JP2000507771A - 遠隔通信サービスの配送 - Google Patents

遠隔通信サービスの配送

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JP2000507771A JP9535041A JP53504197A JP2000507771A JP 2000507771 A JP2000507771 A JP 2000507771A JP 9535041 A JP9535041 A JP 9535041A JP 53504197 A JP53504197 A JP 53504197A JP 2000507771 A JP2000507771 A JP 2000507771A
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Abstract

(57)【要約】 遠隔通信システム用のルート決定装置であってその構成が次で成るものである。遠隔通信ユーザ手段;これは遠隔通信デリバリ(供給)サービスのための要求を生成し、複数の遠隔通信供給サービスの提案(オファ)を受取り、そのうちの1つを選択するようにされている:複数の遠隔サービスサプライ(供給)手段;この各々は前記要求を受けて提案されたデリバリサービスを特定するオファ信号を生成し、その受理を示す受理信号を受け、それを受けたときにはサービス提供(プロビジョン)招待を発生する:複数の資源供給手段;この各々は前記サービスサプライ手段の各々と通信をするようにされた通信資源を代表しており前記資源供給手段は前記招待を受けてそれらが代表となっている遠隔通信資源が対応するサービスの提供に貢献するかどうかを判断し、もしそうであればこのことをサービス供給手段に送信するようにされていて、しかもサービス供給手段は資源供給手段からの信号に基づいて次に起るそのサービスを提供のためのルートを選ぶようにされている。

Description

【発明の詳細な説明】 遠隔通信サービスの配送 この発明は、遠隔通信装置及び方法に関する。とくに、この発明は複数の異な るフォーマットで(情報又はデータを内容とする信号を特に対象として)信号を 送るための装置及び方法に関する。 フォーマットは単に同じ情報についての代りの技術的表現であってよく、例え ば、違ったグラフ形式でよい。代って、各フォーマットは異なる媒体でよく、例 えば、画像、文書(テキスト)及びオーディオ形式でよい。さらに、フォーマッ トは同じ情報内容(information content)であるがデータ量の違ったものを用い るような何かを表わしていてもよく、例えば、テキストファイルとファクシミリ 画像でテキストの文字で作られたものとは同じテキスト情報に対して異なるフォ ーマットを表わしている。 通常の遠隔通信では、所定のユーザは所定の遠隔通信端末(例えば、通常の電 話、もしくはモデムを備えた計算機、あるいはファクシミリユニット)と関係し ている。しかしながら、近年になって、ユーザは移動するようになった。移動電 話(例えばディジタルセルラ電話でGSM規格に適ったようなもの)に加えて、 他の型式の可搬形端末がページャ(トーンページャもしくはメッセージページャ のいずれかで短文書メッセージを受領してそれらを表示するもの)を含んでいた り;いわゆる“パーソナルディジタルアシスタント(PDA)”と可搬形ファク シミリ又は計算機ユニットが専用モデムを用いてセルラ網を経由して通信するた めに採用されている。 同時に、大量の違った型式のフォーマットでその内部で情報が送られるものが 増しており、また新しい、いわゆる“マルチメディア”フォーマットで複数の媒 体(例えば画像、文書及びオーディオファイル)で表現された情報の単一の組で 成るものも使用に供されている。 そこを通って情報が配送される遠隔通信チャンネルは可変の帯域幅のチャンネ ルを含み、光ファイバリンク;同軸銅線リンク;通常の加入者電話ライン;赤外 ローカルエリア網;無線伝送チャンネルなどがある。これらの中で無線周波数チ ャンネルが移動通信に使用されている。しかしながら、無線周波数チャンネルは 一般にRFスペクトラムに対する需要と、RFスペクトラム内部のチャンネル状 態とが原因で最低の帯域幅しか利用できない。 大規模な組織に対しては、一つの建物もしくは一群の建物の内部でローカルエ リア網を備えるのが次第に普通になっており、そこでは多数の、違った型式の異 なる端末が備えられている。例えば、Sun(TM)のワークステーションのよ うな強力なワークステーションは、それよりも強力ではないパーソナルコンピュ ータ、進歩した電話、及び従来形の電話と同じ網上に接続することができる。ア クセス条件に依り、異なるユーザがこのような網内部で多数の異なる端末にアク セスすることができ、それぞれが異なるフォーマットで情報を受領するという違 った能力を備えている。 いろいろな以前にされた提案があって、異なるフォーマットでデータを処理す るという移動ユーザの需要に合致するように試みがされた。例えば、我々の先願 WO 95/30317(代理人参照番号:A24847WO)は“エージェン ト応用(agent based)”遠隔通信システムを記述しており、そこでは移動ユー ザの位置が追跡され、その者が低帯域幅情報転送だけを許すセル内にあるときは 、到来信号は後の検索のためにキャッシュに加えられるか、そのリンクが低位の もの(例えばビデオから音声)にされるかする。 同じように、次の記事、すなわち“The network with smarts,new agent-base d WANs presage the future of connected computimg”,Andy Reinhardt,BYTE October 1994 pp.51-64には、提案された、IBMの‘インテリジェントコミュ ニケーション’サービス(明らかに1995年後半に市販を意図している)が記 述されており、これはユーザがルート設定用プロフィルを設定できるようにして 、それによってファックスがそのユーザに対して受信されるときには、光文字認 識を用いて文書に変換され、続いて言語に変換されて、音声メイルボックス内に 読込まれるようにしている。 我々の先願WO 95/15635(代理人参照番号:A24682WO)は 複数のサービス網で使用するためのエージェント応用の遠隔通信システムを記述 している。 我々の先願GB 96/00252,出願日1996年2月7日(代理人参照 番号:A24966)は再構成可能なエージェントを採用するマルチメディア遠隔通信 システムを記述している。この文書の特徴はここで参照に供することとする。 我々の先願である国際出願WO 94/28683(代理人参照番号A24601) は実施例として、単一の網内部で、網の一部が網の他部から値段を得ることによ ってサービスを設定するものを挙げている。したがって、ユーザがこの網を通る 伝送を望むときには、その者は網の第一の部分をポーリングして、それがさらに その網の下流部分をポーリングするということを続け、網の各部分が次に値段を 送り戻している。このやり方は多くの応用に適しているものの、網の大きさが増 して行くと網で発生されるシグナリングがかなりのものとなり得る。 この発明によると、我々はそこを通るメッセージのルート設定をする遠隔通信 システムを提供しており、第1の段階ではルートの派生(derivation)に先行し て推定したビッド(bid,せり値)が作られ、もし受入れられれば、、第2の段 階でそのルートが別のビッドを作るプロセスで設定されるようにしている。これ には、ある時刻でエンティティをビッドする(したがってシグナリングをする) 数を減らし、その一方でルートを設定するのに合理的な応答時間を維持するとい う利点がある。 さらに、好ましい実施例では、複数のパス(通り過ぎること)がエンティティ をビッドするという階層組織内での継続する層に対応して採用されていてよく、 エンティティで中間層にあるものは、それより上の層に対してはエンティティの 資源供給元として、またそれより下の層に対しては資源の購入元として作用して いる。これはさらに網を通るシグナリングトラヒックの量を著しく増大させずに 網の寸法を増すことができるようにしており、とくに、もし(それが好ましいの であるが)各層のエンティティが地理的に分散している場合について言えること である。 例えば採用された構成は各顧客に関するデータを記憶するエンティティで成り 、その顧客に代ってサービスを受入れるか入れないかを決めるようにされていて ;サービスを提供する多数のエンティティの各々は第1のパスで、ある値段で、 あるサービスを提供するようにされている;また各サービスを提供するエンティ ティに対しては利用可能な網資源(信号フォーマット変換器もしくは信号経路の よ うなもの)に多数の資源エンティティの各々が対応している。 米合衆国特許US5,446,553(Motorola)はファックスメッセージシ ステムを開示し、そこではユーザが居ない場合には、到来するメッセージが後の アクセスのために記憶される。 好ましい実施例では、この発明は遠隔通信システムを提供し、そこでは上記の いくつかの提案のように、ユーザが追跡され、その者がいつでも使用してよい端 末の識別子(ID)が記憶される。さらに、この発明は、一つの特徴として、ユ ーザの近くに端末装置の機能(すなわち、フォーマットで信号が受理されたり出 力されたりできるもの)の記憶部を用意している。 そこで、高帯域幅信号を低帯域幅移動端末に送ることを試みる(不成功に終る )ことよりもむしろ、この発明のシステムは信号を近くの端末で信号のもっとよ い表現を支持できるものに向けている。この近くの端末はもとの形式で信号を受 理し出力してよいし、あるいはその網がその信号を異なるフォーマットに変換し て、それが近くの端末で受理できるものとしてもよい。 このように、この発明の実施例によると、網は多数の異なる信号フォーマット 変換を支持し、また異なる端末間でまたある移動ユーザの近くでの関連する異な るフォーマット機能間で選択ができるようにしている。 ここではいわゆる計算機と電話の統合(Computer-Telephony Integration) では同じデスクトップ(机上)で計算機と電話とを一緒にまとめることが提案さ れていることを述べることができ;特定のユーザがコンピュータに対してログを するときを気付き、そのユーザの電話呼のすべてをコンピュータがデスクトップ を共用している電話にルート設定し、それによって特定の電話が特定のコンピュ ータと一緒に対を形成することに実効をあげるよう試みることとしている。 これは上述の実施例とは根本的に違っており、ある領域での各端末の本質が記 憶されていて、しかもある端末が入力信号のフォーマットに依存して選ばれるこ とである。 この発明のこの特徴が有用であるためには、信号はユーザから離れていすぎる 端末に信号が送られてはならない。したがって、このシステムは非常に多数の端 末についての正確な情報を維持して、移動ユーザがとるかもしれない位置の周辺 に“通信近隣(communications neighbourhood)”を確立するようにしなければ ならない。こうして、ユーザの位置を追跡するかなり頻繁な位置更新メッセージ と、端末の機能に対する変更を追跡する端末更新メッセージが生じてもよい。 このようなメッセージが困った状態を作る可能性を回避するために、この発明 の好ましい実施例では網のシグナリング能力が位置データ記憶の階層構造として 分散形ローカルデータベースを(例えばLAN当り一つとか、建物当り一つとか 、セル,マイクロセル、もしくはピコセル当り一つとかいうように)備えるよう にして、そこで提供される端末と近くにいるユーザとの詳細と、それに少くとも 1つ高い層のデータベースで複数のローカルデータベースに対応する領域をカバ ーし、しかも、もっと広い領域内の各ユーザに対しては、そのユーザが位置して いる範囲内のローカルデータベースへのポインタとを含むものとを提供する。 こうして、ユーザが場所を変えるときは、その者が動いている領域内のローカ ルデータベースの範囲内で、またその者が1つのローカルデータベース領域から 別なところへ変るのであれば新しいローカルデータベースと両方のローカルデー タベースを含んでいる階層内の次の高位のデータベースまで場所の変更信号が送 られる必要がある。同じように、端末装置の変化はあるローカルベースかその上 の層の領域内でシグナルが送られるだけを要する。 他の特徴と実施態様とは以下に記述され、その利点は明らかにされると思う。 この発明は例としての目的に限り添付の図面を参照して説明される。 図1はこの発明による遠隔通信システムの物理層もしくは移送(トランスポート )層を示す模式図である。 図2は図1のシステムの網制御層の部品を示す模式図である。 図3は図2の部分を形成している位置追跡システムの部品と、それらの間の論理 的な関係を示す模式図である。 図4は図3の一部を形成するローカルデータベース内に記憶される要素とそれら の間の論理的関係を示す模式図である。 図5aないし5cは図3のデータベース内に保持されている記録の内容を模式的 に示す。 図6は図3の記憶システムから情報を得るプロセスを模式的に示す。 図7はこの発明の実施態様により図1の網を通って情報のルートを定める第1の プロセスを模式的に示す。 図8は図8aと8bとで成り、図3のデータベース内部に保持されている情報を 更新するプロセスを模式的に示す流れ図である。 図9は図1の網内部に含まれる信号フォーマット変換器の構造を例示する構成図 である。 図10は図2の制御層のルート決定論理を作り上げているソフトウエア部品を示 す模式図である。 図11はこの実施態様でサービスを設定するのに利用されるサービス要求記録メ ッセージの構造を示す。 図12は図10の実施態様内部に含まれる顧客エージェントの動作のプロセスを 模式的に示す流れ図である。 図13は図13aと13bとで成り、図10の実施態様の一部を形成する網管理 用エージェントにより実行されるプロセスを模式的に示す流れ図である。 図14は図10の実施態様の一部を形成する資源エージェントにより実行される プロセスを模式的に示す流れ図である。 図15は図12ないし14のプロセスにより信号のルートを決定する際に使われ る多数の部品の分散状態を例示する図である。 図16は図16aと16bとで成し、図13のプロセスの一部を形成している端 末へのルートの選択プロセスを、より詳細に、模式的に示す流れ図である。物理層の概観 図1を参照すると、物理もしくは所持者レベルでは、ユーザU1の遠隔通信環 境はセルラ電話T1とパーソナルディジタルアシスタント(支援手段)T2とが ユーザによって携帯されており、ファクシミリ装置T3と通常の電話T4とがユ ーザから数フィートの机上にあり、ユーザから何メートルかの机上にはモデムを 含んだコンピュータワークステーションT5があり、これらの全部が単一の建物 の中にある。 この場合のワークステーションT5はローカルエリア網(LAN)サーバを含 み、それが別の端末T6−T9(図示せず)でユーザから別の距離のところにあ る。 各種の端末T1−T9は次のような違った信号フォーマットを受ける能力をそ れぞれが備えている。 T1−音声又は低いビットレートデータ T2−低ビットレートデータ(受信専用) T3−ファクシミリ画像信号 T4−狭帯域幅オーディオ T5−各種フォーマットの高ビットレートデータ 各種の端末との通信では多数の異なる通信チャンネルがあって、(その一部又 は全部が共通の所有者でありながら)観念上は違った網一部を形成している。 公衆交換電話網(PSTN)N1はローカルラインL3を経て端末T3に接続 されており、またローカルラインL4を経て端末T4に接続されている。 統合サービスディジタル網(ISDN)N2はゲートウェイG1(例えば、ロ ーカルもしくくは国際スイッチングセンター)を経てPSTN N1と相互接続 され、またISDNラインL5を経て端末T5と接続されていて、したがってロ ーカルエリア網N3に接続されている。 公衆地上移動網(PLMN)(例えば、GSMと互換性のあるディジタルセル ラ網)N4がゲートウェイG2を経てPSN N1とISDN N2とに接続さ れている。PLMLの基地局B1はユーザU1が居る建物環境内ではピコセルを 提供し、また基地局B2は同じ一般的な地域内でセルを提供している。 こうして、網N1−N4は各種端末T1−T9に違ったレートでデータを送る ことができ、低速データはPLMN N4を経由し、より高速なデータはPST N N1を経由し、またもっと高速なデータはISDN N2またはLAN N 3を経由する。 ユーザU1は追跡用デバイスP1を携帯し、それを経て遠隔通信環境内でのそ の者の位置が追跡できることになる。例えばこの実施例では、追跡用デバイスP 1はカードを帯しているチップもしくはユーザを識別するデータを帯している“ スマートカード”を含み、また端末T1−T9の一部もしくは全部がそのカード を読取るようにされたカードリーダを備えている。代って、‘スマートバッジ’ デバイスを備えることができ、建物内部でその位置が追跡される。 とくに、ワークステーションT5−T9とセルラ電話T1はこのようなスマー トカードリーダを備えている。追加のスマートカードリーダが建物内のアクセス (出入口)ドアに設置され、LANに接続されて、そこに信号を送る。 さらに、好ましいのは、セルフォンT1がセルフォン通信用部品に加えてグロ ーバルポジショニングシステム(GPS)受信機を備えてその位置を定期的に求 めて信号を送ることでありEP0467651(Motorola)に開示されていると ころによる。 こうしてユーザU1の位置がいくつかの手段の少くとも1つによって知られる ところとなる。第1にその端末に対して、ユーザがその者のスマートカードの挿 入によってログインしたかが知れる。第2にその者の移動電話の位置が知れる。 第3に建物の中でのその者の位置が(アクセスドアシステムから)知れる。制御層の概観 図2を参照すると、網を経由するユーザU1との間の呼のルート決定はルート 決定論理100と地理的及び端末の記憶部200とに従って実行される。記憶部 200(これは以下に詳述するように分散形データベースの形体をとる)はユー ザ位置情報と端末情報を網N1−N4のシグナリングチャンネルを介して受けて 、この情報を求めに応じてルート決定論理100に供給する。 ルート決定論理100(詳細を後述するように、分散形制御プログラムを含む )はユーザU1との間で希望されるメッセージのルートを決めるために網を通る スイッチを設定する。位置と端末とのデータベース200 図3を参照すると、記憶200は分散形階層データベースで成り、そこにはホ ーム層201があって、各ユーザU1に対して、独自のデータベースステーショ ンで構成さわ、ステーションにはそのユーザの詳細が登録されている(GSMに おけるホームロケーションレジスタ(HLR)と類似している。)またローカル 層220があって、これは複数のローカル用としたデータベース221−224 で構成され、その各々がそのローカル地域内部のユーザと端末との詳細を記憶す る。さらに(この実施例では)1又は複数の中間層210があり、いくつかのロ ーカルデータベース221−224の地域を包含するもっと広い地理的領域での ユーザの記録を記憶している複数のデータベース211−213を含んでいる。 例えば、地域データベース211−213はその各々が移動スイッチングセン ター(MSC)もしくはローカル交換局の受持ち地域にほぼ等しいカバー範囲と 関係しているかもしれず、それによってローカルデータベース221−224は 各々が小さな領域(例えば建物のある階とか、単一のローカルエリア網とか、ピ コセルといったもの)と関係するようになっている。 図4を参照すると、各ローカルデータベース(これは大容量のランダムアクセ スメモリとか、高速オフライン記憶装置((例えばRAIDディスクアレイ)に よって用意するのが便利である)はユーザ記録251,252,…の第1の組で その各々が局所にいる一人のユーザと関係しているものと、複数の端末記録26 1,262,…でその各々が局所(例えばこの場合は建物)にある端末装置の事 項と関係しているものとで構成されている。 各ユーザ記録251,252,…はユーザの位置を記録するデータを含む。各 端末記録261,262は対応している関連端末の技術的特性を識別するデータ を含む。 ユーザがある端末に対してログオンとなっている場合(例えば、U1がT5と 、あるいはU2がT6と)、対応するユーザ記録は関連する端末記録(例えば2 51ないし261と252ないし262)へのポインタを含む。 図5aを参照して、もっと詳細には、ユーザ記録は251,252,…はユー ザの位置を記憶するためのフィールド2521(例えばその者の三次元空間位置 で緯度,経度,高度)と、(もしあれば)その者が現在ログオンし(その端末に 対するポインを含む)端末を特定するフィールド2522、それにオプションと して他のユーザのアクセス権利(例えば、その者が全端末を使えるか一つだけか というもの)のような他のユーザの情報2523を含んでいる。 図5bを参照すると、各端末記録(261,262,…)はフィールド261 1として端末の地理的位置(例えば緯度,軽度,高度)を識別するフィールド2 611と、端末の技術的特性を示すフィールド2612とを含んでいる。 この後者のフィールドはフォーマット型式記録2613,2614で構成され ていてよく、その各々がその端末を受領できる信号のフォーマットを項名別とし ている。 代って、フィールド2612は端末の技術的規格の個別の記録、あるいはその 型式の全端末の能力を特定する一般的な記録へのポインタを含むことができる。 フィールド2620はアクセス権利(AC)(すなわち端末にアクセスできるユ ーザに対する制限もしくは誰がそれをすることが許されているかといったクラス )を特定する。 最後に、フィールド2625はダイヤル番号、網ユーザアドレス又は他のルー ト決定用データである呼が端末を通ることができるようになり、その結果その網 に取付けられている網の部分を特定するようするものを特定する。 図3と5cを参照すると、与えられた地域的データベース210がユーザ位置 フィールド(271,272,273,…)をその地域内の各ユーザに対して備 えており、その構成はその地域を作りあげているすべての場所のすべてのユーザ の統一体(ユニオン)となっている。各ユーザフィールド271(272,27 3,…)はローカルデータベース221,222,223,224,…に対する インタを単に含むだけで、その中にはそのユーザに対する記録が記憶され(また そのユーザが最後に検出された場所内に記憶される)。 同じように、ホームデータベースステーション201でそのユーザに関係する ものの中には、別なユーザフィールド271がそのユーザのためにあって、その ユーザのためのフィールドが記憶されているような地域ータベース211,21 2,213,…の識別子に対するポインタを含んでいる。 こうして、各ユーザ記録はn回複製がとられ、n層が位置追跡用分布形データ ベースにあることになる(この例では3層)。ユーザの位置決め 図6を参照すると、ユーザの位置を決めることを希望するときは、その者のホ ームデーベース201は(その者のダイアル番号、国際移動加入者識別子、網使 用者識別子、もしくはその使用者と関係している別の識別子を応用して)段階3 00でアクセスされる。段階302では、地域データベース(211−213) がホームデータベース201内部にユーザフィールドから判断され、段階304 ではこの地域データベースがアクセスされる。階層状データベースに別の中間層 があれば、段階302,304は必要に応じて階層の層を通って下方へ移動する ために繰返される。 終局的には、段階306で、地域データベースの中でユーザが現在見付けられ ることになる場所と関係しているローカルデータベースの識別子が読取られ、ま た段階308ではローカルデータベース(221−224)が照会信号を介して 問合せされて、段階310ではは現在のユーザの位置を含むメッセージと、その 位置とそこでの技術的特性を含む近くにある全部の端末の端末記録とで応答がさ れる。 各ローカルデータベースステーション221−224はプロセッサを備え、そ れがそのユーザから各端末までの距離を計算し、ユーザからある距離を越えてい る端末を排除するようにされている。ユーザのために記憶した承認データと各端 末用の承認データとを比較して、アクセスをユーザが否認しない端末についての みの詳細を送るようにすることができる。 分散形データベースは図1の物理層上で運ばれるシグナリング層の一部を形成 するシグナリングチャンネルを経て相互接続されていて、データベースとの間で 問合せ紹介をし、読み、また書込みができるようにしている。到来する呼のルート決定 図7を参照すると、ルート決定論理100によりユーザに向けて到来呼のルー トを決める際に実行されるプロセスを記述して行く。段階320ではユーザに対 する特定のフォーマットで到来する信号が図1の物理層のある部分で受信され、 ユーザの識別子が判断されて、ルート決定論理裡100に向けて中継される。 段階330では、ルート決定論理100は図6のプロセスを実行して位置追跡 システム200に問合せをしてユーザの位置と、近くの端末のリストと、対応す る技術的能力とを得るようにする。 段階340では、ルート決定論理100は技術的特性に基づいて近くの端末の 1つを選ぶ。例えば、到来信号がファクシミリ信号であるが、ユーザU1への直 近の端末がその者の移動電話T1かページャT2であり、そのいずれもが到来フ ァクシミリ信号を受けられないとすると、近くにある端末T3が選ばれて信号は 段階350でそこへルートが決められる。 信号が向けられるべき端末が選ばれると、段階360では、警報信号が生成さ れてそのユーザに送られる。例えば警報信号はアルファ数字メッセージでその者 のPDA端末に送られるものであり、“……の位置にある端末T3に向けられた ファックス”と述べ、警報信号を伴ったものとすることができる。 同じように、メッセージはその者のセルラ電話T1への呼として送られる、記 録した呼の告知を含むことができる。 こうして、要約をすると、図7のプロセスに従い、呼のフォーマットが検査さ れて、そのフォーマットを受けるのに適した近くの端末に向けて呼のフォーマッ トが送られ、ユーザに最も近い端末(好ましいのはその者のページャかセルフォ ン)に信号の宛先端末についての警報が送られる。位置の更新 ユーザ位置の更新について図8(図8aと8bとを含む)を参照して記述する 。 段階400ではユーザ位置更新信号が送られ、ユーザの登録がそこでされてい る端末T1−T9の1つか、建物内の位置検出素子(例えばカード読取り器を備 えたドア)か、移動電話端末T1(そこでは何らかの位置判断手段が備えられて いる)か、あるいはPLMN N4(ここではいくつかの基地局からの距離測定 によってユーザの相対的位置が判断される)のいずれかから送られる。 位置変更信号(ユーザの識別子と、新しい緯度経度位置かユーザが登録されて いる新端末の識別子かのいずれかとを含む)が段階400で送られ、これらのソ ースのいずれからかメッセージが発せられて、その地域用のローカルデータベー スに向けられる。 例えば図1に示した場合には、端末とドアカード読取り器は位置更新信号をL AN N3を経由してLANサーバT5へ送り、そこにはローカルデータベース ステーションが置かれている。 位置更新信号を受取ると(段階402)、LANサーバT5もしくは物理層の 他の素子はローカルデータベースへ信号を送る(段階404)。 ローカルデータベースはユーザに対しての記録がすでに記録されているそのユ ーザかどうかを判断する(段階406)。もしそうであれば、そのユーザに対し ての記憶された記録が更新されて(段階408)ユーザの新しい位置が反映され る。もし新しい位置が受領されると、その位置が記録に書込まれ、その一方で、 もしユーザがドアでか端末で登録されていることを信号が示していればそのドア 又は端末の位置データがユーザの記録に書込まれる。 もしユーザがローカルデータベース内にすでに存在しているのでなければ、記 録が作られ(段階410)、その者の位置が加えられる。つぎに(段階412) で、ローカルデータベースが入っている地域内の地域データベースにまで信号が 送られる。 地域データベースはユーザのために記録がすでに記憶されているかどうかを調 べる(段階414)。もしされていなければ、地域データベースは段階410− 414を実行してユーザのための記録を作り、ユーザが入っているローカルデー タベースへのポインタを含むようにし、また次の上の層内のデータベースにまで 信号を送る(すなわち地域が含まれるより広い領域を受持つデータベースにまで 信号を送る)。 このような中間層が複数存在すると、このプロセスは繰返されて、あるデータ ベースでユーザのための記録を見付けるまで行なわれ、この場合データベースは 記録を更新して(段階416)、ユーザがいるような下の層内で新しいデータベ ースを指すようにする。 ユーザが前に居た領域からユーザについての前の、誤りがある記録を取除くこ とが残っている。したがって、その記録を更新してしまったデータベースは記録 が前に指していた(ポインタは今では不正確である)下の層内のデータベースに 信号を送ることになる(段階418)。 この下の層内のデータベースはそこでその記録からユーザを消去する(段階4 20)。もし段階422でそれがローカルデータベースでなければ(すなわち、 そのユーザ記録が下の層内の別なデータベースを指していると)、そのときはデ ータベースは段階418,420などを繰返して、ユーザが前に記録されていた もとのローカルデータベースに到達するまで繰返される。 こうして、図8の更新プロセスによって、位置情報がローカルな領域内でデー タベースの階層組織の故に更新される。すなわち、もしユーザが単一のデータベ ース内で移動すれば、そのときは移動度(モビリティ)管理信号はそのローカル データベース(実際には小領域の中に限定されりる)を越えることなく動き廻る 。 もしユーザが1つの地域からそれに近いが同じ領域内に移動するとすると(す なわちその者の記録が同じ地域データベース内に留まっていると)、そのときは シグナリングはその地域内に留まることになる。 このようにして、網の大きさを増すことはトラヒックが局在するように留まる ので、移動度シグナリング用トラヒックの量を指数関数的に増すということはな い。新しい端末が加えられるという機会毎に、あるいは端末の位置又は技術的特 性の変更毎に、これがローカルデータベースへ報告される。フォーマット変換 図9を参照すると、この実施例では網内部に複数のフォーマット変換部C1, C2,…,C3が置かれているのが好ましい。フォーマット変換部の物理位置は 重要ではないが、フォーマット変換部との間で信号のルートを決めるための何ら かの手段(ここでは一対のルート決定用スイッチR1,R2としている)が用意 され、ルート決定回路100の制御下に置かれ、それによって到来信号のルート がユーザへのルート上の変換部C1−C3の1つを経て決められるようにしてい る。フォーマット変換形式 変換部は次の変換の1つを実行できる(が、次のリストは限定リストを意図し ていない): 三次元(3D)グラヒックスを二次元(2D)グラヒックスとすることとその 逆; 画像クラヒックスをファクシミリとすることとその逆; ファクトミリをテキストとすること(例えば、光文字認識)とその逆; 第1の応用出力(例えば、スプレッドシート)を第2の応用出力(例えばワー ドプロセッサ)とすること; ワードプロセッサ出力をテキストとすることとその逆; テキストを言語とすることとその逆(言語認識); 第1のビデオフォーマットを第2のビデオフォーマッとすること(例えば、全 レートビデオをMPEG圧縮ビデオとすること); テキストを要約とすること(例えば自動文書概要作成); 映像をテキストとすること(すなわち、画像認識); 第1のヒトの言語を第2のヒトの言語とすること(すなわち、機械翻訳); 第1の言語コーダフォーマットを第2の言語コーダフォーマットとすること( 例えば、ADPCMからGSMとすることとその逆); 第1のデータベース探索照会言語を第2のデータベース探索照会言語とするこ と。 以上のことから、フォーマット変換が次のサブグループの1又は複数にグルー プを作れることが明らかであろう。 1.無損失のフォーマット変換(翻訳); 2.損失を伴う圧縮; 3.あるの媒体から別なものへの変換(例えば、第1のヒトの感覚で認識でき るものから第2のヒトの感覚により認識できるものへの変換(翻訳))。 この実施例では(詳細を記述して行くことになるが)、ルート決定論理100 は受けた信号がユーザ近くの端末に送られるかどうかを判断するようにされてい る。 もし近くの端末がどれも到来信号フォーマットを支持できなければ、ルート決 定論理100は、変換部C1−C3の1又は複数による変換後に、ユーザ近くの 端末の1又は複数によって受けることができるフォーマットで送ることができる かどうかを判断して、もしそうであればその信号をその変換部(単数又は複数) を経てそのような端に向けルートを決める。ルート決定論理100 上述の機能達成するための制御論理100を実施するための多数の方法力何能 なことは明らかであろう。しかしながら、先行技術を参照して上述した理由に対 しては、いわゆる“エージェント応用の”制御メカニズムを採用するのがよい。 用語“エージェント”は文書の内で多数の違った意味合いで使われている。ここ では文中でこれが不必要な制限を加えていることを明らかにする場合を除けば、 独立して実行している制御プログラムを意味し、この実行は計算機もしくは計算 機制御スイッチングセンタが“エージェント”に属している機能を行なっている その制御の下で行なわれるものとする。この用語は制御プログラムであってその 環境を監視しその振舞いを適応されてそれに応答するものに必ずしも限定されな いが、このようなプログラムを包含してはいる。 各エージェントはデータの使用をし、したがってエージェントは“目的指向( オブジェクトオリエンテッド)”形式で動作するとするのが便利である。言い換 えると、データは“エンキャプシュレートされる(隠蔽化される、抽象化される )”されていなければならず、“メッセージ”に応動して動化している関連の制 御プログラムによってだけ変更可能でアクセス可能とされる(しかしこのメッセ ージは物理的に送られる必要はないが単一の計算機のスタックを介して送られる 単なるデータであってもよい)。しかしながら、目的指向フォーマットはこの発 明にとっては本質的なものではないと理解されたい。 図10を参照すると、ルート決定論理は少くとも1つの計算機106がシグナ リングリンクを介して網の物理層に接続されていて、複数の顧客エージェント( CA)101−106を定義するデータと制御プログラムを記憶する記憶領域と 、複数の網マネージャエージェント(NMA)111−113と、複数の網資源 エージェント(RA)121−132とを含んでいる。 概念的には、以下に詳述するように、各顧客エージェント101−106は実 際の顧客を表わしており、顧客が網に接続されていないときでも顧客と関係する 動作を実行することが網に出来るようにする顧客に関する記憶したデータを含ん でいる。顧客エージェントの数は従って非常に大きい。 各々は次のデータを含むフィールドを記憶しているランダムアクセスメモリの 区分で成る。 ユーザ名称; ホームデータベース201の識別子; 請求書発行点; 顧客フォーマットの好み; 顧客請求書発行の好み; 区分のアルゴリズム. 顧客エージェントはさらに次のプロセスを実行するための内蔵プログラムを含 んでいる: 1.外へ向うサービスを要求する; 2.外へ向うサービスを選択する; 3.到来するサービスフォーマットを選択する; 4.顧客データを更新する; 5.選択プログラムを更新する。 網管理エージェント111−113はランダムアクセスメモリを含み、次を記 憶している: 網内に存在する変換部が変換できるものの間で入力と出力のフォーマットを特 定するデータ; 変換の各型式に対する見込み価格データと、サービスの標準型式に対する見込 み価格データ; 現在の高レベル網条件についてのデータ(例えば、一日のうちの時間とトラヒ ックの一般的なレベル) 価格決定用アルゴリズム。 各網管理用エージェントは次の機能を実行するためにプログラムコードとも関 係している: 1.サービス要求を受ける; 2.サービス要求に値をつける; 3.網を介してサービスを設定する; 4.日付を更新する; 5.価格決定用アルゴリズムを更新する。 各網管理用エージェントは物理層の特定の領域と関係している。例えば図1で は、個別の網管理用エージェントがPSTN N1,ISDN N2,及びPL NM N4に対して用意できる。もっと特定をすると、こういった各網では、個 別の管理用エージェントが各主要領域に対して用意されてよい(例えば、1つの 網管理用エージェントはPLMN N4の各移動スイッチングセンタと、またP STN N1の主交換局とに関係していてよい)。資源エージェント 各資源エージェント121−132は網の物理層内の特定のハードウェア構造 と関連がある。例えば、変換部(C1−C3)や、変換器とか移動スイッチング センタのようナルート決定用スイッチ(R1,R2)や、ケーブル、基地局又は 衛星チャンネルのような移送部品や、それに類するものが挙げられる。それ故に 各資源エージェントは次を表わすデータを記憶する: 資源の物理特性(入力及び出力フォーマット); デバイスのローデングについての現在の状態; 一日のうちの時間。 資源エージェントはまた次の機能を実行するためのコードを記憶するランダム アクセスメモリも含んでいる: 1.サービス要求を受ける; 2.サービス要求を値付けする; 3.資源を介してサービスを設定する; 4.データを更新する; 5.価格決定用アルゴリズムを更新する。階層的構成 網管理用エージェント111−113の単一層だけがここでは示されているが 、もっと大きなシステムでは各網管理用エージェントは管理用エージェントのよ り高いレベルへの網資源エージェントとして動作でき、それによって階層的構造 を作るようにしていることが想定されている。しかし簡単にするために、以後は 網管理用エージェントの単一層だけを記述して行く。地理的構成 ルート決定用論理100は上述したデータとプロセスとの全部に対するプロセ ッサと記憶部の能力を含んでいる単一の大形計算機により用意されることになる 。 しかし、シグナリングトラヒックのボトルネック現象を回避するために、この 実施例では各種のエージェント機能を分散させるのがより便利である。 便宜的に、資源エージェント121−132は関連している資源のところかそ の近くに位置しており(例えば、ローカルもしくは地域交換局制御計算機上で運 行しているソフトウェアとして用意されていて)、他方では網管理エージェント はそれが制御する網のセグメント内部で中央に置かれている(例えば網制御ステ ーションとか主スイッチにおいて、その制御計算機上で運行しているソフトウェ アとして置かれている)。 顧客エージェント101−105は網管理用エージェント111−113と一 緒に置かれているのが便利であるし、あるいは関与している顧客に対するホーム データベース201と一緒に置かれるのがよい。外へ向う呼のプロセスの概観 第1の移動当事者によって開始された通信を設定するプロセスについてここで 記述して行く。大まかに言うと、第1の当事者は送信しようとしているフォーマ ットの表示を与え、(そしてもし必要であればそれを受け)、また送ろうとして いる。当事者の表示を与える。 各網管理用エージェントは次に位置データベースを評価することにより遠隔当 事者と開始当事者の近くで大まかに対応しているサービスを供給できるかどうか を評価し、提案されたサービスと対応する価格でしかるべく応答する。 開始当事者顧客エージェントは提案の1つを選択して、提案に従って呼が設定 される。呼を設定するために、成功した提案をした網管理用エージェントはその 地域内の資源エーシェントと相談して特定された拘束条件の範囲内の価格でサー ビスを提供する。各資源エージェントは必要とされるサービスを設定する際のサ ービスを提供できるかどうかを評価し、それができるときは価格を提出する。 網管理用エージェントはそこで資源エージェントの組合せで一番良い価格を与 えるものを選び、しかも必要とされるフォーマットと他の拘束条件に適うように して、よしなに呼を設定する。 このプロセスでは、提供されることになるサービスの記述が顧客エージェント 、網管理用エージェント、及び各資源エージェント間の相談の際に作られる。顧 客エージェントはその要求を特定する部分的なサービス記述を最初に用意し、残 りの詳細と価格とは網管理用エージェントと資源エージェントとによって供給さ れる。 図11を参照すると、顧客エージェント、網管理用エージェント、及び資源エ ージェントによって修正することができるデータ記録としてサービス記述が用意 される。この記録は次のフィールドを含んでいる。 開始用ID(502)−このフィールドはサービス要求を開始するユーザを特定 する。 遠隔ID(504)−このフィールドはサービスが接続されることになるユーザ を特定する。 送り(TX)供給(サプライ)フォーマット(506)−このフィールドは開始 ユーザが実際に供給を受ける信号フォーマット(例えば、言語とかテキストとか 画像とか)を特定する。 送り供給(デリバリ)フォーマット(508)−このフィールドは信号が実際に 遠隔当事者に届くことになるフォーマット(必要に応じて)変換後のものを特定 する。前のフィールドの全部が開始当事者顧客エージェントによって始めに満た されているときは、このフィールドは空のままで残されるか、多数の違った可能 性のある供給フォーマットを含んでいてよい。 受け(RX)供給(デリバリ)フォーマット(510)−サービスが双方向性で あれば(例えば、電話会社とか、テキストか、ビデオまたはオーディオ会議)、 そのときはこのフィールドは開始当事者によって特定される1又は複数のフォー マットを含み、遠隔当事者からデータを受けるのが好ましい場合である。 TX端末(512)−このフィールドは始めは空いている。 RX端末(514)−このフィールドは始めは空いている。 価格(516)−このフィールドは始めは空いている。 供給(デリバリ)時間(518)−このフィールドは発呼顧客エージェントによ って完成されて通信での最大遅延を特定することができる。例えば、音声通信に 対しては、最大遅延1/2秒が設定されよう。ファックスとかデータ供給に対し ては最大供給時間1,10又は20時間が設定されよう。 ひずみ(520)−このフィールドは顧客エージェントによって設定され、信号 のひずみについての何がしかの最大許容レベルを特定できる。例えば、画像信号 に対しては、異なる画像フォーマット間の変換は無ひずみにできるが、画像圧縮 は細部に若干の損失を含み、概念的なひずみレベル10%とか20%とかに対応 している。 ルート決定用フィールド(530)−これらのフィールドは始めは空である。 図12ないし14を参照して、(顧客エージェント、網エージェント及び資源 エージェントによってそれぞれ実行されるプロセスに関して)、このプロセスを もっと詳細に記述して行く。 サービス開始ユーザはその者が受けたいと思うサービスを電話(T1)をオフ フックとするか、端末(T3)にデータを入力するかして示す。網(N1−N4 )はその者が接続されるところであり、受け側となる顧客エージェントに(例え ば)このイベントが送られる(図12の段階602)。段階604では、顧客エ ージェントは部分的に完成しているサービス要求記録500を(上述のように) 網内の各網管理用エージェントに放送する。 図13では段階620で、各網エージェントはサービス要求を受け、段階62 2では発呼及び宛先ユーザにについてのホームデータベースに問合せ、応答とし て(図6に示した通り)発呼及び宛先ユーザについての近くの端末のリストを( そこで使用できる信号フォーマットと一緒に)受取り、それが端末フィールド5 12,514に入れられる。 段階624では、各網管理用エージェントは利用可能な変換部(C1−C3) を通るいずれかの経路があるかどうかを判断する。この変換部は送りソースフォ ーマットにある信号を宛先端末の1つで受信きるものに変換するものである(ま たサービスが双方向性であれば逆もする)。もしあれば、最短の伝送時間及び再 生で最小ひずみを与える、あるいはそのいずれかの経路を選択し(段階626) 、併せて開始及び宛先ユーザによって使用されることになる端末を選ぶ。 次にこのサービスに対する価格をそれが記憶している値付けアルゴリズムに基 いて計算し(段階628)、発信元顧客エージェントに完全になったサービス要 求記録500を送り戻すが、これは提案された端末、フォーマット、価格、供給 時間、及びひずみに対するフィールド内のデータが含まれている。 図12に戻って見ると、段階606では、顧客エージェントは第1のビッド( 差出されたもの)(すなわち完成されたサービス要求)を受けて、このビッドが 価格、品質、時間及び端末の近接度について受入れられるものかどうかを判断 する(段階608)。この判断はユーザに対して判断のための全詳細を中継ぎす ることだけでもよいが、この実施例では顧客エージェントが重みづけした和(次 式)を計算するのが望ましい。 a1(p)+a2(t)+a3(q) ただし、a1ないしa3は定数または関数であり、p,t,qはそれぞれ価格、時 間、品質である。もしこの和がしきい値を越えるときは、ビッドは拒否され、顧 客エージェントは次のビットが他の網管理用エージェントから来るのを待つ(段 階606)。(もし全部のビッドが拒否されれば、顧客エージェントは新しいサ ービス要求を発することができる。 ビットが受理されると、顧客エージェントは受理を返信し(段階608)、ユ ーザに対して受理されたサービスを送信し(段階610)(上述のように)メッ セージのなかでどの端末をその者が使うべきかをつたえる。 受理すると(段階632)、受理された網管理用エージェントはサービス要求 記録をそれが関係している網内部の資源エージェントに対して発する(段階63 4)。 図15を見ると、この網内部の資源は網領域全体に分散していることになり、 図15では一組の資源R1−R10が示されている。 送られるべき信号が網のポートP1に網管理用エージェントによって決まるソ ースフォーマットで到達して、網管理用エージェントにより決まり(また顧客エ ージェントにより合意された)供給フォーマットで宛先端末T1に送られる。 網を横断するためには、この信号は少くとも1つの資源を通らなければならな い(この資源は単に陸上ラインでもよいし、他の単一チャンネルでもよい)し、 変換を必要とするかもしれない(例えば、ワードプロセス用文書ソースフォーマ ットを言語供給フォーマットとする)。 資源R1−R10の中にはワードプロセッサ(文書)からASCIIテキスト への変換部資源R3と、テキストから言語への変換部R10とが含まれている。 この場合の他の資源は透明な移送デバイスであったり他の変換部であってもよい 。 こうして、信号によって採られる経路は、順に、変換部R3とR10、を含ま ねばならず、それらが適切な移送資源によってリンクされている。 図15を検査すると、最短のルートR1−R3−R6−R10−R9もしくは R1−R3−R7−R10−R9である。もっと長いルートも同じように可能で はある。 図14を見ると、段階660では、サービス要求が網管理用エージェントから 資源によって受領される。この資源に対してはソース信号が受領される入力ポー トが接続されている。この場合に、この資源は例えばいくつかの別の資源R2, R3又はR4の1つに接続されたスイッチである。 第1の資源R1はルート決定用フィールド530の1つにその識別子と価格と を挿入する(段階662)。 段階664では、フィールド514で特定された宛先端末への接続がされてい るかどうかと、生成される信号出力フォーマット(この場合は入力フォーマット と同じ)が供給フォーマットフィールド510により求められているものかどう かが判断される。この場合に、いずれの試験も段階664で満足されていなけれ ば、その結果は資源エージェントが段階674に進む。 段階674では、資源エージェントはそれが接続される資源(この場合はR2 ,R3,R4)を検査する。もし段階676でこれら接続された資源のいずれも が無関係であれば(例えば、網外のゲートウェイに全部が接続されているという 理由による)、可能性のあるルートはデッドエンド(行き止り)に到達し、この サービス要求は送り戻される。一般にはこのサービス要求は先の資源に送り戻さ れるが、ここと同じように、そこはこの網内でその資源が最初に出逢う場合には サービス要求は網管理用エージェント(これは従ってサービスを提供できない) に送り戻される。 後続の資源の1又は複数が行き止りでない場合には(段階676)、最初の資 源は次の資源を得び、網を通る経路を定めるようにする。この選択は第1の資源 としてリストされているもの(例えば、この場合はR2)に基づいて進められる 。サービス要求はそこで段階682でこの次の資源に送られるが、今度は第1の 資源R1の詳細を含んでいる。 次の資源R2は次に段階660で実行を始め、プロセスが続き、網を通る経路 を定義するリスト内に継続する資源を順に加えて、リストが正しい順序でR3と R10とを含み、資源R9で端末を含むまで行なわれる。 この点では、段階664で、信号が正しいフォーマットでR9に到着したので サービス要求は完成したと見られて、端末T1に供給できる。したがって、この 点では資源R9は完成したサービス要求を網管理用エージェントに送り戻して( 段階666)、その応答を待つ。 図13bに戻って見ると、段階636では網管理用エージェントが完成したサ ービス要求を受け、各資源によって加えられた価格要素をそれに合算して、次に 価格フィールド516内に記録された合意した価格と比較する。 網管理用エージェントはフィールド530内の資源のリストの中にある各資源 に対するひずみの次第に増えていく分を合算することによってひずみの見込みレ ベルを決めることもできるし、またフィールド530内の資源のリスト内の各資 源と関係している時間遅延を合算することにより全供給時間を求めることができ 、これらをフィールド518内の目標ターゲット時間とフィールド520内のひ ずみと比較する。 もしこのような比較の各々が受入れられるものであれば、網管理用エージェン トは段階638で完成したサービス要求内の資源エージェントのリストにある資 源エージェントに対して段階638で受理の信号を送り、各エージェントは図1 4の段階670を実行して指令信号を発行して対応する物理網構造が呼を接続す るようににする。 段階640では、網管理用エージェントは宛先顧客のための顧客エージェント に信号を送り、フィールド514で特定された記述された端末で記述されたフォ ーマットでのメッセージを期待することとする(このメッセージは宛先ユーザの 移動電話もしくはその者のページャへのページャメッセージとして供給されてよ い)。 段階642では、網管理用エージェントは段階637で計算したコストをフィ ールド516内の見積価格と比較し、段階644では、網管理用エージェントは その価格決定用アルゴリズムを差に応じて更新するが、その詳細は以下に記述さ れる。 段階637において網管理用エージェントは提案されたサービスの品質が受入 れられないか、コストが高すぎるかすると判断すると、段階634に戻って、そ のサービス要求を最終の資源エージェント(この場合はR9)に送り返す。 これは資源エージェントR9による資源要求の拒否と解釈され、それによりR 9は段階678を実行してサービス要求を直前の資源エージェントでサービス要 求内部のリストの中にあるものへ送り戻し、それを(またその価格を)リストか ら削除する。 先の資源はサービス要求をR9から受けたことに気付き、それによりR9に向 けてサービス要求を再度送ろうとはせずに、その代りにそれに接続されている代 りの資源があり、それが適切なものであれば(段階676)、段階680で次の 代りの資源を選ぶ。 こうして図13と14とが一緒に、深さを第1に、トリーを次にとするアルゴ リズムを定義し、それが資源を通るルートを定義し、特定のルートが不成功の場 合にはトリーの先のノードに逆戻りして別のルートに従うように試行する。 実際には、段階676では、各資源エージェントは追加の試験を決めることが できる。例えば、資源エージェントはフィールド530内に記録された資源のリ ストと関係した累積した遅延時間をそれぞれ試験することができるし、あるいは そこにあるひずみ測定の全部の累計を試験できるし、その両方の試験ができて、 これがフィールド518と520内で特定された供給時間とひずみ量を越えると きには、経路の残りをたどるという意味はそれ以上はなく、段階678が直ちに 行なわれており、先の資源エージェントに戻り、そこからの新しい経路を見付け るように試行する。 信号源P1からの経路に単に従うというのでなく、信号源P1と宛先端末T1 の両方から同時に経路を構築する試行も同様に可能であり、それによって経路探 索時間を減らせる。端末とルートの選択 (段階624,626) 供給端末とフォーマット変換の選択プロセスで、段階624と626とに関係 して簡単に上述したものを図16を参照してもっと詳細に記述して行くこととす る。端末およびルート選択(段階624および626) 以下、図16を参照して、段階624および626に関連して簡単に上述した 供給端末およびフォーマット変換の選択のプロセスをさらに詳細に説明する。 段階6242では、網管理エージェントは、サービス要求からソースフォーマ ットフィールド506を読取り、段階6244では、宛先ユーザに対する顧客エ ージェントからいずれかの供給優先フォーマットデータを読取る。このような情 報は、例えば到来したファクシミリ信号が画像信号として供給されるか、あるい はその反対にすることを規定してもよい。 段階6246においては、網管理エージェントは、ソースフォーマットおよび 供給フォーマットデータ(もし存在するならば)から好ましい供給フォーマット を導き出す。 つぎに、網管理用エージェントは、宛先ユーザに近接していることを報告され た各端末に対して、ソースフォーマットと端末により認識できるフォーマットと の間の変換を行うことのできる資源(変換部または透明なリンク)をネットワー クが含んでいるかどうかを判断する。それに応じて、段階6248で、第1の端 末が選ばれ(これは、ユーザに最も近い端末かもしれない)、段落6250にお いて、第1の変換資源が選ばれる。 段階6252において、変換資源によって要求されたフォーマットおよび出力 フォーマット(上述のように、資源が供給資源が供給資源の場合には同じであっ てよい)が、ソースフォーマットおよび端末が許容できるフォーマットのリスト と比較される。それらが一致した場合、その資源に対して記憶された価格、歪み および時間遅延データ(P,Q,T)が導き出され、(段階6254)、資源が 可能性のある経路のリストに追加される(段階6256)。 変換部の入力フォーマットと出力フォーマットとがソースフォーマットおよび 、または端末が許容できるフォーマットの1つと一致しない場合、および全ての リソースがまた試行されていない(段階6258)場合、段階6260において 次の変換資源が代わりに使用され、プロセスが繰り返される。全ての変換資源が ユーザのエリアの中のこのような第1の端末を使用して試みられると、最後の端 末がまだ試行されていない(段階6262)場合、次の端末が選ばれて、このサ イクルが繰り返される。 全ての資源が全ての端末に対して一致してしまうと(段階6262)、段階6 256でいくつかの可能性のある供給経路がリストに追加されていると(段階6 266)、段階626が実行される。とくに、複数の経路が存在している場合、 網管理用エージェントは、計算された価格、供給時間およびひずみを検査し(段 階6254)、発生源顧客エージェントによっておよび(もしあれば)宛先顧客 エージェントによってフィールド516,518および520(もしあれば)に 書き入れられた価格、転送時間およびひずみとこれらを比較することによって経 路の1つを選択する。 リスト中の多数の経路がこれら全ての基準を満たす場合、網管理用エージェン トは価格、品質または転送時間に基づいて、あるいはこれら3つの用意された組 合せに基づいて1つを選択する。これは、段階630におけるビッド出力の基礎 を形成する。 この第1のパスの後、ソースフォーマットから宛先端末の1つがサポートでき るフォーマットに信号を変換することを満足させる資源が1つもない場合(段階 6268)、別のパスが実行され、2つの連続する資源の組合せが、ソースフォ ーマットを端末が認識可能なものに変換する(例えば、ファックスからテキスト へ、続いてテキストからスピーチへ)かどうかを判断する。これは、ソースフォ ーマットを変換されたフォーマットに変換するためにソースフォーマットに続く 第1の変換資源を設定し、その後他の全ての資源を試験してそれらのうちのどれ かが、この変換されたフォーマットを宛先端末の1つによって確認できるフォー マットに変換できるかどうかを判断することによって達成される。 したがって、段階6270において、資源は追加の変換段として資源フォーマ ット(またはそれに従ういずれかの変換資源)に追加される。選択された資源は 、もちろんそれがその上で動作しているフォーマット(ソースフォーマット、ま たは前の段によって生成された変換されたフォーマット)を変換できなければな らず、異なるフォーマットにこれを変換しなければならない(すなわち、供給リ ンクであってはならない)。 追加段が追加された(段階6270)後、第1の端末が選択され(段階624 8)、第1のパスが繰り返される。他のいずれかのリソースが後に続く場合の、 この第1のリソースがそれでもやはり受入れられる経路に至らなければ(段階6 266)、それは別の資源によって置換される(段階6270)。 このような資源が全て第1の段として試験され、2段変換プロセスの成功が確 認されなかった(段階6268)場合、1つの資源が第1の段に保持され、別の 資源が第2の段として追加され、プロセスが3つの段の変換の存在を検査するた めに繰り返される。これも成功しない場合には、さらに別の段が追加され、これ は、成功的な結果が得られるか、または別のネットワーク管理エージェントが成 功するか、あるいは時間切れになるまで続けられる。 したがって、このプロセスは最も短い解を最初に探索する幅優先ツリー(brea dth-first tree)探索に対応する。 第1の網管理用エージェントによるサービス要求の伝送の際には、全ての網管 理用エージェントは、顧客エージェントからの受理または拒否の決定が出るまで 経路の探索を中止する。したがってサービスが拒否された場合は、網管理エージ ェントが、止めた変換経路についての探索を再開する。価格設定 段階630で網管理用エージェントによって実行される価格設定は、2つの方 法の1つで行われてもよい。 最初に、サービスタイプ(類型)が共通である(例えば、音声が音声端末に供 給されるように呼出された)場合、網管理用エージェントは、このように共通に 呼出された各タイプに対して記憶された価格、または異なる一日のうちの時刻に 関するいくつかの価格(ネットワーク上の小さいか大きいかの負荷に対応してい る)を維持するだけでよく、時刻に対して適切な価格を出力するだけでよい。 これとは違って、サービスの共通性が少なく、網管理用エージェントが対応し た資源によって用意された一連の信号フォーマット変換によりサービスを供給す ることを提案した場合は網管理用エージェントは、各資源に対する記憶された価 格(あるいは、上述のように異なる時刻に対する多数の異なる価格)を読み出す ように構成され、総額を得るために種々の資源に対する価格を加算する。 さらに、各資源エージェントは同様に段階662で価格決定信号を出す。これ は、記憶された定数と、現在の利用係数(換言すると、もしあれば、現在自由に なっている資源の容量の百分率)との関数である。この関数は、単にA/Cでよ く、ここでAは定数であり、Cは予備容量の割合である。したがって、資源が利 用されている最中である(すなわち、予備容量が100%に近い)場合は、価格 は定数Aの値に傾き、一方予備容量がほとんどない場合は、価格は急速に上昇す る。価格更新 段階644,646および672において、網管理用エージェントおよび資源 エージェントはそれらの価格を更新する。資源エージェントが選択される度に、 それが選択された回数と、それがビッドを行って、これを予め定められた定数K と比較する回数との比を調べる。 この比が予め定められた定数Kを越える(すなわち、資源エージェントが比較 的頻繁に選択され始める)場合は、記憶された定数Aは、固定増分だけ、または この比と予め定められた定数Kとの間の差の関数である量だけ増加される。 同様に、この比が予め定められた定数より下である場合、これは、資源があま り頻繁に選択されておらず、記憶された定数Aが(固定量またはこの比と予め定 められた定数Kとの間の差の関数だけ)デクレメントされることを示す。 当然に、資源を選択する相対頻度に応じて価格を調節する別の手順が利用可能 である。 段階644において、網管理用エージェントは、経路フィールド530に記入 された価格と、それが同じタイプの資源に対する現在記憶した価格とを比較する ことによって、各資源エージェントに課金される費用のそのモデルをさらに正確 に更新することができる。例えば、経路が5個の専用線リンクを含んでいる場合 、網管理用エージェントはその5個の平均を計算して、これを固定した専用線タ イプの資源に対する新しい価格データとして記憶してもよい(あるいは、それを 現存の記憶された測定値と組合せて、移動平均価格を維持してもよい)。 当然ながら、これらの記憶された一定の費用レベルは、複数の変換資源から組 立てられるサービスに対してネットワーク管理エージェントにより計算される将 来的な価格に影響を与える。 さらに、網管理用エージェントは、それが選択された回数と、それがビッドを 行った回数との相対比に依存するように、各リソースエージェントと同じやり方 でその価格レベルに適合する(段階646)。 さらに階層的な構造への上述のプロセスの拡張は当業者に明らかであろう。そ こではエンティティがそれらより下位のリソース(資源)に対する網管理用エー ジェントとして動作し、またそれらより上位の別の網管理用エージェントに対す る資源として動作する。分離した網 以上、網管理用エージェントがそれら自身の網内の資源を利用してサービスの 価格決定を行う際の動作を説明してきた。 しかしながら、網管理用エージェントが、別の網を利用して(例えば、ページ ャにメッセージを転送するためにページャネットワークを、または大西洋横断メ ッセージを伝送するために長距離キャリヤを利用して)サービスを転送すること が必要なときがある。 したがって、網管理用エージェントは、その関連した網内の資源のものと対応 した記録を別の各網に対しても記憶し、このような別の各網に対する予め定めら れた価格定数を記憶している。 したがって、網管理用エージェントは、それ自身の資源エージェントにサービ ス要求を送る前に、サービス要求の経路フィールド530内における別の網の詳 細を追加するため、資源エージェントは、関係している網管理用エージェントと 関連した網を通ってする経路のその部分に対してのみビッドを行う。各エージェントの構造 ある程度までは、エージェントの構造は、それらが階層に統合されることを容 易にし、また同じプログラムコードの再利用の可能性を高めるように互換性を有 するように作ることができる。 したがって、各エージェントは、通信機能(時分割モードで同じプロセッサ上 で実行する異なるプログラムの間でのシグナリングか、あるいはプロセッサ間の 網シグナリングチャンネルを横切るシグナリングのためのもの)と共に、購入機 能(もちろん、これはリソースエージェントには不要)および販売機能(もちろ ん、これは顧客エージェントには不要)を規定するコードから構成されていると 見なしてよい。 さらに、各端末の能力と関連して保持されているデータは、端末オブジェクト のようなオブジェクト指向形態、または“端末エージェント”として保持されて よい。端末がコンピュータ処理装置を含んでいる場合は、端末エージェントプロ グラムは端末上にあり、通信網を介してプログラムの能力に対する変更を通知す することができる。この場合、この網に端末を最初に接続するときに、端末エー ジェントが端末にダウンロードされてよい。要約 この実施例形態におけるエージェントの特定の動作の仕方は、いくつかの点で 有利であることが認められる。第1に、一般に互いに同時に通信するエージェン トの数は少く保たれることが認められ、それによってエージェント間メッセージ が網に殺到せずに網の大きさを増すことができるので、有利である。1000万 以上のユーザがいると、これは本当に非常に危険である。 第2に、各エージェントの動作は比較的簡単であってよい。 第3に、網管理用エージェントは動作の第1のパスで価格をビッドするから、 さらに詳細な第2のパスでサービスの利用可能性または価格を詳細に調査する前 に、動作の各段の間に比較的少ないエージェントが動作している(第1のパスで は、全ての網管理用エージェントが動作中であり、一方、第2のパスでは成功し た網管理用エージェントの資源エージェントだけが動作中である)。これがさら に計算用およびシグナリング用資源を保持している。本発明のその他の特徴 端末 上記では、特定の端末が例として説明されている。さらに完全な(もっとも、 それに限定されない)リストには、以下のものが含まれる: 電話, ビデオカメラ, 3Dディスプレイ, パーソナルディジタルアシスタント, セルラー電話, 衛星電話, ページャ, ビデオ電話, ファクシミリ, 料金支払電話(公衆電話), クワーティフォン(qwetyphone), パーソナルコンピュータ ラップトップポータブルコンピュータ エンジニアリング用ワークステーション, オーディオマイクロホン, ビデオ会議サイト, 遠隔測定装置。ネットワークおよびリンク さらにネットワークの例を示してきたが、利用可能な網およびリンクの範囲に は以下のものが含まれる: 地上セルラ網(アナロクまたはディジタル), コールポイントワイヤレスシステム, マイクロセルラまたはピコセルラシステム, 衛星セルラシステム, インターネット, パケット交換データサービス(PSS), 専用(リース)線, PSTN, 光ネットワーク, イーサネットまたは類似のエリアネットワーク, 見通し内赤外線リンク, ビデオを家庭に結ぶリンク, 無線ページングネットワーク。ユーザ位置 特定の位置追跡用技術が説明されたが、もちろん、例えば、ユーザがログオン した端末を追跡する等の、おおよそのユーザ位置を追跡するいずれかの方法が使 用できることが理解される。したがって、特定の位置追跡装置は本発明にとって 本質的なものではない。価格決定および課金 顧客エージェントによって受入れられた価格は、顧客が実際に支払う価格に対 応していることが理解される。同様に、網資源によって課金される価格は、ネッ トワーク内の、または2つのネットワーク間における実際の経済取引を反映して もよい。しかしながら、ユーザによって、あるいはいずれかの網のいずれかの部 分によって支払われた実際の価格に対する意味合いを知らずに価格メカニズムを ルート決定プロセスとして単に動作することができる。 当然ながら、上述の実施形態において、本発明の技術的範囲を逸脱することな く多数の他の修正および変形を行なうことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH, CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G B,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG, US,UZ,VN,YU (72)発明者 ウィンター、クリストファー・サイモン イギリス国、アイピー5・7ユーアール、 サフォーク、イプスウィッチ、マートレス ハム・ヘス、ハーベスターズ・ウェイ 32

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.遠隔通信システム用のルート決定装置であって、その構成が: 遠隔通信デリバリサービスのための要求を生成し、複数の遠隔通信デリバリサ ービスのオファを受け、かつその1つを選ぶようにされた遠隔通信ユーザ手段と ; その各々が前記要求を受けて提案されたデリバリサービスを特定するオファ信 号を生成するようにされ、かつその受理を示す受理信号を受け、それを受けると サービス提供招待を生成する複数の遠隔通信サービス供給手段と; その各々が通信資源を代表しており、前記サービス供給手段の各々と通信をす るようにされている複数の資源供給手段であって、前記招待を受けてそれが代表 している遠隔通信資源が対応するサービスの提供に貢献するかどうかを判断して 、そうであればこのことをサービス供給手段に送信するようにされている複数の 資源供給手段とから成り、 このサービス供給手段は資源供給手段からの信号に基づいて後に前記サービス を供給することになる前記ルートを選ぶルート決定装置。 2.少くとも1つの前記遠隔通信資源は信号フォーマット変換部を含む請求項 1記載の装置。 3.前記各サービス供給手段はそれが関係している複数の資源から総合的に利 用できる技術的能力についてのデータを記憶するメモリを含む請求項1又は2記 載の装置。 4.前記オファ信号はオファ価格を含み、また前記サービス供給手段は前記オ ファ価格を求めるようにされている請求項1ないし3のいずれか1項記載の装置 。 5.前記各資源供給手段は前記サービス供給手段に向けた価格を求めかつ送信 するようにされている請求項1ないし4のいずれか1項記載の装置。 6.前記遠隔通信サービス供給手段は価格を遠隔通信ユーザ手段に戻す送信を するようにされており、前記資源供給手段は前記遠隔通信サービス供給手段に向 けて価格を戻す送信をするようにされている請求項1記載の装置。 7.前記遠隔通信サービス供給手段は前記資源供給手段から送り戻された価格 を遠隔通信ユーザ手段に向けて送られた価格と比較し、両者間の関係に依存して 前記遠隔通信ユーザ手段に向けて今後の価格を発するようにされている請求項6 記載の装置。 8.前記遠隔通信サービス供給手段は前記遠隔通信ユーザ手段に向けて予想さ れるサービス品質情報を送信するようにされている請求項1ないし7のいずれか 1項記載の装置。 9.前記遠隔通信ユーザ手段は前記遠隔通信サービスデリバリオファの1つを 価格と前記サービス品質情報とを併せ用いて選ぶようにされている請求項8記載 の装置。 10.前記フォーマット変換部は異なる媒体に対応するフォーマット間で変換す るようにされている請求項2記載の装置。 11.前記フォーマット変換部手段は、第1のフォーマットの信号をデータの少 量で表わされるようにする第2のフォーマットへ変換するようにされている請求 項2又は10記載の装置。 12.その各々が複数の遠隔通信資源を含む網の一部と対応している複数の網管 理用手段と;その各々が前記資源の1つと対応している複数の資源管理用手段と ;ユーザ代表手段と;を含む網を介して呼のルートを決定する方法であって: 前記網管理用手段により前記ユーザ手段に向け送信するためのオファを発する ことと; 前記ユーザ手段により前記オファ信号の1つを受理することと; 受理されたオファ信号が発生された管理用手段により前記資源管理用手段に向 けてサービス提供招待信号を発することと; 前記資源管理用手段によりそれぞれの資源提供信号を発することと; 前記網管理用手段により前記資源提供信号の一部もしくは全部を受理すること と; 受理された資源管理用手段に対応する資源を経由して信号のルートを決定する こととの段階で成る方法。 13.ユーザ用とした信号を選択し、そのユーザの近くの複数の異なる端末の1 つに向けてルートを決め、その信号のフォーマットに依存して異なる信号フォー マットに従って動作する手段を含む遠隔通信装置。 14.選択する手段がユーザの位置の記録を維持するためのユーザ追跡システム と、端末が動作できる信号フォーマットの記録を端末のために記憶する端末能力 メモリとを含む請求項13記載の装置。 15.前記ユーザ追跡システムが階層デーベースを含み、このデータベースが第 1のユーザの記録メモリの第1の複数で成る第1の層と、第2のユーザの記録メ モリの少なくとも1つで成る第2の層とで構成され、第1のユーザの記録メモリ は第1の局部的な領域に対応し、かつ各々が関連の領域内のユーザに関する位置 データを記憶しており、また第2のユーザの記録メモリが複数の前記第1の領域 を含む第2の領域に対応し、かつ該第2の領域内のユーザに関する位置データを 記憶している請求項14記載の装置。 16.遠隔通信ユーザに向けて遠隔通信信号をデリバリする方法であって、 該ユーザを追跡し; 該ユーザの近くにある複数の異なる遠隔通信端末の再生能力を評価し; 前記信号のフォーマット、前記端末の能力、及び前記ユーザの位置に依存して 前記ユーザの近くにある前記端末の1つに向けてメッセージをデリバリすること で成る方法。
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