JP2000503831A - 時間分割マルチアクセス無線電話通信システムのためのスペクトル拡散ランダムアクセスシステムおよび方法 - Google Patents

時間分割マルチアクセス無線電話通信システムのためのスペクトル拡散ランダムアクセスシステムおよび方法

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(57)【要約】 時間分割マルチアクセス(TDMA)無線電話通信システムにおいて、拡散シーケンスに従い、無線電話から中央局へランダムアクセスメッセージを表わすスペクトル拡散されたランダムアクセスチャンネル信号が送信される。これに応答し、無線電話にTDMA無線電話通信チャンネルが割り当てられる。時間分割多重化された搬送波周波数バンドにわたって、指定されたTDMA無線電話通信チャンネルにて無線電話と中央局との間で時間分割多重化された無線電話通信信号が送信される。スペクトル拡散されたランダムアクセスチャンネル信号を送信する際には、ランダムアクセスチャンネルメッセージを表わすランダムアクセスチャンネル信号は直接シーケンス変調されたランダムアクセスチャンネル信号を発生するよう、拡散シーケンスに従って直接シーケンス変調されることが好ましい。二段検出の特徴により、同期シーケンスと複数の拡散シーケンスとを関連付けできる。まず最初に、送信されたスペクトル拡散ランダムアクセスチャンネル信号から同期シーケンスを検出し、この同期シーケンスの検出に応答し、検出された同期シーケンスに関連する複数の拡散シーケンスのうちの1つを検出できる。好ましくは、デジタルの局識別ワードによって表示される局の識別を無線電話に割り当てることができる。同期シーケンスと拡散シーケンスを局の識別ワードから識別し、これら同期シーケンスと拡散シーケンスとを関連付けしてもよい。拡散シーケンスは局の識別ワードからランダムに発生してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】 時間分割マルチアクセス無線電話通信システムのための スペクトル拡散ランダムアクセスシステムおよび方法 発明の分野 本発明は、通信システムおよび方法に関し、特に無線電話通信システムおよび 方法に関する。 発明の背景 セルラー無線電話システムは複数の加入者に対し音声およびデータ通信を提供 するのに、一般に使用されている。例えばアナログセルラー電話システム、例え ばAMPS、ETACS、NMT−450およびNMT−900と称されている セルラー無線電話システムが、これまで全世界にわたって成功裏に設置されてい る。より最近では、北米におけるIS−54Bおよび全欧州GSMシステムと称 されるようなデジタルセルラー無線電話システムが導入された。これらシステム およびそれ以外のシステムについては、例えば1993年、米国マサチューセッ ツ州、ノーウッドのアーテックハウスによって出版された、バルストン外によっ て著された「セルラー無線システム」を書名とする書籍に記載されている。 図1は、従来技術における代表的な地上セルラー無線電話通信システム20を 示す。このセルラー無線電話システムは基地局23と移動電話交換局(MTSO )25によるサービスを受ける複数のセル36と通信する1つ以上の無線電話2 1を含むことができる。図1には3つのセル36しか示されていないが、代表的 なセルラーネットワークは何百ものセルを含み、2局以上のMTSOを含むこと ができ、更に何千もの無線電話にサービスをすることができる。 セル36は一般に通信システム20におけるノードとして働き、セル36にサ ービスする基地局23により無線電話21とMTSO25との間でリンクが設定 される。各セルには1本以上の専用制御チャンネルと1本以上のトラヒックチャ ンネルが割り当てられる。制御チャンネルはセルの識別およびページング情報を 伝送するために使用されるチャンネルであり、トラヒックチャンネルは音声およ びデータ情報を搬送するチャンネルである。セルラーネットワーク20を通し2 つの移動局21の間、または無線電話21と地上回線の電話ユーザー33との間 でデュプレクス無線通信リンク32を設定できる。基地局23の機能は一般にセ ルと移動局21との間の無線通信を取り扱うことである。このような能力では基 地局は主にデータおよび音声信号に対する中継局として機能する。 図2に示されるように、例えば広いエリアにわたって人口がまばらに分散する エリア、または険しい地形のために従来の地上電話または地上セルラー電話のイ ンフラストラクチャを設置することが、技術的または経済的に現実的でないエリ アにおいて、従来の地上回線の無線電話システムにおける、基地局によって奏さ れる機能に類似した機能を奏するために、衛星110を使用できる。1つの衛星 無線電話システム100は、1つ以上の地上局130と無線電話21との間の中 継器またはトランスポンダとして働く1基以上の衛星110を一般に含む。この 衛星はデュプレクスリンク170を通して無線電話21および地上局130と通 信する。地上局は次に公衆交換電話ネットワーク30に接続し、衛星無線電話の 間の通信および衛星無線電話と従来の地上セルラー無線電話、すなわち地上回線 の電話との間の通信を可能にできる。衛星無線電話システムは、システムがサー ビスをする全エリアをカバーする単一のアンテナビームを利用することができる し、または図示するように、衛星が多数の最小限に重なり合うビーム150を発 生するように衛星を設計することもできる。この場合、各ビームはシステムのサ ービスエリアにおける別個の地理的なカバーエリア160として働く。1基の衛 星110とカバーエリア160とは、地上のセルラーシステムにおける基地局2 3とセル30の機能にそれぞれ類似する機能を奏する。 従来のアナログ無線電話システムは通信チャンネルを確保するために周波数分 割マルチアクセス(FDMA)と称されるシステムを一般に使用している。当業 者に周知のこととして実際問題として、搬送波周波数のスペクトルにおける所定 の周波数バンドにわたって、変調された波形である無線電話通信信号が一般に送 信される。これら離散的周波数バンドはチャンネルとして働き、セルラー電話は このチャンネルを通し、セルにサービスをする基地局または衛星を介し、セルと 通信をする。例えば米国では、連邦当局はセルラー通信にUHF周波数スペクト ルのブロックを割り当てており、この周波数ブロックは更に狭周波数バンドの対 にサブ分割されており、このようなシステムはEIA−553またはIS−19 Bと称されている。チャンネルのペア化は各ペアにおける送信周波数と受信周波 数を45MHzだけずらした周波数デュプレクス構造から生じるものである。現 在では、米国におけるセルラー移動通信には30KHz幅の832本の無線チャ ンネルが割り当てられている。 利用できる周波数バンドの数には限界があるので、加入者が増加するにつれ、 いくつかの課題が生じている。セルラー無線電話システムにおける加入者数を増 すには通信の質を維持しながら、より多数のチャンネルを提供するために、限ら れている利用可能な周波数スペクトルをより効率的に利用することが必要である 。システム内のセルの間には加入者は均一に分布できないために、この問題は顕 著になっている。また所定の時間に潜在的により高い密度のローカル加入者を処 理するのに、特定のチャンネルに対し、より多数のチャンネルが必要となること がある。例えば都市部のエリアにおけるセルは一度に何百人または何千人もの加 入者を含み、セル内で利用可能な数の周波数バンドを容易に使用し尽くしてしま うと考えることができる。 これら理由から、従来のセルラーシステムは各セルにおける潜在的なチャンネ ル容量を増し、スペクトル効率を高めるために周波数を再利用している。周波数 の再利用は、各セルに周波数を割り当て、セルが地理的に離間している同一周波 数を使用し、互いに干渉することなく、異なるセルにおける無線電話が同一周波 数を同時に使用できるようにしている。そうすることにより数百の周波数バンド から成るシステムによって何千人もの加入者がサービスを受けることができる。 更にチャンネル容量およびスペクトル効率を高めることができる別の技術とし て、時間分割マルチアクセス(TDMA)方式がある。TDMAシステムは従来 のFDMAシステムにおいて使用されている周波数バンドを図3に示されるよう にシーケンシャルなタイムスロットにサブ分割することにより実現できる。図示 するように、複数のタイムスロットt1−tnを含む共通TDMAフレーム310 では、一般に周波数バンドf1−fmで通信が行われるが、各周波数バンドにおける 通信はタイムスロットがそのバンドに固有な状態となっているユニークなTD MAフレームに従って行われる。TDMAを使用するシステム例としては、EI A−553のオリジナル周波数バンドの各々が、3つのタイムスロットにサブ分 割されている、米国で使用されているようなデュアルアナログ/デジタルIS− 54B規格、および周波数バンドの各々を8つのタイムスロットに分割する欧州 GSM規格がある。これらTDMAシステムでは、各ユーザーは自分に割り当て られたタイムスロットの間で送信されるデジタルデータのバーストを使用して、 基地局と通信するようになっている。TDMAシステムにおける1つのチャンネ ルは、1つ以上の周波数バンドにおける1つ以上のタイムスロットを一般に含む 。 1台の無線電話に恒久的にTDMAタイムスロットを割り当てることは、一般 に効率的でないので、代表的な無線電話システムでは必要に応じたやり方でタイ ムスロットを割り当て、システムに利用できる限られた搬送波周波数のスペクト ルをより効率的に使用している。従って、無線電話通信における重要な仕事は、 無線電話にシステムへのアクセスをさせること、すなわち無線電話が他の無線電 話との通信、またはPSTNを介し地上回線の電話または従来のセルラー無線電 話との通信を望むときに、音声またはデータチャンネルに対応するタイムスロッ トを無線電話に割り当てることである。この作業は、無線電話が発呼を試みると き、および無線電話が他の無線電話または従来の電話からのページングへの応答 を試みるときに行われる。 無線電話通信システムへのアクセスは多数の方法で行うことができる。例えば 中央局または基地局がシリアルにユーザーにポーリングし、各ユーザーに競合す ることなく順にアクセスをリクエストする機会を与えるように、ポーリング技術 を利用できる。しかしながら代表的な無線電話システムは何千人ではないにして も何百人ものユーザーを有し得るので、無線電話システムに対しシリアルポーリ ングを行うことは実際的ではない。当業者であればこのような多数のユーザーに 特にユーザーの多くが全くアクセスすることを望まないか、またはポーリングさ れる特定の時間にアクセスをすることを望まないと考えるとき、このような多数 のユーザーにシリアルにポーリングすることは極めて非効率的となり得ることが 理解できよう。 この理由から、一般に音声またはデータチャンネルを望む無線電話が基地局、 すなわちハブ局にアクセスリクエストをランダムに送り、利用できる場合にはリ クエスト中の無線電話に対する通信チャンネルを設定することにより、その中央 局または基地局がアクノーレッジするよう、無線電話システムは一般にランダム アクセス技術を使用する。TDMA無線電話通信システムのためのランダムアク セス技術の一例としては、GSMシステムで使用されているランダムアクセス技 術がある。GSMシステムでは共通制御システム(CCCH)の一組をシステム における無線電話によって共用しており、このチャンネルの組は1つ以上のラン ダムアクセスチャンネル(RACH)を含む。 他の無線電話が現在アクセスをリクエストしているかどうかを判断するために 、無線電話は一般にRACHのステータスをモニタする。無線電話がアクセスを 望み、RACHがアイドル状態であることを検出した場合、無線電話は一般にこ の無線電話の識別、およびこの無線電話がコンタクトを望む電話の識別を信号( RACHバーストと称されることが多い)内に含むランダムアクセスチャンネル 信号を一般に送信する。図4に示されるように、RACHバースト410は複数 のガードビット420と、同期ビット430のシーケンスおよび情報ビット44 0のシーケンスを含むいくつかのフィールドを一般に含む。ガードビット420 は下記のように隣接するタイムスロット上で通信がオーバーラップするのを防止 するのに使用される。同期シーケンス430は、情報シーケンス440に含まれ る情報を復号化するために、RACHバーストと同期するために受信局によって 使用される。情報シーケンス440は多数のサブフィールド、例えば特定の無線 電話からの特定のランダムアクセスリクエストを識別するためにタブとして働く ランダム参照番号フィールド450も含むことができる。 GSMシステムでは、RACHは通信システムへのアクセスをリクエストする ために無線電話によって使用される搬送波周波数バンド上の専用TDMAタイム スロットである。無線電話は基地局によって送信される同期信号が変化したのち の所定の時間、待機し、次にRACHバーストを送信することによりRACHの ための指定TDMAタイムスロット内に入るよう、RACHバーストを一般にタ イミング制御する。しかしながら無線電話は従来どおりRACHバーストを送信 するのに共通TDMAタイムスロットを使用しているので、近くの無線電話によ って同時に、またはほぼ同時に送信されるアクセスリクエストとの間で衝突が生 じる可能性がある。このような衝突を処理するために、基地局は一般にある種の 競合解決プロトコルを実施している。例えば基地局は同時リクエストのアクノー レッジをすることを拒否し、チャンネルの設定に失敗した後にアクセスを続けて 望む場合に、リクエスト中の無線電話にそのリクエストを再アサートすることを 求める。競合解決プロトコルは最初の衝突の後に無線電話が繰り返して衝突する 状態となる可能性を減らすために、種々の所定の遅延技術および同様な技術も使 用できる。欧州GSMシステムで使用されている競合ロジックについては、19 92年にM・モーリー氏およびM・B・ポテット氏により出版された「移動通信 のためのGSMシステム」368〜372ページに記載されている。これら競合 解決プロトコルはアクセスの失敗を補償できるが、別の送信を行い、オーバーヘ ッドを処理することによって、一般にこのように補償を行っている。 RACHバーストは他のRACHバーストと衝突する外に、他のTDMAタイ ムスロットとオーバーラップし、これらスロットを使用しているチャンネルに対 する不当な干渉を生じ得る。無線電話はチャンネルをリクエストする前は、例え ば基地局によってオープンループ状に送信される同期信号と電話の内部時間基準 とを整合させることにより、基地局のTDMAフレームとおおまかに同期できる だけである。しかしながら基地局が電話のアクセスに対するリクエストをアクノ ーレッジし、電話と基地局との伝搬遅延を決定できる信号を無線電話に提供した 後に限り、より細かい同期が行われる。このような情報により無線電話はそのT DMAバーストを調節し、隣接するTDMAスロット上で基地局に到達する他の 無線電話からのバーストとの衝突を防止できる。 しかしながら、かかる同期前にアクセスをリクエストする無線電話はカバーエ リア内の位置と共に伝搬遅延時間が変化するので、システム内の他のTDMAバ ーストに関して時間が不明瞭であるという問題を一般に有する。図5は、細かく 同期され、TDMA音声チャンネルを通して基地局と通信する第1無線電話とシ ステムへのアクセスを望む基地局からある距離だけ離れた第2無線電話との間の タイミング関係を示す。第2の無線電話はおおまかに同期されているにすぎない ので、図示するようにその内部のタイミングは基地局のTDMAフレームに関し て大きくずれることがある。補償されていないこのような時間のずれにより、第 2の電話によって送信されるRACHバースト510が、隣接するタイムスロッ ト上で第1の無線電話によって送信される音声またはデータ通信と大きなオーバ ーラップ520を有することがあり得る。このようなオーバーラップは望ましく ない干渉を生じさせ、通信の質を低下し得る。 図6に示されるように、従来の地上TDMAセルラー無線電話システムは、同 期、音声、データまたは他の情報を搬送するデータビット620に一般に先行す るガード時間、すなわちガードビット610を各TDMAスロットに設けること により、この問題を補償できる。ガードビットは各タイムスロットに挿入され、 このガードビットの間では受信ユニットは入進信号を無視する。その理由は、入 進信号はRACHバーストおよび他の干渉ソースとオーバーラップすることによ り質が低下することがあるからである。地上無線電話システムにおける最大の時 間の不明瞭さは、TDMAフレームに関し比較的小さくなる傾向があるので、許 容可能な信号の質を補償するのに必要なガードビット数は一般に少ない。例えば GSMシステムは基地局から35km離間した無線電話からのRACHバースト が、他のTDMAスロットに不当な干渉を生じさせないようにするために、各タ イムスロットに約68.25のガードビットを挿入している。 しかしながら、RACHバーストのオーバーラップを防止するためにガード時 間、すなわちガードビットを使用することは、衛星TDMA無線電話システムに 対しては実用的ではない。その理由は、代表的な衛星ビームによってカバーされ る広大なエリアおよび衛星から無線電話までの長距離が組み合わさり、従来の地 上TDMAセルラー電話システムで生じた時間の不明瞭さよりもかなり大きい、 時間の不明瞭さが生じ得るからである。例えば約500kmの半径のカバーエリ アを有する衛星ビーム内の無線電話通信信号は、カバーエリアの周辺部に位置す る無線電話に対し6ミリ秒に近い伝搬遅延差を生じ、この結果、RACHバース トに対する相当な時間の不明瞭さが生じ得ることとなる。代表的なTDMA時間 フレームはわずか何十ミリ秒の長さにしかすぎず、わずか数マイクロ秒のスロッ ト長さを有し得るので、同期していないRACHバーストからの干渉を防止する のに必要なガードビット数は、全TDMAフレームの長さに近い大きさであって 、 ここのタイムスロットよりもかなり長くなり得る。充分な数のガードビットを提 供するのにTDMAフレームの長さおよびタイムスロットの長さを長くすること は、実際的な代替方法ではない。この方法は通信チャンネルの潜在的な情報レー トを低下することになるからである。 TDMA衛星無線電話通信システムへアクセスする技術については、ハッサン 外により1996年4月8日に出願され、本発明の出願人に譲渡された「時間分 割マルチアクセス衛星無線電話通信におけるランダムアクセスのためのシステム および方法」を発明の名称とする米国特許出願で提案されており、このシステム は専用搬送波周波数バンドを使用し、ランダムアクセスチャンネル無線電話通信 信号を送信している。この方法は、RACHバーストを送信するのにタイムスロ ットを使用することに関連したタイムスロットのオーバーラップの問題を解決し ているが、同一搬送波周波数バンドで2つの無線電話が同時にRACH信号を送 信する際にアクセスリクエストの衝突が発生することがあり、このような衝突の 確率は特定のセルを使用する無線電話の数が増加するにつれて高くなる。ランダ ムアクセスチャンネルのために専用バンドを使用する結果、利用可能な搬送波周 波数スペクトルを効率的に使用することはできない。専用バンドでランダムアク セス信号の送信の行われないかなりの時間がある場合、ランダムアクセスチャン ネル用に専用バンドを使用することも、利用可能な搬送波の周波数スペクトルを 効率的に使用する結果とはならず、他のチャンネルに利用できる容量を潜在的に むだにしてしまう。 発明の概要 上記に鑑み、本発明の目的はランダムアクセスリクエストにおける時間の不明 瞭さをあまり生じにくい時間分割マルチアクセス(TDMA)無線電話通信シス テムへのアクセスをするためのシステムおよび方法を提供することにある。 本発明の別の目的は、TDMAタイムスロットを使用して通信する音声、デー タおよび他のチャンネルとのランダムアクセスチャンネルメッセージとの干渉を 低減する、無線電話ランダムアクセスシステムおよび方法を提供することにある 。 本発明の別の目的は、アクセスの失敗の確率を低減する無線電話ランダムアク セスシステムおよび方法を提供することにある。 本発明の別の目的は、スペクトル容量を効率的に利用する無線電話ランダムア クセスシステムおよび方法を提供することにある。 時間多重化されたチャンネルをリクエストするのに使用されるランダムアクセ スチャンネルメッセージが、符号分割マルチアクセス技術を使って無線電話から 中央局、例えば従来のセルラー基地局または衛星へ送信される時間分割マルチア クセス無線電話通信システムにより、上記およびそれ以外の目的、利点および特 徴が得られる。好ましくは直接シーケンス変調を使用し、拡散シーケンスに従い 、システムによって使用される搬送波周波数スペクトルにわたってランダムアク セスチャンネルメッセージを表わすスペクトル拡散ランダムアクセスチャンネル 無線電話通信信号が送信される。ランダムアクセスメッセージを表わすのに使用 されるシーケンスタイミングは拡散シーケンスの検出時に決定され、ランダムア クセスチャンネルメッセージにおいて別の同期シーケンスを送信することが不要 となり、かつメッセージ長さを短縮できる。 これとは異なり、ランダムアクセスチャンネルの取得を簡略化できる二段検出 の特徴によれば、拡散シーケンスのグループとランダムアクセスメッセージ内に 含まれる同期シーケンスとを関連付けでき、受信局が少数の下位の同期符号と、 受信されたスペクトル拡散信号とを相関化し、ランダムアクセスチャンネルメッ セージの存在を検出することができる。同期符号の検出後、拡散シーケンスの対 応するサブセットに対し、受信された信号を相関化することができる。無線電話 に関連する局の識別から拡散シーケンスおよび同期シーケンスを誘導することも できる。更に、拡散シーケンスを発生する乱数発生器のシードとして局の識別の 一部を使用してもよい。 本発明によりランダムアクセスチャンネルメッセージを送るのにスペクトル拡 散技術を使用することにより、ランダムアクセスチャンネルメッセージを送るた めの専用周波数バンドまたはタイムスロットを使用することに関連したオーバー ラップおよび衝突の問題を低減し、好ましくは解消することができる。ランダム アクセスチャンネル信号はシステムによって使用される搬送波周波数スペクトル にわたって拡散されるので、任意のTDMAチャンネルまたは他のランダムアク セスチャンネルと干渉する確率を許容できるレベルに維持できる。拡散シーケン スを識別するために局の識別を使用することにより、拡散シーケンスの分布をラ ンダムにする効果的かつ効率的な方法が得られるので、更に衝突または他の許容 できない干渉が生じる確率を低減できる。同期シーケンスと拡散シーケンスを関 連付けることにより、受信局におけるハードウェアおよびソフトウェアの複雑度 を低減することができ、ランダムアクセスチャンネルの取得を助けることができ る。拡散符号をランダムに発生するためのシードとして局の識別を使用すること によって、許可されていない当事者が盗聴したスペクトル拡散ランダムアクセス チャンネル通信信号から局の識別を解読することがより困難となり、潜在的にシ ステムの安全性を高めることができる。 特に本発明に係わる時問分割マルチアクセス(TDMA)無線電話通信システ ムでは、符号分割マルチアクセス(CDMA)ランダムアクセスチャンネル通信 手段が拡散シーケンスに従い、システムによって使用される搬送波周波数スペク トルにわたって無線電話から中央局へスペクトル拡散ランダムアクセスチャンネ ル信号を送る。スペクトル拡散ランダムアクセスチャンネル信号はランダムアク セスメッセージ、例えばTDMA無線電話通信チャンネルに対するリクエストを 表わす。時間分割マルチアクセス(TDMA)通信手段は、搬送波周波数スペク トルの時間分割多重化された搬送波周波数バンドにわたって、割り当てられたT DMAチャンネルで無線電話と中央局との間で時間分割多重化無線電話通信信号 を送信し、この時間分割多重化された無線電話通信信号は無線電話通信メッセー ジを表わす。 CDMAランダムアクセスチャンネル通信手段は、好ましくは拡散シーケンス に従い、ランダムアクセスチャンネルメッセージを表わすランダムアクセスチャ ンネル信号を変調する。より好ましくはこのランダムアクセスチャンネル信号は 、直接シーケンス変調されたランダムアクセスチャンネル信号を発生するよう、 拡散シーケンスに従って直接シーケンス変調される。このランダムアクセスチャ ンネル信号はランダムアクセスチャンネルメッセージを表わすランダムアクセス チャンネルシンボルシーケンスを示すことができる。拡散シーケンス検出手段は ランダムアクセスチャンネルシンボルシーケンスを表わす送信されたスペクトル 拡散ランダムアクセスチャンネル信号から拡散シーケンスを検出でき、検出され た 拡散シーケンスに関連したシーケンスタイミングを決定することもできる。拡散 シーケンス検出手段に応答自在なランダムアクセスチャンネルシンボルシーケン ス決定手段は、決定されたシーケンスタイミングからランダムアクセスチャンネ ルシンボルシーケンスを決定できる。従ってランダムアクセスチャンネルシンボ ルシーケンス内に同期シーケンスを含むことなく、ランダムアクセスチャンネル シンボルシーケンスのタイミングを決定するのに拡散シーケンスを使用できる。 無線電話に1つの局の識別を割り当てることができ、この局の識別を割り当て るための手段に応答自在な拡散シーケンス識別手段は、割り当てられた局の識別 に基づき、拡散シーケンスを識別できる。スペクトル拡散ランダムアクセスチャ ンネル信号通信手段は識別された拡散シーケンスに従い、搬送波周波数スペクト ルにわたってスペクトル拡散されたランダムアクセスチャンネル信号を送信でき る。局の識別は局の識別ワードを含むことができ、拡散シーケンス発生手段は局 の識別ワードのビットのグループから拡散シーケンスを発生できる。拡散シーケ ンス発生手段は局の識別ワードのビットのグループから拡散シーケンスをランダ ムに発生することもできる。 二段検出の特徴によれば、CDMAランダムアクセスチャンネル通信手段は、 同期シーケンスと複数の拡散シーケンスとを関連付けできる。CDMAランダム アクセスチャンネル通信手段は同期シーケンスに関連付けされた複数の拡散シー ケンスのうちの1つに従い、同期シーケンスを含むランダムアクセスチャンネル シンボルシーケンスを表わすスペクトル拡散ランダムアクセスチャンネル信号を 送信できる。同期シーケンス検出手段は送信されたスペクトル拡散ランダムアク セスチャンネル信号から同期シーケンスを検出でき、同期信号検出手段に応答自 在な拡散シーケンス検出手段は送信されたスペクトル拡散ランダムアクセスチャ ンネル信号から検出された同期シーケンスに関連した複数の拡散シーケンスのう ちの1つを検出できる。このように、同期シーケンスの最初の検出後に拡散シー ケンスが検出されるので、送信されたスペクトル拡散ランダムアクセスチャンネ ル信号が相関化されるシーケンスの数を少なくすることができる。 無線電話に1つの局の識別を割り当てることができ、局の識別を割り当てるた めの手段に応答自在な同期シーケンス識別手段は、割り当てられた局の識別から 同期シーケンスを識別できる。同様に、局の識別を割り当てるための手段に応答 自在な拡散シーケンス識別手段は、割り当てられた局の識別から拡散シーケンス を識別できるので、同期シーケンスと拡散シーケンスとを関連付けできる。例え ば局の識別は局の識別ワードを含むことができ、拡散シーケンス識別手段は局の 識別ワードのビットのグループから拡散シーケンスを識別でき、この場合、同期 シーケンス識別手段は局の識別ワードのビットのグループのサブセットから同期 シーケンスを識別する。 拡散シーケンス検出手段は送信されたスペクトル拡散ランダムアクセスチャン ネル無線電話通信信号から拡散シーケンスを検出できる。拡散シーケンス検出手 段に応答自在なランダムアクセスチャンネルメッセージアクノーレッジ手段は、 検出された拡散シーケンスに対応するアクノーレッジメントメッセージにより送 信されたランダムアクセスチャンネルメッセージをアクノーレッジできる。従っ て、ランダムアクセスメッセージに含まれることになる参照番号を要求すること なく、拡散シーケンスに基づきランダムアクセスチャンネルメッセージをアクノ ーレッジできる。このように基準番号を不要にしたことにより、更にメッセージ のオーバーヘッドを低減できる。 上記およびそれ以外の手段を使って、請求の範囲に記載した対応する方法を実 行できる。これら方法は拡散シーケンスに従って無線電話から中央局にスペクト ル拡散ランダムアクセスチャンネル信号を送信し、これに応答し、無線電話にT DMA無線電話通信チャンネルを割り当て、時間分割多重化された搬送波周波数 バンドを通し、割り当てられたチャンネルで無線電話と中央局との間で時間分割 多重化された無線電話通信信号を送信することを含む。好ましくは、スペクトル 拡散ランダムアクセスチャンネル信号を送信することは、拡散シーケンスに従っ てランダムアクセスチャンネル信号を直接シーケンス変調することを含む。ラン ダムアクセスチャンネル信号はランダムアクセスチャンネルシンボルシーケンス を表示でき、スペクトル拡散ランダムアクセスチャンネル信号を送信する工程の 後に、送信されたスペクトル拡散ランダムアクセスチャンネル信号から拡散信号 を検出する工程が続いてもよい。拡散シーケンスを検出する工程は、スペクトル 拡散ランダムアクセスチャンネル信号からランダムアクセスチャンネルシンボル シーケンスを決定する工程で使用できるシーケンスタイミングを決定することも 含むことができる。拡散シーケンスを検出する工程の後に、検出された拡散シー ケンスに対応するアクノーレッジメントメッセージにより送信された信号をアク ノーレッジする工程が続いてもよい。 同期シーケンスと拡散シーケンスとを関連付けることができ、二段検出の特徴 によれば、送信されたスペクトル拡散ランダムアクセスチャンネル信号における 同期シーケンスの検出工程の後に、検出された同期シーケンスに関連した拡散シ ーケンスのうちの1つを検出する工程が続いてもよい。スペクトル拡散ランダム アクセスチャンネル信号を送信する工程の前に、無線電話に割り当てられた局の 識別から拡散シーケンスおよび同期シーケンスを識別する工程が先行してもよい 。拡散シーケンスを識別する工程は局の識別ワードから拡散シーケンスをランダ ムに発生する工程を含むことができる。 本発明は、CDMA、すなわちランダムアクセスリクエストの衝突を受けにく く、従来のランダムアクセス技術に関連したタイムスロットのオーバーラップの 問題を低減または解消できるスペクトル拡散技術を使用し、ランダムアクセスチ ャンネルメッセージを送信するシステムおよび方法を提供するものである。スペ クトル拡散技術は周波数バンド上でのTDMA通信信号との干渉をランダム化し 、許容できない相互の干渉を生じることなく多数のランダムアクセスリクエスト を同時に送信できるようにすることにより、無線電話通信システムにより使用さ れるスペクトルにわたってランダムアクセスチャンネル信号を拡散するものであ る。拡散シーケンスを発生するための局の識別を使用することにより、拡散シー ケンスの割り当てをランダムにすることができ、このことにより、ランダムアク セスチャンネル間で許容できない同一チャンネル間で干渉が生じる確率を更に小 さくすることができる。ランダムアクセスメッセージを簡略化するために、従来 メッセージ内に含まれていた同期シーケンスおよび参照番号を除くことができる 。しかしながら、ランダムアクセスメッセージ内に同期シーケンスが含まれてい る場合、二段検出方法でシーケンスを使用することができ、これによりランダム アクセスチャンネルの捕捉を簡単にできる。 図面の簡単な説明 本発明の課題および利点の一部について説明したので、次の添付図面を参照し 、下記の詳細な説明を読めば、上記以外の課題および利点についてより完全に理 解できよう。 図1は、従来技術に係わる地上セルラー無線電話通信システムを示す。 図2は、従来の衛星無線電話通信システムを示す。 図3は、従来の無線電話通信システムのための搬送波周波数スペクトルの割り 当てを示す。 図4A〜4Bは、従来のTDMA無線電話通信システムで利用されるタイムス ロットおよびフレームを示す。 図5は、従来のTDMA無線電話通信システムにおけるランダムアクセスチャ ンネルバーストのためのタイミング関係を示す。 図6は、従来のTDMA無線電話通信システムのTDMA時間スロットにおけ るビット割り当てを示す。 図7は、本発明に係わるTDMA無線電話通信システムを示す。 図8は、本発明に係わる拡散シーケンスによるランダムアクセスチャンネル信 号の変調を示す。 図9は、本発明に係わる拡散シーケンスの検出からのランダムアクセスチャン ネルシンボルシーケンスのタイミングの決定を示す。 図10は、本発明に係わる拡散シーケンスの検出を示す。 図11は、本発明に係わる拡散シーケンスの二段ステージ検出を示す。 図12A〜12Bは、本発明に係わる同期シーケンンスおよび拡散シーケンス の発生を示す。 図13は、本発明に係わるランダムアクセスチャンネルメッセージのアクノー レッジメントを示す。 図14は、本発明に係わる無線電話を示す。 図15は、本発明に係わる中央局を示す。 図16は、本発明に係わるTDMA無線電話通信システムへのアクセスのため の動作を示す。 図示した実施例の詳細な説明 本発明の実施例を示した添付図面を参照し、以下、本発明についてより詳細に 説明する。しかしながら本発明は多くの異なる形態で具現化でき、本明細書に記 載した実施例のみに限定するものと解してはならず、むしろこれら実施例は本発 明の開示が全般的で、かつ完全であるように示したもので、当業者に本発明の範 囲を完全に示すものである。図中、同一の番号は全図面にわたって同様な要素を 示す。 図7を参照すると、本発明に係わる無線電話通信システム700は拡散シーケ ンスに従い、システム700によって使用される搬送波周波数スペクトルにわた って無線電話740から中央局710にスペクトル拡散ランダムアクセスチャン ネル信号735を送信するための符号分割マルチアクセス(CDMA)ランダム アクセスチャンネル通信手段730を含む。このシステム700はシステム70 0によって使用される搬送波周波数スペクトルの時間分割多重化搬送波周波数バ ンドを通して無線電話740から中央局710へ時間分割多重化無線電話通信信 号724を送信するための時間分割マルチアクセス(TDMA)通信手段720 も含み、時間分割多重化無線電話通信信号725は無線電話通信メッセージを表 わす。当業者であれば、中央局710は無線電話ネットワーク要素、例えばセル ラー基地局、衛星または無線電話ネットワーク内でノードとして働く他のコンポ ーネントでよく、これらネットワーク要素を介し、無線電話740は他の無線電 話、地上回線の電話などと通信するためのアクセスを行うことができることが理 解できよう。更に当業者であれば、無線電話740はシステム内の他の加入者タ ーミナルに音声、データおよびその他の無線電話通信メッセージを送信する、無 線電話システム700内の従来の音声無線電話、パーソナル通信ターミナルまた は他の加入者ターミナルを含むことができることが理解できよう。これら無線電 話通信メッセージはTDMA通信手段710を使用し、無線電話740と中央局 710との間で送信され、このTDMAの通信は1つ以上のタイムスロットの間 で少なくとも1つの時間分割多重化搬送波周波数バンドを通して送られる信号バ ーストによって行われる。 当業者であれば理解できるように、CDMA通信は一般に所定の拡散シーケン スまたは拡散符号に従い、データ変調された搬送波を変調することにより、無線 電話通信信号の拡散を行う。例えば拡散シーケンスに従い、二進の信号差により データ信号を直接変調する方法(直接シーケンス変調)、拡散シーケンスに従い データ信号を送信するのに使用される搬送波周波数を周期的に変更する方法(周 波数ホッピング方法)およびそれらの組み合わせ方法などの種々の変調技術を使 用できる。周知のように、これら技術はシステムが使用する搬送波周波数スペク トルにわたってスペクトルが拡散された無線電話通信信号を発生する。送信され た信号は送信信号を同一シーケンスで復調する、すなわち受信した信号を逆拡散 する受信局によって成功裏に復号化される。従って、当業者であればCDMAラ ンダムアクセスチャンネル通信手段730は、下記のようなかかるスペクトル拡 散無線電話通信に関連した発生、送信、受信および処理機能を奏する部品を含む ことが好ましいことが理解できよう。 発生および送信機能に関し、CDMAランダムアクセスチャンネル通信手段7 30は、図8に示されるようにランダムアクセスチャンネルメッセージを表わす ランダムアクセスチャンネル信号805を拡散シーケンス802により変調し、 直線シーケンス変調されたランダムアクセスチャンネル信号815を発生するた めの直線シーケンス変調手段810を含むことが好ましい。この直線シーケンス 変調技術は当業者には周知であるので、これ以上詳細に説明する必要はないであ ろう。当業者であればCDMAランダムアクセスチャンネル信号通信手段730 には上記以外の種々の変調部品および上記以外の信号処理部品、例えば別の変調 手段820、例えば最小シフトキーイング(MSK)または他の変調器および搬 送波信号822を、変調されたランダムアクセスチャンネル信号825で変調し 、中央局710へ送信することができるスペクトル拡散ランダムアクセスチャン ネル通信信号735を発生する搬送波周波数変調手段830を含むことができる と理解できよう。更にTDMA通信手段720およびCDMAランダムアクセス チャンネル通信手段730は、信号プロセッサ、ミキサー、アナログおよびデジ タルフィルタ、送信機、アンテナ等の要素を含むことも理解できよう。更に当業 者であればTDMA通信手段720、CDMAランダムアクセスチャンネル通信 手段730および上記通信工程および関連した工程を実行するためのそれ以外の 手段のいずれかまたはすべてを、特殊用途アナログまたはデジタルハードウェア 、 汎用プロセッサで実行されるソフトウェアまたはそれらの組み合わせで実現でき ることも理解できよう。 図9に示されるように、CDMA通信手段730の受信および処理機能は、拡 散シーケンス決定手段910およびランダムアクセスチャンネルシンボルシーケ ンス決定手段920によって実行できる。拡散シーケンス検出手段910は送信 されたスペクトル拡散ランダムアクセスチャンネル無線電話通信信号735から 拡散シーケンス912を検出する。ランダムアクセスチャンネルシンボルシーケ ンス決定手段920は送信されたスペクトル拡散ランダムアクセスチャンネル信 号735からランダムアクセスチャンネルシンボルシーケンス925を決定する 。 当業者であれば理解できるように、スペクトル拡散無線電話通信信号はランダ ムアクセスチャンネルメッセージを表わすランダムアクセスチャンネルシンボル シーケンスと、ランダムアクセスチャンネルシンボルシーケンスを変調する拡散 シンボルシーケンスと、その他の変調または符号化方式により決定された追加シ ーケンスとを含むいくつかのシンボルシーケンスのたたみ込みまたはその他の複 合シーケンスとを含むことができるあるシーケンスの通信シンボルを表示できる 。これらシーケンスにおけるシンボルは種々のフォーマット、例えば二進位相シ フトキーイング(BPSK)変調によって発生される単一ビットの二進差分フォ ーマットまたは直交位相シフトキーイング(QPSK)変調などの変調技術によ って生じたマルチビットフォーマットを有することができる。 図10には複数の並列相関器1010a〜1010nを含む拡散シーケンス検 出手段910の実施例が示されている。これら相関器の各々は送信されたスペク トル拡散ランダムアクセスチャンネル無線電話通信信号と特定のシーケンスSa 〜Snとを相関化する。これら相関器1010a〜1010bの出力に基づき、 決定手段1020が検出された出力1025を表示できる。 図10に示されているような、あるシーケンスのシンボルと受信された通信信 号との相関化ではスペクトル拡散ランダムアクセスチャンネル無線電話通信信号 735によって表示されたランダムアクセスチャンネルシンボルシーケンスに含 まれる拡散シンボルシーケンスとの同期が行われることがある。拡散シーケンス とランダムアクセスチャンネルシンボルシーケンスとは同期化することが好まし いので、ランダムアクセスチャンネルシンボルシーケンスに同期化シンボルシー ケンスを含ませることなくランダムアクセスチャンネルシンボルシーケンスに対 するタイミングを決定することができる。すなわち拡散シーケンスの検出はラン ダムアクセスチャンネルメッセージを表わす情報シーケンスを復号化するのに必 要な同期情報を提供できる。従って、図9に示される実施例に対して示されるよ うに、拡散シーケンス検出手段910は検出された拡散シーケンスに関連したシ ーケンスのタイミング915を決定できる。決定されたシーケンスタイミング9 15はランダムアクセスチャンネル情報シーケンス決定手段920によって使用 され、スペクトル拡散ランダムアクセス無線電話通信信号735によって表示さ れるランダムアクセスチャンネルシンボルシーケンス925を決定できる。当業 者であればランダムアクセスチャンネルシンボルシーケンスにおける同期シーケ ンスを除くことにより、拡散シーケンス変調に起因するメッセージの長さの増加 をオフセットすることを助けることができると理解できよう。 しかしながら例えば現行のメッセージフォーマットとコンパーチブルにすべき ランダムアクセスチャンネルシンボルシーケンス内に同期シーケンスが含まれる 場合、図11に示されるように、この同期シーケンスを使って拡散シーケンスの 検出を助けることができる。所定の同期シーケンスYaを無線電話通信システム で使用される拡散シーケンスのより大きい組のうちの拡散シーケンスのサブセッ トSa〜Siとを関連付けることができる。同期相関器1112および関連する決 定手段1113を含むように示された同期シーケンス検出手段1110は、所定 の同期シーケンスYaの存在を検出できる。ランダムアクセスチャンネルメッセ ージの存在を示す同期シーケンスYaが検出されると、送信されたスペクトル拡 散ランダムアクセスチャンネル無線電話通信信号735と、検出された同期シー ケンスYaに関連した拡散シーケンスSa〜Siのサブセットとを相関化できる。 この二段の検出によりシステムで使用される各拡散シーケンスの代わりに、受信 信号と少ない数の拡散シーケンスとを相関化することが可能となる。更に同期シ ーケンスYaが関連した拡散シーケンスよりも短いことが好ましいので、より長 い拡散シーケンスと相関化する前に同期シーケンスを検出できればランダムアク セスチャンネルメッセージをより迅速かつ容易に検出できる。 当業者であれば、スペクトル拡散ランダムアクセスチャンネル信号735を受 信する中央局710内に拡散シーケンス検出手段910と、ランダムアクセスチ ャンネルシンボルシーケンス決定手段920と、同期シーケンス決定手段111 0とを含めることができることが理解できよう。しかしながらこれら要素は無線 電話通信システム700内の他の場所にも分散できる。 当業者であれば、拡散シーケンス決定手段910、ランダムアクセスチャンネ ルシンボルシーケンス決定手段920、同期シーケンス検出手段1110および 上記検出、決定および関連工程を実施するための他の手段のいずれか、またはす べてを、アナログまたはデジタルハードウェア、汎用プロセッサで実行されるソ フトウェア、またはそれらの組み合わせで実現できることも理解できよう。 図12Aは共通のKビット局の識別ワード1205から同期シーケンスYiお よび拡散シーケンスSiの双方を発生することにより、これら双方のシーケンス をどのように関連付けできるかを示している。周知のように、無線電話システム は一般にシステムを使って無線電話に局の識別を割り当てており、この局の識別 は一般に恒久的な識別、例えば国際移動加入者アイデンティティ(IMSI)ま たはセッションまたはトランザクションに基づく識別、例えば一時的移動加入者 アイデンティティ(TMSI)のいずれかである。この局の識別はデジタルの局 の識別ワードのフォームとして無線電話内に一般に記憶される。当業者であれば これら局の識別は無線電話にランダムに分配できるので、局の識別ワードから拡 散シーケンスを発生することにより、無線電話システムの周りに拡散シーケンス を分配することをランダム化し、近接する無線電話が許容できない干渉を生じさ せるような充分に相関化された拡散シーケンスが使用される確率を低減すること に役立つことができる。 図示するように、同期シーケンス識別手段1210は同期シーケンスYiを識 別するのに、局の識別ワード1205のうちの低い方のL〜Mビットを使用でき る。この局の識別ワード1205のうちの低い方のLビットを使用して、拡散シ ーケンス識別手段1220により関連する拡散シーケンスSiを識別できる。こ のように、ある同期シーケンスを2M個の拡散シーケンスに関連付けできる。当 業者であれば、同期シーケンス識別手段1210および拡散シーケンス識別手段 1220は多数の方法、例えばソフトウェアのルックアップテーブル、局の識別 ワード1205のビットによってアドレス指定されるメモリアレイ、または局の 識別ワード1205を入力信号として識別するシーケンス発生器を使って実現で きることが理解できよう。 図12Bに示されるように、ランダムシーケンス発生手段1230を使って局 の識別ワード1205から、例えば局の識別ワード1205の最も低いLビット から拡散シーケンスSiをランダムに発生することもできる。このように拡散シ ーケンスSiによって発生されたスペクトル拡散ランダムアクセスチャンネル通 信信号は、同一シードから同様に発生される逆拡散シーケンスを発生する受信局 によってしか逆拡散できず、許可されていない当事者が拡散シーケンスと局の識 別とを相関化することをより困難にすることにより、無線電話システムによる通 信の安全性を高めることができる。当業者であれば、拡散シーケンスをランダム に発生する結果、ランダムアクセスチャンネル通信信号を発生するのに2つの無 線局が同一拡散シーケンスを使用することがあるが、拡散シーケンスの相関化の 性質により同一拡散シーケンスを使用する2つの無線電話によって発生される信 号間の伝搬遅延差が所定の受信局で受信される際の信号間の相関化を低減する傾 向があるので、許容できない干渉が生じる可能性は少なくなることが理解できよ う。更に当業者であれば、同期シーケンス識別手段1210、拡散シーケンス識 別手段1220、ランダムシーケンス発生手段1230および上記識別、発生お よび関連工程を実施するための他の手段のいずれかまたはすべてがアナログまた はデジタルハードウェア、汎用プロセッサで実行されるソフトウェアまたはそれ らの組み合わせを含むことができることも理解できよう。 図13に示されるように、CDMAランダムアクセスチャンネルを使用するこ とにより、ランダムアクセスチャンネルメッセージ内に参照番号を設けることを 不要とするもできる。周知のように従来の無線電話システムは特定のアクセスリ クエストを識別するタグとして働く参照番号をランダムアクセスチャンネルメッ セージ内に一般に含んでいる。本発明によれば、このタグ機能はランダムアクセ スチャンネルメッセージを送るのに使用される拡散シーケンスによって実行でき る。拡散シーケンス検出手段910は送信されたスペクトル拡散ランダムアクセ ス無線電話通信信号735における拡散シーケンス925を検出する。この検出 に応答し、ランダムアクセスチャンネルメッセージアクノーレッジ手段1310 は、検出された拡散シーケンス925に対応するランダムアクセスチャンネルア クノーレッジメントメッセージ1315、例えば検出された拡散シーケンス92 5に対応する参照番号を含むアクノーレッジメントメッセージ1315を送信す ることにより、ランダムアクセスメッセージの通信をアクノーレッジする。 図14は、図7に示されるような時間分割マルチアクセス無線電話通信システ ム700において、中央局710と通信するための無線電話740を示す。この 無線電話740は時間分割多重化搬送波周波数バンドを通して無線電話740か らの無線電話通信メッセージを送るためのTDMA通信手段720を含み、ここ に示したTDMA通信手段720はアンテナ1430を介し、時問分割多重化さ れた信号を送受信する時間分割多重化信号トランシーバ1410を含む。無線電 話740は拡散シーケンスに従い、システムによって使用される搬送波周波数ス ペクトルを通し、ランダムアクセスチャンネルメッセージを送るためのCDMA ランダムアクセスチャンネル通信手段730も含み、この通信手段730は、図 示するようにアンテナ1430を介し、スペクトル拡散ランダムアクセスチャン ネル無線電話通信信号を送信するスペクトル拡散送信機1420を含む。当業者 であれば、TDMA通信手段720およびCDMAランダムアクセスチャンネル 通信手段730は、図示した構成部品の他にデジタル信号プロセッサ、ミキサー 、アナログおよびデジタルフィルタ等を含むことができることが理解できよう。 更に、TDMA通信手段720、CDMAランダムアクセスチャンネル通信手段 730および上記通信および関連工程を実行するための他の手段のいずれかまた はすべては、アナログまたはデジタルハードウェア、汎用プロセッサで実行され るソフトウェアまたはそれらの組み合わせで実現できることも理解できよう。無 線電話740に設けることのできる他の部品、例えばキーボード、ディスプレイ 、スピーカーおよびマイクロフォンは図示されていない。 図15は、図13に示されているような無線電話740と通信するための中央 局710、例えばセルラー基地局または衛星の構成部品を示す。中央局710は 時間分割多重化搬送波周波数バンドを通して無線電話710との間で無線電話通 信メッセージを送受信するためのTDMA通信手段720を含み、ここに示すT DMA通信手段720はアンテナ1530を介し、時間分割多重化信号を送受信 する時間分割多重化信号トランシーバ150を含む。中央局710は拡散シーケ ンスに従い、システムによって使用される搬送波周波数スペクトルを通し、ラン ダムアクセスチャンネルメッセージを送るためのCDMAランダムアクセスチャ ンネル通信手段730も含み、この通信手段730は、図示するようにアンテナ 1530を介し、スペクトル拡散ランダムアクセスチャンネル無線電話通信信号 を受信するスペクトル拡散受信機1520を含む。当業者であれば、TDMA通 信手段720およびCDMAランダムアクセスチャンネル通信手段730は、図 示した構成部品の他にデジタル信号プロセッサ、ミキサー、アナログおよびデジ タルフィルタ等を含むことができることが理解できよう。更に、TDMA通信手 段720、CDMAランダムアクセスチャンネル通信手段730および上記通信 および関連工程を実行するための他の手段のいずれかまたはすべては、アナログ またはデジタルハードウェア、汎用プロセッサで実行されるソフトウェアまたは それらの組み合わせで実現できることも理解できよう。中央局710に設けるこ とのできる他の構成部品、例えば電源、制御電子機器および移動電話交換局(M TSO)とのインターフェースをする機器は図示されていない。 図16(ブロック1600)には、本発明に係わるTDMA無線電話通信シス テムにアクセスするための作動が示されている。搬送波周波数スペクトルを通し て無線電話から中央局に拡散シーケンスに従いランダムアクセスチャンネルメッ セージを表わすスペクトル拡散アクセスチャンネル信号が送信される(ブロック 1610)。これに応答し、無線電話にTDMA無線電話通信チャンネルが割り 当てられる(ブロック1620)。次に、システムによって使用される搬送波周 波数スペクトルのうちの時間分割多重化搬送波周波数バンドにわたって、指定さ れたTDMA無線電話通信チャンネル上で無線電話と中央局との間で無線電話通 信メッセージを表わす時間分割多重化無線電話通信信号が送信される(ブロック 1630)。 以上で、図面および本明細書において本発明の代表的な実施例について開示し た。特定の用語を用いたが、これら用語は単に包括的なもので、かつ説明のため に用いたものであり、次の請求の範囲に記載した本発明の範囲を限定するために 用いられているわけではない。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年4月20日(1998.4.20) 【補正内容】 請求の範囲 1.搬送波周波数スペクトルにわたって少なくとも1つの中央局と少なくとも 1つの無線電話との間で通信をするための時間分割マルチアクセス無線電話通信 システムにおいて、 このシステムが、 拡散シーケンスに従い、搬送波周波数スペクトルにわたって無線電話から中央 局へランダムアクセスメッセージを表わすスペクトル拡散ランダムアクセスチャ ンネル信号を送信するための符号分割マルチアクセス、CDMA、ランダムアク セスチャンネル通信手段と、 搬送波周波数スペクトルのうちの時間分割多重化搬送波周波数バンドにわたっ て前記無線電話と前記中央局との間で無線電話通信メッセージを表わす時間分割 多重化無線電話通信信号を送信するための時間分割マルチアクセス、TDMA、 通信手段とを備え、 前記CDMAランダムアクセスチャンネル通信手段が、 同期シーケンスと複数の拡散シーケンスとを関連付けるための手段と、 前記同期シーケンスに関連付けされた複数の拡散シーケンスのうちの1つに従 い、ランダムアクセスチャンネルメッセージを表わすランダムアクセスチャンネ ルシンボルシーケンスを示し、同期シーケンスを含むスペクトル拡散されたラン ダムアクセスチャンネル信号を送信するための手段と、 前記ランダムアクセスチャンネルシンボルシーケンスを表わすスペクトル拡散 されたランダムアクセスチャンネル信号を送信するための前記手段に応答自在で あり、送信されたスペクトル拡散されたランダムアクセスチャンネル信号から同 期シーケンスを検出するための同期シーケンス検出手段と、 前記同期シーケンス検出手段および前記ランダムアクセスチャンネルシンボル シーケンスを表わすスペクトル拡散されたランダムアクセスチャンネル信号を送 信するための前記手段に応答自在であり、送信されたスペクトル拡散ランダムア クセスチャンネル信号から検出された同期シーケンスに関連した複数の所定の拡 散シーケンスのうちの1つを検出するための拡散シーケンス検出手段とを備え、 前記システムが、前記無線電話に局の識別を割り当てるための手段を更に含み 、同期シーケンスと複数の拡散シーケンスを関連付けるための前記手段が、 局の識別を割り当てるための前記手段に応答自在であり、割り当てられた局の 識別から同期シーケンスを識別するための同期シーケンス識別手段と、 局の識別を割り当てるための前記手段に応答自在であり、割り当てられた局の 識別から拡散シーケンスを識別するための拡散シーケンス識別手段とを備えた、 時間分割マルチアクセス無線電話通信システム。 2.前記局の識別が局の識別ワードを含み、 前記拡散シーケンス識別手段が、 前記局の識別ワードのビットのグループから拡散シーケンスを識別するための 手段を含み、 前記同期シーケンス識別手段が、 前記局の識別ワードのビットの前記グループのサブセットから同期シーケンス を識別するための手段を含む、請求項1記載のシステム。 3.搬送波周波数スペクトルにわたって少なくとも1つの中央局と少なくとも 1つの無線電話との間で通信をするための時間分割マルチアクセス無線電話通信 システムにおいて、 拡散シーケンスに従い、搬送波周波数スペクトルにわたって無線電話から中央 局へランダムアクセスメッセージを表わすスペクトル拡散ランダムアクセスチャ ンネル信号を送信するための符号分割マルチアクセス、CDMA、ランダムアク セスチャンネル通信手段と、 搬送波周波数スペクトルのうちの時間分割多重化搬送波周波数バンドにわたっ て前記無線電話と前記中央局との間で無線電話通信メッセージを表わす時間分割 多重化無線電話通信信号を送信するための時間分割マルチアクセス、TDMA、 通信手段とを備え、前記システムが、前記無線電話に局の識別を割り当てるため の手段を更に含み、前記CDMAランダムアクセスチャンネル通信手段が、 割り当てられた局の識別に基づき、拡散シーケンスを識別するための、局の識 別を割り当てるための前記手段に応答自在な拡散シーケンス識別手段と、 識別された拡散シーケンスに従い、搬送波周波数スペクトルにわたってスペク トル拡散ランダムアクセスチャンネル信号を送信するための、前記拡散シーケン ス識別手段に応答自在な手段とを含む、時間分割マルチアクセス無線電話通信シ ステム。 4.前記局の識別が局の識別ワードを含み、前記拡散識別識別手段が、 局の識別ワードのビットのグループから拡散シーケンスを発生するための拡散 シーケンス発生手段を含む、請求項3記載のシステム。 5.前記拡散シーケンス発生手段が局の識別ワードのビットのグループから拡 散シーケンスをランダムに発生するためのランダムな拡散シーケンス発生手段を 含む、請求項4記載のシステム。 6.時間分割マルチアクセス、TDMA、無線電話通信システムにアクセスす る方法であって、 拡散シーケンスに従い、搬送波スペクトルにわたって無線電話から中央局へラ ンダムアクセスメッセージを表わすスペクトル拡散ランダムアクセスチャンネル 信号を送信しする工程と、 スペクトル拡散ランダムアクセスチャンネル信号の送信に応答し、無線電話に TDMA無線電話通信チャンネルを割り当てる工程と、 搬送波周波数スペクトルのうちの時間分割多重化搬送波周波数バンドにわたっ て、割り当てられたTDMA無線電話通信チャンネルにて無線電話と中央局との 間で無線電話通信メッセージを表わす、時間分割多重化無線電話通信信号を送信 する工程とを備え、 ランダムアクセスチャンネルメッセージを送信する前記工程の前に、同期シー ケンスと複数の拡散シーケンスとを関連付ける工程が先行し、 スペクトル拡散ランダムアクセスチャンネル信号を送信する前記工程が同期シ ーケンスに関連付けされた複数の拡散シーケンスのうちの1つに従い、同期シー ケンスおよびランダムアクセスチャンネルメッセージに対応する情報シーケンス を含むランダムアクセスチャンネルシンボルシーケンスを表わすスペクトル拡散 ランダムアクセスチャンネル信号を送信する工程を備え、 スペクトル拡散ランダムアクセスチャンネル信号を送信する前記工程の後に、 送信されたスペクトル拡散ランダムアクセスチャンネル信号から同期シーケン スを検出する工程と、 送信されたスペクトル拡散ランダムアクセスチャンネル信号から検出された同 期シーケンスに関連した複数の所定の拡散スペクトルのうちの1つを検出する工 程が続き、 ランダムアクセスチャンネルメッセージを送信する前記工程の前に、無線電話 に局の識別を割り当てる工程が先行し、同期シーケンスと複数の拡散シーケンス とを関連付けるための前記工程が、 割り当てられた局の識別から同期シーケンスを識別する工程と、 割り当てられた局の識別から拡散シーケンスを識別する工程とを含む、時間分 割マルチアクセス、TDMA無線電話通信システムにアクセスする方法。 7.局の識別が局の識別ワードを含み、 拡散シーケンスを識別する前記工程が、 局の識別ワードのビットのグループから拡散シーケンスを識別する工程を含み 、 同期シーケンスを識別する前記工程が局の識別ワードのビットのグループのサ ブセットから同期シーケンスを識別する工程を含む、請求項6記載の方法。 8.時間分割マルチアクセス、TDMA、無線電話通信システムにアクセスす る方法であって、 拡散シーケンスに従い、搬送波スペクトルにわたって無線電話から中央局へラ ンダムアクセスメッセージを表わすスペクトル拡散ランダムアクセスチャンネル 信号を送信する工程と、 スペクトル拡散ランダムアクセスチャンネル信号の送信に応答し、無線電話に TDMA無線電話通信チャンネルを割り当てる工程と、 搬送波周波数スペクトルのうちの時間分割多重化搬送波周波数バンドにわたっ て、割り当てられたTDMA無線電話通信チャンネルにて無線電話と中央局との 間で無線電話通信メッセージを表わす、時間分割多重化無線電話通信信号を送信 する工程とを備え、 ランダムアクセスチャンネルメッセージを送信する前記工程の前に無線電話に 局の識別を割り当てる工程が先行し、 スペクトル拡散ランダムアクセスチャンネル信号を送信する前記工程の前に、 割り当てられた局の識別に基づき、拡散シーケンスを識別する工程が先行し、 スペクトル拡散ランダムアクセスチャンネル信号を送信する前記工程が、識別 された拡散シーケンスに従い、搬送波周波数スペクトルにわたってスペクトル拡 散ランダムアクセスチャンネル信号を送信する工程を含む、時間分割マルチアク セス、TDMA、無線電話通信システムにアクセスする方法。 9.局の識別が局の識別ワードを含み、拡散シーケンスを識別する前記工程が 局の識別ワードのビットのグループから拡散シーケンスを発生する工程を含む、 請求項8記載の方法。 10.拡散シーケンスを発生する前記工程が局の識別ワードのビットのグルー プから拡散シーケンスをランダムに発生する工程を含む、請求項9記載の方法。 11.時間分割マルチアクセス無線電話通信システムにおいて少なくとも1つ の中央局と通信するための無線電話において、 拡散シーケンスに従い、搬送波周波数スペクトルにわたって無線電話から中央 局へランダムアクセスメッセージを表わすスペクトル拡散ランダムアクセスチャ ンネル信号を送信するための符号分割マルチアクセス、CDMA、ランダムアク セスチャンネル通信手段と、 搬送波周波数スペクトルのうちの時間分割多重化搬送波周波数バンドにわたっ て前記無線電話と前記中央局との間で無線電話通信メッセージを表わす時間分割 多重化無線電話通信信号を送信するための時間分割マルチアクセス、TDMA、 通信手段とを備え、 前記CDMAランダムアクセスチャンネル通信手段が、 同期シーケンスと複数の拡散シーケンスとを関連付けるための手段と、 前記同期シーケンスに関連付けされた複数の拡散シーケンスのうちの1つに従 い、ランダムアクセスチャンネルメッセージを表わすランダムアクセスチャンネ ルシンボルシーケンスを示し、同期シーケンスを含むスペクトル拡散されたラン ダムアクセスチャンネル信号を送信するための手段とを備え、 前記無線電話が、前記無線電話に局の識別を割り当てるための手段を更に含み 、同期シーケンスと複数の拡散シーケンスを関連付けるための前記手段が、 局の識別を割り当てるための前記手段に応答自在であり、割り当てられた局の 識別から同期シーケンスを識別するための同期シーケンス識別手段と、 局の識別を割り当てるための前記手段に応答自在であり、割り当てられた局の 識別から拡散シーケンスを識別するための拡散シーケンス識別手段とを更に含む 無線電話。 12.前記局の識別が局の識別ワードを含み、 前記拡散シーケンス識別手段が、 前記局の識別ワードのビットのグループから拡散シーケンスを識別するための 手段を含み、 前記同期シーケンス識別手段が、 前記局の識別ワードのビットの前記グループのサブセットから同期シーケンス を識別するための手段を含む、請求項11記載の無線電話。 13.時間分割マルチアクセス無線電話通信システムにおいて少なくとも1つ の中央局と通信するための無線電話において、 拡散シーケンスに従い、搬送波周波数スペクトルにわたって無線電話から中央 局へランダムアクセスメッセージを表わすスペクトル拡散ランダムアクセスチャ ンネル信号を送信するための符号分割マルチアクセス、CDMA、ランダムアク セスチャンネル通信手段と、 搬送波周波数スペクトルのうちの時間分割多重化搬送波周波数バンドにわたっ て前記無線電話と前記中央局との間で無線電話通信メッセージを表わす時間分割 多重化無線電話通信信号を送信するための時間分割マルチアクセス、TDMA、 通信手段とを備え、 前記無線電話が、この無線電話に局の識別を割り当てるための手段を更に含み 、前記CDMAランダムアクセスチャンネル通信手段が、 割り当てられた局の識別に基づき、拡散シーケンスを識別するための、局の識 別を割り当てるための前記手段に応答自在な拡散シーケンス識別手段と、 識別された拡散シーケンスに従い、搬送波周波数スペクトルにわたってスペク トル拡散ランダムアクセスチャンネル信号を送信するための、前記拡散シーケン ス識別手段に応答自在な手段とを含む、無線電話。 14.前記局の識別が局の識別ワードを含み、前記拡散識別識別手段が、 局の識別ワードのビットのグループから拡散シーケンスを発生するための拡散 シーケンス発生手段を含む、請求項13記載の無線電話。 15.前記拡散シーケンス発生手段が局の識別ワードのビットのグループから 拡散シーケンスをランダムに発生するためのランダムな拡散シーケンス発生手段 を含む、請求項14記載の無線電話。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,CZ,DE,DE,DK,D K,EE,EE,ES,FI,FI,GB,GE,HU ,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SK, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,V N (72)発明者 ハッサン,アメル アメリカ合衆国27513 ノース カロライ ナ州ケイリイ,キイ ウエスト ミューズ 412 (72)発明者 レインホールド,スタンレイ,エル. アメリカ合衆国27511 ノース カロライ ナ州ケイリイ,タングルウッド ドライブ 1119 (72)発明者 マッシンジル,ラリイ,ダブリュ. アメリカ合衆国27576 ノース カロライ ナ州セルマ,エヌシー 39エヌ 2370 【要約の続き】 に関連する複数の拡散シーケンスのうちの1つを検出で きる。好ましくは、デジタルの局識別ワードによって表 示される局の識別を無線電話に割り当てることができ る。同期シーケンスと拡散シーケンスを局の識別ワード から識別し、これら同期シーケンスと拡散シーケンスと を関連付けしてもよい。拡散シーケンスは局の識別ワー ドからランダムに発生してもよい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.搬送波周波数スペクトルにわたって少なくとも1つの中央局と少なくとも 1つの無線電話との間で通信をするための時間分割マルチアクセス無線電話通信 システムにおいて、 拡散シーケンスに従い、搬送波周波数スペクトルにわたって無線電話から中央 局へランダムアクセスメッセージを表わすスペクトル拡散ランダムアクセスチャ ンネル信号を送信するための符号分割マルチアクセス(CDMA)ランダムアク セスチャンネル通信手段と、 搬送波周波数スペクトルのうちの時間分割多重化搬送波周波数バンドにわたっ て前記無線電話と前記中央局との間で無線電話通信メッセージを表わす時間分割 多重化無線電話通信信号を送信するための時間分割マルチアクセス(TDMA) 通信手段とを備えた、時間分割マルチアクセス無線電話通信システム。 2.前記CDMAランダムアクセスチャンネル通信手段が、拡散シーケンスに 従ってランダムアクセスチャンネルメッセージを表わすランダムアクセスチャン ネルアクセス信号を変調するためのランダムアクセスチャンネル信号変調手段を 含む、請求項1記載のシステム。 3.前記ランダムアクセスチャンネル信号変調手段が拡散シーケンスに従って ランダムアクセス信号を直接シーケンス変調し、よって直接シーケンス変調され たランダムアクセスチャンネル信号を発生するための直接シーケンス変調手段を 含む、請求項2記載のシステム。 4.前記ランダムアクセスチャンネル信号がランダムアクセスチャンネルメッ セージを表わすランダムアクセスチャンネルシンボルシーケンスを示し、前記C DMAランダムアクセスチャンネル通信手段が、 直接シーケンス変調されたランダムアクセスチャンネル信号を表わすスペクト ル拡散ランダムアクセスチャンネル信号を送信するための、前記直接シーケンス 変調手段に応答自在な手段と、 直接シーケンス変調されたランダムアクセスチャンネルを表わすスペクトル拡 散されたランダムアクセスチャンネル信号を送信するための前記手段に応答自在 であり、送信されたスペクトル拡散ランダムアクセスチャンネル信号から拡散シ ーケンスを検出するための拡散シーケンス検出手段とを備え、該拡散シーケンス 検出手段が検出された拡散シーケンスに関連したシーケンスタイミングを決定す るための手段を含み、 更に前記拡散シーケンス検出手段に応答自在であり、決定されたシーケンスタ イミングからランダムアクセスチャンネルシンボルシーケンスを決定するための ランダムアクセスチャンネルシンボルシーケンス決定手段とを備えた、請求項3 記載のシステム。 5.前記CDMAランダムアクセスチャンネル通信手段が、 同期シーケンスと複数の拡散シーケンスとを関連付けるための手段と、 前記同期シーケンスに関連付けされた複数の拡散シーケンスのうちの1つに従 い、ランダムアクセスチャンネルメッセージを表わすランダムアクセスチャンネ ルシンボルシーケンスを示し、同期シーケンスを含むスペクトル拡散されたラン ダムアクセスチャンネル信号を送信するための手段と、 前記ランダムアクセスチャンネルシンボルシーケンスを表わすスペクトル拡散 されたランダムアクセスチャンネル信号を送信するための前記手段に応答自在で あり、送信されたスペクトル拡散されたランダムアクセスチャンネル信号から同 期シーケンスを検出するための同期シーケンス検出手段と、 前記同期シーケンス検出手段および前記ランダムアクセスチャンネルシンボル シーケンスを表わすスペクトル拡散されたランダムアクセスチャンネル信号を送 信するための前記手段に応答自在であり、送信されたスペクトル拡散ランダムア クセスチャンネル信号から検出された同期シーケンスに関連した複数の所定の拡 散シーケンスのうちの1つを検出するための拡散シーケンス検出手段とを備えた 、請求項1記載のシステム。 6.前記無線電話に局の識別を割り当てるための手段を更に含み、同期シーケ ンスと複数の拡散シーケンスを関連付けるための前記手段が、 局の識別を割り当てるための前記手段に応答自在であり、割り当てられた局の 識別から同期シーケンスを識別するための同期シーケンス識別手段と、 局の識別を割り当てるための前記手段に応答自在であり、割り当てられた局の 識別から拡散シーケンスを識別するための拡散シーケンス識別手段とを備えた、 請求項5記載のシステム。 7.前記局の識別が局の識別ワードを含み、 前記拡散シーケンス識別手段が、 前記局の識別ワードのビットのグループから拡散シーケンスを識別するための 手段を含み、 前記同期シーケンス識別手段が、 前記局の識別ワードのビットの前記グループのサブセットから同期シーケンス を識別するための手段を含む、請求項6記載のシステム。 8.前記CDMAランダムアクセスチャンネル通信手段が、送信されたスペク トル拡散ランダムアクセスチャンネル無線電話通信信号から拡散シーケンスを検 出するための拡散シーケンス検出手段を更に含み、 検出された拡散シーケンスに対応するアクノーレッジメントメッセージにより ランダムアクセスチャンネルメッセージをアクノーレッジするための、前記拡散 シーケンス検出手段に応答自在なランダムアクセスチャンネルメッセージアクノ ーレッジ手段を更に含む、請求項1記載のシステム。 9.前記無線電話に局の識別を割り当てるための手段を更に含み、前記CDM Aランダムアクセスチャンネル通信手段が、 割り当てられた局の識別に基づき、拡散シーケンスを識別するための、局の識 別を割り当てるための前記手段に応答自在な拡散シーケンス識別手段と、 識別された拡散シーケンスに従い、搬送波周波数スペクトルにわたってスペク トル拡散ランダムアクセスチャンネル信号を送信するための、前記拡散シーケン ス識別手段に応答自在な手段とを含む、請求項1記載のシステム。 10.前記局の識別が局の識別ワードを含み、前記拡散識別識別手段が、 局の識別ワードのビットのグループから拡散シーケンスを発生するための拡散 ーケンス発生手段を含む、請求項9記載のシステム。 11.前記拡散シーケンス発生手段が局の識別ワードのビットのグループから 拡散シーケンスをランダムに発生するためのランダムな拡散シーケンス発生手段 を含む、請求項10記載のシステム。 12.拡散シーケンスに従い、搬送波スペクトルにわたって無線電話から中央 局へランダムアクセスメッセージを表わすスペクトル拡散ランダムアクセスチャ ンネル信号を送信する工程と、 スペクトル拡散ランダムアクセスチャンネル信号の送信に応答し、無線電話に TDMA無線電話通信チャンネルを割り当てる工程と、 搬送波周波数スペクトルのうちの時間分割多重化搬送波周波数バンドにわたっ て、割り当てられたTDMA無線電話通信チャンネルにて無線電話と中央局との 間で無線電話通信メッセージを表わす、時間分割多重化無線電話通信信号を送信 する工程とを備えた、時間分割マルチアクセス(TDMA)無線電話通信システ ムにアクセスする方法。 13.ランダムアクセスチャンネルメッセージを送信する前記工程が、拡散シ ーケンスに従い、ランダムアクセスチャンネルメッセージを表わすランダムアク セスチャンネル信号を変調する工程を含む、請求項12記載の方法。 14.前記変調する工程が、拡散シーケンスに従いランダムアクセスチャンネ ル信号を直接シーケンス変調し、よって直接シーケンス変調されたランダムアク セスチャンネル信号を発生する工程を更に含む、請求項13記載の方法。 15.ランダムアクセスチャンネル信号がランダムアクセスチャンネルメッセ ージを表わすランダムアクセスチャンネルシンボルシーケンスを示し、 スペクトル拡散ランダムアクセスチャンネル信号を送信する前記工程が、ラン ダムアクセスチャンネルシンボルシーケンスを表わすスペクトル拡散ランダムア クセスチャンネル信号を送信する工程を含み、 スペクトル拡散ランダムアクセスチャンネル信号を送信する前記工程の後に、 送信されたスペクトル拡散ランダムアクセスチャンネル信号から拡散シンボル シーケンスを検出する工程と、 検出された拡散シーケンスに関連したシーケンスタイミングを決定する工程と 、 決定されたシーケンスタイミングからランダムアクセスチャンネルシンボルシ ーケンスを決定する工程が続く、請求項14記載の方法。 16.ランダムアクセスチャンネルメッセージを送信する前記工程の前に、同 期シーケンスと複数の拡散シーケンスとを関連付ける工程が先行し、 スペクトル拡散ランダムアクセスチャンネル信号を送信する前記工程が同期シ ーケンスに関連付けされた複数の拡散シーケンスのうちの1つに従い、同期シー ケンスおよびランダムアクセスチャンネルメッセージに対応する情報シーケンス を含むランダムアクセスチャンネルシンボルシーケンスを表わすスペクトル拡散 ランダムアクセスチャンネル信号を送信する工程を備え、 スペクトル拡散ランダムアクセスチャンネル信号を送信する前記工程の後に、 送信されたスペクトル拡散ランダムアクセスチャンネル信号から同期シーケン スを検出する工程と、 送信されたスペクトル拡散ランダムアクセスチャンネル信号から検出された同 期シーケンスに関連した複数の所定の拡散スペクトルのうちの1つを検出する工 程が続く、請求項12記載の方法。 17.ランダムアクセスチャンネルメッセージを送信する前記工程の前に、無 線電話に局の識別を割り当てる工程が先行し、同期シーケンスと複数の拡散シー ケンスとを関連付けるための前記工程が、 割り当てられた局の識別から同期シーケンスを識別する工程と、 割り当てられた局の識別から拡散シーケンスを識別する工程とを含む、請求項 16記載の方法。 18.局の識別が局の識別ワードを含み、 拡散シーケンスを識別する前記工程が、 局の識別ワードのビットのグループから拡散シーケンスを識別する工程を含み 、 同期シーケンスを識別する前記工程が局の識別ワードのビットのグループのサ ブセットから同期シーケンスを識別する工程を含む、請求項17記載の方法。 19.スペクトル拡散ランダムアクセスチャンネル信号を送信する前記工程の 後に、 送信されたスペクトル拡散ランダムアクセスチャンネル無線電話通信信号から 拡散シーケンスを検出する工程と、 検出された拡散シーケンスに対応するアクノーレッジメッセージにより、送信 されたスペクトル拡散ランダムアクセスチャンネル信号をアクノーレッジする工 程が続く、請求項12記載の方法。 20.ランダムアクセスチャンネルメッセージを送信する前記工程の前に無線 電話に局の識別を割り当てる工程が先行し、 スペクトル拡散ランダムアクセスチャンネル信号を送信する前記工程の前に、 割り当てられた局の識別に基づき、拡散シーケンスを識別する工程が先行し、 スペクトル拡散ランダムアクセスチャンネル信号を送信する前記工程が、識別 された拡散シーケンスに従い、搬送波周波数スペクトルにわたってスペクトル拡 散ランダムアクセスチャンネル信号を送信する工程を含む、請求項12記載の方 法。 21.局の識別が局の識別ワードを含み、拡散シーケンスを識別する前記工程 が局の識別ワードのビットのグループから拡散シーケンスを発生する工程を含む 、請求項20記載の方法。 22.拡散シーケンスを発生する前記工程が局の識別ワードのビットのグルー プから拡散シーケンスをランダムに発生する工程を含む、請求項21記載の方法 。 23.拡散シーケンスに従い、搬送波周波数スペクトルにわたって無線電話か ら中央局へランダムアクセスメッセージを表わすスペクトル拡散ランダムアクセ スチャンネル信号を送信するための符号分割マルチアクセス(CDMA)ランダ ムアクセスチャンネル通信手段と、 搬送波周波数スペクトルのうちの時間分割多重化搬送波周波数バンドにわたっ て前記無線電話と前記中央局との間で無線電話通信メッセージを表わす時間分割 多重化無線電話通信信号を送信するための時間分割マルチアクセス(TDMA) 通信手段とを備えた、時間分割マルチアクセス無線電話通信システムにおける、 少なくとも1つの中央局と通信するための無線電話。 24.前記CDMAランダムアクセスチャンネル通信手段が、拡散シーケンス に従ってランダムアクセスチャンネルメッセージを表わすランダムアクセスチャ ンネルアクセス信号を変調するためのランダムアクセスチャンネル信号変調手段 を含む、請求項23記載の無線電話。 25.前記ランダムアクセスチャンネル信号変調手段が拡散シーケンスに従っ てランダムアクセス信号を直接シーケンス変調し、よって直接シーケンス変調さ れたランダムアクセスチャンネル信号を発生するための直接シーケンス変調手段 を含む、請求項24記載の無線電話。 26.前記CDMAランダムアクセスチャンネル通信手段が、 同期シーケンスと複数の拡散シーケンスとを関連付けるための手段と、 前記同期シーケンスに関連付けされた複数の拡散シーケンスのうちの1つに従 い、ランダムアクセスチャンネルメッセージを表わすランダムアクセスチャンネ ルシンボルシーケンスを示し、同期シーケンスを含むスペクトル拡散されたラン ダムアクセスチャンネル信号を送信するための手段とを備えた、請求項23記載 の無線電話。 27.前記無線電話に局の識別を割り当てるための手段を更に含み、同期シー ケンスと複数の拡散シーケンスを関連付けるための前記手段が、 局の識別を割り当てるための前記手段に応答自在であり、割り当てられた局の 識別から同期シーケンスを識別するための同期シーケンス識別手段と、 局の識別を割り当てるための前記手段に応答自在であり、割り当てられた局の 識別から拡散シーケンスを識別するための拡散シーケンス識別手段とを備えた、 請求項26記載の無線電話。 28.前記局の識別が局の識別ワードを含み、 前記拡散シーケンス識別手段が、 前記局の識別ワードのビットのグループから拡散シーケンスを識別するための 手段を含み、 前記同期シーケンス識別手段が、 前記局の識別ワードのビットの前記グループのサブセットから同期シーケンス を識別するための手段を含む、請求項27記載の無線電話。 29.前記無線電話に局の識別を割り当てるための手段を更に含み、前記CD MAランダムアクセスチャンネル通信手段が、 割り当てられた局の識別に基づき、拡散シーケンスを識別するための、局の識 別を割り当てるための前記手段に応答自在な拡散シーケンス識別手段と、 識別された拡散シーケンスに従い、搬送波周波数スペクトルにわたってスペク トル拡散ランダムアクセスチャンネル信号を送信するための、前記拡散シーケン ス識別手段に応答自在な手段とを含む、請求項23記載の無線電話。 30.前記局の識別が局の識別ワードを含み、前記拡散識別識別手段が、 局の識別ワードのビットのグループから拡散シーケンスを発生するための拡散 シーケンス発生手段を含む、請求項29記載の無線電話。 31.前記拡散シーケンス発生手段が局の識別ワードのビットのグループから 拡散シーケンスをランダムに発生するためのランダムな拡散シーケンス発生手段 を含む、請求項30記載の無線電話。 32.拡散シーケンスに従い、搬送波周波数スペクトルにわたって無線電話か ら中央局へランダムアクセスメッセージを表わすスペクトル拡散ランダムアクセ スチャンネル信号を送信するための符号分割マルチアクセス(CDMA)ランダ ムアクセスチャンネル通信手段と、 搬送波周波数スペクトルのうちの時間分割多重化搬送波周波数バンドにわたっ て前記無線電話と前記中央局との間で無線電話通信メッセージを表わす時間分割 多重化無線電話通信信号を送信するための時間分割マルチアクセス(TDMA) 通信手段とを備えた、時間分割マルチアクセス(TDMA)通信システムにおけ る少なくとも1つの無線電話を通信するための中央局。 33.前記スペクトル拡散ランダムアクセスチャンネル信号がランダムアクセ スチャンネルメッセージを表わすランダムアクセスチャンネルシンボルシーケン スを示し、前記CDMAランダムアクセスチャンネル通信手段が、 送信されたスペクトル拡散ランダムアクセスチャンネル信号から拡散シーケン スを検出するための拡散シーケンス検出手段を含み、該拡散シーケンス検出手段 が、検出された拡散シーケンスに関連したシーケンスタイミングを決定するため の手段を含み、 更に前記CDMAランダムアクセスチャンネル通信手段が、決定されたシーケ ンスタイミングからランダムアクセスチャンネルシンボルシーケンスを決定する ための、前記拡散シーケンス検出手段に応答自在な、ランダムアクセスチャンネ ルシンボルシーケンス決定手段を含む、請求項32記載の局。 34.前記スペクトル拡散ランダムアクセスチャンネル信号が複数の拡散シー ケンスに関連付けされた同期シーケンスを含む、ランダムアクセスチャンネルシ ンボルシーケンスを表示し、前記CDMAランダムアクセスチャンネル通信手段 が、 送信されたスペクトル拡散ランダムアクセスチャンネル信号から同期シーケン スを検出するための同期シーケンス検出手段と、 送信されたスペクトル拡散ランダムアクセスチャンネル信号から、検出された 同期シーケンスに関連した複数の所定の拡散シーケンスのうちの1つを検出する ための、前記同期シーケンス検出手段に応答自在な拡散シーケンス検出手段とを 含む、請求項32記載の局。 35.前記CDMAランダムアクセスチャンネル通信手段が、送信されたスペ クトル拡散ランダムアクセスチャンネル無線電話通信信号から拡散シーケンスを 検出するための拡散シーケンス検出手段を更に含み、 検出された拡散シーケンスに対応するアクノーレッジメントメッセージにより ランダムアクセスチャンネルメッセージをアクノーレッジするための、前記拡散 シーケンス検出手段に応答自在なランダムアクセスチャンネルメッセージアクノ ーレッジ手段を更に含む、請求項32記載の局。
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