JP2000505573A - コンピュータ・バス上の共用リソースに対する高速アクセス - Google Patents

コンピュータ・バス上の共用リソースに対する高速アクセス

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Abstract

(57)【要約】 共用リソース(13)が使用しているバス(12)へアクセスしている複数のコントローラ(25および26)の間の共用リソース(13)へのアクセスの制御の移動の加速は、バス・コントローラ(25または26)によるアクセス要求の検出を含む。バス・コントローラ(25または26)によるアクセス要求後直ちに、バス(12)が使用されていない場合には、高速バス移動シーケンスを開始し、バス(12)が使用されている場合には、バス(12)の使用が終了したときに低速バス転送を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】 コンピュータ・バス上の共用リソースに対する高速アクセス 発明の背景発明の分野 本発明はパーソナル・コンピュータに関し、詳細にいえば、複数のバス・マス タが共用リソースへのアクセスを取得するためにアービトレーションを行う速度 を高くする方法および装置に関する。従来の技術の歴史 コンピュータ・システムの能力が高くなるにつれ、データおよびプログラムを 記憶するのにこれらのシステムが利用するメモリ・スペースの量も増加してきた 。たとえば、単一のIntel Pentiumマイクロプロセッサを使用して いる典型的なデスクトップ・コンピュータはメイン・メモリとして使用される1 6メガバイトのダイナミック・ランダム・アクセスメモリ(DRAM)、長期間 の記憶に使用されるギガバイトの電子機械的ハード・ディスク・メモリ、グラフ ィックス・フレーム・バッファの一部として使用される1ないし4メガバイトの DRAMまたはビデオ・ランダム・アクセス・メモリ(VRAM)、およびさま ざまなその他の専用メモリ・アレイを含んでいる。このようなシステムが使用す るメモリの量およびコストは今後も増加し続けると思われる。 歴史的に言って、フレーム・バッファは高速で、高価なメモリ・デバイス(V RAMなど)をしばしば利用していたのに対し、メイン・メモリは低速なDRA Mを利用していた。しかしながら、高速なプロセッサと改善されたシステム・ア ーキテクチャが、メイン・メモリが動作する速度をかなり増加させるようになっ てきている。たとえば、メイン・メモリを独立したメモリ・バス上に置き、メモ リ・コントローラがそのバスへのアクセスを制御するのが現在では典型的なもの となっている。メイン・メモリにアクセスする速度の増加およびメモリが有して いる平均サイズの増加とは、メイン・メモリの一部をグラフィックス出力を記憶 し、操作するのに利用することにより、全体的なシステム・コストを下げること を可能としている。 これを達成するには、グラフィックス・コントローラもメイン・メモリに迅速 にアクセスできることが必要である。グラフィックス・コントローラは歴史的に いって、フレーム・バッファ・アレイ内での各種の操作(ビットブロック転送な ど)を実施するために使用されてきた。メイン・メモリの一部を使用して、フレ ーム・バッファ記憶装置と置き換えた場合、このようなグラフィックス・コント ローラはメイン・メモリの割り当てられた部分においてグラフィックス・データ に同じオペレーションを実行できなければならない。メイン・メモリにアクセス するためには、グラフィックス・コントローラ(または、その他のバス・マスタ )は、メモリ・コントローラによって主として制御されているメモリ・バスへの アクセスを取得しなければならない。メモリ・コントローラと他のコントローラ またはバス・マスタの間でメイン・メモリへのアクセスの制御をできるだけ短い 時間で切り換える必要性は、したがってきわめて重要なものとなる。 パーソナル・コンピュータ・システム内のバス・マスタが、複数のバス・マス タないしコントローラを有しているコンピュータ・システムの共用リソースへの アクセスを取得する、詳細にいえば、グラフィックス・コントローラがメモリ・ コントローラと共用されているメイン・メモリへのアクセスを取得するのに必要 な時間を短縮するのが望ましい。発明の概要 本発明はリソースが使用するバスへのアクセスを有している複数のコントロー ラの間での、メイン・メモリなどの共用リソースへのアクセスの制御の移動を加 速する新しい方法および装置を利用する。この方法は、バス・コントローラによ るアクセス要求を検出し、バスがコントローラによって使用されているかどうか を検出し、バスが使用中でない場合には、時限バス移動シーケンスを直ちに開始 し、バスが使用されている場合には、バスの使用が完了したときに直ちに時限バ ス移動シーケンスを開始し、時限バス移動シーケンスの終了時に直ちにバスをリ リースし、制御を要求元コントローラへ移す。 本発明のこれらおよびその他の特徴は、いくつかの図面を通じて同じ要素を同 じ符号で示している図面に関して行う以下の詳細な説明を参照することにより、 よりよく理解されよう。図面の簡単な説明 第1図は従来の技術にしたがって設計されたコンピュータ・システムのアーキ テクチャのブロック図である。 第2図は本発明にしたがって設計されたコンピュータ・システムのアーキテク チャのブロック図である。 第3図はローカル・バス・マスタによるメモリ・バス上のメイン・メモリへの アクセス速度を高めるための、本発明回路の実施形態の1つを示すブロック図で ある。 第4図はメモリ・バスが使用されていない場合のローカル・バス・マスタによ るメモリ・バスのアクセスを示すタイミング図である。 第5図はメモリ・バスが使用されている場合のローカル・バス・マスタによる メモリ・バスのアクセスを示すタイミング図である。 第6図は本発明による方法のステップを示す流れ図である。表記および用語 以下の詳細な説明の中には、コンピュータ・メモリ内のデータ・ビットにおけ る動作の記号表記の用語によってあらわされている部分がある。これらの説明お よび表記はデータ処理分野の技術者がその作業の内容を他の技術者に最も効果的 に伝えるために使用される手段である。オペレーションは物理量の物理的な取り 扱いを必要とするものである。通常、必然的なものではないが、これらの量は記 憶、転送、組合せ、比較、あるいは取り扱いを行える電気または磁気信号の形態 を取る。適宜、主として一般的な用法を理由として、これらの信号をビット、値 、要素、記号、文字、専門用語、数値などと呼ぶのが便利なことが証明されてい る。しかしながら、これらおよびその他の同様の用語がすべて適切な物理量に関 連付けられており、これらの量に適用される便宜上のラベルに過ぎないことに留 意す べきである。 さらに、実行される操作は加算または比較などの用語で呼ばれることがあるが 、これらは人間のオペレータが行う頭脳作業と一般に関連付けられている。人間 のオペレータのこのような能力は、本発明の一部を形成する本明細書に記載する オペレーションのいずれにおいてもほとんどの場合に必要でも、望ましいもので もなく、オペレーションは機械オペレーションである。本発明のオペレーション を行うのに有用な機械は汎用ディジタル・コンピュータまたはその他の同様な装 置を含んでいる。すべての場合に、コンピュータを操作するオペレーションの方 法と計算それ自体の方法の区別を念頭においておくべきである。本発明は、電気 的またはその他(たとえば、機械的、化学的)物理信号の処理における、他の希 望する物理信号を生成するためにコンピュータをオペレーティングする方法およ び装置に関する。 本明細書において、その名前に「#」を含んでいる信号はアクティブ低信号で ある。信号に適用された場合「アサート」という用語は信号のレベルが低いか、 高いかにかかわりなく信号がアクティブ状態であることを示す。「デアサート」 という用語は信号が非アクティブ状態であることを示す。詳細な説明 第1図を参照すると、典型的な従来技術のコンピュータ・システム10が示さ れている。システム10は上述の一般的な態様で機能する任意のコンピュータ・ システムでよいが、このようなシステムはカリフォルニア州Santa Cla raのIntel Corporationが設計製造しているタイプのPen tiumなどのマイクロプロセッサを利用するように設計されているシステムに よって代表されるものである。図示のシステム10はシステム10のオペレーシ ョン中に与えられる各種の命令を実行する中央演算処理装置11を含んでいる。 中央演算処理装置11は通常、プロセッサ・バスによって、システム10の各種 の構成要素の間で情報を搬送するようになされたローカル・バス12へのアクセ スを制御するブリッジ回路14に接続されている。第1図において、バス12は データの特に高速な転送を行うようになされている周辺構成要素インタフェース (PCI)バスまたはその他の高速ローカル・バスであることが好ましい。典型 的なシステム10において、各種の入出力装置がバス・マスタおよびバス・スレ ーブ回路としてバス12に接続されている。この図においては、たとえば、フレ ーム・バッファ17を制御するグラフィック・コントローラ16をバス・マスタ またはバス・スレーブとしてPCIバス12に接続することができる。サウンド ・ボード、フレーム・バッファなどのその他の入出力装置を同様な態様でバス1 2に接続することもできる。 ブリッジ回路14もメモリ・バスによってメイン・メモリ13に接続されてい る。メイン・メモリ13は通常、電力がシステム10に与えられている期間中に 情報を記憶するために、従来技術の技術者に周知の態様で構成されているダイナ ミック・ランダム・アクセス・メモリ(DRAM)で構成されている。特定の構 成にもよるが、ブリッジ回路14は通常、2次キャッシュ・コントローラ、2次 キャッシュ(L2キャッシュと呼ばれることがよくある)、メモリ・コントロー ラ15、およびプロセッサ、メイン・メモリおよびローカル・バスの間でのデー タの転送中にデータを記憶するためのいくつかのバッファを含んでいる。これら の構成要素はブリッジ回路14の一体部分であっても、あるいは回路板上で他の 構成要素に結合されているものであってもよい。 第1図の構成において、アプリケーション・プログラムと協働して、データを システム10の各種の構成要素へ転送するオペレーティング・システムの制御下 で、オペレーションが中央演算処理装置11によって行われる。メイン・メモリ 13へアドレス指定されたデータは、たとえば、メモリ・コントローラ15の制 御下で、メモリ・バス上で転送される。同様に、中央演算処理装置11によって 読み取られるデータは、メモリ・コントローラ15の制御下で、メモリ・バス上 でメイン・メモリ13から転送される。これに対し、フレーム・バッファ17へ の記憶および出力表示装置18での表示のために、グラフィックス・コントロー ラ16によって制御されるフレーム・バッファ・アドレスへ転送されるデータは 、ブリッジ回路14内のデータ・パスを介して、バス12へ転送される。このデ ータが中央演算処理装置11から転送されている場合には、データおよびアドレ スはブリッジ回路によってバス12へ転送される。このデータがメイン・メモリ 1 3から転送されている場合には、メモリ・コントローラ15はメイン・メモリか らブリッジ回路14への転送を制御し、ブリッジ回路14において、データはバ ス12へのブリッジ・データ・パスにおかれる。他のバス・マスタによるオペレ ーションがない場合に、ブリッジ回路14は通常バス12の制御を有しているが 、ブリッジ回路14がバス12に対してアービトレ−ションを行い、バス12に アクセスして、グラフィックス・コントローラ16への転送のためにバス12に データをおかなければならない時期がある。 当分野の技術者には、システム10のアーキテクチャ内のフレーム・バッファ 17を除去し、フレーム・バッファ・オペレーションをメイン・メモリ13の記 憶スペースの一部で行う場合、グラフィックス・コントローラ16はバス12お よびメモリ・コントローラ13を通るロング・パスを利用して、データを取り扱 い、転送しなければならないことが理解されるだろう。この待ち時間を短縮する ために、第1図のシステム内のフレーム・バッファによって与えられる記憶装置 をメイン・メモリ内の記憶スペースと置き換えるときに、グラフィックス・コン トローラの制御の下で、オペレーションを加速する、改善されたアーキテクチャ が設計されている。 第2図はグラフィックス・コントローラの制御下で表示されるデータの記憶装 置をメイン・メモリに与える場合に、グラフィックス・コントローラの制御下で オペレーションを加速するように設計された、改善されたアーキテクチャを示し ている。第2図のシステム20からわかるように.、図示のシステム20はシス テム10の各種の構成要素の間で情報を搬送するようになされた高速ローカル・ バス22へのアクセスを制御するブリッジ回路24へ、プロセッサ・バスによっ て接続されている中央演算処理装置11を含んでいる。典型的なシステム20に おいて、各種の入出力装置がバス・マスタおよびバス・スレーブ回路としてバス 22に接続されている。本発明においては、たとえば、出力表示装置18へのデ ータの取扱いおよび転送を制御するグラフィックス・コントローラ26を、バス ・マスタまたはスレーブとしてバス22へ接続することもできる。サウンド・ボ ード、フレーム・バッファなどのその他の入出力装置を同様な態様でバス22に 接続することもできる。 ブリッジ回路24をメモリ・バスによってメイン・メモリ13に接続すること もできる。電力がシステム20に与えられている期間中に情報を記憶するために 、従来技術の技術者に周知の態様で構成されているDRAM、VRAMまたはそ の他のランダム・アクセス・メモリで、メイン・メモリ13を構成することがで きる。第1図のシステム10と同様に、ブリッジ回路24は2次キャッシュ・コ ントローラ、2次キャッシュ(L2キャッシュと呼ばれることがよくある)、メ モリ・コントローラ25、データを記憶するためのいくつかのバッファ、ならび にプロセッサ、メイン・メモリ、およびローカル・バスの間でのデータおよびア ドレスの転送を可能とするデータおよびアドレス・パスを含むであろう。これら の構成要素はブリッジ回路24の一体部分であっても、あるいは回路板上で他の 構成要素に接続されているものであってもよい。 システム10と対照的に、システム20のグラフィックス・コントローラ26 はバス22へだけでなく、メモリ・バスへも接続されている。これらの接続によ り、グラフィックス・コントローラ26は、メモリ・バスへアクセスしたとき、 直接グラフィックス・コントローラ自体へ、および表示装置18へのデータの転 送を制御することができる。メイン・メモリ13へのこのアクセスにより、グラ フィックス・コントローラ26は、メイン・メモリ13内でのデータの記憶、読 取り、および取扱いを行って、メイン・メモリ13の一部がフレーム・バッファ の態様で機能する。 第3図は本発明を実施するための第2図に示されている回路の一部の実施形態 の1つの詳細なブロック図である。メイン・メモリの一部をグラフィックス・フ レーム・バッファの機能に置き換えるためには、グラフィックス・コントローラ がメイン・メモリへアクセスして、グラフィックスの表示に必要な各種の取扱い を実施できるようにする必要がある。第3図には、、メモリ・コントローラ25 、グラフィックス・コントローラ26、およびメイン・メモリ13が示されてい る。メモリ・コントローラ25はバス12との間で情報の送受信を行い、クロッ ク入力CLKを受け取るように接続されている。同様に、グラフィックス・コン トローラ26はバス12との間で情報の送受信を行い、、クロック入力CLKを 受け取るように接続されている。メモリ・コントローラ25およびグラフィック ス・コ ントローラ26は、複数の制御信号をメイン・メモリ13へ与えるように接続さ れている。これらの信号は書込み可能信号WE#、行アクセス・ストローブRA S#、および列アクセス・ストローブCAS#を含んでいる。さらに、メモリ・ アドレスMADDRがメモリのアクセス中にメモリ・アドレス・バス上で駆動さ れる。データはこれらの信号の制御下でメモリ・データ・バス上でメイン・メモ リ13との間で転送される。 一般に、あるコントローラがメモリ・バスへアクセスし、メモリ・オペレーシ ョンが生じる場合、有効なメモリ・アドレスMADDRがバス上に駆動され、R AS#信号がアサートされて、メモリ・アドレスを使用して適切な行の選択を可 能とし、その後、1つまたは複数のCAS#信号のアサートによって、アドレス 指定された列の選択を可能とする。 本発明が利用できるシステムの1つでは、メモリ・コントローラ25は、メモ リ・バスがリリースされた場合には常に制御がメモリ・コントローラへ戻るよう にメモリ・バスを制御する。他のシステムにおいては、2つ以上のコントローラ のいずれかが、使用終了後、アクセスが他のコントローラによって要求されるま で、バスの制御を保持するようにすることができる。 第3図の回路において、メモリ・コントローラ25がメモリ・バスの制御を行 っていると想定すると、グラフィックス・コントローラ26がメモリ・オペレー ションを行うことを望んでいる場合、グラフィックス・コントローラ26はグラ フィックス・コントローラがメモリ・バスへのアクセスを望んでいることをメモ リ・コントローラへ示すメモリ・バス要求信号MREQ#をアサートする。メモ リ・コントローラ25がメモリ・バスを使用していない場合、メモリ・コントロ ーラ25はメモリ・バス許可信号MGNT#をグラフィックス・コントローラ2 6へアサートすることによって、応答する。これはグラフィックス・コントロー ラ26に対して、メモリ・バスの制御を有しており、そのバス上で読み書きを行 えることを示している。これに対し、メモリ・コントローラ25がメモリ・バス を使用している場合、メモリ・コントローラ25はそのオペレーションを完了し てから、バスをグラフィックス・コントローラ26へリリースする。メモリ・コ ントローラはメモリ・アドレス・ラインをトライステート化し、RAS#および CAS#信号をデアサートし、およびグラフィックス・コントローラ26に対し てメモリ・バス許可信号MGNT#をアサートすることによって、メモリ・バス をリリースする。 メモリ・バスへの2つのコントローラの直接アクセスを可能とする際に生じる 問題は、他のコントローラへバスの制御を渡すコントローラによって、RAS# 信号をデアサートした後、行および列選択回路をプリチャージするのに所定の期 間が必要なことである。クロック速度とDRAMメモリ・アレイ内の個々の構成 要素両方によって左右されるため、プリチャージ時間が特定のシステムによって 変動する。1つのシステムにおいて、プリチャージ時間は3クロック・サイクル である。他のシステムにおいては、他の長さのプリチャージ時間が必要となる。 行アクセス・ストローブをアサートする前にプリチャージを行って、適切な行の 選択を行わなければならないため、バスを一方のコントローラによってリリース し、他のコントローラによってアサートした後、少なくともこの長さの時間を与 える必要がある。これに対し、プリチャージが起こる時間の長さをこのわかって いる期間に制限して、コントローラ間での制御の移動(渡し)でサイクルが無駄 にならないようにすることが望ましい。バス・コントローラの移動が生じる前に 、所定のオペレーションが完了しなければならない、バス・コントローラ間の制 御の他の移動でも同じ問題が生じ得る。 本発明はグラフィックス・コントローラ26がメイン・メモリ13へのアクセ スを要求した場合に可能な2つの異なる状況のいずれかにおいて、メモリ・コン トローラ25からグラフィックス・コントローラ26へのメモリ・バス制御の移 動時間をできるだけ短くするものである。メモリ・バス制御の移動が関与してい ないが、所定のオペレーションを完了してから、バス制御の移動が行われる状況 でも、本発明を利用することができる。第4図および第5図は本発明の特定の実 施形態で生じる2つの異なるオペレーションのタイミングを示す。第4図はメモ リ・コントローラがメモリ・バスの制御を有しているが、メモリ・バスを使用し ていない場合のオペレーションのタイミングを示し、第5図はメモリ・コントロ ーラがメモリ・バスを使用している場合のオペレーションのタイミングを示す。 第6図は本発明を遂行するのに関与するステップを示す。 バス制御の移動時間を最も短くするために、メモリ・コントローラ25はまず 、グラフィックス・コントローラ26がMREQ#信号をアサートしたとき(第 4図および第5図の各々における点「a」)に、RASラインの状態を判定する 。RASラインの状態は点「b」における次のクロックのエッジにおいてメモリ ・コントローラ25によって判定される。RAS信号が第4図に示すように高く 、RAS#がメモリ・コントローラ25によってアサートされていないことを示 している場合、行われる移動オペレーションは高速移動オペレーションとなり、 RAS信号が第5図に示すように低く、RAS#がメモリ・コントローラ25に よってアサートされていることを示している場合、移動オペレーションは低速オ ペレーションとなる。 RAS信号が第5図に示すように低く、RAS#がメモリ・コントローラ25 によってアサートされていることを示している場合には、メモリ・コントローラ 25に行われているオペレーションの終了してメモリ・バスをリリースする準備 ができるまで、何も行われない。オペレーションが終了するのは第5図のサイク ル3中である。オペレーションが終了したこと、およびMREQ#信号がグラフ ィックス・コントローラによってアサートされていることをメモリ・コントロー ラ25が認識しているため、メモリ・コントローラはメモリ・オペレーションを 完了すると直ちに、3つの事項を行う。メモリ・コントローラ25はRASライ ンを高に駆動して、RAS#信号をデアサートし、RASプリチャージを開始し (第5図の点「e」参照)、メモリ・アドレス・ラインをトライステート化し( 第5図の点「i」参照)、かつメモリ・バス許可信号MGNT#をグラフィック ス・コントローラ26に対してアサートする。これはグラフィックス・コントロ ーラ26に対して、メモリ・バスの制御を行えることを示す。1サイクル後に、 メモリ・コントローラ25はRASラインをトライステート化し、グラフィック ス・コントローラ26がこれらのラインを駆動できるようにする。 できるだけ早く機能するように、グラフィックス・コントローラ26は、グラ フィックス・コントローラがMREQ#信号をアサートしたときに、あるインタ ーバルを開始するタイミング回路27(または、同様なタイミング回路)を含ん でいる。タイミング回路27はMGNT#信号が復帰したときに、これを感知す る。MREQ#信号が最初にアサートされた後の次のクロック内にMGNT#信 号が復帰した場合には、グラフィックス・コントローラは直ちにバスの制御を取 得し、高速移動オペレーションを行って、これを達成する。ただし、第5図にお いて、メモリ・オペレーションが完了するまで、MGNT#信号はメモリ・コン トローラによって戻されない。これが起こった場合、メモリ・コントローラ25 は1サイクルの間RASラインを駆動して高とし、クロック・エッジでMGNT #信号をアサートする(第5図の点「c」で示す)。MGNT#信号がプリセッ ト期間内にタイミング回路によってサンプルされないため、グラフィックス・コ ントローラ26のタイミング回路27は移動オペレーションを低速移動オペレー ションとする。RASラインを1クロックの間駆動した後、メモリ・コントロー ラ25はRASラインをトライステート化し(第5図の点「f」において)、こ のラインはドリフトして、若干低くなるが、プル・アップ抵抗(第3図において 抵抗28によって例示されている)によって高に保持される。低速移動オペレー ションを行うにあたり、MGNT#信号の感知後の次のサイクルにおいて、グラ フィックス・コントローラ26はRASラインを再度高に駆動してから(第5図 の点「g」において)、メモリ・コントローラによってトライステート化された 後でドリフトして、低くなる。同時に、グラフィックス・コントローラ26はメ モリ・アドレス・ライン上でメモリ・アドレスを駆動する(第5図の点「j」に おいて)。次いで、1サイクル後に、グラフィックス・コントローラ26はRA Sラインを低に駆動することによってRAS#信号をアサートする(第5図の点 「h」によって示されている)。 MREQ#がアサートされているときにメモリ・コントローラがバスを使用し ている場合に行われるメモリ・コントローラ25からグラフィックス・コントロ ーラ26へのメモリ・バスの低速移動を示している第5図からわかるように、グ ラフィックス・コントローラ26によるRAS#信号のアサート(第5図におい て点「h」で示されている)までの、メモリ・コントローラ25によるバス上で のオペレーションの終了(第5図において点「c」および点「e」で示されてい る)からの期間はちょうど3サイクルとなる。例示した回路の場合、RASプリ チャージがメモリ・コントローラ操作の終了時に直ちに始まり、RASラインを プリチャージするのに必要な時間の間だけ継続するため、これが遷移に対して考 えられる最も短い時間である。したがって、本発明は低速移動シーケンスを使用 した2つのコントローラの間の制御の移動の時間を最も短いものとする。 MREQ#信号がグラフィックス・コントローラ26によってアサートされた ときに、メモリ・コントローラ25が制御を有しているが、メモリ・バスを使用 していない、第4図に示した場合に、メモリ・コントローラ25は、点「b」に おける次のクロックのエッジにおけるRASラインの状態を感知することによっ て、MREQ#信号がグラフィックス・コントローラ26によってアサートされ た場合(第4図の点「a」)のRAS信号の状態を再度判定する。RAS信号が 高で(第4図におけるように)、メモリ・コントローラ25がメモリ・バスに対 して何らかのオペレーションを行っておらず、かつRASラインの充電が少なく とも1サイクルの間継続している(少なくとも、第5図の点「e」による)こと を示している場合、メモリ・コントローラ25は以前に高に駆動されているRA Sラインをトライステート化し(第5図の点「f」参照)、メモリ・アドレス・ ラインをトライステート化し(第5図の点「i」参照)、グラフィックス・コン トローラ26に対してメモリ・バス許可信号MGNT#をアサートすることによ ってMREQ#信号に応答する。 MGNT#信号はグラフィックス・コントローラ26に対して、メモリ・バス の制御を取得できることを示す。グラフィックス・コントローラ26は高速移動 オペレーションを示すMREQ#アサート後のインターバル内の次のクロック・ エッジにおいてMGNT#信号を感知する(第4図の点「d」参照)。タイミン グ回路27はプリセット・インターバル内で受信が行われたことを検出し、グラ フィックス・コントローラ26を高速移動オペレーションへ切り換える。高速移 動において、同じクロック・サイクルにおけるMGNT#信号の感知の直後に、 グラフィックス・コントローラ26はRASラインを高に駆動し(第4図の点「 g」において)、RASラインの充電が継続するようにする。同時に、グラフィ ックス・コントローラ26はメモリ・アドレス・ライン上でそのメモリ・アドレ スを駆動する(第4図の点「j」において)。次いで、1サイクル後に、グラフ ィックス・コントローラ26はRASラインを低に駆動することによってRA S#信号をアサートする(第4図の点「h」によって示されている)。 メモリ・コントローラがバスを使用していない場合に生じる、メモリ・コント ローラ25からグラフィックス・コントローラ26へのメモリ・バスの高速移動 を示している第4図において、RASラインが高に駆動され、MGNT#信号が 感知されるのと同じサイクルにおいて、メモリ・アドレスがアサートされること に留意すべきである。これは低速移動オペレーションと同様に、メモリ・コント ローラ25によるオペレーションの終了(少なくとも、第4図の点「e」によっ て生じるように示されている)から、グラフィックス・コントローラ26による RAS#信号のアサート(第4図の点「h」で示されている)までの期間をちょ うど3サイクルにすることを可能とする。RASラインの状態を高であると感知 することを高速移動シーケンスが示しているが、感知されたときにどれ位の長さ の間、高であったかを示していないため(第4図の点「e」前方のハッチング部 分はラインが任意の点で高になっていることを示している)、これはRASライ ンのプリチャージを完了するのに考えられる最短の時間であり、したがって、R ASラインの完全なプリチャージに充分な時間をかけなければならない。例示し た回路の場合、RASプリチャージ時間の測定がメモリ・コントローラに対する MREQ#信号のアサート時に直ちに始まり、RASラインをプリチャージする のに必要な時間の間だけ継続するため、これが遷移に対して考えられる最も短い 時間である。したがって、本発明は2つのコントローラの間の制御移動の時間を 最も短いものとする。 本発明を好ましい実施形態によって説明してきたが、本発明の精神および範囲 から逸脱することなく、当分野の技術者が各種の改変および変更を行えることを 理解されたい。たとえば、2つ以上のコントローラ、バス・マスタ、プロセッサ などがコンピュータ・システム内のメイン・メモリまたはその他のメモリ・アレ イに対する同一の信号に対するアクセスを共用しているあらゆる状況で、本発明 を使用することができる。同様にして、他のバスの他のバス・コントローラが固 定期間を、あるコントローラから他のコントローラへのバスの移動に関連した詳 細を達成するために必要とすることがしばしばあり、あるコントローラから他の コントローラへのバス制御の移動時間をできるだけ短くするのが有用である。本 発明はしたがって、以下の請求の範囲によって判断されるべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AT,AU ,AZ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CU,CZ,CZ,DE,DE,DK,DK,EE,E E,ES,FI,FI,GB,GE,HU,IL,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SK,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,US,UZ,VN (72)発明者 フレカー,ディヴィッド・イー アメリカ合衆国・95630・カリフォルニア 州・フォルソム・ノース レキシントン ドライブ・329

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.メモリ・アレイへのアクセスを制御するメモリ・バスの制御をその制御を有 しているコントローラから制御を希望するコントローラへ迅速に移動する方法に おいて、 制御を希望するコントローラから制御を有するコントローラへ送られるアクセ ス要求を生成するステップと、 制御を希望するコントローラによって生成されたアクセス要求を検出するステ ップと、 メモリ・バスが使用されているかどうかを検出するステップと、 メモリ・バスが使用されていない場合に高速バス移動シーケンスを直ちに開始 するステップと、 メモリ・バスが使用されている場合に、メモリ・バスの使用が終ったときに低 速バス移動シーケンスを開始するステップと を備えている方法。 2.メモリ・アレイへのアクセスを制御するメモリ・バスの制御をその制御を有 しているコントローラから制御を希望するコントローラへ迅速に移動する請求項 1に記載の方法において、メモリ・バスが使用されているかどうかを検出するス テップが 行選択ストローブ・ラインの状態を感知して、行が現在選択されているかどう かを判定することを含んでいる方法。 3.メモリ・アレイへのアクセスを制御するメモリ・バスの制御をその制御を有 しているコントローラから制御を希望するコントローラへ迅速に移動する請求項 2に記載の方法において、高速バス転送シーケンスが 行アドレス・ストローブ・ラインが選択されていない場合にメモリ・バスの制 御を有しているコントローラによって直ちに、アレイへのアドレス・ストローブ ・ラインをトライステート化し、 行アドレス・ストローブ・ラインが選択されていない場合にメモリ・バスの制 御を有しているコントローラによって直ちに、メモリ・アドレス・ラインをトラ イステート化し、 行アドレス・ストローブ・ラインが選択されていない場合にメモリ・バスへの アクセスを要求しているコントローラに対するメモリ・バス許可を生成し、 制御を要求しているコントローラによって行アドレス・ストローブ・ラインの プリチャージを継続することによってメモリ・バス許可に応答し、 メモリ・バス許可の受信後直ちにメモリ・アドレス・バス・ライン上でメモリ ・アドレスを駆動し、 短縮されたプリチャージ期間後に行アドレス・ストローブ・ライン上で行アド レス・ストローブ信号をアサートすることを含んでいる方法。 4.メモリ・アレイへのアクセスを制御するメモリ・バスの制御をその制御を有 しているコントローラから制御を希望するコントローラへ迅速に移動する請求項 2に記載の方法において、低速バス移動シーケンスが 行アドレス・ストローブ・ラインを高に駆動して、メモリ・オペレーションの 終了時に直ちにアレイ内の行アドレス選択回路をプリチャージし、 メモリ・オペレーションの終了時に直ちにメモリ・バスへのアクセスを要求し ているコントローラに対してメモリ・バス許可を生成し、 メモリ・オペレーションの終了時にメモリ・バスの制御を有しているコントロ ーラによって直ちにメモリ・アドレス・ラインをトライステート化し、 メモリ・オペレーションの終了後にメモリ・バスの制御を有しているコントロ ーラによって予め選択された遅延後にアレイに対して行アドレス・ストローブ・ ラインをトライステート化し、 行アドレス・ストローブ・ラインがトライステート化された後、制御を要求し ているコントローラによって行アドレス・ストローブ・ラインのプリチャージを 継続することによってメモリ・バス許可に応答し、 制御を要求しているコントローラによって、行アドレス・ストローブ・ライン のプリチャージに継続時にメモリ・アドレス・バス・ライン上でメモリ・アドレ スを駆動し、 正規のプリチャージ期間後に行アドレス・ストローブ・ライン上で行アドレス ・ストローブ信号をアサートすることを含んでいる方法。 5.メモリ・アレイへのアクセスを制御するメモリ・バスの制御をその制御を有 しているコントローラから制御を希望するコントローラへ迅速に移動する請求項 2に記載の方法において、 高速バス転送シーケンスが 行アドレス・ストローブ・ラインが選択されていない場合にメモリ・バスの 制御を有しているコントローラによって直ちに、アレイへの行アドレス・ストロ ーブ・ラインをトライステート化し、 行アドレス・ストローブ・ラインが選択されていない場合にメモリ・バスの 制御を有しているコントローラによって直ちに、メモリ・アドレス・ラインをト ライステート化し、 行アドレス・ストローブ・ラインが選択されていない場合にメモリ・バスへ のアクセスを要求しているコントローラに対するメモリ・バス許可を生成し、 制御を要求しているコントローラによって行アドレス・ストローブ・ライン のプリチャージを継続することによってメモリ・バス許可に応答し、 メモリ・バス許可の受信後直ちにメモリ・アドレス・バス・ライン上でメモ リ・アドレスを駆動し、 短縮されたプリチャージ期間後に行アドレス・ストローブ・ライン上で行ア ドレス・ストローブ信号をアサートすることを含んでおり、 低速バス転送シーケンスが 行アドレス・ストローブ・ラインを高に駆動して、メモリ・オペレーション の終了時に直ちにアレイ内の行アドレス選択回路をプリチャージし、 メモリ・オペレーションの終了時に直ちにメモリ・バスへのアクセスを要求 しているコントローラに対してメモリ・バス許可を生成し、 メモリ・オペレーションの終了時にメモリ・バスの制御を有しているコント ローラによって直ちにメモリ・アドレス・ラインをトライステート化し、 メモリ・オペレーションの終了後にメモリ・バスの制御を有しているコント ローラによって予め選択された遅延後にアレイに対して行アドレス・ストローブ ・ラインをトライステート化し、 行アドレス・ストローブ・ラインがトライステート化された後、制御を要求 しているコントローラによって行アドレス・ストローブ・ラインのプリチャージ を継続することによってメモリ・バス許可に応答し、 制御を要求しているコントローラによって、行アドレス・ストローブ・ライ ンのプリチャージに継続時にメモリ・アドレス・バス・ライン上でメモリ・アド レスを駆動し、 正規のプリチャージ期間後に行アドレス・ストローブ・ライン上で行アドレ ス・ストローブ信号をアサートすることを含んでいる方法。 6.リソースが使用しているバスへのアクセスを有している複数のコントローラ の間の共用リソースへのアクセスの制御の移動を加速する方法において、 バス・コントローラによるアクセス要求を検出するステップと、 バスをコントローラが使用しているかどうかを検出するステップと、 バスが使用されていない場合に高速バス移動シーケンスを直ちに開始するステ ップと、 バスが使用されている場合に、バスの使用が終ったときに低速バス移動シーケ ンスを開始するステップと を備えている方法。 7.共用リソースへのアクセスの制御の移動を加速する請求項6に記載の方法に おいて、バスが使用されていない場合に高速バス転送シーケンスを直ちに開始す るステップが バスを直ちにリリースするステップと、 制御を要求元コントローラへ直ちに転送するステップとを含んでいる方法。 8.共用リソースへのアクセスの制御の移動を加速する請求項7に記載の方法に おいて、制御を要求元コントローラへ直ちに移動するステップが 要求元コントローラに対してバス許可信号を直ちにアサートするステップと、 要求元コントローラによって高速転送操作を開始することによってバス許可信 号に応答するステップとを含んでいる方法。 9.共用リソースへのアクセスの制御の移動を加速する請求項6に記載の方法に おいて、バスが使用されている場合に、バスの使用が終ったときに低速バス移動 シーケンスを開始するステップが バス使用の終了を待つステップと、 バスのリリース前に必要な操作を直ちに開始することによってバスの使用の終 了に応答するステップと、 バス許可信号を直ちにアサートすることによってバスの使用の終了に応答する ステップと、 要求元コントローラによって低速移動操作を開始することによってバス許可信 号に応答するステップとを含んでいる方法。 10.リソースが使用しているバスへのアクセスを有している複数のコントロー ラの間の共用リソースへのアクセスの制御の移動を加速する装置において、 バスがコントローラによって使用されているかどうかを検出するために、バス ・コントローラによるアクセス要求に応答する回路と、 バスが使用されていない場合には、高速バス移動シーケンスを選択し、バスが 使用されている場合には、バスの使用が終ったときに低速バス移動シーケンスを 選択する回路と を備えている装置。 11.バスが使用されていない場合には、高速バス移動シーケンスを選択し、バ スが使用されている場合には、バスの使用が終ったときに低速バス移動シーケン スを選択する回路がバス要求で始まり、バス許可で終るインターバルを測定する テスト回路を含んでいる請求項10に記載の制御の転送を加速する装置。 12.高速移動シーケンスおよび低速移動シーケンスの各々がバス要求信号の開 始から行選択回路を充電するのに充分な少なくとも、たった1つ備えている請求 項11に記載の制御の転送を加速する装置。 13.コンピュータ・システムが、 中央演算処理装置と、 メイン・メモリ・アレイと、 メイン・メモリ・アレイへのアクセスを行うメモリ・バスと、 メイン・メモリ・アレイへのアクセスを制御する第1のコントローラと、 メモリ・バスへ接続されて、メモリ・アレイにアクセスする第2のコントロー ラと、 第1のコントローラと第2のコントローラを接続する通知回路と、 第1と第2のコントローラの間のメモリ・アレイへのアクセスの制御の移動を 加速する装置とを備えており、その装置が バスを第1のコントローラが使用しているかどうかを検出するために、第2 のコントローラによるアクセス要求に応答する第1のコントローラの回路と、 バスが使用されていない場合には、高速バス移動シーケンスを選択し、バス が使用されている場合には、バスの使用が終ったときに低速バス移動シーケンス を選択する回路と を備えているコンピュータ・システム。 14.バスが使用されていない場合には、高速バス移動シーケンスを選択し、バ スが使用されている場合には、バスの使用が終ったときに低速バス移動シーケン スを選択する回路がバス要求で始まり、バス許可で終るインターバルを測定する テスト回路を含んでいる請求項13に記載のコンピュータ・システム。 15.高速バス移動シーケンスおよび低速バス移動シーケンスの各々がバス要求 信号の開始から行選択回路を充電するのに充分な期間を少なくとも1つ備えてい る請求項14に記載のコンピュータ・システム。
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