JP2001508622A - Atm通信システム及び方法 - Google Patents

Atm通信システム及び方法

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Abstract

(57)【要約】 ATMアダプテーションレイヤ・タイプ−2・コネクションを介して複数のユーザデータソースからのデータを多重化する方法及び装置が開示され、多重化されたトランクグループは複数のコモン・パート・サブレイヤ・プロトコル・データ・ユニット(CPS−PDU)ミニセル並びに複数のATMセルを介して拡がる。大形のトランクグループは、連続的なCPS−PDUミニセルのサービス・特定・コンバージェンス・サブレイヤ・ヘッダ(SSCS)内の単一ビット継続性標識を用いて組み立てられる。コモン・パート・サブレイヤ(CPS)/サービス・特定・コンバージェンス・サブレイヤ(SSCS)のパケット・ペイロード・タイプ・フィールド(PPT)は、トランクグループ内のユーザデータソースの個数の変更のタイミングを示すため使用され、単一のCPS−PDUミニセルの損失に関してロバスト性のあるエラー復旧を行う。

Description

【発明の詳細な説明】 ATM通信システム及び方法発明の分野 本発明は、デジタル通信ネットワークに係わり、特に、かかる通信ネットワー クを介して多重化されたマルチユーザ非同期転送モード(ATM)トラヒックを 伝送する装置及び方法に関する。発明の背景 従来の非同期転送モード(ATM)伝送技術は、広範囲の種々のビットレート で多様な種類のデータタイプに対しコネクションを切り換えることができるモデ ム電気通信スイッチング技術である。ATM技術は、種々のタイプのサービスト ラヒックデータ、例えば、音声データ、ビデオデータ、又は、コンピュータ生成 データを共通の物理伝送手段上で一体的に多重化することができるフレキシブル な伝送形態を提供する。近年、ATMの広範囲の導入を推進する幾つかの傾向、 例えば、交換センター間の高速で低誤り率の通信リンクの利用可能性、映像及び 音声をデジタル化する技術の利用可能性、及び、従来は別々の電話とデータのネ ットワークを統合することにより運用コストを削減させる要求が現れている。A TM技術は、音声データ、映像データ及びコンピュータ間データを単一の通信ネ ットワークを介して伝達することができる。上記の各サービスで伝達される情報 は、ポイントツーポイントでこの通信ネットワークを介して伝送されるデジタル 化された数字の文字列に圧縮される。 図1を参照するに、通信リンク100を介して連結された第1及び第2のノー ド装置101及び102を有する通信ネットワークの一部分が概略的に示されて いる。ATMデータ通信トラヒックの転 送は、例えば、交換機101及び102でもよい第1のノード装置と第2のノー ド装置の間で通信リンク100を介して行われる。デジタル化されたデータは、 送信ノード側、例えば、交換機101でデジタル化された信号のフレームの形式 で電話機、コンピュータ、ファックス機、モデム及びビデオ放送機器のような顧 客設備から受信される。フレームは可変長又は固定長の何れでもよく、可変レー ト又は固定レートで交換機に到着する。交換機に到着したデータのフレームは、 固定バイト数を有するATMデータセル103に詰め込まれる。ノード装置間の ATMセルの転送は、国際標準化機構(ISO)開放型システム間相互接続(O SI)アーキテクチャのレイヤ2及び3に対応するATMプロトコルに従って動 作するノード装置によって処理される。顧客機器から非同期的に受信された到着 データフレームの詰め込みは、送信ノードに到着したデータのフレームをATM セルのペイロードデータに区分し、宛先ノード102でペイロードデータをフレ ームに再組立するATMアダプテーションレイヤ(AAL)プロトコルに従って 動作する交換機により処理される。ATMアダプテーションレイヤは、OSIモ デルのレイヤ4に対応する。ATMアダプテーションレイヤプロトコルに従って 動作する機器は、例えば、ビデオデータ、コンピュータ生成データ、音声データ のような種々のサービスタイプに適合させるため、到着データを異なる方法で構 造化することが可能である。多数の異なるサービスタイプは、ATMアダプテー ションレイヤによって同時に実現することが可能である。 ATMセルを用いる基本的な理由はATMセルが固定長を有するからである。 固定長のセルは可変長フレームよりもハードウェアで処理し易い。ATMアダプ テーションレイヤは、可変長若しくは固定長フレームタイプの種々のデータのタ イプを、物理装置間で転送するための固定長ATMセルに詰め込む。ATMセル の長さは、従来の経緯から種々のトラヒックタイプに適合するよう選定されてい るので、固定長のATMセルを決定することには困難が含まれ、選定された最終 的なATMセルの長さは伝達されるデータの各タイプに対し完全ではない。AT Mセルは、ルーチング情報及びATMネットワークの動作のため必要な他の管理 情報を伝搬するヘッダ部と、実際のデータトラヒックを伝搬するペイロード部と を含む。音声のような遅延に対し敏感なサービスを転送するため、ATMセルは 、ネットワークを介してセルを伝送する前に、セルペイロード部を詰め込む際に 許容できない程度に長い遅延が生じることを避けるため、妥当な短さにすること が重要である。一方で、コンピュータ対コンピュータ間のファイル転送のような 別のトラヒックタイプの場合に、ATMセルヘッダによって採用される利用可能 伝送帯域幅の部分は、セルのデータペイロードよりも削減されるので、セルの長 さが長いほど効率的である。遅延に対し敏感ではないトラヒックの場合、各AT Mセルのヘッダ中で送信された管理情報のオーバーヘッドは、短いセルを使用し なければならない場合に非常に大きくなる。かくして、ATMセルサイズの選択 は折衷的であり、図2に概略的に示されるように、48オクテットのデータペイ ロード(ATMサービスデータユニット、ATM−SDU)と管理プロトコル情 報の伝送用の5オクテットのヘッダとを含む53オクテットの長さに定められる 。ATMセルのプロトコルヘッダは、セル全体の約10%を構成する。ATMセ ルのサイズは、例えば、音声データのような低データレートを有するタイプのデ ータの場合に著しいデータ伝送の遅延を生じさせる。例えば、従来の毎秒64キ ロビット(kbits/s)の音声データトラヒックの場合に、正常な音声デー タサンプルは、125マイクロ秒(μs)毎に、1オクテットのデジタルデータ に変換される。そのため、ATMセルペイロードの48個のデータオクテットを 一杯にするために48×125μs=6000μsが必要とされる。これにより 、伝送されたセル毎に、交換機毎に1回ずつの併せて2回のネットワーク交換切 換遅延と、 ネットワークを介する伝送遅延とに加えて、6ミリ秒(ms)の遅延が発生する 。音声サービスの場合に、発呼側と着呼側との間に効率的な一定の遅延を有する ことが重要であり、遅延は適度に短くしなければならない。遅延の大きい変動は 、音を断絶する影響を生じ、音声信号がサービスユーザでできなくなる。長い遅 延、例えば、大西洋横断衛星リンクで時折生じる長い遅延は、双方向対話をぎこ ちなくさせる。一般に、通例的に許容されている音声データの一方向遅延の最大 値は、25msである。これよりも遅延が長くなると、音声サービスをユーザ側 で許容できなくなるだけではなく、複雑かつ高価なエコー抑制機器が必要になり 、そのため余分なノイズが導入されるという欠点が生じる。したがって、通例的 な53オクテットのATMセルは、64kbit/s(毎秒64キロビット)の 音声データトラヒックの場合に理想的ではない。しかし、移動電気通信システム の出現と共に、正常な64kbit/sでサンプリングされた音声信号は、符号 圧縮アルゴリズムを用いて圧縮され、その結果として、4kbit/s程度の低 い伝送レートが得られる。このような条件下で、完全なATMセルを一杯に詰め 込む際に生ずる遅延は約96msに達し、これ程の長い遅延は許容できない。 上記の遅延に鑑み、かつ、異なるデータトラヒックタイプを受け容れるため、 ATMアダプテーションレイヤ(AAL)は多数のサブレイヤに分割される。第 1のサブレイヤ、すなわち、従来のAAL−タイプ1・レイヤは、固定ビットレ ートサービスを目的としている。現在開発中の、未完成のAAL−タイプ2・レ イヤ(正式には、欧州ではAAL−タイプ6と称され、他の地域ではAAL−C Uと称されている)は、1個のATMセル内で伝達されるべきミニセルと呼ばれ る多数の可変長サブセルを許容する。AAL−タイプ2の目的は、多数のユーザ データソースからの情報を単一のATMコネクションに多重化することを必要と するすべてのサービスをサポートすることである。すべてのセルが固定長である というATM の基本ルールを打ち破るAAL−タイプ2プロトコルは、ATMセルの全部が一 杯になるのを待つために生ずる遅延が非常に長く、不完全なATMセルを伝搬す る非常に大きいオーバーヘッドを伴う低速データを伝搬するのに好適であること が目指されている。しかし、このレイヤの実現は不完全であり、多数のソースか ら、ATMネットワークを介して効率的に、低ビットレートデータを含むデータ を伝送する方法が依然として求められる。発明の概要 本発明の目的は、複数のユーザデータソースから通信ネットワークを介して遅 延の影響を受けやすいデータを伝送する改良された方法を提供することである。 本発明の別の目的は、異なるデータソースの範囲から通信ネットワークを介し て効率的にマルチサービスデータを伝送する方法を提供することである。 本発明の別の目的は、通信ネットワークを介して、複数のデータユーザソース のデータの大規模トランクグループを伝送するロバストな方法を提供することで ある。 本発明の一面により提供される通信ネットワークにおいてデータを伝送する方 法は、 複数のユーザデータソースの中の各ユーザデータソースから受信された少なく とも1個のデータサンプルを含む複数のデータサンプルを受信し、 上記複数のデータサンプルを少なくとも1個の非同期転送モードミニセルのデ ータペイロードに多重化し、 上記ミニセルを少なくとも1個の非同期転送モードセルにパケット化し、 上記非同期転送モードセルを送信する。 好ましくは、各ミニセルは複数のユーザデータソースからのデー タを伝搬する。 本発明の第2の面により提供される通信ネットワークを介して複数のユーザデ ータソースのユーザデータを通信する方法は、 複数のユーザデータソースの中の各ユーザデータソースのユーザデータを含む フレームを生成するため、各ユーザデータソースから夫々のデータサンプルを多 重化し、 上記フレームを対応した複数の非同期転送モードミニセルの複数のデータペイ ロードに組み立てる。 上記フレームは単一のミニセルのペイロードよりも長い。 上記フレームは、複数のデータパケットペイロードに亘って継続的に続くよう に分割される。 好ましくは、上記方法は、 上記フレームが上記ミニセルの長さを超えて継続するかどうかを示す継続性標 識信号を含む夫々のプロトコルヘッダを各ミニセル毎に組み立てる段階を有する 。 好ましくは、上記継続性標識信号は単一のビットフィールドにより構成される 。 好ましくは、上記ミニセルは、非同期転送モードアダブテーションレイヤ−タ イプ2の共通部分サブレイヤパケットを含む。 好ましくは、上記継続性標識信号は、非同期転送モードアダプテーションレイ ヤ−タイプ2のヘッダを含む。 好ましくは、上記継続性標識信号は、非同期転送モードアダプテーションレイ ヤ−タイプ2のサービス専用コンバージェンスサブレイヤフィールドを含む。 本発明の第3の面により提供される通信ネットワークを介して複数のユーザデ ータソースのユーザデータを通信する方法は、 非同期転送モードアダプテーションレイヤタイプ−2コネクションをシグナリ ングし、 上記複数のユーザデータソースのユーザデータをトランクグルー プフレームに多重化し、 上記トランクグループフレームを少なくとも1個の非同期転送モード可変長セ ルのペイロードに組み立て、 上記ネットワークを介して上記非同期転送モードセルを送信する。 本発明の第4の面により提供される通信ネットワークを介して複数のユーザデ ータソースのユーザデータを通信する方法は、 複数のユーザデータソースの各ユーザデータソースのユーザデータを収容する フレームを生成するため、複数のユーザデータソースの各ユーザデータソースか らのデータサンプルを多重化し、 上記フレームを少なくとも1個の非同期転送モードミニセルのデータペイロー ドに組み立てる。 好ましくは、上記方法は、 上記少なくとの一つのミニセルに組み立てられたユーザのユーザデータソース の数の変更を示すため、プロトコルヘッダ信号を上記ミニセルに収容する段階を 有する。 好ましくは、上記方法は、上記ミニセルの系列内で伝搬されるユーザのユーザ データソースの数の変更を示すため、非同期転送モードミニセルのサービス専用 コンバージェンスサブレイヤヘッダのパケットペイロードフィールドを使用する 段階を含む。 好ましくは、上記方法は、上記ユーザデータの多重化されたユーザの数が変化 するタイミングを合図するため、非同期転送モードミニセルヘッダのパケットペ イロードタイプフィールドを使用する段階を含む。 好ましくは、上記ミニセルは、ATMアダプテーションレイヤタイプ−2のミ ニセルを含む。 本発明の第6の面により提供される通信ネットワークの複数のユーザデータソ ースにユーザデータを通信する方法は、 第1の複数のユーザデータソースのデータを第1のグループサイズを有する第 1のデータグループに多重化し、 上記第1のデータグループを少なくとも1個のミニセルの第1の組のデータペ イロードに組み立て、 第2の複数のユーザデータソースのデータを第2のグループサイズを有する第 2のデータグループに多重化し、 上記第2のデータグループを少なくとも1個のミニセルの第2の組のデータペ イロードに組み立て、 上記各ミニセルは夫々のプロトコルヘッダを有し、上記プロトコルヘッダは連 続したミニセル間のグループサイズの変更を示すため設けられている。 本発明の第7の面により提供される通信ネットワークにおいてデータを伝送す る方法は、 複数のユーザデータソース毎に受信された少なくとも1個のデータサンプルを 含む複数のデータサンプルを受信し、 上記複数のデータソースをトランクグループに多重化し、 非同期転送モードアダプテーションレイヤ−タイプ2・交渉手続を用いてトラ ンクグループコネクションを確立し、 非同期転送モードアダプテーションレイヤ−タイプ2プロトコルヘッダ内に収 容された信号の組み込みにより、上記トランクグループのユーザの追加又は削除 をシグナリングし、上記非同期転送モードアダプテーションレイヤ−タイプ2の トランクグループコネクションをそのままにしておく。 本発明の第8の面により提供される複数の送信エンティティ及び受信エンティ ティを含む通信ネットワークを介して複数のユーザデータソースのユーザデータ を通信する方法は、 トランクグループコネクションを作成するため、上記受信エンティティにシグ ナリングし、 上記複数のユーザデータソースのデータをトランクグループデータフレームに 多重化し、 上記受信エンティティに上記トランクグループデータフレームの 長さをシグナリングし、 上記トランクグループデータフレームを複数の非同期転送モードアダプテーシ ョンレイヤタイプ−2のミニセルに組み立て、 非同期転送モードアダプテーションレイヤタイプ−2のミニセルヘッダ内の上 記トランクグループデータフレームの長さの変更をシグナリングする。 好ましくは、上記トランクグループデータフレームの長さをシグナリングする 段階は、非同期転送モード交渉手続プロトコルによってシグナリングする。 好ましくは、上記トランクグループデータフレームの長さの変更をシグナリン グする段階は、非同期転送モードアダプテーションレイヤタイプ−2のペイロー ドパケットタイプフィールド内でシグナリングする。 本発明の第9の面により提供される非同期転送モードアダプテーションレイヤ タイプ−2のミニセルのペイロードパケットタイプフィールドを復号化すること により非同期転送モードアダプテーションレイヤタイプ−2のミニセルのデータ ペイロードの変更を実現する方法は、 先に受信されたミニセルとは異なる個数のユーザデータソースからのデータを 格納する新しいデータペイロードを収容するミニセルを示すように、受信された パケットペイロードタイプ信号10を復号化する。 好ましくは、上記受信されたパケットペイロードタイプフィールド信号を復号 化する段階は、 上記ミニセルのデータペイロード内のユーザデータソースの数に変更が無いこ とを示すように、パケットペイロードタイプ信号00を含む第2のミニセルが直 後に続くパケットペイロードタイプフィールド00を有する第1のミニセルを復 号化する。 好ましくは、上記受信されたパケットペイロードタイプフィール ド信号を復号化する段階は、 上記ミニセルのデータペイロード内のユーザデータソースの数に変更が無いこ とを示すように、パケットペイロードタイプ信号01を有する第2のミニセルが 直後に続くパケットペイロードタイプフィールド01を有する第1のミニセルを 復号化する。 好ましくは、上記方法は、 非同期転送モードアダプテーションレイヤ−タイプ2のコネクションにおいて 、データの損失を示すように、第1のミニセルの受信パケットペイロードタイプ 信号00を復号化し、次に受信されたミニセルの受信パケットペイロードタイプ 信号01を復号化する。 好ましくは、上記方法は、 非同期転送モードアダプテーションレイヤ−タイプ2のコネクションにおいて 、データの損失を示すように、第1のミニセルの受信パケットペイロードタイプ 信号01を復号化し、次に受信されたミニセルのパケットペイロードタイプ信号 00を復号化する。図面の簡単な説明 本発明をよりよく理解し、本発明が実施される態様を示すために、以下では、 添付図面を参照して本発明による具体的な実施例、方法及び処理のそれらに限定 されない例を説明する。図面中、 図3は、通信リンク装置によって接続された第1及び第2のノード装置を含み 、ノード装置が通信データの伝送用の受信エンティティ及び送信エンティティと して動作する通信ネットワークハードウェアが概念的に示す図であり、 図4は、複数の非同期転送モードアダプテーションレイヤタイプ−2のミニセ ル(共通部分サブレイヤパケット)を含む非同期転送モードセルの伝送系列を示 す図であり、 図5は、非同期転送モード共通部分サブレイヤパケットのミニセルを概略的に 示す図であり、 図6は、非同期転送モードミニセル共通部分サブレイヤプロトコルヘッダと、 ミニセルデータペイロードとを示す図であり、 図7は、非同期転送モードミニセルデータペイロード内のスタートフィールド ヘッダを概略的に示す図であり、 図8は、単一チャネルアダプテーション(SCA)法に従って、複数のユーザ データソースのデータを複数のCPSパケットミニセルに組み立てる態様を概略 的に示す図であり、 図9は、本発明の具体的な方法による多数のチャネルアダプテーション法(M CA)に従って、複数のユーザデータソースからのデータを複数のCPSパケッ トミニセルに組み立てる態様を概略的に示す図であり、 図10は、複数のユーザデータソースの多数のデータにより構成されたデータ ペイロードを含むCPSパケットミニセルを組み立てる方法と、多重チャネルア ダプテーション法による共通部分サブレイヤ/サービス専用コンバージェンスサ ブレイヤ(CPS/SSCS)ヘッダの組み立てとを概略的に示す図であり、 図11は、複数のユーザデータソースから多重化されたデータを含む単一トラ ンクグループデータフレームのデータペイロードを収容する複数のCPSパケッ トミニセルを概略的に示す図であり、 図12は、本発明の具体的な方法に従って通信ネットワークを介して伝送され たCPSパケットミニセルの系列と、本発明による別の具体的な方法に従って伝 送を構成するシグナリング情報の復号化の結果とを概略的に示す図であり、 図13は、本発明の具体的な方法に従うシグナリング処理を全体として概略的 に示す図であり、 図14乃至16は、本発明の具体的な方法により構成される信号復号化処理を 全体として概略的に示す図であり、 図17は、本発明の具体的な方法による復号化サブプロセスを概略的に示す図 であり、 図18は、本発明の具体的な方法による別の復号化サブプロセスを概略的に示 す図であり、 図19は、本発明の具体的な方法による別の復号化サブプロセスを概略的に示 す図であり、 図20は、長いデータ構造を複数のミニセルに多重化する方法を概略的に示す 図であり、 図21は、比較的短いデータ構造を複数のミニセルに多重化する方法を示す図 である。本発明を実施するベストモードの詳細な説明 以下、一例として本発明を実施するため考えられたベストモードについて説明 する。以下の説明中、多数の具体的な詳細は本発明を完全に理解するために記載 されている。しかし、本発明がこの具体的な詳細を用いなくても実施され得るこ とは当業者に容易に分かる。一方、周知の方法及び構成は、本発明が必要以上に 不明瞭になることを避けるため詳細には記載されていない。 図3を参照するに、第1及び第2のATMノード装置300、301が示され 、両者の間ではATMセル302の形式の伝送データ信号がノード装置間の物理 伝送媒体303を介して伝送され、複数の単一サービス又はマルチサービスデー タソースからの単一ユーザ又はマルチサービスデータ、例えば、音声データ30 4、ビデオデータ305及びコンピュータデータ306がノード装置300、3 01に入力され、複数のATMセル302に組み込まれる。図3には、本発明が 必要以上に不明瞭になることを避けるべく、本発明を実施するベストモードの原 理を説明するために、2台のノード装置と1台のリンク装置とを含む物理ネット ワークの簡単な形式が示されている。当業者には、本発明による方法及び処理は 非常に複雑な通信ネットワークに適用されることが認められるであろう。 図4を参照するに、2個の従来のATMセルの系列が概略的に湿 されている。各ATMセルは、複数の通常のATM、CPSプロトコルデータユ ニット(CPS−PDU)ミニセルMC1−MC6が含まれる。単一のミニセル 400は、3バイトのミニセルヘッダ401と、データトラヒックを実行する可 変長ミニセルペイロード402とを含む。AAL−2において、1個以上のミニ セルは、最大で48オクテットのATMセルを占有するATMセルのペイロード を含み、残りの5オクテットのATMセルはATMセルヘッダのため確保される 。ATMミニセルはATMセル境界を超えても構わない。例えば、図4において 、第1のATMセルであるセル1は、ミニセルMC1及びMC2と、更なるミニ セルMC3の一部分とを含む。ミニセルMC3の残りの部分は、第2のATMセ ルであるセル2のペイロードを占有する。 AAL−タイプ2の場合に、ミニセルヘッダ401は二つの部分に分かれる。 第1の部分は共通部分サブレイヤ(CPS)パケットヘッダであり、第2の部分 はサービス専用コンバージェンスサブレイヤ(SSCS)パケットヘッダである 。共通部分サブレイヤは、バーチャルチャネルの番号を示すユーザ識別子(UI D)(ATMバーチャルチャネルは最大で256の個別ユーザを含み得る)と、 ミニセルが可変長ペイロードを有し得る場合にミニセルペイロードの長さを示す 長さ標識(LI)フィールドと、ミニセルヘッダの内容をエラーから保護する巡 回冗長性データ(CRC)フィールドのような伝送されたすべてのミニセルに共 通した基本制御情報を含む。ミニセルヘッダ内には、サービス専用コンバージェ ンスサブレイヤ(SSCS)パケットヘッダ情報のため割り付けられた5個の空 きビットが残されている。サービス専用コンバージェンスサブレイヤパケットヘ ッダは、ユーザ定義可能フィールドを構成するので、ユーザは、ATMミニセル を自分の固有の必要条件に合わせるため、サービス専用コンバージェンスサブレ イヤヘッダを適合させることができる。ユーザは、サービス専用コンバージェン スサブレイヤ情 報をミニセルペイロード400の一部として配置する選択の余地があり、或いは 、SSCS情報をミニセルヘッダ401内の空いている5ビットに配置すること ができる。かくして、例えば、ユーザがサービスのためのデジタルエラー保護情 報を取り込みたい場合に、この情報はミニセルのペイロードに収容され得る。図 5、6及び7には、共通部分サブレイヤ(CPS)と、サービス専用コンバージ ェンスサブレイヤ(SSCS)用に確保された5ビットの空きビットとを含み、 サービス専用コンバージェンスサブレイヤの要素がミニセルペイロード400の 格納場所501に配置された3バイトのミニセルヘッダが概略的に示されている 。 AAL−タイプ2において、ATMセルはCPS−PDUミニセルで占められ 、異なるユーザからのデータはミニセル毎に1ユーザずつの異なるミニセルを占 める。かくして、単一チャネルアダプテーション(SCA)法を用いることによ り、例えば、3種類のユーザからのデータは、ATMセルのペイロードとして夫 々のユーザデータソースからのデータを収容する3個の別個のミニセルを組み込 むことにより、単一のATMセルで伝送可能である。かくして、ATMミニセル はATMセル構造内で非同期的に伝送され、多数のユーザが複数のミニセルを用 いてATMセルのペイロード中に多重化され得る。しかし、ミニセルをデータで 埋めることにより、ATMセルを埋めるのと同様のパケット化遅延が依然として 生ずる。非常に低いビットレートサービスの伝送のため、パケット化遅延が過剰 になる前に、少数の低ビットレートデータのサンプルをミニセルペイロードに収 容することだけが実施可能である。例えば、非常に低いビットレートの場合に、 ミニセルを埋める際のパケット化遅延が大きくなりすぎる前に、3乃至4個のオ クテットサンプルをミニセルペイロードに収容することが可能である。CPSパ ケットヘッダはこのペイロードに付加されるべきであり、その結果として、3バ イトのCPSパケットヘッダと、3乃至4バイトのペイロード ヘッダとを含むミニセルが得られる。このため、低ビットレートデータに対し、 3バイトのミニセルヘッダは、3乃至4バイトのデータペイロードに対し過剰な オーバーヘッドを生じさせ、これにより、低データレートでの帯域幅利用性が低 下する。 次に、図8を参照するに、SSCS−単一チャネルアダプテーション機構を使 用する複数の低ビットレート同期ユーザデータソースからのマルチユーザデータ のパケット化が例示されている。例えば、図8において、ミニセル800はユー ザ1からのデータを伝搬し、ミニセル824はユーザ24からのデータを伝搬す る。トラヒックデータ825乃至830の6バイトは、第1のサービス専用コン バージェンスサブレイヤパケットデータユニットSSCS−PDU1を形成する ため、サービス専用コンバージェンスサブレイヤパケットヘッダ831内に収容 される。ユーザ1からの6バイトのユーザデータと、SSCSパケットヘッダ8 31とを含むSSCS−PDU1は、CPSパケットミニセル801を形成する ため、CPSパケットヘッダ832内に包含される。本例の場合、ミニセル80 1は、6バイトのユーザデータを最小3バイトのパケットヘッダオーバーヘッド と共に伝搬する。同様に、ユーザ2からユーザ24までの更なるユーザに対し、 夫々のデータは更なる夫々のミニセルに収容される。得られたCPSパケットミ ニセルは、ATMレイヤプロトコルに従って動作するネットワークの物理伝送媒 体と、ノード装置300及び301と、リンク303とを介して次に伝送される ATMセルペイロードを形成するため一つに多重化される。SSCS−SCAを 用いることにより、各単一ユーザデータソースからの情報は、単一のユーザデー タを含む対応した夫々のSSCS−SDUを構築するため使用される。各SSC S−SDUには、SSCS−PDUの系列を形成するため、夫々のSSCSパケ ットヘッダが前方に付加される。各SSCS−SDUには、CPSパケットミニ セルの夫々の組を形成するため、CPSパケットヘッダ が前方に付加される。各CPSパケットミニセルは単一のユーザからの情報を含 み、特有のATMアダプテーションレイヤ−タイプ2・コネクションが各ユーザ のサポートのため確立される。かくして、CPSパケットヘッダにおいて、ユー ザ識別子(UID)は1個の特定のSSCSユーザと関連付けられる。これは、 AAL−タイプ2・コネクションが新しいユーザに対し設定されると、常にAA L−タイプ2・交渉(ネゴシエーション)手続(ANP)がそのコネクションに 割り当てられるユーザ識別子(UID)値を交渉するため起動される。同様に、 ユーザが解放される毎に、コネクションのユーザID値を割り当てられていない 状態に戻すためAAL−タイプ2・交渉手続(ANP)が呼び出される。 単一のチャネルアダプテーションは、多数のサービスタイプ、ある種のサービ スタイプ、特に、低データレートサービスに対し有効であり、SCAを使用する 帯域幅利用性は不充分である。 図9を概略的に参照するに、本発明を実施するベストモードに従ってATMネ ットワークを介してポイントツーポイント伝送を行う複数のユーザデータソース を多重化する別の方法が概略的に示されている。以下に説明される具体的な方法 及び処理は、本発明の全体的な範囲を制限するものと考えるべきではない。図9 において、複数のネットワークユーザ(ユーザ1乃至ユーザ24)は、多重チャ ネルアダプテーション(MCA)CPSパケットのミニセルを構築するため使用 される同期的ユーザデータを個々に発生し、このミニセル中のペイロードは多数 のユーザからのデータの多数のデータを表現する。図9に示されるごとく、ユー ザ1のデータソースからのデータオクテット901は、第1のSSCSプロトコ ルデータユニット902のペイロードを形成するため、夫々のユーザ、すなわち 、ユーザ2、ユーザ3...ユーザ24からのデータオクテットと多重化される 。複数のユーザの次のデータオクテットを伝搬する次のSSCS−パケットデー タユニットは同様に構築される。例 えば、各ユーザが6バイトのデータを発生する場合、各ユーザ毎に1バイトのデ ータが別個のSSCS−プロトコルデータユニットSSCS−PDU1−6に収 容され、第6のSSCS−プロトコルデータユニット907に達する。このよう な形で、複数のユーザデータソースの中の各ユーザデータソースからのデータの 1バイトは、単一のSSCS−プロトコルデータユニットに多重化されるので、 第1のユーザからの次の情報のバイトが考慮される前に、複数のデータソースの 中の各データソースからの情報の最初のバイトが、次のデータのバイトが各ユー ザデータソース若しくは一部のユーザデータソースから到達するのを待つことな く、パケット化され得る。得られたSSCSプロトコルデータユニットは、CP Sパケットヘッダ908が前方に付加され、CPSパケット(ミニセル)が得ら れる。これらは、物理ネットワークを介して伝送されるATMセルペイロードを 形成するため一つに多重化される。各ミニセルはネットワークを介した伝送のた め1個以上のATMセルに組み込まれる。 かくして、例えば、ユーザ数が24の場合、多重チャネルアダプテーションミ ニセル(CPS−PDU−MCA)を用いることにより、ミニセル902は、C PSパケットヘッダ908と、ミニセルペイロード(CPSパケットペイロード )909とにより構成される。ペイロードは、単一ユーザからのデータを表現す るのではなく、多数のユーザからの多重化されたデータを表現するので、ユーザ データは1フレーム単位で多重化される。このため、あるポイントから別のポイ ントに24通りのユーザのユーザデータを送信する必要がある場合、例えば、従 来のパルス符号変調(PCM)方式を用いて発生されたユーザデータの場合のよ うに各ユーザが125μs毎にデータのオクテットを発生するならば、24通り のユーザからの24個の個別のオクテットサンプルは単一ミニセルのペイロード に多重化され得る。ユーザデータがミニセルに詰め込まれる順序に 関する情報は、ミニセルヘッダでは伝搬されないが、ATMアダプテーションレ イヤタイプ2・交渉手続(ANP)によって別々に伝送される。ANPメッセー ジは、割当、削除及びAAL−タイプ2・チャネル2の状態を制御するためAT Mアダプテーションレイヤタイプ2・エンティティ(ノード装置)の間で送信さ れる。ユーザデータがミニセルペイロードに詰め込まれ、ミニセルの伝送よりも 先に受信器エンティティンに伝送される順序は送信器端で既知であるため、受信 器端で、データは既知の順序でミニセルペイロードから取り出され、ユーザデー タの24個の別個の組に分離(逆多重化)される。 典型的なANPメッセージは以下の項目を含む。 ・割当要求 ・割当確認 ・割当拒否 ・削除要求 ・削除確認 ・状態ポール ・状態応答 例えば、図3において、割当要求メッセージは、送信側エンティティノード装 置300により送信され、ALL−タイプ2・チャネルの割当を要求する。割当 確認メッセージは、受信側エンティティノード装置301によって送信され、A AL−タイプ2・チャネルの割当を確認する。割当拒否メッセージは、AAL− タイプ2・チャネルの割当を拒否するAAL−タイプ2・エンティティにより送 信される。削除要求メッセージは、AAL−タイプ2・チャネルの削除を要求す るAAL−タイプ2・エンティティによって送信される。削除確認メッセージは 、AAL−タイプ2・チャネルの削除を確認するAAL−タイプ2・エンティテ ィによって送信される。状態プールメッセージは、AAL−タイプ2・チャネル の状態を ポーリングするAAL−タイプ2・エンティティによって送信される。状態応答 メッセージは、AAL−タイプ2・チャネルの状態ポールに応答するAAL−タ イプ2・エンティティによって送信される。ANPプロトコルを実現する具体的 な提案は、参考文献[2]に記載されている。多重化されたマルチユーザデータ パッケージ内のユーザデータソースの追加若しくは削除に関する情報は、ユーザ の数の変更が実際に行われる前に、説明されているようなANPプロトコルを用 いて受信側エンティティに通知される。 図10を参照するに、本発明による具体的な方法を実現するATMミニセル1 001のCPSパケット内でSSCSパケットヘッダを構築する方法が示されて いる。複数のN種類のユーザデータソースからの複数のN個のデータのオクテッ トがデータペイロードのサービスデータユニットパケット1002に多重化され る。サービスデータユニット1002の前方に付加されたSSCSパケットヘッ ダ1003は、2ビットのパケットペイロードタイプフィールド(PPT)と、 1ビットの変更標識フィールド(CI)1005と、2ビットのモジュロー8の シーケンス標識フィールド(SN)1006と、3ビットの予備フィールド10 07とを含む。マルチユーザ多重化されたデータパケット1002の前方に付加 するため図10のSSCSパケットヘッダ1003を用いることにより、多数の 低ビットレートソースからの情報が所定の制限されたセル組立遅延に対し改良さ れた帯域幅利用効率を得るためトランクグループデータフレームに一括して多重 化される。トランクグループデータフレームのサイズとは無関係に、図10のS SCSマルチチャネルアクセス機構は、ATMペイロードサイズ(最大48バイ ト)に略一致する長さのサービスデータユニットを発生させるように調整され得 る。これにより、高帯域幅効率と潜在的なエラー拡張との間で最適なバランスが 得られる。トランクグループのサイズは決定論的であり、常に受信側エンティテ ィノード装置は、受信したマルチ ユーザ多重化パケットの長さが暗黙的に既知である。しかし、低ビットレートユ ーザの数の変更を受け容れるため、トランクグループのサイズをコネクションの 寿命の間に動的に変更してもよい。マルチユーザ多重化データパッケージサイズ (すなわち、トランクグループデータフレーム)の変更は、ANP交渉プロトコ ルを用いて先行して通知され、実際にユーザの数を変更する時期は、変更が行わ れるSSCSパケットヘッダ内の変更標識(CI)ビット信号の伝送によって活 性化され、受信側エンティティは、ANP交渉手続からユーザの数に生じた変更 の内容を知り、受信されたミニセルからユーザの数の変更が行われたときのタイ ミングを知る。 シーケンス標識(SI)フィールド、継続性標識(CI)フィールド及びパケ ットペイロードタイプ(PPT)フィールドの動作を次に説明する。 図10に示された2ビットのシーケンス標識フィールド(SI)は、図7に示 されたすべてのCPSパケットデータユニットのスタートフィールド内の1ビッ トのスタートフィールドシーケンス番号(SN)と共に使用される。2ビットの シーケンス標識フィールド(SI)は、ミニセルの損失若しくは誤配信を防止す るための機構を提供する。伝送された連続的なミニセルに対し、シーケンス標識 フィールドは、サイクル00、01、10、11を通してインクリメントされ、 そして、00に戻される。受信側ノード装置は、シーケンス標識フィールドを読 み、シーケンス標識フィールドの巡回的な増加を検査するよう構成される。サイ クルに関する変更は、ミニセルが損失したことを示す。特に、同期的サービスに おいて、端から端まで位相関係が維持されることが重要であり、かつ、ミニセル の損失若しくは誤配信の検出が重要である。一般的に、位相関係が失われるとエ ラーが拡大し、特に、モデムが同期を失った後に同期を再回復するため、大きい 間隔を必要とするモデムトラヒックの場合に、エラーが拡大する。 単一ビットの継続性標識フィールド(CI)は、大きいトランクグループデー タフレーム、すなわち、多重化されたユーザの長いシーケンスを複数のミニセル に組み込むため使用され得る。例えば、図11において、160種類のユーザデ ータソースからの160オクテットは、夫々、単一のトランクグループデータフ レームに組み立てられる。図11を参照するに、第1から第4までの連続的なC PSパケットミニセル1101〜1104は、夫々、多数のユーザからのデータ オクテットが詰め込まれた対応したデータペイロードを有する。トランクグルー プは、第1のミニセル1101のデータペイロードにユーザ1〜45からのオク テットを詰め込み、第2のミニセル1102のデータペイロードにユーザ46〜 90からのオクテットを詰め込み、第3のミニセル1103のデータペイロード にユーザ91〜134からのオクテットを詰め込み、第4のミニセル1104の データペイロードにユーザ136〜160からのオクテットを詰め込むことによ り、第1乃至第4のミニセル1101〜1104で伝送される。各ミニセルのS SCSパケットヘッダ1003において、単一ビットの継続性標識フィールド( CI)は0若しくは1の値をとる。値1は、継続性標識1を収容するミニセルの 端で、データペイロードが次のミニセルに継続することを示すため使用される。 かくして、図11において、値1の継続性標識を収容する第1のミニセル110 1は、次の第2のミニセル1102に継続するトランクグループデータフレーム のデータペイロード部を有する。同様に、ミニセル1102及び1103は、継 続性標識値1を含む。第4のミニセルは、値0の継続性標識を収容し、第4の継 続セルのデータペイロードは次の第5のミニセルに継続しないことを示す。 図11に示されたミニセルの場合、45オクテットの最大データペイロードは デフォルト条件として選択される。この値は、引用文献[2]に記載されたミニ セルの推奨デフォルト長と一致するよう に選択された。非常に大きいトランクグループペイロードが単一の大きいミニセ ルに組み立てられたとき、数個の連続したATMセルペイロードは、CPSプロ トコル制御情報を用いること無く発生され得る。このような条件下で、データペ イロードの単一エラーは、エラー拡大を延長し、ATM通信リンクの全体的なエ ラー性能を劣化させる。本方法の場合、45オクテットの最大ミニセルペイロー ドサイズに従うが、伝送可能なトランクグループ自体の最大サイズには制限が置 かれていない。継続したペイロードと、値1の継続性標識を有するミニセルは、 45オクテットのデフォルトミニセルペイロードサイズの単一の固定長で設定さ れる。連続したミニセルに継続されないペイロードを有するミニセルに対し、ミ ニセルペイロードのサイズは残りのトランクグループデータを収容するため可変 的である。受信側エンティティは、ANP機構を介した事前の通知に起因して、 トランクグループの長さについて暗黙的な知識があるので、継続したミニセルペ イロード及び最後の継続しないミニセルペイロードの両方の長さは暗黙的に既知 である。しかし、本発明のベストモードでは、最大45オクテットのペイロード が想定されているが、本発明はかかるミニセルペイロード長には限定されない。 本発明の方法による他の具体的な方法によれば、継続したミニセルのミニセルペ イロードサイズは、64オクテットの選択的な最大ミニセルペイロード長に設定 される。 2ビットのパケットペイロードタイプフィールド(PPT)は、運用及び保守 (OAM)データ又はユーザデータのいずれかのパケットペイロードのタイプを 指定し、トランクグループ内でユーザ数が変化したミニセルを動的に示すため使 用される。2ビットのパケットペイロードタイプフィールドにおいて、値11は 、ミニセルが運用及び保守信号情報(OAM)を収容する旨を示すように割り当 てられる。この場合、運用及び保守信号情報を収容するミニセルのデータペイロ ードはトランクグループユーザデータではない。2 ビットポケットペイロードタイプ(PPT)フィールドの他の3つの状態は以下 の通り割り付けられる。 ・値00 − ユーザ情報(すなわち、多重化マルチユーザデータのトランクグ ループ情報)を伝搬するSSCSパケットを示す。 値01 − 上記の値00と同じユーザ情報を伝搬するSSCSパケットを示 す。 ・値00及び01は、コネクションを介して伝搬されるユーザの数に変更が生じ たときに互いに置き換わるように使用される。 ・値10は、直前のSSCSパケットとは異なる数のユーザのデータを収容する SSCSパケットのグループの第1のパケットであるSSCSパケットを示す。 換言すると、値10は、新しい複数のユーザのデータを含む第1のSSCSパケ ットを示す。 表1を参照するに、トランクグループ構造サイズに変更が生じたときにパケッ トペイロードタイプ(PPT)フィールドを復号化するため使用される状態表が 示されている。この表中、「同一」及び「反転」は、PPTフラグが00若しく は01に一致することを意味する。「同一」は、最後に受信されたユーザミニセ ルと同じ値であることを意味し、「反転」は逆の値であることを意味する。 値00及び01は、共に、ユーザ情報を伝搬する2個の異なる状態であるSS CSパケットを示すため使用されるので、00から01又は01から00への遷 移は、ミニセルペイロードのサイズの持続的な変更の発生を示すため使用される 。例えば、図12を参照するに、ミニセルA〜Hが伝送され、トランクグループ 内のユーザ数は、20ユーザから21ユーザに変化し、次いで、22ユーザに変 化するので、パケットペイロードタイプ標識値00、01は、ユーザ数の持続的 な変更を示すため以下の通り使用される。最初に、20ユーザから21ユーザへ のユーザ数の変更が、ATMアダプテーションレイヤタイプ−2・交渉手続(A NP)を用いて変更の前に送信側ノードエンティティから受信側ノードエンティ ティに通知される。トランクグループ内のユーザ数は、送信端で変更され、新し いユーザ数21がトランクグループに収容される。21ユーザの新しいトランク グループからのデータを伝搬する第1のミニセル(ミニセルD)において、ミニ セルのユーザデータペイロードは、SSCSヘッダを追加することによりパケッ ト化され、パケットペイロードタイプフィールド変更パルス信号に値10を収容 する。受信器側で、変更パルス復号器は、受信されたSSCSパケットヘッダを 復号化し、PPTの値10から、トランクグループ内でミニセルDから始まるユ ーザ数の変更が発生したことを判定する。受信器は、実際のユーザ数の情報がA NPプロトコルを用いて先に伝送されるので、ミニセルDよりも先行して新しい トランクグループ内の実際のユーザ数の情報を保有する。値10の変更パルス信 号PPTを受信した後、受信器は、21ユーザのオクテットを、対応した21ユ ーザのエンドポイント宛先に割り付ける。この割り付けのタイミングは、パケッ トペイロードタイプフィールドの変更パルス標識の値10から得られる。 次のミニセルのミニセルEにおいて、パケットペイロードタイプフィールド( PPT)は、持続的変更標識(PCI)の代わりの値、 すなわち、01に変更する。持続的変更標識PPTの値01は、トランクグルー プ内のユーザ数の変更が行われたことを示す。パケットペイロードタイプの値は 、トランクグループ内のユーザ数が同一に保たれる限り、本例ではミニセルFま で持続的変更標識PPTの新しい値01で維持される。 トランクグループの新しいユーザ数に関する新しいデータは、受信器がミニセ ルGの時点でトランクグループユーザの新しい変更に対しセットアップできるよ うに、ミニセルD〜Fの伝送中にANPプロトコルを用いて受信器に先行して通 知される。トランクグループの新しいユーザデータソースの数からのデータは、 ミニセルG、H及び後続のミニセルで伝送されるトランクグループフレームに多 重化される。補正されたトランクグループユーザの数を含む第1のミニセル、す なわち、ミニセルGの先頭で、ミニセルGのPPTフィールドは、変更パルスC P信号である値10を格納する。受信器側で、PPTフィールドの値10は、ト ランクグループの新しいユーザ数がミニセルGから有効であることを示すように 復号化される。復号器は処理を進め、トランクグループに現在22種類のユーザ が存在し、受信側交換機で22種類のユーザデータソースからの受信された多重 化データオクテットが対応した22種類のユーザ宛先に送信されることを示す更 新されたANP情報に従って、ミニセルG及び後続のミニセルを逆多重化する。 変更パルスを含むミニセルGの後に続く次のミニセルにおいて、PPTフィール ドは、他の持続的変更標識の値00に戻る。 図13を参照するに、伝送方法の概略が示されている。ステップ1301にお いて、送信器は、ANPプロトコルを用いて、新しいトランクグループサイズを 示す信号を先に受信器に通知する。ステップ1302において、トランクグルー プのユーザ数は、変更され、新しい複数のユーザからのデータは新しいトランク グループフレームに多重化される。ステップ1303において、新しい複数の ユーザデータを含むトランクグループフレームは、1個以上のミニセルペイロー ドにパケット化される。各ミニセルペイロードには、SSCSフィールドヘッダ が加算される。新しい複数のユーザを有する第1のトランクグループフレームを 伝搬する第1のミニセルに関して、ステップ1304において変更パルスの値1 0がPPTフィールドに追加される。ステップ1305において、同一トランク グループフレームからの情報を格納する後続のミニセルに対し、持続的変更標識 の値00又は01が追加される。値00又は01は、前の異なる複数のユーザの 前のトランクグループフレームを伝搬する持続的変更標識の値とは異なる値にな るように選択される。 図14を参照するに、ミニセルヘッダ情報を復号化し、ミニセルデータペイロ ードをエンドユーザ宛先に割り付ける受信器エンティティで実現される処理の一 般的な概略が示されている。ステップ1401において、受信側エンティティは ミニセルのシーケンスを受信する。ステップ1402において、受信器は、到着 するミニセルのSSCSヘッダ内のPPTフィールドを復号化する。復号器が、 前に受信されたミニセルの前に受信されたPPTフィールドに対しPPTフィー ルドに変化が無いことを検出した場合、復号器は、ミニセルのデータペイロード を多重化し、ミニセルのデータペイロードのデータオクテットを、受信側エンテ ィティで現在保持されたANP情報に指定された複数のユーザエンド宛先に切り 換える。しかし、ステップ1403において、復号中の受信器が前に受信された ミニセルのPPTフィールドに対するPPTフィールドの変化を検出したとき、 ステップ1405〜1408において、受信側交換機は、PPTフィールドの値 が00、01、10又は11の中のいずれかであることを保証する。 PPTフィールドの値が11であるとき、受信側交換機は、ステップ1409 において、運用及び保守(OAM)データとしてPPTフィールド値を格納する ミニセルのデータペイロードを処理す る。 受信側交換機の復号器が、ステップ1407において、現在受信されたミニセ ルのPPT値を値10として復号化した場合、交換機は、トランクグループのユ ーザ数の変化後に図15に示されるような手続を実行する。ステップ1405又 は1406において、受信側交換機が現在受信されたミニセルのPPtフィール ドを値00若しくは01として復号化した場合、受信側交換器は、先行のミニセ ルの先行のPPT値が10であり、トランクグループフレーム内のユーザ数が変 化したかどうかを検査する。ステップ1411において、先行のミニセルのPP T値が値10であるとき、受信側交換機は現在のミニセルを先行のミニセルとし て処理し、ANPプロトコルから受信された現在の情報に従ってそのデータペイ ロードを逆多重化し、現在のミニセルのデータペイロードのデータオクテットを 、ステップ1404でANPプロトコル情報に指定された適当な複数のユーザに 配分する。しかし、現在のミニセルが値00又は01のPPT値を有し、先行の ミニセルのPPT値が値10であったとき、ステップ1403において、PPT フィールドが前のミニセルに格納されたPPTフィールドから変化したかどうか が検査されるので、エラーが発生し、1個以上のミニセルが伝送中に失われたか どうかが示される。次に、図16に示された損失したミニセル回復手続1412 が行われる。 図15を参照するに、PPTの値10が受信側エンティティの現在のミニセル で受信される場合に、ステップ1501において現在受信されたミニセルから始 まるトランクグループのユーザ数の変化の発生が示される。受信側交換機は、最 新ANP情報がステップ1502で未だ実現されていないかどうかを検査する。 最新ANP情報が未だ実現されていないとき、PPTの値10は、変化のタイミ ングを、最新に受信されたANP情報によって指定された新しい複数のユーザに 通知し、ステップ1502において、受信側交換機は 現在のミニセルデータペイロードを逆多重化し、ANP情報で指定された新しい 複数のユーザのデータオクテットを、対応した新しい数のユーザ宛先に送信する 。交換機によって受信された最新ANP情報がステップ1502で実現された場 合には、エラーが発生している。 図16を参照するに、PPTの値00又は01が受信され、これは、値が10 ではない前のミニセルのPPTの値から変化しているとき、1個以上のミニセル が伝送中に失われたことを意味する。一般的に、ミニセルが伝送中に損失した場 合、ある種の装置、例えば、再同期のため多数のサイクルを必要とするモデムの 同期の外れを生じさせる。セル輻輳に起因した1個のミニセルの損失は、他のセ ル損失機構よりもかなり一般的に生じる可能性がある。したがって、単一のミニ セルの損失エラーの回復は、同期の損失を回避することによりATMネットワー クに取り付けられた顧客機器の性能を改良させる。例えば、2個以上の多数のミ ニセルが損失された場合、モデム機器の同期は失われる。ここに開示されたベス トモードの場合に、PPTフィールドは、図16に記載されているように単一の セル損失エラーを回復するため使用され得る。ステップ1601において、2ビ ットのシーケンス標識(SI)及び1ビットのシーケンス番号(SN)は、損失 されたミニセルの個数を知るため復号化される。ステップ1602において、交 換機が1個のミニセルだけが失われたことを判定した場合に、あるミニセルから 次のミニセルまでの間の持続的変更標識の値に起因し、かつ、前のミニセルは値 10を格納しなかったことを知ることにより、前の(失われた)ミニセルは、ト ランクグループのユーザの変更が行われたミニセルでなければならないことが分 かる。したがって、ステップ1604において、受信側交換機は、最新のANP 情報が未だ実装されていないかどうか、すなわち、スイッチがトランクグループ ユーザの数の変更を待機するかどうかを検査する。交換機が、最新のANP情報 が 未だ実現されていないことを判定した場合に、交換機は、ユーザの変更がステッ プ1603において前のミニセルで発生したことが分かるので、ステップ160 5において、交換機は現在受信されたミニセルのペイロードを逆多重化し続け、 データオクテットを、受信されるべき最新のANP情報で指定された新しい複数 のユーザに配信することができる。ステップ1602において、シーケンス標識 及びシーケンス番号を検査した交換機が1個以上のミニセルが損失したことを判 定した場合、エラーが発生している。エラーは、損失されたミニセルの個数に依 存して回復可能若しくは回復不可能であり、ユーザ宛先側のモデム機器は、ステ ップ1606において、後続のトランクフレーム中に再同期可能若しくは再同期 不可能である。しかし、持続的変更標識(PCI)の存在に起因して、受信側ユ ーザ機器は最終的に同期を回復する。かくして、1個のミニセルの損失は完全に 回復可能であるが、2個以上のミニセルの損失後に同期が外れた場合、非常に多 数のミニセルを発生させる。単一のセルの損失はかなり一般的に発生するので、 単一のミニセル損失エラーからの回復は、ここで説明しているベストモードの重 要な利点を構成する。持続的変更標識の存在は、ミニセルの長いバーストの損失 後でも、受信側交換機が常に同数のユーザがトランクグループ無いに存在するか どうかを知り、正しいエンドユーザへの逆多重化の回復は延長されたミニセルの 損失後でも可能であることを保証する。トランクグループのユーザの数の変更は 、ANPを介して、コネクション上のより少数若しくはより多数の低ビットレー トユーザを収容するため動的に行われるので、すべての段階で、受信側交換機は 現在及び新しいトランクグループサイズの完全な知識を保有する。 ユーザデータソースの数の変更は以下のように通知される。ANPは、新たに 確立された多重チャネルアダプテーションコネクション用のコネクション識別子 (CID)の交渉のため使用される。次に、チェンジ(CHANGE)手続の使 用は、SSCS−MCAコ ネクションによってサポートされるユーザの数(すなわち、伝搬されるタイムス ロットの数)の変更を交渉するため要求されたANP手続に対する最小限の拡張 である。この手続は以下の通り動作する。 ・要求側ノードは、相関基準と、AAL−タイプ2・コネクション用のCID値 と、CPSサービスオプションと、トランクグループに追加若しくはトランクグ ループから削除されるべきタイムスロットの詳細を伝達するUUIフィールドと を含む変更要求メッセージ(CHANGE REQUEST)を、構造内の格納 場所、すなわち、オフセット値も含めて送信する。 ・応答側ノードが要求された変更を受理できない場合に、変更拒絶メッセージ( CHANGE DENIED)を用いて、元のメッセージと同じ相関基準及びC ID値と、要求された変更を拒絶した理由を伝搬する原因フィールドとを返答す る。多重チャネルアダプテーションコネクションは、その構造を変更しないまま 継続する。 ・或いは、応答側ノードが要求されたメッセージを受理できる場合、元の相関基 準及びUUIフィールドを含む変更確認メッセージ(CHANGE CONFI RM)を用いて返答する。 新しいトランクグループ構造に関するANP交渉及び同意に続いて、要求側ノ ード装置は変更を実施する。この装置は、ANPを経由して変更同意を添付する ため、帯域内変更標識機構を提供する必要があるので、受信器は変更境界を検出 することができる。このようにして、送信局と受信局の間の端から端までの位相 関係は常に保たれる。帯域内変更機構は、ビットエラー又はセル損失条件が存在 し得る場合にロバスト性があり、少なくとも以下の最低限の必要条件を満たす。 1)構造サイズ変更の位相/開始を決定する能力 2)バーストエラー条件の場合でも現在の構造サイズを常に決定する能力、すな わち、変更が延期されている場合でも常に完全な再同期を達成し得る能力 3)単一のセル損失/エラー条件が発生した場合に、エラー拡張がなされないこ と 必要条件2)は、基本機構が変更が行われた旨の持続的標識を供与すべきこと を意味する。過渡的な標識だけに依拠する構造変更は、セル損失条件下で完全に 失われる可能性があり、結果として得られる再同期プロセスは複雑化し、潜在的 に不明瞭である。 必要条件3)はより多くの事項を要求する。パケット損失の場合に、持続的変 更標識は、一般的に、変更が発生しつつあること、若しくは、変更が既に行われ たことを示す。しかし、この標識は、変更の正確な位相境界を予測するためには 不充分である。この標識が誤って挿入された場合に、最悪ケースでは、持続的位 相変更が発生する。この要求を充たすため、帯域内構造サイズ変更標識は、PP Tの場合にコードを用いて実装され、このコードは変更の持続的標識と過渡的標 識の両方を与える。 値00及び01のPPTは、持続的変更標識を提供するため使用され、PPT の値は、トランクグループ構造サイズの連続的な変更中にこれらの値の間で切り 換えられる。過渡的要素は、値10のPPTフィールドを用いて実現され、構造 サイズ変更の更なる相関を与える。PPT値は、トランクグループフレーム内の 変更の位置を示すため一旦パルス化される。例えば、PPTの元の値が00であ る場合に、すべてのユーザミニセルは、構造サイズ変更のスタートを含むミニセ ルに至るまでこの値を保持する。このミニセルだけが、値10のPPTを保有し 、次に(次のトランクグループサイズの変更が行われるまで)、ミニセルは値0 1に設定されたPPTを保有する。 上記の説明から分かるように、単一チャネルアダプテーション機構と、多重チ ャネルアダプテーション機構との差は、SSCSの機能性に含まれる。AAL− 2・SCAの場合に、SSCSは、各SSCSパケットデータユニットを発生さ せるため、単一ソースから の情報を使用し、AAL−タイプ2・多重チャネルアダプテーションの場合に、 SSCSは、SSCSパケットデータユニットを発生させるため多数のソースか らの情報を使用する。単一チャネルアダプテーション及び多重チャネルアダプテ ーションパケットは、同一ATMコネクション上で一括して転送してもよい。A AL−2・多重チャネルアダプテーション機構はSSCSサブレイヤ内に存在し 、他のアプリケーションにコストをかけずに実現される。また、AAL−2・交 渉手続(ANP)に課される付加的な必要条件は最小限に抑えられる。 SCA及びMCAによりサポートされる低ビットレート同期サービスは、固定 周期に基づいてユーザ情報を発生させる低ビットレート(毎秒64キロビット以 下)のサービスを含む。例えば、毎秒64キロビットPCM、毎秒32キロビッ トADPCM、及び、毎秒16キロビットADPCMの場合に、1オクテットの 情報が、夫々、125μ秒、250μ秒、及び500μ秒毎に発生される。LD −CELPの場合に、10ビットの情報が625μ秒毎に発生される。以下の表 2には、これらのサービスに対し、SSCS−MCAを用いてトランクグループ 単位で多重化することにより、所定の限界が定められたセル組立遅延に対する帯 域幅利用効率は、SSCS−SCAの場合よりも著しく増加させ得る。表2の結 果は、1μ秒のSSCS−PDU組立遅延を想定している。 MCAの使用による利益が得られる潜在的なアプリケーションは容易に認めら れるよりも多数存在する。これらのアプリケーション には、PBX対PBXトランキング、MSC対MSCトランキング、デスクトッ プに対するマルチメディア用可変PxPXサブレート、及び、公衆交換電話網( PSTN)へのレガシー(Legacy)網間接続が含まれる。SSCA−MC Aにより得られるトランクグループ単位で多重化する能力は、SSCS−SCA を用いてユーザ単位で多重化する能力と併せて、AAL−タイプ2・レイヤの応 用性及び柔軟性を著しく増大する。 ここで説明されるSSCS−MCA法は、所定の境界を定められたセル組立遅 延に対し高い帯域幅効率を得るため、多数の低ビットレートソースからの情報を トランクグループ単位で一つに多重化することができる。トランクグループサイ ズとは無関係に、SSCS−MCA機構は、ATMペイロードサイズと略同じ長 さを有するSDUを発生するように調整され得る。これにより、高帯域幅効率と 潜在的なエラー拡張の除去との間で最適バランスが得られる。常に受信局は、受 信したパケットの長さについて暗黙的な知識を保有する。しかし、トランクグル ープのサイズは、低ビットレートユーザの集合の変更を許容するようにコネクシ ョンの存続期間中にを動的に変更してもよい。構造サイズの変更は、ANP交渉 手続と帯域内同期の組合せを通じて制御された形で実行されるので、受信側エン ティティは変更が行われる前に新しい構造サイズに関する完全な知識を得ること ができる。 SSCS−MCA機構は、エラー拡張効果を最小限に抑え、MCAユーザがS CAユーザと自由に多重化され得るようにしたまま最適な帯域幅利用性を得るた め使用される。これは、トランクグループサイズとは無関係に準最適な長さを有 するSDUを生成するようにMCA機構を調整することにより実現される。最適 なパケット長は、CPS−PDUの空のパケットペイロードサイズと一致するの で、CPS−パケットヘッダのオーバーヘッドを最小限に抑えると共に、1セル 毎に1個のCPSパケットヘッダにエラー拡張効果を 回避させることが保証される。これは2通りの方法で実現され得る。 (CPSパケットペイロードサイズよりも長い)大きいトランクグループの場 合に、SSCS−MCAは、トランクグループフレーム構造を多数のSDUの全 体に区分することができ、小さいトランクグループの場合に、幾つかのデータの フレームを1個のSDUに連結することが可能である。 (同期を失うことなく)SSCS−MCA回復を使用することは、単一のミニ セルの損失若しくは他のエラー条件の後に達成できる。SSCA−MCAのSD Uにおいてペイロード情報に亘るエラー検出又はエラ一訂正を行う必要はない。 SSCSパケットヘッダ内にエラーが存在する時点を判定することが可能である 。PCSパケットヘッダに作用するエラー制御フィールドは、UUIフィールド のエラーに起因して起こり得るミスコネクションの危険性を最小限に抑えるため に十分である。 図17を参照するに、同期を維持したまま、トランクグループフレームサイズ 変更が単一ミニセルの損失の間に挿入される方式の一例が示されている。図17 において、CPSパケットミニセルシーケンスがトランクグループサイズを変更 する前にCPSパケットを損失する場合が示されている。パケットシーケンスは 、シーケンス標識5、6、7、0、1、2、3、4を用いて増加される。8個の 伝送されたパケットのシーケンス中のPPTフィールド値は、01、01、01 、10、00、00、00、00である。3番目のパケット(パケットシーケン ス0)は失われるが、シーケンス1のパケットは10に設定されたPPTフィー ルドを有するので、受信器は、損失されたシーケンス0のパケットが構造サイズ 変更を含まず、受信されたシーケンス1のパケットが構造サイズ変更を伴うこと を推定する。 図18を参照するに、8個のミニセル(CPSポケット)のシーケンスが伝送 される。本例の場合に、変更パルス(CP)を含むパ ケットは失われる。パケットは、シーケンス標識及びシーケンス番号を用いて5 、6、7、0、1、2、3、4のシーケンスに系列化され、シーケンス0の4番 目のパケットは伝送中に失われる。次のパケット1は、失われたパケットの前に 受信された最後の受信パケット7に対し、持続的変更標識が反転されるので、受 信器は、失われたパケット中に変更が行われたと推定する。 図19を参照するに、トランクグループ中のユーザの数が変化した後にCPS パケットミニセルが損失される場合のエラー回復手続が示される。ミニセルは、 シーケンス5、6、7、0、1、2、3、4に系列化され、CPSパケットミニ セル1は伝送中に失われる。ミニセル1が受信された後、トランクグループユー ザ数のサイズ変更は受信側交換機で行われる。ミニセル2は損失されるが、ミニ セル3は、トランクグループサイズの変更の前に、反転された持続的変更標識( 前の持続的変更標識PCA値01に対しPCI値00)を有する。受信器は、失 われたパケット2に含まれるトランクグループサイズには変更が無いと推定でき る。 図20を参照するに、多数のユーザデータソースからの多数のユーザデータを 含む大きいトランクグループを、いくつかの連続したミニセルに区分する一例が 示されている。ベストモードの場合、図11を参照して説明したように、1ビッ トの継続性識別フィールド(CI)が大規模トランクグループを複数のミニセル に組み立てるため使用できるので、多数のセルに多重化され得るトランクグルー プの最大サイズに制限は無い。 図20は、49通りのユーザデータソースからのデータを複数のミニセルパケ ットに多重化する例が示されている。49通りのユーザデータソースからの49 オクテットのユーザデータを含むユーザトランクグループは複数のミニセルに多 重化される。第1のミニセルは、値1の継続性標識(CI)を有し、ミニセルの データペイロードが次のミニセル2002に継続されることを示す。第1のミ ニセル2001は、PPTフィールド値01(この値は、先行ミニセル内の前の 反転が00又は01の何れかに依存して値00でも構わない)を含む。最初の4 5オクテットのデータは第1のミニセル2001のデータペイロードとして包含 される。第1のミニセルのCPSパケットヘッダは、値45の長さ標識(LI= 45)を有する。トランクグループデータは第2のミニセル2002に継続され る。第2のミニセル2002の継続性標識は0に設定され、第2のミニセルのデ ータペイロードは第3のミニセルに継続されないことを示す。第2のミニセルは 、ユーザデータのチャネル46〜49、すなわち、かなり短いデータペイロード を含む。対応したCPSパケットヘッダの長さ標識は4に設定され、4オクテッ トのペイロードサイズを示す。49通りのユーザの次のトランクグループフレー ムは、同じ方法で第3のミニセル2003及び後続のミニセルで多重化される。 図21を参照するに、非常に少数のユーザデータソースを有する非常に小規模 のトランクグループを多重化する一例が示されている。数個の連続したトランク グループフレームは、単一のCPSパケットペイロードに連結され得る。パケッ ト組立遅延は、連続したトランクグループフレームが一つに多重化されるときに 増大するので、最小パケット組立遅延は、最小トランクグループサイズを指定す ることによって制御される。例えば、6種類のユーザの最小トランクグループサ イズは、最大長のCPSパケットペイロードにぴったり合う長さを有するSSC Sサービスデータユニットを発生させるため約8個の連続したフレームを必要と することが分かる。毎秒64キロビットのユーザビットレートの場合、これは、 最大パケット組立遅延が1m秒未満であり、多数のアプリケーションの条件を満 たすことを意味する。最大パケット組立遅延は、最小トランクグループサイズを 適宜に定義することにより増減させ得る。このアプローチを用いる場合、遅延に 実際的なペナルティーは無い。構造をSS CSプロトコルデータユニットに連結することは、CPSによるパケットのAT Mセルへの多重化と等価である。 単一SSCSデータユニットの範囲内に収まるフレーム数は、現在のトランク グループ構造サイズに依存する。これは、最大CPSパケットペイロードサイズ (45オクテット)のトランクグループサイズによる整数除算として計算しても よい。CPSパケットヘッダオーバーヘッドはこのようにして最小限に抑えられ 、結果として得られたプロトコルデータユニットは最大パケット長の限界を超え ない。例えば、6チャネルトランクグループの場合、これは7個の連続したフレ ームが一体的に連結され得ることを意味する。SSCS−MCAコネクションの 効率は構造サイズと共に変化するが、すべての場合において、利用効率はより小 さいSSCS単一チャネルアダプテーションコネクションに対し得られる利用効 率よりも著しく高い。その上、パケットのサイズはグループ構造サイズと共に変 化するが、グループ構造サイズは完全に決定論的であり、受信器は常にその長さ が暗黙的に分かる。略語の説明 AAL ATMアダプテーションレイヤ AAL-type1 ATMアダプテーションレイヤ・タイプ1 AAL-type2 ATMアダプテーションレイヤ・タイプ2 ANP ATMネゴシエーション(交渉)手続 ATM 非同期転送モード CI 継続性標識フィールド(1ビット) CP 変更パルス CPS 共通部分サブレイヤ CRC 巡回冗長性データ LI 長さ標識 MCA 多重チャネルアダプテーション OAM 運用及び保守 PCI パーマネント(持続的)変更標識 PDU プロトコルデータユニット PPT パケットペイロードタイプ SCA 単一チャネルアダプテーション SDU サービスデータユニット SI シーケンス標識フィールド(2ビット) SN スタートフィールド内シーケンス番号(1ビット) SSCS サービス専用コンバージェンスサブレイヤ UID ユーザ識別 UUI CPSユーザ対ユーザ識別引用文献について [1]ATM標準プロトコルのコピーは、国際電気通信同盟(ITU)、セール ス及びマーケッティングサービス、所在地CH-1211,ジュネーブ20,スイス国, 電話番号+41 22 730-6666、又は、ATMフォーラム、2570 West EI Camino Rea l,Suite 304,Mountain View,カリフォルニア CA90404,米国から入手可能で ある。 [2]ITU−T勧告1.363.2(案)“B-ISDN ATM Adaptation Layer Ty pe-2 Specification”(マドリッド1996)、勧告1.363.2(1996 年11月)は国際電気通信同盟から入手可能である。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年3月9日(1999.3.9) 【補正内容】 明細書 ATM通信システム及び方法発明の分野 本発明は、デジタル通信ネットワークに係わり、特に、かかる通信ネットワー クを介して多重化されたマルチユーザ非同期転送モード(ATM)トラヒックを 伝送する装置及び方法に関する。発明の背景 従来の非同期転送モード(ATM)伝送技術は、広範囲の種々のビットレート で多様な種類のデータタイプに対しコネクションを切り換えることができるモデ ム電気通信スイッチング技術である。ATM技術は、種々のタイプのサービスト ラヒックデータ、例えば、音声データ、ビデオデータ、又は、コンピュータ生成 データを共通の物理伝送手段上で一体的に多重化することができるフレキシブル な伝送形態を提供する。近年、ATMの広範囲の導入を推進する幾つかの傾向、 例えば、交換センター間の高速で低誤り率の通信リンクの利用可能性、映像及び 音声をデジタル化する技術の利用可能性、及び、従来は別々の電話とデータのネ ットワークを統合することにより運用コストを削減させる要求が現れている。A TM技術は、音声データ、映像データ及びコンピュータ間データを単一の通信ネ ットワークを介して伝達することができる。上記の各サービスで伝達される情報 は、ポイントツーポイントでこの通信ネットワークを介して伝送されるデジタル 化された数字の文字列に圧縮される。 階層化されたプロトコルモデルを用いてATM交換機をエミュレートする回路 内で同期転送モードセルを切り換える方法は、国際公表特許明細書第WO−95 −34977号に記載されている。電 気通信システム内でATMマイクロセルを転送する方法は、国際公表特許明細書 第WO−96−34478号に記載されている。 図1を参照するに、通信リンク100を介して連結された第1及び第2のノー ド装置101及び102を有する通信ネットワークの一部分が概略的に示されて いる。ATMデータ通信トラヒックの転送は、例えば、交換機101及び102 でもよい第1のノード装置と第2のノード装置の間で通信リンク100を介して 行われる。デジタル化されたデータは、送信ノード側、例えば、交換機101で デジタル化された信号のフレームの形式で電話機、コンピュータ、ファックス機 、モデム及びビデオ放送機器のような顧客設備から受信される。フレームは可変 長又は固定長の何れでもよく、可変レート又は固定レートで交換機に到着する。 交換機に到着したデータのフレームは、固定バイト数を有するATMデータセル 103に詰め込まれる。 特許請求の範囲 1. 通信ネットワークを介して複数のユーザデータソースのユーザデータを通 信する方法であって、 複数のユーザデータソースの各ユーザデータソースのユーザデータを収容する フレームを生成するため、複数のユーザデータソースの各ユーザデータソースか らのデータサンプルを多重化し、 上記フレームを少なくとも1個の非同期転送モードミニセルのデータペイロー ドに組み立て、 上記ミニセルの系列内で伝搬されるユーザのユーザデータソースの数の変更を 示すため、非同期転送モードミニセルのサービス専用コンバージェンスサブレイ ヤヘッダのパケットペイロードフィールドを使用する段階を有する方法。 2. 上記少なくとも一つのミニセルに組み立てられたユーザのユーザデータソ ースの数の変更を示すため、プロトコルヘッダ信号を上記ミニセルに収容する段 階を更に有する請求項1記載の方法。 3. 多重化された上記ユーザの数の変更のタイミングを合図するため、非同期 転送モードミニセルヘッダのパケットペイロードタイプフィールドを使用する段 階を更に有する請求項1又は2記載の方法。 4. 上記フレームの長さは単一のミニセルのペイロードよりも長い、請求項1 乃至3のうちいずれか一項記載の方法。 5. 上記フレームは複数のデータパケットペイロードに亘って継続的に繋がる ように分割される、請求項4記載の方法。 6. 上記フレームが上記ミニセルの長さを超えて継続するかどうかを示す継続 性標識信号を含む夫々のプロトコルヘッダを各ミニセル毎に組み立てる段階を更 に有する請求項5記載の方法。 7. 上記継続性標識信号は単一のビットフィールドにより構成される、請求項 6記載の方法。 8. 上記ミニセルは非同期転送モードアダプテーションレイヤ−タイプ2の共 通部分サブレイヤパケットを含む、請求項1乃至7のうちいずれか一項記載の方 法。 9. 上記継続性標識信号は非同期転送モードアダプテーションレイヤ−タイプ 2のヘッダを含む、請求項8記載の方法。 10. 上記継続性標識信号は非同期転送モードアダプテーションレイヤ−タイ プ2のサービス専用コンバージェンスサブレイヤフィールドを含む、請求項9記 載の方法。 11. 通信ネットワークにおいてデータを伝送する方法であって、 複数のユーザデータソース毎に受信された少なくとも1個のデータサンプルを 含む複数のデータサンプルを受信し、 上記複数のデータソースをトランクグループに多重化し、 非同期転送モードアダプテーションレイヤ−タイプ2の交渉手続を用いてトラ ンクグループコネクションを確立し、 非同期転送モードアダプテーションレイヤ−タイプ2のプロトコルヘッダ内に 収容された信号の組み込みにより、上記非同期転送モードアダプテーションレイ ヤ−タイプ2のトランクグループコネクションをそのままにしたままで上記トラ ンクグループのユーザの追加又は削除をシグナリングする段階を有する方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブルックヘイマー,サイモン ダニエル イギリス国,エヌ10 3エヌイー ロンド ン,チャーチ・クレセント 74 (72)発明者 ケイヴズ,キース イギリス国,シーエム21 9エルエフ ハ ートフォードシア,ソウブリッジワース シアリング・ロワー・ロード 28

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 通信ネットワークにおいてデータを伝送する方法であって、 複数のユーザデータソースの中の各ユーザデータソースから受信された少なく とも1個のデータサンプルを含む複数のデータサンプルを受信し、 上記複数のデータサンプルを少なくとも1個の非同期転送モードミニセルのデ ータペイロードに多重化し、 上記ミニセルを少なくとも1個の非同期転送モードセルにパケット化し、 上記非同期転送モードセルを送信する段階を有する方法。 2. 各ミニセルは複数のユーザデータソースからのデータを伝搬する、請求項 1記載の方法。 3. 通信ネットワークを介して複数のユーザデータソースのユーザデータを通 信する方法であって、 複数のユーザデータソースの中の各ユーザデータソースのユーザデータを含む フレームを生成するため、各ユーザデータソースから夫々のデータサンプルを多 重化し、 上記フレームを対応した複数の非同期転送モードミニセルの複数のデータペイ ロードに組み立てる段階を有する方法。 4. 上記フレームの長さは単一のミニセルのペイロードよりも長い、請求項3 記載の方法。 5. 上記フレームは複数のデータパケットペイロードに亘って継続的に繋がる ように分割される、請求項3又は4記載の方法。 6. 上記フレームが上記ミニセルの長さを超えて継続するかどうかを示す継続 性標識信号を含む夫々のプロトコルヘッダを各ミニセル毎に組み立てる段階を更 に有する請求項3乃至5のうちいずれか一項記載の方法。 7. 上記継続性標識信号は単一のビットフィールドにより構成される、請求項 6記載の方法。 8. 上記ミニセルは非同期転送モードアダプテーションレイヤ−タイプ2の共 通部分サブレイヤパケットを含む、請求項3乃至7のうちいずれか一項記載の方 法。 9. 上記継続性標識信号は非同期転送モードアダプテーションレイヤ−タイプ 2のヘッダを含む、請求項3乃至8のうちいずれか一項記載の方法。 10. 上記継続性標識信号は非同期転送モードアダプテーションレイヤ−タイ プ2のサービス専用コンバージェンスサブレイヤフィールドを含む、請求項9記 載の方法。 11. 通信ネットワークを介して複数のユーザデータソースのユーザデータを 通信する方法であって、 非同期転送モードアダプテーションレイヤタイプ−2のコネクションをシグナ リングし、 上記複数のユーザデータソースのユーザデータをトランクグループフレームに 多重化し、 上記トランクグループフレームを少なくとも1個の非同期転送モード可変長セ ルのペイロードに組み立て、 上記ネットワークを介して上記非同期転送モードセルを送信する 段階を有する方法。 12. 通信ネットワークを介して複数のユーザデータソースのユーザデータを 通信する方法であって、 複数のユーザデータソースの各ユーザデータソースのユーザデータを収容する フレームを生成するため、複数のユーザデータソースの各ユーザデータソースか らのデータサンプルを多重化し、 上記フレームを少なくとも1個の非同期転送モードミニセルのデータペイロー ドに組み立てる段階を有する方法。 13. 上記少なくとも一つのミニセルに組み立てられたユーザのユーザデータ ソースの数の変更を示すため、プロトコルヘッダ信号を上記ミニセルに収容する 段階を更に有する請求項12記載の方法。 14. 上記ミニセルの系列内で伝搬されるユーザのユーザデータソースの数の 変更を示すため、非同期転送モードミニセルのサービス専用コンバージェンスサ ブレイヤヘッダのパケットペイロードフィールドを使用する段階を更に有する請 求項12又は13記載の方法。 15. 多重化された上記ユーザの数の変更のタイミングを合図するため、非同 期転送モードミニセルヘッダのパケットペイロードタイプフィールドを使用する 段階を更に有する請求項12乃至14のうちいずれか一項記載の方法。 16. 上記ミニセルはATMアダプテーションレイヤタイプ−2のミニセルを 含む、請求項12乃至15のうちいずれか一項記載の方法。 17. 通信ネットワークの複数のユーザデータソースにユーザデータを通信す る方法であって、 第1の複数のユーザデータソースのデータを第1のグループサイズを有する第 1のデータグループに多重化し、 上記第1のデータグループを少なくとも1個のミニセルの第1の組のデータペ イロードに組み立て、 第2の複数のユーザデータソースのデータを第2のグループサイズを有する第 2のデータグループに多重化し、 上記第2のデータグループを少なくとも1個のミニセルの第2の組のデータペ イロードに組み立て、 上記各ミニセルは夫々のプロトコルヘッダを有し、上記プロトコルヘッダは連 続したミニセル間のグループサイズの変更を示すため設けられている、方法。 18. 通信ネットワークにおいてデータを伝送する方法であって、 複数のユーザデータソース毎に受信された少なくとも1個のデータサンプルを 含む複数のデータサンプルを受信し、 上記複数のデータソースをトランクグループに多重化し、 非同期転送モードアダプテーションレイヤ−タイプ2の交渉手続を用いてトラ ンクグループコネクションを確立し、 非同期転送モードアダプテーションレイヤ−タイプ2のプロトコルヘッダ内に 収容された信号の組み込みにより、上記非同期転送モードアダプテーションレイ ヤ−タイプ2のトランクグループコネクションをそのままにしたままで上記トラ ンクグループのユーザの追加又は削除をシグナリングする段階を有する方法。 19. 複数の送信エンティティ及び受信エンティティを含む通信ネットワーク を介して複数のユーザデータソースのユーザデータを通信する方法であって、 トランクグループコネクションを作成するため、上記受信エンティティにシグ ナリングし、 上記複数のユーザデータソースのデータをトランクグループデータフレームに 多重化し、 上記受信エンティティに上記トランクグループデータフレームの長さをシグナ リングし、 上記トランクグループデータフレームを複数の非同期転送モードアダプテーシ ョンレイヤタイプ−2のミニセルに組み立て、 非同期転送モードアダプテーションレイヤタイプ−2のミニセルヘッダ内の上 記トランクグループデータフレームの長さの変更をシグナリングする段階を有す る方法。 20. 上記トランクグループデータフレームの長さをシグナリングする段階は 、非同期転送モード交渉手続プロトコルによってシグナリングする、請求項19 記載の方法。 21. 上記トランクグループデータフレームの長さの変更をシグナリングする 段階は、非同期転送モードアダプテーションレイヤタイプ−2のペイロードパケ ットタイプフィールド内でシグナリングする、請求項19又は20記載の方法。 22. 非同期転送モードアダプテーションレイヤタイプ−2のミニセルのペイ ロードパケットタイプフィールドを復号化することにより非同期転送モードアダ プテーションレイヤタイプ−2のミニセルのデータペイロードの変更を実現する 方法であって、 先に受信されたミニセルとは異なる個数のユーザデータソースからのデータを 格納する新しいデータペイロードを収容するミニセルを示すように、受信された パケットペイロードタイプ信号10を復号化する段階を有する方法。 23. 上記受信されたパケットペイロードタイプフィールド信号を復号化する 段階は、 上記ミニセルのデータペイロード内のユーザデータソースの数に変更が無いこ とを示すように、パケットペイロードタイプ信号00を含む第2のミニセルが直 後に続くパケットペイロードタイプフィールド00を有する第1のミニセルを復 号化する、請求項22記載の方法。 24. 上記受信されたパケットペイロードタイプフィールド信号を復号化する 段階は、 上記ミニセルのデータペイロード内のユーザデータソースの数に変更が無いこ とを示すように、パケットペイロードタイプ信号01を有する第2のミニセルが 直後に続くパケットペイロードタイプフィールド01を有する第1のミニセルを 復号化する、請求項22記載の方法。 25. 非同期転送モードアダプテーションレイヤ−タイプ2のコネクションに おいて、データの損失を示すように、第1のミニセルの受信パケットペイロード タイプ信号00を復号化し、次に受信されたミニセルの受信パケットペイロード タイプ信号01を復号化する段階を更に有する請求項22記載の方法。 26. 非同期転送モードアダプテーションレイヤ−タイプ2のコネクションに おいて、データの損失を示すように、第1のミニセルの受信パケットペイロード タイプ信号01を復号化し、次に受信されたミニセルのパケットペイロードタイ プ信号00を復号化する段階を更に有する請求項22記載の方法。
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