JP2000507643A - カーペットクリーニング組成物およびカーペットをクリーニングする方法 - Google Patents
カーペットクリーニング組成物およびカーペットをクリーニングする方法Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、過酸素漂白剤;式R−OHのアルコール(式中Rは1〜4個の炭素原子の直鎖状または分枝鎖状の、飽和または不飽和の炭化水素鎖である);および1またはそれ以上のエーテル基からなりかつ25℃において100ml当たり10mlより高い水中の溶解度を有する親水性溶剤、25℃において100ml当たり10mlより高い水中の溶解度を有するポリオールの親水性溶剤、25℃において100ml当たり10mlより低い水中の溶解度を有する疎水性溶剤およびそれらの混合物から成る群より選択される第2溶剤;を含んでなり、前記アルコール/前記第2溶剤の重量比が1:10〜1:1.1である、カーペットをクリーニングするために適当な組成物に関する。前記組成物は、カーペットをクリーニングし、例えば、粒子の汚染および/または油脂/油の汚染および/または漂白可能な汚染および/または酵素の汚染に対する改良された汚染除去性能を生ずる、ために適当である。
Description
【発明の詳細な説明】
カーペットクリーニング組成物およびカーぺットをクリーニングする方法
技術分野
本発明は、クリーニング組成物、さらに詳しくは、カーペットから種々の型の
汚染/汚れを除去する能力を有するクリーニング組成物に関する。
発明の背景
合成または天然の繊維およびそれらの混合物から製造されたカーペットは、住
宅用および商業的用途において床のカバーとして普通に使用されている。カーペ
ットの製造において、種々の型の繊維、例えば、ポリアミド繊維、ポリエステル
繊維ならびにラグの場合において羊毛、綿またはさらに絹を使用することができ
る。
しかしながら、カーペットが天然または合成の繊維から製造されるかどうかに
かかわらず、カーペットのすべては、多数の家庭用品目と接触したとき、汚れか
つ汚染される傾向がある。食物、油脂、油、特にコーヒー、ティーおよびソフト
ドリンク、特に酸性色素を含有するものは、見苦しい、しばしば汚れた汚染をカ
ーペット上に生じさせることがある。また、汚れた粒子、粘土、ダスト、すなわ
ち、一般に粒子の汚れがカーペットの繊維と接触しかつカーペットに接着するよ
うになる結果、繊維は汚れるようになることがある。これらの粒子の汚れはしば
しばスポットの形態よりも汚れの拡散層の形態で現れ、そして特にいわゆる「頻
繁通行区域(high traffic areas)」、例えば、ドア付近に
おいて、このような区域におけるカーペットの集中的使用の結果として、蓄積す
る傾向がある。
汚染および汚れを除去する分野において記載されている多数のカーペットクリ
ーニング組成物が存在する。しかしながら、これらの組成物は、異なる型の汚染
および汚れに対する汚染除去性能に関して、消費者の要求を十分に満足しない。
事実、これらのカーペットクリーニング組成物は、特にいわゆる「頻繁通行区域
」において、漂白可能な汚染、酵素の汚染ならびに粒子の汚染および/または油
脂の汚染の除去に関して満足すべきものではない。
したがって、本発明の目的は、粒子の汚染、油脂の汚染、漂白可能な汚染およ
び/または酵素の汚染を包含する種々の型の汚染に対して全体の改良された汚染
除去性能を発揮する、カーペットのクリーニングに適当な組成物を提供すること
である。
下記の組成物を配合することによって、上記目的を満足することができること
が今回発見された。この組成物は、過酸素漂白剤;第1溶剤として、式R−OH
のアルコール(式中Rは1〜4個の炭素原子の直鎖状または分枝鎖状の、飽和ま
たは不飽和の炭化水素鎖である);および1またはそれ以上のエーテル基からな
りかつ25℃において100ml当たり10mlより高い水中の溶解度を有する
親水性溶剤、25℃において100ml当たり10mlより高い水中の溶解度を
有するポリオールの親水性溶剤、25℃において100ml当たり10mlより
低い水中の溶解度を有する疎水性溶剤およびそれらの混合物から成る群より選択
される第2溶剤;を含んでなり、前記アルコール/前記第2溶剤の重量比が1:
10〜1:1.1である。事実、このような組成物は、油脂の汚染、漂白可能な
汚染、酵素の汚染および/または粒子の汚染を包含する種々の汚染に対して、特
にいわゆる「頻繁通行区域」において起こる汚染/汚れの拡散層に対して、すな
わち、そうでなければ除去が困難が極めて困難となった汚染/汚れに対して、改
良された汚染除去性能を提供する。さらに詳しくは、本明細書において定義する
、C1−C4アルコールと第2溶剤との組合わせによって、カーペットからの油
脂の汚染、粒子の汚染、酵素の汚染、および/または漂白可能な汚染の除去に対
し
て相乗的効果が生ずることが見出された。
本発明の利点は、本発明を種々のカーペットクリーニング組成物、すなわち、
液体の形態または粉末の形態または粒子の形態である組成物に適用することがで
きるということである。
さらに、過酸素漂白剤、本明細書において定義する、C1−C4アルコールお
よび第2溶剤を含んでなる、本発明における液状組成物は、本明細書において定
義する適当な比でこのような溶剤系を含まないか、あるいは前記C1−C4アル
コールのみまたは前記第2溶剤のみを含んでなる、同一組成物に比較して、改良
された化学的安定性を示すことが驚くべきことには発見された。
本発明の液状組成物、あるいは典型的には液体の形態でカーペット上に適用す
るように水で希釈された、本発明における粒状組成物または粉末状組成物は、き
わめてすぐれた泡のプロファイルが達成されるという他の利点を有する。事実、
驚くべきことには、本明細書において定義する適当な比でこのような溶剤系を含
まないか、あるいは前記C1−C4アルコールのみまたは前記第2溶剤のみを含
んでなる、同一組成物に比較して、本発明の組成物は泡の持続性を減少すること
が発見された。泡の持続性の減少は、本発明の組成物の改良された粒子の汚染除
去性能に寄与する。事実、本発明による組成物を液体の形態でカーペット上に適
用するとき、生成した泡は粒子の汚れを組込み、それらをカーペットの表面に運
び、この時、泡は溶解し、粒子の汚れの除去が促進されると考えられる。本発明
の他の利点は、本発明における組成物が消泡剤を含むことを必要としないで、水
の中に容易にかつ急速に希釈させることができることである。換言すると、本発
明は、液体の形態で、コストを減少させて、すなわち、原価を上昇させ、組成物
の汚染除去性能に寄与しない消泡剤を添加することなく、改良された全体の汚染
除去性能および望ましい泡特性を有する組成物の配合を可能とするものである。
本発明のそれ以上の利点は、本発明における組成物がすべての型のカーペット
、
特に繊細な天然繊維に適用可能であり、また、すべてのカーペットの染料の型、
特にカーペットにおいて使用される感受性の天然染料に対して安全であることで
ある。本発明の組成物は、また、家具および車のシートカバーの清浄に使用する
ために適当である。さらに、本発明における組成物は、また、洗濯の用途におい
て洗濯洗剤または添加剤として、あるいはさらに洗濯前処理の用途においてなら
びに硬質表面の用途において、例えば、タイル、床、格子、流し、ガラス繊維、
プラスチックおよびその他を清浄するために使用することができる。
本発明の組成物のなお他の利点は、カーペットを損傷しないで本発明の組成物
をカーペットに直接適用できることである。さらに、カーペットクリーニング組
成物を表面に適用するとすぐに、本発明のクリーニング作用は開始する。事実、
本発明のカーペットクリーニング組成物の使用において、必ずしもカーペットの
こすりおよび/またはブラシがけを必要としない。
背景の技術
下記の文献は、カーペットクリーニング組成物について入手可能な先行技術の
代表である。
EP−A−629,694号明細書には、カーペットをクリーニングするため
の、活性酸素源を含み、pH1〜6を有する、安定な水性組成物の使用が開示さ
れている。第1溶剤として、式R−OHのアルコール(式中Rは1〜4個の炭素
原子の直鎖状または分枝鎖状の、飽和または不飽和の炭化水素鎖である)、およ
び本明細書において定義する、第2溶剤を、1:10〜1:1.1の前記アルコ
ール/前記第2溶剤の重量比で有する溶剤系は開示されていない。
欧州特許出願第96870022.9号明細書には、サリチル酸と、アミンオ
キシド、汚れ懸濁ポリカルボキシレートまたはポリアミンポリマー、ヒドロキシ
−ピリジンN−オキシド、キレート化剤およびそれらの混合物から成る群より選
択される化合物とを含んでなるカーペットクリーニング組成物が開示されている
。溶剤、例えば、オクチルアルコール、イソプロパノールアルコール、プロピル
アルコール、エトキシプロポキシアルコール、ブトキシプロポキシアルコールお
よび/またはフルフリルアルコールがその中に記載されている。しかしながら、
本発明において定義されているC1−C4アルコール/第2溶剤の特定の重量比
は開示されていない。
フランス国特許第2,240,287号明細書には、溶剤、例えば、アルコー
ル、グリコール、炭化水素および界面活性剤を含んでなるカーペットクリーニン
グ用粉末が開示されている。また、エチレングリコールおよびイソプロパノール
アルコールのような溶剤混合物が例示されている。過酸素漂白剤は開示されてい
ない。
米国特許第4,490,270号明細書には、界面活性剤、例えば、ラウリル
硫酸ナトリウム、脂肪酸アルキルアミドスルホコハク酸塩および/またはラウリ
ルエーテル硫酸塩、リン酸一カリウム、グルタルアルデヒド、および溶剤、例え
ば、約3%のイソプロパノール、約2%のプロピレングリコール、メチルエーテ
ルまたはブトキシエタノール、および約0.25%のアミルアセテートから成る
、カーペットのクリーニングおよび消毒において使用するための水溶液の組成物
が開示されている。過酸素漂白剤は開示されていない。
WO89/12673号明細書には、界面活性剤、アルコール(0.05%〜
25%)、例えば、ベンジルアルコール、グリコールまたはアルキルグリコール
溶剤の混合物を含んでなる、カーペットをクリーニングするための、殺ダニ剤の
洗剤組成物が開示されている。過酸素漂白剤は開示されていない。
英国特許第2,167,083号明細書には、1%〜10%の低沸点溶剤(例
えば、イソプロパノール)、1%〜10%のベンジルアルコール、界面活性剤、
アルカリ性物質および水を含んでなる硬質表面のクリーニング組成物が開示され
ている。すぐれた油脂の汚れ除去が達成されると同時に、クリーニングされた表
面上にわずかの量の薄膜のみを残す。過酸素漂白剤は開示されていない。。
英国特許第2,166,153号明細書には、1%〜10%の低沸点溶剤(例
えば、イソプロパノール)、1%〜10%のプロピレングリコールモノブチルエ
ーテル、非フッ素化界面活性剤、フッ素化界面活性剤、アルカリ性物質および水
を含んでなる硬質表面のクリーニング組成物が開示されている。すぐれた油脂の
汚れの除去が達成されると同時に、クリーニングされた表面上にわずかの量の薄
膜のみを残す。過酸素漂白剤は開示されていない。
発明の要約
本発明は、下記の成分:
− 過酸素漂白剤、
− 式R−OHのアルコール、式中Rは1〜4個の炭素原子の直鎖状または分
枝鎖状の、飽和または不飽和の炭化水素鎖である、および
− 1またはそれ以上のエーテル基からなりかつ25℃において100ml当
たり10mlより高い水中の溶解度を有する親水性溶剤、25℃において100
ml当たり10mlより高い水中の溶解度を有するポリオールの親水性溶剤、2
5℃において100ml当たり10mlより低い水中の溶解度を有する疎水性溶
剤およびそれらの混合物から成る群より選択される第2溶剤、
を含んでなり、前記アルコール/前記第2溶剤の重量比が1:10〜1:1.1
である、組成物に関する。
本発明は、さらに、前述の組成物をカーペットに適用し、次いで前記カーペッ
トを必要に応じてこすりおよび/またはブラシがけし、次いで前記組成物を前記
カーペットから除去する、カーペットをクリーニングする方法に関する。
すべての量、百分率および比は、特記しない限り、その純粋な形態の合計の組
成物の重量に基づく。
発明の詳細な説明 組成物:
本発明による組成物は、固体または液体として配合することができる。組成物
を固体として、例えば、粒状組成物または粉末状組成物として配合する場合にお
いて、組成物は処理すべきカーペットに直接適用することができるか、あるいは
使用前に、組成物を適当な溶剤、例えば、水で希釈することができる。液体の形
態において、組成物は好ましくは水性組成物であるが、必ずしも水性組成物とし
て配合する必要はない。液状組成物は使用の好都合のために本発明において好ま
しい。
第1の必須成分として、本発明の組成物は過酸素漂白剤またはそれらの混合物
を含む。
本発明による好ましい過酸素漂白剤は、過酸化水素またはその水溶性源である
。本明細書において使用するとき、過酸化水素源は、水と接触したときペルヒド
ロキシルイオンを生成する任意の化合物を意味する。事実、過酸素漂白剤、好ま
しくは過酸化水素の存在は、本発明の組成物のきわめてすぐれたクリーニングお
よび漂白の利益に寄与する。
本発明において使用するために適当な過酸化水素の水溶性源は、過炭酸塩、過
ケイ酸塩、過硫酸塩、例えば、モノ過硫酸塩、過ホウ酸塩、予備成形ペルオキシ
酸、アルキルヒドロペルオキシド、ペルオキシド、脂肪族ジアシルペルオキシド
およびそれらの混合物を包含する。過酸化水素は、本発明による組成物において
使用するために好ましい。
本発明によるカーペットにおいて使用するために適当な予備成形ペルオキシ酸
は、ジペルオキシドデカンジオン酸DPDA、マグネシウムペルフタラチック酸
、
過ラウリン酸、過安息香酸、ジペルオキシアゼライン酸およびそれらの混合物を
包含する。
本発明において使用するために適当なヒドロペルオキシドは、t−ブチルヒド
ロペルオキシド、クミルヒドロペルオキシド、2,4,4−トリメチルペンチル
−2−ヒドロペルオキシド、ジ−イソプロピルベンゼン−モノヒドロペルオキシ
ド、t−アミルヒドロペルオキシド、2,5−ジメチルーヘキサン−2,5−ジ
ヒドロペルオキシドまたはそれらの混合物である。
本発明において使用するために適当なジアシルペルオキシドは、ジラウロイル
ペルオキシド、ジデカノイルペルオキシド、ジミリストイルペルオキシド、また
はそれらの混合物である。
典型的には、本発明における組成物は、合計の組成物の0.01〜20重量%
、好ましくは0.5〜10重量%、より好ましくは1〜7重量%の過酸素漂白剤
またはそれらの混合物を含む。
第2の必須成分として、本発明の組成物は、式R−OHのアルコールを含み、
式中Rは1〜4個の炭素原子、好ましくは2〜4個の炭素原子の直鎖状または分
枝鎖状の、飽和または不飽和の炭化水素鎖である。
本発明において使用するために適当なアルコールは、イソプロピルアルコール
、プロピルアルコール、エタノールおよび/またはメタノールである。イソプロ
ピルアルコールは高度に好ましい。
イソプロピルアルコールは、メルク/BDHイタリア(Merck/BDH/
Italia)からその化学名で商業的に入手可能である。
第3の必須成分として、本発明の組成物は、1またはそれ以上のエーテル基か
らなりかつ25℃において100ml当たり10mlより高い水中の溶解度を有
する親水性溶剤、25℃において100ml当たり10mlより高い水中の溶解
度を有するポリオールの親水性溶剤、25℃において100ml当たり10ml
より低い水中の溶解度を有する疎水性溶剤およびそれらの混合物から成る群より
選択される第2溶剤を含む。
好ましくは、本発明において使用すべき親水性溶剤は、25℃において100
ml当たり15mlより高い、より好ましくは25℃において100ml当たり
20mlより高い水中の溶解度を有する。本発明において使用すべき疎水性溶剤
は、好ましくは25℃において100ml当たり7mlより低い、より好ましく
は25℃において100ml当たり5mlより低い水中の溶解度を有する。
所定の化合物の「溶解度」とは、本発明において25℃において脱イオン水中
で可溶化される前記化合物の量であることを理解すべきである。こうして、25
℃において100ml当たり10mlより低い水中の溶解度を有する化合物は、
10mlより少ない前記所定の化合物を25℃において100mlの脱イオン水
の中に混入したとき、前記化合物は前記水中に完全に溶解する、すなわち、透明
かつ安定な溶液が得られることを意味する。換言すると、100ml当たり10
mlまたはそれ以上の前記所定の化合物を水の中に混入すると、前記媒質中で前
記化合物は沈澱するであろう。
本発明において使用するために適当な1またはそれ以上のエーテル基からなる
親水性溶剤は、グリコールエーテルおよび/またはその誘導体を包含する。本発
明において使用するために適当なグリコールエーテルおよび/またはその誘導体
は、モノグリコールエーテルおよび/またはその誘導体、ポリグリコールエーテ
ルおよび/またはその誘導体およびそれらの混合物を包含する。
本発明において使用するために適当なモノグリコールエーテルおよびその誘導
体は、n−ブトキシプロパノール(n−BP)、水溶性CELLOSOLVER
溶剤およびそれらの混合物を包含する。好ましいCellosolveR溶剤は
、プロポキシエチルアセテート(すなわち、Propyl Cellosolv
e acetate saltR)、エタノール−2−ブトキシホスフェート塩
、
(すなわち、Butyl Cellosolve phosphate sal
tR)、2−(ヘキシルオキシ)エタノール(すなわち、2−hexl Cel
losolveR)、2−エトキシエタノール(すなわち、2−ethyl C
ellosolveR)、2−ブトキシエタノール(すなわち、2−buthy
l CellosolveR)またはそれらの混合物を包含する。
本発明において使用するために適当なポリグリコールエーテルおよびその誘導
体は、n−ブトキシプロポキシプロパノール(n−BPP)、ブチルトリグリコ
ールエーテル(BTGE)、ブチルジグリコールエーテル(BDGE)水溶性C
ARBITOLR溶剤またはそれらの混合物を包含する。
好ましい水溶性CARBITOLR溶剤は、2−(2−アルコキシエトキシ)
エタノールのクラス、2−(2−アルコキシエトキシ)プロパノールのクラスお
よび/または2−(2−アルコキシエトキシ)ブタノールのクラスの化合物であ
り、ここでアルコキシ基はエチル、プロピルまたはブチルから誘導される。好ま
しい水溶性カルビトールは、butyl carbitolRとしても知られて
いる2−(2−ブトキシエトキシ)エタノールである。
本発明において使用するために好ましい1またはそれ以上のエーテル基を有す
る親水性溶剤は、2−エトキシエタノール、2−ブトキシエタノール、n−ブト
キシプロポキシプロパノール、butyl carbitolRまたはそれらの
混合物である。
本発明において使用するために適当なポリオールの親水性溶剤は、少なくとも
2つのヒドロキシル基(−OH)を有するポリオール、例えば、ジオールである
。本発明において使用するために適当なジオールは、2−エチル−1,3−ヘキ
サンジオール、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール、メチル−
2,4−ペンタンジオールまたはそれらの混合物である。
本発明において使用するために適当な疎水性溶剤は、疎水性脂肪族または芳香
族のアルコールまたはそれらの混合物を包含する。
本発明において使用するために適当な疎水性芳香族アルコールは式R1−OH
に従い、式中R1は1〜20個の炭素原子、好ましくは2〜15個の炭素原子、
より好ましくは2〜10個の炭素原子のアルキル置換または非アルキル置換のア
リール基である。本発明において使用するために適当な芳香族アルコールは、ベ
ンジルアルコールである。
本発明において使用するために適当な疎水性脂肪族アルコールは式R2−OH
に従い、式中R2は5〜20個の炭素原子、好ましくは6〜15個の炭素原子、
より好ましくは8〜10個の炭素原子の直鎖状または分枝鎖状の、飽和または不
飽和の炭化水素鎖である。本発明において使用するために適当な脂肪族アルコー
ルは、直鎖状アルコール、例えば、2−オクタノールおよび/またはデカノール
である。
本発明において使用するために好ましい疎水性溶剤はベンジルアルコールであ
る。
本明細書において定義するC1−C4アルコールおよび前記第2溶剤は、1:
10〜1:1.1、好ましくは1:6〜1:1.5、より好ましくは1:4〜1
:1.8、より好ましくは1:3〜1:2の前記C1−C4アルコール/前記第
2溶剤の重量比で本発明の組成物の中に存在する。また、存在する溶剤、すなわ
ち、C1−C4アルコールおよび前記第2溶剤の合計のレベルは、合計の組成物
の0.5〜20重量%、好ましくは1〜10重量%、より好ましくは2〜8重量
%である。
本発明によるカーペットをクリーニングする組成物は、いわゆる「頻繁通行区
域」において蓄積する傾向がある拡散汚れ(例えば、粒子および/または油脂の
汚れ)を包含する種々の型の汚れに対する汚染除去を改良するが、また、他の型
の汚染または汚れ、すなわち、スポットの汚染、例えば、漂白可能な汚染(例え
ば、コーヒー、飲料、食物)および/または酵素の汚染、例えば、血液に対して
すぐれたクリーニング性能を発揮する。
「汚染除去性能の改良」とは、過酸素漂白剤、本明細書において定義する、C
1−C4アルコールおよび第2溶剤を、1:10〜1:1.1の前記C1−C4
アルコール/前記第2溶剤の特定の重量比で、含んでなるカーペットクリーニン
グ組成物を使用して達成される、カーペットからの粒子の汚染、油脂/油の汚染
、漂白可能な汚染および/または酵素の汚染の除去が、このような溶剤系を含ま
ない同一組成物を使用するか、あるいは前記C1−C4アルコールのみ、または
前記第2溶剤を含む同一組成物を使用することによって得られる汚染除去に比較
して、改良されることを意味する。さらに詳しくは、粒子の汚染および/または
油脂/油の汚染および/または漂白可能な汚染および/または酵素の汚染の除去
性能に対する相乗効果は、過酸素漂白剤、本明細書において定義する、C1−C
4アルコールまたはそれらの混合物を前記第2溶剤と組合わせて、1:10〜1
:1.1のC1−C4アルコール/前記第2溶剤の特定の重量比で、含んでなる
組成物の使用に関連することが予期せざることには見出された。
「粒子の汚染」とは、本発明において、カーペット上に見出すことができる粒
子の特質の汚れまたは汚染、例えば、粘土、ほこり、ダスト、泥、コンクリート
およびその他を意味する。
「油脂/油の汚染」とは、本発明において、カーペット上に見出すことができ
る油脂/油の特質の汚れまたは汚染、例えば、メーキャップ、リップスティック
、汚れたモーターオイルおよび鉱油、油脂を含む食物、例えば、マヨネーズおよ
びスパゲッティソースを意味する。
「漂白可能な汚染」とは、本発明において、カーペット上に見出すことができ
る、漂白に対して感受性の成分を含有する汚れまたは汚染、例えば、コーヒーま
たはティーを意味する。
「酵素の汚染」とは、本発明において、カーペット上に見出すことができる、
酵素の特質の汚れまたは汚染、例えば、草を意味する。
汚れたカーペットに対する所定の組成物の汚染除去性能は、下記の試験方法に
より評価することができる。本発明による液状組成物をまず純粋な形態でカーペ
ットの汚れた部分上に適用し、約1〜約10分間、好ましくは5分間、その上に
作用させて放置し、次いでカーペットをスポンジでこすり、24時間後、真空ク
リーニングする。この処理において使用する典型的な汚れは、草、汚れたモータ
ーオイル、ティー、コーヒー、ダストおよび/またはマヨネーズであることがで
きる。
本発明による組成物で処理された汚れたカーペットを、参照組成物、例えば、
本発明によるこのような溶剤系を含まない同一組成物で処理された汚れたカーペ
ットと並べて比較することによって、汚染除去性能を評価することができる。視
的等級づけ目盛りを使用して、0〜4範囲のパネルスコア単位(psu)の差を
割り当てることができる。
本発明の組成物、すなわち、本発明の液状組成物、あるいは清浄すべきカーペ
ット上に液体の形態で適用するように、典型的には水で希釈された、本発明にお
ける粒状組成物または粉末状組成物を使用すると、泡の持続性が減少することが
驚くべきことには発見された。過酸素漂白剤と、本明細書において定義する溶剤
系とを含んでなる、このような組成物は、2つの異なる作用のメカニズムにより
改良された粒子の汚れの除去を提供することが推測される。事実、組成物中の異
なる成分は粒子の汚染、例えば、ダスト、粘土およびその他に対する化学的作用
ならびに機械的作用を有することが推測される。事実、本発明による組成物をそ
の液体の形態でカーペット上に適用するとき、生成した泡はカーペット繊維の中
に存在する粒子の汚れを組込み、それらをカーペットの表面に運び、この時、泡
は溶解し、粒子の汚れの除去を促進すると考えられる。
泡の持続性は、下記の試験方法により評価することができる。SIRIS s
ncにより製造された泡メーター計装を使用して、泡のプロファイルを評価する
.例えば、分析のために500gの試験すべき液状組成物を40rpmの速度で
回転シリンダーの中に900秒間入れる。次いで、異なる時間、例えば、0、1
、2、3、4、5、10、20および30分において発生した泡高さ(例えば、
cm)ならびに泡の破壊速度(例えば、cm/分)を記録することができる。泡
の高さおよび泡の破壊速度は泡の持続性を示す。
また、過酸素漂白剤と、本明細書において定義する溶剤系とを含んでなり、か
つ液状水性組成物として配合される本発明における組成物に関連する利点は、前
記溶剤系を含まない同一組成物に比較して、前記組成物が改良された化学的安定
性を発揮することである。したがって、前記組成物は消費者にとって使用に好都
合である。事実、本発明によるカーペットをクリーニングするための前記液状水
性組成物は使用前にpHの調節を必要とせず、そして使用前に長期間貯蔵するこ
とができる。
有効酸素の濃度は、この分野において知られている滴定法、例えば、ヨード測
定法、過マンガン酸塩滴定およびセリウム(IV)滴定により測定することがで
きる。前記方法および適当な方法の選択のための基準は、例えば、下記の文献に
記載されている:″Hydrogen Peroxde″、W.C.Schum
b、C.N.SatterfieldおよびR.L.Wentworth、Re
inhold Publishing Corporation、New Yo
rk、1995および″Organic Peroxdes″、Daniel
Swern、Editor Wiley Int.Science、1970。
本発明において使用するために好ましい方法は、ヨード測定法である。
本明細書において使用するとき、有効酸素濃度は、ペルオキシド化合物のペル
オキシド官能価が完全にオキシドに還元されるとき、水に還元される、酸化数が
0である元素状酸素の濃度%が、所定のペルオキシド化合物の所定の濃度%に化
学量論的に等しいことを意味する。本発明による過酸素漂白剤は、組成物の着色
した汚染を除去し、悪臭分子を破壊しかつ微生物を殺す能力を増加する。
本発明による液状組成物のpHは1〜14であることができる。好ましい態様
において、推奨されるpH範囲は1〜8、好ましくはpH1〜7、より好ましく
はpH1〜6、最も好ましくは4〜6である。事実、驚くべきことには、汚染除
去性能はこれらの好ましいpH範囲においてさらに改良されることが見出された
。また、これらの好ましいpH範囲は過酸化水素の安定性向に寄与する。したが
って、本発明における組成物はpHを適当に調節するための酸または塩基をさら
に含むことができる。これらの目的に使用できる酸は、有機または無機の酸、好
ましくは無機酸、例えば、硫酸であることができる。本発明において使用すべき
塩基は有機または無機の塩基、好ましくは無機塩基、例えば、水酸化ナトリウム
であることができる。
任意の成分
本発明の組成物は、多数の追加の成分、例えば、界面活性剤、汚れ懸濁ポリア
ミンポリマー、汚れ懸濁ポリカルボキシレートポリマー、キレート化剤、ビルダ
ー系、他の溶媒、香料、色素、汚れ懸濁剤、酵素、光漂白剤、および他の少量成
分をさらに含むことができる。
したがって、界面活性剤を本発明の組成物において使用することができる。本
発明において使用する界面活性剤は、この分野においてよく知られており、そし
てアニオン、非イオン、双性イオン、両性およびカチオンの界面活性剤およびそ
れらの混合物を包含する。本発明において使用するために適当な界面活性剤は、
過酸素漂白剤、例えば、過酸化水素およびその源と適合住である。典型的には、
本発明における組成物は、合計の組成物の50重量%まで、好ましくは0.1〜
30重量%、より好ましくは0.5〜10重量%の界面活性剤またはそれらの混
合物を含む。
本発明において使用するために特に適当な界面活性剤はアニオン界面活性剤で
ある。アニオン界面活性剤は、種々の型の汚染に対する本発明の組成物の顕著な
汚染除去性能にさらに寄与するので、前記アニオン界面活性剤は本発明において
好ましい。そのうえ、アニオン界面活性剤はカーペットに粘着せず、これにより
再汚染を減少する。
本発明において使用するために適当なアニオン界面活性剤は、スルホン酸塩お
よび硫酸塩を包含する。同様なアニオン界面活性剤はこの分野においてよく知ら
れており、そして商用洗剤において広い用途を見出した。これらのアニオン界面
活性剤は、C8−C22アルキルベンゼンスルホン酸塩(LAS)、C8−C2
2アルキル硫酸塩(AS)、不飽和硫酸塩、例えば、オレイル硫酸塩、C10−
C18アルキルアルコキシ硫酸塩(AES)およびC10−C18アルキルアル
コキシカルボン酸塩を包含する。アニオン合成スルホン酸塩および/または硫酸
塩の中和性カチオンは、洗剤技術において広く使用されている慣用のカチオン、
例えば、ナトリウム、カリウムまたはアルカノールアンモニウムにより代表され
る。アルキル硫酸塩、特にアルキル鎖中に6〜18個、好ましくは8〜15個の
炭素原子を有するココナツアルキル硫酸塩、またはそれらの混合物は本発明にお
いて好ましい。
洗浄性の目的のために有用な他のアニオン界面活性剤を、また、本発明におい
て使用することができる。これらは下記のものを包含することができる:セッケ
ンの塩(例えば、ナトリウム、カリウム、アンモニウム、および置換アンモニウ
ムの塩、例えば、モノ−、ジ−および/またはトリ−エタノールアミン塩を包含
する)、C8−C22第一級または第二級アルカンスルホン酸塩、C8−C24オレフ
ィンスルホン酸塩、アルカリ土類金属クエン酸塩の熱分解生成物のスルホン化に
より製造されたスルホン化ポリカルボン酸、例えば、英国特許明細書第1,08
2,179号に記載されているもの、C8−C24アルキルポリグリコールエーテ
ル硫酸塩(10モルまでのエチレンオキシドを含有する);アルキルエステルス
ルホン酸塩、例えば、C14-16メチルエステルスルホン酸塩;アシルグリセロー
ルスルホン酸塩、脂肪族オレイルグリセロール硫酸塩、アルキルフェノールエチ
レンオキシドエーテル硫酸塩、パラフィンスルホン酸塩、アルキルリン酸塩、イ
セチオン酸塩、例えば、アシルイセチオン酸塩、N−アシルタウレート、アルキ
ルスクシナメートおよびスルホスクシネート、スルホスクシネートのモノエステ
ル(特に飽和および不飽和のC12−C18モノエステル)およびスルホスクシネー
トのジエステル(特に飽和および不飽和のC6−C12ジエステル)、アルキル多
糖の硫酸塩、例えば、アルキルポリグルコシドの硫酸塩(下に記載する非イオン
非硫酸化化合物)。また、樹脂酸および水素化樹脂酸、例えば、ロジン、水素化
ロジン、およびタル油の中に存在するか、またはそれから誘導された樹脂酸およ
び水素化樹脂酸は適当である。他の例は下記の文献に記載されている:″Sur
face Active Agents and Detergents″(V
ol.IおよびII、Schwartz、PerryおよびBerch著)。種
々のこのような界面活性剤は、また、米国特許第3,929,678号明細書(
Laughlin、et al.、1975年12月30日発行)、第23列第
58行〜第29列第23行(引用することによって本明細書の一部とされる)。
本発明において使用するために他の適当なアニオン界面活性剤は、また、アシ
ルサルコシネートまたはその混合物を、その酸および/または塩形態で、好まし
くは下記式を有する長鎖アシルサルコシネートを包含する:式中、Mは水素またはカチオン性部分であり、そしてRは11〜15個の炭素原
子、好ましくは11〜13個の炭素原子を有するアルキル基である。好ましくは
Mは水素およびアルカリ金属塩、特にナトリウムおよびカリウムの塩である。前
記アシルサルコシネート界面活性剤は、天然の脂肪酸およびアミノ酸サルコシネ
ン(N−メチルグリシン)から誘導される。それらはそれらの塩の水溶液として
、あるいはそれらの酸形態で粉末として使用するために適当である。前記アシル
サルコシネートは、天然の脂肪酸の誘導体であるので、急速にかつ完全に生物分
解性であり、そしてすぐれた皮膚適合性を有する。
したがって、本発明において使用するために特に好ましい長鎖アシルサルコシ
ネートは、C12アシルサルコシネート(すなわち、Mが水素でありかつRが1
1個の炭素原子を有するアルキル基である上記式に従うアシルサルコシネート)
およびC14アシルサルコシネート(すなわち、Mが水素でありかつRが13個
の炭素原子を有するアルキル基である上記式に従うアシルサルコシネート)であ
る。C12アシルサルコシネートは、例えば、ハンプシャイヤー(Hampsh
ire)により供給されるHamposyl L−30Rとして商業的に入手可
能である。C14アシルサルコシネートは、例えば、ハンプシャイヤーにより供
給されるHamposyl M−30Rとして商業的に入手可能である。
本発明において使用するために特に適当な他の界面活性剤は、下記式に従うア
ミンオキシド界面活性剤を包含する:R1R2R3NO、式中、R1、R2およ
びR3の各々は独立して1〜30、好ましくは1〜20の飽和、置換または非置
換の、直鎖状または分枝鎖状のアルキル基、およびそれらの組合わせである。
本発明に従い使用するために特に好ましいアミンオキシド界面活性剤は、下記
式を有するアミンオキシド界面活性剤である:R1R2R3NO、式中、R1は
1〜30、好ましくは6〜20、より好ましくは6〜16個の炭素原子の飽和直
鎖状または分枝鎖状のアルキル基であり、そしてR2およびR3は独立して1〜
4、好ましくは1〜3個の炭素原子の置換または非置換の直鎖状または分枝鎖状
のアルキル基、より好ましくはメチル基である。本発明の最も好ましい態様にお
いて、本発明において使用するアミンオキシド界面活性剤はピュアー・カットア
ミンオキシド界面活性剤、すなわち、異なる鎖長のアミンオキシド界面活性剤混
合物と反対に、純粋な単一のアミンオキシド界面活性剤、例えば、C8N,N−
ジメチルアミンオキシドである。
本発明における使用に適当なアミンオキシド界面活性剤は、例えば、ピュアー
・カットC8アミンオキシド、ピュアー・カットC10アミンオキシド、ピュア
ー・カットC14アミンオキシド、天然のブレンドのC8−C10アミンオキシ
ドならびに天然のブレンドのC12−C16アミンオキシドである。このような
アミンオキシド界面活性剤は、ヘキスト(Hoechst)またはステファン(
Stephan)から商業的に入手可能である。
前記アミンオキシド界面活性剤は、種々の型の汚染に対する本発明における組
成物の顕著な汚染除去性能にさらに寄与するので、本発明において好ましい。ま
た、前記アミンオキシド界面活性剤は前記組成物の化学的安定性の改良に寄与す
る。漂白組成物における前記アミンオキシド界面活性剤の表面に関連する化学的
安定性の改良は、活性酸素源の分解を低下しおよび/または前記活性酸素源と、
存在する場合、漂白活性化剤との間の、多分乳化による、相互作用を制限する前
記アミンオキシド界面活性剤の能力のためであると考えられる。この安定化効果
はマトリックス依存性であると考えられる。
さらに、アミンオキシド界面活性剤、特にピュアー・カットのアミンオキシド
界面活性剤は、それらを含む組成物で処理されるカーペットの繊維上に残る残留
物の量を減少するという利点を有する。また、それらを含む前記組成物がそのク
リーニング作用を実行した後に残る残留物は、部分的に結晶質の形態である。事
実、前記アミンオキシド界面活性剤、特にピュアー・カットのアミンオキシド界
面活性剤を含む、本発明の組成物を使用すると、カーペット繊維上に残る残留物
の90%より多く、好ましくは95%より多くは、300μ2より大きい平均粒
子表面積を有する結晶(一般に層状および/または針状)である。これにより、
粘着性であり、こうして、例えば、前記カーペットを真空クリーニングすること
により除去が困難である残留物と反対に、カーペット上に残る残留物はいっそう
容易である。
本発明において使用できる非イオン界面活性剤は、任意の液体または固体のエ
トキシル化C6−C24脂肪族アルコールの非イオン界面活性剤、アルキルプロポ
キシレートおよびそれらの混合物、脂肪酸C6−C24アルカノールアミド、C6−
C24ポリエチレングリコールエーテル、分子量1000〜80000のポリエチ
レングリコールおよびグルコースアミド、アルキルピロリドンを包含する。
本発明における使用に適当なカチオン界面活性剤は式R1R2R3R4N+の第四
級アンモニウム化合物であり、式中、R1、R2およびR3はメチル基であり、そ
してR4はC12-15アルキル基であるか、あるいはR1はエチルまたはヒドロキシ
エチル基であり、R2およびR3はメチル基でありそしてR4はC12-15アルキル基
である。
双性イオン界面活性剤は、また、本発明において使用するために適当である。
適当な双性イオン界面活性剤は、脂肪族第四級アンモニウム、ホスホニウム、お
よびスルホニウム化合物を包含し、ここで脂肪族部分は直鎖状または分枝鎖状で
あることができ、そして脂肪族置換基の1つは約8〜約24個の炭素原子を含有
し、他の置換基は、少なくとも、アニオン性水可溶化基を含有する。特に好まし
い双性イオン性物質は、米国特許第3,925,262号(Laughlin
et al.、1975年12月9日発行)および米国特許第3,929,67
8号(Laughlin et al.、1975年12月30日発行)に開示
されているエトキシル化アンモニウムのスルホン酸塩および硫酸塩である。
この分野において知られている任意の汚れ懸濁ポリカルボキシレートポリマー
、例えば、ホモポリマーまたはコポリマーのポリカルボン酸またはそれらの塩、
例えば、ポリアクリレートおよびマレイン酸および/またはアクリル酸のコポリ
マーおよびその他を本発明に従い使用することができる。事実、汚れ懸濁ポリカ
ルボキシレートポリマーは、適当な不飽和モノマーを、好ましくはそれらの酸の
形態で、重合または共重合することによって製造することができる。重合して適
当なポリマーのポリカルボキシレートを形成することができる不飽和モノマーの
酸は、アクリル酸、マレイン酸(または無水マレイン酸)、フマル酸、イタコン
酸、アコニチン酸、メサコン酸、シトラコン酸およびメチレンマロン酸を包含す
る。カルボキシレート基を含有しないモノマーのセグメント、例えば、ビニルメ
チルエーテル、スチレン、エチレン、およびその他が、本発明におけるポリマー
のポリカルボキシレートの中に存在することは、このようなセグメントが約40
重量%より多くを構成しないかぎり、適当である。
本発明において使用するために特に適当なポリマーのポリカルボキシレートは
、アクリル酸から誘導することができる。本発明において有用なこのようなアク
リル酸をベースとするポリマーは、重合したアクリル酸の水溶性塩である。酸の
形態のこのようなポリマーの平均分子量は、好ましくは約2,000〜10,0
00、より好ましくは約4,000〜7,000、最も好ましくは約4,000
〜5,000の範囲である。このようなアクリル酸のポリマーの水溶性塩は、例
えば、アルカリ金属、アンモニウムおよび置換アンモニウムの塩を包含すること
ができる。この型の可溶性ポリマーは既知の物質である。洗剤組成物におけるこ
の型のポリアクリレートの使用は、例えば、米国特許第3,308,067号(
1967年3月7日発行)に開示されている。
アクリル酸/マレイン酸をベースとするコポリマーは、また、好ましい汚れ懸
濁ポリカルボキシレートポリマーとして使用可能である。このような物質は、ア
クリル酸およびマレイン酸のカーペットの水溶性塩を包含する。酸の形態のこの
ようなコポリマーの平均分子量は、好ましくは約2,000〜10,000、よ
り好ましくは約5,000〜7,500、最も好ましくは約7,000〜65,
000の範囲である。このようなコポリマーにおけるアクリレート/マレエート
のセグメントの比は、一般に30:1〜1:1、より好ましくは10:1〜2:
1の範囲であろう。このようなアクリル酸/マレイン酸のコポリマーの水溶性塩
は、例えば、アルカリ金属、アンモニウムおよび置換アンモニウムの塩を包含す
ることができる。この型の可溶性アクリレート/マレエートのコポリマーは、欧
州特許出願第66,915号明細書(1982年12月15日発行)に記載され
ている既知の物質である。約70,000の平均分子量を有するマレイン酸/ア
クリル酸のコポリマーは特に好ましい。このようなコポリマーは、BASFから
商品名SOKALAN CP6で商業的に入手可能である。
典型的には、本発明における組成物は、合計の組成物の10重量%まで、好ま
しくは0.1〜8重量%、より好ましくは0.5〜4重量%の汚れ懸濁ポリカル
ボキシレートポリマーまたはそれらの混合物を含む。
この分野において知られている任意の汚れ懸濁性ポリアミンポリマーを、また
、本発明において使用することができる。本発明において使用するために特に適
当であるポリアミンポリマーは、ポリアルコキシル化ポリアミンである。このよ
うな物質は、反復単位を有する実験構造式の分子として好都合に表すことができ
る:
および
式中、Tは、通常2〜6個の炭素原子を有する、ヒドロカルビル基であり、R1
はC1−C20炭化水素であることができ、アルコキシ基はエトキシ、プロポキシ
、およびその他であり、そしてyは2〜30、最も好ましくは10〜20であり
、nは少なくとも2、好ましくは2〜20、最も好ましくは3〜5の整数であり
、そしてX-は第四級化から生ずるアニオン、例えば、ハロゲン化物またはメチ
ルサルフェートのイオンである。
本発明において使用するために最も高度に好ましいポリアミンは、いわゆるエ
トキシル化ポリエチレンアミン、すなわち、下記の一般式を有する、エチレンオ
キシドとエチレンイミンとの重合反応生成物である:y=2〜30。エトキシル化ポリエチレンアミン、特にエトキシル化テトラエチ
レンペンタミン、および第四級化エトキシル化ヘキサメチレンジアミンは本発明
において使用するために特に好ましい。
典型的には、本発明の組成物は、合計の組成物の10重量%まで、好ましくは
0.1〜8重量%、より好ましくは0.5〜5重量%の汚れ懸濁性ポリアミンポ
リマーまたはそれらの混合物を含む。
本発明における組成物は、また、下記式に従うヒドロキシ−ピリジンN−オキ
シドまたはその誘導体を含むことができる:
式中、Xは窒素であり、Yは下記の基の1つである:酸素、−CHO、−OH、
−(CH2)n−COOH、ここでnは0〜20、好ましくは0〜10、より好ま
しくは0の整数であり、そしてYは好ましくは酸素である。したがって、特に好
ましいヒドロキシ−ピリジンN−オキシドまたはその誘導体は2−ヒドロキシピ
リジンN−オキシドである。
ヒドロキシ−ピリジンN−オキシドまたはその誘導体は、シグマ(Sigma
)から商業的に入手可能である。
典型的には、本発明における組成物は、合計の組成物の2重量%まで、好まし
くは0.001〜1重量%、より好ましくは0.001〜0.5重量%のヒドロ
キシ−ピリジンN−オキシドまたはその誘導体を含む。
本発明における組成物は、また、キレート化剤またはそれらの混合物を含むこ
とができる。適当なキレート化剤がこの分野において知られているものである。
適当なキレート化剤は、例えば、ポリホスホン酸塩のキレート化剤、多官能的に
置換された芳香族キレート化剤、アミノカルボン酸塩のキレート化剤、他のキレ
ート化剤、例えば、エチレンジアミン−N,N’−ジコハク酸およびそれらの混
合物を包含する。典型的には、本発明における組成物は、合計の組成物の4重量
%まで、好ましくは0.001〜1重量%、より好ましくは0.001〜0.5
重量%のキレート化剤またはそれらの混合物を含む。
本発明において使用するために適当なホスホン酸塩のキレート化剤は、エチド
ロン酸、アルカリ金属エタン1−ヒドロキシジホスホン酸塩ならびにアミノホス
ホン酸塩化合物、例えば、アミノアルキレンポリ(アルキレンホスホン酸塩)、
アルカリ金属エタン1−ヒドロキシジホスホン酸塩、ニトリロトリメチレンホス
ホン酸塩、エチレンジアミンテトラメチレンホスホン酸、およびジエチレントリ
アミン五ホスホン酸塩を包含する。ホスホン酸塩化合物は、それらの酸の形態ま
たはそれらの酸官能価のあるものまたはすべての上の異なるカチオンの塩として
存在することができる。本発明において使用するために好ましいホスホン酸塩の
キレート化剤は、ジエチレントリアミンペンタメチレンホスホン酸塩(DETP
MP)である。このようなホスホン酸塩は、モンサント(Monsanto)か
ら商品名DEQUESTで商業的に入手可能である。
多官能的に置換された芳香族キレート化剤は、また、本発明における組成物に
おいて有用である。米国特許第3,812,044号(Connor et a
l.、1974年5月21日発行)を参照のこと。酸の形態のこの種類の好まし
い化合物は、ジヒドロキシジスルホベンゼン、例えば、1,2−ジヒドロキシ−
3,5−ジスルホベンゼンである。
本発明において使用するために好ましい生物分解性キレート化剤は、エチレン
ジアミン−N,N’−ジコハク酸、またはそのアルカリ金属またはアルカリ土類
金属、アンモニウムまたは置換アンモニウムの塩またはそれらの混合物である。
エチレンジアミン−N,N’−ジコハク酸、特に(S,S)異性体は、米国特許
第4,704,233号(HartmanおよびPerkins、1987年1
1月3日発行)に広範に記載されている。エチレンジアミン−N,N’−ジコハ
ク酸は、例えば、商品名ssEDDSRでパーマー・リサーチ・ラボラトリーズ
(Palmer Research Laboratories)商業的に入手
可能である。
本発明において使用するために適当なアミノカルボン酸塩は、エチレンジアミ
ン四酢酸塩、ジエチレントリアミン五酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸(DT
PA)、N−ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸塩、ニトリロ三酢酸塩、
エチレンジアミン四プロピオン酸塩、トリエチレンテトラアミン六酢酸塩、エタ
ノール−ジグリシン、プロピレンジアミン四酢酸(PDTA)およびメチルグリ
シン二酢酸(MGDA)(双方はそれらの酸の形態またはアルカリ金属、アンモ
ニウムおよび置換アンモニウムの塩の形態である)を包含する。本発明において
使用するために特に適当なアミノカルボン酸塩は、ジエチレントリアミン五酢酸
(DTPA)である。
本発明において使用するために他の適当なキレート化剤は、下記式に従うサリ
チル酸またはまたはその誘導体を包含する:
式中、Xは炭素であり、Yは下記の基の1つである:−CHO、−OH、−(C
H2)n−COOH、好ましくは−(CH2)n−COOH、ここでnは0〜20、
好ましくは0〜10、より好ましくは0の整数である。サリチル酸およびその誘
導体を本発明においてそれらの酸の形態またはそれらの塩、例えば、ナトリウム
塩の形態で使用することができる。
サリチル酸は本発明において特に好ましく、ローン・プーラン(RhoneP
oulenc)から商業的に入手可能である。
本発明による組成物は、合計の組成物の0.1重量%まで、好ましくは0.0
1〜0.1重量%、より好ましくは0.01〜0.06重量%のレベルのプロピ
ルガレートをさらに含むことができる。C1−C4アルコールと、本明細書にお
いて定義する、前記第2溶剤とを含んでなる、本発明の液状漂白剤含有組成物の
中へのプロピルガレートは、前記組成物のきわめてすぐれた化学的安定性に寄与
することが今回発見された。
本発明による組成物は、漂白活性化剤またはそれらの混合物をさらに含むこと
ができる。「漂白活性化剤」とは、本発明において、過酸化水素と反応して過酸
を形成する化合物を意味する。こうして形成された過酸は活性化された漂白剤を
構成する。本発明において使用するために適当な漂白活性化剤は、エステル、ア
ミド、イミド、または無水物のクラスに属するものを包含する。この型の適当な
化合物の例は英国特許GB第1,586,769号およびGB第2,143,2
31号に開示されており、そしてそれらを粒子の形態に配合する方法は欧州公開
特許出願EP−A−62,523号に記載されている。本発明において使用する
ために適当なこのような化合物の例は、テトラアセチルエチレンジアミン(TA
ED)、3,5,5−トリメチルヘキサノイルベンゼンスルホン酸ナトリウム、
ジペルオキシドデカン酸(米国特許第4,818,425号に記載されている)
およびペルオキシアジピン酸のノニルアミド(例えば、米国特許第4,259,
201号に記載されている)およびn−ノナノイルオキシベンゼンスルホネート
(NOBS)である。また、置換または非置換のベンゾイルカプロラクタム、オ
クタノイルカプロラクタム、ノナノイルカプロラクタム、ヘキサノイルカプロラ
クタム、デカノイルカプロラクタム、ウンデカノイルカプロラクタム、ホルミル
カプロラクタム、アセチルカプロラクタム、プロパノイルカプロラクタム、ブタ
ノイルカプロラクタム、ペンタノイルカプロラクタムまたはそれらの混合物から
成る群より選択されるN−アシルカプロラクタムは適当である。問題の漂白活性
化剤の特定のファミリーはEP624,154号に開示されており、そしてその
ファミリーにおいてアセチルトリエチルクエン酸塩(ATC)は特に好ましい。
アセチルトリエチルクエン酸塩は究極的にクエン酸とアルコールに分解するので
、環境的に優しいという利点を有する。さらに、アセチルトリエチルクエン酸塩
は貯蔵において製品中ですぐれた加水分解安定性を有し、有効な漂白活性化剤で
ある。
本発明による組成物は、合計の組成物の30重量%まで、好ましくは1〜20
重量%、より好ましくは2〜10重量%の前記漂白活性化剤またはそれらの混合
物を含むことができる。
本発明による組成物は、ビルダー系をさらに含むことができる。この分野にお
いて知られている任意の慣用のビルダー系は、本発明において使用するために適
当である。本発明において使用するために適当なビルダーは、下記式のコハク酸
の誘導体を包含する:RCH(COOH)CH2(COOH)、式中RはC10−
C20、好ましくはC12−C16アルキルまたはアルケニルであるか、あるいはRは
ヒドロキシル、スルホ、スルホキシルまたはスルホン置換基で置換することがで
きる。特定の例は、ラウリルスクシネート、ミリスチルスクシネート、パルミチ
ルスクシネート、2−ドデセニルスクシネート、2−テトラドデセニルスクシネ
ートを包含する。スクシネートのビルダーは好ましくはそれらの水溶性塩、例え
ば、ナトリウム、カリウム、アンモニウム、およびアルカノールアンモニウムの
塩の形態で使用される。
他の適当なビルダーはオキソジスクシネート、および酒石酸塩モノコハク酸お
よび酒石酸塩ジコハク酸、例えば、米国特許第4,663,071号明細書に記
載されているものを包含する。
本発明において使用するためにさらに適当なビルダーは、脂肪酸、例えば、飽
和または不飽和のC10−C18脂肪酸のビルダー、ならびに対応するセッケンであ
る。好ましい飽和種はアルキル鎖の中に12〜16個の炭素原子を有する。好ま
しい不飽和脂肪酸はオレイン酸である。
本発明における組成物は、合計の組成物の0〜10重量%、好ましくは1〜7
重量%のビルダー系を含むことができる。カーペットをクリーニングする方法
本発明は、また、カーペットをクリーニングする方法を包含し、この方法にお
いて、本明細書において記載する組成物を前記カーペットに添加し、次いで前記
カーペットを必要に応じてこすりおよび/またはブラシがけし、次いで前記組成
物を前記カーペットから除去する。
事実、本発明によるカーペットをクリーニングする方法において、本明細書に
おいて記載するカーペットクリーニング組成物を適用する工程に引き続いて、こ
する工程および/またはブラシがけする工程を実施することができる。本発明の
利点は、本発明の組成物を前記カーペット上に適用した後すぐに、前記組成物の
クリーニング作用が開始することである。こうして、本発明のクリーニングプロ
セスは、こすりおよび/またはブラシがけを必ずしも必要としない。高度に汚れ
たカーペットの場合またはいわゆる「頻繁通行区域」においてのみ、カーペット
上に本発明によるカーペットクリーニング組成物を適用し、次いで、例えば、ス
ポンジまたはブラシまたは他の機械的/電気的装置により、必要に応じて水の助
けにより、それを多少強くこすりおよび/またはブラシがけすることによって、
カーペットを清浄することができる。一般に、こすり/ブラシがけの時間は0.
1〜数分/m2である。本発明によるカーペットクリーニング組成物をカーペッ
ト上に適用し、必要に応じてこすりおよび/またはブラシがけした後、前記カー
ペットからの前記組成物の除去は、好ましくは、ブラシがけ除去および/または
真空クリーニングを包含する機械的手段により実施される。
本発明によるカーペットクリーニング組成物は、純粋な形態でまたは希釈した
形態でカーペットに適用することができ、これは液状組成物または粒状組成物ま
たは粉末状組成物である組成物に適用される。
「希釈した形態」とは、本発明において、前述のカーペットをクリーニングす
る組成物をユーザーが希釈する、好ましくは水で希釈することができることを意
味する。本発明における組成物は150倍まで、好ましくは50倍まで、より好
ましくは25倍まで希釈することができる。
本発明における好ましい態様において、本発明によるカーペットクリーニング
組成物は液状組成物である。事実、、液状水性組成物、すなわち、その純粋な形
態またはユーザーにより水で希釈された形態の前述の水性カーペットクリーニン
グ組成物、あるいは粒状組成物または粉末状組成物の希釈から生ずる水性組成物
を、クリーニングすべきカーペットに適用し、前記カーペットを必要に応じてこ
すりおよび/またはブラシがけし、次いで前記組成物を放置して乾燥させ、次い
で前記カーペットから除去する。事実、ほこりと組合わされた前記液状水性組成
物が乾燥した残留物に変化するまで、前記組成物を放置して乾燥させる。次いで
、これらの残留物をカーペットから機械的に除去する。このような液状水性組成
物は、処理すべき区域上に直接適用するか、あるいは、布または材料片、例えば
、スプレー装置またはエアゾールのカン、ブラシまたは他の機械的/電気的装置
を使用して適用することができる。本発明の好ましい態様において、スプレー装
置またはエアゾールのカンを使用することによって、液状水性組成物を処理すべ
き区域に適用する。このようなスプレー装置はトリガー操作またはポンプ操作ま
たは電気的操作であるか、あるいは任意の加圧ガス源、例えば、カンまたは加圧
装置により操作することができる。大きい区域を処理すべき場合、このようなス
プレー装置は、消費者の使用容易さを促進するので、特に好ましい。スプレー装
置は、処理すべき区域の均一な被覆、およびペルオキシドを含有する液状水性組
成物を使用する利点を最大にすることを保証する。なぜなら、スプレーによる生
成物の適用は、こすりまたはブラシがけを使用しないでさえ、処理された区域上
の生成物の放置乾燥を最良に可能とするからである。これは組成物の作用時間を
最適化し、ペルオキシドの漂白作用の最良の利用を可能とする。
他の態様において、本発明によるカーペットクリーニング組成物は粒状組成物
または粉末状組成物である。このような本発明によるカーペットクリーニング組
成物は、例えば、処理すべきカーペットの区域の上にふりかけることによって前
記区域に直接適用することができるか、あるいは、好ましくは水の存在において
、スポンジ、ブラシ、または他の機械的/電気的装置を使用することによって、
適用することができる。
本発明による組成物を使用して処理すべき区域は任意の大きさであることがで
きる。さらに、完全な区画に、またはカーペト全体にさえ、本発明によるカーペ
ットクリーニング組成物を適用することができる。このような目的のために、液
状水性組成物を使用するとき、延長したスプレーを可能とするポンプを装備する
スプレー装置は特に有用である。
本発明によるカーペットクリーニング組成物の適用量は、汚染または汚れの苛
酷さに依存するであろう。頑固な汚染の場合において、汚染の完全な除去を保証
するために、2回以上の適用を必要とすることがある。事実、本発明におけるカ
ーペットクリーニング組成物は、一般的摩耗から生ずる汚れの拡散した層から生
ずるカーペットの黒ずみを除去するために、特に適当である。
本発明によるカーペットクリーニング組成物は、手によるカーペットのクリー
ニングおよびカーペットのクリーニング装置の双方のために使用することができ
る。カーペットクリーニング装置のために、本発明によるカーペットクリーニン
グ組成物、すなわち、液状組成物または粒状組成物または粉末状組成物を機械操
作の説明に従い希釈することが好ましい。さらに、このような機械において使用
すべき組成物は高い泡立ちを防止するように配合される。
本発明によれば、本発明における組成物はカーペットまたは家具からの汚染お
よび汚れの除去ならびに臭いの除去のために使用することができる。さらに、本
発明による組成物は、カーペットを衛生化または消毒しかつカーペットまたは家
具から微小昆虫を根絶するために使用することができる。実施例
下記の実施例により、本発明を例示する。記載した成分を記載した比率(特記
しない限り、重量%)で組合わせることによって、組成物を調製する。 AMCPは、アクリル酸/マレイン酸をベースとするコポリマー(Sokala
n CP5R)である。
キレート化剤は、商品名DEQUESTRで入手可能なホスホン酸塩のキレート
化剤である。
NaCnASは、アルキル硫酸ナトリウムである。
PAは、約70,000の平均分子量のエトキシル化テトラエチレンペンタミン
である。
上記実施例における組成物は本発明に従いカーペットのクリーニングに適当で
ある、すなわち、それらはきわめてすぐれた粒子の汚れ、油脂/油の汚染、およ
び/または酵素の汚れの除去性能を示すと同時に、また、他の型の汚れ、例えば
、漂白可能な汚染、例えば、コーヒー、ティーおよびその他に対してきわめてす
ぐれた汚染除去性能を提供する。
これらの組成物は、手によるクリーニングの用途に、純粋な形態または希釈さ
れた形態で、ならびにカーペットクリーニング機械において使用するために適当
である。
これらの組成物は、また、長期間の貯蔵において化学的に安定である。事実、
ポリエチレンをベースとするプラスチックの500mlのびん中で50℃におい
て10日間貯蔵したとき、上に例示した組成物を使用して、びんの膨張は観察さ
れなかった。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 OA(BF,BJ,CF,CG,
CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,T
D,TG),AP(GH,KE,LS,MW,SD,SZ
,UG,ZW),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,
MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,
AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C
N,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB
,GE,GH,HU,ID,IL,IS,JP,KE,
KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,L
T,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX
,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,
SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,U
A,UG,US,UZ,VN,YU,ZW
(72)発明者 ステファーノ、スキアラ
イタリー国ローマ、ビア、エッフェ.ビ.
ラストレリ、81
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 下記の成分: − 過酸素漂白剤、 − 式R−OHのアルコール(式中Rは1〜4個の炭素原子の直鎖状または分 枝鎖状の、飽和または不飽和の炭化水素鎖である)、および −1またはそれ以上のエーテル基からなりかつ25℃において100ml当た り10mlより高い水中の溶解度を有する親水性溶剤、25℃において100m l当たり10mlより高い水中の溶解度を有するポリオールの親水性溶剤、25 ℃において100ml当たり10mlより低い水中の溶解度を有する疎水性溶剤 およびそれらの混合物から成る群より選択される第2溶剤、 を含んでなり、 前記アルコール対前記第2溶剤の重量比が1:10〜1:1.1である、カー ペットをクリーニングするために適当な組成物。 2. 前記C1−C4アルコールがイソプロピルアルコールである、請求項1 に記載の組成物。 3. 1またはそれ以上のエーテル基からなりかつ25℃において100ml 当たり10mlより高い水中の溶解度を有する前記親水性溶剤が、グリコールエ ーテルおよび/またはその誘導体であり、好ましくはブトキシプロパノール、プ ロポキシエチルアセテート、エタノール−2−ブトキシホスフェート、2−(ヘ キシルオキシ)エタノール、2−エトキシエタノール、2−ブトキシエタノール 、n−ブトキシプロポキシプロパノール、ブチルトリグリコールエーテル、ブチ ルジグリコールエーテル、2−(2−アルコキシエトキシ)エタノール、2−( 2−アルコキシエトキシ)プロパノール、2−(2−アルコキシエトキシ)ブタ ノールまたはそれらの混合物であり、および/または25℃において100ml 当 たり10mlより高い水中の溶解度を有する前記ポリオールの親水性溶剤が、ジ オール、好ましくは2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、2,2,4−トリ メチル−1,3−ペンタンジオール、メチル−2,4−ペンタンジオールまたは それらの混合物であり、および/または前記疎水性溶剤が式R1−OH(式中R1 は1〜20個の炭素原子のアルキル置換または非アルキル置換のアリール基であ る)に従う疎水性芳香族アルコール、式R2−OH(式中R2は5〜20個の炭素 原子の直鎖状または分枝鎖状の、飽和または不飽和の炭化水素鎖である)の疎水 性脂肪族アルコールまたはそれらの混合物であり、好ましくはベンジルアルコー ルである、前記請求項のいずれか一項に記載の組成物。 4. 前記C1−C4アルコールおよび前記第2溶剤が1:6〜1:1.5、 好ましくは1:4〜1:1.8、より好ましくは1:3〜1:2の前記C1−C 4アルコール対前記第2溶剤の重量比で存在する、前記請求項のいずれか一項に 記載の組成物。 5. 前記過酸素漂白剤が、過炭酸塩、過ケイ酸塩、過硫酸塩、過ホウ酸塩、 ペルオキシ酸、予備成形ペルオキシ酸、アルキルヒドロペルオキシド、ペルオキ シド、脂肪族ジアシルペルオキシドおよびそれらの混合物から成る群より選択さ れ、好ましくは過酸化水素である、前記請求項のいずれか一項に記載の組成物。 6. 全組成物の0.01〜20重量%、好ましくは0.5〜10重量%、よ り好ましくは1〜7重量%の過酸素漂白剤またはそれらの混合物を含む、前記請 求項のいずれか一項に記載の組成物。 7. 全組成物の50重量%まで、好ましくは0.1〜30重量%、より好ま しくは0.5〜10重量%のアニオン界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン界 面活性剤、双性イオン界面活性剤、カチオン界面活性剤およびそれらの混合物か ら成る群より選択される界面活性剤を含む、前記請求項のいずれか一項に記載の 組成物。 8. 前記界面活性剤がアニオン界面活性剤、好ましくはサルコシネート界面 活性剤および/またはアルキル硫酸塩、および/または式R1R2R3NO(式中 、R1は1〜30、好ましくは6〜20、より好ましくは6〜16個の炭素原子 の飽和直鎖状または分枝鎖状のアルキル基であり、そしてR2およびR3は独立し て1〜4、好ましくは1〜3個の炭素原子の置換または非置換の直鎖状または分 枝鎖状のアルキル基、より好ましくはメチル基である)を有するアミンオキシド 界面活性剤、またはそれらの混合物である、請求項7に記載の組成物。 9. プロピルガレートを全組成物の1重量%まで、好ましくは0.01〜0 .1重量%まで、より好ましくは0.01〜0.06重量%のレベルでをさらに 含む、前記請求項のいずれか一項に記載の組成物。 10. 汚れ懸濁ポリアミンポリマー、汚れ懸濁ポリカルボキシレートポリマ ー、キレート化剤、ヒドロキシ−ピリジンN−オキシドおよびそれらの誘導体、 ビルダー系、他の溶剤、香料、色素、泡抑制剤、酵素、光漂白剤、およびそれら の混合物から成る群より選択される少なくとも1つの成分をさらに含む、前記請 求項のいずれか一項に記載の組成物。 11. 液状組成物、好ましくは水性液状組成物である、前記請求項のいずれ か一項に記載の組成物。 12. 前記組成物が粉末状組成物または粒状組成物である、請求項1〜10 のいずれか一項に記載の組成物。 13. 請求項12に記載の組成物をカーペットに適用し、次いで前記カーペ ットを必要に応じてこすりおよび/またはブラシがけし、次いで前記組成物を前 記カーペットから除去する、カーペットをクリーニングする方法。 14. 請求項11に記載の組成物を純粋な形態でまたは希釈してカーペット に適用するか、あるいは請求項12に記載の組成物を、典型的には水で希釈した 後、前記カーペットに適用し、次いで前記カーペットを必要に応じてこすりおよ び/またはブラシがけし、そして前記組成物を放置して乾燥した後、前記カーペ ットから除去する、カーペットをクリーニングする方法。 15. 前記組成物をカーペットクリーニング装置において使用する、請求項 14に記載の方法。 16. 前記組成物を前記カーペットにスプレー装置またはエアゾールガンに より適用する、請求項14に記載の方法。 17. ブラシがけおよび/または真空クリーニングを包含する機械的手段に より、前記組成物を前記カーペットから除去する、請求項13、14、15また は16に記載の方法。
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