JP2000506657A - コンパイルシステムをユーザ用に表示する方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 多数のオーディオ及び／又はビジュアルアイテム用のコンパイルシステムをユーザに可視的に表示するには、各アイテムを各々がカテゴリ、値又はラベルを表わす様々な属性に関連付け、且つこれらのアイテムのうちから各アイテムを選択することによりコンパイルされたサブセットのアイテムを発生させるようにする。特に、表示はアイテム内にて均一レベルで選択できる様々な属性にわたって多次元的に並列とする。各選択により、実際に選択したものと一致しないアイテムの表示を消去するようにして、各選択によって前記表示の多次元性を減らすようにする。さらに、或る選択したアイテムの実行制御も表示させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】 コンパイルシステムをユーザ用に表示する方法及び装置 本発明は、多数のオーディオ及び／又はビジュアルアイテム用のコンパイルシ ステムをユーザに可視的に表示する方法であって、それぞれのアイテムを、各々 がカテゴリ、値又はラベルを特定する様々な属性に関連付け、こうしたアイテム のうちから各アイテムを選択することによりコンパイルされたサブセットのアイ テムを発生させるようにして、コンパイルシステムをユーザに可視的に表示する 方法に関するものである。オーディオアイテムをコンパイルすることは古くから 行われており、記録可能な媒体は安価に製造できるようになり、特に歌に限定さ れない一連のオーディオアイテムは、様々なオーディオソースのうちからか、又 は単一のオーディオソースにおける様々な事例のうちから選定することにより記 録することができるようになった。オーディオソースは実際には放送されるよう なものとすることができるが、オーディオソースのバックグラウンドがディスク 又はテープのような光学的又は磁気的なものに記録した大型のデータベースであ る場合には、オーディオアイテムの選択問題が極めて関係することになる。コン パイルの編成をメニュに基づいて行なうことができるが、本発明者はそのような ことはユーザ本人にとっては極めて面倒で、厄介なことであることを認識した。 発明の概要 従って、本発明の目的は特に、すぐに何百ものオーディオアイテムに達してし まうデータベースにおけるコンパイルを速く、しかも気楽に行なうことができる ように冒頭にて述べた方法を単純化することにある。そこで、本発明の要点の１ つは、前記表示を前記様々な属性にわたり多次元的に並列に行ない、各属性はア イテム内にて均一レベルで選択できるようにし、各属性の選択により、実際に選 択したものに一致しないアイテムの表示を消去するようにして、各選択によって 前記表示を多次元的に減らすと共に或る選択した実行制御も表示することを特徴 とする。特に、この場合には或る特定めアイテムに対する一連の選択操作が短く なり、しかも前記表示が、連続する或る特定の選択組のうちの実際の順序の入れ 替えに対して不変となることを確かめた。これは未熟なユーザによる作業を簡単 にする。一般に、本発明はオーディオアイテム、ビデオアイテム並びにこれらの 混合アイテムに適用する。僅か２回又は３回の選択作業後に、残存する選択可能 なアイテムの数が１つの減ることはよくあることである。 本発明にとってはポインティング並びに連想探索によってアイテムの選択をす るのが有利である。連想探索は特に周知のアーティストの名前に有効である。 前記表示は唯一選択した前記アイテムの属性事例を目立たせるようにするのが 有利である。これにより、選択した処置が完了したことを容易に可視化する。 本発明は上述した方法を実施するように構成した装置にも関するものである。 このような装置は、前記アイテムの２レベル記録装置に基づいて構成し、それぞ れの各アイテムの比較的少量部をフォアグラウンド記憶装置に記憶させて、この 少量部をバックグラウンド記憶装置に比べて比較的速くユーザに出力させるよう にするのが有利である。このようにすれば、ユーザはアイテムを迅速に認識する ことができ、しかも全アイテムを再生しなければならない場合に、バックグラウ ンドの記憶内容のうちのいずれかの潜在記憶内容をブリッジさせることもできる 。本発明の他の様々な有利な点は従属請求項に記載した通りである。 図面の簡単な説明 以下本発明を添付図面を参照して好適実施例につき説明するに、ここに： 図１はハードウェアアーキテクチャであり； 図２は“選択トラックタブ”のレイアウトの例であり； 図３は“入力トラック情報タブ”のレイアウトの例であり： 図４は“コンパイル作成タブのレイアウトの例であり； 図５は選択した後のレイアウトの例であり； 図６は“コンパイル再生／記録タブ”のレイアウトの例であり； 図７は模範的なデータベースの構成例であり； 図８は手順フローチャートである。 好適実施例についての詳細な説明 図１はパーソナルコンピュータの環境及びオーディオアイテムに基づく模範的 なハードウェアアーキテクチャの概要である。ビデオアイテムに対する編成も同 様に可能であるが、それに必要とされる記憶スペース及び経路のスループットが かなり大きなものとなる。一般にＰＣの用途は豊富なため、ここでの説明はごく 一部に過ぎない。図示のＰＣマザーボードは、キーボード及びマウスへインタフ ェースするプロセッサ及びキャッシュＲＡＭを含む標準のハードウェア（図示せ ず）を具えており、且つ外部構成への次のような４つのインタフェースを有して いる。 ・ オペレーティングシステム及び関連するプログラムを有するアプリケーショ ンハードディスク３０へのＩＤＥインタフェース２２； ・ ビデオボード３２及びＣＲＴ３４と、ＣＤ−ＲＯＭ４０，データハードディ スク４２及びテープドライブ４４（これらの信号形式ＰＣＭ，ＷＡＶ及びＡＤ ＰＣＭも示してある）へインタフェースするＳＣＳＩインタフェース３８への ＳＣＳＩ制御部３６とへのＰＣＩインタフェース２４； ・ サウンドブラスターボード４６をアナログ増幅器４８及びスピーカセット５ ０と接続するＩＳＡインタフェース２６；及び ・ イージーリンクバス変換器５２及びコンパクトカセット又はＤＣＣのデッキ ５４へのＲＳ２３２インタフェース２８。 一般に、上述したようなものはいずれも慣例のデバイスであり、これらは同じ か、又は同様な機能を有する他の慣例のデバイスと交換することができる。デー タハードディスク４２はオーディオアイテムに対する様々なタイプの中間記憶用 に用いられる。ＣＲＴ３４は、後に図２〜図６につき詳細に説明するように、様 々な選択可能な事柄をユーザにウィンドウズのようなフォーマットで表示するの に用いられる。テープドライブ４４はオーディオアイテム用のマルチ−ギガバイ トのバックグラウンド記憶装置を示す。コンパクトカセット及びディジタルコン パクトカセット５４はオーディオ用の別のソースを示し、こうしたものには小形 コンピュータ環境用に他のものも標準化されている。 図２はデータベースにライブラリを作成する（図の頂部における起動させた制 御要素参照）のに用いられる“トラック選択タブ”のレイアウトの例である。こ の図に出現しているロゴの如き様々なアスペクトは、オランダにおける本“「Ef fektief Werken met Microsoft Office voor Windows 95」versie7.0,第５ ４０〜５４３頁”から取り出したものである。この本の対応するバージョンは多 数の他の言語でも発行されている。何等かのオーディオキャリヤがシステム、こ の場合には１７個のトラックを有しているコンパクトディスクに与えられており 、各トラックが１つのオーディオアイテムに対応していることは明らかである。 ユーザはマウスで指定することによって記憶用のアイテムを選ぶことができる。 右側の特別の実行ボタンは、すべてのアイテムを選択する“Select All items， ”ボタン、すべてのアイテムを選択しない“Unselect All”ボタン、システムを 以前の状態に戻す“Cancel”ボタン及び選択したものを実行させるような“OK” ボタンとすることができる。 図３は図２に従って選択した後に用いられる“入力トラック情報タブ”のレイ アウトである。実際の選択事項は図２に示したキャリヤの状態に対応するもので ある。フィールド１４０は図２で選択したトラックを特定し、これらのトラック の１つをさらに明示するために明るくする。フィールド１４２は明るくしたトラ ックのタイトルを特定する。フィールド１４４は演奏者、出典、様式、ジャンル 、時代、アンサンブル、独奏者及び独奏楽器を順次特定する。フィールド１４６ は出版社、配給社、発売年度、作曲者及び指揮者を特定する。これらのフィール ドの内容はＰＣのキーボードをタイプすることにより入力することができる。所 定の状況では、当面のデータは媒体そのもの、例えば目録のようなものから取り 出すことができる。 所定のフィールドをジャンル又は時代のような、予じめ記憶した或る限られた アイテムの組を有する“ドロップリスト”によって特定することもできる。プラ ス符号（＋）によって示したフィールドには所定の情報を充填させておかなけれ ばならず、これはそのようにしないと、アイテムを有意義にデータベースに加え ることができないからである。他のフィールドは空のままとしたり、しなかった りすることができる。必要量の情報を加えてある場合には、Ａｄｄ１ボタンが活 動状態になる。Ｒｅｓｅｔボタンは表示されている情報をリセットする。様々な 独奏者名を彼等の楽器と一緒にフィールド１４８に一度に入れることができ、図 示のように、斯様な追加情報を入れるフィールド１４８は、３つの実行制御ボタ ン“Clear”，“Add”及び“Remove”に関連させる。原則として、フィールド １４８は後に連想的な方法で探索することができる他のタイプのユーザ情報を挿 入するのに用いることができる。 或る特定のアイテムに関する情報を完全に特定した後には、そのアイテムをラ イブラリに加えるべきトラックのリストに加える制御をボタン１５２によって行 ない、この際、所定の適切な情報を、これらを入力させた順序でフィールド１５ ０に表示させる。ボタン１５４によってフィールド１４２〜１４８の内容をリセ ットすることもできる。フィールド１５０におけるリストに関しては、ボタン１ ５６によってまだ或る特定のアイテム又はトラックを除去することもでき、ボタ ン１５８は表示されたトラックをライブラリに最終的に追加する。ボタン１６０ によってフィールド１５０におけるリストから或る特定のトラックをキャンセル することもできる。上述したような活動制御ボタン以外に、様々な不活動の制御 ボタンを制限的にのみアクセスできるようにし、例えば明るい色つきのボタンは 決してアクセスできないようにする。 図４はコンパイル作成タブの例を示すレイアウトである。所望される機能を達 成するための必要条件は、図１におけるテープドライブ４４に十分な数のオーデ ィオアイテムを記憶することに併せて、ディスク４２にこれらのアイテムの属性 データを記憶することである。必要に応じ、ディスク４２には、例えばテープド ライブ４４のアクセス遅れをしのぐためにオーディオアイテムの最初のごく僅か な部分、又はオーディオのキューとして用いることができる他の任意の関連情報 を含めることもできる。ビデオアイテムの場合には、その比較的少量部を単一画 像とすることができる。 現時点におけるディスプレイの主要部は記憶したオーディオアイテムに関する ものである。図示のように、これらのアイテムは１５の属性、即ち、様式、演奏 者、出典（アルバム名等）、発行社、配給社、時代、作曲者、指揮者、ジャンル 、媒体の形式、独奏者、楽器、アンサンブル、発売日及びトラック名を有してい る。記憶済の各オーディオアイテム及びそれらの各属性に対して、適用し得るカ テゴリ、値又はラベルを示す規制子も記憶してある。或るカテゴリは様式、ジャ ンル又は媒体に関するものとすることもでき、値は日付に関するものとすること もでき、ラベルは個人又はエンティティの名前を示すものとすることができる。 各属性に対して、これらの各属性がとり得る種々の事項の数を示してある。図示 の値で最も大きい値はトラック名の数であるが、種々のトラックは同じ名前を有 するようにすることができる。各属性に対して、最初の３つの事項を表示してあ る。各属性の内部文字列は属性の値に従うか、又は適切と感じられる或る順序に 従ってアルファベット順とするか、標準的な順序とする。矢印で示したように、 各属性フィールドは個々にスクロールすることもできる。 ディスプレイの一番上のラインは、初心者ユーザに予備的解説を与えたり、ラ イブラリーを作成したり、コンパイルを作成したり（実際に示してある）、コン パイルの再生又は記録セッションを行なったりするためにそれぞれ起動させるこ とができる４つの選択制御部を含んでいる。右下隅の実行制御ボタンについて図 ５を参照して説明する。 図５は同じコンパイル作成タブを選択した後のレイアウトの例である。これは 図４の属性ディスプレイにおけるいずれかのラインをマウスで指定し、クリック して選択したものである。このようなクリッキングは、これにてクリックしたラ インとは一致しないすべてのオーディオアイテムのディスプレイを消去する。例 えば、演奏者フィールドにおける“The Beatles”をクリック・オンすると、こ のグループによって行われていないすべてのアイテムが消去されることになる。 実際上、このことはオーディオアイテムに関するスペースの次元数を少なくとも １つ減らすことにもなる。このことは、斯様な一度の選択後に、まだ選択せきる オーディオアイテムの数を１つ以上減らすことができることも意味している。１ つ以上の他の属性についてマウスでのさらなる選択は、実際１つのアイテムだけ を表示することに限定することもできる。図示のように、この特定のアイテム用 に充填されている属性の数は、データベースの規制子が必ずしもすべて完全に満 たされていないか、又は当然の理由のいずれからして、１５以下である。例えば 、或る音楽には独奏楽器がないことがある。図５は単一のタイトルだけを選択す ることによって選んだものであることは明らかである。 選択を１つの単独アイテムにまでしぼった場合には、様々な実行制御ボタンが 活動状態となり、斯様な単独アイテムは明るくすることによって示してある（ド ットで示してある）。上述したようにしてアイテムを選択するやり方とは別に、 見つけるべきオーディオアイテムのタイトルの一部分をフィールド６１にタイプ しておき、属性に従って選択すると言うよりもむしろアイテムの内容をアドレス 指定するようにしてアイテムを選択することもできる。実施例では、完全なタイ トルで探索をするのであって、多数のタイトルに或る言葉が極めて頻繁に用いら れていることは明らかである。フィールド６１はオーディオアイテムの全タイト ルを表示するのに用いることもできるのに対し、フィールド７２にはタイトルの 最も目立つ部分だけを入れるようにする。ボタン６２は、既に行なった選択済み のアイテムをコンパイルに加える制御をする。ボタン６４は選択したアイテムの サンプルの表現を制御し；これは即時参照用に有効な最初の部分又は他の部分と することができる。ボタン６０はシステムを図４のフォーマットにリセットする 。ボタン６６はコンパイルのリストからすべてのアイテムを除去する。ボタン７ ０はコンパイル操作の結果を記憶させ、この際、ユーザにはコンパイルに名前を 付けることを促す。ボタン６８はコンパイルから或る特定のアイテムを除去する のに用いられる。 図４及び図５の表示方式は様々な拡張が可能である。属性の数はもっと増やし たり、又は減らしたりすることができる。特別な属性は、拍子のタイプ、音楽の 速度、歌の言語、編曲者、オリジナルの録音場所、その音楽のライブとスタジオ と、リハーサル時の特徴、ボーカルと楽器との特色等のようなものとすることが できる。システムには、上級ユーザに選択させたり、その選択用に使用すべき属 性を特定させたりするシェルを設けることができる。このシステムは新規のオー ディオアイテムをコンパイルのシーケンスにおける任意の位置に入れることがで きる。システムはライブのアイテムを放送等による受信時に即時にコンパイルに 導入させるべく拡張させることができる。本発明の概念をビデオ又はオーディオ との混合記憶用に適用し得ることは当然のことである。 図６はコンパイル再生／記録タブのレイアウトの例である。この図の頂部にお ける４つの選択子のうちの最後の１つの選択子が今現在は活動状態になっている 。フィールド１００は出力デバイスを選択し、このデバイスは直接再生デバイス 、ＣＤ記録可能デバイス、ＤＣＣ又はコンパクトカセットとすることができる。 フィールド１０２はディジタル時間、線形のセミーアナログ時間及びプレイ、停 止、前トラック、高速順送り等の如きオーディオ記録にとって標準の様々な制御 を表示する。フィールド１０４はシステムに存在する実際のコンパイルの名前を 表示し、図示のように、この場合にはそのうちの１つをマウス指定により選択し てある。このようなコンパイルの数が多い場合には、スクロール機構を設けるこ とができる。さらに、フィールド１０６にはコンパイルを連想的に探索し得る情 報をタイプすることができる。フィールド１０８は選択したコンパイルに存在す る連続トラックを表示する。ここでもマウス指定により既に選択してある。この ような選択はフィールド１０６にタイプすることによって行なうこともできるが 、こうした例に限定されるものではない。実施例は、実際のコンパイルを終了さ せたり、次のコンパイルへ進めたりするように様々な実行制御素子によって拡張 させることができる。或る特別の識別機能として、実行制御ボタンの各起動時に システムが或る特殊な個別の音を出すようにする。これは斯様な各ボタンに対し て標準の音とするか、又は多め又は少なめのレパートリのうちのどれかに属する 音とすることができる。 図７は模範的なデータベース構成を示す。ブロック１１０はコンパイルトラッ クをリストする。ここでは各コンパイルトラック識別子が１個以上のコンパイル 識別子及びトラック識別子を指示する。ブロック１１２はコンパイルをリストし 、ここでは各コンパイルがコンパイル識別子及びコンパイル名を有している。ブ ロック１１４はトラックをリストする。ここでは、各トラックがトラック識別子 、トラック名、様式識別子、出典識別子、演奏者識別子、ジャンル識別子、時代 識別子、作曲者識別子、指揮者識別子、アンサンブル識別子、期間規則子、記憶 情報の様々な技術面を特定するトラックＵＲＬ、記憶サンプルのレベルでの様々 な技術面を特定するサンプルＵＲＬ及び限られた長さのコメントフィールドを有 している。 ブロック１１６はトラック、特にトラック識別子及びトラック名をリストする 。ブロック１１８は出典及び特に、出典識別子、出典名、出版社識別子、配給社 識別子、発売日及び媒体識別子をリストする。ブロック１２０は演奏者及び特に 、演奏者識別子及び演奏者名をリストする。ブロック１２２はジャンル及び特に ジャンル識別子及びジャンル名をリストする。ブロック１２４は時代及び特に時 代識別子及び時代名をリストする。ブロック１２６は作曲者及び特に作曲者識別 子及び作曲者名をリストする。ブロック１２８は指揮者及び特に指揮者識別子及 び指揮者名をリストする。ブロック１３０はアンサンブルと、特にアンサンブル 識別子及びアンサンブル名をリストする。ブロック１３２は出版社と、特に出版 社識別子及び出版社名をリストする。ブロック１３４は配給社と、特に配給社識 別子及び配給社名をリストする。ブロック１３６は媒体と、特に媒体識別子及び 媒体名をリストする。 ブロック１３８は興行及び特に興行識別子、トラック識別子、ソリスト識別子 及び楽器識別子をリストする。ブロック１３８はブロック１１４を指示する。さ らに、ブロック１４０はソリスト及び特に、ソリストリスト及びソリスト名をリ ストする。さらに、ブロック１４２は楽器及び特に楽器識別子及び楽器名をリス トする。 図８は手順フローチャートである。ブロック８０では、システムを初期化し、 記憶事項を要求し、第１スクリーンを表示させる。ブロック８２では、システム が新規のソースアイテムをデータベースに加える必要があるか否かを検出する。 ブロック８４では、ソース及び適用できるならば、そのソース内のアイテム位置 を選択し、そのアイテムをデータベースに転送するか、又はコピーする。適用で きるならば、このアイテムのサンプルをとって、データディスク及び大容量記憶 ディスクに記憶させ、残りか、又はアイテムのすべてを大容量記憶のバックグラ ウンドテープに記憶させる。ブロック８６では属性をディスプレイフォーマット （図示せず）に特定する。前述したように、属性を特定化する順序及び所定の規 則子を除外することは或る程度任意に行なうことができる。アイテムが用立てら れた場合にはシステムがブロック８２へ逆戻りする。 ソースアイテムをブロック８２により特定する必要がない場合には、システム がブロック８８へと進み、このシステムはコンパイルをセーブしなければならな いかどうかを検出する。セーブする必要がない場合には、ブロック９０にて、図 ４、図５につき詳述したように均一レベルで選択し得る様々な属性と並列にデー タベースアイテムを選択する。これはループ８８と９０を数回巡回して進めるこ とができる。しかしセーブ操作が既に行われていた場合には、さらなるコンパイ ル活動が必要かどうかをシステムがブロック９２にて検出する。その必要がある 場合にはシステムがブロック８２へ戻す。コンパイルの必要がない場合には操作 を終了させ、ハードウェア及びソフトウェアの機能を放棄させる。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．多数のオーディオ及び／又はビジュアルアイテム用のコンパイルシステムを ユーザに可視的に表示する方法であって、それぞれのアイテムを、各々がカテ ゴリ、値又はラベルを特定する様々な属性に関連付け、こうしたアイテムのう ちから各アイテムを選択することによりコンパイルされたサブセットのアイテ ムを発生させるようにして、コンパイルシステムをユーザに可視的に表示する 方法において、前記表示を前記様々な属性にわたり多次元的に並列に行ない、 各属性はアイテム内にて均一レベルで選択できるようにし、各属性の選択によ り、実際に選択したものに一致しないアイテムの表示を消去するようにして、 各選択によって前記表示を多次元的に減らすと共に或る選択した実行制御も表 示することを特徴とするコンパイルシステムをユーザに可視的に表示する方法 。 ２．或る特定順序のアイテム選択組における実際の順序の入替えに対して前記表 示を不変とすることを特徴とする請求の範囲１に記載の方法。 ３．前記選択をポインティング並びに連想探索によって行なうことを特徴とする 請求の範囲１に記載の方法。 ４．前記カテゴリが内容カテゴリ、個人カテゴリ並びに編成カテゴリを含むこと を特徴とする請求の範囲１に記載の方法。 ５．前記表示を、各々が均一数の属性事例を表示する要素から成るマトリックス 状とすることを特徴とする請求の範囲１に記載の方法。 ６．前記表示が、前記特別に選択したアイテムの属性事例を明るくして目立つよ うにすることを特徴とする請求の範囲１に記載の方法。 ７．ユーザに前記表示を訂正させるシェルを設けることを特徴とする請求の範囲 １に記載の方法。 ８．前記実行制御を特殊な個々の音と関連付けることを特徴とする請求の範囲１ に記載の方法。 ９．多数のオーディオ及び／又はビジュアルアイテム用のコンパイルをユーザに 可視的に表示する装置であって、それぞれのアイテムを各々がカテゴリ、値又 はラベルを表わす様々な属性に関連付け、複数のアイテムのうちから各アイテ ムを選択することにより、請求の範囲１に記載の方法によりコンパイルされた サブセットのアイテムを発生させるようにする、コンパイルをユーザに可視的 に表示する装置において、前記様々な属性にわたり多次元的に並列に実行する 表示手段を有すると共に、均一レベルで各属性を選択する選択機能部及び各選 択に対して、この実際の選択と一致しないアイテムの表示を消去する消去手段 を有するようにして、各選択によって前記表示を多次元的に減らすようにする と共に、或る選択した実行制御を表示する表示手段も有するようにしたことを 特徴とするコンパイルをユーザに可視的に表示する装置。 10．前記表示装置を、前記アイテムの２レベル記録装置に基づいて構成し、それ ぞれの各アイテムの比較的少量部をフォアグラウンド記憶装置に記憶させて、 この少量部をバックグラウンド記憶装置に比べて比較的速くユーザに出力させ るようにしたことを特徴とする請求の範囲９に記載の装置。 11．前記単一のアイテムに対して、或る選択データベースに関連属性に関する様 々な規制子データを包含すべく提示させる他の表示手段も有するようにしたこ とを特徴とする請求の範囲９に記載の装置。