JP2000507795A - 電力回路網の短絡電力を求める方法及び装置 - Google Patents

電力回路網の短絡電力を求める方法及び装置

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JP2000507795A JP9534723A JP53472397A JP2000507795A JP 2000507795 A JP2000507795 A JP 2000507795A JP 9534723 A JP9534723 A JP 9534723A JP 53472397 A JP53472397 A JP 53472397A JP 2000507795 A JP2000507795 A JP 2000507795A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、接続点(J1,J2)において高電圧直流の伝送のためコンバータ装置(PL)に接続されている交流の電力回路網(N1,N2)における短絡電力(SCC1,SCC2)の決定に関する。コンバータ装置に含まれるコンバータ(SR1,SR2)は、制御角(α1、α2)で作動する。コンバータで消費される無効電力(Q1,Q2)の電力値(MQ(t’o),MQ(t’k),MQ(t’n))及び前記接続点で検知される電力回路網の電圧(U1,U2)の電圧値(MU(t’o),MU(t’k),MU(t’n))は第1の計算時刻(t’o)及び少なくとも1つの第2の計算時刻(t’k,t’n)において形成され保存される。少なくとも部分的に計算間隔(t’o−t’n)と一致する測定間隔(t’k−t’n)の間に、コンバータの制御角(α1、α2)に制御角追加(Δα1,Δα2)が与えられる。それぞれの電力値の差に従って電力差(ΔQ’k)が形成され、電圧値の差に従って電圧差(ΔU’k)が形成される。電力回路網の短絡電力の測定値(MSSC1,MSSC2)が前記電力差及び前記第1の電圧差に従って形成される。

Description

【発明の詳細な説明】 電力回路網の短絡電力を求める方法及び装置 技術分野 本発明は、請求項1のプレアンブルに記載のコンバータ装置の制御の方法及 びその方法を実行する装置に関する。 背景技術 電力回路網の短絡電力に関する知識はその電力網に含まれる要素の設計のため に重要であるのみでなく、電力網およびそれに関連する設備の運転の為にも必要 である。例えば、高電圧直流送電のためのコンバータ装置の運転において、ある 種の運転パラメータはそのコンバータ装置の接続されている交流の電力網の短絡 電力によって決められる。それら短絡電力が直流送電により送電される電力の上 限を決める。特に、動作モードとしてインバータとして作動しているコンバータ は、それに接続されている交流の電力網における電圧低下に敏感であり、その電 圧低下の振幅は、前記電力網の短絡電力により決まる。 高電圧直流送電のためのコンバータ装置の一般的解説は、例えばエーク・エク 1990、6月、特に第4章、4−22頁から4−32頁、及び第7章、7−1 頁から7−35頁を参照されたい。 上記種類のコンバータ装置は通常、高調波ろ波用及び無効電力発生用のコンバ ータの交流電圧側に接続されたフィルタを含む。これらフィルタの切り替えに関 連して電圧の飛躍が起こり、その振幅は交流回路網の短絡電力により決まる。従 って、上記フィルタの切り替え前、および切り替えに関連するコンバータの制御 角を適切化して、前記電圧の飛躍を最小化する装置が開発された。 この種のコンバータ装置の動作に関連する1つの問題は、交流回路網の異なる 運転条件間の切り替えにより、短絡電力が時間と共に変化することである。短絡 電力それ自身は全ての運転条件に対して計算することができるが、それに関する 情報がコンバータ装置の操作者に対して、或いはそれの運転パラメータの自動設 定に対して常に利用可能であるとは限らない。 発明の概要 本発明の目的は、明細書の最初の部分に記載した態様の方法であって、交流回 路網の関連する短絡電力を、コンバータ装置を介した測定という方法により連続 的に決めることのできる方法、並びにその方法を実行する装置を提供することで ある。 本発明による装置の特徴は後記の請求項から明らかになるであろう。 また、本発明の利点は、以下の説明および請求項の記載から明らかになるであ ろう。 図面の簡単な説明 本発明を添付の図面を参照して詳細に説明する。添付の図面において、 図1は、交流の2つの回路網の間に接続された高電圧直流の送電のためのコン バータ装置の構成を、単線図の形で示す図面である。 図2は、図1の設備のコンバータ用の本発明による制御装置の部品を示す図面 である。 図3は、図1の設備における本発明による制御装置のその他の部品を示す図面 である。 図4は、図3の制御装置の部品の他の実施例を示す図面である。 好ましい実施例の説明 以下の説明は方法と装置の両者に関し、図面は信号の流れ図と見てもよく、装 置のブロック図と見てもよい。従って、用語「計算値」と「信号」は同義語的に 用いられる。 図1は、角周波数ω1をもった3相交流の第1の電力回路網N1及び角周波数 ω2をもった3相交流の第2の電力回路網N2を示し、第1の電力回路網N1は 高電圧直流送電のためのコンバータ装置PLに第1の接続点J1において接続さ れ、第2の電力回路網N2は前記装置PLに第2の接続点J2において接続され ている。回路網N1のインピーダンスはインダクタンスL1をもった第1のリア クタンス要素RN1で表され、電圧源は電圧UN1をもった第1の電源G1で表 される。また回路網N2のインピーダンスおよび内部電圧源はそれぞれインダク タンスL2をもった第2のリアクタンス要素RN2および電圧UN2をもった第 2の電源GN2で表される。 前記装置PLは、第1のコンバータ変圧器T1および第2のコンバータ変圧器 T2を含み、前記第1のコンバータ変圧器T1の1次側は前記接続点J1に、2 次側は第1のコンバータSR1に接続されている。また、前記第2のコンバータ 変圧器T2の1次側は前記接続点J2に、2次側は第2のコンバータSR2に接 続されている。コンバータSR1とSR2は互いに直流電圧接続PWにより接続 され、接続PWを介して直流電流Idが流れる、コンバータSR1の両端の直流 電圧はUdで表される。 さらに、前記装置は前記接続点J1に接続された第1の交流フィルタF1と前 記接続点J2に接続された第2の交流フィルタF2を含む。これらフィルタはコ ンバータにより発生する高調波をフィルタし、また無効電力を発生する役をもつ 。またこれらフィルタは副フィルタF11,F12,F13及びF21,F22,F23をそ れぞれ含む。ただし、副フィルタは図面でキャパシタの符号のみで示されている が、フィルタ目的で設計される副フィルタは勿論周知の如く、誘導要素を備えた 同調フィルタとして設計されている。また、副フィルタF11,F12及びF21,F 22はそれぞれ、スイッチング指令SWO1,SWO2に応じて、スイッチ装置S W11,SW12およびSW21,SW22を介して接続点に接続されるようにしてもよ い。コンバータは周知の態様で、サイリスタを備え、その制御角α1、α2はそ れぞれ交流電圧に関連して制御される。,コンバータSR1は第1の制御装置C E1により制御され、コンバータSR2は同様の第2の制御装置CE2により制 御される。2つの制御装置は互いに通信リンクTLを介して接続され、通信リン クTLにより周知の方法により運転データおよび運転指令についての情報を送る ことができる。供給され、指令され、感知される該当設備用の運転データに応じ て、制御装置CE1は指令された制御角AO1に対応する点火パルスCP1を発 生してコンバータSR1に与える。同様にして、制御装置CE2は指令された制 御角AO2に対応する点火パルスCP2を発生してコンバータSR2に与える。 U1で示される電圧をもった接続点J1には、電力回路網N1から無効電力Q N1が、フィルタF1から無効電力QF1がそれぞれ流入し、接続点J1からコ ンバータ変圧器T1に無効電力Q1が流入する。U2で示される電圧をもった接 続点J2には、電力回路網N2から無効電力QN2が、フィルタF2から無効電 力QF2がそれぞれ流入し、接続点J2からコンバータ変圧器T2に無効電力Q 2が流入する。制御装置CE1には、公知の手段により測定された電圧U1、直 流電流IdおよびコンバータSR1の理想無負荷直流電圧Udi01の測定値が供給 される。この手段は、当業者に良く知られている詳細構成により図面が複雑にな るのを避けるため、図面には単にコンバータ装置に共通の測定手段M1としての み示されている。同様に、制御装置CE2には電圧U2、直流電流Idおよびコ ンバータSR2の理想無負荷直流電圧Udi02の共通の測定手段M2により測定さ れた測定値が供給される。 以下の説明において、第1のコンバータSR1は整流器として作動するので整 流器と呼び、一方第2のコンバータSR2はインバータとして作動するのでイン バータと呼ぶことにする。コンバータ装置は、公知の態様でそれに与えられる電 力指令に従って作動し、それは整流器においては同様に感知する直流電圧Udに 応じて電流IOLに変換される。整流器はこの電流指令に従って直流電流Idを 制御し、インバータは装置の直流電圧Udを制御してインバータに通信リンクを 介して伝送される前記電流指令に加えて電流マージンIOMが付加されるように 制御する。 上述の定義により、第1の電力回路網の短絡電力SSC1は次の如く定義され る。 SSC1=(U1)2/ωL1 副フィルタF11,F12,F13の各々はキャパシタを含み、フィルタF1は無効 電力QF1=(U1)2ωCF1を発生する。ここで、CF1は接続点J1に接続され るキャパシタの容量の合計である。 重ね合わせの原理を適用するという簡易化の仮定、すなわち変圧器T1及びコ ンバータSR1への電流の流れが問題とする期間中は変化せず、電圧UN1も同 様に一定である、という仮定の下で、次の計算が成り立つ。 フィルタF1が、接続点J1に接続される全容量C’F1を含み、無効電力 QF1’を発生するとき、ある時点において下記が成り立つ。 接続点J1における無効電力の変化、例えばフィルタF1におけるスイッチン グによりその発生する無効電力がQF1”に変化するとすると、前記接続点におけ る電圧変化ΔU1は次の如く表される。 すなわち 等式(1)より下記式(5)が得られる。 本発明によれば、接続点J1における無効電力の流れの変化が、インバータの 指令された制御角AO2を変化することにより得られる。この変化は、指令制御 角に負の指令制御角ΔAO2を追加することであり、それはインバータの制御角 α2に(負)制御角Δα2を加えることに相当する。これにより、インバータの 直流電圧が減少し、その消弧角γ及び無効電力消費Q2が増加する。直流伝送に おける直流電圧の減少は、最初直流電流Idを増加させ、その増加は整流器を介 して制御装置により補正されて整流器の指令制御角AO1、従ってその制御角α 1を増加させ、有効電力を指令値に回復する。このようにして、インバータにお ける前記負の指令制御角の追加ΔAO2は整流器において整流器の制御角α1を 正の制御角追加Δα1だけ増加させる。これは、また整流器の無効電力消費Q1 を増加させることになる。この動作の間、フィルタF1にはスイッチング動作が 起こらないとすると、電力回路網N1に対する影響は、フィルタF1における無 効電力の発生の変化、この場合減少するという上述の場合と同様になる。このよ うにして、上述の動作は、整流器の無効電力消費Q1にほぼ等しい無効電力の 流れQN1の増加を引き起し、接続点J1の電圧をΔU1低下させる。上記の説 明から分かるように、商ΔQ1/ΔU1の値は第1電力回路網N1の短絡電力の 大きさを表す。この商の値は、量Q1及びU1の計算値であるMQ1及びMU1 から求められる。同様の動作はインバータでも起こり、インバータでは商ΔQ2 /ΔU2が第2の電力回路網N2の短絡電力の大きさを表す。 図2は、インバータの制御装置CE2に含まれる公知の設計による電流制御器 CCと本発明による追加形成装置ADの実施例を示す。加算器3は、出力信号と して直流電流Idの基準値IOLとインバータにおいて測定されるその電流の測 定値IDとの差を出力する。基準値IOLは整流器の制御装置により形成されて 通信リンクTLを介してインバータに送られる。前記差出力は増幅率GPをもっ た比例増幅装置4及び加算器5に与えられる。加算器5にはまた整流器とインバ ータの間の予め選択された電流マージンIOMが与えられて、出力信号として電 流マージンと加算器3の出力信号との間の差を形成する。加算器5からの出力信 号は積分時定数1/GLをもった積分装置に供給される。積分装置に含まれる限 定装置7は積算装置の出力を制限信号AMAXLとALPMINLに従って最大 値と最小値の間に限定する。比例増幅装置4からの出力信号及び限定装置7によ り限定された積分装置からの出力信号は加算器8に与えられる。加算器8からの 出力信号は限定装置2により制限信号AMAXL及びALPMINLに従ってそ の最大値と最小値が限定される。インバータの制御角α2の指令値を構成する限 定装置2からの出力信号AO2は各バルブの点弧時期を決めるユニットCFCに 供給され、ユニットCPGは点弧時期制御パルスを発生しインバータに含まれる バルブに与える。 電流マージンIOMはインバータに対してゼロと異なる値で、インバータの制 御装置が整流器により制御される直流電流を減少させる方向の符号に設定される 。従って定常のインバータ動作において、積分装置6に与えられる入力信号は前 記電流マージンを含み、それはその出力信号が制限信号AMAXLにより限定さ れる最大値をとることを意味する。比例増幅装置4の出力信号はゼロまたはほぼ ゼロに等しい平衡状態にあり、従ってインバータにより指令される制御角α2の 値は上記制限信号により決められる。 制限信号AMAXLは、公知の方法で形成される作動制限信号AMAXL’と 指令制御角追加ΔAO2の和として加算器1により形成される。 指令制御角追加ΔAO2は図面にその概略構成が示されている追加形成装置A Dにより形成される。追加形成装置ADは、負の入力をもった積分装置9と、付 勢されない状態で積分装置9の入力と出力を短絡するスイッチ装置11、付勢さ れない状態で加算器1にゼロに等しい信号を接続し、付勢されたとき加算器1に 積分装置の出力信号を接続するスイッチ装置12、及び付勢さない状態で信号源 14、図面では可動出力をもった分圧器として示されている信号源からのゼロに 等しい出力信号を積分装置の入力に接続し、付勢されたとき前記入力に正の符号 をもった出力信号を接続するスイッチ装置13を備える。 積分装置9に含まれる制限装置10はその出力の最大値と最小値を制限する。 上述の全てのスイッチ装置は制御信号MSCに従って、前記制御信号が発生した ときは指令制御角追加ΔAO2が負の極性でゼロから直線的に増加して、加算器 1において作動制限信号AMAXL’に加算されるように、作動する。このよう にして、制限信号AMAXLは絶対値が減少し、これはインバータの制御信号が 時間とともに直線的に減少することを意味する。この動作は、制御信号MSCが 存在する限りにおいて(または、制限装置10が積分装置9の出力信号を制限す るまで)継続する。制御信号MSCが消滅すると、積分装置の出力信号及び指令 制御角追加ΔAO2は再びゼロになる。 図3は、以下に詳細に説明する電力計算装置CALC1及び第1または第2の 交流電力回路網の短絡電力の測定値を形成する測定値形成ユニットCALSSC を概略的に示す。この種の計算装置及び測定値形成ユニットは制御装置CE1お よびCE2の各々に設けられている。図面に用いられている符号Id,Udi0, u,α,MQ,MU,MSSC,ΔQ,ΔUは簡易化のため図面には示されてい ないが、指数1及び2により第1の電力回路網及び第1のコンバータの値または 第2の電力回路網及び第2のコンバータの対応する値の何れかの値を参照するこ とを示す。 測定値形成ユニットCALSSCは単安定回路MFFを備え、回路MFFはそ れに印加される初期信号ME1に応じて、第1の測定時刻t1と第2の測定時刻 t2の間の測定間隔に制御信号MSCを発生する。電力計算装置CALC1はコ ンバータの直流電流Idおよび理想無負荷直流電圧Udi0、及びコンバータのオ ーバラップ角u及び制御角αの計算値を受ける。なお、これら計算値は公知の方 法で決められる。電力計算装置は公知の方法で、前記計算値に従って上記の計算 値に応じてコンバータにより消費される無効電力を公知の下記式により連続的に 計算し、上記電力の計算値MQを形成する。 測定値形成ユニットに設けられた計算装置CALC2は、第1の記憶装置SA HQ、第2の記憶装置SAHU,第1、第2の計算装置CALC3,CALC4 を備える。計算値MQはローパスフィルタLP1を介して記憶装置SAHQに送 られ保存される。接続点J1,J2の電圧Uの測定値MUはローパスフィルタL P2を介して記憶装置SAHUに送られ保存される。測定時刻t1における計算 値を構成する第1の電力値MQ(t1)及び測定時刻t2における計算値を構成 する第2の電力値MQ(t2)は計算装置CALC3に与えられる。計算装置C ALC3はこれら2つの電力値の差電力ΔQ=MQ(t2)−MQ(t1)を公 知の方法で計算する。測定時刻t1における感知電圧値MUを構成する第1の電 圧値MU(t1)及び測定時刻t2における感知電圧値MUを構成する第2の電 力値MU(t2)は計算装置CALC4に与えられる。計算装置CALC4はこ れら2つの電圧値の差電圧ΔU=Mu(t2)−MU(t1)を公知の方法で計 算する。公知の方法で単安定回路において公知の方法で形成される信号SYNC は記憶装置SAHQとSAHUの動作を同期させて、それぞれの計算された及び 感知された値を測定時刻t1及びt2において記憶するようにする。前記差ΔQ 及び差ΔUは前記計算装置に含まれる商形成装置DIVに供給される。その場合 、正の電力差ΔQは負の電圧差ΔUと関連するので電圧差ΔUは商形成装置の負 の入力bに与えられ、一方電力差ΔQは負でない入力aに与えられる。商形成装 置は測定値形成ユニットCALSSCからの出力信号として、計算値MSSC= ΔQ/ΔUを形成し出力する。この計算値は交流電力回路網の短絡電力の測定値 を構成する。 代表的にまた好ましくは、図3を参照して説明した制御信号MSCの継続時間 t2−t1は0.5秒のオーダの大きさとなるように選ばれる。これは、可なり 短い設定時間をもつ直流制御の装置の制御システムが、短絡電力の決定が継続し ている間有効電力を一定に保持することができることを意味する。測定時間の長 さ、すなわち制御信号MSCの継続時間は、発電装置に存在する多数の制御装置 が回路網の電圧を保持しようとする傾向にあるという事実を考慮して選ばなけれ ばならない。これに関連して、インバータの制御装置は、測定処理の間に測定を 相当に混乱させるような速さで直流電圧を回復せんとする如何なる電圧制御シス テムをも備えていないものと仮定する。 電圧Uの検知をサンプリング的に実行する場合は、2msのサンプリング間隔 にすれば充分に満足のいく正確度をもって短絡電力を決定することができること が実証された。その場合、ローパスフイルタ装置LP1,LP2は約10秒の信 号時定数に相当する特性が与えられる。また、図2を参照して説明した追加形成 装置ADにより形成されるインバータの指令制御角追加の変化の割合は、積分装 置9の入力信号のレベルを変化することにより代表的には1°/秒ないし5°/ 秒の範囲に選ばれる。 図4は、前に述べたような電圧Uの検知と無効電力Qの計算が測定間隔t2− t1の間の複数のサンプリングにより実行される場合における、本発明の有利な 改良における計算ユニットCALC2の実施例を示す。電力値MQおよび電圧値 MUは、第1の計算時刻t’oおよび少なくとも第2の計算時刻において計算さ れる。ここに、第2の計算時刻は一般にt’kで表され、第1の計算時刻と最後 の計算時刻t’nとの間の計算間隔に存在する。さらに、測定間隔、すなわち測 定時刻t1とt2との間の間隔は、計算間隔、すなわち計算時刻t’oとt’kの 間の間隔に少なくとも一部時間的に一致する。特に、第1の計算時刻t’oを測 定間隔の開始する時刻t1と一致するように選び、最後の計算時刻t’nを測定 の終了する時刻t2と一致するように選ぶことができる。図4を参照して説明し た方法において、計算ユニットCALC2に含まれる各装置はそれぞれの処理を 各計算時刻において実行するものと理解されたい。 この実施例において、記憶装置SAHQは計算装置CALC3に第1の計算時 刻に計算された無効電力の第1の電力値MQ(t’o)及び第2の計算時刻に計 算された第2の電力値MQ(t’k)を供給する。第1および第2の電力値のみ が形成されるときは、第2の電力値が最後の計算時刻t’nに電力値MQ (t’n)として形成される。計算装置CALC3は公知の方法で少なくとも一 般にΔQ’kで表される第1の電力差を、下記で表される第2、第1の電力値の 差に応じて形成するように構成される。 ΔQk’=MQ(t’k)−MQ(t’o) この第1の電力差は電力加算装置SUMQに供給され、電力加算装置は全ての供 給された電力差の合計を求めて、それを商形成装置DIVに与える。 同様に、本実施例における記憶装置SAHUは計算装置CALC4に第1の計 算時刻に感知された第1の電圧値MU(t’o)及び第2の計算時刻に感知され た第2の計算値UQ(t’k)を供給する。第1および第2の電圧値のみが形成 されるときは、第2の電圧値が最後の計算時刻t’nに電力値MU(t’n)とし て形成される。計算装置CALC4は公知の方法で少なくとも一般にΔU’kで 表される第1の電力差を、下記で表される第2、第1の電圧値の差に応じて形成 するように構成される。 ΔU’k=MU(t’k)−MU(t’o) この第1の電力差は電圧加算装置SUMUに供給され、電圧加算装置は全ての供 給された電圧差の合計を求めて、それを商形成装置DIVに与える。商形成装置 は図3を参照して上述したのと同様の方法で、第1の電力差と第1の電圧差の商 を表す計算値MSSC=ΔQ’k/ΔU’kを形成し出力する。 計算間隔内に位置する第3の計算時刻において、第3の電力値と第3の電圧値 が形成されるときは、計算装置CALIC3は第3と第1の電力値の差に基づい て第2の電力差を形成し、計算装置CALC4は第3と第1の電圧値の差に基づ いて第2の電圧差を形成する。第2の電力差は電力加算装置SUMQに供給され 、電力加算装置は第2の電力差を第1の電力差に加算して、得られた合計を商形 成装置DIVに与える。同様に、第2の電圧差は電圧加算装置SUMUに供給さ れ、電圧加算装置は第2の電圧差を第1の電圧差に加算して、得られた合計を商 形成装置DIVに与える。商形成装置は第1、第2の電力差の合計と第1、第2 の電 圧差の合計との商を表す計算値MSSC=Σ(ΔQ’k)/Σ(ΔU’k)を形成 して、それを連続的に出力する。 最後の計算時刻t’nまでの追加の計算時刻において、電力値及び電圧値が計 算され、その計算値から各電力値と第1の電力値との電力差と、各電圧値と第1 の電圧値との電圧差が連続的に形成される。上記電力差と電圧差は連続的に関連 する加算装置に与えられ、そこで形成される合計が連続的に商形成装置に与えら れる。この商形成装置は計算処理の間に、供給される電力差の合計と供給される 電圧差との商を表す計算値MSSC=Σ(ΔQ’k)/Σ(ΔU’k)を連続的に 形成して出力する。 上記加算装置SUMQとSUMUは図示されない手段により各新しい測定周期 の前にリセツトされる。 初期信号MEIはインバータの位置する側か、整流器の位置する側の何れかで 形成され、後者の場合は初期信号は通信リンクを介してインバータ側に送られる 。通信リンクは勿論インバータ側と整流器側との間の短絡電力の測定値MSSC を伝送するのにも利用される。初期信号は、使用者により手動で、または例えば 所定の時間間隔において、または電力回路網の運転条件の変化についての情報に 応じて起動しても良い。 本発明は、上記の実施例に限定されるものでなく、本発明の範囲において複数 の変更が可能である。前記ブロック図に示される限定装置、計算装置、機能形成 装置は、適用可能な部分において、アナログ及び/又はデジタル手段を含む様式 に設計しても良く、或いは完全にまたは部分的にハードウエア回路においてアナ ログ及び/又はデジタル技術による計算として実行しても良く、或いはマイクロ プロセッサにおけるプログラムとして実行することもできる。 短絡電力の決定に用いられる電力差及び電圧差の何れか1つ、または両者を第 1、第2の測定時刻における電力値及び電圧値の差として形成しても良いことは 自明である。 図4を参照して説明した加算装置SUMQ及び電圧加算装置SUMUは勿論こ の方法が第1、第2の計算時刻についてのみ適用される場合は必要でない。 図2を参照して説明した指令制御角追加は、好ましくは第1、第2の測定時刻 の間の測定間隔の間、その絶対値が直線的に増加するように形成されるものとし たが、勿論、時間と共に他の形態で変化しても良く、測定間隔の両端において、 または測定間隔内において始点、終点をもつように形成しても良い。 また、ある与えられた電圧においては、短絡電力の測定は電力回路網のインピ ーダンスの測定と等価であることも理解されるべきである。 このようにして得られた短絡電力の測定値MSSCは装置の上位の制御に用い ることができる。例えば、発生した無効電力の変化ΔQFに対応する回路網の交 流のスイッチングに起因するフィルタのスイッチング指令において、コンバータ は、問題の短絡電力により、制御角追加が指令されるかもしれない。このスイッ チング後の制御角追加は制御処理の間に、電圧U1,U2の変動を最小限にする ためゼロに減少される。例えば、無効電力ΔQFの遮断に対応するフィルタの一 部の計画された遮断の場合に、インバータの制御角の減少を、連続的に電力差Δ Q(t)=MQ(t)−MQ(t’o)を検知しながら上述の方法で開始するこ とができる。この差が値ΔQFに等しいときは信号MSCが停止され、無効電力 ΔQFに対応するフィルタ部分が遮断されて、電圧U1,U2は最小変動に保た れる。逆に、例えば電力回路網におけるスイッチングによる接続点J1,J2に おける電圧変化は測定値MSSCと共に、電圧を元のレベルに回復するためには 、それぞれの接続点に接続されているフィルタの発生無効電力をどの程度変化す べきか、についての情報をスイッチング指令を介して与える。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 に従って形成される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 接続点(J1,J2)に高電圧直流電流を伝送するためのコンバータ装置 (PL)が接続された交流の電力回路網(N1,N2)であって、前記コンバー タ装置が前記電力回路網に接続されたコンバータ(SR1,SR2)を備え、前 記コンバータが制御装置(CE1,CE2)により指令される指令制御角(AO 1,AO2,)に応じた制御角(α1,α2)をもって作動するようになった前 記電力回路網の短絡電力を決める方法にして、 第1の計算時刻(t’o)において前記コンバータにより消費される無効電力 (Q1,Q2)の第1の電力値(MQ(t’o))を形成して保存し、前記接続 点における前記電力回路網の電圧(U1,U2)を検知して、その電圧の第1の 電圧値(MU(t’o))を形成して保存し、 少なくとも1つの第2の計算時刻(t’k,t’n)において第2の電力値 (MQ(t’k),MQ(t’n))を形成して保存し、前記接続点における前記 電力回路網の電圧を検知して、その電圧の第2の電圧値(MU(t’k),MU (t’n))を形成して保存し、ただし、前記第2の計算時刻は第1と最後の計 算時刻(t’n)との間の計算間隔(t’o−t’o)内に位置するものとする、 及び 第1の測定時刻(t1)と第2の測定時刻(t2)との間の測定間隔(t1− t2)の間に、前記コンバータの前記制御角(α1,α2)に制御角追加(Δα 1,Δα2)を与え、 前記第1、第2の電力値の差に応じて第1の電力差(ΔQ’k)を形成し、 前記第1、第2の電圧値の差に応じて第1の電圧差(ΔU’k)を形成し、 前記電力回路網の短絡電力の測定値(MSSC1,MSSC2)を、前記第1 の電力差および第1の電圧差に応じて形成する、 ことを特徴とする前記短絡電力を決める方法。 2. 前記計算間隔内の少なくとも第3の計算時刻(t’k,t’n)において、 第3の電力値(MQ(t’k),MQ(t’n))及び第3の電圧値(MU (t’k),MU(t’(t’n))を形成して保存し、 前記第1、第3の電力値の差に応じて第2の電力差(ΔQ’k)を形成し、 前記第1、第3の電圧値の差に応じて第2の電圧差(ΔU’k)を形成し、 前記第1、第2の電力差を加算して電力合計(Σ(ΔQ’k))を求め、 前記第1、第2の電圧差を加算して電圧合計(Σ(ΔU’k))を求め、 前記電力合計および電圧合計に応じて前記電力回路網の短絡電力の測定値を形 成する、 ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。 3. 前記電力回路網の短絡電力の測定値が、前記電力合計と電圧合計との商に 応じて形成される、ことを特徴とする請求項2に記載の方法。 4. 前記第1の計算時刻、第1の測定時刻、最後の計算時刻、第2の測定時刻 を同一にしたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかの項に記載の方法。 5. 前記電力値が、前記コンバータを流れる直流電流(Id)、前記コンバー タの理想無負荷直流電圧(Udi0)、コンバータのオーバラップ角(u)、及び コンバータの制御角(α)の、それぞれの計算時刻における値に基づいて形成さ れることを特徴とする請求項1乃至4の何れかの項に記載の方法。 6. 前記コンバータ装置が、交流の第1の電力回路網(N1)に接続された第 1のコンバータ(SR1)と、交流の第2の電力回路網(N2)に接続された第 2のコンバータ(SR2)と、を備え、前記コンバータは互いに直流電圧接続 (PW)に接続され、前記第2のコンバータは指令された制御角(AO2)に従 ってインバータとして作動し、前記制御角追加(Δα1,Δα2)が前記第2の コンバータの指令された制御角に、負の指令された制御角追加(ΔAO2)を与 えることにより形成されることを特徴とする請求項1乃至5の何れかの項に記載 の方法。 7. 前記指令された制御角追加が前記測定間隔の間に時間と共に直線的に増加 する絶対値をもつことを特徴とする請求項6に記載の方法。 8. 接続点(J1,J2)に高電圧直流電流を伝送するためのコンバータ装置 (PL)が接続された交流の電力回路網(N1,N2)であって、前記コンバー タ装置が前記電力回路網に接続されたコンバータ(SR1,SR2)を備え、前 記コンバータが制御装置(CE1,CE2)により指令される指令制御角(AO 1,AO2,)に応じた制御角(α1,α2)をもって作動するようになった前 記電力回路網の短絡電力を決める装置にして、 第1の測定時刻(t1)と第2の測定時刻(t2)との間の測定間隔(t1− t2)の間に発生する制御信号(MSC)に従って、前記コンバータの前記制御 角(α1,α2)に追加する制御角追加(Δα1,Δα2)を形成する追加形成 装置(AD)と、 前記接続点における前記電力回路網の電圧(U1,U2)を検知し、第1の計 算時刻(t’o)において前記電圧の第1の電圧値(MU(t’o))を形成し、 少なくとも第2の計算時刻(t’k,t’n)において前記電圧の第2の電圧値( MU(t’k),MU(t’n))を形成する測定装置(M1,M2)と、 第1の計算時刻に前記コンバータにより消費される無効電力(Q1,Q2)の 第1の電力値(MQ(t’o))を形成し、少なくとも第2の計算時刻において 第2の電力値(MQ(t’k),MQ(t’n))を形成し、前記第2の計算時刻 が前記第1の計算時刻と最後の計算時刻(t’n)との間の計算間隔(t’o−t ’n)内に存在し、前記測定間隔が少なくとも部分的に前記計算間隔に一致する ようにした電力計算装置(CALC1)と、 前記第1、第2の電圧値、前記第1、第2の電力値を受けて、 前記第1、第2の電力値の差に従って第1の電力差(ΔQ’k)を、 前記第1、第2の電力値の差に従って第1の電圧差(ΔU’k)を、 前記第1の電力差と前記第1の電圧差に従って前記電力網の短絡電力の測 定値(MSSC1,MSSC2)を、 それぞれ形成する計算ユニット(CALC2)と、 を備えることを特徴とする前記短絡電力を決める装置。 9. 前記計算間隔内の少なくとも第3の計算時刻(t’k,t’n)において、 前記測定装置が第3の電圧値(MU(t’k),Mu(t’n))を形成し、前記 電力計算装置が第3の電力値を形成し、前記計算ユニットが、 前記第1、第3の電力値の差に従って第2の電力差(ΔQ’k)と、 前記第1、第3の電圧値の差に従って第2の電圧差(ΔU’k)と、 を形成し、 前記第1と第2の電力差を加算して電力合計(Σ(ΔQ’k))を求め、 前記第1と第2の電圧差を加算して電圧合計(Σ(ΔU’k))を求め、 前記電力合計と電圧合計とに従って、前記電力回路網の短絡電力の測定値を形 成する、 ようにしたことを特徴とする請求項8に記載の装置。 10.前記計算ユニットが前記電力合計と電圧合計との商に応じて前記電力回路 網の短絡電力の測定値を形成する、ことを特徴とする請求項9に記載の装置。 11.前記第1の計算時刻、第1の測定時刻、最後の計算時刻、第2の測定時刻 を同一にしたことを特徴とする請求項8乃至10の何れか1つに記載の装置。 12.前記電力計算装置(CALC1)が、前記コンバータを流れる直流電流 (Id)、前記コンバータの理想無負荷直流電圧(Udi0)、コンバータのオー バラップ角(u)、及びコンバータの制御角(α)の、それぞれの計算時刻にお ける値に基づいて前記電力値を連続的に計算することを特徴とする請求項8乃至 11の何れかの項に記載の装置。 13.前記コンバータ装置が、交流の第1の電力回路網(N1)に接続された第 1のコンバータ(SR1)と、交流の第2の電力回路網(N2)に接続された第 2のコンバータ(SR2)とを備え、前記コンバータは互いに直流線(PW)に 接続され、前記第2のコンバータは指令された制御角(AO2)に従ってインバ ータ動作で作動し、前記追加形成装置(AD)が前記第2のコンバータの指令さ れた制御角(AO2)に、負の指令された制御角追加(ΔAO2)を加算するこ とにより前記コンバータの制御角(α1、α2)に加える前記制御角追加(Δα 1,Δα2)を形成することを特徴とする請求項8乃至12の何れかの項に記載 の装置。 14.前記追加形成装置が、前記制御角にに加えられる前記指令された制御角追 加を、その絶対値が測定期間の間に時間と共に直線的に増加するように形成する ことを特徴とする請求項13に記載の装置。
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