JP2000503495A - 電気通信システム - Google Patents

電気通信システム

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Abstract

(57)【要約】 電気通信トラヒックは、ATM網を介して第1の狭帯域網から第2の狭帯域網に輸送される。第lの狭帯域網のユーザからのトラヒックは、ATMセル内で構造化されたブロックに詰め込まれる。各セルに、夫々の制御情報フィールドと、ATM網を介して第2の狭帯域網にセルをルーティングするためのヘッダとが設けられている。制御情報フィールドは、上記セルからのユーザトラヒックの復元を制御するため、上記セル内で構造化されたブロックのサイズを表す長さインジケータを組み込む。

Description

【発明の詳細な説明】 電気通信システム 本発明は電気通信網に係わり、特に、トラヒックの非同期転送モード(ATM )伝送のためのシステム及び方法に関する。 発明の背景 近年の電気通信技術における発展によって非同期転送モード(ATM)伝送方 式か導入された。非同期転送モード(ATM)技術とは、たとえば、トラヒック は宛先を示すヘッダが個々に設けられたセルで搬送され、共通の伝送手段に一体 的に多重化されるべき音声、映像又はデータのような種々のサービストラヒック のタイプを許容する柔軟性のある伝送の形式である。サービストラヒックは、元 のトラヒックがATM網の遠方の末端で再構成され得るように、典型的に5バイ トのヘッダと48バイトのペイロードを含む53バイトのセルに適合される。こ の適合の形式はATMアダプテーションレイヤ(AAL)で行われる。この方式 によって多量のトラヒックは高信頼性かつ効率的に取り扱われ得るようになる。 ATMの導入における制限的な要因は、新しい広帯域ATM網を、一般的にレ ガシー(legacy)網と称される既存の狭帯域網だけではなく、新たに出現した狭帯 域セルラ及びワイヤレス網と相互接続することの困難性である。上記の後半部分 の問題を取り扱うための試みとして、ANSI(アメリカ規格協会)委員会T1 S1.5は、最近、ショートユーザパケット(AAL−SDU(サービス・デー タ単位)と称される)をATMセルストリーム内に入れて輸送する新しいATM アダプテーションレイヤ(AAL)の提案を含むベースライン文書を発行した。 新しいAALは、固定長及び可変長の両方のショートパケットに適用できるよう に意図され、スモールマルチ プレクスドATMアダプテーションレイヤ(SMAAL)と称される。SMAA Lは、固定ビットレート及び可変ビットレートの両方のユーザ情報が得られるサ イレント抑制(silence suppression)を伴う場合と伴わない場合の両方の低速ビ ットレート圧縮音声のようなアプリケーションをサポートするよう意図されてい る。上記のアプリケーションの結果は、完全なATMセルを単一のソースから得 られたユーザ情報で充填する際に発生し得る許容できない長さの音声パケット化 遅延である。SMAALの目的は、1箇所以上のユーザからのユーザ情報の多重 ショートパケットを単一のATMセル内で多重化できるようにさせ、これにより 、パケット化遅延問題を解決することである。このため、ショートパケットのA TM網内での伝送は容易に行えるが、既存のレガシー網、即ち、基本的な64k ビット/秒の狭帯域網、或いは、圧縮及びサイレント抑制技術を利用する狭帯域 音声網と相互接続させるための有効な手段を提供しない。 発明の概要 本発明の目的は上記の欠点を最小限に抑え、又は、解決することである。 本発明の更なる目的は、狭帯域通信トラヒックの輸送用の改良形装置及び方法 を提供することである。 本発明によれば、ATM網を介して第1の狭帯域網と第2の狭帯域網の間でト ラヒックを輸送する方法において、上記トラヒックを輸送するATMセルは多数 のユーザによって占められ、各セルには上記第2の狭帯域網側で上記トラヒック を復元するためのデータを格納する単一の制御情報フィールドが設けられている 方法が提供される。 また、本発明によれば、ATM網を介して第1の狭帯域網と第2の狭帯域網の 間でトラヒックを輸送する方法において、上記第1の 狭帯域網のユーザからのトラヒックをATMセル内で構造化されたブロックに多 重化し、各セルに夫々の制御情報フィールド及びヘッダを与え、上記セルを上記 ATM網を介して上記第2の狭帯域網に伝送し、上記伝送されたセルからの上記 ユーザのトラヒックを逆多重化する段階を含み、上記各制御情報フィールドは、 逆多重化する処理を定義するため、上記セル内で構造化されたブロックのサイズ を表す長さインジケータを組み込んでいる方法が提供される。 本発明の他の面によれば、ATM網を介して第1の狭帯域網と第2の狭帯域網 の間でトラヒックを輸送する装置において、上記第1の狭帯域網のユーザからの トラヒックをATMセル内で構造化されたブロックに多重化する手段と、各セル に夫々の制御情報フィールド及びヘッダを与える手段と、上記セルを上記ATM 網を介して上記第2の狭帯域網に伝送する手段と、上記伝送されたセルからの上 記ユーザのトラヒックを逆多重化する手段とを含み、上記各制御情報フィールド は、逆多重化する処理を定義するため、上記セル内で構造化されたブロックのサ イズを表す長さインジケータを組み込んでいる装置が提供される。 本発明の方法及び装置は、レガシー網の間で網間接続の要求に応じて、狭帯域 64kビット/秒のチャネルのATMを介した輸送を行う。単一の統一された輸 送能力は、固定ビットレート又は区分的固定ビットレート(サイレント抑制を伴 う圧縮音声の場合)のいずれが合うかという狭帯域サービスのATMトランクの 必要条件を満たすため利用される。 図面の簡単な説明 以下、添付図面を参照して本発明の一実施例を説明する。図面中、 図1は、SMAALのフィールド及びフォーマットを説明する概略図であり、 図2は図1のSMAALプロトコルで利用される制御情報フィー ルドを示す図であり、 図3は本発明の一実施例による電気通信網構造の概略図であり、 図4は、単一のATMコネクションで多数の多重化された64kビット/秒の 狭帯域チャネルの輸送を容易に行うため、図3の網構造の伝送プロトコルで使用 される制御情報フィールドを示す図であり、 図5は、図3の網を介して単一のATMセル内の多数の構造化されたブロック の輸送を説明する概略図であり、 図6は、図3の網を介して多数のATMセルで単一の構造化されたブロックの 輸送を説明する概略図であり、 図7は、単一のATMコネクション毎に圧縮及び/又はサイレント抑制された 音声情報を搬送する単一の狭帯域チャネルの輸送を容易に行うため、図3の網構 造の伝送プロトコルで使用される制御情報フィールドを示す図である。 好ましい実施例の説明 最初に、本発明の理解を助けるため、比較の目的のため取り入れられた図1及 び2を参照する。図1には、SMAALのフォーマット及びフィールド構成が示 されている。また、多数のユーザからのショートパケットのSMAALセルスト リームへの多重化が説明されている。ユーザA、B及びCからの3個の情報パケ ット(AAL−SDU)は、単一のATMコネクションのセルストリームに多重 化される前に、制御情報フラグヘッダ(CIF)と称されるヘッダに夫々追加さ れる。効率化のため、ユーザBからの情報は、2個のセルペイロードにまたがる ように分割され、本例では、2番目のセルペイロードに入れられた情報の後半部 分もCIFヘッダを搬送する。2番目のセルペイロードの最後で、ユーザCから の情報の後に3個以上のオクテットが残る。この時点で送信するため利用可能な 情報はこれ以上存在しないので、残りのオクテットは、CIF フィールドと、’X’のラベルが付けられたパッド文字が埋められる。最終的に 、ATMセルペイロードは、ATMセルに入れられる。 制御情報フィールドCIFの詳細は図2に示されている。個々のフィールドの 意味は以下の通りである。 ・拡張(E)ビットは将来の使用のため確保される。 ・6ビットの長さインジケータ(LI)は現在パケットの最後を指示するので、 その値はオクテット単位のパケットの長さと一致する。46以上のLIの値は、 現在パケットの最後が次のセルにあることを意味し、一方、先頭のCIFはパケ ットの残りの部分の長さを含む。 ・4ビットの論理リンク番号(LLN)は最大16個のソースからのユーザ情報 を正しいユーザに関連付ける。 ・5ビットの誤り訂正フィールド(ECF)は、4ビットのCRCとパリティビ ットを含む。ECFは、単一ビットの誤り訂正又は誤り検出がCIFについて行 えるようにする。 セルペイロードの最後でのパッド文字の用法に関する規則は以下の通りである 。 ・1個のオクテットしか残っていない場合、そのオクテットをパッド文字Xで埋 める。 ・ちょうど2個のオクテットが残っている場合、それらをLI=0のCIFで埋 める。 ・3個以上のオクテットが残り、送信待ちのユーザ情報が無い場合、それらをL I=0のCIFとパッド文字Xとで埋める。 簡単に説明したこのSMAALのバージョンでは、ATMトランク網を介する 狭帯域網の間で、たとえば、3乃至36オクテット長の短い固定又は可変長パケ ットの形でユーザ情報が輸送される。 図3を参照するに、たとえば、公衆網であるATM網を介して狭帯域網の間で 網間接続を行う網構造が示されている。図3の網構造において、狭帯域チャネル は、関連した狭帯域網とATM網との間 でインタフェースを実現する網間接続機能(IWF)の対の間で公衆ATM網を 介して輸送される。最高の有効性と費用効率のため、多数のユーザから多重化さ れた情報を搬送するATMコネクションは、その目的のためIWF対の間に設定 される。 レガシー64kビット/秒の狭帯域網から典型的に生ずる情報を想定すると、 この情報は長さ1オクテットのショートパケットの形式をなす。64kビット/ 秒の狭帯域網と他の狭帯域網の間のこのような情報の輸送は、単一のATMコネ クション上で多重化された多数のオクテットのIWF間の輸送によって実現され ることが分かった。また、このような情報を輸送するために、1パケット毎にC IFのオーバーヘッドを伝達しなくてもよいことが分かった。その理由は、64 kビット/秒の狭帯域網から生ずるオクテットは構造化されたブロックで搬送し ても構わないからである。かくして、83個のチャネルがIWFの間で輸送され る必要がある場合、関連した83オクテットの構造を形成するため、1チャネル 当たりに1オクテットが125マイクロ秒毎にATMセルストリームに多重化さ れる。この構造を用いることにより、宛先IWFで個別のチャネルを復元するた め、ATMセル毎に単一の制御情報フィールド(CIF)が必要である。制御情 報フィールドは図4に示されている。この場合のCIF中のLIフィールドは、 構造的なブロックの最後を指示する。LIフィールドが全て1の値は、構造の最 後が現在セルに存在しないことを示す。 図3及び4を参照して説明したような構造化された情報転送の動作は、シーケ ンス番号が各セルペイロードに割り当てられることを要求するので、失われたセ ル及び誤って挿入されたセルを検出することができる。本例の構造化された輸送 は、従来のCIFの論理リンク番号フィールド(LLN)を必要としないので、 LLNの3ビットはシーケンス番号(SN)を運搬するため割り付けられる。 別の変形例では、輸送されたチャネルの数は動的に変化し得る。 これはIWF間のシグナリング交換を用いて行われるので、インバンド変化イン ジケータは構造変化の正確な時点と同期する。これを実現するため、LLNフィ ールドの第4ビットは変化インジケータとして用いることが可能であり、このビ ットの向きの変化は構造変化の時間を伝えるために使用される。 図5は、一つのATMセルについて、本例ではブロック構造のサイズが6に一 致する多数の64kビット/秒ベースのブロック構造を輸送する本発明による伝 送技術の用法の一例を示す図である。125マイクロ秒毎に、輸送されるべき6 個のチャネルから1オクテットずつの6オクテットのブロックが集められ、AT Mセルペイロードに順番にグループ化される。同図には、簡単のためチャネル1 とチャネル6しか示されていない。例示されているように、セルペイロードは、 6オクテットからなる7個の完全なブロックと、チャネル1乃至4に属する8番 目のブロックからのオクテットとを保持する。CIFのLI値は、1番目の構造 的ブロックの最後がオクテット番号8で生じることを示す。8番目の構造的ブロ ックの4個のオクテットは、図5に示されたペイロードに現れるので、8番目の 構造的ブロックの中の2個のオクテットだけが次のセルペイロードに現れるので 、LI値には2が示されている。 図6には、2個以上のATMセルでブロック構造のサイズが57に一致する単 一の64kビット/秒ベースのブロック構造を輸送する本発明の伝送技術の用法 の一例が示される。125マイクロ秒毎に、輸送されるべき57個の各チャネル の中から1個ずつの57オクテットのブロックが集められ、2乃至3個のATM セルのペイロードに順番にグルーブ化される。同図では、簡単のためチャネル1 及びチャネル57しか示されていない。例示されているように、1番目のセルペ イロードは、57オクテットの構造的ブロックの中の46オクテットを保持する 。CIFのLI値は、構造的ブロックの最後がこのセル内に生じないことを示す 値64にセットされる。 構造的ブロック中の残りの11オクテットは次のセルペイロードに現れるので、 LIの値が11であることによって57オクテットのブロック構造の最後が現れ る場所が示される。 上記の方法は、選択的な圧縮及びサイレント抑制技術を利用する狭帯域音声網 から生じるトラヒックを取り扱うため適合される。典型的に、このような網は6 4kビット/秒のデフォルトモードで動作するが、圧縮を使用する場合のレート は一般的に32、24及び16kビット/秒である。圧縮された音声トラヒック によって適した固定ビットレートが得られるが、サイレント抑制が行われるとき には区分的な固定ビットレートになる。屡々、上記網は、音声情報転送中に使用 されるべき圧縮及び/又はサイレント抑制の特性を一致させるため、呼のコネク ションセットアップ段階に続いて音声端末の間でのインバンド交渉手続を取り決 める。場合によっては、網は、現在の網内の輻輳を自動的に反映させるため、既 存の呼に関して上記特性を変化させる取り決めをしてもよい。IWF間でのこの ような可変的な固定ビットレート及び区分的な固定ビットレート情報の輸送は、 一つのATMコネクションについて単一の狭帯域チャネルを輸送することにより 便宜的に実現され得ることが分かった。サイレント抑制を伴う場合、伝送はスピ ーチバーストのギャップの間中で停止され、所定のセルペイロードの使用程度は 、可変的であり、予測不可能である。その上、ATMセルのペイロードを単一の 音声チャネルからの情報で埋めるために必要な時間の量は、使用された圧縮の程 度に依存し、この可変性を制限するためには、ある種の状況で部分的なセルの充 填が必要とされる。この性能を実現するため、本発明によれば、宛先IWF側で 個々のチャネルから情報を復元できるようにATMセル毎に単一の制御情報フィ ールド(CIF)が設けられている。この制御情報フィールドは図7に示されて いる。LIフィールドは、当該セルペイロードによって搬送されている音声情報 の最後を示す。 図4及び7を参照して説明したような単一チャネルの情報転送の動作は、好ま しくは、シーケンス番号が各セルペイロード毎に割り当てられることを要求する ので、失われたセル及び誤って挿入されたセルを検出することができる。本発明 による単一チャネルの転送は、従来のCIFの論理リンク番号フィールド(LL N)を必要としないので、LLNの3ビットはシーケンス番号(SN)を運ぶた め割り付けられる。 更なる変形例において、IWF間で輸送されているセルペイロードは、音声情 報或いはインバウンドシグナリングのいずれを搬送してもよい。インバウンドシ グナリングは、前述の通り、呼に対する圧縮特性を一致させるため、呼の先頭で 使用される。また、インバウンドシグナリングは、特性を変更するため、サイレ ント抑制の期間中に宛先IWF側で使用されるべきバックグラウンドノイズレベ ルを伝えるため、又は、別の目的のため呼の途中で使用してもよい。この交番的 なセルペイロードの使用は、制御情報フィールド内で搬送され、セルペイロード が音声情報若しくはインバウンドシグナリング情報のいずれであるかを示すイン ジケータを用いて行われる。これを実現するため、LLNフィールドの4番目の ビットは、値0が音声情報を示し、値1がシグナリング情報を示す情報/シグナ リングインジケータとして使用することが可能である。 上記の伝送技術は、 ・多数のビットレートによる固定ビットレートの圧縮された音声サービス ・サイレント抑制された多数のビットレートによる区分的固定ビットレートの音 声サービス ・固定ビットレートの64kビット/秒及びn×64kビット/秒の狭帯域サー ビス を含む多数の狭帯域サービスをATMトランク網を介して輸送するため、同じ基 本ATMアダプテーションレイヤを使用することが可 能である。 上記の通り、本発明の伝送技術は、狭帯域レガシー網間のトラヒックの輸送に 関して説明されているが、上記の特定的なアプリケーションに限定されるもので はなく、ATM伝送分野における広範なアプリケーションに属するものであると 認められる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年2月17日(1998.2.17) 【補正内容】 明細書 電気通信システム 本発明は電気通信網に係わり、特に、トラヒックの非同期転送モード(ATM )伝送のためのシステム及び方法に関する。 発明の背景 近年の電気通信技術における発展によって非同期転送モード(ATM)伝送方 式が導入された。非同期転送モード(ATM)技術とは、たとえば、トラヒック は宛先を示すヘッダが個々に設けられたセルで搬送され、共通の伝送手段に一体 的に多重化されるべき音声、映像又はデータのような種々のサービストラヒック のタイプを許容する柔軟性のある伝送の形式である。サービストラヒックは、元 のトラヒックがATM網の遠方の末端で再構成され得るように、典型的に5バイ トのヘッダと48バイトのペイロードを含む53バイトのセルに適合される。こ の適合の形式はATMアダプテーションレイヤ(AAL)で行われる。この方式 によって多量のトラヒックは高信頼性かつ効率的に取り扱われ得るようになる。 欧州特許第EP−A1−0,225,714号明細書に、多数のノードを含み 、2個以上のセルに対する情報を搬送する複合パケットを作成することにより短 い遅延限界が生じる通信網が記載されている。呼は所定のコネクション番号を有 するパケット内の所定の位置で1個以上のオクテットに割り付けられる。ATM 広帯域網における音声輸送は、1989年11月27-30 日にDallasで開催された"Commu nications Technology for the 1990's and Beyond”の予稿集Volume 3,27 Nov ember 1989,IEEE,ページ1921-1925 にWO Covington によって説明されている。 ATMの導入における制限的な要因は、新しい広帯域ATM網を、 一般的にレガシー(legacy)網と称される既存の狭帯域網だけではなく、新たに出 現した狭帯域セルラ及びワイヤレス網と相互接続することの困難性である。上記 の後半部分の問題を取り扱うための試みとして、ANSI(アメリカ規格協会) 委員会TIS1.5は、最近、ショートユーザパケット(AAL−SDU(サー ビス・データ単位)と称される)をATMセルストリーム内に入れて輸送する新 しいATMアダプテーションレイヤ(AAL)の提案を含むベースライン文書を 発行した。新しいAALは、固定長及び可変長の両方のショートパケットに適用 できるように意図され、スモールマルチプレクスドATMアダプテーションレイ ヤ(SMAAL)と称される。SMAALは、固定ビットレート及び可変ビット レートの両方のユーザ情報が得られるサイレント抑制(silence suppression)を 伴う場合と伴わない場合の両方の低速ビットレート圧縮音声のようなアプリケー ションをサポートするよう意図されている。上記のアプリケーションの結果は、 完全なATMセルを単一のソースから得られたユーザ情報で充填する際に発生し 得る許容できない長さの音声パケット化遅延である。SMAALの目的は、1箇 所以上のユーザからのユーザ情報の多重ショートパケットを単一のATMセル内 で多重化できるようにさせ、これにより、パケット化遅延問題を解決することで ある。このため、ショートパケットのATM網内での伝送は容易に行えるが、既 存のレガシー網、即ち、基本的な64kビット/秒の狭帯域網、或いは、圧縮及 びサイレント抑制技術を利用する狭帯域音声網と相互接続させるための有効な手 段を提供しない。 発明の概要 本発明の目的は上記の欠点を最小限に抑え、又は、解決することである。 本発明の更なる目的は、狭帯域通信トラヒックの輸送用の改良形 装置及び方法を提供することである。 本発明によれば、第1の狭帯域網のユーザからのトラヒックを非同期転送モー ド(ATM)セル内で構造化されたブロックに多重化し、各セルに夫々の制御情 報フィールド(CIF)及びヘッダを与え、上記セルを非同期転送モード(AT M)網を介して第2の狭帯域網に伝送し、上記伝送されたセルからの上記ユーザ のトラヒックを逆多重化する段階を含む、非同期転送モード(ATM)網を介し て第1の狭帯域網と第2の狭帯域網の間でトラヒックを輸送する方法において、 上記制御情報フィールドに、逆多重化する処理を定義するため、上記セル内で構 造化されたブロックのサイズを表す長さインジケータ(LI)が組み込まれ、構 造化されたブロックのサイズの変化は、上記制御情報フィールドに格納された変 化インジケータ(CI)によってシグナリングされ、ユーザ情報又はシグナリン グ情報の輸送は、上記制御情報フィールドに格納された単一ビットの情報/シグ ナリング(I/S)インジケータによって示されることを特徴とする方法が提供 される。 本発明の他の面によれば、第1の狭帯域網のユーザからのトラヒックをATM セル内で構造化されたブロックに多重化する手段と、各セルに夫々の制御情報フ ィールド及びヘッダを与える手段と、上記セルをATM網を介して第2の狭帯域 網に伝送する手段と、上記伝送されたセルからの上記ユーザのトラヒックを逆多 重化する手段とを含む、ATM網を介して第1の狭帯域網と第2の狭帯域網の間 でトラヒックを輸送する装置において、上記制御情報フィールドに、逆多重化す る処理を定義するため、上記セル内で構造化されたブロックのサイズを表す長さ インジケータが組み込まれ、構造化されたブロックのサイズの変化は、上記制御 情報フィールドに格納された変化インジケータ(CI)によってシグナリングさ れ、ユーザ情報又はシグナリング情報の輸送は、上記制御情報フィールドに格納 された単一ビットの情報/シグナリング(I/S)インジケータに よって示されることを特徴とする装置が提供される。 本発明の方法及び装置は、レガシー網の間で網間接続の要求に応じて、狭帯域 64kビット/秒のチャネルのATMを介した輸送を行う。単一の統一された輸 送能力は、固定ビットレート又は区分的固定ビットレート(サイレント抑制を伴 う圧縮音声の場合)のいずれが合うかという狭帯域サービスのATMトランクの 必要条件を満たすため利用される。 図面の簡単な説明 以下、添付図面を参照して本発明の一実施例を説明する。図面中、 図1は、SMAALのフィールド及びフォーマットを説明する概略図であり、 図2は図1のSMAALプロトコルで利用される制御情報フィールドを示す図 であり、 図3は本発明の一実施例による電気通信網構造の概略図であり、 図4は、単一のATMコネクションで多数の多重化された64kビット/秒の 狭帯域チャネルの輸送を容易に行うため、図3の網構造の伝送プロトコルで使用 される制御情報フィールドを示す図であり、 図5は、図3の網を介して単一のATMセル内の多数の構造化されたブロック の輸送を説明する概略図であり、 図6は、図3の網を介して多数のATMセルで単一の構造化されたブロックの 輸送を説明する概略図であり、 図7は、単一のATMコネクション毎に圧縮及び/又はサイレント抑制された 音声情報を搬送する単一の狭帯域チャネルの輸送を容易に行うため、図3の網構 造の伝送プロトコルで使用される制御情報フィールドを示す図である。 好ましい実施例の説明 最初に、本発明の理解を助けるため、比較の目的のため取り入れられた図1及 び2を参照する。図1には、SMAALのフォーマット及びフィールド構成が示 されている。また、多数のユーザからのショートパケットのSMAALセルスト リームへの多重化が説明されている。ユーザA、B及びCからの3個の情報パケ ット(AAL−SDU)は、単一のATMコネクションのセルストリームに多重 化される前に、制御情報フラグヘッダ(CIF)と称されるヘッダに夫々追加さ れる。効率化のため、ユーザBからの情報は、2個のセルペイロードにまたがる ように分割され、本例では、2番目のセルペイロードに入れられた情報の後半部 分もCIFヘッダを搬送する。2番目のセルペイロードの最後で、ユーザCから の情報の後に3個以上のオクテットが残る。この時点で送信するため利用可能な 情報はこれ以上存在しないので、残りのオクテットは、CIFフィールドと、’ X’のラベルが付けられたパッド文字が埋められる。最終的に、ATMセルペイ ロードは、ATMセルに入れられる。 制御情報フィールドCIFの詳細は図2に示されている。個々のフィールドの 意味は以下の通りである。 ・拡張(E)ビットは将来の使用のため確保される。 ・6ビットの長さインジケータ(LI)は現在パケットの最後を指示するので、 その値はオクテット単位のパケットの長さと一致する。46以上のLIの値は、 現在パケットの最後が次のセルにあることを意味し、一方、先頭のCIFはパケ ットの残りの部分の長さを含む。 ・4ビットの論理リンク番号(LLN)は最大16個のソースからのユーザ情報 を正しいユーザに関連付ける。 ・5ビットの誤り訂正フィールド(ECF)は、4ビットのCRCとパリティビ ットを含む。ECFは、単一ビットの誤り訂正又は誤り検出がCIFについて行 えるようにする。 セルペイロードの最後でのパッド文字の用法に関する規則は以下 の通りである。 ・1個のオクテットしか残っていない場合、そのオクテットをパッド文字Xで埋 める。 ・ちょうど2個のオクテットが残っている場合、それらをLI=0のCIFで埋 める。 ・3個以上のオクテットが残り、送信待ちのユーザ情報が無い場合、それらをL I=0のCIFとパッド文字Xとで埋める。 簡単に説明したこのSMAALのバージョンでは、ATMトランク網を介する 狭帯域網の間で、たとえば、3乃至36オクテット長の短い固定又は可変長パケ ットの形でユーザ情報が輸送される。 図3を参照するに、たとえば、公衆網であるATM網を介して狭帯域網の間で 網間接続を行う網構造が示されている。図3の網構造において、狭帯域チャネル は、関連した狭帯域網とATM網との間でインタフェースを実現する網間接続機 能(IWF)の対の間で公衆ATM網を介して輸送される。最高の有効性と費用 効率のため、多数のユーザから多重化された情報を搬送するATMコネクション は、その目的のためIWF対の間に設定される。 レガシー64kビット/秒の狭帯域網から典型的に生ずる情報を想定すると、 この情報は長さ1オクテットのショートパケットの形式をなす。64kビット/ 秒の狭帯域網と他の狭帯域網の間のこのような情報の輸送は、単一のATMコネ クション上で多重化された多数のオクテットのIWF間の輸送によって実現され ることが分かった。また、このような情報を輸送するために、1パケット毎にC IFのオーバーヘッドを伝達しなくてもよいことが分かった。その理由は、64 kビット/秒の狭帯域網から生ずるオクテットは構造化されたブロックで搬送し ても構わないからである。かくして、83個のチャネルがIWFの間で輸送され る必要がある場合、関連した83オクテットの構造を形成するため、1チャネル 当たりに1オクテットが125マイクロ秒毎にATMセルストリームに多重化 される。この構造を用いることにより、宛先IWFで個別のチャネルを復元する ため、ATMセル毎に単一の制御情報フィールド(CIF)が必要である。制御 情報フィールドは図4に示されている。この場合のCIF中のLIフィールドは 、構造的なブロックの最後を指示する。LIフィールドが全て1の値は、構造の 最後が現在セルに存在しないことを示す。 図3及び4を参照して説明したような構造化された情報転送の動作は、シーケ ンス番号が各セルペイロードに割り当てられることを要求するので、失われたセ ル及び誤って挿入されたセルを検出することができる。本例の構造化された輸送 は、従来のCIFの論理リンク番号フィールド(LLN)を必要としないので、 LLNの3ビットはシーケンス番号(SN)を運搬するため割り付けられる。 輸送されたチャネルの数は動的に変化し得る。これはIWF間のシグナリング 交換を用いて行われるので、インバンド変化インジケータは構造変化の正確な時 点と同期する。これを実現するため、LLNフィールドの第4ビットは変化イン ジケータとして用いることが可能であり、このビットの向きの変化は構造変化の 時間を伝えるために使用される。 図5は、一つのATMセルについて、本例ではブロック構造のサイズが6に一 致する多数の64kビット/秒ベースのブロック構造を輸送する本発明による伝 送技術の用法の一例を示す図である。125マイクロ秒毎に、輸送されるべき6 個のチャネルから1オクテットずつの6オクテットのブロックが集められ、AT Mセルペイロードに順番にグループ化される。同図には、簡単のためチャネル1 とチャネル6しか示されていない。例示されているように、セルペイロードは、 6オクテットからなる7個の完全なブロックと、チャネル1乃至4に属する8番 目のブロックからのオクテットとを保持する。CIFのLI値は、1番目の構造 的ブロックの最後がオクテット番号8で生じることを示す。8番目の構造的ブロ ックの4 個のオクテットは、図5に示されたペイロードに現れるので、8番目の構造的ブ ロックの中の2個のオクテットだけが次のセルペイロードに現れるので、LI値 には2が示されている。 図6には、2個以上のATMセルでブロック構造のサイズが57に一致する単 一の64kビット/秒ベースのブロック構造を輸送する本発明の伝送技術の用法 の一例が示される。125マイクロ秒毎に、輸送されるべき57個の各チャネル の中から1個ずつの57オクテットのブロックが集められ、2乃至3個のATM セルのペイロードに順番にグループ化される。同図では、簡単のためチャネル1 及びチャネル57しか示されていない。例示されているように、1番目のセルペ イロードは、57オクテットの構造的ブロックの中の46オクテットを保持する 。CIFのLI値は、構造的ブロックの最後がこのセル内に生じないことを示す 値64にセットされる。構造的ブロック中の残りの11オクテットは次のセルペ イロードに現れるので、LIの値が11であることによって57オクテットのブ ロック構造の最後が現れる場所が示される。 上記の方法は、選択的な圧縮及びサイレント抑制技術を利用する狭帯域音声網 から生じるトラヒックを取り扱うため適合される。典型的に、このような網は6 4kビット/秒のデフォルトモードで動作するが、圧縮を使用する場合のレート は一般的に32、24及びl6kビット/秒である。圧縮された音声トラヒック によって適した固定ビットレートが得られるが、サイレント抑制が行われるとき には区分的な固定ビットレートになる。屡々、上記網は、音声情報転送中に使用 されるべき圧縮及び/又はサイレント抑制の特性を一致させるため、呼のコネク ションセットアップ段階に続いて音声端末の間でのインバンド交渉手続を取り決 める。場合によっては、網は、現在の網内の輻輳を自動的に反映させるため、既 存の呼に関して上記特性を変化させる取り決めをしてもよい。IWF間でのこの ような可変的な固定ビットレート及び区分的な固定ビットレート情 報の輸送は、一つのATMコネクションについて単一の狭帯域チャネルを輸送す ることにより便宜的に実現され得ることが分かった。サイレント抑制を伴う場合 、伝送はスピーチバーストのギャップの間中で停止され、所定のセルペイロード の使用程度は、可変的であり、予測不可能である。その上、ATMセルのペイロ ードを単一の音声チャネルからの情報で埋めるために必要な時間の量は、使用さ れた圧縮の程度に依存し、この可変性を制限するためには、ある種の状況で部分 的なセルの充填が必要とされる。この性能を実現するため、本発明によれば、宛 先IWF側で個々のチャネルから情報を復元できるようにATMセル毎に単一の 制御情報フィールド(CIF)が設けられている。この制御情報フィールドは図 7に示されている。LIフィールドは、当該セルペイロードによって搬送されて いる音声情報の最後を示す。 図4及び7を参照して説明したような単一チャネルの情報転送の動作は、好ま しくは、シーケンス番号が各セルペイロード毎に割り当てられることを要求する ので、失われたセル及び誤って挿入されたセルを検出することができる。本発明 による単一チャネルの転送は、従来のCIFの論理リンク番号フィールド(LL N)を必要としないので、LLNの3ビットはシーケンス番号(SN)を運ぶた め割り付けられる。 更なる変形例において、IWF間で輸送されているセルペイロードは、音声情 報或いはインバウンドシグナリングのいずれを搬送してもよい。インバウンドシ グナリングは、前述の通り、呼に対する圧縮特性を一致させるため、呼の先頭で 使用される。また、インバウンドシグナリングは、特性を変更するため、サイレ ント抑制の期間中に宛先IWF側で使用されるべきバックグラウンドノイズレベ ルを伝えるため、又は、別の目的のため呼の途中で使用してもよい。この交番的 なセルペイロードの使用は、制御情報フィールド内で搬送され、セルペイロード が音声情報若しくはインバウンドシグナリ ング情報のいずれであるかを示すインジケータを用いて行われる。これを実現す るため、LLNフィールドの4番目のビットは、値0が音声情報を示し、値1が シグナリング情報を示す情報/シグナリングインジケータとして使用することが 可能である。 上記の伝送技術は、 ・多数のビットレートによる固定ビットレートの圧縮された音声サービス ・サイレント抑制された多数のビットレートによる区分的固定ビットレートの音 声サービス ・固定ビットレートの64kビット/秒及びn×64kビット/秒の狭帯域サー ビス を含む多数の狭帯域サービスをATMトランク網を介して輸送するため、同じ基 本ATMアダプテーションレイヤを使用することが可能である。 上記の通り、本発明の伝送技術は、狭帯域レガシー網間のトラヒックの輸送に 関して説明されているが、上記の特定的なアプリケーションに限定されるもので はなく、ATM伝送分野における広範なアプリケーションに属するものであると 認められる。 請求の範囲 1. 第1の狭帯域網のユーザからのトラヒックを非同期転送モード(ATM) セル内で構造化されたブロックに多重化し、各セルに夫々の制御情報フィールド (CIF)及びヘッダを与え、上記セルを非同期転送モード(ATM)網を介し て第2の狭帯域網に伝送し、上記伝送されたセルからの上記ユーザのトラヒック を逆多重化する段階を含む、非同期転送モード(ATM)網を介して第1の狭帯 域網と第2の狭帯域網の間でトラヒックを輸送する方法において、 上記制御情報フィールドに、逆多重化する処理を定義するため、上記セル内で 構造化されたブロックのサイズを表す長さインジケータ(LI)が組み込まれ、 構造化されたブロックのサイズの変化は、上記制御情報フィールドに格納され た変化インジケータ(CI)によってシグナリングされ、 ユーザ情報又はシグナリング情報の輸送は、上記制御情報フィールドに格納さ れた単一ビットの情報/シグナリング(I/S)インジケータによって示される ことを特徴とする方法。 2. 上記制御情報フィールドに、失われたセル又は誤って挿入されたセルを識 別するためシーケンス番号が設けられていることを特徴とする請求項1記載の方 法。 4. 上記制御情報フィールドに、失われたセル又は誤って挿入されたセルを識 別するためシーケンス番号が設けられていることを特徴とする請求項1、2又は 3記載の方法。 5. 上記トラヒックは狭帯域音声トラヒックを含むことを特徴とする請求項1 乃至4のうちいずれか1項記載の方法。 6. 第1の狭帯域網のユーザからのトラヒックをATMセル内で構造化された ブロックに多重化する手段と、各セルに夫々の制御情報フィールド及びヘッダを 与える手段と、上記セルをATM網を介して第2の狭帯域網に伝送する手段と、 上記伝送されたセルからの上記ユーザのトラヒックを逆多重化する手段とを含む 、ATM網を介して第1の狭帯域網と第2の狭帯域網の間でトラヒックを輸送す る装置において、 上記制御情報フィールドに、逆多重化する処理を定義するため、上記セル内で 構造化されたブロックのサイズを表す長さインジケータが組み込まれ、 構造化されたブロックのサイズの変化は、上記制御情報フィールドに格納され た変化インジケータ(CI)によってシグナリングされ、 ユーザ情報又はシグナリング情報の輸送は、上記制御情報フィールドに格納さ れた単一ビットの情報/シグナリング(I/S)インジケータによって示される ことを特徴とする装置。 7. 上記制御情報フィールドに、失われたセル又は誤って挿入されたセルを識 別するためシーケンス番号が設けられていることを特徴とする請求項6記載の装 置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. ATM網を介して第1の狭帯域網と第2の狭帯域網の間でトラヒックを輸 送する方法において、 上記トラヒックを輸送するATMセルは多数のユーザによって占められ、 各セルには上記第2の狭帯域網側で上記トラヒックを復元するためのデータを 格納する単一の制御情報フィールドが設けられている方法。 2. ATM網を介して第1の狭帯域網と第2の狭帯域網の間でトラヒックを輸 送する方法において、 上記第1の狭帯域網のユーザからのトラヒックをATMセル内で構造化された ブロックに多重化し、 各セルに夫々の制御情報フィールド及びヘッダを与え、 上記セルを上記ATM網を介して上記第2の狭帯域網に伝送し、 上記伝送されたセルからの上記ユーザのトラヒックを逆多重化する段階を含み 、 上記各制御情報フィールドに、逆多重化する処理を定義するため、上記セル内 で構造化されたブロックのサイズを表す長さインジケータが組み込まれている方 法。 3. 上記制御情報フィールドに、失われたセル又は誤って挿入されたセルを識 別するためシーケンス番号が設けられている請求項2記載の方法。 4. 上記制御情報フィールドに、上記セルを占めるユーザの数の変化を示す変 化インジケータが設けられている請求項2又は3記載の方法。 5. ATM網を介して第1の狭帯域網と第2の狭帯域網の間でトラヒックを輸 送する装置において、 上記第1の狭帯域網のユーザからのトラヒックをATMセル内で構造化された ブロックに多重化する手段と、 各セルに夫々の制御情報フィールド及びヘッダを与える手段と、 上記セルを上記ATM網を介して上記第2の狭帯域網に伝送する手段と、 上記伝送されたセルからの上記ユーザのトラヒックを逆多重化する手段とを含 み、 上記各制御情報フィールドに、逆多重化する処理を定義するため、上記セル内 で構造化されたブロックのサイズを表す長さインジケータが組み込まれている装 置。 6. 上記制御情報フィールドに、失われたセル又は誤って挿入されたセルを識 別するためシーケンス番号が設けられている請求項5記載の装置。 7. 上記制御情報フィールドに、上記セルを占めるユーザの数の変化を示す変 化インジケータが設けられている請求項6記載の装置。
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