JP2000501982A - 二つの液体成分の混合物を塗布する方法 - Google Patents

二つの液体成分の混合物を塗布する方法

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Abstract

(57)【要約】 それぞれ容器(19)に保存されている二つの液体成分の混合物を塗布する方法は、二つの成分がノズルヘッド(1)のそれぞれの吐出口経路(5、6)のそれぞれの吐出口(8、9)を通って放出され、一方で、同時にガスがノズルヘッド(1)のガス吐出口経路(7)の個別の吐出口(10)を通して放出されることを含んでいる。上述の吐出口(8、9、10)が実質的に直線に沿って整列されており、ガスが吐出口からなる直線の一方の端部の吐出口(10)を通って放出され、ノズル(1)の外部で各成分がガス吐出口を通って放出される噴流に巻き込まれるように、ガスの体積流れが各成分の体積流れに適合されている。

Description

【発明の詳細な説明】 二つの液体成分の混合物を塗布する方法 技術分野 本発明は、二つ又はそれ以上の液体成分を、個別の出口を有する個別の液体流 路又は管を介して個別の容器から共に塗布するための装置及び方法に関する。好 適な実施例においては、本装置及び方法は、スプレーを形成するためにガスと一 緒にフィブリンシーラントの複数成分を共に塗布するのに有効である。 背景技術 レドル(Redl)の米国特許第4359049号明細書は、組織接着剤、例えばフ ィブリングルー又はフィブリンシーラントを、これを必要としている人間又は動 物へ塗布するための二重バレルシリンジを開示している。記載されているフィブ リンシーラントは主として、それぞれ使用時には液体形状である、二つの主要成 分、すなわち、フィブリノーゲン含有成分とトロンビン含有成分からなる。基本 的に、トロンビンとフィブリノーゲンが混合されると、フィブリノーゲンのペプ チド鎖が開裂し、生成するフィブリンが重合して、止血及び組織を接合する際の 流体及び空気の漏れを密封するのに有用であるクロットを形成する状態がもたら される。早すぎるクロット形成を回避するため、二重バレルのアプリケータが用 いられ、これは勿論、患者への塗布が必要とされるまで、二つの成分を隔離状態 に保つ。米国特許第4359049号明細書は、それぞれ一つの成分を含有する 二つのカートリッジ内のピストンが共通に作動されて、それぞれから同時に流体 を分配吐出することができることを開示 している。 他の先行技術特許は、これら及び他の外科手術用シーラントに使用される二つ 又はそれ以上の成分を混合する種々の混合ヘッドを記載している。例えば、ヒー マルディックス(Hemaldics)が譲受した米国特許第5116315号明細書は ヘッドを記載しており、このヘッドにおいては、成分カートリッジから通じる液 体導管は、各成分が共通出口流路から出てくる前に各成分の渦巻き運動を付与す るように形成されている混合室に入る。均一なフィブリンシーラントを形成する には、フィブリンシーラント成分の適切な混合が望まれる。効率の悪い混合はフ ィブリノーゲンとトロンビンの共同投与をもたらし、これは実際には小収量のシ ーラントにしかならないかもしれない。フィブリンシーラントアプリケータに関 する困難は、装置、特にフィブリンシーラント成分が混合ヘッド内で混合される 装置及び/又はフィブリンシーラント成分が共通流路を通って出てくる装置内で の、早すぎるクロットの形成であることがある。最初のシーラントのスプレーが 終了された後で、クロットは出口流路を塞いで、前記アプリケータを役に立たな くし、外科手術の密封関係を実行する際の外科医の融通性を大いに減少させてい る。 イムノ(Immuno)の米国特許第4631055号明細書は各成分の排出中に針又 は混合ヘッドを通してガスを送出するためのガス搬送流路を含んでいる。しかし ながら、関心のある解剖領域への材料の一定で均一な散布は依然として達成され ていない。実際に、相当量の成分が無駄にされている。 エドワードソン(Edwardson)らの欧州特許第592242号明細書は最初の 完全に自己由来のフィブリンシーラントを開示している。この明細書は、フィブ リンモノマー溶液をフィブリンモノマーの重合に寄与する緩衝溶液との共同投与 を提供し、このフィブリンモ ノマーが単一の血液源(好適にはシーラントを受容する患者の血液源)から30 分以内で準備される。この躍進的な技術は、約140〜160mlの血液サンプ ルから、決まった量のフィブリンモノマー溶液を供給する。この安全で、効率的 な自己由来のシーラント生成物から利益を得るためには、均一且つ効率的な混合 がより一層重要であり、したがって、外科手術用シーラントを形成する二つ又は それ以上の成分を塗布する新しい装置及び方法は上記技術への有効な追加となる 。 PCT出願国際公開番号第WO96/17618号明細書は、フィブリンシー ラントの成分を塗布する装置及び方法を開示している。この装置はガス源と各成 分用の貯槽を備えており、ここでは、ガス源と各成分貯槽が共通手段によって作 動されることができる。各貯槽とガス源が別々に、出口端にある中心開口と、こ の中心開口と同心で且つこの中心開口から半径方向外側に配置された複数の環状 開口とを有するスプレーヘッドと流体連通しており、これによって、ガスと前記 各成分が個別の開口を通して放出される。好適には、ガスが中心開口を通して放 出され、フィブリンシーラント構成成分がそれぞれの環状開口を通して別々に放 出される。 発明の開示 本発明によれば、二つ又はそれ以上の液体成分を各成分の混合の均一性を高め た状態で共に塗布するためにガスを利用するための方法及び装置を開示しており 、この装置は各成分のより均質な混合と利用されない成分の量を最小にすること を結果としてもたらす。本装置は、そこから複数の液体成分及びガスが分配吐出 される吐出口を有するノズルヘッドを備え、ここでは、この吐出口が一直線上に 配置されており、ガス吐出口がその直線の一方の端部にある。二つ 又はそれ以上の液体成分、例えばフィブリンシーラントを形成する成分を塗布す る装置及び方法において、前記複数の成分の供給源と、好適には使用されるガス の供給源とがアプリケータと流体連通していながらこのアプリケータから離れて いる装置及び方法がさらに開示されている。 本方法においては、複数の成分及びガスの流速が、二つの液体成分がノズルヘ ッドのそれぞれの吐出口から出るときにノズルヘッドから放出される気体に引き 込まれる又は巻き込まれるように、選択される。 このようにして、ガス吐出口から最も遠い吐出口から出る成分がガス吐出口に より近い吐出口を横切って巻き込まれるので、二つ又はそれ以上の成分が、ガス 噴流に巻き込まれる前にノズルの外部で混合される。複数の成分がガス噴流にさ らに混合され、混合体とガスはスプレーを形成する。加えて、吐出口は比較的小 さく、結果として、放出が止められるときに比較的少量の成分が周囲に晒される 。さらには、ノズルヘッドにおける各成分の混合がないので、吐出口の目詰まり の傾向が実質的に排除される。さらに、塗布行為の後に前記吐出口に残っている 成分の量は殆ど無視することができる。後者の要因は自己由来のフィブリンモノ マー溶液と緩衝溶液の混合体に関して極めて重要であり、この混合では、フィブ リンモノマー溶液が比較的制限されており、したがって最適な条件に対して使用 されなくてはならない。 各成分が相互に異なる体積流れで放出されるときには、ガス噴流から最も遠く に設けられた吐出口を通して最も低い体積流れである成分を放出することが本発 明によれば特に有利である。このようにして、最も低い体積流れで放出される成 分が、前記複数の成分が混合された状態でガス噴流に入る前に、最も高い体積流 れで放出され る成分と混合されることが保証される。 本発明によれば、ノズルヘッドを通した複数の成分の放出が放出手段によって 実行されてもよく、この放出手段が電子制御ユニットによって作動され、ガスの 放出が電子ユニットによって作動されるポンプによって実行されてもよく、前記 電子制御ユニットがノズルヘッドを操作する使用者によって制御される信号装置 によって作動される。結果として、複数の成分及びガスの放出が均等的に実質的 に一定の体積流れで行われ得る。 それぞれ押出しピストンを有するシリンジを成分用容器として使用する方法に 関して、制御ユニットによる放出手段の中断停止は、本発明によれば、制御ユニ ットが前記放出手段を作動してシリンジのピストンを短い距離引き込ませること を含んでおり、その結果各成分がノズルの吐出口から短い距離引き込まれる。結 果として、二つの成分が互いと接触する危険性と、その結果としてのノズル吐出 口の目詰まりの危険性とがかなり削減される。 本発明はさらにそれぞれ容器に保管されている二つの液体成分の混合物を塗布 する装置に関し、この装置では、前記成分がそれぞれ液体移送手段を通ってノズ ルヘッドへ給送され、前記ノズルヘッドは各成分用の個別の吐出口経路並びにガ ス供給源からガス移送手段を通って給送される個別のガス用吐出口経路を備え、 前記装置はそれぞれの成分を収容する容器を同時に作動する放出手段を備えてい る。本発明による装置は、ノズルヘッドの複数の成分吐出口とガス吐出口が実質 的に直線に沿って整列されていて、このガス吐出口が吐出口の直線の一方の端部 に設けられていることを特徴とする。このようなノズルヘッドは、任意の都合の よい手段、例えば射出成形により製造することが比較的容易であり、さらには、 各成分の効率的で良好な混合を保証する。 本発明によれば、ノズルヘッドが長寸のハンドルによって支持されてもよく、 成分及びガスの移送手段が実質的に弾性のある管であってもよく、この管はそれ ぞれ前記ハンドルから容器及びガス供給源に関する放出手段の離れた設備まで延 びている。その結果としてのノズルヘッドの操作は比較的容易になり、放出手段 とガス供給源の存在による妨げなしに行われることが可能となる。 さらには、ハンドルが、本発明によれば、差圧調節装置により放出手段の作動 及びガスの給送のための押しボタンと組み合わせられていてもよい。結果として 、成分供給源容器、例えばシリンジカートリッジのピストンが作動されて、ノズ ルヘッド及び組み合わせられているハンドルに隣接して電気を存在させずにガス 及び成分を供給することができる。 各成分用に使用される容器が問題の成分を放出するためのピストンをそれぞれ 有するシリンジであるときには、放出手段は、本発明によれば、シリンジの保持 のためのホルダと、シリンジのピストンを同時に作動するための電気的に駆動さ れるエレベータ手段とを備え、その結果、予め設定された特に正確で一定である 体積流れがピストンの作動でノズルの各吐出口を通して得られる。 最後に、本発明によれば、放出手段とガスポンプの形態のガス供給源とが、別 々のユニットとして、電気的に駆動される制御ユニットと結合されていて、前記 制御ユニットがノズルヘッドの使用者からの信号で放出手段とガスポンプとを制 御するように適合されていることが特に好適である。 図面の簡単な説明 本発明が同伴の図面を参照して以下でより詳細に説明される。 図1は本発明による装置を示す。 図2は本発明による装置で使用されるノズルヘッドの正面図である。 図3は図2の線I−Iに沿って切り取られた同じノズルヘッドの図である。 図4は本発明による装置の別な図を示す。 実施例の説明 図1に示される装置は、全体として参照番号2で示されるハンドルの端部に保 持されているノズルヘッド1を備える。このハンドルは、遷移部分4を通じてノ ズルヘッド1に接続されている管状本体3を備え、前記管状本体3と前記遷移部 分4と前記ノズルヘッド1とはそれぞれ円形断面を有している。しかしながら、 任意のノズルヘッドを保持する又は設けるのに便利なハンドル又は手段が用いら れることができる。 図2及び図3に詳細に示されるように、ノズルヘッドが好適には三つの貫通経 路5、6、及び7を含んで円錐形に形成されており、ここでは、二つの貫通経路 は二つの異なる成分のための吐出口経路として働き、一方で、第三の貫通経路は ガスのための吐出口経路として働く。勿論、追加の経路及び吐出口が、塗布され る特定の材料又は生成物により必要とされて、利用されることがある。吐出口経 路5、6、及び7が、任意の都合のよい手段、例えば、ポリスチレン材料、すな わち、SAN(アクリロニトリル−スチレン共重合体)のような適切なプラスチ ック材料で成形されているノズルヘッドによって構成される。吐出口経路はノズ ルヘッド5のハンドル2に隣接する最も広い端部にあるそれぞれの開口から延び ており、前記開口が図2の破線で参照される二等辺三角形の角に配置されている 。二等辺三角形の角では、各吐出口経路はおよそ1.2mmの直径 であり、好適には、実質的に一定の直径を有する短い距離の後では、各吐出口経 路が反対側の端部で所望の直径となるように狭くなっていく。所望の吐出口の大 きさよりも大きい直径であってもよい流体移送管を使用するための利便を図るた めに、このことがなされる。任意の都合のよい直径の吐出口が利用されることが できるが、0.3〜0.5mm、好適には0.3mmの直径を有する吐出口が好 適である。吐出口経路のこの端部では、吐出口がおよそ0.5mmの中心距離を 有して直線に沿って整列されている。吐出口がそれぞれ図2の参照番号8、9、 及び10で示されている。 ノズルヘッドの吐出口経路5、6、及び7の実質的に一定の内径の上記短い距 離はそれぞれ流体移送管11、12、及び13の端部を受容する働きをし、この 流体移送管11、12、及び13が前記各成分及び前記ガスを給送するために設 けられている。これらの流体移送管11、12、及び13はハンドル2を通って 軸線方向に延びて結合板14まで進み、この結合板14が、全体として参照番号 15で示されている各成分用の放出手段並びにガスポンプ16と組み合わせられ て配置されている。流体移送管11〜15が弾性的な保護ジャケット17によっ て周囲を覆われることができる。ハンドル2のノズルヘッド1と反対側の端部で は、流体移送管11〜12を覆う保護ジャケット17が好適にはハンドル2に挿 入されたキャップ18によりハンドル2に保持されることができる。キャップ1 8が中央貫通開口を具備されており、キャップ18は保護ジャケット17と協動 し、摩擦により前記ハンドル2に保持される。 上述されたように、本発明による好適な装置はスプレーアプリケータ又は「ペ ン」を備え、この装置は液体成分及び/又はガスの供給源から離れているが連通 している。フィブリンシーラントの塗布のような領域では、この装置は大いに改 善された外科医用の道具を 提供する。これは従来技術のフィブリンシーラントアプリケータは全て手持ち形 アプリケータに各成分供給源を含んでいるからである。既に説明されたように、 従来技術のフィブリンシーラントアプリケータは典型的にはY字部品又は混合導 管に取り付けられている二重バレルシリンジである。これは概して外科医が制御 するには不便な器具であり、外科医が両手を使うときでさえ、望む以下の塗布し か達成されない。本発明の装置の一つの実施例が図4に示されている。 本発明のスプレーアプリケータは、吐出口を有するノズルヘッドと、各吐出口 と塗布される成分の供給源との間に流体連通を提供する個別の各成分用流体移送 管とを備える。好適には、ノズルヘッドは、一方の端部にノズルヘッドを備えた 長寸の「ペン」であることもあるハンドルを有し、流体移送管がこのハンドルを 通って延びて、反対側の端部から出ていき、前記成分供給源へ続いている。任意 の都合のよい容器、例えばシリンジカートリッジ内にあることがある、離れた場 所にある成分の供給源は好適には放出手段の一部であり、この放出手段は、操作 者又は外科医によって所望されると、供給源から流体移送管を通してノズルヘッ ドの吐出口の外へこれらの成分を分配吐出又は放出する。これは、アプリケータ のノズルヘッド又はハンドルにある弁のような任意の都合のよい手段によって、 あるいは、好適には操作者又は外科医による作動時に供給ユニットへ信号を送る 作動手段を提供することによって、達成されることができる。作動手段は装置技 術で知られるような足踏みペダル又はアプリケータのボタンとすることができる 。好適な実施例においては、作動手段はアプリケータ内に配置され且つ加圧ライ ンを介して信号手段に接続されている弾性空気袋であり、外科医の指先又は手に よる弾性空気袋の押圧によって信号手段が圧力の差を検出して、各 成分を供給するために供給ユニットに信号を出すようにされている。 複数の成分を共に塗布するために使用されるガスがさらに、好適な実施例にお ける放出手段から供給され且つこの放出手段によって制御されることができる、 あるいは、複数の液体成分から独立的に供給され且つ/又は制御されることがで きる。 好適な放出手段をさらに説明するにあたり図1に戻って、結合板14では、流 体移送管11、12がそれぞれボア穴(図示されていない)を通って挿入されて おり、このボア穴の反対側の端部では、流体移送管が、それぞれの成分のための それぞれのシリンジ19(又は他の都合のよい成分供給源容器)と接続されるよ うに適合されている。図面は流体移送管11と連通している一つのシリンジ19 のみを示している。結合板14が、流体移送管11及び12とシリンジ19のよ うな複数のシリンジとの両方が容易に取り外されることができるように、適合さ れている。後者のシリンジ19を受容するための結合板14の向こうに、放出手 段15はシリンジ10の内容物を放出するためのエレベータ手段20を備える。 図1に示されるように、第三の流体移送管13はガスを給送する働きをし、吐 出口ノズル21及びルアーカップリング(luer coupling)22を通してガスポ ンプ16に接続されている。ルアーカップリング22は、上記流体移送管が前記 結合板14に容易に結合され且つこの結合板14から取り外されることができる ことをさらに意味している。フィルタ手段が吐出口ノズル21内に設けられる。 図1に示されるように、第四の管23が保護ジャケット17の内側にさらに設 けられる。前記第四の管23が一方の端部では線図的に示されているハンドル2 内の押しボタン24と組み合わせられており、一方で、反対側の端部では詳細に は示されていない方法で制 御ユニット25に取り外し可能に接続されていて、前記制御ユニットが放出手段 15と組み合わせられている。押しボタンが下方に押圧されるとき、前記押しボ タン24と制御ユニットとに繋がる第四の管23が第四の管23の内側に生じた 圧力差を制御ユニット25へ信号として伝達するように適合されている。結果と して、制御ユニットは線図的に示されている管26、27を通してそれぞれ放出 手段15のエレベータ手段20と空気ポンプ16との必要な作動を始める。第四 の管23が、詳細には記載されていない方法で、当業者によく知られた手段によ り、制御ユニット25に取り外し可能に結合される。 説明された装置は主として、二つ又はそれ以上の成分、例えばそれぞれ前述の PCT出願国際公開番号第WO96/17618号明細書と欧州特許第EP59 2242号明細書に記載されているようなフィブリンモノマー及びpH−10の 緩衝液の混合物の塗布を目的としている。これら二つの成分がシリンジ10のよ うなそれぞれのシリンジに収容されており、エレベータ手段20によりこれらの シリンジのピストンを同時に作動することによって、これらのシリンジは互いに 所望の混合比が確立されるような寸法構成にされる。pH−10の緩衝液とフィ ブリンモノマーとの混合比は好適には1対7であり、通常は、5mlシリンジが フィブリンモノマーを収容するために使用され、pH−10緩衝液には1mlシ リンジが使用される。好適な実施例によれば、流体移送管11〜13が押し出し により形成され、これらの流体移送管の内側層は問題の流体に対して不活性であ るポリウレタンから作られ、これらの流体移送管の外側層はポリウレタン又はP VCから作られる。これらの流体移送管が内径0.3mmで形成され、結果とし て、2mの長さは各流体移送管におよそ0.3mlの流体、すなわち合計0.6 mlの流体が 収容されることを許容するのみである。 押しボタン24が下方に押圧されることによって、放出手段15と空気ポンプ 16が作動せしめられると、二つの成分がノズルヘッド1のそれぞれの吐出口か ら放出され、一方で、同時にガスがノズルヘッドの組み合わせられている吐出口 を通して放出される。 ガスが吐出口からなる列の一方の端部の吐出口を通して放出され、一方、最も 少ない量で給送される成分、すなわち、pH緩衝液が反対側の端部に設けられた 吐出口9を通して放出される。もう一方の成分、すなわち、フィブリンモノマー が吐出口からなる列の中央の吐出口8を通して放出される。これらの成分が任意 の都合のよい流速で放出されることができるが、低流速が有利であることが分か っている。したがって、pH−10緩衝液が0.0040ml/秒と0.010 0ml/秒との間の流速で、フィブリン溶液が0.028ml/秒と0.070 ml/秒との間の流速で、好適には前述の1:7の比で放出されることができる 。最も好適には、混合されるフィブリンモノマーとpH−10緩衝液とがそれぞ れおよそ0.04ml/秒と0.0057ml/秒の体積流れで放出される。 好適な実施例においては、空気がガスとして使用されており、この空気が周囲 から吸入され、続いて空気ポンプ16からフィルタを通ってノズルヘッド1へ運 ばれる。あるいはまた、所望されるガスの任意の供給源を用いることができる。 使用される空気の量が最小限に抑えられなければならないと同時に、空気分子の 速度は比較的高くなくてはならない。0.3mmの吐出口直径は、より低い体積 流れが好適である放出手順の間に、空気の体積流れがおよそ1.25リットル/ 分となる効果を有する。 空気と二つの成分がそれぞれの吐出口から流出するとき、流体が空気の流れに 巻き込まれ、実質的に霧化される。二つの流体成分が 空気の流れに巻き込まれるときには、二つの流体成分の混合が少なくとも部分的 になされている。それぞれの放出速度を低くすることが、吐出口の直径と相互の 距離を両者が可能な限り小さくなるように調節することによって、実行される。 このように、比較的長い管を使って操作することが可能である、すなわち、ノズ ルヘッド1と結合板14との間の距離を、例えば2mのように、比較的長くする ことができる。低放出速度は液体混合物を薄い均一な層に塗布することを可能に し、結果として、全体の厚さがより厚い層が、互いの頂面により多くの層を積層 することによって、提供されるであろう。 それぞれのシリンジからの成分の押出しが上述のように放出手段15の内部で 実行され、この放出手段15は制御ユニット25と一緒に結合されたユニットを 形成する。放出手段15と制御ユニットの両方が電気的に駆動される。このユニ ットがそれぞれに混合物が塗布される場所から比較的離れて配置されてもよく、 このユニットは再利用に合わせて適合させることができるが、ハンドル2と流体 移送管11、12、及び13を有するノズルヘッドは使い捨てであるように適合 されてもよい。シリンジ19が空になる前の塗布行為の中断はエレベータ手段2 0がシリンジ19のピストンを短い距離引き込まさせて、問題の流体がノズルヘ ッド1の吐出口から短い距離吸引されるようにする結果を及ぼすことができるよ うにすることができる。このようにして、塗布行為の中断が、特にフィブリンI を収容するシリンジに任意に存在する気泡で流体移送管の壁に蓄積される圧力に よって引き起こされる後放出を伴うことが避けられる。好適な引き込み体積はお よそ0.04mlであり、この体積は1秒分の放出に相当する。 説明された装置はおよそ170μmの厚さで流体混合物を塗布す ることを可能にし、これは5mlの量のフィブリンと対応する量のpH−10緩 衝液が300cm2の面積を覆うことを意味している。およそ2mの管の長さに 関して、前記管の損失流体の合計量は前述されたようにおよそ0.3mlであり 、これによって、シリンジからの分配吐出が完了した後の使用されない成分の量 は比較的少なくなる。 本発明がフィブリンモノマーとpH−10緩衝液の混合物を投与するための装 置の好適な実施例を参照して説明された。使用される混合比は混合物が比較的中 性であることを保証しなくてはならず、好適には、塗布場所に到達してしまう前 に、空中で前記中性状態が既に達成されている。生成処理の間に、問題のフィブ リンモノマーがpH値4.6の凝集阻止剤を混合される。フィブリンモノマーの 中性状態への回復は凝集過程が再び始まることを意味する。 問題の装置はさらにフィブリンIとpH−10緩衝液を越える他の成分に使用 されることができ、ここでは、混合比及び体積流れがこれらの成分に適合されて いなくてはならない。例えば、フィブリノーゲン含有成分とトロンビン又はトロ ンビンに類似の酵素を含有する成分がさらに即席の装置及び方法を利用して適用 されることができる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年11月17日(1997.11.17) 【補正内容】 請求の範囲 14.必要とされる場所へフィブリンシーラントを塗布するシステムであって 、 片手で保持され且つ作動されるように適合され、一方の端部にあるそこからフ ィブリンシーラントの一つ又はそれ以上の成分が分配吐出可能であるスプレーヘ ッドと、前記一つ又はそれ以上の成分及びガスを第二の端部から前記スプレーヘ ッドへ移送するための個別の経路手段とを備えるスプレーペンと、 前記スプレーペンの前記第二の端部と前記一つ又はそれ以上の成分及びガスの 供給源との間に流体連通を提供する管手段と、 前記スプレーペンから離れている放出手段であって、前記ガス供給源と、前記 一つ又はそれ以上の成分の供給源と、前記ガス及び一つ又はそれ以上の成分を前 記放出手段から、前記管手段を通り、前記スプレーペンを通り、前記スプレーヘ ッドからでるように移送するための制御可能な手段とを備える放出手段とからな る、フィブリンシーラントを塗布するシステム。 15.前記成分が、フィブリンモノマー溶液と、前記フィブリンモノマー溶液 と混合されたときに前記フィブリンモノマーを重合させる成分とである、請求項 14に記載のシステム。 16.前記成分が、フィブリノーゲン含有合成物と、前記トロンビン又はトロ ンビンと類似の酵素を含有する合成物とである、請求項14に記載のシステム。 17.前記ガス及び成分の流れを制御するための制御手段が前記スプレーペン に設けられており、信号手段を介して前記放出手段と連絡可能である、請求項1 4に記載のシステム。 18.二つ又はそれ以上の液体成分を必要とされる場所へ塗布す るためのシステムであって、 a)前記成分の供給源と、 b)前記成分を前記場所の上に又は中に分配吐出するためのアプリケータ手段 と、 c)前記成分を前記供給源から前記アプリケータ手段へさらにその外へ放出す るための放出手段とからなり、 各成分の前記供給源が前記アプリケータ手段から離れていて、手で前記供給源 を持つことなく、使用者が前記シーラントを塗布することができるシステム。 19.外科手術用シーラントを必要とされる場所へ塗布するためのシステムで あって、 複数の個別の開口を有するスプレーヘッドを備える、混合すると前記外科用シ ーラントを形成する液体成分が上記開口を通して分配吐出せしめられることがで きるアプリケータ手段と、前記開口が前記スプレーヘッドを通る個別の経路に対 応するようにすることと、前記スプレーヘッドへの各成分の移送のための個別の 経路を中に有する管手段と、前記管手段と個別の経路とが前記スプレーヘッド内 の前記個別の経路と第一端部で接続され且つ流体連通していることと、前記管手 段が放出手段と第二端部で接続され且つ流体連通していることと、混合すると前 記シーラントを形成する二つまたはそれ以上の液体成分の個別の供給源を有する 前記スプレーヘッドから離れてある放出手段と、前記個別の供給源が前記管手段 の前記個別の経路と接続され且つ流体連通していることと、前記放出手段が前記 供給源から前記二つ又はそれ以上の液体成分を前記管手段の前記個別の経路及び 前記スプレーヘッドを通って前記スプレーヘッドの前記開口から外へ移送するた めの移送手段をさらに備えるようにすることとからなり、それによって、前記塗 布システムの使用者が、前 記放出手段又は液体成分の供給源を手で持たずに、前記外科シーラントを形成す る前記二つ又はそれ以上の流体を塗布することができるようにした、外科手術用 シーラントを必要とされる場所へ塗布するためのシステム。 20.前記アプリケータ手段は前記液体の分配吐出又は塗布の方向を定めるた めのハンドルをさらに備える、請求項18又は請求項19に記載のシステム。 21.前記放出手段が、 前記各液体のための個別の供給源容器であって、前記容器の第一端部にスライ ド可能なピストンを有し、前記ピストンの適切な移動が前記容器の第二端部から ある量の液体を移動させるようにした供給源容器と、 前記ピストンを所望の方向に所望の距離移動させるエレベータ手段とを備え、 前記エレベータ手段が、使用者からの作動信号に応じて、前記エレベータ手段に 前記ピストンを移動させる信号を出す制御手段に反応するようにした、請求項1 9に記載のシステム。 22.作動手段を備え、それによって、前記システムの使用者は前記放出手段 から前記スプレーヘッドへさらにその外への前記液体の移送をさせることができ るようにした、請求項18に記載のシステム。 23.前記作動手段は電気不要である、請求項18に記載のシステム。 24.前記作動手段は個別の管又は経路を介して前記放出手段と流体又は空気 連通しており、前記作動手段が押圧される又は作動されるときに前記個別の管又 は経路に圧力差が生じるようにされており、この圧力差が作動信号に変換されて 前記液体を供給する前記放出手段を作動するようにした、請求項18に記載のシ ステム。 25.前記作動手段が前記ハンドルに配置されている、請求項20及び請求項 22に記載のシステム。 26.前記作動信号が前記作動手段によって与えられる、請求項21及び請求 項22に記載のシステム。 27.前記成分は、混合すると外科手術用シーラントを形成する二つ又はそれ 以上の液体を含んでいる、請求項18に記載のシステム。 28.前記成分はさらに少なくとも一つのガスを含んでいる、請求項27に記 載のシステム。 29.前記スプレーヘッドの別個の第三の開口を介して前記液体と共に供給可 能なガス供給源をさらに備える、請求項19に記載のシステム。 30.前記ガス供給源が前記放出手段に配置され且つ前記管手段の別個の第三 の経路を介して前記スプレーヘッドと流体連通している、請求項29に記載のシ ステム。 31.二つ又はそれ以上の液体成分を塗布する装置であって、 a)前記成分がそこを通って供給されるノズルと、 b)前記ノズルと流体連通している前記成分供給源と、 c)前記ノズルと協動して、前記成分の塗布の方向の制御を容易にするハンド ルと、 d)前記供給源からの前記ノズルへ、さらにその外への前記成分の供給を容易 にすることができる制御手段と連絡している作動手段とからなる装置。 32.前記信号手段が指作動ボタン、空気袋、又はスイッチである、請求項3 1に記載の装置。 33.前記信号手段が足ペダルである、請求項31に記載の装置。 34.前記信号手段が電気不要である、請求項31に記載の装置。 35.前記信号手段が管手段を介して圧力読取装置と流体又は空気連通してい て、前記信号手段が押圧又は作動されると、圧力差が生じ、圧力読取装置がこの 圧力を感知して前記圧力差に応じて前記制御手段を作動するようにする、請求項 31に記載の装置。 36.前記信号手段を解除すると、前記成分の供給が終わり、前記成分が前記 流体連通手段に引き戻されて、前記成分が前記ノズルの出口先端部にないようす る、請求項31に記載の装置。 37.前記二つ又はそれ以上の液体は混合すると外科手術用シーラントを形成 する、請求項31に記載の装置。 38.一つ又はそれ以上の外科手術用シーラントの成分を必要とされる場所に 塗布する装置において、該装置が各成分を収容する容器に対応して一つ又はそれ 以上の移動可能なピストンを備え、前記成分の前記場所への供給が前記容器内の ピストンの動作によって促されるようにされており、その改善点が、前記一つ又 はそれ以上のピストンが前記装置の使用者によって作動される信号手段に反応し て予め定められた速度で機械的手段によって動かされることである装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AU,BB,BG ,BR,CA,CN,CZ,EE,GE,HU,IL, IS,JP,KG,KP,KR,LK,LR,LT,L V,MD,MG,MK,MN,MX,NO,NZ,PL ,RO,RU,SG,SI,SK,TR,TT,UA, UZ,VN (72)発明者 フェアブラザー,ジョン,イー. イギリス国,クリュード シーエイチ5 2エヌユー,ファースト アベニュ,ディ ーサイド インダストリアル パーク (72)発明者 カステラーナ,フランク アメリカ合衆国,ニュージャージー 08558,スキルマン,ヘッドクォーターズ パーク ドライブ 200

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.二つ又はそれ以上の液体成分を所望の場所へガスの流れと共に塗布する装 置であって、前記複数の成分とガスが個別にノズルヘッドへ供給されてノズルヘ ッドから分配吐出される装置において、前記ノズルヘッドは前記各成分とガスと のための個別の吐出口を備え、さらに前記吐出口が一直線上に配置されているこ とが改善点である装置。 2.前記ガス吐出口が前記直線の吐出口の一方の端部にある、請求項1に記載 の装置。 3.前記複数の成分は前記所望の場所への塗布時にフィブリンシーラントを形 成する、請求項1に記載の装置。 4.それぞれの容器に個別に保管され且つノズルヘッドヘ前記ノズルヘッド及 び前記容器と流体連通しているそれぞれの流体移送手段を通して給送される、二 つ又はそれ以上の液体成分の混合物を塗布する装置であって、前記ノズルヘッド は各成分のための個別の吐出口経路並びにガス供給源からガス移送手段を通して 給送されるガスのための個別の吐出口経路を備え、前記装置はそれぞれの成分が 収容されている容器の共通作動のための放出手段を備え、さらに、前記成分吐出 口経路及びノズルヘッドのガス吐出口経路の前記吐出口が実質的に直線に沿って 整列しており、ガス吐出口経路の吐出口が吐出口の前記直線の端部に設けられて いる、請求項1に記載の装置。 5.前記ノズルヘッドが長寸ハンドルと一体となっており、成分及びガスの移 送手段は、前記ハンドルから前記放出手段の離れた場所まで延びている実質的に 弾性的な管である、請求項4に記載の装置。 6.作動手段が前記ハンドルと接続して設けられており、この作動手段は差圧 記録装置によって放出手段を作動しガスの給送を行う、請求項4に記載の装置。 7.各成分のために使用される前記容器が、前記成分を放出するためにそれぞ れピストンを有する複数のシリンジであり、さらに、放出手段は、前記シリンジ の保持のためのホルダと、前記複数のシリンジのピストンを同時に作動するため の電気的に駆動されるエレベータ手段とを備える、請求項4に記載の装置。 8.前記放出手段とガスポンプの形態のガス供給源が個別のユニットとして電 気的に駆動される制御ユニットと結合されており、この制御ユニットが前記ノズ ルヘッドの使用者からの信号で放出手段及びガスポンプを制御するように適合さ れている、請求項7に記載の装置。 9.ガスの体積流れが各成分の体積流れに適合されて、ノズルの外部で前記成 分がガス吐出口を通って放出されるガスの噴流に巻き込まれるようにされている 、請求項1の装置を使用して二つの液体成分の混合物を塗布する方法。 10.ガス吐出口が前記吐出口からなる直線の一方の端部にあるようにした、 請求項9に記載の方法。 11.前記成分が相互に異なる体積流れで放出され、最も低い体積流れである 成分がガス吐出口から最も離れた吐出口を通して放出されるようにした、請求項 10に記載の方法。 12.前記ノズルヘッドを通る前記成分の放出が放出手段によって実行され、 この放出手段が電子制御ユニットにより作動され、前記ガスの放出がポンプによ って実行され、このポンプがさらに電子制御ユニットによって作動され、前記制 御ユニットがノズルヘッドを操作する使用者によって作動される信号装置により 作動されるよ うにした、請求項9に記載の方法。 13.それぞれ放出ピストンを有する複数のシリンジが各成分用の容器として 使用され、前記シリンジが空になる前の前記制御ユニットによる放出手段の中断 停止は、前記シリンジのピストンを短い距離引っ込めさせ、それによって、各成 分が前記ノズルの吐出口から短い距離吸引されるように、前記制御ユニットが放 出手段を作動する結果を及ぼす、請求項12に記載の方法。 14.必要とされる場所へフィブリンシーラントを塗布するシステムであって 、 片手で保持され且つ作動されるように適合され、一方の端部にあるそこからフ ィブリンシーラントの一つ又はそれ以上の成分が分配吐出可能であるスプレーヘ ッドと、前記一つ又はそれ以上の成分及びガスを第二の端部から前記スプレーヘ ッドへ移送するための個別の経路手段とを備えるスプレーペンと、 前記スプレーペンの前記第二の端部と前記一つ又はそれ以上の成分及びガスの 供給源との間に流体連通を提供する管手段と、 前記スプレーペンから離れている放出手段であって、前記ガス供給源と、前記 一つ又はそれ以上の成分の供給源と、前記ガス及び一つ又はそれ以上の成分を前 記放出手段から、前記管手段を通り、前記スプレーペンを通り、前記スプレーヘ ッドからでるように移送するための制御可能な手段とを備える放出手段とからな る、フィブリンシーラントを塗布するシステム。 15.前記成分が、フィブリンモノマー溶液と、前記フィブリンモノマー溶液 と混合されたときに前記フィブリンモノマーを重合させる成分とである、請求項 14に記載のシステム。 16.前記成分が、フィブリノーゲン含有合成物と、前記トロンビン又はトロ ンビンと類似の酵素を含有する合成物とである、請求 項14に記載のシステム。 17.前記ガス及び成分の流れを制御するための制御手段が前記スプレーペン に設けられており、信号手段を介して前記放出手段と連絡可能である、請求項1 4に記載のシステム。
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