載のアクセスネットワーク(AN)において、前記第1及び 第2のアクセスノードは、請求項3,4ないし11のうちの1つ以上の請求項に 従って構成されることを特徴とする前記アクセスネットワーク。 17.請求項13記載のアクセスネットワーク(AN)において、前記アクセス ノードの各前置トランスレータ(FET;図3a,図3b)は、前記加入者ステ ーション及び前記サービスネットワークによって使用される全ての信号プロトコ ル(SS−F,SN−F)を解読し、この際、各加入者ステーション(SS−1 ;SS−2)及びサービスネットワーク(SN)は前記終端点(TP1,TP2 ,TP3,TP4)のうちの任意の1つに接続できることを特徴とする前記アク セスネットワーク。 18.請求項13記載のアクセスネットワーク(AN)において、前記終端点 (TP1,TP2,TP3,TP4)はおのおのが、どの信号プロトコルが前記 それぞれの終端点(TP)によって処理されているかを示す終端点ポート接続テ ーブル(TPCL;図3d)を所有していることを特徴とする前記アクセスネッ トワーク。 19.請求項13記載のアクセスネットワーク(AN)において、前記サービス ネットワーク(SN)が接続している前記終端点(TP3,図3a)は2Mbit/ sの帯域幅を維持すると共に、前記加入者ステーション(SS)が接続している 各終端点(TP1,TP2,TP4)は64kbit/sまたは2Mbit/sの帯域幅を 維持することを特徴とする前記アクセスネットワーク。 20.請求項13記載のアクセスネットワーク(AN)において、前記サービス ネットワーク(SN)は、おのおのが特定の帯域幅(n1kbit/s,n2 kbit/s,n4kbit/s,nckbit/s)を有する多数の個別回線(SS −1CH,SS2−CH,SS−4CH)である前記サービスネットワーク・ト ラフィック経路(TRP3)上のサービスを提供できるようになっていることを 特徴とする前記アクセスネットワーク。 21.請求項20記載のアクセスネットワーク(AN)において、前記アクセス ノードの前記送信/受信手段(TR−SR)は前記回線(SS−1CH,SS2 −CH,SS−4CH)上の前記サービスを受信すると共に、前記アクセスノー ド(AN3)及び他のアクセスノード(AN1,AN2)の間の内部トラフィッ ク経路(TRP31,TRP12)でそれぞれの回線(SS−1CH,SS2− CH,SS−4CH)上、または加入者ステーション(SS−4)に接続した加 入者ステーション・トラフィック経路(TRP4)上でそれぞれの回線上の前記 サービスを動的に割り当てることを特徴とする前記アクセスネットワーク。 22.請求項20記載のアクセスネットワーク(AN)において、前記加入者ス テーション(SS)に対して送信/受信された前記回線(SS−1CH,SS2 −CH,SS−4CH)はおのおのが64kbit/sの帯域幅を有することを特徴 とする前記アクセスネットワーク。 23.請求項22記載のアクセスネットワーク(AN)において、前記加入者ス テーション(SS)に対して前記サービスネットワーク(SN)によって提供さ れる前記サービスはおのおのが前記64kbit/s回線のうちの1つ以上の回線を 占めることを特徴とする前記アクセスネットワーク。 24.請求項13記載のアクセスネットワーク(AN)において、前記サービス が基本レートISDNであれば、前記サービスネットワーク(SN)はB−チャ ネル上で64kbit/sチャネル上の前記サービスの通信データ(BC)を提供し 、前記サービスの信号データ(CC)は16kbit/sD−チャネル上にて搬送さ れることを特徴とする前記アクセスネットワーク。 25.請求項13記載のアクセスネットワーク(AN)において、前記サービス ネットワーク(SN)は、V5インターフェースまたはVB5広帯域インターフ ェースを介して前記アクセスネットワーク(AN)に接続した市内交換局(LE )であることを特徴とする前記アクセスネットワーク。 26.請求項25記載のアクセスネットワーク(AN)において、前記V5イン ターフェースはV5.1インターフェースまたはV5.2インターフェースであ ることを特徴とする前記アクセスネットワーク。 27.請求項25記載のアクセスネットワーク(AN)において、前記サービス のうちの1つはV5またはVB5支持サービス、例えばISDN(ISDN−B A)、若しくはPOTS(普通の旧電話サービス:plain old telephone service)または専用回線サービスであることを特徴とする前記アクセスネットワ ーク。 28.請求項13記載のアクセスネットワーク(AN)において、前記サービス ネットワーク(SN)は通信データ用の多数の運搬チャネル(BC)及び信号デ ータ用の多数の通信チャネル(CC)を割り当てることを特徴とする前記アクセ スネットワーク。 29.請求項27及び28記載のアクセスネットワーク(AN)において、前記 V5インターフェースは、送信/受信用のn×31個のタイムスロットを使用す ることを特徴とする前記アクセスネットワーク。 30.請求項27及び28記載のアクセスネットワーク(AN)において、前記 基本レートISDN(ISDN−BA)は、V5インターフェースを使用すると き、通信データ用の2つの運搬チャネル及び信号データ用の1ないし3つの通信 チャネル(CC)を使用することを特徴とする前記アクセスネットワーク。 31.請求項21及び26記載のアクセスネットワーク(AN)において、前記 V5.1インターフェースは運搬チャネルの静的割当てを使用し、前記V5.2 インターフェースは運搬チャネルの動的割当てを使用することを特徴とする前記 アクセスネットワーク。 32.請求項28記載のアクセスネットワーク(AN)において、前記アクセス ノード(AN1−AN4)は運搬チャネル(BC)及び全ての前記通信チャネル (CC)のサブセット(n2,n1)を相互接続した他のアクセスノードまたは 加入者ステーションに切り換えて経路付けできるようになっていることを特徴と する前記アクセスネットワーク。 33.多数の加入者ステーション(SS−1,SS−2)と、多数の運搬チャネ ル(BC)上のサービス通信データを介しかつ多数の通信チャネル(CC)上の サービス信号データを介してそれぞれ送信されるサービスを提供すると共に、そ れぞれの加入者ステーション・トラフィック経路(TRP1,TRP2)及びサ ービスネットワーク・トラフィック経路(TRP3)を介して、請求項13ない し32のうちの1つ以上の請求項に記載のアクセスネットワークの終端点(TP 1,TP2;TP3)に接続するサービスネットワーク(SN)と、を具備した ことを特徴とする通信システム。 34.請求項33記載の通信システムにおいて、1つ以上の他のアクセスネット ワーク(AN−2)は前記アクセスネットワーク(AN−1)及び/又は前記サ ービスネットワーク(SN−1)に接続していることを特徴とする前記通信シス テム。 35.請求項33記載の通信システムにおいて、1つ以上の他のサービスネット ワーク(SN−1)は前記アクセスネットワーク(AN−1)及び/又は前記サ ービスネットワーク(SN)に接続していることを特徴とする前記通信システム 。 36.請求項35記載の通信システムにおいて、前記1つ以上のサービスネット ワーク(SN−1)及び/又は前記1つ以上のアクセスネットワーク(AN−1 ,AN−2)は、それらの終端境界上のそれらの終端点で相互接続していること を特徴とする前記通信システム。 37.請求項36記載の通信システムにおいて、前記相互接続したアクセスネッ トワーク(AN−1’,AN−2’,AN−3’)のうちの2つ以上のアクセス ネットワークを、前記アクセス及び/又はサービスネットワークの終端点 (TP’)が一般化終端点(TP’)として終端する終端境界(TB’)を有す る一般化アクセスネットワークに接続することを特徴とする前記通信システム。 38.請求項13ないし32のうちの1つ以上の請求項に記載のアクセスネット ワーク(AN)に接続した1つ以上の加入者ステーション(SS−1,SS−2 )にサービスネットワーク(SN)からのサービス(ISDN−BA)を提供す る方法であって、前記サービスネットワーク(SN)が、多数の運搬チャネル( BC)上のサービス通信データを介しかつ多数の通信チャネル(CC)上のサー ビス信号データを介してそれぞれ送信されるサービスを提供してなる前記方法に おいて、 a)サービスネットワーク・トラフィック経路(TRP3)を介して前記サー ビスネットワーク信号プロトコル(SN−F)を維持する前記アクセスネ ットワーク(AN)の終端点(TP3)に前記サービスネットワーク(S N)を接続する段階と、 b)前記アクセスノード(AN3)の前置トランスレータ(FET)でのその 信号プロトコル(SN−F)を前記サービスネットワークに供給すること によって、前記アクセスノード(AN3)が前記アクセスネットワーク (AN)への入口に対する前記サービスネットワーク(SN)の前記第1 のアクセスノード(EAN)になる段階と、 c)前記接続したサービストラフィック経路(TRP3)を介して前記サービ スを要求する1つ以上の加入者ステーション対して、それぞれ多数のベア ラーチャネル(BC)であるサービス通信データを介し、かつ多数の通信 チャネル(CC)であるサービス信号データを介して1つまたは多数のサ ービス(ISDN−BA,BC,CC,SS−1CH,SS2−CH,S S−4CH)を前記サービスネットワーク(SN)から前記第1のアクセ スノード(EAN)に送出する段階と、 d)前記第1のアクセスノード(EAN)にて、前記サービス(ISDN−B A,BC,CC,SS−1CH,SS2−CH,SS−4CH)の前記多 数の運搬チャネル(BC)上の前記サービス通信データ及び前記多数の通 信チャネル(CC)上の前記サービス信号データを受信(TR−SR)す る段階と、を具備し、 e1)前記第1のアクセスノード(EAN)及び前記相互接続した第2のアクセ スノード(AN1−AN4)のおのおのが前記受信したサービスを他の相 互接続したアクセスノード(AN1−AN4)及び前記サービスを要求し た前記加入者ステーションにそれぞれ経路付け及び切換えを行い、 e2)前記少なくとも1つの加入者ステーション及び前記サービスネットワーク の間のデータ通信が少なくとも1つの第2のアクセスノード及び前記第1 のアクセスノードを介してもたらされること、を特徴とする前記方法。 39.請求項38記載の方法において、前記第1のアクセスノード(EAN)及 び前記相互接続した第2のアクセスノード(AN1−AN4)のおのおのは、前 記アクセスネットワークの前記少なくとも1つの他のアクセスノード(AN1) に対して及び/又はトラフィック経路(TRP31;TRP2)を介して接続し た前記少なくとも1つの加入者ステーション(SS−4)に対して、前記サービスの 前記通信チャネル(CC)上のサービス信号データを放送することを特徴とする 前記方法。 40.請求項38記載の方法において、前記第1のアクセスノード(EAN)及 び前記相互接続した第2のアクセスノード(AN1−AN4)のおのおのは、前 記サービスの前記通信チャネル(CC)上のサービス信号データを試験して、前 記アクセスネットワークの前記少なくとも1つの他のアクセスノード(AN1) に対して及び/又はトラフィック経路(TRP31;TRP2)を介して接続し た前記少なくとも1つの加入者ステーション(SS−4)に対して経路付けをす ることを特徴とする前記方法。 41.請求項38記載の方法において、前記第1のアクセスノード(EAN)及 び前記相互接続した第2のアクセスノード(AN1−AN4)のおのおのは、前 記通信チャネル(CC)上の受信した信号データを試験し、相互接続した他のア クセスノードまたは加入者ステーションにつながるトラフィック経路(TRP3 1;TRP4)上の自由チャネルを選択し、かつ前記アクセスネットワークの前 記少なくとも1つの他のアクセスノード(AN1)に対して及び/又はトラフィ ック経路(TRP31;TRP2)を介して接続した前記少なくとも1つの加入 者ステーションに対して前記チャネルを動的に接続することを特徴とする前記方 法。 42.請求項39ないし41記載の方法において、前記サービスネットワーク (SN)から前記アクセスネットワーク(AN)へのチャネル送出の及びアクセ スノード間での前記チャネルの送信/受信は時分割多重化方法を用いて実行する ことを特徴とする前記方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 少なくとも1つの加入者ステーション(SS−1,SS−2,SS−4) 及び該加入者ステーションにサービスを提供する少なくとも1つのサービスネッ トワーク(SN)がそれぞれ加入者トラフィック経路(TRP1,TRP2)及 びサービスネットワーク・トラフィック経路(TRP3)を介して接続している アクセスネットワーク(AN)に使用するアクセスノード(AN3;AN1,A N2,図1,図2a)において、 a)データ通信のために前記少なくとも1つのサービスネットワーク及び/又 は前記少なくとも1つの加入者ステーションによって使用される信号フォ ーマット(SN−F;SS−F)を解読する前置トランスレータ(FET ;図2b)と、 b)前記前置トランスレータ(FET)に対して前記サービスを送信/受信す ると共に、それぞれのトラフィック経路(TRP31;TRP2)を介し て、前記アクセスネットワークの少なくとも1つの他のアクセスノード (AN1)に対し、及び/又は少なくとも1つの接続した加入者ステーシ ョン(SS−4)に対して前記サービスを送信/受信する送信/受信手段 (TR−SR;図2b)と、を具備したことを特徴とする前記アクセスノ ード。 2. 請求項1記載のアクセスノード(AN3;AN1,AN2)において、前 記前置トランスレータ(FET;図3a,図3b)は前記サービスネットワーク (SN)の前記信号フォーマット(SN−F)及び前記加入者ステーション(S S1−F,SS2−F)の前記信号フォーマット(SS−F)を解読できるよう になっていることを特徴とする前記アクセスノード。 3. 請求項1記載のアクセスノード(AN3;AN1,AN2)において、前 記前置トランスレータ(FET;図1,図2a)は、V5−ネットワークインタ ーフェースを使用するのであれば、2Mbit/sまたは64kbit/sの帯域幅を有す る加入者トラフィック経路(TRP1,TRP2)及び/又は2Mbit/sのサー ビスネットワーク・トラフィック経路(TRP3)を終端できるようになって いることを特徴とする前記アクセスノード。 4. 請求項1記載のアクセスノード(AN3,AN1,AN2)において、 前記送信/受信手段(TR−SR;図4)はおのおのが特定の帯域幅(n1 kbit/s,n2kbit/s,n4kbit/s,nckbit/s)を有する多数の 個別回線(SS−1CH,SS2−CH,SS−4CH)としての前記サービス ネットワーク・トラフィック経路(TRP3)から同時にサービスを受信できる ようになっていることを特徴とするアクセスノード。 5. 請求項4記載のアクセスノード(AN3,AN1,AN2)において、前 記送信/受信手段(TR−SR)は前記回線(SS−1CH,SS2−CH,S S−4CH)上の前記サービスを受信すると共に、前記他のアクセスノード(A M1,AN2)及び/又は加入者ステーション(SS−4)に接続した前記トラ フィック経路(TRP31,TRP12;TRP4)上でそれぞれの回線(SS −1CH,SS−2CH,SS−4CH)上の前記サービスを動的に割り当てる ことを特徴とする前記アクセスノード。 6. 請求項4及び5記載のアクセスノード(AN3,AN1,AN2)におい て、前記加入者ステーション(SS)に対して送信/受信される前記回線(SS −1CH,SS2−CH,SS−4CH)はおのおのが64kbit/sを占めるこ とを特徴とする前記アクセスノード。 7. 請求項6記載のアクセスノード(AN3;AN1,AN1)において、前 記加入者ステーション(SS)に対して前記サービスネットワーク(SN)によ って提供される前記サービスはおのおのが前記64kbit/s回線のうちの1つ以 上を占有することを特徴とする前記アクセスノード。 8. 請求項1記載のアクセスノード(AN3;AN1,AN2)において、前 記サービスが基本レートISDNであれば、前記サービスの通信データ(BC) はB−チャネル上の64kbit/sチャネル上で搬送され、前記サービスの信号デ ータ(CC)は16kbit/sD−チャネル上で搬送されることを特徴とする前記ア クセスノード。 9. 請求項1記載のアクセスノード(AN3;AN1,AN2)において、前 記前置トランスレータ(FET)は、通信データ用の多数のベアラーチャネル (BC:bearer channels)及び信号データ用の多数の通信チャネル(CC)を受 信することを特徴とする前記アクセスノード。 10.請求項9記載のアクセスノード(AN3;AN1,AN2)において、前 記送信/受信手段(TR−SR,図4,図6a,図7)は、ベアラーチャネル (BC)のサブセット(n2,n1)及び全て(nc)の前記通信チャネル(C C)を切り換えて、前記トラフィック経路(TRP31,TRP21)を介して 、相互接続した他のアクセスノードまたは加入者ステーションに経路付けできる ようになっていることを特徴とする前記アクセスノード。 11.請求項9記載のアクセスノード(AN3;AN1,AN2)において、前 記送信/受信手段(TR−SR)は前記通信チャネル(CC)上の前記信号デー タを試験すると共に、前記通信チャネル(CC)を他の相互接続したアクセスノ ードに放送する(図6a)ことを特徴とする前記アクセスノード。 12.請求項9記載のアクセスノード(AN3;AN1,AN2)において、前 記送信/受信手段(TR−SR)は前記通信チャネル(CC)上の前記信号データを 試験すると共に、前記通信チャネル(CC)を他の相互接続したアクセスノード に経路付けする(図7)ことを特徴とする前記アクセスノード。 13.請求項9記載のアクセスノード(AN3;AN1,AN2)において、前 記送信/受信手段(TR−SR)は、前記通信チャネル(CC)上の受信した信 号データを試験し、相互接続した他のアクセスノードまたは加入者ステーション につながるトラフィック経路(TRP31,TRP4)上の自由なチャネルを選 択し、かつ前記チャネルを動的に接続する経路付けスイッチを備えたことを特徴 とする前記アクセスノード。 14.少なくとも1つの加入者ステーション(SS−1,SS−2,SS−4) 及び該加入者ステーションにサービスを提供する少なくとも1つのサービスネッ トワーク(SN)の間にデータ通信をもたらすアクセスネットワーク(AN;図 2a)であって、この際、前記少なくとも1つの加入者ステーション及び前記少 なくとも1つのサービスネットワークが特定の信号フォーマット(SS−F,S N−F)を使用してそれぞれデータ通信を行うことができるようになっている前 記アクセスネットワークにおいて、 a)それぞれの加入者ステーション・トラフィック経路(TRP1,TRP2 , TRP4)またはサービスネットワーク・トラフィック経路(TRP3) を介して前記少なくとも1つの加入者ステーション及び前記少なくとも1 つのサービスネットワークの接続(TRP1,TRP2,TRP3,TR P4)に適合する終端点を有する終端境界(TB)と、 b)それぞれのトラフィック経路(TRP1,TRP2,TRP3,TRP4 ) を介して前記終端境界の内側の内部アクセスノード(AN1,AN2,A N3)にそれぞれ接続している前記終端点(TP1,TP2,TP3,T P4)と、 c)それぞれのトラフィック経路(TRP31,TRP21)を介して相互に 接続している前記アクセスノード(AN1,AN2,AN4)と、を具備 し、 d)各アクセスノード(AN1,AN2,AN3)が前述のように構成されて いること、を特徴とする前記アクセスノード。 15.請求項14記載のアクセスネットワーク(AN)において、前記アクセス ノードの各前置トランスレータ(FET;図3a,図3b)は前記加入者ステー ション及び前記サービスネットワークによって使用される全ての信号フォーマッ ト(SS−F,SN−F)を解読し、この際、各加入者ステーション(SS−1 ;SS−2)及びサービスネットワーク(SN)は前記終端点(TP1,TP2 ,TP3,TP4)のうちの任意の1つに接続することができる(図3c)こと を特徴とする前記アクセスネットワーク。 16.請求項14記載のアクセスネットワーク(AN)において、前記終端点 (TP1,TP2,TP3,TP4)はおのおのが、前記それぞれの終端点(T P)によってどの信号フォーマットが処理されるかを示す終端点ポート接続テー ブル(TPCL;図3d)を所有することを特徴とする前記アクセスネットワー ク。 17.請求項14記載のアクセスネットワーク(AN)において、前記サービス ネットワーク(SN)が接続している前記終端点(TP3,図3a)は2Mbit/ sの帯域幅を維持し、前記加入者ステーション(SS)が接続している各終端点 (TP1,TP2,TP4)は64Mbit/sまたは2Mbit/sの帯域幅を維侍して いることを特徴とする前記アクセスネットワーク。 18.請求項14記載のアクセスネットワーク(AN)において、前記サービス ネットワーク(SN)は、おのおのが特定の帯域幅(n1kbit/s,n2 kbit/s,n4kbit/s,nckbit/s)を有する多数の個別回線(SS− 1CH,SS2−CH,SS−4CH)である前記サービスネットワーク・トラ フィック経路(TRP3)上の前記サービスを提供できるようになっていること を特徴とする前記アクセスネットワーク。 19.請求項18記載のアクセスネットワーク(AN)において、前記アクセス ノードの前記送信/受信手段(TR/SR)は、前記回線(SS−1CH,SS 2−CH,SS−4CH)上の前記サービスを受信すると共に、前記アクセスノ ード(AN3)及び他のアクセスノード(AN1,AN2)間の内部トラフィッ ク経路(TRP31,TRP12)上でそれぞれの回線(SS−1CH,SS2 −CH,SS−4CH)上、または加入者ステーション(SS−4)に接続した 加入者ステーション・トラフィック経路(TRP4)上でそれぞれの回線上の前 記サービスを動的に割り当てることを特徴とする前記アクセスネットワーク。 20.請求項18記載のアクセスネットワーク(AN)において、前記加入者ス テーション(SS)に対して送信/受信される前記回線(SS−1CH,SS2 −CH,SS−4CH)はおのおのが64kbit/s帯域幅を有することを特徴と する前記アクセスネットワーク。 21.請求項20記載のアクセスネットワーク(AN)において、前記サービス ネットワーク(SN)によって前記加入者ステーション(SS)に提供される前 記サービスはおのおのが前記64kbit/s回線の1つ以上を占めることを特徴と する前記アクセスネットワーク。 22.請求項14記載のアクセスネットワーク(AN)において、前記サービス が基本レートISDNであれば、前記サービスネットワーク(SN)はB−チャ ネル上で64kbit/sチャネル上の前記サービスのうちの通信データを提供する と共に、前記サービスのうちの信号データ(CC)は16kbit/sD−チャネル 上で搬送されることを特徴とする前記アクセスネットワーク。 23.請求項14記載のアクセスネットワーク(AN)において、前記サービス ネットワーク(SN)は、V5−インターフェースまたはVB5広帯域インター フェースを介して前記アクセスネットワーク(AN)に接続した市内交換局(L E)であることを特徴とする前記アクセスネットワーク。 24.請求項23記載のアクセスネットワーク(AN)において、前記V5−イ ンターフェースはV5.1−インターフェースまたはV5.2−インターフェー スであることを特徴とする前記アクセスネットワーク。 25.請求項23記載のアクセスネットワーク(AN)において、前記サービス のうちのつはV5またはVB5支持サービス、例えば、ISDN(ISDN− BA)、若しくはPOTS(普通の旧電話サービス:plain old telephone service)または専用回線サービスであることを特徴とする前記アクセスネットワ ーク。 26.請求項14記載のアクセスネットワーク(AN)において、前記サービス ネットワーク(SN)は通信データ用の多数のベアラーチャネル(BC)及び信 号データ用の多数の通信チャネル(CC)を割り当てることを特徴とする前記ア クセスネットワーク。 27.請求項25及び26記載のアクセスネットワーク(AN)において、前記 V5−インターフェースは送信/受信用のn×31個のタイムスロットを使用す ることを特徴とする前記アクセスネットワーク。 28.請求項25及び26記載のアクセスネットワーク(AN)において、V5 −インターフェースを使用するとき、前記基本レートISDN(ISDN−BA )は、通信データ用の2つのベアラーチャネル及び信号データ用の1ないし3つ の通信チャネル(CC)を使用することを特徴とする前記アクセスネットワーク 。 29.請求項19及び24記載のアクセスネットワーク(AN)において、前記 V5.1インターフェースはベアラーチャネルの静的割当てを使用すると共に、 前記V5.2インターフェースはベアラーチャネルの動的割当てを使用すること を特徴とする前記アクセスネットワーク。 30.請求項26記載のアクセスネットワーク(AN)において、前記アクセス ノード(AN1−AN4)はベアラーチャネル(BC)のサブセット(n2,n 1)及び全て(nc)の前記通信チャネル(CC)を切り換えて、相互接続する 他のアクセスノードまたは加入者ステーションに経路付けできるようになってい ることを特徴とする前記アクセスノード。 31.多数の加入者ステーション(SS−1,SS−2)と、それぞれの加入者 ステーション・トラフィック経路(TRP1,TRP2)及びサービスネットワ ーク・トラフィック経路(TRP3)を介して、請求項14ないし30のうちの 1つ以上の請求項に記載のアクセスネットワーク(AN)のそれぞれの終端点 (TP1,TP2;TP3)に接続したサービスネットワーク(SN)と、を具 備したことを特徴とする通信システム(図1)。 32.請求項31記載の通信システム(図9)において、1つ以上の他のアクセ スネットワーク(AN−2)が前記アクセスネットワーク(AN−1)及び/又 は前記サービスネットワーク(SN−1)に接続していることを特徴とする前記 通信システム。 33.請求項31記載の通信システム(図9)において、1つ以上の他のサービ スネットワーク(SN−1)が前記アクセスネットワーク(AN−1)及び/又 は前記サービスネットワーク(SN)に接続していることを特徴とする前記通信 システム。 34.請求項33記載の通信システム(図9)において、前記1つ以上のサービ スネットワーク(SN−1)及び/又は前記1つ以上のアクセスネットワーク (AN−1,AN−2)は、それらの終端境界上のそれらの終端点にて相互接続 していることを特徴とする前記通信システム。 35.請求項34記載の通信システム(図10)において、前記相互接続したア クセスネットワーク(AN−1’,AN−2’,AN−3’)のうちの2つ以上 のものが、前記アクセス及び/又はサービスネットワークの終端点(TP’)が 一般化終端点(TP’)として終端している終端境界(TB’)を有する一般化 アクセスネットワークに接続していることを特徴とする前記通信システム。 36.サービスネットワーク(SN)からのサービス(ISIDN−BA)を請 求項14ないし30に記載のアクセスネットワーク(AN)に接続した1つ以上 の加入者ステーション(SS−1,SS−2)に提供する方法(図4,図6b, 図 6c)において、 a)サービスネットワーク・トラフィック経路(TRP3)を介して、前記サ ービスネットワーク信号フォーマット(SN−F)を支持する前記アクセ スネットワーク(AN)の終端点(TP3)に前記サービスネットワーク (SN)を接続する段階と、 b)前記アクセスノード(AN3)の前置トランスレータ(FET)にてその 信号フォーマットを有する前記サービスネットワーク(SN)をセットア ップし、この際、前記アクセスノード(AN)が前記アクセスネットワー ク(AN)への前記サービスネットワーク(SN)用の入口アクセスノー ド(EAN)となる段階と、 c)前記接続したサービストラフィック経路(TRP3)を介して前記サービ スを要求する1つ以上の加入者ステーションに対する1つまたは多数のサ ービス(ISDN−BA,BC,CC,SS−1CH,SS2−CH,S S−4CH)を前記サービスネットワーク(SN)から前記入口アクセス ノード(EAN)に送る段階と、 d)前記入口アクセスノード(EAN)にて前記サービス(ISDN−BA, BC,CC,SS−1CH,SS2−CH,SS−4CH)を受信する段 階と、を具備し、 e)前記入口アクセスノード(EAN)及び前記相互接続した他のアクセスノ ード(AN1−AN4)のおのおのが前記受信したサービスを他の相互接 続したアクセスノード(AN1−AN4)及び前記サービスを要求した前 記加入者ステーションに経路付けし切り換えること、を特徴とする前記方 法。 37.請求項36記載の方法(図6,図7,図8)において、、前記サービスネ ットワーク(SN)は多数のベアラーチャネル(BC)及び通信チャネル(CC )である前記サービスネットワーク・トラフィック経路(TRP3,V5.1, V5.2)上の前記サービスを提供すると共に、前記アクセスノードはそれぞれ 通信チャネル(CC)上の信号データを試験し、他のアクセスノード及び/又は 加入者ステーションにつながるトラフィック経路上の自由チャネルを選択し、か つ 前記チャネルを動的に接続することを特徴とする前記方法。 38.請求項36記載の方法(図4)において、前記サービスネットワーク(S N)から前記アクセスネットワーク(AN)までのチャネルの前記送出、及びア クセスノード間の前記チャネルの送信/受信は時分割多重化方法を使用して行わ れることを特徴とする前記方法。
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