JP2000503876A - 咬合器において上顎歯列弓模型を位置決めする装置および方法 - Google Patents

咬合器において上顎歯列弓模型を位置決めする装置および方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、全般的に、歯科咬合器において上顎歯列弓模型(13)を位置決めして歯列弓模型によって表される上顎歯列弓の位置決めをシミュレートする装置および方法に関する。歯列弓模型は支点(20)を備えたほぼ平らな表面を有するプレート(4)上に位置決めすることができる。この支点を通して、3つのほぼ相互に直角の軸線が整合している。それに加えて、プレートは、咬合器に取り外し自在に装着し、患者の頭蓋骨における患者の上顎歯列弓の位置決めに関連した3つの線形測定値および3つの角度測定値に基づいて、これらの軸線に関して調節することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 咬合器において上顎歯列弓模型を位置決めする装置および方法 発明の技術分野 本発明は、全般的に、歯科咬合器において上顎歯列弓模型を位置決めする装置 および方法に関する。一層詳しくは、本発明は、個々人の頭蓋骨における上顎歯 列弓の位置を定量化し、これらの定量化された測定値に基づいて歯列弓模型を歯 科咬合器に転写する装置および方法に関する。 発明の背景 顔弓記録は、患者の頭蓋骨におけるいわゆる顆状ヒンジアキシスの位置を歯科 咬合器へ転写し、この位置に関して歯列弓模型を位置決めする古典的な好ましい 方法であった。代表的には、中心咬合記録を用いてこの転写したヒンジアキシス に対して下顎歯列弓模型を位置決めし、上顎歯列弓模型に対して下顎歯列弓模型 を位置決めする。上顎、下顎歯列弓模型間の、咬合記録によって創り出された垂 直開口の閉鎖状態は、咬合器の閉鎖経路が患者の閉鎖経路と同じである場合にの み咬合記録の精度を維持することになる。この精度は上顎鋳造転写方法に直接関 係する。 一般に、転写方法に伴う精度は、このような方法を実施する専門家の熟達度に 関係する。常に、或る程度の人的エラーが転写作業に導入される。たとえば、患 者への顔弓の初期配置の間とか、顔弓の測定値を記録する間とか、あるいは、こ れらの測定値を咬合器へ写し取っているときとかである。それに加えて、模型を 位置決めする際の精度は、主として、顔弓の特別な幾何学的形状と、咬合器が患 者の下顎閉鎖経路を正確にシミュレートする程度に依存する。 在来の顔弓記録でのもう1つの可能性のある不適当は、専門家が咬合器に歯列 弓模型を転写しようとする度毎に、特定の患者に対応する顔弓を必要とするとい うことである。この方法は、一般的に、患者に顔弓を再装填するという骨の折れ る作業とか大量の顔弓のストックを保有することとかを必要とする。在来の顔弓 転写を利用する際の咬合問題の評価、診断、処置における成功率は、患者に顔弓 を装着し、それを咬合器へ写し取り、歯列弓模型ならびに顔弓装置の特定のデザ インを位置決めする際の精度に大きく依存すると再強調したい。 一般的なより正確な歯科咬合器、たとえば、多中心式蝶番ジョイント咬合器を 使用するときに、咬合器への上顎歯列弓模型の転写がますます重要になる。歯科 咬合器がより正確に下顎運動を再生するとき、顆/窩中心位置と関連する上顎鋳 造方向の正確な記録は必須である。 発明の概要 前述のことを考慮するならば、全ての種類の歯科咬合器で使用できるようにし た、上顎歯列弓模型を咬合器において正確に位置決めする装置および方法があら ば望ましい。このような装置および方法は、解剖学的特徴の利点と、歯列弓模型 を位置決めするための再現性のある測定値を、かさばる顔弓ストックを維持する 必要なしに得られるという特徴の関係をも採用しなければならない。また、上顎 歯列弓模型を正確に位置決めする在来の、しばしば煩雑な顔弓方法よりも技術レ ベルが低くてもよい、上顎歯列弓模型を咬合器へ写し取る簡単な作業を本装置お よび方法が与えると望ましい。 前述のことを考慮するならば、本発明は、上顎歯列弓模型を歯科咬合器におい て位置決めして頭蓋骨における上顎歯列弓の咬合接触平面をシミュレートするた めの装置および方法を提供する。本発明の装置は、上顎歯列弓模型を受けるプラ ットホームを包含し、このプラットホームの前部の縁に、ほぼ平らな頂面と前縁 とを有し、さらに、支点がプラットホームの前縁に隣接して設けてある。アーム がプラットホームに取り付けられて支点を所定位置に位置決めする。このアーム は咬合器に取り外し可能に取り付けられるような寸法、形状である。本装置は、 また、支点のところで相交わる3つのほぼ相互に垂直な軸線線のまわりにプラッ トホームの頂面を調節可能に回転させる手段を包含し、アームがこれら軸線線の うちの少くとも1つの軸線線に沿って支点を線形調整する手段を包含し、これに より、プラットホームの方向を調節して上顎歯列弓の咬合接触平面の位置決めを シミュレートすることができる。 本発明の方法は装置と同じ目的に向けたものであり、上顎歯列弓模型の咬合接 触平面をほぼ平らな表面上に位置決めし、歯列弓模型の前切歯間の中間点が支点 とほぼ一致するようにすることを含む。本方法は、また、プレートのほぼ平らな 表面をほぼ水平な第1軸線のまわりに回転させる段階と、第1軸線に対してほぼ 垂直な別のほぼ水平な軸線まわりにほぼ平らな平面を回転させる段階と、第1、 第2の軸線に対してほぼ垂直のほぼ垂直な第3軸線まわりにほぼ平らな表面を回 転させて歯列弓の咬合接触平面の位置決めをシミュレートする段階とを包含する 。本発明の方法は、さらに、第2軸線に沿って支点を調整し、第1軸線に沿って 支点を調整して頭蓋骨における歯列弓の位置決めをシミュレートする段階を包含 する。本発明の好ましい実施例は、また、支点を第3軸線に沿って位置決めして さらに頭蓋骨における前切歯間の中間点の位置決めをシミュレートする段階を包 含する。 図面の簡単な説明 本発明の性質および目的の好ましい実施例をさらに充分に理解するには、添付 図面と関連した以下の詳細な説明を参照すべきである。図面において: 第1図は、歯科咬合器に取り付けらてあり、上顎歯列弓模型を支持している本 発明装置の好ましい実施例の側面図であり、プレート・ハウジングの一部と第1 回転手段を除いた図である。 第2図は、歯科咬合器から取り外し、歯列弓模型のない第1図の装置である。 第3図は、3−3線に沿った第2図の装置の平面図である。 第4図は、4−4線に沿った第3図の装置の正面図である。 第5図は、第2図における装置の5−5線に沿ったアームおよび第2回転手段 の正面図である。 第6図は、本発明による好ましい基準線を示すセファログラムの前後方向二次 元表示である。 第7図は、本発明による好ましい基準線を示しているセファログラムの横向き 二次元表示である。 第8図は、本発明による好ましい基準線を示しているセファログラムのおとが い下頂点二次元表示である。 第9図は、本発明の装置の好ましい実施例の斜視図である。 第10図は、第2図の装置の別の好ましい実施例の平面図である。 第11図は、第10図の装置の側面図であり、位置決め要素を取り外した状態 で示す図である。 第12図は、第10図の装置を較正スタンドの好ましい実施例に装着した状態 で示す平面図である。 第13図は、第12図の装置および較正スタンドの側面 図である。 第14図は、第12図の装置および較正スタンドの正面図である。 第15図は、第10図の装置の正面図であり、そこにスケールおよび位置決め 要素を取り付けた状態で示す図である。 第16図は、歯科咬合器に取り付けた第10図の装置の好ましい実施例の正面 図である。 詳細な説明 本発明の装置の好ましい実施例が第1−5図、第9−16図に示してある。こ れらの図において、いくつかの図を通じて同様の参照符号は同様の部分を示して いる。第1図に示すように、本発明の装置の好ましい実施例は、歯科咬合器12 に取り付けてあり、上顎歯列弓模型13を支持している。当業者には明らかなよ うに、本発明の装置10は在来ならびに現代的な多中心式蝶番ジョイント咬合器 を含めてほぼ任意の歯科咬合器と共に使用することができる。各咬合器12に対 する本装置10の物理的な取付けは、特定の咬合器12のデザインに従って小変 更が一般的に必要となる。 本発明は、全般的に、主として、上顎歯列弓模型を歯科咬合器において位置決 めして患者の頭蓋骨における歯列弓の咬合接触平面の位置決めをシミュレートす ることを意図した装置および方法を提供する。歯列弓模型を咬合器において位置 決めするために使われる測定値は、或る部分では、上顎の咬合接触平面(好まし くは、前切歯間の中間点の前部切歯縁である)における所定点に基づく。それに 加えて、在来の顔弓記録・転写法のような特定の測定装置の幾何学的形状に依存 するというよりもむしろ、本発明は、専門家が選択した歯科咬合器において患者 の上顎歯列弓の位置決めをシミュレートすることができる所定の解剖学的基準点 間の関係にかなり依存する。 本質的に、本発明は、歯科咬合器において患者の上顎歯列弓模型を位置決めす るための再現性のある測定値を得る便利な方法を提供する。3つの線形測定値が 、 患者の歯列弓の前切歯間の中間点に一致すると好ましいスペース内の1点を同定 し、付加的な測定値、すなわち、角度測定値、線形測定値あるいはその組み合わ せが患者の咬合接触平面がそのスペース内にどのように位置するかを定める。こ れらの測定値は、次に、本発明の装置10へ転写され、患者の頭蓋骨における歯 列弓の位置決めをシミュレートすると好ましい。歯科咬合器への正確な転写を行 う際の主ファクタは、すべての測定値に共通の識別、再現可能な点であり、この 点は前切歯間に中間点であると便利である。第1、2、9図に示すように、本発 明の装置は、上顎歯列弓模型13を受けるための調節可能なプレート14を包含 する。このプレート14は、ほぼ平らな頂面16と前縁18とをさらに包含する 。支点20が、前縁18に隣接してプレート14の頂面16上に位置しており、 プレート14上に位置決めされることになっている歯列弓模型13の前切歯間の 中間点42と整合している。好ましくは、整列ピン21を支点20と整列したプ レート14に取り付ける。このピンは、頂面16からほぼ垂直に延びている。こ れにより、一般的には、歯列弓模型13のプレート14上の初期位置決め、整列 が容易になる。 プレート14の別の好ましい実施例が第10図に示してある。このプレート1 14は、ほぼ上記のプレートと同じであり、支点120を通って交差する3つの 相互に垂直な軸線A、B、Cのまわりに回転できる。さらに、一対の長手方向ス ロット101、103を包含する。これらのスロットには、一対のガイド部材1 05、107が摺動可能に装着してあり、前縁118と後縁119の間で動ける ようになっている。さらに、歯列弓模型、特に大型の歯科模型および厳しい咬合 異常を有する歯科模型の位置決めを容易にするために、各細長い部材105、1 07は、また、それぞれ軸方向ロッド109、111を包含する。このロッドは 各々の部材105、107の頂面113、115に対してほぼ垂直である。軸方 向ロッド109、111はピンまたはねじ付き部材の形をしていると便利である 。各細長い部材105、107はそれぞれの軸方向ロッド109、111のまわ りに回転させることができ、たとえば、止めねじなどによって所望位置にセット して歯列弓模型の適切な点が各部材105、107の頂面113、115と接触 して確実に位置決めされるようにするとよい。このようにして、本発明の装置 は、ほとんど任意のサイズ、形状の歯列弓模型に便利に順応でき、各ガイド部材 105、107の頂面113、115およびプラットホーム頂面116が支点1 20に接近し、これがまた表面113、115と同じ量、表面116より上方へ 上昇することができ、弓模型のための咬合接触平面を定めることができる。した がって、各ガイド部材105、107はそのそれぞれのスロット101、103 に沿って便利に移動させることができ、次いでそのそれぞれの軸方向ロッド10 9、111のまわりに回転させ、弓模型の所定の点が定まった咬合接触平面に係 合することができる。 プレート114上への弓模型の設置をさらに助けるために、チャネル貫通形成 プレート114および交差プレート後縁119のようなしるし189を設けて支 点120とほぼ整列するプレート14の中間線を定めてもよい。細長いロッドを プレート頂部116に対してほぼ垂直に取り付け、チャネル189に沿って支点 120に対して前後の方向へ動かし、プレート114上への歯列弓模型の位置決 めをようにできると便利である。 第1−5、9図に戻って、全般的に22で示すアームがプレート14に移動可 能に取り付けてあり、支点20を所定の位置のところに位置決めする用になって いる。アーム22は、歯列弓模型13を位置決めする特定の咬合器12に取り外 し可能に取り付け得るような寸法、形状となっていなければならない。それに加 えて、アーム22は、ほぼ垂直方向、水平方向で左右方向、そして、水平方向で 前後方向を含むと好ましい3つの相互に垂直な方向に沿った支点20の線形調整 を行うなどしてプレート149を空間位置決めできるように設けてもよい。もち ろん、支点20を位置決めするために空間測定値の他の組み合わせを用いてもよ い。図に示す好ましい実施例において、3つの位置決め要素24、26、28( スライダ、ねじ付き部材その他の調整装置の形をしていると便利である)を使っ て3つの相互に垂直な方向に沿って支点20の線形位置決めを調整するようにし てもよい。 本発明の装置10は、また、プレート14の頂面16を回転させる手段を包含 する。この手段は、支点20を通して交差するA、B、Cのような第1−5、9 −16図に示す3つのほぼ相互に垂直な軸線のまわりのヒンジ、ねじ付きファス ナ その他の回転可能な要素のような傾斜ジョイントであると適当であるかもしれな い。軸線A、B、Cまわりの調整可能な回転を行うことによって、本発明では、 第1図に弓模型13で表している上顎歯列弓咬合接触平面の角度位置をシミュレ ートすることができるように調整することができる。それに加えて、位置決め要 素24、26、28によって行われるプレート14の線形調整は、これらの軸線 のうち少くとも1つの軸線(好ましくは、各軸線)に沿って生じると好ましい。 第1−5、9図に示した本発明の好ましい実施例においては、アーム22は、 プレート14が3軸線A、B、Cそれぞれのまわりに回転することができるよう にプレート14に取り付けてある。3つの軸線まわりの角回転に加えて、アーム 22は、また、軸線Aに沿ってプレート14の支点20を垂直方向に調整する手 段、たとえば、24で示す調節可能な位置決め要素を提供すると好ましい。アー ム22は、また、それぞれ26、28で示すように、軸線B、Cのうちの少なく とも1つの軸線に沿って支点を水平方向に調節する手段も包含する。好ましい実 施例では、位置決め要素26を調整することによってプレート14の支点20を 水平に軸線Bに沿って動かすことができ、また、位置決め要素28を調整するこ とによって軸線Cに沿って水平方向へ動かすことができる。位置決め要素24、 26、28は、軸線A、B、Cに沿ってプレート支点の線形位置を調節するため のスライダ、ねじ付き部材その他の調節装置の形をしていると便利である。それ に加えて、これらの調整は、所定の解剖学的特徴に対して歯列弓模型13によっ て表された上顎歯列弓の測定値に関して行われると好ましい。 第1図に示すように、アーム22は、また、咬合器12に対するインターフェ イスとしても作用し、一般的に、咬合器12に関する支点20のゼロ点を確定す る。アーム22の咬合器12への特定の取り付けは、特定の咬合器12のデザイ ンに基づいて変わることになる。第1、2、9図に示す好ましい実施例において は、垂直方向調整手段24が咬合器12に対するインターフェイスを提供するよ うな寸法、形状となっている。位置決め要素24、26、28の各々は適切なゼ ロ点を有する。たとえば、在来歯科咬合器のためのゼロ点は、顆状のヒンジアキ シスに関係があり、多中心式蝶番ジョイント型のためには、ゼロ点はジョイント 窩の優れた特徴に関係がある。したがって、調整手段24、26、28にスケー ルを付けて使われる咬合器タイプにとっての標準のゼロ点を確定することができ る。 プレート14を軸線の各々のまわりに回転させるために、本発明の好ましい装 置は、また、第1手段30を包含し、これは、支点20を通して整列する保母水 平な軸線Bまわりにプレート14の頂面16を調節自在に回転させる止めねじ、 ダイヤルあるいはノブを含む角度ジョイントであると便利である。第3、9図の 平面図に示すように、軸線Bに沿って回転軸線と整合した長手方向スロット31 が第1角度ジョイント30とプレート14の前縁18とを連結し、角度ジョイン ト30の回転をプレート14に伝えると好ましい。この角度ジョイントは第2図 の側面図では説明のために除いてある。参照符号14、14”は、2つの位置間 のプレート14のこのような動きを示している。この実施例に示すように、理解 される―この角度ジョイントは、代表的には、可視スケール36を有し、軸線B まわりのプレート14の増分回転を正確に制御するダイヤルまたはノブを含むこ とになる。 第1−3、9図に同様に示すように、第2の角度ジョイント32を軸線Cに沿 って位置させ、支点20を通って整列し、軸線A、Bに対してほぼ直角であるほ ぼ水平方向の軸線Cまわりにプレート14の頂面16を調節自在に回転させるこ とができるようにしている。好ましい実施例は、位置決め要素28を通る頂面に 沿ってアーム22に摺動自在に取り付けた第2角度ジョイント32を示している 。したがって、37で示す増分調節のために適当にスケール付けし、マーク付け することができるこの取り付けにより、軸線Cまわりの角度調節を達成すること ができる。図に示す好ましい実施例によれば、第2角度ジョイント32のダイヤ ルを軸線Cのまわりに適当に回すことによって、この角度回転は、回転軸線を軸 線Cに沿って位置させた長手軸33に沿ってプレート14に伝えられる。それに 加えて、軸33は外側プレート・ハウジング39の前端に取り付けてある。この 前端に回転手段32の回転が伝わることができ、それによって、軸線Cまわりに プレート14を回転させる。外側プレート・ハウジング39は図示の好ましい実 施例に示してあるが、本発明の範囲内の別実施例すべてが当業者には明らかであ ろう。後により詳しく説明するように、本発明による軸線Cまわりのプレート1 4 の角度回転は、前から後あるいは後から前に見て、前切歯間の中間点まわりに歯 列弓の咬合接触平面の角度位置決めをシミュレートすることを意図している。 第1、2、4、9図は、軸線B、Cに対してほぼ垂直に整合するほぼ垂直の軸 線Aに沿って位置決めされた、プレート14を軸線Aのまわりに回転させるため の第3の角度ジョイント34を示している。角度ジョイント30、32に関して 説明したように、この第3の角度ジョイント34は、そのダイヤルのところに導 入することのできる軸線Aまわりの角度回転を長手軸35に沿ってプレート14 にほぼ伝える。好ましくは、軸35は、その回転軸線を軸線Aに沿って位置して おり、回転手段34を外側プレート・ハウジング39を通して内側プレート・ハ ウジング43に連結し、したがって、プレート14を軸線Aのまわりに回転させ る。後により詳しく説明するように、垂直軸線まわりのプレートの回転は前切歯 間の中間点まわりの、水平平面における上顎歯列弓の左から右への回転をほぼシ ミュレートする。 第1−5、9図の本発明の好ましい実施例に示すように、アーム22が各角度 ジョイント30、32、34を包含し、軸線B、C、Aそれぞれのまわりの上記 の回転を与えるようにしてもよい。回転手段30、32、34として上述した調 節自在の回転手段はプレート14を正確に位置決めして個々人の咬合接触平面を 再現できるが、本発明の範囲内の全ての別の手段が当業者であれば明らかであろ う。プレート14の頂面16を調節可能に回転させる適当な別の手段は、制限な しに、使用される特定の咬合器12の固定基準に関する線形組み合わせ、たとえ ば、プレート14から咬合器12まで延びる複数の間隔を置いて配置された調節 可能なサポートを含み得る。これにより、サポートを調節して頂面16の定める 平面を個々人の咬合接触平面に一致させることができる。 図12、13、14は、プレート214を調整して歯列弓の咬合接触平面をシ ミュレートしてから上顎転写装置210を咬合器に取り付ける便利な方法を提供 するスタンド200を示す。一般に、較正スタンド200は、本発明の上顎転写 装置210を受け入れるような寸法、形状となっており、軸線A、Bまわりにプ レート214を調節可能に回転させる便利な手段を提供する。 較正スタンド200は、基部基部202と、軸線AAまわりに回転できるよう に基部202に枢着した第1の支持アーム204とを包含する。第12、13、 14図に示すように、支持アーム204は、本発明210の装置のアーム222 を受け入れ、支持できるような寸法、形状となっている。したがって、装置21 0は支持アーム204に係合し、この支持アーム204に関して所定の固定位置 に装置210を維持するようにし、装置210の軸線Aを軸線AAとほぼ同軸に 整列させると便利である。それに加えて、スタンド200は、また、軸線AAの ほぼ両側で基部202から延びている一対のサポート237、239も包含する 。これらのサポート237、239は、プレート・キャリッジの下部に係合し、 軸線BBに対してほぼ平行な固定位置のところに保持するような寸法、形状とな っている。図は支持アーム204から延びている複数のサイドウオール部分によ って支持アーム204に取り付けた状態に維持されている装置210を示してい るが、装置210に設けた対応する孔と係合するピンのような他の取り付け手段 が同等の設備と共に使用し得ることは当業者にとって明らかであろう。支持アー ム204にこのように装置210を位置決めした場合、支持アーム204は軸線 AAのまわりに所定量回転することができる。この回転量は、角度ジョイント2 34およびプレート214の角度位置を軸線Aまわりに調節するようにポインタ 212によってスケール208から読み取ることができる。スケール208は、 、のまわりにようなものをスケールを定められるべきである―軸線AAまわりの 支持アーム204の回転が位置決め時に軸線Aまわりのプレート214の角度回 転に対応するように較正しなければならない。適切な角度が得られるならば、止 めねじその他の在来錠止手段であると便利である錠止機構240を調節して軸線 Aまわりのプレート214の回転をほぼ固定することができる。 較正スタンド200は、また、軸線Bまわりのプレート214の角度回転を第 1角度ジョイント232のところで調整する手段を含む。このような支持手段を 全体的に第2支持部材217として図示してある。第12、13、14図に示す ように、支持部材217は、支持アーム204のほぼ両側で基部202に取り付 けられ、ほぼそれに直角に延びている一対の支柱221、233を包含する。第 2部材217は、また、軸線BBまわりに回転できるように各支柱221、23 3の間に回転可能に取り付けられ、基部202から隔たっている調整プラッ トホーム227を包含する。軸線BBは、基部202とほぼ平行に支柱221、 233の頂部を通って延びている。第2支持部材217は、さらに、軸線BBま わりのプラットホーム227の角度回転量を決定するために整列ピン250と関 連して使用される角度スケール248を含む。整列ピン250は、支柱233に 隣接して基部202に対して直角に延びていると便利であり、スケール248に 隣接して支柱233に取り付けられ、そこから下方へ延びるものとして第13、 14図に示してある。第1支持アーム204およびサポート237、239に設 置した上顎転写装置210で、軸線Bが軸線BBとほぼ整合している場合、その 軸線Bまわりのプレート214の角度回転は、プレート底面がプラットホーム2 27と係合している間にプラットホーム227を回転させることによって所定の 角度まで調節することができる。ひとたび所望の角度(スケール248およびピ ン250での読み取りに基づく)が得られたならば、装置210の第1角度ジョ イント230をその角度に錠止してもよい。これは、たとえば、止めねじ229 、231のような普通の錠止機構で得られる。もちろん、単一の錠止機構でも充 分である。装置210の軸線Bを較正スタンド200の軸線BBと整合させるた めに、支柱221、233の頂部から延びるほぼ水平な部材が装置210の円筒 形部材223、225と係合すると便利である。円筒形部材223、225は、 軸線Bとほぼ同軸である矩形あるいは円筒形の部材であると便利であり、支柱2 21、233の頂部と回転可能に係合し、軸線ばが軸線BBとほぼ同軸であるよ うにするとよい。錠止機構229、231を緩め、所望角度で再び締め付けるこ とによってプレート214が軸線BB、軸線Bのまわりに回転することができる こと明らかである。 較正スタンド200を使用する場合、軸線Cまわりにプレート214を回転さ せるための第2角度ジョイント232はアーム22の一部となり、それに取り付 けてもよいし、それと一体に形成してもよい。第11、12、13、15図に示 す好ましい実施例においては、第2角度ジョイント232は、アーム222の水 平部分を受け入れ、軸線Cが角度ジョイント232の中心と同軸となり、垂直な プレート242がアーム222に沿って線形に調節させ得ると便利である。好ま しくは、装置210は、アーム222の水平部分の長手軸線が軸線Cおよび角度 ジョイント232とほぼ同軸であるような寸法、形状となっている。このことは 、アーム222の水平方向の長手軸線が支点220と交差するようにアーム22 2を構成することによって達成できる。軸線Cのまわりの角度ジョイント232 の回転角度は、スケール235を、要素242に沿って垂直方向に位置する可視 線であると便利であるしるし236と比較することによって設定できる。ひとた び所望の角度を調整したならば、角度ジョイント232を在来の錠止機構、たと えば、止めねじ244、246を締め付けることによって固定することができる 。スケール235は、アーム222を歯科咬合器に取り付けるに先立ち、アーム 222から取り去ることができる。したがって、スケール235と一緒に較正ス タンド200を利用することによって、軸線A、B、Cまわりのプレート214 の角度位置ぎめを、上顎転写装置210を歯科咬合器に転写する前に患者の咬合 接触平面の角度位置決めを定め、シミュレートするように設定できると便利であ る。 第16図は、咬合器254の前部垂直ガイド・ピンへ垂直の取り付け部材24 2取り付けるなどによって適切な歯科咬合器254において位置決めした装置2 10を示している。要素242と歯科咬合器254との取り付けは、軸線Aに沿 って支点220を側方に対して位置決めするための位置決め要素224を構成す る。軸線Aに沿った正確な線形調整を行うために、垂直のプレート242は咬合 器に関して寸法取りされた較正済み線形スケールを包含すると好ましい。第16 図にも示すように、装置210は位置決め要素226も包含すると好ましい。こ の位置決め要素は、部材242に関する向きでほぼ垂直であるほぼ矩形の細長い 棒として示してある。位置決め要素226は、軸線Bに沿った支点220の線形 調整のために設けてある。軸線Bに沿ったプレート214の線形移動は、位置決 め要素226の部材242へ摺動可能取り付けによって行われる。それに加えて 、支点220の垂直方向の調整は、軸線Aに対してほぼ平行な、あるいは、咬合 器254と部材242の間に、位置決め要素226と部材242の間の動きを与 えることによって行われる。ひとたび軸線A、Bに沿った所望の線形測定値が所 望位置にあるならば、適切な錠止機構(止めねじ258、259が適当である) を使ってその位置のところに装置210を固定することができる。 本発明による歯列弓模型13を位置決めするためには、適切な解剖学的標認点 を、定量化した線形、角度関係と共に識別する必要がある。適切な測定値が得ら れたならば、歯列弓模型13をプレート14の頂面16に位置決めし、第1図に 示すように、前切歯間の中間点42を支点20と整合させることができる。 当業者には明らかなように、解剖学的線形、角度関係の識別、定量化は、X線 撮影、音響デジタル化あるいは他の先進技術(たとえば、テレラジオロジー)に よって臨床的に直接患者から得ることができる。またさらに、本発明に関して説 明してきた識別済みの解剖学的標認点は発明の概念の単なる説明のためのもので あり、本発明の全範囲内で他の基準も同等に使用できることも了解されたい。本 発明の好ましい実施例は、前切歯間の中間点に関連する3つの線形測定値と患者 の上顎歯列弓の咬合接触平面の3つの角度測定値の間の関係を利用する。これら の定量化された測定値は、第1図に示すように、歯科咬合器12に適切に取り付 けることができる本発明の装置へ転写することができる。本発明の好ましい実施 例によれば、これらの測定値は、第6、7、8図に示す3つのセファログラムか ら便利に得ることができる。 第6図で後から前を見て、1つの線形測定値と1つの角度測定値が得られると 好ましい。左右位置決め要素26へ転写されるべき第1の線形測定値は、前切歯 間の中間点42とほぼ垂直の中央線基準線48(歯状突起上に適当に位置決めす ることができる)との距離である。この距離(Fで示す)は垂直中央線48と、 それぞれ左右の前切歯44、46間の中間点42を通して描かれたほぼ平行な線 50との間の距離として、セファログラムから測定することができる。本発明の 好ましい実施例によれば、この距離Fは転写装置10または210の位置決め要 素26または226に転写することができ、ほぼ軸線Bに沿って調節することが できる。こうして、本発明の装置は、患者の上顎歯列弓41の前切歯44、46 間の中間点42と頭蓋骨40の所定の中央線48との間の距離をシミュレートす る。 第6図から得られた角度は、頭蓋骨40の右左の側方領域54、56間を延び る第1の所定のほぼ水平な基準線52と、咬合接触平面の左右(前から後)の突 起を構成している線58との角度関係である。第6図に示すように、咬合接触平 面線58に対応する基準線は、より好ましくは定まっている―下顎41のそれぞ れ対向している左右の側面にある第1大臼歯咬頭先端60、61を結ぶことによ って定めると好ましい。しかしながら、中間点42から適切に間隔を置いた咬合 接触平面に沿った任意2つの点もまた適切に咬合接触平面を表すことができるこ とは了解されたい。角度測定値は、ほぼ水平な基準線52と咬合接触平面線58 との角度関係と関連する。たとえば、適切に患者にマーカーを付けてからX線写 真を撮り、X線写真上にジョイント窩の上部側を置くかあるいはいわゆる顆状ヒ ンジアキシスを置くことによって水平線52を確定することができる。選んだ特 定の水平基準線は、普通、歯科模型を位置決めするのに使用される歯科咬合器1 2のタイプに基づいて異なることになる。線52、58の角度関係によって定め られる角度は、第1-3、9、10、14-16図に示す装置の軸線Cまわりに回 転する角第2の角度ジョイント32、132、232に適切に転写される。順次 、角度ジョイントを調整することによって、プレート14、114または214 が軸線Cまわりに回転し、咬合接触平面の角度位置決めをさらにシミュレートす る。 上顎41によって定められる咬合接触平面が患者毎に異なるため、各角度ジョ イントは、普通、目盛り付けして、各特定の軸線に沿った0度測定あるいは平均 角度回転量のいずれかに対応するようにすることになる。 本発明の好ましい実施例によれば、1つの角度測定値と残り2つの線形測定値 は、第7図に示す前後方向あるいは側方向セファログラムから得ることができる 。第2の所定のほぼ水平な基準線64が、頭蓋骨40’の前方領域66、後方領 域67間に延びている。この水平基準線64は、周知のフランクフルト水平面6 2に対して平行に描かれ、所定の解剖学的基準点、たとえば、第7図と同様にジ ョイント窩68の上側あるいは中間顆状ヒンジアキシス69を通るように描かれ るとてきとうである。2つの線形測定値(G、H)は、所定点68または69の うちの1つに対して前切歯間の中間点を関連付けることによって得られる。基準 線64に対してほぼ直角に整合するほぼ垂直な基準線70に沿って前切歯間の中 間点から基準線64まで測定するのがおそらく最も単純な方法である。この測定 値G(中間点42’と基準点68または69の間の実際の距離の垂直方向成分に 対応する)は、距離Gに従ってプレート14、114または214を垂直方向に 位 置決めすることによって本発明の装置10、110または210の位置決め要素 24または224へ転写することができる(第1 2、7、9、16図参照)。 第7図の前後方向図から得ることができる次の線形測定値Hは、下顎41’の 前切歯縁に沿った前切歯間の中間点42’とそれぞれ所定の基準点(ジョイント 窩68の上側あるいは中間顆状ヒンジアキシス69であると適当である)の間の 水平距離である。しかしながら、当業者にとって明らかなように、基準点が歯列 弓模型を位置決めするために使われる歯科咬合器12で一般的に再生可能である ならば、任意の識別可能な基準点、解剖学的標認点なども同等に使用できる。前 切歯間中間点と所定基準点68または69の間のこの距離は、寸法線Hで示して あり、中間点42’と基準点(68あるいは69)との間の距離の水平成分に対 応する。比較的短い垂直基準線74が第7図に加えられており、所定基準点68 または69の位置をより良好に説明している。 ひとたび距離Hを得たならば、第1、2、3、9、10、15、16図に示す 上顎転写装置10、110または210へ転写する。特に、値Hは、測定値Hに 従って軸線Cに沿って支点20、120または220を動かすことによって位置 決め要素28、128または228で利用する。 前後方向の咬合平面角度は、第7図で見て、咬合接触平面と水平な基準線64 のような水平基準線の間の角度関係をシミュレートするように得られる。咬合接 触平面の前後方向表示は、前切歯間の中間点42’の前縁を中間点42’の遠位 側で咬合接触平面に沿って位置決めした所定点に結ぶ線によって定められる。こ のような好ましい基準点は、第1大臼歯尖端78であるが、前後方向咬合平面角 度を見つける方法は他にも適当なもの、たとえば、顔弓記録法などが存在するこ とは当業者であれば理解できよう。この角度は、平面76と基準線64のような ほぼ水平な基準線との角度関係によって定まる。この角度は、中間点42’、基 準線64に対して個別に左右の第1大臼歯舌端のなす2つの別々の角度の平均値 である。左右の大臼歯は、実際には、中間点42’を通して延びる咬合接触平面 の軸線に対して側方にあり、装置10、110または210の支点20、120 または220に対応するものである。前後方向咬合平面角度を決定したならば、 第1角度ジョイント30、130または230を回転させ、軸線Bのまわりにプ レートを回転させることによって本発明の上顎転写装置10または210へ転写 することができる。 第8図は、最終的な角度測定値を得ることができるセファログラムのおとがい 下頂頭二次元図である。この角度は、一般的に、左右の前切歯44”、46”間 の中間点42”まわりの水平面における下顎の左から右への回転に関連する。第 8図に示すように、口蓋縫合線80は、正しく作られた上顎歯列弓模型上に便利 に置くことができる頭蓋骨40”の利用しやすい中央線基準を識別する。基準線 82は、中間点42”を通して延長させ、中間点42’と水平基準線79のほぼ 中間にある中央基準点87を通して線を延長させることによって定められる。第 8図に示す好ましい実施例に示すように、線84は、左右の大臼歯舌側尖端86 、88を結ぶことによって定められ、口蓋縫合線80と交差して中央基準点87 を定める。基準線82と基準線79の交差によって定まる角度は、第1−4、9 、11、14−16図に示す装置10、110または210の第3角度ジョイン ト34、134または234に転写されるべき角度回転量を示す。このようにし て、この角度が決まったならば、臨床的あるいはX線撮影上、第3角度ジョイン ト34、134または234を調整してプレート14、114または214を軸 線Aまわりに回転させることができる。これは前切歯間の中間点を通るほぼ垂直 な線まわりの上顎咬合接触平面に沿った歯列弓の回転をほぼシミュレートする。 前述の詳細な説明から明らかなように、患者の頭蓋骨における歯列弓の位置決 めをシミュレートするように3つの線形測定値および3つの角度測定値に従って プレートを調整することができる。対応する歯科模型は、プレートに適切な調整 を行う前後いずれでもプレート上に位置決めすることができ、歯科模型の前切歯 間の中間点をプレートの支点と整合させることができる。咬合接触平面の位置を もっと正確にシミュレートするためには、第8図に示す口蓋縫合線も用いてプレ ートの頂面上で歯科模型を整列させることができる。たとえば、プレートの前縁 と後縁の間で軸線Cと整合したプレートの頂面に設けた整列マークなどであるし るし89、189または289を設けることによってこれを実現することができ る。しるし89は、また、プレート14を貫いて形成したチャネルであってもよ く、この場合、調整ロッドを設けるとよい。専門家は、歯列弓模型上に縫合線を 位置決めし、歯列弓模型をプレートの頂面上にあるしるしと適切に整合させるこ とができる。 歯列弓模型をプレート上に正しく位置決めし、プレートを3つの線形測定値お よび3つの角度測定値に従って調整したならば、歯科模型を第1図に示す取り付 けプレート90に取り付けることができる。これは、取り付けプレート90と歯 列弓13の間のスペースを適当な歯科用プラスタで満たすことによって便利に成 し遂げることができる。 本発明の装置を在来の顔弓記録、転写に関連しても使用できることは明らかで ある。このような応用の1つでは、たとえば、顔弓を経て上顎歯列弓模型を歯科 咬合器へ転写した後、本発明の装置を用いて前記の3つの線形測定値と3つの角 度測定値を記録し、上顎歯列弓模型の位置を咬合器において顔弓を引き続き必要 とすることなく再現することができる。 それに加えて、患者が歯を失った場合、適切な領域を識別し、ワックスを満た して適切な案内マーカーで特定の基準点を識別する欠如歯をワックスで表示する ことができる。他の状況において、別の基準点を選ぶことはより容易であること も明らかである。 前述の説明は本発明の装置および方法の特に好ましい実施例を記述してきたが 、本発明の全範囲内で多数の変更、修正をなし得ることは当業者には明らかであ ろう。したがって、前記の詳細な説明は本発明の原理を説明するものにすぎず、 限定の意味はない。また、以下の請求の範囲はここに説明した発明の総括的なら びに特定の特徴のすべてをカバーすることを意図したものであり、発明の範囲に ついてのすべての記述が言語事項として考慮されるべきである。本発明の範囲は 本明細書に添付した請求の範囲によってのみ決定されるべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I L,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK, MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR ,TT,UA,UG,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 上顎歯列弓模型を歯科咬合器において位置決めして頭蓋骨における上顎歯列 弓の位置決めをシミュレートすることを主として意図した上顎転写装置であっ て、 上顎歯列弓模型を受け入れるためのプラットホームであり、ほぼ平らな頂面 と前縁撮を有し、前記前縁に隣接して支点を設けてあるプラットホームと; 前記プラットホームに取り付けてあって前記支点を所定の位置に位置決めする アームであり、咬合器に取り外し自在に取り付けることができるような寸法、 形状となっているアームと; 前記支点のところで交差するに3つのほぼ相互に垂直な軸線のまわりに前記 プラットホームの前記頂面を調節可能に回転させる手段とを包含し、前記アー ムが前記軸線のうちの少なくとも1つの軸線に沿って前記支点を線形調整する 手段を包含し、それによって、プラットホームを調整して上顎歯列弓の咬合接 触平面の位置決めをシミュレートすることができることを特徴とする上顎転写 装置。 2. 請求の範囲第1項記載の装置において、前記回転手段が、さらに、第1の軸 線のまわりに所定の角度まで前記プラットホームを調節可能に回転させる第1 のジョイントを包含し、前記第1の軸線が前記支点を通って整列していること を特徴とする装置。 3. 請求の範囲第2項記載の装置において、前記回転手段が、さらに、第2の軸 線まわりに前記プラットホームを調節可能に回転させる第2のジョイントを包 含し、前記第2軸線が前記支点を通って整列し、前記第1軸線に対してほぼ直 角であることを特徴とする装置。 4. 請求の範囲第3項記載の装置において、前記回転手段が、さらに、第3軸線 まわりに前記プラットホームを調節可能に回転させる第3ジョイントを包含し 、前記第3軸線が、前記第1、第2の軸線に対してほぼ直角であり、前記支点 を通って整列していることを特徴とする装置。 5. 請求の範囲第4項記載の装置において、前記アームが前記プラットホームに 取り付けてあり、前記支点を通って交差する各軸線まわりに前記プラットホー ム回転できるようになっていることを特徴とする装置。 6. 請求の範囲第5項記載の装置において、前記アームが、さらに、前記第1、 第2、第3のジョイントのうちの少くとも1つを包含することを特徴とする装 置。 7. 請求の範囲第6項記載の装置において、前記アームが、さらに、前記第1の 軸線に沿った前記支点の位置を調整するための第1の位置決め要素を包含する ことを特徴とする装置。 8. 請求の範囲第6項記載の装置において、前記アームが、さらに、前記第2の 軸線に沿った前記支点の位置を調整するための第2の位置決め要素を包含する ことを特徴とする装置。 9. 請求の範囲第6項記載の装置において、前記アームが、さらに、前記第3の 軸線に沿った前記支点の位置を調整するための第3の位置決め要素を包含する ことを特徴とする装置。 10.請求の範囲第1項記載の装置において、前記プラットホームが、さらに、後 縁と、前記プラットホームの前記前縁と前記後縁の中間に位置していて前記歯 列弓模型を頂面に対して整列させるしるしとを包含することを特徴とする装置 。 11.請求の範囲第10項記載の装置において、さらに、頂面を有する一対のガイ ド部材を包含し、これらのガイド部材がプラットホームに摺動可能に装着して あり、各ガイド部材が、前記プラットホームの前記前縁、後縁間で移動できる ことを特徴とする装置。 12.請求の範囲第11項記載の装置において、各ガイド部材が、前記プラットホ ームの頂面に対してほぼ平行なほぼ平らな頂面を有する細長い部材を包含する ことを特徴とする装置。 13.請求の範囲第12項記載の装置において、各細長い部材が、さらに、その頂 面に対してほぼ直角な軸線を包含し、各細長い部材が、前記プラットホーム頂 面に対してほぼ平行な平面においてそれぞれの軸線まわりに回転できることを 特徴とする装置。 14.上顎歯列弓模型を歯科咬合器において位置決めして頭蓋骨における上顎歯列 弓の位置決めをシミュレートすることを主として意図している上顎転写装置で あって、 ほぼ平らな頂面と支点を有するプラットホームと; 前記プラットホームを第1の軸線まわりに調節可能に回転させる第1のジョイ ントであり、前記第1の軸線が前記支点を通って交差している第1ジョイント と、; 前記プラットホームを第2の軸線まわりに調節可能に回転させる第2のジョ イントであり、前記第2軸線が前記第1の軸線に対してほぼ直角であり、前記 支点を通って交差している第2ジョイントと; 第3軸線まわりに前記プラットホームを調節可能に回転させる第3ジョイン トであり、前記第3の軸線が前記第1、第2の軸線に対してほぼ直角であり、 前記支点を通って交差している第3ジョイントと; 歯科咬合器に取り外し自在に取り付け可能なアームであり、前記第1、第2 、第3の軸線のうち少なくとも1つの軸線に沿って前記プラットホームを側方 に位置決めする位置決め要素を有するアームとを包含し、それによって、前記 第1、第2、第3のジョイントおよびガイドを調節して咬合接触平面の位置ぎ めをシミュレートすることができることを特徴とする上顎転写装置。 15.請求の範囲第14項記載の上顎転写装置において、 前記プラットホームが、さらに、前縁と後縁とを包含し、 前記装置が、さらに、前記プラットホーム頂面に隣接して前記プラットホー ムに取り外し自在に装着した一対のガイド部材を包含し、各ガイド部材が前記 プラットホームの前縁と後縁の中間で移動できることを特徴とする上顎転写装 置。 16.請求の範囲第15項記載の上顎転写装置において、前記ガイド部材の各々が 、さらに、前記プラットホーム頂面に対してほぼ垂直な軸線を包含し、各ガイ ド部材が、そのそれぞれの軸線のまわりに調節可能に回転できることを特徴と する上顎転写装置。 17.請求の範囲第14項記載の上顎転写装置において、前記アームが、さらに、 前記第1の軸線に沿って前記プラットホームの位置を調整する第1の位置決 め要素と、 前記第2の軸線に沿って前記プラットホームの位置を調整する第2の位置決 め要素と、 前記第3の軸線に沿って前記プラットホームの位置を調整する第3の位置決 め要素と、 を包含することを特徴とする上顎転写装置。 18.支点を有するほぼ平らな表面を取り外し自在に取り付ける歯科咬合器におい て前切歯の間の定まった中間点を有する上顎歯列弓模型を位置決めし、頭蓋骨 における上顎歯列弓の位置決めをシミュレートする方法であり、歯列弓模型が それの表す歯列弓と同じものに対応する前切歯間の定まった中間点を有する方 法において: 上顎歯列弓模型の咬合接触平面をほぼ平らな表面上に位置させ、歯列弓模型 の前切歯間の中間点を支点とほぼ整合させる段階と; ほぼ平らな表面を、前記支点を通して整列したほぼ水平な第1軸線のまわり に回転させて歯列弓の咬合接触平面の角度位置決めをシミュレートする段階と ; ほぼ平らな表面を、前記第1の軸線に対してほぼ垂直であり、前記支点を通 って整列しているほぼ水平な第2の軸線まわりに回転させて歯列弓の咬合接触 平面の角度位置ぎめをシミュレートする段階と; ほぼ平らな表面を、前記第1、第2の軸線に対してほぼ垂直であり、前記支 点を通って整列しているほぼ垂直の第3軸線まわりに回転させて歯列弓の前切 歯間の中間点まわりのほぼ水平面における歯列弓の角度回転をシミュレートす る段階と; 前記第2の軸線に沿って水平方向に前記支点を調整して頭蓋骨における歯列 弓の位置決めをシミュレートする段階と; 前記第1の軸線に沿って水平方向に前記支点を調整して頭蓋骨における歯列弓 の位置決めをシミュレートする段階と; を有することを特徴とする方法。 19.請求の範囲第18項記載の方法において、前記平らな表面が、前縁撮と、後 縁と、前記後縁に隣接して位置するしるしとを包含し、前記位置決め段階が、 さらに、少なくとも前記弓模型の所定の点を前記平らな表面の前記しるしと整 合させる段階を有することを特徴とする方法。 20.請求の範囲第18項記載の方法において、さらに、前記第3の軸線に沿って 前記支点を垂直方向に位置決めして頭蓋骨における歯列弓の位置決めをシミュ レートする段階を有することを特徴とする方法。
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