JP2000506407A - 特に化粧品のためのアプリケータパッド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は、特に化粧品のためのアプリケータパッドに関するものである。このアプリケータパッドは、主に、作用面（２）が任意の形状を有することができ、化粧品を塗布する前に、空洞（４）の底部（５）に連結されたエレメント（３）によって削り取られた化粧品を保持するための同じ数のタンクを構成することができるような、つながっている空洞（４）の中に収納された突出エレメント（３）を備えた好ましくは柔軟な支持体（１）を有する。このパッドは、粉末状、多少の粘性のある液状の化粧品を肌に塗布することを可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】 特に化粧品のためのアプリケータパッド 本発明は、主に、例えば化粧品を構成する粉末、多少粘性をもつ液体またはペ ーストの形状を有する製品のためのアプリケータパッドを対象にする。 作用面が多少撓み性を有し、長く、稠密なファイバまたは毛のような突出した エレメントを備えていうような、多少撓み性のある支持体で構成されたアプリケ ータパッドがすでに知られている。 しかしながら、このようなパッドは、化粧品が例えば緻密な粉末で構成されて いる場合には、パッドの上で化粧品を均質に、かつ調整しながら保持することが できず、結果的に、パッドにランダムに保持された化粧品の肌への塗布は、規則 正しく行われず、完全に思い通りにはならない。 さらに、スポンジタイプ、すなわちパッドを用いて肌に塗布される化粧品を採 取することのできる発泡性材で構成されたアプリケータパッドが知られている。 しかし、ここでもまた、先の例と同じ不都合、すなわち、パッドの「充填」がラ ンダムに行われ、パッドに保持された化粧品を肌へ塗布しても、塗布される化粧 品を均質に、かつ調整しながら配分することができないという不都合が見られる 。 従って、本発明の目的は、肌に塗布される物質を均等に、かつ男性使用者また は女性使用者にとって完全に思い通りに調整しながら配分することが可能な構造 の新しいアプリケータパッドを提案することによって、これらの不都合を解消す ることにある。 このために、本発明の目的は、好ましくは柔軟な支持体の作用面が突出エレメ ントを有するタイプで、例えば化粧品を構成する粉末、多少粘性のある液体また はペーストの形状を有する製品のためのアプリケータパッドであって、突出エレ メントが、化粧品を例えば肌のような表面に塗布する前に、空洞の底部に連結し た前記エレメントによって採取された化粧品を集めるために同じ数だけタンクを 構成することが可能な開口型空洞の中に収納されることを特徴とする。 このアプリケータパッドの他の特性によれば、空洞が六角形のような多角形又 は円筒形をしている。 さらに、空洞がそれらの側壁によって隣接の空洞とつなげることもつなげない ことも可能である。 つながっている多角形空洞の場合には、これら空洞の側壁が、空洞を互いにつ なぐ多角形の頂点のレベルでカットされるか若しくは柔軟な支持体に連結され、 前記多角形の頂点を具現する突起または同類のものに縮小することができる。 本発明のさらに別の特性によれば、空洞の少なくともいくつかの側壁は異なる 厚さをもっている。 このアプリケータパッドの他の特性によれば、上記の空洞の中に収納される突 出エレメントは円錐または角錐の形状を有し、その底面が空洞の底部を構成する 柔軟な支持体に連結される。 他の実施形態によれば、上記の空洞の中に収納された突出エレメントは、ほぼ 直交した二つの面を持つほぼ四分の一球体の形状を有し、その一方の面は空洞の 底部を構成する柔軟な支持体に連結され、もう一方の面は作用面を構成する。 上記四分の一球体は、それらの作用面がすべて平行であるか若しくは他の四分 の一球体の作用面にほぼ直交するそれらの作用面のうちのいくつかについてのみ 平行となるように、空洞の中で向きが定められる。 さらに別の実施形態によれば、上記の空洞の中に収納されるエレメントは、各 々、柔軟な支持体に連結される多面体の形状を有する。 望ましい実施形態によれば、各多面体は、上記の柔軟な支持体にほぼ直交する 少なくとも一つの面と、多面体の一つの頂点または稜によって構成される前記支 持体からもっとも隔てられた自由で高い先端を備えている。 本発明によるアプリケータパッドのまた別の実施形態によれば、上記の空洞の 中に収納される突出エレメントは各々、円柱あるいは直角柱または斜角柱の形状 を有する。 さらに、空洞は、約０．２から２ｍｍの間にある横寸法と、約０．１から１ｍ ｍの間の深さと、約０．０２から０．２ｍｍの間の壁面の厚さを有することが可 能であるのに対して、空洞の中に収納されたエレメントの高さは、約０．０５か ら１．５ｍｍの間である。 さらに別の特性によれば、本発明のアプリケータパッドは、少なくとも一つの エラストマ材料を鋳造して造られ、柔軟な支持体の柔軟性が突出工レメントの柔 軟性と同じ若しくは異なることを特徴とする。 本発明はまた、作用面が上記の特性の一方および又は他方を満たすアプリケー タパッドで構成される任意のタイプのアプリケータ器具を対象とする。 しかし、単に例示的なものとして示された添付の図面を参照して、以下に詳細 な説明をすることで本発明の他の利点および特性がより明らかになるだろう。 第１図は、本発明による原理に合致したアプリケータパッドの第１の実施形態 の斜視図である。 第２図および第３図は、それぞれ、本発明によるアプリケータパッドの他の実 施形態の二つの変形形態の斜視図である。 第４図は、本発明によるアプリケータパッドの他の実施形態の斜視図である。 第５図は、空洞の側壁がつながっている第４図と類似したアプリケータパッド の実施形態の斜視図である。 第６図は、このアプリケータパッドの他の実施形態の斜視図である。 第７図は、第３図と類似するアプリケータパッドの他の変形形態の斜視図であ る。 すべての図に明確に示されているように、本発明による化粧品用アプリケータ パッドは、主に、好ましくは柔軟な支持体１を備え、その作用面２が開放された 空洞４の中に収納された突出エレメント３を有する。多少柔軟な支持体１は、図 面に明確に示されているように、空洞４の底部５を構成する。 第１図乃至第６図の実施形態に見られる、これらの空洞４は六角形を有する。 しかしながら、これらの空洞は、第７図を参照して以下に説明するように、本発 明の範囲を逸脱しない限り、円柱または六角形以外の多角形、例えば四角形の形 状を有することが可能であるｓ。 このように、例えば緻密な粉末の塊やペーストの上にその作用面２と共にパッ ド１を単純に通過または摩擦させることによって、開口型の空洞４が化粧品の「 配合された」量を受けとることのできるような数の隣接するタンクを構成するこ とが上記のことから既に理解される。もちろん、多少粘性のある流体の形態を持 つ化粧品を前記の作用面２の上に注ぐことも全く同じように可能である。前者の 場合には、突出エレメント３が好都合にも容器（ここには図示されていないが） の中に入れられたペーストまたは粉末を削り取ることができ、その結果、この化 粧品を開口型空洞４の中に入れることが可能になる点に注目することが重要であ る。 隣接している開口型空洞４は、側壁４ａを有する。これらの側壁は、第１図か ら第４図および第６図に示されているように、開口部をもたず、つなげられない ことも可能であるし、あるいはまた、第５図および第７図に示されているように 隣接する空洞とつながるようにすることもできる。 後者の場合には、第５図に示されているように、空洞４の側壁４ａは、前記の 空洞を構成し、隣接する空洞４の間で参照番号６の通路をつくりだすように、空 洞を互いにつなぐ多角形の頂点のレベルでカットされる。空洞４の間の、このよ うな通路または連絡路は、当然のことながら、この形状または他の形状で、他の 図面に示されている実施形態の中にも備えることができる。 このように、第７図によって図示されている実施形態では、空洞４の側壁が全 く簡単に柔軟な支持体１に連結された空洞４を構成し、ここでは四辺形を形成す る多角形のいわば頂点を具現化する突起、ピンまたは同類のものに縮小される。 この場合、四つの突起７は、突出した各エレメント３を取り囲む。もちろん、本 発明の範囲を逸脱しない限り、７のような４つの突起より多くの突起または少な い突起を備えることもできる。この場合、このようにして空洞４の間に最大の連 絡路が確立され、突起７は協働して、それらが規定する多角形空間の中に一定量 の化粧品を保持することができる。 他の実施形態によれば、空洞４の側壁または仕切り壁４ａは、同じ厚さ又は異 なる厚さを有することが可能である。第４図に示されているように、このように して各空洞は、他の側壁より厚い少なくとも一つまたは二つの側壁を備えている 。従って、支持体１の作用面２は、仕切り壁または側壁４ａの厚さが様々に異な ることによって、化粧品の採取においては等方性を持ち、化粧品の塗布において は異方性を持つという意味から、ダイナミックと形容することのできる構造を有 する。 一般に、本発明によるアプリケータパッドは、例えば、ポリウレタン、ラテッ クス、シリコンあるいは同類の物質のようなエラストマ材料を鋳造することによ って得られる単一および一体化部品を構成することができる。支持体１の柔軟性 または撓み性と突出エレメント３のそれとは同じであっても良いし、異なってい ても良い。同様に、本発明によるアプリケータパッドは、単一のエラストマ材か ら造ることが可能であり、あるいは空洞４を有する支持体１と、空洞４の中に入 れられた突出エレメント３を構成する二種類のエラストマ材で造ることも可能で ある。従って、突出エレメント３および該エレメントを含む空洞を有する支持体 １の作用面２は、ミクロ構造を構成する。実際に、空洞４は約０．２ｍｍから２ ｍｍの間の横寸法を有する。それらの深さは約０．1から１ｍｍの間であり、そ れに対して各空洞４を構成する壁面の厚さは約０．０２から０．２ｍmの間であ る。 空洞４の中に収納された突出エレメント３については、その高さがエレメント を含む空洞の高さに等しいことも可能であるし、それより小さくあるいは大きく することも可能である。その結果、突出エレメントの高さは約０．０５から１． ５ｍｍの間とすることができる。 同様に、突出エレメント３は、第１図から第７図を参照して以下に説明する様 々な形態または配置をとることができる。 第１図の実施形態において、突出エレメント３は、上部が切り取られた角錐１ ０または上部が切り取られていない角錐の形状を有し、その底面が空洞４の底部 ５を構成する柔軟な支持体１に連結されている。また、エレメント３は、本発明 の範囲を逸脱するしない限り、上部が切り取られた円錐または上部が切り取られ ていない円錐の形態とすることも可能である。この場合、このような支持体１の 作用面２は、上記に説明したように、単一または二種類の材料で造ることのでき る等方性のダイナミックな構造を構成する。空洞４の壁面４ａは、ここでは開口 部を持たず、つながっていない。しかし、上述したように、壁面は、常に蜂巣状 のミクロ構造を形成することができるように、空洞４を互いにつなぐ多角形の頂 点のレベルで、材料を用いずにカットすることもできる。しかし、このミクロ構 造においては、壁面４ａは上記のカットによってより柔軟になり、第５図を参照 してすでに説明したように、空洞４がつながることになる。第１図のアプリケー タパッドは、このように、後者の場合には、塗布において最良の滑らかさが可能 になり、空洞が通じていることによって塗布された化粧品を肌の上に最良に配分 することが可能である。 第２図および第３図の実施形態において、突出エレメント３は、ほぼ直交する 二つの面を有するほぼ四分の一球体の形状をそれそれ有することがわかる。その 一方の面１１は空洞４の底部を構成する柔軟な支持体１と一体化され、もう一方 の面１２は作用面を構成する。 第２図に示されている変形形態において、エレメント３を構成する四分の一球 体の作用面１２は、すべて互いにほぼ平行であり、前記四分の一球体は五点形に 配分されることが分かる。しかしながら、ここでもまた本発明の範囲を逸脱しな い限り、四分の一球体の他の平行線と直交する一定数の平行線に沿って四分の一 球体が配置されるミクロ構造を造り出すことは全く問題がなく可能である。 このようにして、第３図の変形形態において、四分の一球体は、例えば作用面 １２が四分の一球体の４本のラインＬ１、Ｌ２、Ｌ３、Ｌ４と互いに平行であり 、さらにラインＬ１、Ｌ２、Ｌ３、Ｌ４の作用面１２に対しては平行であるが、 反転しているような四分の一球体の３本のラインＬ５、Ｌ６、Ｌ７を形成するよ うな向きを空洞の中でとることがわかる。これらすべての四分の一球体の平行な 作用面１２は、第３図でわかるように、他の四分の一球体の作用面１２にほぼ直 交している。当然のことながら、四分の一球体については、第３図に示されてい る以外の規則正しいまたはランダムな配置をとることも可能である。 第２図または第３図によるアプリケータパッドのミクロ構造は、単一若しくは 上記に説明したように二種類の材料で造り出すことのできるダイナミックで等方 性のあるミクロ構造を構成することが可能である。 このことはまた、突出エレメント３の各々が、突起７によって限定された空間 の中に閉じ込められた四分の一球体によって構成される第７図の変形形態にも適 用される。 第４図および第５図に示されている実施形態において、空洞の中に収納された 突出エレメント３は、各々、柔軟な支持体１に連結された多面体の形状を有する 。 ここに図示されている実施形態によれば、各多面体１３は、柔軟な支持体１に 略直交する一つの面１４を備え、本発明の範囲を逸脱しない限り、柔軟な支持体 １に直交する面１４のような複数の面を備えることも可能であることが分かる。 同様に、各多面体１３は、図示されている実施形態によれば、自由な高い先端を 有する。すなわち、多面体１３の頂点１５（第４図）若しくは稜１６（第５図） によって構成される支持体から最も隔てられた先端を備える。もちろん、１５の ような頂点と１６のような稜を有する多面体を、単一の同一のアプリケータパッ ド上に備えることができる。 このようにして、多面体１３の頂点１５および又は稜１６は、空洞４の中に化 粧品を均質に充填し、この化粧品を肌にまったく思い通りに塗布することに役立 つ。ここでは、上記に説明したように、空洞４の壁面の異なる厚さ（第４図の実 施形態）によって化粧品の採取においては等方性を有し、塗布においては異方性 を有するダイナミックなミクロ構造の存在が見られる。 第６図に示された実施形態において、空洞４の中の突出エレメント３は、各々 、その略中央で各空洞４の底部５から始まる直角柱１７の形状を有する。このエ レメント３については、円柱のような他の形状を有することも全く問題なく可能 である。さらに、円柱は直円柱または斜円柱とすることができ、同様に、角柱１ ７は、本発明の範囲を逸脱しない限り、斜角柱とすることもできる。 従って、本発明によれば、作用面が任意の化粧品の採取と、その化粧品を最良 の効果とともに肌に塗布するために完全に有効で、かつ十分なミクロ構造を構成 するアプリケータパッドがつくりだされた。このようなミクロ構造は、鋳造ある いは鋳造以外の他の成形加工方法によって製造することができ、さらに鋳造され たパッドの構造に対応する極めて小さい押し型を造り出すことが可能な方法の適 切な組合わせによってパッドを得ることのできる鋳型を製造するための放電加工 方法によって得ることもできる。 アプリケータパッドは、もちろん、例えば、人間の肌の任意の場所に化粧品を 塗布するための任意のタイプのアプリケータ器具において使用することもできる 。 この観点から、突出エレメントおよびそれらを含む空洞の構造に由来する差違 的柔軟性または撓み性のために、本発明のアプリケータパッドは、表面が変化す る機械的特性を有する点に注目しなければならない。このようにして、例えば、 パッドに加えられる圧力に応じて、突出エレメントによって化粧品を採取しよう とする場合には、圧力が大きいと、その表面がでこぼこし、例えば肌のような敏 感でデリケートな表面に化粧品を塗布する場合には、圧力がより小さいと、パッ ドの表面は滑らかになる。この場合、空洞の壁面は、大きな圧力がパッドに加え られる場合とは反対にまったく変形しないか或いはほんのわずかしか変形しない 。その結果、突出エレメントの作用を優先することができる。 もちろん、上記に説明したように、本発明は、例としてのみ挙げられた上述の 実施形態にまったく限定されるものではない。 例えば、パッドの中、すなわち空洞の底部の中に、パッドに結び付けられた化 粧品のタンクと空洞とつなげるために、小さな孔を設けることもできる。さらに 、パッドは、例えば塗料のような任意の製品の塗布を行なうこともできる。 本発明は、以下の請求範囲に入る限り、上述の手段と同等のあらゆる技術、さ らにそれらの組合わせを含むものである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．好ましくは柔軟な支持体（１）の作用面（２）が突出エレメント（３）を有 するタイプで、例えば化粧品を構成する粉末、多少粘性のある液体またはペース トの形状を有する製品のためのアプリケータパッドであって、前記突出えレメン ト（３）が、化粧品を塗布する前に、空洞の底部（５）に連結した前記エレメン ト（３）によって採取された化粧品を収集する多数のタンクを構成することが可 能な開口型空洞（４）の中に収納されることを特徴とするアプリケータパッド。 ２．前記空洞（４）が、六角形のような多角形又は円筒形の形状を有することを 特徴とする請求の範囲第１項に記載のアプリケータパッド。 ３．前記空洞（４）が、それらの側壁（４ａ）によって、隣接する空洞とつなが っている又はつながっていないことを特徴とする請求の範囲第１項または第２項 に記載のアプリケータパッド。 ４．つながっている多角形空洞の場合に、それら空洞の前記側壁（４ａ）が、空 洞（４）を互いにつなぐ多角形の頂点のレベルでカットされている（６）、若し くは柔軟な支持体（１）に連結され、前記多角形の頂点を具現化する突起または 同類のもの（７）に縮小されることを特徴とする請求の範囲第２項または第３項 に記載のアプリケータパッド。 ５．空洞（４）の少なくともいくつかの側壁（４ａ、８）が異なる厚さを有する ことを特徴とする請求の範囲第３項または第４項に記載のアプリケータパッド。 ６．上記空洞の中に収納される突出エレメントが円錐または角錐（１０）の形状 を有し、その底面が空洞（４）の底部（５）を構成する柔軟な支持体（１）に連 結されることを特徴とする請求の範囲第１項乃至第５項のいずれかに記載のアプ リケータパッド。 ７．上記空洞（４）の中に収納される突出エレメント（３）がほぼ直交する二つ の面（１１、１２）を有するほぼ四分の一球体の形状を有し、その一方の面（１ １）が空洞（４）の底部を構成する柔軟な支持体（１）に連結され、他方の面（ １２）が作用面を構成することを特徴とする請求の範囲第１項乃至第５項のいず れかに記載のアプリケータパッド。 ８．上記四分の一球体は、その作用面（１２）がすべて平行若しくは他の四分の 一球体の作用面（１２）とほぼ直交するそれらの作用面のうちのいくつかについ てのみ平行となるように、空洞（４）の中で向きが定められることを特徴とする 請求の範囲第７項に記載のアプリケータパッド。 ９．上記空洞（４）の中に収納される突出エレメント（３）が、各々、柔軟な支 持体に連結される多面体（１３）の形状を有することを特徴とする請求の範囲第 １項乃至第５項のいずれかに記載のアプリケータパッド。 １０．多面体（１３）が柔軟な支持体（１）にほぼ直交する少なくとも一つの面 （１４）と、多面体（１３）の一つの頂点（１５）または稜（１６）によって構 成される前記支持体から最も隔てられた自由で高い先端とを各々備えていること を特徴とする請求の範囲第９項に記載のアプリケータパッド。 １１．上記空洞（４）の中に収納される突出エレメント（３）が、各々、円柱ま たは直角柱あるいは斜角柱の形状を有することを特徴とする請求の範囲第１項乃 至第５項のいずれかに記載のアプリケータパッド。 １２．上記空洞（４）が、約０．２から２ｍｍの間の横寸法と、約０．１から１ ｍｍの間の深さと、約０．０２から０．２ｍｍの間の壁面の厚さを有することが 可能であるのに対して、空洞（４）の中に収納されたエレメント（３）の高さは 約０．０５から１．５ｍｍの間であることを特徴とする請求の範囲の第１項乃至 第１１項のいずれかに記載のアプリケータパッド。 １３．少なくとも一つのエラストマ材料を鋳造して造られ、支持体（１）の柔軟 性が突出エレメント（３）の柔軟性と略同じ若しくは異なることを特徴とする請 求の範囲第１項乃至第１２項のいずれかに記載のアプリケータパッド。 １４．作用面が、請求の範囲の第１項から第１３項のいずれかに記載のアプリケ ータパッドによって構成される任意のタイプのアプリケータパッド。