JP2000505116A - 改善された耐摩耗性を有する熱可塑性ポリマー組成物 - Google Patents

改善された耐摩耗性を有する熱可塑性ポリマー組成物

Info

Publication number
JP2000505116A
JP2000505116A JP09502383A JP50238397A JP2000505116A JP 2000505116 A JP2000505116 A JP 2000505116A JP 09502383 A JP09502383 A JP 09502383A JP 50238397 A JP50238397 A JP 50238397A JP 2000505116 A JP2000505116 A JP 2000505116A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
group
oxymethylene
lower alkyl
composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP09502383A
Other languages
English (en)
Inventor
フォーシーム,アレックス
Original Assignee
ヘキスト・セラニーズ・コーポレーション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ヘキスト・セラニーズ・コーポレーション filed Critical ヘキスト・セラニーズ・コーポレーション
Priority claimed from PCT/US1996/002591 external-priority patent/WO1997031055A1/en
Publication of JP2000505116A publication Critical patent/JP2000505116A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 熱可塑性ポリマーと潤滑系とのメルトブレンドを含み、潤滑系が、超高分子量ポリエチレン、ポリエステル、酸金属塩、カルシウム塩、酸化防止剤及び安定剤を含むことを特徴とする自己潤滑性ポリマー組成物。改善された表面耐摩耗性及び摩擦係数を示す成形品を組成物から製造し得る。

Description

【発明の詳細な説明】 改善された耐摩耗性を有する熱可塑性ポリマー組成物発明の分野 本発明は、成形品を製造するための成形用樹脂として好適な、熱可塑性ポリマ ーと潤滑系とを含有する自己潤滑性低摩耗組成物に関する。組成物から製造され る成形品は低摩擦性(low friction)及び荷重下の表面減摩(reduced surfacewe ar)を示す。発明の背景 ポリアミド、ポリエステル、ポリフェニレンスルフィド、ポリオキシメチレン 、ポリオレフィン、スチレンポリマー及びポリカーボネートなどの熱可塑性ポリ マーは、卓越した機械的特性及び電気的特性と優良な成形性及び耐薬品性とを示 すポリマーであることを特徴としている。しかしながらこれらのポリマーは、プ ラスチック対金属及びプラスチック対プラスチックの境界面のようなある種の摩 擦環境で使用されたとき、不適正な摩擦学的特性を示すことがある。熱可塑性ポ リマーから製造された成形品の摩擦特性及び摩耗特性を改善するために熱可塑性 ポリマーには多くの潤滑用組成物が使用されているが、食品処理、衣料品製造及 び揮発性環境などのいくつかの用途では、汚染の可能性があるため、ある種の減 摩剤の使用は禁止されている。 熱可塑性ポリマーから成形品を製造する前に減摩剤(lubricants)をポリマー マトリックスに直接混和することによって、熱可塑性ポリマーから製造された成 形品の摩擦特性を改善し表面摩耗を減少させる試みがなされてきた。固体減摩剤 及び繊維(例えば、黒鉛、雲母、シリカ、タルク、窒化ホウ素及び硫化モリブデ ン)、パラフィンワックス、石油及び合成潤滑油並びにその他のポリマー類(例 えばポリエチレン及びポリテトラフルオロエチレン)のような多くの材料が、摩 擦特性及び摩耗特性を改善するために熱可塑性ポリマーに添加されている。しか しながら、これらの添加剤を種々の組合せで熱可塑性ポリマーに添加したとき、 多くの添加剤については、摩擦学的特性は改善できたが他の望ましい物理的特性 及び機械的特性を低下させることが観察された。いくつかの添加剤は、低速度及 び低荷重の場合に短期間ならば十分な効果を示した。しかしながら、これらの減 摩剤の多くは、高荷重下に長期間維持されたとき摩擦特性の有意な劣化を示した 。 高荷重下で表面耐摩耗性及び低摩擦性を長期間維持し得る無毒性の自己潤滑性 熱可塑性組成物が要望されている。好適な組成物は、成形品として製造されたと きに、熱可塑性ポリマーと協力して望ましい機械的特性及び物理的特性を長期間 維持することができ、また、食品処理産業及び衣料品製造産業でも安全に使用で きるものでなければならない。発明の概要 本発明は低摩擦成形品の製造に好適な自己潤滑性組成物(self-lubricating c omposition)に関する。本発明組成物の特徴は、約70−約99.5重量%の熱 可塑性ポリマーと約30−約0.5重量%の潤滑系とのメルトブレンドから成り 、潤滑系が、超高分子量ポリオレフィンとペンタエリトリトールテトラステアレ ート(PETS)と炭酸カルシウムとから成ることである。物理的特性を強化し またポリマーマトリックス中の潤滑系の分散のような加工特性を改善するために 、本発明の特徴に不都合な影響を与えない加工助剤を組成物に添加してもよい。 組成物は、軸受け、ギヤ、カム、ローラ、滑り板、滑車、レバー、案内部材、 コンベヤーリンクのような自己潤滑性成形品として形成されることができ、これ らの成形品は優れた摩擦特性を示すので、低摩擦性及び低摩耗性を示す部品が望 まれる多数の用途に有用である。発明の詳細な説明 本発明は優れた摩擦特性を示す成形品に製造され得る自己潤滑性組成物を目的 としている。一般的には組成物の特徴は、約70−約99.5重量%の熱可塑性 ポリマーと約30−約0.5重量%の潤滑系との混合物から成ることである。典 型的には組成物は、約85−約99重量%の熱可塑性ポリマーと約15−約1重 量%の潤滑系とを含有し得る。好ましくは組成物は、組成物の総重量を基準とし て、約98重量%の熱可塑性ポリマーと約2重量%の潤滑系とを含有している。 本発明の自己潤滑性組成物に使用できる熱可塑性ポリマーは、一般には、ポリ アミド、ポリエステル、ポリフェニレンスルフィド、ポリオレフィン、ポリオキ シメチレン、スチレンポリマー及びポリカーボネートから選択され得る。本発明 の特に好ましい熱可塑性ポリマーは、ポリオキシメチレン、即ち、重合アセター ルまたはオキシメチレンポリマーである。ポリオキシメチレンは多くの工業的用 途に好適な物理的特性及び機械的特性を示す。 本発明で有用なポリオキシメチレン、即ちポリアセタールまたはオキシメチレ ンポリマーの普遍的な特徴は、一般式: で示されるオキシメチレン反復単位を有していることである。 本発明組成物の製造に役立つポリオキシメチレンは、オキシメチレン単位を概 してかなりの高含量、即ち、通常は約85%を上回る含量で含む。これらの材料 は多くの製造業者から、ホモポリマー、コポリマー、ターポリマーなどの形態で 市販されている。以下に簡単に説明する高度に結晶性のこれらのアセタールは当 業界で公知であり文献にも十分に記載されている。例えば、“Acetal R esins,”という表題のT.J.DolceとJ.A.Gratesとによ る論文は、the Second Edition of Encyclope dia of Polymer Science and Engineeri ng ,John Wiley and Sons,New York,1985 ,Vol.1,pp.42−61に収載されている。アセタールポリマーに関す る情報は更に、フランス特許第1,221,148号並びに慣例に従って譲渡さ れた米国特許第3,027,352号、第3,072,069号、第3,147 ,234号及び第3,210,318号に記載されている。 アセタールホモポリマーは典型的には、無水ホルムアルデヒドまたはトリオキ サンを重合させることによって製造できる。オキシメチレンホモポリマーを熱分 解に対して安定させるために典型的には、無水アルカン酸(例えば無水酢酸)も しくはジアルキルエーテル(例えばジメチルエーテル)に由来のエステルもしく はエーテル基によってエンドキャッピングするかまたはホモポリマーに安定用化 合物を混入するとよい。市販のアセタールホモポリマーの製法では、無水ホルム アルデヒドを開始剤の存在下で重合させた後、ヘミアセタール末端基を酢酸ナト リウム触媒の存在下で無水酢酸でアセチル化することによってエンドキャッピン グする。エンドキャップされたアセタールホモポリマーの製法は、米国特許第2 ,786,994号及び第2,998,409号に教示されている。アセタール ホモポリマーは当業界で公知であり、DELRIN(登録商標)及びTENAC (登録商標)などの商品名で市販されている。 本発明の組成物中で使用するために特に好適であることが判明した重合アセタ ールは、一般式: 〔式中、R1及びR2の各々は、水素、低級アルキル基またはハロゲン置換低級ア ルキル基であり、R3の各々は、メチレン基、オキシメチレン基、低級アルキル −もしくはハロアルキル−置換メチレン基、または、低級アルキル−もしくはハ ロアルキル−置換オキシメチレン基であり、nは0であるかまたは1以上−3以 下の整数である〕で示されるオキシ(高級アルキレン)基が散在しているオキシ メチレン基から本質的に構成される反復単位を有する結晶性オキシメチレンコポ リマーである。低級アルキル基の各々は好ましくは1個または2個の炭素原子を 含む。オキシメチレン基は、通常はこのようなコポリマー中の反復単位の約85 −99.9%を構成し、通常は酸性触媒の存在下のトリオキサンの開環重合によ って取込まれる。オキシ(高級アルキレン)基は、トリオキサンに加えて環に少 なくとも2個の隣合う炭素原子を有する環状エーテルまたは環状ホルマールを共 重合させることによってポリマーに取込まれる。環状エーテルまたはホルマール は酸素対炭素結合(oxygen-to-carbon linkage)の切断によって取込まれる。好 ましいオキシ(高級アルキレン)基は式: で示されるオキシエチレンである。オキシエチレンは、エチレンオキシドまたは 1,3−ジオキソランをトリオキサンと共重合させることによってポリマーに取 込まれる。 本質的にオキシメチレン基及びオキシエチレン基から成る構造を有する上記の ような好ましい結晶性アセタールコポリマーは、少なくとも150℃の融点を有 する熱可塑性材料である。これらの材料は通常は約175℃−約230℃の範囲 の温度で混練可能または加工可能である。これらのコポリマーは通常は高度に結 晶性であり、約40%−約90%またはそれ以上のポリマー結晶化度を示す。 典型的には、オキシメチレンコポリマーの製造後、重合鎖の不安定な分子末端 を、比較的安定な炭素対炭素結合が存在する点まで分解する、即ち、重合鎖の各 末端のそれ以上の分解が阻止される点まで分解する、ことによってオキシメチレ ンコポリマーを安定化する。不安定な分子末端の分解は概して、例えばBera rdinelliの米国特許第3,219,623号に開示されたように加水分 解によって行う。また、例えば酢酸ナトリウム触媒の存在下の無水酢酸によるア セチル化のような同じく当業者に公知の技術を用いたエンドキャッピングによっ てオキシメチレンコポリマーを安定化してもよい。 特に好ましいクラスのオキシメチレンコポリマーはCELCON(登録商標) アセタールコポリマーなる商品名で市販されている。CELCONアセタールコ ポリマーは典型的には約98重量%のトリオキサンと約2%のジオキソランとの コポリマーである。CELCONはHoechst Celanese Cor porationの登録商標である。本発明の組成物は任意の商品グレードのC ELCONアセタール、例えばCELCONグレードU−10、M−25、M− 90、M−270及びM−450などを用いて製造できる。CELCON M− 25アセタールコポリマーは、ASTM D1238−82に準拠して試験した ときに約2.5g/10分のメルトインデックスを有している。CELCONM −90アセタールコポリマーは、CELCON M−25よりも低い分子量及び 溶融粘度を有している。CELCON M−270は、CELCON M−25 よりもいっそう低い分子量及び溶融粘度を有している。 本発明の自己潤滑性組成物を製造するためにオキシメチレンターポリマーを使 用し得る。これらのターポリマーは、オキシメチレン基と、一般式:に対応するようなオキシ(高級アルキレン)基と、オキシメチレン基及びオキシ (高級アルキレン))基に共重合(interpolymerized)した異なる第三の基とを 含んでいる。上記のごときターポリマーは典型的には、トリオキサンと、環状エ ーテルまたは環状アセタールと、式: 〔式中、Zは、炭素対炭素結合、酸素原子、炭素原子数1以上−8以下、好まし くは炭素原子2−4個のオキシアルコキシ基、炭素原子数4以上−8以下のオキ シシクロアルコキシ基、または、オキシポリ(低級アルコキシ)基、好ましくは 各々が炭素原子1または2個を有する低級アルコキシ基から成る反復単位を2− 4個有するオキシポリ(低級アルコキシ)基を示す〕で示されるジグリシドのよ うな二官能化合物から成る第三のモノマーとを反応させることによって製造され る。適当な二官能化合物の例としては、エチレングリコール、1,2−プロパン ジオール及び1,4−ブタンジオールのジグリシジルエーテルがあり、1,4− ブタンジオールのジグリシジルエーテルが好ましい。一般的に、このようなター ポリマーを製造する場合、ターポリマーの形成に使用されるモノマー類の総重量 を基準として、99.89−89.0重量%のトリオキサン、0.1−10重量 %の環状エーテルまたは環状アセタール、0.01−1重量%の二官能化合物と いう割合が好ましい。特に好ましいオキシメチレンターポリマーは、Hoech st Celanese CorporationからCELCON U10ア セタールポリマーという商品名で市販されている。これは、ターポリマーの総重 量を基準として、3種類のモノマー、即ち、1,4−ブタンジオールジグリシジ ルエーテル架橋剤、ジオキソラン及びトリオキサンに由来の反復単位を夫々約0 .05重量%、2.0重量%及び97.95重量%の割合で含む。オキシメチレ ン主体のターポリマーを製造し、酸化防止剤、ホルムアルデヒド及び酸スカベン ジャーの添加のような当業界で公知の方法によって安定化する。オキシメチレン 主体のターポリマーの製造方法及びそれらの組成に関しては上記に引用の特許を 参照するとよい。 これらのオキシメチレンポリマーは、本発明の自己潤滑性組成物の製造に好適 なポリマーを形成するために、押出装置または同様の装置でメルトブレンディン グによって種々の割合に混合される。一般にポリオキシメチレンポリマーは、ポ リマーが溶融状態、即ち約170℃以上の温度であるとき潤滑系及び加工助剤と 容易にブレンドされる。 本発明の潤滑系の特徴は、超高分子量ポリオレフィンとペンタエリトリトール テトラステアレートと炭酸カルシウムとを含有することである。超高分子量ポリ オレフィンは、約40%の結晶化度、少なくとも約3×106(典型的には約5 ×106−約6×106)の重量平均分子量、少なくとも約28dl/gの固有粘 度(ASTM No.D4020によって測定)、少なくとも約0.5g/cm3 の嵩密度(ASTM No.D1895によって測定)、及び、約0.93g /cm3の比重を有する直鎖状ポリエチレンである。FDA/USDAコンプラ イアンスを充たす特に好ましい超高分子量(UHMW)ポリエチレンは、Hoe chst Celanese Corporation,Somerville ,New Jerseyから販売されているHostalen(登録商標) G UR 415 UHMWポリエチレンである。本発明の潤滑系は一般的には、組 成物の総重量を基準として、少なくとも約0.1重量%のUHMWポリエチレン と0.25重量%のPETSと少なくとも約0.25重量%の炭酸カルシウムと を含有することを特徴とする。潤滑系は典型的には、組成物の総重量を基準とし て、約0.2-約10.0重量%のUHMWポリエチレンと約0.25−約2. 0重 量%のPETSと約0.25−約4.0重量%の炭酸カルシウムとを含有するこ とを特徴とする。潤滑系は好ましくは、組成物の総重量を基準として、約1.5 重量%のUHMWポリエチレンと1.0重量%のPETSと約1.0重量%の炭 酸カルシウムとを含有することを特徴とする。 減摩性及び加工性を助成するために本発明の組成物に数種類の追加成分を添加 し得る。一般的に、添加剤は、適正比率で潤滑系に混合したパッケージの形態で 熱可塑性ポリマーに混合してもよく、または、組成物に直接添加してもよい。こ れらの添加剤は、組成物の総重量比を基準として、(a)少なくとも約0.25 重量%のポリオキシメチレンターポリマー、(b)少なくとも約0.25重量% のヒンダードフェノール、及び、(c)少なくとも約0.05重量%のリシノー ル酸カルシウムまたはヒドロキシステアリン酸カルシウム、から選択され得る。 これらの添加剤は典型的には、組成物の総重量比を基準として、(a)約0.2 5−約2.0重量%のポリオキシメチレンターポリマー、(b)約0.25−約 0.75重量%のヒンダードフェノール、及び、(c)約0.05−約0.3重 量%のリシノール酸カルシウムまたはヒドロキシステアリン酸カルシウムから選 択される量で自己潤滑性組成物に混合され得る。これらの添加剤は好ましくは、 組成物の総重量比を基準として、(a)約0.5重量%のポリオキシメチレンタ ーポリマー、(b)約0.4重量%のヒンダードフェノール、及び、(c)0. 01重量%のリシノール酸カルシウムまたはヒドロキシステアリン酸カルシウム の量で自己潤滑性組成物に混合される。これらの加工助剤の添加の典型的な結果 として、熱可塑性樹脂の量が付随的に調整される。成形を補助するためにシリコ ーンまたはフルオロポリマーの型噴霧(mold sprays)のような当業界で公知の 他の加工助剤を使用してもよい。 本発明で有用な炭酸カルシウムの特徴は、約0.6μmの粒度、約7m2/g mの表面積、約25ポンド/立法フィートの嵩密度、及び、約2.7の比重を有 することである。好ましい炭酸カルシウムはPfizer,Inc.から販売さ れているSuper−Pflex(登録商標)200である。 本発明で有用なヒンダードフェノールは酸化防止剤またはフリーラジカル阻害 剤として周知である。2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチルフ ェ ノール)、ヘキサメチレングリコール−ビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ ドロキシヒドロシンナメート)、テトラビス〔メチレン(3,5−ジ−t−ブチ ル−4−ヒドロキシヒドロシンナメート)〕メタン、トリエチレングリコール− ビス−3−(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオ ネート、1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチ ル−4−ヒドロキシ−ベンジル)−ベンゼン、p−オクタデシル−3−(4’− ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−ブチル−フェノール)プロピオネート、4, 4’−メチレンビス(2,6−ジ−t−ブチルフェノール)、4,4’−ブチリ デン−ビス−(6−t−ブチル−3−メチルフェノール)、2,2’−チオジエ チル−ビス−〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェノール)〕 プロピオネート、ジ−ステアリル−3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベ ンジルホスホネート及び2−t−ブチル−6−(3−t−ブチル−5−メチル− 2−ヒドロキシベンジル)−4−メチルフェニルアクリレートの少なくとも1種 を使用するとよい。しかしながら、有用なヒンダードフェノールはこれらの化合 物に限定されない。上述のものと同種の他のヒンダードフェノールまたは立体障 害フェノールも有効である。このようなフェノールのうちでも、Ciba−Ge igyから販売されているIrganox(登録商標)259のようなヘキサメ チレングリコール−ビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシヒドロシン ナメート)、Ciba−Geigy製のIrganox 1010のようなテト ラキス〔メチレン(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシヒドロシンナメー ト)〕メタン、Ciba−Geigy製のIrganox 245のようなトリ エチレングリコール−ビス−3−(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチ ルフェニル)プロピオネート、が有効である。好ましいヒンダードフェノールは 、ヘキサメチレングリコール−ビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ ヒドロシンナメート)である。 以下の実施例によって本発明の重合組成物の製造方法を概略的に説明する。こ れらの実施例が単なる非限定例であることは上記の記載から理解されよう。実施例1 7.9重量%の潤滑系を含有する自己潤滑性組成物のブレンドを調製するため に以下の成分を使用した: (a)90ポンドのポリオキシメチレンコポリマーの未安定化フレーク; (b)4.9ポンドのUHMWポリエチレン; (c)1.5ポンドのポリオキシメチレンターポリマー; (d)1.0ポンドのペンタエリトリトールテトラステアレート(PETS); (e)2.0ポンドの炭酸カルシウム; (f)0.1ポンドのリシノール酸カルシウム;及び (g)0.5ポンドの好ましいヒンダードフェノール。 上記成分をバレルに入れて混転させ、次いでヘンシェルミキサーで30秒間高 速撹拌することによって混合物を調製した。混合物をWerner and P fleidererの二軸スクリューZSK押出機でストランドとして押出し、 加熱し、ポリアセタールペレットでパージした。押出ゾーンの温度を372−3 87゜Fとし、メルト温度を415゜Fとして、27in.Hgの減圧下で、ス クリュー速度150rpmで処理した。押出物のストランドが38ポンド/時の 速度で得られた。次に、ストランドを冷水で急冷し、ペレットに裁断した。常用 の設定値の圧力、速度及びサイクル時間を用い、ノズル温度を360−420゜ Fに設定し、バレル温度を350−420゜Fに設定して、ペレットを射出形成 し、各々が重量約7gm及び直径1.25インチを有する円板を作製し、得られ た円板の機械的特性及び摩擦学的特性を分析した。 表面耐摩耗性及びトルクの分析に用いる準備として、円板をメタノール浴で洗 浄し、風乾し、1ミリグラムの約十分の一(1/10)まで計量した。これらの 円板をPin−on−Disk摩耗試験で試験した。試験を開始する際に、半径 0.187インチの球状先端の付いた機械加工したNylatronナイロンピ ンを、Falex摩擦摩耗試験器、Model Multi−Specimen の上部スピンドルに、下部スピンドルに取付けた試験円板の中心から0.469 インチ離して取付けた。ピンの球状先端に円板を押圧する空気シリンダーによっ て試験円板に20ポンドの荷重を作用させた。回転速度は425rpm(104 .3フィート/分)であった。試験中、毎時40標準立法フィート(SCFH) の 空気流を2インチの距離から円板表面に送って落屑を除去した。試験時間は0. 5時間から65時間の範囲とした。試験後、ピン先端と円板との接触を外し、円 板を取出し、固着していない落屑をエアブラシによって除去し、損失重量、即ち 表面摩耗を計量した。 試験中に測定したトルク(Γ)を等式: に代入することによって摩擦係数(f)に変換した。 係数2.137はこの機械の固有係数である。表面摩耗の結果と摩擦係数とを 表Iに示す。比較実施例2 比較実施例として、実施例1の潤滑系に代えて1.5重量%のポリテトラフル オロエチレン(PTFE)を使用することによって重合組成物を調製した。以下 の成分を使用した: (a)213.84ポンドのポリオキシメチレンコポリマーの未安定化フレーク (97.2重量%); (b)1.1ポンドのポリオキシメチレンターポリマーペレット(0.5重量% ) (c)199.76gmのN,N’−エチレンビス−ステアラミド(0.2重量 %); (d)1.1ポンドの好ましいヒンダードフェノール(0.5重量%); (e)99.88gmのリシノール酸カルシウム(0.1重量%);及び (f)3.3ポンドのPTFE(全組成物の1.5重量%)。 実施例1の方法に従って成分を混合し、押出し、成形して、損失重量及び摩擦 係数を分析するための7gmの円板を作製した。分析の結果を表Iに示す。比較実施例3 比較実施例として、実施例1の潤滑系に代えて3.0重量%のPTFEを使用 することによって重合組成物を調製した。以下の成分を使用した: (a)210.54ポンドのポリオキシメチレンコポリマーの未安定化フレーク (b)1.1ポンドのポリオキシメチレンターポリマーペレット; (c)199.76gmのN,N’−チレンビス−テアラミド; (d)1.1ポンドの好ましいヒンダードフェノール; (e)99.88gmのリシノール酸カルシウム;及び (f)6.6ポンドのPTFE(全組成物の3.0重量%)。 実施例1の方法に従って成分を混合し、押出し、成形して、損失重量及び摩擦 係数を分析するための7gmの円板を作製した。分析の結果を表Iに示す。 実施例1で作製した円板サンプルは、0.5時間のPin−on−Disk試 験後に1.1mgの平均減量を示し、17時間の試験後に4.3mgの平均減量 及び摩擦係数0.075を示し、合計65時間の試験後に5.4mgの平均減量 を示した。 潤滑系としてPTFEを含有する組成物から作製した円板の摩耗試験の結果は 本発明よりも有意に高い表面摩耗及び摩擦係数を示した。 潤滑系の種々の成分の存在下及び非存在下の組成物の摩耗性能を証明するため に、以下に示すような種々の配合物を上記の実施例1の方法に従って調製した。実施例4 成分 重量% ポリオキシメチレンコポリマー 95.5 ポリオキシメチレンターポリマー 0.5 好ましいヒンダードフェノール 0.4 リシノール酸カルシウム 0.1 UHMWポリエチレン 1.5 PETS 1.0 炭酸カルシウム 1.0実施例5 成分 重量% ポリオキシメチレンコポリマー 97 ポリオキシメチレンターポリマー 0.5 好ましいヒンダードフェノール 0.4 リシノール酸カルシウム 0.1 UHMWポリエチレン 0 PETS 1.0 炭酸カルシウム 1.0実施例6 成分 重量% ポリオキシメチレンコポリマー 96.5 ポリオキシメチレンターポリマー 0.5 好ましいヒンダードフェノール 0.4 リシノール酸カルシウム 0.1 UHMWポリエチレン 1.5 PETS 0 炭酸カルシウム 1.0実施例7 成分 重量% ポリオキシメチレンコポリマー 96.5 ポリオキシメチレンターポリマー 0.5 好ましいヒンダードフェノール 0.4 リシノール酸カルシウム 0.1 UHMWポリエチレン 1.5 PETS 1.0 炭酸カルシウム 0実施例8 成分 重量% ポリオキシメチレンコポリマー 98.7 ポリオキシメチレンターポリマー 0.5 好ましいヒンダードフェノール 0.5 リシノール酸カルシウム 0.1 N,N’−エチレンビス−ステアラミド 0.2 UHMWポリエチレン 0 PETS 0 炭酸カルシウム 0実施例9 成分 重量% ポリオキシメチレンコポリマー 96.6 ポリオキシメチレンターポリマー 0.5 好ましいヒンダードフェノール 0.4 リシノール酸カルシウム 0.1 UHMWポリエチレン 0.4 PETS 1.0 炭酸カルシウム 1.0実施例10 成分 重量% ポリオキシメチレンコポリマー 96.2 ポリオキシメチレンターポリマー 0.5 好ましいヒンダードフェノール 0.4 リシノール酸カルシウム 0.1 UHMWポリエチレン 0.8 PETS 1.0 炭酸カルシウム 1.0 実施例4から10の組成物を試験円板として成形し、実施例1の手順に従って Pin−on−Disk摩耗試験に準拠した摩耗試験を実施した。試験の結果を 以下の表Iに示す。 120ポンドの荷重;104.3フィート/分の速度2 n/d:データなし 表は、UHMWポリエチレンと炭酸カルシウムとPETSとを含有する実施例 4、9及び10の組成物が17時間及び65時間の摩耗試験後に、これらの3種 類の成分の全部は含まない組成物に比較して卓越した潤滑特性を与えることを示 す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 59/00 C08L 59/00 //(C08L 101/00 23:00) (C08L 59/00 23:00)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.約70−約99.5重量%の熱可塑性ポリマーと約30−約0.5重量% の潤滑系とのメルトブレンドを含み、前記潤滑系が超高分子量ポリオレフィンと ペンタエリトリトールテトラステアレートと炭酸カルシウムを含む、低摩擦成形 品の形成に適した自己潤滑性組成物。 2.熱可塑性ポリマーが、ポリアミド、ポリエステル、ポリフェニレンスルフ ィド、ポリオキシメチレン、スチレンポリマー及びポリカーボネートから成る群 から選択されることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の組成物。 3.熱可塑性ポリマーがポリオキシメチレンであることを特徴とする請求の範 囲第2項に記載の組成物。 4.ポリオキシメチレンが、 (i)オキシメチレンホモポリマーと、 (ii)式: 〔式中、R1及びR2の各々は、水素、低級アルキル基及びハロゲン置換低級アル キル基から成る群から選択され、前記低級アルキル基の各々は1−2個の炭素原 子を有しており、R3の各々は、メチレン基、オキシメチレン基、低級アルキル −及びハロアルキル−置換メチレン基、低級アルキル−及びハロアルキル−置換 オキシメチレン基から成る群から選択され、nは0以上−3以下の整数を示す〕 で示される反復単位が散在する約85−約99.9%のオキシメチレン反復単位 から成るオキシメチレンコポリマーと、 (iii)トリオキサンと、環状エーテル及び/または環状アセタールと、式: 〔式中、Zは、炭素対炭素結合、酸素、炭素原子数1−8のオキシアルコキシ単 位、オキシポリ(低級アルコキシ)単位から成る群から選択される〕で示される ジグリシジルエーテル架橋剤との反応生成物であるオキシメチレンターポリマー と、 (iv)前項(i)、(ii)及び(iii)の混合物と、 から成る群から選択されることを特徴とする請求の範囲第3項に記載の組成物。 5.ポリオレフィンが、直鎖状超高分子量ポリエチレンであることを特徴とす る請求の範囲第4項に記載の組成物。 6.ポリエチレンが、少なくとも約40%の結晶化度、少なくとも約3×106 の分子量、少なくとも約28dl/gの固有粘度、約0.5g/cm3の嵩密度 、及び、少なくとも約0.93の比重を示すことを特徴とする請求の範囲第5項 に記載の組成物。 7.約85−約99重量%のポリオキシメチレンと約15−約1重量%の潤滑 系を含む請求の範囲第6項に記載の組成物。 8.潤滑系が、少なくとも約0.1重量%の超高分子量ポリエチレンと、少な くとも約0.1重量%のペンタエリトリトールテトラステアレートと、少なくと も約0.1重量%の炭酸カルシウムとを含む請求の範囲第7項に記載の組成物。 9.更に、組成物の総重量を基準として、(a)約0.1重量%のポリオキシ メチレンターポリマーと、(b)約0.1重量%のヒンダードフェノールと、( c)約0.05重量%のリシノール酸カルシウムまたはヒドロキシスステアリン 酸カルシウムとを含むことを特徴とする請求の範囲第8項に記載の組成物。 10.約20ポンドの荷重の作用下で104.3フィート/分の回転速度で1 7時間摩耗後に、約4.2mgの損失重量及び約0.075の摩擦係数を示すこ とを特徴とする請求の範囲第9項に記載の自己潤滑系組成物から製造された成形 品 11.熱可塑性成形品の表面耐摩耗性の改良方法であって、方法が、 (a)約70−約99.5重量%の熱可塑性ポリマーと約30−約0.5重量% の潤滑系を含み、前記潤滑系が、超高分子量ポリオレフィンとペンタエリトリト ールテトラステアレートと炭酸カルシウムを含むメルトブレンド組成物を調製す る段階と、 (b)前記組成物を成形品に製造する段階を含み、成形品が改善された摩擦係数 及び表面耐摩耗性を有することを特徴とする該方法。 12.熱可塑性ポリマーが、ポリアミド、ポリエステル、ポリフェニレンスル フィド、ポリオキシメチレン、スチレンポリマー及びポリカーボネートから成る 群から選択されることを特徴とする請求の範囲第11項に記載の方法。 13.ポリオキシメチレンが、 (i)オキシメチレンホモポリマーと、 (ii)式: 〔式中、R1及びR2の各々は、水素、低級アルキル基及びハロゲン置換低級アル キル基から選択され、前記低級アルキル基の各々は1−2個の炭素原子を有して おり、R3の各々は、メチレン基、オキシメチレン基、低級アルキル−及びハロ アルキル−置換メチレン基、低級アルキル−及びハロアルキル−置換オキシメチ レン基から成る群から選択され、nは0以上−3以下の整数を示す〕で示される 反復単位が散在する約85−約99.9%のオキシメチレン反復単位から成るオ キシメチレンコポリマーと、 (iii)トリオキサンと、環状エーテル及び/または環状アセタールと、式: 〔式中、Zは、炭素対炭素結合、酸素、炭素原子数1−8のオキシアルコキシ単 位、オキシポリ(低級アルコキシ)単位から選択される〕で示されるジグリシジ ルエーテル架橋剤との反応生成物であるオキシメチレンターポリマーと、 (iv)前項(i)、(ii)及び(iii)の混合物と、 から成る群から選択されることを特徴とする請求の範囲第12項に記載の方法。 14.組成物が約85−約99重量%のポリオキシメチレンと約15−約1重 量%の潤滑系を含むことを特徴とする請求の範囲13に記載の方法。 15.ポリオキシメチレンが、 式: 〔式中、R1及びR2の各々は、水素、低級アルキル基及びハロゲン置換低級アル キル基からなる群から選択され、前記低級アルキル基の各々は1−2個の炭素原 子を有しており、R3の各々は、メチレン基、オキシメチレン基、低級アルキル −及びハロアルキル−置換メチレン基、低級アルキル−及びハロアルキル−置換 オキシメチレン基から成る群から選択され、nは0以上−3以下の整数を示す〕 で示される反復単位が散在する約85−約99.9%のオキシメチレン反復単位 を含むオキシメチレンコポリマーであることを特徴とする請求の範囲第14項に 記載の方法。 16.潤滑系が、少なくとも約0.25重量%の超高分子量ポリエチレンと、 少なくとも約0.25重量%のペンタエリトリトールテトラステアレートと、少 なくとも約0.25重量%の炭酸カルシウムを含むことを特徴とする請求の範囲 第15項に記載の方法。 17.潤滑系が、約0.1重量%の超高分子量ポリエチレンと、約0.1重量 %のペンタエリトリトールテトラステアレートと、約0.1重量%の炭酸カルシ ウムを含むことを特徴とする請求の範囲第16項に記載の方法。 18.組成物が更に、組成物の総重量を基準として、(a)約0.5重量%の ポリオキシメチレンターポリマーと、(b)約0.4重量%のヒンダードフェノ ールと、(c)約0.1重量%のリシノール酸カルシウムまたはヒドロキシステ アリン酸カルシウムとを含むことを特徴とする請求の範囲第17項に記載の方法 。 19.約20ポンドの荷重の作用下で104.3フィート/分の回転速度で1 7時間の摩耗後に、約4.3mgの損失重量及び約0.05未満の摩擦係数を示 すことを特徴とする請求の範囲第18項に記載の方法で製造された成形品。 20.製品が、軸受け、ギヤ、カム、ローラ、滑り板、滑車、レバー、案内部 材及びコンベヤーベルトリンクから成る群から選択されることを特徴とする請求 の範囲19に記載の成形品。
JP09502383A 1996-02-26 1996-02-26 改善された耐摩耗性を有する熱可塑性ポリマー組成物 Pending JP2000505116A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/US1996/002591 WO1997031055A1 (en) 1995-02-28 1996-02-26 Thermoplastic polymer composition with improved wear properties

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007040642A Division JP4751352B2 (ja) 2007-02-21 2007-02-21 改善された耐摩耗性を有する熱可塑性ポリマー組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000505116A true JP2000505116A (ja) 2000-04-25

Family

ID=22254763

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09502383A Pending JP2000505116A (ja) 1996-02-26 1996-02-26 改善された耐摩耗性を有する熱可塑性ポリマー組成物

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2000505116A (ja)
BR (1) BR9610884A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002003694A (ja) * 2000-06-23 2002-01-09 Polyplastics Co ポリアセタール樹脂組成物
JP2003169837A (ja) * 2001-12-04 2003-06-17 Debero:Kk 入浴用担架
JP2004503646A (ja) * 2000-06-15 2004-02-05 ティコナ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 滑剤含有ポリオキシメチレン成形用組成物、その使用及び成形品
JP2007039545A (ja) * 2005-08-03 2007-02-15 Asahi Kasei Chemicals Corp ポリアセタール樹脂組成物
JP2010275363A (ja) * 2009-05-26 2010-12-09 Tsubakimoto Chain Co 樹脂成形品及びチェーン
JP2014231581A (ja) * 2013-05-30 2014-12-11 住化スタイロンポリカーボネート株式会社 ポリカーボネート樹脂組成物

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004503646A (ja) * 2000-06-15 2004-02-05 ティコナ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 滑剤含有ポリオキシメチレン成形用組成物、その使用及び成形品
JP2002003694A (ja) * 2000-06-23 2002-01-09 Polyplastics Co ポリアセタール樹脂組成物
JP2003169837A (ja) * 2001-12-04 2003-06-17 Debero:Kk 入浴用担架
JP2007039545A (ja) * 2005-08-03 2007-02-15 Asahi Kasei Chemicals Corp ポリアセタール樹脂組成物
JP2010275363A (ja) * 2009-05-26 2010-12-09 Tsubakimoto Chain Co 樹脂成形品及びチェーン
JP2014231581A (ja) * 2013-05-30 2014-12-11 住化スタイロンポリカーボネート株式会社 ポリカーボネート樹脂組成物

Also Published As

Publication number Publication date
BR9610884A (pt) 1999-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5886066A (en) Thermoplastic polymer composition exhibiting improved wear
US5641824A (en) Thermoplastic polymer composition with improved wear properties
US5482987A (en) Self-lubricating thermoplastic polymer composition
JP6936278B2 (ja) 本質的に低摩擦のポリオキシメチレン
US7851585B2 (en) Polyacetal compositions with improved tribological properties
WO2006019651A1 (en) Low wear resin composition having improved surface appearance
JP2000505116A (ja) 改善された耐摩耗性を有する熱可塑性ポリマー組成物
JP2008545871A (ja) 耐摩耗性高分子量ポリアセタール−超高分子量ポリエチレン組成物およびそれから形成された物品
JP4751352B2 (ja) 改善された耐摩耗性を有する熱可塑性ポリマー組成物
WO2004078834A1 (en) Polyacetals with improved resistance to bleach
EP0169721B1 (en) Polyacetal resin composition
KR100387771B1 (ko) 증진된마모성을지닌열가소성조성물
JP3315020B2 (ja) ポリアセタール樹脂組成物およびそれらの成形品
CA2226388C (en) Thermoplastic composition with improved wear properties
MXPA00000585A (en) Thermoplastic polymer composition exhibiting improved wear
CN1085698C (zh) 高耐磨性的热塑性聚合物组合物
MXPA97006539A (en) Improved composition of polymer thermoplastic self-soluble
US5618870A (en) Polyketone polymer blend
EP3967722B1 (en) Polyacetal resin composition and sliding member
JPH06287405A (ja) ポリアセタール樹脂組成物および摺動部材
JP3426349B2 (ja) ポリアセタール樹脂組成物
JP2898790B2 (ja) アセタール樹脂製フェルトクラッチ用成形品

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051101

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050126

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20060201

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20060320

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060501

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061024

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20070122