JP2000506190A

JP2000506190A - Ink erasing system

Info

Publication number: JP2000506190A
Application number: JP9530419A
Authority: JP
Inventors: イーチュン、ワング
Original assignee: ザ、ジレット、カンパニー
Priority date: 1996-02-22
Filing date: 1997-02-21
Publication date: 2000-05-23
Also published as: BR9707586A; TR199801616T2; AU730724B2; EP0882103A1; WO1997031070A1; AU2138897A; CA2244906A1

Abstract

(57)【要約】インク／消去液の組合せは、染料および結合剤を含むインク、および塩基性窒素化合物を含む消去液を含む。結合剤は塩基性窒素化合物に結合することができる。 (57) [Summary] The ink / erase liquid combination includes an ink comprising a dye and a binder, and an erase liquid comprising a basic nitrogen compound. The binder can bind to the basic nitrogen compound.

Description

【発明の詳細な説明】インク消去システム本発明はインク消去システムに関するものである。インク消去システムは、一般的に２種類の構成成分を含む。１方の成分は、染料--一般的にトリアリールメタン--を含む水性インクであり、この染料は、亜硫酸塩還元剤または塩基性窒素化合物の様な物質と接触した時に無色の形態に転化される。第二の成分は、染料を無色の形態に転化させる物質を含む水性消去液である。使用者はインクで書き、修正が必要な場合に、消去液をインクマーキングに塗布して染料を脱色する。消去液を塗布した区域の上に書き込めることが望ましい。消去したマークの上に書き込もうとする時に起こり得る問題の一つは、インク中の染料が、硬化した消去液の中の過剰の消去物質（例えば亜硫酸塩またはアミン）と接触するので、新しいマークが時間と共に薄くなる場合があることである。本発明は、消去可能な水性インクおよび水性消去液の組合せに関するものである。インクは、塩基性窒素化合物、例えばアミン、と接触した場合に脱色する染料を含有する。消去液は、塩基性窒素化合物を含む。重要なのは、インクが、消去液中の過剰の塩基性窒素化合物を結合し得る塩基性窒素化合物結合剤を含むことである。これによって、消去液が塗布されている区域にこのインクで上書きされると、消去液中に残存している塩基性窒素化合物がインク中の窒素化合物結合剤に結合されるので、染料の著しい脱色が引き起こされない。そのため、消去された区域の上に書き込まれたインクマークが時間と共に薄くなる傾向は少なくなる。好ましい染料はトリアリールメタンである。好ましい塩基性窒素化合物は、グリシンナトリウム塩の様な不揮発性の無毒アミンである。好ましい結合剤は金属塩である。好ましい結合剤の例は、硫酸マグネシウムの様なマグネシウム塩および硫酸亜鉛の様な亜鉛塩である。好ましい消去液は、被膜形成重合体も含む。被膜形成重合体は、消去した区域の上に薄い被膜を形成し、その結果、上書き時間を短縮することができる。この被膜形成重合体は、消去液が紙に拡散するのを遅らせ、上書きの品質を改良することもできる。好ましい被膜形成重合体としては、ポリアクリル酸のナトリウム塩がある。好ましい消去液は、消去時間が約３秒間未満であり、より好ましくは２秒間未満である。好ましい消去液は、上書き時間が約１５秒間未満であり、より好ましくは１０秒間未満である。本発明の一態様では、インクが８重量％グリシンナトリウム塩水溶液と接触した時に脱色する染料、およびグリシンナトリウム塩と錯体形成し得る金属塩を含む消去可能なインクも提供される。本発明は、基材上のインクマーキングを消去する方法も提供するものである。本方法は２つの工程を含む。第一に、塩基性窒素化合物と接触した時に脱色する染料、塩基性窒素化合物を結合し得る結合剤、および水を含むインクを基材に塗布してマーキングを形成させる。第二に、そのマーキングに、塩基性窒素化合物および水を含む消去液を塗布する。塩基性窒素化合物が染料を脱色させる。本発明は、マーキングを形成する別の方法も提供するものである。この方法も２つの工程を含む。第一に、塩基性窒素化合物および水を含む消去液を基材に塗布し、消去液被覆を形成させる。第二に、塩基性窒素化合物と接触した時に脱色する染料、塩基性窒素化合物に結合し得る結合剤、および水を含むインクを消去液被覆に塗布する。好ましくはこの方法は、基材の上にマークを最初に形成させておき、その上に消去液を同インクと共に塗布する。ここで使用する「消去システム」とは、インクおよび消去液の組合せを同じ共通の包装物中に、混合せずに保存することを意味する。例えば、インクを一つの容器に入れ、消去液を第二の容器に入れるが、２個の容器は同じ包装物中に含まれる。本発明の他の特徴および利点は、本発明の好ましい実施態様の説明および請求項から明らかになるであろう。好ましい組合せは、インクおよび消去液を含む。インクはトリアリールメタン染料、消去液中に使用されるアミンと結合し得る金属塩、有機酸、ポリアクリレート被膜形成重合体、および水を含む。消去液は、トリアリールメタン染料を脱色し得る不揮発性アミン、被膜形成重合体、および水を含む。インクおよび消去液は、表面張力を調節するための界面活性剤も含むことができる。アミンの存在下で脱色し得るトリアリールメタン染料は、当業者には公知である。例としてはAcid Blue 93およびAcid Blue 22がある。所望の色強度を与えるのに十分な染料を含むべきであるが、そのインクで形成されたマークを脱色するのに大量の消去液を塗布しなければならない程、多くすべきではない。好ましいインクは、２〜５重量％、より好ましくは約４重量％、のトリアリールメタン染料を含む。好ましい金属塩は、消去液中に使用されるアミンを結合することができる。金属塩は好ましくはインク中に可溶である。塩の例は、硫酸マグネシウムおよび硫酸亜鉛である。インクは、インクマークの上に形成された消去液層にインクを塗布した時に、過剰のアミンを結合するのに十分な量の金属塩を含むべきである。ただし、修正するインクマークを消去するために過剰量の消去液を塗布しなければならない程多くの金属塩を含むべきではない。修正すべきインクマークは金属塩を含むことができ、そのインクマーク中の金属塩と結合すると共に、染料を脱色するのに十分なアミンが消去液の中になければならない。好ましいインクは、５〜１５重量％、より好ましくは８〜１２重量％、の金属塩を含む。有機酸はインクの酸性度を増加させ、その結果、トリアリールメタン染料の色強度を増加させる。有機酸の例としては、クエン酸、および酒石酸がある。所望の強度の染料を含むインクを与えるには、十分な量の有機酸を含むべきである。好ましいインクは、１〜３重量％、より好ましくは約２重量％、の有機酸を含むことができる。ポリアクリレート被膜形成重合体は、色強度を改良し、上書きからのにじみを減少させることができる。ポリアクリレート鼓膜形成重合体の例としては、すべてBASFから市販されているSokalan CP10s、CP12s、およびPA13PNがある。目標とする特性を得るには、十分なポリアクリレート被膜形成重合体をインクに配合すべきであるが、インクの粘度が過度に高くなる程多く配合すべきではない。好ましいインクは、１〜５重量％、より好ましくは２〜４重量％、のポリアクリレート被膜形成重合体を含むことができる。インクは、各成分を溶解させ、インクに所望の粘度を与えるための十分な水を含むべきである。好ましいインクは、粘度が例えば１cps〜３cps、より好ましくは２cps〜２．５cps、である。好ましいインクは、例えば７５〜８５重量％の水を含む。インクで形成させたマークの上に液を塗布した時、消去液中の不揮発性アミンがトリアリールメタン染料の脱色を引き起こす。選択されるアミンは、好ましくは不揮発性であることに加えて、無毒性であるべきであり、好ましくは無臭である。好ましいアミンの例としては、グリシン（グリシンナトリウム塩の形態で）、他のアミノ酸塩およびポリアミンである。消去液は、インクで形成されたマークに妥当な量で塗布した時に染料を脱色するために十分なアミンを含む。しかし、大量のアミンは、硬くなった消去液に付けた修正インクマーキングが薄くなるのを十分に阻止する、インク中の金属塩の能力を妨害することがある。好ましい消去液は、７〜１２重量％、より好ましくは８〜１０重量％、のアミンを含むことができる。被膜形成重合体は消去液の粘度を増加させる。被膜形成重合体は、消去液で形成された被覆の表面上に薄い被膜を形成させることにより、上書き時間をも短縮するが、この薄い被膜は表面の硬度を増加させ、消去液が十分に乾燥していなくても、インクで作られるマークを受けるのに適した表面を形成させることができる。被膜形成重合体は、消去液に使用するアミンとの相容性を有するべきである。好ましい被膜形成重合体はポリアクリル酸のナトリウム塩である。好ましいポリアクリル酸被膜形成重合体は数平均分子量１２００〜５０００である。所望の被膜および粘度を得るために、十分な量の被膜形成重合体を消去液中に配合する。被膜形成重合体が多過ぎると、粘度が過度に上昇する。好ましい消去液は１５〜２５重量％、より好ましくは約２０重量％、の被膜形成重合体を含むことができる。消去液は、各成分を溶解させ、流体に所望の粘度を与えるのに十分な水を含んでいるべきである。好ましい消去液は、例えば５cps〜１５cps、より好ましくは６cps〜７cps、の粘度を有することができる。消去液は好ましくは緩衝剤も含み、溶液のｐＨを例えば１１〜１２（より好ましくは約１１．７、に維持される。好ましい消去液は、例えば７５〜８５重量％の緩衝剤水溶液を含むことができる。インクおよび消去液の表面張力は、本消去システムの消去および上書き性能に影響することがある。インクの表面張力は好ましくは３０ダイン／cm〜４５ダイン／cm、より好ましくは約４０ダイン／cm、である。消去液の表面張力は好ましくは２０ダイン／cm〜４０ダイン／cm、より好ましくは２５ダイン／cm〜３５ダイン／cm、最も好ましくは約３０ダイン／cm、である。インクおよび消去液の表面張力は、通常の界面活性剤を使用して調節することができる。インクの表面張力が低過ぎる場合、インクは、続いて塗布する消去液と比較して、紙基材の中にあまりにも深く、あまりにも急速に浸透する。消去液の表面張力が高過ぎる場合、消去液は紙の中に、前に塗布したインク程深くは透過しないか、あるいは少なくともそれ程急速には透過しない。このために消去が不完全になるか、または消去時間が長くなる。他の通常の成分、例えば殺菌剤、増粘剤、および着色剤をインクまたは消去液中に含むことができる。好ましいインクおよび消去液は、ローラーボールポイントペン、例えば貯蔵部と流体連絡させるための管状部材、その部材の一端にシートを有するソケット、そのシートから伸びる内側壁表面、シートの反対側の内側壁表面の末端に配置されたリム、およびソケット中に配置され、シートと回転できる様に係合し、リムにより捕獲されている球形ボール、を含むペンで使用することができる。この筆記具は例えばフェルトのチップも含むことができる。インクおよび消去液は万年筆中でも使用できる。一実施態様では、インクおよび消去液は、個別のペンの中で供給される。必要に応じて、幾つかのインク含有ペンを用意し、それぞれのペンが１種類のインクを含む様にすることもできる。別の実施態様では、インクおよび消去液は、それぞれの貯蔵部を含む単一のペンの中に供給される。それぞれの貯蔵部は中空または繊維貯蔵部でよい。２個の貯蔵部を管状部材、例えばポリプロピレンの胴、で取り囲むことができる。ペンがマーカーである場合、両端にペン先を含み、各ペン先がキャップにより覆われている。適当なペン先の例は、Interfloから市販のポリエチレン製の、のみ型ペン先(chisel nib)である。あるいは、ペンがローラーボールポイントペンである場合、両端に、上記の様な、この分野で良く知られているボールおよびソケット構造を含む。インク貯蔵部は、例えば消去液貯蔵部の約３倍の流体を含む位に十分に大きくてよい。インクおよび消去液は、各成分を混合して製造することができる。例１インクは、Acid Blue 93（Orientから市販）４部、クエン酸２部、硫酸マグネシウム１０部、Sokalan CP10s（BASFから市販）２．５部および水８１．５部を混合することにより製造した。消去液は、グリシンナトリウム塩１０部、ポリアクリル酸ナトリウム塩（Aldr ichから市販、カタログNo．42034-4）２０部、界面活性剤（Dynol、Air Product sから市販）０．２部および緩衝剤水溶液（ｐＨ１１．７）７０部を混合することにより製造した。緩衝剤溶液１リットルは、ホウ酸1．４８４１ｇ、水酸化ナトリウム４．１０５０ｇ、酢酸１．４ml、およびリン酸１．４mlを含む。このインクを使用してAmpadノート紙（例えばPhase One Office Products Co. ,から市販、カタログNo．AMP-20-372）の上に書き込んだ。インクマーク上の一部に消去液を塗布した。消去液が十分に硬化した後、修正のためのインクマーキングを付けた。修正マーキングの薄れやにじみは観察されなかった。例２１０％（総重量で）硫酸亜鉛、２．５％Sokalan CP10s、２１クエン酸、４１A cid Blue 93、および８１．５１水を混合することにより、消去液を製造した。例３５％（総重量で）硫酸亜鉛、５％硫酸マグネシウム、２．５％Sokalan CP10s 、２％クエン酸、４％Acid Blue 93、および８１．５％水を混合することにより、消去液を製造した。他の実施態様も請求の範囲に包含される。例えば、消去液は２種類のインク、すなわち一方は消去液中のアミンを結合する金属塩を含み、他方は金属塩を含まない、と組み合わせて使用することができる。金属塩を含まないインクで紙の上にインクマークを付け、消去液を塗布して染料を脱色することができる。次いで、金属塩を含むインクで修正のマークを付けることができる。DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION Ink Erasing System The present invention relates to an ink erasing system. Ink erasure systems generally include two components. One component is an aqueous ink containing a dye, typically a triarylmethane, which converts to a colorless form when contacted with a substance such as a sulfite reducing agent or a basic nitrogen compound. Is done. The second component is an aqueous erasing solution containing a substance that converts the dye to a colorless form. The user writes with ink, and when correction is necessary, applies an erasing liquid to the ink marking to decolorize the dye. It is desirable to be able to write on the area where the erasing liquid has been applied. One of the problems that can occur when trying to write over an erased mark is that the new mark may be damaged because the dye in the ink comes in contact with excess erase material (eg, sulfite or amine) in the cured erase solution. That is, it may become thinner with time. The present invention relates to a combination of an erasable aqueous ink and an aqueous erasing liquid. The ink contains a dye that decolorizes when contacted with a basic nitrogen compound, such as an amine. The erasing liquid contains a basic nitrogen compound. Importantly, the ink contains a basic nitrogen compound binder that can bind excess basic nitrogen compounds in the erase solution. As a result, when the area where the erasing liquid is applied is overwritten with this ink, the basic nitrogen compound remaining in the erasing liquid is bonded to the nitrogen compound binder in the ink, so that the dye is significantly decolorized. Is not triggered. Therefore, the ink marks written on the erased areas are less likely to fade over time. The preferred dye is a triarylmethane. Preferred basic nitrogen compounds are non-volatile, non-toxic amines, such as glycine sodium salt. Preferred binders are metal salts. Examples of preferred binders are magnesium salts such as magnesium sulfate and zinc salts such as zinc sulfate. Preferred erasing liquids also include a film-forming polymer. The film-forming polymer can form a thin film over the erased area, thereby reducing overwriting time. The film-forming polymer can also delay the erasing liquid from diffusing into the paper and improve the quality of the overwrite. A preferred film-forming polymer is the sodium salt of polyacrylic acid. Preferred erase solutions have an erase time of less than about 3 seconds, more preferably less than 2 seconds. Preferred erase solutions have an overwrite time of less than about 15 seconds, more preferably less than 10 seconds. In one aspect of the invention, there is also provided an erasable ink comprising a dye that decolorizes when the ink is contacted with an 8% by weight aqueous solution of sodium glycine, and a metal salt that can complex with sodium glycine. The present invention also provides a method for erasing ink markings on a substrate. The method includes two steps. First, a marking is formed by applying an ink containing a dye that decolorizes when contacted with a basic nitrogen compound, a binder capable of binding the basic nitrogen compound, and water to the substrate. Second, an erasing solution containing a basic nitrogen compound and water is applied to the marking. The basic nitrogen compound decolorizes the dye. The present invention also provides another method of forming a marking. This method also includes two steps. First, an erasing liquid containing a basic nitrogen compound and water is applied to a substrate to form an erasing liquid coating. Second, an ink containing a dye that decolorizes when contacted with a basic nitrogen compound, a binder that can bind to the basic nitrogen compound, and water is applied to the erasing liquid coating. Preferably, in this method, a mark is first formed on a substrate, and an erasing liquid is applied thereon together with the ink. As used herein, "erasing system" means storing a combination of ink and erasing liquid in the same common package without mixing. For example, the ink is placed in one container and the erasing liquid is placed in a second container, but the two containers are contained in the same package. Other features and advantages of the invention will be apparent from the description of preferred embodiments of the invention, and from the claims. A preferred combination includes an ink and an erasing liquid. The ink includes a triarylmethane dye, a metal salt capable of binding to the amine used in the erase solution, an organic acid, a polyacrylate film forming polymer, and water. The erasing liquid contains a non-volatile amine capable of decolorizing the triarylmethane dye, a film-forming polymer, and water. The ink and the erasing liquid may also include a surfactant for adjusting the surface tension. Triarylmethane dyes that can decolorize in the presence of an amine are known to those skilled in the art. Examples include Acid Blue 93 and Acid Blue 22. It should contain enough dye to give the desired color intensity, but not so much that a large amount of erasing liquid must be applied to bleach the mark formed with the ink. Preferred inks contain 2-5%, more preferably about 4%, by weight of a triarylmethane dye. Preferred metal salts are capable of binding the amine used in the erase solution. The metal salt is preferably soluble in the ink. Examples of salts are magnesium sulfate and zinc sulfate. The ink should contain a sufficient amount of metal salt to bind excess amine when the ink is applied to the erase liquid layer formed on the ink mark. However, it should not contain so much metal salt that an excessive amount of erasing liquid must be applied to erase the ink mark to be corrected. The ink mark to be modified can include a metal salt, and there must be enough amine in the erasing liquid to bind to the metal salt in the ink mark and decolorize the dye. Preferred inks contain 5 to 15% by weight, more preferably 8 to 12% by weight, of a metal salt. Organic acids increase the acidity of the ink and consequently the color strength of the triarylmethane dye. Examples of organic acids include citric acid and tartaric acid. It should contain a sufficient amount of organic acid to provide an ink containing the desired strength dye. Preferred inks can contain 1-3% by weight, more preferably about 2% by weight, of an organic acid. Polyacrylate film-forming polymers can improve color strength and reduce bleed from overwriting. Examples of polyacrylate tympanic polymers include Sokalan CP10s, CP12s, and PA13PN, all commercially available from BASF. Sufficient polyacrylate film-forming polymer should be incorporated into the ink to achieve the desired properties, but not too much as the viscosity of the ink becomes too high. Preferred inks can include 1-5%, more preferably 2-4% by weight of a polyacrylate film forming polymer. The ink should contain enough water to dissolve each component and give the ink the desired viscosity. Preferred inks have a viscosity of, for example, 1 cps to 3 cps, more preferably 2 cps to 2.5 cps. Preferred inks contain, for example, 75-85% water by weight. When the liquid is applied over the mark formed by the ink, the non-volatile amine in the erasing liquid causes the decolorization of the triarylmethane dye. The amine chosen should be non-toxic, in addition to being preferably non-volatile, and is preferably odorless. Examples of preferred amines are glycine (in the form of glycine sodium salt), other amino acid salts and polyamines. The erasing liquid contains sufficient amine to decolorize the dye when applied to a mark formed with the ink in a reasonable amount. However, large amounts of amine may interfere with the ability of the metal salt in the ink to sufficiently prevent the correction ink marking applied to the hardened erasure fluid from fading. Preferred erasing liquids may contain from 7 to 12% by weight, more preferably from 8 to 10% by weight of amine. The film-forming polymer increases the viscosity of the erase solution. The film-forming polymer reduces the overwriting time by forming a thin film on the surface of the coating formed with the erasing liquid, but this thin film increases the surface hardness and the erasing liquid is sufficiently dried. If not, a surface suitable for receiving marks made of ink can be formed. The film-forming polymer should be compatible with the amine used in the erase solution. A preferred film-forming polymer is the sodium salt of polyacrylic acid. A preferred polyacrylic acid film-forming polymer has a number average molecular weight of 1200 to 5000. A sufficient amount of the film-forming polymer is incorporated into the erasing solution to obtain the desired film and viscosity. If there is too much film forming polymer, the viscosity will rise excessively. Preferred erasing liquids may contain from 15 to 25% by weight, more preferably about 20% by weight, of a film-forming polymer. The erasing liquid should contain enough water to dissolve each component and give the fluid the desired viscosity. Preferred erasing liquids can have a viscosity of, for example, 5 cps to 15 cps, more preferably 6 cps to 7 cps. The erasing solution preferably also contains a buffer, and the pH of the solution is maintained at, for example, 11 to 12 (more preferably, about 11.7). A preferable erasing solution contains, for example, a 75 to 85% by weight aqueous buffer solution. The surface tension of the ink and the erasing liquid can affect the erasing and overwriting performance of the present erasing system, preferably from 30 dynes / cm to 45 dynes / cm, more preferably about 40 dynes. The surface tension of the erasing liquid is preferably 20 dynes / cm to 40 dynes / cm, more preferably 25 dynes / cm to 35 dynes / cm, and most preferably about 30 dynes / cm. In addition, the surface tension of the erasing liquid can be adjusted using a normal surfactant.If the surface tension of the ink is too low, the ink will lose its paper base compared to the subsequently applied erasing liquid. If the surface tension of the erasing liquid is too high, the erasing liquid will not penetrate into the paper as deeply as the previously applied ink, or at least not so quickly Does not penetrate, resulting in incomplete erasure or prolonged erasure Other conventional ingredients such as bactericides, thickeners, and colorants can be included in the ink or erasing liquid. Preferred ink and erasing liquids are roller ball point pens, e.g., a tubular member for fluid communication with a reservoir, a socket having a sheet at one end of the member, an inner wall surface extending from the sheet, an inner wall surface opposite the sheet. Including a rim disposed at the distal end of the rim, and a spherical ball disposed in the socket and rotatably engaged with the seat and captured by the rim. The writing implement can also include, for example, a felt tip.The ink and erasing liquid can be used in a fountain pen.In one embodiment, the ink and erasing liquid are supplied in separate pens. If desired, several ink-containing pens can be provided, with each pen containing one type of ink In another embodiment, the ink and erasing fluid include respective reservoirs. Supplied in a single pen, each reservoir may be hollow or a fiber reservoir, the two reservoirs may be surrounded by a tubular member, for example a polypropylene body, if the pen is a marker , Including nibs at each end, each nib covered by a cap An example of a suitable nib is a chisel nib commercially available from Interflo, made of polyethylene. Alternatively, if the pen is a rollerball point pen, both ends include a ball and socket structure, well known in the art, as described above. The ink reservoir may be large enough to contain, for example, about three times as much fluid as the erasing liquid reservoir. The ink and the erasing liquid can be manufactured by mixing the respective components. Example 1 An ink was prepared by mixing 4 parts Acid Blue 93 (commercially available from Orient), 2 parts citric acid, 10 parts magnesium sulfate, 2.5 parts Sokalan CP10s (commercially available from BASF) and 81.5 parts water. . The erasing solution was 10 parts of glycine sodium salt, 20 parts of polyacrylic acid sodium salt (commercially available from Aldrich, catalog No. 42034-4), 0.2 parts of surfactant (commercially available from Dynol, Air Products) and a buffer. It was produced by mixing 70 parts of an aqueous solution (pH 11.7). One liter of buffer solution contains 1.484 g of boric acid, 4.1050 g of sodium hydroxide, 1.4 ml of acetic acid, and 1.4 ml of phosphoric acid. This ink was used to write on Ampad notebook paper (commercially available from Phase One Office Products Co., catalog No. AMP-20-372). Erasing liquid was applied to a part of the ink mark. After the erasing liquid was sufficiently cured, ink marking for correction was applied. No fading or bleeding of the modified markings was observed. Example 2 An erase solution was prepared by mixing 10% (by total weight) zinc sulfate, 2.5% Sokalan CP10s, 21 citric acid, 41 Acid Blue 93, and 81.51 water. Example 3 The erase solution was prepared by mixing 5% (by total weight) zinc sulfate, 5% magnesium sulfate, 2.5% Sokalan CP10s, 2% citric acid, 4% Acid Blue 93, and 81.5% water. Manufactured. Other embodiments are within the claims. For example, the erasing liquid can be used in combination with two types of inks, one containing a metal salt that binds the amine in the erasing liquid and the other containing no metal salt. An ink mark is formed on paper with an ink containing no metal salt, and an erasing liquid is applied to decolorize the dye. The correction can then be marked with an ink containing a metal salt.

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ)，ＵＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ────────────────────────────────────────────────── ─── Continuation of front page (81) Designated countries EP (AT, BE, CH, DE, DK, ES, FI, FR, GB, GR, IE, IT, L U, MC, NL, PT, SE), OA (BF, BJ, CF) , CG, CI, CM, GA, GN, ML, MR, NE, SN, TD, TG), AP (KE, LS, MW, SD, S Z, UG), UA (AM, AZ, BY, KG, KZ, MD , RU, TJ, TM), AL, AM, AT, AU, AZ , BA, BB, BG, BR, BY, CA, CH, CN, CU, CZ, DE, DK, EE, ES, FI, GB, G E, HU, IL, IS, JP, KE, KG, KP, KR , KZ, LC, LK, LR, LS, LT, LU, LV, MD, MG, MK, MN, MW, MX, NO, NZ, P L, PT, RO, RU, SD, SE, SG, SI, SK , TJ, TM, TR, TT, UA, UG, US, UZ, VN, YU

Claims

[Claims] 1. Erasing solution containing basic nitrogen compound and water, and said basic nitrogen compound A dye capable of decoloring when contacted with a binder capable of binding the basic nitrogen compound, And ink containing water And a combination of an ink and an erasing liquid. 2. The combination of claim 1, wherein the erasing liquid further comprises a film-forming polymer. 3. 3. The film forming polymer of claim 2, wherein the film forming polymer comprises a polyacrylate. Combinations. 4. The erasing solution is 8 to 10% by weight of the basic nitrogen compound, 15 to 25% by weight 3% by weight of the film-forming polymer, and 60-70% by weight of water. Combinations. 5. The combination of claim 1, wherein the ink further comprises a film-forming polymer. 6. Wherein the ink is 3-4% by weight of the dye, 8-12% by weight of the binder, A combination according to claim 1 comprising: and 75-85% by weight water. 7. 6. The film forming polymer according to claim 5, wherein the film forming polymer comprises a polyacrylate. Combinations. 8. The combination according to claim 7, wherein the erasing solution has a pH of about 10 to about 11. 9. The combination of claim 1 wherein the dye comprises a triarylmethane. . 10. The combination of claim 1, wherein the ink further comprises an organic acid. 11. The combination according to claim 1, wherein the binder comprises a metal salt. 12. The combination of claim 11, wherein the metal salt comprises a magnesium salt. Let's 13. 13. The method of claim 12, wherein the magnesium salt comprises magnesium sulfate. The combination described. 14． The combination according to claim 11, wherein the metal salt comprises a zinc salt. 15. 15. The combination of claim 14, wherein said zinc salt comprises zinc sulfate. 16. 2. The combination of claim 1, wherein said basic nitrogen compound comprises an amine. Let's 17． 17. The method of claim 16, wherein the amine comprises glycine sodium salt. Combinations. 18. 2. The combination according to claim 1, wherein the erasing time of the erasing liquid is less than 3 seconds. . 19. The set of claim 1, wherein the overwriting time of the erasing liquid is less than 10 seconds. Match. 20. The ink has a surface tension of 25 dynes / cm to 35 dynes / cm; 2. The erasing liquid according to claim 1, wherein the surface tension of the erasing liquid is 35 dynes / cm to 40 dynes / cm. Combinations. 21. A dye that decolorizes when contacted with an 8% by weight aqueous solution of glycine sodium salt, Erasable comprising a metal salt complexable with glycine sodium salt, and water Ink. 22. 22. The ink of claim 21, wherein the ink further comprises a non-volatile organic acid. Erasable ink. 23. The metal salt is selected from the group consisting of a magnesium salt and a zinc salt 22. The erasable ink of claim 21 comprising a salt. 24. A method for erasing ink markings on a substrate, Dye that decolorizes when contacted with a basic nitrogen compound, binds the basic nitrogen compound A binder, and an ink comprising water, applied to the substrate, Forming a marking, and said marking, said basic nitrogen compound And an erasing liquid containing water (where the basic nitrogen compound is Decolorizing the dye). 25. 25. The method of claim 24, wherein said binder comprises a metal salt. 26. 25. The method of claim 24, wherein said basic nitrogen compound comprises an amine. Law. 27. An erasing liquid containing a basic nitrogen compound and water is applied to a substrate, and Forming an erasing liquid coating on the erasing liquid coating, and applying the basic nitrogen compound to the erasing liquid coating. A dye that decolorizes when contacted with a substance, a binder that can bind to the basic nitrogen compound, And a method of forming a marking comprising applying an ink containing water.