JP2000505322A - 洗浄ヘッドおよびそれとともに使用するアダプタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 液体を散布し除くことによって、剛性及び非吸収性を有する床の表面を洗浄するよう構成されている種類の洗浄ヘッド（１０）を、通常の真空掃除機の方式で乾燥吸引洗浄を行うのに使用できるよう適応させるため、クリップ留めアダプタ／カバー部材（５０）が提供される。そのアダプタ／カバー部材（５０）は、洗浄ヘッドの吸収開口（３７）と合致する長穴を形成しかつ洗浄ヘッドに設けられたゴムぞうきんブレード（３５）を覆うように形成される。さらに、アダプタ／カバー部材（５０）は、洗浄ヘッド内の散布部品（４０）の上方に延びてこれを覆う底壁（５１）を備えているが、このアダプタ／カバー部材がないとき、洗浄液を被洗浄表面に供給することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 洗浄ヘッドおよびそれとともに使用するアダプタ 発明の説明 本発明は、洗浄液を表面に散布し次いでその洗浄液を吸引力によって表面から 除去して表面を洗浄する装置とともに使用するか、またはその装置の一部として 使用する洗浄ヘッドに関する。 さらに詳しくは、本発明は、剛性及び非吸収性を有する床面の上記洗浄に使用 するのに適切な上記洗浄ヘッドに関する。通常、床または床仕上げ材に使用され 、本発明が使用される表面材料としては、例えば大きなシート、または下に横た わる支持面上に設置される“タイル”を構成する個々の区画部分に用いられる例 えばビニルなどのプラスチック材料；例えば、釉薬を融着させたタイルまたは融 着させていないタイルなどのセラミック材料；ゴムをベースとする材料；または 、表面を適切なコーティングでシールして液体の吸収を防止または減らせるよう にしたの木材、コルクもしくはコンクリートがある。 洗浄液を表面に散布し、次にその洗浄液をその洗浄液で表面から除いた汚物とと もに吸引力によって除去することにより、その表面を洗浄する装置については多 数の提案がある。その洗浄液は適切な界面活性剤を含有する水でもよい。吸引掃 除機（“真空掃除機”）型の、単一目的の洗浄器の部分または多目的洗浄器の付 属品として提供できる、上記装置用の洗浄ヘッドは、通常、洗浄液を被洗浄表面 に散布する手段；吸引源に接続するため配置されかつ被洗浄表面から洗浄液を集 めるため少なくとも一つの開口を配置された少なくとも一つの流路；および表面 に接触している洗浄液を撹拌して、汚物を表面から除く洗浄液の作用を助ける手 段を備えている。その撹拌手段は、一般に、例えば適切なプラスチックもしくは ゴムもしくは多孔質の材料またはそれらの組合わせで製造された少なくとも一つ のブラシ、スポンジまたはモップの要素を備えている。 このような洗浄用の洗浄ヘッド、およびそのヘッドを組み込んだ装置は、我 々の国際特許願公開第ＷＯ９４／０６３４２号に開示されている。 このような洗浄ヘッドは、通常、洗浄液を散布せずに、特にカーペットを敷いた 表面あるいは他の材料を張った表面から乾燥物質を収集することによる表面の掃 除に使用することができないため、従来においては、湿潤洗浄と乾燥洗浄の両操 作に使用するのを目的とする装置とする場合には、それぞれの機能を実施するた め、別途、交換可能なヘッドを備えた構成とし、目的に応じて使い分けを行って いる。 当然のことながら、上記の構成は全製造経費に加算される。以上のことを鑑み 、本発明は、ユーザが着脱可能でかつ取代え可能な部材すなわちアダプタによっ て、湿潤用途と乾燥用途に容易に適応できる洗浄ヘッドを提供することを目的す るものである。 本発明の洗浄ヘッドは、通常、被洗浄表面上を主として往復運動して使用され る。したがって、洗浄ヘッドの前と後とその全長について述べていることおよび 類似の表現は、使用時の該ヘッドの想定される往復運動の方向へ洗浄ヘッド上に 間隔をおいて配置されている洗浄ヘッドの部品およびその方向の寸法を意味する 。同様に、洗浄ヘッドの側部とその幅について述べていることおよび類似の表現 は、正常に使用されている場合の洗浄ヘッドの往復運動の方向を横切る方向を意 味する。 本発明の一態様によって、洗浄液を被洗浄表面に散布する散布手段および上記 表面から液体を集める空気流動手段を備えてなり、これにより、液体を表面に散 布しそして表面から集める湿潤モードで作動可能である表面洗浄用洗浄ヘッドで あるとともに、この洗浄ヘッドに着脱自在に組み合わせるよう構成され、適正に 配置されて、表面と上記空気流動手段との連通を保持しながら上記散布手段を有 効に覆うカバー手段と組合わせることにより、固体物質を上記表面から集める乾 燥モードで作動可能である表面洗浄用洗浄ヘッドを提供する。 本発明の別の態様により、下記の表面洗浄用洗浄ヘッドを提供するものである 。すなわち、ハウジング；表面上の洗浄液を撹拌し、表面と係合可能な撹拌手段 ；上記撹拌手段の領域の表面へ洗浄液を供給する手段；吸引源に接続するよう構 成された空気流動手段；表面と係合可能でかつ空気流動手段と 連通して表面から液体を吸引力で収集する収集手段；および適正な位置に配置さ れて、表面と上記空気流動手段の間の連通関係を保持しながら、上記撹拌手段を 有効に覆って、ヘッドが表面から乾燥物質を収集可能とするよう改変される着脱 自在のカバー手段を含んでなる表面洗浄用洗浄ヘッドである。 そのカバー手段は、表面上の適正な位置に配置され、ヘッドの移動を容易にす るための、表面が平滑な係合底壁を有する部材として製造してもよい。 上記カバー部材は、ヘッドの撹拌手段だけを覆い、上記収集手段を露出したま まの状態に配置してもよいが、やはりカバー部材は収集手段も覆う方が好ましく 、さらにヘッドの上記空気流動手段と連通するための入口開口を備えている。 収集手段は、洗浄ヘッドの空気流動手段へ空気が流動する開口を備えているこ とが好ましく、その開口は、洗浄ヘッドの幅の実質的に全体を横切って延びてい るが洗浄ヘッドの長手方向の寸法は比較的小さい。開口のこのような配置構成に よって、高速度の空気流を維持することができる。その結果、液体を被洗浄表面 から伴出させることにより、液体を高い効率で収集することができる。 また、収集手段の開口には、その前後に、被洗浄表面と係合可能な可撓性のブ レードすなわちゴムぞうきんの要素が介在していることが好ましい。例えば、ゴ ム製またはゴム様材料製のブレード要素は、洗浄ヘッドが往復運動をすると、表 面と係合して表面上の液体を拭い集めることにより、薄層の厚みを局部的に増大 させ、空気流によって一層容易に伴出させることができ、さらに、吸引によって より有効に表面から液体を集めることができる。 収集手段がこのようなブレードすなわちゴムぞうきんの要素を備えている場合 、カバー手段は上記要素が被洗浄表面と係合しないように構成されていることが 好ましい。したがって、カバー手段は、上記要素の下部端縁間に延びて形成され ており、実質的に全幅を横切って延びる間口を形成している。なお、カバー手段 は、上記要素間に延びてヘッドの空気流動手段へ向かう空気流形成チャネルを備 えていることが好ましい。このようなチャネルは、カバー部材の底壁から直立す る一対の平行フランジで形成されていてもよい。 洗浄ヘッドの空気流動手段においては、収集手段の開口と連通するととも に、比較的長くかつ幅の狭い断面形態を有し、収集手段と協働する口部分は断面 形状が円形またはほぼ円形に変化して吸引源に接続する変形部分を有しているこ とが好ましい。このような変形部分では、断面の形態は変化しているにもかかわ らず、実質的に均一な断面積を維持することが好ましく、これにより、空気流動 手段と収集手段を高速で通過する空気流が維持される。 上記の口部分は、ほぼその中心かつヘッドの側部から離れた位置で収集手段の 開口に接続していることが好ましい。空気流が、洗浄ヘッドを横切る方向に、収 集手段の最も外側の部分に、すなわち収集手段のブレードに平行に形成される。 これによって、液体の伴出が改善されて、被洗浄表面が十分に乾燥される。 このような場合、カバー部材のチャネルは、出口開口がヘッドの空気流動手段 の口部分と合致していることを除いて、ぞの上側は閉鎖されてもよい。あるいは 、チャネルは、上記ブレード要素が露出していない場合、空気やダストを収集手 段の上部に排出するように、チャネルの上側が開いていてもよい。 被洗浄表面と接触して配置されるよう構成された拡大開口を設置するため、カ バー部材の下側には、上記チャネルの下端でその向きに開かれ、横方向に拡がる 凹部が形成されていてもよい。 撹拌手段は、従来の形態のものでよいが、洗浄ヘッドを使用中に、表面に対し てこすり洗いができるよう、支持された支持部材から被洗浄表面まで延びる剛毛 の列を備えている方が便利である。この剛毛は、洗浄ヘッドの幅を横切って延び る剛毛のタフトの単一あるいは複数の列の形態の多数の剛毛タフトで配置されて いてもよい。 撹拌手段は、さらに、例えば、繊維状パイルを用いることにより、高密度に充 填された細い可撓性フィラメントの作動面を有する要素を備えていることが好ま しい。また、このような要素は、洗浄液が洗浄ヘッドの幅を横切って比較的均一 に分散するような方式で洗浄液を広げる手段としても作用する。 洗浄液を表面に供給する手段が洗浄液を上記要素に供給するよう配置されるの が好ましく、また上記要素に対し、連続気泡のゴム発泡体またはプラス チック発泡体の要素で裏打ちすることにより弾性をもたせ、洗浄液を広げるのを 助けるようにしてもよい。 上記撹拌手段と収集手段は、使用中、被洗浄表面にほぼ垂直な方向に、ヘッド内 を相対的に移動することが可能なので、撹拌手段と収集手段の一方または他方が 少なくとも主体になって表面と協働するが、本発明は、撹拌手段と収集手段が相 対的に移動可能でない洗浄ヘッドにも利用できる。 本発明の別の態様により、表面洗浄用洗浄ヘッドとともに使用するカバー部材 を提供する。すなわち、その洗浄ヘッドは、表面と係合可能で表面上の洗浄液を 撹拌する撹拌手段；撹拌手段の領域の表面に洗浄液を供給する手段；吸引源に接 続するよう構成された空気流動手段；および表面に吸引力を適用するためヘッド の下側と連通する少なくとも一つの開口を有する収集手段を備えてなり、そのカ バー部材は、表面と上記空気流動手段の間の連通を維持しながら上記撹拌手段を 有効に覆うためヘッドの下側に着脱自在に設けられ、これにより、ヘッドが表面 から乾燥物質を集めることができる。 そのカバー部材は、適正な位置に配置されている場合、被洗浄表面上をヘッド が容易に移動できるように、表面を平滑な係合底壁で形成してもよく、さらに、 洗浄ヘッドの対応する側壁に係合する直立側壁を備えていることが好ましい。 カバー部材の底壁は、ヘッドの撹拌手段だけを覆う寸法を有し、かつ覆うよう に配置される。収集手順は露出したままであってもよいが、カバー部材の底壁は 、ヘッドの収集手段も覆う寸法を有しかつ覆うように配置され、さらにヘッドの 上記空気流動手段と連通するよう配置された入口開口が形成されていることが好 ましい。 本発明の別の態様により、下記の真空掃除機を提供する。すなわち、その真空 掃除機は、洗浄ヘッドに吸引力を負荷しかつそのヘッドから吸引源まで空気流を 達成するために吸引源に接続された洗浄ヘッド；伴出された液滴を空気流から分 離する作動を行う湿潤モード分離ユニットおよび空気流に伴出された固体物質を 分離する作動を行う乾燥物質分離ユニットを備え択一的に作動可能な分離ユニッ ト；ならびに使用中、上記分離器によって空気流から分離された物質を収納する 、容器本体内に設けられた収集容器を備えてなる 種類の真空掃除機であって；上記洗浄ヘッドが、被洗浄表面に洗浄液を散布する 散布手段および上記表面から液体を集める空気流動手段を備えてなり、これによ り、上記掃除機が、液体を表面に散布し表面から収集する湿潤モードで作動する ことができるとともに、洗浄ヘッドに着脱自在に設けられ、かつ適正な位置にあ るとき、上記表面と上記空気流動手段の間の連通を維持しながら上記散布手段を 有効に覆うカバー手段を備え、これにより、真空掃除機が、固体物質を上記表面 から収集する乾燥モードで作動できる構成である。 本発明を、以下の添付図面を参照し、例示として説明する。 図１は本発明の洗浄ヘッドの斜視図であり、カバー部材が該ヘッドから離れた 状態で示されている。 図２は本発明の洗浄ヘッドの底面図であり、カバー部材を、適正な位置で一部 切欠いて示している。 図３は図２におけるIII−III断面図である。 図４は、本発明の洗浄ヘッドを組み入れて湿潤モードに設定された真空掃除機 の一実施態様を示す。 図５は、乾燥モードに設定された上記真空掃除機を示す。 これら図面において、洗浄ヘッドを一般に１０で示す。 本発明の洗浄ヘッドは、国際特許願公開第ＷＯ９４／０６３４２号の図面中の 図４に示されているような機器の洗浄ヘッドとして使用することを主に目的とし ているが、あるいは、洗浄ヘッドは、他の機器の部品としてまたは他の機器と組 み合わせて、例えば図４と５に示す吸引掃除機タイプの多目的洗浄機器と組み合 わせた表面洗浄用洗浄ヘッドとして使用可能であって、これらの図に示すように 、一般に直立あるいは傾斜した状態で使用される機器の下端に直接取り付けられ ているかまたは独立した機器に設けられて吸引ホースの自由端に接続されて用い られる。 ヘッド１０は、適切なプラスチック材料製の成形品で、製造上好都合な構成で あるハウジング１１を備えており、このハウジング１１は、頂部壁１２と、前部 壁１３、側壁１４および後部壁１５とを有し、おおよそ浅い槽を逆さにした形状 をなす。頂部壁１２の上方と本体の後部に、図４と５に示す機 器には、例えば吸引掃除機のホースにこの洗浄ヘッドを取り付けるために形成さ れている差し込み部１７で終っている構成物１６が形成されている。この差し込 み部１７は、ハウジング１１がほぼ横方向に延びる水平軸線のまわりを差し込み 部に対して旋回できるように構成されている。本体は、後部壁１５の背後に、差 し込み部１７の両側に一つずつ拡張部１８が配置され、その拡張部１８の中に、 洗浄ヘッドが使用される表面と係合して洗浄ヘッドをその表面に対して支持する のを助けるローラ１９が保持されている。構成物１６と差し込み部１７の内部に は、ヘッドの前部壁１３に隣接し、下方に向いている口２１（図３）と連通する 空気流用流路２０が形成されている。 洗浄ヘッドのハウジング１１は、被洗浄表面と協働可能でかつ吸引によって被 洗浄表面から液体を収集する流路２０と連通している収集部品３０を収容してい る。 収集部品３０は、口２１の形態と一致する細長い開口３２を有する逆Ｕ字形の 横本体３１を備えている。本体３１はその両端に二つの後方への拡張部３３を有 し（図２はそのうち一つだけを示す）その中に別の支持ローラ３４が洗浄ヘッド の側壁１４に隣接して支持されでいる。この支持ローラは上記した設置状態に替 えて本体３１の前側に設置してもよい。 収集部品３０の本体３１は二つの可撓性のワイパすなわちゴムぞうきんのブレ ード３５を収容し、これらブレードは、洗浄ヘッドの前と後の方向に互いに間隔 をおいて配置され、逆Ｕ字形でねじ止めされ（図示せず）かつ開口３２と合致す る中央開口３７を有する支持部材３６によって本体３１内に保持されている。 洗浄ヘッドのハウジング１１は、さらに、洗浄液を被洗浄表面に供給する手段 および上記液体を撹拌して洗浄作用を助けるよう構成された撹拌手段を備えた散 布部品４０を収容している。 その散布部品４０は、表面層が繊維状パイルで構成され、プラスチック発泡体 のブロックからなるパッド４２からなる撹拌手段を支持する本体４１を備えてい る。その本体４１は、その後部４３上に剛毛４４の２列のふさを支持している。 しかし、別の実施態様では、剛毛４４を省き、さらに前後の方向に比較的幅広の パッド４２の代わりに、前後の方向に幅を小さくした横散 布器として用いる帯状体が利用される。 例示した実施態様で、散布部品４０は、フットペダルとリンク機構によって、 ハウジング１１に対して上下に移動するように取り付けられており、散布部品４ ０が最も低い位置にあるとき、パッド４２と剛毛４４はハウジング１１の底部端 縁の下方に十分突出し、そして部品４０が作動しない位置まで上昇すると、パッ ドと剛毛はハウジング１１中へ十分後退する。しかし、本発明の目的を達成する ために、散布部品は上記のように後退可能であることは必要とせず、これに代え て、図３に示す作動位置で固定した構成としてもよい。 通常、適切な界面活性剤を含有する水である洗浄液を、撹拌パッド４２および 被洗浄表面に供給するため、ハウジング１１は、公知の方式で洗浄液の貯槽に至 る可撓性チューブに接続するため、入口差し込み部４６から、散布部品４０の本 体４１の上側に設けられた槽構造体４９の局所拡大部分を形成する一対のほぼ半 円筒形の壁４８内に配置されている出口差し込み部４７まで延びる液体流路４５ を備えている。槽構造体４９は散布部品の実質的に全体の幅を横切って横方向に 延びており、そして本体４１には、槽構造体４９から本体４１の下側まで連通し て散布パッド４２に至る複数の間隔をおいて配置された開口（図示せず）が形成 されている。 別の実施態様で、槽は本体４１の反対側に逆立ちチャネルとして形成され、そ の下側を、撹拌パッド４２が保持する閉鎖プレートで閉鎖されていてもよい。こ の場合、チャネルの一方の側壁は、その全長にそって、閉鎖板で閉鎖されていな い複数のノッチを間隔をおいて備えているので、チャネルからの液体がパッドの 側面に流れ、パッドの厚みを通過して側面のローラに流れ落ちる。 このようにヘッド１０は、主として、散布部品４０を用いて洗浄液を散布する ことによって硬質の床の表面を洗浄し、次いで収集部品３０を用い吸引力によっ て乾燥させることを目的とするものである。 本発明では、ヘッド１０は、カバー部材５０によってその使用法は硬質のまた はカーペットを敷いた表面から乾燥物質を収集するものに改変可能である。 カバー部材５０は浅いトレイ様本体からなり、その本体は、被洗浄表面の上方 を摺動運動するおおむね平滑な下面５２を備えた底壁５１、ならびに前部壁５３ 、側壁５４および後部壁５５を有する。カバー部材５０は、ヘッド１０の壁１３ 〜１５のまわりに嵌合する寸法を有している。カバー部材の前部壁５３には、ヘ ッドの前部１２の下部端縁のリム１２ａの上方に係合する、内方に屈曲したリッ プ５６が形成され、そしてカバー部材の後部壁５５には、ヘッドの後部壁１５の 下部端縁のリム１５ａの上方に着脱自在に係合する、一対の内方に屈曲したリッ プ５７が形成されている。リップ５７の後方に延びているフィンガータブ５８に よって、ユーザは後部壁５５をしなわせて、カバー部材５０の洗浄ヘッドのハウ ジング１１に対する着脱を容易に行うことができる。 カバー部材の底壁５１には、前部壁５３に平行に、横に延びる浅い凹部６０が 形成され、その凹部６０の中央に一対の直立フランジ６１が形成され、このフラ ンジは、図３に示すように、ブレード３５どうしの間隔よりわずかに小さい距離 で前後の方向に間隔をおいて配置され、ブレードを覆っている。フランジ６１で 形成された長穴６２が、収集部品３０の本体３１内の空間中に開口している。し たがって、吸引力は、ヘッドの下側の口２４から凹部６０に加えられ、これによ り、散布部品４０をカバー部材５０で有効に閉鎖しながら、ヘッドを通常の減圧 操作に使用できる。 この結果、同じ収集ヘッド１０が、カバー部材５０の着脱によって、乾燥操作 と湿潤操作の両方に使用することができ、図４と５はそれぞれ、本発明による湿 潤モードと乾燥モードの掃除機を示す。 上記のような洗浄ヘッドを組み込んだ改変真空掃除機の一実施態様を例示とし て図４と５に示す。これは本体１００からなり、本体１００は、吸引ダクト１３ ０を通じて、空気を、本体１００内に設けられた凹部内に収納されている着脱自 在の収集容器１４０中に吸込むための吸引源を提供する電動機／羽根車ユニット １２０を含む各種の作動要素を有するハウジングを形成している。 本体１００は、その上端にハンドル部品１１０を提供するよう形成され、そし てその下端に吸引ヘッド５０を保持している。 上記例示した実施態様において、収集容器１４０は、外形がほぼ壺形の外側本 体１４１を備え、その外側本体は、使用時、容器１４０が収納されている本体内 の凹部に対して外側にある外側本体の壁上に一体的に形成された取っ手１４２を 有している。 例示した実施態様で、容器１４０の外側本体１４１は、清浄水（通常、界面活 性剤などを含有している）の貯槽として働き、その水は、外側本体１４１の下端 に、望ましくは弁手段（図示せず）を介在させ（これによって洗浄ヘッドへの液 体の流量を調節できる）釈放自在に接続された液体供給管１５１によって、吸引 ヘッド５０に供給することができる。しかし、液体を散布することによる洗浄の 必要がなく、装置がただ、湿潤モードで液体を収集しそして乾燥モードで乾燥物 質を収集する働きだけを行う場合、外側本体１４１を省くことができる。 容器１４０は、さらに、外側本体１４１の上端を越えて上方に延びる内室４５ を備え、その上端は、例えば密封リング１２２を介在させて、電動機／羽根車ユ ニット１２０の吸気ダクト１２１と密封状態で係合するよう構成されている。 内室１４５は、吸引ヘッド５０によって収集されて吸引ダクト１３０にそって 運ばれる乾燥物質または湿潤物質を集めるよう構成されている。 この目的のため、容器１４０の内室１４５は、外側本体１４１の底部１４３か ら、内室１４５の底部を通じて、内室１４５の高さの約１／３の距離の位置まで 上方に延びる中央吸引管１４６を含んでなる吸引流路を備えている。管１４６は その下端で周知の方法により吸引ダクト１３０に接続・切り離し自在に設けられ ている。 収集容器１４０の内室１４５は、装置を、湿潤収集モードと乾燥収集モード（ それぞれ図１と２に示す）にするため、二つの分離ユニット１６０、１７０のう ち一方を交換可能に収容するよう構成されている。 湿潤モード分離ユニット１６０は、吸引管１４６の上端に、その管１４６の延 長部を形成するため接続・切り離し自在に接続できる管１６１を備えている。管 １６１は、その外側末端１６２にキャップ１６３を保持し、そのキャップ１６３ は、直径が管１６１より大きくて管１６１の出口末端１６２と 合致しかつ間隔をおいて位置して調節板として働く末端壁１６４、および管１６ １の末端部分と間隔をおいてオーバーラップし、一方、図１に示すように内室１ ４５の側壁からも間隔をおいて位置している周囲スカート１６５を有している。 したがって、使用時、伴出された液滴を含有する空気は、吸引ヘッド５０から、 吸引ダクト１３０、管１４６および管１６１を通じて吸い込まれ、次いでキャッ プ１６３内で流れが急激に反転されて、液滴が効率的に分離されてから、その空 気流は再び反転されて、電動機／羽根車部品１２０の吸込みダクト１２１に吸い 込まれる。空気流から分離された液体を、次に、内室１４５の底部へ下方に流出 させることができる。 また、内室１４５は、装置を前後に移動させる場合、収集した液体を内室の底 部に保持するのを補助する斜めに配置した環状調節板１６６を備えている方が好 ましい。 例示した実施態様で、調節板１６６は、上方に延びる管状壁１６７の斜め端面 に設けられ、その管状壁１６７は、その上端が、内室の側壁の内面に係合する外 側に向いたフランジ１６８内で終わっており、出口開口１６９が、壁１６７と調 節板１６６の接続部の、調節板１６６の最下部に形成され、液体を内室の底部に 排出することができる。この調節板は、開口１６９が、装置を使用中に最も高い 位置にある内室の側部に対して位置するよう配置される。調節板１６６は、装置 が横たえられた場合に、集めた液が調節板の上方の内室の部分に漏れるのを防止 し、かつ使用中、装置が前後に移動するため集めた液体がはねあがるのを最少限 にする。上方に延びる出口管（図示せず）を、調節板１６６の最上部の開口１６ ９の直径方向に反対の位置に設けて、内室１４５の内容物を、調節板部品を取り 外すことなく空にすることができるようにしてもよい。なおこのような出口管は 通常、適切な着脱自在の栓によって、その上端が閉鎖されている。 調節板１６６、管状壁１６７およびフランジ１６８の部品は、使用後、内室１ ４５を空にして洗浄しやすくするため、内室１４５内に着脱自在に配置してもよ い。 調節板１６６は、分離ユニット１６０の管１６１に固定して保持させ、ユニッ ト１６０の有効な永久的部分を形成させてもよく、この場合、調節板６ ６の下側の内室１４５の利用可能な容積を増大するため、調節板１６６は図示さ れているよりキャップ１６３の近くの方へ配置してもよい。他の実施態様で、調 節板１６６は、管１６１または収集容器の吸引管１４６に着脱自在に組み付けて もよい。 別の配置構成で、管状壁１６７とフランジ１６８を省き、調節板１６６の周囲 を開口１６９が必要とされる場所を除いて、直接内室１４５の内面と係合させる ようにしてもよい。 乾燥モードで作動させるため、図２に示すように、カバー部材５０をヘッド１ ０に設け、湿潤モードの分離ユニット１６０を収集容器１４０の内室１４５から 取外し、そして乾燥モード分離ユニット１７０を、内室１４５の上端に挿入する 。あるいは、乾燥モード分離ユニット１７０を内部に組み込んだ別個の収集容器 を利用することが可能である。このような別個の収集容器には、外側貯槽および 内室を形成する必要がないので、収集される固体物質の容積が増大する。 乾燥モードの分離ユニット１７０は、本質的に、適切なフィルター要素で構成 されている。図示した実施態様で、管状フィルター要素１７１が取付けリング１ ７２によって保持され、そのフィルター要素の最下末端は調節板１７３によって 閉鎖され、その調節板１７３に管１６１から出る空気が衝突することにより、流 れの反転が起こり、空気流がフィルター材を通過する前に微細粒子を除く粗い粒 子を分離するのを助ける。しかし、所望により他の形態のフィルターを利用でき ることはいうまでもない。分離されたダストなどの物質は、図に示すように内室 の底部に落下し、そして容器４０は、全体を、ハウジング内の凹部から横方向に 取り外して空にすることができる。 上記説明では、洗浄ヘッド１０が、散布部品４０によって洗浄液を散布するよ う構成されているが、本発明は、単に液体だけを収集するよう構成されている種 類の洗浄ヘッド、例えば、ゴムぞうきんブレードと関連吸引手段を有する部品３ ０に類似の収集部品を含んでなる洗浄ヘッドにも適用できる。この場合、カバー 部材は、ゴムぞうきんブレードを少なくとも一部分覆って遮蔽するように形成さ れている。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，Ｓ Ｚ，ＵＧ)，ＵＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ， ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，Ｇ Ｅ，ＨＵ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ， ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，Ｐ Ｌ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ， ＶＮ，ＹＵ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．洗浄液を被洗浄表面に散布する散布手段（４０）および液体を上記表面から 収集する空気流動手段（２０）を含んでなり、これにより、被洗浄表面に液体を 散布し次いでその表面から液体を集める湿潤モードで作動させることができる洗 浄ヘッド（１０）であって；さらに、上記洗浄ヘッド（１０）に着脱自在に設け られ、適正な位置にあるとき、上記表面と上記空気流動手段（２０）の間の連通 を保持しながら上記散布手段（４０）を有効に覆うカバー手段（５０）を備え、 これにより、上記表面から乾燥物質を収集する乾燥モードで作動させることがで きる洗浄ヘッド（１０）。 ２．ハウジング（１１）；被洗浄表面と係合可能でその表面上の洗浄液を撹拌す る撹拌手段（４０）；撹拌手段（４０）の作動領域内の表面に洗浄液を供給する 手段（４５〜４９）；吸引源に接続するよう構成された空気流動手段（２０）； 表面と係合可能でかつ空気流動手段（２０）と連通し、吸引によって、液体を表 面から収集する収集手段（３０）；ならびに適正な位置にあるとき、表面と上記 空気流動手段（２０）の間の連通を維持しながら、上記撹拌手段（４０）を有効 に覆い、これにより、ヘッドが表面から乾燥物質を集めるよう改変される着脱自 在のカバー部材（５０）を含んでなる表面洗浄ヘッド（１０）。 ３．カバー手段（５０）が、表面が平滑の係合底壁（５１）を有する部材として 形成され、これにより、カバー部材が適正な位置にあるとき、ヘッド（１０）が 表面上を容易に移動できる請求の範囲２記載の洗浄ヘッド。 ４．カバー部材（５１）が、ヘッドの撹拌手段（４０）だけを覆うとともに、収 集手段（３０）を露出した状態とするよう成形され配置されている請求の範囲２ または３に記載の洗浄ヘッド。 ５．カバー部材（５１）が、撹拌手段（４０）と収集手段（３０）の両者をカバ ーするように成形され配置され、かつヘッドの上記空気流動手段（２０）と連通 させるよう配置された入口開口（６０〜６２）を備えている請求の範囲２または ３に記載の洗浄ヘッド。 ６．収集手段（３０）が、洗浄ヘッドの空気流動手段（２０）に空気を送る 開口を有し、その開口は、洗浄ヘッドの実質的に全幅を横切って延びているとと もに、洗浄ヘッドの長手方向の寸法が比較的小さい請求の範囲５記載の洗浄ヘッ ド。 ７．収集手段の開口が、その前後に、被洗浄表面と係合可能な可撓性ブレードす なわちゴムぞうきん要素（３５）が介在している請求の範囲６記載の洗浄ヘッド 。 ８．カバー手段（５０）が、上記ブレードであるゴムぞうきん要素（３５）を遮 蔽して、被洗浄表面と係合しないよう形成されている請求の範囲７記載の洗浄ヘ ッド。 ９．カバー手段（５０）が、上記要素（３５）の下部端縁を横切って延び、かつ ヘッドの実質的に全幅を横切って延びる開口（６２）を形成している請求の範囲 ８記載の洗浄ヘッド。 １０．カバー手段（５０）が、上記要素（３５）間を延びて、ヘッドの空気流動 手段（２０）に至る空気チャネル（６２）を形成する請求の範囲９記載の洗浄ヘ ッド。 １１．空気流動手段（２０）が、収集手段（３０）の開口（３２）と連通しかつ 比較的長くて幅が狭い断面形態で収集手段と協働する口部分（２１）、および吸 引源に接続するため、断面の形状が円形または円に近い形態に変化する変形部分 を有する請求の範囲６〜１０のいずれか一つに記載の洗浄ヘッド。 １２．上記変形部分において、断面形態の変化に伴わず、実質的に均一な断面積 が維持され、これにより、空気流動手段と収集手段を高速で通過する空気流が維 持される請求の範囲１１記載の洗浄ヘッド。 １３．上記口部分（２１）が、収集手段（３０）の開口にそのほぼ中心の位置で かつヘッドの側部から離れて接続され、これにより、空気流が、収集手段の最も 外側の部分に、洗浄ヘッドを横切る方向に形成される請求の範囲１１記載の洗浄 ヘッド。 １４．カバー部材のチャネル（６２）が、ヘッドの空気流動手段（２０）の口部 分（２１）と合致する出口開口を除いて、その上側で閉鎖されている請求の範囲 １０に従属する請求の範囲１３に記載の洗浄ヘッド。 １５．上記空気流チャネル（６２）が、その上側で開かれ、これにより、上記ブ レード要素（３５）が露出していない場合、空気とダストを収集手段（３０）の 上部に排出する請求の範囲１０に従属する請求の範囲１３に記載の洗浄ヘッド。 １６．カバー部材（５０）の下側には、上記チャネル（６２）がその下端を開い た状態の横に拡がる凹部（６０）が形成され、その凹部が、被洗浄表面と接触し て配置されるよう構成された拡大開口を提供する請求の範囲１０記載の洗浄ヘッ ド。 １７．撹拌手段（４０）が、洗浄ヘッドを使用中、被洗浄表面をこする作動を行 うため、支持部材（４１）から被洗浄表面へ延びる剛毛（４４）の列を備えてな る請求の範囲１記載の洗浄ヘッド。 １８．撹拌手段が、繊維上パイルなどの高密度に充填された細い繊維フィラメン トの作動面を有する要素（４２）を備えてなる請求の範囲１７記載の洗浄ヘッド 。 １９．洗浄液を表面に供給する手段（４５〜４９）が、上記液体を上記要素（４ ２）に供給するよう配置されている請求の範囲１８記載の洗浄ヘッド。 ２０．上記要素（４２）が、連続気泡の発泡ゴムまたはプラスチック発泡体の要 素で裏打ちされることにより、弾性をもつようにされるとともに、該要素が洗浄 液を広げるのを助ける請求の範囲１９記載の洗浄ヘッド。 ２１．撹拌手段（４０）と収集手段（３０）が、使用中、被洗浄表面にほぼ垂直 の方向に、ヘッド内を相対的に移動可能であり、これにより、撹拌手段と収集手 段の一方または他方が少なくとも主として表面と協働する請求の範囲２記載の洗 浄ヘッド。 ２２．表面洗浄用に洗浄ヘッド（１０）とともに使用するカバー部材（５０）で あって；上記洗浄ヘッドが、洗浄液を被洗浄表面に散布する散布手段（４０）お よび上記表面から液体を収集する空気流動手段（２０）を備え、これにより、液 体を表面に散布し次いで表面から液体を収集する湿潤モードで作動することがで き、そして洗浄ヘッドが、さらに、上記洗浄ヘッド（１０）に着脱自在に設けら れかつ適切な位置にあるとき、表面と上記空気流動手段（２０）との間の連通を 維持しながら散布手段（４０）を有効に覆うカバ ー手段（５０）を組み合わせることによって、上記表面から固体物質を収集する 乾燥モードで作動できるようになるカバー部材（５０）。 ２３．表面洗浄用に洗浄ヘッド（１０）とともに使用するカバー部材（５０）で あって；上記ヘッドが、表面と係合可能で、表面の上の洗浄液を撹拌する撹拌手 段；撹拌手段の領域の表面に洗浄液を供給する手段（４５〜４９）；吸引源に接 続するよう構成されている空気流動手段（２０）；およびヘッドの下側と連通す る少なくとも一つの開口を有し、表面に吸引力を加える収集手段（３０）を備え てなり；カバー部材（５０）が、表面およびヘッドの上記空気流動手段（２０） の間の連通を維持しながら、上記撹拌手段（４０）を有効に覆うようにヘッド（ １０）の下側に着脱自在に設けられ、これにより、ヘッド（１０）を、表面から 乾燥物質を収集するよう改変するカバー部材。 ２４．表面が平滑の係合底壁（５１）を備え、適正な位置にあるとき、被洗浄面 上をヘッドが容易に移動できるようになる請求の範囲２３記載のカバー部材。 ２５．さらに、洗浄ヘッド（１０）の対応する側壁（１４）に係合する直立側壁 （５４）を備えてなる請求の範囲２４記載のカバー部材。 ２６．底壁（５１）が、ヘッドの撹拌手段（４０）だけをカバーし、収集手段（ ３０）を露出した状態にしておく寸法で配置されている請求の範囲２５記載のカ バー部材。 ２７．底壁（５１）が、ヘッド（１０）の撹拌手段（４０）と収集手段（３０） の両者をカバーする寸法で配置され、そしてヘッドの上記空気流動手段（２０） と連通するように配置された入口開口（６２）が形成されている請求の範囲２５ 記載のカバー部材。 ２８．洗浄ヘッド（１０）に吸引力を樹立しかつ該ヘッドから吸引源まで空気流 を達成するため吸引源（１２０）に接続された洗浄ヘッド（１０）；伴出された 液滴を空気流から分離する作動を行う湿潤モード分離ユニット（１６０）および 空気流に伴出された固体物質を分離する作動を行う乾燥モード分離ユニット（１ ７０）を備え択一的に作動可能な分離ユニット；ならびに使用中、上記分離器に よって空気流から分離された物質を収納する、真空掃 除機本体内の収集容器（１４０）を備えてなる種類の真空掃除機であって；上記 洗浄ヘッド（１０）が、被洗浄表面に洗浄液を散布する散布手段（４０）および 上記表面から液体を集める空気流動手段（２０）を備えてなり、これにより、上 記掃除機は、上記湿潤モード分離器（１６０）が作動して、液体を表面に散布し 表面から収集する湿潤モードで作動することができるとともに、洗浄ヘッドに着 脱自在に設けられ、かつ適正な位置にあるとき、上記表面と上記空気流動手段の 間の連通を維持しながら上記散布手段を有効に覆うカバー手段（５０）を備え、 これにより、当該真空掃除機は、乾燥モード分離器（１７０）が作動して物質を 上記表面から収集する乾燥モードで作動できる真空掃除機。 ２９．洗浄液を被洗浄表面に散布する散布手段（４０）、および上記散布手段の 近く設置されかつ上記表面から液体を収集するため少なくとも一つのゴムぞうき んブレード（３５）を有する収集手段（３０）に吸引力を負荷するための空気流 動手段（２０）を備えてなり、これにより、液体を表面に散布し表面から集める 湿潤モードで作動できる洗浄ヘッド（１０）であって；上記洗浄ヘッド（１０） に着脱自在に設けられるよう構成され、適正な位置にあると、上記表面と上記収 集手段（３０）の間の連通を保持しながら上記ゴムぞうきんブレード（３５）を 有効に覆うカバー手段（５０）を備えてなり、これにより、上記表面から固体物 質を収集する乾燥モードで作動できる洗浄ヘッド（１０）。 ３０．洗浄ヘッド（１０）に吸引力を負荷しかつ該ヘッドから吸引源まで空気流 を形成するため吸引源（１２０）に接続された洗浄ヘッド（１０）；伴出された 液滴を空気流から分離する作動を行う湿潤モード分離ユニット（１６０）および 空気流に伴出された固体物質を分離する作動を行う乾燥モード分離ユニット（１ ７０）を備え択一的に作動可能な分離ユニット；使用中、上記分離器によって空 気流から分離された物質を収納する、真空掃除機本体内の収集容器（１４０）を 備えてなる種類の真空掃除機であって；上記洗浄ヘッド（１０）が、被洗浄表面 に洗浄液を散布する散布手段（４０）、および上記散布手段（４０）に隣接して 設置されかつ上記表面から液体を収集するため少なくとも一つのゴムぞうきんブ レード（３５）を有する空気流動手 段（２０）を備えてなり、これにより、湿潤モード分離器（１６０）が作動して 液体が表面に散布され表面から収集される湿潤モードで作動することができ、さ らに洗浄ヘッド（１０）が、上記洗浄ヘッド（１０）に着脱可能に設けられかつ 適正な位置にあると、表面と上記収集手段（３０）との間の連通を維持しながら 上記ゴムぞうきんブレード（３５）を有効に覆うカバー手段（５０）を備え、こ れにより、乾燥モード分離器（１７０）が作動して固体物質が上記表面から収集 される乾燥モードで作動できる真空掃除機。 ３１．添付図面を参照して先に説明しかつ添付図面に示す組合せの洗浄ヘッドと カバー部材。 ３２．請求の範囲２２に記載され、そして、実質的に、添付図面を参照して先に 説明しかつ添付図面に示すカバー部材。