JP2000503569A - エラストマーを充填してなる撓みヘッドを備えた歯ブラシ - Google Patents

エラストマーを充填してなる撓みヘッドを備えた歯ブラシ

Info

Publication number
JP2000503569A
JP2000503569A JP9526280A JP52628097A JP2000503569A JP 2000503569 A JP2000503569 A JP 2000503569A JP 9526280 A JP9526280 A JP 9526280A JP 52628097 A JP52628097 A JP 52628097A JP 2000503569 A JP2000503569 A JP 2000503569A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elastomer
head
handle
toothbrush
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9526280A
Other languages
English (en)
Inventor
ヴィクター カーン,デイヴィッド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Procter and Gamble Co
Original Assignee
Procter and Gamble Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=10787208&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2000503569(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Procter and Gamble Co filed Critical Procter and Gamble Co
Publication of JP2000503569A publication Critical patent/JP2000503569A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B9/00Arrangements of the bristles in the brush body
    • A46B9/02Position or arrangement of bristles in relation to surface of the brush body, e.g. inclined, in rows, in groups
    • A46B9/04Arranged like in or for toothbrushes
    • A46B9/045Arranged like in or for toothbrushes specially adapted for cleaning a plurality of tooth surfaces simultaneously
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B15/00Other brushes; Brushes with additional arrangements
    • A46B15/0002Arrangements for enhancing monitoring or controlling the brushing process
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B15/00Other brushes; Brushes with additional arrangements
    • A46B15/0002Arrangements for enhancing monitoring or controlling the brushing process
    • A46B15/0004Arrangements for enhancing monitoring or controlling the brushing process with a controlling means
    • A46B15/0012Arrangements for enhancing monitoring or controlling the brushing process with a controlling means with a pressure controlling device
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B5/00Brush bodies; Handles integral with brushware
    • A46B5/002Brush bodies; Handles integral with brushware having articulations, joints or flexible portions
    • A46B5/0025Brushes with elastically deformable heads that change shape during use
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B5/00Brush bodies; Handles integral with brushware
    • A46B5/02Brush bodies; Handles integral with brushware specially shaped for holding by the hand
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B5/00Brush bodies; Handles integral with brushware
    • A46B5/02Brush bodies; Handles integral with brushware specially shaped for holding by the hand
    • A46B5/026Grips or handles having a nonslip section
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B7/00Bristle carriers arranged in the brush body
    • A46B7/06Bristle carriers arranged in the brush body movably during use, i.e. the normal brushing action causing movement
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B9/00Arrangements of the bristles in the brush body
    • A46B9/02Position or arrangement of bristles in relation to surface of the brush body, e.g. inclined, in rows, in groups
    • A46B9/028Bristle profile, the end of the bristle defining a surface other than a single plane or deviating from a simple geometric form, e.g. cylinder, sphere or cone
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B2200/00Brushes characterized by their functions, uses or applications
    • A46B2200/10For human or animal care
    • A46B2200/1066Toothbrush for cleaning the teeth or dentures
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2031/00Other particular articles
    • B29L2031/42Brushes
    • B29L2031/425Toothbrush

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Brushes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 先端と基端部とを有し、更に、1以上のエラストマー柄領域(16)を有する細長い柄(8)を備えた歯ブラシである。また、この歯ブラシは、前記柄の前記基端部に取り付けられるとともに、一対の相対する面を有する弾性撓みヘッド(1)を備えている。前記相対する面のうちの一方の面は、剛毛(6)が取り付けられ延出している剛毛支持面である。また、前記相対する面のうちの少なくとも一方の面が、1以上のエラストマー収容横方向溝(4)と、前記エラストマー柄領域と該横方向溝との間に延在する1以上のエラストマー供給チャネル(9)とを有する。少なくとも一つの前記エラストマー柄領域と前記横方向溝とが、単一注入点から供給されるエラストマーにより充填されている。前記ヘッド部のエラストマー領域は、該ヘッドを撓み可能にするために利用され、また、歯ブラシ全体は、従来の機械により容易に製造される。

Description

【発明の詳細な説明】 エラストマーを充填してなる撓みヘッドを備えた歯ブラシ 技術分野 本発明は、歯ブラシに関し、特に、ヘッドと柄の両方にエラストマー領域を有 し、該保有領域を1以上のエラストマー供給チャネルにより連結し、該全ての保 有領域を単一の注入点から供給されるエラストマーで充填してなる歯ブラシに関 する。 発明の背景 歯ブラシの理想的な剛毛の形状は、人の歯の形状から、歯の頬側即ち外側表面 を磨くためには凹状であることが必要であり、歯の舌側即ち内側表面を磨くため には凸状であることが必要である。ほとんどのブラシは、柄と同等の厚さで、相 当に堅く、固定の曲線即ち形状をした一体型のヘッドを有している。 更に、従来のブラシの欠点は、良好に洗浄するために歯に対しブラシを十分に 押し付けると、柔らかい隣接の歯茎を傷つけたり不快感を与えたりする恐れがあ ることである。このような欠点は、ブラシの形状を変更するか、剛毛の硬さや長 さを変えることによって、ある程度は解決することができるが、単一型の形状で 全ての状況に適応することはできない。 なお、一部のブラシには、柄に対してヘッドを撓わませることができるように する手段を組み込んだものがある。このようなものは、例えばヨーロッパ特許第 A−371,293号に記載されている。しかし、このようブラシにしても、限 られた効果しか発揮しない。また、他のブラシとして、幾つかの異なったかつ固 定の形状に調節可能なものが知られているが、この調節可能な歯ブラシは、扱い の難しいことが多く、信頼性が低い。 国際特許協力条約に基づく特許出願第WO92/17093号に記載された歯 ブラシは、柄と、この柄の一端部に位置する剛毛支持ヘッドとを有している。そ して、このヘッドは、二つ以上のセグメントからなり、セグメント相互間または セグメントと柄との間が撓み可能に弾性的に連結され、そのうちの1以上のセグ メントが剛毛を支持している。このような歯ブラシは、一つの実施例においては 、ヘッドの剛毛側の表面の反対側の表面に、横方向の溝と長手方向の溝とを用い ることにより達成されており、この溝には全体的または部分的にエラストマーが 充填されている。 更に、同日に出願された国際特許協力条約に基づく特許出願第WO92/17 092号には、柄を有し、この柄の一端部に、柄の延出部分に撓み可能に弾性的 に連結された剛毛支持ヘッドを有する歯ブラシが開示されている。そして、この ヘッドと柄との間の空間にはエラストマーが充填されている。この出願人は、第 WO92/17092号に開示されている特徴の一部を備えた「シュウィングコ プフ(Schwingkopf)」と呼ばれるブラシを「ドクター・べスト(Dr.Best)」の 商標の下に市販している。このブラシは、エラストマーの柄グリップと、このグ リップをブラシのネック内のエラストマー充填領域に連結するエラストマー充填 溝とを有する。しかし、このブラシは、ヘッド内に横方向溝を備えていない。 歯ブラシの柄にエラストマーグリップを設けることは周知である。また、エラ ストマーを充填した横方向溝をブラシのヘッドに設けることも上記国際特許協力 条約に基づく特許出願から周知である。しかし、本出願人が知る限りでは、従来 の単一点から注入する射出成形処理を用いて、これら両目的を達成する方法につ いては開示されていない。 ところで、今回、ヘッド内の溝を柄のグリップに連結する1以上のエラストマ ー供給チャネルを設けることによって、一点注入射出成形処理でブラシの全ての エラストマー充填領域にエラストマーを充填できることが分かった。 従って、本発明の目的は、一点注入式の射出成形処理によって製作可能な撓み ヘッドと柄グリッブとを備えた歯ブラシを提供することにある。 本発明の他の目的は、耐久性の長い歯ブラシを提供することである。 発明の要約 本発明の1実施態様によれば、 i)先端部、基端部及び1以上のエラストマー柄領域を備えた細長い柄と、 ii)該柄の前記基端部に取り付けられたものであって、一対の相対する面 を有し、該一対の面のうちの一方の面が剛毛が取り付けられて延出する剛毛支持 面であり、また、前記一対の面のうちの少なくとも一方の面に1以上のエラスト マーを収容する横方向溝が設けられている弾性撓みヘッドと、 iii)前記エラストマー柄領域と前記横方向溝との間に延在する1以上の エラストマー供給チャネルと を備え、少なくとも一つの前記エラストマー柄領域と前記横方向溝とが、単一 注入点から供給されるエラストマーにより充填されている歯ブラシが提供されて いる。 本発明の第2態様によれば、 i)先端部、基端部及び1以上のエラストマー柄領域を備えた細長い柄と、 ii)該柄の前記基端部に取り付けられたものであって、一対の相対する面 を有し、該一対の面のうちの一方の面が剛毛が取り付けられて延出する剛毛支持 面であり、また、前記一対の面のうちの少なくとも一方の面に1以上のエラスト マーを収容する横方向溝が設けられている弾性撓みヘッドと、 iii)前記エラストマー柄領域と前記横方向溝との間に延在する1以上の エラストマー供給チャネルと を備え、前記横方向溝により前記ヘッドがヒンジで撓み連結されたセグメント に分割され、また、該各ヒンジは、前記相対する面の中間であって、該相対する 面の各面から前記ヘッドの厚さの少なくとも約10%の距離を置いた位置に配置 され、その幅は前記ヘッドの全幅よりも小さくなっており、更に、少なくとも一 つの前記エラストマー柄領域と前記横方向溝とが、単一注入点から供給されるエ ラストマーにより充填されている歯ブラシが提供されている。 本発明の歯ブラシは、エラストマー領域を設けてユーザの握りを容易にした柄 と、歯磨き動作のときに撓んで自己調整できるように、例えば、色々なユーザの 歯の輪郭に適合できるようにした横方向溝を備えたヘッドとを有する。更に、該 ヘッドは、相対する面のうちの少なくとも1面の溝にエラストマーが充填されて いる。このエラストマーはばねと同様に作用してヘッドの弾性を高めているため 、ヘッドを曲げるように加えられた力が除去されたときに、ヘッドは短時間で 元の形状に戻る。更に、この歯ブラシは、柄のエラストマー領域をヘッドの横方 向溝に連結する1以上の供給チャネルを備え、この供給チャネルにより単一のエ ラストマー注入点からヘッドの溝と柄のエラストマー領域の双方にエラストマー を供給できるようにしている。これら横方向溝は、前記ヘッドをセグメントに分 割するとともに、セグメントを連結するヒンジを形成している。好ましくは、こ れらヒンジが受ける引っ張りや圧縮が最小となるように、相対する面の両面に横 方向溝を設け、この2面の中間に前記ヒンジを配置することが好ましい。この場 合、エラストマーがヘッドの一方の面から他方の面へ流れるようにヒンジをヘッ ドの全幅よりも狭くするのが好ましい。また、エラストマー収容部分を相互連結 することによって、従来の単一点注入式の射出成形処理を用いてこのエラストマ ー収容領域部分の全てにエラストマーを充填することができる。 発明の詳細な説明 本発明の歯ブラシは、先端部と、基端部と、1以上のエラストマー柄領域を備 えた細長い柄とを有する。柄は、歯ブラシに適した形状及び外寸に形成される。 柄のエラストマー領域は、一般的には手または指グリップとして作用するように 構成されるが、審美的目的のためにのみ、例えば、歯ブラシに目立つ外観を与え るために、設けられることもある。このエラストマー領域は、柄表面と面一にし たり、柄表面から隆起させたり、柄表面より窪ませたりすることもできるが、握 りをよくするために、一つのエラストマー領域の少なくとも一部分を隆起させる ことが好ましい。一般的には、空隙を備えた柄を最初に成形し、次に、別の射出 成形工程でこの空隙にエラストマーが充填されてエラストマー領域が形成される 。この空隙によりエラストマーはある程度物理的に捕らえられるが、射出成形工 程中に柄材料に付着できるようなエラストマーを選択することが好ましい。少な くとも柄材料が不透明である場合には、種々のエラストマー領域にエラストマー が充填されたときに、完全に分離した外観を与えるように空隙を配置することが できる。柄のエラストマー領域の少なくとも一つ、好ましくは、全てが、後述す るエラストマー供給チャネルによってヘッドの横方向溝に対し連結されている。 通常、柄のグリップ部のエラストマーは、注入される全エラストマーの大部分を 占める。このため、エラストマー注入点を柄の先端ぶに配置することが好ましい 。本説明において、「柄の先端部」とは、該エラストマー注入点が柄の基端部よ りも先端部に近い位置にあることを意味している。 柄と歯ブラシヘッドとは、従来歯ブラシ、特にプラスチック製歯ブラシ、の製 造に用いられているどちらかといえば非圧縮性の材料、好ましくは弾性係数が少 なくとも約500MPa、より好ましくは約1000MPaの非圧縮性材料、か ら形成されている。適切なプラスチック材は、例えば、ポリアミド及びポリプロ ピレンであるが、ポリプロピレンの方が好ましい。適切なポリプロピレンとして は、弾性係数(ISO178)が1500MPaの「ポリプロピレンPM160 0」(販売元シェル(Shell))や、エルフ・アトケム(Elf Atochem)製のアプ リル(Apryl)3400MA1がある。また、ベーリンガー・マンハイム(Boehr inger-Mannheim)製のハイドロセロル(Hydrocerol)HP20DPのような発泡 剤を、ポリプロピレンの重量の約1%乃至約3%、好ましくは、約1.5%乃至 約2.5%の量、ポリプロピレンに混合するのが好ましい。この発泡剤は、成形 中のポリプロピレンの流れを助け、特に、ヘッドのヒンジの均一な形成を助ける 。 ここで使用するのに適したエラストマーは、ショア硬さが30〜80で、弾性 係数が約500MPa未満、好ましくは約300MPa未満の熱可塑性エラスト マー、例えば、サントプレーン(Santoprene)及びサーモフレックス(Thermofl ex)である。エラストマーの一例は、「PTSサーモフレックス75」(ドイツ のプラスチック・テクノロジー・サービス(Plastic Technologie Service)に より販売されている)であって、その弾性係数(ISO178)は100MPa 、硬さ(ISO868)は80ショアAである。なお、PL12291、PL1 2292及びPL12293(フランスのマルチベース、サンローラン・デュ・ ポン(Multibase,Saint Laurent Du Pont)から販売されている)もここに適す るエラストマーである。一般的に、ヘッドセグメント材料と化学的に同じ類のポ リマーを基剤とするエラストマーを選択すれば、エラストマーとヘッドのセグメ ントとの付着が容易になる。例えば、ヘッドセグメントがポリプロピレン製で あるとき、エラストマーはポリプロピレンを基剤とすることが好ましい。また、 エラストマーの圧縮性を更に高めるため、エラストマーに適切な可塑剤または発 泡剤を混合してもよい。エラストマーの材料の色は、ヘッドセグメントと同じと してもよいが、異なった色にすれば、はっきりした縞模様または他の模様を付け た外観にすることができる。 柄自体は通常剛性がある。また、柄が十分な剛性を有する場合は、公知のよう に、柄のネック部分を柄の他の部分よりも可撓性を高くしてもよく、その場合に は、使用中ヘッドに力が加えられたとき、特に歯を磨いているときに、ヘッドは 以下に説明する様に、また以下に説明する程度に撓む。ヘッド 更に、本発明の歯ブラシは、柄の基端部に取り付けられた弾性撓みヘッドを有 する。この弾性撓みヘッドは一対の相対する面を有し、この一対の2面のうちの 一方の面が剛毛が取り付けられて延出している剛毛支持面である。また、この一 対の相対する面のうちの少なくとも一方の面に1以上のエラストマー収容用の横 方向溝が設けられている。 ヘッドに適切な材料は、柄に適切な材料と同じである。また、前記ヘッドと柄 とは、同一の射出成形工程で同時に成形されるため、ヘッドと柄とは一つの続部 材に形成されるのが好ましい。何れにせよ、柄の長手方向軸線がヘッドの長手方 向軸線を定めている。また、ヘッドは、長手方向軸線に直交し、かつ、相対する 2面にほぼ平行な横方向軸線を有する。ここに、横方向または長手方向とは、特 記しない限り、それぞれこの横方向軸線及び長手方向軸線に平行な方向のことを いう。また、ヘッド自体は、一般的に細長く、細長い方向の軸線が長手方向軸線 である。 ヘッドは、剛毛支持面及びその反対面のうちの少なくとも一方の面に横方向溝 を有し、この横方向溝がヘッドをセグメントに分割している。また、横方向溝に よりヘッドが長手方向軸線に沿って撓む、曲がることができる。このようにして ブラシヘッドが撓むため、ブラシヘッドが歯に押し付けられたときに、ブラシヘ ッドが長手方向軸線に沿って凸状輪郭を成す。これは特に、歯の舌側即ち内側表 面を磨くのに適している。この横方向溝は、直線的でもよく、また、非直線的、 例えば、曲線状かジグザグ状でもよい。非直線状の横方向溝は、ヘッドが曲がる ときに横方向溝に充填されているエラストマー材内の圧縮応力を相殺するのに役 立つ。ここで使用されている「横方向溝」という表現は、溝の始点と終点を結ん だ直線で定められる主軸線がヘッドの横方向軸線から45゜の範囲内の角度ずれ ている溝を含む。好適な実施例では、剛毛支持面及びその反対面の双方が1以上 の横方向溝を有している。 また、ヘッドは、剛毛支持面及びその反対面のうちの少なくとも一方の面に1 以上の長手方向溝を有している。ここで使用する「長手方向溝」という表現は、 溝の始点と終点を結んだ直線で定められる主軸線がヘッドの長手方向軸線から4 5゜の範囲内の角度ずれている溝を含む。この長手方向溝は、例えば、剛毛の外 側長手方向列を内側列から離れるようにたわませることができる。また、この長 手方向溝は、後述するように、横方向溝に対するエラストマー供給チャネルとし ても作用する。 相対する2面の両面に溝がある場合、一方の面の溝を他方の面の溝と完全に対 向させてもよく、また、部分的または全体的にずらしてもよいが、溝を完全に向 き合わせるか、一部分だけずらすのが好ましい。 また、ヘッドをセグメントに分離する溝は、ヒンジも形成している。このヒン ジは、ヘッドの薄肉領域であって、溝の底部に位置する。 溝の幅及び深さは、可変にすることができ、溝間距離も可変にすることができ る。このようにして、ヘッドの長さ方向及び幅方向の両方向または何れか一方向 のヘッドの可撓性を変更することができる。好ましくは、横方向溝だけをこのよ うに変化させるのが良い。溝の深さを変えることにより、セグメントを連結する ヒンジの位置及び厚さを調節することができる。適切な溝の深さは、歯ブラシの ヘッドの厚さが約4mm乃至約6mm(通常は約5mm)の場合、約1.4mm 乃至約3mm、好ましくは約1.5mm乃至約2.8mmの範囲内である。適切 なヒンジ厚さは、約0.4mm乃至約2.0mm、好ましくは約0.5mm乃至 約1.5mmの範囲内である。横方向溝を使用する場合、柄に近い方のヒンジの 可撓性を、遠い方のヒンジの可撓性よりも小さくする。これによって、ヘッドを 均一に曲げることができる。また、ヒンジ厚さを変化させるとヒンジの可撓性を 変化させることができる。好適な実施例では、柄に最も近いヒンジの厚さを、柄 に最も遠いヒンジ厚さの約3倍まで、好ましくは約2倍までとする。ヒンジ厚さ の一例は、3本の横方向溝を有する歯ブラシの場合、柄の端部側の溝から、それ ぞれ約1.2mm、0.6mm、0.6mmである。ヘッドの撓みは、歯ブラシ ヘッドに沿って同一のヒンジが使用された場合、柄に最も近いヒンジで最も大き くなる傾向がある。剛毛支持面の溝は、反対面の溝と異なった深さにすることが できる。好ましくは、剛毛支持面の溝を反対面の溝よりも浅くするのが良い。両 面の溝にエラストマーが入っている実施例では、これによって引張り力を受ける エラストマーよりも圧縮力を受けるエラストマーを多くすることができる。エラ ストマーとセグメントとの付着は、引張り力に対するよりも圧縮力に対する方が 強い。 溝の幅を大きくすると、セグメント間の隙間が大きくなり、ヒンジの長さが増 加し、ヒンジの可撓性が増大する。しかし、剛毛はエラストマーではなくセグメ ントに挿入する方が好ましいので、ヘッド寸法を一定とすると、ヒンジの長さを 大きくするほど、剛毛用のスペースが小さくなる。適切な溝の幅は、約0.3m m乃至約3.0mm、好ましくは約1.2mm乃至約2.0mmである。また、 好ましくは、溝の底部に向かって内向きに僅かに傾斜させて、溝を約3°乃至約 10゜の角度で適切に収束させて、成形を容易にする。歯ブラシが撓むときは、 溝の幅が変化するが、溝の底部よりも溝の上部で速く変化する、この相対変化は 溝の幅及び深さの関数である。この溝の幅の変化によって、溝に収容されている エラストマーの圧縮または引張りが発生するため、所定のエラストマーについて 、撓み角度を制御するために溝の幾何学的形状を利用することができる。 ヒンジの長さを溝の長さと同じにすることもできるが、ヒンジの内側または側 方に1以上の隙間を設けた方が好ましい、なお、これらの領域の溝の深さはヘッ ドの厚さと等しくなっている。この隙間により、エラストマーが成形工程中一方 の面から他方の面へ流れるため、エラストマーをヘッドの両側に使用しながら、 単一の注入点から供給することができる。好適な実施例では、ヒンジは不連続状 で、二つ以上の、好ましくは二つのヒンジがあり、これらヒンジにより各セグメ ントを隣接セグメントに、また、柄に連結している。本実施例では、ヒンジ間と 各ヒンジの側部とに隙間がある。溝が直線状の場合、上記隙間が形成されていれ ばヒンジ幅は一般的には重要ではないが、ヒンジの幅が広く、また、このヒンジ が非直線的な形状の溝内に形成されている場合には、このヒンジが歪むことがあ る。適切なヒンジの幅は、約0.5mm乃至約4.0mm、好ましくは約1.0 mm乃至約3.0mmの範囲内である。 各ヒンジは、相対する2面の中間に位置し、この2面の各面からヘッド厚さの 少なくとも約10%、好ましくは少なくとも約20%、より好ましくは少なくと も約30%の距離を置いた位置にあることが好ましい。ヒンジと相対する2面の 各面との間の距離は、各面の上部からヒンジ中心部の最も近い境界表面まで引い た垂線上で測定される。ヒンジを歯ブラシ手段の面から離して配置することによ って、ヘッドの撓み時にヒンジが受ける引っ張りまたは圧縮が小さくなり、ヒン ジの耐久性が向上する。特に好適な実施例では、ブラシヘッドは、複数対に配置 された横方向溝を備えている。なお、この複数対に配置された横方向溝の一方の 横方向溝は、各面に設けられた他方の横方向溝と完全に対向している。そして、 溝間の1以上のヒンジによりセグメントが連結されている。この各ヒンジは、相 対する2面の中間に位置し、また、相対する2面の各面からヘッドの厚さの少な くとも約10%、好ましくは少なくとも約20%、より好ましくは少なくとも約 30%の距離を置いた位置にあることが好ましい。 歯ブラシの少なくとも1面の溝にエラストマーを収容し、このエラストマーを ヘッドのセグメントに付着させるのが好ましい。ここに、「エラストマー」とは 、弾性的に圧縮可能であり、かつ、弾性的に伸張可能な物質のことである。従っ て、ヘッドが相対する2面と直交する方向に撓んだとき、エラストマーは引張り か、圧縮かの何れかを受ける。エラストマーは、ヘッドの可撓性を制限する効果 を有し、ヒンジの引っ張りまたは圧縮を軽減し、エラストマーとヘッドセグメン トとの付着部分の応力を制限する。このようにして、より耐久力のあるヘッドが 得られる。また、何れの方向が選択されてもエラストマーが圧縮を受けるように 、剛毛支持面及び反対側の面の両方の面の溝にエラストマーが収容されるのが好 ましい。勿諭、反対面のエラストマーは引張りを受けるが、セグメントの付着部 分に対するエラストマーの引張り応力は、制限され、ヒンジ材料と協同して分担 される。 全ての溝がエラストマーで完全に充填されるのが好ましい。このように溝にエ ラストマーを完全に充填すれば、例えば、歯磨き粉の沈着による溝の汚染を回避 できるという利点が得られる。なお、ヘッドの可撓性を効果的に調整するのに十 分なエラストマーが使用されていれば、溝に部分的に充填したものであってもよ い。 ヘッド全体は従来通りのほぼ平坦な形状であるが、従来のブラシに較べて可撓 性を保持している。「可撓性」とは、他端部が固定されているヘッドの一端部に 3ニュートンの力が加えられたときに、力を加えた方の端部が少なくとも2゜屈 曲することを意味する。上記固定保持されるヘッド端部は、曲げが生じる軸線に 直交し、かつ、剛毛の第1列に接する線で定められる。横方向溝を有し、ヘッド が長手方向軸線に沿って曲がるようにした好適な実施例においては、前記固定保 持される端部は、柄に連結した端部である。前記力が加えられるヘッドの一端部 は、屈曲軸線上の最も遠い位置にあるヘッドの端部である。「弾性的に撓み可能 」とは、3ニュートンの力が除去されたときに、外部から力を加えなくてもヘッ ドがの元の位置に戻ることを意味している。上記のように3ニュートンの力を加 えたときにヘッドが曲がる角度をここでは撓み角度と呼ぶ。撓み角度は、3ニュ ートンの力を受けるヘッドの自由端部の垂直方向の変位量(y)と、固定位置と 力の作用点との間の距離(x)を測定することによって簡単に測定される、即ち 、撓み角度は、tan(撓み角度)=y/xの関係式で算出される。好適な実施 例では、撓み角度は、少なくとも3゜、より好ましくは少なくとも5゜であり、 15゜以上にすることもできる。しかし、ヘッドの構造(特に、溝及びヒンジの 寸法)、溝のエラストマー充填度合い及びエラストマーの硬さは、撓み角度を約 40゜未満、好ましくは30゜未満、より好ましくは20゜未満に抑え得るよう に定められる。このようにすると、ヒンジとエラストマーセグメントとの付着部 分に過大な応力が加えられることなく、許容できる程度の撓みをユーザに提供で きることが分かった。 極めて好ましい実施例では、相対する2面の一方の面だけが剛毛を支持し、歯 ブラシの長手方向軸線に沿って配設された剛毛の自由端部は、ヘッドが通常の無 応力状態のとき、ほぼ凹状の輪郭を形成している。また、極めて好ましい実施例 では、剛毛支持面が凹状の形状になっている。これらの実施例において、ベッド は、歯ブラシの長手方向軸線に沿って配置された剛毛の自由端部がほぼ凸状輪郭 を形成する程度に、ヘッドの剛毛支持面が湾曲できるような撓み角度を備えてい ることが好ましい。ヘッドの面は、剛毛支持面の基本平面上の直交する二つの軸 線方向の何れか一方、または両方に沿って凹状に変形することができる。ヘッド の面が長手方向軸線に沿って凹状である場合、曲率半径をヘッドの長さ方向に沿 って変化させることができる。この曲率半径は、好ましくは10mm乃至500 mm、より好ましくは15mm乃至250mm、特に好ましくは、25mm乃至 150mmである。 ブラシヘッドは、相対する2面のうちの一方の面から延出した剛毛を有する。 この剛毛は、当該技術分野では既知の何れの材料で形成することも可能である。 本発明に適切な剛毛材料は、ポリエステルとナイロンである、例えばデュポン・ ナイロン(Dupont Nylon)612である。また、この剛毛は円形断面であること が好ましいが、矩形、六角形及び三つ葉形を含む他の断面でもよく、また、これ に限定されない。更に、剛毛の直径及び長さは、当該技術の専門家により知られ ている通常の寸法の中で変化させることができる。また、この剛毛は、一般的に 従来通りに房状に分けられて、様々な方法でブラシヘッドに取り付けることがで きる。ここで好適な方法は、ステープリングや融着である。剛毛は、セグメント またはエラストマーに、好ましくはセグメントの硬質材料に挿入してもよい。剛 毛の切断及び端部の丸味付けは、当該技術で公知の何れの方法を用いて行っても よい。供給チャネル 本発明の歯ブラシの他の本質的な特徴は、エラストマー柄領域と横方向溝との 間に延在する1以上のエラストマー供給溝にある。このエラストマー供給溝によ り、エラストマー柄領域の少なくとも一つ、好ましくは全てと横方向溝とに単一 の注入点からエラストマーを充填することができる。また、エラストマー領域は 、ヘッド部分では、横方向溝と交差する1以上の長手方向溝によって好都合に形 成されている。 特に好適な実施例では、ブラシヘッドは、相対する2面の各面に形成された横 方向溝と柄に沿って延在する少なくとも一つの長手方向溝との両方を備えている 。この相対する2面の各面に形成された横方向溝は、ヘッドが長手方向軸線に沿 って曲がることを可能とするものであり、また、柄に沿って延在する少なくとも 一つの長手方向溝は、柄グリップを形成するために利用される空隙を連通するも のである。そして、この長手方向溝により、溶融エラストマーは一つの注入点か らエラストマー柄領域とヘッドの横方向溝とへ流通可能となる。 上記エラストマーの充填は、一般的に、柄及びヘッドのセグメントの成形を完 了した後の別の射出成形工程により行われる。好ましくは、エラストマーの全て が単一の注入点から注入されるのがよい。本発明歯ブラシの好適な製造方法は、 溶融エラストマーを、好ましくは約220゜Cから約260゜Cの温度範囲の溶 融エラストマーを、より好ましくは約230°Cから約250°Cの温度範囲の 溶融エラストマーを、加圧して前記単一の注入点から注入し、この溶融エラスト マーを供給チャネルに沿って流動させて溝に流し込む工程を有する。適切な注入 圧力は、約35MNm-2(350バール)から約50MNm-2(500バール) 、好ましくは約42MNm-2(420バール)から約48MNm-2(480バー ル)である。 使用の際、本発明のブラシヘッドを有する歯ブラシは、全く従来通りの歯磨き の手の動作で、好ましくは歯科保健機関が推奨する方法で、歯を磨くために使用 することができる。本発明のブラシヘッドは、電動歯ブラシまたは子供用歯ブラ シにも使用できる。 次に、具体例により、添付の図面を参照しながら本発明を説明する。 第1図は、本発明の第1実施例の部分側面図であり、横方向溝を備えたブラシ ヘッドを示している。ヘッドは無応力状態では平坦であるが、剛毛表面が長手方 向に沿って凹状になるように、剛毛は異なった長さに切断されている。 第2図は、ブラシヘッドの平面図であって、横方向溝、供給チャネルとして作 用する長手方向溝、及び不連続ヒンジを示す。分かり易くするために剛毛は省略 されている。 第3図は、本発明による歯ブラシの斜視図である。分かり易くするために剛毛 は省略されている。 第4図は、第3図に示された歯ブラシの斜視図であって、エラストマーを省略 して、ヒンジ、溝及び供給チャネルをより明確に示している。 第5図は、撓み角度の測定方法を説明する概略図である。 第1図を参照すると、ブラシヘッド(1)は、ほぼ平行な上下面を備えており 、ヘッド材料と同じ材料の薄いヒンジ(3)により撓み可能に連結されたセグメ ント(2)を有している。上下面には、エラストマー(5)を充填した同数でほ ぼ平行な横方向溝(4)が設けられている。長手方向溝(図示せず)は、横方向 溝(4)を連結するとともに、柄(8)内へ延出して供給チャネルとして作用す る。剛毛房(6)は上面から延出し、この剛毛房(6)の自由端部において凹状 表面を形成している。 第2図を参照すると、歯ブラシヘッド(1)は、柄(8)の一端部に一体的に 形成されている。ヘッド(1)は、3対の横方向溝(4)を備えており、各対の 横方向溝(4)の一つの溝が上下各表面それぞれに配置されている。横方向溝( 4)は波形であり、単一の長手方向溝(9)が横方向溝(4)を連結し、かつ、 柄(8)内へ延出して、供給チャネルとして作用している。溝(4)(9)には エラストマー(5)が完全に充填されている。横方向溝(4)によってヘッド( 1)のセグメント(2)が形成され、これらセグメント(2)はヒンジ(3)に より互いに連結されている。ヒンジ(3)の中間及びヒンジ(3)の両側に隙間 (10)があり、これらの隙間(10)においてエラストマー(5)が上表面か ら下表面まで拡がっている。 第3図及び第4図において、ヘッド(1)は、柄(8)と同時に成形されてお り、剛毛支持表面(上表面)が長手方向軸線に沿って凹状になっている。柄(8 )の空隙(11)にエラストマーが充填されて、ハンドグリップ(16)が形成 されている。空隙(11)は、柄(8)の裏側の長手方向溝(12)によっつて 互いに連結されており、第2図に示されているように、この長手方向溝(12) はヘッド(1)内へ延出して横方向溝(4)を連結している。空隙(11)及び 溝(4)、(9)、(12)内のエラストマーは、単一注入点(13)から注入 され、目立つ外観を与えるためにヘッド材料とは異なった色になっている。ヘッ ド (1)は、上表面に剛毛房を植え込む穴(14)を有している。 第5図は、撓み角度の測定方法を示している。ヘッド(1)は、柄(8)に取 り付けられる側の端部に位置する剛毛(6)の第1列で固定(15)され、反対 側の端部に3ニュートンの力(F)が加えられる。点線は、力が加えられる前の ブラシヘッド(1)の元の位置を示している。力(F)が加えられたときのヘッ ド(1)の自由端部の垂直方向変位量(y)が測定され、この距離(y)と、力 の作用点と固定位置との間の距離(x)とから、関係式tan(撓み角度)=y /xにより、撓み角度が算出される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.i)先端部、基端部及び1以上のエラストマー柄領域を備えた細長い柄と、 ii)該柄の前記基端部に取り付けられたものであって、一対の相対する面 を有し、該一対の面のうちの一方の面が剛毛が取り付けられて延出する剛毛支持 面であり、また、前記一対の面のうちの少なくとも一方の面に1以上のエラスト マーを収容する横方向溝が設けられている弾性撓みヘッドと、 iii)前記エラストマー柄領域と前記横方向溝との間に延在する1以上の エラストマー供給チャネルと を備え、少なくとも一つの前記エラストマー柄領域と前記横方向溝とが、単一 注入点から供給されるエラストマーにより充填されていることを特徴とする歯ブ ラシ。 2.全ての前記エラストマー柄領域と前記横方向溝とが、単一注入点から供給さ れるエラストマーにより充填されていることを特徴とする請求項1記載の歯ブラ シ。 3.少なくとも一つの供給チャネルが前記柄の前記先端部まで延在していること を特徴とする請求項2記載の歯ブラシ。 4.前記エラストマー注入点が前記柄の前記先端部に配置されていることを特徴 とする請求項3記載の歯ブラシ。 5.前記剛毛支持面とこの面の反対側の面の両面が横方向溝を有することを特徴 とする請求項4記載の歯ブラシ。 6.前記横方向溝が前記ヘッドを、ヒンジによって撓み可能に連結されたをセグ メントに分割し、該各ヒンジは、前記相対する面の中間であって、前記相対する 面の各面から前記ヘッドの厚さの少なくとも約10%の距離を置いた位置に配置 され、更に、前記ヒンジの幅が、前記ヘッドの全幅よりも小さいことを特徴とす る請求項5記載の歯ブラシ。 7.柄は不透明材料で形成され、前記供給チャネルが該柄の一方の面から他方の 面まで通っているために、エラストマーを充填したとき、前記供給チャネルが不 連続状に見えることを特徴とする請求項6記載の歯ブラシ。 8.溶融エラストマーを加圧状態で前記注入点に注入し、この溶融エラストマー を前記供給チャネルに沿って溝に流し込む工程を備えたことを特徴とする請求項 1〜7の何れか1項に記載の歯ブラシの製造方法。
JP9526280A 1996-01-18 1997-01-17 エラストマーを充填してなる撓みヘッドを備えた歯ブラシ Pending JP2000503569A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GBGB9601012.9A GB9601012D0 (en) 1996-01-18 1996-01-18 A toothbrush
GB9601012.9 1996-01-18
PCT/US1997/000968 WO1997025899A1 (en) 1996-01-18 1997-01-17 A toothbrush with elastomer filled flexible head

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000503569A true JP2000503569A (ja) 2000-03-28

Family

ID=10787208

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9526280A Pending JP2000503569A (ja) 1996-01-18 1997-01-17 エラストマーを充填してなる撓みヘッドを備えた歯ブラシ

Country Status (10)

Country Link
EP (3) EP2335517B1 (ja)
JP (1) JP2000503569A (ja)
AR (1) AR005655A1 (ja)
AT (2) ATE343945T1 (ja)
CO (1) CO4650168A1 (ja)
DE (2) DE69740094D1 (ja)
ES (2) ES2429522T3 (ja)
GB (1) GB9601012D0 (ja)
ID (1) ID15838A (ja)
WO (1) WO1997025899A1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014512248A (ja) * 2011-05-09 2014-05-22 ネオブ カンパニー,リミテッド 歯ブラシ
JP2017070740A (ja) * 2016-09-27 2017-04-13 株式会社レーベン販売 毛束群を有する歯ブラシ
JP2017094183A (ja) * 2017-01-30 2017-06-01 株式会社レーベン販売 歯ブラシ
KR20200090937A (ko) * 2016-03-09 2020-07-29 라이온 가부시키가이샤 칫솔
JP2021023778A (ja) * 2019-07-31 2021-02-22 芳博 青山 ブラッシング方法

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU766382B2 (en) * 1995-12-29 2003-10-16 Colgate-Palmolive Company, The A toothbrush
TW384214B (en) 1995-12-29 2000-03-11 Colgate Palmolive Co Contouring toothbrush head
US5956797A (en) * 1996-11-06 1999-09-28 Wilson; Vernon C. Toothbrush device
ATE231349T1 (de) * 1997-02-24 2003-02-15 Smithkline Beecham Consumer Zahnbürste
JP2002512540A (ja) 1997-03-06 2002-04-23 スミスクライン・ビーチャム・コンシューマー・ヘルスケア・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 歯ブラシ
CH692376A5 (de) 1998-01-16 2002-05-31 Trisa Buerstenfabrik Ag Flexibler Bürstenkopf für eine Zahnbürste.
NO990143L (no) * 1998-01-16 1999-07-19 Trisa Holding Ag Fleksibelt b°rstehode for en tannb°rste
GB9815643D0 (en) 1998-07-17 1998-09-16 Procter & Gamble A grooming implement
GB9912923D0 (en) * 1999-06-03 1999-08-04 Unilever Plc Electric brush
DE19932377A1 (de) 1999-07-13 2001-02-08 Coronet Werke Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung von Bürsten sowie danach hergestellteBürsten
DE10029690B4 (de) * 2000-06-23 2010-02-25 M + C Schiffer Gmbh Bürste, insbesondere Zahnbürste
US8990996B2 (en) 2002-08-09 2015-03-31 Colgate-Palmolive Company Toothbrush
US8876221B2 (en) 2002-08-09 2014-11-04 Colgate-Palmolive Company Oral care implement
US8806695B2 (en) 2002-08-09 2014-08-19 Colgate-Palmolive Company Oral care implement having flexibly supported cleaning elements extending in opposite directions
US7841041B2 (en) 2002-08-09 2010-11-30 Colgate-Palmolive Company Oral care implement
ATE499860T1 (de) * 2003-11-18 2011-03-15 Trisa Holding Ag Zahnbürstenkörper
GB201104024D0 (en) 2011-03-09 2011-04-20 Glaxosmithkline Consumer Healt Novel device
US10076221B2 (en) * 2016-02-08 2018-09-18 Natasha Cook Cleaning device for bathroom cleaning applications

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR567187A (fr) * 1923-06-09 1924-02-26 Brosse à dent
US2254365A (en) * 1939-06-06 1941-09-02 Edward E Griffith Convertible toothbrush
US2438268A (en) * 1946-06-03 1948-03-23 Louis R Bressler Flexible bristle head toothbrush
US3188672A (en) * 1963-12-18 1965-06-15 Johnson & Johnson Brush
US4488328A (en) * 1983-01-24 1984-12-18 Hyman Richard M Floating head toothbrush
DE3525163A1 (de) * 1985-07-13 1987-01-22 Werner Hermann Wera Werke Werkzeugheft, insbesondere fuer schraubendreher
GB8807673D0 (en) * 1988-03-31 1988-05-05 Lingner & Fischer Gmbh Novel article
DE3840136C1 (ja) 1988-11-29 1990-05-17 Blendax Gmbh, 6500 Mainz, De
DE3923495C1 (ja) * 1989-07-15 1991-01-24 M + C Schiffer Gmbh, 5466 Neustadt, De
GB9106511D0 (en) 1991-03-27 1991-05-15 Lingner & Fischer Gmbh Novel article
JP3392864B2 (ja) 1991-03-27 2003-03-31 スミスクライン・ビーチャム・コンシューマー・ヘルスケア・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング ヘッドにて可撓的に連結したゾーンを有する歯ブラシ
US5774923A (en) * 1993-09-27 1998-07-07 Smithkline Beecham Plc Toothbrush having a flexibly linked zone in its head
US5398369A (en) * 1994-07-07 1995-03-21 Chesebrough-Pond's Usa Co., Division Of Conopco, Inc. Toothbrush with pliable pressure pad
GB9414140D0 (en) * 1994-07-13 1994-08-31 Procter & Gamble Toothbrush
BE1009384A3 (nl) * 1995-05-10 1997-03-04 Boucherie Nv G B Werkwijze en inrichting voor het vervaardigen van borstellichamen.

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014512248A (ja) * 2011-05-09 2014-05-22 ネオブ カンパニー,リミテッド 歯ブラシ
KR20200090937A (ko) * 2016-03-09 2020-07-29 라이온 가부시키가이샤 칫솔
KR102418463B1 (ko) 2016-03-09 2022-07-08 라이온 가부시키가이샤 칫솔
JP2017070740A (ja) * 2016-09-27 2017-04-13 株式会社レーベン販売 毛束群を有する歯ブラシ
JP2017094183A (ja) * 2017-01-30 2017-06-01 株式会社レーベン販売 歯ブラシ
JP2021023778A (ja) * 2019-07-31 2021-02-22 芳博 青山 ブラッシング方法

Also Published As

Publication number Publication date
ES2429522T3 (es) 2013-11-15
EP1767120A2 (en) 2007-03-28
DE69736901D1 (de) 2006-12-14
EP2335517B1 (en) 2013-07-17
EP0955833A4 (en) 2004-09-08
GB9601012D0 (en) 1996-03-20
AR005655A1 (es) 1999-07-14
DE69736901T2 (de) 2007-09-06
ATE343945T1 (de) 2006-11-15
WO1997025899A1 (en) 1997-07-24
CO4650168A1 (es) 1998-09-03
EP1767120A3 (en) 2007-07-25
DE69740094D1 (de) 2011-02-17
EP0955833A1 (en) 1999-11-17
ATE493907T1 (de) 2011-01-15
ID15838A (id) 1997-08-14
EP0955833B1 (en) 2006-11-02
EP2335517A1 (en) 2011-06-22
ES2359258T3 (es) 2011-05-19
EP1767120B1 (en) 2011-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000503569A (ja) エラストマーを充填してなる撓みヘッドを備えた歯ブラシ
US5946759A (en) Brush head
US8327492B2 (en) Toothbrush with elastomer filled flexible head
CA2194054C (en) Resiliently flexible bristle bearing head toothbrush
US6219874B1 (en) Resiliently flexible bristle bearing head toothbrush
US6115870A (en) Toothbrush
US6314605B1 (en) Toothbrush
EP0955834B1 (en) Brush head
JP2001506903A (ja) 手入れ用具
CA2262865C (en) A toothbrush
JP2002515789A (ja) 歯ブラシ