JP2000507536A - ディスペンサー液溜 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 偏向面と液溜の内部周辺に液体を分配するための分配液路とを有し、液溜のいずれの壁に沿っても液体除去装置を挿入することができるディスペンサー液溜。また、該液溜は、液溜を取り巻く埋め込み材を支え、かつ、形状保持性を維持する構造的な剛性の増大を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 ディスペンサー液溜 技術分野 本発明は、一般にガソリンステーション（給油所）等で使用されるディスペン サー液溜(dispenser sump)に関し、さらに詳しくは、偏向面(deflection surfac e)、並びに液溜底の周辺にガソリンなどの液体を分配するための周辺分配液路を 含む液溜底を有するディスペンサー液溜に関する。 発明の背景 ガソリンサービスステーションは、ディスペンサー液溜、導管、及び入口管継 手からなる地下燃料供給ネットワークを含んでいる。ディスペンサー液溜は、液 溜に収容されている管継手または液溜の上に位置する燃料ディスペンサーから漏 れ出すガソリンなどの漏出液を収納するのに使用されている。このような漏出は 、例えば、封止材や導管の破裂のために、あるいは、燃料ディスペンサーフィル ターの交換などの通常の燃料ディスペンサーの整備中に、起こることがある。こ のような漏出を封じ込めることにより、ガソリンが地中に入ったり、地下水を通 過するのを防ぐ。漏出が起こった後、液体除去装置を液溜中に挿入して、液溜の 底から液体を除去する。 地下燃料供給ネットワークの設置中に現場は掘られ、燃料導管、入口管継手、 及びディスペンサー液溜は適正に配置かつ相互接続され、そして、該ネットワー ク上に流し込まれるアスファルト層を支持するために、穴には埋め戻し材が詰め 込まれる。設置後でも、液溜に部品を入れて燃料導管や入口管継手を保守するの で、液溜は、 該液溜を取り囲む埋め戻し材にもかかわらず、形状保全性を維持するために、充 分に剛性でなければならない。 従来の液溜は、一般に平坦な底を有しており、漏出液を比較的均等に液溜の底 にわたって拡散させる。このような従来の液溜のひとつの問題は、全てのガソリ ンを確実に除去するために、漏出液を液溜から除去するのに使用する装置を底面 全体にアクセスさせなければならないことである。しかしながら、底面全体にア クセスさせることは、液溜中の管継手及び導管、並びに液溜上の燃料ディスペン サーの内部機構のために困難である。 米国特許第4,842,163号及び4,971,225号は、液溜底の一端に沿って漏出ガソリ ンを蓄積する傾斜底面を有し、該液溜端に沿って漏出検知装置の設置が可能な液 溜底を開示している。また、この'163及び'225特許は、液溜底の蓄積端に沿った ドレインを含む閉ループの燃料回収システムを開示している。この'163及び'225 特許に開示されている液溜は、そのような漏出検知装置や燃料回収システムを設 置するために、液溜底の特定の一端に沿ってアクセスすることを要求している。 前述したように、液溜中の管継手及び導管、並びに液溜上の燃料ディスペンサー の内部機構のために、液溜底の特定端に制約なしにはアクセスすることができな い。 液溜底の周辺の如何なる位置からも燃料の除去を可能とし、したがって、液溜 の如何なる壁に沿っても漏出液除去装置をアクセスさせることができ、かつ、液 溜の構造的剛性を増大させる液溜ディスペンサーが望ましいことは明らかである 。 発明の概要 本発明の目的は、液溜中に含まれる漏出燃料を、該液溜底周辺の如何なる位置 からも除去可能な液溜を提供することにある。 本発明の他の目的は、液溜の構造的剛性を増大させる液溜底を有する液溜を提 供することにある。 他の目的、効果、並びに本発明の他の新規な特徴は、下記の詳細な説明に一部 が示され、かつ、一部は当業者が本発明の検査を行うことにより明らかとなる。 本発明の目的及び効果は、添付の請求の範囲で特に指摘している手段と組み合わ せにより、理解しかつ得ることができる。 前記及び他の目的を達成するため、並びに上述の本発明の目的に従って、側壁 、偏向面を含む底、及び周辺分配液路を含む液溜が提供される。側壁は、底面に 対して、上方に延長している。分配液路は、該液路に沿って液体を分配するため の液路底を有し、好ましくは偏向面の周囲を囲んでいる。偏向面は、基部と頂部 とを有し、基部は、液路の開口に隣接して配置され、また、偏向面は、基部から 頂部にかけて傾斜している。偏向面の頂部は、基部より高い高位に配置されてい る。偏向面は、該偏向面に当たる液体を分配液路中の液体を分配するための分配 液路へとそらすように作用する。 本発明の一態様によれば、偏向面は、４つの一般に平面のパネルを含み、各パ ネルは、基部端、頂部端、並びに頂部端に向かって互いに集束する２つの側部端 を有する。各パネルの各基部端は、分配液路に隣接して配置されている。各パネ ルの頂部端は、隣接するパネルの頂部端に隣接し、一般に平面のパネルの頂部端 は、基部端より高い高位にある。この発明の好ましい態様によれば、偏向面はピ ラミッド型を有し、ピラミッドの基部は分配液路に隣接して配置され、かつ、ピ ラミッドの頂部はピラミッドの基部より高い高位にある。 偏向面は、液溜内に収容されている管継手や液溜の上方に位置する燃料ディス ペンサーから漏出するガソリンなどの該表面に接触す る液体をそらせ、そして、その液体を分配液路中へそらせる。分配液路は、液体 を液溜底の周囲に拡散する。底の全周に沿って燃料をこのように分配すると、液 溜のいかなる壁に沿っても液溜中に燃料除去装置を挿入させることができ、管継 手、導管、またはその他の障害物が液溜からの燃料除去を妨害する心配を除去す る。 また、偏向面は、ディスペンサー液溜に増大した構造的剛性を与え、それは、 液溜の形状保全性を維持するのを助ける。このような増大した構造的剛性は、液 溜管継手を維持する液溜中の部品の付加的重量により、液溜が内部に向かって押 しつぶされる可能性を減少させる。 本発明のさらなる他の目的は、本発明を実施するために意図されたベストモー ドのひとつを単に例示することにより、この本発明の好ましい態様が示されかつ 記述されている下記の説明から当業者には明らかとなる。理解されるように、す べて本発明から離れることなく、その他の異なる自明な様相が可能である。した がって、図面及び説明は、本質的に例示であり、限定ではないとみなされる。 図面の簡単な説明 この明細書に組み込まれ、かつ、明細書の一部を形成する添付図は、本発明の 幾つかの側面を示し、そして、詳細な説明と共に本発明の原理を説明するのに役 立つ。図面において、 図１は、この発明の１態様によるディスペンサー液溜を示す燃料分配システム の設計図である、 図２は、この発明の１態様による液溜の断面図である、 図３は、図２に示される液溜を上から見た図である、 図４は、図３に示される液溜のライン４−４に沿った断面図である、そして 図５は、図３に示される液溜のライン５−５に沿った断面図である。 本発明の好ましい態様について詳細に参照され、その実施例は、添付図面に示 され、そこでは、同じ数字は、図面を通して同じ要素を指示する。 好ましい態様の詳細な説明 ここで図面を参照するが、図１は、この発明の一態様に従う液溜を用いた地下 のガソリン分配システムの設計図である。燃料ディスペンサー２０からの需要が あると、ガソリンなどの燃料は、燃料導管２４を通って地下燃料タンク２６から 燃料ディスペンサー２０へ汲み上げられる。地下燃料タンク２６は、アクセスス ペース３１を通って補給される。液溜２８は、燃料ディスペンサー２０の下に配 置され、燃料ディスペンサー２０から漏出するガソリンを含有することができる 。また、液溜２８は、管継手２９を収容し、同様に該管継手２９からの漏出液を 含有することができる。埋め戻し材６８は、液溜２８の外側を取り囲む。 液溜２８は、埋め戻し材６８の質量によって加えられる継続的な圧力だけでは なく、液溜２８の回りに最初に詰め込まれたとき、埋め戻し材６８の衝撃に耐え るのに十分なだけ頑丈でなければならない。液溜２８に含まれる漏出ガソリンは 、図示していない燃料ディスペンサー２０のアクセスドアを通じて、燃料除去装 置を挿入することによって除去される。 図２は、この発明の一態様による液溜２８を示す。液溜２８は、燃料ディスペ ンサー２０と同心に配置される。液溜２８は、側壁３６と３４を持つ。 図３は、図２に示される液溜２８の上から見た図を示す。底４１ は、偏向面４２と分配液路４０を含んでいる。偏向面４２は、パネル４４、４５ 、４６、及び４７を含んでいる。各パネル４４−４７は、パネル４５の基部端５ ２のような基部端を持ち、そして、各パネルは、パネル４５の頂部端５４のよう な頂部端を持つことができる。各パネルの頂部端は、好ましくは、隣接するパネ ルの頂部端と境を接する。各パネルの基部は、分配液路４０に隣接して配置され る。斜面部５０は、分配液路４０から偏向面４２を分離するが、基部端５２を分 配液路４０の開口に隣接させることができ、それによって斜面部５０を省略でき ることは明らかである。偏向面４２上に衝突する液体は、分配液路５０にそらさ れ、そこで液溜底の周辺に液路に沿って広がる。分配液路５０は、好ましくは閉 鎖路であり、偏向面４２を全体的に取り囲む。 図４は、図３のライン４−４に沿った液溜２８の断面図である。図４により明 瞭に見られるように、偏向面４２は、偏向面４２上に当たる液体を分配液路４０ にそらせる。分配液路４０は、底４１の周辺で分配液路４０中に液体を分配する 。液溜２８は、４つの一般に平面のパネル４４−４７を含むように示されている が、偏向面４２は、４つ以上の一般に平面のパネルを持つことができ、また、偏 向面４２は、分配液路４０へ衝突した液体をそらすのに適した形状である限り、 円錐または挫折円錐形状などの平面パネルが要求されない形状からなることがで きる。この発明の一態様によれば、各側壁３４、３５、３６、及び３７は、図４ に示されるように、分配液路４０の１側面を形成する。 図５は、図３に示されるライン５−５に沿った液溜２８の断面図である。基部 端５２は、分配液路４０に隣接して配置されている。頂部端５４は、頂部５６で 終わっている。この発明の液溜２８は、偏向面４２に当たった液体を分配液路４ ０にそらせ、底４１の周辺 に液体を分配する。液溜２８により、液溜２８中の漏出燃料を完全に除去するた めに、どの壁に沿っても、分配液路４０へ何の制約も受けることなくアクセスし て、漏出除去装置を設置することができる。液溜２８上に配置されている燃料デ ィスペンサーの内部機構、並びに液溜２８に収容されている管継手２９及び燃料 導管２４は、液溜底４１の部分へのアクセスを妨害し、漏出燃料の部分的な回収 作業しかできないことからみて、本発明の液溜２８は、従来の液溜に対して顕著 な改良を達成している。底４１は、基部５７より高い高位にある頂部５６を含ん でおり、側壁３４−３７を取り囲む埋め戻し材６８の圧力にもかかわらず、形状 保全性を維持する構造的な剛性を改良する。 本発明の好ましい態様についての前述の説明は、例示と説明のために提出され たものである。説明が完全であることや、開示されたのと正確に同じ形態に本発 明を限定したりすることを意図していない。上記教示に照らして、自明な変更や 変形が可能である。該態様は、本発明の原理を最も良く例示し、かつ、当業者が 実際的な適用を行う際に、本発明を最も良く使用することができるように、選択 され、かつ、説明されたものであり、種々の態様が種々の変更と共に、意図する 特定の使用に適している。本発明の範囲は、ここに添付した請求の範囲により定 義されることを意図している。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項 【提出日】１９９８年８月７日（１９９８．８．７） 【補正内容】 請求の範囲 １． ａ）頂部表面、 ｂ）頂部表面に取り付けられた燃料ディスペンサー、 ｃ）頂部表面より実質的に下で、かつ、燃料ディスペンサー の下部に位置する液体を含有するための液溜 を含む給油所アイランドにおいて、該液溜が、 (i) 少なくとも１つの剛性のある側壁、 (ii) 偏向面と周辺の分配液路とを含む剛性のある底であっ て、少なくとも１つの側壁が該底に対して上方に延長 する底、 (iii) 液路中で液体を分配するための液路底を持つ周辺分配 液路、及び (lv) 偏向面が基部と頂部とを有し、基部は液路の開口部に 隣接して配置され、偏向面は基部から頂部に傾斜して おり、かつ、頂部は基部より高い高位に位置しており、 それによって、偏向面が偏向面に当たった液体を液路 中で液体を分配するための分配液路へとそらす作用を する ことを特徴とする給油所アイランド。 ２． 少なくとも１つの側壁が、直角形状に結合された４つの側壁からなる請求 項１記載の給油所アイランド。 ３． 少なくとも１つの側壁の底部が、分配液路の１側面を形成する請求項１記 載の給油所アイランド。 ４． 偏向面が一般に片面のパネルからなり、各パネルは基部端、頂部端、並び に互いに頂部端に向かって集束する２つの側部縁を持ち、各基部端は分配液路に 隣接して配置され、各頂部端は隣接パネルの頂部端に隣接して配置され、かつ、 一般に平面のパネルは一般に平面のパネルの基部端より高い高位にある請求項１ 記載の給油所アイランド。 ５． 偏向面がピラミッド型を有し、ピラミッドの基部は分配液路に隣接して配 置され、かつ、ピラミッドの頂点はピラミッドの基部より高い高位にある請求項 １記載の給油所アイランド。 ６． 偏向面の頂部が、偏向面の残部に比べて比較的小さな表面領域を有する一 般に平面の部分からなり、かつ、頂部の縁が偏向面等の基部に向かって傾斜する 表面へと移行する請求項１記載の給油所アイランド。 ７． 分配液路が閉鎖路である請求項１記載の給油所アイランド。 ８． ａ）頂部表面、 ｂ）頂部表面に取り付けられた燃料ディスペンサー、 ｃ）液溜の内部周辺に液体を分配するための液溜であって、 頂部表面より実質的に下で、かつ、燃料ディスペンサー の下部に位置する液溜 を含む給油所アイランドにおいて、該液溜が、 (i) 剛性のある囲い、 (ii) 囲いの端から孤立した剛性のある底、 (iii) 分配液路と内部偏向構造を有する底であって、分配液 路は偏向構造の基部を取り巻き、偏向構造は頂点並びに囲いに 対して傾斜した表面を有し、頂点は基部より高い高位にある ことを特徴とする給油所アイランド。 ９． 囲いが、直角形状に結合された４つの側壁からなる請求項８記載の給油所 アイランド。 １０． 囲いの底部が、分配液路の１側面を形成する請求項８記載の給油所アイ ランド。 １１． 偏向面が一般に平面の複数のパネルからなり、各パネルは基部端、頂部 端、並びに頂部端に向かって互いに集束する側部縁を有し、各基部端は分配液路 に隣接して配置され、各頂部端は隣接パネルの頂部端に隣接して配置され、かつ 、一般に平面のパネルの頂部端は一般に平面のパネルの基部端より高い高位にあ る請求項８記載の給油所アイランド。 １２． 偏向面がピラミッド型を有し、ピラミッドの基部は分配液路に隣接して 配置され、かつ、ピラミッドの頂点はピラミッドの基部より高い高位にある請求 項８記載の給油所アイランド。 １３． 偏向面の頂部が、偏向面の残部に比べて比較的小さな表面領域を有する 一般に平面の部分からなり、かつ、頂部の縁が偏向面の基部に向かって傾斜する 表面へと移行する請求項８記載の給油所アイランド。 １４． 分配液路が、閉鎖路である請求項８記載の給油所アイランド。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，Ｓ Ｄ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＵＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ， ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，Ｆ Ｉ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ， ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，Ｍ Ｗ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ， ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＷ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 液体を含有するための地下ディスペンサー液溜において、 少なくとも１つの側壁、 偏向面と周辺分配液路とを含む底であって、少なくとも１つの側壁が底に対し て上方に延長している底、 液路中の液分配のための液路底を有する周辺分配液路、 偏向面は基部と頂部とを有し、基部は液路の開口部に隣接し、偏向面は基部か ら頂部に傾斜し、かつ、頂部は基部より高い高位に位置しており、それによって 、偏向面が該偏向面に当たった液体を液路中の液体分配のための分配液路にそら せる作用をすることを特徴とする地下ディスペンサー液溜。 ２． 少なくとも１つの側壁が、直角形状に結合された４つの側壁を含む請求 項１記載の地下ディスペンサー液溜。 ３． 少なくとも１つの側壁の底部が分配液路の１つの側面を形成する請求項 １記載のディスペンサー液溜。 ４． 偏向面が一般に平面の複数のパネルを含み、各パネルは基部端、頂部端 、並びに頂部端に向かって互いに集束する２つの側部端を有し、各基部端は分配 液路に隣接して配置され、各頂部端は隣接するパネルの頂部端に隣接して配置さ れ、そして、一般に平面のパネルの頂部端は一般に平面のパネルの基部端より高 い高位にある請求項１記載のディスペンサー液溜。 ５． 偏向面がピラミッド型からなり、ピラミッドの基部は分配 液路に隣接して配置され、かつ、ピラミッドの頂点はピラミッドの基部より高い 高位にある請求項１記載のディスペンサー液溜。 ６． 偏向面の頂部が、偏向面の残部に比べて比較的小さな表面領域を持つ一 般に平面の部分からなり、かつ、頂部端が、偏向面の基部に向かって傾斜する表 面中に移行する請求項１記載のディスペンサー液溜。 ７． 分配液路が閉鎖路である請求項１記載のディスペンサー液溜。 ８． 液溜の内周に液体を分配するための液溜であって、 囲い、 囲いの一端から孤立する底、 該底は分配液路と内部偏向構造とを有し、分配液路は偏向構造の基部を 取り囲み、偏向構造は頂点並びに囲いに対して傾斜した表面を持ち、該頂点は基 部より高い高位にある液溜。 ９． 囲いが直角形状に結合された４つの側壁からなる請求項８記載の地下デ ィスペンサー液溜。 １０． 囲いの底部が分配液路の一側面を形成する請求項８記載のディスペン サー液溜。 １１． 偏向面が一般に平面の複数のパネルからなり、各パネルは基部端、頂 部端、並びに頂部端に向けて互いに集束する２つの側部縁を有し、各基部端は分 配液路に隣接して配置され、各頂部端は 隣接するパネルの頂部端に隣接して配置され、かつ、一般に平面のパネルの頂部 端は一般に平面のパネルの基部端より高い高位にある請求項８記載のディスペン サー液溜。 １２． 偏向面がピラミッド型を有し、ピラミッドの基部は分配液路に隣接し て配置され、かつ、ピラミッドの頂点はピラミッドの基部より高い高位にある請 求項８記載のディスペンサー液溜。 １３． 偏向面の頂部が、偏向面の残部よりも比較的小さな表面領域を持つ一 般に平面の部分からなり、かつ、頂部端が、偏向面の基部に向かって傾斜する表 面中に移行する請求項８記載のディスペンサー液溜。 １４． 分配液路が閉鎖路である請求項８記載のディスペンサー液溜。